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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

ワコム

Wacom Co.,Ltd.6727 · Prime · 電気機器

ペンタブレットとデジタルペン技術で世界をリード。クリエイター向けブランド製品と、タブレット・スマホ用のセンサー技術供給の二軸を持つ。

概要

ワコムは、デジタル描画・クリエイティブ向けのペンタブレットおよび液晶ペンタブレットで世界シェアトップを占めるメーカーである。埼玉県加須市に本社を置き、連結従業員数は930名。2025年3月期の連結売上高は1,157億円、営業利益は102億円(利益率8.82%)に達した。ブランド製品事業とテクノロジーソリューション事業の2本柱で構成され、デジタルペン技術を核に、クリエイター向け製品からタブレットPC向け組み込みモジュールまで幅広く展開する。

クリエイターとビジネスユーザーを支えるブランド製品事業

ブランド製品事業は、コンピューター上で直接描画や文字入力を可能にする液晶ペンタブレット(ディスプレイ)と、ディスプレイ非搭載のペンタブレットを開発・販売する。製品はグラフィックデザイン、映画・アニメ制作、写真編集、工業デザイン、オンライン教育、テレワークなど多様な用途で使用される。同事業の主要な販売先はクリエイティブプロフェッショナルおよび一般ユーザーであり、ワコムは世界市場で高いシェアを維持している。2026年3月期には商品ポートフォリオの刷新により、同事業の売上高は5期ぶりに前年を上回り、セグメント利益は4期ぶりに黒字化を達成した。

OEM向けデジタルペン技術を提供するテクノロジーソリューション事業

テクノロジーソリューション事業は、Active ES(AES)およびElectro Magnetic Resonance(EMR)方式のデジタルペン技術を搭載したデジタルペン、マルチタッチセンサー、タッチパネルなどの部品・モジュールを、タブレットPC、電子書籍端末、携帯端末メーカーへ組み込み用途で提供する。同事業は2002年4月に開始され、以来、デジタルペン技術の事実上の標準化を推進している。2026年3月期はOEM顧客の需要動向や円高、米国関税政策の影響を受け、売上高は前年を下回った。次世代技術として、専用デジタイザー不要の薄型・軽量モジュール「USM(Universal Sensor Module)」の商用化開発を進めている。

世界12カ国・地域に広がる販売・開発拠点

ワコムは、日本国内の本社・工場に加え、ドイツ(1988年設立)、米国(1991年)、中国(2000年)、韓国(2004年)、オーストラリア(2005年)、香港(2006年)、シンガポール(2006年)、台湾(2008年)、インド(2010年)、ベトナム(2023年)に連結子会社を有する。米国にはワコムテクノロジーサービス(2010年設立、2019年にワコムテクノロジーと合併)も置かれた。これらの現地法人はブランド製品の販売・サポートおよびテクノロジーソリューションの顧客開拓を担う。2026年3月には株式会社リクロスエクスパンションを子会社化し、DX実装力の強化を図った。

業界の中での役割はデジタルペン入力機器のブランドメーカーであり、ペン入力技術のライセンサー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,100億円
営業利益
134億円
営業利益率
12.2%
純利益
95億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
テクノロジー ソリューション 事業773億円70.3%171億円22.1%
ブランド製品 事業327億円29.7%20億円6.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ブランド製品(クリエイティブ・ビジネス)主力

クリエイターやビジネスユーザー向けに、液晶ペンタブレット(ディスプレイ)およびペンタブレットを開発・販売。グラフィックデザイン、映画・アニメ制作、写真編集、工業デザイン、オンライン教育などで使用される。

主な製品・サービス2
液晶ペンタブレット(ディスプレイ)
液晶ディスプレイ面に直接描画・文字入力できるペンタブレット。筆圧感知ペンにより繊細な表現が可能。
ペンタブレット
筆圧感知ペンによりコンピュータ上で描画・入力できるタブレット。ディスプレイ非搭載タイプ。

02テクノロジーソリューション(AES・EMR)主力

デジタルペン技術(Active ES/EMR方式)を搭載したデジタルペン、マルチタッチセンサー、タッチパネルなどの部品・モジュールを、タブレットPC、電子書籍端末、携帯端末などのメーカーに組み込み用途として提供。

主な製品・サービス3
デジタルペン
AESまたはEMR方式のデジタルペン。筆圧・傾き検知が可能。
マルチタッチセンサー
静電容量式のタッチセンサー。ペン入力とマルチタッチを同時検出。
タッチパネル
タブレット向けのタッチパネルモジュール。

製品と技術

液晶ディスプレイに直接描く液晶ペンタブレット

ブランド製品事業の主力製品が液晶ペンタブレット(ディスプレイ)である。液晶ディスプレイ面に専用ペンで直接描画・文字入力が可能で、筆圧感知により繊細な表現を実現する。主な製品ラインとして、プロフェッショナル向けの「Wacom Cintiq」シリーズや、ポータブルタイプの「Wacom MovinkPad」シリーズがある。2025年6月にはミドルレンジの新製品「Wacom Cintiq」を、同年7月と10月には軽量設計の「Wacom MovinkPad 11」とプロ向け「Wacom MovinkPad Pro 14」を発表した。これらの製品は映画・アニメ制作、グラフィックデザイン、写真編集、工業デザインなどで広く使われている。

ディスプレイ非搭載のペンタブレットによる入門・モバイル用途

ペンタブレットは、液晶ディスプレイを持たず、コンピューターの画面を見ながらペンで操作・描画する入力機器である。筆圧感知ペンにより、ペンタブレット上での動きがそのまま画面上の線や操作に反映される。軽量で持ち運びやすく、価格も液晶ペンタブレットに比べて手頃であるため、デジタル描画の入門機として、またノートPCと組み合わせたモバイル環境で利用される。ワコムはこの分野でも多彩な製品を揃え、教育現場やテレワークでの需要にも応えている。

OEM供給向けデジタルペン技術とモジュール製品

テクノロジーソリューション事業では、Active ES(AES)およびEMR方式のデジタルペン技術を搭載したデジタルペン、マルチタッチセンサー、タッチパネルなどのモジュールを、タブレットPCや電子書籍端末、携帯端末メーカーに組み込み用途で提供する。AES方式は静電容量式、EMR方式は電磁誘導式で、いずれも筆圧・傾き検知が可能。ワコムはこれらの技術の標準化を推進し、多くのメーカーがワコム技術を採用している。次世代技術として、専用デジタイザーを不要とする「USM(Universal Sensor Module)」の開発を進めており、薄型化・軽量化・コスト低減が期待される。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

ペンタブで世界首位、内需安定

ワコムは描画用ペンタブレットで世界市場シェア約8割と圧倒的な首位。一方、業界は半導体メモリのキオクシアホールディングスや電子部品の日清紡ホールディングスなどと同セクターだが、製品領域は全く異なる。近年は液晶ペンタブレットやスタイラス技術のライセンス事業に注力するが、売上の多くがクリエイター向けハード販売であり、パソコン市場の成熟やタブレット端末の普及に伴うユーザー層の変化に対応が求められている。海外売上比率は約7割と高いが、主力の北米・欧州市場の景気動向が業績に影響する。

強み

  • 描画用ペンタブレット市場で圧倒的トップシェア、ブランド認知度も高い。
  • 電磁誘導方式のペン技術など多くの特許を持ち、ライセンス収入も安定。
  • プロからアマまで幅広いユーザーに支持され、新製品の投入サイクルも順調。
  • スマホやタブレット向けスタイラス技術のライセンスが収益源に。

課題

  • 売上の大半をハード販売に依存しており、市場成熟で伸び悩み懸念。
  • iPad Proなどペン対応端末の台頭で、ユーザー層が流出するリスク。
  • 海外売上比率が高く、北米・欧州の景気悪化が業績に直結。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

受動部品・センサの時価総額近傍。太字がワコム

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13076あい ホールディングス1,665億円13.1倍
26941山一電機1,642億円15.3倍
36804ホシデン1,544億円8.8倍
46810マクセル1,194億円12.6倍
56914オプテックスグループ1,189億円14.5倍
66727ワコム1,137億円11.9倍
76929日本セラミック1,017億円14.5倍
86961エンプラス939億円16.6倍
96800ヨコオ892億円22.5倍
106999KOA825億円20.7倍
116794フォスター電機741億円13.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(受動部品・センサ)に従っています。

会社の歴史

沿革 26件

埼玉県の電子機器メーカーとして1983年に創業

ワコムは1983年7月、埼玉県上尾市に資本金48百万円で設立された。創業当初は電子機器事業(現ブランド製品事業)およびECS(エンジニアリングソリューション)事業を開始。1985年6月には本社を埼玉県北葛飾郡鷲宮町(現久喜市)に移転し、1990年7月には豊野台工場を竣工した。1993年1月、本社を現在地の埼玉県北埼玉郡大利根町(現加須市)に移転し、生産拠点と一体となった体制を整えた。創業から10年で国内に製造・開発の基盤を固めた。

海外子会社設立とデジタルペン技術への進出(1988~2002年)

1988年4月、ドイツにワコムコンピューターシステムズ(現ワコムヨーロッパ)を設立し、欧州市場への販路を開拓。1991年7月には米国にワコムテクノロジーを設立し、北米市場に本格参入した。2000年3月には中国にワコムチャイナを設立、アジア地域での事業を強化した。2002年4月、ペン・センサーコンポーネント分野(現テクノロジーソリューション事業)へ進出。これは従来のブランド製品事業に加え、デジタルペン技術を外部メーカーに供給する新たな収益の柱を生み出す戦略転換であった。

株式上場と事業基盤の拡大(2003~2006年)

2003年4月、日本証券業協会JASDAQ市場に上場。2004年12月にはジャスダック証券取引所に上場し、2005年12月に東京証券取引所市場第一部へ上場した。上場により資金調達力を高め、2004年から2008年にかけて韓国、オーストラリア、香港、シンガポール、台湾、インドと相次いで海外子会社を設立し、グローバル販売網を拡充した。2006年12月にはJASDAQ市場への上場を廃止し、東証一部に一本化。この間、2006年3月には国際環境規格ISO-14001を取得し、品質管理体制も強化した。

事業構造改革と新たな成長戦略(2017~2026年)

2017年12月、エンジニアリングソリューション事業を日東工業へ譲渡し、ブランド製品とテクノロジーソリューションの2事業に集中。2019年3月には米国子会社を合併し、運営効率を高めた。2022年4月、東京証券取引所プライム市場へ移行。2023年5月にはベトナムに子会社を設立し、生産・開発拠点を拡大した。2025年5月、2029年3月期を最終年度とする中期経営計画「Wacom Chapter 4」を発表。売上高1,500億円、営業利益150億円、ROE20%以上を目標に掲げ、ハードウェア販売に加えサービス収益モデルへの転換を図った。2026年2月にはアニー賞Ub Iwerks賞を受賞。同年3月、リクロスエクスパンションを子会社化し、DX実装力を強化した。

年表26件を開く

1980年代

  • 1983年7月創業埼玉県上尾市において資本金48百万円にて株式会社ワコムを設立 電子機器事業(現ブランド製品事業)及びECS(Engineering Collaborative Solutions)事業(エンジニアリングソリューション事業に改称)を開始
  • 1985年6月本社を埼玉県北葛飾郡鷲宮町(現久喜市)に移転
  • 1988年4月ドイツ連邦共和国にワコムコンピューターシステムズ(現ワコムヨーロッパ)を設立(連結子会社)

1990年代

  • 1990年7月埼玉県北埼玉郡大利根町(現加須市)に豊野台工場を竣工
  • 1991年7月アメリカ合衆国にワコムテクノロジーを設立(連結子会社)
  • 1993年1月本社を埼玉県北埼玉郡大利根町(現加須市)(現在地)に移転
  • 1996年6月豊野台工場が国際品質保証規格ISO-9001の認証を取得(2005年3月全社拡大認証取得)

2000年代

  • 2000年3月中華人民共和国にワコムチャイナを設立(連結子会社)
  • 2002年4月ペン・センサーコンポーネント分野(現テクノロジーソリューション事業)へ進出
  • 2003年4月上場日本証券業協会JASDAQ市場上場
  • 2004年4月大韓民国にワコムデジタルソリューションズ(現ワコムコリア)を設立(連結子会社)
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所(現東京証券取引所JASDAQ市場)に株式を上場
  • 2005年4月オーストラリア連邦にワコムオーストラリアを設立(連結子会社)
  • 2005年12月上場東京証券取引所市場第一部上場
  • 2006年3月国際環境規格ISO-14001の認証を取得
  • 2006年4月中華人民共和国 香港特別行政区にワコムホンコンを設立(連結子会社)
  • 2006年5月シンガポール共和国にワコムシンガポールを設立(連結子会社)
  • 2006年12月上場ジャスダック証券取引所への上場を廃止し、東京証券取引所市場第一部へ上場市場を一本化
  • 2008年9月台湾にワコムタイワンインフォメーションを設立(連結子会社)

2010年代

  • 2010年8月創業アメリカ合衆国にワコムテクノロジーサービスを設立
  • 2010年10月インド共和国にワコムインディアを設立(連結子会社)
  • 2017年12月エンジニアリングソリューション事業を日東工業株式会社へ譲渡
  • 2019年3月M&Aワコムテクノロジーとワコムテクノロジーサービスを合併(前者が存続会社)

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所プライム市場に移行
  • 2023年5月ベトナム社会主義共和国にワコムベトナムサイエンスアンドテクノロジーを設立(連結子会社)
  • 2026年3月株式会社リクロスエクスパンションの株式を取得(連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2029年3月期まで1,500億円
  • 連結営業利益2029年3月期まで150億円
  • ROE(自己資本利益率)2029年3月期まで20%以上
  • ROIC(投下資本利益率)2029年3月期まで18%以上
  • 総還元性向2029年3月期まで50%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    4つのユースケース領域での体験進化

    「創る」「学ぶ/教える」「はたらく/楽しむ、その先へ」「より人間らしく生きる」の4領域で、ペン入力技術を核に、AIやデジタル技術と接続し新たな体験価値を創出するサービス型事業へ転換する。

  2. 02

    新技術USMの商用化推進

    専用デジタイザー不要の次世代インプット技術「USM」を薄型・軽量・低コストで商用化し、競争力を強化する。

  3. 03

    サービス型ビジネスへの転換

    教育・物流・医療等でハード+サービスのAll in Oneモデルを展開し、筆跡データ等を活用した継続収益型ビジネスを拡大する。

  4. 04

    IP保護・クリエイター支援事業の拡大

    独自技術「Wacom Yuify」によりデジタル作品と作者を結び付け、アプリ連携やWebtoon市場での事業展開を進める。

  5. 05

    M&Aと戦略提携による成長機会獲得

    子会社化・M&A・提携を活用しDX実装力とサービス事業推進力を強化し、「Pen×Ink×AI」軸の成長を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で930人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は985万円で、9期前と比べて+19.7%平均年齢は45.5歳、平均勤続年数は11.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,099
2018年3月1,036
2019年3月82343.710.41,031
2020年3月83844.010.91,012
2021年3月87944.110.81,007
2022年3月1,12344.510.61,069
2023年3月90944.911.01,076
2024年3月90545.311.31,066
2025年3月96445.411.11,0061,014
2026年3月98545.511.59301,441

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
男性育休取得率60.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)71.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社10(国内 4 / 海外 6、うち連結子会社 10) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
東京支社・他営業所 — 東京都新宿区他2,247百万円
ブランド製品事業 テクノロジーソリューション事業 全社
東京都新宿区他1,290百万円
テクノロジーソリューション事業
本社工場 — 埼玉県加須市636百万円
ブランド製品事業 テクノロジーソリューション事業 全社
本社 — 中華人民共和国北京市520百万円
ブランド製品事業 テクノロジーソリューション事業 全社
本社管理棟 — 埼玉県加須市192百万円
全社
本社隣接地 — 埼玉県加須市156百万円
全社
本社 — ベトナム社会主義共和国バクニン省バクニン市138百万円
ブランド製品事業 テクノロジーソリューション事業 全社
本社 — 大韓民国ソウル特別市99百万円
ブランド製品事業 全社
本社 — ドイツ連邦共和国デュッセルドルフ市63百万円
ブランド製品事業 全社
本社 — 台湾台北市57百万円
ブランド製品事業 テクノロジーソリューション事業 全社
ほか5件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    ワコムヨーロッパ(Wacom Europe GmbH)(注)2
    ドイツ連邦共和国 デュッセルドルフ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ワコムテクノロジー(Wacom Technology Corporation)(注)2
    アメリカ合衆国 ワシントン州 バンクーバー市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ワコムチャイナ(Wacom China Corporation)
    中華人民共和国 北京市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ワコムコリア(Wacom Korea Co.,Ltd.)
    大韓民国 ソウル特別市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ワコムオーストラリア(Wacom Australia Pty. Ltd.)
    オーストラリア連邦 ニューサウスウェールズ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ワコムホンコン(Wacom Hong Kong Limited)
    中華人民共和国 香港特別行政区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ワコムシンガポール(Wacom Singapore Pte. Ltd.)
    シンガポール共和国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ワコムタイワンインフォメーション(Wacom Taiwan Information Co.,Ltd.)
    台湾 台北市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ワコムインディア(Wacom India Private Limited)
    インド共和国 ニューデリー市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社リクロスエクスパンション
    東京都 新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
国際子会社 (GLEIF登録 1社)
  • INWACOM INDIA PRIVATE LIMITED

国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,100億円営業利益134億円前期と比べると減収増益で、売上が-4.9%、利益が+31.4%。

売上高
-4.9%
1,100億円
営業利益
+31.4%
134億円
純利益
+82.7%
95億円
営業利益率
12.2%
前期比 +3.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,100億円1,100億円
営業利益140億円134億円
純利益100億円95億円
1株あたり配当¥24¥24

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は227億円、営業利益は27億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−5.8%、営業利益は+237.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q287−19
2024年1Q24183.321
2024年2Q315175.417
2024年3Q336288.311
2024年4Q296−3
2025年2Q573559.635
2025年4Q584478.017
2026年2Q5145911.541
2026年4Q5867512.854
2027年1Q2272711.920

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は611億円から1,100億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は12.2%。純利益は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月6117648
2014年3月7868352
2015年3月7466135
2016年3月7763823
2017年3月713−9−55
2018年3月8233624
ワコムテクノロジーとワコムテクノロジーサービスを合併(前者が存続会社)
2019年3月8954139
2020年3月8865239
2021年3月1,085141102
2022年3月1,088144110
ベトナム社会主義共和国にワコムベトナムサイエンスアンドテクノロジーを設立(連結子会社)
2023年3月1,1272918
2024年3月1,1889946
2025年3月1,1571021048.852
2026年3月1,10013414012.295

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,100億円のうち、営業利益として残るのは134億円12.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は95億円、売上の8.6%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金62.5%687億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金25.5%280億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.2%134億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
37.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+5.3pt
12.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.7pt
8.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+20.0pt
28.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
14.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
19.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが103億円、投資CFが−37億円で、差し引きのフリーCFは66億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は165億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月59−164343216
2014年3月7−44−33−37154
2015年3月68−33−2835167
2016年3月20−4912−29144
2017年3月1−3533−34142
2018年3月68−8−1060192
2019年3月11−24−10−13168
2020年3月131−20−58111215
2021年3月146−14−41132320
2022年3月−2−14−105−16218
2023年3月−11−3111−42200
2024年3月175−23−64152317
2025年3月83−23−13260244
2026年3月103−37−16066165

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は650億円。このうち返さなくてよい自己資本が374億円で、自己資本比率は57.6%(業種中央値61.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月50129220958.1
2014年3月50932818164.2
2015年3月51533917665.4
2016年3月51631120560.0
2017年3月50221428842.2
2018年3月50922728244.5
2019年3月51625426249.3
2020年3月51227723554.2
2021年3月71237733552.9
2022年3月73343529859.3
2023年3月75340534853.8
2024年3月79636043645.2
2025年3月70830939943.6
2026年3月65037427557.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
165億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
254億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
74億円
在庫として抱えている分
負債合計
275億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
92
/ 100
安定性自己資本比率38 / 40
収益力営業利益率24 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE224社中7位あたり、逆に低いのは売上成長率224社中194位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
28.0%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
12.2%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
57.6%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-4.9%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥842で、1年前と比べて+17.5%過去52週の値幅のなかでは56%の位置にある。

¥842-1.6%1ヶ月+6.7%1年+17.5%時価総額1,137億円
過去52週の値幅
安値¥708高値¥949

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.9倍
PER (会社予想)11.3倍
PBR3.04倍
配当利回り2.85%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は25日線(770.6円)とほぼ同水準、もみ合い。1ヶ月で-3.8%下落も、7/24に出来高127.9万株と急増し上昇。52週高値949円からは約19%安だが、低値圏からの戻り基調。75日線(796.4円)が上値抵抗。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PER10.8倍は業界平均28.9倍を大きく下回るが、PBR2.77倍は業界平均2.17倍を上回る。ROE28%は非常に高く収益性は優れる。配当利回り3.38%は業界平均2.34%を上回る。割高なPBRと割安なPERが混在し、高ROEを考慮するとほぼ妥当な水準。業績は安定しているが、売上高が横ばいのため成長期待は限定的。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.9倍30.8倍
PER (予想)11.3倍
PBR3.04倍2.58倍
ROE28.0%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

成長の方向性と収益構造改善の実現性が焦点。強気派は、2026年3月期に営業利益率12.18%への改善を見込む計画を評価し、クリエイティブ市場の拡大とサブスク収入の増加で利益率が向上すると予想。一方、弱気派は売上高が減少する中での増益計画に疑問を呈し、タブレット市場の成熟や競合(iPadなど)の台頭をリスクとして指摘。PER11倍台は割安に見えるが、成長鈍化を織り込んだ水準ともいえる。

プラスに働く材料7
  • 営業利益率の大幅改善

    2026年3月期営業利益率12.18%予想、前期8.82%

  • サブスク収入の拡大

    ストック型収益増加で収益基盤強化

  • 世界シェアトップのブランド力

    クリエイター向けで圧倒的な認知度

  • 営業利益31%増と利益率改善2026/3期影響

    営業利益134億円(前期比31%増)、営業利益率12.2%に上昇。

  • ROE28%の高水準維持継続影響

    ROE28%と資本効率が極めて高く、株主価値創造力。

  • 外国人保有55.8%の安定需給継続影響

    外国人保有比率高く、大口売買が需給を安定させる。

  • 配当利回り3.38%の魅力継続影響

    配当利回り3.38%と高く、インカムゲインを期待。

マイナスに働く材料7
  • 売上高の減少見込み

    2026年3月期売上高1100億円、前期比減

  • 市場の成熟化

    ペンタブレット市場の成長鈍化が懸念

  • 競合の脅威

    iPad Proなど汎用端末の描画性能向上

  • 売上高の3期連続減少通年影響

    売上高1,188→1,157→1,100億円、2026/3期は4.9%減。

  • デジタルペン市場の競合激化継続影響

    競合増加でシェア低下リスク、価格競争が収益を圧迫。

  • 為替変動による業績下押し金融政策次第影響

    海外売上比率が高く、円高が収益にマイナス影響。

  • 業績予想未達のリスク決算発表後影響

    市場予想を下回る決算の場合、株価調整の可能性。

次の決算で確かめる点
サブスクリプション売上
収益の質を示す。成長度合いが重要
営業利益率
12%超達成が最大の経営目標
地域別売上構成
海外シェア維持・拡大の確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり24で、前期から+18.2%いまの株価に対する利回りは2.85%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥24
1株あたり
配当利回り
2.85%
いまの株価に対して
配当性向
26.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月6
2018年3月60.062.2
2019年3月60.024.6
2020年3月716.7117.7
2021年3月1385.719.1
2022年3月2053.828.2
2023年3月200.064.8
2024年3月200.0
2025年3月2210.074.8
2026年3月2618.226.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥24

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ16,317人。区分でいちばん多いのは外国法人55.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が21.5%を占め、残る78.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
外国法人39.944.845.343.542.255.6
金融機関24.524.928.025.323.719.4
個人・その他30.225.422.125.828.319.4
証券会社2.82.42.02.62.93.3
事業法人2.52.42.52.82.82.1
自己株式2.54.51.14.47.90.3
外国人個人0.10.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)13.77
02サムスン エレクトロニクス シンガポール ピーティーイー リミテッド(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)6.22
03エイブイアイ ジャパン オポチュニティー トラスト ピーエルシー(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)4.77
04ステート ストリート バンク アンド トラスト クライアント オムニバス アカウント オーエムゼロツー 505002(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)4.39
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.30
06エイブイアイ グローバル トラスト ピーエルシー(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)4.04
07ジヤパン アブソリユート バリユー フアンド(常任代理人 立花証券株式会社)3.12
08ザ バンク オブ ニューヨーク メロン 140051(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.90
09ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.23
10山田 正彦2.20

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近7
  • 2026-08-26
    アセット・バリュー・インベスターズ・リミテッド(Asset Value Investors Limited)
    新規の大量保有報告
    18.11%
    +1.06pt
  • 2026-08-07
    アセット・バリュー・インベスターズ・リミテッド(Asset Value Investors Limited)
    新規の大量保有報告
    17.05%
    +1.14pt
  • 2026-08-06
    三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    3.97%
    -1.29pt
  • 2026-07-28
    アセット・バリュー・インベスターズ・リミテッド(Asset Value Investors Limited)
    新規の大量保有報告
    15.91%
    +1.08pt
  • 2026-07-22
    三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    2.31%
    -0.43pt
  • 2026-06-26
    アセット・バリュー・インベスターズ・リミテッド (Asset Value Investors Limited)
    新規の大量保有報告
    14.83%
    +1.09pt
  • 2026-05-13
    アセット・バリュー・インベスターズ・リミテッド (Asset Value Investors Limited)
    新規の大量保有報告
    13.74%
    +0.57pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+138%、1株純資産は14期で+61%。直近期のROEは28.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月3017319.931.339.7
2014年3月3119617.023.255.3
2015年3月2120210.527.7199.3
2016年3月141887.134.1342.9
2017年3月−34131−21.2
2018年3月1513910.836.862.2
2019年3月2415716.019.724.6
2020年3月2417114.713.2117.7
2021年3月6323231.311.819.1
2022年3月6827427.013.928.2
2023年3月112594.360.964.8
2024年3月3024811.922.3
2025年3月3722915.615.574.8
2026年3月7127828.010.426.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額233百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
井出信孝代表取締役社長 チーフエグゼクティブ オフィサー56134,238
小峰明武取締役 チーフレベニュー オフィサー5418,222
小島周取締役 チーフファイナンシャル オフィサー5810,298
中嶋崇史取締役 チーフオペレーション オフィサー41
稲積憲取締役52
稲増美佳子取締役6612,000
東山茂樹取締役(監査等委員)6810,000
細窪政取締役(監査等委員)651,000
小野祐司取締役(監査等委員)58
氏森政利48

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)494462917143
社外取締役6626210

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容983字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、ブランド製品事業及びテクノロジーソリューション事業における製品の開発・製造・販売を主な活動としているほか、サービス業務等を行っております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、次の2事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」の区分と同一であります。 (1)ブランド製品事業 製品区分   主要な製品   主要な関係会社 クリエイティブソリューション   ・ディスプレイ 液晶ディスプレイ面に直接描画と文字入力ができるペンタブレット ・ペンタブレット 筆圧感知ができるペンにより繊細な描画等が可能なペンタブレット及び簡単な操作で使用できるペンタブレット   <使用用途> コンピューターグラフィックを利用したグラフィックスデザイン、映画やアニメの制作、写真編集、工業デザイン及びイラストレーション、ホームページデザイン、オンライン教育及びテレワークでの利用等   当社 ワコムヨーロッパ ワコムテクノロジー ワコムチャイナ ワコムコリア ワコムオーストラリア ワコムホンコン ワコムシンガポール ワコムタイワンインフォメーション ワコムインディア ワコムベトナムサイエンスアンドテクノロジー ビジネスソリューション   上記ディスプレイ、ペンタブレット等のビジネス用途向け製品   <使用用途> クリエイティブ、教育、医療・公共、デジタルサイン分野での利用等 (2)テクノロジーソリューション事業 製品区分   主要な製品   主要な関係会社 AESテクノロジーソリューション   デジタルペン技術(アクティブES:Active Electrostatic/EMR:Electro Magnetic Resonance)を搭載した、デジタルペン、マルチタッチセンサー、タッチパネル等の部品及びモジュール   <使用用途> タブレットPC、電子書籍や携帯端末等のモバイル機器への組み込み利用等   当社 ワコムチャイナ ワコムタイワンインフォメーション ワコムベトナムサイエンスアンドテクノロジー EMRテクノロジーソリューション 以上の状況について事業系統図を示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,266字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針、経営戦略及び対処すべき課題 当社グループは、「Life-long Ink」のビジョンの下、人間と社会にとって意味のある体験を、ワコムの技術を通して長い期間ご提供し続け、この世界を少しでも人間的なものにすることに寄与すべく、中期経営計画『Wacom Chapter 4』を推進してまいります。当社グループがこれまで磨き上げてきた要素技術をさらに高め統合し、新たな「かく」体験を実現する技術革新に取り組んでおります。また、コミュニティのユースケースを深く理解、発掘すべく、パートナーとともに体験とコミュニティの共創にも努めております。そして、「創る(Creation)」「学ぶ/教える(Learning/Teaching)」「はたらく/楽しむ、その先へ(Work/Play & Beyond)」「より人間らしく生きる(Well-being)」といった4つのユースケース領域で、「かく」こと全般の『総合的な体験を届ける“道具屋”』として事業モデルを一段と進化させるための戦略の展開を図ってまいります。さらに、4つのユースケース領域において、「かく」という人間の思考プロセスや身体の動的な変化をAIやデジタル技術へ接続し、新たな体験価値を創出することで、サービス体験の提供者としての事業成長を加速させてまいります。 当社グループの中期経営計画『Wacom Chapter 4』においては、既存のデバイス提供を起点とした事業モデルから、ハードウェア販売に加え、データとサービスによる新たな収益モデルを構築し、価値提供を目指してまいります。AI時代において、PenとInkを「人間がAIを使いこなすための最適インタフェース」として再定義し、従来アクセスできなかった成長市場への展開を進めてまいります。 その中で、第一に、競争力強化と新たな収益基盤の確立に取り組んでまいります。新インプット技術である「USM(Universal Sensor Module)」については、専用デジタイザー不要という特長を活かし、薄型化・軽量化・コスト低減を可能とする次世代技術として、商用化に向けた開発を推進してまいります。 第二に、サービス型ビジネスへの転換を図ってまいります。教育、物流、医療、ウェルビーイング等の領域において、ハード+サービスのAll in Oneモデルを展開し、筆跡データや時系列データを活用した新たな価値創出に取り組んでおります。今後は、これらのユースケースを標準化・横展開することで、継続収益型ビジネスの拡大を目指してまいります。 第三に、知的財産保護及びクリエイター支援領域の事業化を推進してまいります。当社独自技術を活用した「Wacom Yuify(ワコム ユイファイ)」については、デジタル作品と作者を結び付けることでIP流通の信頼性向上を支援しており、現在はユースケース開発を進めております。今後は、主要アプリケーションとの連携拡大やWebtoon市場における共同事業等を通じ、サービス展開の拡大を図ってまいります。 第四に、新規事業領域の実装力及び経営基盤の強化に取り組んでまいります。株式会社リクロスエクスパンションの子会社化を通じて、DX実装力やサービス事業推進力を強化するとともに、M&Aや戦略提携も活用することで「Pen×Ink×AI」を軸とした成長機会の獲得を目指してまいります。 さらに、持続的な企業価値向上に向け、コーポレートガバナンス及び人的資本経営の高度化を推進してまいります。多様性と独立性を備えた次世代への取締役会構成へ進化を図るとともに、多様な人材が能力を最大限発揮できる組織づくりにも取り組んでまいります。加えて、サステナビリティエンゲージメントを推進し、環境負荷低減やコミュニティとの共創も図ってまいります。 当社グループは、これらの課題に着実に対処しながら、中長期的な企業価値向上に努めてまいります。 (2)経営環境 世界経済はロシア・ウクライナ情勢及び中東情勢に起因した地政学的緊張が高まるなか、エネルギー資源、原材料価格の上昇による景況感に及ぼす影響について不透明感が続く状況であります。これらの情勢を背景に、企業業績に与える影響の大きい今後の為替相場の動向についても不透明感があります。IT市場を中心とする事業環境については、AI、クラウド、ブロックチェーン、モバイルなどの技術革新に伴う情報処理コストの低減と社会への実装がさらに進んでいくことが見込まれております。 (3)目標とする経営指標 当社グループは、2026年3月期~2029年3月期を対象期間とするグループ中期経営計画『Wacom Chapter 4』を推進し、企業価値向上に向けて最終年度(2029年3月期)までに、次の経営指標を達成することを目標としております。 「企業価値向上」=「利益創出力の強化(※1)」×「市場評価の向上(※2)」 ※1 事業成長 連結売上高1,500億円、連結営業利益150億円 資本効率性の改善 ROE(自己資本利益率)20%以上、ROIC(投下資本利益率)18%以上 将来に向けた投資 R&D+設備投資620億円、技術資本提携120億円以上 ※2 株主還元強化 総還元性向50%以上、累進配当制度導入(年間配当金下限22円)
事業等のリスク6,300字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営環境に関するリスク ①為替レートの変動 当社グループにおける製品の販売は、日本国内に関しては当社で、海外に関しては大半を在外子会社で、また、製品の生産は、海外の外注製造会社にて行っており、決済通貨は米ドル、ユーロ、日本円等であります。そのため、各国の経済環境、関税規制、政治的状況による金利水準の上下動等による為替レートの変動リスクが一定程度存在しており、為替動向を見据えた通貨の売買、為替予約の利用、外国通貨の保有手段の多様化、取得通貨での支払いの推進等の実施により、当該リスクの回避に努めております。しかしながら、為替レートが急激に変動した場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)事業活動に関するリスク ①市場環境の変化 当社グループは、世界各国で販売活動を行っていること、クリエイティブソリューションにおいて当社製品がデザイン制作現場等のプロフェッショナルクリエイターに使用されていること、テクノロジーソリューション事業の主要顧客がスマートフォンメーカー、ノートPC・タブレットメーカーであること等から、世界各国の経済動向、グラフィックス業界の動向、PC市場動向等が業績に影響を及ぼす可能性があります。 PC市場においては、ディスプレイ技術の劇的な変化、ペン技術やIoTデバイスの浸透による多くの競合他社の参入、また、教育のDX化及び生成AI進化等に伴い、ペンの価値提案が高難度化しております。これらに対応して、ペンの価値の再定義及びリソース配分やロードマップを見直すとともに、特定の教育サービスパートナーと協業し、ニーズにマッチしたサービス開発を進めております。 クリエイティブ市場においては、①ワークフローの変化や生成AIの一般化、デバイス環境の変化及び競合環境の激化により求められるツールの変化、②貿易政策の転換その他の政策による世界的な消費冷え込みに伴うコンシューマトレンドの変化、③VFX(ブイエフエックス)市場のリセッションに伴うメディア&エンターテインメント市場の投資ホールドの影響等が生じております。これらに対応して、製品ポートフォリオの見直し、注力カテゴリー(製品、市場、地域)の設定、開発・SCMと連携した関税リスク回避施策(生産国変更等)をタイムリーに展開しております。 なお、市場環境が著しく悪化した場合、棚卸資産評価損や固定資産に係る減損損失の計上により、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②海外進出及び国際的活動 当社グループは、国境・地域を越えた生産、販売等を行っているため、地政学的観点から地域紛争が発生する場合や現地の労使関係に問題が発生した場合などは、生産委託先による製品の製造や物流活動、当該地域の当社子会社の販売活動等に支障を生じる可能性があります。その他、主要な海外市場における経済情勢の悪化、競争激化、移転価格税制等の国際税務リスクが発生した場合においても、業績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、CSR調査の一環として、ビジネスパートナーからサプライチェーン全体に対して、人権、強制労働に加え、情報セキュリティに関する取り組み状況について確認されるケースが増加しております。諸外国の関連法令を分析し、必要に応じて社内のプロジェクト体制を整えるなど、ビジネス機会の喪失を防止してまいります。 ③特定の販売先への依存 当社グループの販売先は多岐にわたっておりますが、テクノロジーソリューション事業における主要販売先であるサムスングループへの売上高の割合は、連結売上高に対し、前連結会計年度は42.0%、当連結会計年度は41.5%であります。サムスングループへの売上高は、サムスングループ製品の需要動向の影響を間接的に受ける可能性があり、サムスングループの経営戦略の変更等が、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、今後も引き続き、最適なソリューションの提供等による顧客満足の獲得に努め、顧客の多様化による当該リスクの最小化に努めてまいります。 ④外部企業への製造依存 生産委託先は、大量生産能力とコスト競争力に加えて、急速な需要変動に対応する供給力を備えており、当社グループの事業戦略において重要な位置を占めております。中国を中心とした外注製造会社に生産を委託しているなか、米中貿易摩擦に対する関税リスク軽減策として、一部製品ラインの生産については中国以外の地域に移管するなど、コスト面にも配慮しつつ生産委託先の最適化・分散化を進めております。しかしながら、今後、生産委託先の経営上の問題、あるいは、生産委託先の工場において自然災害等の不慮の事故が発生し、製品の継続的生産が難しくなる場合、もしくは、生産委託先の工場を変更又は追加し、工場側の習熟に時間を要する場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤基幹部品、部材の供給と価格 今後、プラスチックケースや汎用部品のコストが上昇したり、IC、プリント基板、液晶等の汎用基幹部品が不足する場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、ペンスイッチ用セラミック部品やカスタムICなど当社グループ独自の基幹部品についても、自然災害等によりセラミックメーカーやICメーカーからの継続的供給に問題が発生するなど、供給体制に問題が生じる場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、基幹部品についてのセカンドソースの早期確保や代替部品の開発に努めておりますが、汎用部品に関しては、長期需要予測による早期部品手配などによりリスクとコストの削減を図る必要があります。なお、当社グループ又は生産委託先が調達する部品に含まれる重金属・プラスチック等の素材について、各国の法規制又は当社製品の販売先の基準等により使用又は使用量の制限等に変更がある場合には、部品・設計の変更等が必要となり、製造コストや管理コストが上昇するなど、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、かかる部品を含む製品を販売した後に、これらの規制又は基準が変更された場合にも、製品の取替えが要求されるなど、業績に影響を及ぼす可能性があります。 直近においては、半導体を中心とした電子部品や材料の調達納期が長期化し、納期を守れないリスクが増大するなか、鍵となる主要部品に関して、在庫増加や長期供給契約のリスクを十分に勘案しつつ、先行手配と納期管理を強化しております。また、開発体制を見直し、サプライチェーンを強化することによって価格競争力を高めるよう努めております。 ⑥製品の欠陥又は重大な品質問題 当社グループは、品質維持に万全を期しておりますが、製造物責任賠償や大規模なリコールにつながる欠陥が明らかとなった場合は、賠償金その他による多額のコスト負担はもとより、当社グループ及び当社製品への信頼・評価に深刻な影響を与え、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、これらの問題に対処するため、引き続き、生産委託先における生産状況の監視、社内及びベンダー側での品質管理体制や評価方法の強化、管理プロセス及び市場において発見された品質問題の共有データベースシステムの強化等に取り組んでまいります。 ⑦人材の確保 当社グループは、企画、開発、設計、製造、販売、サービス等の各機能に必要な人材確保にグローバルで努めております。しかしながら、労働市場における人材の獲得競争は激化しており、有能な人材の採用や雇用の継続が困難になった場合は、研究開発に十分な資源を投入できないことによる製品競争力の低下や労働力不足による製品の安定供給への支障など、結果として当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、有能な人材が流出してしまった場合には、今後の事業展開に制約を受けることとなり、その結果、業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、これらの問題に対処するため、新たな人材確保ルートの開拓、報酬レベルの見直し、社内におけるリスキリングの推奨等を進めております。 ⑧情報セキュリティ 当社グループは、コンピューターウイルス等によるサイバー攻撃に対しての備えとして、IT環境の整備・強化や社員の情報リテラシー(情報活用能力)を高めるため定期的な教育等の対応を継続的に行っておりますが、想定外の攻撃によるリスクは残るものと考えております。そのため、外部からのサイバー攻撃やコンピューターウイルスの侵入等によるデータの棄損や漏洩を完全に防止できるものではなく、被害の規模により、業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、今後も引き続き、外部によるサイバーセキュリティ評価への対応、全社の情報区分・管理体制の構築、社内外に対する技術情報管理対応、全社トレーニングの改善、ローカルサーバーのクラウド移行の継続等に取り組んでまいります。 ⑨自然災害と事故等 当社グループでは、自然災害・事故等の発生に備えたリスク管理を実施しておりますが、大地震等の大規模自然災害や火災等の突発的な事故が発生した場合には、製造設備の損害等によりサプライチェーン全体へ支障が生じるおそれがあり、被害の規模により、業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、新型の感染症等が拡大した場合も同様に、業績に影響を及ぼす可能性があります。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行においては、当社グループは、全世界的にテレワークの実施等柔軟な勤務体制を継続することで、コロナ禍後の新しい働き方の在り方を検討するとともに、従業員の安全を確保し、感染拡大防止に向けた社会的責任を果たしております。 (3)法的規制及び訴訟等に関するリスク ①知的財産権への抵触・侵害 当社グループは、新製品の開発・発売に際し、他社及び個人の特許権・商標権等への抵触・侵害が発生しないよう現地特許事務所等を利用して事前調査を行い、可能性が予見できる場合には回避策をとるなど、他社及び個人の知的財産権の侵害を未然に防止できるよう、万全の注意を払っております。しかしながら、各国の法制度の違いや、データベース調査の限界によって予見できない場合、さらには当社製品の発売後に権利化された場合には、特許権等に抵触するなどの可能性は完全に排除することはできません。そのような場合には、他社又は個人から特許権等の知的財産権の侵害としてクレームを受けたり、提訴される可能性があります。一方、他社から侵害があった場合も、クレームや訴訟等断固たる処置をとりますが、経過によっては、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの特許権等の知的財産権の権利期間が満了したり、あるいは、特許訴訟や無効審判請求などによって特許権の権利範囲の変更や無効の判断が出された場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、今後も引き続き、第三者の知的財産権に対する侵害の予防や当社グループが保有する知的財産権の保護への対策を検討、実施してまいります。 ②法的規制等 当社製品が販売されている各国においては、電磁波規制や安全規制、製造物責任(PL)関連法等が定められており、新規規制の制定や規制変更に関して十分な対応がとれない場合や、我が国又は当社製品の生産委託先国において、輸出規制又は輸入規制の変更があった場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、関税などの監督当局による法令の解釈、規制、税率の変更などにより、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、社外への委託を含め監視体制を強化するなど、業績に影響を及ぼす可能性がある法規制の動向に留意し、適時・適切な対策を検討、実施してまいります。 ③独占禁止法適用等 世界主要地域において、当社グループのペンタブレット市場シェア(※)がさらに拡大し、各国政府より当社グループが技術の発達や自由な競争を妨げ、市場の発展や顧客利益を損なっていると判断された場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (※)株式会社BCN公表による「BCNランキング」(株式会社BCNとデータ提供契約を締結している全国の主要家電量販店やネットショップ等のPOSデータを集計)によれば、ペンタブレット部門における当社製品の年間(2025年1月~12月)販売台数のシェアは71.9%となっております。世界シェアについては、公表されたデータがないため、記載しておりません。 ④機密情報及び個人情報の管理 当社グループは、事業上の重要情報及び事業活動の過程で入手した個人情報や顧客、取引先、提携先等の機密情報を保有しておりますが、昨今、国内外においてはGDPR(EU一般データ保護規則)やCCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法)に代表される個人情報を主体とする各種情報の保護に対する法令の制定が進んでおり、その遵守のためのルール整備や情報システムの強化が求められております。当社グループにおいても、関係法令遵守のため、当社グループの個人情報保護方針を明示し、社内規程類の整備と運用及び社員への教育を行っておりますが、万一、不測の事態によってこれらの情報が漏洩した場合や、違反に対する当局からの制裁金や訴訟による損害賠償金等を支払うこととなった場合は、被害の規模により、業績に影響を及ぼす可能性があります。 直近においては、WEBセミナーの増加や、教育などの新規分野へのアプローチにより、個人情報の収集機会は増加しており、各国の法令に合わせたプライバシーポリシーの変更、CCPA対応、クッキー管理ツールの導入、プロジェクト支援等の対応を進めております。今後はさらに、各国毎のポリシーの整備継続、中国個人情報保護法への対応、越境データへの対応、社内トレーニングの実施等に取り組んでまいります。 ⑤コンプライアンス 当社グループは、国内外で事業活動を行っており、また、関連する法令や規則は広範囲にわたっております。国内では、会社法、税法、金融商品取引法、独占禁止法、知的財産法、情報管理・個人情報保護法、労働法、貿易・環境規制など、海外でもその地域における事業活動に関連する法令や規則を遵守することが求められております。 当社グループでは、コンプライアンス リスク コミッティや第三者が運営する内部通報制度であるWacom Speak-up Lineを設置し、コンプライアンス推進体制を確立しております。役員及び従業員に対しては、ワコム倫理・行動規範を社内ポータルサイトに掲示し、定期的なオンライン教育やセミナーを実施するなどして、コンプライアンスの全社的な徹底を図っております。 しかしながら、このような施策を講じてもコンプライアンス上のリスクを完全に取り除くことは困難であり、関連する法令や規則の義務を実行できない事態が生じた場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,783字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)における当社グループを取り巻く事業環境において、世界経済は、ロシア・ウクライナ情勢に加えて中東地域に起因した地政学的緊張が高まるなか、エネルギー資源、原材料価格の上昇による経済活動への影響が見られるなど、先行き不透明感が続くものとなりました。このような情勢下、IT市場では、モバイル、クラウド、AI、ブロックチェーンなどに関連した技術革新や利便性向上などが見られました。なお、同期間の円相場は、景気や金融・貿易政策等に対する見方を反映し、前年同期の平均レートと比較すると対米ドルで円高となりました。 このような事業環境のもと、当社グループは、2025年5月9日に発表した2029年3月期を最終年度とする中期経営計画『Wacom Chapter 4』を推進するため、当社がこれまで磨き上げてきた要素技術をさらに高め統合し、新たな「かく」体験を実現する技術革新に取り組んでおります。また、コミュニティのユースケースを深く理解、発掘すべく、パートナーとともに体験とコミュニティの共創にも努めております。そして、「創る(Creation)」「学ぶ/教える(Learning/Teaching)」「はたらく/楽しむ、その先へ(Work/Play & Beyond)」「より人間らしく生きる(Well-being)」といった4つのユースケース領域で、「かく」こと全般の『総合的な体験を届ける“道具屋”』として事業モデルを一段と進化させるための戦略の展開を図っております。当連結会計年度では、各ユースケース領域において、事業モデルを進化させるための戦略を協業パートナーと推し進めるとともに、生産性やコスト構造の改善にも努め、経営判断の質の向上を通して経営課題に取り組みました。そして、4つのユースケース領域において、「かく」という人間の思考プロセスや身体の動的な変化をAIやデジタル技術へ接続し、新たな体験価値を創出することで、サービス体験の提供者としての事業成長を加速させてまいります。 テクノロジーソリューション事業については、デジタルペン技術(アクティブES:Active Electrostatic、EMR:Electro Magnetic Resonance)の事実上の標準化に取り組むとともに、タブレット・ノートPC市場での利用拡大や教育市場での事業機会の拡大に努めました。当連結会計年度では、OEM顧客の需要動向に加えて円高や米国の関税政策による影響を受けた需要期の変化等から、当事業の売上高は前年同期を下回り、その結果、セグメント利益も前年同期を下回りました。 ブランド製品事業については、創造性発揮のための最高体験をお客様にお届けするため、技術革新に取り組むとともに、顧客サービスの向上に努めました。当連結会計年度では、商品ポートフォリオの刷新に努めたことなどから、当事業の売上高は5期振りに前年同期を上回るとともに、セグメント利益は前期に実施した事業構造改革が奏功し、4期振りとなる黒字化を達成しました。 中期経営計画『Wacom Chapter 4』の戦略軸に沿った全社的な取り組みとしては、前期に実施したブランド製品事業の事業構造改革を確実なものとすべく、海外一部地域を日本からの直売モデルに変更するなど販売オペレーションの効率化を図りました。商品ポートフォリオの刷新にも努め、2025年6月には描き心地と集中しやすさを追求したミドルレンジのディスプレイ新製品となる「Wacom Cintiq(ワコム シンティック)」を、さらには描くことに特化したオールインワン設計により軽さと使いやすさを追求したポータブルクリエイティブ新製品「Wacom MovinkPad(ワコム ムービンクパッド) 11」と、そのプロフェッショナル向け機種となる「Wacom MovinkPad Pro(ワコム ムービンクパッド プロ) 14」をそれぞれ2025年7月と10月に発表しました。また、企業価値の中長期的な向上を目指す観点からは、当社グループが持つデジタルペンの技術価値や各要素を「ペンとインクの統合体験」として市場実装すべく、次世代の成長エンジンとなる技術開発を推進し、積極的な投資や提携を行っております。2025年4月には業務用モニター上でのインク体験といった新しいユースケースを開拓するためSYNCORE TECHNOLOGY(シンコアテクノロジー)社に、2025年5月には医療現場/メディカルワークフローの中で「かく」体験を共創するためHoloeyes(ホロアイズ)株式会社にそれぞれ出資しました。2025年8月には世界的オープンソース3D制作ソフトウェアBlender(ブレンダー)との戦略的パートナーシップを強化すべくBlender開発基金プログラムの支援を最高ランクレベルに引き上げることを発表しました。そして、2025年11月にはこれら多様な領域のパートナーと共創するコミュニティイベント「Connected Ink(コネクテッド・インク) 2025」を開催し、注力するユースケース領域において最新のデジタルペンとインクのテクノロジーを駆使したサービスの実装例や開発状況などを発表するとともに、投資家向けのIRガイドツアーも開催しました。 サステナビリティの取り組みについては、中期経営計画『Wacom Chapter 4』を補足するため、2025年6月に「Wacom Story Book Issue 2『薄い本』」を発行しました。この「Wacom Story Book」シリーズは、ワコムに関わる人々の多様なストーリーを集めたアンソロジー(選集)形式の読み物となっており、「Issue 2」は4つのテーマ「Chapter 4 サイドストーリー」「コミュニティと共に、生きる」「わたしたちのサステナビリティ」「わたしたちのガバナンス」の小冊子で構成されております。 また、2026年2月には、当社はアニメーション業界で最も権威ある賞と称されるアニー賞の第53回授賞式において、アニメーションの芸術又は業界に大きな影響を与えた技術的進歩に貢献した個人又は企業に贈られる「Ub Iwerks(アブ・アイワークス)賞」を受賞しております。 これらの結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は次のとおりとなりました。 a. 財政状態 当連結会計年度末における資産の残高は、64,957百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,813百万円減少しました。これは、のれんが1,638百万円増加し、現金及び預金が7,864百万円減少したことなどによるものであります。 負債の残高は、27,538百万円となり、前連結会計年度末に比べ12,373百万円減少しました。これは、短期借入金が4,337百万円、流動負債のその他が2,513百万円、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が5,493百万円減少したことなどによるものであります。 純資産の残高は、37,419百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,560百万円増加しました。これは、親会社株主に帰属する当期純利益9,548百万円、為替換算調整勘定の増加1,193百万円により増加し、剰余金の配当4,439百万円により減少したことなどによるものであります。これらの結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ14.0ポイント増加し、57.6%となりました。 b. 経営成績 当連結会計年度の売上高は109,995百万円(前年同期比4.9%減)、営業利益は13,382百万円(同31.1%増)、経常利益は14,003百万円(同34.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は9,548百万円(同82.8%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、16,499百万円となり、前連結会計年度末に比べ7,864百万円減少しました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、10,343百万円の収入(前年同期は8,330百万円の収入)となりました。これは、税金等調整前当期純利益12,806百万円及びその他の流動負債の減少額3,151百万円などによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、3,656百万円の支出(前年同期は2,274百万円の支出)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出1,843百万円及び連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出1,342百万円などによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、15,951百万円の支出(前年同期は13,169百万円の支出)となりました。これは、短期借入金の返済による支出5,000百万円、長期借入金の返済による支出6,000百万円及び配当金の支払額4,432百万円などによるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) ブランド製品事業   17,660   116.1 テクノロジーソリューション事業   42,293   83.5 合計   59,954   91.0 (注)上記の金額には、製品仕入実績を含んでおります。 b. 受注実績 当社グループは見込み生産を行っているため、該当事項はありません。 c. 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) ブランド製品事業   32,737   113.9 テクノロジーソリューション事業   77,257   88.9 合計   109,995   95.1 (注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自  2024年4月1日 至  2025年3月31日)   当連結会計年度 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) サムスングループ(※)   48,534   42.0   45,652   41.5 (※)サムスングループには、Samsung Electronics Japan Co., Ltd.、Samsung Electronics Co., Ltd.を含んでおります。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 経営成績等 当社グループのセグメントごとの業績に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。なお、当連結会計年度より、各セグメントの業績説明における記載順序、記載方法等を一部変更しております。 (テクノロジーソリューション事業) 販売数量の減少や円高の影響などにより、AESテクノロジーソリューション及びEMRテクノロジーソリューションともに売上高が前年同期を下回り、事業全体としては前年同期の売上高を下回りました。 これらの結果、テクノロジーソリューション事業の売上高は77,257百万円(前年同期比11.1%減)、セグメント利益は17,095百万円(同7.6%減)となりました。また、未収入金が減少した一方で、連結子会社の増加に伴い建設仮勘定やのれんが増加したことなどから、セグメント資産は前連結会計年度末に比べ1,274百万円増加し、23,645百万円となりました。 (ブランド製品事業) 商品ポートフォリオを刷新するなか、新製品の投入によりポータブルクリエイティブ製品及びミドルレンジのディスプレイ製品などの売上高が前年同期を上回り、事業全体として前年同期の売上高を上回りました。 これらの結果、ブランド製品事業の売上高は32,737百万円(前年同期比13.9%増)、セグメント利益は前連結会計年度に実施した事業構造改革による固定費削減の効果から2,019百万円(前年同期はセグメント損失2,879百万円)となりました。また、売掛金、棚卸資産及び投資有価証券が増加したことなどから、セグメント資産は前連結会計年度末に比べ1,879百万円増加し、13,283百万円となりました。 b. 経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。当社グループは、これらのリスクに対して、継続的にモニタリングを行って現状把握に努めるとともに、低減・回避等の対応に努めております。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a. キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 当連結会計年度における当社グループのキャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの事業活動における資金需要の主なものは、「創る(Creation)」「学ぶ/教える(Learning/Teaching)」「はたらく/楽しむ、その先へ(Work/Play & Beyond)」「より人間らしく生きる(Well-being)」といった4つのユースケース領域に対応した新製品や次世代デジタルペン技術に係る研究開発費、量産出荷のための金型設備投資、事業領域拡張のための技術資本提携であります。 b. 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの資金調達、資金運用等に関する取組方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(金融商品関係)」に記載のとおりであります。なお、当連結会計年度末における借入金及びリース負債を含む有利子負債の残高は29億円、現金及び現金同等物の残高は165億円であります。 (注)記載の金額は、億円未満を四捨五入して表示しております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成には、経営者による会計方針の採用や、資産・負債及び収益・費用の計上及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者はこれらの見積りについて、過去の実績等を勘案し、合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り項目特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 また、会計上の見積りを行うに際して使用した重要な仮定は、合理的であると判断しております。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ④経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、2026年3月期~2029年3月期を対象期間とするグループ中期経営計画『Wacom Chapter 4』を推進し、企業価値向上に向けて最終年度(2029年3月期)までに、次の経営指標を達成することを目標としております。 「企業価値向上」=「利益創出力の強化(※1)」×「市場評価の向上(※2)」 ※1 事業成長 連結売上高1,500億円、連結営業利益150億円 資本効率性の改善 ROE(自己資本利益率)20%以上、ROIC(投下資本利益率)18%以上 将来に向けた投資 R&D+設備投資620億円、技術資本提携120億円以上 ※2 株主還元強化 総還元性向50%以上、累進配当制度導入(年間配当金下限22円) 当連結会計年度における『Wacom Chapter 4』で掲げた各経営指標の結果は次のとおりであります。 前連結会計年度 (2025年3月期 実績) 『Wacom Chapter 3』 期間内   当連結会計年度 (2026年3月期 実績)       2029年3月期目標 連結売上高   1,157億円   1,100億円   1,500億円 連結営業利益   102億円   134億円   150億円 ROE(自己資本利益率)   15.6%   28.0%   20%以上 ROIC(投下資本利益率) (注)2   16.3%   23.8%   18%以上 R&D+設備投資   101億円     103億円 (累計103億円)   2026年3月期~2029年3月期の 累計で620億円 技術資本提携   10億円     21億円 (累計21億円)   2026年3月期~2029年3月期の 累計で120億円以上 総還元性向 (注)3   200.2%     36.6% (52.3%)   総還元性向50%以上(累進配当+機動的な自己株式の取得) (注)1.実績の金額は、億円未満を四捨五入して表示しております。 2.ROIC=税引後営業利益 / (純資産+有利子負債) 3.総還元性向=(配当金の総額+自己株式取得額)/親会社株主に帰属する当期純利益×100 なお、当連結会計年度のカッコ書きの数値は、2026年5月12日付「自己株式の取得に関するお知らせ」で公表した自己株式の取得における取得価額の総額の上限(15億円)を実績とみなして上記計算式の自己株式取得額に含めて計算した総還元性向であります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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