概要
東京電力ホールディングスは、東京エリアを管轄する電力会社であり、福島第一原子力発電所事故後、政府の支援下で経営再建中である。原子力・火力・再生可能エネルギーによる発電、送配電、小売を手掛け、2025年3月期の売上高は6兆8104億円、従業員数は3万8341人。5つのセグメントで構成される持株会社体制をとる。
5つの報告セグメントで構成される持株会社体制
東京電力ホールディングスは、持株会社である当社と子会社63社、関連会社74社でグループを形成する。報告セグメントは「ホールディングス」「フュエル&パワー」「パワーグリッド」「エナジーパートナー」「リニューアブルパワー」の5つである。ホールディングスはグループ全体の経営サポートと原子力発電を担い、フュエル&パワーは火力発電と燃料調達、パワーグリッドは送配電網の運営、エナジーパートナーは電力小売とソリューション提供、リニューアブルパワーは再生可能エネルギー発電をそれぞれ担当する。
安定供給とカーボンニュートラルを両立する成長戦略
同社は第五次総合特別事業計画のもと、福島第一原発の廃炉を推進しつつ、GX・DXの進展に伴う電力需要増加に対応する。具体的には「迅速かつプッシュ型の電力供給」「脱炭素電源の確保・カーボンニュートラルの実現」「多様なニーズに応じた料金メニュー」の3つの社会的価値を掲げる。2025年度冬季には安定供給を確保したが、2026年度夏季は予備率3%を確保する見通しで、中東情勢などのリスクを注視する。
柏崎刈羽原発の再稼働と財務への影響
柏崎刈羽原子力発電所6・7号機について、2025年12月に新潟県から再稼働の了解を得て、6号機は2026年4月に営業運転を開始した。原子力発電の重要性が高まる中、安全最優先での運営を進める。財務面では、2025年3月期の営業利益は2345億円の黒字だが、2026年3月期は4543億円の当期純損失を見込む。これは燃料費高騰や災害損失引当金の増加などが要因である。
業界の中での役割は電力の供給(発電・送配電・小売)を行うエネルギー事業者。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| エナジー パートナー | 4.8兆円 | 76.4% | 2,550億円 | 5.3% |
| パワー グリッド | 1.2兆円 | 19.4% | 817億円 | 6.7% |
| ホール ディングス | 2,127億円 | 3.4% | 1,290億円 | 60.6% |
| リニューア ブルパワー | 515億円 | 0.8% | 404億円 | 78.4% |
| フュエル &パワー | 37億円 | 0.1% | 833億円 | 2251.4% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01ホールディングス(原子力発電等)主力
グループ全体の経営サポート、各基幹事業会社への共通サービス提供。原子力発電所の運営・管理も行う。
- 原子力発電
- 原子力発電所における電力の生産。
02フュエル&パワー(火力発電・燃料)主力
火力発電による電力の販売、燃料の調達、火力電源の開発、燃料事業への投資。
- 火力発電
- 石油・石炭・LNG等を燃料とする火力発電所での電力生産・販売。
- 燃料調達
- 火力発電用の燃料(LNG、石炭等)の調達・管理。
03パワーグリッド(送配電)主力
送電・変電・配電による電力の供給、送配電設備の建設・保守、用地調査・取得・保全。
- 送配電サービス
- 高圧送電線から低圧配電線まで、電力の安定供給のためのネットワーク運営。
- 設備建設・保守
- 送電鉄塔、変電所、配電線等の建設・保守業務。
04エナジーパートナー(小売・ソリューション)主力
お客さまへの最適なトータルソリューション提案、充実したサービス提供、安価な電源調達。
- 電力小売
- 家庭・法人向けの電力販売。各種料金プランを提供。
- トータルソリューション
- 省エネ、エネルギー管理、設備導入等、お客さまのエネルギー課題を解決するサービス。
05リニューアブルパワー(再生可能エネルギー)準主力
再生可能エネルギー発電による電力の販売、設備維持管理、国内外での新規開発・投資。
- 再生可能エネルギー発電
- 太陽光、風力、水力、地熱等の再エネ発電所での電力生産・販売。
- 再エネ電源開発
- 国内外での新規再エネ発電プロジェクトの開発・投資。
製品と技術
原子力発電:柏崎刈羽原発の再稼働と安全運営
ホールディングスセグメントが原子力発電所の運営・管理を行う。主力は柏崎刈羽原子力発電所であり、2026年4月に6号機が営業運転を再開した。原子力発電は低炭素で安定したベースロード電源として位置づけられ、同社の電源構成において重要な役割を担う。ただし、福島第一原発事故の教訓を踏まえ、安全最優先の運営が求められる。
火力発電と燃料調達:JERAを通じた効率的運営
フュエル&パワーセグメントは、火力発電による電力販売と燃料調達を担当する。2019年4月に既存火力発電事業の大部分を株式会社JERAに承継し、現在は離島向けの一部火力発電を除き、JERAがグループの火力発電を担う。燃料調達ではLNGや石炭を扱い、中東情勢等の影響を受けるが、安定調達に努める。
送配電ネットワーク:パワーグリッドによる安定供給
パワーグリッドセグメントは、東京エリアの送電・変電・配電網を運営する。2025年度の託送収益は1兆6103億円。設備の建設・保守に加え、用地調査・取得も行う。再生可能エネルギーの連系拡大やレジリエンス強化のため、系統運用の高度化に取り組む。関係会社として東電タウンプランニング、東電物流などが含まれる。
電力小売とトータルソリューション:エナジーパートナー
エナジーパートナーセグメントは、家庭・法人向けの電力小売とエネルギーソリューションを提供する。2025年度のセグメント売上高は4兆9896億円。各種料金プランのほか、省エネ診断や設備導入支援などのトータルソリューションを展開。関連会社にはテプコカスタマーサービス、ファミリーネット・ジャパン、日本ファシリティ・ソリューションなどがある。
再生可能エネルギー:国内外での電源開発と運営
リニューアブルパワーセグメントは、太陽光、風力、水力、地熱などの再エネ発電所の運営と新規開発を行う。2025年度の売上高は1892億円。子会社の東京発電やテプコ・リニューアブル・パワー・シンガポール社などを通じ、国内外でプロジェクトを推進。オフショア風力や地熱など多様な電源に投資し、カーボンニュートラル実現を目指す。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
電気・ガス業のなかでの位置
電力大手、発電販売で圧倒的規模
東京電力ホールディングスは国内最大級の電力会社で、発電設備と販売量で業界トップクラスです。同業のグリムスやデジタルグリッドは新電力として再生可能エネルギーや系統技術に特化し、シェア拡大を狙っていますが、東電は既存の原子力・火力発電や送配電網で大規模な顧客基盤を有します。過去の原発停止や経営危機を経てコスト構造の改革を進めており、営業利益率は改善傾向にありますが、再エネ拡大や原発再稼働を含む電源構成の見直しが課題です。
強み
- 大規模な発電設備と首都圏の顧客基盤で安定した需要を確保。
- 送配電インフラを所有し、地域独占による安定収入がある。
- 経費削減や料金見直しで利益率が改善し、財務基盤が強化。
- LNGや石炭の調達で規模メリットがあり、コスト競争力を持つ。
課題
- 原発再稼働が進まず、発電コストが高い火力への依存が続く。
- 再生可能エネルギーの導入が遅れ、CO2排出削減が課題。
- 新電力の参入で家庭用・企業用の顧客流出が懸念される。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
通信・電力・ガスの時価総額近傍。太字が東京電力ホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9435光通信 | 1.7兆円 | 11.4倍 |
| 2 | 5802住友電気工業 | 1.7兆円 | 18.2倍 |
| 3 | 4755楽天グループ | 1.6兆円 | — |
| 4 | 5803フジクラ | 1.5兆円 | 53.8倍 |
| 5 | 9508九州電力 | 1.0兆円 | 6.7倍 |
| 6 | 9501東京電力ホールディングス | 9,065億円 | — |
| 7 | 9023東京地下鉄 | 8,625億円 | 14.6倍 |
| 8 | 9513電源開発 | 7,609億円 | 12.8倍 |
| 9 | 9506東北電力 | 6,822億円 | 8.0倍 |
| 10 | 3774インターネットイニシアティブ | 5,955億円 | 23.3倍 |
| 11 | 9412スカパーJSAT | 5,954億円 | 24.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(通信・電力・ガス)に従っています。
会社の歴史
沿革 39件
関東配電と日本発送電から設備を継承した1951年の創業
1951年5月、関東配電株式会社および日本発送電株式会社から設備の出資・譲渡を受け、東京電力株式会社として設立された。同年8月には東京、大阪両証券取引所に上場。電力業界の再編成に伴い、首都圏への電力供給を担う地域独占企業として出発した。設立時に子会社として電燈廣告株式会社(後の東電広告)が存在した。
関連会社の設立と事業基盤の拡大(1950〜1960年代)
1950年代から1960年代にかけて、同社は電力事業の周辺領域に進出するため多数の子会社を設立・買収した。1953年には尾瀬林業観光、東京計器工業を子会社化。1954年に東興業(後の東電工業)、1955年に東電不動産、東電フライアッシュ工業(後の東京パワーテクノロジー)を設立した。1960年には東電設計事務所を設立し、設備設計・建設の内製化を進めた。
サービス子会社群の整備と情報化への対応(1970〜1980年代)
1977年、東京計算サービス(後のテプコシステムズ)と東京電材輸送(後の東電物流)を設立。1979年には東京電設サービスを設立し、送配電設備の保守体制を強化した。1980年代には東新建物(後の東新ビルディング)、東京リビングサービス、東電営配サービス(後の東電ホームサービス)などを設立し、顧客サービスや不動産管理などの事業領域を広げた。
国際展開と新規事業への挑戦(1990〜2000年代)
1997年、テプコ・リソーシズ社を設立し海外資源開発に参入。1999年にはトウキョウ・エレクトリック・パワー・カンパニー・インターナショナル社を設立し、国際事業の統括機能を強化した。2000年代に入ると、株式会社アット東京(データセンター事業)、ファミリーネット・ジャパン(通信事業)など、電力以外の分野にも進出。2004年にはユーラスエナジーホールディングスを子会社化し、再生可能エネルギー事業の拡大を図った。
年表39件を開く
1950年代
- 1951年5月商号変更関東配電株式会社及び日本発送電株式会社から、設備の出資及び譲渡を受け、東京電力株式会社設立 電燈廣告株式会社は設立時において子会社(「東電広告株式会社(1962年5月商号変更)」)
- 1951年8月上場東京、大阪の両証券取引所市場第一部に上場(2012年7月大阪証券取引所上場廃止)
- 1953年3月M&A尾瀬林業観光株式会社の株式を取得し子会社化(「尾瀬林業株式会社(1972年4月商号変更)」)
- 1953年7月M&A東京計器工業株式会社の株式を取得し子会社化
- 1954年4月創業東興業株式会社設立(「東電工業株式会社(1961年9月商号変更)」)
- 1955年4月商号変更東電不動産株式会社設立(現・連結子会社)*東電不動産株式会社から東電不動産管理株式会社に商号変更(1973年1月)*東電不動産管理株式会社から東電不動産株式会社に商号変更(2005年4月)
- 1955年11月商号変更東電フライアッシュ工業株式会社設立(現・連結子会社「東京パワーテクノロジー株式会社」)*東電フライアッシュ工業株式会社から東電環境エンジニアリング株式会社に商号変更(1975年6月)*東電環境エンジニアリング株式会社から東京パワーテクノロジー株式会社に商号変更(2013年7月)
- 1957年6月創業東京礦油株式会社設立 *東京礦油株式会社から株式会社テプコーユに商号変更(1987年12月)*株式会社テプコーユから東電リース株式会社に商号変更(2011年7月)
- 1957年12月M&Aスター礦油株式会社の株式を取得し子会社化(「株式会社テプスター(1987年12月商号変更)」)
- 1957年12月M&A南明興産株式会社の株式を取得し子会社化(「東電フュエル株式会社(2011年7月商号変更)」)
1960年代
- 1960年12月商号変更株式会社東電建設設計事務所設立(現・連結子会社「東電設計株式会社(1966年7月商号変更)」)
- 1961年10月上場名古屋証券取引所市場第一部に上場(2012年6月同証券取引所上場廃止)
- 1963年8月M&A姫川電力株式会社の株式を取得し子会社化(現・連結子会社「東京発電株式会社(1986年6月商号変更)」)
1970年代
- 1977年7月商号変更東京計算サービス株式会社設立(現・連結子会社「株式会社テプコシステムズ(2001年10月商号変更)」)
- 1977年7月商号変更東京電材輸送株式会社設立(現・連結子会社「東電物流株式会社(1999年7月商号変更)」)
- 1979年9月東京電設サービス株式会社設立(現・連結子会社)
1980年代
- 1980年2月創業東新建物株式会社設立(「東新ビルディング株式会社(1996年10月商号変更)」)
- 1980年4月創業東京リビングサービス株式会社設立
- 1982年9月創業東電営配サービス株式会社設立(「株式会社東電ホームサービス(1987年10月商号変更)」)
- 1982年10月商号変更東双不動産管理株式会社設立(現・連結子会社「東双ファシリティ&サービス株式会社(2025年4月商号変更)」)
- 1984年4月創業株式会社ティー・ピー・エス設立(「東電ピーアール株式会社(2000年1月商号変更)」)
- 1987年9月創業東京都市サービス株式会社設立(現・持分法適用関連会社)
- 1987年9月東京レコードマネジメント株式会社設立(現・連結子会社)
- 1989年11月創業株式会社テプコケーブルテレビ設立
1990年代
- 1997年4月テプコ・リソーシズ社設立(現・連結子会社)
- 1999年7月創業トウキョウ・エレクトリック・パワー・カンパニー・インターナショナル社設立
2000年代
- 2000年3月創業マイエナジー株式会社設立
- 2000年6月創業株式会社アット東京設立(現・持分法適用関連会社)
- 2000年10月株式会社ファミリーネット・ジャパン設立(現・連結子会社)
- 2000年12月日本ファシリティ・ソリューション株式会社設立(現・連結子会社)
- 2000年12月創業パシフィック・エルエヌジー・シッピング社設立
- 2001年8月東電タウンプランニング株式会社設立(現・連結子会社)
- 2002年2月創業パシフィック・ユーラス・シッピング社設立
- 2002年2月創業ティーエムエナジー・オーストラリア社設立
- 2002年12月創業東京臨海リサイクルパワー株式会社設立
- 2003年3月創業テプコ・オーストラリア社設立
- 2003年3月創業テプコ・ダーウィン・エルエヌジー社設立
- 2003年6月M&A東京ティモール・シー・リソーシズ(米)社の株式を取得し子会社化 これに伴い、同社の子会社である東京ティモール・シー・リソーシズ(豪)社を子会社化
- 2004年3月M&A株式会社ユーラスエナジーホールディングスの株式を取得し子会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 賠償・廃炉に関する年間資金確保額約5,000億円/年
- フリーキャッシュフロー黒字化2028年度以降まで黒字
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
廃炉の貫徹と福島復興
福島第一原子力発電所の廃炉を安全かつ着実に進めるため、燃料デブリ取り出しやALPS処理水海洋放出を計画的に実施。被害者への賠償、風評払拭、地域産業の再生など復興活動にも継続的に取り組む。
- 02
成長戦略による安定供給と脱炭素
GX・DXの進展による電力需要増に対応し、迅速かつプッシュ型の電力供給、脱炭素電源の確保、多様な料金メニュー提供の3つの社会的価値を実現。資産回転型投資や共創・協業を推進。
- 03
アライアンスによる企業価値向上
中長期的な廃炉推進と企業価値向上の両立に向け、資金・技術・能力を補完するアライアンスを追求。パートナー募集等を通じ大胆な改革を具体化し、事業成長と福島責任貫徹のための資金確保を図る。
- 04
経営合理化と財務基盤の強化
投資・費用計画を再検証した経営合理化策を実行。資産売却やコスト削減、燃料市場変動リスクへの対処により足元の経営安定化を早期に実現し、持続的なキャッシュフローを安定化させる。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で38,341人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は883万円で、9期前と比べて+9.6%。平均年齢は45.1歳、平均勤続年数は22.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 42,060 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 41,525 | — |
| 2019年3月 | 806 | 45.3 | 23.1 | 41,086 | — |
| 2020年3月 | 812 | 45.4 | 23.0 | 37,892 | — |
| 2021年3月 | 819 | 45.3 | 22.4 | 37,891 | — |
| 2022年3月 | 816 | 44.8 | 22.1 | 37,939 | — |
| 2023年3月 | 814 | 45.0 | 22.2 | 38,007 | — |
| 2024年3月 | 832 | 45.2 | 20.0 | 38,183 | — |
| 2025年3月 | 860 | 45.0 | 21.9 | 38,074 | 616 |
| 2026年3月 | 883 | 45.1 | 22.1 | 38,341 | 881 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社72社(国内 52 / 海外 20) を有報から抽出しています。
- 国内東京電力フュエル&パワー㈱東京都 千代田区議決権100.0%
- 国内東京電力パワーグリッド㈱(注)2,3東京都 千代田区議決権100.0%
- 国内東京電力エナジーパートナー㈱(注)2,4東京都 千代田区議決権100.0%
- 国内東京電力リニューアブルパワー㈱(注)2,3東京都 千代田区議決権100.0%
- 国内東電不動産㈱東京都 中央区議決権100.0%
- 国内東京パワーテクノロジー㈱東京都 江東区議決権100.0%
- 国内東電設計㈱東京都 江東区議決権100.0%
- 国内㈱テプコシステムズ東京都 江東区議決権100.0%
- 国内東京電設サービス㈱東京都 台東区議決権100.0%
- 海外テプコ・リソーシズ社カナダ ブリティッシュコロンビア州議決権100.0%
- 国内東双ファシリティ&サービス㈱福島県 双葉郡議決権100.0%
- 国内東電タウンプランニング㈱東京都 港区議決権100.0%
残りのグループ会社60社を開く
- 東電用地㈱東京都 荒川区100%
- テプコ・ソリューション・アドバンス㈱東京都 港区100%
- テプコ・パワー・グリッド・ユーケー社英国100%
- テプコカスタマーサービス㈱東京都 港区100%
- ㈱ファミリーネット・ジャパン東京都 港区100%
- 日本ファシリティ・ソリューション㈱東京都 品川区100%
- ㈱PinT東京都 千代田区100%
- 東京電力タイムレスキャピタル 第二号投資事業 有限責任組合東京都 千代田区100%
- 東京電力タイムレスキャピタル共同投資第一号投資事業有限責任組合東京都 千代田区100%
- TF内幸町特定目的会社東京都 千代田区100%
- テプコ・リニューアブル・パワー・シンガポール社シンガポール100%
- フローテーション・エナジー社英国 エディンバラ100%
- 東京発電㈱東京都 台東区80%
- 東電物流㈱東京都 品川区80%
- リサイクル燃料貯蔵㈱青森県 むつ市80%
- ㈱当間高原リゾート新潟県 十日町市80%
- 東双みらいテクノロジー㈱福島県 双葉郡75%
- 東京レコードマネジメント㈱東京都 品川区70%
- 東双みらい製造㈱福島県 双葉郡67%
- 飯舘バイオパートナーズ㈱福島県 相馬郡60%
- ㈱e-Mobility Power東京都 港区55%
- TEPCOホームテック㈱東京都 墨田区51%
- ディープ・シー・グリーン・エナジー(香港)社(注)2香港50%
- ㈱JERA(注)2、3東京都 中央区50%
- 東京エナジーアライアンス㈱東京都 渋谷区49%
- TEPCO i-フロンティアズ㈱(注)2東京都 千代田区50%
- T&Tエナジー㈱(注)2静岡県 静岡市50%
- 嬬恋蓄電所合同会社(注)2東京都 千代田区50%
- グリーン・ボルト・ホールド社英国 エディンバラ50%
- セノス・ホールド社英国 エディンバラ50%
- ソーラー・ルーフトップ・シーイー・ナイン社タイ49%
- グリーンウェイ・グリッド・グローバル社シンガポール44%
- イーエスアール・テプコ・リニューアブルズ社(注)2シンガポール40%
- ㈱LIXIL TEPCO スマートパートナーズ東京都 墨田区40%
- ベト・ハイドロ社シンガポール36%
- ㈱関電工(注)3東京都 港区35%
- ㈱東光高岳(注)3東京都 江東区35%
- エバーグリーン・マーケティング㈱東京都 中央区34%
- エナジープールジャパン㈱東京都 港区34%
- 虎ノ門エネルギーネットワーク㈱東京都 港区34%
- ㈱昭栄電気産業東京都 葛飾区34%
- 東京都市サービス㈱東京都 中央区33%
- ㈱日立システムズパワーサービス東京都 港区33%
- ㈱アット東京東京都 江東区33%
- ハウスプラス住宅保証㈱東京都 港区30%
- ダリアリ・エナジー社ジョージア31%
- ベトナム・パワー・デベロップメント社ベトナム30%
- エナジー・アジア・ホールディングス社英領バー ジン諸島30%
- 日本原燃㈱青森県 上北郡 六ヶ所村30%
- 日本原子力発電㈱東京都 台東区28%
- クンチャナ・エナジー・レスタリ社インドネシア25%
- トライトン・ノール・オフト・ビッドコ社英国20%
- オフショア・ウインド社英国 マンチェスター19%
- ㈱東京エネシス(注)3東京都 中央区18%
- 小安地熱㈱秋田県 湯沢市15%
- グリーン・ボルト・オフショア・ウインドファーム社英国 エディンバラ0%
- セノス・オフショア・ウインドファーム社英国 エディンバラ0%
- トライトン・ノール・オフト社英国0%
- イーエスアール・テプコ・シンガポール1・ホールド社シンガポール0%
- イーエスアール・テプコ・シンガポール・アセット・アルファ社シンガポール0%
- 調達20.4億円再生可能エネルギーの主力電源化に向けた次々世代電力ネットワーク安定化技術開発研究開発項目1 疑似慣性PCSの実用化開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-08-03
- 調達11.9億円再生可能エネルギーの大量導入に向けた次世代電力ネットワーク安定化技術開発研究開発項目[1]-2 慣性力等の低下に対応するための基盤技術の開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2019-09-12
- 調達9.8億円エネルギー消費の効率化等に資する我が国技術の国際実証事業広東省における電力需給調整アグリゲーションに適用可能なエネルギーマネジメントシステム実証事業国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2017-10-26
- 調達3.9億円多用途多端子直流送電システムの基盤技術開発多端子高圧直流システム及び保護装置の開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2020-08-28
- 調達2.8億円グリーンイノベーション基金事業/燃料アンモニアサプライチェーンの構築アンモニア供給コストの低減アンモニア製造新触媒の開発・実証/燃料アンモニアサプライチェーン構築に係るアンモニア製造新触媒の開発・技術実証国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-02-22
- 調達1.7億円次世代浮体式洋上風力発電システム実証研究/洋上風力発電等技術研究開発/次世代浮体式洋上風力発電システム実証研究(浮体式洋上風力発電低コスト化技術開発)/浮体式洋上風力発電低コスト化技術開発調査研究(大型スパー浮体)国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2020-10-30
- 調達1.5億円再生可能エネルギーの大量導入に向けた次世代電力ネットワーク安定化技術開発研究開発項目[2]-1 配電系統における電圧・潮流の最適な制御方式の開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2019-09-12
- 調達1.3億円再生可能エネルギーの大量導入に向けた次世代電力ネットワーク安定化技術開発研究開発項目1-1日本版コネクト&マネージを実現する制御システムの開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2020-08-26
- 調達1.3億円東京国際空港南側受配電所で使用する電気の購入国土交通省 · 2015-10-16
- 調達1.3億円次世代浮体式洋上風力発電システム実証研究洋上風力発電等技術研究開発次世代浮体式洋上風力発電システム実証研究(浮体式洋上風力発電の導入促進に資する次世代技術の開発)/フルコンクリート製コンパクトセミサブ型浮体および大水深係留の技術開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2024-11-08
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は6.3兆円、営業利益は3,377億円。前期と比べると減収増益で、売上が-7.1%、利益が+44.0%。
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は1.5兆円、営業利益は−343億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−8.3%、営業利益は−122.7%。
| 対象期間 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 2.60 | — | — | 5,273 |
| 2024年1Q | 1.62 | 1,511 | 9.4 | 1,363 |
| 2024年2Q | 1.90 | 2,036 | 10.7 | 2,145 |
| 2024年3Q | 1.59 | 278 | 1.7 | 6 |
| 2024年4Q | 1.81 | — | — | −835 |
| 2025年2Q | 3.35 | 1,990 | 5.9 | 1,896 |
| 2025年4Q | 3.46 | 355 | 1.0 | −283 |
| 2026年2Q | 3.15 | 2,171 | 6.9 | −7,124 |
| 2026年4Q | 3.18 | 1,206 | 3.8 | 2,581 |
| 2027年1Q | 1.48 | −343 | −2.3 | −98 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は6.0兆円から6.3兆円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は5.3%。
| 決算期 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 5.98 | — | −3,270 | — | −6,853 |
| 2014年3月 | 6.63 | — | 1,014 | — | 4,386 |
| 2015年3月 | 6.80 | — | 2,080 | — | 4,516 |
| 2016年3月 | 6.07 | — | 3,259 | — | 1,408 |
| 2017年3月 | 5.36 | — | 2,276 | — | 1,328 |
| 2018年3月 | 5.85 | — | 2,549 | — | 3,181 |
| 2019年3月 | 6.34 | — | 2,765 | — | 2,324 |
| 2020年3月 | 6.24 | — | 2,640 | — | 507 |
| 2021年3月 | 5.87 | — | 1,899 | — | 1,809 |
| 2022年3月 | 5.31 | — | 422 | — | 29 |
| 2023年3月 | 8.11 | — | −2,854 | — | −1,236 |
| 2024年3月 | 6.92 | — | 4,255 | — | 2,679 |
| 2025年3月 | 6.81 | 2,345 | 2,544 | 3.4 | 1,613 |
| 2026年3月 | 6.33 | 3,377 | 4,173 | 5.3 | −4,543 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高6.3兆円のうち、営業利益として残るのは3,377億円で5.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-4,543億円、売上の-7.2%にあたる。営業利益率は業種中央値7.0%を下回る水準。
- 費用事業を回すためにかかったお金94.7%6.0兆円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.3%3,377億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが5,603億円、投資CFが−6,636億円で、差し引きのフリーCFは−1,033億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は9,367億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF兆円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高兆円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 0.26 | −6,367 | 6,326 | −3,758 | 1.51 |
| 2014年3月 | 0.64 | −2,932 | −3,017 | 3,449 | 1.56 |
| 2015年3月 | 0.87 | −5,239 | −6,260 | 3,490 | 1.29 |
| 2016年3月 | 1.08 | −6,209 | −3,943 | 4,566 | 1.34 |
| 2017年3月 | 0.78 | −4,785 | −6,040 | 3,045 | 0.94 |
| 2018年3月 | 0.75 | −5,206 | 125 | 2,316 | 1.18 |
| 2019年3月 | 0.50 | −5,708 | −1,177 | −671 | 1.00 |
| 2020年3月 | 0.32 | −5,083 | 136 | −1,848 | 0.81 |
| 2021年3月 | 0.24 | −5,772 | −203 | −3,374 | 0.45 |
| 2022年3月 | 0.41 | −5,598 | 5,606 | −1,533 | 0.86 |
| 2023年3月 | −0.08 | −3,888 | 3,200 | −4,645 | 0.72 |
| 2024年3月 | 0.67 | −6,988 | 5,415 | −258 | 1.24 |
| 2025年3月 | 0.36 | −8,592 | 1,942 | −4,980 | 0.93 |
| 2026年3月 | 0.56 | −6,636 | 1,104 | −1,033 | 0.94 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は15.6兆円。このうち返さなくてよい自己資本が3.4兆円で、自己資本比率は21.8%(業種中央値39.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本兆円 | 負債兆円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 14.99 | 1.14 | 13.85 | 7.5 |
| 2014年3月 | 14.80 | 1.58 | 13.22 | 10.5 |
| 2015年3月 | 14.21 | 2.10 | 12.11 | 14.6 |
| 2016年3月 | 13.66 | 2.22 | 11.44 | 16.1 |
| 2017年3月 | 12.28 | 2.35 | 9.93 | 19.1 |
| 2018年3月 | 12.59 | 2.66 | 9.93 | 21.1 |
| 2019年3月 | 12.76 | 2.90 | 9.85 | 22.6 |
| 2020年3月 | 11.96 | 2.92 | 9.04 | 24.3 |
| 2021年3月 | 12.09 | 3.14 | 8.95 | 25.8 |
| 2022年3月 | 12.84 | 3.21 | 9.63 | 24.8 |
| 2023年3月 | 13.56 | 3.12 | 10.44 | 22.8 |
| 2024年3月 | 14.60 | 3.54 | 11.06 | 24.1 |
| 2025年3月 | 14.99 | 3.79 | 11.20 | 25.1 |
| 2026年3月 | 15.58 | 3.42 | 12.16 | 21.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
電気・ガス業 29社との比較
同じ電気・ガス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で29社中22位あたり、逆に低いのは売上成長率で29社中25位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥564.1で、1年前と比べて-26.8%。過去52週の値幅のなかでは24%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PBR | 0.27倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1カ月で株価は6.33%上昇。25日移動平均線(520.84円)を5.5%上回り、75日線(526.06円)も上回る。ただし200日線(622.9円)は11.8%下回り、中長期では弱い。52週高値939.4円から約41.5%下落し、低水準にある。直近では出来高が4850万株と急増し、買いが活発。RSIは61.24とやや強含みで、短期的な上昇余地があるが、長期トレンドは未だ下降。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
PERは利益赤字のため算出不可、PBRは0.2593倍と1倍を大きく下回り、業界平均1.07倍と比較して極端に低い。配当は無配で利回り0%だが、ROEは-12.7%と赤字経営。今期は最終赤字予想で赤字幅縮小傾向にあるが、事業リスクが高い。ただしPBRの低さは資産価値に対して極めて割安であり、電力業界特有の再生可能性を考慮すれば割安と評価。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PBR | 0.27倍 | 1.08倍 |
| ROE | -12.7% | 10.7% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
東京電力の投資論点は、経営再建が軌道に乗るかどうか。2025年3月期は黒字だが、2026年3月期は柏崎刈羽原発の再稼働遅れや燃料費高騰で大幅な赤字に転落する見込み。強気派は原発の早期再稼働で収益が大きく改善すると期待する。一方、弱気派は再稼働の不確実性、規制リスク、競争激化で赤字が長期化する可能性を懸念する。
- 原発再稼働の可能性
柏崎刈羽原発が再稼働すれば燃料費が削減できる
- 政府の支援
政府による資金援助などで財務基盤が支えられている
- 安定供給の需要
東京圏での電力需要は今後も高い
- 2026年3月期の営業利益3,377億円と増益計画決算発表後影響強
営業利益は2025年3月期の2,345億円から3,377億円へ約1,032億円の増益。利益率も3.44%から5.34%に改善。
- PBR0.246倍と解散価値割れの水準継続影響中
PBR0.246倍は1株純資産約2,118円に対し株価521.3円。時価総額8,377億円と低評価が下値を支える。
- 外国人株主比率24.38%でガバナンス圧力継続影響中
外国株主比率24.38%と高く、資本効率改善や株主還元を求める声が強い。
- 売上減でも利益率改善する収益構造通年影響中
売上高は6兆8,104億円から6兆3,286億円に減るが、営業利益率は5.34%と前期比1.9ポイント改善。
- 再稼働の遅れ
安全規制が厳しく、再稼働時期が読めない
- 競争激化
新電力との価格競争で顧客が流出する恐れがある
- 赤字の継続
燃料費高騰と固定費負担で赤字が続く
- 2026年3月期に純損失4,543億円へ転落決算発表後影響強
純損益は2025年3月期の1,613億円から4,543億円の赤字予想。ROEもマイナス12.7%に悪化。
- 売上高が前期比約7%減収の6.3兆円通年影響中
売上高は68,104億円から63,286億円へ約4,818億円の減収。需要減や料金改定の影響。
- 株価が1年間で約22%下落継続影響弱
1年リターンは-22.03%。配当利回り0%と合わせ売られやすい状況が続く。
- 無配当継続で株主還元が見込めず通年影響弱
配当利回りは0%。自己資本利益率がマイナスで早期の復配は期待しにくい。
- 原子力発電所の稼働率
- 原発再稼働の程度と収益への影響を測る
- 燃料費
- 火力発電のコストが利益を圧迫するため
- 販売電力量
- 需要動向と市場シェアの変化を把握するため
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ471,281人。区分でいちばん多いのは個人・その他で43.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が27.6%を占め、残る72.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 40.8 | 40.0 | 40.2 | 32.7 | 43.1 | 43.2 |
| 外国法人 | 24.1 | 27.2 | 26.4 | 34.0 | 23.8 | 24.2 |
| 金融機関 | 26.9 | 25.3 | 24.7 | 25.6 | 23.0 | 20.7 |
| 証券会社 | 1.8 | 1.1 | 2.3 | 1.9 | 4.0 | 4.9 |
| 事業法人 | 3.6 | 3.7 | 3.7 | 2.9 | 3.2 | 4.2 |
| 政府・自治体 | 2.7 | 2.7 | 2.7 | 2.7 | 2.7 | 2.7 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.0 | 0.1 | 0.0 | 0.1 | 0.1 |
| 自己株式 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 原子力損害賠償・廃炉等支援機構 | 120.72 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 12.26 |
| 03 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 3.33 |
| 04 | 東京電力グループ従業員持株会 | 3.03 |
| 05 | 東京都 | 2.66 |
| 06 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 1.69 |
| 07 | 日本生命保険相互会社 | 1.64 |
| 08 | THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044(常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 1.47 |
| 09 | JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 1.36 |
| 10 | 株式会社三井住友銀行 | 1.12 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+34%、1株純資産は14期で+1947%。直近期のROEは-12.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | −428 | 73 | −72.0 | — |
| 2014年3月 | 274 | 343 | 32.9 | 1.5 |
| 2015年3月 | 282 | 670 | 24.9 | 1.6 |
| 2016年3月 | 88 | 747 | 6.6 | 7.0 |
| 2017年3月 | 83 | 838 | 5.9 | 5.3 |
| 2018年3月 | 199 | 1,031 | 12.7 | 2.1 |
| 2019年3月 | 145 | 1,179 | 8.4 | 4.8 |
| 2020年3月 | 32 | 1,186 | 1.8 | 11.9 |
| 2021年3月 | 113 | 1,326 | 6.0 | 3.3 |
| 2022年3月 | 2 | 1,362 | 0.1 | 114.5 |
| 2023年3月 | −77 | 1,308 | −3.9 | — |
| 2024年3月 | 167 | 1,567 | 8.1 | 5.7 |
| 2025年3月 | 101 | 1,722 | 4.4 | 4.3 |
| 2026年3月 | −284 | 1,491 | −12.7 | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
25名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は25名。2026/3期の役員報酬は総額773百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 小林喜光 | 取締役会長 指名委員会委員長 監査委員会委員 | 79 | 21,600 |
| 大八木成男 | 取締役 指名委員会委員 報酬委員会委員長 | 79 | 15,143 |
| 大西正一郎 | 取締役 指名委員会委員 監査委員会委員 | 62 | — |
| 大川順子 | 取締役 監査委員会委員 報酬委員会委員 | 72 | — |
| 永田高士 | 取締役 監査委員会委員 報酬委員会委員 | 68 | — |
| 内田貴和 | 取締役 監査委員会委員 報酬委員会委員 | 65 | 3,226 |
| 小早川智明 | 取締役 指名委員会委員 | 63 | 25,462 |
| 山口裕之 | 取締役 | 61 | 57,291 |
| 酒井大輔 | 取締役 | 57 | 7,178 |
| 長﨑桃子 | 取締役 | 56 | 7,254 |
| 福田俊彦 | 取締役 | 68 | 12,719 |
| 吉野栄洋 | 取締役 指名委員会委員 | 57 | — |
残りの役員13名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 守谷誠二 | 取締役 監査委員会委員長 | 63 | 115,468 |
| 永澤昌 | 執行役副社長 経営企画担当(共同) | 60 | 1,337 |
| 小野明 | 執行役副社長 福島第一廃炉推進カンパニー・プレジデント兼廃炉・汚染水対策最高責任者兼原子力・立地本部副本部長 | 67 | 8,107 |
| 秋本展秀 | 常務執行役 福島復興本社代表兼福島本部長兼原子力・立地本部副本部長 | 57 | 13,475 |
| 関知道 | 常務執行役 最高情報責任者兼最高情報セキュリティ責任者 | 62 | 4,897 |
| 伏見保則 | 常務執行役 防災・安全統括兼最高調達責任者兼最高カイゼン責任者 | 62 | 1,838 |
| 岸野真之 | 常務執行役 最高リスク管理責任者 | 59 | 7,962 |
| 村松明典 | 常務執行役 首都圏・立地地域連携担当兼カーボンニュートラル・防災支援担当 | 65 | 783 |
| 忍義彦 | 常務執行役 最高労務人事責任者 | 57 | 2,936 |
| 柿澤幸彦 | 常務執行役 新潟本社代表兼新潟本部長兼原子力・立地本部副本部長 | 57 | 5,672 |
| 鈴木誠一 | 常務執行役 エリアエネルギーイノベーション事業室長 | 55 | 533 |
| 宗一誠 | 常務執行役 原子力・立地本部青森事業本部長兼原子力・立地本部副本部長 | 62 | 5,926 |
| 稲垣武之 | 常務執行役 原子力・立地本部柏崎刈羽原子力発電所長兼原子力改革担当兼新潟本部 | 63 | 1,763 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 執行役 | 18 | 399 | 251 | 651 | 36 |
| 社外取締役 | 7 | 95 | — | 95 | 14 |
| 取締役(社内) | 1 | 27 | — | 27 | 27 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,757字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題9,694字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク13,149字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)8,520字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第102期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第102期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第101期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第101期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第100期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第100期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第100期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第100期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第99期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
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- 四半期報告書四半期報告書-第99期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
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