概要
高島屋は、大阪市中央区に本社を置く百貨店業界の老舗である。1919年に呉服店として創業し、現在は国内・海外で百貨店を運営するほか、商業開発、金融、建装など多角化したグループを形成する。2025年2月期の連結売上高は4,128億円、営業利益率13.9%と百貨店業界では高収益であり、従業員数は6,518人。インバウンド需要や富裕層向け外商に強みを持ち、日本橋・玉川・横浜・大阪など主要都市に店舗を構える。
百貨店を核とした7つの事業セグメント
高島屋グループは2026年2月現在、当社と子会社47社、関連会社18社で構成される。事業は国内百貨店業、海外百貨店業、国内商業開発業、海外商業開発業、金融業、建装業、その他(食品PB・飲食・広告・通販等)の7セグメントに分かれる。中核は国内百貨店業であり、連結営業収益の約62%を占める(2025年2月期)。同セグメントには、当社直営の日本橋店・大阪店・玉川店などに加え、連結子会社の岡山髙島屋などが含まれる。海外百貨店業はシンガポールのタカシマヤが主力で、売上高343億円と全体の約7%を占める。商業開発業では東神開発(国内)とトーシン ディベロップメント シンガポール(海外)が不動産事業を展開し、金融業では髙島屋ファイナンシャル・パートナーズがカード・保険を提供する。建装業の髙島屋スペースクリエイツは内装工事でグループ外にも売上を持つ。
国内外の店舗網と地域展開の戦略
国内百貨店は大阪・東京・横浜・京都・岡山・高崎・柏・大宮などに12店舗を展開する(2025年2月期時点)。そのうち、日本橋店(1933年開店)は東京の旗艦店であり、大阪店は本店所在地の難波に立つ。玉川店(1969年開店)は世田谷区に位置し、次世代型SCへの転換モデルとして2026年1月から改装工事を進めている。一方、収益性の低い店舗は閉鎖されてきた。和歌山店は2014年に、堺店は2026年1月に、岐阜店は2024年7月にそれぞれ閉店した。海外ではシンガポールに百貨店「タカシマヤ」を2店舗運営し、アジアの富裕層や観光客を対象とする。また、海外商業開発事業ではベトナムでの複合開発を重点投資領域に掲げており、シンガポールでも住宅・オフィス・商業の複合プロジェクトを手掛ける。地域別売上高の開示はないが、国内百貨店業が営業収益の大半を占め、海外百貨店業は横ばい傾向にある。
安定した収益構造と成長への課題
高島屋の営業利益率は2025年2月期で13.9%と、百貨店業界平均(推定5~8%)を上回る高水準にある。これは高級ブランド品や外商サービスによる粗利率の高さ、および商業開発・金融などの周辺事業が安定した収益を生むためである。2025年2月期のセグメント別営業利益は、国内百貨店業が249億円(営業利益率8.2%)、海外百貨店業が85億円(同24.8%)、国内商業開発業が66億円、海外商業開発業が58億円、金融業が56億円、建装業が25億円、その他が20億円であった。海外百貨店業の利益率が高いのは、シンガポールでの高級品販売と低コスト運営による。しかし、国内百貨店業は2025年2月期に前年比12.9%の減益であり、消費の二極化やインバウンド需要の変動性が収益を圧迫している。2026年2月期の連結業績予想では営業収益4,020億円、営業利益535億円を見込むが、親会社株主に帰属する当期純利益は△82億円の赤字予想であり、特別損失の計上等が影響する。
グループの総合力を活かした経営目標
高島屋は2031年の創業200周年を見据え、2024年度から3か年の中期経営計画を推進している。経営目標として「グループのシームレス化」を掲げ、百貨店と専門店の垣根を越えた商品・サービスの提供を目指す。グループ全体では子会社47社を擁し、百貨店周辺の商業開発(東神開発)、海外不動産(トーシン ディベロップメント シンガポール)、金融(髙島屋ファイナンシャル・パートナーズ)、内装工事(髙島屋スペースクリエイツ)、食品PB、飲食、広告、通販など多角的に展開する。これらのグループ会社との連携により、顧客基盤の共有やクロスセルを図っている。2026年度の連結経営目標は、総額営業収益10,550億円(従来基準)、営業利益575億円、ROE8.3%、ROIC5.5%など。特に「次世代型SC」「海外事業(ベトナム)」「金融事業」の3領域を成長の柱と位置づけ、各領域で事業利益100億円規模を目指す。
業界の中での役割は百貨店運営・商業開発・金融サービス複合企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01国内百貨店業主力
当社および子会社の岡山髙島屋等が国内で百貨店を運営。衣料品、食料品、雑貨等の小売販売に加え、商品券の発行・共通取扱等を行う。日本橋、玉川、横浜、大阪等に店舗を持つ。
主要顧客一般消費者
- 百貨店小売
- 高級衣料品、バッグ、宝飾品、化粧品、食料品等を販売。各店舗でバイヤー選定の商品を品揃え。
- 商品券
- 髙島屋商品券を発行・販売し、グループ内外の店舗で利用可能。
02海外百貨店業準主力
シンガポールにて百貨店「タカシマヤ」を運営。アジアの富裕層・観光客をターゲットに、高級ブランド品等を販売。連結子会社タカシマヤ シンガポールLTD.等が該当。
主要顧客一般消費者(現地・観光客)
- 海外百貨店小売
- シンガポールのタカシマヤ店舗で、高級ファッション、化粧品、食品等を販売。
03国内商業開発業副次
東神開発等が百貨店とのシナジーを発揮する商業施設の開発・管理運営を行う。ショッピングセンターや複合ビルの賃貸・運営。
主要顧客テナント企業、一般消費者
- 商業施設開発・運営
- 百貨店隣接の商業ビルや専門店街の開発、テナントリーシング、施設管理。
04海外商業開発業副次
シンガポールを中心に、住宅・オフィス・商業の複合開発事業、学校不動産賃貸事業を行う。連結子会社トーシン ディベロップメント シンガポールPTE.LTD.等が担当。
主要顧客不動産購入者・テナント、教育機関
- 複合開発(住宅・オフィス・商業)
- シンガポール等でマンション・オフィス・商業施設が一体となった複合開発プロジェクトを手掛ける。
- 学校不動産賃貸
- 海外の教育機関向けに校舎等の不動産を賃貸。
05金融業副次
髙島屋ファイナンシャル・パートナーズ等が、クレジットカード事業(髙島屋カード)、ファイナンシャルカウンター事業、保険事業、金融商品仲介を行う。百貨店顧客基盤を活かした金融サービス。
主要顧客一般消費者(カード会員等)
- クレジットカード(髙島屋カード)
- 髙島屋のポイントカード兼クレジットカード。ショッピング時の決済・ポイント還元サービス。
- 保険販売
- 店頭およびオンラインで生命保険・損害保険の代理販売。
- 金融商品仲介
- 投資信託、国債等の金融商品の仲介販売。
06建装業その他
髙島屋スペースクリエイツ等が、内装工事の受注・施工を手掛ける。百貨店店舗の改装やオフィス内装等に対応。
主要顧客百貨店グループ会社、外部テナント企業
- 内装工事
- 百貨店店舗や商業施設の内装設計・施工。店舗レイアウト、什器設置、照明等を含む。
07その他(食品PB・飲食・広告・通販等)その他
グループ各社への食品PB商品の供給、飲食業(アール・ティー・コーポレーション)、広告宣伝業、通信販売業(クロスメディア事業部等)等を展開。
主要顧客グループ企業、一般消費者
- 食品PB商品
- 当社食料品PB運営部が企画・開発し、グループ各社へ供給するプライベートブランド食品。
- 飲食業
- アール・ティー・コーポレーションが百貨店内などでレストラン・カフェを運営。
- 通信販売
- クロスメディア事業部等が、オンラインショップやカタログ通販で百貨店商品を販売。
製品と技術
百貨店小売と外商サービス
高島屋の百貨店事業は、高級衣料品、バッグ、宝飾品、化粧品、食料品などをバイヤーが厳選して品揃えする。各店舗で地域特性に合わせた商品構成を行い、特に日本橋店・大阪店では高級ブランドテナントが多数入居する。外商部門は富裕層顧客を担当し、自宅やオフィスへの訪問販売や特別イベントの案内を行う。2025年2月期の国内百貨店事業の営業収益は3,039億円で、連結の約62%を占める。また、高島屋は商品券を発行・販売しており、グループ内外の店舗で利用可能。商品券は百貨店以外の提携施設でも使える場合があり、贈答用として一定の需要がある。外商と商品券は、百貨店の安定収益源となっている。
クレジットカードと金融サービス
高島屋ファイナンシャル・パートナーズが提供する「高島屋カード」は、百貨店での決済とポイント還元を一体化したクレジットカードである。2025年2月期の金融業セグメントの営業収益は207億円、営業利益56億円と安定した収益を計上している。カード会員向けに保険販売(生命保険・損害保険)や投資信託・国債の仲介販売も行う。また、店頭にファイナンシャルカウンターを設置し、資産運用や相続相談などのサービスを提供。これらの金融事業は、百貨店の顧客基盤を活用したクロスセルが強みであり、グループ全体の収益多様化に貢献している。
商業開発と海外不動産事業
国内商業開発は連結子会社の東神開発が担い、百貨店隣接の商業施設や複合ビルの開発・管理運営を行う。例えば、日本橋店周辺の再開発や玉川店のSC運営などが該当する。2025年2月期の営業収益は418億円、営業利益66億円。海外ではトーシン ディベロップメント シンガポールが、シンガポールを中心に住宅・オフィス・商業の複合開発や学校不動産賃貸を手掛ける。同社は19の子会社と10の関連会社を持ち、海外商業開発セグメントの営業収益は157億円、営業利益58億円。ベトナムへの進出も進めており、将来的に同事業セグメントで100億円規模の利益を目指す。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
小売業のなかでの位置
百貨店で高級路線、訪日需要と都心回帰が支え
高島屋は国内百貨店業界で三越伊勢丹と並ぶ大手であり、特に首都圏や関西の高級路線に強みを持つ。全国に展開する百貨店を軸に、衣料品・雑貨・食品など幅広い商品を扱い、高所得層や訪日外国人客を取り込む。同業の光フードサービスやトライアルホールディングスは食品スーパーやディスカウントストアが中心で、客層や価格帯が異なるため、直接的な競合は限定的だ。2024/2期の売上高は3858億円、2025/2期は4128億円と増収、営業利益率も13.93%と高水準を維持した。2026/2期には売上高が4020億円と微減見込みだが、営業利益率は13%超を維持する。課題は百貨店市場全体の縮小とECシフトへの対応であり、特に地方店舗の収益性改善が急務。
強み
- 富裕層や訪日客を中心に固定客が多く、高単価商品の販売に強い。
- 営業利益率13%超と百貨店業界でトップクラスの効率を実現。
- 東京・横浜などの都心部に主力店舗を構え、集客力に恵まれる。
- 大型投資による売り場刷新で、顧客満足度と購買単価を向上。
課題
- 百貨店市場は縮小傾向にあり、新規需要の開拓が難しい。
- ネット通販の台頭で実店舗の来客が減少し、DX対応が後手。
- 地方店舗は採算が悪化しており、撤退や業態転換の判断が迫られる。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
小売・消費の時価総額近傍。太字が高島屋
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3038神戸物産 | 7,690億円 | 18.3倍 |
| 2 | 3086J.フロント リテイリング | 7,553億円 | 24.7倍 |
| 3 | 4527ロート製薬 | 7,177億円 | 20.9倍 |
| 4 | 4385メルカリ | 6,993億円 | 20.3倍 |
| 5 | 9009京成電鉄 | 6,918億円 | 13.4倍 |
| 6 | 8233高島屋 | 6,893億円 | — |
| 7 | 9831ヤマダホールディングス | 6,809億円 | 32.3倍 |
| 8 | 9007小田急電鉄 | 6,615億円 | 16.6倍 |
| 9 | 2670エービーシー・マート | 6,597億円 | 14.2倍 |
| 10 | 9001東武鉄道 | 5,872億円 | 10.5倍 |
| 11 | 6952カシオ計算機 | 5,784億円 | 30.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。
会社の歴史
沿革 23件
呉服店として創業し百貨店へ転換した1919~1930年代
高島屋の起源は1919年8月に設立された「株式会社髙島屋呉服店」である。当初は京都で呉服を販売していたが、1930年12月に商号を「株式会社髙島屋」に変更し、百貨店業へ本格的に転換した。1933年3月には東京店を日本橋に移転し、これが現在の日本橋店となる。1944年3月には本店を京都市から大阪市南区難波(現・中央区難波)に移し、大阪を中心とする百貨店としての基盤を固めた。1949年5月には大阪証券取引所及び東京証券取引所に上場し、資本市場から資金調達を開始した。この時期の拡大は、関西の地場資本を背景に、関東への進出を果たした点が特筆される。創業地である京都烏丸店は1952年に閉鎖され、代わりに京都店は四条河原町に1950年より営業を開始した。
戦後復興と全国展開の1950~1970年代
1950年代以降、高島屋は子会社を通じて全国に店舗網を広げた。1957年4月に横浜髙島屋を設立し、1959年に横浜店を開店。1960年には東京ストア(後の立川髙島屋)を設立し、立川店を開店した(2023年に百貨店区画営業終了)。1961年には米子髙島屋を設立し、米子店を開店。1968年には大宮髙島屋を設立し、大宮店を開店。1971年には岡山髙島屋を設立し、岡山店を開店。1972年には高崎髙島屋を設立し、高崎店を開店。さらに、1974年には泉北髙島屋、1977年には岐阜髙島屋を設立した。これらの店舗は、百貨店が地方都市の商業の核として機能した時代に開業したが、後に閉鎖や縮小を余儀なくされるものも多い。また、1963年には東神開発を設立し、百貨店周辺の商業開発事業に乗り出した。
バブル経済とその後の再編・閉鎖の1990~2010年代
バブル経済崩壊後、高島屋は不採算店舗の整理を進めた。1973年に開店した和歌山店は2014年8月に閉店。同じく1973年開店の堺店は2026年1月に閉店予定。1977年開店の岐阜店は2024年7月に閉店し、地方での百貨店経営の厳しさが顕在化した。一方、都市部の大型店は改装を重ねて競争力を維持した。1990年代には中国・東南アジアへの海外進出も模索したが、本格展開はシンガポールのみにとどまった。2000年代に入ると、金融業(髙島屋カード)や建装業(髙島屋スペースクリエイツ)などの非百貨店事業を育成し、百貨店依存度の低減を図った。2013年2月期から2025年2月期までの売上高は8,154億円から4,128億円へと半減したが、これは収益認識基準の変更(総額から純額へ)や店舗閉鎖の影響が大きい。営業利益率は2021年2月期に赤字転落したものの、その後回復した。
中期経営計画と「次世代型SC」への転換(2020年代~)
2020年代に入り、高島屋は「グランドデザイン2031」を策定し、創業200周年に向けた長期戦略を打ち出した。2024年度からの中期経営計画では、「グループのシームレス化」を掲げ、百貨店と専門店の融合による「次世代型SC」への転換を推進。玉川店では2026年1月から食料品フロアの改装を開始し、2027年度以降の収益化を目指す。また、海外事業ではベトナムでの複合開発に重点的に投資。金融事業ではクレジットカード会員基盤を活用したリテール金融を強化。2025年2月期の営業利益は575億円と過去最高水準だが、2026年2月期は特別損失の計上により純利益が赤字見通し。経営環境の不確実性が高まる中、資本コストを意識した経営(ROICの重視)を掲げ、持続的成長への道筋を描いている。
年表23件を開く
1910年代
- 1919年8月創業株式会社髙島屋呉服店を設立。
1930年代
- 1930年12月商号変更商号を「株式会社髙島屋」に変更。
- 1933年3月東京店を東京都中央区日本橋に移転。(現・日本橋店)
- 1939年6月株式会社髙島屋工作所(現・髙島屋スペースクリエイツ株式会社)を設立。(現・連結子会社)
1940年代
- 1942年4月株式会社宝屋(現・株式会社グッドリブ)を設立。(現・連結子会社)
- 1944年3月本店所在地を京都市から、大阪市南区難波(現・中央区難波)に移転。
- 1949年5月上場大阪証券取引所及び東京証券取引所に上場。
1950年代
- 1950年10月創業京都市下京区四条河原町(現在地)に京都店第1期増築完成。(創業の地・烏丸店は1952年閉鎖)
- 1957年4月創業株式会社横浜髙島屋を設立。(1959年10月横浜市西区南幸町に横浜店を開店)
1960年代
- 1960年12月創業株式会社東京ストアを設立。(1970年1月株式会社立川髙島屋に商号変更。同年6月東京都立川市曙町に立川店を開店。2023年1月百貨店区画営業終了)
- 1961年5月創業株式会社米子髙島屋を設立。(1964年4月鳥取県米子市角盤町に米子店を開店)
- 1961年10月上場株式会社髙島屋工作所(現・髙島屋スペースクリエイツ株式会社)が大阪証券取引所市場第2部に上場。
- 1963年12月東神開発株式会社を設立。(現・連結子会社)
- 1964年10月大阪府堺市三国ヶ丘御幸通(現・堺市堺区三国ヶ丘御幸通)に堺店を開店。(2026年1月閉店)
- 1968年7月創業株式会社大宮髙島屋を設立。(1970年11月大宮市大門町(現・さいたま市大宮区大門町)に大宮店を開店)
- 1969年11月東京都世田谷区玉川に株式会社横浜髙島屋・玉川店を開店。
1970年代
- 1970年1月創業京葉興業株式会社を設立。(1971年7月株式会社柏髙島屋に商号変更。1973年11月千葉県柏市末広町に柏店を開店)
- 1971年4月創業株式会社岡山髙島屋を設立。(1973年5月岡山市本町(現・岡山市北区本町)に岡山店を開店)
- 1972年11月創業株式会社高崎髙島屋を設立。(1977年10月群馬県高崎市旭町に高崎店を開店)
- 1973年5月和歌山市東蔵前丁に和歌山店を開店。(2014年8月閉店)
- 1973年8月株式会社髙島屋友の会を設立。(現・連結子会社)
- 1974年3月創業株式会社泉北髙島屋を設立。(同年11月堺市茶山台(現・堺市南区茶山台)に泉北店を開店)
- 1974年8月創業株式会社ヤナゲン髙島屋を設立。(1976年10月株式会社岐阜髙島屋に社名変更。1977年9月岐阜市日ノ出町に岐阜店を開店。同店は2024年7月閉店)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/2期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 総額営業収益2026年度まで10,550億円
- 総額営業収益販売管理費比率2026年度まで23.8%
- 営業利益2026年度まで575億円
- 自己資本比率2026年度まで33.9%
- ROE2026年度まで8.3%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
グループのシームレス化によるまちづくり戦略の強靭化
百貨店と専門店の垣根を越えた商品・サービスのシームレスな提供や、次世代型SCへの転換、ベトナムを中心とした海外事業、金融事業を成長の柱として推進する。
- 02
仕事変革~組織風土改革とデジタル活用~
働きがいのある職場環境の整備とチャレンジを後押しする風土醸成、DX・AI活用による業務自動化と高付加価値なサービス提供を通じて、人材のエンゲージメントと生産性を向上する。
- 03
経営基盤強化(ESG経営・人的資本経営)
サステナビリティ推進体制を強化し、環境・社会課題への対応と収益向上を両立。人材への積極投資や労働分配率の引き上げにより、持続的成長の原動力である人材力を高める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で6,518人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は792万円で、9期前と比べて+16.1%。平均年齢は49.3歳、平均勤続年数は25.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年2月 | — | — | — | 7,518 | — |
| 2018年2月 | — | — | — | 7,569 | — |
| 2019年2月 | — | — | — | 7,761 | — |
| 2020年2月 | 682 | 47.0 | 23.8 | 7,825 | — |
| 2021年2月 | 686 | 47.4 | 24.1 | 7,550 | — |
| 2022年2月 | 687 | 48.1 | 24.6 | 7,223 | — |
| 2023年2月 | 707 | 48.6 | 25.1 | 6,897 | — |
| 2024年2月 | 739 | 49.1 | 25.4 | 6,733 | — |
| 2025年2月 | 778 | 49.4 | 25.5 | 6,574 | 875 |
| 2026年2月 | 792 | 49.3 | 25.3 | 6,518 | 821 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社72社(国内 60 / 海外 12、うち連結子会社 61) を有報から抽出しています。
- 国内㈱岡山髙島屋岡山市北区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱岐阜髙島屋岐阜県岐阜市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱高崎髙島屋群馬県高崎市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱髙島屋友の会東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外タカシマヤ シンガポール LTD.(注)4シンガポール · 連結子会社議決権100.0%
- 海外タカシマヤ シンガポール LTD.(注)4シンガポール · 連結子会社議決権100.0%
- 国内上海高島屋百貨有限公司 ※1(注)4上海市長寧区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内上海高島屋百貨有限公司 ※1(注)4上海市長寧区 · 連結子会社議決権61.7%
- 国内タカシマヤ ベトナム LTD. ※2ホーチミン市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内タカシマヤ ベトナム LTD. ※2ホーチミン市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内サイアム タカシマヤ(タイランド)CO.,LTD. ※2(注)4バンコク市 · 連結子会社議決権51.0%
- 国内サイアム タカシマヤ(タイランド)CO.,LTD. ※2(注)4バンコク市 · 連結子会社議決権51.0%
残りのグループ会社60社を開く
- 東神開発㈱(注)4東京都世田谷区100%
- トーシンディベロップメントシンガポールPTE.LTD. ※3シンガポール100%
- トーシンディベロップメントシンガポールPTE.LTD. ※3シンガポール100%
- A&BディベロップメントCORP. ※4ホーチミン市70%
- A&BディベロップメントCORP. ※4ホーチミン市70%
- ゲートウェイ ベトナム エデュケーション ジョイント ストック カンパニー ※5ハノイ市75%
- ゲートウェイ ベトナム エデュケーション ジョイント ストック カンパニー ※5ハノイ市75%
- グローバランドLTD. ※6ロードタウン60%
- グローバランドLTD. ※6ロードタウン60%
- ハノイ レジデンシャル アンド コマーシャル センター ― HRCC LTD. ※7ハノイ市100%
- ハノイ レジデンシャル アンド コマーシャル センター ― HRCC LTD. ※7ハノイ市100%
- SLUCカンパニーリミテッド ※8〃90%
- SLUCカンパニーリミテッド ※8〃90%
- ト-シン ディベロップメント ベトナム LTD. ※3ホーチミン市100%
- ト-シン ディベロップメント ベトナム LTD. ※3ホーチミン市100%
- エヌエスランド ベトナム ジョイント ストック カンパニー ※9ハノイ市75%
- エヌエスランド ベトナム ジョイント ストック カンパニー ※9ハノイ市75%
- VN ABホールディングPTE.LTD. ※3シンガポール51%
- VN ABホールディングPTE.LTD. ※3シンガポール51%
- トーシン プロパティ インベストメントPTE.LTD. ※3〃100%
- トーシン プロパティ インベストメントPTE.LTD. ※3〃100%
- トーシン エデュケーション インベストメントPTE.LTD. ※3〃100%
- トーシン エデュケーション インベストメントPTE.LTD. ※3〃100%
- VNIP ホールディングスPTE.LTD. ※3〃100%
- VNIP ホールディングスPTE.LTD. ※3〃100%
- VNSL ホールディングスPTE.LTD. ※3〃100%
- VNSL ホールディングスPTE.LTD. ※3〃100%
- VNLL ホールディングスPTE.LTD. ※3〃100%
- VNLL ホールディングスPTE.LTD. ※3〃100%
- VNOP ホールディングスPTE.LTD. ※3シンガポール100%
- VNOP ホールディングスPTE.LTD. ※3シンガポール100%
- TVNVY PTE.LTD. ※3〃100%
- TVNVY PTE.LTD. ※3〃100%
- VNBC PTE.LTD. ※10〃100%
- VNBC PTE.LTD. ※10〃100%
- VNIBS PTE.LTD. ※10〃100%
- VNIBS PTE.LTD. ※10〃100%
- 髙島屋ファイナンシャル・パートナーズ㈱東京都中央区70%
- ヴァスト・キュルチュール㈱大阪府大阪市50%
- ㈱クレイリッシュ(注)5埼玉県さいたま市51%
- 髙島屋スペースクリエイツ㈱東京都中央区100%
- TAKASHIMAYA INTERIOR LIMITED LIABILITY COMPANY ※11ホーチミン市100%
- TAKASHIMAYA INTERIOR LIMITED LIABILITY COMPANY ※11ホーチミン市100%
- ㈱グッドリブ東京都中央区100%
- ㈱アール・ティー・ディー ※12〃60%
- ㈱アール・ティー・ディー ※12〃60%
- タカシマヤトランスコスモス インターナショナルコマースPTE.LTD.シンガポール51%
- タカシマヤトランスコスモス インターナショナルコマースPTE.LTD.シンガポール51%
- ㈱アール・ティー・コーポレーション東京都中央区100%
- ㈱エー・ティ・エー〃100%
- ㈱ソアズロック ※13名古屋市西区100%
- ㈱センチュリーアンドカンパニー東京都中央区100%
- ㈱髙島屋ファシリティーズ ※3東京都世田谷区100%
- ㈱髙島屋ファシリティーズ ※3東京都世田谷区100%
- ㈱セレクトスクエア東京都中央区100%
- ㈱ジェイアール東海髙島屋名古屋市中村区34%
- ㈱伊予鉄髙島屋愛媛県松山市34%
- ニーアン ディベロップメント PTE.LTD.シンガポール26%
- ニーアン ディベロップメント PTE.LTD.シンガポール26%
- その他7社-
- 調達862万円御紋付銀盃の製造宮内庁 · 2019-09-10
- 調達860万円幣物案ほかの製造宮内庁 · 2019-06-24
- 調達770万円饌案ほかの製造宮内庁 · 2025-07-11
- 調達769万円黒塗本膳ほかの製造宮内庁 · 2018-06-13
- 調達517万円平成30年度科学技術分野の文部科学大臣表彰副賞(科学技術賞楯、若手科学者賞メダル、創意工夫功労者賞メダル、創意工夫育成功労学校賞楯)一式文部科学省 · 2018-02-09
- 調達513万円御紋付真鍮製銀鍍金仕上ボンボニエールの製造宮内庁 · 2019-05-08
- 調達510万円平成28年度科学技術分野の文部科学大臣表彰副賞(科学技術賞楯、若手科学者賞メダル、創意工夫功労者賞メダル、創意工夫育成功労学校賞楯)一式文部科学省 · 2016-02-15
- 調達426万円黒地御紋散椅子の修繕宮内庁 · 2018-11-29
- 調達384万円2015年農林業センサス功績者農林水産大臣表彰にかかる金盃等の購入農林水産省 · 2015-08-04
- 調達306万円錦御覆他の製造宮内庁 · 2019-02-25
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年2月期の売上高は4,020億円、営業利益は535億円。前期と比べると減収減益で、売上が-2.6%、利益が-7.0%。
会社が出している今期の予想2027年2月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 5,030億円 | 4,020億円 |
| 営業利益 | 575億円 | 535億円 |
| 純利益 | 380億円 | -82億円 |
| 1株あたり配当 | ¥40 | ¥40 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は1,197億円、営業利益は160億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+21.3%、営業利益は−7.5%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 859 | 110 | 12.8 | 85 |
| 2024年2Q | 961 | 98 | 10.2 | 65 |
| 2024年3Q | 926 | 124 | 13.4 | 93 |
| 2024年4Q | 1,112 | — | — | 73 |
| 2025年1Q | 987 | 173 | 17.5 | 128 |
| 2025年2Q | 1,019 | 115 | 11.3 | 63 |
| 2025年4Q | 2,122 | 287 | 13.5 | 204 |
| 2026年2Q | 1,920 | 237 | 12.3 | 212 |
| 2026年4Q | 2,100 | 298 | 14.2 | −294 |
| 2027年1Q | 1,197 | 160 | 13.4 | 111 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年2月期からの14期で、売上は8,154億円から4,020億円へ49%に減った。直近期の営業利益率は13.3%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 8,154 | — | 299 | — | 165 |
| 2014年2月 | 8,458 | — | 334 | — | 187 |
| 2015年2月 | 8,514 | — | 359 | — | 226 |
| 2016年2月 | 8,659 | — | 378 | — | 238 |
| 2017年2月 | 8,608 | — | 372 | — | 209 |
| 2018年2月 | 8,449 | — | 386 | — | 237 |
| 2019年2月 | 8,469 | — | 312 | — | 164 |
| 2020年2月 | 8,485 | — | 232 | — | 160 |
| 2021年2月 | 6,209 | — | −136 | — | −340 |
| 2022年2月 | 6,957 | — | 69 | — | 54 |
| 2023年2月 | 3,689 | — | 345 | — | 278 |
| 2024年2月 | 3,858 | — | 492 | — | 316 |
| 2025年2月 | 4,128 | 575 | 604 | 13.9 | 395 |
| 2026年2月 | 4,020 | 535 | 569 | 13.3 | −82 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年2月期
売上高4,020億円のうち、営業利益として残るのは535億円で13.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-82億円、売上の-2.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金48.0%1,928億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金61.2%2,461億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益13.3%535億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年2月期は営業CFが538億円、投資CFが−349億円で、差し引きのフリーCFは189億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は774億円で、売上の2.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 441 | −285 | −329 | 156 | 640 |
| 2014年2月 | 406 | −304 | 644 | 102 | 1,451 |
| 2015年2月 | 410 | −1,160 | 116 | −750 | 865 |
| 2016年2月 | 256 | −161 | −192 | 95 | 735 |
| 2017年2月 | 423 | −91 | −42 | 332 | 1,038 |
| 2018年2月 | 369 | −623 | 142 | −254 | 951 |
| 2019年2月 | 679 | −858 | 172 | −179 | 947 |
| 2020年2月 | 406 | −234 | −235 | 172 | 884 |
| 2021年2月 | 437 | −270 | 23 | 167 | 1,053 |
| 2022年2月 | 210 | −371 | −48 | −161 | 890 |
| 2023年2月 | 365 | −107 | −324 | 258 | 886 |
| 2024年2月 | 595 | −385 | −206 | 210 | 929 |
| 2025年2月 | 725 | −397 | −418 | 328 | 886 |
| 2026年2月 | 538 | −349 | −318 | 189 | 774 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年2月期の総資産は1.3兆円。このうち返さなくてよい自己資本が4,777億円で、自己資本比率は33.4%(業種中央値47.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 0.79 | 3,354 | 4,553 | 41.7 |
| 2014年2月 | 0.90 | 3,649 | 5,372 | 39.7 |
| 2015年2月 | 0.98 | 4,085 | 5,711 | 41.0 |
| 2016年2月 | 0.97 | 4,074 | 5,670 | 40.9 |
| 2017年2月 | 0.99 | 4,219 | 5,646 | 41.8 |
| 2018年2月 | 1.04 | 4,495 | 5,863 | 42.4 |
| 2019年2月 | 1.08 | 4,616 | 6,165 | 41.2 |
| 2020年2月 | 1.17 | 4,559 | 7,126 | 37.2 |
| 2021年2月 | 1.15 | 4,151 | 7,354 | 34.3 |
| 2022年2月 | 1.14 | 4,205 | 7,238 | 34.8 |
| 2023年2月 | 1.18 | 4,365 | 7,417 | 35.1 |
| 2024年2月 | 1.27 | 4,788 | 7,917 | 35.7 |
| 2025年2月 | 1.30 | 5,003 | 7,957 | 36.5 |
| 2026年2月 | 1.35 | 4,777 | 8,685 | 33.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
小売業 322社との比較
同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で322社中15位あたり、逆に低いのはROEで322社中294位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,258.5で、1年前と比べて+67.0%。過去52週の値幅のなかでは72%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 17.4倍 |
| PBR | 1.46倍 |
| 配当利回り | 1.77% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は2383円と、25日移動平均線(2319.92円)を2.7%上回り、75日線(2207円)も上回る。1ヶ月で+5.68%、年初来では+87.24%と大幅高。52週高値(2608.5円)には約8%の距離。8月21日は+1.19%と上昇し、出来高は154万株。7月中旬には2500円台まで上昇したが、その後調整し、8月上旬には2213円まで下落。最近は回復基調で、25日線を維持している。RSIは61.72で中立。高島屋は百貨店セクターのリーダーとして、インバウンド需要や高級消費の回復が期待される。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 72/100)。
予想PERは18.2倍で業界平均の40.19倍を大幅に下回り、PBRも1.52倍と平均3.06倍の半分程度で割安感が強い。配当利回りは1.7%と平均12.61%を大きく下回るが、これは還元性の低さを示す。ROEは-1.8%と赤字で、収益性に課題があり、割安ながら配当も伸び悩む可能性がある。2026/2期は最終赤字転落が見込まれ、業績懸念が評価に影響する。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (予想) | 17.4倍 | — |
| PBR | 1.46倍 | 2.44倍 |
| ROE | -1.8% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
百貨店業界全体の縮小が懸念される一方、インバウンド需要と富裕層消費の拡大が成長を支える。強気派は、高収益体質と外商の強みを評価し、インバウンド回復の恩恵を最大限享受できるとみる。弱気派は、国内百貨店市場の構造的衰退や、インバウンド需要の変動リスク、競争激化を指摘し、成長の持続性に疑問を呈する。
- インバウンド需要の追い風
訪日客向け高級品販売が好調で、売上高は過去最高水準に拡大。
- 富裕層外商の安定性
外商部門は景気変動の影響を受けにくく、高単価の売上を継続。
- 高収益体質の維持
営業利益率13%超を維持し、コスト管理と販売効率の高さを示す。
- 特別損失剥落で黒字に復帰2027年2月期影響強
2026年2月期の純利益は-82億円と赤字。2025年2月期の395億円黒字からすれば、人件費や減損の一巡で回復が期待。
- インバウンド免税売上の拡大2026年下期影響中
売上高4,020億円(2026年2月期)に対し免税販売が寄与。訪日客数が1%増えれば約40億円の増収効果。
- テナント入替による坪効率改善2027年〜2028年影響中
営業利益率13.31%を維持したまま、テナント構成を見直せば営業利益535億円の上振れが可能。
- PBR1.48倍の資本活用決算発表後影響弱
ROE-1.8%と低く、資本効率改善策が打ち出されれば、PBR1.48倍の見直しにつながる。
- 国内市場の縮小
人口減少と消費離れで百貨店市場は長期的に縮小傾向が続く。
- インバウンド変動リスク
訪日客の動向や経済情勢により売上が大きく左右される。
- 競争激化の懸念
ECや専門店、他の百貨店との競争が価格・サービス競争を激化させる。
- 最終赤字による配当不安2026年下期影響強
純利益-82億円、ROE-1.8%と悪化。配当利回り1.74%の維持が難しいとの見方から売りが出やすい。
- 国内百貨店市場の縮小継続影響中
売上高は4,128億円→4,020億円に減少。消費の回復が鈍ければ、営業利益535億円を下回る可能性。
- インバウンド特需の反動不定影響中
訪日客に依存する売上は、円高や観光減で急減の恐れ。売上高4,020億円の達成がリスク。
- 株価急騰後の利益確定売り短期影響弱
1年間で株価が88.06%上昇。予想PER17.7倍まで評価が進み、目先の需給悪化が警戒される。
- 外商売上高
- 富裕層向け販売の動向と収益性の変化を把握するため。
- インバウンド売上比率
- 訪日客需要の変動が業績に与える影響を測るため。
- 客単価
- 高額品販売の強さと消費マインドの変化を確認するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり40円で、前期から+38.8%。いまの株価に対する利回りは1.77%。増配か配当維持が4年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年2月 | 12 | — | 62.9 |
| 2018年2月 | 12 | 0.0 | 48.5 |
| 2019年2月 | 12 | 0.0 | 40.2 |
| 2020年2月 | 12 | 0.0 | 44.4 |
| 2021年2月 | 12 | 0.0 | — |
| 2022年2月 | 12 | 0.0 | 57.6 |
| 2023年2月 | 13 | 8.3 | 25.0 |
| 2024年2月 | 19 | 42.3 | 23.3 |
| 2025年2月 | 25 | 32.4 | 23.9 |
| 2026年2月 | 34 | 38.8 | — |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥40
株主
有価証券報告書より
2026年2月期末の株主数は延べ218,919人。区分でいちばん多いのは個人・その他で42.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.4%を占め、残る61.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年2月% | 2022年2月% | 2023年2月% | 2024年2月% | 2025年2月% | 2026年2月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 41.9 | 44.3 | 46.8 | 47.0 | 45.6 | 42.8 |
| 金融機関 | 27.3 | 29.3 | 28.1 | 25.3 | 27.6 | 26.7 |
| 外国法人 | 13.0 | 11.4 | 14.4 | 15.3 | 14.2 | 16.4 |
| 事業法人 | 13.3 | 13.1 | 7.7 | 7.7 | 8.8 | 11.8 |
| 自己株式 | 6.2 | 6.2 | 11.3 | 11.3 | 3.9 | 4.0 |
| 証券会社 | 4.5 | 1.9 | 3.0 | 4.7 | 3.7 | 2.3 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口) | 15.83 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 4.28 |
| 03 | 株式会社シティインデックスイレブンス | 3.51 |
| 04 | 日本生命保険相互会社(常任代理人 マスタートラスト信託銀行株式会社) | 3.25 |
| 05 | 髙島屋共栄会 | 2.01 |
| 06 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.92 |
| 07 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.58 |
| 08 | 相鉄ホールディングス株式会社 | 1.57 |
| 09 | JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.31 |
| 10 | 株式会社クレディセゾン | 1.08 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-04-28株式会社三菱UFJ銀行変更報告1.02%
- 2026-04-20株式会社三菱UFJ銀行新規の大量保有報告1.02%
- 2026-04-07野村證券株式会社新規の大量保有報告0.01%-0.26pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−155%、1株純資産は14期で+54%。直近期のROEは-1.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 50 | 999 | 5.2 | 14.5 | 63.7 |
| 2014年2月 | 57 | 1,086 | 5.4 | 15.6 | 44.5 |
| 2015年2月 | 133 | 2,263 | 5.9 | 16.9 | 28.5 |
| 2016年2月 | 136 | 2,283 | 6.0 | 13.3 | 43.1 |
| 2017年2月 | 119 | 2,359 | 5.1 | 16.9 | 62.9 |
| 2018年2月 | 135 | 2,513 | 5.6 | 16.1 | 48.5 |
| 2019年2月 | 94 | 2,541 | 3.7 | 15.6 | 40.2 |
| 2020年2月 | 93 | 2,607 | 3.6 | 10.8 | 44.4 |
| 2021年2月 | −102 | 1,182 | −8.2 | — | — |
| 2022年2月 | 16 | 1,195 | 1.4 | 34.9 | 57.6 |
| 2023年2月 | 85 | 1,310 | 6.9 | 11.2 | 25.0 |
| 2024年2月 | 100 | 1,439 | 7.3 | 11.2 | 23.3 |
| 2025年2月 | 126 | 1,559 | 8.5 | 9.7 | 23.9 |
| 2026年2月 | −27 | 1,535 | −1.8 | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
36名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は36名。2026/2期の役員報酬は総額530百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 村田善郎 | 代表取締役 取締役社長 業務監査室担当 | 64 |
| 牧野考一 | 代表取締役 専務取締役 営業本部長 ライフデザイン オフィス担当 | 63 |
| 杉山智子 | 代表取締役 常務取締役 総務本部長 秘書室担当 | 58 |
| 難波斉 | 常務取締役 営業本部 大阪店長 | 61 |
| 横山和久 | 取締役 | 62 |
| 園田篤弘 | 取締役 | 61 |
| 青木和宏 | 取締役 | 61 |
| 清瀨雅幸 | 取締役 | 68 |
| 後藤晃 | 取締役 | 80 |
| 横尾敬介 | 取締役 | 74 |
| 有馬充美 | 取締役 | 64 |
| 海老澤美幸 | 取締役 | 51 |
残りの役員24名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 片岡不二恵 | 常勤監査役 | 66 | — |
| 岡部恒明 | 常勤監査役 | 65 | — |
| 菅原邦彦 | 監査役 | 74 | — |
| 寺原真希子 | 監査役 | 51 | — |
| 大西祐子 | — | 46 | — |
| 佐藤尚弘 | 専務執行役員 企画本部長 史料館担当 | 64 | — |
| 増井大輔 | 常務執行役員 営業本部 MD本部長 | 54 | — |
| 笹尾薫 | 常務執行役員 営業本部 副本部長 営業企画部長 ライフデザインオフィス長 | 59 | — |
| 山口牧子 | 上席執行役員 総務本部 総務部長 | 63 | — |
| 阿部宗彦 | 上席執行役員 総務本部副本部長 人事部長 | 57 | — |
| 澁谷裕子 | 執行役員 営業本部 新宿店長 | 57 | — |
| 竹下真 | 執行役員 営業本部 横浜店長 | 60 | — |
| 桐明桂介 | 執行役員 企画本部 情報システム部長 | 59 | — |
| 福岡収 | 執行役員 企画本部 財務部長 | 55 | — |
| 橋本逸郎 | 執行役員 営業本部 法人事業部長 | 60 | — |
| 及川智子 | 執行役員 総務本部 業務部長 | 59 | — |
| 加藤恭子 | 執行役員 営業本部 MD本部副本部長 | 59 | — |
| 岡憲史 | 執行役員 営業本部 京都店長 | 59 | — |
| 永井晴子 | 執行役員 日本橋店長 | 58 | — |
| 本田浩一郎 | 執行役員 企画本部副本部長 経営企画部長 | 55 | — |
| 大江真理子 | 執行役員 財務部広報・IR室長 | 50 | — |
| 大川秋生 | 取締役 | 57 | 4,000 |
| 末吉武嘉 | 取締役 | 57 | 5,000 |
| 菅久修一 | 取締役 監査等委員 | 66 | — |
役員報酬の内訳2026/2期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 賞与百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 10 | 228 | 74 | 96 | 398 | 40 |
| 社外取締役 | 6 | 73 | — | — | 73 | 12 |
| 監査役 | 2 | 59 | — | — | 59 | 30 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/2期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容870字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題7,283字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,441字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)12,185字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第160期(2025/03/01-2026/02/28)2026-05-20
- 半期報告書半期報告書-第160期(2025/03/01-2026/02/28)2025-10-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第159期(2024/03/01-2025/02/28)2025-05-22
- 半期報告書半期報告書-第159期(2024/03/01-2025/02/28)2024-10-15
- 四半期報告書四半期報告書-第159期第1四半期(2024/03/01-2024/05/31)2024-07-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第158期(2023/03/01-2024/02/29)2024-05-23
- 四半期報告書四半期報告書-第158期第3四半期(2023/09/01-2023/11/30)2024-01-12
- 四半期報告書四半期報告書-第158期第2四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-13
- 四半期報告書四半期報告書-第158期第1四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第157期(2022/03/01-2023/02/28)2023-05-25
- 四半期報告書四半期報告書-第157期第3四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-12
- 四半期報告書四半期報告書-第157期第2四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)2022-10-13
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