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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

神戸物産

KOBE BUSSAN CO., LTD.3038 · Prime · 卸売業

業務スーパーのFC本部。PB商品の製造・直輸入で低価格を実現し、外食・中食事業や再生可能エネルギー事業も展開。

概要

神戸物産は「業務スーパー」ブランドで知られる食品ディスカウントストアチェーンを全国展開する企業である。兵庫県加古川市に本社を置き、2024年10月期の売上高5,079億円、営業利益率6.77%を達成した。自社輸入とプライベートブランド(PB)商品を軸に低価格を実現し、業務用・家庭用双方の需要を獲得。従業員数1,674人、連結子会社25社を擁する。

PB商品と直輸入で価格競争力を支える業務スーパー事業

業務スーパー事業はFC本部として商品の企画・開発・調達を行い、直営店も運営する。取扱商品はナショナルブランド(NB)品とプライベートブランド(PB)品に分かれ、PB品は国内外の連結子会社や協力工場で製造・直輸入される。完成品ではなく焼く・煮る等の調理工程を要する半加工品の構成比が高く、一般ユーザーにも手作り感を提供する。FC契約は直轄エリア(北海道・関東・関西・九州)の88社713店舗と、地方エリアの14社405店舗の二形態。直営店は兵庫県に2店、大阪府・神奈川県に各1店。2025年10月期の同事業売上高は530,509百万円、総店舗数は1,122店に達した。

大型ビュッフェから惣菜店まで3業態を運営する外食・中食事業

業務スーパーで培ったローコスト体制を活かし、外食・中食分野に進出している。主力業態は3つ。①「神戸クック・ワールドビュッフェ」は250席以上の大型ビュッフェレストランで、世界各国メニューを時間無制限(一部店舗除く)で提供。直営2店、FC17店の計19店。②「プレミアムカルビ」は焼肉オーダーバイキング、直営22店。③「馳走菜」は食卓代行をコンセプトとする惣菜店で、直営5店、FC144店の計149店。2025年10月期の同事業売上高は16,474百万円。「クック・ワールドビュッフェ」では小型店の出店も開始し、新たな成長の柱と位置づける。

太陽光と木質バイオマスで約87MWの発電能力を持つエコ再生エネルギー事業

再生可能エネルギー事業は、太陽光発電所19か所(約81.0MW)と木質バイオマス発電所1か所(約6.2MW)で構成される。太陽光発電所は全国に分散し、固定価格買取制度(FIT)を活用。木質バイオマス発電所は北海道白糠町に所在し、地域の未利用材を燃料とする。2025年10月期の同事業売上高は4,669百万円。発電所はいずれも順調に稼働しており、環境配慮型のエネルギー供給を継続する。なお、同事業は本業の食品小売との直接的なシナジーは限定的だが、グループ収益の分散に寄与している。

国内外の子会社群が支える製販一体のグループ構造

神戸物産グループは「食の製販一体体制」を標榜し、原材料調達から製造・販売までを内製化する。主要な生産子会社として、中国に大連福来休食品(遼寧省)と神戸物産(安丘)食品(山東省)、香港に神戸物産(香港)、エジプトにKOBE BUSSAN EGYPT、ミャンマーにKOBEBUSSAN MYANMARを擁する。国内では豊田乳業、富士麺業、秦食品、肉の太公・宮城製粉、麦パン工房など20以上の子会社が食品製造を担う。これらの子会社で生産されたPB商品は業務スーパーに供給され、同業態の低価格競争力を支える。また、輸入品は協力工場からの直輸入により中間マージンを排除している。

業界の中での役割は食品スーパーFC本部、外食・中食、再生可能エネルギー事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
5,517億円
営業利益
399億円
営業利益率
7.2%
純利益
319億円
2025/10 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01食品小売(業務スーパー)主力

「業務スーパー」のFC本部として商品企画・開発・調達を行い、直営店も運営。PB商品は国内外の子会社や協力工場で製造・直輸入し、低価格を実現。一般ユーザー向けにも半加工品を中心に品揃え。

主な製品・サービス2
PB商品
プライベートブランド商品。国内外の連結子会社や協力工場で製造・直輸入。低価格が特徴。
NB商品
ナショナルブランド商品。メーカー品。

02外食・中食準主力

業務スーパーのローコスト体制を活かし、大型ビュッフェ「神戸クック・ワールドビュッフェ」(直営2店、FC17店)、焼肉バイキング「プレミアムカルビ」(直営22店)、惣菜店「馳走菜」(直営5店、FC144店)を展開。

主な製品・サービス3
神戸クック・ワールドビュッフェ
250席以上の大型ビュッフェレストラン。世界各国のメニューを時間無制限(一部除く)で提供。
プレミアムカルビ
焼肉オーダーバイキング。厳選した肉と店内手作りデザート。
馳走菜
安全・安心・価格にこだわった惣菜店。食卓代行がコンセプト。

03再生可能エネルギー副次

太陽光発電所19か所(約81.0MW)と木質バイオマス発電所1か所(約6.2MW)で発電事業を行う。

主な製品・サービス2
太陽光発電
19か所の太陽光発電所で約81.0MWの発電。
木質バイオマス発電
北海道白糠町にて約6.2MWの発電。

製品と技術

直輸入と自社工場で支えるプライベートブランド商品

神戸物産のPB商品は、国内外の連結子会社25社と海外協力工場で製造される。中国の大連福来休食品や神戸物産(安丘)食品、エジプトやミャンマーの子会社が現地食材を用いた半加工品を生産。国内では豊田乳業(乳製品)、富士麺業(麺類)、秦食品(調味料)、肉の太公・宮城製粉(粉類)などがPB品を供給する。これらの商品は業務用ユーザーを想定し、焼く・煮るなどの最終調理が必要な半加工品の比率が高い。一般消費者にも手軽な調理でプロの味を再現できると訴求。2025年10月期の業務スーパー事業売上高530,509百万円の大半はPB商品によるものである。

世界各国のメニューを提供する大型ビュッフェ「神戸クック・ワールドビュッフェ」

「神戸クック・ワールドビュッフェ」は250席以上の大型ビュッフェレストランで、時間無制限(一部店舗除く)で世界各国の料理を提供する。メニューは数ヶ月ごとにテーマを変えるフェア形式を採用し、リピーター獲得を狙う。直営2店、FC17店の計19店舗を運営。2025年1月には直営の小型店をオープンし、従来の大型店に加えて出店の自由度を高めた。原材料の多くをグループの業務スーパー事業から調達することで、競合店対比で価格優位性を確保している。

店内手作りにこだわる焼肉バイキング「プレミアムカルビ」

「プレミアムカルビ」は焼肉オーダーバイキングの直営店22店舗を展開する。厳選した肉と店内手作りデザートを特徴とし、省人化オペレーションにより低価格を実現。メディア露出による認知度向上で売上を伸ばしており、ブランド力強化を図る。デザート類はグループ子会社の製菓ノウハウを活用。2025年10月期の外食事業全体の売上高16,474百万円のうち、同事業が相当部分を占める。

食卓代行を掲げる惣菜店「馳走菜」とFC展開

「馳走菜」は惣菜専門店で、直営5店、FC144店の計149店舗を運営する(2025年10月期)。「食卓代行」をコンセプトに、安全・安心・価格にこだわった店内手作り惣菜を提供。業務スーパーの原材料を活用することで原価率を抑制し、競合の惣菜店に対する価格優位性を確立。FCオーナーの出店意欲は高く、効率的な調理オペレーションが収益性を支える。2025年10月期には21店舗を新規出店し、2店舗が退店した。

固定価格買取制度を活用した太陽光・木質バイオマス発電

エコ再生エネルギー事業では、19か所の太陽光発電所(合計約81.0MW)と1か所の木質バイオマス発電所(約6.2MW)を運営する。太陽光発電所は全国に分散し、固定価格買取制度(FIT)による売電収入を得る。バイオマス発電所は北海道白糠町に所在し、地域の未利用木材を燃料として発電。両発電所とも順調に稼働しており、2025年10月期の売上高は4,669百万円。発電事業は食品小売の景気変動の影響を受けにくい安定収益源として機能している。

残留農薬自主検査に代表される品質管理体制

2025年7月末より、農産品の全輸入コンテナを対象とした残留農薬の自主検査を開始した。これは「食の安全・安心」への高まる関心に応える施策で、トレーサビリティ構築の一環。品質保証部が衛生管理体制を統括し、独自の厳しい品質保持システムを運用。国内子会社の工場でもHACCPに準拠した管理を徹底。PB商品の競争力を品質面からも支えている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

「業務スーパー」で独自路線、プライベートブランド強み

神戸物産は、食品卸売・小売業界において、ディスカウントストア「業務スーパー」を全国展開し、独自のポジションを築いている。直近の売上高は5,517億円(FY2025/10)で、営業利益率7%台と安定した収益を上げる。同業他社のタビオや高千穂交易とは異なり、低価格を武器に業務用から一般消費者まで幅広く顧客を獲得。プライベートブランド商品を多用し、高品質な商品を低価格で提供することで他社との差別化を図る。店舗拡大と既存店の売上向上により、着実に成長している。

強み

  • 「業務スーパー」の大型店舗と業務用需要を捉えた商品構成で差別化。
  • 高品質なプライベートブランド商品を低価格で提供し、顧客の囲い込みに成功。
  • 営業利益率7%超と卸売業界で高水準を維持し、規模拡大を続ける。
  • 郊外を中心に積極出店し、車社会に対応した大型店舗で集客力を発揮。

課題

  • 同業のディスカウントストアやネット通販との競争が激化し、価格維持が難しくなる可能性。
  • 生鮮食品の取り扱いに課題があり、顧客の買い回り需要に対応する必要。
  • 店舗網の拡大に伴い物流コストが増加し、収益を圧迫するリスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字が神戸物産

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19005東急1.0兆円10.8倍
23391ツルハホールディングス1.0兆円15.5倍
33092ZOZO1.0兆円20.9倍
49023東京地下鉄8,625億円14.6倍
52212山崎製パン8,402億円17.9倍
63038神戸物産7,690億円18.3倍
73086J.フロント リテイリング7,553億円24.7倍
84527ロート製薬7,177億円20.9倍
94385メルカリ6,993億円20.3倍
109009京成電鉄6,918億円13.4倍
118233高島屋6,893億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

創業者の個人商店から法人化へ:1981~1991年

1981年4月、兵庫県加古川市において創業者沼田昭二が屋号「フレッシュ石守」で食品スーパーを開業。1985年11月に有限会社フレッシュ石守を設立。1986年10月に伊川谷店、1988年6月に稲美店を開業し、地域に根ざした店舗網を拡大した。1991年4月には株式会社フレッシュ石守に組織変更し、法人としての基盤を固めた。この間、1992年7月には中国大連に自社グループ工場として大連福来休食品を設立し、海外生産の第一歩を踏み出した。

FC本部への転換と社名変更:2000~2001年

2000年3月、フレッシュ石守は「業務スーパー」のFC本部となり、兵庫県三木市にFC1号店を開店。これにより個人店舗運営からチェーン展開へと事業モデルを転換した。2001年10月、株式会社フレッシュ石守が旧株式会社神戸物産を吸収合併し、同時に商号を株式会社神戸物産に変更。同年12月には地方エリアFC体制を導入し、新潟県燕市にエリアFC1号店を開店。関東本部の設置(2002年6月)を経て、全国規模のFC網構築を加速させた。

上場と海外生産拠点の拡充:2004~2008年

2004年1月、神戸物産(香港)を設立し東南アジア生産拠点の開拓に着手。同年2月には中国山東省に第2工場となる神戸物産(安丘)食品を設立。2006年6月、大阪証券取引所市場第二部に株式上場。上場後も積極的にM&Aを展開し、2006年7月に有限会社パスポート倶楽部(現・神戸物産フーズ)を、2008年3月にはウエボス(現・オースターエッグ)やターメルトフーズを子会社化。同年4月にはベストリンケージ、10月には神戸物産エコグリーン北海道、11月にはソイキューブなど、食品製造子会社を相次いで設立した。

子会社群の拡大と太陽光発電への参入:2009~2013年

2009年にはマスゼン、秦食品、肉の太公・宮城製粉、麦パン工房など多数の食品子会社を設立。2011年にはエコグリーン埼玉、グリーンポートリー、2012年には珈琲まめ工房を設立した。2012年11月、新規事業として太陽光発電事業を開始。同年12月には大阪証券取引所市場第一部に指定され、ほくと食品を子会社化。2013年1月に豊田乳業、5月に富士麺業を設立し、同年7月には東京証券取引所市場第一部に上場。11月にはミャンマーにKOBEBUSSAN MYANMARを設立し、東南アジアでの生産体制をさらに強化した。

外食チェーンの拡充と持続的成長:2014~2020年

2014年4月、菊川株式を全株取得し子会社化。外食事業では「神戸クック・ワールドビュッフェ」「プレミアムカルビ」「馳走菜」の3業態を育成し、FCオーナーと直営で店舗数を拡大。2013年にはジー・コミュニケーション等の外食関連子会社もグループに加えた。2015年以降、業務スーパーの店舗数は毎年30~50店舗ペースで増加し、2020年10月期の連結売上高は3,409億円に達した。太陽光発電所も順次稼働し、再生可能エネルギー事業が安定収益源として定着した。

過去最高業績と品質管理体制の強化:2021~2025年

2021年10月期の売上高3,621億円から2025年10月期には5,517億円へと拡大。営業利益は同期間で196億円から399億円に倍増し、過去最高を更新した。2025年7月には農産品の全輸入コンテナを対象とした残留農薬自主検査を開始し、食品安全への取り組みを強化。FC店舗数は1,122店に増加し、「業務スーパー」のブランド認知度は全国に浸透。外食事業では小型ビュッフェ店のテスト出店など新たな業態開発も進めた。

年表39件を開く

1980年代

  • 1981年4月創業兵庫県加古川市神野町石守において、創業者沼田昭二が屋号をフレッシュ石守として食品スーパーを開業する。
  • 1985年11月創業有限会社フレッシュ石守を兵庫県加古川市に設立。
  • 1986年10月フレッシュ石守伊川谷店を神戸市西区において開業。
  • 1988年6月フレッシュ石守稲美店を兵庫県加古郡稲美町において開業。

1990年代

  • 1991年4月株式会社フレッシュ石守に組織変更。
  • 1992年7月創業中国の自社グループ工場として大連福来休食品有限公司を中国遼寧省に設立。

2000年代

  • 2000年3月業務スーパー本部としてフランチャイズ(以下「FC」という。)体制をスタートさせ、「業務スーパー」のFC契約の1号店を兵庫県三木市に開店。
  • 2001年10月M&A株式会社フレッシュ石守が旧株式会社神戸物産を吸収合併。同時に株式会社神戸物産に社名変更。
  • 2001年12月地方でのFC業務の強化のため、地方エリアFC体制をスタートさせ、「業務スーパー」のエリアFC契約の1号店を新潟県燕市に開店。
  • 2002年6月東日本でFC業務の強化のため、横浜営業所FC関東本部を設置。
  • 2004年1月創業東南アジアにおける生産拠点の開拓のため、神戸物産(香港)有限公司を中国香港行政区に設立。
  • 2004年2月創業中国の自社グループ第2工場として神戸物産(安丘)食品有限公司を中国山東省に設立。
  • 2004年8月大連福来休食品有限公司の当社所有全株式を神戸物産(香港)有限公司に譲渡。
  • 2004年11月直営店として「神戸クック デリ」(現 馳走菜)1号店を兵庫県加古郡稲美町に開店。
  • 2006年4月FC契約での「神戸クック・ワールドビュッフェ」1号店を開店。
  • 2006年6月上場大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。
  • 2006年7月有限会社パスポート倶楽部(現 株式会社神戸物産フーズ)の出資持分を100%取得し、子会社とする。
  • 2006年10月創業KOBE BUSSAN EGYPT Limited Partnershipをエジプトに設立。
  • 2007年10月関西物流センターを神戸市灘区に開設。
  • 2008年3月有限会社ウエボス(後の株式会社オースターエッグ)の出資持分を100%取得し、子会社とする。株式会社ターメルトフーズの株式を100%取得し、子会社とする。
  • 2008年4月株式会社ベストリンケージを100%出資で設立し、子会社とする。
  • 2008年10月創業農業生産法人である株式会社神戸物産エコグリーン北海道を設立。
  • 2008年11月株式会社ソイキューブを100%出資で設立し、子会社とする。
  • 2009年2月株式会社マスゼンを100%出資で設立し、子会社とする。
  • 2009年3月秦食品株式会社を100%出資で設立し、子会社とする。
  • 2009年5月株式会社肉の太公・宮城製粉株式会社を100%出資で設立し、子会社とする。
  • 2009年10月株式会社麦パン工房を100%出資で設立し、子会社とする。

2010年代

  • 2011年3月株式会社エコグリーン埼玉を100%出資で設立し、子会社とする。
  • 2011年11月株式会社グリーンポートリーを100%出資で設立し、子会社とする。
  • 2012年2月珈琲まめ工房株式会社を100%出資で設立し、子会社とする。
  • 2012年11月新規事業として、太陽光発電事業を開始する。
  • 2012年12月ほくと食品株式会社の株式を全株取得し、100%子会社とする。
  • 2012年12月大阪証券取引所市場第一部に指定。
  • 2013年1月豊田乳業株式会社を100%出資で設立し、子会社とする。
  • 2013年4月北海道エリアを直轄エリアとする。
  • 2013年5月株式会社富士麺業を100%出資で設立し、子会社とする。株式会社クックイノベンチャー、株式会社ジー・コミュニケーション、株式会社ジー・テイスト(現 株式会社焼肉坂井ホールディングス)、株式会社ジー・ネットワークス、株式会社さかい他5社を連結子会社とする。
  • 2013年7月上場大阪証券取引所現物市場と東京証券取引所現物市場の統合に伴い東京証券取引所市場第一部に上場。
  • 2013年11月KOBEBUSSAN MYANMAR CO., LTD.をミャンマーに100%出資で設立し、子会社とする。
  • 2014年4月菊川株式会社の株式を全株取得し、100%子会社とする。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/10期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    食の製販一体体制の確立

    M&Aを積極的に活用し、原材料調達から商品開発・販売まで一貫して行う体制を構築する。

  2. 02

    外食・中食事業の拡大と生産能力強化

    PB商品を強化し、業務スーパーを中心に継続的成長を目指す。国内PB商品の生産能力を高め、外食・中食事業を拡大する。

  3. 03

    品質管理体制と商品開発の強化

    独自の品質保持システムを強化し、トレーサビリティを構築。自社工場への設備投資で生産能力増強・省人化を進め、輸入品は「世界の本物」をコンセプトに商品を拡充する。

  4. 04

    サステナビリティの推進

    サプライチェーン全体で人権尊重・労働安全衛生・環境配慮・腐敗防止に取り組み、持続可能なサプライチェーンを構築。子ども食堂支援や食品ロス削減、気候変動対策にも積極的に関与する。

  5. 05

    人財確保と人的資本の強化

    優秀な人財を確保するため企業魅力を発信し、性別・国籍に関わらず能力・成果に応じた登用を行う。ワークライフバランスを重視しエンゲージメント向上に努める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,674人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は530万円で、9期前と比べて+11.7%平均年齢は38.5歳、平均勤続年数は7.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年10月2,049
2017年10月2,041
2018年10月1,996
2019年10月47438.66.62,147
2020年10月48438.87.51,372
2021年10月48039.07.81,488
2022年10月48738.67.61,565
2023年10月49437.97.11,562
2024年10月52038.57.61,6292,112
2025年10月53038.57.91,6742,384

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年10月期・提出会社(単体)
女性管理職比率10.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率83.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)54.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社25(国内 21 / 海外 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
太陽光発電所 — 兵庫県加古郡稲美町他177億円
エコ再生 エネルギー 事業
工場 — 宮城県亘理郡 亘理町他8,292百万円
業務スーパー事業
工場 — 滋賀県蒲生郡竜王町6,009百万円
業務スーパー事業
関東物流センター — 千葉県船橋市4,445百万円
業務スーパー 事業
プレミアムカルビ — 東京都渋谷区他2,755百万円
外食・中食 事業
農場・工場 — 岡山県苫田郡 鏡野町他2,476百万円
業務スーパー事業
本社 — 兵庫県加古川市2,427百万円
全社(共通)
関西物流センター — 兵庫県神戸市灘区他1,833百万円
業務スーパー 事業
工場 — 兵庫県姫路市他1,812百万円
業務スーパー事業
農場・工場 — 群馬県高崎市他1,792百万円
業務スーパー事業
ほか24件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    神戸物産(香港)有限公司(注)4
    中国香港行政区
    議決権100.0%
  • 海外
    大連福来休食品有限公司(注)2、4、6
    中国遼寧省
    議決権100.0%
  • 海外
    神戸物産(安丘)食品有限公司(注)4
    中国山東省
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社神戸物産フーズ
    横浜市西区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社オースターフーズ
    兵庫県姫路市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ターメルトフーズ
    山口県防府市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社神戸物産 エコグリーン北海道(注)3、5
    北海道勇払郡むかわ町
    議決権49.6%
  • 国内
    秦食品株式会社
    滋賀県蒲生郡竜王町
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社マスゼン
    栃木県宇都宮市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社肉の太公
    東京都江戸川区
    議決権100.0%
  • 国内
    宮城製粉株式会社
    宮城県亘理郡亘理町
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社麦パン工房
    岐阜県瑞穂市
    議決権100.0%
残りのグループ会社13社を開く
  • KOBE BUSSAN EGYPT Limited Partnership (注)4エジプト ケナ県100%
  • 株式会社グリーンポートリー岡山県苫田郡鏡野町100%
  • 珈琲まめ工房株式会社兵庫県姫路市100%
  • 豊田乳業株式会社愛知県豊田市100%
  • 関原酒造株式会社(注)4新潟県長岡市100%
  • 菊川株式会社岐阜県各務原市100%
  • 株式会社朝びき若鶏群馬県高崎市100%
  • KOBEBUSSAN MYANMAR CO., LTD. (注)3ミャンマー ヤンゴン地方域100%
  • 株式会社サガミベーカリー神奈川県厚木市100%
  • 株式会社湘南アンレーヴ神奈川県小田原市100%
  • KB TRADING株式会社(注)7横浜市西区100%
  • 上原食品工業株式会社(注)4、8千葉県東金市100%
  • KOBEBUSSAN VIETNAM COMPANY LIMITED (注)9ベトナム ホーチミン市100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年10月期の売上高は5,517億円営業利益399億円前期と比べると増収増益で、売上が+8.6%、利益が+16.0%。

売上高
+8.6%
5,517億円
営業利益
+16.0%
399億円
純利益
+49.1%
319億円
営業利益率
7.2%
前期比 +0.5%pt

会社が出している今期の予想2026年10月期

項目会社予想前期実績
売上高5,665億円5,517億円
営業利益430億円399億円
純利益295億円319億円
1株あたり配当¥32¥32

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は2,862億円、営業利益は210億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+5.1%、営業利益は+9.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q1,079635.813
2023年2Q1,141786.878
2023年3Q1,168927.965
2023年4Q1,22750
2024年1Q1,209857.055
2024年2Q1,272927.268
2024年4Q2,5981676.491
2025年2Q2,7231917.0143
2025年4Q2,7942087.4176
2026年2Q2,8622107.3165

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年10月期からの14期で、売上は1,574億円から5,517億円へ3.5倍に増えた。直近期の営業利益率は7.2%。売上は13期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
珈琲まめ工房株式会社を100%出資で設立し、子会社とする。
2012年10月1,5744721
大阪証券取引所現物市場と東京証券取引所現物市場の統合に伴い東京証券取引所市場第一部に上場。
2013年10月1,7954029
2014年10月2,1406123
2015年10月2,2868542
2016年10月2,3938746
2017年10月2,51515883
2018年10月2,672158104
2019年10月2,996194121
2020年10月3,409236150
2021年10月3,621291196
2022年10月4,068321208
2023年10月4,615300206
2024年10月5,0793443166.8214
2025年10月5,5173994817.2319

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年10月期

売上高5,517億円のうち、営業利益として残るのは399億円7.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は319億円、売上の5.8%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金87.9%4,852億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金4.8%266億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.2%399億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
12.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+4.0pt
7.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.3pt
5.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+14.1pt
22.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
12.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
21.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年10月期は営業CFが421億円、投資CFが−89億円で、差し引きのフリーCFは332億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は1,305億円で、売上の2.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年10月33−61140−28338
2013年10月4−13483−130298
2014年10月87−7311014429
2015年10月69−100184−31593
2016年10月120−25−4595632
2017年10月137−315106748
2018年10月137−49−11488723
2019年10月192−95−12497697
2020年10月195−173−3722683
2021年10月213−174−16539567
2022年10月216−125−3891658
2023年10月303−681235913
2024年10月308−102−562061,073
2025年10月421−89−1113321,305

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年10月期の総資産は2,602億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,614億円で、自己資本比率は60.5%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年10月66215650623.6
2013年10月91020870218.4
2014年10月1,08222785517.5
2015年10月1,3402041,13611.0
2016年10月1,3322261,10612.4
2017年10月1,4453011,14416.6
2018年10月1,4433981,04523.3
2019年10月1,50250699629.5
2020年10月1,48259388939.0
2021年10月1,56778278548.8
2022年10月1,80397283152.7
2023年10月2,1191,14597452.7
2024年10月2,3341,3281,00655.4
2025年10月2,6021,61498860.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年10月期の内訳
現金及び預金
1,310億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,522億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
176億円
在庫として抱えている分
負債合計
988億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
84
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率14 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE284社中11位あたり、逆に低いのは配当利回り284社中268位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
22.2%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
7.2%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
60.5%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.6%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.1%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,810.5で、1年前と比べて-31.8%過去52週の値幅のなかでは15%の位置にある。

¥2,810.5-0.2%1ヶ月+0.9%1年-31.8%時価総額7,690億円
過去52週の値幅
安値¥2,516高値¥4,477

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)18.3倍
PER (会社予想)21.1倍
PBR3.62倍
配当利回り1.14%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月21日に2797円と、25日線(2763.96円)を約1.2%上回る。75日線(2701.67円)も上回るが、200日線(3277.56円)を約15%下回る。52週高値4477円からは約38%下落、52週安値2516円からは約11%上。年初来では33.66%下落。RSIは55.93と中立。出来高は7月30日に359万株と急増したが、その後は減少。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 52/100)

PER 18.31倍は業界平均17.93倍とほぼ同等、PBR 3.61倍は平均1.23倍を大きく上回る。ROE 22.2%と高い収益性を有し、配当利回り1.14%は平均2.94%を下回るが、配当性向23.9%は健全。2025/10期の純利益は319億円へ増益が見込まれ、成長と収益性を勘案すれば、PBRの高さはある程度正当化される。一方で、PBRの過大感や配当利回りの低さを考慮すると、妥当な水準と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)18.3倍17.9倍
PER (予想)21.1倍
PBR3.62倍1.24倍
ROE22.2%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業務スーパーは独自のビジネスモデルで成長を続け、売上高は連続で増加。強気派は、低価格戦略が家計の節約志向に合致し、出店余地がまだ大きいとみる。また、PB商品の比率向上で粗利益率が改善し、営業利益率は今後も上昇する可能性がある。一方、弱気派は、食品スーパー業界の競争激化やコスト上昇による圧迫を懸念。また、出店ペース加速による店舗の質の低下や、既存店売上高の伸び悩みが収益悪化につながる恐れも指摘。PERは18.5倍と割安感はあるが、成長鈍化時には評価が下がるリスクがある。

プラスに働く材料7
  • 低価格戦略の堅調さ

    物価高で節約志向強まり、業務スーパーの価格訴求は有効

  • 出店余地の拡大

    直営店中心で全国展開しており、未出店地域での成長が期待できる

  • 収益性の改善

    PB商品比率が高まり粗利益率改善、営業利益率は7%超に上昇

  • 売上高5,517億円で連続増益継続影響

    2025年10月期は売上高5,517億円、営業利益399億円。

  • PB商品比率向上で粗利益率改善通年影響

    営業利益率7.23%は前期比0.46pt改善。

  • 業務スーパーの出店ペース加速継続影響

    売上高が前期比8.6%増加、新店寄与が大きい。

  • 株価大幅下落でバリュエーション調整不定影響

    1年間で株価31%下落、PER18.55倍と相対的に割安。

マイナスに働く材料7
  • 競争激化の可能性

    大手スーパーの価格競争や新興ディスカウンター参入のリスク

  • 出店ペースの質低下

    急速な出店で既存店を圧迫し、店舗当たりの収益性が悪化する恐れ

  • コスト上昇の影響

    原材料費や物流費の上昇が利益率を圧迫し収益悪化の可能性

  • 市場予想は来期減益、PER21.3倍2026年Q2影響

    予想PER21.3倍は現在の18.55倍を上回り、減益が織り込まれる。

  • 競合スーパーとの価格競争激化継続影響

    株価が31%下落した背景に市場シェア競争の激化。

  • 既存店売上高が伸び悩み2026年上期影響

    出店依存の増収で、既存店の客離れが懸念され売上高5,517億円の伸びが鈍化。

  • 食品価格高騰で節約志向が逆風継続影響

    低価格競争が激化し、営業利益率は7.23%と低水準。

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
既存店の成長性を見るため、出店効果を除いた実力を確認
PB商品の売上比率
PB比率が高まれば粗利益率向上に寄与し、ビジネスモデルの強さを示す
出店ペースと閉店数
成長戦略の実行度と店舗の質を評価する指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり32で、前期から+30.4%いまの株価に対する利回りは1.14%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥32
1株あたり
配当利回り
1.14%
いまの株価に対して
配当性向
23.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年10月628.0
2017年10月611.020.0
2018年10月16160.023.2
2019年10月11−30.821.5
2020年10月1855.626.0
2021年10月2014.325.9
2022年10月2210.024.4
2023年10月220.027.1
2024年10月234.526.1
2025年10月3030.423.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥32

株主

有価証券報告書より

2025年10月期末の株主数は延べ66,613人。区分でいちばん多いのは個人・その他37.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が43.7%を占め、残る56.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年10月%2021年10月%2022年10月%2023年10月%2024年10月%2025年10月%
個人・その他45.940.041.337.136.337.1
事業法人31.331.131.132.632.632.3
自己株式21.020.319.919.319.018.9
外国法人12.916.315.117.819.518.1
金融機関8.611.411.611.510.211.4
証券会社1.31.10.80.91.30.9
外国人個人0.00.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01公益財団法人業務スーパージャパンドリーム財団25.73
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)6.89
03特定有価証券信託受託者 株式会社SMBC信託銀行2.13
04株式会社コッコラーレ2.09
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.54
06沼田 博和1.39
07合同会社M&Uアセットマネジメント1.33
08STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.33
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.24
10CACEIS IRLAND BRANCH / UCITS - TREATY (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.20

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+112%、1株純資産は14期で+42%。直近期のROEは22.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年10月6849914.47.719.7
2013年10月9559618.15.819.8
2014年10月4133513.114.317.7
2015年10月3914124.830.326.5
2016年10月227929.118.928.0
2017年10月4011441.215.320.0
2018年10月4915836.014.723.2
2019年10月5620631.028.421.5
2020年10月7026729.542.226.0
2021年10月9035029.243.325.9
2022年10月9543424.333.924.4
2023年10月9450619.940.027.1
2024年10月9758517.838.326.1
2025年10月14471022.224.823.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2025/10期の役員報酬は総額318百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約9倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
沼田博和代表取締役 社長 品質保証部 担当役員 東日本工場管理部 担当役員 商品開発部 担当役員 国内農業資源部 担当役員 外食事業推進本部 担当役員453,796,000
田中康弘代表取締役 副社長 総務部 担当役員 法務部 担当役員 システム部 担当役員 兼 部長 人財開発部 担当役員 経営企画部 担当役員 コミュニケーションデザイン部 担当役員 兼 部長 海外商品部 担当役員 貿易部 担当役員 海外農業資源部 担当役員 エコ再生エネルギー部 担当役員 外食事業推進本部 焼肉事業部 担当役員5710,000
木戸康晴取締役 経理部 担当役員 兼 部長 財務部 担当役員 兼 部長55400
浅見一夫取締役 西日本工場管理部 担当役員 兼 部長5047,900
西田聡取締役 西日本商品MD部 担当役員 東日本商品MD部 担当役員 国内流通部 担当役員 海外流通部 担当役員 海外事業部 担当役員 兼 部長481,000
渡邉秋仁取締役 横浜営業所 所長 西日本営業本部 担当役員 店舗開発部 部長 東日本営業本部 担当役員 店舗開発部 部長 CS推進部 担当役員 兼 部長 外食事業推進本部 惣菜事業部 部長483,800
正田晃一取締役(常勤監査等委員)502,000
家木健至取締役(監査等委員)53
野村祥子取締役(監査等委員)52
町田美紗取締役(監査等委員)47
稲田優取締役(監査等委員)47
田中康仁執行役員
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢
髙谷悟史執行役員
花房猛執行役員

役員報酬の内訳2025/10

役員の区分人数固定報酬百万円ストックオプション百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6226263228548
社外取締役424246
取締役(社内)1999

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/10期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,623字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社25社、非連結子会社1社で構成されております。 主な事業内容は、業務スーパー用商品の製造、卸売及び小売業を営み、業務スーパー店舗をFC方式で展開する他、外食・中食事業並びに再生可能エネルギー事業も展開しております。当社グループの事業に関わる位置付けは、以下のとおりであります。 (1)業務スーパー事業 当事業は、「業務スーパー」のFC本部として商品の企画、開発及び調達等を行っております。また、食材供給拠点として、国内外の連結子会社で食品の生産も行っております。 「業務スーパー」は業務用ユーザーをターゲットとしてスタートした食品スーパーでありますが、現在は大半が一般ユーザーの利用となっております。お客様が求める容量、サイズ、品質の食材を中心に品揃えし、E.D.L.P(エブリデイロープライス)による価格政策により展開しております。 取扱商品は、ナショナルブランド(以下、「NB」という。)商品とプライベートブランド(以下、「PB」という。)商品に区別されますが、NB商品はいわゆるメーカー品であり、生産者が他の流通業者にも販売している商品であります。 PB商品は国内外の連結子会社で製造している商品及び海外に拠点を置く当社の協力工場であるメーカーから当社が直輸入している商品であります。両商品共に、業務用ユーザーを想定した販売戦略を行うため、完成品的な商品だけではなく、焼く、煮る、蒸す、炒める、揚げるといった最終の調理工程を必要とする商品(半加工品)の構成比が高くなっております。このことは、一般ユーザーにとっても、単に出来合いの商品を食卓に並べるのではなく、業務用ユーザー同様、いくらかの調理工程を経ることにより手作り感や出来立て感を実感いただけるものとなっております。 当社のFC契約形態には、直轄エリア(※1)内に出店いただく際に締結する業務スーパーFC契約(契約企業数88社、店舗数713店舗:2025年10月31日現在)と、地方エリア(※2)内において業務スーパーのチェーン化を許諾する業務スーパーエリアライセンス契約(契約企業数14社、店舗数405店舗:2025年10月31日現在)があります。 なお、FC店舗とは別に、兵庫県内に2店舗、大阪府内及び神奈川県内に各1店舗の直営店を運営しております。 ※1.直轄エリア:北海道直轄:北海道 関東直轄:東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県 関西直轄:大阪府、京都府、兵庫県(淡路島を除く)、奈良県、和歌山県、滋賀県 九州直轄:福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県 ※2.地方エリア:上記直轄エリア以外の地域 (2)外食・中食事業 当事業は、業務スーパーで構築された原材料から商品に至るまでのローコスト体制を最大限に生かし、外食・中食の分野に進出することを目的とし、主に以下の3業態を展開しております。 「神戸クック・ワールドビュッフェ」 席数が250席以上あり、世界各国のメニューをゆったりとした空間で時間無制限(一部店舗除く)で楽しめる大型ビュッフェレストランの直営店舗2店舗、FC店舗17店舗を運営しております。 「プレミアムカルビ」 厳選したお肉と店内手作りのデザートを心ゆくまで楽しめる焼肉オーダーバイキングの直営店舗22店舗を運営しております。 「馳走菜(ちそうな)」 日常の食卓代行をコンセプトとして安全・安心・価格にこだわった惣菜店の直営店舗5店舗、FC店舗144店舗を運営しております。 (3)エコ再生エネルギー事業 当事業は、再生可能エネルギーを活用した発電事業を行っており、19ヵ所の太陽光発電所で約81.0MWの発電を行っております。また、北海道白糠郡白糠町の木質バイオマス発電所では約6.2MWの発電を行っております。 [事業系統図] 事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,892字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 「食の製販一体体制」の確立を達成するべく、積極的なM&Aを行い、原材料の調達からオリジナル商品の開発、販売に至るまでを一貫して行えるよう、経営努力を行ってまいります。 (2)中期的な経営戦略等 当社グループは、中期ビジョンにPB商品を強化し、業務スーパーを中心として、事業の継続的な成長を目指すことを掲げ、「外食・中食事業の拡大」、「国内PB商品の生産能力強化」及び「業務スーパーの継続的な成長」を基本方針としております。これらの取り組みにより、当社グループの競争力をより強固なものとし、企業価値の向上に努めてまいります。 (3)経営環境 当社グループを取り巻く環境は、これから世界が直面する「食糧難」や日本が抱える「少子高齢化問題」等、見通しの不透明な状況にあります。食品業界におきましては、消費者の低価格志向は引き続き強く、為替の急激な変動、EC事業者やドラッグストア等の他業態による食品の取り扱い拡大や都市部のオーバーストアによる競争の激化等、企業の経営環境は今後も厳しい状況が続くと予測されます。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 世界各国では、環境問題が年々深刻化しており、カーボンニュートラルを目指す動きが加速しております。加えて、引き続き国際経済の不確実性や地政学的リスクに留意する必要があり、様々な原料価格の高騰や今後予想される食糧難など、世界情勢は見通しの不透明な状況が続いております。 日本においては、持続的な賃上げや雇用情勢の改善を背景に景気の緩やかな回復が続くものと期待される一方、少子高齢化は進行し、過疎地域の人口減少も依然として続くと見込まれております。このような背景のもと、日本の食品業界を取り巻く競争は日々激化しております。 当社グループは、このような状況下においても持続的な企業価値の向上を目指すため、以下の課題に取り組んでまいります。 ①品質管理体制及び商品開発の強化 当社グループは、「食の総合企業」として、お客様に「プロの品質とプロの価格」で「安全・安心」な商品を安定して供給するべく取り組んでおります。これまでも、品質保証部による衛生管理体制の充実や、品質管理強化のため様々な施策を講じており、2025年7月末からは農産品の全輸入コンテナを対象とした残留農薬の自主検査を開始いたしました。引き続き、独自の厳しい品質保持システムをより一層強化するとともに、トレーサビリティーの構築に全力を挙げてまいります。 また、今後の更なる事業拡大に向け、商品開発体制及び生産能力の強化を推し進めてまいります。自社グループ工場では、積極的な設備投資を行い、生産能力の増強に加えて省人化等による効率化も行ってまいります。輸入商品におきましては、引き続き「世界の本物」をコンセプトとした魅力ある商品の充実を図ります。 このように、品質管理と商品開発の両面から商品の競争力をより高めてまいります。 ②サステナビリティに関する取り組みの強化 当社グループは、「製販一体のチームワークで世界中の人々に『おいしい』『わくわく』をお届けし、笑顔あふれる豊かなくらしに貢献します」という使命を掲げ、「食」を通じてお客様や社会の課題解決に取り組みます。 それらのため、当社グループだけではなく、サプライヤーやビジネスに関わる全てのパートナーとともに、サプライチェーン全体で人権の尊重、労働安全衛生、環境への配慮、腐敗防止に努め、対話と協働により持続可能なサプライチェーン構築を推進してまいります。 今後も全国の子ども食堂への支援や食品ロス問題、人権の尊重や気候変動問題等に対し積極的に取り組み、持続可能な社会の実現と当社グループの持続的成長を目指します。 ③人財の確保と人的資本に対する取り組みの強化 当社グループは、「食のインフラ企業」として、社会や皆様の生活にとってなくてはならない価値を創造することを目指しています。今後もオンリーワンの企業として成長し続けるため、当社グループの魅力を積極的に発信し、優秀な人財の確保に努めます。 また、性別や国籍にとらわれず、その能力や成果に応じた人員登用を行い、従業員一人ひとりのワークライフバランスを重視し、エンゲージメントの向上に努めてまいります。
事業等のリスク4,494字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、将来に関しての記載は、有価証券報告書提出日(2026年1月28日)現在において当社グループが判断したものであります。 (1)法的な規制等について 当社グループは、わが国においては食品安全基本法、食品衛生法、食品表示法、容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律、関税法、製造物責任法(PL法)、中小小売商業振興法等の法的規制の適用を受けております。 また、海外においても各国の法的規制の適用を受け遵守しております。当社グループとしては、法的手続きによる権利の保全にも万全を期しております。 しかし、今後当社グループに関する法的な制度変更等が発生した場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)商品の安全性について 当社グループは、業務スーパー事業を中心に現在約7,080アイテムの商品を扱っており、それらを業務スーパーで販売する他、外食・中食業態の展開も行っております。 昨今の食を取り巻く環境として、安全で安心して利用できる商品の供給はもちろん、それらの各種情報(アレルギーや産地等)の提供が強く求められています。 当社グループといたしましては、品質保証部を設け、商品の各種情報管理体制を強化するとともに、自社品質管理室での理化学検査や微生物検査等の各種検査で十分な品質管理体制を整えているものと認識しておりますが、今後予期せぬ事態が発生した場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)当社グループの事業を取り巻く外部環境について 当社グループはカテゴリーキラー(特定の商品分野のみを豊富に品揃えし、低価格で提供する小売店)としての特徴を有する店舗展開を進めており、業務用ユーザーをターゲットとしているため、景気動向、消費者に係る税制の変更、気象状況等の影響は受けるものの、一般的な小売業店舗との比較において、その影響度は少ないものと認識しております。 しかしながら、今後当社グループと同様に、カテゴリーキラーとしての特徴を有する企業が増加することにより、それらと競合関係が激しくなった場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)為替変動の影響について 当社グループは世界各国より輸入を行っておりますが、従前どおり商品を輸入する際は主に米ドル、ユーロにて決済しております。当社グループでは、為替ヘッジ等によるリスクヘッジを適時行っておりますが、急激な為替変動が起こった場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)不測の事態による仕入価格の変動等について 当社グループは、国内において家畜の生産、海外においては家畜の調達を行っており、鳥インフルエンザやBSE(牛海綿状脳症)、豚コレラ等の疾病が発生した場合、当社グループの仕入商品の一部について、急な代替品確保が困難になる可能性があります。 また、諸外国におけるカントリーリスク(政治・経済情勢、治安の悪化、戦争・暴動・テロやストライキ、自然災害等)によって、日本での輸入規制措置が講じられた場合も、当社グループの仕入商品の一部について、急な代替品確保が困難になる可能性があります。 その他、エネルギーコストの上昇、天候不順による農作物相場の変動、急激な為替変動等の影響やコンテナ不足による輸入商品の遅延等により、仕入商品の品薄状態が発生した場合、商品仕入価格が大幅に変動する可能性があります。価格優位性のある輸入商品は、容易に国内品に代えられない事が多く、結果として店舗での販売価格の上昇や欠品となる恐れがあり、このような状況が発生した場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)物流拠点が集中していることについて 当社グループの物流拠点は、輸入商品が荷受される神戸市、横浜市、仙台市、福岡市の4ヵ所、自社配送センターも神戸港に隣接した場所にあり、それぞれ関西、関東での直轄及び地方エリアへの物流拠点として、現在、十分にその機能を果たしております。 しかし、当該港湾が地震等の自然災害により崩壊等の被害やシステムの停止に陥った場合、近隣の港湾で緊急避難的に荷受することになるため、陸送や別の倉庫の手配等のコスト増が発生し、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)FC戦略について FC戦略が停滞する背景としては、既存店売上の伸び悩みによる出店意欲の後退が考えられます。売上に関する要因としては、取扱商品の商品力(価格・品質・利便性等)の低下、新規商品の導入の遅れ等が考えられ、当社での商品開発力並びに各協力工場への指導力の成果が問われることになります。 また、FC店舗は全て当社の認可により出店され、当社ではFC店舗間の競合が発生しないよう出店地域の調整を行っておりますが、今後のFC店舗の出店状況によっては、将来的に出店候補地が制限される可能性があります。 さらに、FC契約先には、現在、複数の店舗を出店している企業もあり、万一これらの企業が経営方針を変更する等の理由により、業務スーパー事業を縮小する等の状況になった場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)業務スーパーのブランドイメージが損なわれる恐れについて 業務マニュアルの整備及びFCの店舗への指導等の徹底により、店舗のオペレーションには万全を期しております。 しかしながら、当社グループの加盟店の中には当社を通じた仕入品以外の商品(青果・精肉・鮮魚・酒類等)を販売しているFC店舗があり、これらの商品の瑕疵を原因とした問題等が発生した場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)PB商品への依存度について 当社グループでは、売上総利益に占めるPB商品の割合が高い水準にあります。このため、今後何らかの要因により、PB商品の売上が減少した場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)当社グループの事業インフラである情報システムについて ソフトウェアの新規導入につきましては、厳重に再レビューを行っており、システムの導入前に欠陥を発見できる可能性が高いと考えております。 また、導入後に欠陥が発生した場合には、欠陥部分に関連した数値に差異が発生する可能性がありますが、整合性チェック等を行っており、欠陥そのものが継続することはありません。 ハードウェアに関しましては、物理的ダメージによる機能停止、故障によるデータの欠落が考えられます。物理的ダメージについてのインフラに関しましては、外部委託による24時間体制の監視を行っており、機能停止時には即座に担当者に連絡が入りますが、災害等によるものであれば、復旧までの間、機能停止することが考えられます。故障によるデータ欠落につきましては、ソフトウェア同様、整合性のチェックを行っておりますので、部品交換までの短期的なものであると考えております。 当社グループでは、ハードウェア(サーバー、UPS(無停電装置)、クライアント含む)、ソフトウェア、バックアップ、電源、回線につきまして冗長化を行い、2拠点でのデータ相互管理を行っており、災害時の機能停止のリスクは軽減できるものと考えております。 不正アクセスをはじめとしたサイバー攻撃対策としましては、外部セキュリティ専門事業者の指導・協力のもと、セキュリティ全般において強化対策を行っております。また、従業員に対しましても、標的型攻撃メールに対する訓練や情報セキュリティ対策研修を行っております。 このように情報システムについては十分な体制を構築しているものと認識しておりますが、想定外のシステム上のトラブルが発生した場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (11)新規事業について 当社グループは、「業務スーパー事業」において国内食品製造拠点を拡大し、「外食・中食事業」では各事業の多店舗化を図っております。また、「エコ再生エネルギー事業」では全国各地に太陽光発電を中心とした電力販売を行っております。それらに対する経営資源の集中と効率化により、競争力の強化・売上の拡大と収益率の向上を目指しております。 しかしながら、新規事業が想定どおりの成果を得られない場合や何らかの要因により想定外の問題等が発生した場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (12)有利子負債への依存について 当社グループは、2025年10月期末現在で30,134百万円の有利子負債残高(リース債務除く)を有しております。これらの資本を活用し、今後もM&A等への投資を行い、事業拡大を進めてまいります。 なお、当社は、既存の長期借入金については、固定金利で調達しており、将来の金利変動リスクをヘッジする施策を講じております。 しかしながら、将来において金利が急速かつ大幅に上昇した場合や、既存の固定金利借入の借り換え時の金利情勢によっては、資金調達コストの増加により、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (13)自然災害について 地震、風水害、火災、雪害による災害等が発生した場合、食品製造拠点や再生エネルギー事業の発電設備等が大きな被害を受け、その一部又は全部の操業が中断し、生産及び出荷、発電等に影響がでる可能性があります。また、物流に支障が生じた場合、店舗への配送が困難になることで経営成績に悪影響が及ぶ可能性があります。 (14)人材の確保及び育成について 当社グループにおいて、人材は最も重要な経営資源の一つであり、当社グループの業容及び収益の拡大のためには、経営人材、海外人材及び新規事業創出人材等の確保並びに育成が経営課題であると認識しております。 このため、当社グループでは「人財開発部」「総務部」が中心となり、働き方改革や職場環境の改善を図り、従業員満足度の向上に日々努めております。 しかしながら、このような人材を確保あるいは育成できない場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (15)海外事業について 当社グループは、中国・エジプト・ミャンマー・ベトナムにおいて現地法人を設立し、事業を展開しております。また、その他の国や地域に対しても商品の供給等を行っております。 しかしながら、各国・地域の政治・経済情勢、治安の悪化、戦争やストライキ等による社会的混乱、その他、法律等の変更・厳格化といった予期せぬリスクが発生し、事業が制限された場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,025字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国の状況は、雇用・所得環境の改善等による個人消費の持ち直し、インバウンド需要の堅調な推移等、景気は緩やかな回復基調を維持しております。 一方、地政学的リスクの長期化、不安定な為替の変動やエネルギーコストの高騰、関税措置など米国の今後の政策動向への懸念、継続的な物価上昇等、依然として先行き不透明な状況が続くものと予想されます。 食品スーパー業界におきましては、インフレによる消費者の節約志向の高まり、様々なコスト増加等、厳しい環境が続いております。 このような状況の中、当社グループは「食の製販一体体制」の更なる強化というグループ目標のもと、食品製造工場の生産能力の増強や積極的な商品開発を行い、当社グループ全体の競争力を高めてまいりました。 高品質で魅力のある商品をベストプライスで提供できる当社グループの強みをさらに磨くため、2025年7月末より農産品の全輸入コンテナを対象とした残留農薬の自主検査を開始いたしました。引き続き、高まる「食の安全・安心」への関心に応えるための取組みを強化してまいります。 この結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高551,701百万円(前年同期比8.6%増)、営業利益39,878百万円 (同16.1%増)、経常利益48,081百万円(同52.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益31,878百万円(同48.7%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (業務スーパー事業) 当連結会計年度における業務スーパー事業において、自社グループ工場で製造するオリジナル商品と、世界の本物をコンセプトにした自社直輸入品による、魅力あふれるPB商品等をベストプライスで販売する「業務スーパー」の出店状況は、出店49店舗、退店11店舗、純増38店舗の結果、総店舗数が1,122店舗となりました。 新規出店の内訳といたしましては、直轄エリア28店舗、地方エリア21店舗であります。営業年数が長くなり老朽化してきた店舗の移転等を積極的にFCオーナーに勧めており、FCオーナーの業績拡大に寄与しております。それにより、FCオーナーの出店意欲も引き続き旺盛であり、今後も継続的な新規出店を見込んでおります。 経営成績につきましては、不安定な為替の変動や物価上昇による仕入れコストの増加があったものの、価格戦略が功を奏したことや、「業務スーパー」の魅力であるPB商品が多くのメディアで取り上げられたことで、集客力の向上に繋がっております。 この結果、業務スーパー事業における当連結会計年度の売上高は530,509百万円(同8.5%増)となりました。 (外食・中食事業) 当連結会計年度における外食・中食事業において、日本最大級の大型バイキングチェーンである「神戸クック・ワールドビュッフェ」の出店状況は、出店3店舗、退店0店舗、純増3店舗の結果、総店舗数が19店舗となりました。厳選したお肉と店内手作りのデザートを心ゆくまで楽しめる焼肉オーダーバイキングである「プレミアムカルビ」は当連結会計年度における出退店がなく、総店舗数は前連結会計年度末と同じ22店舗となりました。また、日常の食卓代行をコンセプトとして店内手作り・価格等にこだわった惣菜店である「馳走菜」の出店状況は、出店21店舗、退店2店舗、純増19店舗の結果、総店舗数が149店舗となりました。 「神戸クック・ワールドビュッフェ」につきましては、世界各国の料理をお楽しみいただけるフェアを数か月ごとに開催し続け、お客様満足度の向上に努めたことで、引き続き女性客やファミリー層を中心にご愛顧いただいております。また、2025年1月に直営でオープンした小型店も好調に推移しており、既存の大型店舗に加え、小型店舗という選択肢を増やすことで、新たな出店の可能性を広げてまいります。 「プレミアムカルビ」につきましては、これまでのメディア紹介等をきっかけにお客様からの認知度が向上し、売上高の底上げに繋がりました。また、省人化の取組み等による店舗運営の改善を推し進めております。今後も多くのお客様にご満足いただけるサービスを提供し、ブランド力を強化してまいります。 「馳走菜」につきましては、効率的な調理オペレーションで価格優位性を維持しており、お客様のニーズをとらえたメニューの拡充に今後も取り組んでまいります。また、業務スーパー事業とのシナジー効果の高さから、FCオーナーの出店意欲も高まっており、順調な出店を背景に売上高を拡大しております。 この結果、外食・中食事業における当連結会計年度の売上高は16,474百万円(同16.4%増)となりました。 (エコ再生エネルギー事業) 当連結会計年度におけるエコ再生エネルギー事業において、稼働中の発電所と発電量は、太陽光発電所が19ヵ所で約81.0MW、木質バイオマス発電所が1ヵ所で約6.2MWとなっており、いずれも順調に稼働しております。引き続き、再生可能エネルギーを活用し、環境に配慮した安全・安心なエネルギーを供給してまいります。 この結果、エコ再生エネルギー事業における当連結会計年度の売上高は4,669百万円(同2.1%増)となりました。 ②財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末と比較して26,800百万円増加し、260,193百万円(前年同期比11.5%増)となりました。その主な要因は、流動資産の増加23,816百万円等であります。 流動資産は184,906百万円(同14.8%増)となり、変動の主な要因は、現金及び預金の増加23,722百万円等であります。 (負債) 当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末と比較して1,826百万円減少し、98,792百万円(同1.8%減)となりました。その主な要因は、流動負債の増加2,441百万円及び固定負債の減少4,268百万円等であります。 流動負債は59,370百万円(同4.3%増)となり、変動の主な要因は、未払法人税等の増加4,605百万円、買掛金の増加3,356百万円、短期借入金の減少3,750百万円及びその他(流動負債)の減少1,828百万円等であります。固定負債は39,421百万円(同9.8%減)となり、変動の主な要因は、長期借入金の減少3,115百万円及びその他(固定負債)の減少2,261百万円等であります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末と比較して28,626百万円増加し、161,400百万円(同21.6%増)となりました。その主な要因は、利益剰余金の増加26,784百万円等であります。 この結果、自己資本比率は前連結会計年度末と比べて5.1ポイント上昇し、60.5%となり、1株当たり純資産額は前連結会計年度の584円81銭に対し、709円80銭となりました。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末と比較して23,186百万円増加し、130,498百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金の増加は42,113百万円となり、前連結会計年度と比較して11,340百万円の収入の増加となりました。主な内訳は、税金等調整前当期純利益46,619百万円及び減価償却費6,551百万円、法人税等の支払額10,553百万円等であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金の減少は8,918百万円となり、前連結会計年度と比較して1,266百万円の支出の減少となりました。主な内訳は、有形固定資産の取得による支出9,079百万円及び補助金の受取額1,796百万円等であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金の減少は11,100百万円となり、前連結会計年度と比較して5,505百万円の支出の増加となりました。主な内訳は、長期借入金の返済による支出6,865百万円及び配当金の支払額5,094百万円等であります。 ④生産、受注及び販売の実績 イ 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年11月1日 至 2025年10月31日) 金額(百万円)   前年同期比(%) 業務スーパー事業   52,309   109.7 外食・中食事業   174   195.3 エコ再生エネルギー事業   3,313   104.3 その他   36   74.6 合計   55,834   109.5 (注)金額は株式会社神戸物産、神戸物産(安丘)食品有限公司、KOBE BUSSAN EGYPT Limited Partnership、KOBEBUSSAN MYANMAR CO., LTD.、株式会社オースターフーズ、株式会社ターメルトフーズ、秦食品株式会社、株式会社マスゼン、株式会社肉の太公、株式会社麦パン工房、宮城製粉株式会社、株式会社神戸物産エコグリーン北海道、株式会社グリーンポートリー、珈琲まめ工房株式会社、豊田乳業株式会社、関原酒造株式会社、菊川株式会社、株式会社朝びき若鶏、株式会社湘南アンレーヴ、上原食品工業株式会社における製造原価によります。 ロ 受注実績 当社グループは市場動向の予測に基づく見込生産を行っており、受注生産は行っておりません。 ハ 商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年11月1日 至 2025年10月31日) 金額(百万円)   前年同期比(%) 業務スーパーFC事業   411,301   106.2 業務スーパー直営小売事業   4,857   102.3 業務スーパー事業   416,158   106.1 外食・中食事業   11,119   119.8 エコ再生エネルギー事業   -   - その他   -   - 合計   427,278   106.5 (注)当連結会計年度における輸入実績は、90,571百万円であり、前年同期比96.8%であります。 ニ 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年11月1日 至 2025年10月31日) 金額(百万円)   前年同期比(%) 業務スーパーFC事業   524,320   108.5 業務スーパー直営小売事業   6,188   106.4 業務スーパー事業   530,509   108.5 外食・中食事業   16,474   116.4 エコ再生エネルギー事業   4,669   102.1 その他   48   86.0 合計   551,701   108.6 (注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当期販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2023年11月1日 至 2024年10月31日)   当連結会計年度 (自 2024年11月1日 至 2025年10月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 株式会社G-7スーパーマート   89,067   17.5   101,058   18.3 当連結会計年度における地域別FC店舗数は次のとおりであります。 業務スーパー   店舗数 直轄 エリア   北海道(37)   北海道(37) 関東(294)   埼玉県(68)千葉県(64)東京都(86)神奈川県(76) 関西(278)   滋賀県(19)京都府(42)大阪府(108)兵庫県(70)奈良県(20)和歌山県(19) 九州(104)   福岡県(47)佐賀県(7)長崎県(10)熊本県(17)大分県(9)宮崎県(8) 鹿児島県(6) 地方エリア(405)   青森県(12)岩手県(17)宮城県(11)秋田県(5)山形県(12)福島県(15) 茨城県(22)栃木県(21)群馬県(12)新潟県(23)富山県(7)石川県(9) 福井県(6)山梨県(8)長野県(15)岐阜県(8)静岡県(52)愛知県(34) 三重県(11)鳥取県(4)島根県(2)岡山県(19)広島県(36)山口県(9) 徳島県(2)香川県(13)愛媛県(8)高知県(3)沖縄県(8)兵庫県洲本市(1) 直営店(4)   神奈川県(1)大阪府(1)兵庫県(2) 合計   1,122店舗 神戸クック・ ワールドビュッフェ   店舗数 直轄 エリア   関西(4)   滋賀県(1)大阪府(2)奈良県(1) その他(5)   千葉県(1)福岡県(4) 地方エリア(8)   福島県(1)栃木県(1)群馬県(1)富山県(1)石川県(1)福井県(1) 岐阜県(1)静岡県(1) 直営店(2)   兵庫県(2) 合計   19店舗 馳走菜   店舗数 直轄 エリア   北海道(10)   北海道(10) 関東(21)   埼玉県(6)千葉県(6)東京都(2)神奈川県(7) 関西(47)   滋賀県(7)京都府(9)大阪府(14)兵庫県(10)奈良県(7) 九州(48)   福岡県(19)佐賀県(3)長崎県(6)熊本県(5)大分県(6)宮崎県(6) 鹿児島県(3) 地方エリア(18)   青森県(1)宮城県(5)新潟県(3)石川県(2)福井県(1)静岡県(1) 島根県(1)岡山県(1)山口県(1)愛媛県(2) 直営店(5)   神奈川県(2)大阪府(1)兵庫県(2) 合計   149店舗 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、本文における将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国で一般に公正妥当と認められている会計基準に従って作成しております。この連結財務諸表の作成にあたり、必要と思われる見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しているとおりであります。 ②財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討結果につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。また、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については「3 事業等のリスク」に記載しております。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析・検討内容は「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては次のとおりであります。 当社グループの運転資金需要のうち、主なものは商品仕入れのほか、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、食品製造工場や自社物流センター用地等への設備投資、M&A等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 短期運転資金は自己資金を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては金融機関からの長期借入を基本としております。また、多額な資金需要が発生した場合には、これらに加えエクイティファイナンス等による調達手段についても検討することとしております。

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