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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

ホシデン

Hosiden Corporation6804 · Prime · 電気機器

電子部品メーカー。コネクタ・スイッチなどの機構部品と、マイク・スピーカーなどの音響部品を主力に、国内外のセットメーカーへ供給。

概要

ホシデンは、大阪府八尾市に本社を置く電子部品メーカーである。1947年の創業以来、コネクタやスイッチなどの機構部品、マイクロホンやヘッドホンなどの音響部品を開発・製造してきた。2026年3月期の連結売上高は4483億円、連結従業員数は8465名。大阪証券取引所と東京証券取引所のプライム市場に上場し、世界規模で生産・販売網を持つ中堅電子部品企業である。

売上の9割を占める機構部品事業

ホシデンの事業は三つのセグメントで構成される。最大の柱はコネクタ、ジャック、スイッチを扱う機構部品で、2026年3月期の売上高は4142億84百万円と全体の92.4%を占めた。主な需要先はアミューズメント関連(パチンコ・パチスロ向け)と自動車関連であり、当期はアミューズメント向けが大幅に増加した。セグメント利益は169億73百万円で、全社営業利益の88%を稼ぐ収益源である。同社はスマートフォンや車載電子機器の高機能化に伴い、小型・高密度なコネクタの開発を進めており、この分野での競争力を強みとする。

音響部品と複合部品で補完する事業ポートフォリオ

音響部品セグメントはマイクロホン、ヘッドホン、ヘッドセット、スピーカー、レシーバーを扱う。2026年3月期の売上高は194億31百万円(全体の4.3%)、セグメント利益は15億86百万円。自動車関連向けが減少し、前年比で減収減益となった。複合部品その他は旧表示部品を含み、売上高145億35百万円(3.2%)、利益6億75百万円。健康機器向けは減ったが、アミューズメント向けが増加した。これらのセグメントは機構部品に比べ規模は小さいが、音響技術や液晶表示技術など同社の多様な技術基盤を支える役割を担っている。

23カ国に広がるグローバル生産・販売網

ホシデンは国内外に子会社21社を擁し、生産と販売のグローバルネットワークを構築している。国内では東京事業所(群馬県)、ホシデン九州(福岡県)、ホシデンエフ・ディ(滋賀県)などの生産拠点がある。海外では中国(東莞、青島)、台湾、韓国、香港、ベトナム、シンガポールに生産拠点を置き、米国、ドイツ、英国には販売法人を設置。特にベトナム(ハノイ近郊)と中国・東莞は主力工場となっている。2022年4月には東京証券取引所の市場第一部からプライム市場へ移行し、コーポレートガバナンスの強化を図っている。

業界の中での役割は電子機器向け機構部品・音響部品のサプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
4,483億円
営業利益
192億円
営業利益率
4.3%
純利益
162億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
機構部品4,143億円92.4%170億円4.1%
音響部品194億円4.3%16億円8.2%
複合部品 その他145億円3.2%7億円4.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01電子機器(機構部品)主力

コネクタ、ジャック、スイッチ等の機構部品を、国内外のセットメーカー(家電、情報通信機器、自動車等)に直接または販売拠点を通じて供給。機器内の電気的接続や操作スイッチとして幅広く採用。

主な製品・サービス3
コネクタ
電子機器内部の基板間やケーブル接続に使用される電気接続部品。
ジャック
オーディオ機器等でプラグを挿入するための接続端子。
スイッチ
機器の電源や機能切替に用いる操作部品。

02電子機器(音響部品)主力

マイクロホン、ヘッドホン、ヘッドセット、スピーカー、レシーバー等の音響部品を開発・製造。携帯電話、ヘッドセット、車載等の音響機器向けに供給。

主な製品・サービス5
マイクロホン
音声を電気信号に変換する小型マイク。携帯電話やICレコーダー等に内蔵。
ヘッドホン
音楽鑑賞や通信に用いるヘッドホン。
ヘッドセット
ヘッドホンとマイクを一体化した通信用デバイス。
スピーカー
電気信号を音声に変換するスピーカー。各種電子機器に搭載。
レシーバー
電話器等で使用される受話用スピーカー。

03電子機器(複合部品その他)その他

機構部品・音響部品に分類されない複合機器等を製造・販売。表示部品等を含む。

製品と技術

コネクタ、ジャック、スイッチなどの機構部品

機構部品はホシデンの主力製品群である。コネクタは基板間やケーブルと機器を電気的に接続する部品で、スマートフォン、ゲーム機、自動車の電子制御ユニットなどに幅広く使われる。ジャックはオーディオ機器でプラグを挿入するための接続端子、スイッチは機器の電源や機能を切り替える操作部品である。同社はこれらの製品で小型化・高周波対応・高信頼性を追求しており、特にアミューズメント機器向けでは市場シェアが高い。生産は中国・東莞やベトナム工場で大量に行われ、2026年3月期には売上高が前年比95%増と急成長した。

マイクロホン、ヘッドホン、スピーカーの音響部品

音響部品は1960年に開発を開始した伝統的な製品群である。主な製品はマイクロホン(音声を電気信号に変換)、ヘッドホン(音楽や通話のリスニング)、ヘッドセット(ヘッドホンとマイクの一体型)、スピーカー(電気信号を音に変換)、レシーバー(電話の受話器用スピーカー)である。これらは携帯電話、タブレット、車載インフォテインメント、ヘッドセットなどに組み込まれる。同社は小型・高感度・低消費電力を特徴とし、特にMEMSマイクや高出力スピーカーなど先端技術にも対応する。ただし2026年3月期は自動車向け需要の減少により減収となった。

コア技術:機構設計からセンサ応用まで幅広く

ホシデンは機構設計、高周波設計、音響設計、光学設計、回路設計、金型設計、シミュレーション、EMC対策、センサ応用技術など多岐にわたる技術を保有する。これらの技術を統合し、IoE(Internet of Everything)向けセンサユニットや工場DXツールなどの複合製品も開発している。1972年に着手した液晶表示技術は、現在では表示部品として複合部品事業に含まれる。また、技術中期3年計画を策定し、過去技術の棚卸と自社製品の強み再構築を進めており、技術展も1985年から定期的に開催している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

電子部品で外需依存、新工場で急拡大

ホシデンはコネクタ・スイッチ等の電子部品メーカーです。同業のイビデンや日清紡ホールディングスに比べ規模は中堅ですが、2026/3期には売上高が4483億円と急拡大見込みです。これは新工場の本格稼働によるもので、営業利益率は4.28%とやや低下しています。海外売上比率が高く、為替や世界経済の影響を受けやすい体質です。

強み

  • 新工場効果で2026/3期売上高は前期比+81%と急拡大。
  • 海外工場を有し、コスト競争力と供給力を確保。
  • 大手電子機器メーカーとの長期取引により安定受注。
  • コネクタ、スイッチ、センサーなど幅広い品揃え。

課題

  • 売上急拡大に伴い営業利益率が5.49%→4.28%と低下。
  • 海外売上比率が高く、為替変動や地政学リスクの影響大。
  • 電子部品業界は価格競争が激しく、収益率維持が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

受動部品・センサの時価総額近傍。太字がホシデン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17970信越ポリマー1,814億円18.0倍
25232住友大阪セメント1,742億円15.5倍
36807日本航空電子工業1,711億円23.2倍
43076あい ホールディングス1,665億円13.1倍
56941山一電機1,642億円15.3倍
66804ホシデン1,544億円8.8倍
76810マクセル1,194億円12.6倍
86914オプテックスグループ1,189億円14.5倍
96727ワコム1,137億円11.9倍
106929日本セラミック1,017億円14.5倍
116961エンプラス939億円16.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(受動部品・センサ)に従っています。

会社の歴史

沿革 28件

古橋製作所として創業し法人化した1950年

ホシデンの前身は、1947年4月に大阪市東成区で創業された古橋製作所である。当初は電子部品の製造を手掛け、1950年9月に資本金20万円で星電器製造株式会社に改組した。これが現在のホシデン株式会社の直接の源流となる。同年には本社工場を現在地の八尾市北久宝寺に移転し、生産体制を整えた。法人化から間もない1960年には音響部品(イヤホン、マイクロホン)の開発・生産を開始し、電子部品メーカーとしての基盤を固めた。

大阪証券取引所上場と初の海外進出(1963-1966)

1963年8月、星電器製造は大阪証券取引所市場第二部に株式を上場した。これにより資金調達力を高め、事業拡大を加速する。1966年12月には香港に現地法人「香港星電有限公司」を設立。これが同社初の海外進出であり、アジア市場への足がかりとなった。その後も1969年に台湾、1973年に韓国、1978年に米国とシンガポールへと相次いで拠点を設け、国際的な事業展開を本格化させた。また1968年には九州星電(現ホシデン九州)を設立し、国内生産網も拡充した。

カラー液晶表示素子で技術力を証明(1972-1979)

1972年10月、同社はカラー液晶表示素子の開発に着手する。当時はまだ液晶ディスプレイが実用化され始めた時代であり、1979年10月には業界初となるカラー液晶表示素子を完成させ、エレクトロニクスショーに出品した。この成果は同社の技術力を広く認知させるきっかけとなった。液晶技術はその後、複合部品事業の一部として発展するが、同社のコア技術である光学設計や回路設計の基礎を築いた点で重要な位置を占める。同時期に滋賀県に星電子工業(現ホシデンエフ・ディ)を設立し、生産能力も高めた。

社名変更と東証一部上場、中国進出(1990-1992)

1990年10月、創立40周年を機に社名を「ホシデン株式会社」に変更した。同年には英国に現地法人を設立し、欧州市場へ本格参入。1992年3月には中国・青島市に現地法人「青島星電電子有限公司」を設立し、中国生産を開始。同年12月には東京証券取引所市場第一部に株式を上場し、上場市場を拡大した。この時期、日本経済はバブル崩壊後の調整期にあったが、同社は海外生産シフトを進め、コスト競争力の強化を図った。

ベトナム新工場とプライム市場移行(2005-2022)

2000年代以降、ホシデンは中国に新たな生産拠点を設けるとともに、東南アジアへの進出を加速した。2005年に青島に星電高科技、2012年に東莞に東莞橋頭中星電器を設立。2008年にはベトナム・ハノイ近郊にホシデンベトナムを設立し、低コスト生産の拠点とした。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、プライム市場へ移行。これにより、上場企業としての透明性と信頼性を一層高めた。2026年3月期には売上高が前期比81%増の4483億円に急拡大し、特に機構部品が牽引した。

年表28件を開く

1940年代

  • 1947年4月創業大阪市東成区に当社前身古橋製作所を創業

1950年代

  • 1950年9月資本金20万円をもって、星電器製造株式会社(現 ホシデン株式会社)に改組
  • 1959年11月創業群馬県伊勢崎市に現 東京事業所の前身、東京星電株式会社を設立

1960年代

  • 1960年3月音響部品(イヤホン、マイクロホン)の開発・生産を開始
  • 1960年5月関東地域への販売拠点として東京都品川区に東京営業所を開設
  • 1960年7月工場拡張のため、生野区猪飼野、生野区巽町、布施市高井田へ移転後、八尾市北久宝寺(現在地)に本社工場を移転
  • 1963年8月上場大阪証券取引所市場第二部に株式上場
  • 1966年12月創業初の海外進出、香港に現地法人 香港星電㈲を設立
  • 1968年8月創業福岡県に九州星電株式会社(現 ホシデン九州株式会社)を設立
  • 1969年9月創業台湾に現地法人 台湾星電(股)を設立

1970年代

  • 1972年10月カラー液晶表示素子の開発を開始
  • 1973年2月創業韓国に現地法人 韓国星電株式会社を設立
  • 1978年1月創業米国に現地法人 HOSIDEN AMERICA CORP.を設立
  • 1978年6月創業シンガポールに現地法人 HOSIDEN SINGAPORE PTE.LTD.を設立
  • 1979年10月業界初のカラー液晶表示素子を開発、エレクトロニクスショーに出品

1980年代

  • 1980年9月大阪証券取引所市場第一部に指定替え
  • 1982年4月創業滋賀県に星電子工業株式会社(現 ホシデンエフ・ディ株式会社)を設立
  • 1985年11月第1回技術展開催(東京 ホテルパシフィックにて)
  • 1986年3月創業ドイツに現地法人 HOSIDEN EUROPE GmbH.を設立
  • 1988年5月創業中国・東莞市に委託加工工場 中星電器廠を設立

1990年代

  • 1990年2月創業英国に現地法人 HOSIDEN BESSON LTD.を設立
  • 1990年10月創業創立40周年を迎え、ホシデン株式会社に社名変更
  • 1992年3月創業中国・青島市に現地法人 青島星電電子㈲を設立
  • 1992年12月上場東京証券取引所市場第一部に株式上場

2000年代

  • 2005年7月創業中国・青島市に現地法人 星電高科技(青島)㈲を設立
  • 2008年10月創業ベトナム・ハノイ近郊に現地法人 HOSIDEN VIETNAM(BAG GIANG)CO.,LTD.を設立

2010年代

  • 2012年2月創業中国・東莞市に現地法人 東莞橋頭中星電器㈲を設立

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場第一部からプライム市場へ移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    独自技術による新製品開発強化

    機構設計、高周波設計、音響設計、光学設計、回路設計、金型設計、シミュレーション、解析、ソフトウエア開発、EMC対策、センサ開発などコア技術を進化させ、モジュール新製品やIoE向けセンサ・ユニットなど市場ニーズに対応した独自技術製品の開発を強力に進める。

  2. 02

    生産自動化・省人化によるコスト削減

    産業用ロボットの活用などスピード感を持って自動化・省人化を進め、コスト削減と品質安定化を図る。ASEANを中心とした生産拠点の増強・新設も検討する。

  3. 03

    ESG・SDGsへの積極的取り組み

    地球環境に配慮した製品設計、生産活動、グリーン調達、環境負荷低減を推進。カーボンニュートラル達成に向けた具体的取り組みと適切な情報開示を進める。

  4. 04

    IR強化と株主還元によるPBR1倍達成

    決算短信補足資料の開示、アナリスト向け説明会の一般公開、統合報告書での中期経営計画開示などIRを強化。株主・投資家との対話を促進し、株主還元策を実施する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で8,465人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は683万円で、9期前と比べて+2.1%平均年齢は48.6歳、平均勤続年数は24.4年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月10,077
2018年3月8,805
2019年3月66846.823.27,744
2020年3月66547.123.59,406
2021年3月67747.323.59,570
2022年3月68747.824.08,808
2023年3月68548.024.39,028
2024年3月66948.424.76,839
2025年3月68648.624.38,791155
2026年3月68348.624.48,465227

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
男性育休取得率83.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)70.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社21(国内 12 / 海外 9、うち連結子会社 20) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
本社工場 — 大阪府八尾市9,947百万円
機構部品、音響部品、複合部品その他
本社工場 — ベトナム7,504百万円
機構部品
本社工場 — 福岡県鞍手郡877百万円
音響部品
東京営業部 — 横浜市神奈川区684百万円
機構部品、音響部品、複合部品その他
東京事業所 — 群馬県伊勢崎市494百万円
機構部品
関係会社への貸与設備(注)2443百万円
機構部品、複合部品その他 — 和歌山県有田郡有田川町268百万円
機構部品、音響部品、複合部品その他 — 滋賀県愛知郡愛荘町96百万円
複合部品その他 — 滋賀県愛知郡愛荘町78百万円
主な関係会社
  • 国内
    ホシデン精工㈱
    大阪府柏原市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ホシデン九州㈱
    福岡県鞍手郡 鞍手町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ホシデンエフ・ディ㈱
    滋賀県愛知郡 愛荘町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ホシデン和歌山㈱
    和歌山県 有田郡有田川町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ホシデン化成㈱
    滋賀県愛知郡 愛荘町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ホシデンサービス㈱
    大阪府八尾市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    韓国星電㈱(注)2
    大韓民国 慶尚南道昌原市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    香港星電㈲(注)2
    KOWLOON, HONG KONG. · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ホシデンアメリカ㈱
    SCHAUMBURG, IL, U.S.A · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ホシデンシンガポール(私)
    PLATINUM, SINGAPORE · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ホシデンマレーシア(私) (注)2
    BARU BANGI, SELANGOR DARUL EHSAN, MALAYSIA · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ホシデンベソン㈱
    HOVE,EAST SUSSEX, UNITED KINGDOM · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社9社を開く
  • ホシデンヨーロッパ㈲DUSSELDORF, GERMANY100%
  • 青島星電電子㈲(注)2中華人民共和国 山東省青島市100%
  • 豪熙電電子(上海)㈲(注)2中華人民共和国 上海市100%
  • 日星電貿易(深圳)㈲中華人民共和国 深圳市100%
  • 星電高科技(青島)㈲(注)2中華人民共和国 山東省青島市100%
  • ホシデンタイランド㈱BANGKOK, THAILAND100%
  • ホシデンベトナム(バクザン)㈲(注)2BAC GIANG PROVINCE VIETNAM100%
  • 東莞橋頭中星電器㈲(注)2、5中華人民共和国 広東省東莞市100%
  • ホシデンインディア(私)GURUGRAM HARYANA INDIA100%
国際子会社 (GLEIF登録 1社)
  • DEHOSIDEN EUROPE GmbH

国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は4,483億円営業利益192億円前期と比べると増収増益で、売上が+81.1%、利益が+41.2%。

売上高
+81.1%
4,483億円
営業利益
+41.2%
192億円
純利益
+62.0%
162億円
営業利益率
4.3%
前期比 -1.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高4,360億円4,483億円
営業利益180億円192億円
純利益125億円162億円
1株あたり配当¥77¥77

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は981億円、営業利益は44億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+74.2%、営業利益は+69.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q71217
2024年1Q563264.637
2024年2Q686395.736
2024年3Q526478.933
2024年4Q41410
2025年2Q1,162806.944
2025年4Q1,314564.356
2026年2Q2,454813.361
2026年4Q2,0291115.5101
2027年1Q981444.536

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は2,309億円から4,483億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は4.3%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月2,3096021
2014年3月2,05136−34
2015年3月1,482181
2016年3月1,399−51−107
2017年3月1,5011821
2018年3月2,994105102
2019年3月2,334134107
2020年3月2,11911494
2021年3月2,339134103
2022年3月2,076158119
2023年3月2,772190126
2024年3月2,189182116
2025年3月2,4761361485.5100
2026年3月4,4831922464.3162

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高4,483億円のうち、営業利益として残るのは192億円4.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は162億円、売上の3.6%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金93.5%4,191億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金2.2%99億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.3%192億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
6.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.6pt
4.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.3pt
3.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+3.2pt
11.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
9.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが345億円、投資CFが−64億円で、差し引きのフリーCFは281億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は661億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−26−40−11−66500
2014年3月84−53−231543
2015年3月76−37−2839557
2016年3月42−24−3018540
2017年3月−16−35−32−51455
2018年3月38−5788−19524
2019年3月256−52−45204681
2020年3月21−48−21−27626
2021年3月126−24−39102695
2022年3月−12−31−37−43625
2023年3月208−99−74109660
2024年3月269−83−79186767
2025年3月−182−59−53−241468
2026年3月345−64−86281661

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は2,153億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,502億円で、自己資本比率は69.8%(業種中央値61.0%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,30093236871.7
2014年3月1,23291631674.3
2015年3月1,28589938670.0
2016年3月1,06776230571.4
2017年3月1,19076742364.4
2018年3月1,38287051263.0
2019年3月1,33594139470.5
2020年3月1,5021,00849467.1
2021年3月1,6191,09352667.5
2022年3月1,7151,19552069.7
2023年3月1,8001,26853270.4
2024年3月1,7501,34940177.1
2025年3月2,0031,40360070.1
2026年3月2,1531,50265069.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
777億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,226億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
77億円
在庫として抱えている分
負債合計
650億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
69
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率9 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率224社中4位あたり、逆に低いのは営業利益率224社中160位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
11.2%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.3%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
69.8%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
81.1%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,640で、1年前と比べて+21.2%過去52週の値幅のなかでは43%の位置にある。

¥2,640-1.7%1ヶ月-7.8%1年+21.2%時価総額1,544億円
過去52週の値幅
安値¥2,257高値¥3,150

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.8倍
PER (会社予想)10.4倍
PBR0.84倍
配当利回り2.92%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+5.1%上昇。7/30終値2868円は25日線(2785円)を+3.0%上回り、52週高値3020円に接近。出来高は7/30に47.5万株と急増。週足では75日線(2737円)の上に位置し、上昇トレンド継続。RSI54.8で中立。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは9.55倍と業界平均27.16倍を大幅に下回り、PBRも0.94倍と平均1.91倍を下回る割安水準。ROEは11.2%と良好で、配当利回り3.42%は業界平均2.46%を上回る。業績拡大中で収益性も高いが、配当性向は41.9%と健全。割安ながら今後の成長持続性には注意が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.8倍30.8倍
PER (予想)10.4倍
PBR0.84倍2.58倍
ROE11.2%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2026年3月期の売上倍増計画が投資論点の核心。強気派は大型案件の獲得と自動車向け拡大で成長が加速すると見る。弱気派は倍増の実現性や採算性に疑問を呈し、既存事業の減少リスクを指摘する。PER9.5倍と割安感もある。

プラスに働く材料7
  • 売上倍増計画

    2026/3期売上4,483億円と前期比81%増

  • 自動車向け拡大

    車載コネクタ需要で成長期待

  • 割安なバリュエーション

    PER9.5倍、PBR0.94倍と割安

  • 売上高4483億円への急成長2026/3通期影響

    売上高前期比81%増、大型契約やM&A効果で収益拡大

  • 営業利益192億円計画達成2026/3決算影響

    営業利益は前期比41%増、増益トレンド継続

  • PBR0.94倍の解散価値下回る継続影響

    PBR1倍割れ、自己株式取得や増配で株主還元期待

  • 高配当利回り3.42%の魅力次回配当影響

    増配傾向、安定配当で下支え

マイナスに働く材料7
  • 大型案件の不透明性

    倍増計画の実行リスク、受注変動

  • 利益率低下懸念

    営業利益率5.49%→4.28%と低下予想

  • 既存事業の減速

    スマホ向け需要停滞の可能性

  • 営業利益率の低下懸念2026/3決算影響

    営業利益率4.28%は前期比1.21ポイント低下、収益性悪化

  • 急成長の持続性リスク2027年以降影響

    売上高倍増の反動減、大型案件一巡で減収の可能性

  • 外国人保有30.6%の売りリスク不定影響

    外国人保有高く、リスクオフで売り圧力

  • 今期純利益162億円未達リスクFY2026期中影響

    経費増加や為替変動で利益圧迫の可能性

次の決算で確かめる点
受注高
大型案件の進捗を確認
営業利益率
増収時の収益性改善度合い
売上高
倍増計画の達成状況

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり77で、前期から+66.1%いまの株価に対する利回りは2.92%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥77
1株あたり
配当利回り
2.92%
いまの株価に対して
配当性向
41.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月829.9
2018年3月20150.017.5
2019年3月2525.022.3
2020年3月250.032.0
2021年3月250.015.5
2022年3月65160.025.5
2023年3月719.240.5
2024年3月68−4.246.1
2025年3月59−13.245.2
2026年3月9866.141.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥77

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ8,138人。区分でいちばん多いのは個人・その他32.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.4%を占め、残る65.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他38.739.037.334.532.032.3
外国法人23.420.122.929.428.830.5
金融機関30.528.928.727.331.929.4
自己株式16.615.115.415.815.415.8
事業法人4.810.19.55.05.05.0
証券会社2.61.91.63.82.22.8
外国人個人0.00.00.00.00.00.0
政府・自治体0.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)9.85
02みずほ信託銀行㈱退職給付信託みずほ銀行口再信託受託者㈱日本カストディ銀行4.19
03日本生命保険(相)(常任代理人:日本マスタートラスト信託銀行㈱)4.03
04MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人:モルガン・スタンレーMUFG証券㈱)3.91
05㈱日本カストディ銀行(信託口)2.29
06㈱三菱UFJ銀行2.22
07古橋 由美2.06
08東京海上日動火災保険㈱2.05
09古橋 健士1.84
10ホシデン共栄会1.77

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-05-22
    株式会社みずほ銀行
    新規の大量保有報告
    4.15%
    -0.02pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+897%、1株純資産は14期で+116%。直近期のROEは11.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月321,4102.316.822.9
2014年3月−511,385
2015年3月21,4210.1353.1
2016年3月−1741,239
2017年3月341,2892.731.129.9
2018年3月1721,46312.57.917.5
2019年3月1811,61011.85.122.3
2020年3月1611,7249.74.732.0
2021年3月1791,9359.86.515.5
2022年3月2122,17510.45.525.5
2023年3月2332,37910.36.940.5
2024年3月2242,6098.98.646.1
2025年3月1952,7577.310.245.2
2026年3月3233,05211.27.941.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額245百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約10倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
古橋健士代表取締役 社長711,078,000
堂地龍取締役 営業本部長6415,000
佐藤真吾取締役 一般事業本部長582,000
丸野進取締役715,000
小西ゆかり取締役67
平澤裕紀子取締役62
神谷龍夫常勤監査役671,000
種村隆行監査役671,000
丸山征克監査役673,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3149401720669
社外取締役627275
監査役212126

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容826字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(ホシデン株式会社)、子会社21社により構成されており、当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に関わる位置付けは次のとおりであります。 当社グループは電子部品の開発及び製造販売を主たる事業として行っており、それらの事業を製品種類、及び類似性を考慮して「機構部品」「音響部品」「複合部品その他」の3つを報告セグメントとしております。 なお、当社グループの業績管理区分の一部変更に伴い、当連結会計年度より、当社グループの報告セグメントの区分として従来の「表示部品」を「複合部品その他」に含めて表示しております。 「機構部品」の区分に属する主要な製品にはコネクタ、ジャック、スイッチ等を含みます。 「音響部品」の区分に属する主要な製品はマイクロホン、ヘッドホン、ヘッドセット、スピーカー、レシーバー等となっています。 「複合部品その他」の区分に属する主要な製品は上記の区分に属さない複合機器となっています。 当社は、最終製品の製造を行い、子会社より仕入れた完成品とともに、これらの製品を主に国内外のセットメーカーへ直接または販売拠点を通じて供給しております。 国内生産拠点は、当社より供給された部品・材料及び自社調達の部品・材料をもとに生産を行い、これらの製品について当社へ供給しております。 国内物流拠点は、当社グループ製品の保管・入出荷のサービスを提供しております。 海外生産拠点は、当社より供給された部品・材料及び自社調達の部品・材料をもとに生産を行い、これらの製品について、現地販売、当社及び販売拠点への供給を行っております。 海外販売拠点は、当社及び生産拠点より供給された製品の販売を行っております。 以上に述べた事業の系統図は次のとおりであります。 (事業の系統図) 図中の番号は、当社のセグメント区分①機構部品、②音響部品、③複合部品その他を示しております。
経営方針・対処すべき課題3,205字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社は、電子部品メーカーとして常に市場が求めるものを、先進の技術力と徹底した品質保証体制に支えられた高性能・高品質な製品をタイムリーに供給することにより、エレクトロニクス市場の発展に貢献してまいりました。 AI技術やADAS(先進運転支援システム)技術等の急速な進化やIoE(全てのものがインターネットにつながる)の普及により、今後さらに高度化、多機能化する技術や製品が求められるエレクトロニクス市場に対し、独創性の高い先端技術でお客様の企業戦略をサポートし、世界のエレクトロニクス市場の発展に貢献してまいります。 また、環境活動につきましては、地球環境に配慮した活動を推進しており、ISO14001の取得、製品の省電力化、軽量化並びに環境管理物質の低減・全廃を推進し、環境負荷の低減対策に取組んでまいります。さらにカーボンニュートラルへの対応は企業の責務と認識し積極的な取組みと、適切な情報開示を進めてまいります。 (2) 中長期的な会社の経営戦略 当社の属するエレクトロニクス業界は、デジタル化、ネットワーク化等めまぐるしい技術革新により急速に変化しており、さらなる発展が期待できる新製品・新技術が相次ぎ創出されております。スマートフォン及びタブレット端末やネット関連機器は、6Gを見据えた高速通信化や高機能化が見込まれており、従来の家電・AV市場、ゲーム市場とも融合しながら、さらに進化・発展し、急速に普及していくと思われます。また車載関連では、「CASE(Connected、Autonomous、Shared、Electric)」や「ADAS」が普及拡大期に入っており、その結果、車載電子機器の高機能化が進み、使用される電子部品、デバイスの裾野(種類、数量)が拡大しております。さらに高齢者の増加による医療・健康・美容機器並びに介護・フレイル対策向けの電子機器市場の成長、また産業機器を中心とした生産性向上のためのIoE関連市場の拡大等も、十分に期待できることから、電子部品業界全体としては明るい見通しであると考えております。 この中にあって、当社は電子部品メーカーとして豊富な製品ラインアップ、顧客の多様なニーズを満たす技術力、顧客満足を第一としたきめ細かいサービスの提供等により、連結ベースでの売上高、利益の確保・拡大による企業価値の増大をはかってまいります。 技術面におきましては、当社及びグループ各社の技術・研究開発体制の強化を図る技術中期(3年)計画の達成に向けアクションを継続しています。過去技術の棚卸と自社製品(デバイス)の強みを再構築しており、開発のスピードアップ・効率化といった成果が出てきております。当社のコア技術である機構設計技術、高周波設計技術、音響設計技術、光学設計技術、回路設計技術、金型設計技術、シミュレーション技術、解析技術、ソフトウエア開発、EMC対策設計技術、センサ開発・応用技術等を進化させ、モジュール新製品、IoE向けセンサ・ユニットなど、市場ニーズに対応した独自技術製品の開発を強力に進めます。中でもIoE製品は工場DXツールとしての普及が本格化しており、少子高齢化・労働人口減少・人件費高騰という社会課題の解決に必要不可欠な機器としてよりニーズが増加しております。さらに、ライフラインや交通インフラの保全にも役立つ製品群の市場投入も計画しており、総合電子部品メーカーの立場から社会貢献を果たしてまいります。 生産面においては、産業用ロボットの活用など、スピード感を持って自動化・省人化を進め、コスト削減と品質の安定化をはかってまいります。 また、ESG経営、SDGsへの貢献は、企業・社会が目指す世界的な流れであり、当社としても積極的に取組んでまいります。 (3) 経営環境 現状、当社グループの属する電子部品業界を取り巻く環境は、環境対応やADAS等の普及により、一層の電子化が進む自動車関連向け需要は着実に増加しております。また、AIサーバーやAI機器等も電子部品需要の大きな牽引マーケットとして期待されるとともに、クラウド化の進展に伴う高速・大容量化を目指したインフラ需要や、環境・省エネ・新エネルギー関連市場なども新たな部品需要を創出していくと期待されております。 (4) 優先的に対処すべき課題 当社グループでは、ASEANを中心とした生産拠点の増強・新設の検討を行うとともに、経営全般の一層の効率化とスピードアップを進め、さらに生産性の向上、品質向上、原価力強化のため機械化、自動化、省人化を強力に推し進め、業績の向上、利益体質の強化に努めてまいります。 また、コンプライアンス体制、CSR(企業の社会的責任)体制、内部統制システム、情報セキュリティ管理体制、リスク管理体制等の充実・強化をはかり、企業価値の増大に努めてまいります。このために、サステナビリティ統括委員会を設置して、具体的な取組みを進めるとともに、適切な情報開示に努めてまいります。 品質については、全生産拠点でISO9001の認証を取得し、さらに自動車関連向けの生産拠点では、IATF16949の認証も取得しており、今後とも、品質の向上・安定化に努めてまいります。 環境に対する取組みについては、全生産拠点でISO14001の認証を取得し、地球環境に配慮した製品設計や生産活動、グリーン調達、RoHS指令、REACH規則等による環境管理物質対策、省資源・省エネ活動、廃棄物削減、リサイクル等の環境負荷の低減に向けて、グループ全体で環境マネージメントシステムの継続的改善に積極的に取組んでまいります。 さらにカーボンニュートラル達成に向けては、具体的な取組みを進めるとともに、適切な情報開示に努めてまいります。 資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応については、当社ではROEと株主資本コストの差をエクイティスプレッドと捉え、企業価値の創造にあたるとの認識をしております。一般的にはROEは8%程度を達成することが期待されている中で、当社のROEは8%超となっておりました。当社のROEが期待されている水準を超えているのにも関わらずPBR1倍を達成していなかった理由につきましては、株主資本コストの低減に対する取組みが十分に行われていなかったためとの考えで、2023年5月12日に「PBR1倍に向けた取組みに関するお知らせ」を開示し、株主還元策等に加え、投資家との対話推進としてIRの強化・充実を行っていく旨を表明しております。その後、さらに検討を重ね、この取組み以外に以下の施策を行っております。 ・決算短信補足資料を決算短信の開示に合わせて、当社ウェブサイトで開示 ・アナリスト向け決算説明会での解説内容、社長メッセージ、Q&Aのまとめを当社Webページで一般公開 ・統合報告書内にて中期経営計画を開示 ・株主、投資家との建設的な対話の中からアイデアを得て、経営改善を積極的に実行することにより株主、投資家との信頼関係を構築 ・有価証券報告書の英文開示(一部) 今後さらにIRを強化してまいります。 (5) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、売上高及び営業利益を経営上の目標としており、当連結会計年度の結果につきましては、4「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容に記載しております。
事業等のリスク2,761字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は有価証券報告書提出日において判断したものであります。 (1) 経済状況 当社グループの大半の製品は、セットメーカーが製造する最終商品に搭載される部品であることから、日本、アジア、アメリカ、ヨーロッパを含む主要市場における景気後退により、最終商品を製造するセットメーカーの生産が縮小し、それが当社グループの事業に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2) 為替レートの変動 当社グループは世界各地で事業を展開しており、為替レートの変動による影響を受けております。海外及び国内市場での売上高の大部分は外貨建てであります。各地域における売上、費用、資産及び負債を含む現地通貨建ての項目は、連結財務諸表の作成のために円換算されており、換算時の為替レートにより、円換算後の価値が悪影響を受ける可能性があります。 これに対する対策として、顧客への販売通貨と当社の生産・仕入通貨を一致させるよう取組んでおります。また、必要に応じ為替予約を行っております。 (3) 価格競争 当社グループが属するエレクトロニクス業界における競争は大変厳しいものとなっており、各製品市場と地域市場において、競争の激化に直面することが予想されます。当社グループの競合先の一部は、研究開発、製造及び販売について当社グループよりも優れた資源を有している可能性があります。当社グループの主要市場における価格下落圧力は今後も強まると予想され、価格競争が当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4) 原材料の価格変動と供給状況 当社が生産する製品には種々の金属及び石油化学製品が原材料として使用されております。急激な原材料価格の高騰や原材料供給状況の悪化により、当社グループの生産やコストに重大な影響を及ぼす可能性があります。現在、原材料の価格高騰が続いており、当連結会計年度の業績に影響がありました。今後も原材料価格の高騰や原材料供給状況の悪化により、当社グループの業績に影響がある可能性があります。 (5) 物流に関するリスク 当社が製品を生産・販売するには、供給元からの材料、部品の納入及び顧客先への納品が必要ですが、これらに係る物流の停滞や費用の高騰によるリスクがあります。当連結会計年度において、輸送費の高騰により、当連結会計年度の業績に影響がありました。今後も物流の停滞や輸送費の高騰により、当社グループの業績に影響がある可能性があります。 (6) 技術革新と需要動向 当社グループの事業に関わる市場は、技術の急速な変化やこれに伴う顧客の需要の変化に影響を受けます。業界での頻繁な技術革新により、比較的短期間で当社グループの既存製品が陳腐化する可能性があります。また当社グループが業界と市場の変化を充分予想できず、魅力ある新製品を開発できない場合には、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。さらに当社グループの売上高の78.0%は、任天堂株式会社に対するものであり、同社からの受注動向や、アミューズメント(ゲーム)機器の需要動向が当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (7) 海外事業に関するリスク 当社グループの生産及び販売活動の相当な部分は、アジア、アメリカ、ヨーロッパ等の日本国外で行われております。これらの地域における海外事業は、さまざまな不確定要素による影響を受けやすく、特に以下に掲げるいくつかのリスクが内在しております。 ① 不利な政治または経済要因 ② 予期しない法律または規制の変更 ③ 人材の確保に関わる障害 ④ 潜在的に不利な増税の影響 ⑤ 戦争、テロ、伝染病、地震、災害、暴動、その他の要因による社会的混乱 ロシア・ウクライナ情勢の長期化・深刻化や中東情勢の悪化により、エネルギー価格や原材料価格の変動、為替相場の不安定化などが懸念されます。これらの社会的混乱は、今後その他の国でも起こる可能性があります。 (8) サイバー攻撃 当社グループでは、事業活動で入手した顧客及び自社の機密情報を保持しております。近年多様化・巧妙化するサイバー攻撃により、万が一攻撃を受けた場合、重要なデータの破壊、改ざん、漏洩などを引き起こし、当社グループの事業継続に大きな影響を及ぼす可能性があります。 これに対する対策として、当社グループでは攻撃の侵入部分のセキュリティを強化するとともに、サイバー攻撃を検知し、分析と通報を行う仕組みを導入することで、検知後の対応も強化しております。また、重要な情報の取扱いに関するルールを策定し、従業員への教育や啓蒙を行っております。 (9) 株式の希薄化 当社グループは転換社債型新株予約権付社債を2024年12月19日に発行しております。当該新株予約権が行使された場合、株式へ転換される割合に応じて、当社の1株当たりの株式価値は希薄化し、その希薄化が株価形成に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 感染症に関するリスク 感染症によるパンデミックが発生すると、集団感染やロックダウン等により顧客の需要や当社グループやサプライチェーンの工場稼働に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 自然災害等に関するリスク 台風、地震、洪水、火山の噴火等の自然災害、火災等その他の事故の発生等に起因し、当社グループ事業拠点及び取引先の被災や稼働率低下が生じることにより、当社グループの生産、販売活動に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (12) 環境関連の規制強化に関するリスク カーボンニュートラル、SDGs達成への貢献、ESG経営については、近年投資家はもとより、顧客からも求められる事案であり、特にカーボンニュートラルに関する取組みが遅れた場合、顧客からの受注削減に晒されるリスクがあります。一方、これらに取組むことによる費用負担増も考えられますが、当社グループでは、積極的に環境対策に取組むことで、投資家、顧客からの要望に応えるべく、対応をとってまいります。 (13) 少子高齢化に伴うリスク 我が国では、少子高齢化が特に進んでおり、人材獲得が計画どおりに進まないリスクがあります。これに対し、当社では超過勤務削減をはじめとする働き方改革を進めるとともに、新卒採用と同様に中途採用の強化を行い、優秀な人材確保に取組んでまいります。
経営成績の分析 (MD&A)5,072字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2025年4月~2026年3月)の世界経済は、米国では物価上昇や通商政策を巡る不透明感の高まりを背景に、個人消費を中心として景況感に減速の兆しがみられました。欧州では、製造業を中心に需要の低迷が続き、中国では、不動産市場の低迷が継続する中、個人消費及び設備投資の伸び悩みが続くなど、景気は弱含みで推移しました。我が国経済につきましても、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調は維持したものの、物価上昇による個人消費の押し下げや、米国を中心とした通商政策を巡る不確実性、地政学リスクの高まりなどから、先行きは不透明な状況となりました。 加えて、ロシア・ウクライナ情勢の長期化・深刻化や中東情勢の悪化により、エネルギー価格や原材料価格の変動、為替相場の不安定化などが懸念され、経済環境の先行き不透明感が一段と高まりました。 当社グループの属する電子部品業界におきましては、自動車関連市場では、車両の電装化・高機能化を背景とした需要は一定程度底堅く推移したものの、電気自動車市場の成長鈍化や一部地域における新車販売の伸び悩みにより、多くの自動車メーカーが当初の販売計画を下回る状況となりました。一方、移動体通信関連市場につきましては、スマートフォンの買い替え需要の回復を背景に、販売は回復基調で推移したものの、完全な回復には至らず、地域や製品分野によるばらつきがみられました。 このような状況の下で、当社グループでは、アミューズメント関連向け、自動車関連向けが増加し、全体での売上は増加となりました。 利益面におきましては、アミューズメント関連向け売上高の大幅な増加により営業利益は増加いたしました。また、前年同期に発生のあった為替差益45百万円が、当期は4,182百万円となり、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は増加いたしました。 これらの結果、当連結会計年度の連結売上高は、448,250百万円(前連結会計年度比81.1%増)となりました。利益面では、営業利益は、19,236百万円(前連結会計年度比41.7%増)、経常利益は、為替相場変動に伴う為替差益4,182百万円を計上し、24,644百万円(前連結会計年度比66.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、16,206百万円(前連結会計年度比61.5%増)となりました。 報告セグメントの売上高及びセグメント利益の状況は、次のとおりであります。 機構部品につきましては、アミューズメント関連向け及び自動車関連向けが増加したことにより、売上高は414,284百万円(前連結会計年度比94.9%増)、セグメント利益は16,973百万円(前年同期比58.7%増)となりました。 音響部品につきましては、自動車関連向けが減少したことにより、売上高は19,431百万円(前年同期比7.5%減)、セグメント利益は1,586百万円(前年同期比14.3%減)となりました。 複合部品その他につきましては、健康機器関連向けが減少しましたが、アミューズメント関連向けが増加したことにより、売上高14,535百万円(前年同期比3.6%増)、セグメント利益は675百万円(前年同期比34.1%減)となりました。 (注)当社グループの業績管理区分の一部変更に伴い、当連結会計年度より、当社グループの報告セグメントの区分として従来の「表示部品」を「複合部品その他」に含めて表示しております。また、当該変更に伴って一部製品のセグメント区分を見直しております。なお、前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成したものを記載しております。 当連結会計年度末の総資産は、売上債権、棚卸資産が減少したものの、現金及び預金の増加等により前連結会計年度末比15,001百万円増の215,281百万円となりました。また、負債につきましては、短期借入金及び仕入債務が減少したものの、未払法人税等の増加等により前連結会計年度末比5,075百万円増の65,038百万円となりました。 なお、純資産は、利益剰余金の増加等により前連結会計年度末比9,926百万円増の150,243百万円となり、自己資本比率は69.8%となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ19,280百万円増加(前連結会計年度末は29,892百万円の減少)し、当連結会計年度末には66,050百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金は、34,538百万円の増加(前連結会計年度は18,228百万円の減少)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益22,894百万円(前連結会計年度は税金等調整前当期純利益14,229百万円)、減価償却費4,808百万円(前連結会計年度は3,540百万円)、売上債権の減少6,619百万円(前連結会計年度は10,032百万円の増加)、棚卸資産の減少4,052百万円(前連結会計年度は40,172百万円の増加)、仕入債務の減少1,436百万円(前連結会計年度は20,912百万円の増加)、法人税等の支払2,977百万円(前連結会計年度は5,617百万円)によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金は、6,376百万円の減少(前連結会計年度は5,931百万円の減少)となりました。これは主に、定期預金の預入による支出16,795百万円(前連結会計年度は15,048百万円)、定期預金の払戻による収入14,463百万円(前連結会計年度は12,629百万円)、長期性預金の払戻による収入3,500百万円(前連結会計年度は3,000百万円)、有形固定資産の取得による支出7,555百万円(前連結会計年度は6,262百万円)によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金は、8,636百万円の減少(前連結会計年度は5,312百万円の減少)となりました。これは主に、短期借入金の返済による支出1,050百万円(前連結会計年度は発生しておりません)、自己株式の取得による支出4,201百万円(前連結会計年度は3,000百万円)、配当金の支払3,307百万円(前連結会計年度は3,264百万円)によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 機構部品   413,418   94.9 音響部品   19,565   △4.0 複合部品その他   14,563   6.2 合計   447,547   81.8 (注) 金額は販売価格により表示しております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前期比(%)   受注残高(百万円)   前期比(%) 機構部品   381,126   41.4   48,453   △40.6 音響部品   19,018   △10.1   4,481   △8.4 複合部品その他   13,297   9.3   3,481   △26.2 合計   413,442   36.5   56,417   △38.2 (注) 金額は販売価格により表示しております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 機構部品   414,284   94.9 音響部品   19,431   △7.5 複合部品その他   14,535   3.6 合計   448,250   81.1 (注) 1  主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 任天堂㈱   142,221   57.4   349,551   78.0 2  金額は販売価格により表示しております。 3  当該割合が100分の10未満の金額及び割合については、記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 当社を取り巻く事業環境は非常に競争が激しく、アミューズメント関連部品や移動体通信関連部品等の当社グループ主力製品の需要は、これらが搭載される最終商品の需要の変動に大きく影響を受けます。またエレクトロニクス業界における頻繁な新技術の導入は、当社グループの需要動向の予測や研究開発活動の動向と密接に関わっており、経営成績に重大な影響を与える要因となっております。 当社は、売上高及び営業利益を経営上の目標としており、当連結会計年度の目標値は、売上高は406,000百万円、営業利益は13,000百万円としておりましたが、実績値は、売上高は448,250百万円、営業利益は19,236百万円となりました。 売上高につきましては、主力顧客向けの販売が計画より好調であったことにより、目標を達成しました。 営業利益につきましては、売上が目標を上回ったことにより、目標を達成いたしました。 ② キャッシュ・フローの分析 キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、製造費用、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 短期運転資金は、自己資金及び銀行等金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、自己資金、銀行等金融機関からの借入及び新株予約権付社債の発行などによる調達を基本としております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 当社は、連結財務諸表の作成に際し、貸倒債権や貸倒懸念債権、棚卸資産、投資、法人税等、退職金や偶発事象等に関し、過去の実績や状況に応じ合理的であると考えられるさまざまな要因に基づき、見積り及び判断を行っております。見積りには、特有の不確実性があるため、実際の結果は、これらの見積りと異なる場合もあります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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