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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

クリヤマホールディングス

KURIYAMA HOLDINGS CORPORATION3355 · Standard · 卸売業

ゴム・樹脂製品の専門商社兼メーカー。農機・建機向け部材が国内柱、北米・欧州で産業用ホースを展開。

概要

クリヤマホールディングスは、1939年にゴム製品の卸売業として創業した企業グループの純粋持株会社である。工業用ゴム・樹脂製品、産業用ホース、スポーツ・建設資材の製造・販売を主力とし、北米、欧州、南米、アジア、オセアニアに23の連結子会社と5の持分法適用関連会社を持つ。2025年12月期の連結売上高は886億85百万円、従業員数は1,893人。

純粋持株会社体制とグループ構成

同社は2012年10月に純粋持株会社へ移行し、グループ全体の経営戦略策定と統括を担う。連結子会社23社と持分法適用関連会社5社を傘下に収め、事業はアジア事業、北米事業、欧州・南米・オセアニア事業の3セグメントで構成される。アジア事業はさらに産業資材事業とスポーツ・建設資材事業に区分され、国内のクリヤマジャパンやサンエー、中国の上海栗山貿易などが中核企業である。北米事業はKuriyama of Americaなど製造・販売子会社が連携し、欧州・南米・オセアニア事業はスペインやアルゼンチン、オーストラリアの拠点で展開する。

売上高の伸びと利益構造の変化

連結売上高は2012年12月期の332億円から2025年12月期の886億85百万円へと約2.7倍に拡大した。特に2022年以降は為替の円安も追い風に2024年12月期779億円、2025年12月期887億円と急増している。営業利益は2025年12月期に41億2百万円(対売上高比率4.6%)で、前年同期比9.6%減となったが、これはカナダ物流倉庫移転費用や子会社買収に伴う一時的負担による。純利益は負ののれん発生益6億40百万円を計上し39億44百万円と過去最高を更新した。

北米事業が売上の過半を占めるグローバル展開

2025年12月期のセグメント別売上高は、北米事業が452億70百万円(構成比51.0%)と最大であり、次いでアジア事業376億65百万円(同42.5%)、欧州・南米・オセアニア事業57億49百万円(同6.5%)である。北米では産業用ホースの製造販売が主体で、Kuriyama of AmericaやKuri Tec Manufacturingなど8社が活動する。アジア事業は農機・建機向け部材やスポーツ床材が柱で、売上高は前年比38.0%増と大きく伸びた。欧州・南米・オセアニア事業はレイフラットホースや消防用ホースを扱い、売上高は減少した。

研究開発と外部連携による技術基盤

同社グループの研究開発は1996年に設立されたクリヤマR&D(旧クリヤマ技術研究所)が中核を担う。王子ゴム化成との合弁で発足し、工業用ゴム・樹脂製品の新製品開発や評価試験を行っている。また、持分法適用関連会社としてTigerflex Corporation(プラスチックホース製造)やAlfagomma America(高圧ホースアセンブリー)などと連携し、北米・欧州のパートナーと共同で製品開発を進める。2025年4月には株式会社ミトヨをグループ化し、樹脂タンク製造能力と研究機能を強化した。

2025年時点の経営目標と中期計画

長期構想「KURIYAMA MANAGEMENT PLAN 2039」に基づき、2025年から2027年を対象とする「KMP Action1」を公表した。2026年12月期の連結経営目標は売上高960億円、営業利益48億円、経常利益54億円、当期純利益38億円であり、対米ドル為替レートを150円と想定する。2025年12月期の実績は、売上高886億85百万円(目標900億円に対し1.5%減)、営業利益41億2百万円(目標40億円に対し2.6%増)とほぼ計画線で推移した。ROEは8.4%である。

業界の中での役割は工業用資材(ゴム・樹脂・ホース)のメーカー兼商社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
887億円
営業利益
41億円
営業利益率
4.6%
純利益
39億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01農業機械・建設機械主力

農機・建機メーカー向けに、工業用ゴム製品(ホース、ガスケット等)、工業用樹脂製品(タンク、パイプ等)、尿素SCRモジュールを供給。子会社で設計・製造から販売までを一貫して手掛ける。

主な製品・サービス3
尿素SCRモジュール
排ガス規制対応のため、ディーゼルエンジンの排ガスを浄化する尿素水を噴射するシステム。
工業用ゴム製品
ホース、パッキン、ガスケットなど、機械類に使用されるゴム製品。
工業用樹脂製品
耐薬品性・耐摩耗性に優れた樹脂製のタンクやパイプ。

02プラント・インフラ準主力

プラント向けゴム製エキスパンション(伸縮継手)の販売・施工、橋梁・港湾・鉄道等の建設資材(ゴム支承、防舷材)を供給。インフラ整備・メンテナンス需要を支える。

主な製品・サービス3
ゴム製エキスパンション
配管の熱膨張や振動を吸収するゴム製の伸縮継手。
ゴム支承
橋梁の上部工を支え、地震の揺れを吸収するゴム製の支承。
ゴム防舷材
船舶が岸壁に接触する際の衝撃を吸収するゴム製の緩衝材。

03産業用ホース(北米)準主力

北米地域を中心に、各種産業用ホース・継手の製造販売。農業、建設、鉱業、食品など多様な産業に供給。

主な製品・サービス1
産業用ホース
液体、粉体、気体を輸送するためのホース。多様な用途に対応する製品群。

04スポーツ施設副次

スポーツ施設向けに全天候型ゴム製トラック、弾性スポーツシート、ノンスリップタイル等を販売・施工。

主な製品・サービス3
モンドトラック
全天候型のゴム製陸上競技トラック。
タラフレックス
弾性スポーツシート。
エーストン
ノンスリップタイル・点字タイル。

05産業用ホース(欧州・南米・オセアニア)副次

欧州・南米・オセアニア地域で、レイフラットホース・消防用ホース・ノズルの製造販売。現地拠点を通じて展開。

主な製品・サービス3
レイフラットホース
使用時に平たく折りたためるホース。貯蔵・輸送に便利で、農業灌漑や緊急対応などに使用。
消防用ホース
消防活動に使用される高圧に耐えるホース。
ノズル
ホースの先端に取り付けて、液体の噴出を制御する器具。

製品と技術

北米市場で強みを発揮する産業用ホース群

同社グループは北米で「Tigerflex」「Kuri Tec」「Accuflex」「Piranha」のブランドで産業用ホースを製造販売する。Tigerflexは農業・鉱業向け樹脂ホース、Kuri TecとAccuflexは飲料用・汎用樹脂ホース、Piranhaはペイントスプレー用・下水配管洗浄用ホースである。2025年12月期の北米事業売上高は452億70百万円で、グループ売上の半分以上を占める。特に関税政策の不透明感がある中でも、飲料用ホースや消防用ホースの需要を着実に取り込んだ。

スポーツ施設・建設資材のトータル床材

アジア事業のスポーツ・建設資材部門では、「タラフレックス」(弾性スポーツシート)、「モンドトラック」(全天候型ゴム製トラック)、「スーパー・マテリアルズ」(大判セラミックタイル)などを扱う。タラフレックスは競技性に加え保温性やクッション性に優れ、文教施設や公共体育館の改修に採用される。2025年12月期は人工芝の販売が増加した一方、大型改修物件の減少でタラフレックスが伸び悩んだが、全体では売上高110億64百万円と前年比11.8%増加した。

環境規制対応の尿素SCRモジュール・タンク

2015年に子会社化したサンエーは、農機・建機向け排ガス規制対応の尿素SCRセンサーを開発・製造する。クリヤマジャパンがこれをタンクにアッセンブリーし、尿素SCRモジュールとして農機・建機メーカーに供給する。2025年4月にグループ化したミトヨは樹脂タンクの製造能力を持ち、両社の連携により部材内製化が進む。この事業はアジア産業資材事業の成長を牽引し、2025年12月期同事業は売上高261億79百万円と58.0%増加した。

ゴム製エキスパンションとプラント向け施工

産業資材事業のプラント用資材分野では、ゴム製エキスパンションジョイントの販売と施工を手掛ける。持分法適用関連会社の王子ゴム化成が製造した製品を、クリヤマジャパンが国内プラント向けに納入する。また、靖江王子橡膠(中国)も同製品を製造し、上海栗山貿易を通じてアジア市場へ供給する。これらの製品は化学プラントや発電所の配管系で使用され、高い信頼性が求められるニッチ分野である。

欧州・南米拠点のレイフラットホースと消防用ホース

欧州・南米事業では、スペインのTécnicas e Ingeniería de Protecciónがレイフラットホース(平置き可能な大型ホース)を、アルゼンチンのIndustrias Quilmesが消防用ホース・ノズルを製造販売する。2025年12月期は南米オイルガス向けが増加したが、欧州消防機関向けが軟調で、同事業の売上高は57億49百万円と前年比3.5%減となった。ただし、豪州に販売拠点を新設し、オセアニア市場の開拓を進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

産業用資材卸で中堅、収益力改善途上

クリヤマホールディングスは産業用資材や包装資材を扱う専門商社で、売上高約887億円(2025/12期予想)と同業他社(リョーサン菱洋HDは約4,500億円、オルバHC約1,200億円)に比べ中堅規模。営業利益率は4.6%と前期の5.8%から低下見込みで、収益性改善が課題。同業他社にはない樹脂・紙・金属など多素材のワンストップ提案が強みだが、販管費増加や顧客単価圧迫が背景にある。業界内ではニッチな分野で存在感を発揮するが、規模拡大と収益力向上が急務。

強み

  • 樹脂・紙・金属など多様な資材を一括調達可能で、顧客の購買効率向上に寄与。
  • メーカーとエンドユーザーの間に立ち、長期的な信頼関係を構築。リピート率高め。
  • 直近3期連続で増収、2025/12期は887億円と前期比14%増と好調。
  • メーカー直送など在庫を抱えずに済むビジネスモデルで、キャッシュフローを安定化。

課題

  • 売上拡大にもかかわらず営業利益率が低下、コスト管理強化が必要。
  • 競合のリョーサン菱洋などに比べ売上規模で劣り、スケールメリットを発揮しにくい。
  • 製造業の設備投資や市況変動に業績が左右されやすく、安定性に課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字がクリヤマホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17510たけびし439億円14.8倍
27637白銅424億円19.8倍
37607進和419億円11.0倍
42676高千穂交易417億円
57609ダイトロン416億円13.9倍
63355クリヤマホールディングス410億円8.9倍
78018三共生興391億円15.5倍
88103明和産業390億円11.5倍
93183ウイン・パートナーズ382億円16.3倍
107414小野建365億円
117482シモジマ364億円13.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

栗山ゴム商会として創業から法人化(1939〜1940年)

1939年4月、大阪で栗山ゴム商会の商号により創業した。翌1940年12月には栗山護謨株式会社として法人化し、ゴム製品の卸売業を正式に開始した。この時期、日本国内の工業化の進展に伴い、工業用ゴム製品の需要が高まっていた。創業者の栗山姓を冠した社名は、その後何度かの改称を経ながらもブランドとして継承されていく。

製造機能への進出と米国市場への第一歩(1957〜1968年)

1957年2月、王子ゴム化成へ出資し、工業用ゴム製品の製造(ゴムライニング等)を開始した。これにより単なる商社から製造機能を持つ事業へと転換した。1968年6月にはKuriyama of Americaを米国シカゴに設立し、北米での販売拠点を確保した。この時点で既に海外展開を視野に入れた戦略を採っており、後のグローバル企業の基礎が築かれた。

商号変更とプラスチックホース事業の拡大(1969〜1984年)

1969年10月に栗山ゴム株式会社へ社名変更。1978年3月にはタイガースポリマーとの合弁でTigerflex Corporationを米国イリノイ州に設立し、プラスチックホース製造に参入した。1983年4月に現在のクリヤマ株式会社へ改称。1984年9月にはKuriyama Canadaを設立し、カナダでもプラスチックホース製造を開始した。1980年代半ばまでに北米での製造・販売基盤を固めた。

買収と新会社設立による事業多角化(1989〜1998年)

1989年11月、カナダのAccuflex Industrial Hoseを買収し、プラスチックホース製造能力を拡大。1990年11月にはKuri Tec Corporationを設立し、カナダでのゴム・プラスチック製品販売を開始。1996年7月には上海栗山貿易有限公司を設立し、中国市場に参入。1997年4月にHose Technologyを買収しメタルホース製造に進出。1998年11月にはKuri Tec Manufacturingを設立し、プラスチックホースの自社生産能力を強化した。

純粋持株会社体制への移行(2012年)

2012年10月、クリヤマホールディングス株式会社に商号変更し、純粋持株会社体制へ移行した。これに伴い、全事業(グループ経営管理機能を除く)を新設のクリヤマジャパン株式会社に承継した。同時にタイにKuriyama (Thailand)を設立し、東南アジア販売拠点を確保した。この再編により、グループ全体の経営効率化と事業ポートフォリオの最適化が図られた。

欧州・南米市場への本格参入(2015年)

2015年6月、オランダにKuriyama Europe Cooperatief U.A.を設立し、同年にLyme Gro Holding N.V.を子会社化した。これによりスペインのTécnicas e Ingeniería de Protección、アルゼンチンのIndustrias Quilmesなど、レイフラットホースと消防用ホースの製造販売拠点を獲得した。同年9月にはクリヤマジャパンがサンエーを買収し、尿素SCRセンサー事業に参入。事業領域を拡大した。

近年のM&Aと新地域展開(2024〜2025年)

2024年1月、Kuriyama Australia Pty Ltd.を設立し、オセアニア地域で産業用ホース販売を開始。2025年4月にはクリヤマジャパンが株式会社ミトヨの全株式を取得し、樹脂タンク製造とメーカー機能を強化した。ミトヨはタイにも子会社を持ち、アジア事業の製造基盤拡充に寄与している。これらの動きは中期経営計画「KMP Action1」の一環として、グループの収益基盤多様化を目的とする。

年表29件を開く

1930年代

  • 1939年4月創業栗山ゴム商会の商号で創業。

1940年代

  • 1940年12月創業栗山護謨株式会社を設立。

1950年代

  • 1957年2月王子ゴム化成株式会社(持分法適用関連会社)へ出資し、工業用ゴム製品の製造(ゴムライニング等)を開始。

1960年代

  • 1968年6月Kuriyama of America, Inc.(連結子会社、米国・シカゴ)を設立し、米国でのゴム・プラスチック製品の販売を開始。
  • 1969年10月商号変更栗山ゴム株式会社に社名変更。

1970年代

  • 1978年3月タイガースポリマー㈱との合弁で米国イリノイ州にTigerflex Corporation(持分法適用関連会社)を設立し、プラスチックホースの製造を開始。
  • 1979年3月商号変更栗山興産株式会社(連結子会社、2021年社名変更:クリヤマプリージア㈱)を設立し不動産業、ビル管理業務を開始。

1980年代

  • 1983年4月商号変更クリヤマ株式会社に社名変更。
  • 1984年9月Kuriyama Canada, Inc.(連結子会社、カナダ・オンタリオ州)を設立し、プラスチックホースの製造を開始。
  • 1989年11月M&AAccuflex Industrial Hose, Ltd. (連結子会社、カナダ・オンタリオ州)を買収し、プラスチックホースの製造を開始。

1990年代

  • 1990年11月Kuri Tec Corporation(連結子会社、カナダ・オンタリオ州)を設立し、ゴム・プラスチック製品のカナダでの販売を開始。
  • 1996年1月王子ゴム化成株式会社(持分法適用関連会社)との合弁で、クリヤマR&D株式会社(旧 株式会社クリヤマ技術研究所)を設立し、研究開発業務を開始。
  • 1996年7月上海栗山貿易有限公司(連結子会社、中国・上海)を設立し、中国での営業拠点として輸出入業務を開始。
  • 1997年4月M&AHose Technology,Inc.(米国・インディアナ州)を買収し、メタルホースの製造を開始。
  • 1997年6月王子ゴム化成株式会社(持分法適用関連会社)との合弁で靖江王子橡膠有限公司(持分法適用関連会社、中国・靖江)を設立し、ゴム・樹脂製品の製造を開始。
  • 1998年11月Kuri Tec Manufacturing, Inc.(連結子会社、米国・インディアナ州)を設立し、プラスチックホースの製造を開始。

2000年代

  • 2003年8月Alfagomma S.P.A.(イタリア)との合弁でAlfagomma America, Inc.(持分法適用関連会社、米国・アイオワ州)を設立し、高圧ホースのアセンブリー、OEM商品の販売を開始。
  • 2004年12月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2005年4月M&APiranha Hose Products,Inc.(連結子会社、米国・ミシガン州)を買収し、中高圧ホースの製造販売を開始。
  • 2008年1月M&AKuri Tec Manufacturing, Inc.(米国・インディアナ州)が、Hose Technology,Inc.(米国・インディアナ州)を吸収合併。

2010年代

  • 2012年10月創業純粋持株体制移行に伴いクリヤマホールディングス株式会社に商号変更。会社分割方式により全事業(グループ会社の経営管理機能を除く)を承継会社(新規設立会社)であるクリヤマジャパン株式会社(旧社名 クリヤマ㈱)に継承。
  • 2012年10月Kuriyama (Thailand) Co., Ltd.(連結子会社、タイ王国)を設立し、東南アジアの営業拠点として量産機械用資材等の販売を開始。
  • 2015年6月M&AKuriyama Europe Cooperatief U.A.(連結子会社、オランダ王国・アムステルダム市)を設立。スペイン、米国、アルゼンチンにゴム製レイフラットホース製販拠点を持つLyme Gro Holding N.V.を子会社化。
  • 2015年9月M&Aクリヤマジャパン株式会社(連結子会社 旧社名クリヤマ㈱)が、尿素水識別センサー、燃料識別センサーの開発・製造・販売を行う株式会社サンエー(連結子会社・広島)の株式を取得し、子会社化。
  • 2017年5月クリヤマジャパン株式会社(連結子会社 旧社名クリヤマ㈱)が、クリヤマコンソルト株式会社の保有する全株式を譲渡。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所スタンダード市場へ移行
  • 2022年7月M&Aクリヤマジャパン株式会社(連結子会社 旧社名クリヤマ㈱)がエアモンテ株式会社(連結子会社)を吸収合併。
  • 2024年1月Kuriyama Australia Pty Ltd.(連結子会社、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州)を設立し、オセアニア地域で産業用ホースの本格的な販売を開始。
  • 2025年4月M&Aクリヤマジャパン株式会社(連結子会社 旧社名クリヤマ㈱)が株式会社ミトヨの全株式を取得し、子会社化。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年12月期まで960億円
  • 営業利益2026年12月期まで48億円
  • 経常利益2026年12月期まで54億円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2026年12月期まで38億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    産業資材事業のグローバル展開加速

    建機・農機・商用車向けTier1サプライヤーの地位確立を目指し、2025年にグループ化したミトヨとのシナジー効果を最大化し、尿素SCRモジュール等のシェア拡大を推進。最大市場である北米への展開を加速する。

  2. 02

    スポーツ・建設資材事業の拡販とブランド力向上

    保温性やクッション性に優れた弾性スポーツシート「タラフレックス」の拡販に注力し、防災拠点となる体育館等への採用増加を図る。循環型社会に貢献する商品開発を推進し、総合床材No.1ブランドを目指す。

  3. 03

    グローバルホース事業の品質と信頼の向上

    産業用総合ホースメーカーとして品質と信頼のNo.1ブランドを目指す。北米では物流機能最適化とホース製造ライン新設・拡充により地産地消を推進。欧州・南米・オセアニアでは地産地消の優位性を活かしシェア拡大。

  4. 04

    研究開発機能の強化と人的資本投資

    再編したクリヤマR&Dを中心にグローバル横断の研究開発機能を強化し競争優位性を確保。次世代人財育成と従業員エンゲージメント向上のための人的資本投資、DX推進等の経営基盤強化を進める。

  5. 05

    持続可能な社会への貢献(SDGs・ESG)

    環境に配慮した製品開発と拡販、ダイバーシティ推進、コーポレートガバナンス改革、SDGs・ESGに関わる取組みを推進。グローバル企業として海外グループと連携し、自然体でこれらを推進できる企業を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,893人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,075万円で、9期前と比べて14.0%平均年齢は44.3歳、平均勤続年数は15.5年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月998
2017年12月1,056
2018年12月1,120
2019年12月1,24945.116.61,128
2020年12月71139.911.51,141
2021年12月70840.713.81,196
2022年12月75841.214.11,211
2023年12月83441.714.51,219
2024年12月97243.616.61,239363
2025年12月1,07544.315.51,893217

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社28(国内 11 / 海外 17) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 米国イリノイ州3,375百万円
北米事業
ホース工場 — 米国ミシガン州2,266百万円
ホース工場 — 米国 インディアナ州1,612百万円
本社 — カナダ国 オンタリオ州1,584百万円
クリヤマジャパン㈱ 新大阪支社(大阪市淀川区) — 注31,153百万円
スポーツ・建設資材事業 その他事業
タイ王国 チャチュンサオ県949百万円
産業資材事業
ホース工場 — カナダ国 オンタリオ州841百万円
ホース工場 — スペイン バルセロナ797百万円
欧州・南米・オセアニア事業
ホース工場 — カナダ国 オンタリオ州717百万円
本社及び工場 — 広島県三次市688百万円
産業資材事業
ほか14件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    クリヤマジャパン㈱ 注1,4
    大阪市 中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱サンエー 注1
    広島県 三次市
    議決権100.0%
  • 国内
    クリヤマR&D㈱ 注1
    広島県 三次市
    議決権100.0%
  • 国内
    クリヤマプリージア㈱ 注1
    大阪市 淀川区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ミトヨ 注1
    東京都 中央区
    議決権100.0%
  • 海外
    Kuriyama of America, Inc. 注1,5
    米国 イリノイ州
    議決権100.0%
  • 海外
    Accuflex Industrial Hose, Ltd.
    米国 ミシガン州
    議決権100.0%
  • 海外
    Kuri Tec Manufacturing, Inc. 注1
    米国 インディアナ州
    議決権100.0%
  • 海外
    Piranha Hose Products, Inc. 注1
    米国 ミシガン州
    議決権100.0%
  • 海外
    Kuriyama Canada, Inc. 注1
    カナダ国 オンタリオ州
    議決権100.0%
  • 海外
    Kuri Tec Corporation 注1
    カナダ国 オンタリオ州
    議決権100.0%
  • 海外
    Accuflex Industrial Hose, Ltd. 注1
    カナダ国 オンタリオ州
    議決権100.0%
残りのグループ会社16社を開く
  • Kuriyama de Mexico, S.de R.L. de C.V.メキシコ合衆国ヌエボ・レオン州100%
  • Kuriyama Services, S.de R.L. de C.V.メキシコ合衆国ヌエボ・レオン州100%
  • 上海栗山貿易有限公司 注1中華人民共和国 上海市100%
  • 上海三豊杉栄商貿有限公司中華人民共和国 上海市90%
  • Kuriyama (Thailand) Co., Ltd. 注1タイ王国 チョンブリ県100%
  • Mitoyo Plastics (Thailand) Co., Ltd. 注1タイ王国 チャチュンサオ県100%
  • Mitoyo Rubber (Thailand) Co., Ltd. 注1タイ王国 チョンブリ県100%
  • Kuriyama Europe Cooperatief U.A. 注1オランダ王国 アムステルダム市100%
  • Técnicas e Ingeniería de Protección, S.A.U. 注1スペイン バルセロナ市100%
  • Industrias Quilmes S.A.U. 注1アルゼンチン ブエノスアイレス市100%
  • Kuriyama Australia Pty Ltd. 注1オーストラリア ニューサウスウェールズ州100%
  • 王子ゴム化成㈱山口県 防府市40%
  • Tigerflex Corporation米国 イリノイ州45%
  • Alfagomma America,Inc.米国 アイオワ州20%
  • 靖江王子橡膠有限公司 注1中華人民 共和国靖江市
  • Unika Rubber Products Sdn. Bhd.マレーシア ジョホール州45%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は887億円営業利益41億円前期と比べると増収減益で、売上が+13.9%、利益が-8.9%。

売上高
+13.9%
887億円
営業利益
-8.9%
41億円
純利益
+11.4%
39億円
営業利益率
4.6%
前期比 -1.2%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高960億円887億円
営業利益48億円41億円
純利益38億円39億円
1株あたり配当¥61¥61

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は513億円、営業利益は36億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+18.5%、営業利益は+38.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q184137.111
2023年2Q183105.57
2023年3Q185115.99
2023年4Q16511
2024年1Q200147.010
2024年2Q203146.911
2024年4Q376174.514
2025年2Q433266.026
2025年4Q454153.313
2026年2Q513367.027

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は332億円から887億円へ2.7倍に増えた。直近期の営業利益率は4.6%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
純粋持株体制移行に伴いクリヤマホールディングス株式会社に商号変更。会社分割方式により全事業(グループ会社の経営管理機能を除く)を承継会社(新規設立会社)であるクリヤマジャパン株式会社(旧社名 クリヤマ㈱)に継承。
2012年12月3322013
2013年12月3592416
2014年12月4002718
Kuriyama Europe Cooperatief U.A.(連結子会社、オランダ王国・アムステルダム市)を設立。スペイン、米国、アルゼンチンにゴム製レイフラットホース製販拠点を持つLyme Gro Holding N.V.を子会社化。
2015年12月4563424
2016年12月4482316
2017年12月4892425
2018年12月5202717
2019年12月5513220
2020年12月5003314
2021年12月5954838
クリヤマジャパン株式会社(連結子会社 旧社名クリヤマ㈱)がエアモンテ株式会社(連結子会社)を吸収合併。
2022年12月7155036
2023年12月7174538
Kuriyama Australia Pty Ltd.(連結子会社、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州)を設立し、オセアニア地域で産業用ホースの本格的な販売を開始。
2024年12月77945535.835
クリヤマジャパン株式会社(連結子会社 旧社名クリヤマ㈱)が株式会社ミトヨの全株式を取得し、子会社化。
2025年12月88741484.639

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高887億円のうち、営業利益として残るのは41億円4.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は39億円、売上の4.4%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金69.8%619億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金25.6%227億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.6%41億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
30.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.4pt
4.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.0pt
4.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.3pt
8.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが42億円、投資CFが−49億円で、差し引きのフリーCFは−7億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は114億円で、売上の1.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月15−2−111338
2013年12月17−8−12939
2014年12月8−76149
2015年12月27−4528−1854
2016年12月26−17−3959
2017年12月18−1−211756
2018年12月5−1816−1354
2019年12月30−14−91659
2020年12月45−20−102573
2021年12月32−12−262072
2022年12月−21−1028−3174
2023年12月456−525174
2024年12月69−16−395394
2025年12月42−4927−7114

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は898億円。このうち返さなくてよい自己資本が493億円で、自己資本比率は54.8%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月25312013347.2
2013年12月29015513553.1
2014年12月34318515853.9
2015年12月42419622846.1
2016年12月41520121448.3
2017年12月44720724046.1
2018年12月45620724945.3
2019年12月46522424148.0
2020年12月45922723249.4
2021年12月52228323954.1
2022年12月62934328654.5
2023年12月64539724861.4
2024年12月70845125763.7
2025年12月89849340554.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
115億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
384億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
208億円
在庫として抱えている分
負債合計
405億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
76
/ 100
安定性自己資本比率37 / 40
収益力営業利益率9 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率284社中41位あたり、逆に低いのはROE284社中133位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.4%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.6%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
54.8%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
13.9%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.3%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,840で、1年前と比べて+22.1%過去52週の値幅のなかでは64%の位置にある。

¥1,840-1.9%1ヶ月+5.9%1年+22.1%時価総額410億円
過去52週の値幅
安値¥1,520高値¥2,021

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.9倍
PER (会社予想)9.6倍
PBR0.69倍
配当利回り3.32%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

前日比-1.8%と反落。25日線(1568.93円)は上回るも、75日線(1671.21円)からは乖離。52週高値2021円から約21.0%下落。1ヶ月で+1.8%と底堅い。出来高25600株と増加し、押し目買い意欲。週足では上昇トレンドの継続が見られる。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 8.0倍は同業界平均17.4倍を下回り、PBR 0.63倍も平均1.19倍を下回る。配当利回り3.75%は平均2.58%を上回り、ROE 8.4%は業界平均並み。収益は増収傾向だが、営業利益率はやや低下傾向。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.9倍17.9倍
PER (予想)9.6倍
PBR0.69倍1.24倍
ROE8.4%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高拡大と利益率のトレードオフが争点。2024年12月期に営業利益率が5.78%から4.62%に低下した。強気派は売上高増加が継続すれば利益率低下を吸収可能と見るが、弱気派は粗利の低下が構造的でROE低下に繋がると懸念。時価総額356億円に対しPER7.9倍・PBR0.63倍と割安だが、その背景に収益力低下懸念がある。

プラスに働く材料7
  • 売上高成長継続

    2025/12期売上887億円と前年比13.9%増。業績拡大基調。

  • バリュエーション割安

    PER7.9倍、PBR0.63倍は同業比でも低く、配当利回り3.75%。

  • 卸売りの需要安定

    産業用資材は景気連動性が低く、安定したキャッシュフロー。

  • 2025年12月期売上高887億円達成2025年12月影響

    売上高は前期比13.9%増加、規模拡大が続く

  • 安定した高配当利回り3.75%継続影響

    配当利回り3.75%は業界平均を上回り下支え要因

  • 低PBR0.63倍の資本効率改善期待不定影響

    PBR0.63倍は解散価値割れ水準、株主還元強化の余地

  • 営業利益率回復余地2025年下期影響

    営業利益率は4.62%に低下したが、コスト改善で逆転可能

マイナスに働く材料7
  • 利益率低下トレンド

    営業利益率が5.78%→4.62%と低下。コスト増が収益を圧迫。

  • 競争激化による粗利圧縮

    同業との価格競争で粗利率が低下し、ROE低下リスク。

  • 成長性の限界

    売上規模拡大に伴い、利益率改善の余地が限定的。

  • 営業利益減少トレンド2025年12月期影響

    営業利益は45億→41億と9%減少、収益性悪化

  • 純利益の伸び悩み継続影響

    純利益は38→35→39億と横ばい、増収効果薄い

  • PBR0.63倍の低水準長期化リスク継続影響

    PBRが1倍未満続くと株主価値毀損懸念

  • 外国人保有比率8.1%と低調継続影響

    外国人投資家の関心薄く需給面で上値重い

次の決算で確かめる点
営業利益率
コスト管理の成否を示す。4%を下回ると構造的な収益低下のシグナル。
売上高成長率
拡大が利益率低下を相殺できるか、持続性を判断する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり61で、前期から+10.9%いまの株価に対する利回りは3.32%。増配か配当維持が6年続いている。

年間配当
¥61
1株あたり
配当利回り
3.32%
いまの株価に対して
配当性向
52.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
6年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月1763.0
2017年12月189.156.9
2018年12月38111.163.7
2019年12月20−47.468.1
2020年12月215.035.9
2021年12月2519.048.8
2022年12月3020.045.3
2023年12月4550.034.9
2024年12月5522.236.8
2025年12月6110.952.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥61

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ11,111人。区分でいちばん多いのは個人・その他57.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が33.8%を占め、残る66.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他57.954.356.957.756.057.0
事業法人21.421.320.821.421.721.3
金融機関13.613.713.312.713.412.4
自己株式11.211.211.211.211.09.6
外国法人5.78.88.16.67.78.1
証券会社1.51.90.91.61.21.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01栗山 博司6.69
02NOK株式会社4.91
03クリヤマホールディングス従業員持株会3.94
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.79
05クリエイト合同会社2.69
06株式会社三菱UFJ銀行2.20
07クリヤマホールディングス取引先持株会2.08
08株式会社日本カストディ銀行(信託E口)2.01
09株式会社オーハシテクニカ1.79
10タイガースポリマー株式会社1.73

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+67%、1株純資産は14期で+124%。直近期のROEは8.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月1201,11311.95.852.6
2013年12月1451,43611.48.844.3
2014年12月1631,72010.47.252.8
2015年12月2281,82112.97.754.2
2016年12月1461,8677.911.563.0
2017年12月1271,05912.510.756.9
2018年12月891,0598.48.263.7
2019年12月1041,1459.47.568.1
2020年12月741,1636.48.735.9
2021年12月1951,44915.06.148.8
2022年12月1861,75011.64.445.3
2023年12月1942,02210.34.734.9
2024年12月1812,2968.46.936.8
2025年12月2012,4968.48.352.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/12期の役員報酬は総額245百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢
小貫成彦代表取締役 CEO 社長執行役員60
大村暢彦取締役 上席執行役員54
ブライアン・ダットン取締役 執行役員59
花房一郎取締役(監査等委員)(常勤)65
酒谷佳弘取締役(監査等委員)(非常勤)69
齋藤友紀取締役(監査等委員)(非常勤)47
小林恵取締役(監査等委員)(非常勤)63

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)476453321053
社外取締役318186
取締役(社内)1171717

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,256字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、純粋持株会社制を導入しており、当社、連結子会社23社及び持分法適用関連会社5社及び主要な持分法非適用会社2社で構成されております。当社は、持株会社として、グループの経営戦略の策定・推進、グループ経営の統括・管理・監査を行っておりますが、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。当社グループの主な事業内容と各社の当該事業における位置付けは、次のとおりであり、「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 ◆アジア事業 [産業資材事業] 国内において、主に連結子会社のクリヤマジャパン㈱が農機・建機向け工業用ゴム製品や工業用樹脂製品、船舶向けデッキコンポジション、プラント向けゴム製エキスパンション等の販売並びに設置・施工を行っております。㈱サンエーは、農機・建機向けに排ガス規制に対応する尿素SCRセンサーの設計・開発・製造を行っており、クリヤマジャパン㈱は、㈱サンエーが取り扱う尿素SCR用モジュールをタンクにアッセンブリー加工し、農機・建機メーカー向けに販売しております。持分法適用関連会社王子ゴム化成㈱は工業用ゴム製品・工業用樹脂製品等の製造販売を行っており、クリヤマジャパン㈱に商品を供給しております。中国においては、上海栗山貿易有限公司が工業用ゴム製品や工業用樹脂製品を仕入れ、中国の農機・建機向けに販売している他、クリヤマジャパン㈱及びKuriyama of America,Inc.へも製品を供給しております。 ㈱ミトヨは、工業用ゴム、樹脂製品等の開発・製造・販売を行っており、クリヤマジャパン㈱へ樹脂製タンクを供給しております。上海三豊杉栄商貿有限公司は、自動車部品等の販売を行っております。 Mitoyo Rubber(Thailand) Co., Ltd.は、ゴム製品を製造しており、Mitoyo Plastics(Thailand) Co., Ltd.へ製品を供給しております。Mitoyo Plastics(Thailand) Co., Ltd.は、樹脂製品の製造・販売を行っております。 また、持分法適用関連会社の靖江王子橡膠有限公司は工業用ゴム製品や工業用樹脂製品の製造販売を行い、その一部を連結子会社の上海栗山貿易有限公司に供給しております。 [スポーツ・建設資材事業] クリヤマジャパン㈱がスポーツ施設・橋梁・港湾・歩道橋・鉄道施設・大型商業施設等の建設に使用される「モンドトラック」(全天候型ゴム製トラック)・「タラフレックス」(弾性スポーツシート)・ゴム支承・ゴム防舷材・「エーストン」(ノンスリップタイル・点字タイル)・「スーパー・マテリアルズ」(大判セラミックタイル)・高欄等のスポーツ・建設資材の販売並びに設置・施工を行っております。 [その他事業] 連結子会社のクリヤマプリージア㈱が、ダストコントロール用マット等の販売・不動産管理を行っております。 ◆北米事業 北米において、連結子会社のKuriyama of America,Inc.、Kuri Tec Corporation及びAccuflex Industrial Hose,Ltd.(米国)が、また中南米においては、Kuriyama de Mexico,S.de R.L.de C.V.及びKuriyama Services,S.de R.L. de.C.V.が各種産業用ホースや継手等の販売を行っております。これら販売子会社の商品の大部分は、連結子会社Kuriyama Canada Inc.、Accuflex Industrial Hose,Ltd.(カナダ)、Kuri Tec Manufacturing,Inc.及びPiranha Hose Products,Inc.並びに持分法適用関連会社のTigerflex Corporationから供給されています。 ◆欧州・南米・オセアニア事業 欧州及び南米地域では、Técnicas e Ingeniería de Protección, S.A.U.(スペイン)並びにIndustrias Quilmes S.A.U.(アルゼンチン)が、レイフラットホース・継手・消防用ホース・ノズルを製造販売しております。オセアニア地域では、Kuriyama Australia Pty Ltd.が産業用ホースの販売をしております。 事業区分   事業の内容   会社名 アジア 事業   産業資材事業   (量産機械用資材) 国内及びアジア地域における農業機械・建設機械・自動車向けの工業用ゴム製品及び樹脂製品並びに尿素SCR用モジュール・タンク等の製造・販売           (プラント用資材) 国内及びアジア地域におけるプラント向けゴム製エキスパンション等の販売・施工   クリヤマジャパン㈱ ㈱サンエー 上海栗山貿易有限公司 Kuriyama (Thailand) Co.,Ltd. ㈱ミトヨ Mitoyo Plastics (Thailand) Co.,Ltd. Mitoyo Rubber (Thailand) Co.,Ltd. 上海三豊杉栄商貿有限公司 Unika Rubber Products Sdn. Bhd.   クリヤマジャパン㈱ 王子ゴム化成㈱ 靖江王子橡膠有限公司 スポーツ・建設資材事業     スポーツ施設資材の販売・施工 橋梁・港湾・歩道橋・鉄道施設・大型商業施設等への建設資材の販売・施工、建設資材の輸出   クリヤマジャパン㈱ その他事業   技術研究・商品開発     クリヤマR&D㈱ ダストコントロール用マット等の販売・不動産管理     クリヤマプリージア㈱ ◆北米事業   (産業用ホース) 北米地域を中心にした各種産業用ホース・継手等の製造販売     Kuriyama of America, Inc. Accuflex Industrial Hose, Ltd.(米国) Kuri Tec Manufacturing, Inc. Tigerflex Corporation. Alfagomma America, Inc. Piranha Hose Products, Inc. Kuriyama Canada, Inc. Kuri Tec Corporation Accuflex Industrial Hose, Ltd.(カナダ) Kuriyama de Mexico,S.de R.L.de C.V. Kuriyama Services,S.de R.L.de C.V. ◆欧州・南米・オセアニア事業   (産業用ホース) 欧州・南米・オセアニア地域を中心にしたレイフラットホース・継手・消防用ホース・ノズルの製造販売   Kuriyama Europe Cooperatief U.A. Técnicas e Ingeniería de Protección, S.A.U. Industrias Quilmes S.A.U. Kuriyama Australia Pty Ltd. (注)1 Accuflex Industrial Hose, Ltd.は、会社名が同一のため、( )に国名を記載しております。 2 持分法非適用関連会社のKuriyama-Ohji (Thailand) Ltd.は、プラント用資材の製造販売を行っております。 3 持分法非適用関連会社のノルマ・ジャパン㈱は、ノルマ製品の取扱店に対する販促活動及び技術支援を行っております。 (注)重要性が低いものに関しては上記の系統図から矢印を省略しております。
経営方針・対処すべき課題2,918字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは約85年の歴史で培った技術と信頼を基に、「顧客の信頼をもとに、たゆまなく発展する会社」の経営理念と以下のグループ基本方針の実践によって、株主、顧客、地域社会、全従業員との良好な信頼関係を築き、環境、安全のコンセプトを守りながら社会的貢献に努めてまいります。 <クリヤマグループ基本方針> 1. 多様な人財の価値を活かし、地域に根差したグローバル経営を推進する 2.KURIYAMA VALUEのもと次世代を見据えたDX改革で、果敢に独自の創意性を高める 3.環境問題とステークホルダー全体に配慮した企業行動 北米におきましては、ホースメーカーとして、研究、開発、製造、販売を含めた一体型の経営を推進してまいりました。また、北米全土の物流拠点の拡充により、供給機能の改善を通じた顧客満足度の更なる向上に挑戦しております。欧州及び南米におきましては、ゴム製レイフラットホースの製造販売を行っており、北米事業との融合を図りながらグローバル展開を加速させてまいります。一方、日本国内では、農機・建機のTier1サプライヤー、スポーツ施設、鉄道・文教・商業施設向け床材の販売及び施工、と多角的に事業を展開しており、高い品質と迅速な顧客対応力を強化し、事業ポートフォリオの最適化を図り、安定した収益確保を実現してまいります。 加えて、グループの中核として再編する研究・開発機関において、当社グループの競争力の源泉である研究・開発機能を強化してまいります。 また、当社グループは、地域社会に身近な幅広い分野の製品を取り扱っているため、持続可能な社会の実現を目指し、地球環境や人々の安全・安心を追求した製品の開発と拡販、ダイバーシティの推進、コーポレートガバナンス改革やSDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」及びESG「Environment(環境)」、「Social(社会)」、「Governance(ガバナンス)」に関わる取組みを進めてまいります。グローバル企業として経営成績を高め、経営を安定させるためにも、海外グループと連携を深め、自然体でSDGs及びESGを推進できるグローバルカンパニーを目指してまいります。 (2)目標とする経営指標 目標とする経営指標につきましては、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益を掲げております。通期(2026年12月期)の連結経営目標は、対米ドル為替レートを150円と想定し、売上高960億円、営業利益48億円、経常利益54億円及び親会社株主に帰属する当期純利益38億円としております。 なお、当連結会計年度の経営成績におきましては、売上目標900億円に対し1.5%減の886億85百万円となり、営業利益は目標40億円に対し2.6%増の41億2百万円、経常利益は目標48億円に対し0.6%増の48億27百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は目標36億円に対し9.6%増の39億44百万円となりました。 (3)経営環境 このような環境下において、当社グループは100年企業を見据えた持続的な企業価値向上を目指し、各事業を展開してまいります。 アジア事業の産業資材事業では、建機・農機・商用車メーカーのグローバルTier1サプライヤーの地位を確立するため、2025年4月にグループ化した株式会社ミトヨとのシナジー効果を最大化すべく、当該市場における尿素SCR用モジュール・タンク等のシェア拡大を推進してまいります。また、最大マーケットである北米地域への事業展開を通じて、産業資材事業のグローバル展開を加速してまいります。 スポーツ・建設資材事業では、競技性に加えて保温性やクッション性に優れた「タラフレックス」(弾性スポーツシート)の拡販に注力し、防災拠点となる体育館等の文教施設への採用件数増加に努めてまいります。また、循環型社会に貢献する商品開発を推進し、鉄道施設の安全対策強化や商業施設等の再開発事業での需要を的確に捉え、スポーツ・商業施設等の総合床材No.1ブランドを目指してまいります。 グローバルホース事業では、産業用総合ホースメーカーとして品質と信頼のNo.1ブランドを目指し、様々な施策を講じてまいります。 北米事業では、移転拡張した本社物流倉庫を中心に物流機能の最適化を進め、顧客満足度を高めると共に機会損失を回避するための事業環境を整えてまいります。また、米国とカナダにおけるホース製造ラインの新設および拡充により、地産地消を一段と推進してまいります。 欧州・南米・オセアニア事業では、地産地消による市場優位性を活用し、スペイン、ポルトガルをはじめとした欧州域内及びアルゼンチンの消防機関向けや灌漑を含む農業分野のシェア拡大に取り組んでまいります。また、欧州から北中米・南米、中近東、アフリカへの輸出に加え、オーストラリアに設立した販売会社を起点にオセアニア地域における固有ニーズを満たす供給体制を構築し、収益基盤の拡大と生産稼働率の向上に努めてまいります。 加えて、2024年度に再編したクリヤマR&D株式会社を中心にグローバルを横断した研究開発機能の強化により、各事業の競争優位性の確保に取り組むとともに、次世代を担う人財の育成と従業員エンゲージメント向上のための人的資本投資の強化、DX推進等の経営基盤強化を進めてまいります。 (4)中長期的な会社の経営戦略 当社は、創業以来、社会が円滑に機能し続けるために必要不可欠なエッセンシャル事業をグローバルかつ多角的に展開してまいりました。 社会構造が急激に変化し、政治、経済、地政学リスクなど多方面にわたり不透明感が高まる環境下でありますが、当社は、創業100周年を迎える2039年に企業価値を最大化することを目指し、そして更にその先の未来に向けて持続的な成長を続けてまいります。 その実現に向けた長期構想である「KURIYAMA MANAGEMENT PLAN(KMP)2039」を設定し、事業環境や当社の強みを再認識したうえで、中期的な視点で当社が進むべき方向性を「事業戦略」、「財務戦略」、「経営基盤強化」として明確化した中期経営計画「KMP Action1(2025~2027年)」及び「KMP Action2(2028~2030年)」を策定し、2025年3月12日に公表いたしました。 https://ssl4.eir-parts.net/doc/3355/tdnet/2579718/00.pdf (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループがさらに収益力向上、また企業体質の強化を図るためにも、下記の重点課題に対し、全力をあげて取り組んでまいります。
事業等のリスク3,902字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 1 販売価格 当社グループが取り扱う製品及び商品は多岐に亘りますが、世界的インフレによる物価上昇の影響に伴い全般的に価格転嫁の必要性が生じてきております。 当該リスクの対応策につきましては、この上で製造子会社と販売子会社連携の下、製品の付加価値と品質の向上、納期短縮に加え、販売先とのコミュニケーションを強化することで、当社製品の優位性を市場に周知することにより、販売先からの信頼を高めるように努めております。 2 公共投資の動向 当社グループは、スポーツ・建設資材事業において、道路橋梁用資材、港湾土木用資材、建築用資材、都市景観用資材、室内用スポーツ施設資材、屋外用スポーツ施設資材等を取り扱っております。これらの商品を用途別にみると道路・土木等の公共投資向け販売が約5割を占めるため、公共投資の動向が当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクの対応策につきましては、「スーパー・マテリアルズ」(大判セラミックタイル)等のオリジナル商品の民間商業施設向け販売の拡大に努め、公共投資の受注減少リスクに備えております。 3 原材料価格 当社グループが製造する樹脂ホースの主要原材料であるレジンの価格は、原油価格の変動により影響を受けます。当社グループは原材料の調達にあたり、安定調達に十分配慮したうえで、経済環境や市況等を検討しながら仕入先との価格交渉を行い、また、年間ベースでの大量・一括契約を行うことでコスト削減に努めております。しかしながら、レジン等の原材料の価格変動が当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、生産性の改善や販売先への価格転嫁等により、原材料コストの上昇による経営成績への影響低減を図りますが、かかる対策が期待どおりの効果を生む保証はありません。 4 在庫の必要性 当社グループは、品揃えを充実させ、適時に供給を果たすために顧客からの注文に先行して製造又は仕入を行い、一定の在庫水準を維持する必要があります。このため、当社グループが商品の需要予測を誤った場合、在庫不足による販売機会の喪失、過剰在庫の処分のための値引き販売、場合によっては商品評価損又は商品廃棄損の計上を余儀なくされ、当社グループの経営成績に影響が及ぶ可能性があります。 当該リスクの対応策につきましては、当社グループでは顧客からの購買情報、増減産、生産終了、設計変更等の情報を適時に入手し、製造子会社や協力会社にも展開した上で、適正な在庫を維持できるよう、手配及び在庫管理体制の強化に努めております。 5 物流体制 連結子会社のクリヤマジャパン㈱は、物流サービスにおいて外部物流会社との3PL契約を結んでおり、在庫・物流機能を集約することで配送を効率化していますが、当該物流センターが災害その他の理由により操業不能に陥った場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。また、海外拠点において、当社グループは、迅速な出荷を目指し、契約している配送会社を通じて商品を直送するほか、荷姿や物量により最適な運送手段を利用することで、きめ細かな配送サービスを実施しております。かかる配送体制は競合企業との差別化要因となる一方、海外拠点の物流コストを増加させる可能性があります。 当該リスクの対応策につきましては、国内の外部物流会社はその危機管理として「事業継続計画(BCP)」を策定し、自然災害等のリスクの最小化に努めております。また、海外拠点においては、配送会社との間で価格交渉を行い、物流コストの適正化に努めております。 6 海外事業の重要性 当社グループでは、北米、欧州及び中南米地域で製造したゴム・樹脂・金属製の産業用ホース等の殆どを同地域で販売しております。当連結会計年度の連結売上高の内、海外売上高は62.2%を占めております。当社グループでは今後も海外展開を積極的に行う方針であり、為替変動のほか、進出先各地域の景気・消費等経済動向、政治・社会情勢の変化及び法的規制や慣習等に起因する予測不能な事態の発生が当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 7 販売経路 当社海外グループの多くの製品及び商品は、現地の販売代理店を経由して顧客に販売されています。当社グループは特定の販売代理店に対する著しい依存はありませんが、販売代理店は競合商品も取り扱っているため、購買政策の変更が当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクの対応策として当社グループは現地生産、現地販売を基本方針とし価格競争力向上に努めております。製造子会社と販売子会社連携の下、販売価格の妥当性検証、製品の付加価値及び品質向上、更に納期短縮に努め、市場優位性を確保することで販売代理店からの信頼を高めるようにしております。 8 為替変動の影響 連結財務諸表作成のために、現地通貨建ての財務諸表は円換算されます。このため、為替相場の変動は、現地通貨における価値に変動がなかったとしても、連結財務諸表ベースでは経営成績と財政状態に影響を与える可能性があります。また、当社グループが原材料及び商品を調達している国外との外貨建て取引は、為替変動の影響を受ける可能性があることから中長期的な為替変動は、経営成績と財政状態に影響を与える可能性があります。 9 法的規制 連結子会社のクリヤマジャパン㈱は、商品によっては販売にとどまらず設置・施工まで実施しているため、建築基準法及び建設業法等の規制を受けております。グループ各社が、万が一、何らかの事由により国土交通省その他の監督官庁から行政処分等を受けた場合、当社グループの経営成績に影響が及ぶ可能性があります。主な許認可、免許及び登録の状況は下表の通りであります。 当該リスクの対応策につきましては、各種業界団体から必要な情報を的確に収集するとともに、グループ経営会議を通じて、当社グループ内で定期的に想定される経営上のリスクの洗い出しとその評価・対応について協議しております。 取得年月   許認可等の名称   取得・登録者名   許認可等の内容   有効期限 2022年7月   特定建設業 (許可)   クリヤマジャパン㈱   国土交通大臣許可(特-4) 第24558号 建築工事業 土木工事業   2022年6月19日から 2027年6月18日迄。 以後5年ごとに更新 同上   一般建設業 (許可)   同上   国土交通大臣許可(般-4) 第24558号 左官工事業、タイル・れんが・ブロック工事業、防水工事業、大工工事業、石工事業、舗装工事業、内装仕上工事業、とび・土工工事業、鋼構造物工事業、塗装工事業、屋根工事業、板金工事業、電気工事業   同上 2022年12月   同上   同上   国土交通大臣許可(般-4) 第24558号 管工事業 造園工事業   2022年12月13日から 2027年12月12日迄。 以後5年ごとに更新 10 会計制度・税制等の変更 当社グループが予期しない会計基準や税制の新たな導入・変更により、当社グループの経営成績や財政状態が悪影響を受ける可能性があります。また、税務申告における各国税務当局との見解の相違により、当社グループに予想以上の税負担が生じる可能性があります。 当該リスクの対応策につきましては、外部機関が主催するセミナーへの参加や専門書の定期購読などによる情報収集を行うとともに、社外専門家の助言を受けております。 11 自然災害・疫病等について 当社グループはグローバルで事業活動を推進しております。この結果、想定外の自然災害、政治経済状況の変化、 感染症・伝染病等の流行、法律・規制の変更、テロ・戦争・その他社会情勢の混乱などが、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼすリスクがあります。 当該リスクの対応策につきましては、その危機管理として「事業継続計画(BCP)」の策定を進めており、そのリスクの最小化に努めております。 12 サイバーリスクについて 標的型メールやマルウェアによるウイルス感染、不正アクセス等のサイバー攻撃の被害にあった場合、事業活動や企業評価に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクの対応策につきましては、グループ全体の従業員を対象としたセキュリティ教育訓練、インシデント発生時の連絡体制強化、セキュリティ標準化の推進、一部のグループ会社は24時間365日のセキュリティ監視体制、サイバーリスク保険に包括加入してグループとしてのリスクの最小化に努めております。 13.契約や取引に関するリスク 当社グループは、顧客、仕入先ほか利害関係者との間で、取引にかかる様々な契約を締結していますが、契約の履行や取引の条件などを巡って利害関係者と見解の相違等が生じた場合、損害賠償請求などにより業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、取引に当たっては法律事務所の見解、確認を得ること等により、相互の解釈に法的な齟齬のないよう対応を行っています。
経営成績の分析 (MD&A)7,125字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 なお、以下の記載のうち将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、米国では新政権による関税を含めた政策運営の影響により、不安定かつ軟調に推移しました。欧州では中央銀行が利下げを進める中、一部に米国の追加関税を見据えた駆け込み需要等がみられたものの、力強さを欠きました。また、ロシア・ウクライナ情勢や中東情勢等の地政学リスク等、依然として先行き不透明な状況が続いております。為替相場については、概ね円安基調で推移しました。 このような経済状況の中、当社グループは、人財育成やグループ内連携による営業力の強化、物流体制の最適化等により、国内外での需要の着実な取り込みと利益確保に努めました。また、2025年2月には、産業資材事業におけるメーカー機能の強化と事業ポートフォリオの最適化、スポーツ・建設資材事業での総合提案力の向上、人財交流促進による研究・開発分野における新しい付加価値の創造等を目的に、株式会社ミトヨのグループ化を決定し、4月に完了しました。加えて、3月には、創業100周年を迎える2039年と、その次の100年に向けた成長の実現を目指し、長期構想「KURIYAMA MANAGEMENT PLAN(KMP)2039」を具体化した中期経営計画「KMP Action1(2025~2027年)」及び「KMP Action2(2028~2030年)」を公表しました。 この結果、当社グループの連結売上高は886億85百万円(前年同期比13.9%増)、営業利益は41億2百万円(前年同期比9.6%減)、経常利益は48億27百万円(前年同期比8.1%減)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、特別利益として負ののれん発生益6億40百万円を計上したこと等から39億44百万円(前年同期比11.3%増)となりました。また、自己資本利益率(ROE)は8.4%となりました。 セグメントごとの経営成績は次の通りであります。 ◆アジア事業 [産業資材事業] 主要顧客である農機・建機をはじめとした産業用機械メーカーの生産台数に若干の回復が見られたことから、尿素SCR用モジュール・タンク等の部材や樹脂・ゴム製品等の販売は増加しました。また、船舶向け商材の販売も増加しました。中国においては、景気低迷により建機の生産台数が停滞したものの、取り扱い商材の幅を拡げたことで、同国での関連商材の販売は増加しました。加えて、4月にグループ化した株式会社ミトヨの業績を連結に取り込んでおります。これらの結果、売上高は261億79百万円(前年同期比58.0%増)となり、営業利益は、株式会社ミトヨのグループ化に伴う費用を計上したものの、22億77百万円(前年同期比8.5%増)となりました。 [スポーツ・建設資材事業] スポーツ資材分野の主力商材である体育館用床材「タラフレックス」(弾性スポーツシート)は、文教施設や公共の体育館における大型の改修物件が前年同期に比べて少なかったため、販売が減少しましたが、文教施設向けの「人工芝」の販売が増加しました。建設資材分野における鉄道関連商材については、鉄道施設の安全対策強化に伴う改良・改修工事の増加に伴い、「TALE-TILE」(ホーム先端タイル)の販売が増加しました。また、商業施設向け床材「スーパー・マテリアルズ」(大判セラミックタイル)の販売は堅調に推移しました。これらの結果、売上高は110億64百万円(前年同期比11.8%増)となり、営業利益は商品構成の変化等により9億69百万円(前年同期比12.3%増)となりました。 以上のことから、アジア事業全体では、売上高は376億65百万円(前年同期比38.0%増)となり、損益面では、2024年度末のスポーツアパレル事業からの撤退による損益改善もあったため、営業利益は32億9百万円(前年同期比19.6%増)となりました。 ◆北米事業 米国新政権の関税政策による不透明感が継続する環境下でありましたが、昨年の米国本社・物流倉庫に続き、本年4月にカナダの物流倉庫を移転・拡張し、物流機能の最適化を推進することで、幅広い分野での各種ホース・継手の販売機会獲得に努めました。この結果、売上高は452億70百万円(前年同期比1.4%増)となりました。損益面ではカナダの倉庫移転に伴う費用負担等があったため、営業利益は23億17百万円(前年同期比8.9%減)となりました。カテゴリ別の概況は以下の通りです。 ▽産業用樹脂ホース「Tigerflex」 農業、製造業、鉱業等、多岐にわたる関連分野が低迷した影響を受け、販売がやや軟調に推移しました。 ▽高機能/汎用樹脂ホース・飲料用ホース「Kuri Tec・Accuflex」 大手飲料メーカー向けを中心とした需要を取り込み、飲料用ホースの販売は高水準を維持し堅調に推移しましたが、汎用樹脂ホースの販売が減少しました。 ▽ペイントスプレーホース・下水配管洗浄用ホース「Piranha」 外壁塗装用ペイントスプレーホースは、市場の在庫調整により販売が軟調に推移しました。一方で下水配管洗浄用ホースの販売は、増加しました。 ▽ゴムホース・その他 低圧用及び高圧用ゴムホースの販売は、特にオイルガスを中心とした天然資源市場の需要を捉えた営業活動が奏功したことから、堅調に推移しました。 また、消防用ホースの販売は、米国における需要を着実に取り込んだ結果、増加しました。 ◆欧州・南米・オセアニア事業 南米のオイルガス関連向け販売は増加し、米国消防機関向け「消防用ホース」の販売に注力しましたが、主力の、欧州域内消防機関向け販売が軟調に推移しました。 この結果、売上高は57億49百万円(前年同期比3.5%減)となりました。損益面では、アルゼンチンの子会社に対する超インフレ会計適用がマイナス要因となったこと等から、営業利益は2億46百万円(前年同期比53.1%減)となりました。 ②財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末の総資産は前連結会計年度末に比べて26.9%増加し、897億95百万円となりました。これは現金及び預金が20億53百万円増加した他、建物及び構築物(純額)が39億93百万円増加したことによるものです。 (負債) 負債合計は前連結会計年度末と比べて58.0%増加し、405億38百万円となりました。これは長期借入金が51億76百万円増加した他、リース債務(固定負債)が30億97百万円増加したことによるものです。 (純資産) 純資産合計は前連結会計年度末に比べて9.2%増加し、492億56百万円となりました。これは利益剰余金が24億94百万円増加した他、為替換算調整勘定が7億99百万円増加したことによるものです。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ20億円増加し、113億88百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、41億91百万円の増加(前年同期は68億74百万円の増加)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益55億37百万円等が要因であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、48億59百万円の減少(前年同期は15億62百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出39億74百万円、子会社株式の取得による支出11億53百万円等が要因であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、27億24百万円の増加(前年同期は39億46百万円の減少)となりました。これは主に長期借入れによる収入60億円、長期借入金の返済による支出21億45百万円等が要因であります。 ④生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 金額(千円)   前年同期比(%) アジア事業   産業資材事業   6,080,884   189.0 北米事業   11,940,897   101.8 欧州・南米事業・オセアニア事業   3,777,706   99.9 合計   21,799,488   116.4 (注)1 上記金額は製造原価によっております。 2 セグメント間の取引については、相殺消去しております。 3 当連結会計年度において、産業資材事業の生産実績に著しい変動がありました。これは、当連結会計年度に㈱ミトヨ他3社を連結子会社化したこと等によるものであります。 b.商品仕入実績 当連結会計年度における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 金額(千円)   前年同期比(%) アジア事業   産業資材事業   23,849,911   161.5 スポーツ・建設資材事業   5,729,689   119.8 その他事業   289,099   48.7 北米事業   36,566,007   129.7 欧州・南米事業・オセアニア事業   3,543,808   107.6 合計   69,978,516   135.6 (注)1 上記金額は実際仕入価格によっております。 2 セグメント間の取引については、相殺消去しております。 3 当連結会計年度において、産業資材事業の商品仕入実績に著しい変動がありました。これは、当連結会計年度に㈱ミトヨ他3社を連結子会社化したこと等によるものであります。 c.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) アジア事業   産業資材事業   922,617   99.4   255,736   96.6 スポーツ・建設資材事業   4,533,255   92.6   1,635,687   85.2 合計   5,455,873   93.7   1,891,423   86.6 (注)1 上記金額は連結子会社であるクリヤマジャパン㈱の工事完成高(工事進行基準を適用しているものを含む)に係るものを表示しております。 2 製造子会社は、販売計画に基づく生産計画によって生産しており、受注生産は行っておりません。 d.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 金額(千円)   前年同期比(%) アジア事業   産業資材事業   26,179,567   158.0 スポーツ・建設資材事業   11,064,304   111.8 その他   421,655   51.0 北米事業   45,270,762   101.4 欧州・南米事業・オセアニア事業   5,749,274   96.5 合計   88,685,565   113.9 (注)1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2 販売実績の内、工事完成高(工事進行基準を適用しているものを含む)は以下のとおりであります。 3 当連結会計年度において、産業資材事業の商品販売実績に著しい変動がありました。これは、当連結会計年度に㈱ミトヨ他3社を連結子会社化したこと等によるものであります。 前連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 金額(千円)   金額(千円) アジア事業   産業資材事業   987,304   931,529 スポーツ・建設資材事業   4,594,790   4,816,392 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討事項 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 1)経営成績 ① 売上高 当連結会計年度における売上高は、886億85百万円(前年同期比13.9%増)となりました。売上高の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」をご参照下さい。 ② 売上総利益 当連結会計年度における売上総利益は、268億4百万円(前年同期比9.6%増)となりました。主な増加要因としましては、売上高の増加によるものであります。 ③ 販売費及び一般管理費 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、227億1百万円(前年同期比14.0%増)となりました。主な 増加要因としましては、給与手当等の増加によるものであります。 ④ 営業利益 当連結会計年度における営業利益は、41億2百万円(前年同期比9.6%減)となりました。主な減少要因としましては、株式会社ミトヨのグループ化に伴う費用が発生したことによるものであります。 ⑤ 経常利益 当連結会計年度における経常利益は、48億27百万円(前年同期比8.1%減)となりました。主な減少要因としましては営業利益が減少したことによるものであります。 ⑥ 親会社株主に帰属する当期純利益 当連結会計年度における税金等調整前当期純利益は、55億37百万円(前年同期比14.6%増)となりました。主な増加要因としましては、特別利益として負ののれん発生益6億40百万円を計上した事によるものであります。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、39億44百万円(前年同期比11.3%増)となりました。 2)財政状態 当連結会計年度末における財政状態の状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載のとおりであります。 3)流動性及び資金の源泉 ① キャッシュ・フロー 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ② 資金需要 当社グループの資金需要は主に大きく分けて運転資金需要と設備資金需要の二つがあります。 運転資金需要のうち主なものは商社として機能するための商品の仕入、製造子会社では製品を製造するための材料仕入、製造費、共通するものとして販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。また、設備資金需要としましては、主に工場設立などによる建物や機械装置等固定資産購入によるものであります。 ③ 財務政策 当社グループは現在、運転資金につきましては、内部資金より充当し、不足が生じた場合は短期借入金で調達を行っております。また、設備資金につきましては、設備資金計画に基づき調達計画を作成し、内部資金で不足する場合は、長期借入金等により調達を行っております。 なお、海外子会社につきましては、運転資金、設備資金とも、当社又は邦銀現地法人等より調達を行っております。 4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されており、その作成にあたっては、決算日における資産・負債の報告数値及び収益、費用の報告数値について影響を与える見積り、判断及び仮定を使用することが必要となります。当社グループの経営陣は過去の実績や状況に応じた合理的な見積り、判断及び仮定により継続的に検証し意思決定を行っております。しかしながら、これらの見積り、判断及び仮定は不確実性を伴うため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。 なお、当社グループの連結財務諸表において採用する重要な会計方針は、「第5経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。なお、重要な会計上の見積りについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」及び「第5 経理の状況 2 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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