概要
株式会社アイ・ピー・エス(IPS)は、フィリピンと日本を中心に通信事業と医療・ヘルスケア事業を展開する企業である。1991年の設立以来、人材紹介から国際通信事業へと軸足を移し、現在は国際海底ケーブルの権利保有やフィリピン国内の通信ネットワーク構築を通じて、キャリアズキャリアとしての地位を確立している。2018年6月に東京証券取引所マザーズ市場に上場。連結売上高は2026年3月期に1,700億円超を見込む。
国際通信事業が売上の約8割を占める主力セグメント
国際通信事業は、フィリピンと北米・香港等を結ぶ国際通信回線を、フィリピン国内のCATV事業者や通信事業者に卸売りする事業である。2020年にフィリピンとシンガポール・香港間の海底ケーブル「C2C回線」の一部使用権を取得し、フィリピンで3番目の国際通信キャリアとなった。さらに2025年8月には日本から台湾、フィリピン、インドネシア、マレーシア、シンガポールを結ぶ新たな国際海底ケーブル「Candle」の共同建設に参画。2023年12月にはフィリピン国内海底ケーブルネットワーク「PDSCN」が完成し、マニラ首都圏から地方への回線提供を拡大している。2025年3月期の同事業売上高は129億4,300万円で、連結売上高の約76%を占める。子会社InfiniVAN, Inc.がフィリピン国内で法人向けインターネット接続サービスを提供し、2025年12月時点の課金顧客数は2,103件に達した。
国内通信事業は音声通信とコールセンターシステムが柱
国内通信事業は、株式会社アイ・ピー・エス・プロが担当し、国内外の固定・携帯電話事業者との相互接続を利用した音声通信サービスを提供する。主な商品に、他の通信事業者向けの格安通話サービスや、クレジットカード会社向けの自動督促用音声装置を用いた秒課金サービスがある。また、インドDrishti社製のコールセンターシステム「AmeyoJ」の日本国内販売代理権を持ち、ライセンス販売と電話回線を組み合わせたソリューションを提供する。東京都内にデータセンターを保有し、コロケーションサービスも行う。2025年3月期の売上高は24億500万円で、前期比3.4%減となったものの、セグメント利益は3億9,700万円と黒字化を達成した。
フィリピンで拡大するメディカル&ヘルスケア事業
メディカル&ヘルスケア事業は、フィリピンの子会社Shinagawa Lasik & Aesthetics Center Corporation(SLACC)によるレーシック手術と、Shinagawa Healthcare Solutions Corporation(SHSC)による人間ドック・健診センターの運営からなる。SLACCは2010年に設立され、マニラ首都圏で近視矯正の眼科手術を提供している。競争環境が激化する中でも手術件数の安定化を図ってきた。SHSCは2023年5月に日本基準の健診センター「Shinagawa Diagnostic & Preventive Care Center(SDPCC)」を開設し、法人・個人向けの高品質な定期健診サービスを提供。2025年下期に単月黒字化を達成し、事業全体として黒字転換した。2025年3月期のセグメント売上高は16億5,000万円、セグメント利益は8,000万円である。
8社の連結子会社で構成されるグループ体制
当社グループは、当社と8つの連結子会社で構成される。国際通信事業の中核はInfiniVAN, Inc.(フィリピン)であり、他にKEYSQUARE, INC.、ISMO Pte. Ltd.(シンガポール)、Carrier Domain, Inc.が関連する。国内通信事業は株式会社アイ・ピー・エス・プロが担う。メディカル&ヘルスケア事業はSLACCとSHSCの2社である。また、CorporateONE, Inc.はInfiniVANの株主として60%出資する。グループ全体の従業員数は766人(2026年3月期時点)。本社は東京都中央区築地に置く。各子会社は現地法人として事業を展開し、特にフィリピンでは通信ライセンスや医療資格を取得して規制に対応している。
業界の中での役割は通信サービス事業者(国際・国内)、医療サービス事業者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 国際通信事業 | 129億円 | 75.9% | 49億円 | 38.0% |
| 国内通信事業 | 24億円 | 14.1% | 4億円 | 16.7% |
| メディカル&ヘルスケア 事業 | 17億円 | 10.0% | 1億円 | 5.9% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01国際通信事業主力
フィリピンと北米・香港等を結ぶ国際通信回線をフィリピン国内のCATV事業者等のインターネット接続事業者に提供。併せて通信機器を販売。国際海底ケーブル「Candle」の共同建設に参画し、海底ケーブルビジネスを展開。子会社InfiniVAN, Inc.がフィリピン国内で法人向けインターネット接続サービスを提供。
- 国際通信回線サービス
- フィリピンと海外間の海底ケーブル等を用いた通信回線の卸売。
- 通信機器販売
- CATV事業者等向けのルーター等通信機器の販売。
- 法人向けインターネット接続
- フィリピン国内法人向けのインターネット接続サービス。
02国内通信事業準主力
国内外の固定/携帯電話事業者と相互接続し、自社ネットワークを通じた音声通信サービス(着信課金サービス、秒課金サービス等)を提供。コールセンターシステム「AmeyoJ」の販売、東京都内データセンターでのコロケーションサービスも行う。子会社が事業を担当。
- 音声通信サービス
- 他の通信事業者向けの格安通話サービス、クレジットカード会社向け自動督促音声サービス、秒課金サービス等。
- コールセンターシステム「AmeyoJ」
- インドDrishti社製のコールセンター向けソフトウェアの販売。
- データセンターサービス(コロケーション)
- 東京都内のデータセンターでサーバー等の設置スペースを提供。
03メディカル&ヘルスケア事業副次
フィリピンにおいて、レーシック手術による近視矯正等の眼科診療、及び人間ドック・健診センター運営による予防医療を提供。子会社Shinagawa Lasik & Aesthetics Center Corporationが眼科医療、Shinagawa Healthcare Solutions Corporationが健診事業を担当。
- レーシック手術
- 近視矯正のための眼科手術サービス。
- 人間ドック・健診サービス
- フィリピンでの総合健康診断・予防医療サービス。
製品と技術
国際海底ケーブル「Candle」とC2C回線による国際通信
当社グループの中核製品は、フィリピンと海外を結ぶ国際通信回線サービスである。2020年に取得したC2C回線はフィリピン~シンガポール~香港を結び、同社はこの一部使用権を保有する。さらに2025年8月から参画した「Candle」は、日本から台湾、フィリピン、インドネシア、マレーシア、シンガポールを結ぶ6ヶ国をまたぐ海底ケーブルである。これらの国際回線に加え、フィリピン国内の陸上回線やPDSCNと組み合わせることで、フィリピンのCATV事業者や通信事業者にエンドツーエンドの接続サービスを提供する。販売先は主にキャリア(通信事業者)向けの卸売りであり、大口契約の獲得により収益を拡大している。
フィリピン国内基幹網PDSCNと法人向けインターネット
2023年12月に完成したフィリピン国内海底ケーブルネットワーク(PDSCN)は、ルソン島、ビサヤ諸島、ミンダナオ島を結ぶ国内基幹通信網である。同社はこのネットワークを活用し、地方の通信事業者向けに通信回線を提供するとともに、子会社InfiniVANを通じてマニラ首都圏の経済集積地では法人向けインターネット接続サービスを行っている。2025年12月末時点の課金顧客数は2,103件で、前年末から510件増加した。また、地方のケーブルテレビ事業者向けには通信機器の販売も行っており、ネットワーク構築サービスと合わせたトータルソリューションを提供している。
音声通信サービスと秒課金の卸売りモデル
国内通信事業での中核製品は、音声通信サービスの卸売りである。当社は大手電気通信事業者から着信者払い通話サービス(0120など)を大口で仕入れ、小口に分割してコールセンター事業者等に再販する。課金単位は1秒単位(秒課金)であり、顧客の通話量に応じた柔軟な料金体系を提供する。また、クレジットカード会社向けに自動督促用音声装置と組み合わせた音声通話サービスも提供している。これらのサービスは、大手通信事業者が提供しないニッチな需要を捉えたものである。さらに、インドDrishti社製のコールセンターシステム「AmeyoJ」のライセンス販売を日本国内で独占的に行い、秒課金回線との抱き合わせ販売も行っている。
レーシック手術と日本基準の人間ドック
メディカル&ヘルスケア事業では、フィリピンで2つの医療サービスを提供する。一つはSLACCが運営するレーシック手術であり、近視矯正のための眼科手術をマニラ首都圏で行っている。日本の技術やノウハウを導入した高品質なサービスを強みとし、競争環境が激化する中でも手術件数の安定化を図っている。もう一つはSHSCが運営する人間ドック・健診センター「SDPCC」であり、2023年5月に開院した日本基準の予防医療施設である。法人向けの定期健診や個人向けの総合健康診断を提供し、2025年下期に単月黒字化を達成した。フィリピンでは予防医療の概念が普及途上であるため、同社は啓発活動も行いながら事業拡大を目指している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
高成長型SaaS、収益性良好
IPSは、顧客エンゲージメントプラットフォームを提供するSaaS企業。同業にはソラコム(IoTプラットフォーム)やL is B(CRM)などがいるが、IPSは特にマーケティングオートメーション領域に特化。直近の売上高は153億円(2025/3期)、営業利益率28.76%と高収益で、2026/3期も31.76%とさらに改善見込み。業界内では成長性と収益性のバランスが良いが、競合も多く、差別化が課題。
強み
- 営業利益率約29%とSaaS業界でもトップクラスの収益性を誇る。
- 売上高が3期連続増収、2026/3期も10%超の成長見込み。
- 使いやすさと機能性で顧客満足度が高く、解約率が低いと推察される。
- サブスクリプションモデルで安定的な収益基盤を構築している。
課題
- 多数の競合が参入するMA市場で、差別化とシェア拡大が課題。
- Salesforceなど大手ベンダーとの競合で、リソース面で劣る。
- 優秀なエンジニアや営業人材の採用競争が激しく、成長制約要因。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
通信・電力・ガスの時価総額近傍。太字がIPS
時価総額で並べると、掲載10社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9517イーレックス | 660億円 | 12.4倍 |
| 2 | 3150グリムス | 573億円 | 11.4倍 |
| 3 | 1663K&Oエナジーグループ | 562億円 | 14.4倍 |
| 4 | 6820アイコム | 541億円 | 19.6倍 |
| 5 | 9416ビジョン | 534億円 | 20.0倍 |
| 6 | 4390IPS | 519億円 | 12.6倍 |
| 7 | 3843フリービット | 405億円 | 11.5倍 |
| 8 | 9535広島ガス | 292億円 | 13.9倍 |
| 9 | 3834朝日ネット | 196億円 | 12.4倍 |
| 10 | 9424日本通信 | 195億円 | 25.6倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(通信・電力・ガス)に従っています。
会社の歴史
沿革 26件
海外人材紹介から通信事業へ転換した設立期
株式会社アイ・ピー・エスは1991年10月、海外の人材を日本企業に紹介する事業を目的として設立された。1992年2月には国際デジタル通信株式会社(現ソフトバンク)の代理店となり、通信業界との接点を得る。1998年8月に郵政省に旧特別第2種電気通信事業者として登録し、本格的に通信事業へ参入。1999年1月にはフィリピンにコールセンター運営子会社Pilipinas International Marketing Services, Inc.(現KEYSQUARE, INC.)を設立し、フィリピン拠点の基盤を築いた。この時期、在留フィリピン人向けのタガログ語新聞「Pinoy Gazette」を1996年に創刊するなど、多角化の試みも行われた。
第1種電気通信事業者の買収と相互接続の開始
2002年12月、当社は第1種電気通信事業者である株式会社テレグローブ・ジャパンの全株式を取得し、社名を株式会社アドベントに変更した。2003年3月には同社とNTTグループ各社等の大手電気通信事業者との間でネットワークの相互接続を開始。2005年3月には株式会社アドベントから営業全部を譲り受け、総務省から認定電気通信事業者として登録された。これにより自社ネットワークを保有し、音声通信サービスを提供する基盤が整った。同時期、在留フィリピン人向け有料衛星放送「アクセスTV」を開始したが、2012年に終了している。
フィリピン医療事業への進出と国際通信回線の開始
2010年2月、当社はI SUPPORT PTE. LTD.との合弁により、フィリピンにShinagawa Lasik & Aesthetics Center Corporation(SLACC)を設立し、レーシック手術による眼科医療事業に参入した。2012年9月にはフィリピンのCATV事業者向けに国際通信回線の提供を開始した。これは、後に主力事業へ成長する国際通信事業の第一歩である。また、2013年9月にはコールセンター向け着信課金(トールフリー)の再販サービス(秒課金)を開始し、2013年11月にはインドのDrishti社と提携してコールセンターシステム「AmeyoJ」の販売を開始した。これらの新サービスは国内通信事業の収益源となった。
InfiniVAN設立とフィリピン国内通信ライセンスの獲得
2015年4月、当社はフィリピン国内の電気通信事業を行う子会社InfiniVAN, Inc.を設立した。2016年6月にはフィリピン国会でInfiniVANに通信事業免許を与える法律(R.A.10898)が可決され、2017年11月にはルソン島における通信事業の許可(CPCNのPA)を取得。2018年9月にはビサヤ・ミンダナオ地域でも許可を得て、フィリピン全土での事業展開が可能となった。2019年6月には5G無線通信サービス用の周波数割当も受けた。これらのライセンス取得により、当社グループはフィリピン国内の通信インフラ事業者としての地位を固めた。
マザーズ上場とC2C海底ケーブル権利取得による飛躍
2018年6月、当社は東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場し、資金調達力を高めた。2020年5月、シンガポールに子会社ISMO Pte. Ltd.を設立し、オーストラリア最大手通信事業者の海外部門子会社からフィリピンとシンガポール・香港を結ぶC2C回線の一部使用権を取得。同年10月にはC2C回線と各国陸上回線を組み合わせた国際通信ネットワークの提供を開始した。これにより、当社グループはフィリピンで3番目の国際通信キャリアとなり、キャリアズキャリアとして大手通信事業者への卸売りが可能となった。上場後の売上高は急成長し、2018年3月期の53億円から2025年3月期には153億円へと3倍近くに拡大した。
PDSCN完成とCandle参画によるインフラ強化
2023年12月、InfiniVANがフィリピンの通信事業者2社と共同建設していたフィリピン国内海底ケーブルネットワーク(PDSCN)が完成した。PDSCNはルソン島、ビサヤ諸島、ミンダナオ島を結び、同社の国内基幹網として機能する。併せて陸上回線の整備も進め、マニラ首都圏から地方への通信サービス拡大を実現した。さらに2025年8月には、日本から台湾、フィリピン、インドネシア、マレーシア、シンガポールを結ぶ新たな国際海底ケーブル「Candle」の共同建設への参画を決定。フィリピン東海岸バレル地区に陸揚局の建設を進めており、国際通信インフラのさらなる強化を図っている。
年表26件を開く
1990年代
- 1991年10月創業海外の人材を日本企業に紹介する事業を目的として株式会社アイ・ピー・エス(以下「当社」という。)を設立
- 1992年2月国際デジタル通信株式会社(現 ソフトバンク株式会社)の代理店となる
- 1996年5月在留フィリピン人向けタガログ語新聞「Pinoy Gazette」を創刊(2020年3月終了)
- 1998年8月郵政省に旧特別第2種電気通信事業者として登録
- 1999年1月フィリピンにコールセンターを運営する子会社「Pilipinas International Marketing Services, Inc.(現 KEYSQUARE,INC.)」(現連結子会社)を設立
2000年代
- 2002年12月商号変更第1種電気通信事業者である株式会社テレグローブ・ジャパンの全株式を取得し、同社の社名を株式会社アドベント(現解散済み)に変更
- 2003年3月株式会社アドベントとNTTグループ各社等の大手電気通信事業者との間でネットワークの相互接続を開始
- 2004年10月総務省に電気通信役務利用放送事業者として登録
- 2005年3月在留フィリピン人向け放送サービスとして有料衛星放送サービス「アクセスTV」を開始(2012年8月終了)
- 2005年3月株式会社アドベントより営業を全部譲受け、同社の事業を継承したことにより、総務省が当社を認定電気通信事業者として登録
- 2005年9月在留フィリピン人を主対象とした訪問介護員2級養成講座「Tokyo Caregiver Academy」を開講(現在は休講)
- 2006年1月厚生労働省より一般派遣事業の許可を取得(2021年1月廃止)
- 2006年10月厚生労働省より有料職業紹介事業の許可を取得(2021年1月廃止)
2010年代
- 2010年2月I SUPPORT PTE. LTD.との合弁により「Shinagawa Lasik & Aesthetics Center Corporation」(当社50.0%、I SUPPORT PTE. LTD.50.0%)(現連結子会社)をフィリピンに設立
- 2011年3月商号変更フィリピンの子会社「Pilipinas International Marketing Services,Inc.」を、「KEYSQUARE, INC.」に社名変更
- 2012年9月フィリピンで、ケーブルテレビ事業者(以下「CATV事業者」といいます。)向けに国際通信回線の提供を開始
- 2012年9月在留フィリピン人向け有料インターネット放送コンテンツ配信サービス「VOX TV」を開始(2020年3月終了)
- 2013年9月コールセンター事業者向け着信課金(トールフリー)再販サービス(秒課金サービス)(注1)の提供を開始
- 2013年11月インドのDrishti-Soft Solution Pvt. Ltd.(現 Exotel Techcom Pvt. Ltd.)と提携して、同社が開発したコールセンターシステム(注2)「AmeyoJ」の発売を開始
- 2015年4月フィリピン国内電気通信事業を行うことを目的とする子会社「InfiniVAN,Inc.」(当社40.0%、CorporateONE, Inc.60.0%)(現連結子会社)を設立
- 2016年6月フィリピン国会で、「InfiniVAN,Inc.」がフィリピン国内で電気通信事業を営むことを認める法律(R.A10898:AN ACT GRANTING THE INFINIVAN, INC. A FRANCHISE TO CONSTRUCT, INSTALL, ESTABLISH, OPERATE AND MAINTAIN TELECOMMUNICATIONS SYSTEMS THROUGHOUT THE PHILIPPINES 共和国法10898号)が可決される
- 2017年11月「InfiniVAN, Inc.」がフィリピンルソン島における通信事業の適格であるCertificate of Public Convenience and Necessity(以下「CPCN」といいます。)のProvisional Authority(以下「PA」といいます。)を取得
- 2018年6月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
- 2018年9月「InfiniVAN, Inc.」がフィリピンビサヤ・ミンダナオ地域における通信事業の適格であるCPCNのPAを取得
- 2019年6月「InfiniVAN, Inc.」が5G無線通信サービスに用いるための周波数の割当を受ける。
2020年代
- 2020年5月シンガポールに通信事業を営む「IPS Telecommunication Singapore Pte. Ltd.(現 ISMO Pte. Ltd.)」(当社100%)(現 連結子会社)を設立
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
国際通信インフラの拡充
フィリピン国内海底ケーブル(PDSCN)の完成を基に、陸上回線の整備を推進。さらに日本、フィリピン、シンガポール等を結ぶ新国際海底ケーブル「Candle」の共同建設と陸揚局建設により、国際通信インフラ基盤を強化する。
- 02
キャリアズキャリアの推進
C2C回線の使用権取得による供給能力拡大を活かし、CATV事業者に加え通信事業者向け販売を強化。投資資金の早期回収と安定収益を目指す。
- 03
法人向け通信サービスの拡大
マニラ首都圏の法人向けインターネット接続サービスで、PDSCN完成により地方拠点企業の取り込みが可能に。営業体制増強と課金顧客数増加を図る。
- 04
国内通信事業の包括的ソリューション化
コールセンターシステム「AmeyoJ」等に加え、SNS・AIを活用した顧客管理と一元システム構築を提供。電話網IP化を契機に「0120」等の新サービスも自社提供し収益拡大を目指す。
- 05
メディカル&ヘルスケアの拡大
レーシックは高品質サービス維持とマーケティング見直しで顧客獲得強化。予防医療分野では人間ドック・健診センターSDPCCの認知度向上と継続利用促進に取り組む。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 9期分
グループ全体で766人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,000万円で、8期前と比べて+83.6%。平均年齢は42.4歳、平均勤続年数は6.2年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年3月 | — | — | — | 274 | — |
| 2019年3月 | 545 | 39.6 | 3.6 | 322 | — |
| 2020年3月 | 588 | 40.5 | 3.9 | 383 | — |
| 2021年3月 | 577 | 39.3 | 3.6 | 382 | — |
| 2022年3月 | 500 | 39.6 | 3.1 | 356 | — |
| 2023年3月 | 600 | 39.5 | 4.4 | 477 | — |
| 2024年3月 | 900 | 40.3 | 4.8 | 557 | — |
| 2025年3月 | 900 | 42.3 | 5.6 | 822 | 535 |
| 2026年3月 | 1,000 | 42.4 | 6.2 | 766 | 705 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社10社(国内 2 / 海外 8、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。
- 海外KEYSQUARE, INC.フィリピン共和国 タギッグ市 · 連結子会社議決権99.9%
- 海外Shinagawa Lasik & Aesthetics Center Corporation (注)4フィリピン共和国 タギッグ市 · 連結子会社議決権46.5%
- 海外InfiniVAN, Inc. (注)4,5フィリピン共和国 タギッグ市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外CorporateONE, Inc. (注)4フィリピン共和国 パシッグ市 · 連結子会社議決権31.8%
- 海外ISMO Pte. Ltd. (注)4,5シンガポール共和国 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内CarrierDomain Inc.アメリカ合衆国 ニュージャージー州 · 連結子会社議決権51.1%
- 海外Shinagawa Healthcare Solutions Corporation (注)4フィリピン共和国 タギッグ市 · 連結子会社議決権90.0%
- 国内株式会社アイ・ピー・エス・プロ(注)4,5東京都 中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ISMO Inc.フィリピン共和国 タギッグ市 · 持分法適用会社議決権40.0%
- 海外BBIX Philippines, Inc.フィリピン共和国 タギッグ市 · 持分法適用会社議決権49.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は170億円、営業利益は54億円。前期と比べると増収増益で、売上が+11.1%、利益が+22.7%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 201億円 | 170億円 |
| 営業利益 | 61億円 | 54億円 |
| 純利益 | 42億円 | 42億円 |
| 1株あたり配当 | ¥40 | ¥40 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は39億円、営業利益は12億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+56.0%、営業利益は+200.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 35 | — | — | 7 |
| 2024年1Q | 25 | 4 | 16.0 | 6 |
| 2024年2Q | 27 | 5 | 18.5 | 4 |
| 2024年3Q | 32 | 6 | 18.8 | 0 |
| 2024年4Q | 57 | — | — | 18 |
| 2025年2Q | 77 | 23 | 29.9 | 10 |
| 2025年4Q | 76 | 21 | 27.6 | 15 |
| 2026年2Q | 79 | 24 | 30.4 | 16 |
| 2026年4Q | 91 | 30 | 33.0 | 26 |
| 2027年1Q | 39 | 12 | 30.8 | 8 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 13期分
2014年3月期からの13期で、売上は22億円から170億円へ7.7倍に増えた。直近期の営業利益率は31.8%。売上は12期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2014年3月 | 22 | — | −1 | — | −1 |
| フィリピン国内電気通信事業を行うことを目的とする子会社「InfiniVAN,Inc.」(当社40.0%、CorporateONE, Inc.60.0%)(現連結子会社)を設立 | |||||
| 2015年3月 | 26 | — | 1 | — | 0 |
| 2016年3月 | 36 | — | 2 | — | 1 |
| 2017年3月 | 42 | — | 5 | — | 3 |
| 東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 | |||||
| 2018年3月 | 53 | — | 8 | — | 5 |
| 2019年3月 | 58 | — | 10 | — | 6 |
| シンガポールに通信事業を営む「IPS Telecommunication Singapore Pte. Ltd.(現 ISMO Pte. Ltd.)」(当社100%)(現 連結子会社)を設立 | |||||
| 2020年3月 | 65 | — | 11 | — | 6 |
| 2021年3月 | 95 | — | 22 | — | 15 |
| 2022年3月 | 107 | — | 29 | — | 19 |
| 2023年3月 | 123 | — | 35 | — | 23 |
| 2024年3月 | 141 | — | 44 | — | 28 |
| 2025年3月 | 153 | 44 | 41 | 28.8 | 25 |
| 2026年3月 | 170 | 54 | 58 | 31.8 | 42 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高170億円のうち、営業利益として残るのは54億円で31.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は42億円、売上の24.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金41.8%71億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金26.5%45億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益31.8%54億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 11期分
2026年3月期は営業CFが46億円、投資CFが−71億円で、差し引きのフリーCFは−25億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は35億円で、売上の2.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年3月 | 9 | −6 | 0 | 3 | 7 |
| 2017年3月 | 6 | −2 | 4 | 4 | 15 |
| 2018年3月 | 8 | −4 | −5 | 4 | 14 |
| 2019年3月 | 4 | −7 | 13 | −3 | 24 |
| 2020年3月 | 10 | −11 | 2 | −1 | 25 |
| 2021年3月 | 16 | −19 | 13 | −3 | 36 |
| 2022年3月 | 36 | −27 | 11 | 9 | 58 |
| 2023年3月 | 26 | −55 | 36 | −29 | 69 |
| 2024年3月 | −6 | −47 | 23 | −53 | 42 |
| 2025年3月 | 7 | −25 | 14 | −18 | 39 |
| 2026年3月 | 46 | −71 | 20 | −25 | 35 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 13期分
2026年3月期の総資産は510億円。このうち返さなくてよい自己資本が256億円で、自己資本比率は37.0%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2014年3月 | 24 | 5 | 19 | 21.0 |
| 2015年3月 | 30 | 5 | 25 | 17.5 |
| 2016年3月 | 37 | 6 | 31 | 13.0 |
| 2017年3月 | 44 | 9 | 35 | 17.4 |
| 2018年3月 | 42 | 14 | 28 | 29.6 |
| 2019年3月 | 67 | 37 | 30 | 46.3 |
| 2020年3月 | 78 | 47 | 31 | 49.9 |
| 2021年3月 | 118 | 68 | 50 | 45.1 |
| 2022年3月 | 184 | 91 | 93 | 39.7 |
| 2023年3月 | 251 | 119 | 132 | 37.2 |
| 2024年3月 | 335 | 152 | 183 | 33.7 |
| 2025年3月 | 420 | 210 | 210 | 36.3 |
| 2026年3月 | 510 | 256 | 253 | 37.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で605社中37位あたり、逆に低いのは配当利回りで605社中519位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥3,965で、1年前と比べて+33.6%。過去52週の値幅のなかでは77%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 12.6倍 |
| PER (会社予想) | 12.4倍 |
| PBR | 2.54倍 |
| 配当利回り | 1.01% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月19日に3885円へ5.01%下落しましたが、直近1ヶ月では+8.67%と上昇基調にあります。25日移動平均線(3616.6円)を+7.4%上回り、200日線(3314.92円)も+17.2%上回っており、中期トレンドは強いです。52週高値(4300円)には-9.7%と接近しており、戻り待ちの売り圧力が意識されやすい位置です。出来高は8月10日に31万株と急増し、相場参加者の関心が高まっています。RSIは67.22と買われ過ぎ圏手前で、短期的な過熱感に注意が必要です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PER11.3倍は同業界平均29.8倍を大幅に下回り、PBR2.44倍も平均3.46倍より低い。ROE24.6%と高収益だが、配当利回り1.12%と平均1.29%を下回り、配当水準は伸び悩み。割安感は強い。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 12.6倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 12.4倍 | — |
| PBR | 2.54倍 | 2.96倍 |
| ROE | 24.6% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績は堅調に拡大しており、23/3期→26/3期の売上高CAGRは約11%。営業利益率も30%超と高水準。PER11倍台、PBR2.4倍とバリュエーションは割安感がある。一方で、タッチパネル市場は競合多く、中国メーカーの台頭で価格競争が激化。また、特定の大口顧客や用途(カーナビ等)への依存度が高く、需要変動リスクがある。強気派は高収益性と成長持続性を評価し、弱気派は競争激化と依存リスクを懸念。
- 高収益・高成長の継続
営業利益率30%超、売上高CAGR10%超。26/3期営業益42億円計画。
- バリュエーションの割安感
PER11倍、PBR2.4倍。ROE24.6%から見ても割安。
- 産業用途の需要堅調
カーナビ・医療機器などで需要安定。ゲーム機向けも成長。
- 営業利益23%成長継続と高ROE維持2026年3月期影響強
2026/3期予想営業利益54億円(前期比23%増)、ROE24.6%、PER11倍と割安感。
- 予想純利益68%増によるEPS拡大2026年3月期影響中
当期純利益42億円(前期比68%増)によりEPS約160円へ拡大、PERは9倍台に低下。
- 増益基調継続で配当成長余地2027年3月期以降影響中
営業利益成長により増配期待。現行利回り1.1%から上昇余地。
- 情報通信セクターへの資金シフト不定影響弱
時価総額467億円と小型株。成長セクターの人気で需給改善の可能性。
- 競争激化による値下がりリスク
中国勢の低価格攻勢でマージン低下の懸念。
- 特定顧客・用途への依存
大口顧客やカーナビ向け売上比率が高く、変動リスク。
- 市場成長の減速可能性
タッチパネル市場は成熟しつつあり、成長鈍化も。
- 前期純利益減少に着目した売り圧力2025年3月期実績影響強
2025/3期純利益25億円(前期28億円から減少)。営業利益増も最終減益。
- 外国人持ち株比率低位による需給脆弱性継続影響中
外国人比率3.25%と極めて低く、大口売りで需給悪化リスク。
- 業績予想達成リスク(競争激化)2026年3月期影響中
営業利益率31.8%は高水準。競争環境悪化で達成困難となるリスク。
- 短期急騰後の利益確定売り短期影響弱
過去1年で62.6%上昇。高値警戒感から短期的な利食い売りが発生しやすい。
- 売上高成長率
- 事業拡大ペースを測る基本指標。
- 営業利益率
- 高収益性の維持がカギ。30%超が継続するか。
- 海外売上比率
- 外需の変動や為替影響を把握。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり40円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは1.01%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2021年3月 | 10 | — | 13.2 |
| 2022年3月 | 25 | 150.0 | 29.6 |
| 2023年3月 | 35 | 40.0 | 47.7 |
| 2024年3月 | 37 | 5.7 | 31.4 |
| 2025年3月 | 40 | 8.1 | 139.5 |
| 2026年3月 | 40 | 0.0 | 21.9 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥40
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ3,037人。区分でいちばん多いのは個人・その他で74.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が18.2%を占め、残る81.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 67.2 | 75.0 | 74.5 | 75.5 | 75.0 | 74.7 |
| 金融機関 | 16.7 | 14.8 | 16.0 | 17.4 | 15.1 | 14.8 |
| 証券会社 | 2.9 | 3.9 | 4.5 | 2.6 | 2.8 | 3.8 |
| 事業法人 | 8.5 | 4.8 | 3.1 | 3.2 | 4.6 | 3.4 |
| 外国法人 | 4.4 | 1.1 | 1.4 | 0.8 | 2.0 | 2.6 |
| 外国人個人 | 0.3 | 0.4 | 0.4 | 0.4 | 0.4 | 0.6 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 宮下 幸治 | 40.93 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 8.54 |
| 03 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 4.35 |
| 04 | 丸本 桂三 | 2.85 |
| 05 | 丸谷 和徳 | 2.29 |
| 06 | 佐々木 嶺一 | 2.15 |
| 07 | 日本テクノロジーベンチャーパートナーズi-S2号投資事業有限責任組合 無限責任組合員 村口 和孝 | 1.72 |
| 08 | 光通信KK投資事業有限責任組合 | 1.66 |
| 09 | 株式会社ストレッチ | 1.56 |
| 10 | 三井住友信託銀行株式会社(信託口 甲12号) | 1.53 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-26宮下 幸治新規の大量保有報告42.43%-0.08pt
- 2026-05-21りそなアセットマネジメント株式会社新規の大量保有報告6.65%-1.24pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 13期分
1株利益は13期で+741%、1株純資産は13期で+463%。直近期のROEは24.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2014年3月 | −50 | 256 | — | — | — |
| 2015年3月 | 1 | 52 | 1.6 | — | — |
| 2016年3月 | 8 | 61 | 18.7 | — | — |
| 2017年3月 | 29 | 91 | 46.7 | — | — |
| 2018年3月 | 48 | 126 | 47.7 | — | — |
| 2019年3月 | 51 | 256 | 26.9 | 28.3 | — |
| 2020年3月 | 52 | 315 | 18.4 | 15.5 | — |
| 2021年3月 | 120 | 429 | 32.4 | 23.7 | 13.2 |
| 2022年3月 | 152 | 589 | 29.9 | 13.7 | 29.6 |
| 2023年3月 | 185 | 752 | 27.5 | 13.2 | 47.7 |
| 2024年3月 | 225 | 878 | 27.5 | 11.1 | 31.4 |
| 2025年3月 | 197 | 1,176 | 19.2 | 10.8 | 139.5 |
| 2026年3月 | 322 | 1,441 | 24.6 | 8.9 | 21.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額121百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 宮下幸治 | 代表取締役 | 61 | 5,355,000 |
| 上森雅子 | 専務取締役 メディカル&ヘルスケア事業本部長 | 57 | 195,000 |
| 川渕正光 | 常務取締役 経営企画本部長 | 53 | — |
| 中原茂樹 | 取締役 通信事業本部長 | 66 | — |
| 村口和孝 | 取締役 | 67 | 2,000 |
| 雪丸暁子 | 取締役 | 49 | — |
| 平田将士 | 監査役(常勤) | 62 | — |
| 西村誉弘 | 監査役 | 54 | — |
| 岡﨑友子 | 監査役 | 45 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 92 | 92 | 23 |
| 社外取締役 | 5 | 29 | 29 | 6 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,391字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題7,542字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク20,555字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,552字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第35期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-12
- 半期報告書半期報告書-第35期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第34期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-20
- 半期報告書半期報告書-第34期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第33期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第33期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第33期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第33期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第32期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第32期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第32期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第32期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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