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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

オプテックスグループ

OPTEX GROUP Company,Limited6914 · Prime · 電気機器

検知センサーのリーディングカンパニー。防犯・自動ドアから産業FAまで幅広く展開。

概要

オプテックスグループは、自動ドア用センサーや防犯用赤外線センサーで世界トップクラスのシェアを有する電気機器メーカーである。滋賀県大津市に本社を構え、連結従業員2,162名。2025年12月期の売上高は659億円、営業利益82億円と高い収益性を維持する。センシング技術を中核に、セキュリティ・社会システム(SS)事業、産業オートメーション(IA)事業、受託生産(EMS)事業の3セグメントでグローバルに事業を展開し、ビルや工場の安全・効率化に貢献している。

売上の約5割を占めるIA事業と約4割のSS事業

オプテックスグループの事業は、SS(セキュリティ・社会システム)、IA(産業オートメーション)、EMS(受託生産)の3セグメントで構成される。2025年12月期のセグメント別売上高は、SS事業が310億44百万円(構成比47.1%)、IA事業が337億34百万円(同51.2%)、EMS事業が9億96百万円(同1.5%)であった。SS事業は防犯用センサー、自動ドア用センサー、社会環境関連センサーを扱い、特に防犯関連が好調で、米国のデータセンター向けソリューション販売が伸びた。IA事業はFA用光電センサー、画像処理用LED照明、産業用PC、自動化装置等からなり、国内半導体向けは軟調だったが、海外で回復。EMS事業はグループ内外の電子機器受託生産を手がけるが、生産受託案件が低調で営業損失を計上した。

営業利益率12%超、ソリューション提案への転換

2025年12月期の連結営業利益は82億円、売上高営業利益率は12.4%であった。高い収益性の背景には、センサー製品の差別化とソリューション提案ビジネスへの転換がある。従来のハードウェア販売に加え、客数情報カウントシステムや遠隔モニタリングなど、顧客の課題を解決するサービスを提供している。特にSS事業では、大型重要施設向けのトータルソリューションが高収益に貢献。また、全体最適を目指す持株会社体制のもと、グループ各社のシナジー効果や生産性向上にも取り組んでおり、目標とする営業利益率15%以上に向けて進捗している。

米国・欧州・アジアに広がる生産販売ネットワーク

同社は創業以来、海外市場の開拓を積極的に進めてきた。1985年に米国カリフォルニア州に販売子会社を設立したのを皮切りに、1991年にイギリス、1994年に香港、2003年にフランス・ポーランド、2005年に中国東莞に生産拠点を設立。現在では、米州地域統括本社としてOPTEX INCORPORATED(米国)、欧州地域統括本社としてOPTEX (EUROPE) LIMITED(英国)、アジア地域ではOPTEX (DONGGUAN)(中国)など、43の連結子会社を擁する。各地域のニーズに応じた製品開発と販売を行い、特に米国や欧州の防犯ソリューション需要を取り込んでいる。

業界の中での役割はセンサー・制御機器メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
659億円
営業利益
82億円
営業利益率
12.4%
純利益
66億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01SS事業(セキュリティ・社会システム)主力

防犯用センサー、自動ドア用センサー、社会環境関連センサーなどを開発・製造・販売。ビルや住宅のセキュリティ、出入口管理に供給。

主な製品・サービス2
防犯用赤外線センサー
人体の動きを赤外線で検知する侵入検知センサー。防犯システムの核。
自動ドア用センサー
人の接近を検知して自動ドアを開閉するセンサー。商業施設やオフィスで広く使用。

02IA事業(産業オートメーション)主力

FA用光電センサー、画像処理用LED照明、産業用コンピュータシステム、自動化機械装置等を供給。工場の自動化・省力化に貢献。

主な製品・サービス2
FA用光電センサー
工場の生産ラインで物体の有無や位置を光で検出するセンサー。
画像処理用LED照明
産業用カメラでの画像認識を高めるための特殊照明。検査工程で使用。

03EMS事業(受託生産サービス)準主力

グループ製品の製造および電子機器の受託生産サービスを提供。グループ内外の製造ニーズに対応。

主な製品・サービス1
電子機器受託生産
顧客の設計に基づき電子機器を製造するEMSサービス。品質・コスト競争力が強み。

04その他(アウトドア・環境体験学習)その他

アウトドアアクティビティや環境体験学習の運営。非連結子会社による事業。

製品と技術

人体の熱を検知するパッシブ赤外線センサー

同社の防犯用赤外線センサーは、人体から放射される赤外線を検知して侵入を感知するパッシブ方式が主力である。光学系と焦電素子を組み合わせ、温度変化を電気信号に変換する。広い検知エリアと耐環境性が特徴で、ビルや住宅の天井や壁面に設置される。近年は、データセンターや重要施設向けに、誤報を低減する高度な信号処理アルゴリズムを搭載したモデルを投入している。また、遠隔監視システムとの連携により、侵入検知から通報までを一貫して行うソリューションも提供している。

人の接近を捉えるアクティブ赤外線とマイクロ波

自動ドア用センサーは、人の接近を検知してドアの開閉を制御する。同社はアクティブ赤外線方式とマイクロ波方式の両方を手がける。アクティブ赤外線は、発光素子から照射した赤外線が人体で反射するのを捉える。マイクロ波方式はドップラー効果を利用し、動く物体を検出する。商業施設やオフィスビルで広く採用されており、欧州市場向けの製品も展開。近年は、遠隔モニタリングによるドアの状態監視や、人流データの収集機能を備えたスマートセンサーも開発している。

工場ラインの物体検出を支える光電センサー

FA用光電センサーは、工場の生産ラインでワークの有無や位置を光で検出するセンサーである。同社は透過型、拡散反射型、限定反射型など多様な方式をラインアップする。光ファイバーを使用したセンサーもあり、狭いスペースや高温環境でも使用可能。応答速度が高く、高速ラインにも対応する。オプテックス・エフエーが製造・販売を担当し、半導体製造装置や食品機械向けの需要が大きい。また、検出距離や出力形態のカスタマイズにも柔軟に対応している。

産業用カメラの視覚を最適化するLED照明

画像処理用LED照明は、工場の外観検査や位置決めなどで使用される産業用カメラのための専用照明である。同社の連結子会社シーシーエスが開発・販売する。明るさ、色温度、照射角度を精密に制御し、検査対象の特徴を強調することで、画像認識の精度を向上させる。高輝度白色LEDや赤色・青色LEDなどの波長別製品を用意。半導体基板や電子部品の外観検査、食品の異物検査など、幅広い産業分野で採用されている。また、高速撮影に対応するストロボ照明もラインナップする。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

自動ドアセンサーで国内首位、安定成長

オプテックスグループは電気機器セクターに属し、自動ドア用センサーやセキュリティ機器で世界トップクラスのシェアを持ちます。同業他社のキオクシアホールディングスやイビデンとは事業領域が異なるものの、同じセクター内では独自のポジションを確立しています。売上高は564億円(23/12期)から659億円(25/12期)へ増加し、営業利益率も11.22%から12.44%へ向上しており、安定した成長を示しています。業界内では収益性の高い優良企業と評価されます。

強み

  • 自動ドア用センサーで世界シェア約40%を誇り、圧倒的な競争力を持つ。
  • 営業利益率が12%超と高水準で、安定した収益基盤を有する。
  • 海外売上高比率が高く、世界各地で事業を展開している。
  • センサー技術に強みを持ち、新製品を継続的に投入している。

課題

  • 自動ドアセンサー市場への依存度が高く、市場縮小リスクがある。
  • 低価格品を投入する競合が出現し、シェア維持が課題。
  • 海外売上高比率が高いため、為替変動が業績に影響を与える。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

受動部品・センサの時価総額近傍。太字がオプテックスグループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16807日本航空電子工業1,711億円23.2倍
23076あい ホールディングス1,665億円13.1倍
36941山一電機1,642億円15.3倍
46804ホシデン1,544億円8.8倍
56810マクセル1,194億円12.6倍
66914オプテックスグループ1,189億円14.5倍
76727ワコム1,137億円11.9倍
86929日本セラミック1,017億円14.5倍
96961エンプラス939億円16.6倍
106800ヨコオ892億円22.5倍
116999KOA825億円20.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(受動部品・センサ)に従っています。

会社の歴史

沿革 30件

自動ドア用センサーの開発から始まった1979年創業

1979年5月、滋賀県大津市において、元代表取締役社長小林徹と元取締役副社長有本達也が自動ドア用センサと防犯用センサの開発・販売を目的に、資本金1,200万円でオプテックス株式会社(現オプテックスグループ株式会社)を設立した。当初は限られた製品群でスタートしたが、センサー技術の専門性を活かし、徐々に事業を拡大していく基盤を築いた。

生産子会社設立と米国進出で1980年代の成長基盤を固める

1983年5月、福井県にサンエー電機との共同出資でオフロム株式会社を設立し、自動ドア用センサ及び防犯用センサの生産を強化した。1984年には本社を大津市におの浜に新築移転。1985年9月には米国カリフォルニア州にOPTEX(U.S.A.),INC.を設立し、直接販売を開始した。これにより海外市場への窓口を確保し、後のグローバル展開の第一歩となった。1986年には東京営業所を設置し、国内販売網も整えた。

ヨーロッパ拠点の開設と株式公開(1990年代)

1991年5月、イギリスにOPTEX (EUROPE) LTD.を設立し、ヨーロッパ地域の販売拠点とした。同年7月には日本証券業協会に株式を店頭登録し、資本市場からの資金調達が可能になった。1994年には部材調達のため香港にOPTEX(H.K.),LTD.を設立。1999年には米国カリフォルニア州にセンサとシステム事業に特化したOPTEX INCORPORATEDを設立し、米国事業を強化した。

東京証券取引所上場と光電センサ事業の分社化(2000年代初頭)

2001年8月、東京証券取引所市場第二部に上場。2002年1月には光電センサ事業を会社分割し、京都市にオプテックス・エフエー株式会社を設立し、FA事業を独立させた。2003年6月には市場第一部に指定替えとなり、企業規模の拡大が投資家に認知された。同年には韓国、フランス、ポーランドにも現地法人を設立し、グローバルプレゼンスを一層高めた。

本社新社屋竣工と中国工場設立(2004~2005年)

2004年3月、滋賀県大津市雄琴に本社新社屋(現雄琴事務所)を竣工。同年4月には来客数管理システム技術を持つ技研トラステム株式会社を子会社化し、事業領域を拡大した。2005年8月には中国広東省東莞市にOPTEX(DONGGUAN)CO.,LTD.を設立し、グループの生産体制を強化。同時に、オプテックス・エフエー株式会社が大阪証券取引所ヘラクレス市場(現JASDAQ)に上場した。

M&Aによる技術・市場の拡充(2007~2010年)

2007年3月、遠隔画像監視モニタリングサービスのFARSIGHT SECURITY SERVICE LTD.(英国)を子会社化。2008年2月には自動ドア用センサの欧州販売強化のため、オランダのSECUMATIC B.V.を完全子会社化。同年8月には画像処理技術に強みを持つ株式会社ジーニックを子会社化した。2010年9月には米国FIBER SENSYS,INC.を設立し、光ファイバー侵入検知システム事業を譲り受け、防犯製品ラインアップを拡充した。

インド・英国への投資と地域統括体制の確立(2012~2015年)

2012年1月、監視カメラ用補助照明技術を持つRAYTEC LIMITED(英国)を子会社化。同年12月にはインド市場開拓のため合弁会社OPTEX PINNACLE INDIA PRIVATE LIMITEDを設立。2014年1月にはOPTEX (EUROPE) LIMITEDを欧州地域統括本社と位置づけ、2015年1月にはOPTEX INCORPORATEDを米州地域統括本社として、各地域の経営を一元化した。これにより、グループ全体の戦略的な事業運営体制が整った。

年表30件を開く

1970年代

  • 1979年5月創業滋賀県大津市において、元代表取締役社長 小林 徹、元取締役副社長 有本 達也が自動ドア用センサ、防犯用センサの開発、販売のため資本金1,200万円をもってオプテックス株式会社(現オプテックスグループ株式会社)を設立

1980年代

  • 1983年5月創業自動ドア用センサ及び防犯用センサの生産を強化するため、福井県丹生郡清水町(現福井市三留町)にオフロム株式会社をサンエー電機株式会社との共同出資にて設立
  • 1984年3月本社ビルを滋賀県大津市におの浜四丁目に新築し移転
  • 1985年9月創業当社製品の米国での直接販売のため、米国カリフォルニア州にOPTEX(U.S.A.),INC.を設立
  • 1986年7月東京都千代田区に東京営業所(現東京都新宿区)を設置
  • 1989年4月光電センサの開発を強化するため、京都市下京区に西ドイツエルヴィン・ジック社(現ドイツ SICK AG社)との合弁会社ジックオプテックス株式会社を設立

1990年代

  • 1990年1月従業員の福利厚生を促進するため、滋賀県大津市にスポーツクラブの運営を主とするオーパルオプテックス株式会社(現連結子会社)を設立
  • 1990年6月滋賀県大津市に技術センターを開設
  • 1991年5月ヨーロッパ地域の輸出の拡大とニーズの把握を図るための販売拠点として、イギリスバークシャー州にOPTEX (EUROPE) LTD.(現連結子会社)を設立
  • 1991年7月社団法人日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 1994年2月部材調達のため、香港にOPTEX(H.K.),LTD.(現連結子会社)を設立
  • 1999年7月米国カリフォルニア州にセンサとシステム事業に特化したOPTEX INCORPORATED(現連結子会社)を設立

2000年代

  • 2001年8月上場㈱東京証券取引所市場第二部に上場
  • 2001年11月M&AOPTEX (EUROPE) LIMITED(現連結子会社)が、イギリスSECURITY ENCLOSURES,LTD.の全株式を取得し子会社化
  • 2002年1月光電センサ事業を会社分割し、京都市山科区にオプテックス・エフエー株式会社(現連結子会社)を設立(現京都市下京区)
  • 2003年2月韓国ソウル市(現安養市)にOPTEX KOREA CO.,LTD.(現連結子会社)を設立
  • 2003年4月商号変更フランスサルバーニュにOPTEX SECURITY SAS(2026年1月1日付でOPTEX SASに商号変更(現連結子会社))を設立(現フランスアルナス)
  • 2003年6月上場㈱東京証券取引所市場第一部(現プライム市場)に上場
  • 2004年3月滋賀県大津市雄琴に本社新社屋を竣工(現雄琴事務所)
  • 2004年4月M&A来客者数管理システム技術の獲得と融合による事業拡大を目指し、技研トラステム株式会社(現連結子会社)の全株式を取得し子会社化
  • 2004年12月商号変更OPTEX INCORPORATED(現連結子会社)を防犯用製品に特化させ、自動ドア用製品の販売のため、米国カリフォルニア州に現地法人OPTEX TECHNOLOGIES INC.を設立 東欧及びロシア地域への市場開拓を狙い、防犯用製品の販売拠点として、ポーランドワルシャワ市に0PTEX SECURITY Sp.z o.o.(2026年1月2日付でOPTEX Sp.z o.o.に商号変更(現連結子会社))を設立
  • 2005年8月上場当社グループの生産体制を強化するため、中国広東省東莞市に現地法人OPTEX(DONGGUAN)CO.,LTD.(現連結子会社)を設立 オプテックス・エフエー株式会社(現連結子会社)が大阪証券取引所のヘラクレス市場(現東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場)に上場
  • 2007年3月M&A防犯用製品において、遠隔画像監視モニタリングサービスに必要な現場ニーズを収集し、製品開発に活かすためにイギリスFARSIGHT SECURITY SERVICE LTD.(現連結子会社)を子会社化
  • 2008年2月M&A自動ドア用センサのヨーロッパ地域での販売強化を目指し、持分法適用関連会社であったSECUMATIC B.V.(2008年9月1日付でOPTEX TECHNOLOGIES B.V.に商号変更)の株式を追加取得し子会社化
  • 2008年8月M&A画像処理技術やLSI・FPGAロジック設計に強みを有する株式会社ジーニック(現連結子会社)を子会社化

2010年代

  • 2010年9月米国に設立したFIBER SENSYS,INC.(現連結子会社 2010年7月設立)が、Fiber SenSys,LLC(米国オレゴン州)から光ファイバー侵入検知システムの開発・販売を主業とする事業を譲受
  • 2012年1月M&A監視カメラ用補助照明技術を獲得するため、RAYTEC LIMITED(現連結子会社)を子会社化
  • 2012年12月インド国内の市場開拓を狙い、インドハリヤナ州に合弁会社OPTEX PINNACLE INDIA PRIVATE LIMITED(現連結子会社)を設立
  • 2014年1月子会社を含めた営業体制の機能強化を図るため、OPTEX (EUROPE) LIMITED(現連結子会社)を欧州地域統括本社として位置づけ
  • 2015年1月M&AOPTEX INCORPORATED(現連結子会社)とOPTEX TECHNOLOGIES INC.が合併し、OPTEX INCORPORATEDを米州地域統括本社として位置づけ

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高伸長率10%
  • 営業利益率15%以上
  • ROE15%以上
  • CO₂排出量削減率(2019年比 Scope1,2)2030年まで30%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ソリューション提案ビジネスへの転換

    従来のハードウェア販売から、顧客の課題を解決するトータルソリューションの提供にビジネスモデルを移行し、社会課題の解決と企業価値の最大化を図る。

  2. 02

    事業ポートフォリオの最適化

    持株会社として全体最適の視点から事業評価と経営資源配分を行い、収益性と成長力を重視したポートフォリオマネジメントを推進する。既存事業の競争力強化と選択と集中を徹底する。

  3. 03

    グループシナジーと新規事業の創出

    グループ内連携によるシナジー創出、新規事業育成やM&Aを活用して付加価値を高め、事業領域を拡大する。

  4. 04

    サプライチェーンリスク管理の強化

    調達先の分散化や価格転嫁交渉、為替変動を含むリスク管理を強化し、サプライチェーンの再構築により安定的な供給体制を確保する。

  5. 05

    気候変動対策の推進

    グループ全体で温室効果ガス削減策を検討・実施し、モニタリング機能を強化。国際的な枠組みに基づくリスク・機会の分析と情報開示を行う。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,162人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は852万円で、9期前と比べて+24.5%平均年齢は47.5歳、平均勤続年数は19.3年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月1,640
2017年12月1,585
2018年12月1,821
2019年12月68444.014.41,775
2020年12月66443.115.51,881
2021年12月70347.318.71,998
2022年12月78045.916.82,106
2023年12月82046.218.32,136
2024年12月82847.119.62,148331
2025年12月85247.519.32,162379

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社37(国内 19 / 海外 18、うち連結子会社 26) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
IA事業 — 京都市 上京区他2,707百万円
雄琴事務所他 — 滋賀県大津市他1,800百万円
全社(共通)
EMS事業 — 中国 広東省東莞市1,773百万円
SS事業 — 米国 オレゴン州861百万円
IA事業 — 兵庫県 淡路市他616百万円
SS事業 — 滋賀県 大津市他359百万円
本社 — 滋賀県大津市349百万円
全社(共通)
IA事業 — 京都市 下京区他160百万円
SS事業 — イギリス ノ-ザンバ-ランド州137百万円
SS事業 — 米国 カリフォルニア州87百万円
主な関係会社
  • 国内
    オプテックス㈱
    滋賀県大津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    OPTEX INCORPORATED
    米国 カリフォルニア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    FIBER SENSYS, INC.
    米国 オレゴン州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    OPTEX (EUROPE) LIMITED
    イギリス バークシャー州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    OPTEX SECURITY SAS
    フランス アルナス · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    OPTEX SECURITY B.V.
    オランダ ハーグ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    OPTEX TECHNOLOGIES B.V.
    オランダ ハーグ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    FARSIGHT SECURITY SERVICES LTD.
    イギリス ケンブリッジシャー州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    RAYTEC LIMITED
    イギリス ノーサンバーランド州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ATEXOR OY
    フィンランド エスポー市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    OPTEX KOREA CO., LTD.
    韓国 安養市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    技研トラステム㈱
    京都市伏見区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社25社を開く
  • ㈱ジーニック滋賀県大津市100%
  • エクノス㈱神奈川県相模原市100%
  • ㈱スリーエース京都市下京区100%
  • オプテックス・エフエー㈱京都市下京区100%
  • 広州奥泰斯工業自動化控制設備有限公司中国 広東省広州市100%
  • OPTEX FA INC.米国 イリノイ州100%
  • 東京光電子工業㈱東京都練馬区100%
  • シーシーエス㈱京都市上京区100%
  • CCS America, Inc.米国 マサチューセッツ州100%
  • CCS Europe N.V.ベルギー ブリュッセル100%
  • EFFILUX SASフランス エソンヌ県100%
  • Gardasoft Vision Ltd.イギリス ケンブリッジシャー州100%
  • 晰写速光学(深圳)有限公司中国 広東省深圳市100%
  • CCS Asia PTE.LTDシンガポール100%
  • CCS MV (THAILAND) CO.,Ltd.タイ バンコク市100%
  • CCS MV (Malaysia) Sdn.Bhd.マレーシア ペナン100%
  • CCS KOREA Inc韓国 安養市100%
  • サンリツオートメイション(株)東京都町田市100%
  • ミツテック(株)兵庫県淡路市100%
  • オプテックス・エムエフジー㈱京都市伏見区100%
  • OPTEX (H.K.), LTD.中国 香港特別行政区100%
  • OPTEX (DONGGUAN) CO., LTD.中国 広東省東莞市100%
  • オーパルオプテックス㈱滋賀県大津市100%
  • その他 8社
  • ジックオプテックス㈱京都市下京区50%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は659億円営業利益82億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.1%、利益が+15.5%。

売上高
+4.1%
659億円
営業利益
+15.5%
82億円
純利益
+15.8%
66億円
営業利益率
12.4%
前期比 +1.2%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高733億円659億円
営業利益105億円82億円
純利益77億円66億円
1株あたり配当¥76¥76

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は367億円、営業利益は55億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+21.1%、営業利益は+52.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q1381813.012
2023年2Q13496.78
2023年3Q138139.414
2023年4Q15412
2024年1Q1551811.613
2024年2Q150138.712
2024年4Q3284012.232
2025年2Q3033611.930
2025年4Q3564612.936
2026年2Q3675515.042

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は207億円から659億円へ3.2倍に増えた。直近期の営業利益率は12.4%。売上は5期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
監視カメラ用補助照明技術を獲得するため、RAYTEC LIMITED(現連結子会社)を子会社化
2012年12月207178
2013年12月2362616
2014年12月2573019
OPTEX INCORPORATED(現連結子会社)とOPTEX TECHNOLOGIES INC.が合併し、OPTEX INCORPORATEDを米州地域統括本社として位置づけ
2015年12月2783221
2016年12月3103118
2017年12月3755034
2018年12月4015038
2019年12月3752922
2020年12月3482214
2021年12月4595138
2022年12月5487048
2023年12月5646346
2024年12月633717711.257
2025年12月659828012.466

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高659億円のうち、営業利益として残るのは82億円12.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は66億円、売上の10.0%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金48.0%316億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金39.6%261億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.4%82億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
52.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+5.6pt
12.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+4.1pt
10.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+4.5pt
12.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
10.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが94億円、投資CFが−38億円で、差し引きのフリーCFは56億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は229億円で、売上の4.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月16−14−3269
2013年12月24−15−6980
2014年12月190−51998
2015年12月24−15−4999
2016年12月35−23−612100
2017年12月44−3−2141123
2018年12月20−16−84116
2019年12月36−10−1726124
2020年12月39−32167146
2021年12月31−28183171
2022年12月17−3−1614173
2023年12月21−8−2313171
2024年12月77−9−3868211
2025年12月94−38−4456229

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は769億円。このうち返さなくてよい自己資本が561億円で、自己資本比率は72.4%(業種中央値61.0%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月2371954277.5
2013年12月2752235276.3
2014年12月3022445875.9
2015年12月3092565378.0
2016年12月3772879065.0
2017年12月4163209670.1
2018年12月43332311074.5
2019年12月44032411673.2
2020年12月47432614868.4
2021年12月57835422460.7
2022年12月63339723662.2
2023年12月67144322865.3
2024年12月72950122868.2
2025年12月76956120872.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
229億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
436億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
74億円
在庫として抱えている分
負債合計
208億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
95
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率25 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率224社中50位あたり、逆に低いのは売上成長率224社中112位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
12.5%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
12.4%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
72.4%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.1%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.4%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,150で、1年前と比べて+68.6%過去52週の値幅のなかでは44%の位置にある。

¥3,150-2.2%1ヶ月-13.6%1年+68.6%時価総額1,189億円
過去52週の値幅
安値¥1,891高値¥4,755

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.5倍
PER (会社予想)14.6倍
PBR1.87倍
配当利回り2.41%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で -10.65% と下落し、19日には 3230円 と急落。25日移動平均線(3548.4円)を大きく下回り、75日線(3880.96円)も下回る。ただし200日線(3080.04円)は上回っており、中期トレンドは維持。52週高値(4755円)からは約32.1%低く、52週安値(1886円)からは約71.3%高い。出来高は19日に 182,100株 と増加し、売りが優勢。RSIは 49.43 と中立圏。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは14.91倍と業界平均30.54倍の半分以下で、予想PERも14.9倍と安定。PBRは2倍で業界平均2.58倍を下回る。ROEは12.5%と健全で、資本効率は良好。配当利回り2.35%は業界平均2.32%とほぼ同等だが、配当性向111.4%と配当超過となっており、今後の減配リスクが懸念。業績は増収増益基調で、営業利益率も改善。総合的に見ると、バリュエーションは妥当圏内。

指標この会社業種平均
PER (実績)14.5倍30.8倍
PER (予想)14.6倍
PBR1.87倍2.58倍
ROE12.5%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、高い収益性と成長性をどう評価するか。強気派は、売上高・利益が堅調に増加し、営業利益率も11%超と高い点を評価する。また、自動ドアの安全規制強化や防犯需要の高まりが追い風になるとみる。一方、弱気派は、競争激化や原材料高によるコスト圧力を懸念し、PER16倍程度の評価は既に業績を織り込んでいる可能性を指摘する。グローバル展開のリスクも見逃せない。

プラスに働く材料7
  • 高収益体質

    営業利益率は12%超と高く、利益率が改善傾向

  • 業績成長

    売上高は2024年12月期に633億円、2025年12月期も増収予想

  • 市場拡大

    安全規制強化や防犯需要の高まりでセンサー需要が拡大

  • 2025/12期は売上高659億円、営業利益82億円と増収増益決算発表後影響

    売上高659億円、営業利益82億円、純利益66億円で前期から増益

  • 営業利益率12.44%と前期11.22%から改善通年影響

    営業利益率は11.22%から12.44%に上昇し、収益構造が強化

  • ROE12.5%と高く、資本効率の高さが魅力継続影響

    ROE12.5%、PBR2.22倍で、成長投資への再投入が期待

  • 配当利回り2.12%と安定、株主還元が下支え通年影響

    配当利回り2.12%を維持し、下落局面での買い安心感

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    センサー市場は新興メーカーが参入し価格競争が激化

  • 原材料コスト

    金属や半導体の価格上昇が収益を圧迫する可能性

  • 評価は割高

    PER16倍は業界平均より高く、成長期待が織り込み済み

  • 株価は1年で95.3%上昇、高値警戒の調整リスク継続影響

    1年間で株価95.3%上昇し、短期の利益確定売りが懸念

  • 売上高成長率は前期+12%から+4%に鈍化通年影響

    2025/12期売上高659億円は前期633億円の+4%増で、成長が減速

  • 予想PER16.6倍は実績16.53倍から割高決算発表後影響

    実績PER16.53倍、予想PER16.6倍とPER約16倍で割安感は薄い

  • 海外投資家の保有比率31.52%と高く、リスクオフで売られやすい継続影響

    外国法人等の持株比率31.52%と高く、世界株安時の流出リスク

次の決算で確かめる点
海外売上高比率
グローバル展開の進捗と市場シェアの維持を示す
営業利益率
高収益体質が維持できるか監視する
自動ドア・防犯関連の受注高
需要の先行指標として重要

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり76で、前期から+40.0%いまの株価に対する利回りは2.41%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥76
1株あたり
配当利回り
2.41%
いまの株価に対して
配当性向
111.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月2361.1
2017年12月2822.2163.4
2018年12月309.1333.3
2019年12月338.3332.7
2020年12月30−7.7309.9
2021年12月300.0277.0
2022年12月3620.0459.8
2023年12月4011.1327.6
2024年12月400.0603.3
2025年12月5640.0111.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥76

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ8,518人。区分でいちばん多いのは個人・その他34.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が32.3%を占め、残る67.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他39.441.438.036.736.034.0
外国法人29.831.030.826.624.331.4
金融機関27.922.824.228.530.727.8
自己株式4.25.95.95.95.65.6
事業法人2.12.24.35.45.44.5
証券会社0.82.62.62.73.52.2
外国人個人0.10.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社日本カストディ銀行(信託口)12.18
02日本マスタートラスト信託銀行株式 会社(信託口)11.60
03STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)5.53
04小林 徹2.73
05BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行決済事業部)2.44
06栗田 克俊1.91
07THE BANK OF NEW YORK 133652(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.80
08株式会社ワンダリア1.65
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505019(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.44
10オプテックスグループ従業員持株会1.27

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-08-21
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    6.02%
    -0.95pt
  • 2026-07-06
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    1.89%
    +1.37pt
  • 2026-06-22
    グランサム、マヨ、ヴァン オッテルロー アンド カンパニー エルエルシー(Grantham, Mayo, Van Otterloo & Co. LLC)
    新規の大量保有報告
    3.62%
    -1.38pt
  • 2026-06-05
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.52%
    +0.35pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+271%、1株純資産は14期で+41%。直近期のROEは12.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月501,1084.720.0106.4
2013年12月981,2698.217.526.7
2014年12月576938.616.923.7
2015年12月627288.724.337.1
2016年12月557407.423.461.1
2017年12月9884012.630.5163.4
2018年12月10587612.316.3333.3
2019年12月608916.827.6332.7
2020年12月398964.348.9309.9
2021年12月10498711.215.8277.0
2022年12月1341,10912.813.4459.8
2023年12月1301,23411.113.8327.6
2024年12月1601,39612.211.0603.3
2025年12月1851,56412.513.8111.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/12期の役員報酬は総額158百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
中島達也代表取締役 社長5911,000
上村透代表取締役 副社長6622,000
山名幸輝取締役 CFO619,000
吉田和弘取締役662,000
根岸祥子取締役57
奥野雅也取締役(常勤監査等委員)627,000
木田稔取締役(監査等委員)563,000
飯島敬子取締役(監査等委員)61

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円ストックオプション百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)31022141611839
社外取締役424246
取締役(社内)1161616

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,877字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社(持株会社)及び連結子会社43社並びに関連会社1社で構成されております。その主な事業内容は、赤外線などを利用した検知センサーを中心に、防犯用製品・自動ドア用製品・産業機器用製品・LED照明関連製品・産業用コンピュータシステム・自動化機械装置等の開発、製造、販売を行っております。当社グループのセグメント毎の主な事業内容及び主要な関係会社は、次のとおりであり、下記の事業区分は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 なお、当社は特定上場会社等であります。特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 事業区分   主要な製品及びサービス内容   主要な会社 SS事業   防犯、自動ドア、社会・環境関連等各種センサー及び同装置に関する各種システムの開発・製造・販売   国内   オプテックス㈱ 技研トラステム㈱ ㈱ジーニック エクノス㈱ ㈱スリーエース 海外   OPTEX INCORPORATED FIBER SENSYS, INC. OPTEX (EUROPE) LIMITED OPTEX SECURITY SAS OPTEX SECURITY B.V. OPTEX TECHNOLOGIES B.V. FARSIGHT SECURITY SERVICES LTD. RAYTEC LIMITED ATEXOR OY OPTEX KOREA CO., LTD. その他6社 IA事業   ファクトリーオートメーション用光電センサー関連機器、画像処理用LED照明装置及び制御装置、産業用コンピュータシステム、自動化機械装置等の開発・製造・販売   国内   オプテックス・エフエー㈱ シーシーエス㈱ サンリツオートメイション㈱ ミツテック㈱ 東京光電子工業㈱ ジックオプテックス㈱ (注)1 その他1社 海外   広州奥泰斯工業自動化控制設備有限公司 OPTEX FA INC. CCS America,Inc. CCS Europe N.V. EFFILUX SAS Gardasoft Vision Ltd. 晰写速光学(深圳)有限公司 CCS Asia PTE.LTD. CCS MV(THAILAND)CO.,Ltd. CCS MV(Malaysia)Sdn.Bhd. CCS KOREA Inc. その他1社 EMS事業   当社グループ製品の製造及び電子機器の受託生産サービス   国内   オプテックス・エムエフジー㈱ 海外   OPTEX (DONGGUAN)CO.,LTD. OPTEX (H.K.),LTD. その他   アウトドアアクティビティ及び環境体験学習運営   国内   オーパルオプテックス㈱ 当社グループにおける事業系統図は、次のとおりであります。 (注)1.持分法適用関連会社 2.(注)1.以外はすべて連結子会社であります。 3.非連結子会社は、記載を省略しております。 4.㈱スリーエースは、2025年1月1日付で連結子会社であるオプテックス㈱に株式譲渡を行い、孫会社といたしました。 5.CCS Europe Holding B.V.は、2025年7月10日付で清算結了いたしました。 6.RAYTEC LIMITEDは、2025年11月21日付でATEXOR OYの全株式を取得し、同社及びその子会社1社を連結子会社といたしました。 7.OPTEX SECURITY B.V.とOPTEX TECHNOLOGIES B.V.は、2026年1月1日付でOPTEX SECURITY B.V.を存続会社、OPTEX TECHNOLOGIES B.V.を消滅会社とする吸収合併を行い、OPTEX EUROPE B.V.に社名を変更いたしました。 8.OPTEX SECURITY SASは、2026年1月1日付でOPTEX SASに社名を変更いたしました。 9.当社は、2026年1月19日開催の取締役会において、2026年4月1日付でオプテックス・エムエフジー㈱のグループ工場管理運営機能及び電子機器の受託生産サービス事業を、オプテックス㈱に承継させる吸収分割を行うとともに、オプテックス・エムエフジー㈱を消滅会社として、オプテックス・エフエー㈱を存続会社とする吸収合併を行うことを決議いたしました。
経営方針・対処すべき課題1,968字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、「ベンチャースピリット溢れる企業集団を目指す。」を企業理念に掲げ、自らの行動を変革し、新しい事業創出に挑戦することで、「安全・安心」また「快適」で「高効率」な社会を作り出すことを目指しております。これらを通じて持続可能な社会の創出に寄与するとともに、社員一人一人の自己実現の場として、人と企業がともに成長していくことが当社グループの基本方針です。 (2) 目標とする経営指標 当社グループが目標とする経営指標は、「連結売上高10%伸長」、「営業利益率15%以上」、「ROE15%以上」の水準を目線に、企業価値の持続的な向上を目指しております。このために各事業会社が推進する基幹事業の更なる成長と、全体最適視点で経営資源の有効活用を図りつつ、新規事業の育成や事業領域の拡大を図ってまいります。絶えず創意工夫を重ねながら収益の拡大に挑戦し続けるとともに、間接業務の効率化を行い、生産性の向上を意識して営業利益率の向上を図ることで経営指標の継続的な実現を目指しております。 ※財務指標は提出日現在の経営目標であり、その実現を保証あるいは約束するものではありません。 (3) 経営環境及び中長期的な会社の経営戦略 当社グループを取り巻く事業環境は、原材料・資源価格の高騰や物流コストの高止まり、地政学リスクの拡大などにより、依然として先行き不透明な状況が続いております。こうした環境変化に対応するため、当社グループは柔軟かつ迅速な経営判断を行い、持続的な成長を目指してまいります。また、米国政府による関税措置の強化は、海外事業におけるコスト増加要因となる可能性があり、収益性への影響が懸念されています。このため、調達先の分散化や価格転嫁の交渉を進めるとともに、為替変動を含めたリスク管理を強化し、サプライチェーンの再構築を通じて安定的な供給体制の確保に取り組んでまいります。 一方、持続可能な社会の実現に向けて世界の流れが加速し、社会・環境問題をはじめとするサステナビリティへの取り組みが一層注目されており、様々な社会・産業分野での省エネ、自動化、省人化に貢献できる当社グループの製品や技術への需要は高まっております。 このような中、当社グループでは、得意とするセンシング、光学技術などを駆使して、「安全・安心・快適」な社会や産業に貢献していくことを目標に事業を展開し、世の中に存在する様々な不安や不快、不便から「不」を取り除く仕事と位置付けた「ふとるビジネス」の拡大を推し進めてまいりました。さらに、これまでのハードウェアとしての「モノ売り」から、お客様にトータルなソリューション(課題解決策)をご提供する「ソリューション提案ビジネス」への移行を効果的に進め、様々な社会課題の解決と企業価値の最大化を中長期の経営戦略としております。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、持続的成長と企業価値最大化に向け、事業ポートフォリオの最適化を軸とした経営を推進します。持株会社としてのグループ本社機能を一層充実させ、全体最適の視点から事業評価と経営資源配分を行い、収益性と成長力の向上を図ります。 各事業会社では、既存事業の競争力強化とともに選択と集中を徹底し、成長性・収益性を重視したポートフォリオマネジメントを推進します。あわせて、「ソリューション提案ビジネス」への転換、グループシナジーの創出、新規事業やM&Aの活用を通じて付加価値を高めます。また、財務基盤の強化と資本効率の向上により株主価値の持続的成長を目指すとともに、生産性向上を通じて従業員の処遇と働きがいの向上につなげ、人と企業がともに成長する好循環を実現します。 環境問題への取り組みについては、代表取締役社長を委員長とする「グループコンプライアンス推進委員会」の下部組織である「グループ気候変動対応分科会」において、温室効果ガスの測定や再生可能エネルギーの活用などによる温室効果ガス削減策を検討、実施するとともに、サステナビリティ推進部門との連携によりモニタリング機能を強化し、グループ全体で2030年までにCO₂排出量を30%(2019年比 Scope1,2)削減という目標達成に向けてグループ内各社と連携し実効性を高めてまいります。さらに、気候変動に関する国際的な枠組みや開示動向を踏まえ、リスクと機会の分析及び情報開示を行うことで、社会的責任を果たしてまいります。
事業等のリスク3,037字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経済状況について 当社グループは世界各地で事業を展開しております。このため製品を販売している国又は地域の経済状況によって経営成績及び財務状況に悪影響を受ける可能性があります。 これに対して海外主要地域には自社の拠点を設置するなど、現地の状況を常に把握するとともに、マクロとミクロの視点で経済情勢及び市場の変化を掌握し、主要事業会社の責任者が毎月集まって、情報交換のうえで戦略の変更や状況に応じた対応が迅速に取れるように対策を行っています。 (2) 為替変動によるリスクについて 当社グループは積極的に海外市場に進出しており、連結売上高の約6割は海外での売上となっております。米ドル、ユーロ、英ポンド、人民元などの主要通貨に加え、新興国を含む各国通貨の急激な円に対する為替レートの変動が長期に及んだ場合、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは為替変動による損益への影響を限定する目的で、外貨建資産・負債額の一定比率に対して為替ヘッジ策を講じるとともに、海外生産を一定比率保って海外調達比率を向上する等、外貨建支出の維持による収支上の為替バランスを改善することで、為替変動に強い収益構造作りに取り組んでおります。 (3) 海外活動にかかるリスク、法的規制の変更・強化について 当社グループは、日本及び諸外国・地域の法規制に従って事業を行っております。当社グループが事業進出している国又は地域において、法令又は規制の重要な変更、税制又は税率の大幅な変更、為替政策の変化、輸出又は輸入に関する法規制、その他経済的、社会的及び政治的変動などがあった場合、経営成績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは「(1) 経済状況について」において説明のとおり、グローバルでの状況の変化を注意深く見守り、事業会社間で情報を共有しつつ、状況に応じた迅速な対応が取れるよう対策を行っております。 また、コンプライアンス違反や昨今の労働環境規制の強化等、企業の法令違反に係るリスクが多様化する中、役職員の教育と法令順守意識の徹底を図っております。 (4) M&Aについて 当社グループでは中長期的な事業ポートフォリオ戦略を踏まえ、既存事業に関連した新しい分野への進出も視野に入れたM&Aをグローバルに検討し、積極的に実行することで、企業価値の向上を目指しております。M&Aにあたっては、買収前に十分な調査を行い、価値評価を慎重に検討したうえで実施しておりますが、買収後における想定外の事態の発生や、市場動向の大きな変動等が原因で、買収事業が所期の目標通りに推移せず、場合によってはのれん等無形固定資産の減損処理等による財務状況への悪影響が生じる可能性があります。 (5) 生産用部材等の調達について 当社グループが生産する製品の部材等は、グローバルなサプライチェーンを通じて、国内外の仕入先から調達しております。経済状況の変動や、国際状況の変化あるいはサプライチェーンのトラブル等により、これら部材等の入手が困難な状況が発生したり、購入価格が高騰した場合、当社グループの経営成績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 直近では、世界的に半導体を中心とした電子部品の需給が逼迫している状況となっており、これら電子部品の需給逼迫の長期化につきましては、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。また、紛争鉱物への対応や、環境への配慮など、ESG観点からもより高度な対応が求められております。部材等の仕入先に対応不備があれば、部材等の調達や製品の販売に影響を与えるだけでなく、当社グループの社会的評価が悪影響を受ける可能性もあります。 当社グループでは、グローバルな経済情勢を注視し、調達環境の変化を把握するよう努めております。また代替部材の検討や、仕入先の複数化を進め、安定的な調達を図っております。さらには仕入先とのコミュニケーションを充実させ、仕入先の経営状況把握を行いつつ、管理体制の強化に協力することで顧客や社会の要求に対応しております。 (6) 資金調達について 当社グループは、M&A等の大きな資金需要が生じた場合には、金融情勢、マクロ環境、当社の状況などを総合的に勘案し、必要な資金を調達することといたしております。このため、金融市場の不安定化が生じた場合などには、資金調達コストが増加することにより、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 気候変動について 当社グループは気候変動などの環境問題への対応を重要な課題の一つと捉え、気候変動に対する政策及び法規制、市場の要求を踏まえ、環境配慮型製品の開発に取り組んでおりますが、これらの規制が予測を超えて厳しくなった場合、コストの増加や販売機会損失等により、当社グループの経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 また、気候変動による物理的変化のリスクとして、近年増加傾向にある台風・豪雨等の異常気象、地震などの大規模自然災害等が発生した場合、当社グループの事業活動が制限され、経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 感染症拡大に伴うリスク 当社グループは、新型コロナウイルスや新型インフルエンザ等の感染症の流行等大規模な感染拡大が発生した場合には、市況の悪化及び営業活動の停滞に伴い経営成績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。感染症が流行した場合に備え、当社グループは地域のお客様や役職員の安全を第一に考え、政府の方針等を踏まえて在宅勤務や時差出勤体制の整備に取り組むとともに、ITを活用した非接触型の営業活動の確立に取り組んでおります。また、感染症拡大予防策の浸透などにより事業を伸ばしている業界もあるため、伸びている業界に注力するよう機動的に対応しております。 (9) その他 上記に掲げたリスク要因は、当社グループの事業展開その他に関するリスクのすべてを網羅しているものではありません。その他、知的財産権に係る法的リスク、情報漏洩に係る情報セキュリティリスク、顧客の信用リスク、人材育成・確保に係るリスクなども発生する恐れがあり、当社グループの事業、経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは「オプテックスグループ行動規範」(2003年1月初版制定、以後随時改定)を、日本語・英語にて作成し、当社グループ全世界の役職員に配布することで、各国法令・社内規則はもとより、社会規範・倫理規範に則った職務の遂行を促し、企業風土の醸成と役職員の教育・啓発に努めております。また、様々な観点でリスクを認識し、対応策を講じるため、代表取締役社長を委員長とする「グループコンプライアンス推進委員会」においてリスクマネジメントを推進及び統括し、定期的な見直しと検討を進めております。
経営成績の分析 (MD&A)6,742字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 a.経営成績の状況 当連結会計年度(2025年1月~2025年12月)における世界経済は、米国の関税強化や政策不確実性の影響等により一時的な減速がみられたものの、需要動向は総じて堅調に推移し、年後半にかけて緩やかな回復基調を示しました。 このような状況の中、当社グループは、「ベンチャースピリット溢れる企業集団を目指す。」を企業理念とし、収益性の向上と持続的成長を目指し、今年度は「ソリューション提案事業」への移行を効果的に進めることを重点施策として取り組みを強化してまいりました。また、当社グループの「サステナビリティ基本方針」に基づき、事業を通じて様々な社会・環境課題を解決することで、社会の持続的な発展への貢献と企業価値の最大化に向け邁進してまいりました。 当連結会計年度の経営成績は、IA(インダストリアルオートメーション)事業の自動化装置関連が低調に推移したものの、SS(センシングソリューション)事業が順調に推移したこと等により、売上高は658億78百万円と前年度に比べ4.1%の増収となりました。利益面につきましては、人件費の増加等があったものの、高収益製品の販売増等による売上総利益の増加がこれらを吸収した結果、営業利益は81億53百万円(前年度比14.5%増)、経常利益は80億00百万円(前年度比3.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は投資有価証券売却益による特別利益の計上等により65億95百万円(前年度比15.9%増)となりました。 セグメント別の経営成績は、次のとおりです。 なお、当連結会計年度より、組織再編等に伴い、報告セグメントの区分及び報告セグメント内における収益の分解情報の名称を変更しております。以下の前年度比較については、変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載しております。 (SS事業) SS事業は、米国の関税政策の影響を受けたものの、売上高は310億44百万円(前年度比9.4%増)、営業利益は、ソリューション提案事業が奏功し、高収益製品の販売増による原価率の低減等により48億88百万円(前年度比24.9%増)となりました。 防犯関連は、売上高199億24百万円(前年度比9.3%増)となりました。国内では大型重要施設向けソリューション販売が堅調に推移し、海外でも米国のデータセンター等の大型重要施設向けソリューション販売が好調に推移した結果、前年度実績を上回りました。 自動ドア関連は、売上高71億82百万円(前年度比3.1%増)となりました。海外ではヨーロッパ向けの自動ドアセンサーの販売が軟調に推移しました。一方、国内では自動ドアセンサーの販売が軟調に推移したものの、遠隔モニタリングソリューションや客数情報カウントシステムの販売が順調に推移した結果、前年度実績を上回りました。 社会・環境関連は、国内及び米国での駐車場管理システム向け車両検知センサー・ソリューション販売が好調に推移しました。さらに、国内の水質センサー・ソリューション販売も好調に推移した結果、売上高は39億37百万円(前年度比23.7%増)となりました。 (IA事業) IA事業は、売上高337億34百万円(前年度比0.0%減)、営業利益は38億27百万円(前年度比1.7%増)となりました。 FA関連は、国内では米国の関税政策の影響により半導体、電気・電子部品向けの販売が軟調に推移したものの、年後半には回復需要を取り込みました。海外でもヨーロッパにおける顧客の在庫調整の一巡や、中国における市況回復により、自動化・省人化用センサーの販売が堅調に推移した結果、売上高は90億1百万円(前年度比7.8%増)となりました。 検査用照明関連は、国内では米国の関税政策の影響により半導体、電気・電子部品向けの販売が軟調に推移しました。一方、海外では米国及びアジア向けの販売が堅調に推移した結果、売上高は147億74百万円(前年度比3.6%増)となりました。 産業用PC関連は、SS事業防犯関連とのシナジーによりグループ内向けの販売は好調に推移したものの、半導体製造装置向けの販売が低調に推移した結果、売上高は46億89百万円(前年度比4.8%減)となりました。 自動化装置関連は、電気自動車(EV)向けの設備投資需要が一巡してきたことにより、二次電池製造装置の受注案件が伸び悩んだ結果、売上高は52億69百万円(前年度比15.1%減)となりました。 (EMS事業) EMS事業における外部顧客への売上高は、生産受託案件が低調に推移したことにより9億96百万円(前年度比4.4%減)となりました。営業損益はグループ内製品の製造量が減少した結果、32百万円の営業損失(前年度は1億20百万円の営業損失)となりました。 b.財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における資産合計は769億39百万円となり、前連結会計年度末に比べ40億88百万円増加しました。 流動資産は594億88百万円となり、14億62百万円増加しました。これは主に、前渡金等のその他流動資産が2億59百万円減少したものの、現金及び預金が18億18百万円増加したことによるものであります。 固定資産は174億51百万円となり、26億25百万円増加しました。これは主に、子会社における工場用地及び建物の取得に伴い土地並びに建物及び構築物等の有形固定資産が20億75百万円増加したことに加え、投資有価証券等の投資その他の資産が2億70百万円増加したことによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は207億90百万円となり、前連結会計年度末に比べ19億76百万円減少しました。これは主に、短期借入金及び1年内返済予定の長期借入金等の流動負債が16億8百万円減少したことに加え、長期借入金等の固定負債が3億67百万円減少したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は561億49百万円となり、前連結会計年度末に比べ60億65百万円増加しました。これは主に、利益剰余金が49億90百万円、為替換算調整勘定等のその他の包括利益累計額が9億96百万円それぞれ増加したことによるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比較して18億18百万円増加し、228億84百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と主な要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は94億49百万円(前年同期は76億96百万円の獲得)となりました。これは主に法人税等の支払(23億91百万円)により資金が減少したものの、税金等調整前当期純利益の確保(88億61百万円)により資金が増加したものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は37億77百万円(前年同期は8億67百万円の使用)となりました。これは主に有価証券並びに投資有価証券の売却及び償還による収入(10億14百万円)があったものの、有形固定資産の取得による支出(32億25百万円)、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出(6億56百万円)、無形固定資産の取得による支出(5億45百万円)により資金が減少したものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は44億22百万円(前年同期は38億27百万円の使用)となりました。これは主に長期借入れによる収入(6億円)があったものの、長期借入金の返済による支出(18億41百万円)、配当金の支払(16億1百万円)、短期借入金の減少(12億円)により資金が減少したものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   対前年度比増減率(%) SS事業(百万円)   27,331   8.9 IA事業(百万円)   29,595   2.1 EMS事業(百万円)   635   △6.6 その他(百万円)   -   - 合計(百万円)   59,189   4.9 b.商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   対前年度比増減率(%) SS事業(百万円)   1,656   87.0 IA事業(百万円)   3,553   14.2 EMS事業(百万円)   -   - その他(百万円)   0   △87.8 合計(百万円)   4,432   39.8 (注)2025年1月1日付で、当社連結子会社である株式会社スリーエースの株式の全部を、当社連結子会社であるオプテックス株式会社に譲渡したことに伴い、従来「その他」に区分していた同社事業を当連結会計年度より「SS事業」に含めております。対前年度比増減率は変更後の区分に基づき算定しております。 c.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   対前年度比増減率(%) SS事業(百万円)   362   19.6 IA事業(百万円)   21,806   △15.3 EMS事業(百万円)   734   △15.7 その他(百万円)   -   - 合計(百万円)   22,903   △14.9 (注)1.当社グループ(当社及び連結子会社)の一部の事業では、見込み生産を行っております。 2.2025年1月1日付で、当社連結子会社である株式会社スリーエースの株式の全部を、当社連結子会社であるオプテックス株式会社に譲渡したことに伴い、従来「その他」に区分していた同社事業を当連結会計年度より「SS事業」に含めております。対前年度比増減率は変更後の区分に基づき算定しております。 d.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   対前年度比増減率(%) SS事業(百万円)   31,044   9.4 IA事業(百万円)   33,734   △0.0 EMS事業(百万円)   996   △4.4 その他(百万円)   103   △0.7 合計(百万円)   65,878   4.1 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、当該割合が100分の10未満のため記載を省略しております。 3.2025年1月1日付で、当社連結子会社である株式会社スリーエースの株式の全部を、当社連結子会社であるオプテックス株式会社に譲渡したことに伴い、従来「その他」に区分していた同社事業を当連結会計年度より「SS事業」に含めております。対前年度比増減率は変更後の区分に基づき算定しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。連結財務諸表の作成にあたっては、連結会計年度末における資産・負債の報告数値及び偶発債務の開示並びに報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積りや仮定を使用する必要があるため、過去の実績や法制度の変更など様々な要因に基づき、見積り及び判断を行っております。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.当連結会計年度の経営成績等 売上高は658億78百万円となり、前連結会計年度に比べ26億9百万円増加しました。これは主に、IA事業の自動化装置関連において二次電池製造装置の受注案件が低調に推移したものの、SS事業の防犯関連において国内及び米国における大型重要施設向けの防犯ソリューション販売が伸長したことに加え、社会・環境関連において駐車場管理システム向け車両検知センサー・ソリューション販売が好調に推移したことによるものです。 営業利益は81億53百万円となり、前連結会計年度に比べ10億32百万円増加しました。これは主に、防犯ソリューションなど高収益製品の販売増により、売上原価率が1.7%ポイント低減したことによるものであります。 親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ9億5百万円増加し、65億95百万円となりました。 b.経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3事業等のリスク」に記載のとおりです。 c.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 イ.キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 ロ.資本の財源及び資金の流動性の分析 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料、製商品の仕入れのほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、事業拡大のための生産設備増強などの設備投資、新製品開発、製造のための金型投資、グループ基盤強化のためのM&A投資等であります。 当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、大型の投資案件や長期運転資金につきましては、自己資金及び金融機関からの長期借入を基本に、調達規模や市場環境に応じて柔軟に調達手段を選択していく方針です。 なお、当連結会計年度末における借入金残高は64億54百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は228億84百万円となっております。 d.経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、連結売上高10%伸長、連結営業利益率15%以上、ROE15%水準を経営指標としております。当連結会計年度は、売上高4.1%増、営業利益率12.4%、ROE12.5%となり、主要な各事業において経営指標を上回る売上高伸長を達成できませんでしたが、着実に収益力の向上を進めております。 今後も「ソリューション提案ビジネス」へ事業モデルを転換し、ポートフォリオ経営を強化することで、グループ全体の持続的な成長と収益力の向上に積極果敢に挑戦することにより、経営指標の達成に取り組んでまいります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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