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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

椿本興業

TSUBAKIMOTO KOGYO CO.,LTD.8052 · Prime · 卸売業

機械部品や搬送設備の販売が中核。国内3エリアと海外で事業展開。産業資材も手掛ける。

概要

椿本興業は、動力伝達部品や搬送設備、不織布などを取り扱う機械商社である。1916年に大阪で創業し、現在は動伝事業・設備装置事業・産業資材事業の3セグメントで構成される。2026年3月期の連結売上高は1310億円、従業員数は808名。東京証券取引所プライム市場に上場しており、国内4本部(東日本・西日本・中日本・開発戦略)体制で営業活動を行う。

4本部制で全国をカバーする販売網

椿本興業は国内の営業エリアを東日本、西日本、中日本の3本部に区分し、加えて海外事業を含む開発戦略本部を設ける4本部制を採用する。東日本本部は北海道・東北・甲信越・関東、西日本本部は北陸・関西・中国・四国・九州、中日本本部は東海地区を担当する。2021年4月に中日本本部を分離独立させ、従来の2本部体制から4本部へ再編した。各本部の配下にはツバコー北日本、ツバコー関西、ツバコー東海など地域密着型の子会社が存在し、顧客へのきめ細かな営業とアフターサービスを実現する。

子会社19社から成るグループ体制

当企業グループは椿本興業と19の子会社で構成される。国内には12の販売子会社(ツバコー北日本、ツバコー北陸販売、ツバコー北関東など)があり、各社が動伝事業を中心に地域ごとの販売を担う。海外ではシンガポール(TSUBACO SINGAPORE PTE.LTD.)、タイ(TSUBACO KTE CO.,LTD.)、中国(上海椿本商貿有限公司)に連結子会社を置く。非連結子会社として香港、韓国、インドネシア、ベトナムにも現地法人を有する。これらの海外拠点は開発戦略本部に属し、現地での販売・調達を行う。

3つの事業セグメントの収益構造

報告セグメントは営業拠点のエリア別だが、事業の性質は動伝事業、設備装置事業、産業資材事業の3つに大別される。動伝事業はチェーン、ベルト、軸受など動力伝達部品の販売が中心で、工場の設備保全需要に対応する。設備装置事業は搬送設備や自動化・省力化機器、環境対応設備の販売・エンジニアリングを手がける。産業資材事業は不織布及びその加工品、不織布製造機械の販売で、マスクやフィルターなどの衛生材料・工業用途に供給される。2026年3月期の連結売上高1310億円のうち、各事業の比率は開示されていないが、セグメント別の売上高では西日本本部(約38%)が最大、次いで東日本本部(約34%)、開発戦略本部(約14%)、中日本本部(約14%)となっている。

海外展開と現地生産への対応

海外事業は開発戦略本部が統括し、シンガポール、タイ、中国に連結子会社を有する。1992年にシンガポール法人TSUBACO SINGAPORE PTE.LTD.を設立し、東南アジアでの販売網を構築。1996年にはタイで現地資本との合弁会社TSUBACO KTE CO.,LTD.を設立、2005年には中国に上海椿本商貿有限公司を設立した。海外子会社は動伝事業と設備装置事業の両方を担当し、現地の日系メーカーや地場企業向けに販売を行う。2026年3月期の開発戦略本部の売上高は187億円(前期比108.5%増)と成長しており、売上高全体の約14%を占める。

業界の中での役割は機械部品・産業資材の専門商社(販売・サービス)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,310億円
営業利益
65億円
営業利益率
5.0%
純利益
50億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
西日本本部(百万円)490億円37.4%35億円7.1%
東日本本部(百万円)445億円34.0%29億円6.5%
中日本本部(百万円)188億円14.4%13億円6.9%
開発戦略本部(百万円)187億円14.3%7億円3.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01動伝事業(機械部品販売)主力

チェーン、ベルト、軸受などの動力伝達部品を販売。製造業の設備保全・メンテナンス需要に対応。系列子会社が各地域で販売。

主な製品・サービス1
動力伝達部品(チェーン、ベルト、軸受等)
工場機械の動力伝達に必要な部品。耐久性・信頼性が重要。

02設備装置事業準主力

搬送設備、自動化・省力化機器、環境対応設備の販売・エンジニアリング。工場の生産性向上や環境負荷低減に貢献。

主な製品・サービス2
搬送設備
コンベア、自動倉庫など物流自動化設備。
環境対応機器
集塵機、排水処理設備など。

03産業資材事業副次

不織布及びその加工品、不織布製造機械の販売。衛生材料・工業用途など多様な市場に供給。

主な製品・サービス1
不織布及び加工品
メルトブローン不織布など。マスク、フィルター、ワイパー等に使用。

製品と技術

動伝事業:チェーン・ベルト・軸受の安定供給

動伝事業は、工場の機械に動力を伝えるための部品を販売する。主力商材はチェーン(ローラチェーン、コンベヤチェーン)、ベルト(平ベルト、Vベルト、タイミングベルト)、軸受(玉軸受、ころ軸受)である。これらの部品は製造業の設備保全・メンテナンス需要に支えられ、継続的な販売が見込める。歴史的に椿本チエインの製品販売が起点となっており、現在も同社のチェーン・伝動装置を主要な取扱商品とする。その他、三菱重工業の減速機や油圧機器、川崎重工業の産業ロボットなども動伝事業の一部として販売される。

設備装置事業:搬送設備と環境対応機器

設備装置事業では、工場の生産性向上や環境負荷低減に寄与する設備を提供する。具体的には、コンベアや自動倉庫などの搬送設備、省力化機器、環境対応機器(集塵機、排水処理設備)を扱う。単なる機器販売に留まらず、顧客の課題に合わせたエンジニアリング提案や導入後の保全サービスまで一貫して提供する。同事業は3本部のうち特に西日本本部で売上高が大きく、大口の設備工事も手がける。三菱重工業との長年の代理店関係に加え、産業用ロボットの販売実績もあり、自動化需要の拡大に対応している。

産業資材事業:不織布とその加工品

産業資材事業は、不織布及びその加工品、不織布製造機械の販売を事業の柱とする。1979年に旭化成のスパンボンド不織布の販売を開始して以来、衛生材料や工業用フィルター、ワイパーなど多様な分野に製品を供給する。特にメルトブローン不織布はマスクのフィルター材として需要が高い。また、不織布製造機械の販売も行い、顧客の生産設備投資に応える。製品の用途が広く、需要変動の影響を受けやすいが、開発戦略本部が海外も含めて展開している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

電子部品商社として安定、業界平均的な収益

電子部品・産業機器の専門商社。売上高は2024年3月期1135億→2026年3月期1310億円と緩やか増収。営業利益率は4.8%→5.0%と横ばい。同業のリョーサン菱洋ホールディングス(167A)や高千穂交易(2676)と同水準。主力の半導体・電子部品は自動車や産業機器向けが中心で、市場成長の恩恵を受けながらも競争が激しい。差別化要因は特定顧客向けの技術提案力だが、収益性は業界平均並み。在庫リスクと市況変動の影響を受けやすい。

強み

  • 半導体からセンサーまで幅広い電子部品を扱い、需要変動に対応。
  • 自動車・産業機器メーカーなど堅調なセクターに強い販路。
  • 顧客の設計段階から参画し、部品選定・調達を支援。
  • 自己資本比率が高く、在庫リスクに耐える財務体質。

課題

  • 商社ビジネスの限界で営業利益率5%未満、改善が課題。
  • 市況変動で在庫評価損が発生しやすく、収益を圧迫。
  • 規模の大きい総合商社に対して価格競争で不利。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

商社・卸売の時価総額近傍。太字が椿本興業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18137サンワテクノス674億円19.8倍
27128ユニソルホールディングス661億円34.4倍
33153八洲電機649億円12.4倍
47508G‐7ホールディングス626億円13.0倍
57447ナガイレーベン604億円20.4倍
68052椿本興業560億円10.5倍
78081カナデン558億円13.9倍
83864三菱製紙532億円27.4倍
97537丸文509億円14.4倍
108151東陽テクニカ494億円16.2倍
119837モリト485億円13.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。

会社の歴史

沿革 30件

椿本商店として創業した1916年

1916年10月、大阪市東区南久宝寺町において、椿本三七郎と椿本説の兄弟が椿本商店を創業した。当初はエボナイト、ベークライト、ファイバーなどの電気絶縁材料の販売を手がけた。1919年1月には各種チェーン、チェーン伝動装置の販売を開始し、動力伝達分野へ進出する。1938年1月に資本金20万円の株式会社に改組し、商号を株式会社椿本商店に変更。1941年11月には本社を大阪市北区南扇町に移転した。

椿本チエイン製品と共に成長した戦中期

1941年1月、株式会社椿本チエイン製作所(現・椿本チエイン)の製品販売を開始した。椿本チエインが製造する各種伝動装置や輸送装置を扱う販売代理店としての立場を確立した。1943年7月には商号を椿本興業株式会社に変更。戦時中は統制経済下での営業を余儀なくされたが、戦後も1946年3月に東京出張所を開設し、営業基盤を拡大した。1949年10月には東京出張所が支店へ昇格し、後の東京本社の礎となった。

上場を果たした高度成長期

1953年9月に名古屋出張所を開設し、中部地方での販売網を整備。1955年6月には三菱重工業の無段変速機の販売代理店となり、減速機、油圧機器、冷暖房機器などの製品も扱い始めた。1962年10月に大阪証券取引所市場第2部に上場、翌1963年10月には東京証券取引所市場第2部にも上場。1968年4月の機構改革で大阪支店を本社から分離し、販売体制を強化した。1969年4月には川崎重工業製の産業ロボットの販売を開始し、新たな事業分野を開拓した。

不織布事業と海外進出の1970〜1990年代

1971年8月、大阪証券取引所と東京証券取引所の市場第1部に指定替え。1979年4月、旭化成工業(現・旭化成)のスパンボンド不織布の販売を開始し、産業資材事業に参入した。1992年5月にはシンガポールにTSUBACO SINGAPORE PTE.LTD.を設立し、初の海外現地法人を設置。1996年1月にはタイに合弁会社TSUBACO KTE CO.,LTD.を設立、東南アジアでの事業拡大を図った。1998年4月には大阪本社と東京本社の2本社制を導入し、東日本と西日本の二極体制を強化した。

4本部制とプライム市場移行の近年

2000年代に入り、中国市場への進出として2005年10月に上海椿本商貿有限公司を設立。2016年10月に創業100周年を迎えた。2021年4月には中日本本部を新設し、それまでの東日本・西日本・開発戦略の3本部体制から4本部体制へ移行した。2022年4月、東京証券取引所の市場再編に伴い、市場第一部からプライム市場へ移行。2026年度から2028年度を対象とする中期経営計画『ATOM2028』を策定し、売上高1500億円・ROE12%以上を目標に掲げている。

年表30件を開く

1910年代

  • 1916年10月創業大阪市東区南久宝寺町において椿本三七郎、椿本説三兄弟が椿本商店を創立 エボナイト、ベークライト、ファイバー等、電気絶縁材料の販売を開始
  • 1919年1月各種チェーン、チェーン伝動装置等の販売を開始

1930年代

  • 1938年1月商号変更資本金20万円の株式会社に改組。商号を株式会社椿本商店に変更

1940年代

  • 1941年1月各種伝動装置及び輸送装置等、株式会社椿本チエイン製作所(現 株式会社椿本チエイン)製品の販売開始
  • 1941年11月本社を大阪市北区南扇町5番地に新築移転
  • 1943年7月商号変更商号を椿本興業株式会社に変更
  • 1946年3月東京出張所を開設(1949年10月支店とし、1984年4月支社、1998年4月東京本社となる)

1950年代

  • 1953年9月名古屋出張所を開設(1956年12月支店とする)
  • 1955年6月三菱重工業株式会社の無段変速機の販売代理店となり、同社の減速機、油圧機器、冷暖房機器、各種産業機械等の販売開始

1960年代

  • 1962年10月上場大阪証券取引所市場第2部に上場
  • 1963年10月上場東京証券取引所市場第2部に上場
  • 1968年4月機構改革に伴い本社より大阪支店を分離設置(1984年4月支社とする)
  • 1968年9月本社及び大阪支店を大阪市北区小松原町27番地に移転
  • 1969年4月川崎重工業株式会社製の産業ロボットの販売開始

1970年代

  • 1971年8月上場大阪証券取引所、東京証券取引所の市場第1部に上場
  • 1978年2月住居表示の実施により本社及び大阪支店が大阪市北区小松原町2番4号となる
  • 1979年4月スパンボンド等、旭化成工業株式会社(現 旭化成株式会社)製品の販売開始

1990年代

  • 1992年5月創業シンガポールにTSUBACO SINGAPORE PTE.LTD.を設立
  • 1994年6月M&A東京支社(八重洲事務所、上野事務所、横浜営業部)を東京都港区芝浦1丁目2番1号に移転統合
  • 1996年1月タイに現地資本と合弁でTSUBACO KTE CO.,LTD.を設立
  • 1998年4月大阪本社、東京本社の2本社制となる
  • 1999年7月東日本営業本部、西日本営業本部の2営業本部制となる

2000年代

  • 2000年7月大阪本社を大阪市北区梅田3丁目3番20号に移転
  • 2000年12月大阪装置事業部、ISO9001の認証を取得(2001年12月に東京本社及び名古屋支店の装置部門へ拡大)
  • 2003年4月東京本社を東京都港区港南2丁目16番2号に移転
  • 2005年10月創業中国に上海椿本商貿有限公司を設立

2010年代

  • 2016年10月創業創業100周年を迎える
  • 2019年4月名古屋支店を名古屋市西区牛島町6番1号に移転

2020年代

  • 2021年4月中日本本部を西日本本部から分離・独立させ、東日本本部、西日本本部、中日本本部、開発戦略本部の4本部制となる
  • 2022年4月東京証券取引所市場第1部よりプライム市場に移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年度まで1,500億円
  • 営業利益2028年度まで75億円
  • 経常利益2028年度まで80億円
  • ROE2028年度まで12%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業領域の価値向上

    既存の強み(提案人材、ワンストップ体制、取引基盤)を活かし、EV・半導体・物流自動化などの成長分野で商品力を拡充するとともに、保全・メンテナンスを含む総合ソリューションを強化し、持続的成長を図る。

  2. 02

    資本構成の最適化と株主還元強化

    人的資本への投資や成長ドライバーとなるM&Aを推進。株主還元はDOEを指標とし、配当性向35%またはDOE4%の高い方を基準に累進配当を基本とし、機動的な自社株買いを実施する。

  3. 03

    ESG経営の深化

    DX投資、サステナビリティ商材の拡充、サプライチェーンの強靭化、人的資本への積極投資を進め、企業価値向上と社会価値創造の両立を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で808人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は808万円で、9期前と比べて+5.4%平均年齢は42.5歳、平均勤続年数は15.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月680
2018年3月702
2019年3月76640.714.9713
2020年3月74440.614.8748
2021年3月69640.714.5761
2022年3月69441.615.1744
2023年3月74842.115.5736
2024年3月80642.415.7757
2025年3月80642.515.4792758
2026年3月80842.515.5808804

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率107.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)58.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社15(国内 12 / 海外 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
研修施設 — 神奈川県足柄下郡353百万円
全社資産
三河安城営業所 — 愛知県安城市 注2323百万円
中日本本部 全社資産
大阪本社 — 大阪市北区171百万円
西日本本部 開発戦略本部 全社資産
四国営業所 — 香川県高松市 注3134百万円
西日本本部 全社資産
東京本社 — 東京都港区84百万円
東日本本部 開発戦略本部 全社資産
名古屋支店 — 名古屋市西区46百万円
中日本本部 開発戦略本部
主な関係会社
  • 国内
    ツバコー北日本㈱
    仙台市 青葉区
    議決権100.0%
  • 国内
    ツバコー北陸販売㈱
    新潟県 新潟市
    議決権100.0%
  • 国内
    ツバコー北関東㈱
    栃木県 宇都宮市
    議決権100.0%
  • 国内
    ツバコー西関東㈱
    埼玉県 川越市
    議決権100.0%
  • 国内
    ツバコー東関東㈱
    千葉市 中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ツバコー・ケー・アイ
    横浜市 西区
    議決権100.0%
  • 国内
    ツバコー東海㈱
    愛知県 安城市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ツバコー・エス・ケー
    京都市 下京区
    議決権100.0%
  • 国内
    ツバコー関西㈱
    兵庫県 西宮市
    議決権100.0%
  • 国内
    ツバコー四国㈱
    香川県 高松市
    議決権100.0%
  • 国内
    ツバコー・ウエスト㈱
    広島市 東区
    議決権100.0%
  • 国内
    ツバコー九州㈱
    福岡市 博多区
    議決権100.0%
残りのグループ会社3社を開く
  • TSUBACO SINGAPORE PTE.LTD.シンガポール100%
  • TSUBACO KTE CO.,LTD. (注1、2)タイ49%
  • 上海椿本商貿有限公司中国100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,310億円営業利益65億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.4%、利益が+8.3%。

売上高
+5.4%
1,310億円
営業利益
+8.3%
65億円
純利益
+6.4%
50億円
営業利益率
5.0%
前期比 +0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,320億円1,310億円
営業利益67億円65億円
純利益53億円50億円
1株あたり配当¥90¥90

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は294億円、営業利益は13億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+12.6%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q29411
2024年1Q261135.010
2024年2Q298134.49
2024年3Q272134.810
2024年4Q30411
2025年2Q566264.619
2025年4Q677345.028
2026年2Q648324.923
2026年4Q662335.027
2027年1Q294134.411

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は814億円から1,310億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は5.0%。売上は5期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月814215
2014年3月8212215
2015年3月8682414
創業100周年を迎える
2016年3月8872415
2017年3月8892822
2018年3月9863724
2019年3月1,0756041
2020年3月1,0495637
2021年3月8963827
2022年3月9694832
2023年3月1,0805437
2024年3月1,1355640
2025年3月1,24360654.847
2026年3月1,31065715.050

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,310億円のうち、営業利益として残るのは65億円5.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は50億円、売上の3.8%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金84.6%1,108億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.5%137億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.0%65億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
15.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.7pt
5.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.4pt
3.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.6pt
10.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−36億円、投資CFが3億円で、差し引きのフリーCFは−33億円この組み合わせは資産取り崩し型にあたる。本業の赤字を資産売却で埋めながら負債も返している。守りの局面期末の手元現金は241億円で、売上の2.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月110−41155
2014年3月−6−4−4−1041
2015年3月20−3−51754
2016年3月10−1−24940
2017年3月28−2−52661
2018年3月90−2−988141
2019年3月54−7−647181
2020年3月2−9−10−7164
2021年3月−34−2−8−36119
2022年3月66−2−864176
2023年3月67−5−1062229
2024年3月50−1−1149269
2025年3月365−2141290
2026年3月−363−16−33241

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,001億円。このうち返さなくてよい自己資本が502億円で、自己資本比率は49.9%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月47812035824.9
2014年3月48414733730.0
2015年3月57817540329.9
2016年3月52716736031.3
2017年3月56520036535.1
2018年3月73021751329.4
2019年3月75724151631.5
2020年3月66024741337.1
2021年3月64528436143.7
2022年3月76830846039.8
2023年3月84534050540.0
2024年3月94840454442.4
2025年3月1,00744056743.4
2026年3月1,00150249949.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
241億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
361億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
23億円
在庫として抱えている分
負債合計
499億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
63
/ 100
安定性自己資本比率33 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り284社中51位あたり、逆に低いのは自己資本比率284社中146位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.7%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.0%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
49.9%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.4%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.1%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,871で、1年前と比べて-0.5%過去52週の値幅のなかでは54%の位置にある。

¥2,871-2.1%1ヶ月+7.6%1年-0.5%時価総額560億円
過去52週の値幅
安値¥2,549高値¥3,145

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.5倍
PER (会社予想)9.9倍
PBR1.03倍
配当利回り3.13%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

AI分析は準備中です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

堅実な増収増益が続くが、低収益性と成長鈍化が争点。2026年3月期も売上高1310億円(前期比+5.4%)、営業利益率5.0%と小幅改善。強気派は、安定した配当利回り2.8%とPER10倍の割安感を評価。弱気派は、商社ビジネスは収益率が低く、成長率も頭打ちと指摘。PBR1.04倍と解散価値近辺で下支えがあるが、上値も限定的。

プラスに働く材料3
  • バリュエーション割安

    PER10.3倍、PBR1.04倍と低水準

  • 安定配当

    配当利回り2.8%で、増配傾向が続く

  • 堅実な増収基調

    2023年から3期連続増収、営業利益も増加

マイナスに働く材料3
  • 低収益体質

    営業利益率5%未満、商社ビジネスの限界

  • 成長鈍化懸念

    売上高成長率5%程度で、大きな伸びは期待しにくい

  • 競合優位性乏しい

    同業他社との差別化が難しく、価格競争に弱い

次の決算で確かめる点
売上高成長率
商社の規模拡大を示す。前期比5%超が継続するか
営業利益率
収益改善の兆し。5%超えが達成できるか
在庫回転率
在庫効率が収益性に影響。適正水準を維持しているか

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり90で、前期から+12.5%いまの株価に対する利回りは3.13%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥90
1株あたり
配当利回り
3.13%
いまの株価に対して
配当性向
33.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2723.3
2018年3月3325.029.3
2019年3月5050.024.5
2020年3月43−13.321.2
2021年3月40−7.726.7
2022年3月5025.030.5
2023年3月500.027.9
2024年3月6020.028.4
2025年3月8033.332.6
2026年3月9012.533.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥90

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ16,247人。区分でいちばん多いのは個人・その他36.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が48.9%を占め、残る51.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他24.524.726.722.229.736.3
金融機関35.737.235.737.330.827.4
事業法人26.326.526.827.324.721.5
外国法人12.510.39.912.112.714.0
自己株式2.72.72.72.24.54.5
証券会社1.01.30.91.12.10.8

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社椿本チエイン10.33
02太陽生命保険株式会社8.39
03NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE IEDP AIF CLIENTS NON TREATY ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部)6.53
04日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.63
05光通信KK投資事業有限責任組合 無限責任組合員光通信株式会社4.07
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.67
07日本生命保険相互会社2.32
08株式会社三井住友銀行2.21
09株式会社三菱UFJ銀行2.19
10ツバコー従業員持株会1.68

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-04-07
    SMBC日興証券株式会社
    新規の大量保有報告
    1.21%
    -1.76pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1645%、1株純資産は14期で+634%。直近期のROEは10.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月163704.316.275.0
2014年3月4645211.26.220.2
2015年3月445449.07.025.5
2016年3月485199.16.228.8
2017年3月3423,11912.06.023.3
2018年3月3833,43211.79.029.3
2019年3月6563,81418.15.824.5
2020年3月1991,30515.56.021.2
2021年3月1461,50010.48.726.7
2022年3月1691,62810.87.230.5
2023年3月1951,79911.47.127.9
2024年3月2132,13610.810.728.4
2025年3月2522,38211.28.232.6
2026年3月2742,71710.79.933.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

28名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は28名。2026/3期の役員報酬は総額338百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
椿本哲也代表取締役 取締役会長 CEO71987
香田昌司代表取締役 取締役社長 COO 兼 海外事業統括67150
春日部博取締役 専務執行役員 管理総括76107
藤重卓一取締役 専務執行役員 営業総括 兼 開発戦略総括 兼 開発戦略本部長69123
二宮秀樹取締役7137
安原由美子取締役4214
山本直道取締役5774
大河原治監査役 常勤76257
山野慎一郎監査役 常勤6376
小林均監査役 常勤7013
山本哲也監査役 非常勤71
植野禎仁50
残りの役員16名を開く
氏名役職年齢
山田正行専務執行役員
山村純一郎常務執行役員
纐纈准志常務執行役員
磯部好伸常務執行役員
藤井誠人常務執行役員
森健司常務執行役員
廣政徹也執行役員
今西由美子執行役員
橋本房生執行役員
中江嘉久執行役員
小出正弘執行役員
富一彦執行役員
阿部英樹執行役員
鈴木幸司取締役69
長谷坂浩之執行役員
佐野亨執行役員

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4163692025464
社外取締役546469
監査役2383819

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,328字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当企業グループは、当社及び子会社19社で構成され、その主な事業内容と、各社の当企業グループの事業に係る位置付け及び報告セグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、下記の事業区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」に掲げるセグメントの関連情報「1 製品及びサービスごとの情報」として記載しているものと同一であります。 当社は、機械部品の販売(動伝事業)、搬送設備等の自動化・省力化・環境対応化商品やその付帯サービスの販売(設備装置事業)、各種不織布及びその加工品や製造機械の販売(産業資材事業)を主な事業としております。一方、報告セグメントは、当企業グループの営業拠点所在地を中心とした販売エリアで区分しており、販売エリアを国内3エリア(地区)に区分し、東・西・中日本本部セグメントとして管理をしております。さらに、海外エリア全体については開発戦略事業と位置付け、産業資材事業及び新商品開発部門を加えた包括的な戦略事業として開発戦略本部セグメントとしております。 各子会社の主たるセグメントに係る位置付けは下記の通りであり、該当箇所に〇印を付しております。 事業区分   報告セグメント 会社名   動伝事業   設備装置事業   産業資材事業   東日本本部   西日本本部   中日本本部   開発戦略本部 (連結子会社) ツバコー北日本㈱   〇           〇 ツバコー北陸販売㈱   〇           〇 ツバコー北関東㈱   〇           〇 ツバコー西関東㈱   〇           〇 ツバコー東関東㈱   〇           〇 ㈱ツバコー・ケー・アイ   〇           〇 ツバコー東海㈱   〇                   〇 ㈱ツバコー・エス・ケー   〇               〇 ツバコー関西㈱   〇               〇 ツバコー四国㈱   〇               〇 ツバコー・ウエスト㈱   〇               〇 ツバコー九州㈱   〇               〇 TSUBACO SINGAPORE PTE.LTD.   〇   〇                   〇 TSUBACO KTE CO.,LTD.   〇   〇                   〇 上海椿本商貿有限公司   〇   〇   〇               〇 (非連結子会社) TSUBACO(HONG KONG)CO.,LTD.   〇                       〇 TSUBACO KOREA CO.,LTD.   〇                       〇 PT.TSUBACO INDONESIA   〇   〇                   〇 TSUBACO VIETNAM CO.,LTD.   〇                       〇 <事業系統図> 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題4,106字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当企業グループが判断したものであります。 (1)経営方針、経営戦略等 当企業グループは、社是に加え、経営理念・経営戦略として事業活動の効率化、財務体質の強化及びキャッシュ・フロー重視の事業活動を推進しております。一方でこれらの事業活動の持続的な成長を維持するために、中長期的な課題である気候変動を含むサステナビリティ課題について、優先順位を上げて対応しております。具体的には、企業価値の最大化を目指すために、また、広く社会的使命を果たすために社是に加え、社是に基づいたミッション・ステートメントを策定し、これらを行動計画の基礎としながら日々実践しております。 (社是) 「吾々は社業を通じて社会に貢献することをモットーとする。 吾々はその繁栄を、常に怠りなき商品の開発と、たゆみなき販路の開拓によって達成させる。」 (ミッション・ステートメント) 「Our Mission(社会に果たすべき使命)」 私達は、長年機械と技術の総合商社として培った技術力を活かし、最適商品のマネジメントにより、産業界の顧客に新たな価値を提供します。 「Our Vision(実現したい内容)」 私達は、機械と技術の総合商社として、産業界の未来価値創造企業を目指します。 “Advanced Technology for Optimum Machinery”「ATOM」 「Our Concept(達成の為の基本的考え方)」 ①私達は、社会に対する公正さを堅持し、地球環境の保全等社会の要請への積極的な対応により、企業の社会的責任を全うします。 ②私達は、顧客への最適商品の供給を通じて、産業界の発展に寄与し、社会に貢献します。 ③私達は、常に世界のトレンドと市場のニーズに目を向けて、先端技術商品を取り込み、新市場の開拓を行い、顧客とメーカーの信頼に応えます。 ④私達は、情報力、技術力、提案力を常に錬磨し、結集して、価値を創造し、企業価値を高めて株主の負託に応えます。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当企業グループは、経営指標として、受注高・売上高の前期比成長率、各利益の前期比成長率、総資産経常利益率、売上高経常利益率、自己資本利益率(ROE)などを採用しております。これらの指標は業績拡大の目安であり、基本的に前期に比べ増加しているかどうかをもって会社成長の目安としております。特に利益額については、簡単にかつ正確に計測でき、株主をはじめとしたステークホルダーへの還元や社会貢献の原資でもある重要なものと考えております。また、連結ROEの目標は2028年度に12%以上となることとしており、これにより、株主資本コスト以上の水準が確保できると考え、毎期達成努力しております。これらを重要な指標として認識し、今後も事業の効率化や販売促進策等の推進により目標の達成に努めてまいります。 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   前期比(%) 受注高   128,935   130,093   100.9 売上高   124,323   131,032   105.4 営業利益   6,021   6,513   108.2 経常利益   6,513   7,094   108.9 親会社株主に帰属する当期純利益   4,691   5,023   107.1 自己資本利益率(ROE)(%)   11.2   10.7 売上高経常利益率(%)   5.2   5.4 総資産経常利益率(%)   6.7   7.1 (3)中期経営計画方針 当企業グループは、業績の向上や企業体質の強化に加え、持続可能な社会の実現へ寄与することを目指し、2026年度から2028年度までの3カ年を対象とする新たな中期経営計画『ATOM2028』を策定いたしました。 ①基本方針 中期経営計画である2026年度(2027年3月期)から3年の基本方針として、「強靭な収益基盤の構築と財務戦略の高度化」を掲げました。競争優位性を生み出す強みをさらに磨き上げ、企業価値向上を実現いたします。 ②基本戦略 1.事業領域の価値向上 ・牽引領域、発展領域双方における商品力拡充と、保全・メンテナンスを含む総合ソリューションの強化により、持続的な成長を図ってまいります。 ・EV・先端半導体・物流自動化など投資拡大分野を中心に、既存の強みを持つ商材に加え、需要拡大が見込まれる領域の関連部品・機器・ソフトまで取り込み、提供価値の幅を拡大します。 ・競争優位性「エンジニアリング×ソリューション」を基に、顧客の潜在課題の具体化から導入後の運用まで一気通貫で提供し、受注の拡大と保全・メンテナンスを含む収益安定化を図ります。 2.資本構成の最適化と株主還元強化 ・人的資本を中心としたオーガニック投資と成長ドライバーとなるインオーガニック投資を推進してまいります。 ・株主還元方針としてDOE(株主資本配当率)を取り入れ、業績変動や株価による影響を最小限に抑えます。 ・配当性向35%またはDOE4%のいずれか高い水準を基準として決定し、累進配当を基本方針とした上で、機動的な自己株式取得を実施いたします。 ・資本効率の改善と収益性の向上により、最終年度には、ROE12%を達成できるようにしてまいります。 3.ESG経営の深化 ・人的資本・DXへの積極投資、サステナビリティ商材の拡充、サプライチェーンの強靭化などESG経営を着実に進化させ、企業価値向上と社会価値創造の両立を図ります。 ・『ATOM2028』人材目標に向けて、個、組織、働く基盤それぞれへの投資を加速し、当企業グループの競争優位性である「エンジニアリング×ソリューション」を進化させる人材を継続的に輩出してまいります。 ③定量目標 指 標(連結)   2028年度目標 売上高    1,500億円 営業利益   75億円 経常利益   80億円 ROE   12%以上 中期経営計画『ATOM2028』の詳細は、当社ホームページに掲載しております。 https://www.tsubaki.co.jp/ja/ir/ir_news/ (4)対処すべき課題 当企業グループは、2023年度から2025年度までの3カ年を対象とする中期経営計画『ATOM2025』において、持続的な企業価値向上のための経営指標としてROEを重要視し、経常利益の増加を目標として掲げてまいりました。最終年度となる2025年度は、積極的な販売子会社との連携による顧客深耕および商品開拓を推進した結果、連結売上高は前年度を上回り過去最高の結果となりました。 成長投資や省人化・自動化需要の拡大、AI・ロボット関連の技術発展を追い風に、設備・インフラ需要は拡大基調にあります。一方で、地政学的・資源高・労働力不足等の外部脅威も顕在化しており、戦略分野など勝ち筋のある領域に資源を集中し、提供価値の高度化と人材・組織基盤の強化が不可欠となっております。 新たな3カ年を対象とした中期経営計画『ATOM2028』の初年度となる2026年度は、このような外部環境の変化を背景とした社会課題の解決に向けて適切に取組むとともに、強靭な収益基盤の構築と財務戦略の高度化を目指し、持続的な成長を実現してまいります。 ①事業領域の価値向上 当企業グループは、3つの強み(①提案人材、②ワンストップ体制、③取引基盤)の相互作用による競争優位性「エンジニアリング×ソリューション」を確立しております。顧客の潜在課題の具体化から導入後の運用まで一気通貫で提供し、受注の拡大と収益安定化を図っております。既存領域で収益基盤を確実に伸ばしつつ、外部環境の変化を捉えた新商品開発・仕入先開拓の拡大による商品力の拡充と、保全・メンテナンスまで含む総合ソリューション化を進めてまいります。成長分野を中心に、重点プロダクトラインを強化すべく、既存の商材に加え、需要拡大が見込まれる領域の関連部品・機器・ソフトまで取り込み、提供価値の幅を拡大してまいります。 ②資本構成の最適化と株主還元強化 企業価値向上につながる次世代に向けた投資とステークホルダーへの還元の側面から成長投資戦略を推進してまいります。ROE12%以上の実現を見据え、人的資本の充実を中心としたオーガニック(内部成長)投資と成長ドライバーとなるインオーガニック(外部成長)投資を推進してまいります。ステークホルダーへの還元として株主還元強化に向けて、業績変動や株価による影響を最小限に抑えるべくDOEを配当方針に取り入れ、機動的な自己株式取得を実施してまいります。 ③ESG経営の深化 DXへの投資、サステナビリティ商材の拡充、サプライチェーンの強靭化をはじめ人的資本への投資を推し進めることによりESG経営を着実に深化させてまいります。DXに対応した人材を含め、事業成長に資する高い専門性と技術力向上を重視した人材を、採用と育成の両面から確保していくことが重要であると考え、経験者採用や新卒の通年採用など採用方法の多角化に取組んでまいります。環境負荷低減への貢献やコーポレートガバナンスの維持向上はもとより、『ATOM2028』の人材目標である人的資本への積極投資に向けて、個、組織、働く基盤、それぞれへの投資を加速させ、価値創造を生み出す人材を持続的に輩出してまいります。 資本コストや株価を意識し、3つの基本戦略により競争優位性を生み出す強みをさらに磨き上げ、「稼ぐ力」の拡大と資本効率の向上により、企業価値の最大化を目指してまいります。加えて、経営を取り巻く外部環境の変化を踏まえ、機械と技術の総合商社として、社会に対し価値を提供すべく変革と進化を続け、産業界の未来価値創造に貢献してまいります。
事業等のリスク5,386字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 当企業グループはこれらのリスクの可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。特に、経営戦略上のリスクについては、必要に応じて経営会議や取締役会において審議を行っており、事業運営上のリスクについては、必要に応じて執行役員会において議論し、対応策を検討しております。また、それらを組織的かつ体系的に管理する必要があるため、リスクマネジメント規定を制定し、グループ全体のリスク全般の監視及び対応を当社のリスクマネジメント委員会が主導しております。 一方、サステナビリティの課題に関しては、当社にサステナビリティ推進委員会を設置した上、当企業グループの各部門から実務担当者を中心に選抜し、気候変動リスク及び人的資本・多様性リスクを中心にその回避策を策定し、グループの持続的成長を阻害する中長期的なリスク要因を特定・評価しております。特定・評価されたリスクが重大である場合は連携したリスクマネジメント委員会とともに取締役会等に報告し、適切な対応策の検討をすることとしております。なお、以下の記載は当企業グループに関するリスクをすべて網羅するものではありません。 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において入手可能な情報に基づいて当企業グループが判断したものであります。 (1) 事業環境にかかるリスク リスク項目   リスク概要   基本的対応方針   発生可能性   影響度 設備投資需要の変動   当企業グループの主力事業である動伝事業及び設備装置事業の売上は、各産業界における設備投資の動向や、メーカーの製品に組み込まれる部品供給量に大きく依存する傾向にあります。従って、景気の低迷等により設備投資や部品供給量が抑制される場合には、当企業グループ全体の業績に少なからぬ影響を及ぼす可能性があります。   当企業グループでは、グローバルでの経済状況の変化を注意深く見守り、各業界の設備投資需要やメーカーの生産計画の予測情報を入手するなどして、状況に応じた対応を迅速に取れるように対策を行っております。これらについては、定期的に取締役会や執行役員会で報告、検討をしております。   中   高 競合の激化   当企業グループが関連するそれぞれの事業分野において、競合会社との競争激化により、価格競争や品質競争の結果、売上高や利益が減額するという事態になり、業績に悪影響が出る可能性があります。   当企業グループでは、各事業分野において、顧客価値を高める新商品の開発を継続的に実施しており、また、従来商品については、得意とするエンジニアリング力を生かしたトータルな設備導入提案を実施すること、顧客ニーズを徹底的にくみ取った商品提案を実施することなどにより、付加価値を高めた商品販売に尽力しています。これらについては、定期的に取締役会や執行役員会で報告・検討をしております。   低   中 人材の確保   当企業グループの中長期的な成長は、従業員個々の力量に大きく依存しております。当企業グループで最も重要な資産は人材であるという認識のもと、人材の配置・育成を推進しておりますが、適切な時期に優秀な人材を計画通りに確保できない場合や人材の成長が滞る場合などは、当企業グループの中長期の成長が阻害される恐れがあります。   当企業グループでは、左記をサステナビリティ関連リスクと認識し、人的資本・多様性リスクに対処するためにサステナビリティ推進委員会での中心テーマに据えております。この中で、人材採用と育成が現在の対処すべき課題に加え、将来のリスクでもあるものと認識しており、当社独自のきめ細かい人事制度の検討やOJTをはじめとした社員教育、待遇の改善や働きやすい環境整備や制度構築などを継続的に実施しております。   低   高 海外事業の拡大と為替レートの変動   当企業グループでは、東南アジアを中心とした海外市場において事業の拡大を図っております。このため、海外子会社の進出地域を中心にそれぞれの国や地域において、テロや政情悪化、商習慣の違い等が発生した場合には、当該子会社の業績悪化に加え、当企業グループの海外における業績に悪影響を及ぼす可能性があります。   海外の事業環境の全般についての情報については、海外子会社や駐在員事務所を通じ、必要に応じ収集することにしております。特にアジア各国企業・業界の設備投資動向、環境関連規制、輸出入関連規制等が当企業グループの業績へ与える影響を中心に情報収集しております。   高   中 在外連結子会社の売上、費用、資産を含む現地通貨建ての項目は、連結財務諸表の作成において円換算するため、換算時の為替レートが大幅に変動した場合には、円換算後の価値も大幅に変動し、当企業グループの経営成績及び財政状態が悪影響を受ける可能性があります。   当企業グループでは、為替相場の変動による影響を受ける外国通貨建ての取引については、外貨預金口座を通じての決済や為替予約取引等を原則とすることとしており、為替変動リスクをヘッジしております。 (2) 事業運営にかかるリスク リスク項目   リスク概要   基本的対応方針   発生可能性   影響度 長期大型工事案件の想定外の採算悪化や工期の遅延   工事の進捗度に基づく売上を計上する物件などの長期大型工事案件については、仕様変更や追加工事、下請業者や協力工場の経営悪化、納期遅延の要因等により追加原価の発生や工期遅延が発生する可能性があります。また、案件によっては将来の工事損失に備えるため、工事損失引当金の計上をする場合があり、それらにより収益性が低下する恐れがあります。   当企業グループでは、工事ごとの管理体制を整備し、受注時における見積及び受注後の進捗管理を厳正に管理しております。採算性に変化があった場合は、速やかに見積原価の変更を行うなど、売上計上時に相応の精度を確保するように徹底しております。   中   高 売上時期の変動   設備物件の顧客納期は年度末である3月期末時に集中する傾向にあります。従って、納品・稼動時期の遅れにより3月末予定の売上が翌期にずれ込む場合には、当企業グループの事前に予想していた期間の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。   当企業グループでは、客先・仕入先との納品・稼働時期に関するスケジュール管理を厳格にするために、情報交換を緊密にすることを日頃から該当部門に指示することをはじめ、執行役員会では、各部門の当初の売上計画に対する進捗度を毎月報告するなどにより状況の推移を監視しており、可能な限り正確な3月末予定売上額の把握に努めております。   低   中 与信管理   当企業グループの販売先は1万数千社を超える社数となっており、それら販売先には中小の事業者が相当数存在し、設備投資の状況等国内景気の動向によっては、今後、貸倒引当金の積増しを要する事態や貸倒損失が生じる可能性があります。   当企業グループでは、法務・審査室を中心に、債権管理には各販売先別にその業容、資力に応じた与信設定を行うと共に、必要に応じ預り保証金の入手を行うほか、年1回必ずその見直しを実行し、信用状態の継続的な把握を行っており、不良債権の発生が極力少なくなるよう努めております。また、貸倒引当金の計上に関しては、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。   低   中 情報セキュリティ   当企業グループでの情報セキュリティを構築する上で、コンピュータウイルスの感染や不正アクセスその他不測の事態により、社外に情報が漏洩した場合は、当企業グループの社会的な信用力の低下を招き、業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。   当企業グループにおける情報セキュリティの確保については、サイバー攻撃に強いシステムの導入を行うとともに、個人情報や機密情報の保護のためグループ管理体制の下で徹底を図り、定期的に情報セキュリティ上の脆弱性の検証を行い、それに対する対策を行っております。   低   高 有価証券投資   当企業グループでは、グループ企業の株式を保有すると共に、事業上の関係緊密化及び投資採算性等に鑑み、客先・仕入先・金融機関等に対し有価証券投資を行っております。有価証券投資は主として当社が行っており、連結貸借対照表上に計上されている投資有価証券の大半は、当社が保有するものであります。これらの時価については、今後の経済環境や企業収益の動向によって大幅に下落する可能性があります。また、「その他有価証券」で市場価格のないものについては、移動平均法による原価法で評価しておりますが、今後、投資先企業の財政状態が著しく低下したこと等の事実がある場合には評価減を行う可能性があります。   政策保有株式については、保有先との業務提携や取引の維持・強化のために保有を継続しているものがありますが、その意義が薄れたと判断したものについては、計画的に売却しております。なお、当社では年度末において、継続保有が適当かどうかの判断を銘柄ごとに取締役会で審議しております。   中   中 (3) 環境・災害、その他にかかるリスク リスク項目   リスク概要   基本的対応方針   発生可能性   影響度 災害の発生   大地震等の自然災害や突発的な事故等によりグループの事業活動が不能になる場合に加え、客先・仕入先において生産設備等に多大な損害を受けた場合やインフラに問題が発生した場合には、予定している機械設備等の販売・仕入に支障が生ずる可能性があります。また、感染症の発生等により当企業グループの活動全般が阻害された場合には、当企業グループの経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。   当企業グループでは、自然災害に対し当企業グループに被る災害・事故等の発生を防ぎ、災害が発生した場合の被害を最小限に抑えるために、定期的に設備点検、防災訓練等を実施しており、社員の安否確認システムも導入しております。また、BCP(事業継続計画)の考え方を導入しており、業務全般の地域分散対応(他地域にて業務を代替して継続すること)や、営業活動や商品納入指示活動が在宅でも一部実施可能な仕組みを導入しております。これにより被災時でも重要な事業を継続し、早期に事業復旧できるよう準備を行っております。   低   高 気候変動による移行リスク、物理リスク   気候変動リスクに関しては、産業革命前からの気温上昇を+1.5℃未満に抑えるシナリオ(主として移行リスク)においては、社会の脱炭素化に向けた規制強化によるコストの増加(炭素税等)が業績に与える可能性があります。一方、産業革命前からの気温上昇が+4℃となるシナリオ(主として物理リスク)においては、自然災害の甚大化の影響を被り、上記のような具体的な支障が生ずる可能性があります。   サステナビリティ推進委員会を設置し、当企業グループ全体にわたる気候変動リスクや人的資源・多様性リスクを特定・評価しております。このうち、気候変動に関連する移行リスク及び物理リスクについては、シナリオ分析を踏まえたうえで、リスクと機会を特定し、財務的な影響を踏まえて重要性を評価し、対応策を合わせて検討することにしております。又、特定・評価されたリスクは適宜取締役会等に報告し、適切な対応策の検討をすることとしております。   低   中 訴訟の提起   当企業グループでは、グローバルで多岐にわたる事業展開をしており、様々な訴訟を受ける可能性があります。訴訟が提起された場合に、その結果によっては、当企業グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。   当企業グループでは、事業に関わる各種法令を遵守するとともに、当事者との協議の実施に努めるなどにより紛争の発生を未然に防ぐよう努めております。   低   中 特定の仕入先への依存   当企業グループにおいて、重要な仕入先として株式会社椿本チエイン及びそのグループ会社があります。株式会社椿本チエイングループの製品は当企業グループの事業戦略展開上の重要なコアの一つであり、当企業グループ全体の仕入金額の約30%を占めております。同社製品の供給が万一滞る事態が発生する場合には、当社の商品販売について客先への商品納入義務や納期を遵守できない可能性があり、売上高も減少する可能性があります。   当企業グループでは、同社グループと緊密な情報交換等を実施し、同社グループの生産計画等の情報も入手しながら継続的な商品供給体制を構築しております。   低   高
経営成績の分析 (MD&A)9,024字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当企業グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状況、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、経営成績等)の状況の概要及び経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績の分析 ①経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度における世界経済は、世界的なインフレの継続や中国で長引く景気不振により先行き不透明な状況で推移いたしました。加えて、年度末には中東における紛争が勃発したことにより、原油価格は急騰し、さらには供給不安にまで発展するような事態となり、日本はもとより世界景気の下振れリスクが、ますます高まっております。 国内においても、食料品を中心とした物価高や円安の継続に加え、人手不足の常態化などにより経済活動は盛り上がりを欠き、先行き不透明な状況が継続しております。 このような状況下にあって、売上高は、豊富な受注残高を概ね納期通りに売上計上することができたことから、前年同期に比べ大きく増加いたしました。また、利益面でも、増収により売上利益が増益したため、各段階利益も増益となりました。当期は第12次中期経営計画の最終年度であり、目標としていた経常利益水準も上回り、初めて70億円を超えることができました。 以上により、当期の業績において、売上高及び各段階利益は5期連続で増収増益を果たしたことになり、いずれも過去最高となりました。 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   前期比(%) 受注高   128,935   130,093   100.9 売上高   124,323   131,032   105.4 営業利益   6,021   6,513   108.2 経常利益   6,513   7,094   108.9 親会社株主に帰属する当期純利益   4,691   5,023   107.1 自己資本利益率(ROE)(%)   11.2   10.7 売上高経常利益率(%)   5.2   5.4 総資産経常利益率(%)   6.7   7.1 受注高は、前連結会計年度に比べ0.9%増加し、1,300億93百万円となりました。 売上高は、前連結会計年度に比べ5.4%増収の1,310億32百万円となりました。営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益は、それぞれ65億13百万円(前期比108.2%)、70億94百万円(前期比108.9%)、50億23百万円(前期比107.1%)となり、前連結会計年度に比べ増収増益となりました。 ②経営指標による連結経営成績の状況 経営指標による連結経営成績の状況は、上記の状況の結果、受注高の前期比成長率が0.9%、売上高の前期比成長率が5.4%、営業利益の前期比成長率が8.2%、経常利益の前期比成長率が8.9%、親会社株主に帰属する当期純利益の前期比成長率が7.1%となり、前連結会計年度に比べ増加いたしました。売上高経常利益率は5.4%、総資産経常利益率が7.1%となりました。また、かねてより10%維持を目標としておりましたROEは10.7%となっております。今後は12%以上を目標として収益性の向上に努めてまいります。 受注高・売上高の拡大並びに収益力を堅持し、客先をはじめとするステークホルダーへの貢献や、喫緊の課題である環境問題への対処などの社会的責任について事業を通じて果たしていきたいと考えております。 ③報告セグメントの業績の状況 報告セグメントの業績は次のとおりであります。 (単位:百万円) 受注高 (外部顧客からの受注高)   売上高 (外部顧客への売上高) 前連結会計年度   当連結会計年度   前期比(%)   前連結会計年度   当連結会計年度   前期比(%) 東日本本部   46,142   41,848   90.7   44,627   44,548   99.8 西日本本部   46,168   48,356   104.7   44,562   49,000   110.0 中日本本部   18,756   21,348   113.8   17,900   18,780   104.9 開発戦略本部   17,868   18,540   103.8   17,233   18,703   108.5 合計   128,935   130,093   100.9   124,323   131,032   105.4 (東日本本部) 北海道・東北・甲信越・関東地区が担当エリアであり、全体の売上高の約34%を占めております。 当連結会計年度の売上高は、445億48百万円(前期比99.8%)となりました。当年度は、前年度の受注残高を順調に売上計上しております。このうち動伝部品の売上高につきましては、一般産業向けの部品は堅調でありましたが、自動車関連部品及び半導体製造装置関連部品が需要の減少や変化のあおりを受け、前年同期に比べ減少いたしました。設備装置関連につきましては、一般産業機械等を堅調に売上計上しており、前年同期を上回る実績となりました。この結果、営業利益は、28億83百万円(対前期3億44百万円減)となりました。受注高につきましては418億48百万円(前期比90.7%)となりました。 (西日本本部) 北陸・関西・中国・四国・九州地区が担当エリアであり、全体の売上高の約38%を占めております。 当連結会計年度の売上高は、490億0百万円(前期比110.0%)となりました。当年度は、本部全体の受注高が引き続き増加しております。また、売上高につきましても、動伝部品については、総じてエリア内の各産業への需要が幅広く強かったことから、前年同期を堅調に上回りました。設備装置関連では、中国向けの大口設備をはじめ、その他の設備工事についても、工事進捗割合に応じた売上計上を順調にしており、前年同期を大きく上回りました。この結果、営業利益は、34億63百万円(対前期5億10百万円増)となりました。受注高につきましては483億56百万円(前期比104.7%)となりました。 (中日本本部) 東海地区が担当エリアであり、全体の売上高の約14%を占めております。 当連結会計年度の売上高は、187億80百万円(前期比104.9%)となりました。当年度は、本部全体の受注高が引き続き増加しております。また、売上高につきましても、動伝部品については、重工業向けや一般産業向けを中心に前年同期を上回りました。設備装置関連につきましては、重工業向けや自動車関連産業向け、食品業界向け等の受注残高を確実に売上計上することで、前年同期を上回りました。この結果、営業利益は、13億34百万円(対前期2億11百万円増)となりました。受注高につきましては213億48百万円(前期比113.8%)となりました。 (開発戦略本部) 当企業グループ全体の海外ビジネスやマテリアルビジネスを担当し、それらビジネスの拡大や、制御・センシングビジネスに向けた新商品の開発にも取り組んでいる部門で、その売上高は全体の約14%を占めております。 当連結会計年度の売上高は、187億3百万円(前期比108.5%)となりました。当年度は、中国やASEAN各国の景気は横ばいながらも、タイや中国子会社は特定の大口案件の設備装置関連の売上があったため、前年同期を上回りました。その他の親会社による海外直接取引にかかるものでは、前年同期に比べ、設備装置関連が増加いたしました。マテリアルビジネスにつきましては、一般消費財の需要回復や新型の紅茶包装機のリリースなどにより受注高・売上高ともに前年同期に比べ増加しております。また、新規事業であるセンシング・画像処理ビジネスの売上高につきましては、当年度は若干減額となりました。この結果、営業利益は7億9百万円(対前期1億61百万円増)となりました。受注高につきましては185億40百万円(前期比103.8%)となりました。 (2)受注、販売及び仕入の状況 当連結会計年度における報告セグメントの業績を一覧表として示すと以下のとおりであります。 ①受注実績 (単位:百万円) セグメントの名称   前連結会計年度   当連結会計年度   前期比(%) 東日本本部   46,359   42,094   90.8 西日本本部   47,727   50,217   105.2 中日本本部   19,269   22,018   114.3 開発戦略本部   18,916   20,002   105.7 調整額   △3,338   △4,238   ― 合計   128,935   130,093   100.9 ②受注残高実績 (単位:百万円) セグメントの名称   前連結会計年度末   当連結会計年度末   前期比(%) 東日本本部   26,927   24,232   90.0 西日本本部   40,364   39,574   98.0 中日本本部   8,919   11,359   127.4 開発戦略本部   7,168   7,213   100.6 調整額   △2,623   △2,562   ― 合計   80,757   79,818   98.8 ③販売実績 (単位:百万円) セグメントの名称   前連結会計年度   当連結会計年度   前期比(%) 東日本本部   44,876   44,789   99.8 西日本本部   46,097   51,007   110.7 中日本本部   18,294   19,578   107.0 開発戦略本部   18,438   19,957   108.2 調整額   △3,382   △4,300   ― 合計   124,323   131,032   105.4 ④仕入実績 (単位:百万円) セグメントの名称   前連結会計年度   当連結会計年度   前期比(%) 東日本本部   37,683   37,826   100.4 西日本本部   39,945   43,594   109.1 中日本本部   15,053   16,579   110.1 開発戦略本部   15,784   16,923   107.2 調整額   △3,382   △4,300   ― 合計   105,083   110,624   105.3 (3) 財政状態の分析 (単位:百万円) 前連結会計年度末   当連結会計年度末   増減額 流動資産   81,082   77,117   △3,965 固定資産   19,590   22,947   3,357 資産合計   100,672   100,064   △608 流動負債   52,016   44,197   △7,818 固定負債   4,639   5,665   1,026 負債合計   56,655   49,863   △6,792 純資産合計   44,017   50,201   6,184 自己資本比率(%)   43.4   49.9 当連結会計年度末の資産合計は1,000億64百万円であり、前連結会計年度末の1,006億72百万円に比べ、6億8百万円減少いたしました。このうち流動資産は、前連結会計年度末に比べ、39億65百万円減少いたしました。主な要因は、現金及び預金が48億53百万円減少した一方で、受取手形、売掛金及び契約資産が12億20百万円増加したこと等によるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べ、33億57百万円増加いたしました。主な要因は、投資有価証券の時価が上昇したことにより前連結会計年度末に比べ34億92百万円増加したこと等によるものであります。 当連結会計年度末の負債合計は498億63百万円であり、前連結会計年度末の566億55百万円に比べ、67億92百万円減少いたしました。このうち流動負債は、前連結会計年度末に比べ、78億18百万円減少いたしました。主な要因は、電子記録債務が86億39百万円、前受金が15億47百万円減少した一方で、支払手形及び買掛金が25億29百万円増加したこと等によるものであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べ、10億26百万円増加いたしました。主な要因は、繰延税金負債が12億27百万円増加したこと等によるものであります。 当連結会計年度末の純資産合計は502億1百万円であり、前連結会計年度末の440億17百万円に比べ、61億84百万円増加いたしました。主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益を50億23百万円計上したこと、投資有価証券の時価が前連結会計年度末に比べ上昇したことにより、その他有価証券評価差額金が25億85百万円増加した一方で、配当金の支払い15億82百万円を実施したこと等によるものであります。 この結果、自己資本比率は49.9%となり、財務安全性指標として維持する目標の30%を大きく超え、前連結会計年度に引き続き財務安全性を確保することができました。 (4)キャッシュ・フローの分析 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額 営業活動によるキャッシュ・フロー   3,592   △3,553   △7,146 投資活動によるキャッシュ・フロー   461   250   △211 財務活動によるキャッシュ・フロー   △2,051   △1,629   422 現金及び現金同等物の期末残高   28,953   24,100   △4,853 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、資金)は、241億0百万円となり、前連結会計年度末より48億53百万円減少いたしました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ71億46百万円多い35億53百万円となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益74億48百万円等による資金の増加があった一方、仕入債務の減少額61億48百万円、法人税等の支払額24億69百万円、売上債権の増加額11億4百万円、前受金の減少額15億84百万円等の資金の減少があったことによるものであります。 手形取引の廃止及び現金決済への移行により、支払時期が前倒しとなったことから営業運転資金が増加し、当連結会計年度においては資金が減少しております。なお、当該影響は決済方法の変更に伴う一過性のものであり、今後は平準化される見込であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動の結果得られた資金は、前連結会計年度に比べ2億11百万円少ない2億50百万円となりました。 これは主に、投資有価証券の売却による収入9億40百万円等の資金の増加があった一方、投資有価証券の取得による支出3億93百万円、固定資産の取得による支出3億52百万円等の資金の減少があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によって使用した資金は、前連結会計年度に比べ4億22百万円少ない16億29百万円となりました。 これは主に、配当金の支払額15億82百万円等の資金の減少によるものであります。 (5)資本の財源及び資金の流動性 ①財務戦略の基本的な考え方 当企業グループは、強固な財務体質と資本効率を両立しつつ、企業価値向上のために戦略的に経営資源を配分することを財務戦略の基本方針としております。当連結会計年度末の自己資本比率は49.9%でありました。また、短期・長期借入金は必要最小限となるよう資金繰りを徹底し、増加運転資金には手元資金を効率的に運用することで対応しており、加えて、万一に備えての資金調達が行えるよう金融機関と貸出コミットメント契約を締結しております。一方、適切な情報開示・IR活動を通じて株主資本コストを低減できる様に努めております。 ②経営資源の配分に関する考え方 当企業グループでは、適正な手元現預金の水準について目安を持っており、時期によっては、大口取引案件にかかる残高の上下があるものの、概ね年間売上高の1~2か月分が安定的な経営に必要な手元資金水準と考えております。この水準を大きく超えることが継続すると予想されるものについては、企業価値向上に資する経営資源として適正に配分できるように努めております。 ③資金需要及び資金調達 資金需要につきましては、売上原価又は棚卸資産に該当する仕入高、並びに販売費及び一般管理費の営業費用が、当企業グループの運転資金として要する主なものであります。販売費及び一般管理費の主なものは、人件費、出張旅費を主体とする旅費交通費、及び事務所家賃を主体とする地代家賃であります。 また今後、当企業グループの新たな収益の源泉となり、企業価値向上に貢献していくとの判断から、新規事業や海外事業について子会社の新設やM&Aも含めた投資の検討を行ってまいります。 資金調達につきましては、手元資金を効率的に運用することで対応しており、加えて、万一に備えての資金調達が行えるよう金融機関と貸出コミットメント契約を締結しております。 (6)重要な会計方針及び見積り 当企業グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、重要な会計方針については「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」の項目に記載の通りであります。重要な見積りについては、財務状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り・予測・判断が必要となり、当企業グループでは過去の実績値や状況に応じ合理的と判断される入手可能な情報に基づき、継続的に見積り・予測・判断を行っております。しかしながら、見積り特有の不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があります。 当企業グループにおける重要な見積りとして、以下の事項が考えられます。 (進捗度に基づく売上高の計上) 進捗度に基づく売上高の計上は、工事ごとの管理体制を整備した上で、受注時に工事内容が特定され、その見積原価が反映していること、また受注後に工事内容に変化があった場合には、速やかに見積原価の変更を行うなど進捗管理を厳正に管理することで進捗率を合理的に見積り、それに見合った売上高を算定しております。 これらの見積りに対し、将来発生する様々な要因に伴い追加原価及び工期遅延が発生する可能性があるため、実際に生じた金額が見積りと異なる可能性があります。 なお、詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」として記載しております。 (7)その他 ①重要な取引先との関係 当企業グループにおいて、重要な取引先として株式会社椿本チエイン及びそのグループ会社があります。その取引内容につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 関連当事者情報」の事項に記載の通りでありますが、株式会社椿本チエイングループの製品は当企業グループの事業戦略展開上の重要なコアの一つであり、従来から販売面のみならず、商品開発面及び相互間の業務処理の効率化といった面から継続的な協力・協働を進めてきております。同グループ製品群に係る市場でのコスト面、品質面での競争は激化しており、製・販一体となった更なる販売力・商品力の強化が求められております。 このような状況を踏まえ、当企業グループは、株式会社椿本チエイングループと共に統一した営業戦略の下での協力・協働関係を更に強化することとし、ターゲットとした事業領域・商品領域については、両者によるワーキングチームの編成等、一歩進めた共同営業の展開により同グループ製品の販売拡大を図って行くと共に、IT化により、相互間の事業処理面でも効率化を更に進めていくこととしております。 ②資本収益性や市場評価への対応 当連結会計年度につきましてはROEは10.7%となり、CAPMによる推定の株主資本コストを上回る資本収益性は達成できていると認識しております。しかしながら、以下のとおり、PBR(株価純資産倍率)は1倍であり、十分な市場評価を得られておりません。このため、株主資本コストや資本収益性を十分に意識し、ROE12%以上を達成することを中期経営計画にて表明しております。更には、ROE向上のための資本政策や利益計画を策定し、投資家をはじめとするステークホルダーの期待に応えながら、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を図ってまいります。 前連結会計年度末   当連結会計年度末 ROE(自己資本利益率)(%)   11.2   10.7 連結会計年度末株価終値(円)   2,072   2,707 1株当たり純資産額(円)   2,382.17   2,717.46 PBR(株価純資産倍率)(倍)   0.87   1.00 (注)1 上記の連結会計年度末株価終値は、東京証券取引所におけるものであります。 2 PBRは、各年度末の株価終値を1株当たり純資産額で割って算出しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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