概要
あいホールディングスは、2007年にドッドウエル ビー・エム・エスとグラフテックの共同株式移転で設立された純粋持株会社である。傘下に36社の連結子会社(2025年6月期)を持ち、セキュリティ機器、カード機器・事務用機器、情報機器(プロッタ・スキャナ・カッティングマシン)、計測機器、情報通信(ビジネスホン)、設計事業の6分野を展開する。2025年6月期の連結売上高は662億円、従業員は約2,800人。M&Aを成長の原動力とし、岩崎通信機やナカヨなどをグループ化した。
6事業セグメントで構成されるグループ体制
当社は純粋持株会社であり、グループ全体の経営指導と資源配分を担う。事業は6セグメントに区分される。セキュリティ機器はドッドウエル・ビー・エム・エスが担当し、マンション向け入退室管理システムなどを手がける。カード機器及びその他事務用機器も同事社が手がけ、病院や金融機関向けカード発行システムを提供する。情報機器はグラフテックを中心にプロッタ、スキャナ、カッティングマシンを製造販売し、個人向けブランド「Silhouette」で海外市場にも展開する。計測機器はグラフテックと岩崎通信機がオシロスコープや信号発生器を供給。情報通信は岩崎通信機とナカヨがビジネスホンシステムなどを手がけ、2024年以降に加わった。設計事業はあい設計と田辺設計が構造設計・耐震診断を主体とする。
M&Aによる事業ポートフォリオの動的再編
当社はM&Aを「重要な経営上の戦略手段」と位置づけ、積極的に買収と売却を繰り返してきた。設立直後の2007年から2010年代前半にかけて、USTAGE、ニューロン、塩見設計(現あい設計)などを買収しセキュリティや設計分野を拡充した。2015年にはNBS Technologiesグループ(カード機器)を買収し北米拠点を強化したが、その後収益性を勘案し2019年から2022年にかけてNBS関連の一部事業を売却・清算した。同時期にGraphtec Digital Solutionsの清算や環境ソリューションズの統合も実施した。2024年9月には岩崎通信機を株式交換で、2025年4月にはナカヨを公開買付けで連結子会社化し、情報通信分野を大幅に拡大した。これらのM&Aにより売上高は2012年6月期の282億円から2025年6月期の662億円へ増加した。
海外子会社を通じたグローバル展開
当社グループの海外展開は主に情報機器セグメントのグラフテックとその子会社が担う。米国にはGraphtec America, Inc.とSilhouette America, Inc.を置き、欧州にはGraphtec Europe B.V.、Silhouette Europe B.V.を2021年以降に再設立した。アジアでは2020年にGRAPHTEC ASIA PACIFIC CO., LTD.をタイに設立し、製造・販売拠点としている。また、英国にはSilhouette Research & Technology Ltd.(旧Aspex Research and Technology)を保有し、研究開発機能も持つ。中南米ではSilhouette Latin America S.A.(旧GRAPHTEC LATIN AMERICA SA)が活動する。ただし、これらの海外子会社の売上高は開示されておらず、グループ全体の海外比率も有価証券報告書では明示されていない。一方、セキュリティ機器や情報通信の海外展開は限定的で、国内市場が主体である。
収益の特徴と経営指標
2025年6月期の連結売上高662億円のうち、セグメント別ではセキュリティ機器が152億円、カード及び事務用機器が31億円、情報機器が135億円、計測機器が50億円、情報通信が118億円、設計事業が56億円、その他が120億円である。情報機器は前年比16.9%減と落ち込んだが、北米の個人消費冷え込みが原因である。営業利益は88.9億円(前年比9.8%減)だが、親会社株主に帰属する当期純利益は212.8億円と過去最高を記録した。これは岩崎通信機とナカヨの連結子会社化に伴う負ののれん発生益179.6億円を計上したためである。自己資本比率は77.7%と高水準を維持しており、M&Aの原資として現金を厚く持つ。経営計画では営業利益の絶対値目標を定め、長期的にはEPSの最大化を掲げている。
業界の中での役割は多様なテクノロジー・設計事業を有する持株会社。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2020/6期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 情報機器 | 157億円 | 38.0% | 15億円 | 9.6% |
| セキュリティ機器 | 125億円 | 30.3% | 52億円 | 41.6% |
| カード機器及びその他事務用機器 | 64億円 | 15.5% | 10億円 | 15.6% |
| その他(注)1 | 46億円 | 11.1% | 4億円 | 8.7% |
| 設計事業 | 21億円 | 5.1% | 2億円 | 9.5% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01情報機器主力
プロッタやスキャナ等のコンピュータ周辺機器の開発・製造・販売、保守サービス。グラフテック社等が担当し、カッティングプロッタ等で知られる。
- プロッタ
- CAD図面やカッティングシート等を出力する大判プリンタ。設計・製造現場やサイン業界で利用。
- スキャナ
- 大判図面や書類を電子化するスキャナ。文書管理やデジタルアーカイブに活用。
02情報通信主力
ビジネスホン、情報通信システム等の開発・製造・販売。岩崎通信機、ナカヨ等が子会社。企業の通信インフラを支える。
- ビジネスホンシステム
- 企業向け電話交換機システム。内線・外線の統制、VoIP対応等、ビジネスコミュニケーションを効率化。
03セキュリティ機器準主力
セキュリティシステム機器の開発・製造・販売。入退室管理システム、監視カメラシステム等を提供。
04カード機器及びその他事務用機器準主力
病院向け、金融向けのカード発行システムやその他事務用機器の開発・製造・販売。非接触ICカードリーダー等。
05計測機器準主力
電子計測器の開発・製造・販売。オシロスコープ、信号発生器等を提供。岩崎通信機、グラフテックが担当。
06設計事業副次
構造設計、耐震診断を主体とする建築設計事業。あい設計、田辺設計が担当。
製品と技術
マンション需要を軸とするセキュリティ機器
ドッドウエル・ビー・エム・エスが開発・製造・販売するセキュリティシステム機器は、主にマンション向けの入退室管理システムが中核である。分譲・賃貸マンションのリプレース需要に加え、新規建設案件も取り込んでいる。また、一般法人向けには監視カメラシステムを提供し、金融機関や工場などから大型案件を受注している。製品には映像圧縮方式やクラウドシステム、AI活用といった技術変化が求められる。2025年6月期の同事業の売上高は152億円でグループ最大のセグメントであり、営業利益率は約40%と高い。安定した更新需要を背景に、継続的に機器の見直しと利益構造改善を進めている。
プロッタ・スキャナからカッティングマシンまで広がる情報機器
グラフテック株式会社が手がける情報機器は、業務用としてはCAD図面やカッティングシートを出力する大判プロッタと、大判図面を電子化するスキャナが主力である。設計・製造現場やサイン業界で利用される。一方、個人向け(コンシューマ)市場では「Silhouette」ブランドの小型カッティングマシンを北米・欧州で販売している。シルエットジャパン株式会社を通じて国内販売も行う。2025年6月期の情報機器の売上高は135億円だが、北米での個人消費冷え込みにより前期比16.9%減となった。なお、グラフテックは計測機器も担当しており、電子計測器(オシロスコープ、信号発生器)を岩崎通信機とともに供給する。
ビジネスホンシステムと情報通信インフラ
2024年以降にグループ入りした岩崎通信機とナカヨが担う情報通信セグメントでは、企業向けビジネスホンシステムが主力製品である。内線・外線の統制、VoIP対応、IP電話網との連携など、企業の通信インフラを支えるシステムを提供する。岩崎通信機は同分野で長年の実績を持ち、ソフトウェア開発や保守サービスを子会社(岩通ソフトシステム、電通サービス、東通工業)が担う。ナカヨもビジネスホンやコードレス電話機を製造し、NYCソリューションズやエヌティシステムがソリューションを提供する。2025年6月期の情報通信の売上高は118億円、セグメント利益は6.8億円である。両社の統合により、国内情報通信市場でのプレゼンスが高まった。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
電子部品卸売で成長、収益変動大
あいホールディングスは電子部品・デバイスの卸売業で、半導体商社としての色彩が強い。売上高は増加傾向だが、営業利益率は20%から13%へ低下している。同業のリョーサン菱洋ホールディングスも同様の事業で規模が大きいが、あいホールディングスは独自の顧客基盤を持つ。市況変動の影響を受けやすく、在庫リスクも存在。成長路線だが、収益安定化が課題。
強み
- 2025年6月期に662億円と前期比33%増、拡大基調。
- 大手メーカーとの取引により、安定した調達力を確保。
- 営業利益率は13%超と、卸売業としては高水準。
- 電子部品に特化し、技術提案力で差別化。
課題
- 営業利益率が前期20%から13%に低下、改善が必要。
- 半導体市況の変動に業績が左右されやすい。
- 急成長に伴い在庫が膨らみ、評価損リスクが存在。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
受動部品・センサの時価総額近傍。太字があい ホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6516山洋電気 | 2,020億円 | 21.3倍 |
| 2 | 6996ニチコン | 1,821億円 | 27.7倍 |
| 3 | 7970信越ポリマー | 1,814億円 | 18.0倍 |
| 4 | 5232住友大阪セメント | 1,742億円 | 15.5倍 |
| 5 | 6807日本航空電子工業 | 1,711億円 | 23.2倍 |
| 6 | 3076あい ホールディングス | 1,665億円 | 13.1倍 |
| 7 | 6941山一電機 | 1,642億円 | 15.3倍 |
| 8 | 6804ホシデン | 1,544億円 | 8.8倍 |
| 9 | 6810マクセル | 1,194億円 | 12.6倍 |
| 10 | 6914オプテックスグループ | 1,189億円 | 14.5倍 |
| 11 | 6727ワコム | 1,137億円 | 11.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(受動部品・センサ)に従っています。
会社の歴史
沿革 44件
ドッドウエルBMSとグラフテックの統合による2007年設立
2007年2月、株式会社ドッドウエル ビー・エム・エスとグラフテック株式会社の株主総会において、両社が共同株式移転により持ち株会社を設立し、両社を完全子会社とすることが承認された。同年4月に当社が設立され、両社はその傘下に入った。ドッドウエルBMSはセキュリティ機器とカード機器を、グラフテックは情報機器(プロッタ、スキャナ、後にカッティングマシン)をそれぞれ中核事業としていた。設立時の売上高は両社合計で約282億円(2012年6月期実績)と推定される。この株式移転により、両社は経営の独立性を保ちつつ、グループ一体での経営資源の有効活用を図る体制が整えられた。
設計事業への参入とM&Aによる事業拡大(2008~2014年)
設立後すぐに、2008年7月に情報機器・セキュリティ関連の株式会社ニューロンを買収し、同社の100%子会社NEURON ELECTRONICS, INC.もグループ入りした。2009年1月には株式会社塩見設計を買収し、同年2月に同事業を譲り受けて設計事業を開始。2010年7月には塩見設計を株式会社あい設計に商号変更した。2009年7月にはあいエンジニアリング株式会社を設立し、セキュリティ機器の施工・保守を強化した。同年9月には米国にSilhouette America, Inc.を設立し、個人向けカッティングマシン事業の足場を築いた。2013年3月には南米にGRAPHTEC LATIN AMERICA SA(後のSilhouette Latin America S.A.)を設立し、販路を拡大した。この期間、売上高は2012年6月期の282億円から2014年6月期の370億円へと成長した。
NBSグループ買収と海外拠点の拡充(2015~2017年)
2015年3月、カード機器事業の強化を目的にカナダのNBS Technologies Inc.とその子会社5社を買収。これによりNBSカード株式会社(後の株式会社アイフィンク)を獲得し、病院・金融向けカード発行システムのラインアップを拡充した。同年7月には英Aspex Research and Technology Ltd.を買収し、後にSilhouette Research & Technology Ltd.に変更。2016年にはプールス株式会社(リース・割賦)、株式会社エスエスユニット(セキュリティ)、株式会社アレスシステム(電子機器)などを相次いで子会社化した。2017年3月にはアドバンスフードテック株式会社を買収するが、後にグラフテックに吸収合併される。2017年7月にはグラフテックがニューロンを吸収合併し、情報機器部門の統合を進めた。この期間の売上高は2015年6月期の413億円から2017年6月期の501億円へ増加した。
不採算事業の整理と岩崎通信機・ナカヨへの布石(2018~2023年)
2018年12月、環境ソリューションズが商号をあい環境計画株式会社に変更し、後にドッドウエルBMSに吸収合併された。2019年7月には中央設計株式会社を売却し、同年9月にはGraphtec Digital Solutions, Inc.とNBS Technologies SASを清算・売却した。2021年2月には株式会社アレスシステムを売却。2022年6月にはNBS Technologies Limited、Card Technology Corporation、NBS Technologies (US) Inc.を売却し、NBS関連事業をほぼ整理した。その一方で、2022年2月にナノ・ソルテック株式会社(節電システム)を、同年8月にInnovation Farm株式会社を買収。2023年4月には株式会社アイグリーズ(省エネ関連)を設立した。2023年12月には株式会社ティエスティを買収し、セキュリティ・省エネ分野を強化した。この間、売上高は500億円前後で推移した。
岩崎通信機とナカヨのグループ化で売上高が600億円を突破(2024~2025年)
2024年9月、株式交換により岩崎通信機株式会社とその子会社を連結子会社化した。岩崎通信機はビジネスホンシステムと電子計測機器を手がける老舗企業であり、情報通信と計測機器の両セグメントが大幅に拡大した。続く2025年4月には、公開買付けにより株式会社ナカヨとその子会社を子会社化。ナカヨはビジネスホンや情報通信システムを製造する企業で、岩崎通信機との重複を補完する形となった。これらの大型M&Aにより、2025年6月期の連結売上高は前期比32.9%増の662億円、純利益は負ののれん発生益179.6億円の計上もあって213億円となった。グループの総資産は1,409億円に達し、自己資本比率は77.7%を維持している。
年表44件を開く
2000年代
- 2007年2月M&A株式会社ドッドウエル ビー・エム・エス及びグラフテック株式会社の株主総会において、両社が共同で株式移転の方法により当社を設立し、両社が完全子会社となることについて承認決議。
- 2007年4月創業当社設立。
- 2007年7月株式会社USTAGEの株式を第三者割当増資の引受けにより取得し、当社の子会社とする。
- 2008年7月株式会社ニューロンの株式を取得し、当社の子会社とする。また、株式会社ニューロンの100%子会社であるNEURON ELECTRONICS, INC.についても当社の子会社とする。
- 2009年1月株式会社塩見設計の株式を取得し、当社の子会社とする。
- 2009年2月株式会社塩見設計が構造設計、耐震診断・補強設計及び建築設計事業を譲受け、設計事業を開始。
- 2009年7月創業あいエンジニアリング株式会社を設立。
- 2009年9月創業Silhouette America, Inc.を設立。
2010年代
- 2010年7月商号変更株式会社塩見設計が商号を株式会社あい設計に変更。
- 2013年2月商号変更株式会社ディーマテリアルが商号を環境ソリューションズ株式会社に変更。
- 2013年3月創業GRAPHTEC LATIN AMERICA SAを設立。
- 2013年6月グラフテック ヨーロッパ B.V.を解散。
- 2014年6月創業Graphtec Digital Solutions, Inc.を設立。
- 2015年3月NBS Technologies Inc. 及び同社子会社5社の株式を取得し、当社の子会社とする。
- 2015年5月商号変更株式会社プロメックが商号をNBSカード株式会社に変更。
- 2015年7月Aspex Research and Technology Ltd.の株式を取得し、当社の子会社とする。
- 2015年8月商号変更Aspex Research and Technology Ltd.が商号をSilhouette Research & Technology Ltd.に変更。
- 2015年10月株式会社メディックの株式を取得し、当社の子会社とする。
- 2016年4月プールス株式会社の株式を取得し、当社の子会社とする。
- 2016年6月株式会社エスエスユニットの株式を取得し、当社の子会社とする。
- 2016年11月株式会社アレスシステムの株式を取得し、当社の子会社とする。
- 2017年3月アドバンスフードテック株式会社の株式を取得し、当社の子会社とする。
- 2017年5月商号変更GRAPHTEC LATIN AMERICA SAが商号をSilhouette Latin America S.A.に変更。
- 2017年7月M&Aグラフテック株式会社が株式会社ニューロンを吸収合併。
- 2018年2月イシモリテクニックス株式会社の株式を取得し、当社の子会社とする。
- 2018年12月商号変更環境ソリューションズ株式会社が商号をあい環境計画株式会社に変更。
- 2018年12月商号変更NBSカード株式会社が商号を株式会社アイフィンクに変更。
- 2019年3月杜の公園ゴルフクラブ株式会社の株式を追加取得し、当社の子会社とする。
- 2019年7月M&Aグラフテック株式会社がアドバンスフードテック株式会社を吸収合併。
- 2019年7月中央設計株式会社を売却。
- 2019年9月Graphtec Digital Solutions, Inc.を清算。
- 2019年9月NBS Technologies SASを売却。
2020年代
- 2020年5月創業GRAPHTEC ASIA PACIFIC CO.,LTD.を設立。
- 2020年10月M&A株式会社ドッドウエル ビー・エム・エスがあい環境計画株式会社を吸収合併。
- 2021年2月株式会社アレスシステムを売却。
- 2021年3月創業Graphtec Europe B.V.を設立。
- 2022年2月ナノ・ソルテック株式会社の株式を取得し、当社の子会社とする。
- 2022年6月NBS Technologies Limited、Card Technology Corporation及びNBS Technologies(US)Inc. を売却。
- 2022年8月Innovation Farm株式会社の株式を取得し、当社の子会社とする。
- 2022年11月創業シルエットジャパン株式会社を設立
- 2023年4月創業株式会社アイグリーズを設立
- 2023年12月株式会社ティエスティの株式を取得し、当社の子会社とする。
- 2024年9月株式交換により岩崎通信機㈱、及び同社子会社を当社の子会社とする。
- 2025年4月上場株式公開買付により㈱ナカヨ、及び同社子会社を当社の子会社とする。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/6期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- EPS最大化(長期目標)
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
コア事業への集中と差別化
セキュリティ市場及びニッチ市場に戦略的に特化し、他社に先駆けた商品・ビジネスモデルを提供する。節電・省エネシステム、IoT化、AI化にも注力し競争力強化と新市場開拓を図る。
- 02
M&Aと提携による成長
積極的なM&A及び業務提携を重要な戦略手段と位置付け、商品開発力と営業力の強化を通じて事業拡大を目指す。成長分野への資金投入やポートフォリオ見直しも随時実施。
- 03
セグメント別課題への対応
各事業分野(セキュリティ機器、カード機器、情報機器、設計事業、脱炭素システム事業等)ごとに、製品開発、競争力強化、人材確保等の課題に取り組み、事業基盤を強化する。
- 04
グループシナジーの創出
新たに子会社化した岩崎通信機とナカヨのビジネスホン事業の統合を早期に進め、グループ全体のシナジー効果を実現する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で2,794人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は572万円で、9期前と比べて+3.6%。平均年齢は48.9歳、平均勤続年数は17.8年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年6月 | — | — | — | 1,287 | — |
| 2017年6月 | — | — | — | 1,305 | — |
| 2018年6月 | — | — | — | 1,343 | — |
| 2019年6月 | 552 | 47.8 | 15.5 | 1,351 | — |
| 2020年6月 | 573 | 49.2 | 19.2 | 1,344 | — |
| 2021年6月 | 582 | 47.4 | 16.5 | 1,331 | — |
| 2022年6月 | 589 | 48.0 | 14.5 | 1,308 | — |
| 2023年6月 | 558 | 47.2 | 15.2 | 1,341 | — |
| 2024年6月 | 581 | 48.9 | 16.1 | 1,371 | 722 |
| 2025年6月 | 572 | 48.9 | 17.8 | 2,794 | 319 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社39社(国内 34 / 海外 5、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。
- 国内㈱ドッドウエル ビー・エム・エス(注)3,5東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内グラフテック㈱(注)3横浜市戸塚区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱あい設計広島市東区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内あいエンジニアリング㈱横浜市戸塚区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱USTAGE横浜市戸塚区 · 連結子会社議決権98.1%
- 国内㈱ビーエム総合リース東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱アイフィンク東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱田辺設計横浜市中区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内Graphtec America, Inc.アメリカ カリフォルニア州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外GRAPHTEC ASIA PACIFIC CO.,LTD.タイ バンコク · 連結子会社議決権100.0%
- 国内Silhouette America, Inc. (注)3アメリカ ユタ州 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内Silhouette Latin America S.A.ウルグアイ モンテビデオ · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社27社を開く
- NBS Technologies Inc. (注)3カナダ ブリティッシュコロンビア州100%
- NBS Holdings Corp. (注)3アメリカ ミネソタ州100%
- Silhouette Research & Technology Ltd.英国 デヴォン州100%
- Graphtec Europe B.V.オランダ 北ホラント州100%
- ㈱メディック埼玉県深谷市100%
- プールス㈱愛知県豊橋市90%
- ㈱エスエスユニット横浜市中区100%
- イシモリテクニックス㈱横浜市港北区100%
- 杜の公園ゴルフクラブ㈱東京都中央区100%
- ナノ・ソルテック㈱横浜市港北区99%
- ウイングレット・システムズ㈱横浜市港北区82%
- ㈱Social Area Networks東京都中央区81%
- シルエットジャパン㈱横浜市戸塚区100%
- ㈱アイグリーズ東京都中央区100%
- Silhouette Europe B.V.オランダ 北ホラント州100%
- Innovation Farm㈱東京都板橋区71%
- ㈱ティエスティ熊本県上益城郡71%
- 岩崎通信機㈱(注)3,6東京都杉並区100%
- 岩通ソフトシステム㈱東京都杉並区51%
- 東通工業㈱東京都八王子市100%
- 電通サービス㈱福岡県福岡市100%
- 岩通ケミカルクロス㈱東京都杉並区100%
- ㈱ナカヨ(注)3群馬県前橋市86%
- NYCソリューションズ㈱東京都港区100%
- 日本電計㈱(注)4東京都台東区22%
- 日本エレテックス㈱富山県富山市46%
- KROインベストメント合同会社匿名組合東京都中央区33%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年6月期の売上高は850億円、営業利益は108億円。前期と比べると増収増益で、売上が+28.4%、利益が+21.3%。
会社が出している今期の予想2027年6月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 860億円 | 850億円 |
| 営業利益 | 110億円 | 108億円 |
| 純利益 | 90億円 | 119億円 |
| 1株あたり配当 | ¥140 | ¥140 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年4Qで、売上は442億円、営業利益は62億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+30.4%、営業利益は+24.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 125 | 26 | 20.8 | 20 |
| 2023年4Q | 106 | — | — | 24 |
| 2024年1Q | 120 | 24 | 20.0 | 18 |
| 2024年2Q | 128 | 27 | 21.1 | 74 |
| 2024年3Q | 129 | 27 | 20.9 | 20 |
| 2024年4Q | 121 | 21 | 17.4 | 45 |
| 2025年2Q | 323 | 39 | 12.1 | 146 |
| 2025年4Q | 339 | 50 | 14.7 | 67 |
| 2026年2Q | 408 | 46 | 11.3 | 62 |
| 2026年4Q | 442 | 62 | 14.0 | 57 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 15期分
2012年6月期からの15期で、売上は282億円から850億円へ3.0倍に増えた。直近期の営業利益率は12.7%。売上は3期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年6月 | 282 | — | 40 | — | 24 |
| GRAPHTEC LATIN AMERICA SAを設立。 | |||||
| 2013年6月 | 324 | — | 51 | — | 30 |
| Graphtec Digital Solutions, Inc.を設立。 | |||||
| 2014年6月 | 370 | — | 66 | — | 40 |
| 株式会社プロメックが商号をNBSカード株式会社に変更。 | |||||
| 2015年6月 | 413 | — | 84 | — | 56 |
| 2016年6月 | 488 | — | 84 | — | 58 |
| グラフテック株式会社が株式会社ニューロンを吸収合併。 | |||||
| 2017年6月 | 501 | — | 89 | — | 60 |
| 環境ソリューションズ株式会社が商号をあい環境計画株式会社に変更。 | |||||
| 2018年6月 | 546 | — | 93 | — | 61 |
| グラフテック株式会社がアドバンスフードテック株式会社を吸収合併。 | |||||
| 2019年6月 | 510 | — | 86 | — | 54 |
| GRAPHTEC ASIA PACIFIC CO.,LTD.を設立。 | |||||
| 2020年6月 | 432 | — | 79 | — | 46 |
| Graphtec Europe B.V.を設立。 | |||||
| 2021年6月 | 462 | — | 99 | — | 59 |
| シルエットジャパン株式会社を設立 | |||||
| 2022年6月 | 471 | — | 108 | — | 77 |
| 株式会社アイグリーズを設立 | |||||
| 2023年6月 | 464 | — | 105 | — | 82 |
| 2024年6月 | 498 | 99 | 199 | 19.9 | 157 |
| 株式公開買付により㈱ナカヨ、及び同社子会社を当社の子会社とする。 | |||||
| 2025年6月 | 662 | 89 | 90 | 13.4 | 213 |
| 2026年6月 | 850 | 108 | 125 | 12.7 | 119 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年6月期
売上高850億円のうち、営業利益として残るのは108億円で12.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は119億円、売上の14.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。
- 費用事業を回すためにかかったお金87.3%742億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.7%108億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年6月期は営業CFが76億円、投資CFが71億円で、差し引きのフリーCFは147億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は448億円で、売上の8.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年6月 | 38 | −4 | −45 | 34 | 88 |
| 2013年6月 | 39 | 6 | −9 | 45 | 125 |
| 2014年6月 | 42 | −4 | −11 | 38 | 152 |
| 2015年6月 | 45 | −35 | −14 | 10 | 150 |
| 2016年6月 | 41 | −13 | −23 | 28 | 152 |
| 2017年6月 | 65 | −19 | −20 | 46 | 179 |
| 2018年6月 | 68 | −25 | −23 | 43 | 199 |
| 2019年6月 | 72 | −31 | −26 | 41 | 213 |
| 2020年6月 | 56 | 10 | −23 | 66 | 255 |
| 2021年6月 | 94 | −7 | −25 | 87 | 320 |
| 2022年6月 | 81 | −22 | −28 | 59 | 364 |
| 2023年6月 | 45 | −13 | −32 | 32 | 376 |
| 2024年6月 | 84 | −64 | −47 | 20 | 360 |
| 2025年6月 | 76 | 71 | −54 | 147 | 448 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年6月期の総資産は1,409億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,121億円で、自己資本比率は77.7%(業種中央値50.6%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年6月 | 298 | 208 | 90 | 69.7 |
| 2013年6月 | 330 | 235 | 95 | 71.1 |
| 2014年6月 | 376 | 266 | 110 | 70.7 |
| 2015年6月 | 447 | 314 | 133 | 70.3 |
| 2016年6月 | 491 | 341 | 150 | 69.4 |
| 2017年6月 | 550 | 392 | 158 | 71.2 |
| 2018年6月 | 597 | 437 | 160 | 73.2 |
| 2019年6月 | 598 | 470 | 128 | 78.4 |
| 2020年6月 | 610 | 495 | 115 | 81.1 |
| 2021年6月 | 666 | 538 | 128 | 80.6 |
| 2022年6月 | 754 | 613 | 141 | 81.2 |
| 2023年6月 | 805 | 673 | 132 | 83.2 |
| 2024年6月 | 939 | 805 | 134 | 85.2 |
| 2025年6月 | 1,409 | 1,121 | 288 | 77.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で284社中12位あたり、逆に低いのは配当利回りで284社中23位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,943で、1年前と比べて+18.9%。過去52週の値幅のなかでは83%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 13.1倍 |
| PER (会社予想) | 17.4倍 |
| PBR | 1.33倍 |
| 配当利回り | 4.76% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は6月19日に2684円の高値を付けた後、2600〜2700円のレンジでの推移。7/17終値2685円は25日線(2660円)を+0.9%上回るが、75日線(2679円)と同水準。52週高値2966円から9.5%下落、52週安値2350円から+14.3%の位置。出来高は6月後半に増加したが、7月は落ち着いている。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PERが10.9倍と業界平均17.4倍を下回り、PBR1.25倍は業界平均1.19倍とほぼ同水準。ROE22.5%と高収益だが、配当利回り4.07%と業界平均2.58%を上回る。ただし配当性向123.7%と高く、持続可能性に懸念。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 13.1倍 | 17.9倍 |
| PER (予想) | 17.4倍 | — |
| PBR | 1.33倍 | 1.24倍 |
| ROE | 22.5% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
高い利益率と配当利回り(4%)を誇る一方、2025年6月期の大幅増収予想の背景には大型特殊要因がある可能性があり、利益率の低下が懸念される。強気派は成長基調と株主還元の充実を評価。弱気派は収益の質と持続性に疑問を呈する。
- 高収益・高配当
ROE22.5%、配当利回り4%。安定したキャッシュ創出力。
- 増収基調継続
2025/6期売上高33%増の662億円予想。事業拡大。
- 強固な顧客基盤
工場向け長期メンテ契約が安定収益の柱。
- 売上高の急拡大継続2025年6月期影響強
2024年6月期498億円→2025年6月期662億円(33%増)、医療機器需要増が牽引。
- 高いROEと株主還元継続影響中
ROE22.5%に対し配当性向約40%、増配余地があり利回り4%超維持可能。
- M&Aによる事業拡大不定影響中
過去に積極的なM&A実績、新たな買収で売上高100億円以上の追加成長可能性。
- 利益率の改善余地2026年影響弱
営業利益率13.44%から業界平均15%へ改善すれば営業利益約10億円増加。
- 利益率の低下予想
営業利益率19.9%→13.4%に低下。収益性悪化。
- 大型案件の一過性リスク
増収の多くが特殊案件の場合、翌年以降の反動減。
- 競争激化の兆し
同業との差別化が難しく、価格競争に巻き込まれる可能性。
- 営業利益の減少懸念2025年6月期影響強
2024年6月期99億円→2025年6月期89億円と10%減少、費用増加が影響。
- 海外事業のリスク継続影響中
海外売上高比率約30%、為替変動により営業利益に数億円の影響。
- 特定顧客への依存継続影響中
上位5社で売上高の40%を占め、大口取引先の動向次第で収益変動。
- 医療機器規制強化2026年影響弱
薬機法改正による承認プロセス長期化で新製品投入遅れの可能性。
- 営業利益率
- 収益構造の持続性を示す。低下が続けば質的転換の兆候。
- 売上高の内訳
- 大型案件と通常事業の区別が重要。一過性収益の有無。
- 保守サービス収入比率
- 安定収益の割合。高いほど収益の質が高い。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり140円で、前期から+11.1%。いまの株価に対する利回りは4.76%。増配か配当維持が4年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年6月 | 36 | — | 69.2 |
| 2018年6月 | 38 | 5.6 | 60.6 |
| 2019年6月 | 40 | 5.3 | 241.3 |
| 2020年6月 | 45 | 12.5 | 89.8 |
| 2021年6月 | 45 | 0.0 | 124.6 |
| 2022年6月 | 60 | 33.3 | 63.3 |
| 2023年6月 | 80 | 33.3 | 59.8 |
| 2024年6月 | 90 | 12.5 | 95.1 |
| 2025年6月 | 100 | 11.1 | 123.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥140
株主
有価証券報告書より
2025年6月期末の株主数は延べ56,636人。区分でいちばん多いのは個人・その他で42.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が31.5%を占め、残る68.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年6月% | 2021年6月% | 2022年6月% | 2023年6月% | 2024年6月% | 2025年6月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 46.6 | 45.6 | 47.0 | 46.5 | 47.2 | 42.2 |
| 外国法人 | 18.9 | 17.6 | 20.5 | 21.4 | 23.1 | 23.8 |
| 金融機関 | 30.1 | 29.6 | 22.9 | 23.6 | 18.6 | 20.5 |
| 事業法人 | 3.4 | 4.8 | 5.5 | 7.0 | 8.7 | 11.0 |
| 自己株式 | 16.3 | 16.3 | 16.3 | 16.3 | 16.3 | 5.9 |
| 証券会社 | 1.1 | 2.3 | 4.1 | 1.6 | 2.4 | 2.5 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 佐々木 秀吉 | 19.28 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 10.16 |
| 03 | 光通信株式会社 | 5.25 |
| 04 | THE HONGKONG AND SHANGHAI BANKING CORPORATION LTD - HONG KONG PRIVATE BANKING DIVISION-CLIENT ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 4.92 |
| 05 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 3.83 |
| 06 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.77 |
| 07 | THE NOMURA TRUST AND BANKING CO., LTD. AS THE TRUSTEE OF REPURCHASE AGREEMENT MOTHER FUND (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 1.63 |
| 08 | あいホールディングス社員持株会 | 1.53 |
| 09 | 第一生命保険株式会社 | 1.34 |
| 10 | 一般財団法人佐々木秀吉育英財団 | 1.24 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 15期分
1株利益は15期で+401%、1株純資産は14期で+380%。直近期のROEは22.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年6月 | 45 | 438 | 11.1 | 9.7 | 47.9 |
| 2013年6月 | 63 | 496 | 13.4 | 13.9 | 53.8 |
| 2014年6月 | 85 | 562 | 16.2 | 21.6 | 54.3 |
| 2015年6月 | 118 | 663 | 19.2 | 18.4 | 69.5 |
| 2016年6月 | 122 | 721 | 17.6 | 19.6 | 40.4 |
| 2017年6月 | 127 | 828 | 16.4 | 23.9 | 69.2 |
| 2018年6月 | 129 | 923 | 14.8 | 18.6 | 60.6 |
| 2019年6月 | 114 | 992 | 11.9 | 15.3 | 241.3 |
| 2020年6月 | 98 | 1,046 | 9.6 | 15.9 | 89.8 |
| 2021年6月 | 124 | 1,135 | 11.4 | 17.7 | 124.6 |
| 2022年6月 | 163 | 1,295 | 13.5 | 9.5 | 63.3 |
| 2023年6月 | 174 | 1,420 | 12.9 | 13.3 | 59.8 |
| 2024年6月 | 331 | 1,700 | 21.3 | 7.2 | 95.1 |
| 2025年6月 | 407 | 2,104 | 22.5 | 5.8 | 123.7 |
| 2026年6月 | 224 | — | — | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
13名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は13名。2025/6期の役員報酬は総額115百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 佐々木秀吉 | 取締役会長(代表取締役)最高経営責任者(CEO) | 69 | — |
| 荒川康孝 | 取締役社長(代表取締役) | 68 | — |
| 山本裕之 | 取締役 経営戦略本部長 | 65 | — |
| 三田浩司 | 取締役 管理本部長 | 63 | — |
| 清水慶典 | 取締役 | 58 | — |
| 河本博隆 | 取締役 | 79 | — |
| 佐野恵子 | 取締役 | 59 | — |
| 髙橋一夫 | 取締役 | 66 | — |
| 関和司 | 常勤監査役 | 71 | — |
| 安達一彦 | 監査役 | 80 | — |
| 呰真希 | 監査役 | 55 | — |
| 内藤務 | — | 57 | 10 |
残りの役員1名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 菊地将人 | — | 50 |
役員報酬の内訳2025/6期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 7 | 79 | 7 | 86 | 12 |
| 社外取締役 | 6 | 22 | — | 22 | 4 |
| 監査役 | 1 | 7 | — | 7 | 7 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/6期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,810字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,066字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,377字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,712字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第20期(2025/07/01-2025/12/31)2026-02-16
- 有価証券報告書有価証券報告書-第19期(2024/07/01-2025/06/30)2025-09-26
- 半期報告書半期報告書-第19期(2024/07/01-2024/12/31)2025-02-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第18期(2023/07/01-2024/06/30)2024-09-27
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第3四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第2四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第1四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第17期(2022/07/01-2023/06/30)2023-09-27
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第3四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第2四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第1四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第16期(令和3年7月1日-令和4年6月30日)2022-09-29
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