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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ツルハホールディングス

TSURUHA HOLDINGS INC.3391 · Prime · 小売業

北海道から九州までドラッグストアチェーンを展開する調剤併設型大手。地域密着で医薬品・日用品・化粧品を販売。

概要

ツルハホールディングスは、北海道旭川市で1929年に創業したドラッグストアチェーンを中核とする持株会社である。一般用医薬品・調剤・化粧品・日用品・食品を扱う直営店約5,676店舗(国内)を全国に展開し、2026年2月期の売上高は1兆4,506億円に達する。調剤薬局併設型店舗を強みとし、M&Aによる規模拡大とイオンとの資本提携を通じて業界再編の中心に位置する。

調剤併設とドミナント戦略

ツルハグループは調剤薬局併設型のドラッグストアを核に据え、地域密着型のドミナント展開を基本方針とする。2026年2月期末の国内直営店5,676店舗のうち、調剤薬局を併設する店舗は3,319店舗と半数以上を占める。北海道発祥でありながら、M&Aを通じて全国へエリアを拡大し、関東・中部・東北に厚い店舗網を持つ。新規出店よりも改装やスクラップ&ビルドを重視し、店舗網の「質」への転換を進めている。また、食品取り扱いを拡大するドラッグ&フード型店舗の展開を強化し、来店頻度と客数の向上を図っている。

M&Aによる全国拡大の軌跡

グループの規模拡大は積極的なM&Aが牽引してきた。2000年にドラッグトマト(岩手県)を皮切りに、リバース(川崎)、ポテトカンパニー(山形)、くすりの福太郎(千葉)、ウイング(札幌)、スパーク(愛知)、ウェルネス湖北(島根)、サクラドラッグ(東京)、ウエダ薬局(和歌山)、ハーティウォンツ(広島)、レデイ薬局(愛媛)、杏林堂(浜松)、ビー・アンド・ディー(愛知)、ドラッグイレブン(JR九州系)などを次々と子会社化した。これらの買収により、店舗数は2012年に1,000店、2022年には2,658店(統合前)に達し、2025年のウエルシアホールディングス子会社化を経て5,676店となった。

地域別の店舗構成と海外展開

2026年2月期末の国内店舗を地域別にみると、関東が1,826店で最も多く、中部854店、東北797店、近畿611店、中国544店、北海道453店、四国293店、九州・沖縄298店と続く。かつての地盤である北海道の比率は低下し、関東・中部・東北が売上の中心となっている。海外事業としては、2010年にタイのサハグループと業務提携し、2011年に合弁会社Tsuruha (Thailand)を設立、2012年にバンコクに海外1号店を出店した。2026年時点で海外店舗は35店舗を数え、ASEAN地域での基盤構築を次の成長課題としている。

グループ体制とイオンとの統合

当社は純粋持株会社であり、連結子会社28社が各地域で店舗運営を担う。主要子会社である㈱ツルハは北海道・東北を中心に、その他地域ごとに㈱くすりの福太郎、㈱ドラッグイレブン、㈱ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本などが分立する。商品調達とプライベートブランド開発は㈱ツルハグループマーチャンダイジングが統括する。2024年2月にイオンおよびウエルシアホールディングスと資本業務提携契約を締結し、2025年12月にウエルシアを子会社化、2026年1月にはイオンの子会社となった。これにより業界最大級のドラッグストアグループが形成され、商品政策やデータ基盤の統合が進む。

業界の中での役割はドラッグストア(調剤併設)の大手チェーン運営企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1.5兆円
営業利益
630億円
営業利益率
4.3%
純利益
427億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01ドラッグストア事業主力

一般用医薬品、調剤、化粧品、日用品、食品等を取り扱うドラッグストアをチェーン展開。グループの連結子会社28社が各地域で店舗運営。調剤併設により医療ニーズにも対応。

主な製品・サービス2
医薬品(OTC・調剤)
一般用医薬品の販売と処方箋調剤サービスを提供。
化粧品・日用品・食品
化粧品、洗剤、紙類、ペットフード、飲料等の生活関連商品を幅広く取り扱う。

製品と技術

医薬品販売と調剤併設の強み

グループの主力商品は一般用医薬品(OTC)と処方箋調剤である。調剤薬局併設型店舗を積極的に増やし、2026年2月期にはグループ全体で3,319店舗が調剤機能を持つ。高齢化の進展を背景に調剤需要は拡大しており、かかりつけ薬局としての機能強化やオンライン対応を進めている。一般用医薬品では、風邪薬・胃腸薬・外用鎮痛剤など幅広い品揃えを提供し、ドラッグストアとしての基本収益源としている。2027年2月期の重点方針では、調剤薬局の新規開設推進と既存店への調剤併設強化が掲げられている。

化粧品・日用品・食品の品揃え

医薬品以外にも、化粧品、洗剤・紙類などの日用品、飲料・ペットフード・加工食品などを取り扱い、ワンストップショッピングを実現している。食品分野の取り扱いを拡大する「ドラッグ&フード型店舗」を強化し、来店頻度と客単価の向上を図っている。化粧品では国内外のブランドを幅広く揃え、日用品ではナショナルブランドとプライベートブランドを併売している。これら生活関連商品の売上は全体の相当部分を占め、特に食品取り扱いの拡大がドラッグストアの市場規模拡大に寄与している。

プライベートブランドによる差別化

グループはプライベートブランド(PB)の拡販を通じて収益性向上を図っている。PBの開発・調達は㈱ツルハグループマーチャンダイジングが担当し、医薬品・日用品・化粧品など複数カテゴリで展開する。2027年2月期の重点方針では、ウエルシアとの経営統合を踏まえたPBの統合・再編に着手し、ナショナルブランドを含む商品政策と取引条件の共通化を進める。これにより調達効率と収益性の改善を目指す。また、電子棚札や業務スマホの導入など店舗作業の効率化も同時に推進し、省力化によるコスト削減も図っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

ドラッグストア業界で売上高国内首位級、内需依存で堅調

ツルハホールディングスは、ドラッグストア業界において売上高で国内首位級の規模を誇る。直近の売上高は1兆円超に達し、同業他社の光フードサービスやトライアルホールディングスと比較して著しく大きな市場シェアを持つ。業界内では、調剤併設型ドラッグストアとしての強みを活かし、ヘルスケア需要の拡大に対応している。一方、海外展開は限定的で、内需依存のビジネスモデルである。新規出店やM&Aによる成長戦略を推進し、国内市場でのプレゼンスを強化している。競争激化の中でも、規模の優位性を活かした仕入れ交渉力と店舗網が強みであり、今後も安定的な成長が見込まれる。

強み

  • 売上高1兆円超で、同業他社を圧倒する規模を誇り、仕入れ交渉力やブランド力で優位に立つ。
  • 調剤薬局を併設した店舗が多く、医療・ヘルスケア需要を取り込み、顧客の囲い込みに成功。
  • 全国に多数の店舗を展開し、地域密着型のサービス提供により顧客基盤を拡大。
  • 営業利益率4%台を維持し、規模の経済と効率的な店舗運営で安定した収益を確保。

課題

  • 海外展開が限定的で、国内市場の伸び悩みや人口減少の影響を直接受けやすい。
  • 同業他社のトライアルのような低価格戦略や、ネット通販の台頭で競争が激化。
  • 店舗拡大に伴い薬剤師やスタッフの確保が課題で、人件費上昇が収益を圧迫する可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がツルハホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13099三越伊勢丹ホールディングス1.2兆円15.5倍
27453良品計画1.2兆円37.9倍
33088マツキヨココカラ&カンパニー1.1兆円18.4倍
49024西武ホールディングス1.1兆円22.8倍
59005東急1.0兆円10.8倍
63391ツルハホールディングス1.0兆円15.5倍
73092ZOZO1.0兆円20.9倍
89023東京地下鉄8,625億円14.6倍
92212山崎製パン8,402億円17.9倍
103038神戸物産7,690億円18.3倍
113086J.フロント リテイリング7,553億円24.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 54件

1929年旭川での創業から法人化へ

1929年5月、北海道旭川市において「鶴羽薬師堂」として医薬品等の小売販売業を創業した。1956年8月に屋号を「ツルハ薬局」に変更し、1963年6月に株式会社ツルハ薬局(後のツルハホールディングス)を設立した。戦後復興期の北海道で地域に根ざした薬局として成長し、小売事業を基盤に据えた。1975年には卸売事業と経営指導を目的とする子会社㈱クスリのツルハコントロールセンター(現㈱ツルハ)を設立し、チェーン運営の基盤を整えた。

チェーン展開とPOS・EOS導入

1980年代に入り店舗数が急増し、1985年3月に50店舗、1989年7月に100店舗を達成した。1987年3月には発注業務の合理化のためEOS(オンライン受発注システム)を全店に導入し、1989年7月にはPOS(販売時点情報管理)レジを全店に導入した。これにより在庫管理と販売分析の精度を向上させ、チェーンオペレーションの効率化を実現した。1991年7月には小売営業の全部を子会社のクスリのツルハコントロールセンターに譲渡し、自社は保険代理業に専念する定款変更を行った。

ホールディングス化と株式上場

1991年8月、クスリのツルハコントロールセンターが商号を㈱ツルハに変更し、本社を札幌市東区に移転した。1993年2月に存続会社は㈱クレーン商事に商号変更したのち、1995年1月にジャスコ(現イオン)と業務・資本提携を結んだ。1998年6月に㈱ツルハが日本証券業協会に店頭登録、2001年2月に東証第二部上場、2002年5月に第一部指定を受けた。2005年6月に株式交換により㈱ツルハを完全子会社化し、同年8月に㈱ツルハホールディングスに商号変更、同年11月に東証に上場した。

全国M&Aで店舗網を急拡大した2000年代

2000年代に入り、ツルハはM&Aによりエリアを急速に拡大した。2000年11月にドラッグトマト(岩手)、2001年11月にリバース(川崎)、2002年6月にポテトカンパニー(山形)を相次いで子会社化し、東北・関東へ進出した。2003年と2004年にはこれらを吸収合併し、統合効果を高めた。2006年12月にはくすりの福太郎(千葉)と業務資本提携、2007年5月に完全子会社化。2008年にはウイング(札幌)とスパーク(愛知)、2009年にウェルネス湖北(島根)、2010年にサクラドラッグ(東京)を子会社化した。2012年4月にグループ店舗数1,000店を達成した。

西日本・中部への拡大と統合の完了

2010年代後半もM&Aは継続した。2013年にウエダ薬局(和歌山)とハーティウォンツ(広島)を子会社化し、西日本へ本格進出。2015年にはハーティウォンツがウェルネス湖北を吸収合併し、ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本に改組した。同年、フジ・レデイ薬局との資本業務提携を経てレデイ薬局(愛媛)を子会社化、四国に拠点を築いた。2017年に杏林堂(浜松)、2018年にビー・アンド・ディー(愛知)を子会社化し、中部のプレゼンスを高めた。2020年にはJR九州ドラッグイレブンを子会社化し、九州・沖縄でのFC展開も始めた。2024年5月にツルハがビー・アンド・ディーを吸収合併した。

イオンとウエルシアとの経営統合

2024年2月、ツルハホールディングスはイオンおよびウエルシアホールディングスとの間で資本業務提携契約を締結した。2025年4月に最終契約を締結し、同年12月1日付でウエルシアホールディングスを子会社化、2026年1月にはイオンの子会社となった。これにより、ツルハグループはイオン傘下のドラッグストア連合の中核に位置づけられ、ウエルシアとの間で商品政策やマーチャンダイジングの統一、データ基盤の統合、共同配送の開始などシナジー創出が進められている。2027年2月期の連結業績予想は売上高2兆5,550億円、営業利益994億円とされる。

年表54件を開く

1920年代

  • 1929年5月創業医薬品等の小売販売業を目的として北海道旭川市に鶴羽薬師堂創業

1950年代

  • 1956年8月ツルハ薬局に屋号変更

1960年代

  • 1963年6月株式会社に組織変更 北海道旭川市に㈱ツルハ薬局(現社名 ㈱ツルハホールディングス)を設立

1970年代

  • 1975年5月㈱ツルハが薬局・薬店への経営指導、医薬品等の卸売事業ならびに医薬品等の小売販売業を目的として、㈱クスリのツルハコントロールセンター(資本金2百万円、現㈱ツルハ)を北海道旭川市4条通17丁目に設立

1980年代

  • 1985年3月㈱ツルハが店舗数50店となる
  • 1987年3月㈱ツルハが発注業務の合理化を図るため、EOS(オンライン受発注システム)を全店開始
  • 1989年7月㈱ツルハが全店舗にPOS(販売時点情報管理システム)レジを導入し、業務の合理化を図る ㈱ツルハが店舗数100店となる

1990年代

  • 1991年7月営業の全部を㈱クスリのツルハコントロールセンター(現社名 ㈱ツルハ)に譲渡 事業目的を保険代理業に定款変更
  • 1991年8月商号変更㈱クスリのツルハコントロールセンターが商号を㈱ツルハに変更
  • 1991年8月㈱ツルハが本社を札幌市東区北24条東20丁目に移転
  • 1993年2月商号変更㈱クレーン商事に商号変更
  • 1995年1月㈱ツルハがジャスコ㈱(現イオン㈱)(千葉市美浜区)と業務・資本提携契約を締結
  • 1998年6月㈱ツルハが日本証券業協会に株式を店頭登録

2000年代

  • 2000年11月M&A㈱ツルハが㈱ドラッグトマト(岩手県盛岡市)の全株式を取得し子会社化
  • 2001年2月上場㈱ツルハが東京証券取引所市場第二部に上場
  • 2001年11月M&A㈱ツルハが㈱リバース(川崎市幸区)の全株式を取得し、子会社化
  • 2002年5月㈱ツルハが東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
  • 2002年6月M&A㈱ツルハが㈱ポテトカンパニー(山形県山形市)の全株式を取得し、子会社化
  • 2003年5月M&A㈱ツルハが子会社㈱ドラッグトマトを吸収合併
  • 2004年2月札幌市東区に本店を移転
  • 2004年3月M&A㈱ツルハが子会社㈱ポテトカンパニーを吸収合併
  • 2005年6月M&A株式交換により㈱ツルハを当社の完全子会社とする株式交換契約を締結
  • 2005年8月商号変更㈱ツルハホールディングスに商号変更
  • 2005年11月上場東京証券取引所に上場
  • 2006年8月ツルハグループが店舗数500店となる
  • 2006年12月㈱くすりの福太郎(千葉県鎌ヶ谷市)との業務資本提携契約を締結
  • 2007年5月M&A株式交換により㈱くすりの福太郎を当社の完全子会社とする株式交換契約を締結
  • 2008年4月M&A㈱ウイング(札幌市北区)を子会社化
  • 2008年7月M&A㈱スパーク(愛知県春日井市)を子会社化
  • 2009年2月M&A㈱ウェルネス湖北(島根県松江市)を子会社化

2010年代

  • 2010年7月M&A㈱サクラドラッグ(東京都中央区)を子会社化
  • 2010年10月タイ国サハグループと業務提携およびタイ駐在事務所開設
  • 2011年5月M&A㈱ツルハが㈱サクラドラッグを吸収合併
  • 2011年12月タイ国サハグループとの合弁会社Tsuruha(Thailand)Co.,Ltd.設立
  • 2012年4月ツルハグループが店舗数1,000店となる
  • 2012年7月ツルハグループ海外1号店となるツルハドラッグゲートウェイ・エカマイ店をタイ・バンコクに出店
  • 2013年8月M&A㈱ウエダ薬局(和歌山県海南市)を子会社化
  • 2013年11月M&A㈱ツルハが㈱ウエダ薬局を吸収合併
  • 2013年12月M&A㈱ハーティウォンツ(広島市中区)を子会社化
  • 2015年4月㈱フジ・㈱レデイ薬局と資本業務提携を締結
  • 2015年8月M&A㈱ハーティウォンツが㈱ウェルネス湖北を吸収合併し、社名を㈱ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本に商号変更
  • 2015年10月M&A㈱レデイ薬局(愛媛県松山市)を子会社化
  • 2016年5月M&A㈱ツルハグループマーチャンダイジングが㈱ウイング・㈱ツルハeコマースを吸収合併
  • 2017年9月M&A㈱杏林堂グループ・ホールディングス(浜松市中央区)を子会社化
  • 2018年5月M&A㈱ビー・アンド・ディーホールディングス(㈱ビー・アンド・ディー)(愛知県春日井市)を子会社化
  • 2019年3月金秀商事㈱(沖縄県)とのFC契約により沖縄県浦添市に「ツルハドラッグ宮城店」をオープン

2020年代

  • 2020年5月M&AJR九州ドラッグイレブン㈱(現:㈱ドラッグイレブン)を子会社化
  • 2021年8月監査等委員会設置会社へ移行
  • 2022年4月東京証券取引所プライム市場に移行
  • 2024年2月イオン㈱、ウエルシアホールディングス㈱(東京都千代田区)との資本業務提携契約を締結
  • 2024年5月M&A㈱ツルハが㈱ビー・アンド・ディーを吸収合併
  • 2025年4月イオン㈱、ウエルシアホールディングス㈱との資本業務提携に係る最終契約を締結
  • 2025年12月M&Aウエルシアホールディングス㈱を子会社化
  • 2026年1月イオン㈱の子会社となる

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 期末店舗数2027年2月期まで5,713店舗
  • 売上高2027年2月期まで2兆5,550億円
  • 営業利益2027年2月期まで994億円
  • 経常利益2027年2月期まで981億円
  • 当期純利益2027年2月期まで415億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    収益性重視の店舗展開戦略

    新規出店中心から改装やスクラップ&ビルドへ転換し、店舗網の質を向上。ドラッグ&フード型店舗を強化して来店頻度と客数を増やす。

  2. 02

    調剤薬局の新規開設と機能向上

    ドラッグストアへの調剤併設を強化し、オンライン対応やかかりつけ機能を高めて新しい薬局利用を提案する。

  3. 03

    プライベートブランドで競争力向上

    PBの統合・再編、NB含む商品政策の共通化で調達効率と収益性を改善。一部エリアで共同配送を開始する。

  4. 04

    デジタル戦略とIT基盤強化

    顧客ID・データの統合、電子棚札・業務スマホ導入で店舗作業を効率化。接客・対人サービスへリソースを再配分する。

  5. 05

    海外事業の基盤構築

    ASEAN地域で現地人材・外部パートナー活用と社内育成で本部機能を強化。ガバナンス・リスク管理体制を整備する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 11期分

グループ全体で27,681人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は744万円で、10期前と比べて+34.8%平均年齢は44.0歳、平均勤続年数は18.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年5月5,939
2017年5月6,371
2018年5月7,934
2019年5月55244.015.08,834
2020年5月66744.015.09,271
2021年5月65444.016.010,810
2022年5月63845.017.011,169
2023年5月73246.018.011,298
2024年5月69645.017.011,620
2025年2月60446.020.011,298335
2026年2月74444.018.027,681228

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率16.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)63.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社31(国内 30 / 海外 1、うち連結子会社 16) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社(札幌市東区)ほか7,581百万円
主な関係会社
  • 国内
    イオン㈱(注)1
    千葉市 美浜区 · その他の関係会社
    議決権50.3%
  • 国内
    ㈱ツルハ(注)4.7
    札幌市東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱くすりの福太郎
    千葉県 鎌ヶ谷市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本(注)5
    広島市 西区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱レデイ薬局
    愛媛県 松山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱杏林堂グループ・ホールディングス
    浜松市 中央区 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    ㈱杏林堂薬局(注)3
    浜松市 中央区 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    ㈱ドラッグイレブン
    福岡県 大野城市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ツルハグループマーチャンダイジング
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ツルハフィナンシャルサービス
    札幌市東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ツルハ酒類販売(注)2
    札幌市東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ウエルシアホールディングス㈱(注)7
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社19社を開く
  • ウエルシア薬局㈱(注)6.7.9東京都 千代田区100%
  • ウエルシア介護サービス㈱(注)9茨城県 つくば市100%
  • シミズ薬品㈱(注)9京都市 下京区100%
  • ㈱丸大サクラヰ薬局(注)9青森県 青森市100%
  • ㈱MASAYA(注)9岡山市北区100%
  • ㈱よどや高知県 高知市50%
  • ㈱クスリのマルエ(注)9群馬県 前橋市100%
  • ㈱ププレひまわり広島県 福山市51%
  • ㈱コクミン(注)9大阪市 住之江区100%
  • ㈱フレンチ(注)9大阪市 住之江区100%
  • ㈱ふく薬品沖縄県 那覇市54%
  • ㈱エクスチェンジ(注)9東京都港区100%
  • ㈱エクスチェンジソリューションズ(注)9東京都港区100%
  • ㈱エクスチェンジクリエイティブ(注)9東京都港区100%
  • ㈱ウェルパーク(注)9東京都 立川市100%
  • ウエルシアパートナーズ㈱(注)9東京都 豊島区100%
  • WELCIA SINGAPORE PTE. LTD. (注)7.9シンガポール共和国100%
  • イオンレーヴコスメ㈱千葉市 美浜区30%
  • イオンウエルシア九州㈱福岡市 東区49%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は1.5兆円営業利益630億円前期と比べると増収増益で、売上が+71.5%、利益が+66.2%。

売上高
+71.5%
1.5兆円
営業利益
+66.2%
630億円
純利益
+148.3%
427億円
営業利益率
4.3%
前期比 -0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高2.6兆円1.5兆円
営業利益994億円630億円
純利益415億円427億円
1株あたり配当¥48¥48

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は6,369億円、営業利益は242億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+145.2%、営業利益は+71.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q2,4731305.371
2023年4Q2,38736
2024年1Q2,5981415.483
2024年2Q2,5591305.178
2024年3Q2,5841325.175
2024年4Q2,534−19
2025年2Q5,3632685.084
2026年2Q5,5782845.1204
2026年4Q8,9283463.9223
2027年1Q6,3692423.8135

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年5月期からの15期で、売上は3,210億円から1.5兆円へ4.5倍に増えた。直近期の営業利益率は4.3%。

決算期売上高兆円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年5月0.32199106
㈱ウエダ薬局(和歌山県海南市)を子会社化
2013年5月0.34238135
2014年5月0.39253146
㈱ハーティウォンツが㈱ウェルネス湖北を吸収合併し、社名を㈱ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本に商号変更
2015年5月0.44280172
㈱ツルハグループマーチャンダイジングが㈱ウイング・㈱ツルハeコマースを吸収合併
2016年5月0.53326193
㈱杏林堂グループ・ホールディングス(浜松市中央区)を子会社化
2017年5月0.58368232
㈱ビー・アンド・ディーホールディングス(㈱ビー・アンド・ディー)(愛知県春日井市)を子会社化
2018年5月0.67416248
2019年5月0.78433248
JR九州ドラッグイレブン㈱(現:㈱ドラッグイレブン)を子会社化
2020年5月0.84463279
2021年5月0.92477263
2022年5月0.92401214
2023年5月0.97457253
㈱ツルハが㈱ビー・アンド・ディーを吸収合併
2024年5月1.03475217
ウエルシアホールディングス㈱を子会社化
2025年2月0.853793784.5172
2026年2月1.456306314.3427

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高1.5兆円のうち、営業利益として残るのは630億円4.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は427億円、売上の2.9%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金69.4%1.0兆円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金26.3%3,810億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.3%630億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
30.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.7pt
4.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.5pt
2.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.2pt
7.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2026年2月期は営業CFが846億円、投資CFが−198億円で、差し引きのフリーCFは648億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は2,013億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年5月4−10−19−6331
2013年5月141−189−18−48266
2014年5月137−44−8693273
2015年5月238−135−76103299
2016年5月491−68−30423693
2017年5月37−244−62−207425
2018年5月272−170−85102441
2019年5月337−250−9187437
2020年5月406−169−105237569
2021年5月765−3021324631,164
2022年5月358−28431741,269
2023年5月8−298−190−290789
2024年5月520−361−363159586
2025年2月646−197−109449926
2026年2月846−198−3906482,013

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2026年2月期の総資産は1.6兆円。このうち返さなくてよい自己資本が8,957億円で、自己資本比率は53.1%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年5月0.1488454361.6
2013年5月0.161,04158663.7
2014年5月0.191,20173460.2
2015年5月0.211,31882161.3
2016年5月0.291,5531,38251.6
2017年5月0.281,7031,11758.8
2018年5月0.342,0401,33756.5
2019年5月0.372,2021,52155.0
2020年5月0.412,5091,63156.4
2021年5月0.542,7652,60547.1
2022年5月0.562,8402,78445.9
2023年5月0.543,0412,35751.2
2024年5月0.553,0532,44350.9
2025年2月0.583,0642,77048.2
2026年2月1.658,9577,52353.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
2,021億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
2,634億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
7,523億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
74
/ 100
安定性自己資本比率35 / 40
収益力営業利益率9 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率322社中2位あたり、逆に低いのはROE322社中178位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.4%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.3%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
53.1%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
71.5%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.1%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,228.5で、1年前と比べて-3.0%過去52週の値幅のなかでは31%の位置にある。

¥2,228.5-1.1%1ヶ月-5.7%1年-3.0%時価総額1.0兆円
過去52週の値幅
安値¥1,889高値¥2,993

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.5倍
PER (会社予想)24.3倍
PBR1.15倍
配当利回り2.15%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で+1.67%と小幅上昇。25日線(2413.22円)付近で推移し、75日線(2186.14円)は上回るが、200日線(2410.35円)とほぼ同水準。52週高値2993円からは-19.7%、安値1889円からは+27.3%とレンジ内。RSIは46.3で中立。出来高は7月9日の725万股が突出しており、それ以外は落ち着いている。株式分割後の需給調整が続いているとみられ、方向性は不明瞭。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 30/100)

PERは16.55倍と業界平均40.19倍を大きく下回るが、予想PERは26倍と大幅に悪化する見通し。PBRは1.23倍で平均3.06倍を下回り割安感があるが、ROE7.4%は低水準。配当利回り2.01%は平均12.61%を大幅に下回り、配当性向224.95%と過剰配当の懸念。同業界平均と比べ配当の魅力が乏しく、今後の業績悪化を考慮すると割高と判断する。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.5倍39.6倍
PER (予想)24.3倍
PBR1.15倍2.44倍
ROE7.4%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

ドラッグストア市場の成長と調剤需要の拡大を追い風に、規模拡大を進める強気派と、競争激化や出店効果の減衰、過剰出店を懸念する弱気派が対立。収益性の改善と特定地域への依存度が焦点。

プラスに働く材料7
  • 市場成長

    高齢化でヘルスケア需要が増加し、業界全体が拡大。

  • 規模の優位

    売上1兆円超で仕入れ力が強く、コスト競争力がある。

  • 調剤強み

    調剤併設で医療連携を強化し、顧客固定化を図る。

  • 売上高が前期比71.5%増通年影響

    売上高は8,456億円から14,506億円へ増加。

  • 営業利益が630億円へ66%増益通年影響

    営業利益は379億円から630億円へ増加。

  • 純利益が427億円へ約2.5倍通年影響

    純利益は172億円から427億円へ増加。

  • 配当利回り1.99%を確保継続影響

    配当利回り1.99%。

マイナスに働く材料6
  • 競争過熱

    他社との出店競争で、既存店の売上減少リスク。

  • 収益性

    営業利益率4%台と低く、規模の効果が出にくい。

  • 地域依存

    北海道への依存が高く、地域情勢に業績が左右される。

  • 予想PER26.3倍と利益減少懸念決算発表後影響

    当期PER16.75倍、予想PER26.3倍。

  • 営業利益率が0.14ポイント悪化通年影響

    営業利益率4.48%から4.34%へ低下。

  • 純利益の変動が大きい不定影響

    純利益は217億円、172億円、427億円。

次の決算で確かめる点
既存店売上高成長率
出店以外の成長力を測る重要な指標。
調剤併設比率
高収益な調剤事業の拡大度を示す。
営業利益率
低収益体質の改善が焦点。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり48で、前期から6.9%いまの株価に対する利回りは2.15%。

年間配当
¥48
1株あたり
配当利回り
2.15%
いまの株価に対して
配当性向
224.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年5月2853.2
2018年5月294.340.3
2019年5月301.436.5
2020年5月3312.856.8
2021年5月330.054.6
2022年5月330.062.0
2023年5月5255.7107.3
2024年5月532.791.4
2025年2月530.080.6
2026年2月50−6.9224.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥48

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ111,170人。区分でいちばん多いのは事業法人52.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が67.3%を占め、残る32.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年5月%2022年5月%2023年5月%2024年5月%2025年2月%2026年2月%
事業法人14.314.514.921.121.152.0
個人・その他21.424.526.123.623.717.1
金融機関17.318.216.517.817.915.2
外国法人44.637.640.529.327.614.2
証券会社2.45.22.18.39.61.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.0
自己株式1.81.81.81.81.80.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01イオン株式会社50.33
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.82
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.48
04鶴羽 樹1.56
05JP MORGAN CHASE BANK 385864(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.11
06ウエルシアホールディングス従業員持株会1.11
07鶴羽 暁子0.99
08JPモルガン証券株式会社0.93
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.92
10JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.85

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-08-07
    ティー・ロウ・プライス・ジャパン株式会社
    変更報告
    5.52%
  • 2026-07-23
    ティー・ロウ・プライス・ジャパン株式会社
    新規の大量保有報告
    0.22%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で−36%、1株純資産は15期で+3%。直近期のROEは7.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年5月2251,86812.710.378.4
2013年5月2842,17614.116.049.2
2014年5月3052,43613.216.643.7
2015年5月3622,76613.925.353.1
2016年5月4063,17113.727.437.5
2017年5月4853,45214.823.653.2
2018年5月5153,95913.932.040.3
2019年5月5144,23812.517.636.5
2020年5月5774,82112.724.856.8
2021年5月5425,21110.823.854.6
2022年5月881,0638.415.162.0
2023年5月1041,1389.417.4107.3
2024年5月891,1507.821.791.4
2025年2月711,1566.125.980.6
2026年2月1451,9327.418.2224.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/2期の役員報酬は総額279百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約14倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
鶴羽順代表取締役社長52636,000
桐澤英明取締役5218,000
村上正一取締役5929,000
八幡政浩取締役5742,000
遠山和登取締役6224,000
田中若菜取締役51
奥野宏取締役63
浅田龍一取締役(監査等委員)66
佐藤はるみ取締役(監査等委員)713,000
岡崎拓也取締役(監査等委員)48
中山泰男取締役(監査等委員)73
小橋義浩取締役5923,000
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢
吉田昭夫取締役66
玉置寿子取締役(監査等委員)63

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)2719935206103
社外取締役6606010
取締役(社内)1131313

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容177字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社28社、非連結子会社5社及び関連会社2社により構成されております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題1,269字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 ドラッグストア業界におきましては、店舗数の増加に伴う競争環境の激化や、商圏環境の変化などにより、事業環境は引き続き厳しさを伴って推移しております。また、業界内外での再編や業種・業態を越えた連携の進展により、競争の質が高度化しております。一方で、高齢化の進展を背景とした調剤分野の需要の取り込みや、食品分野の取り扱い拡大等を通じて、ドラッグストアの提供領域は広がっており、市場規模は引き続き拡大傾向にあります。 このような状況のなかで、当社は2025年12月1日にウエルシアホールディングス株式会社およびイオン株式会社との経営統合を経て、組織体制の整備を進めるとともに、商品政策(プライベートブランドおよびナショナルブランド)やマーチャンダイジングの統一に向けた連携を強化し、データ活用の基盤整備、店舗開発機能の連携等を通じて、シナジー創出に向けた取り組みを進めております。 2027年2月期の重点方針は次のとおりです。 ①収益性を重視した店舗展開戦略 ・新規出店中心から改装・スクラップ&ビルド重視へ転換し、店舗網の「数」から「質」への転換を進める ・ドラッグ&フード型店舗の展開を強化し、来店頻度・客数の向上を図る ②調剤薬局の新規開設推進と機能向上 ・ドラッグストアへの調剤併設強化を図る ・オンライン対応やかかりつけ機能強化による新しい薬局利用の提案を進める ③プライベートブランドを通じた企業価値・競争力向上 ・プライベートブランドの統合・再編に着手 ・ナショナルブランドを含む商品政策・取引条件の整理・共通化を進め、調達効率と収益性の改善を図る ・一部エリアでの共同配送を開始 ④デジタル戦略の推進とIT基盤の強化 ・グループ横断でのデータ活用に向けた、顧客IDおよび顧客データの統合を進める ・電子棚札、インカム、業務スマホ導入等による店舗作業の効率化を推進 ・店舗・調剤オペレーションの効率化を進め、接客・対人サービスへのリソース再配分を推進 ⑤海外事業の基盤構築 ・ASEAN地域における事業基盤構築に向け、本部機能の強化の為、現地人材・外部パートナーの活用に加えて、社内育成や教育体制の整備を図る ・ガバナンス・リスク管理体制の整備 2027年2月期は、新規出店154店舗、閉店117店舗、期末店舗数5,713店舗を計画しております。 以上により、2027年2月期の連結業績予想といたしましては、売上高2兆5,550億円、営業利益994億円、経常利益981億円、親会社株主に帰属する当期純利益415億円を見込んでおります。 また、当社は2025年12月1日にウエルシアホールディングス株式会社およびイオン株式会社との経営統合を経て、組織体制の整備を進めるとともに、商品政策(プライベートブランドおよびナショナルブランド)やマーチャンダイジングの統一に向けた連携を強化し、データ活用の基盤整備、店舗開発機能の連携等を通じて、シナジー創出に向けた取り組みを進めてまいります。
事業等のリスク2,176字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、財政状態および投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項は、以下のようなものがあります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 1)持株会社としてのリスク グループ各社の経営変動リスクについて グループ各社の諸要因に基づく業績の急激な変動が、当社の業績に影響を与える可能性があります。 のれんの減損リスクについて のれんは、各連結子会社の将来の超過収益力の下落に起因する潜在的な減損のリスクにさらされており、減損損失が計上された場合、連結財務諸表に対して重要な影響を生じさせる可能性があります。 各連結子会社別ののれんの残高については「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ①財政状態の分析 (固定資産)」に記載しております。 2)法的規制について ①「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(以下、「医薬品医療機器等法」という。)」等による規制について 当社グループは、「医薬品医療機器等法」上の医薬品等を販売するにあたり、各都道府県の許可・登録・指定・免許および届出を必要としております。また、食品、たばこ、酒類等の販売については、食品衛生法等それぞれ関係法令に基づき、所轄官公庁の許可・免許・登録等を必要としております。今後当該法令等の改正により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②出店に関する規制等について 「大規模小売店舗立地法」(以下、「大店立地法」という)においては、売場面積が1,000㎡を超える新規出店および既存店の変更について、都道府県知事(政令指定都市においては市長)に届出が義務付けられており、騒音、交通渋滞およびごみ処理等地域への生活環境への配慮が審査事項となります。 従いまして、上記法的規制により計画どおりの新規出店および既存店の増床等ができない場合は、当社グループの出店政策に影響を及ぼす可能性があります。 3)資格者確保について 医薬品医療機器等法や薬剤師法の規定により薬剤師または医薬品登録販売者の配置が義務づけられております。医薬品の販売に伴いこれら有資格者を確保することは営業政策上重要な要件となります。 これら有資格者の確保が十分にできない場合には、当社グループの出店政策に影響を及ぼす可能性があります。 4)人材について 代表取締役をはじめとする取締役および執行役員は、当社グループの経営において重要な役割を果たしております。これら取締役および執行役員が業務執行できない事態が発生した場合、業績に影響を及ぼす場合があります。 5)調剤業務について 当社グループは、グループ調剤薬事部を主管部署とする薬剤師の専門的な知識の習得、スキルアップなどに積極的に取り組んでおります。また、当社グループは、調剤過誤を防止すべく調剤過誤防止システムを導入し、服薬指導時における薬品名・用量確認など細心の注意を払って調剤業務を行っております。また、万一に備え、調剤薬局全店舗において「薬剤師賠償責任保険」に加入しております。しかしながら、調剤薬の欠陥・調剤過誤などにより訴訟を受けることがあった場合、社会的信用を損なうなどの理由により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 6)出店政策について 当社グループは、地域での知名度向上による占有率向上および管理コストの抑制等を目的とするドミナント戦略をとっております。今後の店舗展開において、出店場所が十分に確保できない場合や、ドミナント形成に時間を要する場合には、店舗の収益が悪化し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 7)情報システム・個人情報保護について 当社グループは、ポイントカードシステムの運用に伴う顧客情報、調剤業務に伴う患者情報等を保持しており、これら情報の中には顧客または患者個人のプライバシーに関わるものが含まれております。これらの情報の取扱いについては情報管理者により、情報の利用・保管等に関する社内ルールを設け、その管理については万全を期してはおりますが、コンピュータの不具合やサイバー攻撃等の犯罪行為によるインシデントがあった場合、社会的信用を損なうなどの理由により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 8)自然災害等について 当社グループの本社、店舗、物流センター等所在地域において、大規模な地震等自然災害や、予期せぬ事故等により、当社グループの設備に損害や、従業員等の人的被害が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 9)気候変動リスクについて 世界的な気候変動により、政府の環境規制強化に伴う炭素税の導入や、再生可能エネルギー需要の増加による価格上昇等の費用の増加、世界規模での地球温暖化対策が講じられることによる資源調達費用の増加等が発生する可能性があります。 なお、当社グループはTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)による提言に賛同し、気候変動によるリスクを全社リスクの一つとして管理しております。
経営成績の分析 (MD&A)8,143字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況 当社は決算期変更に伴い、前連結会計年度(2024年5月16日~2025年2月28日)は9.5ヶ月の変則決算となっております。このため、前連結会計年度との比較は行っておりません。 ドラッグストア業界におきましては、店舗数の増加に伴う競争環境の激化や、商圏環境の変化などにより、事業環境は引き続き厳しさを伴って推移しております。また、業界内外での再編や業種・業態を越えた連携の進展により、競争の質が高度化しております。一方で、高齢化の進展を背景とした調剤分野の需要の取り込みや、食品分野の取り扱い拡大等を通じて、ドラッグストアの提供領域は広がっており、市場規模は引き続き拡大傾向にあります。 このような状況のもと、当社グループでは、調剤併設の推進、プライベートブランドの拡販ならびに販管費の適正なコントロール等により、収益性と競争力の向上に取り組んでまいりました。 また、当社は2025年12月1日にウエルシアホールディングス株式会社およびイオン株式会社との経営統合を経て、組織体制の整備を進めるとともに、商品政策(プライベートブランドおよびナショナルブランド)やマーチャンダイジングの統一に向けた連携を強化し、データ活用の基盤整備、店舗開発機能の連携等を通じて、シナジー創出に向けた取り組みを進めております。 店舗展開につきましては、既存エリアのさらなるドミナント強化を基本方針とし、出店の質を重視した店舗開発を進めてまいりました。また、既存店舗の競争力向上を図るため、改装を積極的に実施するとともに、不採算店舗の見直しを進めております。その結果、当連結会計年度において新規出店117店舗、閉店90店舗を実施し、子会社化等に伴う2,991店舗の増加を加え、当連結会計年度末のグループ店舗数は直営店5,676店舗となりました。 当社グループの出店・閉店の状況は次のとおり (単位:店舗) 期首店舗数   出店   子会社化等   閉店   純増   期末店舗数   うち 調剤薬局 北海道   437   16   8   8   16   453   152 東 北   593   25   201   22   204   797   299 関 東   447   20   1,380   21   1,379   1,826   1,346 中 部   274   9   585   12   582   854   628 近 畿   76   9   532   8   533   611   463 中 国   374   15   165   10   170   544   240 四 国   225   4   68   4   68   293   101 九州・沖縄   232   19   52   5   66   298   90 国内店舗計   2,658   117   2,991   90   3,018   5,676   3,319 上記のほか、海外店舗35店舗を展開しております。 ※統合に伴い店舗のエリア区分を変更し、期首店舗数へ遡及適用し出店・閉店の状況を作成しております。 これらの結果、当連結会計年度における業績は、売上高1兆4,505億85百万円、営業利益630億37百万円、経常利益630億86百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は426億70百万円となりました。 ②財政状態の状況 当社は、2025年12月1日付でウエルシアホールディングス株式会社と経営統合を行った影響等により前連結会計年度末に比べて当連結会計年度末の財政状態の各要素の金額が増加しております。 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて1兆646億19百万円増加し、1兆6,479億81百万円となりました。 流動資産は前連結会計年度末に比べて3,765億97百万円増加し、6,794億9百万円となりました。これは主に、現金及び預金の増加1,093億90百万円、商品の増加1,588億33百万円などによるものであります。 固定資産は前連結会計年度末と比べて6,880億21百万円増加し、9,685億72百万円となりました。これは主に、有形固定資産の増加1,757億64百万円、のれんの増加4,348億19百万円などによるものであります。 負債合計は、前連結会計年度末に比べて4,752億90百万円増加し、7,522億75百万円となりました。これは主に、買掛金の増加2,361億94百万円、長期借入金の増加709億39百万円、1年内返済予定の長期借入金の増加364億39百万円、長期リース債務の増加319億38百万円などによるものであります。 純資産合計は、前連結会計年度末に比べて5,893億29百万円増加し、8,957億6百万円となりました。これは主に資本剰余金の増加5,663億71百万円、利益剰余金の増加307億9百万円などによるものであります。 以上の結果、自己資本比率は4.9ポイント増加し、53.1%となりました。 ③キャッシュ・フローの状況 当社は、決算期変更に伴い、前連結会計年度(2024年5月16日~2025年2月28日)は9.5ヶ月の変則決算となっております。このため、対前連結会計年度との比較は行っておりません。 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、2,013億9百万円となりました。資金が2,013億9百万円となった内訳は、営業活動により845億82百万円の資金の獲得があった一方、投資活動により197億87百万円、財務活動により390億47百万円の資金を使用し、新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額が829億50百万円発生したことによるものです。 当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は、845億82百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が663億26百万円となったことと、減価償却費224億16百万円、減損損失107億76百万円等のプラス要因に対し、段階取得に係る差益105億83百万円、法人税等の支払額137億16百万円等のマイナス要因によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、197億87百万円となりました。これは主に、新規出店等に伴う有形固定資産の取得による支出248億97百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、390億47百万円となりました。これは主に、長期借入れによる収入900億円があった一方、自己株式の取得による支出784億8百万円、配当金の支払額119億44百万円、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出198億34百万円があったこと等によるものであります。 ④仕入及び販売の実績 当社グループは小売業を主たる事業としているため、生産実績及び受注実績は記載しておりません。 (ⅰ)仕入実績 品 目    当連結会計年度 (自 2025年3月1日  至 2026年2月28日) 金額(百万円)   構成比(%)   前期比(%) 医薬品   76,785   7.6   - 化粧品   123,479   12.2   - 雑貨   243,475   24.2   - 食品   325,889   32.3   - その他   87,602   8.7   - 物販計   857,232   85.0   - 調剤   148,619   14.7   - 商品小計   1,005,851   99.8   - 不動産賃貸料   1,065   0.1   - 手数料収入等   1,197   0.1   - 合計   1,008,114   100.0   - (注)1.金額は、実際仕入価格によっております。 2.その他の主な内容は、育児用品・健康食品・医療用具等であります。 3.当社は2025年2月期より決算期(事業年度の末日)を5月15日から2月末日へ変更しております。この変更に伴い、2025年2月期は決算期変更の経過期間となることから9.5ヶ月決算となっております。このため、前期比は記載しておりません。 (ⅱ)販売実績 (品目別売上高) 品 目    当連結会計年度 (自 2025年3月1日  至 2026年2月28日) 金額(百万円)   構成比(%)   前期比(%) 医薬品   144,457   10.0   - 化粧品   186,248   12.8   - 雑貨   347,894   24.0   - 食品   393,616   27.1   - その他   136,114   9.4   - 物販計   1,208,331   83.3   - 調剤   237,570   16.4   - 商品小計   1,445,901   99.7   - 不動産賃貸料   1,724   0.1   - 手数料収入等   2,958   0.2   - 合計   1,450,585   100.0   - (注)1.その他の主な内容は、育児用品・健康食品・医療用具等であります。 2.当社は2025年2月期より決算期(事業年度の末日)を5月15日から2月末日へ変更しております。この変更に伴い、2025年2月期は決算期変更の経過期間となることから9.5ヶ月決算となっております。このため、前期比は記載しておりません。 (地域別売上高) 区分   地域   売上高   店舗数 金額(百万円)   前年同期比(%)   数   前年同期比(+) 商品売上   北海道   183,975   -   453   店舗   16   店舗 東北   235,901   -   797   店舗   204   店舗 関東   331,590   -   1,826   店舗   1,379   店舗 中部   262,591   -   854   店舗   580   店舗 近畿   84,934   -   611   店舗   535   店舗 中国   179,230   -   544   店舗   170   店舗 四国   87,162   -   293   店舗   68   店舗 九州・沖縄   79,724   -   298   店舗   66   店舗 海外   790   -   11   店舗   11   店舗 小計   1,445,901   -   5,687   店舗   3,029   店舗 不動産賃貸料   1,724   -   -       - 手数料収入等   2,958   -   -       - 合計   1,450,585   -   5,687   店舗   3,029   店舗 (注)当社は2025年2月期より決算期(事業年度の末日)を5月15日から2月末日へ変更しております。この変更に伴い、2025年2月期は決算期変更の経過期間となることから9.5ヶ月決算となっております。このため、売上高の前年同期比は記載しておりません。 (2)経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態の分析 当社は、2025年12月1日付でウエルシアホールディングス株式会社と経営統合を行った影響等により前連結会計年度末に比べて当連結会計年度末の財政状態の各要素の金額が増加しております。 (総資産) 当連結会計年度末における総資産につきましては、1兆6,479億81百万円と前連結会計年度末に比べて1兆646億19百万円増加となりました。 (流動資産) 流動資産につきましては、主に現金及び預金、商品の増加等により、6,794億9百万円と前連結会計年度末に比べ3,765億97百万円の増加となりました。 (固定資産) 固定資産につきましては、主に有形固定資産及びのれんの増加等により、9,685億72百万円と前連結会計年度末に比べ6,880億21百万円の増加となりました。 なお、のれんの残高を会社別に示すと以下のとおりです。 会社名   金額(百万円) ウエルシアホールディングス㈱   437,528 ㈱ドラッグイレブン   7,204 ㈱杏林堂グループ・ホールディングス   7,003 その他   2,856 計   454,593 (流動負債) 流動負債につきましては、主に買掛金及び1年内返済予定の長期借入金の増加等により、5,475億66百万円と前連結会計年度末に比べ3,409億20百万円の増加となりました。 (固定負債) 固定負債につきましては、主に長期借入金及びリース債務の増加等により、2,047億8百万円と前連結会計年度末に比べ1,343億70百万円の増加となりました。 (純資産) 純資産につきましては、主に資本剰余金及び利益剰余金の増加等により、8,957億6百万円と前連結会計年度末に比べ5,893億29百万円の増加となりました。自己資本比率は53.1%と前連結会計年度末に比べ4.9ポイントの増加となっており、1株当たり純資産額は1,932.16円と前連結会計年度末に比べ776.38円の増加となりました。 なお、当社は、2025年9月1日付で普通株式1株につき5株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額を算定しております。 ②経営成績の分析 当連結会計年度の業績について以下の通りです。 なお、前連結会計年度は決算期変更により、9.5ヶ月の変則決算となっているため、当連結会計年度との比較分析は行っておりません。 (単位:百万円) 前期実績   計画   当期実績   前年比(%)   計画比(%) 売上高   845,603   1,453,000   1,450,585   -   99.8 営業利益   37,894   63,300   63,037   -   99.6 経常利益   37,840   63,600   63,086   -   99.2 親会社株主に帰属する当期純利益   17,207   39,500   42,670   -   108.0 (ⅰ)売上高 売上高は1兆4,505億85百万円となりました。 商品部門別の状況は、次のとおりであります。 (医薬品) 花粉飛散やインフルエンザ流行による風邪関連商材の一時的な需要増加が見られたものの、通期では前年の風邪関連商材の需要増加の反動減で、売上高は1,444億57百万円となりました。 (化粧品) スキンケア、季節商品等を中心に新商品やソーシャルメディアでの話題商品等による需要増加があり、売上高は1,862億48百万円となりました。 (雑貨) シャンプーを中心とするヘアケア、衣料用洗剤やオーラルケア商品等の売上が堅調に推移し、売上高は3,478億94百万円となりました。 (食品) 米を中心とした値上げの影響が続く中で、プライベートブランドなどの低価格商品、菓子類や日配品等の販売が好調となり、売上高は3,936億16百万円となりました。 (その他) 健康食品の需要が回復する一方で、マスクの需要の減少は継続しており、売上高は1,361億14百万円となりました。 (調剤) 調剤併設の推進による処方箋受付枚数の増加により売上高は、2,375億70百万円となりました。 (ⅱ)売上総利益 食品、調剤の売上高が増加したことや、利益率の改善に取り組んだことから、売上総利益は4,439億89百万円となり、売上総利益率においても30.6%(前連結会計年度30.5%)を確保いたしました。 (ⅲ)販売費及び一般管理費 販売費及び一般管理費は3,809億52百万円となり、売上高販管費率においては26.3%(前連結会計年度26.0%)となりました。 (ⅳ)営業利益・経常利益 上記の結果、営業利益は630億37百万円となり、経常利益は630億86百万円となりました。 (ⅴ)親会社株主に帰属する当期純利益 上記に加え、有形固定資産の減損損失及び店舗閉鎖損失引当金繰入額の計上等により、親会社株主に帰属する当期純利益は426億70百万円となりました。 ③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (ⅰ)キャッシュ・フローの状況の分析 第一部 企業情報 の「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」における記載内容と同一であるため、記載を省略しております。 (ⅱ)資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの運転資金需要のうち、主なものは商品の仕入のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、新規出店等によるものであります。これらの資金需要は自己資金または銀行借入により調達しております。 ④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況」 連結財務諸表及び財務諸表の注記事項「(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ⑤今後の方針について 当社グループは、創業以来「お客様第一主義」を基本的な経営方針とし、「お客様の生活に豊かさと余裕を提供する」という経営理念のもとに利便性と専門性を追求し、お客様の健康で快適な生活に貢献するため、身近で買物しやすい店舗づくりに取り組んでおります。当社を中核とする持株会社体制によりグループの戦略機能を当社に集約し、迅速かつ機動的な意思決定を行い、各子会社は経営理念実践のため、事業活動に専念できる体制をとっております。 2027年2月期は、ウエルシアホールディングス株式会社との経営統合後の初年度であると同時に、新たに策定した中期経営計画(2027年2月期~2029年2月期)の初年度にあたります。2029年2月期において売上高2兆7,000億円、営業利益1,350億円、営業利益率5.0%、EBITDA2,025億円、EBITDAマージン7.5%を主要な経営指標(KPI)としており、両社がこれまで培ってきた強みを結集し、統合シナジーを着実に具現化することで、中長期的な成長および企業価値の向上を目指してまいります。 また、本中期経営計画は、経営統合による価値創造基盤構築のフェーズと位置付けております。本フェーズにおいては統合シナジーの創出に加え、成長投資の推進等を通じ、収益力及び資本効率の段階的な改善を図ってまいります。その上で、2030年2月期を起点とする次期フェーズにおいては、価値創造基盤の本格稼働により利益成長を一層加速させるとともに、資本効率の向上を通じて、ROEの更なる伸長を目指してまいります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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