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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

IBJ

IBJ,Inc.6071 · Prime · サービス業

結婚相談所ネットワーク「IBJ」を中核に、婚活から結婚後ライフデザインまで一貫支援。

概要

IBJ(IBJ)は、結婚相談所の業界団体型ネットワークを運営する結婚情報サービス企業である。2006年の創業以来、加盟店向けシステム提供、直営結婚相談所、婚活パーティー・アプリ、結婚後のライフデザイン支援、韓国文化コミュニティ事業を展開。2025年12月期の連結売上高は202億円、営業利益36億円を見込み、従業員数は1469名。東京証券取引所プライム市場に上場する。

日本最大級の結婚相談所ネットワークを運営する加盟店事業

加盟店事業は、結婚相談所の開業支援と、日本最大級のネットワーク「IBJ」の運営からなる。開業支援では法人・個人向けにノウハウとシステムを提供し、加盟店事業では加盟相談所とその会員に対し、会員管理・お見合いセッティングの基幹システムを提供する。2025年12月期のセグメント売上高は38億円で、事業利益は26億円と高収益。開業件数は価格改定の影響で一時軟調だったが、下半期に改善。加盟店数と課金会員数は増加傾向にある。

3ブランドで全国に展開する直営結婚相談所

直営店事業は、「IBJメンバーズ」「サンマリエ」「ZWEI」の3ブランドで直営結婚相談所を運営する。IBJメンバーズは主要都市・ターミナル立地、サンマリエはプロ仲人専任サービス、ZWEIは全国54店舗を展開。対面カウンセリングとお見合いセッティング、交際管理までを提供。2025年12月期のセグメント売上高は94億円、事業利益23億円。新規入会者数とお見合い件数は堅調に推移している。

婚活パーティーとマッチングアプリの両軸

マッチング事業は、婚活パーティーとアプリ事業で構成される。パーティー事業「IBJ Matching」は直営店や外部会場、自治体と連携した婚活パーティーを企画運営。アプリ事業は「ブライダルネット」「youbride」「IBJ online」など複数のマッチングサービスを提供。IBJ onlineは2025年10月にリリースされ、マッチングアプリの手軽さと結婚相談所の真剣度を融合させた。同事業の売上高は16億円(前年比4.5%減)だが、事業利益は3.3億円と増益。

結婚後のライフイベントを支えるライフデザイン事業

ライフデザイン事業は、住まい(物件紹介・不動産賃貸・住宅ローン)、保険代理店、ウエディング、美容の各サービスを提供する。成婚退会後の顧客に対してクロスセルを強化し、ウエディング成約件数や保険成約件数が急速に伸長。2025年12月期のセグメント売上高は20.5億円(前年比98.1%増)、事業利益7.3億円。当期第2四半期に連結した株式会社GROWBING(美容サロン事業)も寄与している。

韓国文化コミュニティを拡大するK Village事業

K Village事業は、子会社の株式会社K Villageが運営する。韓国語教室、韓国留学支援、美容EC、ボイストレーニングスクール「NAYUTAS」、K-POPライブ企画など、韓国文化を中心とした趣味・コミュニティ事業を展開。日韓最大級の韓国語学習サービスとして、生徒数は16,430名(前年比13.1%増)。NAYUTASはFC校舎98社に拡大し、生徒数9,563名と大幅に増加。2025年12月期のセグメント売上高は32.9億円、事業利益4.6億円と成長を続けている。

業界の中での役割は結婚・婚活・ライフイベント支援サービスプロバイダー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
202億円
営業利益
36億円
営業利益率
17.8%
純利益
21億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
直営店事業94億円46.5%19億円20.2%
加盟店事業38億円18.8%26億円68.4%
K Village 事業33億円16.3%4億円12.1%
ライフデザイン 事業21億円10.4%6億円28.6%
マッチング 事業16億円7.9%2億円12.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01結婚相談所ネットワーク(加盟店事業)主力

日本最大級の結婚相談所ネットワーク「IBJ」を運営。結婚相談所の開業支援、加盟相談所への会員管理・お見合い基幹システム提供、お見合いセッティング等の運営サポートを行う。加盟店は全国に展開。

主な製品・サービス2
結婚相談所ネットワーク「IBJ」
加盟店向けに会員管理・お見合いセッティングシステムを提供。加盟店同士の会員交流による成婚を支援。
開業支援サービス
個人・法人向けに結婚相談所の開業ノウハウ・システム・サポートを提供。

02直営結婚相談所(直営店事業)主力

主要都市・ターミナル立地に「IBJメンバーズ」「サンマリエ」「ZWEI」の3ブランドで直営結婚相談所を運営。対面カウンセリング、お見合いセッティング、交際管理まで専門スタッフがサポート。

主な製品・サービス1
直営結婚相談所(IBJメンバーズ/サンマリエ/ZWEI)
対面型の結婚相手紹介サービス。専任カウンセラーが婚活を個別サポートする。

03婚活パーティー・マッチングアプリ(マッチング事業)準主力

婚活パーティーの企画運営(IBJ Matching)及び複数のマッチングアプリ(ブライダルネット、youbride、IBJ online等)を提供。手軽な婚活から真剣な出会いまで幅広いニーズに対応。

主な製品・サービス2
婚活パーティー(IBJ Matching)
直営店や外部会場、自治体と連携した婚活パーティーを開催。対面での出会いを創出。
婚活アプリ(ブライダルネット、youbride、IBJ online)
スマートフォン等で利用できるマッチングサービス。専任カウンセラーサポート付きのアプリもあり。

04ライフデザイン(住まい・保険・ウエディング・美容)副次

結婚後のライフイベントに対応する住まい事業(物件紹介・不動産賃貸・住宅ローン)、保険代理店事業(生命保険・損害保険)、ウエディング事業、美容事業を展開。グループシナジーを活用。

主な製品・サービス2
住まい事業
物件紹介、不動産賃貸、住宅ローンの提供。結婚後の住まい探しを支援。
保険代理店事業
人生設計に合わせた保険商品の提案・販売。リスクヘッジや財産形成をサポート。

05K Village事業(韓国文化コミュニティ)副次

株式会社K Villageが運営。韓国語教室、韓国留学支援、美容EC、ボイストレーニングスクール「NAYUTAS」、K-POPライブ企画等、韓国文化を中心とした趣味・コミュニティ事業を展開。

主な製品・サービス2
韓国語教室
日韓最大級の韓国語学習サービス。オンライン・対面でレッスンを提供。
ボイストレーニングスクール「NAYUTAS」
歌唱力向上を目的としたボイストレーニング教室。全国展開。

製品と技術

会員管理とお見合いを一元化するIBJネットワークシステム

加盟店事業の中核製品が、結婚相談所ネットワーク「IBJ」の会員管理・お見合いセッティングシステムである。加盟相談所はこのシステムを通じて、全国の会員データベースにアクセスし、お見合いの申し込み・承諾・日程調整をオンラインで行える。システムは年会費とマッチングごとの手数料で収益を得る構造。2025年12月期の加盟店事業売上高は38億円で、同事業の利益率は約68%と極めて高い。このシステムがIBJの競争優位性の核となっている。

対面カウンセリングを強みとする直営結婚相談所3ブランド

直営店事業では、「IBJメンバーズ」「サンマリエ」「ZWEI」の3ブランドを展開。IBJメンバーズは首都圏・主要都市の駅前立地に特化し、専門カウンセラーが対面でサポート。サンマリエはプロの仲人が専任で付くプレミアムサービス。ZWEIは全国54店舗を展開し、マスメディア広告で集客力を高める。各ブランドとも、入会から成婚まで一貫したカウンセリングを提供し、2025年12月期の直営店事業売上高は94億円。IBJ Matchingとの連携によるパーティーへの送客も強みである。

手軽な出会いから真剣な婚活までをカバーするマッチングサービス

マッチング事業は、婚活パーティー「IBJ Matching」と、スマートフォンアプリ「ブライダルネット」「youbride」「IBJ online」で構成される。IBJ Matchingは直営店や外部会場、自治体と連携した対面型パーティーを定期的に開催。アプリは専任カウンセラーのサポート付きのものから、手軽な自己完結型まで幅広い。2025年10月にリリースした「IBJ online」は、マッチングアプリの利便性と結婚相談所の審査・サポートを融合させた新サービス。これらの多様な接点で、幅広い年齢層・ニーズを取り込んでいる。

成婚後のライフステージを支えるライフデザインサービス群

ライフデザイン事業では、成婚退会後の顧客に対して住まい・保険・ウエディング・美容の各サービスを提供する。住まい事業は物件紹介、不動産賃貸、住宅ローン(アルヒのフランチャイズを含む)を扱う。保険代理店事業は生命保険・損害保険の提案を行う。ウエディング事業はグループ内のノバレーゼやデコルテ・ホールディングスと連携。美容事業はGROWBINGのサロンも含む。顧客の結婚後ライフイベントに継続的に関わることで、顧客生涯価値の向上を図る。

日韓最大級のコミュニティを目指すK Villageの趣味・教育事業

K Village事業は、韓国語教室、韓国留学支援、美容EC、ボイストレーニングスクール「NAYUTAS」、K-POPライブ企画など、韓国文化に特化したコミュニティ事業を展開。韓国語教室は日韓最大級の生徒数(16,430名)を誇り、オンライン・対面の両方でレッスンを提供。NAYUTASはFC展開を積極化し、98校舎に拡大、生徒数9,563名と急成長している。当社のFCノウハウを活用し、結婚関連以外の趣味領域にも事業を広げている点が特徴である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

結婚相談所業界で国内首位級、内需依存の成長企業

当社は結婚相談所サービスを主力とし、国内市場で高いシェアを持つ有力企業です。同業他社のジンジブやイシンと比較しても、売上高は177億円(2024年12月期)と群を抜いており、業界内での存在感は極めて大きいと言えます。営業利益率も14.7%から17.8%へと改善しており、収益性も向上しています。結婚人口の減少という逆風下でも、会員サービスの付加価値向上やマッチング精度の向上により、安定した成長を続けています。一方で、収益は国内の結婚市場に依存しており、外部環境の影響を受けやすい面があります。

強み

  • 売上高177億円と業界最大級で、スケールメリットを活かしたサービス展開が可能
  • 営業利益率は14.7%から17.8%へ上昇し、収益構造が強化されている
  • 豊富な会員データを活用したマッチング精度の高さが競争優位性となっている
  • 長年の実績と認知度により、新規会員獲得コストを抑えている

課題

  • 未婚化・晩婚化の進行で市場自体が縮小傾向にあり、成長の天井感がある
  • 海外市場への進出が進んでおらず、成長機会を逃している可能性がある
  • マッチングアプリ等の新興サービスとの競争が激化し、価格競争に陥るリスク

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

メディア・エンタメの時価総額近傍。太字がIBJ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17914共同印刷517億円12.2倍
24718早稲田アカデミー491億円19.2倍
39470学研ホールディングス456億円13.1倍
44337ぴあ419億円12.4倍
56238フリュー404億円18.3倍
66071IBJ382億円15.5倍
79405朝日放送グループホールディングス366億円8.2倍
84714リソー教育グループ357億円22.0倍
94301アミューズ353億円11.4倍
104763クリーク・アンド・リバー社343億円7.8倍
117844マーベラス331億円16.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(メディア・エンタメ)に従っています。

会社の歴史

沿革 25件

結婚相談所ネットワークから始まった2006年の創業

2006年2月、東京都港区において結婚相談所ネットワークシステムの開発・運営を目的として株式会社IBJを設立。同年9月、日本結婚相談業協会(現IBJ)を立ち上げ、結婚相談所ネットワーク「IBJお見合いシステム」の提供を開始した。これが後の加盟店事業の基盤となる。創業からわずか1年で会員管理とお見合いセッティングのプラットフォームを構築し、結婚相談所業界にITを導入した点が特徴である。

M&Aで事業基盤を拡大した2007年〜2009年

2007年11月、株式会社日本ブライダル・コミュニティー(後のIBJウエディング)の株式を100%取得し子会社化。2009年1月には株式会社ブライダルネットを吸収合併した。これにより結婚情報サービスの領域を広げ、直営店事業やマッチング事業の原型を形成。買収した企業の経営資源を活用し、ネットワークの拡大とサービスの多様化を進めた。

証券市場への上場と成長加速(2012年〜2015年)

2012年12月、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。2014年12月には東京証券取引所市場第二部に変更し、2015年7月には市場第一部銘柄に指定された。上場を機に知名度と信用力が向上し、加盟店数・会員数が急増。同年10月には「ポーター賞2015」を受賞し、ビジネスモデルの独自性が評価された。この間、売上高は2012年12月期の22億円から2015年12月期には41億円へと拡大した。

事業多角化とライフデザイン領域への進出(2016年〜2019年)

2016年以降、結婚後のライフイベントに対応するライフデザイン事業を本格化。2016年6月にウインドアンドサン(後のIBJウエディング)を子会社化、2017年3月にはソニー生命と合弁でIBJライフデザインサポートを設立(2021年解消)。2018年7月にはDiverseを取得し、住宅ローン事業を開始。2019年1月には株式会社サンマリエと株式会社K Village Tokyo(現K Village)を子会社化し、直営結婚相談所ブランドと韓国文化事業を追加した。同年6月にはグレートカンパニーアワード2019で大賞を受賞。

コロナ禍を経てZWEI取得とマーケット再編(2020年〜2022年)

2020年5月、株式会社ZWEIの株式を100%取得し子会社化。全国54店舗の直営結婚相談所網を一気に獲得した。同年は新型コロナウイルス感染症の影響で売上高が131億円(前年比14.4%減)に落ち込むが、2021年には141億円、2022年には147億円と回復。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行。業界団体としてのネットワークと直営店の両輪で、コロナ禍でも堅調な業績を維持した。

協業とM&Aで成婚組数3万組を目指す2023年以降

2023年5月に株式会社ノバレーゼ、同年12月に株式会社オーネットと資本業務提携を締結。地方銀行・信用金庫との業務提携は17行庫に達した。2025年8月にはタメニー株式会社と提携し、同業他社との連携を強化。2025年12月には株式会社デコルテ・ホールディングスの株式を50.1%取得し子会社化、フォトウエディング大手をグループに取り込んだ。中期経営計画では2027年に「成婚組数3万組」「売上高315億円」「営業利益48億円」を目標に掲げ、M&Aと官民連携による成長を加速させている。

年表25件を開く

2000年代

  • 2006年2月創業東京都港区において、結婚相談所ネットワークシステムの開発及び運営を目的として、株式会社IBJを設立。
  • 2006年9月日本結婚相談業協会(現・IBJ)(注1)を立ち上げ、結婚相談所ネットワーク「IBJお見合いシステム」を提供するサービス(現・加盟店事業)を運営開始。
  • 2007年11月M&A株式会社日本ブライダル・コミュニティー(2010年4月に当社へ吸収合併)の株式を100%取得し、子会社化。
  • 2009年1月M&A株式会社ブライダルネットを吸収合併。

2010年代

  • 2012年12月上場大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
  • 2014年4月合弁事業として台湾に愛婚活股份有限公司(資本金10,000千台湾ドル、57%出資・非連結子会社)を設立(2022年2月清算)。
  • 2014年12月上場東京証券取引所市場第二部に株式の上場市場を変更。
  • 2015年7月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。
  • 2015年10月「ポーター賞2015」を受賞(注2)。
  • 2016年6月M&A株式会社ウインドアンドサン(2019年1月1日付で株式会社IBJウエディングへ商号変更)の株式を100%取得し、子会社化(2021年12月一部事業譲渡し、売却)。
  • 2016年12月M&A株式会社かもめの株式を100%取得し、その100%子会社である株式会社かもめ&アールスドリームと合わせて、子会社化(2021年12月売却)。
  • 2017年3月M&Aソニー生命保険株式会社との合弁会社である株式会社IBJライフデザインサポートを設立し、子会社化(2021年12月ソニー生命保険株式会社と合弁解消)。
  • 2017年10月創業関西支社、東海支社を設立。
  • 2018年7月M&A株式会社Diverseの株式を100%取得し、子会社化(2022年4月連結対象外)。
  • 2018年8月アルヒ株式会社のフランチャイズ店舗として、住宅ローンサービスを開始。
  • 2018年11月Forbes Asiaの優良企業「Asia's 200 Best Under A Billion」に選出(注3)。
  • 2019年1月M&A株式会社サンマリエの株式を100%取得、株式会社K Village Tokyo(現・株式会社K Village)の株式を55.1%取得し、いずれも子会社化。
  • 2019年6月一般社団法人船井財団が主催する「グレートカンパニーアワード2019」にて、「グレートカンパニー大賞」を受賞(注4)。

2020年代

  • 2020年2月「WOMAN’s VALUE AWARD 2019」のICT部門において特別賞を受賞(注5)。
  • 2020年5月M&A株式会社ZWEIの株式を100%取得し、子会社化。これにより、全国に拠点展開を実現。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。
  • 2023年5月株式会社ノバレーゼと資本業務提携契約を締結。
  • 2023年12月株式会社オーネットと資本業務提携契約を締結。地方創生への貢献を目的として2018年にスタートした地域の銀行や信用金庫との業務提携が計17行庫となる。
  • 2025年8月タメニー株式会社と資本業務提携契約を締結。
  • 2025年12月M&A株式会社デコルテ・ホールディングスの株式を50.1%取得し、子会社化。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 成婚組数2027年度まで3万組
  • 売上高2027年度まで315億円
  • 営業利益2027年度まで48億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    成婚数の最大化と市場シェア拡大

    既存の結婚相談所ネットワークの拡充に加え、AI等の先端技術を活用したマッチング精度の向上により成婚組数の増加を図る。

  2. 02

    総合ライフデザインカンパニーへの進化

    成婚退会後の顧客に対し、不動産・保険・資産形成などの周辺サービスを提供するライフデザイン事業を強化し、顧客生涯価値(LTV)の向上と収益源の多角化を推進する。

  3. 03

    社会課題解決への戦略的投資

    少子高齢化や地方創生といった社会課題に対し、官民連携やM&Aを活用して事業領域を拡大し、社会的インパクトと経済的価値の両立を目指す。

  4. 04

    資本コストを意識した経営と株主還元の充実

    収益性の高い事業展開を継続し、適切な資本構成の維持と投資効率の最適化を図り、株主への利益還元と企業価値最大化に努める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,469人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は473万円で、9期前と比べて+5.1%平均年齢は34.1歳、平均勤続年数は5.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月340
2017年12月406
2018年12月486
2019年12月45034.14.0611
2020年12月46134.74.0679
2021年12月43734.74.0695
2022年12月46734.34.0780
2023年12月43134.04.1923
2024年12月46334.04.6925281
2025年12月47334.15.71,469245

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率43.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率37.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)79.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 9 / 海外 0、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
本社 — 東京都 新宿区2,005百万円
直営事業
本社 — 兵庫県神戸市1,219百万円
ライフ デザイン 事業
本社 — 東京都新宿区469百万円
全社(共通)加盟店事業 ライフデザイン事業
本社 — 東京都中央区224百万円
直営事業
新宿店 他18拠点164百万円
直営店事業 マッチング事業
本社 — 東京都新宿区74百万円
ライフ デザイン 事業
本社 — 大阪府大阪市26百万円
ライフ デザイン 事業
本社 — 東京都渋谷区6百万円
K Village 事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社サンマリエ
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社K Village (注)2、3、5
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権44.3%
  • 国内
    IBJファイナンシャルアドバイザリー株式会社
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ZWEI (注)2、6
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社セルフィット
    大阪府大阪市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アイモット(注)4
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権44.3%
  • 国内
    株式会社GROWBING
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社デコルテ・ホールディングス(注)2
    兵庫県神戸市 · 連結子会社
    議決権50.1%
  • 国内
    株式会社デコルテ(注)4
    兵庫県神戸市 · 連結子会社
    議決権50.1%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は202億円営業利益36億円前期と比べると増収増益で、売上が+14.1%、利益が+38.5%。

売上高
+14.1%
202億円
営業利益
+38.5%
36億円
純利益
+40.0%
21億円
営業利益率
17.8%
前期比 +3.1%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高289億円202億円
営業利益46億円36億円
純利益25億円21億円
1株あたり配当¥19¥19

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は140億円、営業利益は25億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+44.3%、営業利益は+38.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q39512.84
2023年2Q38513.24
2023年3Q59711.96
2023年4Q402
2024年1Q43716.35
2024年2Q43614.04
2024年4Q911314.36
2025年2Q971818.611
2025年4Q1051817.110
2026年2Q1402517.912

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は22億円から202億円へ9.2倍に増えた。直近期の営業利益率は17.8%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
2012年12月2232
2013年12月2643
東京証券取引所市場第二部に株式の上場市場を変更。
2014年12月3364
2015年12月4186
株式会社ウインドアンドサン(2019年1月1日付で株式会社IBJウエディングへ商号変更)の株式を100%取得し、子会社化(2021年12月一部事業譲渡し、売却)。
2016年12月53117
関西支社、東海支社を設立。
2017年12月951510
株式会社Diverseの株式を100%取得し、子会社化(2022年4月連結対象外)。
2018年12月1181511
株式会社サンマリエの株式を100%取得、株式会社K Village Tokyo(現・株式会社K Village)の株式を55.1%取得し、いずれも子会社化。
2019年12月1532315
株式会社ZWEIの株式を100%取得し、子会社化。これにより、全国に拠点展開を実現。
2020年12月131157
2021年12月1411411
2022年12月1472115
2023年12月1762316
2024年12月177262614.715
株式会社デコルテ・ホールディングスの株式を50.1%取得し、子会社化。
2025年12月202363517.821

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高202億円のうち、営業利益として残るのは36億円17.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は21億円、売上の10.4%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金7.4%15億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金74.8%151億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益17.8%36億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
92.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+10.3pt
17.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.3pt
10.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+10.6pt
22.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
9.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが26億円、投資CFが−33億円で、差し引きのフリーCFは−7億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は51億円で、売上の3.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月2−2209
2013年12月4−32112
2014年12月7−4−1314
2015年12月6−2−4414
2016年12月10−66425
2017年12月13−211136
2018年12月12−5−5739
2019年12月25−299−444
2020年12月10−1317−360
2021年12月11−9−18244
2022年12月21−19−7238
2023年12月35−4216−748
2024年12月13−4−14944
2025年12月26−3313−751

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は325億円。このうち返さなくてよい自己資本が119億円で、自己資本比率は31.3%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月179857.4
2013年12月2112954.0
2014年12月27151253.0
2015年12月29171256.8
2016年12月49202940.9
2017年12月62323050.9
2018年12月76364046.6
2019年12月113545943.7
2020年12月139578237.9
2021年12月133666746.3
2022年12月138805854.8
2023年12月1818010141.1
2024年12月185909545.4
2025年12月32511920631.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
49億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
110億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
0億円
在庫として抱えている分
負債合計
206億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
81
/ 100
安定性自己資本比率21 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率534社中81位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中455位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
22.4%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
17.8%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
31.3%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
14.1%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.1%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥910で、1年前と比べて+6.0%過去52週の値幅のなかでは79%の位置にある。

¥910-4.0%1ヶ月+11.4%1年+6.0%時価総額382億円
過去52週の値幅
安値¥659高値¥976

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.5倍
PER (会社予想)13.7倍
PBR3.13倍
配当利回り2.09%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は955円。25日線(852.32円)を約+12.1%上回り、75日線(813.92円)も大きく上抜け。8月17日に出来高が231万株と爆発的に増加し、株価も940円へ急騰。その後も高値圏で推移。52週高値976円に接近、52週安値659円からは+44.8%の上昇。RSIは75.98と過熱気味。200日線(772.29円)からは+23.7%乖離。中期的なトレンドは明確な上昇。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERは16.31倍で同業界平均の22.99倍を下回り、予想PERも14.3倍でさらに低い。PBRは3.29倍で平均3.34倍とほぼ同水準だが、ROEが22.4%と高く、収益性を考慮すれば割安感がある。配当利回りは1.99%と平均2.29%を下回るが、配当性向21.1%で余力はある。売上・利益とも増加傾向にあり、総合的に割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.5倍23.4倍
PER (予想)13.7倍
PBR3.13倍3.51倍
ROE22.4%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

婚活サービス市場の成長と高い収益性が投資の中心。強気派は、会員数増加によるネットワーク効果と営業利益率の改善(2025年12月期計画17.82%)を評価し、PER約16倍と成長を考慮すれば妥当との見方。弱気派は、少子化や晩婚化のトレンドは追い風だが、市場規模が限定的で、競合の出現や会員数が頭打ちになるリスクを指摘。また、結婚相談所の加盟店依存度が高いことも懸念材料。

プラスに働く材料7
  • 業界最大級のネットワーク

    会員数で業界トップクラスであり、ネットワーク効果が強み。

  • 収益性の高さ

    営業利益率が2024年14.69%から2025年17.82%へ上昇見込み。

  • 成長の継続

    売上高は2022年147億円から2025年202億円へ増加。

  • 売上高・営業利益の大幅改善決算発表後影響

    FY2025売上高202億円、営業利益36億円、利益率17.82%と前期の14.69%から3.1pt改善

  • ROE22.4%の資本効率継続影響

    ROE22.4%、PBR3.29倍で、株主資本を上回る利益創出が続けばPER16.31倍は割安

  • 婚活市場の構造的拡大2026年〜2027年影響

    少子化対策の追い風で、売上高FY2025は前年177億円から+14%と再加速

  • 予想PERを上回る増益決算発表後影響

    予想PER14.3倍に対して実績PER16.31倍で、増益率が高ければ市場予想を上方修正

マイナスに働く材料7
  • 市場規模の限界

    結婚市場は縮小傾向で、成長に上限がある可能性。

  • 加盟店への依存

    収益が加盟相談所に依存しており、契約条件変更のリスク。

  • 競合の出現

    マッチングアプリなどの新興サービスが競合となる。

  • 前年の売上高停滞リスク決算発表後影響

    売上高177億円は前期176億円とほぼ横ばい、先行投資負担で利益率14.69%に低下

  • 販管費増加による利益率悪化継続影響

    利益率17.82%は高いが、競争で販管費が増えると前期比悪化

  • PER16.31倍の割安感消失決算発表後影響

    予想PER14.3倍と実績を下回っており、業績下振れなら割安感が消える

  • 成長投資負担の増加不定影響

    時価総額401億円、ROE22.4%でも成長投資が増えれば利益率低下

次の決算で確かめる点
成婚数
サービスの中核的な成果指標であり、会員価値向上に直結。
会員数
ネットワーク効果の源泉であり、成長の基盤。
加盟店数
ネットワークの拡大を示し、収益源の多様性に影響。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり19で、前期から+25.0%いまの株価に対する利回りは2.09%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥19
1株あたり
配当利回り
2.09%
いまの株価に対して
配当性向
21.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月629.8
2017年12月950.031.2
2018年12月90.039.7
2019年12月90.025.6
2020年12月6−33.322.5
2021年12月60.026.4
2022年12月60.017.6
2023年12月60.018.0
2024年12月833.317.7
2025年12月1025.021.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥19

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ5,331人。区分でいちばん多いのは個人・その他66.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が18.1%を占め、残る81.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他52.458.858.968.470.166.0
外国法人7.64.910.35.66.112.4
金融機関28.722.917.915.613.19.9
自己株式4.74.74.27.710.09.8
事業法人8.38.28.27.98.08.2
証券会社2.95.24.72.52.63.5
外国人個人0.00.00.00.10.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01石坂 茂28.21
02株式会社TNnetwork7.71
03中本 哲宏5.72
04土谷 健次郎5.15
05日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)4.85
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.69
07大田 宣明2.19
08BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)2.08
09IBJ従業員持株会1.39
10桑原 元就1.24

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-08-21
    三井住友DSアセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    5.15%
  • 2026-07-23
    SMBC日興証券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.41%
    -1.24pt
  • 2026-07-03
    中本 哲宏
    新規の大量保有報告
    5.72%
    -0.85pt
  • 2026-04-22
    三井住友DSアセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    3.75%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+870%、1株純資産は14期で+958%。直近期のROEは22.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月62526.220.631.7
2013年12月73125.815.938.5
2014年12月113931.223.238.4
2015年12月154536.535.137.2
2016年12月205539.432.429.8
2017年12月288040.137.531.2
2018年12月269031.426.239.7
2019年12月3812336.032.325.6
2020年12月1713113.545.722.5
2021年12月2615418.434.426.4
2022年12月3718821.726.417.6
2023年12月4119221.717.418.0
2024年12月4022219.215.417.7
2025年12月5526922.414.321.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/12期の役員報酬は総額226百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約14倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
石坂茂代表取締役社長5411,849,700
土谷健次郎取締役 副社長532,162,600
横川泰之取締役4536,400
梅津興三取締役(注)1861,100
村上芽取締役(注)151
佐藤舞取締役(注)137200
二ツ矢有紀常勤監査役5312,400
寺村信行監査役(注)28930,000
米田耕一郎監査役(注)268
秡川直也監査役(注)261

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3126727219866
社外取締役620203
監査役180088

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,534字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社9社により構成されており、当社グループの事業内容及び当社と子会社の当該事業に係る位置づけは次のとおりであります。 なお、当社グループの報告セグメントは、当連結会計年度より、新たに「K Village事業」を追加しております。これは、ライフデザイン事業内の趣味・コミュニティ事業における株式会社K Villageの事業規模が拡大していることを踏まえ、当該事業を従来の「ライフデザイン事業」から独立させることにより経営管理を一層強化し、セグメントを明瞭化することができると判断したためです。以下の前年同期比較については、前連結会計年度の数値を変更後のセグメントに組み替えた数値で比較しております。詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)セグメント情報」の「3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報並びに収益の分解情報」をご参照ください。 (1) 加盟店事業 当事業は、開業支援事業、加盟店事業より構成され、各事業の内容は次のとおりであります。 ・開業支援事業は、法人・個人向けの結婚相談所事業の開業支援を中心に、当社が提供する日本最大級の結婚相談所ネットワーク「IBJ」を利用する結婚相談所事業者の開業営業を事業としております。 ・加盟店事業は、加盟相談所及びそのお見合い会員に対して、会員管理やお見合いセッティング等の、お見合い基幹システムの提供や、結婚相談所事業者が加盟する「IBJ」の運営を事業としております。 (2) 直営店事業 当事業は、主要都市及びターミナル立地に特化した「IBJメンバーズ」、プロ仲人専任サービスが特徴の「サンマリエ」、日本全国に54店舗展開する「ZWEI」の3ブランドを直営結婚相談所として運営しており、直営店事業のお見合い会員に対する結婚相談カウンセリングやお見合いセッティング・交際管理等、対面型の結婚相手紹介サービスの提供を事業としております。 (3) マッチング事業 当事業は、パーティー事業、アプリ事業で構成され、各事業の内容は次のとおりであります。 ・パーティー事業は、直営店による婚活パーティーの企画、運営に加えて外部会場や地方自治体主催の婚活パーティーを実施する「IBJ Matching」を事業としております。 ・アプリ事業は、専任カウンセラーの婚シェルが出会いまでをサポートする婚活アプリ「ブライダルネット」に加えて、「youbride」など複数のマッチングサービスを提供しております。また2025年10月より「マッチングアプリの手軽さ」と「結婚相談所の安心・真剣度」を取り入れた、新しい婚活サービスである「IBJ online」をリリースいたしました。 (4) ライフデザイン事業 当事業は、住まい事業、保険代理店事業、ウエディング事業、美容事業により構成されております。 ・IBJファイナンシャルアドバイザリー株式会社の住まい事業は、物件の紹介や不動産賃貸、住宅ローンの提供等を事業としております。 ・保険代理店事業は、人生設計のサポートやリスクヘッジ、財産形成のニーズへの保険提案を事業としております。 (5) K Village事業 当事業は、株式会社K Villageの趣味・コミュニティ事業により構成されております。 日韓最大のコミュニティを創ることを目的として、韓国語教室の運営、韓国留学支援、美容EC、ボイストレーニングスクール「NAYUTAS(ナユタス)」の運営、K-POPアイドル等のライヴ企画を展開しております。 事業系統図は以下の通りであります。
経営方針・対処すべき課題2,573字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、「ご縁がある皆様を幸せにする」という経営理念のもと、様々な婚活サービスとライフデザインサービスを提供し、結婚カップルを生み出すことで、社会に貢献することを目指しております。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、社会問題に歯止めをかけるべく、2026年2月13日開示の「中期経営計画のアップデートについて」にて、好調な事業成長を背景として、重要指標の見直しを行いました。 収益はもちろんのこと、事業価値を高めるために、より重要な経営指標は何かを議論し策定した計画となっており、経営目標として2027年度には、「成婚組数3万組」「売上高315億円」「営業利益48億円」と定めております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、東証プライム上場企業としての高い社会的信用力を背景に、独自の「IT×リアルサービス」を融合させたプラットフォームを展開しております。業界最大級の会員基盤、成婚を生み出すシステム、そして仲介者の「成婚サポート力」という模倣困難な強みを軸に、競争優位性を確立してまいります。 今後の持続的な成長に向けた戦略の柱は以下の通りです。 ① 「成婚数」の最大化と市場シェアの拡大 既存の結婚相談所ネットワークの拡充に加え、AI等の先端技術を活用したマッチング精度の向上により、成婚組数のさらなる増加を図ります。 ② 「総合ライフデザインカンパニー」としてのLTV向上 成婚退会後の顧客に対し、不動産・住宅ローン、保険、資産形成、育児支援などの周辺サービスをシームレスに提供する「ライフデザイン事業」を質・量ともに強化いたします。成婚をゴールとせず、その後のライフイベントに寄り添い続けることで、グループ全体の資本効率(ROE)の向上と、収益源の多角化を推進します。 ③ 社会課題解決への戦略的投資 少子高齢化、人口減少、地方創生といった日本社会の構造的課題に対し、官民連携(自治体支援)やM&Aを積極的に活用し、事業領域を拡大します。これら社会的インパクトの創出と経済的価値の両立を、当社の持続的成長のエンジンと位置づけます。 ④ 資本コストを意識した経営と株主還元の充実 収益性の高い事業展開を継続するとともに、適切な資本構成の維持と投資効率の最適化を図り、株主の皆様への利益還元と企業価値の最大化に努めてまいります。 当社グループは、変化を恐れぬ「変革と挑戦」の精神を持ち続け、顧客満足の追求を通じて、日本で最も多くの幸せ(成婚)を創出する企業として、中長期的な企業価値向上に邁進してまいります。 (4) 優先的に対処すべき課題 当社グループは、上記の経営目標を達成していく上で、今後は次の課題に取り組んでまいります。 ① 安心・安全な婚活プラットフォームの提供と業界全体の価値向上 国内の婚姻件数が減少傾向にある中、婚活市場においてはマッチングアプリの利用拡大が続く一方で、利用者の増加に伴うマッチング効率の低下や、なりすまし・詐欺といったトラブルの深刻化が顕著となっており、安心・安全な婚活サービスへのニーズが一段と高まっています。当社グループは、厳格な入会審査と「ヒト(仲人)」による手厚いサポートを強みとする結婚相談所ネットワークを拡大し、誰もが安心して活動できる婚活プラットフォームを提供してまいります。また、同業他社(タメニー株式会社等)との連携を深め、競争を超えて業界の健全な市場発展と底上げを牽引するリーディングカンパニーとしての役割を果たしてまいります。 ② 「成婚」の最大化と社会課題(地方創生・少子化対策)への貢献 当社グループは、社会課題の解決を事業の成長と直結させるため、中期経営計画における目標を「2027年に成婚組数30,000組」へと大きく上方修正いたしました。この目標達成に向け、直営店・加盟店の基盤拡大に加え、地方自治体や行政との「官民連携」をさらに推進いたします。全国の加盟店を主体とした地域創生や事業承継問題の解決、地方会員の増加を図ることで、未婚化対策および少子化対策という国策に合致したインフラ基盤を構築してまいります。 ③ ライフデザイン事業のクロスセル強化とPMIの着実な実行 成婚したカップルのその後の人生をサポートする「ライフデザイン事業」を、婚活に次ぐ第二の収益柱としてさらに成長させることが重要な課題です。当期に連結子会社化したフォトウエディング大手の株式会社デコルテ・ホールディングスを含め、ウエディング、保険、住まいといったライフデザイン領域へのクロスセル(送客連携)を一層強化いたします。M&Aによってグループ入りした各社とのシナジーを早期に発現させるため、着実なPMI(買収後の統合作業)を進め、顧客生涯価値(LTV)の最大化と高収益化を実現してまいります。 ④ 新たな事業領域の開拓と「FCノウハウ」の横展開 婚活周辺領域にとどまらず、高いシナジーが見込める企業へのM&Aを継続すると並行して、当社が培ってきたフランチャイズ(FC)展開のノウハウを活かした新規事業の拡大に取り組みます。独立したセグメントとして成長を牽引する「K Village事業(語学・音楽教室等)」や、新たにグループへ参画した株式会社GROWBING(美容サロン事業等)において、再現性のあるFC成長モデルを創出し、多角的な収益基盤を確立してまいります。 ⑤ 経営体制の強化とガバナンスの充実 当社グループの事業規模が急速に拡大する中、持続的な成長を支える経営体制およびガバナンスの強化は不可欠です。当期より導入した共同代表制のもと、対外的なM&Aや行政連携を通じて「非連続な成長」を牽引する機能と、既存事業のブラッシュアップや組織運営・財務強化により「連続的な成長」を担う機能を両立させ、死角のない強力なリーダーシップを発揮してまいります。同時に、専門性の高い人材の確保・育成(ダイバーシティ&インクルージョンの推進)に努め、機動的かつ透明性の高い経営管理体制を維持・強化してまいります。
事業等のリスク11,068字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 以下において、当社グループの事業の状況及び経理の状況に関する事項のうち、リスク要因となる可能性があると考えられる主な事項及びその他投資者の判断に重要な影響を及ぼすと考えられる事項を記載しております。 当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社の株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載内容も併せて慎重に検討した上で、行われる必要があると考えております。 なお、以下の記載のうち将来に関する事項は、特段の記載がない限り当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、不確実性を内包しているため、実際の結果と異なる可能性があります。 1.事業環境に関するリスクについて (1) 婚活市場について 我が国においては、近年、合計特殊出生率の低下や平均寿命の延びに起因して少子化及び高齢化が急速に進展しており、完結出生児数に変化はないものの、国民の晩婚化及び未婚化傾向の増大が少なからず起因している可能性があることから、国民の晩婚化及び未婚化の進展に歯止めをかける婚活及び婚活支援は、我が国の少子高齢化傾向の進展ペースの緩和策として重要な意味を持ち、それ故に、当社グループでは、婚活市場は今後も更なる成長が期待できるマーケットであると考えております。 なお、婚活市場規模は拡大傾向にあると思われるものの、結婚に対する一般的な価値観の多様化又は低下、あるいは非婚化又は晩婚化に対する社会的な許容度の向上及びかかる傾向の定着、又はその他の要因により婚活市場の成長が阻害され、あるいは婚活市場規模が縮小に転じた場合には、当社グループの事業、業績又は財政状態に影響を与える可能性があります。 (2) 競合について 当社グループが営む事業は、不動産業、保険代理店業を除き、すべての事業で特段の許認可を要しないなどの理由から参入障壁が比較的低く、手元資金と一定のノウハウさえあれば、かかる事業を開始することは多くの事業者にとって比較的容易であるものの、当社グループと同等のサービスの提供を可能にするシステムの開発、ノウハウの蓄積、厳重なプライバシー保護を実現する情報管理システムの構築、顧客の大規模な確保などを行い、短期間のうちに当社グループと同等程度に市場からの信頼を獲得することは困難であろうと考えております。 しかしながら、今後、資本力、マーケティング力、幅広い顧客基盤、高い知名度や専門性を有する企業などが当社グループの事業領域に新規参入し、事業規模を拡大すれば、競争の激化による顧客流出やそれに対処するための様々なコストの増加などが、当社グループの事業、業績又は財政状態に影響を与える可能性があります。 (3) システムやインターネット接続環境の不具合について 当社グループが提供するサービスを支える当社グループのシステム並びにインターネット接続環境の安定的稼動は、当社グループの事業運営の大前提であります。 そこで、当社グループは、システムが稼動している複数のサーバーが不測の事態によって停止し、又はそれらのサーバー上に蓄積されたデータが失われることにより当社グループの事業の遂行に支障を来たさないよう一定のセキュリティレベルを実現し、かつデータの日次バックアップ、バックアップデータの分散格納を実施するなど、考えられる範囲で起こり得るトラブルを想定し、その回避策を講じております。 また、当社グループが提供するサービスを支える当社グループのシステムは原則として内製開発されており、それらのリリース前には入念に品質チェックなどを行うことにより、システムの品質管理に努めております。 しかしながら、予期せぬ自然災害や事故、ユーザー数及びトラフィックの急増やソフトウェアの不具合、ネットワーク経由の不正アクセスやコンピュータウィルスの感染などの様々な問題、又は当社グループのシステムそのものに起因する予期せぬトラブルが発生し、かかる問題の影響を十分に軽減できない場合には、当社グループの情報管理体制の信頼性が毀損され、当社グループの事業、業績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4) サービスの安全性及び健全性の維持について 当社グループは、本人確認などの厳格な実施に加え、それぞれのサービスの利用規約などに利用可能年齢や利用可能資格を含む制限事項並びに他人の知的財産権や名誉、プライバシーその他の権利を侵害しないよう、また、わいせつ情報の投稿、誹謗中傷、商業利用、その他法律に照らして犯罪性が高いと思われる利用を未然に防ぐために各種の禁止事項を明記し、利用規約などに基づいたサービス利用が行われていることを確認するための専任スタッフによるユーザーサポート並びにモニタリング体制を整備するなど、然るべき対応を実施しております。 しかしながら、急速なサービス利用者数の増加に伴う事業規模の拡大にかかる対応の拡充が追いつかず、またかかる対応そのものが機能している状況下においても、不適切行為の実行を完全に防止できなかった場合には、当社グループのサービスの信頼性やブランドが毀損され、当社グループの事業、業績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 事業に係る法律等の規制について ① 特定商取引に関する法律について 当社グループが提供する対面式の結婚相手紹介サービスは多くの場合「特定商取引に関する法律(以下、「特定商取引法」という。)」が規定する「特定継続的役務」に該当するため、当社グループは、契約の相手方に事前に契約の概要について記載した書面を交付し、また、契約後遅滞なく契約の内容を明らかにする書面を交付するほか、クーリング・オフへの対応などを実施し、特定商取引法の遵守に努めております。 また、婚活サイトなどにおけるインターネットを介したサービス提供は特定商取引法が規定する「通信販売」に該当するため、当社グループは、かかるサービスの提供に係る広告などにおいて法定の事項を表示し、特定商取引法の遵守に努めております。 しかしながら、上記の対応を以てしても、今後、不測の事態などにより、万が一、特定商取引法の規定に抵触しているとして当社グループが何らかの法的責任を問われた場合、また、今後、特定商取引法の改正、解釈の変更、新たな規制法令の制定などが行われ、かかる変化に迅速に対応できない、又は対応に要するコストが過大となるなどの事態に至った場合には、当社グループのサービスの信頼性やブランドが毀損され、当社グループの事業、業績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 婚活サイトに係る法的規制について 「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律(以下、「出会い系サイト規制法」という。)」は、出会い系サイトの特殊性に鑑み、出会い系サイトの利用に起因する買春その他の犯罪から児童を保護し、以て児童の健全な育成に資することを目的として、出会い系サイト事業者に届出、サイト利用者が児童でないことの確認、禁止誘引行為に係る書き込みの削除などの義務を課しております。 当社グループが運営する婚活サイトのうち、「ブライダルネット」「youbride」「IBJ online」については、出会い系サイト規制法の規制を受けるものであります。当社グループは、上記サービスはもちろん、その他のサービスにおいても当該法令規制を遵守し運営に当たっております。 しかしながら、今後、不測の事態などにより、万が一、出会い系サイト規制法の規定に抵触しているとして当社グループが何らかの法的責任を問われた場合、また、今後、出会い系サイト規制法の改正、解釈の変更、新たな規制法令の制定などが行われ、かかる変化に迅速に対応できない、又は対応に要するコストが過大となるなどの事態に至った場合には、当社グループのサービスが制約を受け、当社グループの事業、業績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 不当景品類及び不当表示防止法、並びに広告等に係るその他の法的規制等について 当社グループは、自らのサービスの広告宣伝及び販売促進活動ならびに一部の事業(ライフデザイン事業)における広告などの取り扱いについて「不当景品類及び不当表示防止法(以下、「景表法」という。)」に基づく規制を受けているため、「広告掲載及び自社サイト表示基準」を制定し、その基準に沿って広告などの制作及び校閲、校正を実施し、景表法の遵守に努めております。 また、当社グループは美容などに係る広告などの掲載依頼を受注する場合があり、これらについては前出の景表法に加え、直接的又は間接的に「薬事法」や「医療法」等の規制を受ける場合があること、更にかかる法的規制以外にも、当社グループが取り扱う広告などの方法や内容などについては、広告主、当社グループともに各業界団体の自主ルールに規制される場合があることから、かかる自主規制の遵守にも努めております。 しかしながら、今後、不測の事態などにより、万が一、景表法を始めとする上記の法的規制や自主規制に抵触しているとして当社グループが何らかの法的責任を問われた場合、また、今後、上記の法的規制や自主規制の改正、解釈の変更、新たな法的規制や自主規制の制定などが行われ、かかる変化に迅速に対応できない、又は対応に要するコストが過大となるなどの事態に至った場合には、当社グループのサービスの信頼性やブランドが毀損され、当社グループの事業、業績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 不動産業に係る法的規制について 連結子会社であるIBJファイナンシャルアドバイザリー株式会社は、宅地建物取引業法に定める免許を受けた不動産代理店であります。宅地建物取引業法に違反した場合には、免許の取り消し、業務停止などの行政処分が行われる可能性があります。そのため、関係法令が求める水準の管理体制を整備しており、コンプライアンスを重視した不動産募集を行っております。現時点でIBJファイナンシャルアドバイザリー株式会社は、不動産業法に定める免許の取り消し又は業務停止処分に抵触する事由に該当する事実はないと認識しておりますが、何らかの理由で免許の取り消しや業務停止処分を受けた場合には、当社グループのサービスの信頼性やブランドが毀損され、当社グループの事業、業績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 保険業に係る法的規制について 当社は、保険業法に定める代理店登録を受けた保険代理店であります。保険業法に違反した場合には、代理店登録の取り消し、業務停止などの行政処分が行われる可能性があります。そのため、関係法令が求める水準の管理体制を整備しており、コンプライアンスを重視した保険募集を行っております。現時点で保険業法に定める登録の取り消し又は業務停止処分に抵触する事由に該当する事実はないと認識しておりますが、何らかの理由で登録の取り消しや業務停止処分を受けた場合には、当社グループのサービスの信頼性やブランドが毀損され、当社グループの事業、業績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ フォト事業に係る法的規制について 連結子会社である株式会社デコルテ・ホールディングスは、「美容師法」の適用を受けています。当社グループは、内部管理体制の充実を図り、社内教育を推進することで法令の遵守に努めていますが、今後新たな法的規制の導入や現行の法的規制の強化もしくは変更等が行われた場合には、当社グループの財政状態及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 男性眉毛サロン事業に係る法的規制について 連結子会社である株式会社GROWBINGが展開する男性眉毛サロン事業においては、「美容師法」に基づき、施術を行う全スタッフが美容師免許を保持し、各店舗が保健所の検査を経て「美容所」としての登録を完了している必要があります。 何らかの理由で免許の取り消しや業務停止処分を受けた場合には、当社グループのサービスの信頼性やブランドが毀損され、当社グループの事業、業績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ その他の法的規制について 当社グループが営む事業の推進にインターネットメディアは欠かせないものとなっていることから、インターネットに関連する法的規制の遵守は当社グループにおける経営上の重要課題の1つであり、当社グループは、当社グループの事業に関連するインターネット関連の主な法的規制である「電気通信事業法」、「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」並びに「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」等の遵守に努めております。 当社グループの提供するサービスは主に一般消費者を対象としていることから、サービス提供契約について「消費者契約法」の適用を受けます。当社グループは、「消費者契約法」の精神に則り、契約の内容が消費者にとって明確かつ平易なものになるよう配慮するとともに、契約の勧誘にあたり消費者の理解を深めるために必要な情報を提供するよう努めております。 上記の他、当社グループが営む「IBJ」の提供については、「独占禁止法」の適用を受けます。当社グループは、「独占禁止法」の遵守をはじめとするコンプライアンスの徹底をより一層強化し努めております。 しかしながら、今後、不測の事態などにより、万が一、上記の法的規制に抵触しているとして当社グループが何らかの法的責任を問われた場合、また、今後、上記の法的規制の改正、解釈の変更、新たな規制法令の制定などが行われ、かかる変化に迅速に対応できない、又は対応に要するコストが過大となるなどの事態に至った場合には、当社グループのサービスの信頼性やブランドが毀損され、当社グループの事業、業績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 趣味・コミュニティ事業について 連結子会社株式会社K Villageは、韓国語の語学教室事業を営んでおります。日本国内での事業展開ではあるものの、講師の多くは韓国出身であるなど、韓国との結びつきが強くなっております。韓国と日本との法規制や慣習などの違い、政策変更、経済情勢や為替相場の変動、テロ、戦争などの発生などによるカントリーリスクが、当社グループの事業、業績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 保険代理店事業について 当社は、保険代理店業を営んでおります。売上の大半が保険契約に係る保険代理店手数料であることから、新規保険契約の減少・解約などにより保有契約件数が当初の目標に未達となった場合には、売上が減少する可能性があります。また、保険代理店手数料は、取引保険会社の営業政策に左右されることから、取引保険会社の業績が悪化した場合にも、当社グループの事業、業績又は財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 住まい・住宅ローン事業について 連結子会社であるIBJファイナンシャルアドバイザリー株式会社は、住まい・住宅ローン事業を営んでおります。入居率の悪化や家賃相場の下落により売上が減少する可能性があります。また、不動産を取得する為の資金調達により、一時的に有利子負債が増加し、流動比率が低下することがあります。現時点においては、当社グループの経営を圧迫するには至っておりませんが、今後の金利水準及び営業キャッシュ・フローの推移により、当社グループの事業、業績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 2.事業内容に関するリスクについて (1) 知的財産権に係る方針について 当社グループは、当社グループが営む事業に関連する知的財産権の確保に努め、また第三者に帰属する知的財産権を侵害しないよう十分に留意しております。 しかしながら今後、当社グループが営む事業分野において当社グループによる知的財産権の確保に先駆けて第三者の権利が成立したり、当社グループが認識していない第三者に帰属する知的財産権が既に成立している場合、また、今後、知的財産権関連法令の改正、解釈の変更、新たな規制法令の制定などが行われ、第三者に帰属する知的財産権に係る侵害リスクへの対応に関連してかかる変化に迅速に対応できない、又は対応に要するコストが過大となるなどの事態に至った場合には、当社グループのサービスの信頼性やブランドが毀損され、当社グループの事業、業績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 個人情報等を含む情報資産の管理について 当社グループは、サービス利用者などの登録情報など、個人情報を取得し、利用していることから、「個人情報の保護に関する法律」が定める個人情報取扱事業者としての規制を受けております。 そこで、当社グループは、個人情報の外部漏洩、改竄などの防止のため、個人情報の厳正な管理を事業運営上の重要課題と位置付け、個人情報保護に関する各種規程を定めて運用するとともに、JISQ15001(個人情報保護マネジメントシステム)に基づいて、当社グループのサービス利用者、役員、従業員及び取引先等に係る個人情報を含む法人基本情報等(以下、「個人情報等」という。)、並びにすべての重要な業務管理情報に係る厳正な管理及び漏洩防止手続きを実施しております。 また、当社グループ内はもちろんのこと、取引先などの社外の関係先においても、扱う情報に応じて機密保持に係る誓約書などを個別に徴求し、これらの情報資産の保護、ならびに漏洩の未然防止に努めるとともに、当社グループの婚活サイトや情報提供サイト上にプライバシーポリシーを掲出し、各種サービス利用者に対しても個人情報保護に係る取り組みを明示しております。 しかしながら、かかる対策を以てしても個人情報などを含むすべての重要な業務管理情報に係る社外漏洩を防止できず、当該情報漏洩に起因して第三者に何らかの損害が発生した場合には、当社グループが損害賠償請求の対象となる可能性があります。また、当社グループの情報管理体制に係る否定的な風評が発生し、当社グループの事業、業績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 事業拡大に伴う継続的な設備投資について 当社グループは、今後のサービス利用者数の増加に備え、システムインフラや営業拠点の新設、改修などに係る設備投資を計画し、継続的に実行していく予定であります。 なお、今後、サービス利用者数又は婚活サイトや各種の情報提供サイトなどへのアクセス数が当社グループの計画を上回るペースで急激に増加した場合、設備投資の時期、内容、規模などについて変更せざるを得なくなる可能性があり、かかる事態が生じた場合には、設備投資額や減価償却負担について当初の計画額を上回ることも想定され、かかる場合には、当社グループの事業、業績又は財政状態に影響を与える可能性があります。 (4) サービス利用料金の決済について 当社グループは、提供するサービスに係る利用料金について、クレジットカード決済をサービス利用者に対して推奨しており、一部の決済代行会社に売掛金残高が集中する傾向があります。 したがって、相手先のシステム不良など、何らかの事情によりサービス利用料金の決済に支障が生じた場合などには、当社グループの事業、業績又は財政状態に影響を与える可能性があります。 (5) 事業拡大について 当社は、「婚活事業をメインとした総合ライフデザインカンパニー」としての認知を広めるために、既存事業の強化及び今後ライフデザイン事業領域への拡大が将来において既存事業との相乗効果で業績に貢献するものと考えており、ライフデザイン事業の強化を目的として、引き続き投資を行う予定ですが、かかる投資が期待されるリターンをもたらすという保証はありません。 当社グループは、趣味・コミュニティ事業の株式会社K Village、直営店事業の株式会社サンマリエ、株式会社ZWEIなどの株式取得をはじめとして、事業の拡大に向け、積極的に外部の経営資源を獲得してまいりました。当社グループは、事業の拡大のために、他企業の買収、他企業への出資、他企業との提携及び協力体制構築などの検討を行い、その結果、将来の当社グループの業績に貢献すると判断した場合には、これらを実行することもあり得ます。 しかしながら、異なる地理的又は文化的背景により営業、人員、技術及び組織の統合ができない場合、買収又は提携した事業におけるサービスに対する継続的な需要を維持し、又は、かかるサービスを提供することができない場合や現在行われている事業を継続することができない場合、買収した事業における優秀な人財を保持し、又は、従業員の士気を維持することができない場合、当社グループの内部統制体制を買収した事業に適用することができない場合、効果的なブランド及び事業ポートフォリオを構築することができない場合、異なるサービスにおける販売及び市場戦略の連携ができない場合、ならびに、現在行われている事業から経営者の注意が分散される場合などにより、当社グループの期待する成果が得られない場合、又は、想定しなかった重大な問題点が買収後に発見された場合などには、当社グループの事業、業績又は財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは、株式取得に伴い、相当額ののれんを連結貸借対照表に計上しており、当連結会計年度末現在、のれんの金額は、連結総資産の約15%を占めております。当社グループは、当該のれんにつきまして、それぞれの事業価値及び事業統合による将来のシナジー効果が発揮された結果得られる将来の収益力を適切に反映したものと考えておりますが、事業環境や競合状況の変化などにより期待する成果が得られないと判断された場合、減損損失が発生し、当社グループの事業、業績又は財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (6) 賃貸用不動産に関するリスクについて 賃貸住宅需要は景気の動向やそれに伴う雇用環境等に影響を受けやすく、景気の後退やマンションの供給過剰等により、不動産市況が停滞あるいは下落した場合、賃貸住宅用不動産の入居率又は賃料水準が低下することが考えられます。この場合、当社グループが所有する賃貸用不動産の収益においては、地価動向等に伴い不動産価格が下落し、自社保有資産の価値が低下したり家賃収入が減少する等、当社グループの事業、業績又は財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (7) 営業投資有価証券及び投資有価証券の減損リスクについて 当社グループでは、営業投資有価証券及び投資有価証券を保有しております。営業投資有価証券及び投資有価証券の評価は発行会社の財政状態や経営成績などに依存しており、当社グループでは投資先の経営状態を把握できる様に情報収集を行い、事前にリスクの軽減に努めております。今後実質価額が低下した場合、減損損失の計上により当社グループの事業、業績又は財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 3.その他のリスクについて (1) 財務報告に係る内部統制の構築等に関するリスク 当社グループは、東京証券取引所プライム市場上場企業であり、金融商品取引法において、当社グループ経営者による財務報告に係る内部統制の有効性の評価及び経営者評価に対する監査法人の意見を内部統制報告書及び内部統制監査報告書により報告することが求められております。 当社グループは、上記に従い財務報告に係る内部統制の構築を行っており、評価の過程で発見された問題点は速やかに改善するべく努力しております。しかしながら、改善が間に合わない場合や事業拡大に伴う買収などで当社グループに必要とされる内部統制が構築できない場合、当社グループの財務報告の信頼性に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2) 新株予約権の行使による株式価値の希薄化について 当社グループでは、役員及び従業員に対するインセンティブを目的として、当社の新株予約権(以下、「ストック・オプション」という。)を付与しております。また、今後におきましても、役員及び従業員に対してインセンティブとしてストック・オプションを付与する可能性があります。これらのストック・オプションが権利行使された場合、当社株式が新たに発行され、既存の株主が有する株式の価値及び議決権割合が希薄化する可能性があります。 (3) 人材の確保と育成について 当社グループは、人材こそが最高の財産であると考えており、当社グループの事業成長を継続させるため、直接人員と間接人員の別を問わず、関連する技術又は技能を有する人材を今後も着実に確保及び育成していく方針であります。 しかしながら、これらの人材の確保及び育成が質量両面において事業の成長スピードに追いつかない場合、又は当社グループの役職員が社外流出した場合には、当社グループの事業、業績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 訴訟等について 当社グループにおいて、現在係争中の業績に重要な影響を及ぼす訴訟等はありませんが、事業遂行の過程において当社グループ会員や取引先などその他の関係者から、訴訟を提起される可能性があります。訴訟の内容及び結果によっては、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 自然災害及び有事に関するリスク 地震、台風、降雪をはじめとする自然災害、火災、停電、戦争、テロ攻撃及び国際紛争などが発生した場合、当社グループの事業運営及び業績に重大な悪影響を与える可能性があります。 自然災害による一定の影響は見込んでおりますが、多くの利用者が見込まれる営業日の悪天候は利用者数減少の要因となります。 また、これらの自然災害又は有事などにより、当社グループのITシステムに障害などが生じた場合、インターネット関連サービスの提供が困難となり、当社グループのユーザー及びクライアントの満足度が低下し、当社グループの業績、事業運営及び社会的信用に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。 (6) 各種感染症に係るリスク 各種感染症のまん延に伴う長期的な経済活動の停滞や外出制限の長期化等により、会員活動が制限され、当社グループ収益の停滞や減少の影響が生じる可能性があります。また、当社グループの従業員に感染が拡大した場合、営業活動への制限が生じる可能性があります。 当社グループは、各種感染症に関する情報収集や感染拡大に伴う経済活動への影響を引き続き注視するとともに、各種感染症の影響を最小限に留めるための対応を継続的に行い、想定外のリスクや不測の事態を想定し、経営環境の変化に臨機応変に対応できる体制の構築を図ってまいります。
経営成績の分析 (MD&A)6,905字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における日本国内の経済環境は、インバウンド需要の継続などにより一部で回復の動きがみられるものの、物価上昇に伴う個人消費の低迷などから、依然として先行き不透明な状況が続いております。 また、構造的な課題である少子高齢化の進行や労働力人口の減少、並びに国内の婚姻件数の減少傾向は依然として継続しており、結婚を取り巻く社会環境はますます厳しさを増しております。 婚活市場においては、マッチングアプリの利用拡大が続く一方で、利用者の増加によるマッチング効率の低下や、なりすまし・詐欺といったトラブルの深刻化が顕著となっており、安心・安全な婚活サービスへのニーズが一段と高まっております。これに伴い、結婚相談所業界では、各種証明書の提出による信頼性の確保や、カウンセラーによるきめ細やかなサポートの充実、婚活プロセス全体の質的向上が強く求められております。 また、少子化対策及び地域活性化を目的とした官民連携の取り組みも全国的に広がりを見せており、自治体や地元企業との連携による地域密着型の婚活支援施策の実施件数も増加傾向にあります。 このような状況のもと、国内外の経済活動の影響を少なからず受けておりますが、当社グループにおきましても更なる事業規模拡大を目的とした知名度向上や、国策の一助となるべく様々な施策を講じ、アップデートした中期経営計画(2021年1月~2027年12月)の「売上高315億円」「営業利益48億円」「成婚組数3万組」の達成に向けて、引き続き業容の拡大と企業価値の向上に取り組んでおります。 当連結会計年度の売上高は20,172,914千円(前年同期比13.7%増)、営業利益は3,608,697千円(同39.9%増)、経常利益は3,471,430千円(同35.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,077,304千円(同36.3%増)となり、IBJ個別での当事業年度の業績は、売上高は8,370,482千円(前年同期比11.5%増)、営業利益は2,156,774千円(同42.7%増)、経常利益は2,731,833千円(同18.0%増)、当期純利益は1,796,822千円(同4.8%増)となりました。 各セグメントの売上高及び事業利益は以下のとおりであります。 当社グループの報告セグメントは、当連結会計年度より、新たに「K Village事業」を追加しております。これは、ライフデザイン事業内の趣味・コミュニティ事業における株式会社K Villageの事業規模が拡大していることを踏まえ、当該事業を従来の「ライフデザイン事業」から独立させることにより経営管理を一層強化し、セグメントを明瞭化することができると判断したためです。以下の前年同期比較については、前連結会計年度の数値を変更後のセグメントに組み替えた数値で比較しております。詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)セグメント情報」の「3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報並びに収益の分解情報」をご参照ください。 事業利益は、営業利益+減価償却費+のれん償却費+長期前払費用償却費としております(内部取引調整済み)。 (加盟店事業) 加盟店事業において、開業支援事業の開業件数は、やや軟調に推移いたしました。 これは、当連結会計年度1月に実施した価格改定を背景として、2024年12月に契約が一時的に集中したことによるものです。下半期においては、組織体制やマーケティング手法の見直し、人員増強を実施した結果、開業件数及び単価はともに改善傾向にあります。 また、加盟店事業については、引き続き活動意欲の高い新規加盟店が増加しているほか、大手結婚相談所との資本業務提携の効果もあり、新規入会者数及び、IBJ課金会員数は好調に推移し、プラットフォーム内での会員活動も活発化したことで、お見合い件数も引き続き顕著な伸びを示しています。 これらの理由により、セグメント売上高は3,820,420千円(前年同期比13.5%増)、事業利益は2,616,740千円(同17.5%増)となりました。 (直営店事業) 直営店事業は、IBJメンバーズ及びサンマリエでは、引き続きIBJ Matching(婚活パーティー)との連携強化を進め、ZWEIでは、マスメディア広告をはじめとするマーケティング戦略の強化により、新規入会者数及びお見合い件数も堅調に推移しております。 これらの理由により、セグメント売上高は9,444,873千円(前年同期比4.9%増)、事業利益は2,262,967千円(同9.7%増)となりました。 (マッチング事業) パーティー事業は、顧客のニーズに合わせた企画設計とメディアへの露出効果も合わさり堅調な事業成長増加を実現、加えてマーケティングの内製化によって広告効率が大幅に改善いたしました。 アプリ事業でも新たにリリースした「IBJ online」の展開を進めるとともに、各サービスの機能改善に取り組んでおります。 これらの理由により、当連結会計年度において、セグメント売上高は1,560,621千円(前年同期比4.5%減)、事業利益は327,457千円(同45.8%増)となりました。 (ライフデザイン事業) ライフデザイン事業は、結婚相談所事業での成婚組数の増加に伴い、サービス利用者が順調に増加していることに加え、サンマリエ及びZWEIの直営店事業との連携を強化することでウエディング成約件数及び保険成約件数も引き続き急速に伸長しております。 また、当期第2四半期より連結いたしました株式会社GROWBINGにおいても、結婚相談所事業との連携を開始しており、当社の業績に寄与しております。 この結果、当連結会計年度のセグメント売上高は2,054,373千円(前年同期比98.1%増)、事業利益は730,899千円(同157.5%増)となりました。 (K Village事業) K Village事業は、韓国事業では講師のスキル向上に注力した結果、退校抑止につながり生徒数は16,430名(前年同期比13.1%増)に増加しております。 また、音楽事業については、生徒数が9,563名(同80.9%増)、FC校舎数98社(同75.0%増)と大幅に増加しております。これは、ボイストレーニングなどを提供するナユタスで、フランチャイズビジネスに注力し、開業前から各FC店に対して研修を行うなど手厚いサポートを行っていることが要因です。 これらの結果、当連結会計年度のセグメント売上高は3,292,626千円(前年同期比21.8%増)、事業利益は461,685千円(同36.5%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて695,608千円増加(前年同期は431,371千円の減少)し、5,069,443千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とその主な要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動により得られた資金は、2,649,979千円(前連結会計年度に得られた資金は1,308,978千円)でした。 主な増加要因は、税金等調整前当期純利益3,285,515千円、減価償却費611,416千円、減損損失391,835千円などです。主な減少要因は、棚卸資産の増加額2,152,923千円、売上債権の増加額543,532千円などです (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動により使用した資金は、3,264,388千円(前連結会計年度に使用した資金は357,283千円)でした。 主な増加要因は、敷金及び保証金の回収による収入67,695千円などです。主な減少要因は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出982,658千円、投資有価証券の取得による支出1,270,088千円、敷金及び保証金の差入による支出459,848千円などです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動により得られた資金は、1,310,363千円(前連結会計年度に使用した資金は1,385,718千円)でした。 主な増加要因は、短期借入れによる収入7,850,000千円、長期借入れによる収入901,000千円などです。主な減少要因は、短期借入金の返済による支出6,550,000千円、長期借入金の返済による支出580,839千円、配当金の支払額302,004千円などです。 ③ 生産、受注及び販売の実績 イ.生産実績 当社グループが営む事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載に馴染まないため、当該記載を省略しております。 ロ.受注実績 当社グループが営む事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載に馴染まないため、当該記載を省略しております。 ハ.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 販売高(千円)   前期比(%) 加盟店事業   3,820,420   13.5% 直営店事業   9,444,873   4.9% マッチング事業   1,560,621   △4.5% ライフデザイン事業   2,054,373   98.1% K Village事業   3,292,626   21.8% 合計   20,172,914   13.7% (注)セグメント間取引については、相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 当社グループの連結財務諸表の作成に当たりましては、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える経営者の判断に基づく見積りや判断が必要となります。この判断及び見積りに関しては過去の実績や状況を勘案し合理的に行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これら見積りと異なる可能性があります。 当社グループの連結財務諸表を作成するに当たり重要な会計上の見積りについては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載されているとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 イ.経営成績の分析 経営成績の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 ロ.財政状態の分析 財政状態の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 ハ.キャッシュ・フローの分析 キャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 ニ.資本の財源及び資金の流動性について 当社グループの運転資金需要の内、主なものは、人件費、広告宣伝費などの販売費及び一般管理費などの営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資、M&Aなどによるものであります。 当社グループは、事業活動のための適切な資金確保、流動性の維持ならびに健全な財政状態を常にめざし、安定的な営業キャッシュ・フローの創出を最優先事項と考えております。 手元流動性につきましては、通常運転資金の3か月分を目安として確保することとしており、当連結会計年度末の現金及び預金の残高は4,935,131千円であり、十分に確保している状況であることから、健全な財務状況と認識しております。 また、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。また、M&Aの資金については、事業運営上適切と思われる借入期間にて調達しております。 なお、当連結会計年度末における長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む。)の残高は6,544,738千円であります。また、当連結会計年度末において、金融機関との間で合計4,280,000千円の当座貸越契約等を締結しております(借入実行残高2,460,000千円、借入未実行残高1,820,000千円)。 ホ.中期経営計画(2021年-2027年)及び2026年12月期の連結業績予想について 当社は、2025年2月12日に公表いたしました中期経営計画について、足元の業績動向および今後の成長戦略を反映し、最終年度(2027年12月期)の数値目標を見直しました。 「売上高」「営業利益」「成婚組数」の3つを最重要指標と定め、事業の拡大に取り組んでおります。このたび、GROWBINGおよびデコルテ・ホールディングスのM&Aが成功し、当社の事業成長が好調に推移していることを背景に、業績見通しが当初の想定を上回る見込みとなりました。また、重要指標の一つである「成婚組数」につきましては、2025年12月末時点で20,970組となり、当初目標値を前倒しで達成いたしました。こうした状況を踏まえ、事業規模および収益性のさらなる拡大を目指すべく、2027年を最終年度とする中期経営計画の数値目標を上方修正することといたしました。 新たな中期経営計画では、「売上高」「営業利益」「成婚組数」の3指標について目標値を引き上げるとともに、より経営資源を集中させるため、これら3つを最重要指標として再定義いたしました。なお、これまで指標として掲げておりました「結婚相談所数」および「IBJ 課金会員数」につきましては、重要指標の枠組みからは除外し、上記3指標の達成に向けた基盤として管理してまいります。修正中期経営計画に向けては、引き続き業容の拡大に努めて参ります。 2027年(見直し前)   2027年(見直し後)   見直し内容 売上高   240億   315億   75億円 上方修正 営業利益   35億   48億   8億円 上方修正 成婚組数   20,000組   30,000組   10,000組 上方修正 結婚相談所数   7,000社   -   中期経営計画の重要指標から除外 IBJ課金会員数   140,000名   -   中期経営計画の重要指標から除外 2026年12月期の通期連結業績見通しにつきましては、売上高28,803,591千円(当年度比42.8%増)、営業利益4,048,730千円(当年度比12.2%増)、経常利益3,922,085千円(当年度比13.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,335,908千円(当年度比12.4%増)となっております。 ヘ.経営者の問題認識と今後の方針について 当社グループ経営陣は、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき最善の経営方針の立案及びその実施に努めており、流動的な市場環境においても継続的に利益を確保するために、工夫と創造や、変革と挑戦に取り組む姿勢を全社的に持ち、顧客満足度及び社会貢献度の高いサービスを提供し続けることが重要と認識しております。 取り組むべき課題については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております。

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出典

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