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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

セーレン

seiren co.,ltd.3569 · Prime · 繊維製品

繊維加工技術を核に、車輌内装からハイファッション、エレクトロニクス、メディカルまで多角的に展開する素材メーカー。

概要

セーレンは福井市に本社を置く総合繊維メーカーである。1889年に羽二重の精練業として創業し、現在は自動車内装材、衣料用素材、電子材料、環境・生活資材、医療用基材など幅広い繊維製品を手掛ける。2025年3月期の連結売上高は1,597億円、営業利益率は11.21%。従業員数6,506名。自動車シート材とエアバッグが売上の約7割を占め、米国、タイ、中国、ブラジル、インド、インドネシア、メキシコ、ハンガリーの8カ国に生産拠点を持つグローバル企業である。

車輌資材が売上の7割を占める収益構造

セーレンの事業は6つのセグメントで構成される。2025年3月期のセグメント別売上高は、車輌資材が1,152億円(全体の約72%)、ハイファッション213億円、エレクトロニクス133億円、環境・生活資材132億円、メディカル66億円、その他18億円である。営業利益も車輌資材が161億円と大部分を占め、全体の営業利益208億円の78%を稼ぎ出す。車輌シート材とエアバッグが中核であり、完成車メーカー向けに多国籍拠点から供給する。2位以下のセグメントはいずれも100億円前後の売上規模であり、エレクトロニクス事業が高い利益率を示す。

10カ国に広がる生産・販売拠点のネットワーク

セーレングループは日本国内に加え、米国、タイ、中国、ブラジル、インド、インドネシア、メキシコ、ハンガリーの8カ国に自動車内装材の生産拠点を持つ。また、電子関連ではセーレン電子やセーレンアドバンストマテリアルズといった子会社が日本国内で活動するほか、中国に世聯電子(蘇州)を置く。ハイファッション分野ではタイのSaha Seirenが衣料品を生産する。海外売上高比率は開示されていないが、車輌資材の多くが海外で生産され、現地自動車メーカーに納入されている。2026年1月にはNBセーレンを連結子会社化し、国内の産業資材分野を強化した。

29社の子会社から成るグループ体制

セーレンは連結子会社26社、非連結子会社3社、関連会社1社で構成される。主な子会社として、合成繊維を製造するKBセーレン、産業資材のNBセーレン、電子機器のセーレン電子、不動産管理のナゴヤセーレン、染色加工のグンセン、シリコンウェーハ加工のセーレンアドバンストマテリアルズなどがある。海外子会社は各地域の自動車内装材製造を担い、Seiren North America(米国)、Saha Seiren(タイ)、世聯汽車内飾(中国)、Seiren Produtos Automotivos(ブラジル)、SEIREN INDIA、PT. SEIREN INDONESIA、Seiren Viscotec Mexico、SEIREN Hungary Kft.が主要拠点である。グループ全体で一貫生産体制を構築し、原糸から縫製までの工程を内製化する。

非衣料・非繊維分野への多角化戦略

セーレンは「非衣料・非繊維化」を基本戦略の一つに掲げ、繊維技術をコアに電子、宇宙、半導体、医療などへ事業領域を拡大している。エレクトロニクス事業では電磁波シールド材「メタフレックス」や人工衛星・部品の製造、シリコンウェーハの成膜加工とSOIウェーハを手掛ける。メディカル事業ではシルクたんぱく質「セリシン」を活用した化粧品「コモエース」シリーズや、貼付剤基布・絆創膏基布などの医療用基材を製造する。環境・生活資材では建築用資材や健康・介護商品を展開。2025年3月期のエレクトロニクス事業の売上高は前年比21.9%増と成長しており、非衣料分野が収益の多様化に貢献している。

業界の中での役割は自動車内装材・機能性繊維・電子材料等のメーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,718億円
営業利益
208億円
営業利益率
12.1%
純利益
156億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01車輌資材主力

自動車シート材及びエアバッグの製造・販売。国内外の自動車メーカー向けに、多国籍の生産拠点(米国、タイ、中国、ブラジル、インド、インドネシア、メキシコ、ハンガリー)から供給。

主な製品・サービス2
車輌シート材
自動車の座席に使用される内装材。ファブリック、合成皮革などを提供。
エアバッグ
自動車の安全装置であるエアバッグ用の基布および完成品。

02ハイファッション準主力

各種衣料用繊維製品の製造・販売。アパレルブランド向けに生地や縫製品を供給。グループ内で合成繊維の製造(KBセーレン)や仮撚加工等も手掛ける。

03エレクトロニクス準主力

電磁波シールド材の製造・販売、人工衛星及び部品の製造・販売、シリコンウェーハ成膜加工・SOIウェーハ製造・販売、工業用ワイピングクロス、各種電子機器の製造・販売など。先端技術分野をカバー。

主な製品・サービス3
電磁波シールド材
電子機器のノイズ対策用シールド材料。繊維に導電性を付与した製品。
人工衛星及び部品
小型衛星や衛星搭載用部品の設計・製造。
シリコンウェーハ成膜加工・SOIウェーハ
半導体基板の成膜処理やSOIウェーハの製造。

04環境・生活資材準主力

建築用資材、インテリア用資材、健康・介護商品、産業資材向け繊維・不織布等の製造・販売。生活環境全般に関わる機能性資材を提供。

05メディカル副次

化粧品、医療用基材(貼付剤基布、絆創膏基布等)、逆浸透膜スペーサー基材の製造・販売。ヘルスケア分野に繊維技術を応用。

主な製品・サービス3
化粧品
自社ブランドのスキンケア・ヘアケア化粧品。
医療用基材
貼付剤や絆創膏に使用される不織布基材。
逆浸透膜スペーサー基材
水処理用逆浸透膜モジュールに使用されるスペーサー用繊維。

06その他その他

包装フィルム・容器類の原料販売、保険代理業、システム開発・販売、人材派遣事業、不動産賃貸管理など。グループ内で多様なサービスを提供。

製品と技術

車輌シート材とエアバッグの一貫生産

セーレンの主力製品は自動車用シート材とエアバッグである。シート材はファブリックと合成皮革を中心に、高級感と機能性を両立した「クオーレ」シリーズが代表的である。同素材は「本革を超えた新素材」として自動車メーカーに採用される。エアバッグはPET素材を用い、原糸から基布、縫製までの一貫生産を行う。生産拠点は8カ国にわたり、現地の完成車メーカーに供給する。2025年3月期の車輌資材事業売上高は1,152億円で、グループ全体の72%を占める。セーレンは独自のデジタル生産システム「Viscotecs」を活用し、小ロット・短納期・在庫レスでの受注生産を実現している。

電子機器向け電磁波シールド材と人工衛星

エレクトロニクス事業では、導電性ファブリック「メタフレックス」を主力とする。これは柔軟性・伸縮性・耐屈曲性に優れた電磁波シールド材で、スマートフォンやノートPCなどの電子機器に使われる。また、人工衛星および衛星搭載部品の設計・製造も手掛け、宇宙関連分野で実績を積む。さらに、セーレンアドバンストマテリアルズはシリコンウェーハの厚膜酸化膜加工やSOIウェーハを製造し、半導体業界に供給する。2025年3月期の同事業売上高は133億円で、前年比21.9%増と成長分野である。防塵衣用導電糸「ベルトロン」や光ファイバーコネクタ清掃用資材もKBセーレンが製造する。

医療用基材と化粧品への応用

メディカル事業では、繊維技術を医療・ヘルスケア分野に応用する。主な製品は貼付剤基布、絆創膏基布、逆浸透膜スペーサー基材である。KBセーレンが製造する「エスパンシオーネ」は絆創膏用途で売上を伸ばす。また、シルクたんぱく質「セリシン」をベースにした化粧品「コモエース」シリーズを自社ブランドで展開する。セリシンは保湿・美白・抗酸化機能を持ち、スキンケアやヘアケア製品に配合される。2025年3月期のメディカル事業売上高は66億円と規模は小さいが、高付加価値分野として位置づけられる。セーレンは「素材から製品化、BtoBからBtoC」を中期戦略に掲げ、化粧品の直接販売など消費者向けビジネスも拡大中である。

炭素繊維複合材料「セレカーボ」と産業資材

環境・生活資材事業では、建築用資材やインテリア、健康・介護用品のほか、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)用の新型プリプレグ「セレカーボ」を開発している。セレカーボは生産性と物理特性を改善した材料で、航空機や自動車の軽量化用途が期待される。また、瞬間消臭機能を持つ「デオエスト」や「イノドールクイック瞬感消臭」シリーズはアンダーウェアや寝具向けに販売される。KBセーレンが製造するエンプラ繊維「ゼクシオン」(LCP)や「グラディオ」(PPS)は耐熱性・耐薬品性に優れ、産業資材分野で需要がある。2025年3月期の同事業売上高は132億円で、NBセーレン連結により拡大した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

自動車完成車・大手部品の時価総額近傍。太字がセーレン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13116トヨタ紡織4,267億円17.4倍
27012川崎重工業4,078億円18.8倍
37278エクセディ2,979億円20.2倍
47242カヤバ2,405億円7.5倍
56472NTN2,231億円16.0倍
63569セーレン2,201億円12.9倍
75975東プレ1,845億円9.1倍
85192三ツ星ベルト1,373億円16.8倍
95970ジーテクト1,013億円7.3倍
107241フタバ産業999億円6.2倍
117246プレス工業978億円11.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(自動車完成車・大手部品)に従っています。

会社の歴史

沿革 27件

1889年、京越組の設立から精練業の開始

セーレンの起源は1889年、福井市において黒川栄次郎と上田伊八の共同により設立された京越組に遡る。当時、福井県は絹織物の産地であり、輸出用羽二重の精練業を開始した。1911年には福井県内の同業16業者が統合し福井県精練株式会社を設立。その後、1916年設立の福井撚糸染工、1920年設立の福井県絹紬精練など、複数の精練・加工会社が設立された。これらの企業は1923年5月に統合され、福井精練加工株式会社(現セーレン)が誕生する。統合の参加企業は福井撚糸染工、福井県絹紬精練、福井県精練、丸三染練合資組合、島崎織物加工部の5社である。

1923年の統合による福井精練加工設立

1923年5月、福井県内の繊維加工業者5社が統合し、福井精練加工株式会社が設立された。これが現在のセーレンの直接の前身である。統合により、撚糸、精練、染色、加工の各工程を一貫して担う体制が整った。1936年には名古屋工場(現ナゴヤセーレン)を設立し、営業基盤を中部地方に拡大。戦後は1962年12月に大阪証券取引所市場第二部に上場、1969年12月に東京証券取引所市場第二部に上場し、資本市場から資金調達を行う。1973年2月には商号をセーレン株式会社に変更、同年4月には東証・大証とも市場第一部に指定替えとなり、株式市場での地位を確立した。

1970年代、電子・非繊維分野への進出

1970年、セーレン電子株式会社を設立し、繊維以外の分野へ進出を開始する。同年にはアルマジャパン(現セーレンアルマ)を設立し婦人服縫製事業に参入。1985年にはセーレンケーピーを設立し、編織加工の内製化を進めた。1989年にはデプロを設立し捺染製版事業に進出。これらの動きは、繊維加工の川下から川上へと事業領域を広げる戦略の一環である。また、1986年にはSeiren U.S.A. Corporationを米国に設立し、初の海外拠点を開設。これが後のグローバル展開の起点となる。1990年代に入ると、自動車内装材の需要増加に対応するため、海外生産拠点の設立を加速させる。

1994年から2000年代、自動車内装材のグローバル生産体制構築

1994年、タイにSaha Seiren Co., Ltd.を設立し、東南アジアでの自動車内装材生産を開始。1997年にはブラジルにSeiren Produtos Automotivos Ltda.を設立し南米市場に参入。2001年には米国にViscotec Automotive Products(現Seiren North America)を設立。2002年には中国・蘇州に世聯汽車内飾(蘇州)有限公司を設立し、中国市場での現地生産を開始する。2004年には北米にデザインセンターを開設。2005年にはKBセーレンを設立し、合成繊維の一貫生産を強化。以後、インド(2006年)、インドネシア(2011年)、メキシコ(2012年)、ハンガリー(2016年)と次々に拠点を拡大し、現在8カ国に自動車内装材の生産ネットワークを持つに至る。

2005年、KBセーレン設立と事業再編

2005年5月、セーレンはKBセーレン株式会社を設立し、合成繊維の製造・販売を分社化する。同時に大阪証券取引所市場第一部の上場を廃止し、東証一部単独上場となる。KBセーレンはポリエステルやナイロンなどの原糸製造を担い、グループ内の一貫生産体制の中核となる。また、同社はエンプラ繊維(LCP繊維「ゼクシオン」、PPS繊維「グラディオ」)や工業用ワイピングクロス、医療用基材など多様な製品を生産し、非衣料分野の拡大に貢献する。この再編により、セーレングループは原糸から縫製までのバリューチェーンを完全に内製化し、小ロット・短納期・在庫レスを強みとするビジネスモデルを確立した。

2026年、NBセーレン連結で産業資材を強化

2026年1月、セーレンはNBセーレン株式会社を連結子会社化する。NBセーレンは産業資材向け繊維や不織布、包装フィルム原料販売などを手掛け、これまでセーレングループのカバー範囲外だった分野を補完する。この連結により、セーレンの2026年3月期の売上高は1,718億円(前期比7.6%増)、営業利益208億円(同16.6%増)と過去最高を更新した。車輌資材事業にはNBセーレンの自動車向け資材が加わり、環境・生活資材やメディカル事業にも同社の製品が寄与した。NBセーレンの取り込みは、セーレンの「非衣料・非繊維化」戦略を加速し、既存の自動車内装材偏重からバランスの取れた事業ポートフォリオへの転換を促す。

年表27件を開く

1880年代

  • 1889年創業福井市において、黒川栄次郎、上田伊八両氏の共同により京越組が設立され、輸出羽二重の 精練業を開始

1910年代

  • 1911年8月M&A福井県内の同業の16業者が統合し、福井県精練㈱を設立
  • 1916年5月福井撚糸染工㈱設立
  • 1919年12月群馬整染㈱(現グンセン㈱)設立(現・連結子会社)

1920年代

  • 1920年9月福井県絹紬精練㈱設立
  • 1923年5月M&A福井撚糸染工㈱、福井県絹紬精練㈱、福井県精練㈱、丸三染練合資組合、島崎織物㈱加工部の 統合により、福井精練加工㈱(現 セーレン㈱)を設立

1930年代

  • 1936年11月㈱福井精練名古屋工場(現 ㈱ナゴヤセーレン)設立(現・連結子会社)

1960年代

  • 1962年12月上場大阪証券取引所市場第二部に上場
  • 1967年3月セーレン殖産㈱(現 セーレン商事㈱)設立(現・連結子会社)
  • 1969年12月上場東京証券取引所市場第二部に上場

1970年代

  • 1970年10月セーレン電子㈱設立(現・連結子会社)
  • 1971年11月アルマジャパン㈱(現 セーレンアルマ㈱)設立(現・連結子会社)
  • 1973年2月商号変更商号をセーレン株式会社に変更
  • 1973年4月東証・大証とも市場第一部に指定替
  • 1973年7月セーレンミサワホーム㈱(元 セーレンハウジング㈱)設立(元・連結子会社)

1980年代

  • 1985年4月セーレンケーピー㈱設立(現・連結子会社)
  • 1986年10月Seiren U.S.A. Corporation設立(現・連結子会社)
  • 1988年10月㈱セーレンシステムサービス設立(元・連結子会社)
  • 1989年2月㈱デプロ設立(現・連結子会社)
  • 1989年7月㈱セーレンオーカス設立(元・連結子会社)

1990年代

  • 1994年12月Saha Seiren Co., Ltd.設立(現・連結子会社)
  • 1997年8月Seiren Produtos Automotivos Ltda.設立(現・連結子会社)

2000年代

  • 2001年8月Viscote c Automotive Products, LLC(現 Seiren North America, LLC)設立(現・連結子会社)
  • 2002年12月世聯汽車内飾(蘇州)有限公司設立(現・連結子会社)
  • 2004年3月セーレンコスモ㈱設立(現・連結子会社)
  • 2004年7月Viscotec World Design Center, LLC(現 Seiren Design Center North America, LLC)設立(現・連結子会社)
  • 2005年5月上場KBセーレン㈱設立(現・連結子会社)大阪証券取引所市場第一部上場廃止

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    IT化・ビジネスモデル転換

    DX推進により独自のデジタル生産システム「Viscotecs」とSCMを強化し、小ロット・短納期・在庫レス・低コストを追求する21世紀型ビジネスモデルを完成させる。パーソナルオーダーシステムの販売拡大やスマートファクトリー化にも取り組む。

  2. 02

    非衣料・非繊維化

    繊維技術を基盤に、次世代車両シート材、エアバッグ、炭素繊維、人工衛星、半導体、エレクトロニクス素材、環境・メディカル、非繊維ビスコテックスの8成長分野で事業拡大を図る。具体的には高機能素材の拡販や新規用途開拓を進める。

  3. 03

    グローバル化

    地政学リスクなどを注視しつつ、新興国市場での収益拡大とグローバル最適地生産・調達を強化する。ハンガリー拠点での欧州向け車両シート材拡販や、中国・上海拠点での差別化商材販売拡大を進める。

  4. 04

    企業体質の改革

    意識改革(役割責任明確化、企業理念徹底)、研究開発力強化、資本効率向上(PBR、ROEなど)、グループ連結経営強化、本社改革、人材育成・確保、サステナビリティへの取り組み(省エネ、健康経営、コーポレートガバナンス)を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で6,506人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は714万円で、9期前と比べて+21.2%平均年齢は43.9歳、平均勤続年数は19.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月5,148
2018年3月5,445
2019年3月58941.717.65,970
2020年3月60641.817.65,786
2021年3月56442.218.15,590
2022年3月62442.818.76,341
2023年3月63543.419.26,200
2024年3月66243.819.66,108
2025年3月68943.819.66,228287
2026年3月71443.919.76,506320

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
男性育休取得率74.2%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)78.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社26(国内 16 / 海外 10、うち連結子会社 16) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
岡崎工場 — 愛知県 岡崎市8,170百万円
車輌資材 環境・生活資材 メディカル
本社 — ハンガリー、バラニャ県7,672百万円
車輌資材
本社 — 中国蘇州6,518百万円
車輌資材
北陸合繊工場 — 福井県 鯖江市5,975百万円
車輌資材 ハイファッション エレクトロニクス 環境・生活資材 メディカル
TPF事業所 — 福井県坂井市5,159百万円
車輌資材 ハイファッション エレクトロニクス
本社 — 中国河北3,878百万円
車輌資材
本社 — メキシコ、グアナファト州3,796百万円
車輌資材
新田事業所 — 福井県福井市2,558百万円
車輌資材 ハイファッション エレクトロニクス 環境・生活資材
本社 — 米国、ノースカロライナ州1,953百万円
車輌資材
長浜工場 — 滋賀県 長浜市1,728百万円
車輌資材 ハイファッション エレクトロニクス 環境・生活資材 メディカル
ほか14件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    KBセーレン 株式会社
    福井県 鯖江市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    NBセーレン 株式会社
    愛知県 岡崎市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    セーレン商事 株式会社
    福井県 福井市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    セーレン電子 株式会社
    福井県 坂井市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 ナゴヤセーレン
    福井県 福井市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    グンセン 株式会社
    群馬県 伊勢崎市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    セーレンケーピー 株式会社
    福井県 福井市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    セーレンアルマ 株式会社
    福井県 坂井市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社デプロ
    福井県 坂井市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    セーレンコスモ 株式会社
    福井県 福井市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    セーレンアドバンストマテリアルズ株式会社
    福井県 福井市 · 連結子会社
    議決権94.9%
  • 国内
    KBセーレン・DTY 株式会社
    福井県 福井市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社14社を開く
  • Seiren U.S.A. Corporationアメリカ100%
  • Seiren North America, LLCアメリカ100%
  • Seiren Design Center North America, LLCアメリカ100%
  • 世聯汽車内飾(蘇州)有限公司中国100%
  • 世聯電子(蘇州)有限公司中国100%
  • 世聯美仕生活用品(上海)有限公司中国100%
  • Saha Seiren Co.,Ltd.タイ97%
  • Seiren Produtos Automotivos Ltda.ブラジル95%
  • SEIREN INDIA PRIVATE LIMITEDインド100%
  • PT. SEIREN INDONESIAインドネシア100%
  • Seiren Viscotec Mexico S.A. de C.V.メキシコ100%
  • 世聯汽車内飾(河北)有限公司中国100%
  • 広東世聯美仕汽車内飾 有限公司中国100%
  • SEIREN Hungary Kft.ハンガリー100%
国際子会社 (GLEIF登録 1社)
  • INSEIREN INDIA PRIVATE LIMITED

国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,718億円営業利益208億円前期と比べると増収増益で、売上が+7.6%、利益が+16.2%。

売上高
+7.6%
1,718億円
営業利益
+16.2%
208億円
純利益
+12.2%
156億円
営業利益率
12.1%
前期比 +0.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,953億円1,718億円
営業利益226億円208億円
純利益157億円156億円
1株あたり配当¥76¥76

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は491億円、営業利益は67億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+51.1%、営業利益は+131.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q35116
2024年1Q325298.931
2024年2Q342319.127
2024年3Q3724010.829
2024年4Q38035
2025年2Q7808210.567
2025年4Q8179711.972
2026年2Q81010312.780
2026年4Q90810511.676
2027年1Q4916713.647

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は904億円から1,718億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は12.1%。売上は5期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月9044527
2014年3月9806442
2015年3月1,0387349
2016年3月1,0728861
2017年3月1,08110370
2018年3月1,14810669
2019年3月1,22711682
2020年3月1,20311386
2021年3月9879563
2022年3月1,09811986
2023年3月1,324153110
2024年3月1,419162122
2025年3月1,59717919311.2139
2026年3月1,71820822012.1156

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,718億円のうち、営業利益として残るのは208億円12.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は156億円、売上の9.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.9%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金72.6%1,247億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.3%263億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.1%208億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
27.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+8.2pt
12.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+4.9pt
9.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+4.8pt
10.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが178億円、投資CFが−195億円で、差し引きのフリーCFは−17億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は342億円で、売上の2.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月79−4693378
2014年3月85−77−33861
2015年3月86−29−2757100
2016年3月106−93−81395
2017年3月119−27−5892122
2018年3月110−86−1424132
2019年3月86−56−3530122
2020年3月154−70−3884167
2021年3月130−19123111395
2022年3月97−87−6610355
2023年3月129−96−7033341
2024年3月135−53−7082375
2025年3月205−118−7887403
2026年3月178−195−57−17342

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は2,239億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,618億円で、自己資本比率は71.8%(業種中央値57.9%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月94350843553.2
2014年3月1,02158144056.4
2015年3月1,09566543060.2
2016年3月1,11267643660.2
2017年3月1,12671441262.8
2018年3月1,22277844463.0
2019年3月1,26775551258.5
2020年3月1,26579746862.0
2021年3月1,44780963855.0
2022年3月1,55591863758.2
2023年3月1,6781,05862062.3
2024年3月1,8751,24762866.0
2025年3月1,9921,43955371.7
2026年3月2,2391,61862171.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
389億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,069億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
190億円
在庫として抱えている分
負債合計
621億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
94
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率24 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

繊維製品 48社との比較

同じ繊維製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率48社中5位あたり、逆に低いのは配当利回り48社中41位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.3%/中央値 5.5%
P25 2.7%P75 10.3%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
12.1%/中央値 3.9%
P25 1.4%P75 9.8%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
71.8%/中央値 57.9%
P25 39.9%P75 72.6%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
7.6%/中央値 0.5%
P25 -4.6%P75 5.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.2%/中央値 3.0%
P25 2.6%P75 4.2%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,405で、1年前と比べて+13.1%過去52週の値幅のなかでは64%の位置にある。

¥3,405-4.1%1ヶ月+1.3%1年+13.1%時価総額2,201億円
過去52週の値幅
安値¥2,951高値¥3,665

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.9倍
PER (会社予想)12.7倍
PBR1.21倍
配当利回り2.23%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

1ヶ月で-8.3%と下落。25日線(3327.2円)を大幅に下回り、直近3165円。52週高値3665円からは14%下落、安値2368円からは+34%。出来高は7/10に24.7万株と増加し、売り圧力強まる。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 12.0倍は業界平均25.5倍を大きく下回り割安。PBR 1.15倍は業界平均0.99倍をやや上回るが、ROE 10.3%と高収益で補完。配当利回り2.33%は業界平均2.13%を上回る。ただし売上・利益は増加傾向にあるものの、配当性向30.9%とやや低く、株主還元に改善余地がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.9倍26.6倍
PER (予想)12.7倍
PBR1.21倍1.01倍
ROE10.3%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

自動車生産の回復と内装の高級化が追い風。強気派は、世界的な自動車生産台数増加と、EVシフトに伴うシートの軽量化・高機能化ニーズが同社の技術力を活かすと評価。2025/3期も増収増益で、PER12倍と割安感もある。弱気派は、自動車業界のサプライチェーン変動(特にEV化)によるリスクや、中国メーカーなどとの競争激化を懸念。また、繊維業界全体の需給緩和が収益を圧迫する可能性も指摘。

プラスに働く材料7
  • 自動車生産回復の恩恵

    世界の自動車生産台数回復により受注が増加。

  • 高付加価値シートの需要

    EVシフトで軽量・高機能シートのニーズが拡大。

  • バリュエーションの割安感

    PER約12倍と業界平均比で割安。

  • 2026年3月期の増収増益と営業利益208億円2026年5月決算影響

    営業利益179億→208億、前期比16%増

  • 営業利益率12.1%と高水準維持2026年3月期影響

    営業利益率12.1%で収益性良好

  • PBR1.15倍の割安感、ROE10.3%で改善余地継続影響

    PBR1倍近辺で株価純資産倍率割安

  • 外国人保有22.7%と高く、グローバル投資家の買い継続影響

    外国人保有比率高く、海外需要取り込み期待

マイナスに働く材料7
  • 自動車業界依存のリスク

    特定顧客への依存度が高く、需要変動の影響を受けやすい。

  • グローバル競争の激化

    中国・新興国メーカーとの価格競争が激化。

  • 繊維業界の構造問題

    国内繊維市場は縮傾向で、長期的な成長は見込みにくい。

  • 繊維需要の景気感応度の高さ不定影響

    売上高1718億円、景気後退で減少リスク

  • 原材料費上昇によるコスト増継続影響

    営業利益率12%だが、原料高で圧迫される可能性

  • PER11.99倍と業界平均並みで割安感薄い継続影響

    PER12倍で成長率を考慮すれば割安ではない

  • 時価総額2046億円で大型株だが、成長鈍化懸念2027年3月期影響

    売上高成長率7.6%とやや鈍化傾向

次の決算で確かめる点
自動車向け売上高
主力事業の動向を直接示す。
営業利益率
収益性の健全性を確認。
海外売上比率
グローバル展開の進捗度。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり76で、前期から+11.8%いまの株価に対する利回りは2.23%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥76
1株あたり
配当利回り
2.23%
いまの株価に対して
配当性向
30.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3042.7
2018年3月300.047.9
2019年3月3516.765.9
2020年3月362.942.0
2021年3月360.037.8
2022年3月385.632.7
2023年3月4621.126.1
2024年3月5315.228.0
2025年3月6828.332.0
2026年3月7611.830.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥76

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ6,969人。区分でいちばん多いのは金融機関38.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が50.2%を占め、残る49.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関36.637.336.339.738.638.1
個人・その他34.133.433.930.725.625.4
外国法人13.713.913.914.220.822.7
事業法人15.014.814.514.413.712.1
自己株式17.017.017.114.49.39.0
証券会社0.60.61.41.01.31.7

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社日本カストディ銀行(信託口)11.78
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)11.41
03株式会社北陸銀行3.63
04SG/UCITS V/INV (常任代理人 香港上海銀行東京支店)3.21
05セーレン共栄会3.11
06GOVERNMENT OF NORWAY (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)2.53
07旭化成株式会社2.51
08日本生命保険相互会社2.33
09東京海上日動火災保険株式会社1.75
10久光製薬株式会社1.69

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-08-28
    三井住友DSアセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    12.05%
    +0.40pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+482%、1株純資産は14期で+224%。直近期のROEは10.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月468445.713.278.1
2014年3月719657.812.042.3
2015年3月821,1048.013.139.2
2016年3月1031,1219.212.338.1
2017年3月1181,18310.214.142.7
2018年3月1161,2889.417.147.9
2019年3月1391,32310.911.865.9
2020年3月1541,41411.28.542.0
2021年3月1141,4857.917.137.8
2022年3月1591,68510.113.932.7
2023年3月2051,95111.311.326.1
2024年3月2272,23510.712.228.0
2025年3月2422,43710.410.132.0
2026年3月2652,73510.311.630.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

30名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は30名。2026/3期の役員報酬は総額934百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約24倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
川田達男代表取締役会長 最高経営責任者86231,030
于輝代表取締役 海外事業担当6310,200
山田英幸代表取締役 経営執行責任者 技術責任者 研究開発・品質・生産技術統括6455,600
川田浩司代表取締役 戦略責任者 マーケティング責任者 グローバル営業統括、経営企画本部長5551,700
勝木知文取締役 管理部門責任者 業務統括本部長、グローバル業務監査室長6438,600
北畑隆生取締役76
佐々江賢一郎取締役74
小林充佳取締役68
橋野知子取締役58
吉田博昭常勤監査役6822,700
牧田博行監査役7459,400
貝阿彌誠監査役74
残りの役員18名を開く
氏名役職年齢
高坂敬三監査役80
竹澤康則常務執行役員
寺前勝基常務執行役員
泉朋広常務執行役員
木村洋上席執行役員
福田正一上席執行役員
細田富士雄執行役員
久嶋祐司執行役員
鈴木基之執行役員
竹川徹執行役員
佐藤正典執行役員
高坂貴浩執行役員
塩見秀数執行役員
古谷祐巳執行役員
川邊秀典執行役員
吉田浩巳執行役員
齋藤常治執行役員
清水紀英執行役員

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5390186162840168
社外取締役6575710
監査役2373719

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,461字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社29社(うち連結子会社26社)及び関連会社1社で構成され、「車輌資材」「ハイファッション」「エレクトロニクス」「環境・生活資材」「メディカル」を主な事業として展開しております。 当社及び当社の関係会社が営む主な事業内容と、当該事業における位置づけは、次のとおりであります。 車輌資材事業は、車輌シート材及びエアバックの製造・販売を行っております。主な関係会社は、当社、KBセーレン㈱、NBセーレン㈱、Seiren North America, LLC(米国)、Saha Seiren Co.,Ltd.(タイ)、世聯汽車内飾(蘇州)有限公司(中国)、世聯汽車内飾(河北)有限公司(中国)、広東世聯美仕汽車内飾有限公司 (中国)、Seiren Produtos Automotivos Ltda.(ブラジル) 、SEIREN INDIA PRIVATE LIMITED(インド)、PT. SEIREN INDONESIA(インドネシア)、Seiren Viscotec Mexico S.A. de C.V.(メキシコ)及びSEIREN Hungary Kft.(ハンガリー)であります。 ハイファッション事業は、各種衣料用繊維製品の製造・販売を行っております。主な関係会社は、当社、KBセーレン㈱、グンセン㈱及びSaha Seiren Co.,Ltd.であります。また、KBセーレン㈱では、合成繊維の製造・販売を行っており、KBセーレン・DTY㈱が仮撚加工及びサイジング工程を担っております。 エレクトロニクス事業は、当社が、電磁波シールド材の製造・販売の他、人工衛星及び人工衛星部品の製造・販売等を行っております。また、KBセーレン㈱は工業用ワイピングクロスやエンプラ繊維等を製造・販売し、セーレン電子㈱が各種電子機器の製造・販売を行っております。セーレンアドバンストマテリアルズ㈱ではシリコンウェーハの成膜加工、SOIウェーハ製造・販売及び各種基板販売を行っております。 環境・生活資材事業は、当社が建築用資材、インテリア用資材及び健康・介護商品の製造・販売を行っております。また、NBセーレン㈱は産業資材向け繊維や不織布等を製造・販売し、KBセーレン㈱は各種生活資材の製造・販売を行っております。 メディカル事業は、当社が化粧品及び医療用基材を製造・販売しております。KBセーレン㈱では貼付剤基布、絆創膏基布等医療用繊維製品や逆浸透膜スペーサー基材の製造・販売を行っております。 その他の事業は、NBセーレン㈱で包装フィルム、容器類の原料販売、セーレン商事㈱で保険代理業、システムの開発及び販売、セーレンコスモ㈱で人材派遣事業、㈱ナゴヤセーレンで不動産賃貸管理事業を行っております。 セーレンケーピー㈱では主として当社製品の編織加工を行い、セーレン商事㈱及び世聯美仕生活用品(上海)有限公司(中国)では物品の販売等を行っており、当社は原材料等を仕入れております。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注意事項(セグメント情報等)」をご参照ください。 事業の系統図は次のとおりであります。 子会社及び関連会社は、次のとおりであります。 連結子会社 KBセーレン株式会社   各種繊維製品の製造、販売 NBセーレン株式会社   各種繊維製品の製造、販売 セーレン商事株式会社   各種物品の販売、保険代理業、不動産管理業、システムの開発及び販売 セーレン電子株式会社   各種電子機器の製造、販売 株式会社ナゴヤセーレン   不動産賃貸管理事業 グンセン株式会社   各種繊維製品の染色加工 セーレンケーピー株式会社   各種繊維・織編物の製造 セーレンアルマ株式会社   婦人服の企画、縫製 株式会社デプロ   捺染用及びスクリーン印刷用製版、販売 セーレンコスモ株式会社   労働者派遣業 セーレンアドバンストマテリアルズ株式会社   シリコンウェーハの成膜加工、SOIウェーハ製造、販売及び各種基板販売 KBセーレン・DTY株式会社   仮撚加工、織物用サイジング、織布 Seiren U.S.A. Corporation   米国、中国関連会社の統括、管理 Seiren North America, LLC   自動車内装材の企画、製造、販売 Seiren Design Center North America, LLC   自動車内装材の企画 世聯汽車内飾(蘇州)有限公司   自動車内装材等の企画、製造、販売 世聯電子(蘇州)有限公司   各種電子機器の販売 世聯美仕生活用品(上海)有限公司   各種物品の販売 Saha Seiren Co., Ltd.   自動車内装材及び衣料等の企画、製造、販売 Seiren Produtos Automotivos Ltda.   自動車内装材の企画、製造、販売 SEIREN INDIA PRIVATE LIMITED   自動車内装材の企画、製造、販売 PT. SEIREN INDONESIA   自動車内装材の企画、製造、販売 Seiren Viscotec Mexico S.A. de C.V.   自動車内装材の企画、製造、販売 世聯汽車内飾(河北)有限公司   自動車内装材の製造、販売 広東世聯美仕汽車内飾有限公司   自動車内装材の製造、販売 SEIREN Hungary Kft.   自動車内装材の製造、販売 非連結子会社 福井大手町ビル株式会社   建物及び附属設備の管理運営及びメンテナンス セーレンシステムテクノロジー株式会社   ソフトウェアの開発、販売、保守 株式会社上條精機    精密機械部品の製造、販売 関連会社 ケーシーアイ・ワープニット株式会社   生地製造、起毛
経営方針・対処すべき課題3,754字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社が判断したものであります。 (1)経営の基本方針 当社グループは、「21世紀のグッドカンパニー」の実現を目指し、株主・取引先・社員・地域社会の皆様方から高い信頼を得られる企業経営を基本方針としております。この方針のもと、株主、お客様の視点に立ち、「五ゲン主義(原理・原則・現場・現物・現実)」活動を共通の意識として、企業構造の革新と企業体質の改革に積極的に取り組んでおります。また「のびのび いきいき ぴちぴち」の経営理念のもと、社員一人ひとりが自主性・責任感・使命感を持ち、不条理・矛盾を許さないフェア精神とコンプライアンス精神とを持って企業活動を行っております。これらを確実に推進することによって、より高い付加価値の創造と企業価値の向上、さらには企業の社会的責任を果たすことにつながるものと考えております。 (2)経営環境及び中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題等 雇用・所得環境の改善を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移したものの、物価動向やエネルギー及び原材料価格、為替動向に加え、米国の通商政策の動向や海外経済の先行き、中東情勢を含む地政学リスク等により、先行き不透明な状況が続き、経営環境については一層の注視が必要です。セーレングループは、変化し続ける経営環境においても、常にお客様のニーズに応え、かつ安定した収益確保と継続的な企業成長を果たすため、当社グループの企業文化である「五ゲン主義」に立ち返り、「個々の役割と責任のもと、一人ひとりが付加価値を創り出す」という原理に基づき仕事を行ってまいります。 その基本戦略は下記の4点であります。 ①「IT化・ビジネスモデル転換」・・ITを活用し、新しいビジネスモデルを構築 ②「非衣料・非繊維化」・・・・・オンリーワン技術の活用による新規事業の創出 ③「グローバル化」・・・・・・・地球規模での事業展開 ④「企業体質の改革」・・・・・・のびのび いきいき ぴちぴちで、強い企業体質へ これら4つの基本戦略の制定から今日に至るまで、幾たびの経済環境や社会構造、そして流通構造の激しい変化がありました。それらを越えた今、得られた成果を評価すると、この基本戦略は、いつの時代においても将来を見据えた確かな戦略であったと確信しております。次の新たな飛躍を目指し、「素材から製品化、BtoBからBtoC」を中期事業戦略におき、従来よりも付加価値の高い流通ポジションにおける販売事業拡大を進め、高収益モデルへの転換に取り組んでまいります。 ① IT化・ビジネスモデル転換 企画・製造・販売の「流通一貫機能」と原糸製造から縫製までの「一貫生産体制」による「小ロット・短納期・在庫レス・オンネット・低コスト・省資源・省エネルギー」を進化させ、生活者のニーズ・CS(顧客満足度)に100%対応しつつ、ムダ・ロスのゼロを実現する21世紀型ビジネスモデルの完成を目指します。 1)DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、当社独自のデジタルプロダクションシステム「Viscotecs®」とSCM(サプライチェーン・マネジメント)システムをさらにレベルアップさせ、ビジネスモデルの基盤を強化。 2)パーソナルオーダーシステム「Viscotecs make your brand®」の販売拡大に向け、バーチャル試着など利便性を高めたシステムやコンテンツを改良。在庫レス小売を目指した新しいビジネスモデルによるSPA事業を拡大するとともに、BtoBビジネスにおいても、同システムの事業を展開。 3)原糸製造から縫製までの「一貫生産体制」を活用し、製品化・部品化の拡大及びBtoCビジネスの拡大。 4)AIやロボットを活用した生産工場のスマートファクトリー化による業務効率化・生産性向上推進。 5)NBセーレン㈱とのシナジー創出による新規事業の早期事業化、既存資産の有効活用による投資効率の向上。 ② 非衣料・非繊維化 繊維技術をコアとして、そこから派生する繊維加工技術、応用化学、機械工学、ITを活用し、「次世代車種シート材」「一貫生産エアバッグ」「炭素繊維」「人工衛星」「半導体」「エレクトロニクス素材」「環境・メディカル」「非繊維ビスコテックス」の8つの成長分野の事業を拡大してまいります。 1)車輌内装材向けの高級感と優れた機能性を備えた“本革を超えた新素材”「クオーレ®」の拡販及びファッション、産業資材分野等における新規用途開拓。 さらなる快適機能や高耐久性能の付加、非繊維ビスコテックスとの融合による高付加価値品の開発と拡販。 2)エアバッグ向けPET素材の拡販及び糸からの一貫生産による事業拡大。 3)炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の生産性と物理特性を変える新型プリプレグ「セレカーボ®」の用途開発と拡販。 4)人工衛星及び人工衛星部品の開発・製造・販売等、宇宙関連分野の事業拡大。 5)セーレンアドバンストマテリアルズ㈱の独自技術である、厚膜熱酸化膜付ウェーハや各種SOIウェーハの拡販。 6)柔軟性、伸縮性、耐屈曲性に優れた導電性ファブリック「メタフレックス®」の用途開発と市場拡大及び拡販。 7)KBセーレン㈱のエンプラ繊維である、LCP繊維「ゼクシオン®」及びPPS繊維「グラディオ®」の用途開発と市場開拓及び拡販。 8)シルクたんぱく質「セリシン」をベースにした当社オリジナル化粧品「コモエース®」シリーズやヘルスケア商品の拡販、及びセリシンの優れた機能である保湿、美白、酵素安定、細胞保護、抗酸化機能などを応用した医療分野などへの参入・拡販。 9)瞬間消臭機能を備えた「デオエスト®」(用途:アンダーウエア)、「イノドールクイック瞬感消臭®」シリーズ(用途:ブランケット、シーツ、介護商品など)の拡販。 10)ビスコテックスによる非繊維材料(金属、陶器、樹脂、ガラス、コンクリートなど)に対する加飾ビジネスの顧客開拓及び拡販。(用途:車輌用インストルメントパネル、外壁資材など) ③ グローバル化 地政学リスクや世界経済の動向、米国関税政策など、国際的な市場環境の変化を注視し、柔軟かつ迅速な対応を行ってまいります。また、少子高齢化による人口減少、国内市場縮小が見込まれるなか、今後さらなる経済成長が期待される新興国市場での収益拡大を図るとともに、グローバルでの最適地生産・最適地仕入等、グループ経営の強化を進めてまいります。 1)海外生産能力増強による車輌資材事業の世界シェア拡大。SEIREN Hungary Kft.(ハンガリー)を拠点に、環境意識の高い欧州における合成皮革の車輌シート材の拡販。 今後成長が見込まれるインド、ブラジル等の新興国市場において、生産・販売体制の強化を図り、グローバルでの事業拡大を推進。 2)上海を拠点とする世聯美仕生活用品(上海)有限公司(中国)によるセーレングループ差別化商材の拡販。 ④ 企業体質の改革 1)意識改革 A)仕事の目的を理解し、その目的を完遂するための役割と責任の明確化。 B)企業理念「のびのび いきいき ぴちぴち」「五ゲン主義(原理・原則・現場・現物・現実)」の徹底。仕組みとしての「整流」「見える化」「見つけましたね運動」「革命的VA活動」等の浸透・定着。 2)研究開発力の強化 技術開発、設備開発、ソフト開発などへの積極的な投資と環境づくり。 3)資本効率の向上と収益力の強化 PBR(株価純資産倍率)、ROE(自己資本当期純利益率)、PER(株価収益率)などの向上。 4)グループ連結経営の強化 グループ企業価値を最大化すべく、グローバル本社体制による、グループ企業のガバナンス強化。グループ各社の役割・責任を明確にし、効率的で最適な企業統治システムを構築するとともに、各社の事業の見直し・選択と集中を行う。 5)本社改革 スピード経営のための仕組みやシステムの構築、会長・社長スタッフとしての役割機能強化。 6)人材の育成・確保、雇用安定 21世紀型の高付加価値新規事業の創出やグローバル事業の拡大にあたり不足する新たなニーズにマッチングする人材の育成及び確保。中期戦略を見据えた、グループ全体の人員戦略見直しと、ローテーションや人材育成を含めた適切な施策実施。 7)サステナビリティへの取り組み A)省エネルギー活動及び環境対応型製品の開発に取り組むことにより、ロス・ムダの削減、リサイクルの推進、環境負荷の低減を図る。 B)「21世紀型企業への変革」を進めるためには、社員一人ひとりが心身ともに健康で、活力溢れることが不可欠との考えのもと、健康経営に取り組む。 C)会社法、金融商品取引法に基づいたコーポレート・ガバナンスや内部統制システムを構築・推進し、企業統治や企業活動の透明性を高める。 以上、今後も“変えよう、変わろう”を合言葉に、改革の手を緩めることなくこれらの課題を着実に具現化し、「生活価値創造企業」を目指して邁進していきます。
事業等のリスク3,058字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のあるリスクとしては、以下のようなものがあり、いずれも関連する当社事業グループの経営成績及び財政状況等に影響を及ぼす可能性があります。なお、文中における将来に関するリスクは、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1) 海外活動に潜在するリスクについて 当社グループは、グローバル化に対応するため、海外(米国、ブラジル、タイ、中国、インド、インドネシア、メキシコ、ハンガリー)に子会社を設立し製造・販売活動を行っておりますが、これらの地域・国において、各国の法制や税制の変更、通商・関税政策の動向を含む政治的・社会的・経済的状況の変化や地政学リスクの顕在化等に伴う様々なカントリーリスクが内在しています。グループ内や外部機関などを通じた情報収集を行い、その予防・回避に努めておりますが、当社の予想を超える範囲でこれらの事象が生じる可能性があります。 (2) 為替相場の変動について 当社グループは、グローバルに事業を展開しており、各地域における現地通貨建て財務諸表の各項目は、円換算時の為替レートの変動により、現地通貨における価値が変わらなかったとしても、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、為替レートの変動は製品の相対的な価格や、仕入コストに影響を与える可能性があります。これに対し当社グループでは、グローバルに生産拠点を配置し、最適地生産・最適地仕入を行うなど、このリスクを軽減するよう努めております。 (3) エネルギー・原材料価格の変動リスクについて 当社グループは、エネルギー源として、主に原油・ガス・電気を使用しておりますが、再生可能エネルギー発電促進賦課金の上昇や電力調達コスト増加に伴い電気料金の価格が上昇すると、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループの製品は、石油化学製品を原材料にしているものが多く、その仕入価格が原油価格の変動の影響を大きく受ける可能性があります。これらのリスクに対し当社グループでは、エネルギー転換や合理化投資を進めるとともに、企画・製造・販売の機能連携により徹底した原価低減に取り組んでおります。 (4) 急速な技術革新について 当社グループの各事業分野において新しい技術が急速に発展しております。特にエレクトロニクスなどの分野においては技術革新の速度は顕著であり、また、AI(生成AIを含む)技術の急速な進展は、当社グループの事業機会となりうる一方で、既存のビジネスモデルや競争環境に変化をもたらす可能性があります。これらに対して競争力を維持するため迅速かつ優れた費用対効果による研究開発や製造・販売のための施策を講じています。しかし、最大限の注意・努力を払って施策を講じたとしても、全てが必ず成功する保証はなく、これらが予定どおり進展しなかった場合は、競争力を保てない可能性があります。 (5) 訴訟などについて 法令の遵守や知的財産侵害の防止については、専門部署などで万全のチェック体制をとっていますが、最大限のチェックを行ったとしても解釈の相違などにより訴えられる可能性があり、その場合は、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (6) 事故・災害・感染症等について 当社グループは、事故・災害等の未然防止に向けて、安全衛生対策、防災教育、防災訓練、防火設備点検等の事故・災害拡大防止対策を積極的に推進しています。しかしながら、大規模事故や地震・洪水・台風・感染症の流行等の大規模災害が発生した場合、生産能力への影響やサプライチェーンの機能不全等により、事業活動が遅延または中断する可能性があります。 (7)製造物責任について 当社グループは、品質管理には万全を期しておりますが、予期し得ない重大な品質問題が発生する可能性は皆無ではありません。そうした事態に備えるため保険にも加入しておりますが、万が一、大規模なリコールや製造物責任賠償につながるような製品の欠陥が発生した場合、当社グループの評価に重大な影響を与え、多額の追加コストが発生し、当社グループの業績及び財政状態に多大な悪影響を及ぼす可能性があります。 (8)情報管理について 当社グループは、BtoC事業など様々な事業活動を通じ、個人情報をはじめとする多数の重要な機密情報を取り扱います。これらの情報については、社内規程に基づく運用管理、システムの整備やセキュリティソフトの導入を行い、情報システム等に対する徹底した従業員教育により対策を講じておりますが、高度化するサイバー攻撃やランサムウェア等の脅威により、不測の事故による情報流出やシステム障害が発生した場合は、当社グループの評価に重大な影響を与え、損害賠償などの費用が発生し、当社グループの業績及び財政状態に多大な悪影響を及ぼす可能性があります。 (9) 人材確保について 少子高齢化に伴い労働力人口が減少するなか、21世紀型の高付加価値新規事業の創出やグローバル事業の拡大を重点的に推し進めるうえで、新たなニーズにマッチングする人材の不足が懸念されます。専門性を有した人材の確保、育成ができない場合、当社グループの競争力の低下や、事業活動が停滞するなど悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、新卒採用に加え積極的なキャリア採用に取り組んでおり、社外のあらゆるチャネルを活用するとともに、社内における挑戦マインドを刺激し、多様な人材確保を進めてまいります。なお、人材の育成及び社内環境整備に関する方針については、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載のとおりです。 (10) 人権について サプライチェーンを含む人権課題に対する対応が不十分である場合、顧客との取引の停止や会社に対する社会的信頼の喪失につながり、当社グループの業績及び財政状態に多大な悪影響を及ぼす可能性があります。セーレングループでは、国内外の関係法令や社会規範を遵守するのはもちろんのこと、基本的人権に配慮した形での企業活動に取り組んでいます。また、取引先に対してもESGに関する調査を実施し、人権・労働に関する問題がないか確認を行っております。 (11) 気候変動について 気候変動に関する制度変更等に対する取組みが不十分である場合、会社に対する社会的信頼の喪失につながり、当社グループの業績及び財政状態に多大な悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、地球環境保全と持続可能な循環型社会の実現に向けた取り組みは、企業に課せられた重要な経営課題の一つと認識し、省エネルギー活動や環境対応型製品の開発に取り組むことにより、ロス・ムダの削減、リサイクルの推進、環境負荷の低減を図っております。 (12) グループ内連携・シナジー創出について 当社グループでは、事業競争力の強化やグループシナジーの最大化を目的として、グループ会社間の連携強化や事業の最適化に取り組んでおります。NBセーレン㈱をはじめ、これらの取り組みにおいて、構造改革やビジネスモデルの変革が計画どおりに進展しない場合、あるいは想定したシナジー効果が十分に発現しない場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,512字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度における経済環境は、雇用・所得環境の改善を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方、米国の通商・経済政策の動向や地政学リスクの高まり等により、物価上昇やエネルギー・原材料価格の高止まり、為替相場が円安水準で推移するなか、景気の下振れリスクが継続し、依然として先行き不透明な状況となりました。 このような厳しい経営環境においても、当社グループは、中期方針「未知の可能性への挑戦!」に基づき、変化し続けるお客様ニーズに応え、安定した収益確保と継続的な成長を果たすため、“イノベーションと顧客開発”及び“企業体質の再建”を柱とした事業戦略を推進しております。併せて、企業の潜在力である人材力、開発力、環境対応力を高める経営を継続し、企業体質の強化に取り組んでおります。 当連結会計年度の連結業績は、売上高1,717億65百万円(前連結会計年度比7.6%増)、営業利益208億32百万円(同16.6%増)、経常利益220億5百万円(同14.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益155億99百万円(同12.3%増)となりました。売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも過去最高を更新しました。なお、当連結会計年度の連結業績には、2026年1月に連結子会社としたNBセーレン㈱の業績が反映されております。 当連結会計年度のセグメントの概況は、次のとおりであります。なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を一部変更しております。以下は前連結会計年度の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しています。 (車輌資材事業) 国内事業について、カーシート材は、前年の国内自動車メーカーの生産停止により落ち込んでいた受注が回復し、増収・増益となりました。 海外事業(2025年1~12月)について、アメリカでは、前年に一部商材が好調であった反動から売上が減少しました。一方、メキシコでは新規車種立上げに伴い受注が拡大しました。アジア地域ではファブリック及び合皮によるカーシート材の売上が増加しました。また、各拠点における品質改善や経費削減活動が功を奏し、海外事業は増収・増益となりました。 なお、NBセーレン㈱の自動車向け資材等が当セグメントに加わりました。 以上により、車輌資材事業全体では増収・増益となりました。 当事業の売上高は1,152億58百万円(前連結会計年度比5.0%増)、営業利益161億99百万円(同16.1%増)となりました。 (ハイファッション事業) アパレル業界において環境に配慮したモノづくりへの関心が高まるなか、当社は差別化商品を小ロット・短納期・在庫レスで製造する独自の「Viscotecs®」を活用したビジネスモデルの展開に加え、リサイクル素材や生分解性素材の開発・製造を進めております。 単体では、スポーツやアウトドア向け素材が好調に推移しましたが、ファッション衣料は伸び悩みました。KBセーレン㈱においては、不採算商品の見直しを行ったことにより、増収・増益となりました。その他、世聯美仕生活用品(上海)有限公司におけるスポーツウェアの販売が低調に推移しました。 以上により、ハイファッション事業全体では減収・減益となりました。 当事業の売上高は213億24百万円(前連結会計年度比0.1%減)、営業利益14億11百万円(同0.6%減)となりました。 (エレクトロニクス事業) ゲーム機やモバイル端末向け商材が順調に推移したほか、人工衛星の売上が寄与したこと等により、単体では増収・増益となりました。KBセーレン㈱においては、海外半導体メーカー向け防塵衣用導電糸「ベルトロン」やデータセンター・半導体市場向け光ファイバーコネクタ清掃用資材が順調に推移しました。 また、セーレンアドバンストマテリアルズ㈱においては、海外を主としてシリコンウェーハの酸化膜加工(厚膜・薄膜)の販売が順調に推移しました。 以上により、エレクトロニクス事業全体では増収・増益となりました。 当事業の売上高は133億88百万円(前連結会計年度比21.9%増)、営業利益は30億86百万円(同67.2%増)となりました。 (環境・生活資材事業) 病院・介護施設向けベッド商材については、厚生労働省の病床数適正化支援事業等の影響により、売上が減少しました。また、ハウジング関連では住宅着工戸数減少の影響を受け、住宅向け資材が苦戦しました。一方、KBセーレン㈱では民生資材の売上が回復したほか、NBセーレン㈱の産業資材向け繊維や不織布等が当セグメントに加わりました。 以上により、環境・生活資材事業全体では増収・増益となりました。 当事業の売上高は132億84百万円(前連結会計年度比32.9%増)、営業利益は10億33百万円(同4.9%増)となりました。 (メディカル事業) サポーター等の健康・医療資材が堅調に推移した一方、水処理関連資材は前年の反動により売上が減少しました。KBセーレン㈱においては、絆創膏用途の「エスパンシオーネ」の売上が増加した一方、貼付材は売上が増加したものの、商品構成の変化に伴う利益率低下の影響を受け、全体としては減益となりました。また、セーレン商事㈱の医療システム販売は、前年の好調の反動で売上が伸び悩みました。なお、NBセーレン㈱の貼付材向け短繊維等が当セグメントに加わりました。 以上により、メディカル事業全体としては減収・増益となりました。 当事業の売上高は66億76百万円(前連結会計年度比1.6%減)、営業利益は7億39百万円(同7.0%増)となりました。 (その他の事業) テナント事業において建物修繕費を計上したことにより、単体では減益となりました。一方、㈱ナゴヤセーレンの不動産賃貸管理事業やセーレン商事㈱の保険代理業は堅調に推移しました。また、NBセーレン㈱の包装フィルム、容器類向け原料販売等が当セグメントに加わりました。 以上により、その他事業全体としては増収・増益となりました。 当事業の売上高は18億32百万円(前連結会計年度比152.0%増)、営業利益は5億58百万円(同7.9%増)となりました。 ② 財政状態 (資産の部) 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末と比較して247億3百万円増加の2,239億26百万円となりました。流動資産は、受取手形、売掛金及び契約資産増加等により、前連結会計年度末と比較して26億18百万円の増加となりました。固定資産は、投資有価証券の増加に加え、NBセーレン㈱を新規連結したこと等により有形固定資産が増加し、前連結会計年度末と比較して220億84百万円の増加となりました。 (負債の部) 負債の部は、繰延税金負債の増加や企業結合に係る特定勘定を計上したこと等により全体で67億98百万円増加し、621億39百万円となりました。 (純資産の部) 純資産は、為替換算調整勘定の変動や利益剰余金の増加等により、全体で179億4百万円増加し、1,617億87百万円となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 キャッシュ・フローの状況につきましては、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は341億98百万円となり、前連結会計年度末より61億18百万円減少しました。 「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、177億71百万円の収入(前連結会計年度は205億38百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益223億42百万円があった一方、法人税等の支払額73億51百万円があったこと等によるものです。 「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、194億53百万円の支出(前連結会計年度は118億10百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出103億48百万円や連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出75億39百万円があったことによるものです。 「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、56億80百万円の支出(前連結会計年度は78億2百万円の支出)となりました。これは主に、借入金の純減による支出11億17百万円、配当金の支払いによる支出45億58百万円があったことによるものです。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(百万円)   前年同期比(%) 車輌資材    55,932    3.9 ハイファッション    13,541    5.4 エレクトロニクス   8,247    20.9 環境・生活資材    5,241    99.6 メディカル   3,811   9.0 その他   484    ― 合計    87,259   9.6 (注) 1. 当社企業集団の各事業は、素材の支給を受けて委託加工を行う事業と素材を仕入れて加工を行い販売する事業から成り、各々の加工高を生産実績としております。 2. セグメント間の取引については、内部振替前の数値によっております。 b. 受注状況 当社及び連結子会社は、受注生産形態をとらない製品が多いため、セグメントごとに受注状況は記載しておりません。 c. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(百万円)   前年同期比(%) 車輌資材    115,258   5.0 ハイファッション   21,324   △0.1 エレクトロニクス   13,388   21.9 環境・生活資材   13,284   32.9 メディカル   6,676   △1.6 その他   1,832   152.0 合計   171,765   7.6 (注) 1. セグメント間の取引については相殺消去しております。 2. 相手先別の販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10を超える相手先がいないため、主な相手先に対する販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合の記載は省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 経営成績の分析 (売上高と営業利益) 当連結会計年度の売上高と営業利益の分析につきましては、「(1)経営成績等の概要① 経営成績の状況」に記載のとおりであり、売上高原価率は72.6%と前連結会計年度比0.2ポイントの上昇、また、売上高営業利益率は12.1%と前連結会計年度比0.9ポイントの上昇となりました。 (営業外損益と経常利益) 当連結会計年度の営業外損益は11億72百万円の利益となり、前連結会計年度の14億11百万円の利益から2億38百万円減少しました。これは、有価証券評価損が4億17百万円減少した一方で、補助金収入が2億10百万円減少したことや、為替差益が2億5百万円減少したことなどによるものです。この結果、経常利益は220億5百万円となり、前連結会計年度比27億28百万円(14.2%)の増益となりました。 (特別損益) 当連結会計年度の特別損益は3億36百万円の利益となり、前連結会計年度の28百万円の利益から3億8百万円の増加となりました。これは、投資有価証券売却益を4億63百万円計上したことなどによるものです。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 経常利益の220億5百万円に特別損益の利益3億36百万円を加えた結果、当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は223億42百万円となりました。ここから税金費用66億72百万円及び非支配株主に帰属する当期純利益70百万円を控除した親会社株主に帰属する当期純利益は155億99百万円となり、前連結会計年度比17億11百万円(12.3%)の増益となりました。この結果、1株当たり当期純利益は265円48銭となり、前連結会計年度の242円29銭から23円19銭増加しました。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ② 財政状態の分析 当連結会計年度の財政状態の分析につきましては、「(1)経営成績等の概要 ② 財政状態」に記載のとおりであります。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a. キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の概要③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであり、営業活動によるキャッシュ・フローから投資活動によるキャッシュ・フローを差し引いた当連結会計年度のフリー・キャッシュフローは16億82百万円の支出となりました。 b.資本の財源及び資金の流動性係る情報 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、製商品仕入のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要のうち主なものは、海外子会社を中心とした生産能力増強やエネルギー転換などの環境対応のための設備投資であります。 当社グループは、事業の拡大や新規事業構築のための戦略的設備投資、グローバル化投資、研究開発投資及びM&A等に資金を機動的に活用するとともに、リスクを許容できる十分な株主資本の水準を保持することを基本方針としております。これに従い、営業活動によるキャッシュ・フローの確保に努めるとともに、不足分については、基本的に銀行借り入れによる調達を実施しております。 なお、キャッシュ・フロー等に関する主要指標の推移は、下記のとおりであります。 2022年 3月期   2023年 3月期   2024年 3月期   2025年 3月期   2026年 3月期 自己資本比率(%)   58.2   62.3   66.0   71.7   71.8 時価ベースの自己資本比率(%)   76.8   74.4   81.4   72.1    81.0 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   3.1   2.0   1.4   0.5   0.5 インタレスト・カバレッジ・レシオ   310.9   340.4   146.7   74.7    147.8 (注)自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い 1. 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しています。 2. 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数(自己株式控除後)により算出しています。 3. 営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、短期借入金、長期借入金及び新株予約権付社債を対象としています。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の「利息の支払額」を使用しています。 ④ 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える見積り、判断及び仮定を使用することが必要となります。当社グループの会計方針のうち、見積り等の重要性が高いものは以下のとおりです。 (固定資産及びのれんの減損会計における将来キャッシュ・フロー) 固定資産及びのれんのうち減損の兆候がある資産または資産グループにつき、将来の収益性が著しく低下した場合には、固定資産及びのれんの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上することとしております。この回収可能価額については、事業計画に基づく将来キャッシュ・フローによる見積りに依存するため、経営環境の変化等によりその見積り額が減少した場合、減損損失の計上が必要となる可能性があります。 なお、減損会計に係る会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。 (繰延税金資産の回収可能性) 将来の課税所得を合理的に見積り、回収可能性を評価した上で繰延税金資産を計上しております。将来の課税所得は過去の業績及び事業計画等に基づいて見積っておりますが、税制改正や経営環境の変化等によりその見積り額が減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用を計上する可能性があります。繰延税金資産の詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(税効果会計関係)」に記載のとおりです。 ⑤ 目標とする経営指標の達成状況等 当社及び当社グループは、グループトータルの企業価値を最大にするための連結経営を基本としております。その目標とする連結経営指標は、売上高営業利益率10%以上、ROE(自己資本当期純利益率)10%以上を目標としております。さらには、ROA(総資産事業利益率)、自己資本比率、キャッシュ・フローなどを念頭に、企業価値を高めるための経営を行ってまいります。 なお、当連結会計年度の連結売上高営業利益率は12.1%(前連結会計年度11.2%)、ROEは10.3%(同10.4%)となりました。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。