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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

モリト

MORITO CO.,LTD.9837 · Prime · 卸売業

アパレル副資材でグローバル展開。スナップボタン・面ファスナー等のファスニング製品を軸に、自動車内装・生活産業資材へ拡大。

概要

モリトは、スナップボタンや面ファスナーといったアパレル副資材の企画・製造・販売を中核とする企業である。1908年に大阪で創業し、現在は自動車内装部品や生活産業資材にも事業を拡大している。2025年11月期の連結売上高は569億円、従業員数は1,708名。東京証券取引所プライム市場に上場しており、23の連結子会社と1つの持分法適用関連会社で構成されるグローバルグループである。

事業の三本柱:アパレル・自動車・生活産業

モリトグループの事業は、大きく三つのセグメントに分かれる。第一はアパレル・ファッション分野で、スナップボタン、面ファスナー、ホック、リベットなどの副資材を企画・製造・販売する。主要な顧客はアパレルメーカーやスポーツ用品メーカーである。第二は自動車分野で、シートカバー用留め具や内装ファスナー、トリム用部品などを自動車部品メーカーやOEMに供給する。第三は生活産業・文具・OA機器分野で、文具やOA機器向け資材、マリンレジャー用品、スノーボード用品の輸入販売、厨房機器のレンタル・清掃サービスなどを手掛ける。このうちアパレル関連の売上比率が最も高く、グループ全体の収益を支えている。

23の子会社で構成されるグローバルネットワーク

モリトは日本、アジア、欧米の三地域に販売・製造拠点を広げている。日本にはモリトアパレル、モリトオートパーツ、モリトジャパンなど8社の連結子会社がある。アジアでは香港のMORITO SCOVILL HONG KONGを中心に、中国、ベトナム、タイ、インドに子会社を配置。欧米では米国、オランダ、メキシコに拠点を持ち、現地生産・販売を行っている。2025年には株式会社ミツボシコーポレーションをグループに加え、アパレル資材の総合販売力を強化した。これらのネットワークにより、グローバルな調達と最短の販売網を実現している。

持株会社体制への移行とグループ再編

2019年6月、モリトは吸収分割契約によりアパレル資材事業と生活産業資材事業をモリトジャパンに承継し、持株会社体制へ移行した。その後、2022年6月にはモリトジャパンを分割会社として、アパレル関連事業をモリトアパレルに、輸送関連事業(自動車内装部品)をモリトオートパーツに承継。これにより、各事業会社が専門性を発揮しやすい体制となった。モリト本体はグループ全体の経営管理と戦略立案を担い、子会社はそれぞれの分野で企画開発から製造販売までを一貫して行っている。この再編は、市場変化に迅速に対応するための布石である。

売上高569億円、安定した収益基盤

2025年11月期の連結売上高は569億円(前期比17.2%増)、営業利益33億円(同16.2%増)と増収増益を達成した。過去10年のトレンドでは、売上高は2012年の315億円から堅調に拡大し、2020年には新型コロナの影響で407億円に落ち込んだが、その後回復している。地域別では日本セグメントが413億円と全体の約73%を占め、アジアが83億円、欧米が73億円と続く。純利益は29億円で、自己資本比率は約67%と財務体質は強固である。グループは「小さなパーツで世界を変え続ける」を掲げ、サステナブル素材の開発にも積極的である。

サステナブル素材「Rideeco®」への取り組み

モリトグループは、サステナブルな社会の実現を目指すプロジェクト「Rideeco®(リデコ)」を推進している。その一環として、国内の廃漁網を100%使用した糸「MURON®(ミューロン)」の本格販売や、縫製工場から出るはぎれなどを活用した混抄紙「ASUKAMI®(アスカミ)」の開発・販売を行っている。これらの取り組みは、アパレル業界の廃棄物削減に貢献するもので、新規取引の獲得にもつながっている。また、グループ全体でSDGsに賛同し、環境負荷の低いモノづくりとダイバーシティ推進を経営の重要課題と位置付けている。

業界の中での役割はアパレル向けファスニング資材のグローバルサプライヤー。スナップボタン、面ファスナー、ホック等で世界有数。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
569億円
営業利益
33億円
営業利益率
5.8%
純利益
29億円
2025/11 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/11
事業売上構成比利益利益率
日本413億円72.6%26億円6.3%
アジア83億円14.6%8億円9.6%
欧米73億円12.8%4億円5.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01アパレル・ファッション主力

スナップボタン、面ファスナー、ホック、リベット等のアパレル副資材を企画・製造・販売。国内外に製造・販売拠点を持ち、主にモリトアパレル、MORITO SCOVILL AMERICAS等が担当。クラレファスニング(関連会社)では面ファスナーを製造販売。

世界有数のスナップボタンメーカー

主要顧客アパレルメーカー、スポーツ用品メーカー

主な製品・サービス3
スナップボタン
衣料品やバッグ等に使われる留め具。金属や樹脂製で、各種サイズや色を展開。
面ファスナー
マジックテープ(登録商標)等の面状の留め具。衣料品、スポーツ用品、産業資材等に広く使用。
リベット・ホック等金属副資材
衣料品や皮革製品に使用される金属製のリベット(鋲)、ホック、アイレット等。

02自動車準主力

自動車内装部品(シートカバー用留め具、内装ファスナー、トリム用部品等)を企画開発・製造販売。モリトオートパーツ、MORITO NORTH AMERICA等が担当。

主要顧客自動車部品メーカー、自動車OEM

主な製品・サービス1
自動車内装用ファスニング部品
自動車のシート、ドアトリム、天井等の内装材を固定するための留め具類。クリップ、ファスナー、ホック等。

03生活産業・文具・OA機器副次

文具・OA機器向け資材、マリンレジャー用品、スノーボード用品等の輸入販売・卸、厨房機器レンタル・清掃等。モリトジャパン、エース工機、マニューバーライン等が担当。

主要顧客文具メーカー、OA機器メーカー、飲食店

主な製品・サービス3
生活産業資材
文具やOA機器に使用される留め具や部品、産業用テープ等。
マリンレジャー用品
ウェットスーツ、ライフジャケット等の輸入販売。
厨房機器レンタル
飲食店向けに厨房機器(食器洗浄機、冷蔵庫等)のレンタル・販売・清掃サービス。

製品と技術

衣料品の留め具を支えるスナップボタンと金属副資材

モリトの主力製品の一つがスナップボタンである。金属や樹脂製で、衣料品やバッグ、靴など様々な製品に使われる。サイズや色のバリエーションが豊富で、ファッション性と機能性を両立している。また、リベット(鋲)やホック、アイレットといった金属副資材も取り扱う。これらは特にジーンズや革製品、作業服などに使用され、強度と耐久性が求められる。モリトはこれらの製品を自社で企画・製造するほか、グローバルな調達網を活用して顧客に供給している。

面ファスナー「マジックテープ」の普及と製造技術

1960年に販売を開始したマジックテープは、モリトの成長を象徴する製品である。面状の留め具で、衣料品の開閉部やスポーツ用品、産業資材などに幅広く使われる。モリトは関連会社のクラレファスニング(2008年に株式30%取得)と協力し、面ファスナーの製造販売を継続している。クラレファスニングはクラレグループとの合弁であり、高品質な面ファスナーを安定的に供給する体制を築いている。近年はリサイクル素材を使った面ファスナーの開発も進めている。

自動車内装を固定するファスニング部品

モリトオートパーツが担当する自動車内装用ファスニング部品は、シート、ドアトリム、天井などの内装材を固定するためのクリップ、ファスナー、ホックなどである。これらの部品は、自動車の組み立てラインでの作業効率や、乗員の安全性・快適性に直結する。モリトは日系自動車メーカーや部品メーカーと直接取引を行い、中国や北米の現地生産拠点から供給している。2025年11月期の輸送関連売上は、日本・アジア・欧米の各セグメントで増加しており、同事業はグループの安定した収益源となっている。

マリンレジャー・スノーボードから厨房機器まで幅広い生活産業資材

生活産業・文具・OA機器分野では、モリトは多様な製品を扱う。子会社の㈱マニューバーラインは、ウェットスーツやライフジャケットなどのマリンレジャー用品、スノーボード用品を輸入販売している。また、文具やOA機器向けの留め具や産業用テープも手掛ける。さらにエース工機は、飲食店向けに食器洗浄機や冷蔵庫などの厨房機器をレンタル・販売し、清掃サービスも提供する。これらの事業は一見異なるが、いずれも「留める・固定する」というコア技術や、顧客ニーズに合わせた物流サービスを活かした展開である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • アパレル・ファッション世界有数のスナップボタンメーカー

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

繊維卸で売上拡大も、利益率は中位で課題

卸売業界では、リョーサン菱洋ホールディングス、イメージワン、タビオ、高千穂交易、オルバヘルスケアホールディングスなどが同業。売上高は2023年11月期の485億円から2025年11月期には569億円と17%増加。営業利益率は5.98%(2024年11月期)とほぼ横ばい。業界内では中規模クラスで、リョーサン菱洋など大手に比べると規模は小さい。繊維・服飾卸が中心で、円安や原材料高が収益を圧迫する可能性。

強み

  • 売上高が2023年11月期の485億円から2025年11月期は569億円と成長。
  • 繊維分野で安定した取引先を持ち、継続的な需要が見込める。
  • 幅広い繊維製品を取り扱い、多様な需要に対応可能。
  • 売上高が順調に伸びており、経営基盤が安定。

課題

  • 営業利益率が6%未満で推移し、収益性改善が課題。
  • 原材料高や物流費の上昇が利益を圧迫する可能性。
  • 同業他社が多い中で、差別化が難しく価格競争に直面。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

商社・卸売の時価総額近傍。太字がモリト

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18052椿本興業560億円10.5倍
28081カナデン558億円13.9倍
33864三菱製紙532億円27.4倍
47537丸文509億円14.4倍
58151東陽テクニカ494億円16.2倍
69837モリト485億円13.3倍
77438コンドーテック449億円13.2倍
87510たけびし439億円14.8倍
94249森六426億円17.3倍
107637白銅424億円19.8倍
117607進和419億円11.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。

会社の歴史

沿革 37件

ハトメ・ホックの仲買商からスタートした1908年

1908年6月、大阪市西区において森藤寿吉がハトメ・ホックの仲買商を開業した。これがモリトの創業である。当時は衣料品用の小さな金属部品を専門に扱う商社としてスタートし、その後、製造にも進出する基礎を築いた。1935年12月には資本金50万円で株式会社森藤商店を設立し、組織化を進めた。創業から約30年で法人化し、事業の基盤を固めた。

マジックテープ販売で成長した戦後復興期

第二次世界大戦後、モリトは1948年5月に東京事業所を開設し、全国展開の第一歩を踏み出した。1960年4月には札幌営業所を開設し、北海道にも進出。同年5月、スイスのベルクロ社が開発した面ファスナー「マジックテープ®」の販売を開始した。この新製品は衣料品やスポーツ用品、産業資材に幅広く採用され、モリトの成長を大きく加速させた。1963年8月には商号を森藤株式会社に変更し、1976年11月には現在のモリト株式会社となった。

アジア・欧米への海外進出を開始した1970〜80年代

1970年代から海外市場への本格進出が始まった。1977年4月、香港に摩理都實業(香港)有限公司を設立し、アジアでの販売拠点を確保。1983年6月には米国にKANE-M,INC.(現MORITO NORTH AMERICA)を設立し、北米市場に参入した。1985年1月にはオランダにMORITO (EUROPE) B.V.を設立し、欧州での事業基盤を築いた。これらの海外子会社は、後にアパレル副資材と自動車内装部品の両方で重要な役割を果たすことになる。

株式上場と中国・ベトナムへの生産シフト

1989年7月、モリトは大阪証券取引所市場第二部に上場し、資金調達力を高めた。2000年代に入ると、中国での生産拠点拡大を加速。2001年8月には華健金属塑膠製品(深圳)有限公司の経営権を取得し、2003年8月には上海に佳耐美国際貿易有限公司を設立した。2010年代にはベトナム(2010年)とタイ(2011年)にも製造・販売子会社を設立し、アジアでのプレゼンスを強化した。これらの動きは、グローバルなサプライチェーン構築を目的としていた。

M&Aと事業再編により成長を加速した2010年代

2014年、モリトは米国のGSG FASTENERS, LLCの経営権を取得し、北米でのアパレル副資材事業を拡大した。2018年にはこの会社をMORITO SCOVILL AMERICAS, LLCに改称し、同年香港子会社もMORITO SCOVILL HONG KONGに社名変更。さらに2018年には㈱マニューバーラインを買収し、マリンレジャー・スノーボード用品の輸入販売事業に参入。2019年には持株会社体制へ移行し、事業会社を整理した。これにより、グループの経営資源を効率的に配分できるようになった。

プライム市場移行と新たな買収による近年の拡大

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、モリトはプライム市場へ移行した。同年6月には子会社間の事業承継を完了し、モリトアパレルとモリトオートパーツがそれぞれの専門事業に集中する体制が整った。2024年12月にはアパレル雑貨の製造・販売を行う㈱Ms.IDを買収し、2025年4月には服飾資材総合販売の㈱ミツボシコーポレーションを子会社化。これらの買収により、アパレル関連事業の幅を広げるとともに、リサイクル事業など新たな分野にも進出している。

年表37件を開く

1900年代

  • 1908年6月創業大阪市西区において森藤寿吉がハトメ・ホックの仲買商を開業(創業)

1930年代

  • 1935年12月大阪市東区唐物町4丁目23番地において資本金50万円で㈱森藤商店を設立

1940年代

  • 1948年5月東京事業所を開設

1960年代

  • 1960年4月札幌営業所を開設
  • 1960年5月マジックテープ®の販売を開始
  • 1963年8月商号変更商号を森藤㈱に変更

1970年代

  • 1970年10月名古屋事業所を開設
  • 1975年6月福山事業所を開設
  • 1976年11月商号変更商号をモリト㈱に変更
  • 1977年4月香港に摩理都實業(香港)有限公司を設立(現連結子会社 MORITO SCOVILL HONG KONG CO.,LTD.)

1980年代

  • 1982年3月八尾配送センターを開設
  • 1983年6月米国にKANE-M,INC.を設立(現連結子会社 MORITO NORTH AMERICA,INC.)
  • 1985年1月オランダにMORITO(EUROPE)B.V.を設立(現連結子会社)
  • 1987年3月エース工機㈱を設立(現連結子会社)
  • 1989年7月上場大阪証券取引所市場第二部に上場

2000年代

  • 2001年8月摩理都實業(香港)有限公司が中国にある華健金属塑膠製品(深圳)有限公司(現連結子会社 摩理都工貿(深圳)有限公司)の経営権を取得
  • 2003年8月中国に佳耐美国際貿易(上海)有限公司を設立(現連結子会社 摩理都(上海)国際貿易有限公司)
  • 2008年3月クラレグループとの業務・資本提携により、クラレファスニング㈱の株式(発行済株式総数の30%)を取得(現持分法適用関連会社)

2010年代

  • 2010年11月ベトナムにKANE-M DANANG CO.,LTD.を設立(現連結子会社 MORITO DANANG CO.,LTD.)
  • 2011年4月タイにKANE-M(THAILAND)CO.,LTD.を設立(現連結子会社 MORITO TRADING(THAILAND)CO.,LTD.)
  • 2013年7月M&A市場統合により東京証券取引所市場第二部へ移行
  • 2014年3月㈱マテックスの経営権を取得(現連結子会社)
  • 2014年10月GSG FASTENERS,LLCの経営権を取得(現連結子会社 MORITO SCOVILL AMERICAS,LLC)
  • 2016年12月東京証券取引所市場第一部へ市場変更
  • 2017年7月メキシコにMORITO SCOVILL MEXICO S.A. de C.V.を設立(現連結子会社)
  • 2018年4月㈱マニューバーラインの経営権を取得(現連結子会社)
  • 2018年10月GSG FASTENERS ASIA LTD. の事業の一部を摩理都實業(香港)有限公司へ移管し、摩理都實業(香港)有限公司の社名をMORITO SCOVILL HONG KONG CO.,LTD. へ変更(現連結子会社)
  • 2018年10月KANE-M,INC.(現連結子会社 MORITO NORTH AMERICA,INC.)の事業の一部をGSG FASTENERS,LLCへ移管し、GSG FASTENERS,LLCの社名をMORITO SCOVILL AMERICAS,LLCへ変更(現連結子会社)
  • 2018年11月モリト関東ロジスティクスセンターを開設
  • 2018年12月モリトジャパン㈱を設立(現連結子会社)
  • 2019年6月モリトジャパン㈱との吸収分割契約により、アパレル資材事業及び生活産業資材事業に関する権利義務を承継し、持株会社体制への移行

2020年代

  • 2021年12月モリトアパレル㈱を設立(現連結子会社)
  • 2021年12月モリトオートパーツ㈱を設立(現連結子会社)
  • 2022年4月市場区分の見直しにより東京証券取引所プライム市場へ移行
  • 2022年6月モリトジャパン㈱を分割会社として、アパレル関連事業に関する権利義務をモリトアパレル㈱に、輸送関連事業に関する権利義務をモリトオートパーツ㈱に承継
  • 2024年12月㈱Ms.IDの経営権を取得(現連結子会社)
  • 2025年4月㈱ミツボシコーポレーション及び同社子会社である上海美津星貿易有限公司の経営権を取得(現連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/11期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    収益力の向上

    既存事業の成長に加え、付加価値の高い新商品開発や設備投資を実施。グローバル市場の動向を踏まえ、「モリト基準」を満たす高品質商品の調達・生産・販売網を最適化する。またBtoC事業の拡大とECプラットフォームを活用したマーケティング強化に注力する。

  2. 02

    管理体制の強化

    少子高齢化や多様化する働き方に対応し、自社の価値観に共感する人材の確保・維持・育成を推進。個々の能力を最大限発揮できる職場環境を整備し、人的資本価値の向上を図る。

  3. 03

    投資戦略とサステナブル経営の実践

    事業拡大に向け資金循環の効率化とリスク管理を徹底し、強固な財務体質を構築。IT基盤再整備による経営迅速化と、SDGsに賛同したサステナブルなモノづくり、ダイバーシティ推進、コンプライアンス徹底により持続可能な社会の実現を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,708人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は735万円で、9期前と比べて+45.1%平均年齢は42.4歳、平均勤続年数は10.6年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年11月1,424
2017年11月1,442
2018年11月1,518
2019年11月50642.010.61,480
2020年11月64642.610.61,386
2021年11月68442.910.41,328
2022年11月63542.810.71,273
2023年11月70642.410.81,490
2024年11月73642.611.21,509192
2025年11月73542.410.61,708193

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年11月期・提出会社(単体)
女性管理職比率17.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率50.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)65.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社23(国内 10 / 海外 13、うち連結子会社 22) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
モリト関東ロジスティクスセンター — 埼玉県松伏町2,491百万円
日本
本社 — 大阪市中央区1,103百万円
日本
本社工場 — ベトナムダナン959百万円
アジア
東京事務所 — 東京都台東区773百万円
日本
本社 — 広島県福山市762百万円
日本
本社工場 — アメリカ ジョージア州593百万円
欧米
北海道営業所 — 北海道札幌市手稲区547百万円
日本
東京事務所隣地 — 東京都台東区497百万円
日本
大阪本社 — 大阪府大阪市東住吉区412百万円
日本
神奈川サービスセンター — 神奈川県秦野市313百万円
日本
ほか11件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    モリトジャパン㈱(注)1
    大阪市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    モリトアパレル㈱(注)1
    東京都台東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    モリトオートパーツ㈱
    東京都台東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    エース工機㈱
    東京都台東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱マテックス
    兵庫県神戸市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱マニューバーライン
    大阪市東住吉区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱キャンバス
    東京都江東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱Ms.ID (注)6
    福岡県福岡市博多区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ミツボシコーポレーション(注)7
    広島県福山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    MORITO SCOVILL HONG KONG CO.,LTD. (注)2
    中国 香港九龍 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    摩理都工貿(深圳)有限公司(注)2
    中国広東省深圳市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    摩理都(上海)国際貿易有限公司
    中国上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社11社を開く
  • MORITO DANANG CO.,LTD. (注)2ベトナム ダナン100%
  • MORITO TRADING(THAILAND)CO.,LTD.タイ バンコク100%
  • 上海新世美得可國際貿易有限公司中国上海市100%
  • GSG(SCOVILL)FASTENERS ASIA LTD.中国 香港九龍100%
  • SCOVILL FASTENERS INDIA PVT. LTD.インド タミルナール100%
  • MORITO NORTH AMERICA,INC.米国 テネシー州100%
  • MORITO(EUROPE)B.V.オランダ ロッテルダム100%
  • MORITO SCOVILL AMERICAS,LLC (注)2、3米国 ジョージア州100%
  • MORITO SCOVILL MEXICO S.A. de C.V.メキシコ グアナフアト100%
  • 上海美津星貿易有限公司(注)7中国上海市100%
  • クラレファスニング㈱大阪市北区30%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年11月期の売上高は569億円営業利益33億円前期と比べると増収増益で、売上が+17.3%、利益が+13.8%。

売上高
+17.3%
569億円
営業利益
+13.8%
33億円
純利益
+11.5%
29億円
営業利益率
5.8%
前期比 -0.2%pt

会社が出している今期の予想2026年11月期

項目会社予想前期実績
売上高630億円569億円
営業利益35億円33億円
純利益30億円29億円
1株あたり配当¥72¥72

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は331億円、営業利益は21億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+28.3%、営業利益は+31.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q11865.15
2023年2Q12375.78
2023年3Q11554.34
2023年4Q1295
2024年1Q11776.06
2024年2Q12086.78
2024年4Q248145.612
2025年2Q258166.224
2025年4Q311175.55
2026年2Q331216.316

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年11月期からの14期で、売上は315億円から569億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は5.8%。純利益は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年11月315148
市場統合により東京証券取引所市場第二部へ移行
2013年11月3311711
2014年11月3591713
2015年11月4331914
2016年11月4011612
メキシコにMORITO SCOVILL MEXICO S.A. de C.V.を設立(現連結子会社)
2017年11月4141733
モリト関東ロジスティクスセンターを開設
2018年11月4391813
2019年11月4601814
2020年11月40795
モリトアパレル㈱を設立(現連結子会社)
2021年11月4361814
2022年11月4852317
2023年11月4852822
2024年11月48529306.026
2025年11月56933365.829

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年11月期

売上高569億円のうち、営業利益として残るのは33億円5.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は29億円、売上の5.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金69.4%395億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金24.8%141億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.8%33億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
30.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.6pt
5.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.7pt
5.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.7pt
7.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年11月期は営業CFが30億円、投資CFが−50億円で、差し引きのフリーCFは−20億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は94億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年11月11−2−3958
2013年11月7−3−3464
2014年11月11−5950−4868
2015年11月2010−113089
2016年11月1427−434183
2017年11月1829−2647108
2018年11月6−5223−4685
2019年11月361−273794
2020年11月250−1925101
2021年11月26−4−1422110
2022年11月9−1−198104
2023年11月441−2045130
2024年11月466−2752155
2025年11月30−50−41−2094

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年11月期の総資産は555億円。このうち返さなくてよい自己資本が398億円で、自己資本比率は71.8%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年11月3282497975.9
2013年11月3582748476.4
2014年11月45629516164.7
2015年11月47331116265.7
2016年11月40929311671.6
2017年11月43532610975.0
2018年11月48033015068.5
2019年11月47232714569.2
2020年11月43732011773.1
2021年11月45933912073.7
2022年11月50336713672.9
2023年11月51438512974.7
2024年11月52539313274.8
2025年11月55539815771.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年11月期の内訳
現金及び預金
94億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
307億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
58億円
在庫として抱えている分
負債合計
157億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
82
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率12 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率284社中29位あたり、逆に低いのはROE284社中168位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.4%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
5.8%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
71.8%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
17.3%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.0%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,809で、1年前と比べて+23.1%過去52週の値幅のなかでは47%の位置にある。

¥1,809-1.7%1ヶ月+1.2%1年+23.1%時価総額485億円
過去52週の値幅
安値¥1,530高値¥2,121

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.3倍
PER (会社予想)15.4倍
PBR1.11倍
配当利回り3.98%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1812円で、25日移動平均線(1798.04円)を0.8%上回り、75日線(1807.86円)も上回っています。52週高値(2121円)からは14.6%下落、52週安値(1518円)からは19.4%上昇しています。7月14日に1850円まで上昇しましたが、その後はもみ合いが続き、8月に入ってからは1800円前後で推移しています。出来高は7月30日に191000株と急増しましたが、その後は減少しています。RSIは53.85と中立圏で、方向感は限定的です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)

PERは13.3倍で業界平均の17.82倍を下回り、PBRも1.12倍と平均1.24倍をやや下回る。配当利回りは3.97%と平均2.96%を上回るが、配当性向が222.88%と極端に高く、利益を大幅に超える配当は持続可能性に懸念がある。ROEは7.37%と業界平均を下回り、収益性は低め。業績は増収増益傾向だが、2025年11月期の予想PER15.5倍とやや上昇しており、割安感は薄れている。全体的にはほぼ妥当な水準と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.3倍17.9倍
PER (予想)15.4倍
PBR1.11倍1.24倍
ROE7.4%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

アパレル業界の構造的な需要減退が続く中、既存事業の収益性維持と新規分野へのシフトが焦点。強気派は、安定した営業利益率と増収基調、高い配当利回りを評価し、資本効率改善による株主還元の拡大を期待する。弱気派は、アパレル業界の長期低迷と原材料コスト上昇が収益を圧迫するとみて、事業ポートフォリオの転換が遅れていると懸念する。さらに、電子部品商社との比較で成長性が乏しいとの見方もある。

プラスに働く材料7
  • 安定収益と増収

    売上高は485億円から569億円へ増加、営業利益率6%前後を維持。

  • 高配当利回り

    配当利回り3.97%は魅力的で、株主還元姿勢が強い。

  • PBR1倍超で改善余地

    PBR1.12倍でROE7.37%と、資本効率向上の余地。

  • 売上高569億円と大幅増収決算発表後影響

    売上高は485→485→569億円と今期17%増。拡大局面で収益力が高まる

  • 営業利益33億円・純利益29億円と増益決算発表後影響

    営業利益29→33億円、純利益26→29億円。増収効果で2期連続増益

  • 配当利回り3.97%と株主還元継続影響

    配当利回り3.97%。高い還元水準が投資家の下値志向を支える

  • 株価1年で22.99%上昇の勢い継続影響

    1年間で+22.99%。上昇トレンドが続き、個人投資家の関心を集めやすい

マイナスに働く材料7
  • アパレル市場縮小

    国内アパレル市場は縮小傾向で、中長期的な需要減が懸念。

  • 収益率が頭打ち

    営業利益率5.98%から5.8%へ低下傾向、コスト増が圧迫。

  • 成長鈍化

    新規分野の寄与がまだ小さく、既存事業の成長に限界。

  • 来期予想PER15.5倍と悪化見通し決算発表後影響

    現行PER13.3倍に対し予想PER15.5倍。来期利益の減少を示唆し成長期待が弱い

  • 営業利益率5.8%と低水準通年影響

    売上高569億円に対し営業利益33億円、営業利益率5.8%と低収益構造

  • 外国人持株比率5.1%と低い継続影響

    外国人持株比率5.1%。海外投資家の買いが入りにくく上値が重い

  • PBR1.12倍・ROE7.37%の資本効率通年影響

    PBR1.12倍、ROE7.37%。自己資本利益率が低く高評価を受けにくい

次の決算で確かめる点
売上高伸び率
既存事業の成長性と新規分野の寄与度を測るため。
営業利益率
アパレル市況悪化の中での収益性維持を確認。
配当性向
株主還元の持続可能性と増配余地の指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり72で、前期から+11.1%いまの株価に対する利回りは3.98%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥72
1株あたり
配当利回り
3.98%
いまの株価に対して
配当性向
222.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年11月1757.0
2017年11月2864.720.6
2018年11月25−10.765.2
2019年11月264.042.5
2020年11月18−30.832.4
2021年11月2644.437.7
2022年11月3223.1
2023年11月5571.981.2
2024年11月6314.575.1
2025年11月7011.1222.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥72

株主

有価証券報告書より

2025年11月期末の株主数は延べ18,867人。区分でいちばん多いのは個人・その他47.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.2%を占め、残る53.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年11月%2021年11月%2022年11月%2023年11月%2024年11月%2025年11月%
個人・その他49.248.850.453.454.547.7
金融機関25.625.523.919.819.924.2
事業法人22.422.422.722.120.822.0
外国法人2.32.82.83.73.65.1
自己株式9.39.69.29.610.72.6
証券会社0.40.50.21.01.21.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.96
02明治安田生命保険相互会社6.34
03カネエム工業株式会社5.88
04株式会社クラレ4.94
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.97
06モリト社員持株会1.94
07株式会社日本カストディ銀行(信託E口)1.32
08株式会社みずほ銀行1.31
09モリト共栄会1.18
10BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.90

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+313%、1株純資産は14期で+81%。直近期のROEは7.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年11月278593.213.857.6
2013年11月379444.111.141.2
2014年11月441,0184.518.752.0
2015年11月491,0814.717.333.4
2016年11月411,0283.919.357.0
2017年11月1191,18510.78.820.6
2018年11月461,1963.817.865.2
2019年11月511,1934.315.642.5
2020年11月171,1671.435.632.4
2021年11月511,2414.312.537.7
2022年11月621,3724.812.2
2023年11月831,4455.915.681.2
2024年11月971,4966.615.175.1
2025年11月1121,5567.414.6222.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/11期の役員報酬は総額232百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約9倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
一坪隆紀代表取締役 社長72114,600
矢野文基取締役 常務執行役員 事業推進室長5726,100
阿久井聖美取締役 常務執行役員 コーポレート統括室長 兼管理本部長6125,800
石原真弓取締役63
松澤元雄取締役715,300
市川清常勤監査役6613,200
松本光右監査役5329,800
石橋基志監査役71
飯田和宏6610,000
森弘義取締役5544,100
岩田宜子取締役70

役員報酬の内訳2025/11

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3751051319465
監査役1161616
社外取締役212126
社外監査役210105

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/11期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,934字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社23社、関連会社1社で構成され、身の回り品を中心とするアパレル関連資材・生活産業資材・製品及び自動車内装部品の製造・販売を主な事業内容としており、アパレル関連資材、ECアパレル、ユニフォーム、アクセサリー、文具・OA機器向け等の生活産業資材や自動車内装部品の製造及び販売、マリンレジャー、スノーボード等の輸入販売及び卸売、厨房機器のレンタル・販売・清掃等の事業活動を展開しております。 なお、報告セグメントの区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に記載のセグメントの区分と同一であります。 ◎連結子会社   22社   〇非連結子会社   1社   □持分法適用関連会社   1社 (日本) ◎モリトジャパン㈱…生活産業資材・製品の企画開発・製造・販売 ◎モリトアパレル㈱…アパレル関連資材・製品の企画開発・製造・販売 ◎モリトオートパーツ㈱…自動車内装部品の企画開発・製造・販売 ◎エース工機㈱…厨房機器レンタル・販売・清掃 ◎㈱マテックス…アパレル副資材製造・デザイン・印字、HP・各種サイト企画制作、DTP印刷、グラフィックデザイン企画制作 ◎㈱マニューバーライン…マリンレジャー・スノーボード・アパレル用品等の輸入販売及び卸売 ◎㈱キャンバス…㈱マニューバーラインの子会社(100%出資)でアパレル用品等の輸入販売及び卸売 ◎㈱Ms.ID…アパレル雑貨の製造・輸入・EC及び実店舗での販売 〇㈱シーティー・アソシエイツ…㈱Ms.IDの子会社(89%出資)で国内外向けのニット製品の企画・製造・販売 ◎㈱ミツボシコーポレーション…服飾資材総合販売事業・アパレル製品生産管理事業・リサイクル事業 □クラレファスニング㈱…面ファスナーの製造及び販売 (アジア) ◎MORITO SCOVILL HONG KONG CO.,LTD.…アパレル関連資材・生活産業資材及び自動車内装部品の販売 ◎摩理都工貿(深圳)有限公司…MORITO SCOVILL HONG KONG CO.,LTD.の子会社(100%出資)でアパレル関連資材・生活産業資材の製造・販売 ◎摩理都(上海)国際貿易有限公司…アパレル関連資材・生活産業資材及び自動車内装部品の販売 ◎MORITO DANANG CO.,LTD.…アパレル関連資材・生活産業資材の製造及び販売・レンタル用工場の運営 ◎MORITO TRADING(THAILAND)CO.,LTD.…アパレル関連資材・生活産業資材及び自動車内装部品の販売 ◎上海新世美得可國際貿易有限公司…㈱マテックスの子会社(100%出資)でアパレル副資材製造・デザイン・印字の販売 ◎GSG(SCOVILL)FASTENERS ASIA LTD.…MORITO SCOVILL AMERICAS,LLCの子会社(100%出資)でアパレル関連資材の販売 ◎SCOVILL FASTENERS INDIA PVT.LTD.…MORITO SCOVILL AMERICAS,LLCの子会社(100%出資)でアパレル関連資材の販売 ◎上海美津星貿易有限公司…㈱ミツボシコーポレーションの子会社(100%出資)でアパレル関連資材の販売 (欧米) ◎MORITO NORTH AMERICA,INC.…自動車内装部品の販売 ◎MORITO(EUROPE)B.V.…アパレル関連資材・生活産業資材及び自動車内装部品の販売 ◎MORITO SCOVILL AMERICAS,LLC…アパレル関連資材の製造・販売 ◎MORITO SCOVILL MEXICO S.A. de C.V.…MORITO NORTH AMERICA,INC.(89.4%出資)及びMORITO SCOVILL AMERICAS, LLC(10.6%出資)の子会社でアパレル関連資材・生活産業資材及び自動車内装部品の販売 (注) 1 当社グループは、2024年12月25日付で株式会社Ms.IDの株式を取得したことに伴い、同社を当連結会計年度より連結子会社に含めております。 2 当社グループは、2025年4月1日付で株式会社ミツボシコーポレーションの株式を取得したことに伴い、同社及び同社の子会社である上海美津星貿易有限公司を当連結会計年度より連結子会社に含めております。 3 清算手続きを進めておりました連結子会社のSCOVILL FASTENERS UK LTD.は、2025年9月9日付で清算結了したため、当連結会計年度より連結の範囲から除外しております。 事業の系統図は次のとおりです。
経営方針・対処すべき課題1,047字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 日本の経営環境は、インバウンド需要の拡大や、賃上げの継続傾向により、景気は緩やかなペースで回復傾向に推移しております。一方で、世界経済はウクライナ情勢の長期化や中東問題による地政学リスク、中国経済の低迷、原材料価格やエネルギー価格の高騰、不安定な為替変動や温暖化の影響もあり、依然として先行き不透明な状況が続いております。 当社が属する市場においても上記による影響が続いておりますが、当社グループは、2024年1月にアップデートした第8次中期経営計画に基づき、更なる成長に向けた取り組みを推進しております。 「小さなパーツで世界を変え続ける」をキーワードに、私たちがパーツでできること、持続可能な社会のためにできることを常に念頭に置き、「あたりまえに、新しさ。」を生み出すグローバルニッチトップ企業として存在価値を示してまいります。 ■収益力の向上 既存事業の更なる成長とともに、付加価値を含んだ新商品の開発や設備投資の実施などにより、収益力の向上を図ってまいります。また、グローバル市場の動向を見極め、「モリト基準」をクリアした高品質商品のグローバル調達、現地生産・現地調達を含めた最短販売網を整備してまいります。さらに、BtoC事業領域の拡大を図るとともに、ECプラットフォーム事業を活用したBtoC事業のマーケティング・販売の強化に注力してまいります。 ■管理体制の強化 少子高齢化や外部環境による働き方の変化やライフプランが多様化する中、当社グループの価値観に共感し、新しい価値創造・戦略を遂行できる人材を確保・維持・育成することが重要となってまいります。個々の発想や能力を最大限に発揮できる職場環境を整え、人的資本価値の向上を図ってまいります。 ■投資戦略とサステナブル経営の実践 積極的な事業拡大を見据え、調達・投資・再配分の資金循環の効率化とリスク管理を徹底し、強固な財務体質を構築してまいります。IT基盤を再整備し、事業効率化を追求するとともに、経営に必要な情報をよりタイムリーに収集し、経営の迅速化を進めてまいります。同時に、社会貢献に関する取り組みが肝要であると考えます。当社グループは、国連サミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs)の考えに賛同し、サステナブルにこだわったモノづくり、ダイバーシティの推進及びコンプライアンスの徹底などにより、世界中の人々が幸せに豊かに暮らす社会の実現を目指してまいります。
事業等のリスク1,963字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業その他に関するリスクについて、投資者の判断に重要な影響を与える可能性があると考えられる主な事項は、次のとおりです。 次の事項には、将来に関するものが含まれますが、当該事項は当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) コンプライアンスリスク ① 全般 当社グループは、法令遵守及び倫理に基づき誠実に行動することを経営理念に取り入れ、すべての役員及び社員が各種法令や行動規範から逸脱しないよう徹底を図っておりますが、万一それらに該当する行為が発生しコンプライアンス上の問題に直面した場合には、監督官庁等からの処分、訴訟の提起、社会的信用の失墜等により当社グループの業績に悪影響を与える可能性があります。 ② 知的財産権 当社グループは、第三者の知的財産権を侵害しないように、また当社グループの知的財産権が第三者に侵害されないように、知的財産権保護のための体制を整備しております。しかし、第三者から知的財産権の侵害を理由とする訴訟が提起されたり、また、第三者から知的財産権の侵害を受けたりする可能性を排除することは不可能であるため、このような事態が生じた場合には、当社グループの業績に悪影響を与える可能性があります。 ③ 製造物責任、景品表示 当社グループは、定められた品質管理基準に従って管理体制を確立しております。また製造物責任保険の付保も行っておりますが、商品の欠陥や商品パッケージの表示内容不備に起因する訴訟が提起されたり、大規模な商品回収や保険で填補できない損害賠償につながる事態が発生したりする可能性を排除することはできないため、このような事態が生じた場合には、当社グループの業績に悪影響を与える可能性があります。 (2) 海外進出リスク 当社グループの商品の一部は、海外生産を行っております。そのため、海外における政治・経済情勢の変化、戦争やテロ等による国際社会の混乱や、自然災害の発生は、当社グループ商品の安定供給に支障をきたし、当社グループの業績に悪影響を与える可能性があります。 (3) 信用リスク 当社グループの事業における売上債権は、取引先ごとに一定の信用を供与し、掛売りを行ったものであります。当社グループにおいて厳格な与信管理を行っておりますが、必ずしも全額の回収ができる保証はありません。従いまして取引先の不測の信用状況の悪化や経営破綻等は、当社グループの業績に悪影響を与える可能性があります。 (4) 海外商品との競合リスク 当社グループで販売する商品はアジア及び国内において中国製等の安価な商品との価格競争が激しくなっております。当社グループでは、コスト競争力を強化するため海外生産能力の増強や現地調達比率を高める戦略を講じておりますが、競合によってもたらされる販売価格の下落や販売数量の減少が当社グループの業績に悪影響を与える可能性があります。 (5) 仕入価格の変動リスク 当社グループで販売する商品の仕入価格は原材料費の変動により影響を受けますが、その価格の上昇が仕入価格に転嫁された場合、当社グループの業績に悪影響を与える可能性があります。 (6) 保有資産の時価変動リスク 当社グループの過去の財政状態及び経営成績は、保有資産の時価変動等によって変動してきました。将来においても保有資産の時価変動等により損失を計上しないとの保証はありません。 (7) 情報システムリスク 当社グループは、情報システム運営上の安全確保のため、外部からの侵入を防ぐファイアウォール構築等を行いリスク対応に取り組んでおります。しかし外部からの予期せぬ不正アクセス、コンピューターウイルス侵入等による企業機密情報、個人情報の漏洩、さらには自然災害、事故等による情報システム設備の損壊や通信回線のトラブル等により情報システムが不稼動となる可能性を完全に排除することはできません。このような場合、業務効率の低下を招くほか、被害の規模によっては当社グループの業績に悪影響を与える可能性があります。 (8) 為替変動リスク 当社グループは、輸出入取引等に係る為替変動リスクに対して、実需の範囲内で成約時に為替予約を行えるようにしております。しかしながら、予測を超えた為替レートの変動があれば、当社グループの業績や財務状況に悪影響を与える可能性があります。 (9) 自然災害・感染症等のリスク 当社グループの事業所や取引先が地震などの自然災害、新型コロナウイルス等の感染症の流行により被害を受けた場合は、販売や購買活動に直接的又は間接的に影響を及ぼす可能性があります。その場合、当社グループの業績や財務状況に悪影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,458字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は、次のとおりです。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2024年12月1日~2025年11月30日)における経営環境は、国内では雇用・所得環境の改善やインバウンド需要を背景に緩やかな回復基調で推移した一方で、資源価格・原材料価格の上昇、米国の通商政策、ウクライナ・中東情勢などの地政学リスク、金融資本市場変動の影響など、依然として先行き不透明な状況が続いております。このような状況の中、主にアパレル関連、プロダクト関連、輸送関連の事業を行う当社グループにおきましては、一昨年の暖冬・市場での在庫過多、アクティブスポーツ関連商品の販売減少、中国市場での日系自動車メーカーの苦戦など厳しい状況でありました。しかし一方で、国内アパレル市場で在庫調整からの回復がみられたこと、株式会社Ms.ID・株式会社ミツボシコーポレーションの新規連結、さらにスポーツ関連商品やゲーム関連商品が好調に推移し、売上高が増加しました。また、サステナブルな社会の実現を目指したモリトグループの取り組み「Rideeco®(リデコ)」において、国内の廃漁網を100%使用した糸「MURON®(ミューロン)」の本格販売や、縫製工場から出るはぎれなどを活用した混抄紙「ASUKAMI®(アスカミ)」の開発・販売を推進し、新規取引の獲得に注力しました。 その結果、当連結会計年度の業績は、売上高568億6千7百万円(前年同期比17.2%増)、営業利益33億3千3百万円(前年同期比16.2%増)、経常利益36億2千4百万円(前年同期比20.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益29億1千6百万円(前年同期比13.4%増)となりました。 なお、当連結会計年度における、海外子会社の連結財務諸表作成に係る収益及び費用の換算に用いた為替レートは、次のとおりです。 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期 米ドル   152.37   (147.86)   152.46   (148.62)   149.78   (155.86)   149.19   (149.65) ユーロ   162.58   (159.05)   161.62   (161.32)   162.37   (167.84)   164.89   (164.22) 中国元   21.16   (20.44)   21.05   (20.63)   20.69   (21.47)   20.67   (20.84) 香港ドル   19.60   (18.92)   19.60   (19.00)   19.23   (19.94)   19.14   (19.19) ベトナムドン   0.0060   (0.0061)   0.0060   (0.0060)   0.0059   (0.0062)   0.0058   (0.0060) タイバーツ   4.49   (4.15)   4.49   (4.17)   4.45   (4.25)   4.48   (4.29) メキシコペソ   7.59   (8.43)   7.54   (8.75)   7.49   (9.06)   7.60   (7.93) (注) () 内は前年同期の換算レートです。 セグメント別の経営成績につきましては、次のとおりです。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの変更を行っております。前連結会計年度との比較・分析は変更後の区分に基づいて記載しております。 (日本) アパレル関連では、在庫調整からの回復に加え、アウトドア・スポーツシューズ関連商品、欧米作業服向け付属品、高級アウトドアブランド向け付属品、百貨店アパレル向け副資材、シルバーアクセサリー、ユニフォーム関連資材や官公庁向け熊撃退スプレーの売上高が増加しました。 プロダクト関連では、スノーボード・サーフィン関連商品の売上高が減少しましたが、ゲーム関連商品、猛暑対策商品、厨房機器レンタル・販売・清掃事業の売上高は増加しました。 輸送関連では、日系自動車メーカー向け自動車内装部品の売上高が増加しました。 その結果、売上高は413億1千万円(前年同期比25.1%増)、セグメント利益は25億7千万円(前年同期比24.7%増)となりました。 (アジア) アパレル関連では、中国カジュアルウェア向け付属品が減少しましたが、中国・香港での欧米向け作業服向け付属品、百貨店アパレル向け副資材、ベトナムでのスポーツシューズ向け付属品、作業服関連商品の売上高が増加しました。 輸送関連では、中国での当社グループ商品採用モデルの生産終了に伴い、日系自動車メーカー向け自動車内装部品の売上高が減少しました。 その結果、売上高は82億8千万円(前年同期比1.1%減)、セグメント利益は7億7千3百万円(前年同期比3.7%増)となりました。 (欧米) アパレル関連では、作業服向け付属品、メキシコでの革製品向け付属品の売上高が増加しました。 輸送関連では、北米での日系自動車メーカー向け自動車内装部品の売上高が増加しましたが、欧州での一部事業撤退による効率化のため売上高は減少しました。 その結果、売上高は72億7千5百万円(前年同期比1.7%増)、セグメント利益は3億7千4百万円(前年同期比15.5%増)となりました。 また、当連結会計年度における財政状態の概況は、次のとおりです。 総資産は、554億9千8百万円となり前連結会計年度末比30億2千2百万円増加しました。 流動資産につきましては、310億1百万円となり前連結会計年度末比10億4千8百万円減少しました。これは主に、商品及び製品が20億1千1百万円増加、受取手形及び売掛金が13億7千6百万円増加、電子記録債権が9億6百万円増加、その他に含まれる未収入金が2億9千1百万円増加したものの、現金及び預金が60億6千万円減少したこと等によります。 固定資産につきましては、244億9千7百万円となり前連結会計年度末比40億7千万円増加しました。これは主に、のれんが14億2百万円増加、商標権が10億6千8百万円増加、建物及び構築物が7億1千8百万円増加、投資有価証券が2億7百万円増加、繰延税金資産が1億9千3百万円増加したこと等によります。 流動負債につきましては、102億1千7百万円となり前連結会計年度末比13億3千万円増加しました。これは主に、その他に含まれる未払費用が4億5千2百万円減少、電子記録債務が1億9千5百万円減少したものの、支払手形及び買掛金が7億5千4百万円増加、短期借入金が5億5千万円増加、1年内償還予定の社債が3億円増加したこと等によります。 固定負債につきましては、54億4千8百万円となり前連結会計年度末比11億3千5百万円増加しました。これは主に、その他に含まれる長期リース債務が1億4百万円減少したものの、繰延税金負債が5億8千2百万円増加、社債が3億円増加、長期借入金が1億8千6百万円増加したこと等によります。 純資産につきましては、398億3千2百万円となり前連結会計年度末比5億5千6百万円増加しました。 なお、自己資本比率は前連結会計年度末の74.8%から71.8%と3.0ポイント減少しました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、29億9千4百万円の収支プラス(前連結会計年度46億2千万円の収支プラス)となりました。これは主に、法人税等の支払、棚卸資産の増加により資金が減少した一方で、税金等調整前当期純利益の獲得、売上債権の減少により資金が増加したものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、50億1千5百万円の収支マイナス(前連結会計年度6億3千8百万円の収支プラス)となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出、有形固定資産の取得による支出により資金が減少したものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、41億4千2百万円の収支マイナス(前連結会計年度26億8千万円の収支マイナス)となりました。これは主に、配当金の支払、自己株式の取得による支出、長期借入金の返済による支出により資金が減少したものであります。 上記の結果、現金及び現金同等物は前期末に比べて60億5千8百万円減少し、期末残高は94億1百万円となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当社グループのうち連結子会社において生産を行っておりますが、グループ事業全体における重要性が低いため、生産実績及び受注状況につきましては記載しておりません。 b.仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2024年12月1日至 2025年11月30日)   前年同期比(%) 金額(千円)   構成比(%) 日本   28,652,461   72.9   121.6 アジア   7,628,002   19.4   102.8 欧米   3,014,748   7.7   106.1 合計   39,295,212   100.0   116.2 (注) 1 金額は、仕入価格によっております。 2 セグメント間取引につきましては、相殺消去しております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2024年12月1日至 2025年11月30日)   前年同期比(%) 金額(千円)   構成比(%) 日本   41,310,945   72.6   125.1 アジア   8,280,679   14.6   98.9 欧米   7,275,563   12.8   101.7 合計   56,867,188   100.0   117.2 (注) セグメント間取引につきましては、相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容は、次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。 詳細につきましては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」をご参照ください。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び検討内容 イ 売上高 売上高につきましては、前連結会計年度に比べ83億3千万円増加し、568億6千7百万円(前年同期比17.2%増)となりました。詳細につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりです。 ロ 営業利益 営業利益は前連結会計年度に比べ4億6千4百万円増加し、33億3千3百万円(前年同期比16.2%増)となりました。これは主に、販売費及び一般管理費が27億8千4百万円増加(前年同期比24.7%増)したものの、売上高が増加したことに伴い売上総利益が32億4千9百万円増加(前年同期比23.0%増)したことによります。 ハ 営業外損益及び経常利益 営業外損益は、前連結会計年度に比べ1億5千6百万円増加し、2億9千1百万円となりました。これは主に、為替差益が5千7百万円増加、補助金収入が4千4百万円増加、為替差損が3千7百万円減少したことによります。 この結果、経常利益は、前連結会計年度に比べ6億2千1百万円増加し、36億2千4百万円(前年同期比20.7%増)となりました。 ニ 特別損益及び親会社株主に帰属する当期純利益 特別損益は前連結会計年度に比べ2億4千6百万円減少し、6億3千万円となりました。これは主に、負ののれん発生益が11億5百万円増加、減損損失が7億6千2百万円増加、投資有価証券売却益が7億9百万円減少したことによるものであります。 この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ3億4千4百万円増加し、29億1千6百万円(前年同期比13.4%増)となりました。 ③ 財政状態の分析 財政状態の分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。 ④ キャッシュ・フローの分析 キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 ⑤ 資本の財源及び資金の流動性について 当社グループにおける資金需要の主なものは、資材・商品等の仕入・調達費用、販売費及び一般管理費等の運転資金及び新規設備や新規事業等への投資資金であります。 当社グループは、必要な運転資金及び設備投資資金につきましては、原則として自己資金で賄うこととしております。今後も所要資金は「営業活動によるキャッシュ・フロー」を源泉に自己資金調達を原則とする方針であります。多額の設備投資資金が必要となった場合は、必要資金の性格に応じて金融機関からの借入、資本市場からの直接調達も検討する方針であります。 ⑥ 経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループにおきまして、当連結会計年度は『存在価値を創造する、あたらしい「モリトグループ」の実現』を経営ビジョンとしてまいりました。 雇用・所得環境の改善やインバウンド需要を背景に、緩やかな回復基調で推移した一方で、資源価格・原材料価格の上昇、米国の通商政策、ウクライナ・中東情勢などの地政学リスク、地産地消の加速、金融資本市場変動の影響など不確実性が長期化し、依然として先行き不透明な状況が続いておりますが、「小さなパーツで世界を変え続ける」をキーワードにグローバルニッチトップを目指した各種施策に取り組んでまいります。 2026年11月期の当社グループの通期見通しにつきましては、基軸商品に加え、品質、機能性、サステナブルにこだわった付加価値商品の販売、グローバルネットワークの強化、BtoC事業の事業領域の拡大、またECプラットフォーム事業を活用したBtoC事業のマーケティング・販売に注力し、連結業績は2025年11月期を上回る、売上高630億円、営業利益35億円、経常利益37億円、親会社株主に帰属する当期純利益30億円を予想しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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  • 中期経営計画第9次中期経営計画「ACTION 1000」策定に関するお知らせ2026-07-14

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