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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

信越ポリマー

Shin-Etsu Polymer Co.,Ltd.7970 · Prime · 化学

信越化学グループで電子デバイス・精密成形品・住環境資材を製造。シリコーン・塩ビ樹脂を原料に多角的展開。

概要

信越ポリマーは、信越化学工業グループに属するプラスチック成形・加工品メーカーである。半導体向けキャリアテープや自動車部品、住宅建材、医療用樹脂製品など多岐にわたる製品を手掛け、売上高は1,100億円超、営業利益率12%超と安定した収益力を持つ。1960年に信越化学工業の全額出資で設立され、現在は16社の連結子会社を擁する。東京証券取引所プライム市場に上場しており(2022年移行)、従業員数は約4,100人。

4つの事業セグメントで構成される収益構造

信越ポリマーの事業は、電子デバイス、精密成形品、住環境・生活資材、その他(建築・施工)の4セグメントに区分される。2025年3月期の連結売上高1,106億円のうち、精密成形品が約54%(597億円)と最大の柱で、半導体関連容器やキャリアテープが牽引する。電子デバイスは約23%(257億円)で車載入力デバイスやコネクターが中心。住環境・生活資材は約19%(215億円)でラッピングフィルムや機能性コンパウンドを扱う。残りは信越ファインテックによる建築施工など。営業利益133億円のうち精密成形品が102億円と大半を占め、同事業の収益性が高い。

海外に広がる生産・販売ネットワーク

同社は世界各地に製造子会社と販売子会社を持つ。生産拠点は日本国内(東京、南陽、児玉、浦和など)に加え、マレーシア、中国(蘇州、東莞)、インドネシア、ハンガリー、インドに配置。販売子会社は北米(Shin-Etsu Polymer America)、欧州(同Europe B.V.)、アジア(上海、香港、シンガポール、台湾、タイ、ベトナム)と広がる。これにより顧客のグローバルな需要に即応する体制を構築している。海外売上高比率は明示されていないが、連結子会社の半数以上が海外法人であり、国際事業が収益の重要な部分を占めている。

安定した財務基盤と株主還元の強化

2025年3月期末の総資産は1,530億円、自己資本比率は84.4%と極めて高い。有利子負債は少なく、財務の安定性は高い。純資産は1,295億円で、利益剰余金の積み上げと円安による為替換算調整勘定の増加が寄与した。中期経営計画「SEP G&G 2029」ではROE約10%を目標とし、配当性向50%以上の安定的な高配当を掲げる。2026年3月期の配当は配当性向約50%を見込む。成長投資と株主還元のバランスを重視する方針である。

信越化学グループの一員としての強み

信越ポリマーは親会社である信越化学工業から塩化ビニル樹脂やシリコーン等の原材料を購入し、加工・販売する立場にある。このグループ内取引により安定した材料調達が可能であり、また信越半導体へ製品を販売するなどグループシナジーを活用している。ただし、同社は独立した上場企業として自らの事業戦略を策定し、M&Aや設備投資を積極的に行っている。2019年にはHymix Co.,Ltd.を、2021年にはキッチニスタを子会社化し、事業領域を拡大している。

業界の中での役割は樹脂・シリコーン成形加工メーカー(自動車・半導体・OA機器・包装資材向け)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,151億円
営業利益
140億円
営業利益率
12.2%
純利益
99億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01電子デバイス主力

入力デバイス(キーパッド等)、コンポーネント、コネクター関連製品を設計・製造・販売。スマートフォン、家電、車載などの電子機器メーカー向けに供給。

主な製品・サービス3
入力デバイス
各種電子機器の操作パネルに用いるキーパッドやタッチセンサー等の入力部品。耐環境性や意匠性に優れる。
コンポーネント関連製品
電子機器内部の機構部品や筐体部品など。精密成形技術を活かした多様な製品群。
コネクター関連製品
基板間や機器間を接続するコネクター。高信頼性が要求される用途に対応。

02精密成形品主力

半導体製造工程で使用する容器(キャリアトレイ等)、OA機器用部品、キャリアテープ、シリコーンゴム成形品を製造。半導体・エレクトロニクス業界向けが中心。

主な製品・サービス4
半導体関連容器
半導体ウェーハやチップを輸送・保管するためのトレイやキャリア。静電気対策や耐熱性に優れる。
OA機器用部品
プリンター、複写機などのOA機器に使用されるローラー、ギア等の樹脂部品。
キャリアテープ関連製品
電子部品を実装機に供給するためのキャリアテープ(エンボステープ等)。精密なポケット形成が特徴。
シリコーンゴム成形品
耐熱・耐寒・電気絶縁性に優れるシリコーンゴム製のガスケット、キーパッド、絶縁部品等。

03住環境・生活資材準主力

ラッピングフィルム等の包装資材、機能性コンパウンド(樹脂改質材)、導電性ポリマー、外装材関連製品を製造販売。食品包装、建材、電子材料など幅広い用途に向ける。

主な製品・サービス4
ラッピングフィルム等包装資材関連製品
食品包装用のストレッチフィルムやシュリンクフィルムなど。保存性や美粧性を向上。
機能性コンパウンド
塩化ビニル樹脂やシリコーンに添加剤を配合した機能性材料。難燃性・導電性などを付与。
導電性ポリマー
帯電防止や電磁波シールドに用いる導電性を有する樹脂材料。
外装材関連製品
建築物の外装・内装に用いる樹脂製パネルや成形品。耐候性・意匠性を重視。

04その他(建築・施工等)副次

子会社の信越ファインテックが建築・店舗の設計施工、ならびに各種加工品の販売を手掛ける。グループ内の生産設備や店舗建設に対応。

製品と技術

半導体製造を支える精密成形品

精密成形品事業の主力は半導体関連容器である。シリコンウェーハやチップを輸送・保管するトレイやキャリアは、静電気対策や耐熱性が求められる。信越ポリマーはこれらの容器を精密射出成形技術で量産し、半導体メーカーに供給している。また、電子部品を実装機に供給するキャリアテープ(エンボステープ)も同事業の重要な製品で、微細なポケットを高精度で形成する技術を持つ。2025年3月期の精密成形品事業売上高は597億円で、グループ全体の約54%を占める。AI関連半導体需要の拡大を背景に、出荷容器や工程内容器の販売が好調に推移している。

車載から医療まで広がるシリコーンゴム成形品

シリコーンゴム成形品は、耐熱・耐寒性と電気絶縁性に優れ、自動車部品や医療機器向けに供給される。具体的には、車載用のキーパッド、ワイパー、延焼防止クッション、医療用カテーテル部品などがある。特に延焼防止クッションは電気自動車(EV)向けに採用が進んでおり、成長領域と位置づけられている。また、耐熱薄膜フィルムは車載電子部品向けに量産化を目指している。これらの製品は精密成形品事業に含まれ、同事業の収益性向上に寄与している。

日用品から産業資材までをカバーする住環境・生活資材

住環境・生活資材事業では、食品包装用のラッピングフィルム(カラーラップを含む)、機能性コンパウンド、導電性ポリマー、外装材を手掛ける。ラッピングフィルムは外食産業向けに強みを持ち、カラーラップなどの高付加価値製品が拡大中。機能性コンパウンドは塩化ビニル樹脂やシリコーンに難燃性や導電性を付与した材料で、電線被覆やFA機器向けに使われる。導電性ポリマーは帯電防止や電磁波シールド用途に用いられる。2025年3月期の同事業売上高は215億円である。

電子機器の操作を担う入力デバイスとコネクター

電子デバイス事業は、キーパッドやタッチセンサーなどの入力デバイス、機構部品や筐体部品などのコンポーネント、基板間接続用のコネクターを提供する。主な顧客はスマートフォン、家電、車載電子機器メーカー。2025年3月期の売上高は257億円で、車載向け延焼防止クッションやシリコーン成形品の需要増が牽引した。また、液晶接続用コネクターや検査用コネクターも手掛けるが、2024年度はこれらの需要が振るわなかった。光学フィルム(VCF)は安定した需要を維持している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

化学のなかでの位置

プラスチック加工でニッチ首位

信越ポリマーは、信越化学グループ傘下で、精密プラスチック部品や半導体向けクリーン部材などを手掛ける。競合には東洋紡やクラレなどがあるが、同社は特に半導体製造装置向けの高機能樹脂製品で強みを持つ。売上高は1000億円超で安定成長、営業利益率12%前後と高水準。半導体市況の変動に左右されるが、グループシナジーを活かした安定経営が強み。

強み

  • 安定した原材料調達と技術支援により、競争優位性を確保。
  • 半導体製造用クリーン部材で高いシェアを有する。
  • 売上高1000億円超、営業利益率12%超と業績が堅調。
  • 射出成形、押出成形など幅広い加工技術を保有。

課題

  • 半導体需要の変動が業績に直結し、リスク分散が必要。
  • アジア勢の台頭により価格競争が激化。
  • 樹脂原料の値上がりが利益を圧迫する可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

半導体材料の時価総額近傍。太字が信越ポリマー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15384フジミインコーポレーテッド2,639億円27.0倍
27826フルヤ金属2,455億円14.9倍
33569セーレン2,201億円12.9倍
45393ニチアス2,105億円20.0倍
56966三井ハイテック1,815億円53.2倍
67970信越ポリマー1,814億円18.0倍
73445RS Technologies1,482億円15.4倍
84975JCU1,463億円15.3倍
95310東洋炭素1,417億円31.8倍
104461第一工業製薬1,371億円21.2倍
114189KHネオケム1,263億円13.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(半導体材料)に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

信越化学の子会社としてスタートした1960年

信越ポリマーは1960年9月、信越化学工業株式会社の全額出資により合成樹脂製品の製造販売会社として設立された。設立の目的は、信越化学が持つ樹脂原料の川下分野を開拓することにあった。翌1961年7月には埼玉県さいたま市に東京工場を建設し操業を開始。当初は塩化ビニル樹脂の加工品を中心に生産した。この工場は現在も国内生産の一翼を担っている。

生産子会社の設立と事業基盤の拡充(1960~1970年代)

1966年には建設材料施工販売部門を分離して信越ユニット株式会社を設立。1969年から1974年にかけて浦和ポリマー、南陽工場、サンエース、しなのポリマー、新潟ポリマーといった生産子会社を次々と設立し、国内の生産能力を増強した。同時に、1974年には旭信産業(後の信越ファインテック)に資本参加し、後に全額出資子会社とした。この時期に多様な樹脂加工技術を蓄積し、後に精密成形品や電子デバイスへ展開する基礎を築いた。

海外展開と株式上場(1980年代)

1981年、米国に販売子会社Shin-Etsu Polymer Americaを設立し、初の海外拠点を得た。1983年12月には東京証券取引所市場第二部に株式を上場し、外部からの資金調達が可能となった。1985年9月には市場第一部に指定替え。1986年には欧州に販売子会社Shin-Etsu Polymer Europe B.V.を設立。1988年にはマレーシアに生産子会社を設立し、アジアでの現地生産を開始した。この10年間で海外拠点を3か国に拡大し、グローバル企業への足がかりを築いた。

アジア・東欧への生産拠点拡大(1990~2000年代)

1993年、三菱商事との合弁で中国江蘇省に蘇州信越聚合有限公司を設立し、中国生産を開始(後に当社全額出資)。1997年にはインドネシアにPT. Shin-Etsu Polymer Indonesiaを設立。1999年には上海に販売子会社を設置した。2003年にはハンガリーに生産子会社を設立し、東欧市場へのアクセスを確保。2005年には香港とシンガポールにも販売子会社を設け、アジア全域の販売網を整備した。この時期、半導体関連容器やキャリアテープの需要拡大に対応するため積極的に投資した。

事業再編と選択と集中(2010年代~2020年代)

2012年、信越ファインテックが信越ユニットを吸収合併し、建築施工部門を統合。2014年から2016年にかけてタイ、ベトナム、台湾に販売子会社を設立し、アジアでの販売力を強化した。2017年4月には国内生産子会社4社(しなのポリマー、新潟ポリマー、浦和ポリマー、サンエース)を吸収合併し、生産管理体制を効率化。一方、2019年にはタイのHymix Co.,Ltd.を子会社化し、住環境・生活資材事業を拡大。2023年11月には南陽工場を含む塩ビ管等事業を積水化学工業に譲渡し、非中核事業からの撤退を進めた。

キッチニスタ合併と中期経営計画の更新(2025年)

2025年4月、2021年に子会社化したキッチニスタを吸収合併し、ラッピングフィルム事業の組織一体化を完了。これにより業務用小巻ラップの市場競争力を強化した。同年11月には中期経営計画を「SEP G&G 2029」に更新し、2030年3月期に売上高1,500億円、経常利益200億円、ROE約10%、配当性向50%以上を目標に掲げた。成長領域の半導体関連容器や自動車関連製品への投資を継続する一方、カラーラップなど独自製品の拡販も計画している。

年表33件を開く

1960年代

  • 1960年9月創業信越化学工業株式会社の全額出資により、合成樹脂製品の製造・販売を目的として設立
  • 1961年7月東京工場(埼玉県さいたま市)操業開始
  • 1966年7月創業建設材料等の施工販売部門を分離し、信越ユニット株式会社を設立
  • 1969年12月生産子会社浦和ポリマー株式会社を設立

1970年代

  • 1970年4月南陽工場(山口県周南市)操業開始
  • 1971年9月創業製品の加工等の委託を目的として株式会社サンエースを設立
  • 1973年12月生産子会社しなのポリマー株式会社を設立
  • 1974年1月信越化学工業株式会社との共同出資により、生産子会社新潟ポリマー株式会社を設立
  • 1974年10月商号変更旭信産業株式会社(2004年4月信越ファインテック株式会社に社名変更、現・連結子会社)に資本参加(1984年8月当社全額出資に変更)

1980年代

  • 1981年2月販売子会社Shin-Etsu Polymer America,Inc.(現・連結子会社)を設立
  • 1983年12月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 1985年9月東京証券取引所市場第一部に銘柄指定
  • 1986年6月販売子会社Shin-Etsu Polymer Europe B.V.(現・連結子会社)を設立
  • 1988年10月生産子会社Shin-Etsu Polymer(Malaysia)Sdn.Bhd.(現・連結子会社)を設立
  • 1989年3月児玉工場(埼玉県児玉郡神川町)操業開始

1990年代

  • 1993年10月商号変更三菱商事株式会社及び呉江汾湖経済発展総公司との合弁により、生産子会社蘇州信越聚合有限公司(現・連結子会社)を設立(2015年12月当社全額出資に変更)
  • 1997年11月生産子会社PT. Shin-Etsu Polymer Indonesia(現・連結子会社)を設立
  • 1999年1月販売子会社信越聚合物(上海)有限公司(現・連結子会社)を設立

2000年代

  • 2003年10月生産子会社Shin-Etsu Polymer Hungary Kft.(現・連結子会社)を設立
  • 2005年7月販売子会社Shin-Etsu Polymer Hong Kong Co.,Ltd.(現・連結子会社)を設立
  • 2005年8月販売子会社Shin-Etsu Polymer Singapore Pte.Ltd.(現・連結子会社)を設立
  • 2007年10月商号変更三菱商事株式会社及びインド三菱商事会社との合弁により、生産子会社Shin-Etsu Polymer India Pvt.Ltd.(現・連結子会社)を設立(2013年12月当社全額出資に変更)

2010年代

  • 2011年4月生産子会社東莞信越聚合物有限公司(現・連結子会社)を設立
  • 2012年4月M&A販売子会社信越ファインテック株式会社が信越ユニット株式会社を吸収合併
  • 2014年2月販売子会社Shin-Etsu Polymer(Thailand)Ltd.(現・連結子会社)を設立
  • 2016年2月販売子会社Shin-Etsu Polymer Vietnam Co.,Ltd.(現・連結子会社)を設立
  • 2017年4月M&Aしなのポリマー株式会社、新潟ポリマー株式会社、浦和ポリマー株式会社、株式会社サンエースを吸収合併
  • 2019年1月M&AHymix Co.,Ltd.(現・連結子会社)の全株式を取得し子会社化

2020年代

  • 2021年8月M&A株式会社キッチニスタ の全株式を取得し子会社化
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2022年4月販売子会社Shin-Etsu Polymer Taiwan Co.,Ltd.(現・連結子会社)を設立
  • 2023年11月南陽工場を含む塩ビ管等事業を積水化学工業株式会社等に事業譲渡
  • 2025年4月M&A株式会社キッチニスタを吸収合併

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で4,123人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は684万円で、9期前と比べて+12.0%平均年齢は44.1歳、平均勤続年数は19.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月4,144
2018年3月4,407
2019年3月61145.320.14,614
2020年3月64145.520.44,655
2021年3月63345.320.55,089
2022年3月63544.219.25,157
2023年3月65744.920.14,706
2024年3月66344.619.74,457
2025年3月66844.519.74,356305
2026年3月68444.119.44,123340

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)74.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社17(国内 3 / 海外 14、うち連結子会社 16) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
東京工場 — 埼玉県さいたま市北区168億円
電子デバイス 精密成形品 住環境・生活資材
糸魚川工場 — 新潟県糸魚川市124億円
精密成形品
電子デバイス 精密成形品 — Shin-Etsu Polymer (Malaysia)Sdn.Bhd. (マレーシア国 セランゴール州)3,326百万円
児玉工場 — 埼玉県児玉郡神川町2,619百万円
精密成形品
電子デバイス — Shin-Etsu Polymer India Pvt.Ltd. (インド国 タミル・ナードゥ州)2,153百万円
筑西工場 — 茨城県筑西市1,473百万円
住環境・生活資材
電子デバイス — 蘇州信越聚合有限公司(中国江蘇省)1,410百万円
塩尻工場 — 長野県塩尻市他1,177百万円
電子デバイス 精密成形品
主な関係会社
  • 国内
    信越化学工業㈱(注)5
    東京都千代田区 · その他の関係会社
    議決権53.6%
  • 国内
    信越ファインテック㈱
    東京都台東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Shin-Etsu Polymer America,Inc.
    米国 カリフォルニア州 ニューアーク市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Shin-Etsu Polymer(Malaysia)Sdn.Bhd. (注)6
    マレーシア国 セランゴール州 シャーアラム市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Shin-Etsu Polymer Europe B.V.
    オランダ国 フェンロ-市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    蘇州信越聚合有限公司(注)6
    中国江蘇省 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    PT.Shin-Etsu Polymer Indonesia
    インドネシア国 西ジャワ州カラワン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    信越聚合物(上海)有限公司
    中国上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Shin-Etsu Polymer Hungary Kft.
    ハンガリー国 ギョール市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Shin-Etsu Polymer Singapore Pte.Ltd. (注)6、7
    シンガポール国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Shin-Etsu Polymer Hong Kong Co.,Ltd.
    中国香港 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Shin-Etsu Polymer India Pvt.Ltd. (注)6
    インド国 タミル・ナードゥ州 カーンチプラム県 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社5社を開く
  • 東莞信越聚合物有限公司中国広東省100%
  • Shin-Etsu Polymer(Thailand)Ltd.タイ国バンコク市100%
  • Shin-Etsu Polymer Vietnam Co.,Ltd.ベトナム国ハノイ市100%
  • Hymix Co.,Ltd.タイ国バンコク市100%
  • Shin-Etsu Polymer Taiwan Co.,Ltd.台湾台北市100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,151億円営業利益140億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.1%、利益が+5.3%。

売上高
+4.1%
1,151億円
営業利益
+5.3%
140億円
純利益
+5.3%
99億円
営業利益率
12.2%
前期比 +0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,200億円1,151億円
営業利益160億円140億円
純利益105億円99億円
1株あたり配当¥66¥66

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は306億円、営業利益は41億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+15.0%、営業利益は+36.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q2619
2024年1Q2663011.323
2024年2Q2692910.823
2024年3Q2683011.223
2024年4Q24118
2025年2Q5476912.646
2025年4Q5596411.448
2026年2Q5627112.655
2026年4Q5896911.744
2027年1Q3064113.424

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は607億円から1,151億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は12.2%。売上は2期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月607132
販売子会社Shin-Etsu Polymer(Thailand)Ltd.(現・連結子会社)を設立
2014年3月673177
2015年3月7172918
販売子会社Shin-Etsu Polymer Vietnam Co.,Ltd.(現・連結子会社)を設立
2016年3月7504532
しなのポリマー株式会社、新潟ポリマー株式会社、浦和ポリマー株式会社、株式会社サンエースを吸収合併
2017年3月7405942
2018年3月7937355
Hymix Co.,Ltd.(現・連結子会社)の全株式を取得し子会社化
2019年3月8558060
2020年3月8038163
株式会社キッチニスタ の全株式を取得し子会社化
2021年3月7697045
販売子会社Shin-Etsu Polymer Taiwan Co.,Ltd.(現・連結子会社)を設立
2022年3月92610163
2023年3月1,08313085
2024年3月1,04411587
株式会社キッチニスタを吸収合併
2025年3月1,10613313212.094
2026年3月1,15114014012.299

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,151億円のうち、営業利益として残るのは140億円12.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は99億円、売上の8.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金69.9%805億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金17.8%205億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.2%140億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
30.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+4.9pt
12.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.2pt
8.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.0pt
7.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
9.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが145億円、投資CFが−47億円で、差し引きのフリーCFは98億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は470億円で、売上の4.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月31−33−7−2274
2014年3月44−30−714308
2015年3月47−16−631348
2016年3月77−48−1229354
2017年3月73−18−855390
2018年3月84−44−1740420
2019年3月95−67−3228408
2020年3月77−46−1831417
2021年3月106−37−1769459
2022年3月98−97−241458
2023年3月91−112−25−21438
2024年3月120−123−41−3407
2025年3月160−110−4950427
2026年3月145−47−5598470

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,530億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,296億円で、自己資本比率は84.4%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月81363018376.4
2014年3月88668120575.7
2015年3月93972321676.0
2016年3月92871321576.7
2017年3月96172923275.8
2018年3月1,03777526274.6
2019年3月1,07080626475.1
2020年3月1,05484520980.0
2021年3月1,08286721579.8
2022年3月1,22694328376.7
2023年3月1,3541,05130377.4
2024年3月1,4081,13027880.0
2025年3月1,5301,23229880.2
2026年3月1,5301,29623584.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
501億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
958億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
130億円
在庫として抱えている分
負債合計
235億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
94
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率24 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率203社中11位あたり、逆に低いのはROE203社中87位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.9%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
12.2%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
84.4%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.1%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.0%/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,195で、1年前と比べて+22.3%過去52週の値幅のなかでは52%の位置にある。

¥2,195-2.9%1ヶ月-1.2%1年+22.3%時価総額1,814億円
過去52週の値幅
安値¥1,815高値¥2,547

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)18.0倍
PER (会社予想)16.8倍
PBR1.35倍
配当利回り3.01%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で7.39%下落し、8月14日は2,330円。25日線(2,320円)は辛うじて上回るが、75日線(2,301円)は割り込み、上値が重い。7月24日に出来高が112.3万株と激増し、その後は減少。52週高値2,547円からは約8.5%下で、調整局面。RSIは57.43と中立圏。年初来では28.49%上昇しており、高値圏での調整。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

予想PERが17.8倍と業界平均の18.77倍を下回り、PBRは1.44倍で平均と同等です。配当利回りは2.83%と平均の2.63%を上回り、ROEは7.9%と平均水準です。売上高・利益は緩やかに増加しており、安定した収益基盤があります。割安ですが、ROEが一桁台で成長性は限定的です。

指標この会社業種平均
PER (実績)18.0倍17.8倍
PER (予想)16.8倍
PBR1.35倍1.41倍
ROE7.9%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

多角化戦略と成長市場への対応が争点。強気派は、売上高が2025年3月期に1,106億円、2026年3月期に1,151億円と増加し、営業利益率12%超を維持している点を評価。半導体向け需要の拡大や自動車部品の回復が成長をけん引するとみる。一方、弱気派は、利益率が2025年3月期12.03%から2026年3月期12.16%と微増にとどまり、大きな成長が見込めないと指摘。また、原材料価格の高騰や為替変動の影響を受けやすい点を挙げ、既存事業の成熟による成長鈍化を懸念する。強気派は需要サイクル、弱気派は成長性の限界で対立。

プラスに働く材料7
  • 売上高の増加

    売上高は1,083億円→1,044億円→1,106億円と回復。

  • 安定した利益率

    営業利益率12%前後を継続し、収益性が高い。

  • 半導体向け需要

    キャリアテープ需要が拡大し成長をけん引。

  • 3期連続で増収増益通年影響

    売上高1044→1106→1151億円、純利益87→94→99億円。増益トレンドが継続

  • 予想PER17.8倍とEPS約9%増決算発表後影響

    実績PER19.05倍に対し予想PER17.8倍。EPSは122円から131円へ増益見通し

  • 営業利益率12%超の安定収益継続影響

    2026/3期の営業利益率12.16%(前期12.03%)。収益の安定感が高い

  • 外国所有16.67%が需給を支える継続影響

    外国所有比率16.67%と高く、海外投資家の継続的な買いが株価を下支え

マイナスに働く材料7
  • 成長の鈍化

    営業利益率がほぼ横ばいで、急成長は見込めない。

  • 原材料高の影響

    プラスチック原料価格の高騰が利益を圧迫する恐れ。

  • 為替変動リスク

    海外事業の為替感応度が高く、円高で損失が発生。

  • 株価が1年で28.5%上昇不定影響

    1年リターン+28.49%。利益成長を先取りし、調整があれば値動きが大きい

  • 営業利益率は横ばいで頭打ち通年影響

    営業利益率12.03%→12.16%とほぼ横ばい。増収効果が利益率改善につながっていない

  • ROE7.9%はPBR1.44倍に見合わず継続影響

    ROE7.9%でPBR1.44倍。資本効率が低く、バリュエーション調整のリスク

  • 配当利回り2.83%と低水準継続影響

    配当利回り2.83%。金利上昇局面では相対的な見劣りから売りが出やすい

次の決算で確かめる点
半導体向け売上高
成長分野の需要動向を確認する。
セグメント別利益率
各事業の収益性とバランスを測る。
原材料価格動向
コスト変動が利益に与える影響を監視。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり66で、前期から+19.2%いまの株価に対する利回りは3.01%。増配か配当維持が8年続いている。

年間配当
¥66
1株あたり
配当利回り
3.01%
いまの株価に対して
配当性向
40.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
8年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1245.8
2018年3月120.019.7
2019年3月1633.330.5
2020年3月1812.545.7
2021年3月2011.141.7
2022年3月2630.032.4
2023年3月3846.245.7
2024年3月4621.137.4
2025年3月5213.037.3
2026年3月6219.240.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥66

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ14,646人。区分でいちばん多いのは事業法人52.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が65.8%を占め、残る34.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人52.752.752.753.454.152.9
外国法人15.817.719.018.417.516.6
個人・その他12.412.212.012.813.015.4
金融機関18.216.014.613.113.312.9
自己株式2.12.52.02.32.62.7
証券会社0.81.31.62.22.02.1
外国人個人0.00.10.10.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01信越化学工業株式会社52.03
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.15
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.53
04CEPLUX- THE INDEPENDENT UCITS PLATFORM 2(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店カストディ業務部)2.35
05光通信KK投資事業有限責任組合1.19
06日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)0.93
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.84
08THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.82
09BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.73
10JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.59

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+4655%、1株純資産は14期で+110%。直近期のROEは7.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月37640.3139.847.3
2014年3月98261.143.6849.1
2015年3月228752.625.961.7
2016年3月398704.415.654.0
2017年3月528875.915.245.8
2018年3月669487.317.019.7
2019年3月749897.711.030.5
2020年3月781,0427.610.945.7
2021年3月561,0685.317.741.7
2022年3月781,1667.014.532.4
2023年3月1061,2948.614.145.7
2024年3月1071,3948.014.337.4
2025年3月1171,5268.012.837.3
2026年3月1231,6067.915.640.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額214百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約10倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
小野義昭取締役会長 会長執行役員8279,000
出戸利明代表取締役社長 社長執行役員73107,000
菅野悟取締役 常務執行役員 研究開発本部長7146,000
宮下修取締役71
村田珠美取締役66
平澤秀明常勤 監査役7024,000
鳥丸義明常勤 監査役655,000
吉原達生監査役71
森谷知子監査役56
小和田収取締役 常務執行役員 情報システム、環境保安関係担当 経営企画部長兼経理部長6416,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円ストックオプション百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3116593821471

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,184字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社及び当社の関係会社(親会社及び子会社16社により構成)と関連当事者(親会社の子会社)が営んでいる主な事業内容、及び当該事業における位置付けは、次のとおりであります。 事 業 区 分   主 要 製 品   会 社 名 電子デバイス   入力デバイス コンポーネント関連製品 コネクター関連製品   製造・販売   当社 製造   Shin-Etsu Polymer(Malaysia)Sdn.Bhd. 蘇州信越聚合有限公司 Shin-Etsu Polymer Hungary Kft. Shin-Etsu Polymer India Pvt.Ltd. 販売   Shin-Etsu Polymer America,Inc. Shin-Etsu Polymer Europe B.V. 信越聚合物(上海)有限公司 Shin-Etsu Polymer Hong Kong Co.,Ltd. Shin-Etsu Polymer Singapore Pte.Ltd. Shin-Etsu Polymer(Thailand)Ltd. 精密成形品   半導体関連容器 OA機器用部品 キャリアテープ関連製品 シリコーンゴム成形品   製造・販売   当社 製造   Shin-Etsu Polymer(Malaysia)Sdn.Bhd. PT. Shin-Etsu Polymer Indonesia 東莞信越聚合物有限公司 販売   信越ファインテック㈱ Shin-Etsu Polymer Europe B.V. Shin-Etsu Polymer Hong Kong Co.,Ltd. Shin-Etsu Polymer Singapore Pte.Ltd. Shin-Etsu Polymer Vietnam Co.,Ltd. Shin-Etsu Polymer Taiwan Co.,Ltd. 住環境・生活資材   ラッピングフィルム等包装資材関連製品 機能性コンパウンド 導電性ポリマー 外装材関連製品   製造・販売   当社 Hymix Co.,Ltd. 販売   Shin-Etsu Polymer(Thailand)Ltd. その他   建築・店舗設計・施工   設計・施工   信越ファインテック㈱ その他加工品   販売   信越ファインテック㈱ (注) 1 上記の事業区分とセグメント情報における事業区分の内容は同一であります。 2 当社は親会社である信越化学工業株式会社から、原材料(塩化ビニル樹脂及びシリコーン等)を購入し、当社及び子会社において製造・販売を行っております。 3 当社は製品の一部を親会社の子会社である信越半導体株式会社へ販売しております。 以上の状況を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,600字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、遵法に徹し、公正な企業活動を行い、技術と製品による価値を創造し、社会と産業の発展に貢献することを企業理念としております。グローバルな視野をもって、幅広い分野のお客様との信頼関係を築き、多様なご要望に応え、環境にやさしい、生活を豊かにする製品づくりで社会への貢献を目指しております。そのために、基盤技術の向上により、様々なお客様との接点や対話を増やし、関係を深めていくことに努めております。 (2) 目標とする経営指標、中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、信越グループの総合力、樹脂加工メーカーとしての技術力とグローバルなニーズへの対応力を更に高め、いかなる経済環境にあっても力強く成長を続ける企業集団として、既存事業の競争力を強化し、売上の拡大と利益の向上を図り、また、新事業の創出に会社一丸となって積極的に挑戦しております。資産効率の向上、財務基盤の更なる強化、企業価値の最大化を推し進め、過去最高益更新を目指し、いかなる環境にあっても持続的成長の達成を目指してまいります。 2023年に中期経営計画「SEP G&G 2027」を公表し、成長事業への積極投資及び株主還元の強化を進めてまいりましたが、半導体及び自動車の市場環境変化の影響等により、事業収益の拡大時期が当初の想定との差異が生じる結果となりました。 このような事業環境を勘案し、改めて中期の業績目標を示すと共に、全てのステークホルダーとのより強固な信頼関係を構築すべく、2025年11月に2030年3月期を最終年度とする中期経営計画「Shin-Etsu Polymer Global & Growth 2029」(略称 SEP G&G 2029)に更新し、公表しました。 地政学リスクの高まり、急激な為替変動、原材料価格の高騰など当社グループをとりまく状況はかつてない速さで変化しております。 このような変化に迅速かつ柔軟に対応し、中期経営計画に掲げた各戦略を着実に推進させることにより当社グループの企業価値を持続的に向上させてまいります。 <事業戦略> ・成長領域における新規用途の獲得と積極的な投資 ・基盤領域における独自製品の拡販と生産性の向上 ・海外売上比率の拡大 <財務・非財務戦略> ・成長領域における重点的な投資の実行を継続 ・株主還元を強化し、安定的な高配当を継続 ・ESGへの取組みを強化 <2030年3月期の業績等方針> ・売上 1,500億円 ・経常利益 200億円 ※ ・ROE 約10% ・配当性向 50%~ ※ 経常利益と営業利益は同水準を想定 (3) 経営環境及び対処すべき課題 ●SEP G&G 2029の各戦略の進捗状況と取り組み (事業戦略) 足元では、当社グループを取り巻く環境は非常に厳しいですが、成長領域における新規用途の獲得と積極的な投資、基盤領域における独自製品の拡販と生産性の向上、海外売上比率の拡大という戦略は更新前の計画から変わりはありません。 成長領域と位置づける半導体関連容器は、生成AIの普及に伴う先端半導体の需要の増加や、海外において汎用半導体の生産が高水準を維持したことなどを背景に堅調に推移しました。今後は、半導体製造後工程用の新規製品の実績化に取り組み、さらなる事業の拡大を目指してまいります。 もう一つの成長領域である自動車関連製品では、EVの普及に地域差が見られますが、段階的にパワートレインの転換は進んで来ており、将来的には環境対応車へのシフトが一段と進むものと予想されます。当社は延焼防止クッションに続くEV関連の新製品を粘り強く市場に提案してまいります。また、機能性材料では車載電子部品向け耐熱薄膜フィルムの量産化を図るべく実証・開発を進めております。さらには、高い機能性を追求し、環境対応車やバッテリーを用いた社会インフラ整備の分野においても新規製品を開発することにより、事業の拡大を目指してまいります。 基盤領域と位置づける入力デバイス、OAローラ、食品包装用ラッピングフィルム、機能性コンパウンドなどの製品については、他社との差別化を徹底し、市場シェアの拡大を図ることで、さらなる販売力強化に努めてまいります。 2025年4月に子会社の株式会社キッチニスタを吸収合併し、ラッピングフィルム等包装資材関連事業の組織運営を一体化しました。カラーラップなど当社独自の製品をさらに伸ばし、業務用小巻ラップシェアのトップポジションをさらに強固にしてまいります。 (財務・非財務戦略) 基盤領域の収益向上によって企業収益の土台を構築し、半導体関連容器や延焼防止クッション、耐熱薄膜フィルムなどの成長領域における積極的な設備投資を行います。また、シナジーの見込める領域でのM&Aも積極的に取り組んでまいります。 中期的には、ROE約10%を目指し、配当性向50%以上で安定的な配当水準の継続を計画してまいります。なお、2026年3月期の配当水準は、配当性向約50%といたします。 当社グループは、企業理念に基づき、安全、公正を最優先とする経営に徹し、社会とともに成長し続ける企業を目指しております。社会からの要請・期待に応えながら、事業を通じて社会課題の解決を目指し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。 CO2排出量は、2030年に2013年度比46%の削減を目標としています。排出量の削減に向けたロードマップに従い、2025年度に国内すべての工場で再エネ電力の導入比率を従来の10%から20%に増やしました。省エネ設備への切り替え等も従来の省エネ活動とともに、積極的に実施してまいります。人権尊重については、国内外の当社グループ会社で人権リスク調査を実施して潜在リスクを評価しました。今後もESGの重要課題に取り組み、企業価値の向上に努めてまいります。 なお、中東情勢の緊迫化による原材料等の価格高騰については、適正価格にて取引すべく情報収集に努め、顧客、取引先等と密接にコミュニケーションを図り、適宜対処してまいります。 文中の将来に関する事項は、当有価証券報告書提出日時点において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
事業等のリスク2,070字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループ(当社及び連結子会社)の経営成績、財務状態など業績に影響を及ぼす可能性のある主なリスクとしては、以下のようなものが考えられます。なお、記載した事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、業績に影響を与えうる要素は、これらに限定されるものではありません。 (1) 経済動向について 当社グループの製品の需要は世界に広がっており、当社グループが製品を販売している国又は地域の経済状態の影響を受けます。また、国際社会情勢の急激な変化により、生産、仕入れ及び販売等に支障が生じ、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 (2) 為替レートの変動について 当社グループの海外事業では、アジア、北米、欧州等の地域において事業活動を行っておりますが、各地域における売上げ、費用及び資産等の現地通貨建ての項目は連結財務諸表の作成時に円貨に換算されるため、換算時の為替レートにより評価価値が変動し、結果として当社グループの財政状態及び業績に影響する可能性があります。 (3) カントリーリスクについて 当社グループの海外拠点では、それぞれの国に多様なリスクが存在し、これらが顕在化した場合には当社グループの事業活動に支障が生じ、当社グループの業績及び将来計画に影響する可能性があります。 (4) 原材料価格の高騰・供給不足について 当社グループの製品の多くは、その主原料として石油化学製品を使用しておりますが、原油・ナフサなどの市況変動が、原材料価格の高騰に及び、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。また、それら供給業者に不測の事態が発生した場合や材料・部材に品質問題又は供給不足が発生した場合は、当社グループの生産活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 他社との競合について 当社グループの関連市場において、海外における競合他社とのシェア及び価格面での競争が激化しており、今後これらの状況によっては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 公的規制について 当社グループが事業活動を行っている国及び地域では、投資に関する許認可や輸出入に関する規制、公正な競争に関する規制、環境保護に関する規制及びその他商取引、労働、知的財産権、租税、通貨管理等にかかる法令諸規則の適用を受けています。これらの法令諸規則又はその運用にかかる変更は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 新製品開発に関連して 当社グループが事業展開する電子機器、半導体関連の事業分野は、技術革新とコスト競争が激しい業界です。提案型・開発型企業として新製品開発や生産技術改革に努めておりますが、業界や市場の変化に的確に対応できなかった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 知的財産に関連して 当社グループは、事業を遂行する上で、製品や製造工程における知的財産権を保有し維持管理しています。また、必要に応じて第三者の知的財産権を使用するために相手方からライセンスを取得します。それらの権利保護・維持又は取得が適切に行われない場合、相手方による模倣や訴訟を受ける可能性があり、その結果、費用負担などにより経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 自然災害について 当社グループでは、一部の製品を専門工場において集中生産しております。このため地震、風水害等の自然災害が発生した場合、一部の製品の生産に支障が生じ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 製造物責任について 当社グループでは、原材料をはじめとして、製品設計、製造・出荷など各工程において最適な品質管理に努めておりますが、予期せぬ製品不具合などで製造物責任賠償などが発生した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 感染症の流行について 新型コロナウイルス感染症等、大規模な感染症の流行が発生した場合、一時的な操業停止やサプライチェーンの停滞等、生産・販売活動等の事業活動が支障をきたし、当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 気候変動について 当社グループは、カーボンニュートラル実現に向け、グループ全体の事業活動の中でCO2排出量削減等に取り組んでおりますが、気候変動がより顕在化したり、低炭素社会への移行に適切に対応出来ない場合、当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (13) 人権について 当社グループは、全ての人々の人権を尊重することを基本方針として掲げ、人権推進小委員会を設置し、人権デューデリジェンス等の活動をしております。しかしながら、当社グループの事業活動が人権に負の影響を及ぼすリスクを完全には排除できない可能性があり、バリューチェーン上で人権問題が発生した場合、当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,283字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 財政状態の状況 当連結会計年度末における総資産は、現金及び預金が5,172百万円、仕掛品が395百万円それぞれ増加し、未収入金が1,943百万円、建設仮勘定が871百万円、機械装置及び運搬具(純額)が685百万円、商品及び製品が589百万円、有形固定資産のその他(純額)が447百万円、建物及び構築物(純額)が353百万円それぞれ減少したことなどにより、153,003百万円(前連結会計年度末比15百万円増)となりました。 当連結会計年度末における負債は、電子記録債務が2,297百万円、支払手形及び買掛金が2,278百万円、未払法人税等が1,096百万円それぞれ減少したことなどにより、23,450百万円(前連結会計年度末比6,383百万円減)となりました。 当連結会計年度末における純資産は、利益剰余金が5,299百万円増加したことに加え、前連結会計年度末と比較して主要な海外連結子会社の記帳通貨において円安となった結果、為替換算調整勘定が1,325百万円増加したことなどにより、129,553百万円(前連結会計年度末比6,398百万円増)となりました。 この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の80.2%から84.4%となり、1株当たり純資産額は前連結会計年度末の1,525円86銭から1,606円37銭となりました。 (2) 経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、米国の通商政策の影響は残ったもののAI関連需要の拡大が進み、緩やかな持ち直しが続きました。米国では関税による景気の下押し圧力がある中、個人消費や設備投資が底堅く推移しました。欧州では消費財の生産に弱さが見られましたが、物価安定に伴う消費拡大が補い、景気は緩やかに拡大しました。中国ではアセアン等への輸出が増加しましたが、経済対策の効果逓減が続き、内需の伸びは鈍化しました。また、中東の情勢不安により地政学リスクが高まりました。 日本経済は、自動車産業を中心に米国の通商政策の影響を受けましたが、内需主導で緩やかに回復しました。 当社グループの関連する産業においては、自動車産業では環境対応車の販売が堅調に推移した一方で、EVの販売は減速が続きました。半導体産業ではAIの活用によるデジタル化の進展を背景に、サーバーやデータセンター向け半導体の需要増加が進みました。 このような状況のもと、当社グループは基盤領域における拡販・合理化、成長領域における能力増強・新規テーマの探索に注力した事業活動を継続的に展開しました。 この結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高は115,116百万円(前連結会計年度比4.1%増)、営業利益は14,040百万円(前連結会計年度比5.8%増)、経常利益は14,008百万円(前連結会計年度比6.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は9,899百万円(前連結会計年度比5.0%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 ① 電子デバイス事業 当事業では、ハイブリッド車販売の堅調に伴い、車載入力デバイスは累計では前年同期を下回りましたが、回復基調で推移しました。また、ワイパーや延焼防止クッションなど車載シリコーン成形品の需要が増したことでコンポーネント関連製品は前年同期を大幅に上回りました。自動車産業以外では、液晶接続用や検査用コネクターは振るいませんでしたが、VCF(視野範囲/光路制御フィルム)の需要は安定した水準を維持しました。 この結果、当事業の売上高は25,726百万円(前連結会計年度比3.5%増)、セグメント利益(営業利益)は1,713百万円(前連結会計年度比43.9%増)となりました。 ② 精密成形品事業 当事業では、半導体関連容器はAI関連など半導体の需要拡大を受け、出荷容器、工程内容器が共に好調に推移しました。OA機器用部品はプリンター用ローラの需要サイクルの影響が続きました。キャリアテープ関連製品は、汎用半導体用途は低調でしたが、AIサーバー向け大型電子部品用途が好調だったことから前年同期並みを維持しました。シリコーンゴム成形品はカテーテルなど医療機器向け部品が伸び前年同期を上回りました。 この結果、当事業の売上高は59,773百万円(前連結会計年度比6.7%増)、セグメント利益(営業利益)は10,218百万円(前連結会計年度比0.2%減)となりました。 ③ 住環境・生活資材事業 当事業では、外食産業向けラップの中で高付加価値の独自製品であるカラーラップの採用が拡大しました。また、機能性コンパウンドはアセアン市場で需要が持ち直し、電線被覆用途でFA機器向けなどの需要が回復基調で推移したことから前年同期を上回りました。 この結果、当事業の売上高は21,513百万円(前連結会計年度比2.6%減)、セグメント利益(営業利益)は1,631百万円(前連結会計年度比19.7%増)となりました。 ④ その他 その他の売上高は8,103百万円(前連結会計年度比6.2%増)、セグメント利益(営業利益)は476百万円(前連結会計年度比0.6%増)となりました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 ① 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) 電子デバイス   24,913   101.8 精密成形品   57,934   104.1 住環境・生活資材   16,512   106.8 その他   4,355   107.8 合 計   103,715   104.1 (注) 金額は、販売価格によっております。 ② 受注状況 受注生産はその他の一部においてのみ行っております。 当連結会計年度における受注状況は、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) その他   4,947   135.3   1,365   256.8 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 電子デバイス   25,726   103.5 精密成形品   59,773   106.7 住環境・生活資材   21,513   97.4 その他   8,103   106.2 合 計   115,116   104.1 (注) 総販売実績に対する割合が10%以上に該当する販売先はありません。 (3) キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 ① 現金及び現金同等物 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、47,013百万円(前連結会計年度末比4,277百万円の増加)となりました。 なお、フリー・キャッシュ・フロー(営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローの合計)は9,701百万円の増加(前連結会計年度は5,034百万円の増加)となりました。 ② 営業活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度における営業活動による資金の増加額は、14,450百万円(前連結会計年度比1,562百万円の収入減)となりました。これは、税金等調整前当期純利益13,630百万円、減価償却費6,257百万円の計上、未払又は未収消費税等の増減額1,057百万円、棚卸資産の減少790百万円などの増加要因のほか、仕入債務の減少4,617百万円、法人税等の支払い4,149百万円などの減少要因によるものであります。 ③ 投資活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度における投資活動による資金は、有形固定資産の取得による支出4,075百万円、定期預金の増加による支出782百万円などにより、4,749百万円の減少(前連結会計年度比6,229百万円の支出減)となりました。 ④ 財務活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度における財務活動による資金は、配当金の支払い4,584百万円のほか、自己株式の取得による支出945百万円などにより、5,451百万円の減少(前連結会計年度比546百万円の支出増)となりました。 ⑤ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループは、財務体質の健全性確保と、研究開発投資や生産設備投資及びM&Aなどを行うための資金需要に対応してまいります。 当社グループの運転資金及び設備投資資金につきましては、主に内部資金により対応する方針としております。 当社の配当政策としましては、株主の皆様への利益還元を重要課題のひとつとして認識し、業績に応じた中期的に安定的な配当を継続してまいります。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、資産、負債、収益及び費用の計上額に影響を与える見積り及び仮定の策定について、過去の実績や現状に応じて合理的に判断しておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は見積り特有の不確実性を有しているため、実際の結果とは大きく異なる可能性があります。このうち、当連結会計年度において特に重要なものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り) 」に記載しております。 その他、当社グループの連結財務諸表作成のための会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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