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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

指月電機製作所

SHIZUKI ELECTRIC COMPANY INC.6994 · Standard · 電気機器

フィルムコンデンサを中核に、省エネ・電力品質改善の技術を活かした電力機器システムも手掛ける電機メーカー。

概要

指月電機製作所は、1939年創業のフィルムコンデンサ専門メーカーである。主力製品はコンデンサ・モジュールと電力機器システムの二部門に分かれ、産業機器用・xEV用コンデンサ、進相コンデンサ、直列リアクトルなどを手掛ける。2026年3月期の連結売上高は279億円、営業利益25億円と過去最高を記録。従業員数は1166人。東京証券取引所スタンダード市場に上場しており、国内に秋田指月、九州指月、岡山指月の3子会社、海外に米国・中国・タイの現地法人を持つ。本社は兵庫県西宮市。

コンデンサ・モジュールと電力機器システムの二本柱

当社グループの事業は二つのセグメントで構成される。コンデンサ・モジュール部門はフィルムコンデンサ及びそのモジュール製品を扱い、産業機器用パワーエレクトロニクス市場やxEV市場向けに供給する。2025年度の売上高は177億円で、グループ全体の63%を占める。電力機器システム部門は進相コンデンサ、直列リアクトル、高調波フィルタなど力率改善・電力品質向上のための機器を製造する。同部門の売上高は101億円で全体の37%を占め、国内設備投資需要の増加を背景に前年比10.6%増と伸長した。主要顧客には株式会社TMEICがあり、総売上の14.5%を占める。これらの製品は工場の安定操業や省エネルギーに寄与している。

国内3工場と海外3拠点で構成する生産体制

生産は主に国内3つの連結子会社が担う。秋田指月株式会社(秋田県羽後町)、九州指月株式会社、岡山指月株式会社がそれぞれコンデンサや電力機器を製造し、当社が仕入れて販売する。海外では1973年に設立したアメリカンシヅキ(米国)が北米市場向けに製造販売を行う。2006年には中国に指月獅子起(上海)貿易有限公司を設立し、中国市場向けに販売。2007年にはタイにタイ指月電機株式会社を設立し、タイ市場向けの製造販売を開始した。これにより、日本、北米、アジアの3極体制が構築されている。2025年には秋田指月に第五工場棟を新築し、生産能力を増強した。

∫IΣS(シムス)で推進する効率化と進化

当社グループは独自の統合マネジメントシステム「∫IΣS(シムス)」を経営の基盤に置く。これは「New Production System(NPS)」を源流とし、あらゆる無駄を排除して経営効率を高める思想に基づく。生産現場だけでなく、開発、営業、物流へと適用範囲を拡大している。長期経営ビジョン(2019~2028年度)では、「安心安全で快適な社会の実現」と「持続可能な地球環境の実現」を掲げ、脱炭素・省エネニーズに対応する。2025年度からの第Ⅲ期中期経営計画では「融合からシナジーへ」をテーマに、事業間連携を強化し、コンデンサとパワーエレクトロニクス装置の技術融合による新ソリューション創出を目指す。目標として2028年度に売上高380億円、ROE8%以上、PBR1倍以上を掲げる。

2025年度に過去最高益を更新した財務状況

当社グループの連結売上高は、2013年度の212億円から緩やかな成長を続け、2025年度には273億円(前年度比4.5%増)と過去最高を更新した。営業利益も25億円で過去最高、経常利益29億円、親会社株主帰属当期純利益19億円と各利益項目で最高を記録した。営業活動によるキャッシュフローは51億円の収入で、設備投資17億円を賄いながら財務基盤を強化。純資産は257億円に増加し、総資産416億円に対して健全な水準を維持している。株主還元については配当性向30.4%を目標としている。

業界の中での役割は電子部品(コンデンサ)および電力機器のメーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
280億円
営業利益
25億円
営業利益率
8.9%
純利益
20億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
コンデンサ・モジュール178億円63.6%10億円5.6%
電力機器 システム102億円36.4%31億円30.4%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01コンデンサ市場主力

フィルムコンデンサを中核とし、関連商品の製造販売。子会社が製造し、当社が仕入れ販売。海外子会社が米国、中国、タイ市場に販売。

主な製品・サービス1
フィルムコンデンサ
電子回路の安定化に使用されるコンデンサ。高い信頼性と長寿命が特徴。

02電力機器システム市場準主力

省エネルギー、電力品質改善の技術を活用し、「省エネ」「安定操業」に応える電力機器システムを製造販売。

主な製品・サービス1
電力機器システム
電力品質改善や省エネルギーを実現するシステム製品。工場などの安定操業に貢献する。

製品と技術

フィルムコンデンサ — 産業機器とxEVに広がる用途

コンデンサ・モジュール部門が手掛けるフィルムコンデンサは、電極に金属化フィルムを用いた自己回復性に優れた製品が主力である。産業機器用コンデンサはパワーエレクトロニクス市場向けに、インバータやコンバータの平滑用・スナバ用として供給される。xEV(電気自動車)用コンデンサは、車載用として高耐圧・高信頼性が求められる。2025年度の同事門売上高は177億円と全体の63%を占めるが、xEV用はモデルピークアウトの影響で前年比減収となった。一方、産業機器用は国内パワエレ市場の好調に支えられ堅調に推移した。同部門の製品は、子会社の秋田指月、九州指月、岡山指月、及び海外子会社が製造する。

電力機器システム — 力率改善で工場の省エネを支援

電力機器システム部門では、進相コンデンサ、直列リアクトル、高調波フィルタなどの力率改善用機器を製造販売する。これらの製品は工場やビルの電力品質を向上させ、無効電力を抑制することで電気料金の低減や設備の安定運転に貢献する。2025年度の同事門売上高は101億円で、前年比10.6%増と大幅に伸長した。国内設備投資需要の増加が背景にある。また、同部門の製品は当社が製造するほか、連結子会社の九州指月も製造を担う。海外では中国とタイの現地法人を通じて販売されている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

コンデンサ用金属化フィルムで国内首位、EV依存強まる

指月電機製作所は、コンデンサ用金属化フィルムや電磁気応用機器を製造。特に自動車や産業機器向けフィルムコンデンサ部材で国内に強固な地位を築く。売上高は2025年3月期273億円、営業利益率7.33%と安定。同業のイビデンはプリント配線板、キオクシアはメモリと異なり、独自のニッチ領域。EV・ハイブリッド車の拡大が需要を牽引するが、中国市場など需要変動の影響を受けやすく、成長鈍化リスクもある。

強み

  • コンデンサ用金属化フィルムで高シェア、安定した顧客基盤を持つ。
  • 長年の製品開発で蓄積した薄膜形成技術が競争優位の源泉。
  • 自動車の電動化進展により、製品需要が拡大している。
  • 低負債で安定収益、事業基盤が堅牢。

課題

  • 自動車・産業機器向けが多く、特定市場の低迷に弱い。
  • 中国のEV販売減速や地政学リスクが業績に直結。
  • 金属フィルム原料の価格高騰が収益を圧迫する可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

電気機器の時価総額近傍。太字が指月電機製作所

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16630ヤーマン464億円
26785鈴木431億円11.5倍
36788日本トリム431億円18.5倍
46823リオン401億円14.0倍
56817スミダコーポレーション396億円18.1倍
66994指月電機製作所379億円14.5倍
76676BUFFALO374億円9.8倍
86932遠藤照明371億円9.0倍
96677エスケーエレクトロニクス364億円11.4倍
106521オキサイド353億円
116648かわでん349億円9.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 32件

戦災で工場全焼し、1947年に再発足

1939年3月、西宮市染殿町で指月製作所として創業。同年12月に指月電気工業株式会社に改組。しかし1945年8月の戦災により工場全体を焼失し、事業を休止した。1947年9月、株式会社指月電機製作所として再発足。1951年には東京営業所を開設し、販売網を整え始めた。1960年5月には西宮市大社町の現在地に本社新工場を完成し移転。この移転により生産基盤を確立し、以降の成長の礎を築いた。

大阪・東京両証券取引所へ上場し事業拡大

1961年10月、大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。同時に日立営業所を開設。1963年5月には東京証券取引所市場第二部にも上場し、首都圏での認知度を高めた。1960年代後半から1970年代にかけて、岡山指月(1963年)、秋田指月(1968年)、九州指月(1969年)の製造子会社を次々と設立。また福岡、仙台、札幌、広島など全国に営業所を開設し、販売網を拡大した。1972年には東京支社を開設し、本社機能の一部を東京に置いた。

米国現地法人設立と技術開発の強化

1973年7月、SHIZUKI AMERICA INC.(現AMERICAN SHIZUKI CORP.)を設立し、北米市場への輸出を開始。1985年には東京支社を東京都中央区京橋に移転、1994年に港区浜松町へ移転。1995年には関西支社を開設するが、1997年に廃止し大阪営業所に統合。1998年には東京・大阪・名古屋の各支店体制に再編。2002年1月には新規事業としてFARADCAP事業部を西宮で発足させ、電気二重層キャパシタの開発に着手。同年4月にはコンデンサ開発センターを岡山県総社市へ移転し、研究開発拠点を強化した。

中国とタイに海外生産販売拠点を設立

2006年5月、中国に現地法人「指月獅子起(上海)貿易有限公司」を設立し、中国市場向け販売を開始。2007年1月にはタイ王国に「タイ指月電機株式会社」を設立し、製造及びタイ市場向け販売を開始した。これにより、日本、北米、アジアの3極体制が完成。2009年2月には製造・販売・技術部門を各々持つ第一事業本部と第二事業本部に組織変更し、事業の効率化を図った。2011年には開発部門を統合してコンデンサ開発部とし、R&Dセンターを岡山県総社市に新築。さらに同年、株式会社村田製作所との合弁会社「株式会社村田指月FCソリューションズ」を設立した。同年、本社近くに指月R&Dセンターを新築し、岡山から移転した。

スタンダード市場移行と秋田第五工場の新築

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第二部からスタンダード市場に移行。2025年4月には、秋田指月株式会社の第五工場棟を秋田県雄勝郡羽後町に新築し、生産能力の増強を図った。この間、2025年度には連結売上高273億円、営業利益25億円と過去最高を達成。中期経営計画第Ⅲ期(2025~2028年度)では「融合からシナジーへ」を掲げ、コンデンサ技術とパワーエレクトロニクス技術の融合による新価値創出を推進している。

年表32件を開く

1930年代

  • 1939年3月創業西宮市染殿町において、指月製作所として創業。
  • 1939年12月指月電気工業株式会社に改組。

1940年代

  • 1945年8月戦災により工場全体を焼失したため事業休止。
  • 1947年9月創業株式会社指月電機製作所として再発足する。

1950年代

  • 1951年4月東京営業所を開設。
  • 1958年9月名古屋営業所を開設。

1960年代

  • 1960年5月西宮市大社町の現在地に本社新工場を完成し移転。
  • 1961年10月上場大阪証券取引所市場第二部銘柄として株式を上場。日立営業所を開設。
  • 1963年5月上場東京証券取引所市場第二部銘柄として株式を上場。
  • 1963年11月岡山指月株式会社を設立。(現・連結子会社)
  • 1968年4月秋田指月株式会社を設立。(現・連結子会社)
  • 1968年5月福岡営業所、仙台営業所を開設。
  • 1969年4月九州指月株式会社を設立。(現・連結子会社)

1970年代

  • 1972年4月東京支社を開設。
  • 1973年7月SHIZUKI AMERICA INC.(現AMERICAN SHIZUKI CORP.)を設立。(現・連結子会社)
  • 1975年6月札幌出張所、広島出張所を開設。

1980年代

  • 1984年9月札幌、広島の各出張所をそれぞれ営業所と改める。
  • 1985年6月東京支社を東京都中央区京橋に移転。

1990年代

  • 1994年6月東京支社を東京都港区浜松町に移転。
  • 1995年1月関西支社を開設。
  • 1997年2月関西支社を廃止し、業務を大阪営業所及び関西機器営業所に移管。
  • 1998年10月M&A東京営業所と東京システム営業所を統合し東京支店とする。大阪営業所と関西機器営業所を統合し大阪支店とする。名古屋営業所を名古屋支店とする。

2000年代

  • 2002年1月創業新規事業であるFARADCAP事業部(在西宮)の発足。
  • 2002年4月コンデンサ開発センターを岡山県総社市へ移転。
  • 2003年6月商法改正に伴い、「委員会等設置会社(現指名委員会等設置会社)」へ移行する。
  • 2005年12月大阪支店を西宮市大社町の本社敷地内へ移転。
  • 2006年5月中国に現地法人「指月獅子起(上海)貿易有限公司」を設立。(現・連結子会社)
  • 2007年1月タイ王国に現地法人「タイ指月電機株式会社」を設立。(現・連結子会社)
  • 2009年2月製造、販売、技術(開発)部門を各々の組織内に持つ、第一事業本部と第二事業本部に組織変更した。

2010年代

  • 2011年5月M&A第一事業本部直下である第一開発部・第二開発部を統合しコンデンサ開発部に組織変更した。
  • 2011年6月R&Dセンター(岡山県総社市)を新築。秋田指月株式会社第四工場棟(秋田県雄勝郡羽後町)を新築。株式会社村田指月FCソリューションズ(秋田県雄勝郡羽後町)を設立。(株式会社村田製作所との合弁会社)岡山指月株式会社第三工場棟(岡山県総社市)を新築。指月R&Dセンター(兵庫県西宮市)を新築、岡山県総社市から移転。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。

2020年代

  • 2025年4月秋田指月株式会社第五工場棟(秋田県雄勝郡羽後町)を新築。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年度まで380億円
  • 営業利益率2028年度まで8%
  • 当期純利益率2028年度まで6%
  • ROE2028年度まで8%以上
  • PBR2028年度まで1倍以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    統合マネジメントシステム「∫IΣS」による効率化と進化

    生産体制に加え、開発、営業、物流へ改善活動を拡大。顧客ニーズに基づく変種変量対応や自社生産技術の保有により、環境変化に機敏に適応できる企業体質を強化する。

  2. 02

    「知」の融合の拡大展開と横断型組織の構築

    部門や職種の枠を超えたプロジェクトチームの立上げや挑戦を評価する人事制度により、従業員一人ひとりが主体的に挑戦し、チームワークで支え合う全員主役の横断型組織を目指す。

  3. 03

    技術融合によるソリューション創出と事業ポートフォリオ最適化

    コンデンサ技術とパワーエレクトロニクス技術の融合を進め、デバイス単体供給からシステム・ソリューション提供へ転換。xEV分野と産業機器分野を一体的に運営し、成長市場へ経営資源を重点配分する。

  4. 04

    収益力の強化と資本効率を意識した経営

    生産工程の見直しや自働化による生産性向上、収益性の低い機種の最適化、高付加価値製品へのシフト、価格適正化と原価低減を推進。ROE改善を軸に株主資本コストを上回る収益性を目指す。

  5. 05

    持続的成長のための人的資本・生産基盤の強化

    人材確保・育成、組織横断的な連携強化、DX・AI・自働化の推進による業務効率向上。統合マネジメントシステムを通じた全社的な業務改革、サプライチェーン強化、資産効率を意識した設備投資を実施する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,166人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は641万円で、9期前と比べて+12.0%平均年齢は39.4歳、平均勤続年数は12.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,156
2018年3月1,165
2019年3月57239.513.71,178
2020年3月58840.014.31,249
2021年3月57140.413.81,240
2022年3月57641.414.51,266
2023年3月58440.913.61,278
2024年3月59539.812.61,280
2025年3月60339.112.01,209165
2026年3月64139.412.21,166214

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率28.6%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)75.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 3 / 海外 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
秋田指月㈱ — 秋田県雄勝郡 羽後町4,504百万円
コンデンサ モジュール
本社工場 — 兵庫県西宮市4,035百万円
コンデンサ モジュール 電力機器 システム 全社
岡山指月㈱ — 岡山県総社市2,611百万円
コンデンサ モジュール
九州指月㈱ — 福岡県嘉麻市1,851百万円
コンデンサ モジュール 電力機器 システム
アメリカンシヅキ㈱ — 米国ネブラスカ州940百万円
コンデンサ モジュール
指月R&Dセンター — 兵庫県西宮市617百万円
コンデンサ モジュール 電力機器 システム 全社
主な関係会社
  • 国内
    秋田指月㈱(注)2
    秋田県雄勝郡 羽後町
    議決権100.0%
  • 海外
    アメリカンシヅキ㈱(注)2
    米国 ネブラスカ州 オガララ市
    議決権100.0%
  • 国内
    岡山指月㈱(注)2、3
    岡山県 総社市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱指月 テクノサービス
    兵庫県 西宮市
    議決権100.0%
  • 海外
    指月獅子起(上海)貿易有限公司
    中国 上海市
    議決権100.0%
  • 海外
    タイ指月電機㈱
    タイ王国 バンコク
    議決権80.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は280億円営業利益25億円前期と比べると増収増益で、売上が+2.6%、利益が+25.0%。

売上高
+2.6%
280億円
営業利益
+25.0%
25億円
純利益
+66.7%
20億円
営業利益率
8.9%
前期比 +1.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高312億円280億円
営業利益30億円25億円
純利益22億円20億円
1株あたり配当¥26.5¥26.5

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は74億円、営業利益は6億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+19.4%、営業利益は+500.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q664
2024年1Q6211.6−1
2024年2Q6534.62
2024年3Q7045.71
2024年4Q660
2025年2Q12864.72
2025年4Q145149.710
2026年2Q132118.39
2026年4Q148149.511
2027年1Q7468.14

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は212億円から280億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は8.9%。売上は5期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月2122010
2014年3月2202717
2015年3月2352818
2016年3月2172213
2017年3月209189
2018年3月202151
2019年3月218137
2020年3月236147
2021年3月2181112
2022年3月239149
2023年3月261128
2024年3月263112
2025年3月27320187.312
2026年3月28025308.920

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高280億円のうち、営業利益として残るのは25億円8.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は20億円、売上の7.1%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金71.8%201億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.9%53億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.9%25億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
28.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.1pt
8.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.2pt
7.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.2pt
8.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが52億円、投資CFが−17億円で、差し引きのフリーCFは35億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は92億円で、売上の3.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月21−10−21136
2014年3月23−14−3943
2015年3月29−12−31757
2016年3月12−1−31164
2017年3月0−1419−1469
2018年3月14−14−4066
2019年3月6−20−4−1448
2020年3月16−215−547
2021年3月25−14−21157
2022年3月2−202−1841
2023年3月25−14421193
2024年3月−3−21−25−2445
2025年3月36−2631059
2026年3月52−17−33592

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は416億円。このうち返さなくてよい自己資本が258億円で、自己資本比率は61.0%(業種中央値61.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2131496469.6
2014年3月2321676571.3
2015年3月2511906175.0
2016年3月2561966075.7
2017年3月2822265679.1
2018年3月2892246576.5
2019年3月2912266576.6
2020年3月3002287274.8
2021年3月3142437176.5
2022年3月3212507176.5
2023年3月38125712466.4
2024年3月36522813761.1
2025年3月38323714661.0
2026年3月41625815861.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
92億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
157億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
7億円
在庫として抱えている分
負債合計
158億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
78
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率18 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率224社中83位あたり、逆に低いのは売上成長率224社中136位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.2%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.9%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
61.0%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.6%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.3%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,146で、1年前と比べて+142.0%過去52週の値幅のなかでは63%の位置にある。

¥1,146-5.1%1ヶ月+6.9%1年+142.0%時価総額379億円
過去52週の値幅
安値¥478高値¥1,537

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.5倍
PER (会社予想)13.2倍
PBR1.04倍
配当利回り2.31%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で+10.4%と上昇基調を維持しつつあるが、8月19日に前日比-6.92%の1144円まで急落した。7月17日に992円まで調整した後、8月5日に出来高185万9200株を伴い1259円まで急伸した。週足では25日移動平均線(1090.52円)を上回って推移しており、年初来高値1537円からは-25.6%の水準にある。RSIは64.66とやや過熱感が出ている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)

PERは15.09倍で業界平均の30.69倍を大きく下回り、PBRも1.18倍で平均2.23倍の約半分です。配当利回りは2.23%で平均と同等ですが、ROEは8.2%と低水準です。今期予想PERは13.6倍とさらに低下する見込みで、収益改善が期待されます。割安感は明確ですが、ROEの低さと配当の伸び悩みがリスクです。

指標この会社業種平均
PER (実績)14.5倍30.8倍
PER (予想)13.2倍
PBR1.04倍2.58倍
ROE8.2%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

電力の安定供給や再生可能エネルギーへの関心が高まる中で、進相コンデンサなど電力品質維持に不可欠な機器の需要が拡大するかが焦点。強気派は、再生可能エネルギー導入拡大や老朽化した電力設備の更新需要を成長の追い風とみる。一方、弱気派は、国内市場の成熟による成長鈍化や、他社との価格競争激化を懸念する。直近の業績は増収増益で、営業利益率も改善傾向にあるが、海外展開や新規分野の開拓が今後の成長の鍵を握る。

プラスに働く材料7
  • 再エネ需要拡大

    再生可能エネルギー発電設備の導入増加が、進相コンデンサなどの需要を押し上げる。

  • 設備更新需要

    老朽化した電力設備の更新が、今後も一定の需要を生む。

  • 業績改善継続

    2025年3月期は増収増益で、営業利益率は7.3%まで改善した。

  • 営業利益が25億円と増益決算発表後影響

    2026/3期営業利益25億円、前期比5億円増。営業利益率も7.33%→8.93%に改善

  • 売上高280億円で3期連続増収決算発表後影響

    売上高は263→273→280億円と増加。緩やかながら需要拡大が続く

  • PER予想13.6倍と割安感2026年下期影響

    予想PER13.6倍は実績15.09倍を下回り、来期増益期待を反映

  • 株価1年で167%上昇の勢い継続影響

    前期比+166.93%と上昇。収益改善と相まって投資家関心が高い

マイナスに働く材料7
  • 国内市場の成熟

    国内の電力設備市場は成熟しており、大幅な成長は見込みにくい。

  • 価格競争の激化

    同業他社との競争が激しく、価格引き下げ圧力が利益率を圧迫する。

  • 海外展開の遅れ

    海外でのシェア拡大が進まず、グローバル市場での成長機会を逃している。

  • 増収率が2.6%へ減速2027年〜2028年影響

    売上高増加率は3.8%→2.6%に鈍化。成長減速で評価修正の可能性

  • 営業利益率8.93%は依然低水準通年影響

    営業利益率8.93%は製造業として低い。原材料高で利益率が圧迫される

  • 外国人保有5.18%と低い需給継続影響

    外国人保有比率5.18%と低く、内外の需給が細い。売りが出やすい

  • 配当利回り2.23%と中途半端通年影響

    利回り2.23%は増益期待を織り込むには低く、利回り妙味は限定的

次の決算で確かめる点
受注高
将来の売上高を占う指標で、需要動向を把握するため。
営業利益率
価格競争やコスト動向が収益性に与える影響を確認するため。
再エネ関連売上比率
成長分野である再生可能エネルギー関連の貢献度を測るため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり26.5で、前期から+71.4%いまの株価に対する利回りは2.31%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥26.5
1株あたり
配当利回り
2.31%
いまの株価に対して
配当性向
46.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1141.2
2018年3月110.049.0
2019年3月110.054.3
2020年3月110.056.5
2021年3月7−36.428.3
2022年3月921.430.9
2023年3月95.950.1
2024年3月9−5.634.1
2025年3月1464.728.2
2026年3月2471.446.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥26.5

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ7,661人。区分でいちばん多いのは個人・その他47.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.3%を占め、残る53.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他20.721.121.949.049.947.1
事業法人38.038.138.038.238.834.3
自己株式0.20.20.223.623.623.6
金融機関13.013.112.710.29.311.9
外国法人27.627.226.81.70.85.2
証券会社0.70.50.50.81.21.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01三菱電機株式会社17.46
02株式会社村田製作所13.52
03株式会社りそな銀行3.02
04指月協友持株会3.00
05株式会社みなと銀行2.80
06BNP PARIBAS LUXEMBOURG/2S/JASDEC/ FIM/LUXEMBOURG FUNDS/UCITS ASSETS (常任代理人 香港上海銀行東京支店)2.66
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.87
08東京海上日動火災保険株式会社1.16
09指月電機製作所自社株投資会1.12
10日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.93

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-06-03
    三菱電機株式会社
    新規の大量保有報告
    15.67%
    -1.09pt
  • 2026-05-25
    三菱電機株式会社
    新規の大量保有報告
    16.76%
    -1.10pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+124%、1株純資産は14期で+98%。直近期のROEは8.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月355087.29.726.7
2014年3月5856810.76.823.2
2015年3月6164510.112.024.3
2016年3月436656.612.626.3
2017年3月306784.421.841.2
2018年3月36700.4275.049.0
2019年3月216753.128.954.3
2020年3月216813.121.156.5
2021年3月357275.017.228.3
2022年3月297453.915.830.9
2023年3月237673.021.650.1
2024年3月78830.867.034.1
2025年3月479265.28.728.2
2026年3月791,0058.210.946.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額183百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
足達信章取締役7162,000
稲垣裕一取締役585,000
三野克也取締役599,000
小山義雄取締役6733,000
松尾誠人取締役72
松尾聡取締役66
御厨忠章取締役47
野上栄一執行役 技術開発本部長637,000
豊田晃久執行役 電力システム事業部長兼 九州指月㈱取締役工場長503,000
牧添浩明執行役 電力システム副事業部長兼 西宮工場長573,000
西村大執行役 コンデンサ事業部長46
岡田宏執行役 品質本部長56
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
清水敏久取締役70

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
執行役7725512718
取締役(社内)22473015
社外取締役5197265

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容607字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループはフィルムコンデンサを中核とし、関連商品の製造販売を行っております。 また、コンデンサ及び関連商品の開発、製造、販売を通して培った省エネルギー、電力品質改善の技術とそのノウハウを活用して「省エネ」や「安定操業」など市場の要請に応える電力機器システム商品等の生産販売を積極的に行っております。 当社グループの事業に係る位置付けは、次のとおりであります。 なお、次の2部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 コンデンサ・モジュール 連結子会社である秋田指月㈱、九州指月㈱及び岡山指月㈱が製造し、主に当社が仕入れ販売しております。 また、海外連結子会社アメリカンシヅキ㈱は製造及び米国市場に対する販売を行っております。また、海外連結子会社指月獅子起(上海)貿易有限公司は、当社商品の一部を中国市場に販売し、海外連結子会社タイ指月電機㈱は製造及びタイ市場に対する販売を行っております。 電力機器システム 当社が製造販売する他、連結子会社である九州指月㈱が製造し、その全てを当社が仕入れ販売しております。 また、海外連結子会社指月獅子起(上海)貿易有限公司は、当社商品の一部を中国市場に販売し、海外連結子会社タイ指月電機㈱は製造及びタイ市場に対する販売を行っております。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題4,493字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 「我々は人間性を尊重し、環境を大切にする無駄のない物づくりにより、お客様に満足を提供し、社業の発展を通して社会に貢献します」 当社グループでは、上記社是のもと、その実現に向けた活動を進めております。 活動の基軸に、当社グループ独自の統合マネジメントシステムである「∫IΣS(シムス)」を置き、企業理念とビジョンを融合させることにより、当社グループのあるべき姿を描き、その実現を目指しています。 「∫IΣS」は、NPS(※)を源流とした生産面での最大効率を追求する仕組みとなります。この活動により、品質・コスト・納期の継続的な向上と、環境と共生を意識した事業活動を推進しております。 「∫IΣS」を含む全体の経営の概念としては、企業が社会の公器である上での大前提となる「企業倫理」を基盤に置き、その上で「∫IΣS」活動を推進することで、ステークホルダー各位への経済的責任を果たすと共に、「安心安全で快適な社会の実現」「持続可能な地球環境の実現」を図ってまいります。 (※)NPS(New Production System) あらゆる無駄を排除することによって経営効率の向上を図ることを基本思想とし、市場環境の変化にも柔軟・迅速に対応して、最も効率よくモノづくりを推進するマネジメントの手法。 当社グループの経営の概念図 (2)長期経営ビジョン -10年後の指月電機グループのあるべき姿- 2018年度に、当社グループの10年後のあるべき姿を描いた長期経営ビジョンを策定、その実現に向け中期経営計画を展開しております。策定にあたっては、経営者のみならず当社グループの若手・中堅従業員で構成されたワーキングチームが中心となって創り上げたビジョンが基になっております。 1)長期経営ビジョンの実現に向けた活動 ①指月統合マネジメントシステム「∫IΣS」による効率化と進化 当社グループが長年にわたり受け継いできた経営の基本方針である「∫IΣS」の考え方を、生産体制以外の開発、営業、物流へと広げ、改善活動を実施しています。また、生産体制は顧客ニーズを基本としており、変種変量への対応や生産技術を自社保有することで、経営の効率化・進化を進め、「∫IΣS」の基本方針に掲げる、「いかなる環境の変化にも機敏に適応しうる企業体質」をより強固なものとするべく取組んでおります。 ②「知」の融合の拡大展開 長期経営ビジョンに掲げた「挑戦する社風への変革」を目指し、部門や職種の枠を超えた「知」の融合に取組んでいます。従業員一人ひとりが主体的かつ創造的に挑戦を重ね、その挑戦をこれまで以上に綿密なチームワークで支え合い、活かし合うことができるよう、柔軟で即応性の高いプロジェクトチームの立上げや、挑戦する人材を評価する人事処遇制度の運用によってその活動を支えています。 これらの活動により、グループ全体がワンチームとなり、全員主役の横断型組織を形づくることを目指しています。 2)事業領域と社会的使命 当社グループでは、「安心・安全で快適な社会の実現」「持続可能な地球環境の実現」を社会課題と認識し、その解決を図るために電気に関わる多様なシーンへの製品/システムの販売を行っております。現在の脱炭素/省エネニーズの高まりは、当社グループの目指す方向とも一致しますので、事業力の一層の強化により、社会貢献と会社の持続的成長を実現してまいります。 (3)中期経営計画 当社グループは、長期経営ビジョン(2019年度~2028年度)に基づく中期経営計画を策定し、推進しております。 第Ⅰ期(2019年度~2021年度)および第Ⅱ期(2022年度~2024年度)を通じて、成長性の面では一定の成果を得ることができたと認識しております。一方で、収益性および企業価値の向上の面では、当初目標との間に課題が残る結果となりました。 これらを踏まえ、2025年度より開始した第Ⅲ期(2025年度~2028年度)においては、「企業価値向上に向け 融合からシナジーへ」をテーマとして掲げ、「知の融合」の取り組みを一層進展させております。全社一体となった組織間連携および能力向上活動を推進し、人的資本および物的資源の有効活用を通じて、競争力の強化と企業価値の向上を図っております。 従来は各事業の枠組みにおいて個別最適を中心とした運営を行っておりましたが、第Ⅲ期においてはコンデンサ製品を軸とした事業間連携を強化し、各事業の特性を踏まえた相互補完的な運営へと転換を進めております。 また、当社グループは、電力系統における基幹デバイスであるコンデンサと、その活用を担うパワーエレクトロニクス装置の双方の技術を保有しておりますが、これまで十分に活用しきれていない側面がありました。第Ⅲ期においては、これらの技術を融合し、新たな価値を有するソリューションの創出を進めるとともに、その実用化に向けた取り組みを推進しております。 <中期経営計画 第Ⅲ期の基本方針> <中期経営計画の進捗状況> 進捗状況   中期経営計画 2025年度   2028年度 成長目標   売上高(億円)   279   380 収益性   営業利益率   9.0%   8% 当期純利益率   7.1%   6% ROE   8.2%   8%以上 株価   PBR   0.85倍   1倍以上 株主還元   配当性向   30.4%   30%以上 (4)対処すべき課題 当社グループが対処すべき課題は、事業環境の変化を踏まえ、収益性および資本効率を重視した経営への転換を進めることで、持続的な成長と企業価値の向上を実現することにあると認識しております。 中期経営計画第Ⅲ期においては、従来のシェア拡大を主軸とした成長戦略から転換し、事業ポートフォリオの最適化、収益力の強化、生産性改革および資本効率の向上を一体的に推進することを基本方針としております。 これらの方針のもと、当社グループは以下の課題に取り組んでおります。 1)事業ポートフォリオの最適化と市場構造変化への対応 当社グループを取り巻く市場環境は、分野ごとに成長性および収益性の特性が大きく変化しており、従来前提としていた市場構造からの転換が進んでおります。 コンデンサ・モジュール事業においては、xEV市場が需要変動の影響を受けるなど不透明感が高まっている一方で、産業機器分野においてはパワーエレクトロニクス関連市場の拡大を背景として安定的な需要が継続しております。また、電力機器システム事業においては、国内設備投資の拡大やデータセンター関連需要の増加、再生可能エネルギー導入の進展を背景として、電力需要が拡大基調にあり、当社グループの収益を牽引する重要な事業となっております。 このような環境を踏まえ、当社グループは事業ポートフォリオの最適化を重要課題と位置付け、コンデンサ事業においてはxEV分野と産業機器分野を一体的に運営することにより、事業全体での効率性および収益性の向上を図っております。これに加え、需要変動の影響を受けやすい分野については投資および受注の選別を進めるとともに、産業機器や電力・環境分野といった成長性の高い市場への経営資源の重点配分を進めております。 さらに、コンデンサ技術とパワーエレクトロニクス技術の融合を進めることで、デバイス単体の供給からシステム・ソリューション提供への転換を図り、電力の有効利用やエネルギーマネジメントに貢献する新たな価値創出に取り組んでおります。 2)収益力の強化 当社グループは、持続的な企業価値向上のためには収益力の強化が不可欠であると認識しております。 近年においては、原材料価格の高騰や需要変動の影響により収益性が圧迫される局面がありましたが、生産性改善や売上構成の変化等により収益力強化の取り組みが進展しております。今後は、こうした取り組みを一層確実なものとするため、生産工程の見直しや自働化の推進による生産性向上を継続的に実施するとともに、製品ポートフォリオの見直しを進め、収益性の低い機種の最適化および高付加価値製品へのシフトを推進してまいります。 また、材料費の上昇等に対しては、価格適正化の取り組みを進め、収益構造の安定化を図るとともに、原価低減活動の強化により収益性の底上げを進めてまいります。 3)持続的成長のための体制強化 当社グループが持続的成長を実現するためには、人的資本および生産基盤の強化が重要な課題であると認識しております。 人的資本の強化については、人材の確保および育成を進めるとともに、組織横断的な連携を強化し、従業員個々の知見やノウハウを部門の枠を超えて活用することで、組織全体の能力向上を図っております。また、DXの推進、AIの活用、自働化の促進等により業務効率の向上を図り、人的資本の付加価値を最大化する取り組みを進めております。 生産基盤の強化については、統合マネジメントシステムである∫IΣSの展開を通じて、生産現場におけるものづくりのみならず、間接業務を含めた全社的な業務改革を推進しており、不良削減や業務効率の向上など生産性の継続的な改善に取り組んでおります。さらに、サプライチェーンの不確実性が高まる中、調達網の強化やリスク対応力の向上を図り、事業継続性の確保に向けた体制整備を進めております。 また、設備投資についても、需要動向を踏まえた最適配分と既存資産の有効活用を基本とし、資産効率を意識した成長基盤の構築を進めております。 4)資本効率を意識した経営の推進 中期経営計画第Ⅲ期おいては、当社のPBRが1倍を下回っている主要因をROEの低迷にあると認識しており、株主資本コストを上回るROEの改善が急務と捉えております。2025年度は、素材・部材価格の高騰や人材投資費用の増加があったものの、売上規模の拡大及び生産性改善の取り組み成果が利益を押し上げ、ROEは8.2%まで向上いたしました。その結果、2028年度目標を前倒しして達成する事が出来ました。 現在の株主資本コストは8%程度と認識しており、これを上回るROEの実現に向け、「収益力の強化」を主軸にすえ、拡売、生産性改善、原価低減活動をはじめ、改善諸施策の取り組みを推進しております。加えて、xEV用コンデンサに係る既存投資の対象案件の量産に対応し、確実に投資効果の刈り取りを進めるとともに、市場動向に対応した資源の再配分をはじめとしたコンデンサ・モジュールセグメントのポートフォリオ戦略(知の融合の拡大展開)を加速、推進してまいります。
事業等のリスク2,879字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)大株主との関係について ① 三菱電機株式会社は発行済株式総数に対し17.5%の当社株式を保有しております。 三菱電機株式会社が占める当社グループの取引依存度は例年15%程度(当連結会計年度は子会社の三菱電機モビリティ株式会社と合わせて11.1%)で、電機メーカーを中心とする他の大手取引先企業グループの依存度に比べ突出したものではなく、取引条件も市場価格を基に、個別に価格交渉の上、一般的取引条件と同様に決定しております。当社は取引先が一企業グループに偏る営業リスクを避けるため、多くの企業、企業グループの取引構成となるよう努力をしております。 ② 2016年10月3日、当社が株式会社村田製作所に対して第三者割当による自己株式処分を行ったことにより、株式会社村田製作所は発行済株式総数の13.5%を保有しております。 株式会社村田製作所とは以前より両社の独自性を確保しつつ経営資源の結集を図り、共同でのマーケティング、製品開発、販売及び株式会社村田製作所が保有するセラミックコンデンサ技術と当社グループが保有するフィルムコンデンサ技術を融合させた新素材の共同開発を推進してまいりました。第三者割当による自己株式処分の目的は、両社の信頼関係の強化と新素材を使用した新製品開発を加速させるためのものであります。 (2)顧客の生産活動の動向による影響について 当社グループの顧客の大部分はメーカーであり、当社グループの業績は顧客の設備投資や生産計画によって、大きな影響を受ける可能性があります。このリスクを最小限にするため、市場動向を見極めるとともに顧客情報の収集及び蓄積により、顧客満足度を向上させる製品をタイムリーに提供する事に努めております。 (3)製品の品質と責任による影響について 当社グループは品質管理体制を整え、多種製品を製造しておりますが、製品に欠陥などの問題が生じる場合があります。このような場合、欠陥に起因し顧客が被った損害の賠償責任が発生する可能性があるとともに、業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4)為替相場の変動及び関税による影響について 当社グループの取引には直接及び間接的に各国への輸出入取引が含まれており、国内外の経済情勢の変化に起因する為替相場の変動や、各国の経済政策等に伴い、関税率の新設・改定が行われた場合においては、当社グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (5)海外進出に潜在するリスクについて 当社グループは、海外事業を拡大すべく、米国(ネブラスカ州)、中国(上海)、タイ(バンコク)で製品の現地生産及び販売などの海外展開を行っております。今後の海外市場への事業進出には、1)予期しない法律又は税制の変更、2)不利な政治又は経済要因、3)テロ、戦争、その他の社会的混乱、等のリスクが内在しています。従って、これらの事象が起きれば、当社グループの事業の遂行に影響を与える可能性があります。 (6)災害、パンデミック等による影響について 当社グループでは、災害、感染症によるパンデミック等の予期せぬリスクを最小限にするため、災害を想定した建屋保全、部材・製品保管及び発生時の対応体制、リモートワーク等による人材の安全確保等、危機管理ルールを作り運用しております。しかし、これら想定を上回る災害、パンデミック等の影響により生産活動に支障が生じる可能性があります。 (7)サプライチェーンについて 当社グループの取引先で自然災害や特殊災害等により被害が生じた場合や、その他の影響により原材料の確保や生産体制の継続が困難となった場合、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 このリスクを最小限にするために、取引先との関係強化や定期監査の実施に加えて、継続的に新規取引先の発掘を行っております。 (8)原材料、エネルギー価格の高騰について 当社グループの主要製品に使用する原材料や、製造に必要となる電気等のエネルギー価格の高騰によって、当社グループの業績及び財務状況に大きな影響を及ぼす可能性があります。 このリスクを最小化するため、指月統合マネジメントシステム「∫IΣS」に基づいた生産性の改善や、原価低減活動を行うとともに、それでも吸収しきれない調達コストの上昇分については販売価格を適正化することで対応しています。 (9)環境規制について 当社グループの事業活動に対しては様々な環境規制が適用されており、今後規制が厳しくなることで、代替材料の採用や、代替工法の開発を余儀なくされるため、当社グループの事業継続や業績、財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (10)情報セキュリティについて 当社グループでは、事業活動上必要な情報の適切な収集と正確な記録、適正な利用・管理を徹底しておりますが、顧客情報、営業情報や技術情報といった企業機密が、サーバー攻撃や、コンピューターウイルス感染の他に、従業員の過失または故意によって社外へ漏洩した場合、事業活動と業績ならびに財務状況に多大な影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対し、情報セキュリティシステムの対策強化と維持管理を進めております。また、人的対応としては、コンプライアンス憲章に則り、情報の適正な利用・管理と保全を徹底してまいります。 (11)知的財産について 当社グループは、知的財産権を厳格に保全するとともに、他社権利の尊重に努めております。発明やノウハウ等の知的財産は重要な経営資源であり、法令に基づき適切に取得・活用・保護を行っておりますが、他社の特許による当社製品販売と事業への制約や、当社権利が不当に侵害された場合、または、第三者の知的財産権を侵害する事象が発生した場合、もしくは、当社が保有するノウハウ等が第三者へ不当に流出した場合は、事業活動と財務状況に重大な影響を受ける可能性があります。 (12)価格競争リスクについて 当社グループでは、現在、xEV用コンデンサ、産業用コンデンサと電力・環境省エネを重点事業として運営しています。これらの事業において、付加価値の高い競争力のある製品開発を強化しておりますが、国内外の競合他社との間に生じる価格競争により、当社グループの事業、業績及び財務状況に大きな影響を及ぼす可能性があります。 このリスクに対し当社グループでは、開発・製造・販売が一体となって指月統合マネジメントシステム「∫IΣS」の考えに基づいたモノづくりと改善を重ね、顧客ニーズにこたえる製品提供を進めてまいります。
経営成績の分析 (MD&A)3,778字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における経済環境は、継続的な物価の上昇、米国の貿易政策の動向による景気の下振れリスクに加え、年度後半には中東情勢の緊迫化による影響への懸念等、一層不透明な状況となっております。 このような経済環境の中、当社グループは産業機器、xEV、電力機器システムを中心とした各重点事業の売上拡大に努めるとともに、継続して取組んでいる生産性の改善に加え、市場の動向を踏まえた資源の再配分などの施策を進めてまいりました。 この結果、当連結会計年度の連結売上高は過去最高を更新する27,995百万円(前年度比2.4%増)となりました。損益につきましては、営業利益2,529百万円(前年度比27.1%増)、経常利益2,961百万円(前年度比64.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,990百万円(前年度比66.6%増)となり、各利益項目においても全て過去最高を更新する結果となりました。 なお、セグメント別での結果は次のとおりであります。 ①コンデンサ・モジュール 産業機器用コンデンサはパワエレ市場を中心に国内の売上が好調に推移したものの、xEV用コンデンサは当社採用品モデルのピークアウト等による影響により、前年度比で減収となりました。 結果、売上高は17,798百万円(前年度比1.8%減)となりました。 ②電力機器システム 国内における設備投資の需要増加に伴い、進相コンデンサや直列リアクトル等の力率改善用機器の売上が大きく伸長いたしました。 結果、売上高は10,196百万円(前年度比10.6%増)となりました。 財政状態の分析 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産残高は、2,077百万円増加し、22,190百万円となりました。これは主に、現金及び預金の増加3,258百万円、電子記録債権の減少924百万円等によるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産残高は、1,204百万円増加し、19,435百万円となりました。これは主に、建物及び構築物の増加1,951百万円、建設仮勘定の減少1,022百万円等によるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債残高は、749百万円減少し、6,133百万円となりました。これは主に、短期借入金の減少1,600百万円等によるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債残高は、1,987百万円増加し、9,702百万円となりました。これは主に、長期借入金の増加1,800百万円等によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産残高は、2,043百万円増加し、25,790百万円となりました。これは主に、利益剰余金の増加1,460百万円等によるものであります。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ3,258百万円増加し、9,187百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、5,170百万円の収入となり、前年度比1,606百万円の収入の増加となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益の増加、売上債権の回収影響等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、1,750百万円の支出となり、前年度比822百万円の支出の減少となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出の減少等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、344百万円の支出(前年度は305百万円の収入)となりました。これは主に、長期借入れによる収入の増加、配当金の支払額の増加等によるものであります。 ③生産、受注及び販売の状況 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前年同期比(%) コンデンサ・モジュール   17,811,484   △1.8 電力機器システム   10,244,743   11.6 合計   28,056,227   2.7 (注) 金額は販売価格によっております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) コンデンサ・モジュール   17,690,259   △4.7   7,813,326   △1.4 電力機器システム   10,166,031   △3.5   3,720,435   △0.8 合計   27,856,290   △4.3   11,533,761   △1.2 (注) 金額は販売価格によっております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) コンデンサ・モジュール   17,798,985   △1.8 電力機器システム   10,196,731   10.6 合計   27,995,716   2.4 (注) 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(千円)   割合   金額(千円)   割合 株式会社TMEIC   3,503,272   12.8%   4,068,285   14.5% (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって、経営者は見積りが必要な事項につきましては、過去の実績や現状等を考慮して合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。ただし、将来に関する事項には不確実性が伴うため、実際の結果は、これらの見積りと異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 ③経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ④資本の財源及び資金の流動性 キャッシュ・フローについては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 次期の当社グループの資金需要については、主に、自動車用コンデンサの生産増強体制の確立のための設備投資を予定しております。 ⑤経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、2019年度を起点とし、10年後の2028年度を最終年度とする長期経営ビジョンを策定し、その実現に向け、中期経営計画を3期に分けて策定・展開しております。 2025年度は、中期経営計画第Ⅲ期(2025年度からの4年間)の初年度となります。xEV用コンデンサの需要が減少したものの、電力機器システムの受注拡大により、ほぼ、年初の売上目標を達成することができました。利益面では、生産性改善の取り組みや原価低減活動などが奏功し、営業利益率が9.0%に改善するなど、収益力の向上を図ることができました。 当連結会計年度の達成・進捗状況は以下のとおりです。 指標   当連結会計年度 (計画)   当連結会計年度 (実績)   当連結会計年度 (計画比) 売上高   28,000百万円   27,995百万円   4百万円減(0.0%減) 営業利益   1,700百万円   2,529百万円   829百万円増(48.8%増)

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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  • 決算説明資料2027年3月期(2026年度)第1四半期 決算説明資料2026-08-05

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