概要
モリトは、スナップボタンや面ファスナーといったアパレル副資材の企画・製造・販売を中核とする企業である。1908年に大阪で創業し、現在は自動車内装部品や生活産業資材にも事業を拡大している。2025年11月期の連結売上高は569億円、従業員数は1,708名。東京証券取引所プライム市場に上場しており、23の連結子会社と1つの持分法適用関連会社で構成されるグローバルグループである。
事業の三本柱:アパレル・自動車・生活産業
モリトグループの事業は、大きく三つのセグメントに分かれる。第一はアパレル・ファッション分野で、スナップボタン、面ファスナー、ホック、リベットなどの副資材を企画・製造・販売する。主要な顧客はアパレルメーカーやスポーツ用品メーカーである。第二は自動車分野で、シートカバー用留め具や内装ファスナー、トリム用部品などを自動車部品メーカーやOEMに供給する。第三は生活産業・文具・OA機器分野で、文具やOA機器向け資材、マリンレジャー用品、スノーボード用品の輸入販売、厨房機器のレンタル・清掃サービスなどを手掛ける。このうちアパレル関連の売上比率が最も高く、グループ全体の収益を支えている。
23の子会社で構成されるグローバルネットワーク
モリトは日本、アジア、欧米の三地域に販売・製造拠点を広げている。日本にはモリトアパレル、モリトオートパーツ、モリトジャパンなど8社の連結子会社がある。アジアでは香港のMORITO SCOVILL HONG KONGを中心に、中国、ベトナム、タイ、インドに子会社を配置。欧米では米国、オランダ、メキシコに拠点を持ち、現地生産・販売を行っている。2025年には株式会社ミツボシコーポレーションをグループに加え、アパレル資材の総合販売力を強化した。これらのネットワークにより、グローバルな調達と最短の販売網を実現している。
持株会社体制への移行とグループ再編
2019年6月、モリトは吸収分割契約によりアパレル資材事業と生活産業資材事業をモリトジャパンに承継し、持株会社体制へ移行した。その後、2022年6月にはモリトジャパンを分割会社として、アパレル関連事業をモリトアパレルに、輸送関連事業(自動車内装部品)をモリトオートパーツに承継。これにより、各事業会社が専門性を発揮しやすい体制となった。モリト本体はグループ全体の経営管理と戦略立案を担い、子会社はそれぞれの分野で企画開発から製造販売までを一貫して行っている。この再編は、市場変化に迅速に対応するための布石である。
売上高569億円、安定した収益基盤
2025年11月期の連結売上高は569億円(前期比17.2%増)、営業利益33億円(同16.2%増)と増収増益を達成した。過去10年のトレンドでは、売上高は2012年の315億円から堅調に拡大し、2020年には新型コロナの影響で407億円に落ち込んだが、その後回復している。地域別では日本セグメントが413億円と全体の約73%を占め、アジアが83億円、欧米が73億円と続く。純利益は29億円で、自己資本比率は約67%と財務体質は強固である。グループは「小さなパーツで世界を変え続ける」を掲げ、サステナブル素材の開発にも積極的である。
サステナブル素材「Rideeco®」への取り組み
モリトグループは、サステナブルな社会の実現を目指すプロジェクト「Rideeco®(リデコ)」を推進している。その一環として、国内の廃漁網を100%使用した糸「MURON®(ミューロン)」の本格販売や、縫製工場から出るはぎれなどを活用した混抄紙「ASUKAMI®(アスカミ)」の開発・販売を行っている。これらの取り組みは、アパレル業界の廃棄物削減に貢献するもので、新規取引の獲得にもつながっている。また、グループ全体でSDGsに賛同し、環境負荷の低いモノづくりとダイバーシティ推進を経営の重要課題と位置付けている。
業界の中での役割はアパレル向けファスニング資材のグローバルサプライヤー。スナップボタン、面ファスナー、ホック等で世界有数。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2025/11期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 日本 | 413億円 | 72.6% | 26億円 | 6.3% |
| アジア | 83億円 | 14.6% | 8億円 | 9.6% |
| 欧米 | 73億円 | 12.8% | 4億円 | 5.5% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01アパレル・ファッション主力
スナップボタン、面ファスナー、ホック、リベット等のアパレル副資材を企画・製造・販売。国内外に製造・販売拠点を持ち、主にモリトアパレル、MORITO SCOVILL AMERICAS等が担当。クラレファスニング(関連会社)では面ファスナーを製造販売。
世界有数のスナップボタンメーカー
主要顧客アパレルメーカー、スポーツ用品メーカー
- スナップボタン
- 衣料品やバッグ等に使われる留め具。金属や樹脂製で、各種サイズや色を展開。
- 面ファスナー
- マジックテープ(登録商標)等の面状の留め具。衣料品、スポーツ用品、産業資材等に広く使用。
- リベット・ホック等金属副資材
- 衣料品や皮革製品に使用される金属製のリベット(鋲)、ホック、アイレット等。
02自動車準主力
自動車内装部品(シートカバー用留め具、内装ファスナー、トリム用部品等)を企画開発・製造販売。モリトオートパーツ、MORITO NORTH AMERICA等が担当。
主要顧客自動車部品メーカー、自動車OEM
- 自動車内装用ファスニング部品
- 自動車のシート、ドアトリム、天井等の内装材を固定するための留め具類。クリップ、ファスナー、ホック等。
03生活産業・文具・OA機器副次
文具・OA機器向け資材、マリンレジャー用品、スノーボード用品等の輸入販売・卸、厨房機器レンタル・清掃等。モリトジャパン、エース工機、マニューバーライン等が担当。
主要顧客文具メーカー、OA機器メーカー、飲食店
- 生活産業資材
- 文具やOA機器に使用される留め具や部品、産業用テープ等。
- マリンレジャー用品
- ウェットスーツ、ライフジャケット等の輸入販売。
- 厨房機器レンタル
- 飲食店向けに厨房機器(食器洗浄機、冷蔵庫等)のレンタル・販売・清掃サービス。
製品と技術
衣料品の留め具を支えるスナップボタンと金属副資材
モリトの主力製品の一つがスナップボタンである。金属や樹脂製で、衣料品やバッグ、靴など様々な製品に使われる。サイズや色のバリエーションが豊富で、ファッション性と機能性を両立している。また、リベット(鋲)やホック、アイレットといった金属副資材も取り扱う。これらは特にジーンズや革製品、作業服などに使用され、強度と耐久性が求められる。モリトはこれらの製品を自社で企画・製造するほか、グローバルな調達網を活用して顧客に供給している。
面ファスナー「マジックテープ」の普及と製造技術
1960年に販売を開始したマジックテープは、モリトの成長を象徴する製品である。面状の留め具で、衣料品の開閉部やスポーツ用品、産業資材などに幅広く使われる。モリトは関連会社のクラレファスニング(2008年に株式30%取得)と協力し、面ファスナーの製造販売を継続している。クラレファスニングはクラレグループとの合弁であり、高品質な面ファスナーを安定的に供給する体制を築いている。近年はリサイクル素材を使った面ファスナーの開発も進めている。
自動車内装を固定するファスニング部品
モリトオートパーツが担当する自動車内装用ファスニング部品は、シート、ドアトリム、天井などの内装材を固定するためのクリップ、ファスナー、ホックなどである。これらの部品は、自動車の組み立てラインでの作業効率や、乗員の安全性・快適性に直結する。モリトは日系自動車メーカーや部品メーカーと直接取引を行い、中国や北米の現地生産拠点から供給している。2025年11月期の輸送関連売上は、日本・アジア・欧米の各セグメントで増加しており、同事業はグループの安定した収益源となっている。
マリンレジャー・スノーボードから厨房機器まで幅広い生活産業資材
生活産業・文具・OA機器分野では、モリトは多様な製品を扱う。子会社の㈱マニューバーラインは、ウェットスーツやライフジャケットなどのマリンレジャー用品、スノーボード用品を輸入販売している。また、文具やOA機器向けの留め具や産業用テープも手掛ける。さらにエース工機は、飲食店向けに食器洗浄機や冷蔵庫などの厨房機器をレンタル・販売し、清掃サービスも提供する。これらの事業は一見異なるが、いずれも「留める・固定する」というコア技術や、顧客ニーズに合わせた物流サービスを活かした展開である。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- アパレル・ファッション世界有数のスナップボタンメーカー
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
繊維卸で売上拡大も、利益率は中位で課題
卸売業界では、リョーサン菱洋ホールディングス、イメージワン、タビオ、高千穂交易、オルバヘルスケアホールディングスなどが同業。売上高は2023年11月期の485億円から2025年11月期には569億円と17%増加。営業利益率は5.98%(2024年11月期)とほぼ横ばい。業界内では中規模クラスで、リョーサン菱洋など大手に比べると規模は小さい。繊維・服飾卸が中心で、円安や原材料高が収益を圧迫する可能性。
強み
- 売上高が2023年11月期の485億円から2025年11月期は569億円と成長。
- 繊維分野で安定した取引先を持ち、継続的な需要が見込める。
- 幅広い繊維製品を取り扱い、多様な需要に対応可能。
- 売上高が順調に伸びており、経営基盤が安定。
課題
- 営業利益率が6%未満で推移し、収益性改善が課題。
- 原材料高や物流費の上昇が利益を圧迫する可能性。
- 同業他社が多い中で、差別化が難しく価格競争に直面。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
商社・卸売の時価総額近傍。太字がモリト
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8052椿本興業 | 560億円 | 10.5倍 |
| 2 | 8081カナデン | 558億円 | 13.9倍 |
| 3 | 3864三菱製紙 | 532億円 | 27.4倍 |
| 4 | 7537丸文 | 509億円 | 14.4倍 |
| 5 | 8151東陽テクニカ | 494億円 | 16.2倍 |
| 6 | 9837モリト | 485億円 | 13.3倍 |
| 7 | 7438コンドーテック | 449億円 | 13.2倍 |
| 8 | 7510たけびし | 439億円 | 14.8倍 |
| 9 | 4249森六 | 426億円 | 17.3倍 |
| 10 | 7637白銅 | 424億円 | 19.8倍 |
| 11 | 7607進和 | 419億円 | 11.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。
会社の歴史
沿革 37件
ハトメ・ホックの仲買商からスタートした1908年
1908年6月、大阪市西区において森藤寿吉がハトメ・ホックの仲買商を開業した。これがモリトの創業である。当時は衣料品用の小さな金属部品を専門に扱う商社としてスタートし、その後、製造にも進出する基礎を築いた。1935年12月には資本金50万円で株式会社森藤商店を設立し、組織化を進めた。創業から約30年で法人化し、事業の基盤を固めた。
マジックテープ販売で成長した戦後復興期
第二次世界大戦後、モリトは1948年5月に東京事業所を開設し、全国展開の第一歩を踏み出した。1960年4月には札幌営業所を開設し、北海道にも進出。同年5月、スイスのベルクロ社が開発した面ファスナー「マジックテープ®」の販売を開始した。この新製品は衣料品やスポーツ用品、産業資材に幅広く採用され、モリトの成長を大きく加速させた。1963年8月には商号を森藤株式会社に変更し、1976年11月には現在のモリト株式会社となった。
アジア・欧米への海外進出を開始した1970〜80年代
1970年代から海外市場への本格進出が始まった。1977年4月、香港に摩理都實業(香港)有限公司を設立し、アジアでの販売拠点を確保。1983年6月には米国にKANE-M,INC.(現MORITO NORTH AMERICA)を設立し、北米市場に参入した。1985年1月にはオランダにMORITO (EUROPE) B.V.を設立し、欧州での事業基盤を築いた。これらの海外子会社は、後にアパレル副資材と自動車内装部品の両方で重要な役割を果たすことになる。
株式上場と中国・ベトナムへの生産シフト
1989年7月、モリトは大阪証券取引所市場第二部に上場し、資金調達力を高めた。2000年代に入ると、中国での生産拠点拡大を加速。2001年8月には華健金属塑膠製品(深圳)有限公司の経営権を取得し、2003年8月には上海に佳耐美国際貿易有限公司を設立した。2010年代にはベトナム(2010年)とタイ(2011年)にも製造・販売子会社を設立し、アジアでのプレゼンスを強化した。これらの動きは、グローバルなサプライチェーン構築を目的としていた。
M&Aと事業再編により成長を加速した2010年代
2014年、モリトは米国のGSG FASTENERS, LLCの経営権を取得し、北米でのアパレル副資材事業を拡大した。2018年にはこの会社をMORITO SCOVILL AMERICAS, LLCに改称し、同年香港子会社もMORITO SCOVILL HONG KONGに社名変更。さらに2018年には㈱マニューバーラインを買収し、マリンレジャー・スノーボード用品の輸入販売事業に参入。2019年には持株会社体制へ移行し、事業会社を整理した。これにより、グループの経営資源を効率的に配分できるようになった。
プライム市場移行と新たな買収による近年の拡大
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、モリトはプライム市場へ移行した。同年6月には子会社間の事業承継を完了し、モリトアパレルとモリトオートパーツがそれぞれの専門事業に集中する体制が整った。2024年12月にはアパレル雑貨の製造・販売を行う㈱Ms.IDを買収し、2025年4月には服飾資材総合販売の㈱ミツボシコーポレーションを子会社化。これらの買収により、アパレル関連事業の幅を広げるとともに、リサイクル事業など新たな分野にも進出している。
年表37件を開く
1900年代
- 1908年6月創業大阪市西区において森藤寿吉がハトメ・ホックの仲買商を開業(創業)
1930年代
- 1935年12月大阪市東区唐物町4丁目23番地において資本金50万円で㈱森藤商店を設立
1940年代
- 1948年5月東京事業所を開設
1960年代
- 1960年4月札幌営業所を開設
- 1960年5月マジックテープ®の販売を開始
- 1963年8月商号変更商号を森藤㈱に変更
1970年代
- 1970年10月名古屋事業所を開設
- 1975年6月福山事業所を開設
- 1976年11月商号変更商号をモリト㈱に変更
- 1977年4月香港に摩理都實業(香港)有限公司を設立(現連結子会社 MORITO SCOVILL HONG KONG CO.,LTD.)
1980年代
- 1982年3月八尾配送センターを開設
- 1983年6月米国にKANE-M,INC.を設立(現連結子会社 MORITO NORTH AMERICA,INC.)
- 1985年1月オランダにMORITO(EUROPE)B.V.を設立(現連結子会社)
- 1987年3月エース工機㈱を設立(現連結子会社)
- 1989年7月上場大阪証券取引所市場第二部に上場
2000年代
- 2001年8月摩理都實業(香港)有限公司が中国にある華健金属塑膠製品(深圳)有限公司(現連結子会社 摩理都工貿(深圳)有限公司)の経営権を取得
- 2003年8月中国に佳耐美国際貿易(上海)有限公司を設立(現連結子会社 摩理都(上海)国際貿易有限公司)
- 2008年3月クラレグループとの業務・資本提携により、クラレファスニング㈱の株式(発行済株式総数の30%)を取得(現持分法適用関連会社)
2010年代
- 2010年11月ベトナムにKANE-M DANANG CO.,LTD.を設立(現連結子会社 MORITO DANANG CO.,LTD.)
- 2011年4月タイにKANE-M(THAILAND)CO.,LTD.を設立(現連結子会社 MORITO TRADING(THAILAND)CO.,LTD.)
- 2013年7月M&A市場統合により東京証券取引所市場第二部へ移行
- 2014年3月㈱マテックスの経営権を取得(現連結子会社)
- 2014年10月GSG FASTENERS,LLCの経営権を取得(現連結子会社 MORITO SCOVILL AMERICAS,LLC)
- 2016年12月東京証券取引所市場第一部へ市場変更
- 2017年7月メキシコにMORITO SCOVILL MEXICO S.A. de C.V.を設立(現連結子会社)
- 2018年4月㈱マニューバーラインの経営権を取得(現連結子会社)
- 2018年10月GSG FASTENERS ASIA LTD. の事業の一部を摩理都實業(香港)有限公司へ移管し、摩理都實業(香港)有限公司の社名をMORITO SCOVILL HONG KONG CO.,LTD. へ変更(現連結子会社)
- 2018年10月KANE-M,INC.(現連結子会社 MORITO NORTH AMERICA,INC.)の事業の一部をGSG FASTENERS,LLCへ移管し、GSG FASTENERS,LLCの社名をMORITO SCOVILL AMERICAS,LLCへ変更(現連結子会社)
- 2018年11月モリト関東ロジスティクスセンターを開設
- 2018年12月モリトジャパン㈱を設立(現連結子会社)
- 2019年6月モリトジャパン㈱との吸収分割契約により、アパレル資材事業及び生活産業資材事業に関する権利義務を承継し、持株会社体制への移行
2020年代
- 2021年12月モリトアパレル㈱を設立(現連結子会社)
- 2021年12月モリトオートパーツ㈱を設立(現連結子会社)
- 2022年4月市場区分の見直しにより東京証券取引所プライム市場へ移行
- 2022年6月モリトジャパン㈱を分割会社として、アパレル関連事業に関する権利義務をモリトアパレル㈱に、輸送関連事業に関する権利義務をモリトオートパーツ㈱に承継
- 2024年12月㈱Ms.IDの経営権を取得(現連結子会社)
- 2025年4月㈱ミツボシコーポレーション及び同社子会社である上海美津星貿易有限公司の経営権を取得(現連結子会社)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/11期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
収益力の向上
既存事業の成長に加え、付加価値の高い新商品開発や設備投資を実施。グローバル市場の動向を踏まえ、「モリト基準」を満たす高品質商品の調達・生産・販売網を最適化する。またBtoC事業の拡大とECプラットフォームを活用したマーケティング強化に注力する。
- 02
管理体制の強化
少子高齢化や多様化する働き方に対応し、自社の価値観に共感する人材の確保・維持・育成を推進。個々の能力を最大限発揮できる職場環境を整備し、人的資本価値の向上を図る。
- 03
投資戦略とサステナブル経営の実践
事業拡大に向け資金循環の効率化とリスク管理を徹底し、強固な財務体質を構築。IT基盤再整備による経営迅速化と、SDGsに賛同したサステナブルなモノづくり、ダイバーシティ推進、コンプライアンス徹底により持続可能な社会の実現を目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,708人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は735万円で、9期前と比べて+45.1%。平均年齢は42.4歳、平均勤続年数は10.6年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年11月 | — | — | — | 1,424 | — |
| 2017年11月 | — | — | — | 1,442 | — |
| 2018年11月 | — | — | — | 1,518 | — |
| 2019年11月 | 506 | 42.0 | 10.6 | 1,480 | — |
| 2020年11月 | 646 | 42.6 | 10.6 | 1,386 | — |
| 2021年11月 | 684 | 42.9 | 10.4 | 1,328 | — |
| 2022年11月 | 635 | 42.8 | 10.7 | 1,273 | — |
| 2023年11月 | 706 | 42.4 | 10.8 | 1,490 | — |
| 2024年11月 | 736 | 42.6 | 11.2 | 1,509 | 192 |
| 2025年11月 | 735 | 42.4 | 10.6 | 1,708 | 193 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社23社(国内 10 / 海外 13、うち連結子会社 22) を有報から抽出しています。
- 国内モリトジャパン㈱(注)1大阪市中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内モリトアパレル㈱(注)1東京都台東区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内モリトオートパーツ㈱東京都台東区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内エース工機㈱東京都台東区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱マテックス兵庫県神戸市中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱マニューバーライン大阪市東住吉区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱キャンバス東京都江東区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱Ms.ID (注)6福岡県福岡市博多区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱ミツボシコーポレーション(注)7広島県福山市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外MORITO SCOVILL HONG KONG CO.,LTD. (注)2中国 香港九龍 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外摩理都工貿(深圳)有限公司(注)2中国広東省深圳市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外摩理都(上海)国際貿易有限公司中国上海市 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社11社を開く
- MORITO DANANG CO.,LTD. (注)2ベトナム ダナン100%
- MORITO TRADING(THAILAND)CO.,LTD.タイ バンコク100%
- 上海新世美得可國際貿易有限公司中国上海市100%
- GSG(SCOVILL)FASTENERS ASIA LTD.中国 香港九龍100%
- SCOVILL FASTENERS INDIA PVT. LTD.インド タミルナール100%
- MORITO NORTH AMERICA,INC.米国 テネシー州100%
- MORITO(EUROPE)B.V.オランダ ロッテルダム100%
- MORITO SCOVILL AMERICAS,LLC (注)2、3米国 ジョージア州100%
- MORITO SCOVILL MEXICO S.A. de C.V.メキシコ グアナフアト100%
- 上海美津星貿易有限公司(注)7中国上海市100%
- クラレファスニング㈱大阪市北区30%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年11月期の売上高は569億円、営業利益は33億円。前期と比べると増収増益で、売上が+17.3%、利益が+13.8%。
会社が出している今期の予想2026年11月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 630億円 | 569億円 |
| 営業利益 | 35億円 | 33億円 |
| 純利益 | 30億円 | 29億円 |
| 1株あたり配当 | ¥72 | ¥72 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は331億円、営業利益は21億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+28.3%、営業利益は+31.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 118 | 6 | 5.1 | 5 |
| 2023年2Q | 123 | 7 | 5.7 | 8 |
| 2023年3Q | 115 | 5 | 4.3 | 4 |
| 2023年4Q | 129 | — | — | 5 |
| 2024年1Q | 117 | 7 | 6.0 | 6 |
| 2024年2Q | 120 | 8 | 6.7 | 8 |
| 2024年4Q | 248 | 14 | 5.6 | 12 |
| 2025年2Q | 258 | 16 | 6.2 | 24 |
| 2025年4Q | 311 | 17 | 5.5 | 5 |
| 2026年2Q | 331 | 21 | 6.3 | 16 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年11月期からの14期で、売上は315億円から569億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は5.8%。純利益は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年11月 | 315 | — | 14 | — | 8 |
| 市場統合により東京証券取引所市場第二部へ移行 | |||||
| 2013年11月 | 331 | — | 17 | — | 11 |
| 2014年11月 | 359 | — | 17 | — | 13 |
| 2015年11月 | 433 | — | 19 | — | 14 |
| 2016年11月 | 401 | — | 16 | — | 12 |
| メキシコにMORITO SCOVILL MEXICO S.A. de C.V.を設立(現連結子会社) | |||||
| 2017年11月 | 414 | — | 17 | — | 33 |
| モリト関東ロジスティクスセンターを開設 | |||||
| 2018年11月 | 439 | — | 18 | — | 13 |
| 2019年11月 | 460 | — | 18 | — | 14 |
| 2020年11月 | 407 | — | 9 | — | 5 |
| モリトアパレル㈱を設立(現連結子会社) | |||||
| 2021年11月 | 436 | — | 18 | — | 14 |
| 2022年11月 | 485 | — | 23 | — | 17 |
| 2023年11月 | 485 | — | 28 | — | 22 |
| 2024年11月 | 485 | 29 | 30 | 6.0 | 26 |
| 2025年11月 | 569 | 33 | 36 | 5.8 | 29 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年11月期
売上高569億円のうち、営業利益として残るのは33億円で5.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は29億円、売上の5.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金69.4%395億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金24.8%141億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.8%33億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年11月期は営業CFが30億円、投資CFが−50億円で、差し引きのフリーCFは−20億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は94億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年11月 | 11 | −2 | −3 | 9 | 58 |
| 2013年11月 | 7 | −3 | −3 | 4 | 64 |
| 2014年11月 | 11 | −59 | 50 | −48 | 68 |
| 2015年11月 | 20 | 10 | −11 | 30 | 89 |
| 2016年11月 | 14 | 27 | −43 | 41 | 83 |
| 2017年11月 | 18 | 29 | −26 | 47 | 108 |
| 2018年11月 | 6 | −52 | 23 | −46 | 85 |
| 2019年11月 | 36 | 1 | −27 | 37 | 94 |
| 2020年11月 | 25 | 0 | −19 | 25 | 101 |
| 2021年11月 | 26 | −4 | −14 | 22 | 110 |
| 2022年11月 | 9 | −1 | −19 | 8 | 104 |
| 2023年11月 | 44 | 1 | −20 | 45 | 130 |
| 2024年11月 | 46 | 6 | −27 | 52 | 155 |
| 2025年11月 | 30 | −50 | −41 | −20 | 94 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年11月期の総資産は555億円。このうち返さなくてよい自己資本が398億円で、自己資本比率は71.8%(業種中央値50.6%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年11月 | 328 | 249 | 79 | 75.9 |
| 2013年11月 | 358 | 274 | 84 | 76.4 |
| 2014年11月 | 456 | 295 | 161 | 64.7 |
| 2015年11月 | 473 | 311 | 162 | 65.7 |
| 2016年11月 | 409 | 293 | 116 | 71.6 |
| 2017年11月 | 435 | 326 | 109 | 75.0 |
| 2018年11月 | 480 | 330 | 150 | 68.5 |
| 2019年11月 | 472 | 327 | 145 | 69.2 |
| 2020年11月 | 437 | 320 | 117 | 73.1 |
| 2021年11月 | 459 | 339 | 120 | 73.7 |
| 2022年11月 | 503 | 367 | 136 | 72.9 |
| 2023年11月 | 514 | 385 | 129 | 74.7 |
| 2024年11月 | 525 | 393 | 132 | 74.8 |
| 2025年11月 | 555 | 398 | 157 | 71.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で284社中29位あたり、逆に低いのはROEで284社中168位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,809で、1年前と比べて+23.1%。過去52週の値幅のなかでは47%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 13.3倍 |
| PER (会社予想) | 15.4倍 |
| PBR | 1.11倍 |
| 配当利回り | 3.98% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は1812円で、25日移動平均線(1798.04円)を0.8%上回り、75日線(1807.86円)も上回っています。52週高値(2121円)からは14.6%下落、52週安値(1518円)からは19.4%上昇しています。7月14日に1850円まで上昇しましたが、その後はもみ合いが続き、8月に入ってからは1800円前後で推移しています。出来高は7月30日に191000株と急増しましたが、その後は減少しています。RSIは53.85と中立圏で、方向感は限定的です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)。
PERは13.3倍で業界平均の17.82倍を下回り、PBRも1.12倍と平均1.24倍をやや下回る。配当利回りは3.97%と平均2.96%を上回るが、配当性向が222.88%と極端に高く、利益を大幅に超える配当は持続可能性に懸念がある。ROEは7.37%と業界平均を下回り、収益性は低め。業績は増収増益傾向だが、2025年11月期の予想PER15.5倍とやや上昇しており、割安感は薄れている。全体的にはほぼ妥当な水準と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 13.3倍 | 17.9倍 |
| PER (予想) | 15.4倍 | — |
| PBR | 1.11倍 | 1.24倍 |
| ROE | 7.4% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
アパレル業界の構造的な需要減退が続く中、既存事業の収益性維持と新規分野へのシフトが焦点。強気派は、安定した営業利益率と増収基調、高い配当利回りを評価し、資本効率改善による株主還元の拡大を期待する。弱気派は、アパレル業界の長期低迷と原材料コスト上昇が収益を圧迫するとみて、事業ポートフォリオの転換が遅れていると懸念する。さらに、電子部品商社との比較で成長性が乏しいとの見方もある。
- 安定収益と増収
売上高は485億円から569億円へ増加、営業利益率6%前後を維持。
- 高配当利回り
配当利回り3.97%は魅力的で、株主還元姿勢が強い。
- PBR1倍超で改善余地
PBR1.12倍でROE7.37%と、資本効率向上の余地。
- 売上高569億円と大幅増収決算発表後影響中
売上高は485→485→569億円と今期17%増。拡大局面で収益力が高まる
- 営業利益33億円・純利益29億円と増益決算発表後影響中
営業利益29→33億円、純利益26→29億円。増収効果で2期連続増益
- 配当利回り3.97%と株主還元継続影響弱
配当利回り3.97%。高い還元水準が投資家の下値志向を支える
- 株価1年で22.99%上昇の勢い継続影響弱
1年間で+22.99%。上昇トレンドが続き、個人投資家の関心を集めやすい
- アパレル市場縮小
国内アパレル市場は縮小傾向で、中長期的な需要減が懸念。
- 収益率が頭打ち
営業利益率5.98%から5.8%へ低下傾向、コスト増が圧迫。
- 成長鈍化
新規分野の寄与がまだ小さく、既存事業の成長に限界。
- 来期予想PER15.5倍と悪化見通し決算発表後影響中
現行PER13.3倍に対し予想PER15.5倍。来期利益の減少を示唆し成長期待が弱い
- 営業利益率5.8%と低水準通年影響中
売上高569億円に対し営業利益33億円、営業利益率5.8%と低収益構造
- 外国人持株比率5.1%と低い継続影響弱
外国人持株比率5.1%。海外投資家の買いが入りにくく上値が重い
- PBR1.12倍・ROE7.37%の資本効率通年影響弱
PBR1.12倍、ROE7.37%。自己資本利益率が低く高評価を受けにくい
- 売上高伸び率
- 既存事業の成長性と新規分野の寄与度を測るため。
- 営業利益率
- アパレル市況悪化の中での収益性維持を確認。
- 配当性向
- 株主還元の持続可能性と増配余地の指標。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり72円で、前期から+11.1%。いまの株価に対する利回りは3.98%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年11月 | 17 | — | 57.0 |
| 2017年11月 | 28 | 64.7 | 20.6 |
| 2018年11月 | 25 | −10.7 | 65.2 |
| 2019年11月 | 26 | 4.0 | 42.5 |
| 2020年11月 | 18 | −30.8 | 32.4 |
| 2021年11月 | 26 | 44.4 | 37.7 |
| 2022年11月 | 32 | 23.1 | — |
| 2023年11月 | 55 | 71.9 | 81.2 |
| 2024年11月 | 63 | 14.5 | 75.1 |
| 2025年11月 | 70 | 11.1 | 222.9 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥72
株主
有価証券報告書より
2025年11月期末の株主数は延べ18,867人。区分でいちばん多いのは個人・その他で47.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.2%を占め、残る53.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年11月% | 2021年11月% | 2022年11月% | 2023年11月% | 2024年11月% | 2025年11月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 49.2 | 48.8 | 50.4 | 53.4 | 54.5 | 47.7 |
| 金融機関 | 25.6 | 25.5 | 23.9 | 19.8 | 19.9 | 24.2 |
| 事業法人 | 22.4 | 22.4 | 22.7 | 22.1 | 20.8 | 22.0 |
| 外国法人 | 2.3 | 2.8 | 2.8 | 3.7 | 3.6 | 5.1 |
| 自己株式 | 9.3 | 9.6 | 9.2 | 9.6 | 10.7 | 2.6 |
| 証券会社 | 0.4 | 0.5 | 0.2 | 1.0 | 1.2 | 1.0 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 8.96 |
| 02 | 明治安田生命保険相互会社 | 6.34 |
| 03 | カネエム工業株式会社 | 5.88 |
| 04 | 株式会社クラレ | 4.94 |
| 05 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 2.97 |
| 06 | モリト社員持株会 | 1.94 |
| 07 | 株式会社日本カストディ銀行(信託E口) | 1.32 |
| 08 | 株式会社みずほ銀行 | 1.31 |
| 09 | モリト共栄会 | 1.18 |
| 10 | BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 0.90 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+313%、1株純資産は14期で+81%。直近期のROEは7.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年11月 | 27 | 859 | 3.2 | 13.8 | 57.6 |
| 2013年11月 | 37 | 944 | 4.1 | 11.1 | 41.2 |
| 2014年11月 | 44 | 1,018 | 4.5 | 18.7 | 52.0 |
| 2015年11月 | 49 | 1,081 | 4.7 | 17.3 | 33.4 |
| 2016年11月 | 41 | 1,028 | 3.9 | 19.3 | 57.0 |
| 2017年11月 | 119 | 1,185 | 10.7 | 8.8 | 20.6 |
| 2018年11月 | 46 | 1,196 | 3.8 | 17.8 | 65.2 |
| 2019年11月 | 51 | 1,193 | 4.3 | 15.6 | 42.5 |
| 2020年11月 | 17 | 1,167 | 1.4 | 35.6 | 32.4 |
| 2021年11月 | 51 | 1,241 | 4.3 | 12.5 | 37.7 |
| 2022年11月 | 62 | 1,372 | 4.8 | 12.2 | — |
| 2023年11月 | 83 | 1,445 | 5.9 | 15.6 | 81.2 |
| 2024年11月 | 97 | 1,496 | 6.6 | 15.1 | 75.1 |
| 2025年11月 | 112 | 1,556 | 7.4 | 14.6 | 222.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
11名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/11期の役員報酬は総額232百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約9倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 一坪隆紀 | 代表取締役 社長 | 72 | 114,600 |
| 矢野文基 | 取締役 常務執行役員 事業推進室長 | 57 | 26,100 |
| 阿久井聖美 | 取締役 常務執行役員 コーポレート統括室長 兼管理本部長 | 61 | 25,800 |
| 石原真弓 | 取締役 | 63 | — |
| 松澤元雄 | 取締役 | 71 | 5,300 |
| 市川清 | 常勤監査役 | 66 | 13,200 |
| 松本光右 | 監査役 | 53 | 29,800 |
| 石橋基志 | 監査役 | 71 | — |
| 飯田和宏 | — | 66 | 10,000 |
| 森弘義 | 取締役 | 55 | 44,100 |
| 岩田宜子 | 取締役 | 70 | — |
役員報酬の内訳2025/11期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 75 | 105 | 13 | 194 | 65 |
| 監査役 | 1 | 16 | — | — | 16 | 16 |
| 社外取締役 | 2 | 12 | — | — | 12 | 6 |
| 社外監査役 | 2 | 10 | — | — | 10 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/11期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,934字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,047字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,963字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,458字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第89期(2025/12/01-2026/11/30)2026-07-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第88期(2024/12/01-2025/11/30)2026-02-24
- 半期報告書半期報告書-第88期(2024/12/01-2025/05/31)2025-07-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第87期(2023/12/01-2024/11/30)2025-02-28
- 四半期報告書四半期報告書-第87期第2四半期(2024/03/01-2024/05/31)2024-07-16
- 四半期報告書四半期報告書-第87期第1四半期(2023/12/01-2024/02/29)2024-04-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第86期(2022/12/01-2023/11/30)2024-02-29
- 四半期報告書四半期報告書-第86期第3四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-16
- 四半期報告書四半期報告書-第86期第2四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-14
- 四半期報告書四半期報告書-第86期第1四半期(2022/12/01-2023/02/28)2023-04-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第85期(2021/12/01-2022/11/30)2023-02-27
- 四半期報告書四半期報告書-第85期第3四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)2022-10-17
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 中期経営計画第9次中期経営計画「ACTION 1000」策定に関するお知らせ2026-07-14
TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。
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