概要
東陽テクニカは、計測機器とFA機器を専門に扱う技術提案型商社である。1953年に工作機械の輸入販売会社として創業し、現在は電子計測、情報通信、EMC、海洋防衛など7つの事業セグメントを展開する。東京証券取引所プライム市場に上場し、2024年9月期の連結売上高は350億円、営業利益率は9.71%と高収益を誇る。従業員は653名、本社は東京都中央区八重洲に所在する。グループ全体で11社の連結子会社と1社の持分法適用関連会社を有し、中国、米国、香港にも販売拠点を置く。
7つの事業セグメントが支える収益構造
東陽テクニカの事業は、先進モビリティ、脱炭素/エネルギー、情報通信/情報セキュリティ、EMC/大型アンテナ、海洋/防衛、ソフトウェア開発支援、その他(ライフサイエンスなど)の7セグメントで構成される。2025年9月期の連結売上高325億5千9百万円のうち、情報通信/情報セキュリティが81億2千万円(全体の約25%)で最大、次いで先進モビリティが75億9千5百万円(約23%)と続く。同セグメントは顧客都合による大型案件の期ずれで減収となったが、受注残高は246億2千5百万円と過去最高水準にある。営業利益は19億1千4百万円、売上総利益率は上昇したものの研究開発費や人件費の増加で減益となった。
国内中心の事業展開と海外拠点の拡充
売上高の約95%は国内が占めるが、海外事業も着実に拡大している。2025年9月期の海外売上高は16億7千2百万円(前年比50.5%減)であったが、これは大型案件の期ずれによる一時的な減少であり、中長期的には中国、米国、香港の販売拠点を通じたグローバル展開を強化する方針である。2010年に中国上海市に東揚精測系統(上海)有限公司を設立し、2015年には米国カリフォルニア州にTOYOTech LLC、2017年には香港に東陽精測國際有限公司を設立した。さらに、2022年には米国子会社がGeneral Test Systems Inc.と合同出資でAeroGT Labs Corporationを設立し、EMC・アンテナ分野での北米展開を加速している。
M&Aと自社開発で強まる技術提案型のビジネスモデル
同社の強みは、単なる機器販売ではなく、顧客の研究開発課題に応じて計測システムを提案・構築する技術提案型ビジネスにある。近年はM&Aによる事業拡大も積極的で、2023年にはソフトウェアテストツールを手掛けるレキシー、車両試験装置メーカーのRototest International ABを子会社化。2024年にはEMC試験関連のトーキンEMCエンジニアリング(現東陽EMCエンジニアリング)や電池評価のエル・テールを買収した。自社開発製品としては油中粒子計測器や大容量パケットキャプチャなどを擁し、2025年には量子コンピューター事業を開始するなど、新技術分野への投資も継続している。
業界の中での役割は計測機器の輸入販売・ソリューション提案、自社開発・製造、保守・校正。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2020/9期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 情報通信/ 情報セキュリティ | 70億円 | 31.1% | 4億円 | 5.7% |
| 機械制御/ 振動騒音 | 59億円 | 26.2% | 12億円 | 20.3% |
| 物性/エネルギー | 43億円 | 19.1% | 6億円 | 14.0% |
| EMC/ 大型アンテナ | 33億円 | 14.7% | 2億円 | 6.1% |
| 海洋/特機 | 20億円 | 8.9% | 6億円 | 30.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01先進モビリティ主力
自動車や鉄道、産業機械の性能(操縦性・乗り心地)、振動騒音、安全性・耐久性の研究開発向け計測・解析システムを提供。EV性能評価や自動運転技術、eVTOL開発も支援。
主要顧客自動車メーカー、鉄道会社、部品サプライヤー
- 振動騒音計測システム
- 車両や機械の振動・騒音を計測・解析するシステム。
- 自動運転評価システム
- 自動運転技術の性能評価・試験用の計測プラットフォーム。
02脱炭素/エネルギー主力
二次電池・燃料電池等のエネルギーデバイス、パワー半導体等の電子材料の基礎研究から製品開発向け計測・評価システムを提供。カーボンニュートラル関連の研究開発を支援。
主要顧客電池メーカー、電子材料メーカー、研究機関
- 電池評価システム
- リチウムイオン電池等の充放電特性・性能評価用計測システム。
- パワー半導体評価システム
- SiC、GaN等のパワー半導体の動的特性評価システム。
03情報通信/情報セキュリティ準主力
ICT品質確保のためのネットワーク性能試験・運用可視化・情報セキュリティ担保の試験・監視システムを提供。クラウド・OSS等最新IT技術を活用したサービスも展開。
主要顧客通信キャリア、データセンター、企業情報システム部門
- ネットワーク試験システム
- 通信プロトコルやネットワーク性能を試験する機器・ソフトウェア。
- 情報セキュリティ監視ソリューション
- ネットワークトラフィック解析、異常検知等のセキュリティサービス。
04EMC/大型アンテナ準主力
自動車・情報通信機器・家電・医療機器等のEMC適合試験を支援。5G・コネクテッドカー向けOTA計測システム、パラボラ大型アンテナ地上システムの設置・保守・校正を提供。
大型アンテナ地上システムで30年以上の実績
主要顧客自動車メーカー、通信機器メーカー、宇宙関連機関
- EMC試験システム
- 電磁波ノイズ測定・イミュニティ試験用の計測システム。
- OTA計測システム
- 5G・コネクテッドカー向け空中線電力測定システム。
- パラボラ大型アンテナシステム
- 衛星通信・宇宙観測用の大型アンテナの設計・設置・保守。
05海洋/防衛副次
洋上・海中・海底・港湾向け調査・計測機器を防衛、洋上風力、水産業等に提供。防衛分野は攻撃能力を持たない装備品のみ。
主要顧客防衛省、海洋調査会社、風力発電事業者
- 海洋調査機器
- 水中音響測深機、海底探査システム等の海洋計測機器。
- 防衛装備品(非攻撃型)
- 防衛用途の計測・監視機器。攻撃能力を持たない装備に限定。
06ソフトウェア開発支援副次
ソフトウェア開発ライフサイクル全般の品質・生産性向上のための製品・サービスを提供。DX対応のセキュリティソリューションも提供。
主要顧客ソフトウェア開発企業、組み込み機器メーカー
- ソフトウェアテストツール
- コード解析、テスト自動化、品質管理ツール。
07ライフサイエンス・その他副次
胸部X線・CT画像読影支援システム、整形外科用術前計画ツール、電子顕微鏡、自社開発油中粒子計測器、量子コンピューター関連機器等を提供。
主要顧客医療機関、研究機関、製造業
- 画像読影支援システム
- AIを用いた胸部X線・CT画像の読影補助システム。
- 油中粒子計測器(自社開発)
- 潤滑油中の摩耗粒子等を計測する自社開発機器。
製品と技術
先進モビリティ向け振動騒音・自動運転評価システム
自動車や鉄道、産業機械の研究開発において、操縦性や乗り心地、振動騒音、安全性・耐久性を評価する計測システムを提供する。主力製品には車両の振動・騒音を詳細に計測する振動騒音計測システムや、自動運転技術の性能評価に用いる自動運転評価システムがある。EV(電気自動車)の性能評価やeVTOL(電動垂直離着陸機)の開発支援にも対応しており、2025年9月期のセグメント売上高は75億9千5百万円。ただし、顧客の建屋建設遅れにより大型案件が期ずれしたため、前年比22.7%の減収となった。受注残高は増加しており、翌期以降の回復が見込まれている。
脱炭素分野の電池・パワー半導体評価システム
カーボンニュートラル実現に向け、二次電池や燃料電池、パワー半導体の研究開発から製品評価までを支援する計測システムを展開する。リチウムイオン電池の充放電特性を評価する電池評価システムや、SiC・GaNなどのパワー半導体の動的特性を測定するパワー半導体評価システムが主要製品である。2024年3月に子会社化したエル・テールは水素関連事業の製造子会社であり、生産能力増強を進めている。2025年9月期のセグメント売上高は58億4千1百万円(前年比11.3%減)と落ち込んだが、電気化学測定や低温・磁気測定分野は計画を上回った。
情報通信とセキュリティを支えるネットワーク試験・監視ソリューション
ICT品質確保のため、ネットワーク性能試験や運用可視化、情報セキュリティ監視のシステムを提供する。主力は大手通信事業者向けネットワーク性能試験製品で、脆弱性スキャナや自社開発の大容量パケットキャプチャも成長している。サイバーセキュリティ分野ではサービスプロバイダー向け案件や官公庁向け大型案件が堅調で、2025年9月期のセグメント売上高は81億2千万円(前年比8.5%増)、セグメント利益は6億8千6百万円(同76.8%増)と大幅増益となった。クラウドやOSS、機械学習などの最新IT技術を活用し、リアルタイムなセキュリティサービスも展開している。
空と海の計測を支えるEMC試験システムと海洋調査機器
EMC(電磁環境両立性)分野では、自動車や家電、医療機器向けのEMC適合試験システムや、5G・コネクテッドカー向けOTA(空中線電力)計測システムを提供する。パラボラ大型アンテナ地上システムでは30年以上の実績があり、設置から保守・校正までトータルサポートする。海洋/防衛分野では、水中音響測深機や海底探査システムなどの海洋調査機器、防衛省向けの非攻撃型装備品を扱う。2025年9月期、EMC/大型アンテナは売上高44億2千7百万円(前年比5.4%減)だが受注残高は増加。海洋/防衛は売上高27億6百万円(同19.7%増)と堅調に推移した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- EMC/大型アンテナ大型アンテナ地上システムで30年以上の実績
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
計測・制御機器の専門商社、収益変動
同社は計測機器・制御システム・情報通信機器の専門商社。2024年9月期売上高350億円、営業利益率9.71%と高水準だったが、2025年9月期は売上高326億円(前期比7%減)、営業利益率5.83%と減収減益予想。同業のリョーサン菱洋ホールディングスや高千穂交易と競合する。高い技術提案力が強みだが、大型案件の有無により収益が変動しやすい。
強み
- 計測・制御分野で専門性の高いソリューションを提供し差別化。
- 2024年9月期は営業利益率9.71%と同業比で高水準。
- 自動車、電子、エネルギーなど幅広い産業に顧客基盤を持つ。
- 300億円超の売上を維持し、一定の事業基盤を確保。
課題
- 大型案件の有無で収益が左右され、2025年は減収減益見込み。
- 技術進歩が速く、常に最新の知識・製品を追従する必要。
- 設備投資動向に連動し、景気後退時の落ち込みリスク。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
IT・SaaSの時価総額近傍。太字が東陽テクニカ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7921TAKARA & COMPANY | 548億円 | 15.9倍 |
| 2 | 277Aグロービング | 528億円 | 20.1倍 |
| 3 | 9474ゼンリン | 521億円 | 17.7倍 |
| 4 | 4687TDCソフト | 514億円 | 12.5倍 |
| 5 | 4051GMOフィナンシャルゲート | 508億円 | 30.5倍 |
| 6 | 8151東陽テクニカ | 494億円 | 16.2倍 |
| 7 | 3679じげん | 490億円 | 10.7倍 |
| 8 | 9742アイネス | 483億円 | — |
| 9 | 3660アイスタイル | 479億円 | 17.3倍 |
| 10 | 4719アルファシステムズ | 478億円 | 12.7倍 |
| 11 | 4318クイック | 476億円 | 11.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。
会社の歴史
沿革 28件
工作機械商社から電子計測器へ転換した1950年代
1953年9月、光和通商株式会社として資本金100万円で設立された。当初は工作機械の輸入販売を主業務としていたが、1955年1月に英国EMI FACTORIES LTD.と総代理店契約を締結し、電子計測器分野に進出する。この契約が後の事業の方向性を決定的なものにした。同年3月には東陽通商株式会社に商号変更し、電子計測器の専門商社としての基盤を築いた。1967年3月には技術提案型ビジネスの中核となる「エレショップ」(後の技術各部)を新設し、単なる販売ではなく技術支援を伴う営業体制を整えた。
上場と技術センター開設で成長基盤を固めた1980年代
1982年10月、株式額面変更のため東陽通商(旧中央化学機械)に吸収合併され、1984年11月に株式会社東陽テクニカへ商号変更した。1985年2月には神奈川県厚木市に技術センター(旧電子技術センター)を完成させ、計測システムの開発・検証機能を強化。同年7月には東京証券取引所市場第二部に上場し、1990年3月には市場第一部に指定替えとなった。1998年11月には本社、技術センター、エレクトロニクス事業部営業本部を東京都中央区八重洲に統合移転し、経営効率を高めた。
品質認証取得とグローバル展開を加速した2000年代
2002年9月に技術センターがISO9001認証を取得し、2005年9月にはISO/IEC17025認定とISO14001認証も取得。品質管理体制と環境マネジメントを国際標準に適合させた。2010年10月、中国上海市に販売拠点として東揚精測系統(上海)有限公司を設立し、海外展開を本格化。2014年には北京分公司を開設した。2015年8月には米国カリフォルニア州にTOYOTech LLCを設立し、2016年2月には同地のソフトウェア開発会社PolyVirtual Corporationを買収。2017年5月には香港に東陽精測國際有限公司を設立し、アジア・北米の販売網を拡充した。
プライム市場移行と積極M&Aで事業領域を拡大した2020年代
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行。同年、米国子会社TOYOTech LLCがGeneral Test Systems Inc.と合同出資しAeroGT Labs Corporationを設立した。2023年はM&Aの積極年で、3月に株式会社レキシー、11月にRototest International ABを子会社化。2024年1月には株式会社トーキンEMCエンジニアリング(現東陽EMCエンジニアリング)、3月には株式会社エル・テールを買収した。2024年9月にはAeroGT Labs Corporationを完全子会社化し、EMC・アンテナ分野の体制を強化。同年11月には中期経営計画“TY2027”と長期ビジョン“BT600-2030”を発表し、2030年に連結売上高600億円を目指す方針を示した。2025年8月には量子コンピューター事業を開始した。
年表28件を開く
1950年代
- 1953年9月創業工作機械の輸入販売を主業務とする光和通商株式会社(資本金100万円)を設立。大阪出張所(現大阪支店)を設置。
- 1955年1月英国EMI FACTORIES,LTD.と総代理店契約を締結し、電子計測器分野に進出。
- 1955年3月商号変更東陽通商株式会社に商号変更。
1960年代
- 1967年3月「エレショップ」(現在の技術各部に発展)を新設。
1970年代
- 1973年7月名古屋出張所(現名古屋支店)を設置。
1980年代
- 1982年10月M&A株式額面金額変更(500円より50円に変更)のため、東陽通商株式会社(旧称中央化学機械株式会社)に吸収合併される。
- 1984年11月商号変更株式会社東陽テクニカに商号変更。
- 1985年2月技術センター(神奈川県厚木市 旧電子技術センター)完成。
- 1985年7月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
1990年代
- 1990年3月東京証券取引所市場第一部に指定替え。
- 1998年11月M&A本社、技術センター、エレクトロニクス事業部営業本部を、中央区八重洲に移転統合。
2000年代
- 2002年9月技術センター、ISO9001 認証取得。
- 2005年9月ISO/IEC17025 認定取得及びISO14001 認証取得。
2010年代
- 2010年10月創業中国上海市に販売拠点として東揚精測系統(上海)有限公司を設立。
- 2013年4月宇都宮営業所を設置。
- 2014年8月東揚精測系統(上海)有限公司の北京分公司開設。
- 2015年8月創業米国カリフォルニア州に販売拠点としてTOYOTech LLCを設立。
- 2016年2月M&A米国カリフォルニア州所在のソフトウェア開発会社であるPolyVirtual Corporationを買収。
- 2017年5月創業香港に販売拠点として東陽精測國際有限公司を設立。
2020年代
- 2022年4月株式を東京証券取引所の市場区分「プライム市場」へ移行。米国子会社TOYOTech LLCがGeneral Test Systems Inc.と合同出資し「AeroGT Labs Corporation」を設立。
- 2023年3月M&A「株式会社レキシー」の株式を取得し、子会社化。
- 2023年8月R&Dセンターを開設。
- 2023年11月M&A「Rototest International AB」の株式を取得し、子会社化。
- 2024年1月M&A「株式会社トーキンEMCエンジニアリング」の株式を取得し、子会社化。「株式会社東陽EMCエンジニアリング」に社名変更。
- 2024年3月M&A「株式会社エル・テール」の株式を取得し、子会社化。
- 2024年9月M&A米国子会社TOYOTech LLCが増資により「AeroGT Labs Corporation」を子会社化。(当社の孫会社化)
- 2024年11月中期経営計画“TY2027”及び長期ビジョン“BT600-2030”を発表。
- 2025年8月量子コンピューター事業を開始。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/9期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結売上高(中期経営計画 TY2027 最終年度)2027年9月期まで450億円(新規M&Aを含め500億円以上)
- 連結営業利益(中期経営計画 TY2027 最終年度)2027年9月期まで45億円
- ROE(中期経営計画 TY2027 最終年度)2027年9月期まで11.0%
- 連結売上高(長期ビジョン BT600-2030)2030年まで600億円
- 連結営業利益(長期ビジョン BT600-2030)2030年まで75億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
注力分野への事業拡大
先進モビリティ、脱炭素/エネルギー、防衛といった分野にリソースを集中し、成長市場での事業拡大を図る。
- 02
高付加価値ソリューションの強化
リカーリングビジネスの推進や自社開発製品の拡大により、安定収益を確保しつつ差別化を進める。
- 03
海外展開とM&Aの積極活用
新拠点設立も含む海外事業強化と、成長加速のためのM&Aに継続的に取り組む。
- 04
サステナビリティ経営の推進
5つのマテリアリティに基づき、技術革新、環境保全、多様な人材活用などに全社で取り組む。
- 05
人材への投資と働き方改革
キャリア支援・評価制度充実、グローバル人材育成、フレックス・テレワーク等で生産性と働きやすさを向上。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で653人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は913万円で、9期前と比べて+22.9%。平均年齢は42.5歳、平均勤続年数は12.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年9月 | — | — | — | 489 | — |
| 2017年9月 | — | — | — | 503 | — |
| 2018年9月 | — | — | — | 521 | — |
| 2019年9月 | 743 | 40.9 | 14.0 | 523 | — |
| 2020年9月 | 756 | 41.3 | 14.2 | 530 | — |
| 2021年9月 | 735 | 41.7 | 13.9 | 528 | — |
| 2022年9月 | 796 | 42.0 | 13.7 | 539 | — |
| 2023年9月 | 818 | 42.0 | 13.3 | 591 | — |
| 2024年9月 | 875 | 42.5 | 13.4 | 650 | 523 |
| 2025年9月 | 913 | 42.5 | 12.9 | 653 | 291 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社12社(国内 5 / 海外 7、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社レキシー東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社東陽EMCエンジニアリング東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社エル・テール兵庫県川西市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外東揚精測系統(上海)有限公司中国上海市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外東陽精測國際有限公司香港九龍市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外TOYOTech LLC米国 カリフォルニア州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外PolyVirtual Corporation米国 カリフォルニア州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外北京普利科技有限公司中国北京市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内Rototest International ABスウェーデン ローンニゲ · 連結子会社議決権100.0%
- 国内Rototest Europe ABスウェーデン ローンニゲ · 連結子会社議決権100.0%
- 海外AeroGT Labs Corporation米国 カリフォルニア州 · 連結子会社議決権55.0%
- 海外Uila, Inc.米国 カリフォルニア州 · 連結子会社議決権32.9%
- 調達5.2億円インターネット情報検索ライセンス警察庁 · 2026-03-23
- 調達4.8億円インターネット情報検索ライセンス警察庁 · 2025-03-13
- 調達1.2億円ソフトウェア(海底地形処理)12個ほか5点買入海上保安庁 · 2020-03-03
- 調達1.1億円海上重力計1式買入海上保安庁 · 2018-12-11
- 調達9,960万円浅海用音波探査装置1式買入海上保安庁 · 2018-12-11
- 調達8,190万円脆弱性検査用ソフトウェアライセンス防衛省 · 2025-03-04
- 調達5,830万円浅海用音波探査装置1式ほか2点買入海上保安庁 · 2025-10-23
- 調達5,220万円表層探査装置1式ほか1点買入海上保安庁 · 2024-11-08
- 調達5,050万円表層探査装置1式ほか1点買入海上保安庁 · 2018-12-19
- 調達4,690万円ドラグサクション浚渫兼油回収船「海翔丸」音響測深機2台外2点国土交通省 · 2025-09-04
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年9月期の売上高は326億円、営業利益は19億円。前期と比べると減収減益で、売上が-6.9%、利益が-44.1%。
会社が出している今期の予想2026年9月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 390億円 | 326億円 |
| 営業利益 | 36億円 | 19億円 |
| 純利益 | 26億円 | 12億円 |
| 1株あたり配当 | ¥70 | ¥70 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は69億円、営業利益は−4億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+21.1%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年2Q | 100 | 17 | 17.0 | 13 |
| 2023年3Q | 57 | −4 | −7.0 | −1 |
| 2023年4Q | 70 | — | — | 5 |
| 2024年1Q | 69 | 7 | 10.1 | 7 |
| 2024年2Q | 135 | 26 | 19.3 | 18 |
| 2024年4Q | 146 | 1 | 0.7 | 0 |
| 2025年2Q | 174 | 14 | 8.0 | 9 |
| 2025年4Q | 152 | 5 | 3.3 | 3 |
| 2026年2Q | 215 | 31 | 14.4 | 22 |
| 2026年3Q | 69 | −4 | −5.8 | −1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年9月期からの14期で、売上は209億円から326億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は5.8%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年9月 | 209 | — | 35 | — | 19 |
| 2013年9月 | 200 | — | 25 | — | 15 |
| 東揚精測系統(上海)有限公司の北京分公司開設。 | |||||
| 2014年9月 | 238 | — | 28 | — | 18 |
| 米国カリフォルニア州に販売拠点としてTOYOTech LLCを設立。 | |||||
| 2015年9月 | 210 | — | 17 | — | 10 |
| 米国カリフォルニア州所在のソフトウェア開発会社であるPolyVirtual Corporationを買収。 | |||||
| 2016年9月 | 217 | — | 14 | — | 9 |
| 香港に販売拠点として東陽精測國際有限公司を設立。 | |||||
| 2017年9月 | 216 | — | 10 | — | 5 |
| 2018年9月 | 236 | — | 14 | — | 12 |
| 2019年9月 | 255 | — | 19 | — | 11 |
| 2020年9月 | 231 | — | 15 | — | 14 |
| 2021年9月 | 235 | — | 22 | — | 17 |
| 株式を東京証券取引所の市場区分「プライム市場」へ移行。米国子会社TOYOTech LLCがGeneral Test Systems Inc.と合同出資し「AeroGT Labs Corporation」を設立。 | |||||
| 2022年9月 | 265 | — | 28 | — | 19 |
| 「株式会社レキシー」の株式を取得し、子会社化。 | |||||
| 2023年9月 | 282 | — | 18 | — | 15 |
| 「株式会社トーキンEMCエンジニアリング」の株式を取得し、子会社化。「株式会社東陽EMCエンジニアリング」に社名変更。 | |||||
| 2024年9月 | 350 | 34 | 34 | 9.7 | 25 |
| 2025年9月 | 326 | 19 | 20 | 5.8 | 12 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年9月期
売上高326億円のうち、営業利益として残るのは19億円で5.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は12億円、売上の3.7%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金56.4%184億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金37.7%123億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.8%19億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年9月期は営業CFが22億円、投資CFが−8億円で、差し引きのフリーCFは14億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は37億円で、売上の1.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年9月 | 25 | −9 | −7 | 16 | 43 |
| 2013年9月 | 6 | 32 | −32 | 38 | 49 |
| 2014年9月 | 24 | −16 | −8 | 8 | 49 |
| 2015年9月 | 13 | 23 | −30 | 36 | 56 |
| 2016年9月 | 14 | 2 | −19 | 16 | 51 |
| 2017年9月 | 11 | −11 | −7 | 0 | 44 |
| 2018年9月 | 11 | 2 | −5 | 13 | 52 |
| 2019年9月 | 17 | −12 | −11 | 5 | 46 |
| 2020年9月 | 21 | 5 | −8 | 26 | 64 |
| 2021年9月 | 61 | −53 | −22 | 8 | 50 |
| 2022年9月 | 18 | −17 | −15 | 1 | 38 |
| 2023年9月 | −1 | 18 | −29 | 17 | 27 |
| 2024年9月 | 41 | −29 | −7 | 12 | 31 |
| 2025年9月 | 22 | −8 | −10 | 14 | 37 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年9月期の総資産は399億円。このうち返さなくてよい自己資本が281億円で、自己資本比率は70.1%(業種中央値50.6%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年9月 | 369 | 322 | 47 | 87.2 |
| 2013年9月 | 349 | 308 | 41 | 88.1 |
| 2014年9月 | 361 | 319 | 42 | 88.1 |
| 2015年9月 | 348 | 302 | 46 | 86.7 |
| 2016年9月 | 334 | 289 | 45 | 86.3 |
| 2017年9月 | 337 | 291 | 46 | 86.1 |
| 2018年9月 | 346 | 301 | 45 | 86.6 |
| 2019年9月 | 346 | 299 | 47 | 86.1 |
| 2020年9月 | 345 | 303 | 42 | 87.1 |
| 2021年9月 | 389 | 297 | 92 | 76.1 |
| 2022年9月 | 416 | 294 | 122 | 70.4 |
| 2023年9月 | 400 | 283 | 117 | 70.6 |
| 2024年9月 | 391 | 281 | 110 | 71.6 |
| 2025年9月 | 399 | 281 | 118 | 70.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で284社中39位あたり、逆に低いのは売上成長率で284社中269位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,893で、1年前と比べて+22.9%。過去52週の値幅のなかでは51%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 16.2倍 |
| PER (会社予想) | 15.7倍 |
| PBR | 1.41倍 |
| 配当利回り | 3.70% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月18日に2077円と、前日比1.47%下落しましたが、8月14日には2117円まで上昇するなど高値圏で推移しています。25日移動平均線(1989.52円)を上回り、75日線や200日線も突破しており、中期的な上昇トレンドにあります。8月6日には453000株と出来高が急増し、その後も高水準が続いています。RSIは69.17と中立からやや過熱気味ですが、上昇基調は継続する見込みです。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 58/100)。
PERは17.91倍で業界平均18.05倍とほぼ同水準であり、PBRは1.54倍で平均1.25倍をやや上回る。配当利回り3.37%は平均2.92%を上回り、ROEは4.3%と低め。直近の売上高は減少傾向にあり、利益も縮小しているが、業界平均と比べたバリュエーションはほぼ妥当。配当性向は96.4%と高く、安定した還元は魅力だが、今後の業績回復が焦点。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 16.2倍 | 17.9倍 |
| PER (予想) | 15.7倍 | — |
| PBR | 1.41倍 | 1.24倍 |
| ROE | 4.3% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、技術革新に伴う計測需要の拡大を取り込めるかと、収益性の維持です。強気派は、5GやAI、電気自動車など先端分野での計測器需要が中期的に増加し、同社の技術提案力で受注を拡大できると期待します。過去1年で株価が約38%上昇したのは、そうした期待を反映しています。一方、弱気派は、2025年9月期の減収減益予想や、営業利益率の低下を懸念します。実際、直近の業績は市場予想を下回る可能性があり、株価の過熱感も指摘されています。成長持続性と収益性のバランスが争点です。
- 先端分野の需要拡大
5G、車載、半導体向け計測需要が増加しており、同社の強みが活きる。
- 高付加価値ビジネス
技術提案型の営業で、他社との差別化と高い利益率を実現。
- 株価上昇が期待を示唆
1年間で株価が約38%上昇し、市場の期待が高い。
- 予想PER17.2倍でV字回復期待決算発表後影響強
実績PER17.91倍から予想17.2倍へ改善
- 営業利益率5.83%の高収益構造継続影響中
売上高326億円・営業利益19億円で利益率5.83%
- 配当利回り3.37%の株主還元継続影響弱
株価2077円で配当利回り3.37%
- 1年で37.8%上昇のモメンタム継続影響弱
直近1年+37.8%、上昇トレンド継続
- 業績の減速感
2025/9期の売上・利益予想が減収減益であり、伸び悩みが懸念される。
- 利益率の低下
営業利益率が9.7%から5.8%へと急低下する見通し。
- 株価の割高懸念
PERは17.9倍とセクター平均に比べて割高で、業績未達ならリスク。
- 営業利益34→19億円と半減通年影響強
営業利益が34億円から19億円へ44%減
- 売上高350→326億円と減収通年影響中
売上高が350億円から326億円へ6.9%減
- 純利益25→12億円と半減通年影響中
純利益が25億円から12億円へ減少
- ROE4.3%とPBR1.54倍の割高不定影響弱
PER17.91倍・PBR1.54倍に対しROE4.3%
- 営業利益率
- 高収益体質が維持できるか。低下傾向に歯止めがかかるか注目。
- 先端分野の受注状況
- 5G・車載・半導体関連の需要動向が今後の成長の鍵を握る。
- 海外売上比率
- 海外展開の進捗と、国内市場の飽和に対する成長余地を測る。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり70円で、前期から+1.5%。いまの株価に対する利回りは3.70%。増配か配当維持が8年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年9月 | 36 | — | 77.0 |
| 2017年9月 | 22 | −38.9 | 108.8 |
| 2018年9月 | 30 | 36.4 | 54.1 |
| 2019年9月 | 33 | 10.0 | 62.8 |
| 2020年9月 | 38 | 15.2 | 103.8 |
| 2021年9月 | 40 | 5.3 | 59.5 |
| 2022年9月 | 50 | 25.0 | 55.8 |
| 2023年9月 | 54 | 8.0 | 75.7 |
| 2024年9月 | 68 | 25.9 | 81.0 |
| 2025年9月 | 69 | 1.5 | 96.4 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥70
株主
有価証券報告書より
2025年9月期末の株主数は延べ11,782人。区分でいちばん多いのは個人・その他で53.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が30.9%を占め、残る69.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年9月% | 2021年9月% | 2022年9月% | 2023年9月% | 2024年9月% | 2025年9月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 42.2 | 44.7 | 45.5 | 49.3 | 53.4 | 53.2 |
| 金融機関 | 34.9 | 30.4 | 29.9 | 30.9 | 28.0 | 28.9 |
| 自己株式 | 6.1 | 9.3 | 10.3 | 14.3 | 17.4 | 17.4 |
| 外国法人 | 16.7 | 20.1 | 19.1 | 15.5 | 13.9 | 13.7 |
| 証券会社 | 2.1 | 2.8 | 3.4 | 2.0 | 2.9 | 2.3 |
| 事業法人 | 4.1 | 2.0 | 2.1 | 2.3 | 1.8 | 2.0 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 12.96 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 9.36 |
| 03 | NOMURA CUSTODY NOMINEES LIMITED OMNIBUS-FULLY PAID (CASHPB)(常任代理人 野村證券株式会社) | 4.47 |
| 04 | RBC IST 15 PCT NON LENDING ACCOUNT- CLIENT ACCOUNT (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 4.11 |
| 05 | 明治安田生命保険相互会社 | 3.97 |
| 06 | 東陽テクニカ従業員持株会 | 3.84 |
| 07 | 日本生命保険相互会社 | 1.31 |
| 08 | JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 1.10 |
| 09 | BANK JULIUS BAER AND CO., LTD. (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.03 |
| 10 | 丸三証券株式会社 | 0.87 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-14シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社新規の大量保有報告8.77%-1.24pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−15%、1株純資産は14期で+17%。直近期のROEは4.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年9月 | 65 | 1,107 | 6.0 | 13.1 | 57.9 |
| 2013年9月 | 54 | 1,120 | 4.8 | 23.1 | 60.4 |
| 2014年9月 | 65 | 1,156 | 5.7 | 17.4 | 60.5 |
| 2015年9月 | 37 | 1,168 | 3.3 | 23.6 | 83.6 |
| 2016年9月 | 35 | 1,165 | 3.0 | 28.8 | 77.0 |
| 2017年9月 | 20 | 1,174 | 1.7 | 50.9 | 108.8 |
| 2018年9月 | 49 | 1,213 | 4.1 | 18.8 | 54.1 |
| 2019年9月 | 46 | 1,216 | 3.8 | 23.1 | 62.8 |
| 2020年9月 | 59 | 1,228 | 4.8 | 17.0 | 103.8 |
| 2021年9月 | 71 | 1,252 | 5.8 | 17.0 | 59.5 |
| 2022年9月 | 81 | 1,250 | 6.5 | 14.9 | 55.8 |
| 2023年9月 | 68 | 1,263 | 5.3 | 19.9 | 75.7 |
| 2024年9月 | 113 | 1,301 | 9.0 | 13.2 | 81.0 |
| 2025年9月 | 56 | 1,300 | 4.3 | 26.6 | 96.4 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
12名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/9期の役員報酬は総額303百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 高野俊也 | 代表取締役 社長執行役員 | 67 | 51,000 |
| 小野寺充 | 取締役 常務執行役員 | 64 | 35,000 |
| 今泉良通 | 取締役 上席執行役員 | 62 | 26,000 |
| 木内健雄 | 取締役 上席執行役員 | 69 | 34,000 |
| 松井俊明 | 取締役 上席執行役員 | 63 | 12,000 |
| 西勝也 | 取締役 | 62 | 2,000 |
| 須加深雪 | 取締役 | 65 | 1,000 |
| 依田智樹 | 取締役 | 67 | 1,000 |
| 澁谷信 | 常勤監査役 | 66 | 1,000 |
| 森川紀代 | 監査役 | 56 | — |
| 堀之北重久 | 監査役 | 74 | — |
| 藤原久美子 | 監査役 | 50 | — |
役員報酬の内訳2025/9期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 129 | 63 | 51 | 244 | 49 |
| 社外監査役 | 4 | 28 | — | — | 28 | 7 |
| 社外取締役 | 3 | 24 | — | 4 | 28 | 9 |
| 監査役 | 1 | 3 | — | — | 3 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/9期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,127字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,697字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,091字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,382字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第74期(2025/10/01-2026/09/30)2026-05-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第73期(2024/10/01-2025/09/30)2025-12-18
- 半期報告書半期報告書-第73期(2024/10/01-2025/09/30)2025-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第72期(2023/10/01-2024/09/30)2024-12-23
- 四半期報告書四半期報告書-第72期第2四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 四半期報告書四半期報告書-第72期第1四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第71期(2022/10/01-2023/09/30)2023-12-22
- 四半期報告書四半期報告書-第71期第3四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第71期第2四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 四半期報告書四半期報告書-第71期第1四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第70期(令和3年10月1日-令和4年9月30日)2022-12-23
- 四半期報告書四半期報告書-第70期第3四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2026年9月期 第3四半期決算説明資料2026-08-05
TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。
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