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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

カナデン

KANADEN CORPORATION8081 · Prime · 卸売業

三菱電機系の総合設備商社。FA、ビル、インフラ、デバイスの4部門で、企画から施工・保守まで一貫対応。

概要

カナデン(旧神奈川電気)は、1907年創業の総合電機商社である。三菱電機の代理店を核とし、FAシステム、ビル設備、インフラ、情通・デバイスの4部門を展開。連結売上高は2026年3月期に1,456億円、従業員数は904名。東京証券取引所プライム市場に上場している。

三菱電機との代理店関係と4セグメント体制

カナデンは三菱電機のFA機器、電子機器、昇降機、冷熱設備、半導体・デバイスの代理店である。三菱電機ビルソリューションズや三菱電機住環境システムズとの間でも取引がある。事業はFAシステム、ビル設備、インフラ、情通・デバイスの4セグメントに区分され、2026年4月からは「FAシステム」「ビル設備」「半導体・デバイス」「社会インフラ」に再編された。各セグメントの売上高は2026年3月期にFAシステムが549億円、ビル設備が183億円、インフラが390億円、情通・デバイスが332億円である。

国内子会社と海外拠点によるエンジニアリング体制

販売に加え、子会社が据付・サービスを提供する。国内ではカナデンエンジニアリング、テクノクリエイト、日本制御エンジニアリング、タカシマエンジニアリングなどがエンジニアリング業務を担う。海外では香港、シンガポール、上海、タイ、ベトナム、インドに販売子会社を設立。タイにはKANADEN SOLUTIONSもあり、現地での据付・サービスも手掛ける。2024年には髙島電機を子会社化し、FAシステム事業を強化した。

安定した収益基盤と過去最高益の達成

カナデンの連結売上高は2013年3月期の1,095億円から緩やかに増加し、2026年3月期には1,456億円に達した。営業利益は45億円、親会社株主帰属純利益は39億円で、いずれも過去最高を更新。経常利益は58億円(前期比10億円増)となった。4セグメント中、インフラ事業と情通・デバイス事業が増益に貢献した。自己資本比率は約37%で、財務体質は健全である。

中期経営計画「True Solution 2028」の基本方針

2026年度を初年度とする3ヵ年中期経営計画「True Solution 2028」を策定。基本方針は「強みの掛け合わせによる高収益構造の確立」である。成長投資として150億円を計画し、人的資本・知的資本・社会関係資本への投資を通じてROE 7%超を目指す。キャッシュアロケーションでは、戦略的投資費用と株主還元のバランスを重視し、機動的な自己株式取得も検討するとしている。

業界の中での役割は三菱電機グループの総合代理店兼エンジニアリング企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,456億円
営業利益
53億円
営業利益率
3.6%
純利益
40億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
FAシステム 事業549億円37.7%22億円4.0%
インフラ 事業391億円26.9%8億円2.0%
情通・デバイス事業333億円22.9%22億円6.6%
ビル設備 事業183億円12.6%3億円1.6%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01FAシステム主力

製造業向けに、自動化・IoTソリューション、コントローラ・駆動制御機器等のFA機器、レーザ加工機・放電加工機等のメカトロニクス商品を販売。子会社が据付・サービスも提供。

主な製品・サービス2
FA機器(コントローラ、駆動制御機器等)
工場の自動化・生産性向上に貢献する制御機器群。PLC、サーボ、インバータ等を含む。
メカトロニクス商品(レーザ加工機、放電加工機等)
微細加工を実現する工作機械。金属・樹脂の高精度加工に用いられる。

02ビル設備主力

オフィスビル・商業施設等に対し、無停電電源装置、昇降機、省エネ空調、住宅設備、低温機器、エネルギーマネジメントシステム等を販売。子会社が据付・サービスを担当。

主な製品・サービス4
無停電電源装置 (UPS)
停電時も安定電源を供給する装置。サーバールームや重要設備のバックアップ電源として使用。
昇降機(エレベーター、エスカレーター)
ビルの垂直移動手段。三菱電機製を中心に販売。
空調機器、住宅設備機器
省エネ対応の業務用・住宅用空調、給湯器等の設備機器。
エネルギーマネジメントシステム
ビルの電力使用状況を可視化・制御し、省エネを実現するシステム。

03インフラ準主力

交通事業者向け変電設備、LED機器、情報通信機器、車両用電機品、交通安全システム、防衛装備品、太陽光発電設備、地域防災システム等を販売。社会基盤整備に貢献。

主な製品・サービス3
変電電力設備
鉄道・電力会社向けに高電圧を変換・制御する設備。安定した電力供給に寄与。
交通信号制御システム
道路の信号機を制御するシステム。交通安全を支える。
太陽光発電設備
再生可能エネルギー導入のための太陽光パネル・パワーコンディショナ等。

04情通・デバイス準主力

情報通信機器、自動車・産業機器向け半導体・電子デバイス部品、映像ソリューションシステム、セキュリティシステム、電子医療装置等を販売。

主な製品・サービス2
半導体、電子デバイス部品
自動車・産業機器に組み込まれる電子部品。マイコン、パワー半導体等。
映像ソリューションシステム
監視カメラ、ディスプレイ等を用いた映像システム。セキュリティや業務効率化に貢献。

製品と技術

FAシステム:工場自動化を支える制御機器とメカトロニクス

FAシステム事業では、三菱電機製のPLC、サーボ、インバータなどのFA機器を販売。製造ラインの自動化・IoT化に対応したソリューションも提供する。また、レーザ加工機や放電加工機といったメカトロニクス商品も扱い、微細加工が求められる金型や部品製造に貢献。子会社の日本制御エンジニアリングが計装システムの設計・施工を担当し、付加価値を高めている。2026年3月期の同事業売上高は549億円。

ビル設備:UPSから空調までビルのエネルギー管理を総合サポート

ビル設備事業では、無停電電源装置(UPS)や三菱電機製の昇降機(エレベーター・エスカレーター)、省エネ空調、住宅設備機器、低温機器、エネルギーマネジメントシステムなどを販売。UPSはサーバールームや重要設備のバックアップ電源として不可欠。カナデンエンジニアリングが据付・保守を担当。2026年3月期の売上高は183億円。

インフラ:交通・防衛・再生可能エネルギーに貢献

インフラ事業では、鉄道向け変電電力設備、無線通信機器、車両用電機品、交通信号制御システム、LED機器、防衛装備品、太陽光発電設備、地域防災システムなどを扱う。2026年3月期は鉄道設備投資の回復や防衛関連の案件増加により売上高390億円、経常利益7.6億円と大幅増益。社会基盤整備を支える分野で安定した需要を捉えている。

情通・デバイス:半導体から医療機器まで幅広くカバー

情通・デバイス事業は、情報通信機器、自動車・産業機器向けの半導体・電子デバイス部品、映像ソリューションシステム、セキュリティシステム、電子医療装置を販売。OA機器向けや家庭用電気機器向けの電子デバイスが堅調。医療分野向けビジネスも成長。2026年3月期売上高は332億円。香港・シンガポール・上海の海外子会社が販売を担い、グローバルな調達・販売網を活用している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

電機・電子部品卸で中堅、内需主体

カナデンは電機・電子部品や半導体、産業機器を扱う専門商社。同業のリョーサン菱洋ホールディングスと比較すると売上規模は約4割で中堅に位置する。近年はM&Aによる規模拡大を積極化しており、2026年3月期には売上高1456億円と2024年比25%増を見込む。営業利益率は3.6%と業界平均並みだが、高付加価値商材の拡大が課題。国内依存度が高く、海外売上比率は低いと推察される。

強み

  • 近年M&Aで事業規模を拡大、売上高が2024年1163億円から2026年1456億円へ成長見込み。
  • 電機・電子部品需要は底堅く、営業利益率3.6%程度を維持し安定した収益を確保。
  • 半導体から産業機器まで幅広く扱い、特定分野の需要変動リスクを分散。
  • 長年の取引で国内メーカーとのネットワークを構築、安定した受注基盤を持つ。

課題

  • 海外売上比率が低く、成長するアジア市場などへの展開が今後の課題。
  • 営業利益率3.6%と卸業界で高くなく、高付加価値商材の拡大が必要。
  • 積極的なM&Aにより、買収先の統合や人材確保が経営の負担となる可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

商社・卸売の時価総額近傍。太字がカナデン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17128ユニソルホールディングス661億円34.4倍
23153八洲電機649億円12.4倍
37508G‐7ホールディングス626億円13.0倍
47447ナガイレーベン604億円20.4倍
58052椿本興業560億円10.5倍
68081カナデン558億円13.9倍
73864三菱製紙532億円27.4倍
87537丸文509億円14.4倍
98151東陽テクニカ494億円16.2倍
109837モリト485億円13.3倍
117438コンドーテック449億円13.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。

会社の歴史

沿革 44件

神奈川電気合資会社として創業した1907年

1907年5月、神奈川電気合資会社を創立。各種電気機械器具材料の販売と電気工事請負業を開始した。1911年には大阪支店、1912年には神奈川電気株式会社に改組、1917年には門司支店を開設。創業期から関東・関西・九州に拠点を広げ、全国的な販売網の基礎を築いた。

三菱電機代理店契約で事業基盤を固めた1962年

1951年に横河電機(現横河電機)の販売代理店契約を締結したのに続き、1962年3月に三菱電機と代理店契約を締結。これによりFA機器や昇降機などの三菱電機製品の販路を確保し、後の成長の原動力となった。1963年5月には東京証券取引所市場第二部に上場。1971年には日本航空電子工業の販売特約店契約も獲得した。

商号をカナデンに変更し海外展開を開始した1990年代

1990年10月、神奈川電気株式会社から株式会社カナデンに商号変更。同時に大阪支店を関西支社、名古屋支店を中部支店、仙台支店を東北支店に改称。1991年には香港に加拿殿香港有限公司、シンガポールにKANADEN CORPORATION SINGAPOREを設立し、海外販売拠点を開設。1992年にはテクノクリエイト、1995年にはカナデンテレコムエンジニアリングなどエンジニアリング子会社を相次ぎ設立した。

子会社再編とM&Aで事業を強化した2017年~2020年代

2017年4月にカナデンサプライを吸収合併。2018年4月には4社のエンジニアリング子会社を統合し、カナデンエンジニアリングを発足。2019年に本社を晴海に移転し、同年ベトナム、2020年にタイに新会社を設立。2023年12月には日本制御エンジニアリングの親会社を子会社化し、2024年3月に日本制御エンジニアリングとして再編。2024年12月には髙島電機を完全子会社化した。

インド拠点開設とプライム市場移行で新たな成長へ

2022年4月に東京証券取引所プライム市場に移行。2025年4月にはインドにKANADEN SOLUTIONS(INDIA)を設立。2026年4月には九州支店を九州支社に、福岡営業所を福岡支店に昇格。中期経営計画「True Solution 2028」では、高収益構造の確立を掲げ、150億円の成長投資を計画する。2026年3月期には営業利益・純利益とも過去最高を更新した。

年表44件を開く

1900年代

  • 1907年5月創業神奈川電気合資会社を創立、各種電気機械器具材料販売並びに電気工事請負業として業務開始

1910年代

  • 1911年4月大阪支店を開設
  • 1912年12月神奈川電気合資会社を神奈川電気株式会社に改組
  • 1917年8月門司支店を開設

1930年代

  • 1937年6月門司支店を小倉市に移転、小倉支店と改称

1950年代

  • 1951年4月横河電機株式会社(旧株式会社横河電機製作所)製品の販売代理店契約を締結
  • 1957年6月仙台出張所を仙台支店に昇格

1960年代

  • 1962年3月三菱電機株式会社と代理店契約を締結
  • 1963年2月小倉支店を北九州支店に改称
  • 1963年5月上場東京証券取引所市場第二部に株式上場

1970年代

  • 1971年5月日本航空電子工業株式会社製品の販売特約店契約を締結
  • 1974年4月名古屋営業所を名古屋支店に昇格
  • 1979年4月創業宮城県仙台市に東北カナデン電子サービス株式会社(株式会社東北カナデンテレコムエンジニアリングに商号変更)を設立

1980年代

  • 1987年2月本社を東京都港区芝大門に移転
  • 1988年4月北九州支店を九州支店に改称
  • 1988年10月神奈川営業所を神奈川支店に昇格
  • 1988年10月創業東京都港区にカナデンサプライ株式会社を設立
  • 1988年11月本社を東京都港区新橋に移転
  • 1989年9月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
  • 1989年11月創業東京都港区にカナデン冷熱プラント株式会社を設立

1990年代

  • 1990年4月北関東営業所を北関東支店に昇格
  • 1990年10月商号変更神奈川電気株式会社を株式会社カナデンに商号変更
  • 1990年10月大阪支店を関西支社、名古屋支店を中部支店、仙台支店を東北支店に改称
  • 1991年4月香港に加拿殿香港有限公司(現・科拿電(香港)有限公司)を設立(現・連結子会社)
  • 1991年4月シンガポールにKANADEN CORPORATION SINGAPORE PTE.LTD.を設立(現・連結子会社)
  • 1992年4月大阪市中央区にテクノクリエイト株式会社を設立(現・連結子会社)
  • 1992年7月大阪証券取引所市場第一部銘柄に指定
  • 1995年4月創業東京都港区に株式会社カナデンテレコムエンジニアリングを設立

2000年代

  • 2001年4月創業東京都港区に株式会社カナデンテクノエンジニアリングを設立
  • 2002年6月上海に科拿電国際貿易(上海)有限公司を設立(現・連結子会社)
  • 2009年12月上場大阪証券取引所市場上場廃止

2010年代

  • 2013年4月タイにKANADEN(THAILAND)CO.,LTD.を設立(現・連結子会社)
  • 2017年4月M&A連結子会社カナデンサプライ株式会社を吸収合併
  • 2018年4月M&A子会社の株式会社カナデンテレコムエンジニアリングを存続会社、株式会社東北カナデンテレコム エンジニアリング、カナデン冷熱プラント株式会社、株式会社カナデンテクノエンジニアリングの3社を消滅会社とする吸収合併を実施し、存続会社の商号を株式会社カナデンエンジニアリングに 変更(現・連結子会社)
  • 2018年5月タイにFACOM-KD(THAILAND)CO.,LTD.(現・KANADEN SOLUTIONS(THAILAND)CO.,LTD.)を設立(現・連結子会社)
  • 2019年8月本社を東京都中央区晴海に移転
  • 2019年12月ベトナムにKANADEN VIETNAM CO.,LTD.を設立(現・連結子会社)

2020年代

  • 2020年5月タイにKANADEN TRADING(THAILAND)CO.,LTD.を設立(現・連結子会社)
  • 2022年4月東京証券取引所プライム市場に移行
  • 2023年12月商号変更株式会社日本制御エンジニアリングの持株会社であるGCJG19株式会社の全株式を取得 GCJG19株式会社を株式会社JCEホールディングスに商号変更
  • 2024年3月M&A株式会社JCEホールディングスを存続会社、株式会社日本制御エンジニアリングを消滅会社として、両者が合併と同時に株式会社日本制御エンジニアリングに商号変更(現・連結子会社)
  • 2024年12月髙島電機株式会社の全株式を取得(現・連結子会社)
  • 2025年4月創業インドにKANADEN SOLUTIONS(INDIA)PVT.,LTD.を設立
  • 2026年4月九州支店を九州支社、福岡営業所を福岡支店に昇格

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 戦略的投資額2028年度まで150億円
  • ROE7.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    技術融合による課題解決

    自社の技術とパートナー企業の技術を掛け合わせたソリューションを提供し、顧客や社会の課題解決を通じて持続的な成長を目指す。

  2. 02

    高付加価値ビジネスの拡大

    成長性を重視した戦略を実行し、高付加価値ビジネスを拡大することで収益性を向上させる。必要な経営資源を積極的に投入する。

  3. 03

    強固なガバナンスと資本効率

    強固なガバナンスと高い資本効率を確立し、持続的な成長を支える健全性を構築する。資本コストを意識した経営資源の投下を継続する。

  4. 04

    成長投資による好循環構築

    人的資本、知的資本、社会関係資本への積極的な投資(中期経営計画で150億円)により成長基盤を強化し、新たな価値を生み出す好循環を構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で904人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は826万円で、9期前と比べて+6.7%平均年齢は42.7歳、平均勤続年数は17.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月778
2018年3月790
2019年3月77442.218.1815
2020年3月74842.117.9834
2021年3月67441.917.6883
2022年3月69942.517.7876
2023年3月76042.917.8813
2024年3月77342.817.3880
2025年3月79542.617.1901499
2026年3月82642.717.3904586

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率70.6%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)57.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社13(国内 11 / 海外 2、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
本社 — 東京都中央区6,262百万円
FAシステム ビル設備 インフラ 情通・デバイス 全社
中部支店 — 名古屋市中村区628百万円
FAシステム インフラ 情通・デバイス 全社
関西支社 — 大阪市中央区580百万円
FAシステム ビル設備 インフラ 情通・デバイス 全社
髙島電機㈱ — 山形県山形市451百万円
FAシステム
九州支店 — 北九州市小倉北区215百万円
FAシステム ビル設備 情通・デバイス 全社
東北支店 — 仙台市青葉区18百万円
FAシステム ビル設備 インフラ 情通・デバイス 全社
主な関係会社
  • 国内
    ㈱カナデンエンジニアリング
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    テクノクリエイト㈱
    大阪府 大阪市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱日本制御エンジニアリング
    兵庫県 神戸市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    髙島電機㈱
    山形県 山形市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱タカシマエンジニアリング(注)4
    山形県 山形市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    科拿電(香港)有限公司
    香港 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    KANADEN CORPORATION SINGAPORE PTE.LTD.
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    科拿電国際貿易(上海)有限公司
    上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    KANADEN (THAILAND) CO.,LTD. (注)3
    バンコク · 連結子会社
    議決権49.0%
  • 国内
    KANADEN VIETNAM CO.,LTD.
    ハノイ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    KANADEN TRADING (THAILAND) CO.,LTD.
    バンコク · 連結子会社
    議決権99.9%
  • 国内
    KANADEN SOLUTIONS (THAILAND) CO.,LTD. (注)4
    バンコク · 連結子会社
    議決権53.6%
残りのグループ会社1社を開く
  • 三菱電機㈱(注)2東京都 千代田区
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    角度検出機構(SA-AAD-002)2個外2点購入
    国土交通省 · 2023-07-25
    425万円
  • 調達
    モータ(RKS-7TS0091-001)1個外2点購入
    国土交通省 · 2019-09-24
    420万円
  • 調達
    ルーター(AD-ROT003)5個外1点購入
    国土交通省 · 2017-11-01
    390万円
  • 調達
    FAN ASSY (P52826400)11台外3点の購入
    国土交通省 · 2017-08-23
    307万円
  • 調達
    ASDE-14型角度検出機構外2点予備品の購入
    国土交通省 · 2023-11-01
    300万円
  • 調達
    WX-2000A型レーダー気象検出装置等予備品の購入
    国土交通省 · 2018-12-05
    255万円
  • 調達
    基幹空域シミュレーションシステム定期交換部品1式の購入
    国土交通省 · 2017-07-27
    253万円
  • 調達
    訓練用ターミナル管制システム定期交換部品1式の購入
    国土交通省 · 2017-08-23
    251万円
  • 調達
    TAPS-19飛行場管制HMI入出力装置外5件予備品の購入
    国土交通省 · 2023-03-03
    250万円
  • 調達
    モータ(RKS-7TS0091-001)1個外1点購入
    国土交通省 · 2021-12-09
    235万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,456億円営業利益53億円前期と比べると増収増益で、売上が+15.8%、利益が+17.8%。

売上高
+15.8%
1,456億円
営業利益
+17.8%
53億円
純利益
+2.6%
40億円
営業利益率
3.6%
前期比 +0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,500億円1,456億円
営業利益59億円53億円
純利益40億円40億円
1株あたり配当¥100¥100

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は307億円、営業利益は5億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+24.3%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q36113
2024年1Q24752.05
2024年2Q289134.510
2024年3Q26883.04
2024年4Q35916
2025年2Q518152.99
2025年4Q739304.130
2026年2Q617172.812
2026年4Q839364.328
2027年1Q30751.65

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,095億円から1,456億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は3.6%。売上は4期、純利益は4期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
タイにKANADEN(THAILAND)CO.,LTD.を設立(現・連結子会社)
2013年3月1,0953019
2014年3月1,2043822
2015年3月1,2204227
2016年3月1,2054428
連結子会社カナデンサプライ株式会社を吸収合併
2017年3月1,2304429
子会社の株式会社カナデンテレコムエンジニアリングを存続会社、株式会社東北カナデンテレコム エンジニアリング、カナデン冷熱プラント株式会社、株式会社カナデンテクノエンジニアリングの3社を消滅会社とする吸収合併を実施し、存続会社の商号を株式会社カナデンエンジニアリングに 変更(現・連結子会社)
2018年3月1,2214932
ベトナムにKANADEN VIETNAM CO.,LTD.を設立(現・連結子会社)
2019年3月1,2334633
タイにKANADEN TRADING(THAILAND)CO.,LTD.を設立(現・連結子会社)
2020年3月1,2653834
2021年3月1,0822823
2022年3月1,0083119
株式会社日本制御エンジニアリングの持株会社であるGCJG19株式会社の全株式を取得 GCJG19株式会社を株式会社JCEホールディングスに商号変更
2023年3月1,0644229
株式会社JCEホールディングスを存続会社、株式会社日本制御エンジニアリングを消滅会社として、両者が合併と同時に株式会社日本制御エンジニアリングに商号変更(現・連結子会社)
2024年3月1,1635035
インドにKANADEN SOLUTIONS(INDIA)PVT.,LTD.を設立
2025年3月1,25745473.639
2026年3月1,45653583.640

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,456億円のうち、営業利益として残るのは53億円3.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は40億円、売上の2.7%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金86.2%1,255億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.2%148億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.6%53億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
13.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.4pt
3.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.3pt
2.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.1pt
8.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが92億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは90億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は239億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月138−621223
2014年3月44−1−643262
2015年3月112−4213236
2016年3月44−11−933259
2017年3月−24−1−10−25224
2018年3月−33−4−17−37169
2019年3月43−22−2621164
2020年3月48−10−1238190
2021年3月08−318167
2022年3月36−5−1031189
2023年3月−31−44−2146
2024年3月38−7−1031169
2025年3月51−19−4032164
2026年3月92−2−1790239

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は980億円。このうち返さなくてよい自己資本が509億円で、自己資本比率は52.0%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月71535935650.2
2014年3月76937939049.3
2015年3月77837240647.9
2016年3月81638543147.1
2017年3月81441140350.5
2018年3月77943134855.3
2019年3月86843243649.8
2020年3月81044736355.2
2021年3月77344532857.6
2022年3月78545632958.0
2023年3月83344438953.3
2024年3月85648237456.1
2025年3月89148041153.9
2026年3月98050947052.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
241億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
370億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
78億円
在庫として抱えている分
負債合計
470億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
72
/ 100
安定性自己資本比率35 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率284社中34位あたり、逆に低いのはROE284社中148位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.0%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.6%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
52.0%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
15.8%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.0%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,481で、1年前と比べて+31.3%過去52週の値幅のなかでは62%の位置にある。

¥2,481-3.2%1ヶ月+5.8%1年+31.3%時価総額558億円
過去52週の値幅
安値¥1,925高値¥2,820

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.9倍
PER (会社予想)13.8倍
PBR1.08倍
配当利回り4.03%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

AI分析は準備中です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

半導体需要の回復サイクルに乗れるかが最大の争点。強気派は、車載・産業向け半導体需要の回復と、同社の在庫調整終了による利益拡大を期待。2025年3月期の営業利益率3.58%から、2026年3月期には3.64%への改善が見込まれる。一方弱気派は、半導体市況の不透明感や、競争激化によるマージン低下リスクを指摘。また、業績成長が一時的な需要回復に依存しており、持続可能性に疑問を呈する。ROE8%は業界平均並みで、資本効率の改善も課題。

プラスに働く材料3
  • 半導体需要回復の恩恵

    車載・産業向け需要回復で2026年3月期売上1456億円へ成長見込み。

  • 在庫調整の一巡

    在庫調整が進み、マージン改善と利益増加が期待できる。

  • PER14倍の割安感

    同業他社と比べPERが低く、成長余地を考慮すれば割安。

マイナスに働く材料3
  • 半導体市況の不確実性

    需要回復ペースは減速リスクがあり、業績がブレやすい。

  • 商社競争の激化

    大手商社との競合で販売マージンが圧迫されやすい。

  • 成長の持続性疑問

    売上成長の一方で営業利益率3%台と低く、収益力に課題。

次の決算で確かめる点
売上高成長率
需要回復の度合いを測る最も直接的な指標。
営業利益率
収益力改善の進捗を示す。2026年目標3.64%を注視。
在庫回転率
在庫調整の進み具合と需要動向を反映。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり100で、前期から+2.9%いまの株価に対する利回りは4.03%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥100
1株あたり
配当利回り
4.03%
いまの株価に対して
配当性向
51.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3238.1
2018年3月320.032.6
2019年3月3921.940.1
2020年3月427.736.0
2021年3月29−31.039.4
2022年3月26−10.338.0
2023年3月3950.041.0
2024年3月5335.932.1
2025年3月7032.130.3
2026年3月722.951.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥100

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ23,246人。区分でいちばん多いのは個人・その他47.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が41.2%を占め、残る58.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他42.443.944.443.548.747.2
事業法人32.832.529.328.830.131.8
外国法人10.38.510.811.29.49.5
金融機関13.214.213.914.910.19.4
証券会社1.30.81.51.61.62.1
自己株式6.26.90.70.61.00.9
外国人個人0.00.00.00.00.00.0
政府・自治体0.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01三菱電機株式会社20.98
02カナデン取引先持株会13.15
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.88
04カナデン従業員持株会3.80
05三菱倉庫株式会社2.92
06BBH BOSTON FOR NOMURA JAPAN SMALLER CAPITALIZATION FUND 620065 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.86
07株式会社サンセイテクノス1.02
08株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.99
09DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ)0.94
10JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)0.88

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+217%、1株純資産は14期で+120%。直近期のROEは8.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月561,0405.610.633.7
2014年3月631,1015.911.231.1
2015年3月791,2357.111.135.4
2016年3月941,2757.59.435.0
2017年3月981,3647.411.038.1
2018年3月1061,4547.613.832.6
2019年3月1101,5187.510.740.1
2020年3月1201,5697.810.436.0
2021年3月831,6595.214.639.4
2022年3月721,7114.313.838.0
2023年3月1111,8946.410.541.0
2024年3月1482,0487.510.232.1
2025年3月1692,1548.28.730.3
2026年3月1782,2838.011.551.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額246百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
守屋太代表取締役 取締役社長6348,000
中竹春美常務取締役 事業統括室長及びビル設備事業部、交通事業部、ディフェンス&メディカル事業部担当646,000
永島義郎取締役743,000
伊藤弥生取締役62
今戸智恵取締役51
菅井貴典取締役 関西支社長589,000
黒田暢彦取締役 管理本部長及び管理部門担当5915,000
塚田和弘監査役(常勤)642,000
野口昌邦監査役59
小川千恵子監査役63
大下元取締役68

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)9781051520022
社外取締役734345
監査役1121212

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,484字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、㈱カナデン(当社)及び子会社13社、関連会社1社、その他の関係会社1社により構成されており、FAシステム、ビル設備、インフラ、情通・デバイスの4部門に関係する事業を主として行っており、その商品はあらゆる種類にわたっております。 当社は、その他の関係会社にあたる三菱電機㈱のFA機器、電子機器、産業メカトロニクス、昇降機設備、冷熱設備、半導体、デバイスの代理店であります。 なお、三菱電機㈱の子会社である三菱電機ビルソリューションズ㈱及び三菱電機住環境システムズ㈱との間においては、電機製品等の仕入及び販売を行っております。 また、当社の販売商品の付加価値及びエンジニアリング、設計開発施工、アフターサービス部門を拡充すべく、子会社、関連会社とともに、事業活動を行っております。 各事業における当社及び関係会社の位置付け等は、次のとおりであります。なお、次の4部門は「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 セグメントの名称   事業内容   主な関係会社 FAシステム   当部門においては、製造ラインの品質・生産性向上に貢献する自動化・IoTを活用したソリューションやコントローラ、駆動制御機器をはじめとするFA機器、微細加工に対応するレーザ加工機、放電加工機等のメカトロニクス商品を販売しております。   (販売) 髙島電機㈱、科拿電国際貿易(上海)有限公司、KANADEN (THAILAND) CO.,LTD.、KANADEN TRADING (THAILAND) CO.,LTD.、KANADEN VIETNAM CO.,LTD.、KANADEN SOLUTIONS(INDIA)PVT. LTD. (据付・サービス) テクノクリエイト㈱、㈱日本制御エンジニアリング、㈱タカシマエンジニアリング、KANADEN SOLUTIONS (THAILAND) CO.,LTD. ビル設備   当部門においては、無停電電源装置、昇降機等のほか、省エネ化を踏まえた空調機器、住宅設備機器、低温機器、並びにエネルギーマネジメントシステム等を販売しております。   (据付・サービス) ㈱カナデンエンジニアリング インフラ   当部門においては、交通事業者向けに変電電力設備、LED機器、情報通信機器及び車両用電機品等を販売するほか、社会基盤整備に貢献する交通安全システム、防衛装備品、太陽光発電設備、地域防災システム等を販売しております。   - 情通・デバイス   当部門においては、情報通信機器、自動車、産業機器に不可欠な半導体、電子デバイス部品等のほか、様々なニーズや課題に応じた映像ソリューションシステムやセキュリティシステム、電子医療装置等を販売しております。   (販売) 科拿電(香港)有限公司、KANADEN CORPORATION SINGAPORE PTE.LTD.、科拿電国際貿易(上海)有限公司 (据付・サービス) ㈱カナデンエンジニアリング (注)当社は経営資源の最適配分を目的として、2026年4月1日付で従来の4セグメントを再編し、「FAシステム」 「ビル設備」「半導体・デバイス」「社会インフラ」の4セグメントへと変更いたしました。次連結会計年度よ り、新セグメントに基づき開示を行う予定です。 [事業系統図] 以上で述べた事項を事業の系統図によって示すと、次のとおりであります。 (注)上記は、2026年3月31日現在のものであります。
経営方針・対処すべき課題1,313字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、グループ理念であるミッションとビジョンを経営の基本方針に据え、高い技術力と培ったノウハ ウをもってお客さまの課題解決、ひいては社会課題の解決に貢献することで、持続的な成長を実現する「エレクトロ ニクスソリューションズ・カンパニー」であることを志向しております。 ①ミッション(存在意義) 「技術と創意で一歩先の未来へ導く」 当社グループの技術と創意、そしてパートナー会社の技術を掛け合わせたソリューションで世の中をより良い未 来へ導いていくことを掲げております。 ②ビジョン(ありたい姿) 「Creating New Value for Society」 お客さまやパートナー会社、ひいては社会全体のために常に新しい価値を創造し続ける集団となり、事業活動を 展開してまいります。 (2)中期経営計画『True Solution 2028』 当社グループは、2028年度を最終年度とする3ヵ年中期経営計画「True Solution 2028」を新たに策定いたしまし た。前中期経営計画で構築した連携強化による収益基盤を活かし、「強みの掛合せ」による高収益構造の確立を目指 してまいります。 ①基本方針 真の課題解決力を追求し、高収益構造の確立と強固な経営基盤により、持続的な成長を加速する ■グループ理念の実践「技術と創意で一歩先の未来へ導く」 ■成長性に重きを置いた戦略の実行と、必要な経営資源を積極的に投入する ■高付加価値ビジネスを拡大し、収益性の向上を図る ■強固なガバナンスと高い資本効率によって持続的な成長を支える健全性を確立する ②中期経営計画の基本戦略 ③財務・非財務KPI ④キャッシュアロケーション (注) 1.人的資本投資と知的資本投資は会計上費用とされる項目のため、キャッシュインに戦略的投資費用を入れております。 2.M&Aの規模によっては、 Debt資金調達も視野に入れて検討しております。 (3)資本コストや株価を意識した経営の実現 当社グループの資本コストは、CAPMでの算定をもとに7.0%ほどであると認識しており、この水準を上回るR OEを達成し続けることが、PBRの向上につながるものと認識しております。ROE向上のためには高収益構造 の確立が不可欠であり、その実現に向けた積極的な成長投資として、中期経営計画で150億円の投資を計画しており ます。価値創造の源泉となる人的資本、知的資本及び社会関係資本に対し、積極的な投資を行うことで、当社グル ープの成長基盤を強化し、新たな価値を生み出す好循環を構築してまいります。また、資本コストを意識した経営 資源の投下を継続するとともに、配当政策の見直しや自己株式の取得などを機動的に実施し、株主還元の充実と資 本効率のさらなる向上に努めてまいります。
事業等のリスク4,015字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの業績、株価及び財務状況に影響を及ぼす可能性のあるリスクには、以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は、当有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであ ります。 ① 経済状況について 当社グループの取扱商品でありますFA機器、ビル設備機器、半導体デバイス、情報通信機器等の需要は、当社グループが供給を行っている顧客や業界の市場動向の影響を強く受ける商品であります。一方、無線通信機器、交通管制端末機器、受変電設備機器、車両用電気機器等につきましては、主要顧客であります鉄道事業者の設備投資や、官公庁の公共投資の影響を強く受ける商品であります。 このため、前者は当該主要市場の需要の減退が生じた場合、後者は鉄道路線の新線計画あるいは設備の更新、並びに公共投資の動向等によっては、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、2028年度を最終年度とする中期経営計画『True Solution 2028』において、真の課題解決力を追求し、高収益構造の確立と強固な経営基盤により、持続的な成長を加速することを目指しております。 ② 仕入先の依存について 当社グループの主要な仕入先は三菱電機株式会社であり、2026年3月期の総仕入高に対する割合は54.2%となっております。同社との間には販売代理店契約等を締結し取引関係は安定しており、今後ともこの関係を継続する方針でありますが、取引関係が継続困難となった場合や、仕入先の製品供給の動向によっては、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、引き続き主要仕入先との関係維持・強化を図り安定的な製品入手に努めるとともに、常に新規商材開拓に取り組み、パートナー企業との連携強化を図っております。 ③ 業績の第4四半期偏重について 当社グループは当社及び子会社13社により構成されており、FAシステム事業、ビル設備事業、半導体・デバイス事業、社会インフラ事業の4事業を主としております。 社会インフラ事業における官公庁・自治体向けビジネス及びビル設備事業における建設業界向けビジネスは、工事完了・検収時期が年度末に集中することが多いこと等から当社グループの業績は第4四半期に偏る傾向があります。そのため、工事・検収が年度内に完了しない案件が多数発生した場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、顧客、仕入先、パートナー企業との連携を密にし、工事の進捗・案件管理の徹底に努め、年度内に完了しない案件の発生を極力少なくするよう努めております。 ④ 債権管理について 当社グループの顧客は多種多様であるため、一律的な債権保全は困難であります。また、貸倒引当金の計上に関しては、一般債権については貸倒実績率による計算額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を検討し回収不能見込額を計上しておりますが、今後の動向によっては、貸倒引当金の積増しを要する事態が生じるため、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、債権管理には特に注力し、顧客の業態・資力に応じた信用限度設定を行うとともに、必要に応じて担保等の提供を受けるほか、信用状態の継続的な把握をするなど、不良債権の発生を極力少なくするよう努めております。 ⑤ 為替レートの変動による影響について 当社グループの事業には、外貨による取引が含まれております。為替レートの短期的な変動によるリスクを全面的に回避することは不可能であり、為替レートの変動は当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、先物為替予約等による通貨ヘッジ取引等により、米ドル及び円を含む主要通貨間の為替レートの短期的な変動による影響を最小限に抑える努力をしております。 ⑥ 投資について 当社グループが所有する投資有価証券は仕入先企業、取引金融機関、顧客企業等、業務上密接な関係にある企業が大半でありますが、株式相場の動向等によりましては、減損処理が必要となるリスクがあります。また、基幹ビジネスの進化、新分野への事業領域拡大、海外事業の強化、並びにグループ会社の強化のため、企業買収や資本提携を模索しております。しかしながら、買収等の対象事業について経営資源の有効活用ができない場合や、シナジー効果を十分に発揮できなかった場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、これらの企業買収等の着手に際して、事前に各種リスクや効果等の評価を十分に検討して取り組むとともに、投資先の財政状態や事業環境を定期的にモニタリングしております。 ⑦ 人材の確保 当社グループはエレクトロニクス分野において、優れた能力を有する新たな人材を確保し雇用を維持することにより、高い成長力が継続できると考えており、優秀な人材の確保及び雇用の維持は、今後の技術進化への対応を強化するために特に重要であります。労働人口減少が進むなか、当社グループが優秀な人材の確保及び雇用の維持ができなくなった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、人事ポリシーを策定し、多種多様な人材がライフイベントとキャリアを両立できるよう積極的な施策を講じていくとともに、技術力強化を最も重要なテーマとし、スキル向上や個人の「挑戦と革新」の資質を高めるために、組織で人材を育成する風土を醸成し、当社グループの持続的な発展を担う人材を確保・育成に努めております。 ⑧ 情報システム不全 当社グループの事業活動において、情報システムの利用とその重要性は増大しております。コンピュータウイルスその他の要因によって情報システムの機能に支障が生じた場合や、機密情報の漏洩等が生じた場合、事業活動、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、不正アクセスの防止等リスク低減のための措置を行い、インシデントの早期検知、インシデント発生時の適切な対処等を定め、情報セキュリティ対策の強化に努めております。 ⑨ コンプライアンス 当社グループの事業活動の遂行に当たっては、様々な法規制の適用下にあります。当社グループが高い倫理観を備え、持続的な社会の成長へ貢献するため「カナデングループ行動憲章」を定めるとともに、カナデングループの全ての役員及び従業員が、業務を遂行するに当たり、遵守すべき重要な事項を「カナデングループ倫理・行動規範」として制定しております。法令・ルールの遵守に留まらず、高い倫理観に基づいた社会的責任を持った行動を全てのステークホルダーに対し遵守を約束するものです。 しかしながら、万一法令違反等があった場合には、発注機関からの指名停止措置等の行政処分を受けるとともに、社会的信用を失墜することとなり、当社グループの経営成績及び財務状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、代表取締役社長を委員長とするコンプライアンス委員会を設置し、コンプライアンス推進のための取り組みを協議・実行しております。 ⑩ 自然災害のリスク 当社グループの事業活動の遂行に当たり、大規模な地震、風水害等の自然災害が発生した場合、主要な事務所の壊滅的損壊や役職員の被災、道路網・鉄道網の寸断、情報システムの障害等により営業活動や物流機能に支障が生じるとともに、その修復または代替のために巨額な費用が発生することがあります。併せて、仕入先・顧客の被災状況や社会インフラ復旧の遅れ等から、商品調達並びに販売に大きな影響を受けることとなり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、自然災害が発生した場合は、危機管理規則及び災害対策規則に基づき、人命の保護・救助を最優先に心がけ、迅速かつ冷静に対応し影響の軽減に努めます。 また、昨今の風水害の要因の一つである気候変動問題に対し、当社グループでは、環境・エネルギー分野への積極的な取り組みを図るとともに、循環型社会の形成に貢献できるように、オフィスの省エネや事業活動におけるGHG排出量の低減に努めております。 ⑪ 感染症の流行等に関するリスク 当社グループの事業活動の遂行に当たり、新たな感染症の大流行により社会活動や経済活動が制限され、取引先の事業活動や投資需要の低下、販売網及び供給網に混乱による景気悪化が生じる場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループや取引先の従業員等の就業不能が長期化した場合、事業活動が制限されることによる機会損失のリスクが高くなります。 当社グループでは、デジタル化を推進することにより事業活動の停滞を回避し、柔軟かつスピード感のあるビジネスモデルへの変革を図っております。 ⑫ 地政学的リスク 当社グループは、東アジア及び東南アジアにおいて事業活動を展開しており、これらの国々や地域において予期しない法律又は規制の変更、政治又は経済情勢の悪化、テロ・戦争などによる社会的混乱等、地政学的リスクが顕在化した場合には、商品調達並びに販売に大きな影響を受けることとなり、当社グループの経営成績及び財務状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、現地駐在員、現地コンサルタント等と地域の最新情報を確認し、必要に応じた対応、指示及び注意喚起を行うことにより影響を最小限にするよう努めております。
経営成績の分析 (MD&A)5,979字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況に関する分析 当連結会計年度における当社グループを取り巻く事業環境は、中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー価格高騰の影響 など、先行きに一層の不透明感は募るものの、雇用・所得環境の改善を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移しま した。また、人手不足対策としての自動化やAIの技術革新、DX化をはじめとした設備投資需要は堅調に推移しま した。一方で、中国の資源規制や米国の通商政策をめぐる動向など、地政学的リスクに起因する海外経済の減速懸念 は継続し、国内景気への下押し圧力や物価上昇の影響など、依然として先行きの不透明な状態が続きました。 このような状況下、当社グループは、5ヵ年中期経営計画『Electronics Solutions・Company 2025(ES・ C2025)』の最終年度として、技術力・企画力を高め、SDGsへの取り組みを通じて社会課題の解決に貢献し、持 続的な成長を実現する「エレクトロニクスソリューションズ・カンパニー」となることを目指し取り組んでまいりま した。これらの取り組みにより、情通・デバイス事業のモジュールビジネスや医療分野向けビジネスが堅調に推移し たことに加え、ビル設備事業やインフラ事業の大口案件が増加しました。 その結果、当連結会計年度における売上高につきましては、145,614百万円(前年度比19,949百万円増)となり、 営業利益につきましては、5,332百万円(前年度比832百万円増)、経常利益につきましては、5,784百万円(前年度 比1,054百万円増)、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、3,966百万円(前年度比23百万円増)となり ました。なお、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は過去最高となりました。 ① 売上高 当連結会計年度における売上高につきましては、145,614百万円(前期比19,949百万円増)となりました。 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額 FAシステム事業   売 上 高   48,247   54,935   6,687 経常利益   2,280   2,205   △75 ビル設備事業   売 上 高   17,523   18,335   811 経常利益   318   307   △10 インフラ事業   売 上 高   28,881   39,070   10,189 経常利益   186   765   578 情通・デバイス事業   売 上 高   31,012   33,273   2,261 経常利益   1,897   2,150   252 (FAシステム事業) FA分野は、一部製品で在庫調整の影響が継続し、駆動制御機器は低調に推移したものの、配電制御機器が回復 傾向となったことに加え、前年度に当社グループ入りした髙島電機が業績に寄与し、堅調に推移しました。 産業メカトロニクス分野は、放電加工機は堅調に推移したものの、レーザ加工機の案件が減少しました。 産業システム分野は、製造業向けの計装システムが堅調に推移しましたが、前年度の大口案件の剥落により、前 年度並みで推移しました。 その結果、当該事業としては6,687百万円の増収とはなりましたが、産業メカトロニクス分野の減益と販管費の増 加により経常利益は75百万円の減益となりました。 (ビル設備事業) 設備機器分野は、情報通信事業者向け電源設備は需要が継続し堅調に推移しましたが、昇降機は案件が少なく低 調に推移しました。 空調・冷熱機器分野は、低温機器は前年度並みで推移しましたが、空調機器は低調に推移しました。 その結果、当該事業としては811百万円の増収とはなりましたが、経常利益は10百万円の減益となりました。 (インフラ事業) 交通分野は、鉄道事業者の設備投資が回復基調であり、無線通信機器・車両用機器が好調に推移しました。 社会システム分野は、防衛関連ビジネスが順調に推移し、官公庁向け案件も順調に推移しました。 その結果、当該事業としては10,189百万円の増収となり、経常利益は578百万円の増益となりました。 (情通・デバイス事業) 情報通信分野は、画像・映像機器は前年度並みで推移し、電子医療装置は案件が増加し好調に推移しました。 半導体・デバイス分野は、産業機器関連顧客向けパワーデバイスが需要減少により苦戦しましたが、OA機器向 け及び家庭用電気機器向け電子デバイス品が堅調に推移しました。 その結果、当該事業としては2,261百万円の増収となり、経常利益は252百万円の増益となりました。 ② 売上原価、総経費 売上原価は、125,471百万円(前期比17,808百万円増)となりました。売上高に対する売上原価の比率は0.5%増加 の86.2%となりました。なお、報告セグメント別の売上原価の比率は、FAシステム事業は82.1%(前期比0.1% 増)、ビル設備事業は87.8%(前期比0.1%増)、インフラ事業は93.1%(前期比0.1%減)、情通・デバイス事業は 83.8%(前期比0.5%増)となりました。 総経費は、人件費を除く販売費及び一般管理費が396百万円増加、人件費が912百万円増加したこと等により、前連 結会計年度より1,086百万円増加し、14,359百万円となりました。FAシステム事業は7,630百万円(前期比1,215百万 円増)、ビル設備事業は1,927百万円(前期比98百万円増)、インフラ事業は1,912百万円(前期比134百万円増)、情 通・デバイス事業は3,243百万円(前期比53百万円減)、全社(共通)は△355百万円(前期比309百万円減)となりま した。 ③ 経常利益 経常利益は、5,784百万円(前期比1,054百万円増)となりました。FAシステム事業は、増収ではありましたが、 2,205百万円(前期比75百万円減)となりました。ビル設備事業は、増収ではありましたが、307百万円(前期比10百 万円減)となりました。インフラ事業は、増収により765百万円(前期比578百万円増)となりました。情通・デバイ ス事業は、増収により2,150百万円(前期比252百万円増)となりました。全社(共通)は、355百万円(前期比309百 万円増)となりました。 ④ 特別損益 特別利益は、前連結会計年度より925百万円減少し、197百万円となりました。これは、投資有価証券売却益が177百 万円発生したことが主な要因であります。特別損失は、前連結会計年度より14百万円減少し、0百万円となりまし た。 ⑤ 親会社株主に帰属する当期純利益 親会社株主に帰属する当期純利益は、3,966百万円(前期比23百万円増)となりました。従って、1株当たり当期純 利益は、前連結会計年度の169.31円に対し177.94円となりました。 (2)財政状態及びキャッシュ・フローの状況に関する分析 ① 財政状態に関する分析 当連結会計年度末における総資産は、97,962百万円(前期末比8,872百万円増)となりました。 流動資産は、80,395百万円(前期末比8,384百万円増)となりました。これは、前連結会計年度末と比較して、商品 及び製品が661百万円減少、受取手形が647百万円減少した一方で、現金及び預金が7,403百万円増加、電子記録債権が 1,266百万円増加、前渡金が1,186百万円増加したことが主要な要因であります。 固定資産は、17,567百万円(前期末比488百万円増)となりました。これは、前連結会計年度末と比較して、のれん が211百万円減少、ソフトウエアが195百万円減少した一方で、投資有価証券が869百万円増加、有形固定資産が56百万 円増加したことが主要な要因であります。 流動負債は、46,236百万円(前期末比5,801百万円増)となりました。これは、前連結会計年度末と比較して、電子 記録債務が433百万円減少、未払消費税等が78百万円減少した一方で、前受金が2,591百万円増加、支払手形及び買掛 金が1,939百万円増加、未払法人税等が938百万円増加、未払金が517百万円増加したことが主要な要因であります。 固定負債は、807百万円(前期末比142百万円増)となりました。 純資産は、50,918百万円(前期末比2,929百万円増)となりました。これは、前連結会計年度末と比較して、退職給 付に係る調整累計額が14百万円減少した一方で、親会社株主に帰属する当期純利益を3,966百万円計上、配当金の支払 が1,671百万円あったこと等により、利益剰余金が2,290百万円増加、その他有価証券評価差額金が608百万円増加、自 己株式の処分が20百万円、非支配株主持分が15百万円増加したことが主要な要因であります。 その結果、当連結会計年度末における自己資本比率は52.0%、1株当たり純資産額は2,283円12銭となりました。 ② キャッシュ・フローの状況及び資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益を主な源泉としております。営業 活動によるキャッシュ・フローにおける変動要因としましては、売上債権・棚卸資産及び仕入債務の増減が主な要因 となっておりますが、決算日において仕入債務の支払時期と売上債権の回収時期にずれが生じた場合に営業活動によ るキャッシュ・フローに大きな影響を与えます。当社グループにおきましては、債権債務の収支管理を徹底して行っ ており、これらの収支のずれによる影響を最小限とすることで営業活動によるキャッシュ・フローの確保に努めてお ります。 投資活動によるキャッシュ・フローにおきましては、売買目的の有価証券の取得による支出及び売却による収入は なく、子会社株式の取得による支出、売却による収入並びに固定資産の取得による支出、売却による収入が増減の要 因となっております。 財務活動によるキャッシュ・フローにおきましては、事業活動を行う上での十分な流動性を確保していることか ら、資金の調達ニーズはなく、自己株式の取得による支出、配当金の支払による支出が減少の要因となっておりま す。 以上のことから、当社グループの当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ7,502百 万円増加し、当連結会計年度末には23,926百万円(前期比45.7%増)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、源泉である税金等調整前当期純利益について5,981 百万円(前期は5,838百万円)を確保できたことに加え、前受金の増加が2,590百万円、仕入債務の増加が1,463百万 円、棚卸資産の減少が675百万円あった一方で、前渡金の増加が1,185百万円、法人税等の支払額が1,241百万円であっ たこと等により、9,238百万円の収入(前期は5,114百万円の収入)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却による収入が282百万円あった 一方で、有形固定資産の取得による支出が350百万円、無形固定資産の取得による支出が147百万円あったこと等によ り、159百万円の支出(前期は1,905百万円の支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払が1,670百万円あったこと等により、 1,696百万円の支出(前期は3,992百万円の支出)となりました。 資本の財源及び資金の流動性につきましては、当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品仕入のほか、 販売費及び一般管理費等の費用であります。当該資金については、内部留保による手元資金で十分賄えている状況で あります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されて おります。この連結財務諸表の作成に当たり必要とされている、重要な会計上の見積りにつきましては、過去の実績 等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積り特有の不確実性が伴うため、実際の結果はこれらの見積りとは異な ることがあります。 当社グループの重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務 諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。なお、特に重要な会計上の見積りについては、 「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しておりま す。 ④ 生産、受注及び販売の状況 (1)仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) FAシステム事業   43,821   109.5 ビル設備事業   16,800   137.4 インフラ事業   36,067   163.6 情通・デバイス事業   27,402   113.0 合計   124,090   125.9 (2)販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) FAシステム事業   54,935   113.9 ビル設備事業   18,335   104.6 インフラ事業   39,070   135.3 情通・デバイス事業   33,273   107.3 合計   145,614   115.9 (注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、その割合が100分の10以上に該当する相手先がないため記載を省略しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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