概要
クリヤマホールディングスは、1939年にゴム製品の卸売業として創業した企業グループの純粋持株会社である。工業用ゴム・樹脂製品、産業用ホース、スポーツ・建設資材の製造・販売を主力とし、北米、欧州、南米、アジア、オセアニアに23の連結子会社と5の持分法適用関連会社を持つ。2025年12月期の連結売上高は886億85百万円、従業員数は1,893人。
純粋持株会社体制とグループ構成
同社は2012年10月に純粋持株会社へ移行し、グループ全体の経営戦略策定と統括を担う。連結子会社23社と持分法適用関連会社5社を傘下に収め、事業はアジア事業、北米事業、欧州・南米・オセアニア事業の3セグメントで構成される。アジア事業はさらに産業資材事業とスポーツ・建設資材事業に区分され、国内のクリヤマジャパンやサンエー、中国の上海栗山貿易などが中核企業である。北米事業はKuriyama of Americaなど製造・販売子会社が連携し、欧州・南米・オセアニア事業はスペインやアルゼンチン、オーストラリアの拠点で展開する。
売上高の伸びと利益構造の変化
連結売上高は2012年12月期の332億円から2025年12月期の886億85百万円へと約2.7倍に拡大した。特に2022年以降は為替の円安も追い風に2024年12月期779億円、2025年12月期887億円と急増している。営業利益は2025年12月期に41億2百万円(対売上高比率4.6%)で、前年同期比9.6%減となったが、これはカナダ物流倉庫移転費用や子会社買収に伴う一時的負担による。純利益は負ののれん発生益6億40百万円を計上し39億44百万円と過去最高を更新した。
北米事業が売上の過半を占めるグローバル展開
2025年12月期のセグメント別売上高は、北米事業が452億70百万円(構成比51.0%)と最大であり、次いでアジア事業376億65百万円(同42.5%)、欧州・南米・オセアニア事業57億49百万円(同6.5%)である。北米では産業用ホースの製造販売が主体で、Kuriyama of AmericaやKuri Tec Manufacturingなど8社が活動する。アジア事業は農機・建機向け部材やスポーツ床材が柱で、売上高は前年比38.0%増と大きく伸びた。欧州・南米・オセアニア事業はレイフラットホースや消防用ホースを扱い、売上高は減少した。
研究開発と外部連携による技術基盤
同社グループの研究開発は1996年に設立されたクリヤマR&D(旧クリヤマ技術研究所)が中核を担う。王子ゴム化成との合弁で発足し、工業用ゴム・樹脂製品の新製品開発や評価試験を行っている。また、持分法適用関連会社としてTigerflex Corporation(プラスチックホース製造)やAlfagomma America(高圧ホースアセンブリー)などと連携し、北米・欧州のパートナーと共同で製品開発を進める。2025年4月には株式会社ミトヨをグループ化し、樹脂タンク製造能力と研究機能を強化した。
2025年時点の経営目標と中期計画
長期構想「KURIYAMA MANAGEMENT PLAN 2039」に基づき、2025年から2027年を対象とする「KMP Action1」を公表した。2026年12月期の連結経営目標は売上高960億円、営業利益48億円、経常利益54億円、当期純利益38億円であり、対米ドル為替レートを150円と想定する。2025年12月期の実績は、売上高886億85百万円(目標900億円に対し1.5%減)、営業利益41億2百万円(目標40億円に対し2.6%増)とほぼ計画線で推移した。ROEは8.4%である。
業界の中での役割は工業用資材(ゴム・樹脂・ホース)のメーカー兼商社にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01農業機械・建設機械主力
農機・建機メーカー向けに、工業用ゴム製品(ホース、ガスケット等)、工業用樹脂製品(タンク、パイプ等)、尿素SCRモジュールを供給。子会社で設計・製造から販売までを一貫して手掛ける。
- 尿素SCRモジュール
- 排ガス規制対応のため、ディーゼルエンジンの排ガスを浄化する尿素水を噴射するシステム。
- 工業用ゴム製品
- ホース、パッキン、ガスケットなど、機械類に使用されるゴム製品。
- 工業用樹脂製品
- 耐薬品性・耐摩耗性に優れた樹脂製のタンクやパイプ。
02プラント・インフラ準主力
プラント向けゴム製エキスパンション(伸縮継手)の販売・施工、橋梁・港湾・鉄道等の建設資材(ゴム支承、防舷材)を供給。インフラ整備・メンテナンス需要を支える。
- ゴム製エキスパンション
- 配管の熱膨張や振動を吸収するゴム製の伸縮継手。
- ゴム支承
- 橋梁の上部工を支え、地震の揺れを吸収するゴム製の支承。
- ゴム防舷材
- 船舶が岸壁に接触する際の衝撃を吸収するゴム製の緩衝材。
03産業用ホース(北米)準主力
北米地域を中心に、各種産業用ホース・継手の製造販売。農業、建設、鉱業、食品など多様な産業に供給。
- 産業用ホース
- 液体、粉体、気体を輸送するためのホース。多様な用途に対応する製品群。
04スポーツ施設副次
スポーツ施設向けに全天候型ゴム製トラック、弾性スポーツシート、ノンスリップタイル等を販売・施工。
- モンドトラック
- 全天候型のゴム製陸上競技トラック。
- タラフレックス
- 弾性スポーツシート。
- エーストン
- ノンスリップタイル・点字タイル。
05産業用ホース(欧州・南米・オセアニア)副次
欧州・南米・オセアニア地域で、レイフラットホース・消防用ホース・ノズルの製造販売。現地拠点を通じて展開。
- レイフラットホース
- 使用時に平たく折りたためるホース。貯蔵・輸送に便利で、農業灌漑や緊急対応などに使用。
- 消防用ホース
- 消防活動に使用される高圧に耐えるホース。
- ノズル
- ホースの先端に取り付けて、液体の噴出を制御する器具。
製品と技術
北米市場で強みを発揮する産業用ホース群
同社グループは北米で「Tigerflex」「Kuri Tec」「Accuflex」「Piranha」のブランドで産業用ホースを製造販売する。Tigerflexは農業・鉱業向け樹脂ホース、Kuri TecとAccuflexは飲料用・汎用樹脂ホース、Piranhaはペイントスプレー用・下水配管洗浄用ホースである。2025年12月期の北米事業売上高は452億70百万円で、グループ売上の半分以上を占める。特に関税政策の不透明感がある中でも、飲料用ホースや消防用ホースの需要を着実に取り込んだ。
スポーツ施設・建設資材のトータル床材
アジア事業のスポーツ・建設資材部門では、「タラフレックス」(弾性スポーツシート)、「モンドトラック」(全天候型ゴム製トラック)、「スーパー・マテリアルズ」(大判セラミックタイル)などを扱う。タラフレックスは競技性に加え保温性やクッション性に優れ、文教施設や公共体育館の改修に採用される。2025年12月期は人工芝の販売が増加した一方、大型改修物件の減少でタラフレックスが伸び悩んだが、全体では売上高110億64百万円と前年比11.8%増加した。
環境規制対応の尿素SCRモジュール・タンク
2015年に子会社化したサンエーは、農機・建機向け排ガス規制対応の尿素SCRセンサーを開発・製造する。クリヤマジャパンがこれをタンクにアッセンブリーし、尿素SCRモジュールとして農機・建機メーカーに供給する。2025年4月にグループ化したミトヨは樹脂タンクの製造能力を持ち、両社の連携により部材内製化が進む。この事業はアジア産業資材事業の成長を牽引し、2025年12月期同事業は売上高261億79百万円と58.0%増加した。
ゴム製エキスパンションとプラント向け施工
産業資材事業のプラント用資材分野では、ゴム製エキスパンションジョイントの販売と施工を手掛ける。持分法適用関連会社の王子ゴム化成が製造した製品を、クリヤマジャパンが国内プラント向けに納入する。また、靖江王子橡膠(中国)も同製品を製造し、上海栗山貿易を通じてアジア市場へ供給する。これらの製品は化学プラントや発電所の配管系で使用され、高い信頼性が求められるニッチ分野である。
欧州・南米拠点のレイフラットホースと消防用ホース
欧州・南米事業では、スペインのTécnicas e Ingeniería de Protecciónがレイフラットホース(平置き可能な大型ホース)を、アルゼンチンのIndustrias Quilmesが消防用ホース・ノズルを製造販売する。2025年12月期は南米オイルガス向けが増加したが、欧州消防機関向けが軟調で、同事業の売上高は57億49百万円と前年比3.5%減となった。ただし、豪州に販売拠点を新設し、オセアニア市場の開拓を進めている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
産業用資材卸で中堅、収益力改善途上
クリヤマホールディングスは産業用資材や包装資材を扱う専門商社で、売上高約887億円(2025/12期予想)と同業他社(リョーサン菱洋HDは約4,500億円、オルバHC約1,200億円)に比べ中堅規模。営業利益率は4.6%と前期の5.8%から低下見込みで、収益性改善が課題。同業他社にはない樹脂・紙・金属など多素材のワンストップ提案が強みだが、販管費増加や顧客単価圧迫が背景にある。業界内ではニッチな分野で存在感を発揮するが、規模拡大と収益力向上が急務。
強み
- 樹脂・紙・金属など多様な資材を一括調達可能で、顧客の購買効率向上に寄与。
- メーカーとエンドユーザーの間に立ち、長期的な信頼関係を構築。リピート率高め。
- 直近3期連続で増収、2025/12期は887億円と前期比14%増と好調。
- メーカー直送など在庫を抱えずに済むビジネスモデルで、キャッシュフローを安定化。
課題
- 売上拡大にもかかわらず営業利益率が低下、コスト管理強化が必要。
- 競合のリョーサン菱洋などに比べ売上規模で劣り、スケールメリットを発揮しにくい。
- 製造業の設備投資や市況変動に業績が左右されやすく、安定性に課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
卸売業の時価総額近傍。太字がクリヤマホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
会社の歴史
沿革 29件
栗山ゴム商会として創業から法人化(1939〜1940年)
1939年4月、大阪で栗山ゴム商会の商号により創業した。翌1940年12月には栗山護謨株式会社として法人化し、ゴム製品の卸売業を正式に開始した。この時期、日本国内の工業化の進展に伴い、工業用ゴム製品の需要が高まっていた。創業者の栗山姓を冠した社名は、その後何度かの改称を経ながらもブランドとして継承されていく。
製造機能への進出と米国市場への第一歩(1957〜1968年)
1957年2月、王子ゴム化成へ出資し、工業用ゴム製品の製造(ゴムライニング等)を開始した。これにより単なる商社から製造機能を持つ事業へと転換した。1968年6月にはKuriyama of Americaを米国シカゴに設立し、北米での販売拠点を確保した。この時点で既に海外展開を視野に入れた戦略を採っており、後のグローバル企業の基礎が築かれた。
商号変更とプラスチックホース事業の拡大(1969〜1984年)
1969年10月に栗山ゴム株式会社へ社名変更。1978年3月にはタイガースポリマーとの合弁でTigerflex Corporationを米国イリノイ州に設立し、プラスチックホース製造に参入した。1983年4月に現在のクリヤマ株式会社へ改称。1984年9月にはKuriyama Canadaを設立し、カナダでもプラスチックホース製造を開始した。1980年代半ばまでに北米での製造・販売基盤を固めた。
買収と新会社設立による事業多角化(1989〜1998年)
1989年11月、カナダのAccuflex Industrial Hoseを買収し、プラスチックホース製造能力を拡大。1990年11月にはKuri Tec Corporationを設立し、カナダでのゴム・プラスチック製品販売を開始。1996年7月には上海栗山貿易有限公司を設立し、中国市場に参入。1997年4月にHose Technologyを買収しメタルホース製造に進出。1998年11月にはKuri Tec Manufacturingを設立し、プラスチックホースの自社生産能力を強化した。
純粋持株会社体制への移行(2012年)
2012年10月、クリヤマホールディングス株式会社に商号変更し、純粋持株会社体制へ移行した。これに伴い、全事業(グループ経営管理機能を除く)を新設のクリヤマジャパン株式会社に承継した。同時にタイにKuriyama (Thailand)を設立し、東南アジア販売拠点を確保した。この再編により、グループ全体の経営効率化と事業ポートフォリオの最適化が図られた。
欧州・南米市場への本格参入(2015年)
2015年6月、オランダにKuriyama Europe Cooperatief U.A.を設立し、同年にLyme Gro Holding N.V.を子会社化した。これによりスペインのTécnicas e Ingeniería de Protección、アルゼンチンのIndustrias Quilmesなど、レイフラットホースと消防用ホースの製造販売拠点を獲得した。同年9月にはクリヤマジャパンがサンエーを買収し、尿素SCRセンサー事業に参入。事業領域を拡大した。
近年のM&Aと新地域展開(2024〜2025年)
2024年1月、Kuriyama Australia Pty Ltd.を設立し、オセアニア地域で産業用ホース販売を開始。2025年4月にはクリヤマジャパンが株式会社ミトヨの全株式を取得し、樹脂タンク製造とメーカー機能を強化した。ミトヨはタイにも子会社を持ち、アジア事業の製造基盤拡充に寄与している。これらの動きは中期経営計画「KMP Action1」の一環として、グループの収益基盤多様化を目的とする。
年表29件を開く
1930年代
- 1939年4月創業栗山ゴム商会の商号で創業。
1940年代
- 1940年12月創業栗山護謨株式会社を設立。
1950年代
- 1957年2月王子ゴム化成株式会社(持分法適用関連会社)へ出資し、工業用ゴム製品の製造(ゴムライニング等)を開始。
1960年代
- 1968年6月Kuriyama of America, Inc.(連結子会社、米国・シカゴ)を設立し、米国でのゴム・プラスチック製品の販売を開始。
- 1969年10月商号変更栗山ゴム株式会社に社名変更。
1970年代
- 1978年3月タイガースポリマー㈱との合弁で米国イリノイ州にTigerflex Corporation(持分法適用関連会社)を設立し、プラスチックホースの製造を開始。
- 1979年3月商号変更栗山興産株式会社(連結子会社、2021年社名変更:クリヤマプリージア㈱)を設立し不動産業、ビル管理業務を開始。
1980年代
- 1983年4月商号変更クリヤマ株式会社に社名変更。
- 1984年9月Kuriyama Canada, Inc.(連結子会社、カナダ・オンタリオ州)を設立し、プラスチックホースの製造を開始。
- 1989年11月M&AAccuflex Industrial Hose, Ltd. (連結子会社、カナダ・オンタリオ州)を買収し、プラスチックホースの製造を開始。
1990年代
- 1990年11月Kuri Tec Corporation(連結子会社、カナダ・オンタリオ州)を設立し、ゴム・プラスチック製品のカナダでの販売を開始。
- 1996年1月王子ゴム化成株式会社(持分法適用関連会社)との合弁で、クリヤマR&D株式会社(旧 株式会社クリヤマ技術研究所)を設立し、研究開発業務を開始。
- 1996年7月上海栗山貿易有限公司(連結子会社、中国・上海)を設立し、中国での営業拠点として輸出入業務を開始。
- 1997年4月M&AHose Technology,Inc.(米国・インディアナ州)を買収し、メタルホースの製造を開始。
- 1997年6月王子ゴム化成株式会社(持分法適用関連会社)との合弁で靖江王子橡膠有限公司(持分法適用関連会社、中国・靖江)を設立し、ゴム・樹脂製品の製造を開始。
- 1998年11月Kuri Tec Manufacturing, Inc.(連結子会社、米国・インディアナ州)を設立し、プラスチックホースの製造を開始。
2000年代
- 2003年8月Alfagomma S.P.A.(イタリア)との合弁でAlfagomma America, Inc.(持分法適用関連会社、米国・アイオワ州)を設立し、高圧ホースのアセンブリー、OEM商品の販売を開始。
- 2004年12月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
- 2005年4月M&APiranha Hose Products,Inc.(連結子会社、米国・ミシガン州)を買収し、中高圧ホースの製造販売を開始。
- 2008年1月M&AKuri Tec Manufacturing, Inc.(米国・インディアナ州)が、Hose Technology,Inc.(米国・インディアナ州)を吸収合併。
2010年代
- 2012年10月創業純粋持株体制移行に伴いクリヤマホールディングス株式会社に商号変更。会社分割方式により全事業(グループ会社の経営管理機能を除く)を承継会社(新規設立会社)であるクリヤマジャパン株式会社(旧社名 クリヤマ㈱)に継承。
- 2012年10月Kuriyama (Thailand) Co., Ltd.(連結子会社、タイ王国)を設立し、東南アジアの営業拠点として量産機械用資材等の販売を開始。
- 2015年6月M&AKuriyama Europe Cooperatief U.A.(連結子会社、オランダ王国・アムステルダム市)を設立。スペイン、米国、アルゼンチンにゴム製レイフラットホース製販拠点を持つLyme Gro Holding N.V.を子会社化。
- 2015年9月M&Aクリヤマジャパン株式会社(連結子会社 旧社名クリヤマ㈱)が、尿素水識別センサー、燃料識別センサーの開発・製造・販売を行う株式会社サンエー(連結子会社・広島)の株式を取得し、子会社化。
- 2017年5月クリヤマジャパン株式会社(連結子会社 旧社名クリヤマ㈱)が、クリヤマコンソルト株式会社の保有する全株式を譲渡。
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所スタンダード市場へ移行
- 2022年7月M&Aクリヤマジャパン株式会社(連結子会社 旧社名クリヤマ㈱)がエアモンテ株式会社(連結子会社)を吸収合併。
- 2024年1月Kuriyama Australia Pty Ltd.(連結子会社、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州)を設立し、オセアニア地域で産業用ホースの本格的な販売を開始。
- 2025年4月M&Aクリヤマジャパン株式会社(連結子会社 旧社名クリヤマ㈱)が株式会社ミトヨの全株式を取得し、子会社化。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2026年12月期まで960億円
- 営業利益2026年12月期まで48億円
- 経常利益2026年12月期まで54億円
- 親会社株主に帰属する当期純利益2026年12月期まで38億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
産業資材事業のグローバル展開加速
建機・農機・商用車向けTier1サプライヤーの地位確立を目指し、2025年にグループ化したミトヨとのシナジー効果を最大化し、尿素SCRモジュール等のシェア拡大を推進。最大市場である北米への展開を加速する。
- 02
スポーツ・建設資材事業の拡販とブランド力向上
保温性やクッション性に優れた弾性スポーツシート「タラフレックス」の拡販に注力し、防災拠点となる体育館等への採用増加を図る。循環型社会に貢献する商品開発を推進し、総合床材No.1ブランドを目指す。
- 03
グローバルホース事業の品質と信頼の向上
産業用総合ホースメーカーとして品質と信頼のNo.1ブランドを目指す。北米では物流機能最適化とホース製造ライン新設・拡充により地産地消を推進。欧州・南米・オセアニアでは地産地消の優位性を活かしシェア拡大。
- 04
研究開発機能の強化と人的資本投資
再編したクリヤマR&Dを中心にグローバル横断の研究開発機能を強化し競争優位性を確保。次世代人財育成と従業員エンゲージメント向上のための人的資本投資、DX推進等の経営基盤強化を進める。
- 05
持続可能な社会への貢献(SDGs・ESG)
環境に配慮した製品開発と拡販、ダイバーシティ推進、コーポレートガバナンス改革、SDGs・ESGに関わる取組みを推進。グローバル企業として海外グループと連携し、自然体でこれらを推進できる企業を目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,893人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,075万円で、9期前と比べて−14.0%。平均年齢は44.3歳、平均勤続年数は15.5年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 998 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 1,056 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 1,120 | — |
| 2019年12月 | 1,249 | 45.1 | 16.6 | 1,128 | — |
| 2020年12月 | 711 | 39.9 | 11.5 | 1,141 | — |
| 2021年12月 | 708 | 40.7 | 13.8 | 1,196 | — |
| 2022年12月 | 758 | 41.2 | 14.1 | 1,211 | — |
| 2023年12月 | 834 | 41.7 | 14.5 | 1,219 | — |
| 2024年12月 | 972 | 43.6 | 16.6 | 1,239 | 363 |
| 2025年12月 | 1,075 | 44.3 | 15.5 | 1,893 | 217 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社28社(国内 11 / 海外 17) を有報から抽出しています。
- 国内クリヤマジャパン㈱ 注1,4大阪市 中央区議決権100.0%
- 国内㈱サンエー 注1広島県 三次市議決権100.0%
- 国内クリヤマR&D㈱ 注1広島県 三次市議決権100.0%
- 国内クリヤマプリージア㈱ 注1大阪市 淀川区議決権100.0%
- 国内㈱ミトヨ 注1東京都 中央区議決権100.0%
- 海外Kuriyama of America, Inc. 注1,5米国 イリノイ州議決権100.0%
- 海外Accuflex Industrial Hose, Ltd.米国 ミシガン州議決権100.0%
- 海外Kuri Tec Manufacturing, Inc. 注1米国 インディアナ州議決権100.0%
- 海外Piranha Hose Products, Inc. 注1米国 ミシガン州議決権100.0%
- 海外Kuriyama Canada, Inc. 注1カナダ国 オンタリオ州議決権100.0%
- 海外Kuri Tec Corporation 注1カナダ国 オンタリオ州議決権100.0%
- 海外Accuflex Industrial Hose, Ltd. 注1カナダ国 オンタリオ州議決権100.0%
残りのグループ会社16社を開く
- Kuriyama de Mexico, S.de R.L. de C.V.メキシコ合衆国ヌエボ・レオン州100%
- Kuriyama Services, S.de R.L. de C.V.メキシコ合衆国ヌエボ・レオン州100%
- 上海栗山貿易有限公司 注1中華人民共和国 上海市100%
- 上海三豊杉栄商貿有限公司中華人民共和国 上海市90%
- Kuriyama (Thailand) Co., Ltd. 注1タイ王国 チョンブリ県100%
- Mitoyo Plastics (Thailand) Co., Ltd. 注1タイ王国 チャチュンサオ県100%
- Mitoyo Rubber (Thailand) Co., Ltd. 注1タイ王国 チョンブリ県100%
- Kuriyama Europe Cooperatief U.A. 注1オランダ王国 アムステルダム市100%
- Técnicas e Ingeniería de Protección, S.A.U. 注1スペイン バルセロナ市100%
- Industrias Quilmes S.A.U. 注1アルゼンチン ブエノスアイレス市100%
- Kuriyama Australia Pty Ltd. 注1オーストラリア ニューサウスウェールズ州100%
- 王子ゴム化成㈱山口県 防府市40%
- Tigerflex Corporation米国 イリノイ州45%
- Alfagomma America,Inc.米国 アイオワ州20%
- 靖江王子橡膠有限公司 注1中華人民 共和国靖江市
- Unika Rubber Products Sdn. Bhd.マレーシア ジョホール州45%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は887億円、営業利益は41億円。前期と比べると増収減益で、売上が+13.9%、利益が-8.9%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 960億円 | 887億円 |
| 営業利益 | 48億円 | 41億円 |
| 純利益 | 38億円 | 39億円 |
| 1株あたり配当 | ¥61 | ¥61 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は513億円、営業利益は36億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+18.5%、営業利益は+38.5%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 184 | 13 | 7.1 | 11 |
| 2023年2Q | 183 | 10 | 5.5 | 7 |
| 2023年3Q | 185 | 11 | 5.9 | 9 |
| 2023年4Q | 165 | — | — | 11 |
| 2024年1Q | 200 | 14 | 7.0 | 10 |
| 2024年2Q | 203 | 14 | 6.9 | 11 |
| 2024年4Q | 376 | 17 | 4.5 | 14 |
| 2025年2Q | 433 | 26 | 6.0 | 26 |
| 2025年4Q | 454 | 15 | 3.3 | 13 |
| 2026年2Q | 513 | 36 | 7.0 | 27 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年12月期からの14期で、売上は332億円から887億円へ2.7倍に増えた。直近期の営業利益率は4.6%。売上は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 純粋持株体制移行に伴いクリヤマホールディングス株式会社に商号変更。会社分割方式により全事業(グループ会社の経営管理機能を除く)を承継会社(新規設立会社)であるクリヤマジャパン株式会社(旧社名 クリヤマ㈱)に継承。 | |||||
| 2012年12月 | 332 | — | 20 | — | 13 |
| 2013年12月 | 359 | — | 24 | — | 16 |
| 2014年12月 | 400 | — | 27 | — | 18 |
| Kuriyama Europe Cooperatief U.A.(連結子会社、オランダ王国・アムステルダム市)を設立。スペイン、米国、アルゼンチンにゴム製レイフラットホース製販拠点を持つLyme Gro Holding N.V.を子会社化。 | |||||
| 2015年12月 | 456 | — | 34 | — | 24 |
| 2016年12月 | 448 | — | 23 | — | 16 |
| 2017年12月 | 489 | — | 24 | — | 25 |
| 2018年12月 | 520 | — | 27 | — | 17 |
| 2019年12月 | 551 | — | 32 | — | 20 |
| 2020年12月 | 500 | — | 33 | — | 14 |
| 2021年12月 | 595 | — | 48 | — | 38 |
| クリヤマジャパン株式会社(連結子会社 旧社名クリヤマ㈱)がエアモンテ株式会社(連結子会社)を吸収合併。 | |||||
| 2022年12月 | 715 | — | 50 | — | 36 |
| 2023年12月 | 717 | — | 45 | — | 38 |
| Kuriyama Australia Pty Ltd.(連結子会社、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州)を設立し、オセアニア地域で産業用ホースの本格的な販売を開始。 | |||||
| 2024年12月 | 779 | 45 | 53 | 5.8 | 35 |
| クリヤマジャパン株式会社(連結子会社 旧社名クリヤマ㈱)が株式会社ミトヨの全株式を取得し、子会社化。 | |||||
| 2025年12月 | 887 | 41 | 48 | 4.6 | 39 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高887億円のうち、営業利益として残るのは41億円で4.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は39億円、売上の4.4%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金69.8%619億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金25.6%227億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.6%41億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが42億円、投資CFが−49億円で、差し引きのフリーCFは−7億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は114億円で、売上の1.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 15 | −2 | −11 | 13 | 38 |
| 2013年12月 | 17 | −8 | −12 | 9 | 39 |
| 2014年12月 | 8 | −7 | 6 | 1 | 49 |
| 2015年12月 | 27 | −45 | 28 | −18 | 54 |
| 2016年12月 | 26 | −17 | −3 | 9 | 59 |
| 2017年12月 | 18 | −1 | −21 | 17 | 56 |
| 2018年12月 | 5 | −18 | 16 | −13 | 54 |
| 2019年12月 | 30 | −14 | −9 | 16 | 59 |
| 2020年12月 | 45 | −20 | −10 | 25 | 73 |
| 2021年12月 | 32 | −12 | −26 | 20 | 72 |
| 2022年12月 | −21 | −10 | 28 | −31 | 74 |
| 2023年12月 | 45 | 6 | −52 | 51 | 74 |
| 2024年12月 | 69 | −16 | −39 | 53 | 94 |
| 2025年12月 | 42 | −49 | 27 | −7 | 114 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は898億円。このうち返さなくてよい自己資本が493億円で、自己資本比率は54.8%(業種中央値50.6%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 253 | 120 | 133 | 47.2 |
| 2013年12月 | 290 | 155 | 135 | 53.1 |
| 2014年12月 | 343 | 185 | 158 | 53.9 |
| 2015年12月 | 424 | 196 | 228 | 46.1 |
| 2016年12月 | 415 | 201 | 214 | 48.3 |
| 2017年12月 | 447 | 207 | 240 | 46.1 |
| 2018年12月 | 456 | 207 | 249 | 45.3 |
| 2019年12月 | 465 | 224 | 241 | 48.0 |
| 2020年12月 | 459 | 227 | 232 | 49.4 |
| 2021年12月 | 522 | 283 | 239 | 54.1 |
| 2022年12月 | 629 | 343 | 286 | 54.5 |
| 2023年12月 | 645 | 397 | 248 | 61.4 |
| 2024年12月 | 708 | 451 | 257 | 63.7 |
| 2025年12月 | 898 | 493 | 405 | 54.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で284社中41位あたり、逆に低いのはROEで284社中133位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,840で、1年前と比べて+22.1%。過去52週の値幅のなかでは64%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 8.9倍 |
| PER (会社予想) | 9.6倍 |
| PBR | 0.69倍 |
| 配当利回り | 3.32% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
前日比-1.8%と反落。25日線(1568.93円)は上回るも、75日線(1671.21円)からは乖離。52週高値2021円から約21.0%下落。1ヶ月で+1.8%と底堅い。出来高25600株と増加し、押し目買い意欲。週足では上昇トレンドの継続が見られる。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PER 8.0倍は同業界平均17.4倍を下回り、PBR 0.63倍も平均1.19倍を下回る。配当利回り3.75%は平均2.58%を上回り、ROE 8.4%は業界平均並み。収益は増収傾向だが、営業利益率はやや低下傾向。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 8.9倍 | 17.9倍 |
| PER (予想) | 9.6倍 | — |
| PBR | 0.69倍 | 1.24倍 |
| ROE | 8.4% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高拡大と利益率のトレードオフが争点。2024年12月期に営業利益率が5.78%から4.62%に低下した。強気派は売上高増加が継続すれば利益率低下を吸収可能と見るが、弱気派は粗利の低下が構造的でROE低下に繋がると懸念。時価総額356億円に対しPER7.9倍・PBR0.63倍と割安だが、その背景に収益力低下懸念がある。
- 売上高成長継続
2025/12期売上887億円と前年比13.9%増。業績拡大基調。
- バリュエーション割安
PER7.9倍、PBR0.63倍は同業比でも低く、配当利回り3.75%。
- 卸売りの需要安定
産業用資材は景気連動性が低く、安定したキャッシュフロー。
- 2025年12月期売上高887億円達成2025年12月影響弱
売上高は前期比13.9%増加、規模拡大が続く
- 安定した高配当利回り3.75%継続影響弱
配当利回り3.75%は業界平均を上回り下支え要因
- 低PBR0.63倍の資本効率改善期待不定影響中
PBR0.63倍は解散価値割れ水準、株主還元強化の余地
- 営業利益率回復余地2025年下期影響中
営業利益率は4.62%に低下したが、コスト改善で逆転可能
- 利益率低下トレンド
営業利益率が5.78%→4.62%と低下。コスト増が収益を圧迫。
- 競争激化による粗利圧縮
同業との価格競争で粗利率が低下し、ROE低下リスク。
- 成長性の限界
売上規模拡大に伴い、利益率改善の余地が限定的。
- 営業利益減少トレンド2025年12月期影響中
営業利益は45億→41億と9%減少、収益性悪化
- 純利益の伸び悩み継続影響中
純利益は38→35→39億と横ばい、増収効果薄い
- PBR0.63倍の低水準長期化リスク継続影響弱
PBRが1倍未満続くと株主価値毀損懸念
- 外国人保有比率8.1%と低調継続影響弱
外国人投資家の関心薄く需給面で上値重い
- 営業利益率
- コスト管理の成否を示す。4%を下回ると構造的な収益低下のシグナル。
- 売上高成長率
- 拡大が利益率低下を相殺できるか、持続性を判断する。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり61円で、前期から+10.9%。いまの株価に対する利回りは3.32%。増配か配当維持が6年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 17 | — | 63.0 |
| 2017年12月 | 18 | 9.1 | 56.9 |
| 2018年12月 | 38 | 111.1 | 63.7 |
| 2019年12月 | 20 | −47.4 | 68.1 |
| 2020年12月 | 21 | 5.0 | 35.9 |
| 2021年12月 | 25 | 19.0 | 48.8 |
| 2022年12月 | 30 | 20.0 | 45.3 |
| 2023年12月 | 45 | 50.0 | 34.9 |
| 2024年12月 | 55 | 22.2 | 36.8 |
| 2025年12月 | 61 | 10.9 | 52.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥61
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ11,111人。区分でいちばん多いのは個人・その他で57.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が33.8%を占め、残る66.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 57.9 | 54.3 | 56.9 | 57.7 | 56.0 | 57.0 |
| 事業法人 | 21.4 | 21.3 | 20.8 | 21.4 | 21.7 | 21.3 |
| 金融機関 | 13.6 | 13.7 | 13.3 | 12.7 | 13.4 | 12.4 |
| 自己株式 | 11.2 | 11.2 | 11.2 | 11.2 | 11.0 | 9.6 |
| 外国法人 | 5.7 | 8.8 | 8.1 | 6.6 | 7.7 | 8.1 |
| 証券会社 | 1.5 | 1.9 | 0.9 | 1.6 | 1.2 | 1.1 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 栗山 博司 | 6.69 |
| 02 | NOK株式会社 | 4.91 |
| 03 | クリヤマホールディングス従業員持株会 | 3.94 |
| 04 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 2.79 |
| 05 | クリエイト合同会社 | 2.69 |
| 06 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 2.20 |
| 07 | クリヤマホールディングス取引先持株会 | 2.08 |
| 08 | 株式会社日本カストディ銀行(信託E口) | 2.01 |
| 09 | 株式会社オーハシテクニカ | 1.79 |
| 10 | タイガースポリマー株式会社 | 1.73 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+67%、1株純資産は14期で+124%。直近期のROEは8.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 120 | 1,113 | 11.9 | 5.8 | 52.6 |
| 2013年12月 | 145 | 1,436 | 11.4 | 8.8 | 44.3 |
| 2014年12月 | 163 | 1,720 | 10.4 | 7.2 | 52.8 |
| 2015年12月 | 228 | 1,821 | 12.9 | 7.7 | 54.2 |
| 2016年12月 | 146 | 1,867 | 7.9 | 11.5 | 63.0 |
| 2017年12月 | 127 | 1,059 | 12.5 | 10.7 | 56.9 |
| 2018年12月 | 89 | 1,059 | 8.4 | 8.2 | 63.7 |
| 2019年12月 | 104 | 1,145 | 9.4 | 7.5 | 68.1 |
| 2020年12月 | 74 | 1,163 | 6.4 | 8.7 | 35.9 |
| 2021年12月 | 195 | 1,449 | 15.0 | 6.1 | 48.8 |
| 2022年12月 | 186 | 1,750 | 11.6 | 4.4 | 45.3 |
| 2023年12月 | 194 | 2,022 | 10.3 | 4.7 | 34.9 |
| 2024年12月 | 181 | 2,296 | 8.4 | 6.9 | 36.8 |
| 2025年12月 | 201 | 2,496 | 8.4 | 8.3 | 52.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/12期の役員報酬は総額245百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 小貫成彦 | 代表取締役 CEO 社長執行役員 | 60 |
| 大村暢彦 | 取締役 上席執行役員 | 54 |
| ブライアン・ダットン | 取締役 執行役員 | 59 |
| 花房一郎 | 取締役(監査等委員)(常勤) | 65 |
| 酒谷佳弘 | 取締役(監査等委員)(非常勤) | 69 |
| 齋藤友紀 | 取締役(監査等委員)(非常勤) | 47 |
| 小林恵 | 取締役(監査等委員)(非常勤) | 63 |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 76 | 45 | 33 | 210 | 53 |
| 社外取締役 | 3 | 18 | — | — | 18 | 6 |
| 取締役(社内) | 1 | 17 | — | — | 17 | 17 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,256字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,918字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,902字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,125字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第87期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-06
- 有価証券報告書有価証券報告書-第86期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-25
- 半期報告書半期報告書-第86期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第85期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-27
- 半期報告書半期報告書-第85期(2024/01/01-2024/06/30)2024-08-08
- 四半期報告書四半期報告書-第85期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第84期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-28
- 四半期報告書四半期報告書-第84期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-08
- 四半期報告書四半期報告書-第84期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-08
- 四半期報告書四半期報告書-第84期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第83期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-28
- 四半期報告書四半期報告書-第83期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-09
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業