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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ビジョン

9416 · Prime · 情報・通信業

グローバルWiFiレンタルを核に、情報通信サービスとグランピング・ツーリズムを展開する複合サービス企業。

概要

株式会社ビジョンは、1996年に静岡県で国際電話加入取次ぎ会社として創業した。現在はグローバルWiFi事業(モバイルWi-Fiルーターのレンタル・eSIM)、情報通信サービス事業(ソフトバンク/NTTの加入取次、OA機器販売)、グランピング・ツーリズム事業の3セグメントを展開する。東京証券取引所プライム市場上場。2025年12月期の連結売上高は390億円、従業員数は789名。

3つの事業セグメントで構成される収益構造

当社グループは、「グローバルWiFi事業」、「情報通信サービス事業」、「グランピング・ツーリズム事業」の3つを報告セグメントとする。2025年12月期の連結売上高39,012百万円のうち、グローバルWiFi事業が21,011百万円(構成比53.9%)、情報通信サービス事業が16,406百万円(同42.0%)、グランピング・ツーリズム事業が残りを占める。営業利益全体6,465百万円に対し、グローバルWiFi事業のセグメント利益は6,351百万円と大半を稼ぎ出す一方、情報通信サービス事業は1,746百万円、グランピング・ツーリズム事業はセグメント損失となっている。

世界各国の通信キャリアから調達するグローバルWiFi

グローバルWiFi事業は、日本から海外へ渡航する個人・法人向けに、各国のローカルネットワークを利用したモバイルWi-Fiルーターをレンタルする。調達先は世界各国の通信キャリアであり、日本国内の通信キャリアから調達したルーターを訪日外国人にも提供する(国内事業)。物理的な機器を必要としないeSIMサービス「World eSIM」も展開し、利便性向上と在庫リスク低減を図る。販売チャネルはダイレクトサイト、アプリ、アフィリエイト、法人セールス、パートナー(航空会社・旅行代理店等)、空港カウンターと多様である。

顧客生涯価値を重視する情報通信サービス事業

情報通信サービス事業は、法人・SOHO事業者向けに情報通信インフラ構築を支援する。主な商材はソフトバンクの携帯電話端末販売・加入取次、NTT「フレッツ」等のブロードバンド加入取次、キヤノン製MFP(複合機)・ビジネスフォン・UTMの販売、ホームページ制作等のインターネット広告である。フロー型の販売収益に加え、保守・管理料や継続サービス利用料といったストック型収益を組み合わせ、顧客生涯価値(LTV)の最大化を目指す。2025年12月期のセグメント売上高は16,406百万円、セグメント利益は1,746百万円。

グランピング施設とDMCモデルで観光事業に参入

グランピング・ツーリズム事業は、高付加価値なグランピング施設の運営と、地域観光資源を活用したDMC(Destination Management Company)モデルの旅行サービスを行う。運営施設は山梨県山中湖村の「VISION GLAMPING Resort & Spa 山中湖」と鹿児島県霧島市の「VISION GLAMPING Resort & Spa こしかの温泉」の2か所。2027年初旬には兵庫県淡路島に新施設の開業を計画している。訪日外国人向けツーリズム事業では、地域の観光資源を商品化し、地方へのインバウンド誘致を目指す。

業界の中での役割は通信機器レンタル・情報通信インフラ構築支援・観光サービス提供者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
390億円
営業利益
65億円
営業利益率
16.7%
純利益
45億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01グローバルWiFi事業主力

世界各国の通信キャリアからデータ通信サービスを調達し、日本から海外へ渡航する個人・法人向けにモバイルWi-Fiルーターをレンタル。また、海外から日本への渡航者向けにも国内通信キャリアから調達したルーターをレンタル(国内事業)。物理的な機器を必要としないeSIMサービスも提供。販売チャネルはダイレクトサイト、アプリ、アフィリエイト、法人セールス、パートナー、空港カウンターなど多様。

主な製品・サービス2
モバイルWi-Fiルーターレンタル
海外渡航者向けに各国ローカルネットワークを利用したポケットWi-Fiをレンタル。国内事業では訪日外国人・国内旅行者向けにも提供。空港カウンターやオンラインで申込可能。
eSIMサービス
物理的なSIMカードを必要としないデジタル通信サービス。アプリから購入・設定が可能で、利便性が高い。

02情報通信サービス事業準主力

法人・SOHO事業者向けに情報通信インフラの構築を支援。ソフトバンクの携帯電話端末販売・加入取次、NTTのフレッツ等ブロードバンドサービスの加入取次、キヤノン製MFP・ビジネスフォン・UTM等のOA機器販売、ホームページ制作等のインターネット広告商材販売を行う。フロー型収益と保守・管理料等のストック型収益を組み合わせたビジネスモデル。

主な製品・サービス4
移動体通信サービス代理店
ソフトバンクの携帯電話端末販売及び通信サービス加入取次。
ブロードバンドサービス代理店
NTT「フレッツ」等のブロードバンドサービス加入取次。
OA機器販売
キヤノン製MFP(複合機)、ビジネスフォン、UTM(統合脅威管理)などの販売。
インターネットメディア事業
ホームページ制作等のインターネット広告商材の販売。

03グランピング・ツーリズム事業副次

高付加価値なグランピング施設の運営(山梨県山中湖村、鹿児島県霧島市)及び宿泊サービス提供。DMC(Destination Management Company)モデルによる訪日外国人向け旅行サービスを展開。地域観光資源を活かした持続可能な地域活性化を目指す。

主な製品・サービス2
グランピング施設運営
プライベート空間を重視したグランピング施設の運営・宿泊サービス提供。
ツーリズムサービス(DMCモデル)
訪日外国人客を対象とした旅行サービス。地域の観光資源を最大化するDMCモデルを採用。

製品と技術

モバイルWi-Fiルーターレンタル「グローバルWiFi」

海外渡航者向けに、現地の通信キャリアと提携したモバイルWi-Fiルーターをレンタルするサービス。利用者は出発前に空港カウンターやオンラインで予約し、現地で即座にインターネット接続が可能。データ容量無制限プランや法人向け「グローバルWiFi for Biz」も提供している。国内事業では訪日外国人向け「NINJA WiFi」を展開し、2025年の大阪・関西万博では会場内にサービスブースを設置した。

物理SIM不要の「World eSIM」

スマートフォンアプリから購入・設定が完了するeSIMサービス。物理的なルーターやSIMカードの受け渡しが不要で、渡航先に到着後すぐに通信を開始できる。在庫リスクがないため収益性の改善にも寄与する。2025年12月期には認知度向上に伴い利用者数を順調に拡大した。

ソフトバンク携帯・NTTブロードバンドの代理店業務

情報通信サービス事業の中核である移動体通信事業では、ソフトバンクの携帯電話端末販売と通信サービス加入取次ぎを行う。ブロードバンド事業ではNTT「フレッツ」系列サービスの加入を取り次ぐ。2025年12月期は移動体通信機器販売が好調に推移し、セグメント売上高を押し上げた。

キヤノン製MFPを中心とするOA機器販売

キヤノン製のMFP(複合機)、ビジネスフォン、UTM(統合脅威管理)などのOA機器を法人向けに販売する。機器販売自体のフロー収益に加え、保守・管理契約によるストック収益も獲得する。子会社の株式会社アルファーテクノが販売を担当している。

高級グランピング施設「VISION GLAMPING Resort & Spa」

プライベート空間を重視した高付加価値グランピング施設。山梨県山中湖村と鹿児島県霧島市の2か所で運営し、2027年初旬には兵庫県淡路島に3施設目を開業予定。宿泊サービスのほか、地域連携ツアーやDMCモデルの旅行サービスも組み合わせ、訪日外国人需要の取り込みを狙う。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

情報・通信業で高成長、収益性も良好

ビジョンは通信インフラやIoTソリューションを提供し、売上高は318億円から390億円へ増加。営業利益率15〜17%と高収益。同業のソラコムやVRain Solutionと比較し、規模・利益率とも優位。無線通信やクラウド需要を追い風に成長継続。ただし、競合も多く、技術革新への対応が課題。

強み

  • 売上高が年率10%以上成長、営業利益率15%超。
  • 無線通信・IoT分野で先進的な技術を保有。
  • 大手企業との取引実績が豊富で安定収益。
  • IoT・クラウド市場拡大の追い風を受ける。

課題

  • スタートアップや大手IT企業との競争激化。
  • 技術サイクルが速く、研究開発投資の継続が必要。
  • 高度なエンジニアの確保・育成が急務。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がビジョン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15889Japan Eyewear Holdings628億円16.8倍
28005スクロール600億円21.5倍
33612ワールド590億円9.3倍
47990グローブライド556億円10.2倍
58281ゼビオホールディングス546億円
69416ビジョン534億円20.0倍
7262Aインターメスティック529億円12.1倍
88008ヨンドシーホールディングス518億円25.5倍
99946ミニストップ513億円
103660アイスタイル479億円17.3倍
11212Aフィットイージー470億円25.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 54件

固定通信事業の代理店として静岡で創業した1996年

1996年4月、静岡県富士宮市に資本金10,000千円で旧株式会社ビジョンを設立。国際電話サービスの加入取次ぎ(固定通信事業)を目的とした。同年8月に本社を静岡県富士市へ移転し、1997年8月には一般第二種電気通信事業許可を取得。当初は固定通信の代理店ビジネスからスタートした。

OA機器販売とインターネット広告へ事業拡大した2000年代前半

2001年12月、東京都渋谷区に子会社「株式会社ビジョン・ビジネス・ソリューションズ」を設立し、OA機器販売に進出。2002年4月に本社を東京都新宿区へ移転。2003年12月にはインターネット広告事業(インターネットメディア事業)を開始。2004年11月には子会社が旧ビジョンを吸収合併し、商号を現在の株式会社ビジョンに変更した。

法人携帯電話とブロードバンド取次ぎへの進出(2007~2008年)

2007年2月、法人携帯電話事業(移動体通信事業)を開始。ソフトバンクの携帯電話端末販売と加入取次ぎを手掛けるようになる。2008年7月には子会社「株式会社ベストコミュニケーションズ」(現ベストリンク)を設立し、ブロードバンドサービスの加入取次ぎ(ブロードバンド事業)を開始。本格的に情報通信サービス事業の基盤を構築した。

WiFiレンタル事業に参入しグローバル展開を加速(2010~2012年)

2010年1月、国内出張・旅行者向けWiFiレンタル事業「e-ca」を開始。2011年には「Vision WiMAX」を立ち上げ、同年10月から12月にかけて韓国、ハワイ、香港に海外子会社を相次いで設立。2012年2月、海外渡航者向けWiFiレンタル「グローバルWiFi」を開始し、台湾、シンガポール、英国にも子会社を設置した。これが現在のグローバルWiFi事業の原型となる。

東京証券取引所への上場と市場変更(2015~2022年)

2015年12月、東京証券取引所マザーズ市場へ上場。上場時の売上高は125億円(2015年12月期)。わずか1年後の2016年12月に市場第一部へ変更。その後も売上高は拡大を続け、2022年4月にはプライム市場へ市場変更した。2025年12月期の売上高は390億円に達している。

グランピング事業への進出とM&Aによるグループ拡大(2021~2025年)

2021年12月に株式会社あどばるを子会社化したのに続き、2022年1月にはこしかの温泉株式会社を子会社化。同年12月に「VISION GLAMPING Resort & Spa 山中湖」をグランドオープンし、グランピング事業に本格参入。以降も2023年6月にZORSE株式会社、2025年6月に合弁会社ビジョンライズ、同年10月にTHISIS株式会社を子会社化するなど、M&Aを通じて事業領域を拡大している。

中期経営計画「Vision 3.0」でデータドリブン重視へ(2025年~)

2025年12月期を初年度とする中期経営計画(2025-2028)を策定。情報通信サービス事業を主軸に「戦略的なデータドリブンセールス」を推進し、2028年に営業利益100億円を目標とする。グローバルWiFi事業ではニューヨーク子会社の営業開始やeSIMの拡大、情報通信サービス事業では経理BPO業務への人的投資を実施。2025年12月期の営業利益は64億円と過去最高を更新した。

年表54件を開く

1990年代

  • 1996年4月創業国際電話サービスの加入取次ぎ(固定通信事業)を目的に旧株式会社ビジョン(静岡県富士宮市 資本金10,000千円)を設立
  • 1996年8月本社を静岡県富士宮市から静岡県富士市に移転
  • 1997年8月一般第二種電気通信事業許可取得

2000年代

  • 2001年12月東京都渋谷区にOA機器販売を目的に子会社、株式会社ビジョン・ビジネス・ソリューションズを設立
  • 2002年4月本社を東京都渋谷区から東京都新宿区に移転
  • 2003年12月インターネット広告事業(インターネットメディア事業)を開始
  • 2004年11月M&A株式会社ビジョン・ビジネス・ソリューションズが旧株式会社ビジョンを吸収合併し、商号を株式会社ビジョンに変更
  • 2007年2月法人携帯電話事業(移動体通信事業)を開始
  • 2008年1月東京都新宿区に子会社、株式会社メンバーズネットを設立
  • 2008年7月商号変更東京都新宿区に子会社、株式会社ベストコミュニケーションズ(現連結子会社)を設立 ※2012年12月に商号をベストリンク株式会社に変更
  • 2008年7月ブロードバンドサービスの加入取次ぎ(ブロードバンド事業)を開始

2010年代

  • 2010年1月国内出張及び旅行者向けWiFiレンタル事業「e-ca」を開始
  • 2011年6月国内出張及び旅行者向け高速大容量WiFiレンタル事業「Vision WiMAX」を開始
  • 2011年7月佐賀県佐賀市にお客様サポートデスクとしてコールセンター「ビジョン・フューチャー・ビジネスセンター(VFBC)」を開設
  • 2011年10月韓国に子会社、Vision Mobile Korea Inc.(現連結子会社)を設立
  • 2011年10月米国(ハワイ)に子会社、Vision Mobile Hawaii Inc.(現連結子会社)を設立
  • 2011年12月中国(香港)に子会社、Vision Mobile Hong Kong Limited(現連結子会社)を設立
  • 2012年1月シンガポールに子会社、GLOBAL WIFI.COM PTE. LTD.(現連結子会社)を設立
  • 2012年2月海外渡航者向けWiFiレンタル事業「グローバルWiFi」を開始
  • 2012年2月台湾に子会社、無限全球通移動通信股份有限公司(現連結子会社)を設立
  • 2012年4月英国に子会社、GLOBAL WIFI.UK LTD(現連結子会社)を設立
  • 2012年4月M&AFind Japan株式会社を子会社化
  • 2012年12月国内出張及び旅行者向け短期利用可能なサービス「WIFI-HIRE」を開始
  • 2013年10月ベストリンク株式会社のブロードバンド事業のうちコンシューマー向け事業を事業譲渡
  • 2013年12月国内出張及び旅行者向けMVNO(仮想移動体通信事業者)事業を開始
  • 2014年3月ベトナムに子会社、VISION VIETNAM ONE MEMBER LIMITED LIABILITY COMPANY(現連結子会社)を設立
  • 2014年4月中国(上海)に子会社、上海高效通信科技有限公司(現連結子会社)を設立
  • 2014年11月フランスに子会社、Global WiFi France SAS(現連結子会社)を設立
  • 2014年12月イタリアに子会社、Vision Mobile Italia S.r.l.(現連結子会社)を設立
  • 2015年2月Find Japan株式会社の株式売却に伴い、同社を連結子会社から除外
  • 2015年3月M&A訪日外国人向け日本用WiFiレンタル「NINJA WiFi」を開始(「WIFI-HIRE」を統合)
  • 2015年12月上場東京証券取引所マザーズ市場へ上場
  • 2016年7月米国(カリフォルニア)に子会社、VISION MOBILE USA CORP.(現連結子会社)を設立
  • 2016年8月ニューカレドニアに子会社、Vision Mobile New Caledonia SAS(現連結子会社)を設立
  • 2016年12月東京証券取引所市場第一部へ市場変更
  • 2018年2月東京都新宿区に子会社、株式会社アルファーテクノ(現連結子会社)を設立
  • 2018年3月東京都新宿区に子会社、株式会社BOS(現連結子会社)を設立
  • 2018年5月東京都新宿区に子会社、株式会社ビジョンアドを設立
  • 2019年8月M&A株式会社プロドライバーズを子会社化

2020年代

  • 2020年3月商号変更東京都新宿区に子会社、株式会社ビジョンデジタルマーケティングを設立 ※2023年10月に商号を株式会社ビジョンテクノロジーズに変更
  • 2020年8月株式会社プロドライバーズの全株式を売却
  • 2020年12月有限会社ラピド解散
  • 2021年12月M&A株式会社あどばる(現連結子会社)を子会社化
  • 2022年1月M&Aこしかの温泉株式会社(現連結子会社)を子会社化
  • 2022年4月東京証券取引所プライム市場へ市場変更
  • 2022年11月M&A株式会社プロモーションプラスを子会社化
  • 2022年12月VISION GLAMPING Resort & Spa 山中湖をグランドオープン
  • 2023年2月M&A子会社の株式会社プロモーションプラスを吸収合併
  • 2023年6月M&AZORSE株式会社(現連結子会社)を子会社化
  • 2024年4月米国(ニューヨーク)に子会社、VISION USA CORP.(現連結子会社)を設立
  • 2024年10月東京都新宿区に子会社、株式会社Vision Works(現連結子会社)を設立
  • 2024年12月東京都新宿区に子会社、株式会社Vision Link(現連結子会社)を設立
  • 2025年6月株式会社H-Powerホールディングスと合弁会社、株式会社ビジョンライズ(現連結子会社)を設立
  • 2025年10月M&ATHISIS株式会社(現連結子会社)を子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益2026年度まで7,500百万円
  • 営業利益率2026年度まで17.9%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    データドリブンセールスの推進

    蓄積したデータベース分析を基に全事業の営業活動を効率化し、成果を最大化する。特に情報通信サービス事業では、データに基づく意思決定で既存顧客との関係強化、新規獲得、ストック型収益拡大を図る。

  2. 02

    ニッチ&フォーカス戦略

    データから課題を迅速に発見し新市場を開拓。ターゲットのニーズを深く理解し、多角的なマーケティング施策で確固たる市場シェアを獲得する。

  3. 03

    プライス&クオリティ/リーダーシップ戦略

    サービス品質を維持しつつ、データ活用で生産効率を追求しマネタイズポイントを多様化。ボリュームディスカウントで仕入原価を低減し、価格競争での優位性を確立する。

  4. 04

    アップセル・クロスセルによるLTV最大化

    CLTを通じた直接対話とデータ分析で顧客の魅力・改善点を把握。適切なタイミングと価格でサービスを提供し、顧客生涯価値を最大化する。

  5. 05

    ストック収益モデルへの転換

    情報通信サービス事業において、売り切り型から継続的な保守・サービス利用料等のストック収益型へ転換。自社ストックサービスの拡販で解約率低減とLTV最大化を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で789人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は558万円で、9期前と比べて+8.9%平均年齢は36.4歳、平均勤続年数は8.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月452
2017年12月497
2018年12月563
2019年12月51332.35.6649
2020年12月49033.06.3616
2021年12月51434.07.2607
2022年12月54834.77.5649
2023年12月57034.67.4744
2024年12月57235.17.5782691
2025年12月55836.48.1789824

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率12.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率36.4%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)66.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社23(国内 12 / 海外 11) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
本社及び 新宿営業所 他3箇所 — 東京都 新宿区1,022百万円
全事業、全社
VISION GLAMPING Resort&Spa 山中湖 — 山梨県 山中湖村899百万円
グランピング・ツーリズム事業
美肌の湯 こしかの温泉 — 鹿児島県 霧島市508百万円
グランピング・ツーリズム事業
コール センター — 佐賀県 佐賀市184百万円
全事業
主な関係会社
  • 国内
    ベストリンク株式会社
    東京都新宿区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アルファーテクノ
    東京都新宿区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社BOS
    東京都新宿区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社あどばる
    東京都新宿区
    議決権50.1%
  • 国内
    こしかの温泉株式会社
    鹿児島県霧島市
    議決権100.0%
  • 国内
    ZORSE株式会社
    宮城県仙台市宮城野区
    議決権60.0%
  • 国内
    株式会社Vision Works
    東京都新宿区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社Vision Link
    東京都新宿区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ビジョンライズ
    東京都新宿区
    議決権65.0%
  • 国内
    THISIS株式会社
    東京都新宿区
    議決権67.2%
  • 海外
    Vision Mobile Korea Inc.
    韓国 ソウル
    議決権100.0%
  • 海外
    Vision Mobile Hawaii Inc.
    米国 ハワイ
    議決権100.0%
残りのグループ会社11社を開く
  • Vision Mobile Hong Kong Limited中国 香港100%
  • GLOBAL WIFI.COM PTE.LTD.シンガポール100%
  • 無限全球通移動通信 股份有限公司台湾 台北100%
  • GLOBAL WIFI.UK LTD英国 ロンドン100%
  • VISION VIETNAM ONE MEMBER LIMITED LIABILITY COMPANYベトナム ホーチミン100%
  • 上海高效通信科技有限公司中国 上海100%
  • Global WiFi France SASフランス パリ100%
  • Vision Mobile Italia S.r.l.イタリア ミラノ100%
  • VISION MOBILE USA CORP.米国 カリフォルニア100%
  • Vision Mobile New Caledonia SASニューカレドニア ヌメア100%
  • VISION USA CORP.米国 ニューヨーク100%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    作成コーナー用パソコンに係る高速データ通信端末等の借入及び高速データ通信回線の提供
    国税庁 · 2017-10-20
    760万円
  • 調達
    作成コーナー用パソコンに係る高速データ通信端末等の借入及び高速データ通信回線の提供
    国税庁 · 2018-10-19
    738万円
  • 調達
    作成コーナー用パソコンに係る高速データ通信端末等の借入及び高速データ通信回線の提供
    国税庁 · 2019-10-08
    652万円
  • 調達
    作成コーナー用パソコンに係る高速データ通信端末等の借入及び高速データ通信回線の提供
    国税庁 · 2020-10-09
    578万円
  • 調達
    作成コーナー用パソコンに係る高速データ通信端末等の借入及び高速データ通信回線の提供
    国税庁 · 2024-08-06
    575万円
  • 調達
    令和5年度海外出張に伴うWi-Fiルーター提供業務
    経済産業省 · 2023-03-15
    558万円
  • 調達
    作成コーナー用パソコンに係る高速データ通信端末等の借入及び高速データ通信回線の提供
    国税庁 · 2021-10-12
    534万円
  • 調達
    作成コーナー用パソコンに係る高速データ通信端末等の借入及び高速データ通信回線の提供
    国税庁 · 2025-09-26
    522万円
  • 調達
    作成コーナー用パソコンに係る高速データ通信端末等の借入及び高速データ通信回線の提供
    国税庁 · 2022-09-30
    501万円
  • 調達
    モバイルルータの賃貸借及び保守契約
    財務省 · 2022-06-28
    473万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は390億円営業利益65億円前期と比べると増収増益で、売上が+9.9%、利益が+20.4%。

売上高
+9.9%
390億円
営業利益
+20.4%
65億円
純利益
+32.4%
45億円
営業利益率
16.7%
前期比 +1.5%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高420億円390億円
営業利益75億円65億円
純利益51億円45億円
1株あたり配当¥51¥51

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は191億円、営業利益は31億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+2.1%、営業利益は+6.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q831416.99
2023年2Q731013.77
2023年3Q841315.59
2023年4Q785
2024年1Q861517.410
2024年2Q841214.38
2024年4Q1852714.616
2025年2Q1872915.519
2025年4Q2033617.726
2026年2Q1913116.220

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は65億円から390億円へ6.0倍に増えた。直近期の営業利益率は16.7%。売上は5期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
Find Japan株式会社を子会社化
2012年12月653−2
2013年12月9201
ベトナムに子会社、VISION VIETNAM ONE MEMBER LIMITED LIABILITY COMPANY(現連結子会社)を設立
2014年12月10233
東京証券取引所マザーズ市場へ上場
2015年12月12586
米国(カリフォルニア)に子会社、VISION MOBILE USA CORP.(現連結子会社)を設立
2016年12月148138
2017年12月1761812
東京都新宿区に子会社、株式会社アルファーテクノ(現連結子会社)を設立
2018年12月2152515
株式会社プロドライバーズを子会社化
2019年12月2733422
東京都新宿区に子会社、株式会社ビジョンデジタルマーケティングを設立 ※2023年10月に商号を株式会社ビジョンテクノロジーズに変更
2020年12月1672−12
株式会社あどばる(現連結子会社)を子会社化
2021年12月181117
こしかの温泉株式会社(現連結子会社)を子会社化
2022年12月2552415
子会社の株式会社プロモーションプラスを吸収合併
2023年12月3184330
米国(ニューヨーク)に子会社、VISION USA CORP.(現連結子会社)を設立
2024年12月355545415.234
THISIS株式会社(現連結子会社)を子会社化
2025年12月390656516.745

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高390億円のうち、営業利益として残るのは65億円16.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は45億円、売上の11.5%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金44.4%173億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金39.0%152億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益16.7%65億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
55.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+8.3pt
16.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+4.9pt
11.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+10.6pt
23.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
14.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
27.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 13期分

2025年12月期は営業CFが36億円、投資CFが−21億円で、差し引きのフリーCFは15億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は136億円で、売上の4.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年12月310413
2014年12月6−3−1314
2015年12月8−637253
2016年12月15−501062
2017年12月16−140265
2018年12月29−15−31476
2019年12月35−14−122185
2020年12月−4−4−10−867
2021年12月14−60876
2022年12月15−121382
2023年12月51−18−1033104
2024年12月31−12−519119
2025年12月36−21115136

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は302億円。このうち返さなくてよい自己資本が213億円で、自己資本比率は69.2%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月33151846.4
2013年12月37162142.9
2014年12月39192048.5
2015年12月85652076.2
2016年12月99732673.6
2017年12月115862974.6
2018年12月136983872.2
2019年12月1521094371.7
2020年12月113882577.3
2021年12月1491014867.7
2022年12月1801206067.0
2023年12月2141466867.3
2024年12月2531797469.1
2025年12月3022138969.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
136億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
170億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
89億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り605社中19位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中285位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
23.6%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
16.7%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
69.2%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
9.9%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.9%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,048で、1年前と比べて-10.6%過去52週の値幅のなかでは25%の位置にある。

¥1,048-1.1%1ヶ月+3.9%1年-10.6%時価総額534億円
過去52週の値幅
安値¥949高値¥1,343

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)20.0倍
PER (会社予想)10.1倍
PBR2.46倍
配当利回り4.87%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で+6%と上昇も、1年では-10.9%と下落基調。25日移動平均線(1025円)を約3.3%上回り、75日線(1015円)も上回るが、200日線(1128円)は大きく下回る。8月13日に1051円まで上昇後、20日は1059円と52週高値1343円からは約21%の乖離。RSIは58と中立、出来高は8月に入り増加し、直近は28万株と高水準。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERが20.22倍と業界平均の30.57倍を下回り、PBRは2.49倍と平均2.94倍より低いですが、ROEが23.6%と高く、配当利回りも4.82%と魅力的です。ただし、予想PERは10.2倍と今後の成長が期待され、現状のPERはやや高めに感じます。総合的には割安感はあるものの、市場の期待を織り込んでおり、ほぼ妥当と判断します。

指標この会社業種平均
PER (実績)20.0倍47.9倍
PER (予想)10.1倍
PBR2.46倍2.96倍
ROE23.6%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

IT人材需要の拡大を追い風に売上高は順調に増加し、営業利益率も上昇している。強気派は、DX投資の追い風と請負比率の引き上げによる収益性向上を評価し、今後も増収増益が続くと見る。一方弱気派は、エンジニア採用競争の激化による単価・稼働率の変動リスクや、請負案件の生産性管理の難しさを指摘。また、市場全体のIT投資減速懸念や、競合との差別化が不十分との見方もある。さらに、直近の株価下落や配当利回りの高さから、成長性に疑問を呈する声もある。

プラスに働く材料7
  • IT需要拡大で増収基調

    売上高は2022年から2025年にかけて毎年増加し、成長が続く

  • 利益率の改善

    営業利益率は15%から16.7%に上昇し、収益性が向上

  • 高配当利回り

    配当利回り4.8%と株主還元が手厚く、下支えとなる

  • 予想PER10.2倍と実績20.2倍の半分決算発表後影響

    予想PER10.2倍、実績20.22倍から大幅改善が見込まれる

  • 営業利益65億円、20%増益通年影響

    営業利益は54→65億円、前期比11億円増

  • 純利益45億円、32%増益通年影響

    純利益は34→45億円、株主還元余力が増す

  • 配当利回り4.82%と高水準継続影響

    配当利回り4.82%、株主への還元が手厚い

マイナスに働く材料7
  • 人材獲得競争の激化

    エンジニア不足で採用費増加や単価低下の懸念がある

  • 請負案件の生産性リスク

    請負拡大は管理難易度を上げ、採算悪化の可能性

  • 成長鈍化への懸念

    1年で株価が10%下落し、市場の期待が低下

  • 株価1年で10.9%下落継続影響

    前年比-10.87%、下値トレンドが続く

  • 外国人保有23.6%、流出リスク継続影響

    外国法人所有23.56%、リスクオフで売り

  • 実績PER20.2倍、割高感決算発表後影響

    実績PER20.22倍、業績未達なら調整

  • PBR2.49倍と資産価値から乖離継続影響

    PBR2.49倍、簿価から大きなプレミアム

次の決算で確かめる点
稼働率
エンジニアの稼働状況は売上高と利益を左右する最重要指標
平均単価
人材単価の推移が収益性に直結する
請負比率
請負拡大は利益率改善の鍵であり、進捗を確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり51で、前期から+85.2%いまの株価に対する利回りは4.87%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥51
1株あたり
配当利回り
4.87%
いまの株価に対して
配当性向
55.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2024年12月2739.1
2025年12月5085.255.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥51

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ18,060人。区分でいちばん多いのは金融機関38.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が41.0%を占め、残る59.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
金融機関21.126.228.345.737.838.5
個人・その他44.940.437.122.837.024.5
外国法人26.327.930.524.615.523.4
証券会社3.12.71.44.06.510.9
事業法人4.52.82.82.83.02.4
自己株式4.03.13.04.33.10.8
外国人個人0.10.10.10.10.20.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)12.92
02みずほ信託銀行株式会社有価証券管理信託(佐野健一口0730078号)7.95
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.65
04株式会社SBI証券5.52
05佐野健一5.35
06NORTHERN TRUSTCO. (AVFC) RE WS WALES PENSION PARTNERSHIP (WALESPP) ASSET POOLING ACS UMBRELLA(常任代理人 香港上海銀行東京支店)3.29
07みずほ信託銀行株式会社有価証券管理信託(佐野健一口0730079号)2.65
08みずほ信託銀行株式会社有価証券管理信託(佐野健一口0730080号)2.65
09みずほ信託銀行株式会社有価証券管理信託(佐野健一口0730081号)2.65
10株式会社日本カストディ銀行(信託E口)2.63

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-06-05
    みずほ信託銀行株式会社
    新規の大量保有報告
    2.35%
    -0.28pt
  • 2026-04-07
    ラッセル・インベストメント・インプリメンテーション・サービシーズ・エル・エル・シー(RUSSELL INVESTMENTS IMPLEMENTATION SERVICES, LLC)
    新規の大量保有報告
    4.10%
    -1.00pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+102%、1株純資産は14期で−98%。直近期のROEは23.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月−3,71925,810−14.4
2013年12月61345.0
2014年12月2316115.8
2015年12月1613313.920.2
2016年12月1715011.830.8
2017年12月2517515.239.0
2018年12月3120116.740.4
2019年12月4622721.539.3
2020年12月−25186−12.1
2021年12月152137.775.0
2022年12月3224614.043.9
2023年12月6229822.919.9
2024年12月7035921.218.439.1
2025年12月9242423.614.055.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/12期の役員報酬は総額196百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
佐野健一代表取締役 会長 CEO5610,829,400
大田健司代表取締役 社長 COO54156,950
中本新一取締役 CFO53196,650
内藤真一郎取締役5915,700
原田静織取締役523,800
那珂通雅取締役6217,600
森詩絵里取締役37100
丹羽哲也常勤監査役607,300
茂田井純一監査役5212,200
梅原和彦監査役73
寳角淳監査役49

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3112292914147
社外取締役755558

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,809字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社(株式会社ビジョン)、連結子会社23社で構成されております。当社・連結子会社におきまして、主に「グローバルWiFi事業」、「情報通信サービス事業」、「グランピング・ツーリズム事業」を行っております。当社グループの事業における事業の内容、報告セグメント、事業セグメント及び対応する関係会社は次のとおりであります。 報告 セグメント   事業 セグメント   事業内容   対応する関係会社 グローバル WiFi事業   海外事業   日本から海外及び海外から海外へ渡航される方への海外の各通信キャリア等から仕入れたモバイルWi-Fiルーターのレンタル事業   当社 ベストリンク株式会社 THISIS株式会社 Vision Mobile Korea Inc. Vision Mobile Hawaii Inc. 無限全球通移動通信股份有限公司 Vision Mobile Hong Kong Limited GLOBAL WIFI.COM PTE. LTD. GLOBAL WIFI.UK LTD 上海高效通信科技有限公司 Global WiFi France SAS Vision Mobile Italia S.r.l. VISION MOBILE USA CORP. Vision Mobile New Caledonia SAS VISION USA CORP. 国内事業   海外から日本へ渡航される方、国内旅行、出張及びテレワーク等での利用をされる方への国内の各通信キャリアから仕入れたモバイルWi-Fiルーターのレンタル事業 情報通信サービス事業   移動体通信事業   ソフトバンク株式会社の提供する携帯電話端末等の販売及び移動体通信サービスの加入取次業務   当社株式会社BOS ブロードバンド事業   日本電信電話株式会社(NTT)の提供する「フレッツ」等のブロードバンドサービスの加入取次業務   当社 ベストリンク株式会社 OA機器販売事業   キヤノン(Canon)社製をメインにMFP、ビジネスフォン及びUTM等の販売事業   当社株式会社アルファーテクノ株式会社BOS インターネット メディア事業   インターネット上における広告商材(ホームページ制作等)の販売   当社 その他   スペースのレンタル事業売上向上支援サービス事業記帳代行サービス事業電力小売媒介   当社 株式会社あどばるZORSE株式会社株式会社Vision Works株式会社Vision Link株式会社ビジョンライズ グランピング・ツーリズム事業   グランピング事業   グランピング施設の運営   当社こしかの温泉株式会社 ツーリズム事業   DMC(Destination Management Company)モデルの旅行サービス事業   当社 その他   メディア事業、アスクル株式会社の通信販売事業   当社 ※ VISION VIETNAM ONE MEMBER LIMITED LIABILITY COMPANYにおきましては、当社グループにおけるシステム開発及びデータベース構築の役割を担っております。 (1) グローバルWiFi事業 当社、ベストリンク株式会社及び海外子会社(Vision Mobile Korea Inc.、Vision Mobile Hawaii Inc.、無限全球通移動通信股份有限公司、VISION USA CORP.等)を中心に、世界各国の通信キャリア等から高品質なローカルネットワーク(データ通信サービス)を調達し、世界各地へ渡航される方に対し通信サービスを提供しております。 主なサービス形態として、モバイルWi-Fiルーターのレンタルサービスを展開するほか、物理的な機器を必要としないeSIMを活用したデジタル通信サービスの提供を行っております。これにより、顧客の利便性向上と運用の効率化を同時に推進しております。 ※ グローバルWiFi事業における海外事業及び国内事業は、サービス提供エリアは異なりますが、事業モデルの本質は同一であります。 事業の流れは、次のとおりであります。 エンドユーザーは、ダイレクトサイト、アプリ、法人セールス、パートナー※、空港カウンターを介してサービスへのお申込みが可能です。 ※ 当社グループにおいては、情報通信サービス事業をはじめ、パートナー企業との協力体制を構築し、販売代理契約やフランチャイズ契約を締結した協力会社を通じたサービスも提供しております。 販売チャネル エンドユーザーへの販売チャネルは次のとおりとなっております。 販売チャネル   説明 ダイレクトサイト   グローバルWiFi等のWEBサイトにおいて、WEBマーケティング※を活用することで、エンドユーザーを申込サイトへ誘導し、サービスのお申込みを行っていただきます。 アプリ   エンドユーザーがスマートフォンからアプリをダウンロードし、アプリを通じてサービスのお申込みを行っていただきます。 アフィリエイト   アフィリエイター等が運営するWEBサイトに、ダイレクトサイトへリンクする広告を掲載します。エンドユーザーがそのサイトを訪問し、広告を経由して誘導されることでサービスのお申込みをいただきます。(成果報酬型の広告) 法人セールス   諸官庁や海外出張が多い企業、その他の販売チャネルを通じてサービスをご利用いただいたエンドユーザーに対し、法人登録を促します。法人登録を行うことで、継続的にサービスのお申込みをいただきます。(価格の割引や会社請求等サービス提供あり) パートナー   提携企業(航空会社、旅行代理店、保険代理店、クレジットカード会社等)、代理店及びフランチャイズ提携先を通じて、エンドユーザーにサービスのお申込みをいただきます。 空港カウンター   エンドユーザーに、直接空港カウンターでのサービス申込やSIMカード自動販売機での購入をしていただきます。 ※ WEBマーケティングとは、インターネット上で行うマーケティング活動全般を指します。具体的なWEBマーケティングの手段としては、自社のホームページや商品専用のWEBサイトを通じてエンドユーザーに対し商品やサービスに関する宣伝活動や啓蒙・普及活動を行うことで、インターネット上に広告を掲載、WEBサイトやECサイトにより多くのエンドユーザーが検索エンジン経由で来るようにWEBサイトの最適化、インターネット上のユーザーに対するアンケート調査を通じて市場調査を行う活動及び自社サイトで獲得した顧客に対し新製品や新サービスの案内を提供すること等があげられます。 (2) 情報通信サービス事業 当社、ベストリンク株式会社を中心に、法人及びSOHO事業者※向けに情報通信インフラの構築支援を行っております。具体的には、通信回線や電力の取次ぎ、OA機器販売等の「フロー型収益」と、これらに付随する保守・管理、継続的なサービス利用料等の「ストック型収益」を組み合わせたビジネスモデルを展開しております。 全国の営業拠点とWEBマーケティングを駆使し、顧客獲得からアフターフォローまでを一気通貫で提供できる体制が当社の強みとなります。特に、顧客の業容拡大に伴う追加ニーズに対し、各事業部が連携して最適なソリューションを適時提供することで、顧客生涯価値(LTV)の向上と持続的な成長を実現しております。 ※ SOHO(スモールオフィス・ホームオフィス)事業者:パソコン等の情報通信機器を利用して、小さなオフィスや自宅等でビジネスを行っている事業者の呼称。 (3)グランピング・ツーリズム事業 当社、こしかの温泉株式会社において、プライベート空間を重視した高付加価値なグランピング施設の運営及び宿泊サービスの提供を行っております。また、DMCモデルの推進により、地域の観光資源を最大化するとともに、訪日外国人客をターゲットとしたツーリズム事業を拡大しております。これらを通じて、持続可能な地域活性化への貢献と、新たな収益機会の創出を図っております。 事業系統図 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 ※ VISION VIETNAM ONE MEMBER LIMITED LIABILITY COMPANYにおきましては、当社グループにおけるシステム開発及びデータベース構築の役割を担っております。 営業所一覧 当社グループの国内の営業所は次のとおりであります。 営業所   札幌、仙台、成田、新宿、横浜、名古屋、関西(大阪)、福岡、ビジョン・フューチャー・ビジネス・センター(佐賀)、那覇 グランピング施設   山梨県山中湖村、鹿児島県霧島市 空港カウンター (委託含む)   成田空港、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港、伊丹空港(大阪国際空港)、旭川空港、新千歳空港、仙台空港、新潟空港、小松空港、富士山静岡空港、広島空港、福岡空港、北九州空港、大分空港、熊本空港、宮崎空港、鹿児島空港、那覇空港、みやこ下地島空港 ※  成田は、グローバルWiFi事業の出荷センターとなっております。
経営方針・対処すべき課題3,269字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 経営方針 当社グループは、創業以来の電話受注(Vision 1.0)から、Webマーケティングによるインバウンド戦略(Vision 1.5)、CLT(カスタマー・ロイヤリティ・チーム)設立による生産性向上(Vision 2.0)へと、常にビジネスモデルを進化させてまいりました。現在推進している中期経営計画(2025-2028)においては、情報通信サービス事業を主軸とした新成長戦略「Vision 3.0」を掲げております。 本戦略の核となる「戦略的なデータドリブンセールス」を推進することで、全事業の営業活動の効率化と成果の最大化を目指します。蓄積された膨大なデータベース分析を基に、以下の基本戦略を展開することで、持続可能な成長を実現してまいります (Vision 3.0を支える基本戦略) ① ニッチ&フォーカス戦略 課題をデータから迅速に発見し、新たなマーケットを開拓いたします。ターゲットの要望とニーズを深く理解し、多角的なマーケティング施策を組み合わせることで、確固たる市場シェアを獲得します。 ② プライス&クオリティ/リーダーシップ戦略 サービスの質を維持しつつ、データ活用による生産効率の追求とマネタイズポイントの多様化を図ります。ボリュームディスカウントによる仕入原価の低減を徹底し、価格競争における圧倒的な優位性を確立いたします。 ③ アップセル・クロスセル戦略 CLT(カスタマー・ロイヤリティ・チーム)を通じた直接対話とデータ分析を融合させ、顧客の魅力や改善ポイントを精緻に把握します。適切なタイミングと最適な価格でサービスを提供することで、ライフタイムバリュー(顧客生涯価値)を最大化し、長期的な信頼関係を構築します。 特にメイン事業である情報通信サービス事業においては、これらの戦略にデータドリブンな意思決定を加えることで、既存顧客との関係強化、新規顧客の獲得、さらにはストック型収益の拡大を全社的な成長エンジンとして強力に推進してまいります。 (2)経営環境 我が国の経済は、雇用・所得環境の改善や旺盛なインバウンド需要に支えられ、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、欧米における高金利政策の継続や中国経済の停滞、地政学的リスクに伴う原材料・エネルギー価格の高騰及び為替相場の急激な変動等、依然として先行き不透明な状況が続いております。このような環境下、当社グループは既存事業の生産性向上を徹底するとともに、市場ニーズの変化を捉えた新機軸のサービス拡充を加速させ、持続的な企業価値の向上に邁進しております。 (グローバルWiFi事業) 訪日外国人数が年間過去最高を更新し、旅行消費額が9兆円を超える等、インバウンド市場は極めて活況を呈しております。アウトバウンド(日本人の海外渡航)需要も緩やかな回復傾向にあります。当事業においては、従来の物理ルーターレンタルに加え、オンラインで完結するeSIMサービスの提供に注力し、利便性の向上と在庫レスによる収益性の改善を推進しております。また、無人カウンターの活用やAIによる効率化等、為替変動の影響を最小限に抑えつつ、競争力のある通信プランを提供してまいります。 (情報通信サービス事業) 企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)投資や人手不足解消に向けた設備投資は、景気動向に左右されず堅調に推移しております。当事業においては、お客様の「売上向上」「業務効率改善」に直結するソリューション提供を強化しております。特に、従来の売り切り型モデルから、継続的な保守・サービス利用料等のストック収益型モデルへの転換を加速させております。自社ストックサービスの拡販により、解約率の低減とLTV(顧客生涯価値)の最大化を図り、景気変動に耐性のある強固な安定収益基盤を構築してまいります。 (グランピング・ツーリズム事業) 宿泊形態の多様化が進む中、当社はプライベート空間を重視した高付加価値なグランピング施設を展開しております。当事業においては、施設の運営(ハード)に加え、地域の観光資源を商品化するDMCモデルを推進しております。独自のツアー提供や地域連携を通じて、活況なインバウンド需要を地方へ呼び込み、持続可能な地域活性化への貢献と、新たな収益機会の創出を図っております。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、持続的な成長と企業価値の向上を実現するため、本業における収益力を示す「営業利益」及び「営業利益率」を重要な経営指標として位置づけております。特に、商材構成の変化に柔軟に対応しつつ、AIによる効率化と高付加価値サービスの拡充により、中長期的な収益性の向上を図っております。 2021年度実績   2022年度実績   2023年度実績   2024年度実績   2025年度実績   2026年度計画 営業利益(百万円)   1,105   2,414   4,280   5,365   6,465   7,500 営業利益率(%)   6.1   9.5   13.5   15.1   16.6   17.9 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 知名度の向上 当社では、安定的な成長に加え、高い成長性を確保することが課題であります。 そのためには、当社が運営する各種サービスの利用拡大を促進するため、「グローバルWiFi」の知名度の向上が必須であると考えております。 また、大手企業との提携等も含めた事業展開をより有利に進めるため、さらには優秀な人材を採用するためにも、当社「ビジョン」自体の知名度の向上も重要であると考えております。今後、積極的な広報・IR活動を推進し、サービス及び当社名自体の認知度向上を進めてまいります。 ② 安定的な収益の確保 当社では、安定的な収益を確保することが課題であります。 そのためには、法人向けの社内常備型「グローバルWiFi for Biz」等の販売の強化、情報通信サービス事業における取扱商品の拡充及び販売チャネルの拡大等を図ってまいります。さらには、自社ストックサービスの拡販と継続利用を推進することで、安定的なストック収益を向上させ、長期的に安定した収益基盤を構築します。 また、組織的なリスク管理の強化、品質管理の徹底等を推進して、この課題に取り組んでまいります。 ③ 優秀な人材の確保 当社では、安定的な成長、高い成長性を確保するために、優秀な人材の確保が課題であります。 先般、米国ニューヨークへ進出したように、グローバル展開を含めた今後の成長を推進するに当たり、優秀で熱意のある人材を適時に採用することが、重要な課題と認識しており、従業員が高いモチベーションを持って働ける環境や仕組みの整備・運用を進めてまいります。 ④ コーポレート・ガバナンスの強化 当社では、当社グループの持続的な成長と企業価値の向上を実現するためにはコーポレート・ガバナンス体制の強化が課題であります。 当社では、迅速な意思決定及び業務執行体制とそれを適切に監督・監視する体制の構築を図っております。経営の健全性や透明性を確保する観点から、今後も事業規模に応じたコーポレート・ガバナンス体制の強化を継続的に図ってまいります。 また、企業規模の拡大やグループ会社の増加、海外での事業展開等、内部統制の重要度が増してきていることから、グループ全体での内部統制につきましても継続的な強化を図ってまいります。 ⑤ M&Aによる事業拡大 当社の掲げる継続的な高い成長を実現するためには、M&Aによる事業拡大は必須であると認識しております。 既存事業とのシナジーを考慮した上で、ターゲット企業に対して事業の評価を行い、企業価値の向上に資するM&A戦略を積極的に推進してまいります。
事業等のリスク5,084字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは以下のとおりです。ただし、当社グループに関する全てのリスクを網羅したものではなく、現時点では重要性が高くないと判断したリスクもあり、予見しがたいリスクも存在します。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1) 事業内容に関するリスクについて ① 感染症発生、蔓延のリスク 変異株の出現による新型コロナウイルス感染症の再拡大、及び治療法が確立されていない新たな感染症の蔓延等により、新たな行動制限、各種規制等が講じられた場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② グローバルWiFi事業におけるリスク a 通信キャリア等からの仕入条件について 当社グループは、世界各国の通信キャリア等から通信サービスを仕入れておりますが、当社グループが、従前と同様の仕入条件で更新できるという保証はありません。さらに、各通信キャリア等の事業方針の変更により、当社グループが従前より不利な仕入条件への変更を余儀なくされる可能性もあります。当社グループの各通信キャリア等からの仕入条件が悪化した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 b 為替レートの変動について 当社グループは、外貨建の取引を行っております。これに伴い外貨建の収益・費用及び資産・負債が発生しております。為替レートの変動による影響を軽減すべく為替予約等によりリスクヘッジを行っておりますが、急激な為替変動があった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 c 競合他社の影響について 当社グループと同様に、国内外への渡航者向けにモバイルWi-Fiルーターのレンタル事業を営んでいる競合企業が存在しております。当社グループは、提供エリア数、サービス提供価格、通信速度及び通信品質、付加サービス等の差別化等の取り組みを行っており、今後もさらにサービスの向上、ブランド力の強化を図ってまいります。 しかしながら、異業種からの新規参入者等を含め競合他社との競争激化による収益力の低下や、広告宣伝費の増加等により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 d 提携・協力関係について 当社グループは国際的な競争力を強化するために、販売代理店、協力企業等のビジネスパートナーと様々な提携・協力を行っており、それらを通じて商品やサービスの開発、販売・サービス体制の整備・拡充の展開を図っております。提出日現在においてビジネスパートナーとの関係性は良好でありますが、期待する効果が得られない場合や何らかの事情により提携・協力関係が解消された場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 e Wi-Fiルーターについて 当社グループは、世界各国の通信キャリア及びメーカーからWi-Fiルーターを仕入れております。Wi-Fiルーターの使用年数は、電池劣化、基盤劣化及び筐体劣化により平均2年程度※でありレンタル資産として計上し償却を行っております。仕入れたWi-Fiルーターの劣化速度が早まった場合や技術革新等によりWi-Fiルーターの開発サイクルが短期化された場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、適切な販売予測に従い仕入を増加し、品切れによる販売機会のロスと過剰在庫の防止を図っておりますが、在庫の増加に伴う管理の煩雑化により、適切な管理に支障をきたす可能性がございます。 ※ 電池交換が可能なWi-Fiルーターは2年以上使用できる場合もありますが、傷が多くなる等レンタル商品として見合わない状態になることもあるため2年間程度の使用としております。 f 地政学的リスク及び自然災害等に伴う渡航需要の減退について 当社グループの主力事業であるグローバルWiFi事業及びグランピング・ツーリズム事業は、国内外の渡航需要の動向に大きく依存しております。 テロ、紛争、戦争等の世界情勢の悪化や、大規模な地震・台風等の自然災害により、航空網をはじめとする交通インフラの寸断や渡航制限が生じた場合、あるいは心理的な渡航意欲の減退が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 特に、ウクライナ情勢や中東情勢の長期化、米中間の政治的・経済的な対立、東アジアにおける地政学的緊張の高まり等、事業環境を取り巻くリスクを注視し、機動的な情報収集と対策の立案に努めてまいります。 ③ 情報通信サービス事業におけるリスク a 通信キャリア等からの受取手数料について 当社グループは、通信キャリアが提供する通信サービスへの加入契約の取次ぎ等を行うことにより、当該サービスを提供する通信キャリア又は一次代理店より、契約取次ぎの対価として手数料を収受しております。受取手数料の取引条件は、通信キャリアによって異なっており、通信キャリアの経営方針の変更等により、大幅な取引条件の変更が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 b 情報通信機器の仕入条件について 複合機、ビジネスフォン、ネットワーク機器等の情報通信機器において、仕入先の状況により、製品の遅延や欠品等の影響が生じた場合、顧客への納品遅延やキャンセル等が発生する可能性が考えられます。 調達先を一つに依存せず多様化し、代替製品を含めた複数サービスを取り扱う強みを生かし、外部環境の変化に柔軟に対応しておりますが、競争激化に伴う仕入単価の増加等が想定以上に悪化した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります ④ グランピング・ツーリズム事業におけるリスク a 施設の毀損、劣化及び大規模災害について 当社グループは、施設の適切なメンテナンスや損害保険の付保等、事業活動への影響を最小限に抑える体制を整えております。しかしながら、想定を超える大規模な地震、台風、津波等の自然災害が発生し、施設の損壊やインフラの遮断が生じた場合、営業停止や復旧費用の発生により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 b 食品衛生及び食中毒について 食事提供を伴う宿泊サービスにおいて、食品衛生管理の瑕疵や新たな病原菌に起因する食中毒事案等が発生した場合、行政処分や営業停止、ブランドイメージの失墜を招く恐れがあります。当社グループでは、食品衛生法等の関連法規を遵守し、定期的な社員教育や衛生管理マニュアルの徹底によりリスク低減を図っておりますが、万が一重大な事案が発生した場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 c 渡航需要の変動について 本事業におけるインバウンド需要の変動リスクについては、前述の「① グローバルWiFi事業におけるリスク f 地政学的リスク及び自然災害等に伴う渡航需要の減退について」に記載のとおりであります。世界情勢の変化や大規模な自然災害等により、訪日外国人の渡航意欲が減退した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 売上債権等の貸倒リスク 当社グループでは、国内外の多くのお客様にサービス提供を行っており、業績の拡大、その中でもOA機器の割賦販売に伴う売上債権が増加する傾向にありますが、十分に与信管理を行うとともに、売上債権等に一定の貸倒引当金を計上することで、債権の貸倒れによる損失に備えております。 しかしながら、債務者の状況の変化によって、貸倒損失の発生や貸倒引当金の積み増しを行う場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 業務提携、M&Aに関するリスク 当社グループは、業務提携やM&Aを事業の早期拡大の有効な手段の一つと考えております。実施に際しては、対象企業や事業の財務・法務・ビジネス等について綿密なデューデリジェンスを行い、十分に投資対効果やリスクの把握に努めておりますが、事業環境の変化等で計画どおりに事業が進まない場合や、デューデリジェンスで認識していない問題等が発覚した場合、のれんの減損損失や評価損が発生し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ システム障害に係るリスク 当社グループの事業におきましては、サービスの基盤をインターネット通信網に依存しております。そのため、データベース及び販売用WEBサイトの利用が妨げられるようなシステム障害の発生やサイバー攻撃によるシステムダウン等を回避すべく、稼働状況の監視等により未然防止対策を実施しております。 また、プログラム上の欠陥等偶発的な障害が起こらないよう最善は期しておりますが、万一の場合に備えて迅速なリカバリー対策を構築し、完全オフライン対応が可能な体制を整備しております。 しかしながら、このような対応にもかかわらず大規模なシステム障害が発生した場合には、サービスの提供に支障をきたし、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 人材の確保及び育成に係るリスク 当社グループの更なる販売活動強化及び事業拡大を図るため、新卒者・専門知識保有者・グローバル事業推進のための語学力を有する人材の採用活動の強化に加え、社員の階層に応じた研修を実施する等人的資源の活性化に引き続き注力する方針であります。また、教育体制を強化し、評価の透明化・公平化に努め、専門家と連携して通報・相談窓口を設け、退職の防止に努めております。しかしながら、上記方針に基づく採用計画や人材育成が計画どおり進まない場合、又は予測を超えて退職者が増加した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 法的規制に係るリスク 当社グループの事業におきましては、「不当景品類及び不当表示防止法」「特定商取引に関する法律」「電気通信事業法」「食品衛生法」「旅館業法」等の法的規制を受けております。また、グローバルWiFi事業においては、世界各国の現地通信キャリア等から通信サービスの仕入を行っており、各国の法律等の規制を受けております。今後、これらの法令や規則等の予測不可能な変更あるいは新設が、当社グループの事業活動の制限や法的規制の遵守のための費用の増大等につながり、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ 個人情報保護について 当社グループでは、個人情報を保有しておりますが、個人情報漏洩防止に関して個人情報保護に関する法令を遵守するとともに、個人情報保護方針を定め、個人情報の取扱いには細心の注意を払っております。しかしながら、何らかの原因により大規模な個人情報漏洩事故が発生した場合、当社グループの信用失墜や、損害賠償費用が発生する可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪ 訴訟等について 当社グループでは、行動規範を定め、コンプライアンスの推進により、誠実な事業活動に努めております。しかしながら、当社グループの役員、従業員の法令違反等の有無にかかわらず、利用者、取引先、その他第三者との不測のトラブル、訴訟等の発生のリスクがあるものと考えております。 訴訟の内容及び結果によっては、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) その他 新株予約権の行使による株式価値の希薄化について 当社グループは、業績向上への意欲を高めることを目的として、当社グループの役員及び従業員に対して、ストック・オプションによる新株予約権の発行を行っております。2025年12月31日時点、新株予約権の目的となる株式数は、「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況 (2) 新株予約権等の状況」に記載のとおりですが、これらの新株予約権が行使された場合、発行済株式総数が増加し、1株当たりの株式価値が希薄化する可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,954字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、不安定な国際情勢や米国政府の保護主義的な貿易政策等により、世界経済の不確実性が増しており、先行きが不透明な状況が続いております。一方、国内においては、企業収益や雇用・所得環境が改善する中、設備投資や個人消費に持ち直しの動きが見られる等、緩やかな回復基調が続きました。また、観光分野においては、円安や航空路線の回復を背景に訪日外国人数が年間過去最高を更新し、訪日外国人旅行消費額が年間で9.5兆円規模に達する等、インバウンド市場は極めて活況に推移いたしました。 このような経済環境の中、当社グループは主力事業であるグローバルWiFi事業、情報通信サービス事業及びグランピング・ツーリズム事業に注力し、高品質で魅力のある商品をベストプライスで提供できる当社グループの強みをさらに磨き、お客様のニーズをとらえた事業を行ってまいりました。 また、中期経営計画の初年度となる当期は、最終事業年度(2028年)における営業利益100億円達成に向けた各種施策に取り組んでおります。グローバルWiFi事業においては、ニューヨーク子会社の営業開始及び「World eSIM」事業の拡大、情報通信サービス事業においては、データドリブンセールスに向けた経理BPO業務推進のための人的資本の投資等を実施いたしました。 この結果、当連結会計年度における売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、上記先行投資を吸収し、いずれも前年実績を上回り、過去最高となりました。 当連結会計年度   前連結会計年度   増減   増減率 (百万円)   (百万円)   (百万円)   (%) 売上高   39,012   35,528   3,483   9.8 営業利益   6,465   5,365   1,100   20.5 経常利益   6,466   5,422   1,044   19.3 親会社株主に帰属する 当期純利益   4,522   3,375   1,146   34.0 セグメント別の経営成績は、次のとおりです。 (グローバルWiFi事業) 当連結会計年度における訪日旅行市場は、円安の追い風を受けて活況に推移し、訪日外国人数は、年間過去最高を更新する4,268万人(前年比15.8%増)に達し、前年の3,687万人を580万人以上上回る結果となりました。 一方、日本人出国者数については、旅行先の物価上昇、円安基調の継続、燃油高騰に加え、不安定な国際情勢の影響を受けながらも、前年比13.3%増の1,473万人となりました。回復傾向にはあるものの、2019年比では依然として73.4%に留まっており、本格的な回復にはなお時間を要する状況が続いております。(出典:日本政府観光局(JNTO)) このような事業環境の中、インバウンドにおいては、訪日外国人向け日本用Wi-Fiレンタル「NINJA WiFi」や空港カウンターでの自動販売機によるSIMカードの販売に注力いたしました。また、2025年10月に閉幕した「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」では、会場内の主要ゲート広場にサービスブースを展開しました。「グローバルWiFi」・「NINJA WiFi」を通じて、Wi-Fiルーターやモバイルバッテリーのキャッシュレスレンタル環境を整備し、世界中から訪れる観光客一人ひとりの快適な万博体験をサポートするとともに、万博開催に伴う需要獲得に努めてまいりました。 アウトバウンドにおいては、法人向けの「グローバルWiFi for Biz」やデータ容量「無制限プラン」の需要が堅調に推移し、顧客単価も引き続き高く維持いたしました。また、「World eSIM」についても、認知度の高まりとともに順調に利用者数を拡大させております。 この結果、当連結会計年度における売上高、セグメント利益はともに前年実績を上回りました。 グローバルWiFi事業   当連結会計年度   前連結会計年度   増減   増減率 (百万円)   (百万円)   (百万円)   (%) 売上高   21,011   19,875   1,136   5.7 セグメント利益   6,351   5,987   364   6.1 (情報通信サービス事業) 当連結会計年度において、「第182回中小企業景況調査」によると、当事業が主にサービスを提供する中小企業においては、全産業の業況判断DI(Diffusion Index 企業の業況感や設備、雇用人員の過不足等の各種判断を指数化したもの)はマイナス17.5となり、前期(2025年7月~9月期)から0.7ポイント減と2期連続して低下しました。 このような事業環境の中、販売チャネルの更なる強化を進め、事業の拡大に取り組んだ結果、移動体通信機器販売が好調に推移しました。これに加え、経理BPO事業も順調に推移しております。 また、将来的なアップセルやクロスセル、長期的な解約率の低減、ストック商材による継続的収入といった、ライフタイムバリュー(顧客生涯価値)の最大化を図り、自社ストックサービスの拡販に努めてまいりました。 この結果、当連結会計年度における売上高、セグメント利益はともに前年実績を上回りました。 情報通信サービス事業   当連結会計年度   前連結会計年度   増減   増減率 (百万円)   (百万円)   (百万円)   (%) 売上高   16,406   14,490   1,915   13.2 セグメント利益   1,746   1,693   53   3.1 (グランピング・ツーリズム事業) 当連結会計年度において、観光庁の「インバウンド消費動向調査」によりますと、2025年の訪日外国人旅行消費額は9兆4,559億円(2024年比16.4%増)と推計されております。 費目別では、宿泊費が3兆4,617億円(36.6%)と最も多く、次いで買物代2兆5,490億円(27.0%)、飲食費2兆711億円(21.9%)と続いております。 このような事業環境の中、インバウンド需要の拡大と国内観光ニーズの多様化に対応するため、「グランピング事業」と「ツーリズム事業」の2軸で観光領域の事業展開を行っております。 グランピング事業においては、「VISION GLAMPING Resort & Spa 山中湖」(山梨県山中湖村)、「VISION GLAMPING Resort & Spa こしかの温泉」(鹿児島県霧島市)が堅調に推移しております。また、2027年初旬オープンを目指し、兵庫県淡路市岩屋にて「VISION GLAMPING Resort & Spa 淡路島」の建設を進めております。 ツーリズム事業においては、訪日外国人旅行者を対象とした観光サービスを提供しており、こちらも堅調に推移しております。急速に拡大するインバウンド需要に対応するため、単なる手配業務にとどまらず、地域の魅力を体感できる体験を提供する等、プロフェッショナルなDMC(Destination Management Company)モデルの高度化に注力してまいりました。 この結果、当連結会計年度における売上高、セグメント利益はともに前年実績を上回りました。 グランピング・ツーリズム事業   当連結会計年度   前連結会計年度   増減   増減率 (百万円)   (百万円)   (百万円)   (%) 売上高   1,588   1,155   432   37.4 セグメント利益   176   119   56   47.2 財政状態の分析 (資産) 資産合計は、30,172百万円(前連結会計年度末比4,911百万円増)となりました。 流動資産は、23,036百万円(前連結会計年度末比3,804百万円増)となり、その主な要因は、現金及び預金が1,677百万円、売掛金が1,098百万円それぞれ増加したことによるものです。 固定資産は、7,135百万円(前連結会計年度末比1,106百万円増)となり、その主な要因は、レンタル資産が222百万円、建設仮勘定が612百万円増加したことによるものです。 (負債) 負債合計は、8,883百万円(前連結会計年度末比1,512百万円増)となりました。 流動負債は、6,694百万円(前連結会計年度末比6百万円増)となり、その主な要因は、支払手形及び買掛金が111百万円、未払金が206百万円増加した一方で、株主優待引当金が408百万円減少したことによるものです。 固定負債は、2,189百万円(前連結会計年度末比1,505百万円増)となり、その主な要因は、長期借入金が1,372百万円増加したことによるものです。 (純資産) 純資産は、21,289百万円(前連結会計年度末比3,398百万円増)となりました。その主な要因は、資本金、資本剰余金がそれぞれ224百万円増加、利益剰余金が2,850百万円増加したことによるものです。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,686百万円増加し、13,599百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果増加した資金は、3,635百万円(前連結会計年度は3,116百万円の資金の増加)となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益6,427百万円の計上、減価償却費752百万円の計上があった一方で、株主優待引当金の減少408百万円、売上債権の増加1,085百万円、法人税等の支払額が2,040百万円あったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果減少した資金は、2,129百万円(前連結会計年度は1,163百万円の資金の減少)となりました。これは主として、有形固定資産の取得により1,742百万円、敷金保証金の払込250百万円の支出があったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果増加した資金は、149百万円(前連結会計年度は478百万円の資金の減少)となりました。これは主として、長期借入金により1,441百万円、自己株式の処分により1,471百万円、ストック・オプションの行使により445百万円の収入があった一方で、自己株式の取得により1,440百万円、長期借入金の返済により108百万円、配当金の支払により1,669百万円の支出があったことによるものです。 ③ 生産、受注及び販売の状況 a. 生産実績 該当事項はありません。 b. 仕入実績 仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   仕入高(百万円)   前期比(%) グローバルWiFi事業   4,501   6.6 情報通信サービス事業   5,332   12.4 グランピング・ツーリズム事業   316   △6.2 合計   10,149   9.1 (注) 金額は、仕入価格によっております。 c. 受注実績 受注から販売までの期間が短期間のため、記載を省略しております。 d. 販売実績 販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前期比(%) グローバルWiFi事業   21,011   5.7 情報通信サービス事業   16,404   13.4 グランピング・ツーリズム事業   1,586   37.3 報告セグメント計   39,002   9.9 その他   10   △68.0 合計   39,012   9.8 (注) 1.セグメント間取引については相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度(自 2024年1月1日  至 2024年12月31日)   当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 販売高(百万円)   割合(%)   販売高(百万円)   割合(%) 株式会社メンバーズモバイル   -   -   4,489   11.5 前連結会計年度の株式会社メンバーズモバイルにおける販売実績は、当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満のため、記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度の財政状態及び経営成績は「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に記載したとおりです。 当社グループは本業である営業活動における収益性を重要視していることから、営業利益を目標に掲げております。 当連結会計年度における営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、いずれも前年実績を上回る結果となりました。 当連結会計年度   計画   増減   増減率 (百万円)   (百万円)   (百万円)   (%) 売上高   39,012   40,002   △990   △2.5 営業利益   6,465   6,439   26   0.4 営業利益率(%)   16.6   16.1   -   - 経常利益   6,466   6,445   21   0.3 親会社株主に帰属する当期純利益   4,522   4,382   139   3.2 これらの結果、資産、負債、純資産はそれぞれ前連結会計年度比で増加しております。 また、当座比率310.0%(前連結会計年度末270.2%)、自己資本比率69.2%(前連結会計年度末69.1%)と財務健全性を確保しております。 なお、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因は、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりです。 セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に記載した取り組みの結果、次のとおりとなっております。 セグメント利益   当連結会計年度   計画   増減   増減率 (百万円)   (百万円)   (百万円)   (%) グローバルWiFi事業   6,351   6,467   △116   △1.8 情報通信サービス事業   1,746   1,862   △116   △6.2 グランピング・ ツーリズム事業   176   150   25   17.1 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社の事業活動における運転資金需要の主なものは、グローバルWiFiの通信仕入やデバイスの購入費、グランピング施設の設置費、販売費及び一般管理費等の営業費用に加え、新規事業の開発コストによるものであります。これらの資金需要につきましては、自己資金により賄うことを基本方針としております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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