概要
ベースフードは2016年4月に設立された食料品企業で、「完全栄養食」ブランド「BASE FOOD」を展開する。パン、パスタ、クッキーなど1食で1日に必要な33種類の栄養素の3分の1が摂れる商品を開発し、自社ECでの定期購入を中心に販売する。2026年2月期の売上高は152億円、営業利益2億円と黒字化を達成した。従業員数98名、東京都目黒区に本社を置く。
自社ECと卸販売の3チャネル体制
ベースフードは商品販売を自社EC、他社EC、卸販売の3つのチャネルで行う。自社ECでは注文の約99%(2026年2月期)が4週間に1回の定期購入であり、サブスクリプション会員数は23.5万人に達する。他社ECではAmazonや楽天市場などに出品し、複数商品のセット販売で新規顧客を獲得する。卸販売ではコンビニエンスストアやドラッグストア、スポーツジム等に展開し、2026年2月時点で47,499店舗に商品を置く。各チャネルは相互に送客し合う構造で、自社EC定期購入者の初回購入チャネルとして他社ECや実店舗が機能している。
高い顧客継続率を支える定期購入モデル
自社ECの定期購入(サブスクリプション)は、需要予測の精度向上と売上の安定化に寄与する。2026年2月期の顧客継続率は96.5%と高水準で、解約率は月間3.5%にとどまる。継続率向上のために、オンラインコミュニティ「BASE FOOD Labo」を運営し、ユーザー数は約112,000人(2026年2月時点)にのぼる。コミュニティではレシピ共有や商品開発への意見交換が行われ、顧客フィードバックを直接商品改良に反映するD2Cモデルを構築している。これにより、リニューアル後も味の改善を繰り返し、LTV(顧客生涯価値)は過去最高水準を更新した。
コンビニ・ドラッグストアへの卸展開実績
卸販売は、主要販売先であるコンビニエンスストアでの定番採用を進めてきた。2021年3月に関東のコンビニでの販売を開始し、2023年6月には全国展開を達成した。しかし2026年2月期は棚位置の変更などで店頭視認性が一時低下し、卸売上高は39.5億円(前期比11.4%減)となった。一方で、ドラッグストアやスーパーマーケットへの新規チャネル開拓は順調で、配荷基盤の安定化と参入障壁の構築が進んでいる。展開店舗数は前期末の50,717店から47,499店に減少したが、定番化の進展によりダウンサイドリスクは低減している。
米国・韓国・香港への海外事業展開
海外展開は2018年に米国子会社を設立したが、2020年に清算。その後、2023年10月に香港向け公式ECサイトを開設し、定期販売を開始した。2025年2月には米国・韓国での販売事業を開始し、アジア圏を中心に展開地域を拡大中。香港ではセブン-イレブン500店舗への卸も行っている。2026年2月期の海外売上高は2.19億円(前期比18.8%増)で、売上全体の約1.4%を占める。今後も越境ECと現地パートナーを通じた販路拡大を計画している。
業界の中での役割は一般消費者向けの完全栄養食品メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01一般消費者(B2C)主力
健康志向・簡便化志向の消費者に対し、完全栄養の主食を自社EC(定期購入)を中心に販売。他社ECや全国の実店舗(コンビニ・ドラッグストア等)を通じても販売し、オンラインとオフラインで顧客接点を拡大している。
- BASE BREAD
- 完全栄養のパン。全粒粉や大豆など10種類以上の自然由来原材料を使用し、1日に必要な33種類の栄養素を摂取できる賞味期限約1ヶ月のロングライフパン。12種のフレーバーを展開。
- BASE Cookies
- 完全栄養のクッキー。自然由来の原材料を使用し、33種類の栄養素を摂取できる間食向け商品。6種のフレーバーを展開。
- BASE YAKISOBA
- 即席タイプの完全栄養の焼きそば。33種類の栄養素を摂取でき、カロリー・塩分控えめなカップ焼きそば。4種のフレーバーを展開。
- BASE RAMEN
- 即席タイプの完全栄養のラーメン。33種類の栄養素を摂取でき、カロリー・塩分控えめな汁ありカップラーメン。2種のフレーバーを展開。
- BASE Pancake Mix
- 完全栄養のパンケーキミックス粉。自然由来の原材料を使用し、33種類の栄養素を摂取できるパンケーキが作れる。
- BASE Pound Cake
- 完全栄養のパウンドケーキ。自然由来の原材料を使用し、33種類の栄養素を摂取できる大人向けの健康的なケーキ。アールグレイ味を展開。
製品と技術
BASE BREAD:12種を揃える完全栄養のロングライフパン
BASE BREADは2019年3月に発売された完全栄養のパンで、チョコレート、メープル、シナモン、こしあん、栗あん、ミルク、ストロベリー、プレーン、カレーなど12種類のフレーバーを展開する。全粒粉、大豆、チアシードなど10種類以上の自然由来原料を使用し、1食(2袋)でたんぱく質、食物繊維、26種類のビタミン・ミネラルを含む33種類の栄養素を摂取できる。賞味期限は約1ヶ月のロングライフ設計で、常温保存が可能。2023年4月には「チョコレート」味がジャパン・フード・セレクションでグランプリを受賞している。
BASE YAKISOBA:即席カップ焼きそばの完全栄養化
BASE YAKISOBAは2025年1月に発売された即席タイプの完全栄養焼きそばで、ソース焼きそば、塩焼きそば、トムヤムまぜそば、魚介醤油まぜそばの4種類を揃える。全粒粉や大豆、チアシードなどを原料とし、カロリーと塩分を控えめにしながら、1食(2個)で33種類の栄養素が摂れる。お湯を注ぐだけで調理できる手軽さが特徴で、発売から2ヶ月で累計100万個を達成した。2024年4月に先行発売した「BASE PASTA ソース焼きそば」を即席タイプに進化させたもので、コンビニやECで販売されている。
BASE CookiesとPound Cake:間食の栄養価を高める
BASE Cookiesは2021年6月発売の完全栄養クッキーで、ココア、アールグレイ、抹茶、ココナッツ、ペッパー、チーズの6種類がある。1食(4袋)で33種類の栄養素を補給でき、間食としても栄養バランスを整える。2025年11月には「BASE Pound Cake」を発売し、アールグレイ風味のパウンドケーキを投入。こちらも全粒粉や大豆などを使用し、栄養バランスを重視した大人向けのスイーツとして位置づけられている。いずれもD2Cのフィードバックを基に改良を重ねている。
全粒粉・大豆・チアシードに基づく栄養設計技術
全てのBASE FOOD製品に共通する技術的基盤は、全粒粉、大豆、チアシードなど10種類以上の自然由来原料を組み合わせ、1食で1日に必要な33種類の栄養素の3分の1を摂取できるように設計されていることである。脂質、飽和脂肪酸、炭水化物、ナトリウム以外の全ての栄養素で基準値の1/3以上を含む。商品は外部業者に製造委託しており、自社では研究開発とマーケティングに特化。2024年10月には農林水産省の「中小企業イノベーション創出推進事業」に採択され、健康寿命延伸に向けた研究開発を進めている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
食料品のなかでの位置
完全栄養食のパイオニア、黎明期の市場開拓段階
当社は「完全栄養食」ブランド「BASE FOOD」を展開する新興企業で、同業大手の製粉会社(ニップン、日清製粉グループ本社など)とはビジネスモデルが異なる。大手は伝統的な小麦粉事業が主体で、当社のような健康志向の新製品カテゴリーにはまだ本格参入していない。売上高は150億円前後と小規模だが、成長初期段階にあり、業界内での競合はまだ限定的。食品業界全体の中ではニッチなポジションだが、健康・時短需要を捉え、独自市場を開拓中。
強み
- 「BASE FOOD」は1食で栄養バランスが取れる独自商品で、差別化に成功。
- 市場が黎明期で、売上はまだ小さく、今後の拡大が期待できる。
- サブスクリプション型の通販を主力とし、顧客基盤を構築。
- 同業大手はまだこの分野に本格参入しておらず、先行者利益を得ている。
課題
- 2026年2月期の営業利益率は1.32%と低く、早期の黒字化が課題。
- 完全栄養食市場の将来的な成長性が確立されておらず、需要が限定的。
- 同業大手(ニップン、日清製粉など)が参入すれば競争激化。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
食料品の時価総額近傍。太字がベースフード
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2112塩水港精糖 | 166億円 | 4.7倍 |
| 2 | 2937サンクゼール | 163億円 | 26.4倍 |
| 3 | 2924イフジ産業 | 159億円 | 7.8倍 |
| 4 | 2935ピックルスホールディングス | 156億円 | 11.3倍 |
| 5 | 2884ヨシムラ・フード・ホールディングス | 151億円 | 16.2倍 |
| 6 | 2936ベースフード | 148億円 | 55.4倍 |
| 7 | 2816ダイショー | 140億円 | 30.1倍 |
| 8 | 2904一正蒲鉾 | 140億円 | 42.2倍 |
| 9 | 2224コモ | 134億円 | 166.4倍 |
| 10 | 2818ピエトロ | 125億円 | — |
| 11 | 2927AFC-HDアムスライフサイエンス | 125億円 | 9.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 41件
クラウドファンディングで始まった完全栄養パスタ
2016年4月、東京都世田谷区にベースフードを設立。同年10月、完全栄養のパスタ「BASE PASTA」のクラウドファンディングを開始した。2017年2月にAmazonで発売開始、同年5月に自社ECでも販売を始めた。2017年8月に本社を目黒区に移転し、同年10月には「BASE PASTA」がグッドデザイン賞を受賞した。この時期は、完全栄養食という新しいカテゴリを市場に投入し、認知度を高める段階だった。売上高は2019年2月期の2億円から翌期には4億円へ倍増した。
パンとクッキーでラインアップ拡充した2019〜2021年
2019年3月、完全栄養のパン「BASE BREAD」を発売開始。2020年11月には薬局での店頭販売、2021年1月には都内のジム、同年3月には関東のコンビニエンスストアでの販売を開始した。2021年6月には完全栄養のクッキー「BASE Cookies」を発売。同年7月に神奈川県座間市、12月に京都府向日市に自社倉庫を開設し、物流基盤を整備した。この間、売上高は2021年2月期の15億円から2022年2月期には55億円へ急成長した。
グロース市場上場と累計販売数1億袋達成
2022年2月に月間定期購入者数10万人を突破し、初のTVCMを福岡で放送。同年6月にシリーズ累計販売数5,000万袋を達成、同年11月に東京証券取引所グロース市場に上場した。2023年2月には冷凍タイプの完全栄養料理「BASE FOOD Deliシリーズ」を発売。同年3月に累計販売数1億袋、9月に1.5億袋を達成。2023年10月には香港に国外向け公式ECサイトを開設。2023年12月には経団連に入会し、企業としての認知度を高めた。
焼きそば・ラーメン・パウンドケーキと3億袋への道
2024年4月に完全栄養の麺「BASE PASTA ソース焼きそば」、8月に「旨辛まぜそば」を発売。2025年1月にはこれらの即席タイプを「BASE YAKISOBA」シリーズとして正式発売し、3月に累計100万個を達成。2025年10月には即席ラーメン「BASE RAMEN」、11月には「BASE Pound Cake」を発売。2026年3月にはシリーズ累計販売数が3億袋を突破した。2025年2月期に営業利益1億円を計上し黒字化、2026年2月期も増益を達成した。
年表41件を開く
2010年代
- 2016年4月東京都世田谷区にベースフード㈱を設立
- 2016年10月完全栄養(注1)のパスタ「BASE PASTA」のクラウドファンディングを開始
- 2017年2月完全栄養のパスタ「BASE PASTA」を他社EC(Amazon)において発売開始
- 2017年5月BASE PASTAを自社ECにおいて発売開始
- 2017年8月本社を東京都目黒区に移転
- 2017年10月「BASE PASTA」がグッドデザイン賞を受賞
- 2018年6月本社を東京都目黒区内で移転
- 2018年8月創業米国での商品販売を目的にBASE FOOD,U.S., Inc.を設立(2020年5月8日清算結了)
- 2019年3月完全栄養のパン「BASE BREAD」を発売開始
2020年代
- 2020年11月BASE BREADを薬局にて店頭販売開始
- 2021年1月BASE BREADを都内のジムにて販売開始
- 2021年3月BASE BREADを関東のコンビニエンスストアにて販売開始
- 2021年6月完全栄養のクッキー「BASE Cookies」を発売開始
- 2021年7月神奈川県座間市に自社倉庫を開設
- 2021年10月BASE BREAD及びBASE Cookiesを中部・関西地方のコンビニエンスストアにて販売開始
- 2021年12月京都府向日市に自社倉庫を開設
- 2022年2月当社初のTVCMを福岡にて放送開始
- 2022年2月月間定期購入者数(注2)10万人を突破
- 2022年3月オンラインコミュニティ「BASE FOOD Labo(ベースフードラボ)」のアプリをリリース
- 2022年6月シリーズ累計販売数5,000万袋を達成
- 2022年11月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2023年2月完全栄養の料理「BASE FOOD Deliシリーズ」の発売開始
- 2023年3月シリーズ累計販売数1億袋を達成
- 2023年4月BASE BREAD チョコレートが第62回ジャパン・フード・セレクション「グランプリ」を受賞
- 2023年6月BASE BREADのコンビニエンスストアによる販売エリアが日本全国へ拡充
- 2023年9月シリーズ累計販売数1.5億袋を達成
- 2023年10月国外向け公式ECサイトを香港にオープン、定期販売事業を開始
- 2023年12月一般社団法人 日本経済団体連合会(経団連)に入会
- 2024年1月緊急災害対応アライアンス「SEMA」に加盟
- 2024年4月完全栄養の麺「BASE PASTA ソース焼きそば」販売開始
- 2024年6月シリーズ累計販売数2億袋を達成
- 2024年8月「BASE PASTA 旨辛まぜそば」販売開始
- 2024年10月農林水産省「中小企業イノベーション創出推進事業」採択
- 2025年1月「BASE YAKISOBA」シリーズ(ソース焼きそば/旨辛まぜそば)発売開始
- 2025年2月米国・韓国での販売事業を開始
- 2025年3月「BASE YAKISOBA」シリーズ累計販売数100万個を達成
- 2025年6月継続コース向けセレクトショップ「BASE FOOD Selection」の提供を開始
- 2025年7月公益社団法人日本プロサッカーリーグと「Jリーグ未来育成パートナー」契約を締結
- 2025年10月法人向け福利厚生サービス「BASE FOOD for Office」の本格提供を開始
- 2025年11月「BASE Pound Cake」シリーズの販売開始
- 2026年3月「BASE FOOD」シリーズの累計販売数が3億袋を突破
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/2期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
商品開発と改善の高速化
顧客フィードバックや購買情報を基に、新商品開発と既存商品の改良を継続。分子工学や微生物工学などのディープテックを活用し、完全栄養でありながら一般的な食品と同等以上の美味しさを追求。開発スピードを上げ、顧客拡大と解約防止を図る。
- 02
販売チャネルの拡充
自社EC、他社EC、卸販売の3チャネルを相互に連携。特に卸販売ではコンビニに続きスーパーマーケットを中心に取扱店舗数を拡大。店舗当たり売上高の向上を目指し、認知度向上と自社ECへの送客効果を高める。
- 03
品質管理の向上
外部委託先と協働し、製造工程から顧客納品までの全工程で品質管理を強化。更なる事業拡大に向け、品質問題や法令違反リスクの低減、ブランド力維持のため品質向上に取り組む。
- 04
強靭な原材料調達網の構築
小麦全粒粉、大豆、油脂、卵などの主要原材料について、複数社調達やカントリー分散、使用原料の集約化等により安定供給を確保。価格変動リスクへのヘッジとして、代替原料の活用やコスト低減策を推進。
- 05
収益基盤の強化
最適なセールスミックス、原材料配合・製造工程の効率化により売上総利益率を改善。オムニチャネルによる自社EC送客やオーガニック集客で顧客獲得単価を低減し、生産性向上により販管費の投資効率を高める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 4期分
グループ全体で98人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は905万円で、3期前と比べて+4.4%。平均年齢は37.1歳、平均勤続年数は3.2年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年2月 | 867 | 36.6 | 1.2 | 108 | — |
| 2024年2月 | 916 | 36.2 | 1.8 | 128 | — |
| 2025年2月 | 853 | 36.3 | 2.4 | 115 | 87 |
| 2026年2月 | 905 | 37.1 | 3.2 | 98 | 204 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年2月期の売上高は152億円、営業利益は2億円。前期と比べると増収増益で、売上が+0.0%、利益が+100.0%。
会社が出している今期の予想2027年2月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 163億円 | 152億円 |
| 営業利益 | 1億円 | 2億円 |
| 純利益 | — | 3億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は40億円、営業利益は−2億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+8.1%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 37 | −4 | −10.8 | −4 |
| 2024年2Q | 44 | 3 | 6.8 | 3 |
| 2024年3Q | 35 | −4 | −11.4 | −4 |
| 2024年4Q | 33 | — | — | −4 |
| 2025年1Q | 37 | −4 | −10.8 | −4 |
| 2025年2Q | 39 | −1 | −2.6 | −1 |
| 2025年4Q | 76 | 6 | 7.9 | 6 |
| 2026年2Q | 77 | −1 | −1.3 | 0 |
| 2026年4Q | 75 | 3 | 4.0 | 3 |
| 2027年1Q | 40 | −2 | −5.0 | −2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 8期分
2019年2月期からの8期で、売上は2億円から152億円へ76.0倍に増えた。直近期の営業利益率は1.3%。純利益は3期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年2月 | 2 | — | −2 | — | −2 |
| 2020年2月 | 4 | — | −4 | — | −5 |
| 神奈川県座間市に自社倉庫を開設 | |||||
| 2021年2月 | 15 | — | −2 | — | −2 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2022年2月 | 55 | — | −5 | — | −5 |
| 2023年2月 | 99 | — | −10 | — | −10 |
| 2024年2月 | 149 | — | −9 | — | −9 |
| 2025年2月 | 152 | 1 | 1 | 0.7 | 1 |
| 2026年2月 | 152 | 2 | 3 | 1.3 | 3 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年2月期
売上高152億円のうち、営業利益として残るのは2億円で1.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の2.0%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金43.4%66億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金55.3%84億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.3%2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 6期分
2026年2月期は営業CFが3億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは1億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は19億円で、売上の1.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年2月 | −1 | 0 | 4 | −1 | 3 |
| 2022年2月 | −4 | 0 | 10 | −4 | 8 |
| 2023年2月 | −7 | −3 | 25 | −10 | 23 |
| 2024年2月 | −7 | −2 | 0 | −9 | 14 |
| 2025年2月 | 1 | 0 | 4 | 1 | 20 |
| 2026年2月 | 3 | −2 | −1 | 1 | 19 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 8期分
2026年2月期の総資産は40億円。このうち返さなくてよい自己資本が14億円で、自己資本比率は33.8%(業種中央値56.8%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2019年2月 | 1 | 0 | 1 | 0.1 |
| 2020年2月 | 1 | −1 | 2 | — |
| 2021年2月 | 5 | 1 | 4 | 26.6 |
| 2022年2月 | 16 | 6 | 10 | 40.4 |
| 2023年2月 | 36 | 16 | 20 | 45.4 |
| 2024年2月 | 33 | 8 | 25 | 25.7 |
| 2025年2月 | 39 | 10 | 28 | 26.9 |
| 2026年2月 | 40 | 14 | 27 | 33.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
食料品 123社との比較
同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで123社中7位あたり、逆に低いのは自己資本比率で123社中115位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥271で、1年前と比べて-45.9%。過去52週の値幅のなかでは6%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 55.4倍 |
| PBR | 12.71倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は7月中旬に261円まで下落した後、8月6日に6.59%上昇し275円で取引を終えた。52週高値524円からは約47%下落、52週安値255円からの反発局面にある。25日移動平均線は271.6円で、株価はこれを上回った。一方で200日移動平均線は323.42円と高く、長期トレンドは依然弱気。出来高は8月6日に70万7100株と急増し、買い戻しの兆候が見られる。週足では底堅さが確認されたが、75日線の289.79円が上値抵抗として意識される。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 10/100)。
PERは53.2倍と業界平均27.9倍を大幅に上回り割高。PBRは12.25倍と業界平均1.59倍の約8倍で、ROE21.9%は高いがバリュエーションが極端。無配で、売上高は横ばい、利益率は低く収益力に課題。現状の評価は過大。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 55.4倍 | 28.6倍 |
| PBR | 12.71倍 | 1.63倍 |
| ROE | 21.9% | 7.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
成長の継続性と収益性改善の可否が最大の論点。直近3期の売上高は99億→149億→152億と鈍化し、2026年2月期会社想定は152億と横ばい。強気派は「完全栄養食」市場そのものの拡大とリピート率の高さを評価するが、弱気派は競合増加とマーケティングコストの高止まりを懸念。成長鈍化が一過性か構造的かの見極めが焦点。
- 市場の先取り
完全栄養食市場は黎明期、ファーストムーバーとしてブランド確立
- リピート率高
定期購入が収益基盤、顧客の囲い込みが進んでいる
- 黒字化達成
2025年2月期に営業黒字、今後のレバレッジ効く体制
- 黒字定着と営業利益2億円見通し2026年2月期影響中
営業利益2億円と前期倍増、ベースフード市場拡大で収益改善
- ブランド力向上によるシェア拡大継続影響中
BASE FOODの認知度向上で既存顧客リピート、売上高152億円維持
- 新製品投入とチャネル拡大通年影響弱
新フレーバーやEC強化で売上増、利益率向上の可能性
- 健康志向の追い風継続影響弱
完全栄養食ニーズの高まりで市場拡大、先行者メリット
- 競合の乱立
大手食品メーカーやスタートアップが類似品を投入
- 低利益率の壁
営業利益率1%台、マーケティング費用が重い
- 成長鈍化明確
売上高152億で頭打ち感、新規顧客獲得に苦戦
- 高いPER53倍と割高感継続影響強
PER53倍で織り込み度が高く、成長鈍化でバリュエーション調整リスク
- 競合増加による市場競争激化通年影響中
後発企業の参入で同質化、価格競争で利益率低下
- 売上高成長の頭打ち2027年2月期影響中
売上高152億円が横這いで、新規顧客開拓に課題、収益伸び悩み
- 原材料コスト上昇リスク不定影響弱
全粒粉など原料高騰で原価率上昇、黒字幅縮小の可能性
- 定期購入継続率
- リピートが収益の安定性を示す最重要指標
- 売上高成長率
- 市場拡大と競合影響のバロメーター
- 営業利益率
- スケールメリットが効いているか確認
株主
有価証券報告書より
2026年2月期末の株主数は延べ15,226人。区分でいちばん多いのは個人・その他で64.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が8.0%を占め、残る92.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2023年2月% | 2024年2月% | 2025年2月% | 2026年2月% |
|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 89.6 | 89.5 | 65.0 | 64.6 |
| 証券会社 | 0.5 | 3.5 | 30.4 | 26.4 |
| 事業法人 | 1.6 | 1.0 | 0.8 | 7.3 |
| 自己株式 | 2.7 | 2.5 | 2.5 | 2.5 |
| 金融機関 | 0.7 | 1.7 | 1.9 | 0.7 |
| 外国法人 | 7.1 | 4.0 | 1.6 | 0.5 |
| 外国人個人 | 0.4 | 0.3 | 0.2 | 0.5 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 橋本舜 | 31.79 |
| 02 | 立花証券株式会社 | 25.83 |
| 03 | MBFアクセラレーション株式会社 | 6.74 |
| 04 | 牧寛之 | 6.39 |
| 05 | 齋藤竜太 | 1.27 |
| 06 | 里田聡美 | 1.26 |
| 07 | 山本陽介 | 0.98 |
| 08 | 寺田英司 | 0.85 |
| 09 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 0.59 |
| 10 | 斉藤徹 | 0.51 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-05株式会社メルコグループ新規の大量保有報告32.93%
- 2026-06-05牧 寛之新規の大量保有報告0.00%-32.93pt
- 2026-04-10橋本 舜新規の大量保有報告32.04%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 8期分
1株利益は8期で+100%、1株純資産は4期で−23%。直近期のROEは21.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2019年2月 | −645,716 | — | — | — |
| 2020年2月 | −1,824,441 | — | — | — |
| 2021年2月 | −6 | — | — | — |
| 2022年2月 | −19 | — | — | — |
| 2023年2月 | −25 | 33 | — | — |
| 2024年2月 | −17 | 16 | — | — |
| 2025年2月 | 2 | 20 | 11.6 | 293.2 |
| 2026年2月 | 5 | 25 | 21.9 | 74.2 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
5名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は5名。2026/2期の役員報酬は総額48百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 橋本舜 | 代表取締役 | 38 | 17,407,700 |
| 田中道昭 | 社外取締役 | 61 | — |
| 長瀬大樹 | 社外取締役(監査等委員) | 45 | 500 |
| 田中宏隆 | 社外取締役(監査等委員) | 51 | — |
| 永井公成 | 社外取締役(監査等委員) | 44 | 500 |
役員報酬の内訳2026/2期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 29 | 29 | 10 |
| 社外取締役 | 7 | 17 | 17 | 2 |
| 監査役 | 1 | 2 | 2 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/2期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容4,095字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,601字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク11,760字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,948字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第10期(2025/03/01-2026/02/28)2026-05-28
- 半期報告書半期報告書-第10期(2025/03/01-2026/02/28)2025-10-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第9期(2024/03/01-2025/02/28)2025-05-29
- 半期報告書半期報告書-第9期(2024/03/01-2025/02/28)2024-10-15
- 四半期報告書四半期報告書-第9期第1四半期(2024/03/01-2024/05/31)2024-07-16
- 有価証券報告書有価証券報告書-第8期(2023/03/01-2024/02/29)2024-05-30
- 四半期報告書四半期報告書-第8期第3四半期(2023/09/01-2023/11/30)2024-01-15
- 四半期報告書四半期報告書-第8期第2四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-13
- 四半期報告書四半期報告書-第8期第1四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第7期(2022/03/01-2023/02/28)2023-05-31
- 四半期報告書四半期報告書-第7期第3四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-16
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2027年度2月期 第1四半期決算説明資料2026-07-15
TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。
関連する企業
関連企業