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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

オーテック

OTEC CORPORATION1736 · Standard · 建設業

自動制御システムと管工機材の販売を両輪とする設備総合企業。ビルや工場の環境システム構築から配管資材まで手掛ける。

概要

株式会社オーテックは、1948年に大石商事として創業し、現在は環境システム事業と管工機材事業を二本柱とする建設関連の専門商社・施工会社である。東京証券取引所スタンダード市場に上場(2013年7月)、連結売上高337億円(2026年3月期)、従業員573名。ビル向け自動制御システム・放射冷暖房システムの設計施工と、バルブ・継手・鋼管・衛生陶器などの管工機材販売を手がける。

環境システムと管工機材の二事業構成

オーテックの事業は2つのセグメントで構成される。環境システム事業は、自動制御システム及び放射冷暖房システムの設計・施工・メンテナンス(保守)並びに自動制御機器・環境関連機器の販売を行う。2026年3月期の同事業売上高は217億円で、全社売上の64%を占める。内訳は新設工事96億円、既設工事89億円、保守工事25億円である。管工機材事業は、衛生陶器・住設機器・冷暖房機器・産業機器・継手・バルブ・鋼管の販売を手がけ、売上高120億円を計上する。両事業とも顧客が建築物件で共通するため、営業活動に相乗効果がある。

北海道から九州まで広がる支店・子会社ネットワーク

オーテックの販売網は日本全国に及ぶ。直轄の支店として、札幌支店(1952年開設)、大阪支店(1960年)、東京支店(1972年)、前橋出張所を前身とする北関東支店(1975年)、筑波出張所を前身とする東関東支店(1982年)、横浜支店(1988年)などを擁する。加えて、地域密着型の連結子会社として、道東オーテック(帯広市)、九州オーテック(福岡市)、オーテック環境(旧チュートク)、インターセントラル(冷暖房機器製造販売)が存在する。また、工事の下請けとしてオーテックサービス北海道、オーテックサービス東北、オーテックサービス北関東の3社を傘下に持つ。

グループ企業の役割分担と連携体制

グループ全体で事業を分担する。環境システム事業では、オーテック本体が設計・施工・販売を担い、フルノ電気工業は電気工事、インターセントラルは冷暖房機器の製造販売と工事を担当する。管工機材事業では、オーテック本体が仕入・販売の核となり、バルブは関連会社の大和バルブ(旧大和バルブ工業)、継手はその他の関係会社の日本継手が製造。商品の一部は道東オーテックや九州オーテックなどの子会社にも販売される。さらに、2026年4月には有限会社ケー・ティー・エスを子会社化し、グループを拡大している。

長期ビジョンV100と第4次中期経営計画

2024年、創業90年を機に10年後の100周年を見据えた長期ビジョン「V100」を策定した。ミッションは「建物を快適に、未来をサステナブルに」。基本方針として、サステナブル建築への貢献、専門商社機能の充実、人材確保・エンゲージメント向上、適切な株主還元を掲げる。財務目標として連結売上高450億円、営業利益45億円、ROE10%以上を設定。2025年度から2027年度の第4次中期経営計画では、連結売上高350億円、営業利益43億円、ROE10%以上を目指す。また、DX推進やコーポレートガバナンス強化を重点施策とする。

業界の中での役割は建物設備の自動制御システムインテグレーター兼管工機材ディストリビューターにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
337億円
営業利益
51億円
営業利益率
15.1%
純利益
36億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
環境システム事業217億円64.4%61億円28.1%
管工機材事業120億円35.6%-1億円-0.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01建築・施設(新設・既設建物)主力

環境システム事業として、新設及び既設建物に対する計装工事、電気工事、管工事を請け負う。自動制御システムや放射冷暖房システムの設計・施工・保守を提供し、省エネルギーや快適性の向上に貢献する。工事の一部はグループ会社に外注し、グループ全体で対応する。

地域密着型で自動制御システムに強み

主な製品・サービス3
計装工事
建物の設備を計測・制御するための工事。
電気工事
建物の電気設備に関する工事。
管工事
給排水・空調などの配管工事。

02建設・設備資材(管工機材)準主力

管工機材事業として、衛生陶器、住設機器、冷暖房機器、産業機器、継手、バルブ、鋼管などの販売を行う。関連会社から仕入れた商品を、当社や子会社を通じて建設会社や設備会社に販売する。冷暖房機器は子会社が製造するものも扱う。

主な製品・サービス5
衛生陶器
トイレや洗面台などの衛生陶器を販売。
住設機器
キッチンや浴室などの住宅設備機器を販売。
冷暖房機器
空調機器などを販売。子会社のインターセントラルが製造する製品も含む。
継手・バルブ・鋼管
配管用の継手、バルブ、鋼管を販売。関連会社の大和バルブや日本継手が製造する商品を仕入れ。
産業機器
各種産業用機器を販売。子会社のオーテック環境が仕入れ・販売。

製品と技術

アズビル製品を核とする自動制御システム

環境システム事業の中核は、ビル管理用の自動制御システムである。1961年から山武ハネウェル(現アズビル)と特約店契約を結び、空調制御・機器制御・プロセス制御の各分野で同社製品を取り扱う。具体的には、温度・湿度・CO2濃度をセンシングし、空調機やポンプを最適制御するビルオートメーションシステムを提供。新設工事だけでなく既設建物へのリニューアル提案も強みとしており、2026年3月期の既設工事売上は89億円と前年比17.5%増加した。

放射冷暖房システムの設計・施工

オーテックは放射冷暖房システムの専門性を持つ。天井や床パネルに水配管を巡らせ、輻射熱で温度調整するシステムで、空気対流による方式と比べてエネルギー効率が高く、静粛性に優れる。設計から施工、保守まで一貫して手がけ、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)推進の一環として需要が拡大している。同システムは環境システム事業の完成工事高に含まれ、同セグメント全体の営業利益率は約28%(2026年3月期)と高い収益性を示す。

グループ製造子会社によるバルブ・継手供給

管工機材事業では、グループ内の製造会社が重要な役割を果たす。関連会社の大和バルブ(旧大和バルブ工業)は各種バルブを製造。その他の関係会社の日本継手は鋼管用継手を製造する。これらの製品はオーテック本体が仕入れ、全国の建設会社や設備工事会社に販売する。また、子会社のインターセントラルは冷暖房機器(エアコン、ヒートポンプなど)を製造・販売し、環境システム事業との連携で施工物件に採用される。2026年3月期の管工機材事業売上は120億円だが、原価上昇の影響で80百万円の営業損失となった。

DX推進と商品販売サイト「O/tegaru」

管工機材事業では、受発注効率化のため商品販売サイト「O/tegaru(おてがる)」を運営する。顧客はオンラインで配管材料や機器を注文でき、在庫確認も可能。また、基幹システムの機能強化により、在庫管理と物流を最適化している。環境システム事業でも、施工物件データを活用した提案力強化や現場技術者支援システムの整備、DXによる業務効率化を推進中である。これらの取り組みは、長期ビジョンV100の「専門商社としての機能充実」と「高い収益構造への改革」に直結している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 建築・施設(新設・既設建物)地域密着型で自動制御システムに強み

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

橋梁補強で国内中位、MBS競合

オーテックは橋梁やトンネルの補修・補強工事を手掛ける。売上高は300億円前後と、同業のショーボンドHD(約600億円)には及ばないが、エムビーエス(約100億円)を上回る中堅ポジション。公共投資の老朽化対策需要を取り込む一方、民間比率は限定的。MBSとの差別化は施工技術と地域密着型営業にある。

強み

  • 国内インフラ老朽化に伴い、補修補強需要が拡大。安定的な受注が見込める。
  • 25/3期営業利益率12.7%、26/3期15.1%と上昇。収益性は同業上位。
  • 地方公共団体との関係を強みに、小ロット工事も確実に受注。
  • 自己資本比率が高く、大型投資にも耐える財務基盤を持つ。

課題

  • ショーボンドHDに比べ規模が小さく、大型案件で競争劣位。
  • 公共工事が主軸で、民間開拓が進んでおらず事業リスク分散に課題。
  • 建設業界全体の人手不足が続き、現場対応力の維持が難題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

建設業の時価総額近傍。太字がオーテック

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
11930北陸電気工事464億円11.1倍
21813不動テトラ460億円9.5倍
31810松井建設449億円9.7倍
45074テスホールディングス445億円21.0倍
5256A飛島ホールディングス411億円8.5倍
61736オーテック410億円10.3倍
71899福田組407億円10.2倍
81814大末建設386億円10.0倍
91723日本電技384億円17.7倍
101904大成温調349億円8.8倍
111780ヤマウラ311億円8.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 43件

バルブ・鉄管継手販売で創業した1948年

1948年7月、資本金1,000千円で大石商事株式会社を東京都中央区西八丁堀に設立した。当初の事業はバルブ・鉄管継手等の建設用配管材料の販売であった。その後、関連会社として1951年2月に大和バルブ工業(現大和バルブ)を設立し、バルブ製造にも進出。1952年4月には北海道札幌市に札幌出張所を開設し、営業エリアを拡大した。1955年以降、大阪出張所(1960年)など主要都市に拠点を置き、全国展開の基礎を築いた。

計装事業への進出と山武ハネウェルとの提携

1960年4月、大阪出張所開設と同時に計装部を設置し、空調自動制御機器の販売及び工事に参入した。1961年4月には山武ハネウェル株式会社(現アズビル株式会社)の空調制御事業部と特約店契約を締結。1966年4月には同社の機器制御事業部の取扱店ともなり、自動制御分野での取り扱いを拡大した。1983年10月にはプロセス制御事業部とも特約店契約を結び、制御機器全般をカバーする体制を整えた。この提携が現在の環境システム事業の核となっている。

子会社設立と組織再編が進んだ1970年代

1970年代、オーテックは地域子会社の設立を積極的に進めた。1976年6月、道東地区の販売拠点として子会社道東大石商事(現道東オーテック)を北海道帯広市に設立。1977年3月には福岡県に九州大石商事(現九州オーテック)を設立した。1980年10月には工事下請会社として株式会社システム計装(現オーテックサービス北海道)を札幌に設立。同時に販売網も整備し、1972年に東京支店を独立開設、1973年に東京支店配送センター、1975年に前橋出張所を開設した。1977年7月には本社を江東区越中島に移転している。

商号変更と本社移転を繰り返した1980年代

1982年6月、茨城県に筑波出張所(現東関東支店)を開設。1986年10月には本社を江東区東陽に移転した。1988年9月に神奈川計装営業所(現横浜支店)を開設。1989年4月、商号を株式会社オーテックに変更した。1990年代以降も本社移転が続き、1991年3月に江東区富岡、1993年9月に再び東陽へ移転している。また、1991年8月には大和バルブ工業を株式会社大和バルブに商号変更し、グループ内のバルブ製造会社として位置づけた。

株式公開と店頭登録を経てJASDAQ上場した2000年代

2000年4月、日本証券業協会に株式を店頭登録した。2001年12月には品質マネジメントシステムの国際規格ISO9001を取得。2004年12月、店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に上場。2010年4月には大阪証券取引所JASDAQに上場した。2011年5月には単元株式数を1,000株から100株に変更し、投資家の利便性を高めた。2013年7月、東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場した。

M&Aによる事業拡大が進んだ2010年代

2005年10月に株式会社チュートク(現オーテック環境)を子会社化したのを皮切りに、M&Aによるグループ拡大を推進した。2012年1月には九州オーテックを追加取得し子会社化。2013年2月には株式会社三雄商会を子会社化。2016年8月にはフルノ電気工業株式会社を子会社化。2021年3月には株式会社インターセントラルを子会社化した。これらにより、環境システム事業の工事能力と管工機材事業の販売力を強化した。2022年4月、市場区分見直しにより東証スタンダード市場に移行した。

長期ビジョン策定と株式分割を行った2020年代

2024年5月、創業90年を迎え、10年後の創業100年を見据えた長期ビジョン「V100」を策定・公表した。2025年4月には普通株式1株につき3株の割合で株式分割を実施。2026年4月には有限会社ケー・ティー・エスの全株式を取得し子会社化した。また、2026年7月21日付で本店を東京都千代田区丸の内に移転する予定である。2026年3月期の連結売上高は337億円、営業利益51億円と過去最高を更新し、第4次中期経営計画の達成に向けて成長を続けている。

年表43件を開く

1940年代

  • 1948年7月創業バルブ・鉄管継手等の建設用配管材料の販売を目的として、資本金1,000千円にて東京都中央区西八丁堀に大石商事株式会社を設立

1950年代

  • 1951年2月創業バルブ製造会社として、東京都品川区西品川に関連会社大和バルブ工業株式会社を設立
  • 1952年4月北海道札幌市北十六条に札幌出張所(現 札幌支店)を開設

1960年代

  • 1960年4月大阪府大阪市西区新町に大阪出張所(現 大阪支店)を開設 計装部を設置し、空調自動制御機器の販売及びこれに伴う工事に進出
  • 1961年4月山武ハネウェル株式会社(現 アズビル株式会社)の空調制御事業部と特約店契約を結ぶ
  • 1966年4月山武ハネウェル株式会社(現 アズビル株式会社)の機器制御事業部と取扱店契約を結ぶ

1970年代

  • 1972年4月東京都中央区八丁堀に東京支店を開設(本社営業部と分離し、東京支店として開設)
  • 1973年5月東京都中央区月島に東京支店配送センターを開設
  • 1974年4月北海道札幌市西区二十四軒に札幌支店計装分室(現 北海道支店)を開設
  • 1975年4月群馬県高崎市貝沢町に前橋出張所(現 北関東支店)を開設
  • 1976年6月道東地区の販売拠点として、北海道帯広市東八条に子会社道東大石商事株式会社を設立
  • 1977年3月創業福岡県の販売拠点として、福岡県福岡市博多区美野島に関連会社九州大石商事株式会社を設立
  • 1977年7月東京都江東区越中島に本社を移転
  • 1978年7月本店計装課、名古屋支店計装課、仙台支店計装課(現 環境システム事業部東京支店、中部支店、東北支店)をそれぞれ計装営業所に昇格

1980年代

  • 1980年10月工事の下請会社として、北海道札幌市西区発寒に子会社株式会社システム計装を設立
  • 1982年6月茨城県新治郡桜村に筑波出張所(現 東関東支店)を開設
  • 1983年10月山武ハネウェル株式会社(現 アズビル株式会社)のプロセス制御事業部と特約店契約を結ぶ
  • 1986年10月東京都江東区東陽に本社を移転
  • 1988年9月神奈川計装営業所(現 横浜支店)を開設
  • 1989年4月商号変更商号を株式会社オーテックに変更

1990年代

  • 1991年3月東京都江東区富岡に本社を移転
  • 1991年8月商号変更大和バルブ工業株式会社を株式会社大和バルブに商号変更
  • 1993年9月東京都江東区東陽に本社を移転
  • 1998年4月商号変更道東大石商事株式会社を株式会社道東オーテックに商号変更

2000年代

  • 2000年3月商号変更九州大石商事株式会社を株式会社九州オーテックに商号変更
  • 2000年4月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 2001年12月品質マネジメントシステムの国際規格ISO9001を取得
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2005年10月M&A株式会社チュートクの株式を取得し子会社化
  • 2008年7月商号変更株式会社システム計装を株式会社オーテックサービス北海道に商号変更

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場
  • 2010年7月商号変更株式会社チュートクを株式会社オーテック環境に商号変更
  • 2011年5月商号変更単元株式数を1,000株から100株に変更
  • 2012年1月M&A株式会社九州オーテックの株式を追加取得し子会社化
  • 2012年4月工事の下請会社として、群馬県高崎市東貝沢町に子会社株式会社オーテックサービス北関東を設立
  • 2013年2月M&A株式会社三雄商会の株式を取得し子会社化
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2015年4月工事の下請会社として、宮城県仙台市青葉区柏木に子会社株式会社オーテックサービス東北を設立
  • 2016年8月M&Aフルノ電気工業株式会社の株式を取得し子会社化

2020年代

  • 2021年3月M&A株式会社インターセントラルの株式を取得し子会社化
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行
  • 2025年4月普通株式1株につき3株の割合で株式分割を実施
  • 2026年4月M&A有限会社ケー・ティー・エスの株式を取得し子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2027年度まで350億円
  • 連結営業利益2027年度まで43億円
  • 連結自己資本利益率(ROE)2027年度まで10.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    長期ビジョンV100の推進

    創業90年を機に、2034年3月までの10年間を見据えた長期ビジョン「V100」を策定。サステナブル建築への貢献、専門商社機能の充実と高収益構造への改革、人材確保とエンゲージメント向上、適切な株主還元と経営資源配分、ESG対応を基本方針とする。

  2. 02

    第4次中期経営計画の実行

    2025~2027年度を対象とする第4次中期経営計画を策定。エンゲージメント強化(人的資本経営)、DX推進による生産性向上、コーポレートガバナンス強化に取り組み、持続的な企業価値向上を図る。

  3. 03

    環境システム事業の強化

    クラウド型データベースで施工物件情報を一元管理し提案力を強化。現場技術者支援体制の整備やデジタル技術活用による業務効率化で、成長分野の売上・利益を確保する。

  4. 04

    管工機材事業の収益性改善

    市場環境変化に柔軟に対応した調達・在庫・販売の最適化により安定供給を図る。営業力・提案力強化と若手社員を中心とした計画的な人材育成で組織力と生産性を向上する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で573人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は912万円で、9期前と比べて+35.1%平均年齢は40.9歳、平均勤続年数は15.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月430
2018年3月443
2019年3月67541.216.6429
2020年3月72741.516.5430
2021年3月71341.816.9499
2022年3月73241.616.0503
2023年3月72341.816.1516
2024年3月78741.715.9518
2025年3月90941.616.0530755
2026年3月91240.915.3573890

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率83.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)65.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 9 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
環境システム事業部 東関東支店 — 茨城県つくば市1,077百万円
環境システム事業
環境システム事業及び管工機材事業 — 株式会社インターセントラル(東京都中央区)803百万円
環境システム事業部 北海道支店 — 札幌市北区587百万円
環境システム事業
環境システム事業部 北関東支店 — 群馬県高崎市380百万円
環境システム事業
本社 — 東京都江東区351百万円
環境システム事業 管工機材事業 全社
管工機材事業部 札幌支店(札幌市東区) (注)5216百万円
管工機材事業
環境システム事業部 中部支店 — 名古屋市東区215百万円
環境システム事業
管工機材事業部 大阪支店(大阪市西区) (注)5211百万円
管工機材事業
環境システム事業及び管工機材事業 — 株式会社三雄商会(北海道苫小牧市) (注)281百万円
環境システム事業及び管工機材事業 — 株式会社道東オーテック(北海道帯広市)59百万円
ほか9件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    フルノ電気工業株式会社
    北海道留萌市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社道東オーテック
    北海道帯広市
    議決権54.0%
  • 国内
    株式会社オーテックサービス北海道
    札幌市北区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社三雄商会
    北海道苫小牧市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社オーテック環境
    東京都墨田区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社インターセントラル(注2)
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社九州オーテック
    福岡市博多区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社大和バルブ
    東京都品川区
    議決権20.8%
  • 国内
    日本継手株式会社
    大阪府岸和田市
    議決権20.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    名古屋出入国在留管理局中央監視装置更新工事
    法務省 · 2026-07-14
    5,300万円
  • 調達
    税務大学校和光校舎研修棟ほか機械設備改修工事
    国税庁 · 2023-10-13
    2,980万円
  • 調達
    仙台合同庁舎中央監視装置等保守管理業務
    財務省 · 2026-03-11
    990万円
  • 調達
    仙台合同庁舎中央監視装置等保守管理業務
    財務省 · 2025-03-04
    930万円
  • 調達
    税務大学校和光校舎 温度・圧力指示調節器交換工事
    国税庁 · 2015-12-22
    850万円
  • 調達
    仙台合同庁舎B棟中央監視装置等保守管理業務
    財務省 · 2024-02-22
    730万円
  • 調達
    仙台合同庁舎B棟中央監視装置等保守管理業務
    財務省 · 2016-03-15
    600万円
  • 調達
    仙台合同庁舎B棟中央監視装置等保守管理業務
    財務省 · 2018-03-14
    600万円
  • 調達
    仙台合同庁舎B棟中央監視装置等保守管理業務
    財務省 · 2022-02-25
    600万円
  • 調達
    仙台合同庁舎B棟中央監視装置等保守管理業務
    財務省 · 2023-02-21
    600万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は337億円営業利益51億円前期と比べると増収増益で、売上が+7.3%、利益が+27.5%。

売上高
+7.3%
337億円
営業利益
+27.5%
51億円
純利益
+24.1%
36億円
営業利益率
15.1%
前期比 +2.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高345億円337億円
営業利益54億円51億円
純利益38億円36億円
1株あたり配当¥98¥98

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は64億円、営業利益は4億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+14.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q878
2024年1Q5600.00
2024年2Q6569.23
2024年3Q841011.97
2024年4Q894
2025年2Q12475.65
2025年4Q1903317.424
2026年2Q1461711.612
2026年4Q1913417.824
2027年1Q6446.33

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は197億円から337億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は15.1%。売上は5期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年3月19795
2014年3月215116
工事の下請会社として、宮城県仙台市青葉区柏木に子会社株式会社オーテックサービス東北を設立
2015年3月210127
フルノ電気工業株式会社の株式を取得し子会社化
2016年3月2351610
2017年3月2401711
2018年3月2251810
2019年3月2381812
2020年3月2722416
株式会社インターセントラルの株式を取得し子会社化
2021年3月2352113
2022年3月2542013
2023年3月2612012
2024年3月2942214
2025年3月314404212.729
有限会社ケー・ティー・エスの株式を取得し子会社化
2026年3月337515415.136

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高337億円のうち、営業利益として残るのは51億円15.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は36億円、売上の10.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金68.5%231億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.3%55億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益15.1%51億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
31.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+7.8pt
15.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.2pt
10.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+3.9pt
14.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
9.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
12.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが46億円、投資CFが−12億円で、差し引きのフリーCFは34億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は103億円で、売上の3.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月60−1632
2014年3月80−1838
2015年3月9−4−3540
2016年3月11−3−2846
2017年3月11−1−31054
2018年3月15−9−3656
2019年3月12−5−4758
2020年3月25−8−41771
2021年3月12−23−5−1156
2022年3月11−6−4556
2023年3月8−10−8−245
2024年3月28−8−22063
2025年3月35−9−62683
2026年3月46−12−1434103

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は393億円。このうち返さなくてよい自己資本が271億円で、自己資本比率は67.5%(業種中央値55.5%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月181919049.6
2014年3月188969250.1
2015年3月1971059252.7
2016年3月2121149852.7
2017年3月2171259256.7
2018年3月2331359856.8
2019年3月24814410456.8
2020年3月26015710359.1
2021年3月2661699762.1
2022年3月2681798965.3
2023年3月2831859863.7
2024年3月31820311562.2
2025年3月34722911864.5
2026年3月39327112267.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
109億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
225億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
8億円
在庫として抱えている分
負債合計
122億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率140社中7位あたり、逆に低いのは売上成長率140社中57位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
14.8%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
15.1%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
67.5%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率前期からの売上の伸び
7.3%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.1%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,399で、1年前と比べて+39.9%過去52週の値幅のなかでは67%の位置にある。

¥2,399-1.1%1ヶ月-2.0%1年+39.9%時価総額410億円
過去52週の値幅
安値¥1,600高値¥2,792

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.3倍
PER (会社予想)9.8倍
PBR1.40倍
配当利回り4.09%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1日で-8.85%と急落し、終値2265円。25日線(2502.96円)を下回り、75日線(2405.37円)も割り込んだ。1か月では-13.05%と下落が続く。52週高値2792円からは-18.9%、安値1600円からは+41.6%。出来高は8/10に45400株と急増し、売りが優勢。RSIは35.42と中立圏より低い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERが10.61倍と同業界平均の14.07倍を下回り、予想PERも10.1倍とさらに低い。PBRは1.45倍で平均の1.51倍をやや下回るが大きな乖離はない。ROEは14.8%と高水準で、配当利回りは3.94%と平均の3.48%を上回り、配当性向も35.5%と健全。両面性として、ROEの高さから収益力は良好だが、業績予想では2026/3期の営業利益率が15.13%と改善が見込まれるものの、配当の伸びは緩やかで、成長余地には注意が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.3倍14.4倍
PER (予想)9.8倍
PBR1.40倍1.55倍
ROE14.8%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

建設業ながら営業利益率12%以上と収益性が高く、2026年3月期も増収増益予想。投資論点は、高収益の持続性と成長の余地。強気派は、利益率の高さと配当利回り3.94%を評価し、好調な業績が続くと見る。一方、弱気派は、建設業の景気循環や競争激化を懸念し、利益率が業界平均を上回る理由が明確でないと指摘。また、PER10倍台は割安に見えるが、将来の成長率を考えると妥当かもしれない。

プラスに働く材料7
  • 高収益性

    営業利益率12%超、ROE14.8%と高い。

  • 好調な業績

    2026年3月期も増収増益予想。

  • 株主還元

    配当利回り3.94%と高い。

  • 営業利益51億円、前期比27.5%増決算発表後影響

    営業利益は40→51億円。建設需要の回復で収益が拡大

  • 営業利益率15.13%と2.39pt改善継続影響

    営業利益率は12.74%→15.13%。収益構造の改善が鮮明

  • 純利益36億円と前期比24%増通年影響

    純利益は29→36億円。増益率24%と株主還元の余力が拡大

  • 予想PER10.1倍と今期も増益予想決算発表後影響

    予想PER10.1倍は現行PER10.61倍から低下。増益が織り込まれる

マイナスに働く材料7
  • 景気循環

    建設投資は景気に左右されやすい。

  • 競争の激化

    同業他社との競争が激しく、受注競争が激しい。

  • 成長の限界

    国内市場は成熟しており、大幅な成長は期待しにくい。

  • 1年で株価67%上昇、過熱感短期影響

    株価は2485円と1年前比67.18%上昇。目先の利益確定売りが重し

  • 外国人保有0.33%と極めて低継続影響

    外国人保有比率0.33%は低位。海外資金の参入が進まず需給が偏る

  • 営業利益率15.13%は改善余地が限定的通年影響

    営業利益率は15.13%と高水準。今後のさらなる上振れは期待しにくい

  • 売上高の伸びは+7.3%にとどまる継続影響

    売上高は314→337億円と+7.3%増。利益成長はコスト削減依存

次の決算で確かめる点
受注残高
将来の収益の安定性を見るため。
営業利益率
高収益が維持されるか確認。
配当性向
今後の増配可能性を見るため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり98で、前期から+44.7%いまの株価に対する利回りは4.09%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥98
1株あたり
配当利回り
4.09%
いまの株価に対して
配当性向
35.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1625.3
2018年3月174.227.2
2019年3月2230.031.0
2020年3月2830.729.7
2021年3月25−11.832.4
2022年3月2813.336.8
2023年3月280.035.3
2024年3月4247.151.2
2025年3月5736.032.2
2026年3月8244.735.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥98

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,370人。区分でいちばん多いのは個人・その他60.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.6%を占め、残る61.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他41.339.842.442.743.960.8
事業法人21.421.721.631.031.031.5
自己株式7.56.18.58.58.58.4
金融機関26.928.225.525.924.87.0
証券会社0.10.10.30.10.10.3
外国法人10.310.210.20.30.20.3

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位11

順位株主持ち株比率 %
01日本継手株式会社17.63
02UHPartners2投資事業有限責任組合6.85
03光通信KK投資事業有限責任組合5.99
04オーテック従業員持株会5.44
05オーテック共栄会5.12
06アズビル株式会社4.39
07UHPartners3投資事業有限責任組合3.43
08株式会社FMバルブ製作所2.49
09株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)2.37
10株式会社三菱UFJ銀行2.11
11株式会社大和バルブ2.11

有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+125%、1株純資産は14期で−2%。直近期のROEは14.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1041,7466.16.218.8
2014年3月1081,8316.06.623.2
2015年3月1342,0137.06.616.7
2016年3月1902,1739.14.821.0
2017年3月2062,3379.27.625.3
2018年3月1992,5258.28.927.2
2019年3月2222,6878.58.931.0
2020年3月3092,92911.06.829.7
2021年3月841,0488.39.732.4
2022年3月861,1097.98.536.8
2023年3月801,1777.09.035.3
2024年3月901,2907.313.951.2
2025年3月1861,44413.67.732.2
2026年3月2341,71214.810.035.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額319百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢
市原伸一代表取締役社長65
曳沼宏之専務取締役 営業担当65
安野進取締役 管理担当59
松尾伸二取締役 環境システム事業部・管工機材事業部統括62
伊藤晴史取締役 管工機材事業部長62
藤藁貴夫取締役(常勤監査等委員)65
酒井昌弘取締役(監査等委員)57
小池德子取締役(監査等委員)63
鮫川誠司50
村瀬孝志取締役 環境システム事業部長54
木島博正取締役(常勤監査等委員)65

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)59416628858
社外取締役3313110

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,086字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社オーテック)、連結子会社7社、非連結子会社2社、関連会社1社及び当社と継続的で緊密な事業上の関係があるその他の関係会社1社により構成されており、自動制御システム及び放射冷暖房システムの設計・施工・メンテナンス(保守)並びに自動制御機器及び環境関連機器の販売を行う環境システム事業、衛生陶器・住設機器・冷暖房機器・産業機器・継手・バルブ及び鋼管の販売を行う管工機材事業の2事業を展開しております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業にかかる位置付けは、次のとおりであります。 なお、事業区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1) 環境システム事業……主要な工事は、新設及び既設建物に対する計装工事、電気工事、管工事であります。 当社並びに連結子会社のフルノ電気工業株式会社、株式会社道東オーテック及び株式会社インターセントラルが請負・施工を行うほか、工事の一部につきましては、連結子会社の株式会社オーテックサービス北海道、株式会社三雄商会並びに非連結子会社の株式会社オーテックサービス東北及び株式会社オーテックサービス北関東に外注工事を発注しております。また、当社は、連結子会社の株式会社道東オーテック及び株式会社インターセントラルから工事の一部を請負・施工しております。 (2) 管工機材事業…………主要な商品は、衛生陶器、住設機器、冷暖房機器、産業機器、継手、バルブ及び鋼管であります。 衛生陶器及び住設機器につきましては、当社が商品を仕入れ、販売しております。冷暖房機器につきましては、連結子会社の株式会社インターセントラルが商品を製造及び販売するほか、当社は、同社から商品を仕入れ、販売しております。継手、バルブ及び鋼管につきましては、当社は、関連会社の株式会社大和バルブ及びその他の関係会社の日本継手株式会社が製造する商品を仕入れ、販売しております。また、当社は、連結子会社の株式会社道東オーテック、株式会社三雄商会、株式会社オーテック環境及び株式会社九州オーテックに商品を販売しております。なお、産業機器につきましては、連結子会社の株式会社オーテック環境が商品を仕入れ、販売しております。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (注)当社グループは、2026年4月6日付で有限会社ケー・ティー・エスの全株式を取得し、連結子会社に含めております。
経営方針・対処すべき課題3,893字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、建築物の自動制御システム及び放射冷暖房システムの設計・施工・メンテナンス(保守)並びに建設設備関連の管工機材及び環境関連機器の販売を通じて建物環境の快適性、利便性を図り、持続可能な社会に貢献することを基本理念とし、次の3つの経営理念を掲げております。 ①信頼 ~未来を支える共感~ 取引先、従業員、地域社会などあらゆる関係先との誠実なコミュニケーションを通じて、ステークホルダーとの信頼関係を築きます。 「信頼」は、私たちの事業の基盤であり、未来を支える共感の源泉です。 ②進取 ~革新的な未来への挑戦~ 新たなアイデアや革新的なアプローチを常に追求します。高い技術力と優れたサービスを提供することで、お客様の課題を解決し、価値を創造します。 「進取」は、私たちの事業の原動力であり、革新的な未来への挑戦の姿勢です。 ③創意 ~個々の成長と社会の豊かさの提供~ 従業員の新たな創造力を発揮させることで、会社の成長を実現します。また、会社の成果を社会に還元することで、ゆとりある生活の実現に貢献します。 「創意」は、私たちの事業の目的であり、個々の成長と社会の豊かさの提供の手段です。 この経営理念のもとに、「株主」、「取引先」、「従業員」等あらゆるステークホルダーの期待に応えるべく最善の経営努力を続けております。 そのために、当社は、顧客が要求する製品の品質を確実に実現するため、引き続き技術力の向上と販売体制の継続的改善を図ることで社会に貢献していく所存であります。 (2) 長期ビジョンV100の概要 当社は、2024年5月26日に創業90年を迎え、またこの節目の時をもって10年後の創業100年となるネクストステージに向けた未来を描くものとして、2024年4月から2034年3月までの10年間を対象にした長期ビジョン「長期ビジョンV100」を策定し2024年5月27日に公表いたしました。 ①ミッションステートメント 『建物を快適に、未来をサステナブルに。』 ②基本方針 ・サステナブル建築に貢献する事業の推進 ・専門商社としての機能充実と高い収益構造への改革 ・事業拡大に向けた人材確保・エンゲージメント向上 ・適切な株主還元の実施と経営資源の配分 ・ESGに関するマテリアリティ ③財務目標 ・連結売上高 450億円 ・連結営業利益 45億円 ・ROE 10%以上 ・持続的・安定的な増配を実施 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループでは、2025年度から2027年度にわたる第4次中期経営計画を策定し2025年3月31日に公表しており、第3次中期経営計画の成果を踏まえつつ、経営基盤のさらなる強化と事業成長に向けた取り組みを推進してまいります。特に、持続的な企業価値向上を図るため、各種施策の実行力を高め、競争力の強化に努めていく方針です。また、2025年11月10日に経営数値目標の修正を公表しております。 ①エンゲージメント強化(人的資本経営) ②DX推進による生産性向上 ③コーポレートガバナンスの強化 また、セグメントごとの中期経営戦略は、以下のとおりであります。 環境システム事業 ①ソリューションの提供による建物環境の最適化 ②カーボンニュートラルに貢献する製品・サービスの提供とZEB推進への取り組み ③特殊プロジェクトへの取り組み 管工機材事業 ①提案営業による事業領域の拡大と深耕 ②多様な商品供給による持続可能で安定的な社会の実現 ③ワンストップサービス体制の推進と成長 (4) 経営上の目標達成状況を判断するための戦略的な指標等 当社グループは、株主利益重視の観点から収益性と資本効率を高めるために、連結売上高、連結営業利益及び連結自己資本利益率について、第4次中期経営計画の経営数値目標を設定しております。 2025年11月10日に公表している第4次中期経営計画の最終年度である2027年度の計画値は、連結売上高350億円、連結営業利益43億円及び連結自己資本利益率10.0%以上であります。 (5) 経営環境 当社グループの事業につきましては、自動制御システム及び放射冷暖房システムの設計・施工・メンテナンス(保守)及び自動制御機器の販売を行う環境システム事業と管・継手類、特機類及びその他商品の販売を行う管工機材事業により構成されております。 両事業は、得意先が共通することから営業活動において相乗効果を発揮しており、競合他社に対する競争優位性を確保しております。 当社グループをめぐる経営環境につきましては、雇用・所得環境の改善に支えられ、緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、中東情勢の影響に伴うエネルギー価格の高止まりや、物価上昇圧力は継続しており、先行きは不透明な状況が続いております。 当社グループの事業に関連する建設業界につきましては、公共投資が国土強靱化関連予算の着実な執行を背景に底堅く推移し、民間設備投資は堅調な企業収益や省力化投資需要により緩やかな持ち直しが続きました。一方で、建設資材価格や労務単価の上昇、技能労働者不足といった課題は継続しており、経営環境は依然として厳しい状況にあります。 当社グループのセグメントごとの経営環境の認識は、以下のとおりであります。 環境システム事業 当連結会計年度は、施工物件データの活用による提案力の強化、現場技術者を支援する体制の整備、DX推進による業務効率化を通じて、競争力のある体制の構築に努めてまいりました。この結果、既設工事の完成工事高が増加したことから、売上高は217億8百万円(前連結会計年度比8.6%増)となり、営業利益は60億75百万円(同26.8%増)となりました。 環境システム事業における完成工事高は209億21百万円(前連結会計年度比6.8%増)となり、新設工事が95億94百万円(同1.5%減)、既設工事が88億64百万円(同17.5%増)、保守工事が24億62百万円(同6.7%増)となりました。 また、環境システム事業における受注工事高は233億37百万円(同23.5%増)となり、新設工事が121億95百万円(同47.1%増)、既設工事が86億81百万円(同4.9%増)、保守工事が24億60百万円(同5.8%増)となりました。 管工機材事業 当連結会計年度は、販売基幹システム及び商品販売サイト『O/tegaru(おてがる)』の機能充実を通じて、受発注管理・在庫管理・顧客対応の業務効率化を図り、より付加価値の高いサービスを提供できる体制の整備を進め、販売力の強化に努めてまいりました。この結果、売上高は120億13百万円(前連結会計年度比5.1%増)となりましたが、売上原価上昇分を価格転嫁しきれず、営業損失は80百万円(前連結会計年度は64百万円の営業利益)となりました。 (6) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 上記(1)から(3)に記載の、会社の経営の基本方針及び第4次中期経営計画を実行していく上で、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は次のとおりであります。 次期の見通しにつきましては、引き続き緩やかな回復基調で推移することが期待されるものの、地政学リスクに伴う企業収益の悪化等により、景気の下押し懸念が残る状況にあります。 当社グループの事業に関連する建設業界では、大型再開発案件の継続や民間の省力化・デジタル化投資による設備投資需要の増加が期待されるものの、建設資材価格の高止まりや労務単価の上昇、慢性的な技能労働者不足の影響により、厳しい経営環境は続くものと見込まれます。 当連結会計年度における報告セグメントの売上高及び利益の構成につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりでありますが、売上高の64.4%を環境システム事業、同35.6%を管工機材事業が構成しております。また、セグメント利益につきましては、環境システム事業が60億75百万円の営業利益、管工機材事業が80百万円の営業損失を計上しております。 このため、第4次中期経営計画の経営数値目標を達成するためには、成長分野である環境システム事業の課題に優先的に取り組むことにより売上高と利益を確保し、続いて、管工機材事業の収益性向上の課題に取り組み進める必要があると判断しております。 (特に優先度の高い対処すべき事業上及び財務上の課題) 環境システム事業におきましては、クラウド型データベースによる施工物件情報の一元管理を通じて提案力を強化するとともに、現場技術者を支援する体制の整備やデジタル技術の活用による業務効率化に努めてまいります。 (その他の優先度の高い対処すべき事業上及び財務上の課題) 管工機材事業におきましては、市場環境の変化に柔軟に対応した調達・在庫・販売の最適化を推進し、商品の安定供給を図ってまいります。また、営業力及び提案力の強化に加え、若手社員を中心とした計画的な人材育成を推進することで、組織力強化と生産性向上に努めてまいります。
事業等のリスク2,528字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (自然災害リスク) (1) 自然災害の発生によるリスク 予期しない大地震等の自然災害が発生した場合、当社グループの資産の棄損・滅失や、人的・物的被害により正常な事業活動の継続が困難になる等、その発生する被害に応じて業績に影響を与える可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期について予測することは困難でありますが、各拠点において防災計画を整備することにより、影響を低減することに努めております。 (2) 感染症に関するリスク 新型コロナウイルス、インフルエンザ等の感染症が拡大した場合、建設現場が一時的に停止することにより正常な事業活動の継続が困難となり、業績に影響を与える可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期について予測することは困難でありますが、衛生管理の徹底や時差出勤及びテレワーク等の施策を実施することにより、影響を低減することに努めております。 (外部環境リスク) (1) 当社グループが係わる市場の急激な変動(経済動向) 当社グループの事業に関連する国内建設市場は、景気の動向に左右されやすいため、民間設備投資や公共投資が想定以上に低迷する場合は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期について予測することは困難でありますが、既設工事や保守工事などの派生工事の受注を積み増すことにより、景気の後退期における急激な業績低下の回避に努めております。 (2) 原材料価格の高騰 当社グループが取り扱う商品及び資材の原材料価格が相場変動等により高騰した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期について予測することは困難でありますが、複数の購買先を確保することで急激な価格変動を抑制し、仕入価格の安定化に努めております。 (3) 業績の季節的変動 当社グループの環境システム事業における売上高は、通常の営業形態として下半期に完成する工事の割合が高く、連結会計期間の上半期の売上高に比べて下半期に業績の偏重する季節的変動があります。 (4) のれんの減損に係るリスク 当社グループは、さらなる成長の実現に向けた競争力強化のため、他社の買収や他社との資本業務提携を行うことがあります。対象会社の事業計画が買収時の想定を下回る場合、又は事業環境の変化や競合状況等により期待する成果を得られないと判断された場合にはのれんの減損損失が発生し、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期について予測することは困難でありますが、事業計画の進捗を適切に把握することでリスク回避に努めてまいります。 (品質リスク) (1) 施工中の事故、災害リスク 当社グループの環境システム事業は、工事施工現場で作業及び管理を行いますので、人的・物的事故、あるいは災害の発生する可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性は極めて限定されますが、万一の事故等に備えて各種保険に加入しております。なお、保険で補償される範囲を超えた損害賠償義務を負う可能性があります。 (2) 不採算工事発生によるリスク 当社グループが施工する工事において、工事途中の設計変更、建設資材及び労務費の高騰等が発生した場合には不採算工事として業績に影響を及ぼす可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性は極めて限定されますが、景気の後退期など受注競争の環境の厳しい時期に発生することがあります。物件の完工時期や予算金額の情報を選別した受注活動を行い、リスク回避に努めてまいります。 (3) 工事契約における工事原価総額の見積りに係るリスク 当社グループは、期間がごく短い工事契約を除き、履行義務を充足するにつれて、一定の期間にわたり収益を認識しております。履行義務の充足に係る進捗度の見積りにつきましては、工事原価総額に対する発生原価の割合に基づいて算出しております。 工事は一般に長期にわたるため、施工条件の変更、資機材価格の高騰、作業効率の悪化等、工事原価総額の見積りには不確実性を伴い、想定していなかった事象により工事原価総額が変動した場合は、当社グループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期について予測することは困難でありますが、適時に工事案件ごとの見積原価や予定工事期間の見直しを実施する等、リスク回避に努めてまいります。 (4) メンテナンス業務における営業補償リスク メンテナンス業務において、当社グループが提供するサービスに瑕疵等が発生し、営業補償等の損害賠償義務を負う可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性は極めて低く業績への影響額も極めて限定的ですが、技術研修を充実することや保守作業要領書を整備することによりリスク回避に努めております。 (5) 製造物責任に係るリスク 当社グループが提供する製品には、高い信頼性が求められておりますが、欠陥が生じるリスクがあります。製造物に係る賠償責任については、製造物賠償責任保険に加入しておりますが、保険でカバーされないリスクや社会的評価の低下により、当社グループへの信頼が損なわれ、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (信用リスク) (1) 取引先の信用リスク 当社グループの取引先の経営状態悪化等により、売上債権の貸倒れが発生した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。当該リスクの顕在化と影響額は極めて限定されたものではありますが、与信管理の徹底によりリスク回避に努めてまいります。
経営成績の分析 (MD&A)11,481字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善に支えられ、緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、中東情勢の影響に伴うエネルギー価格の高止まりや、物価上昇圧力は継続しており、先行きは不透明な状況が続いております。 当社グループの事業に関連する建設業界は、公共投資が国土強靱化関連予算の着実な執行を背景に底堅く推移し、民間設備投資は堅調な企業収益や省力化投資需要により緩やかな持ち直しが続きました。一方で、建設資材価格や労務単価の上昇、技能労働者不足といった課題は継続しており、経営環境は依然として厳しい状況にあります。 このような経済環境下にありまして、当社グループは、2026年3月期から2028年3月期を対象とする第4次中期経営計画に基づき、経営数値目標の達成に向けた施策を推進しました。具体的には、サステナブル建築需要の拡大を見据え、環境性能に配慮した設備提案の強化を図るとともに、専門商社としての機能充実による収益力の向上に努めてまいりました。 この結果、当連結会計年度の売上高は337億22百万円(前連結会計年度比7.3%増)となりました。また、利益につきましては、売上総利益率の改善に伴い、営業利益は50億84百万円(同26.3%増)、経常利益は53億58百万円(同26.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は36億26百万円(同26.2%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 環境システム事業につきましては、施工物件データの活用による提案力の強化、現場技術者を支援する体制の整備、DX推進による業務効率化を通じて、競争力のある体制の構築に努めてまいりました。この結果、既設工事の完成工事高が増加したことから、売上高は217億8百万円(前連結会計年度比8.6%増)となり、営業利益は60億75百万円(同26.8%増)となりました。 環境システム事業における完成工事高は209億21百万円(前連結会計年度比6.8%増)となり、新設工事が95億94百万円(同1.5%減)、既設工事が88億64百万円(同17.5%増)、保守工事が24億62百万円(同6.7%増)となりました。 また、環境システム事業における受注工事高は233億37百万円(同23.5%増)となり、新設工事が121億95百万円(同47.1%増)、既設工事が86億81百万円(同4.9%増)、保守工事が24億60百万円(同5.8%増)となりました。 管工機材事業につきましては、販売基幹システム及び商品販売サイト『O/tegaru(おてがる)』の機能充実を通じて、受発注管理・在庫管理・顧客対応の業務効率化を図り、より付加価値の高いサービスを提供できる体制の整備を進め、販売力の強化に努めてまいりました。この結果、売上高は120億13百万円(前連結会計年度比5.1%増)となりましたが、売上原価上昇分を価格転嫁しきれず、営業損失は80百万円(前連結会計年度は64百万円の営業利益)となりました。 財政状態につきましては次のとおりであります。 (資産) 資産の部につきましては、前連結会計年度末に比べて46億43百万円増加し、資産合計は393億14百万円となりました。この主な増減要因のうち、増加要因といたしましては、現金及び預金が22億円、有価証券が2億円、建物及び構築物が7億7百万円、投資有価証券が25億37百万円、退職給付に係る資産が2億9百万円増加したことによるものであり、減少要因といたしましては、売上債権であります受取手形・完成工事未収入金等、電子記録債権及び売掛金の合計額が7億91百万円、原材料及び貯蔵品が1億16百万円、建設仮勘定が3億39百万円、のれんが1億59百万円減少したことによるものであります。 (負債) 負債の部につきましては、前連結会計年度末に比べて4億60百万円増加し、負債合計は122億29百万円となりました。この主な増減要因のうち、増加要因といたしましては、長期借入金が2億円、繰延税金負債が8億62百万円増加したことによるものであり、減少要因といたしましては、仕入債務であります支払手形・工事未払金等、電子記録債務及び買掛金の合計額が3億3百万円、短期借入金が1億77百万円減少したことによるものであります。 (純資産) 純資産の部につきましては、前連結会計年度末に比べて41億83百万円増加し、純資産合計は270億85百万円となりました。この主な増加要因といたしましては、利益剰余金が22億71百万円、その他有価証券評価差額金が17億36百万円、退職給付に係る調整累計額が1億20百万円増加したことによるものであります。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、103億40百万円となり、前連結会計年度末より19億99百万円(24.0%)増加いたしました。各キャッシュ・フローの状況と、それらの要因は次のとおりであります。 (営業活動におけるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は46億17百万円(前連結会計年度比30.4%増)となりました。収入の主な要因といたしましては、税金等調整前当期純利益53億21百万円、減価償却費3億18百万円、のれん償却額1億59百万円、売上債権の減少額7億91百万円、棚卸資産の減少額1億84百万円、利息及び配当金の受取額2億5百万円等であり、支出の主な要因といたしましては、受取利息及び受取配当金2億2百万円、仕入債務の減少額3億3百万円、その他流動負債の減少額1億58百万円、法人税等の支払額16億8百万円等によるものであります。 (投資活動におけるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は12億46百万円(前連結会計年度比35.1%増)となりました。収入の主な要因といたしましては、有価証券の償還による収入4億円、定期預金の払戻による収入8億18百万円等であり、支出の主な要因といたしましては、定期預金の預入による支出10億22百万円、有形固定資産の取得による支出5億66百万円、無形固定資産の取得による支出1億8百万円、投資有価証券の取得による支出5億27百万円、その他投資等の取得による支出3億50百万円等によるものであります。 (財務活動におけるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は13億71百万円(前連結会計年度比137.8%増)となりました。収入の主な要因といたしましては、短期借入れによる収入14億70百万円、長期借入れによる収入6億円であり、支出の主な要因といたしましては、短期借入金の返済による支出17億82百万円、長期借入金の返済による支出2億64百万円、配当金の支払額13億38百万円等によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.商品販売の状況 (a) 商品仕入実績 品目   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 管工機材事業 特機類(千円)   3,878,650   101.7 管・継手類(千円)   3,357,184   102.1 弁類(千円)   1,474,532   112.7 その他商品(千円)   1,315,674   112.1 小計(千円)   10,026,041   104.6 環境システム事業 自動制御機器(千円)   576,993   233.2 合計(千円)   10,603,035   107.8 (注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.金額は仕入価格であります。 (b) 商品販売方法 当社グループは、設備工事業者向けと二次卸売業者向けの2つの販売経路をもち、その売上高構成比率は下記のとおりであります。 品目   販売経路   売上高構成比率(%) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 特機類 管・継手類 弁類 その他     56.1 43.9 合計       100 (c) 商品販売実績 品目   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 管工機材事業 特機類(千円)   4,911,464   103.3 管・継手類(千円)   3,799,930   102.5 弁類(千円)   1,693,512   113.6 その他商品(千円)   1,608,843   108.7 小計(千円)   12,013,750   105.1 環境システム事業 自動制御機器(千円)   787,235   197.0 合計(千円)   12,800,986   108.2 (注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.前連結会計年度及び当連結会計年度は、商品売上高及び完成工事高の合計に対する割合が100分の10以上の相手先はありません。 b.工事の状況 (a) 受注工事高及び施工高の実績 ⓐ 受注工事高、完成工事高、繰越工事高及び施工高 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 区分   期首繰越 工事高 (千円)   当期受注 工事高 (千円)   計 (千円)   当期完成 工事高 (千円)   期末繰越工事高   当期施工高 (千円) 手持工事高 (千円)   うち施工高 (千円) (%) 新設工事   8,727,504   8,292,919   17,020,423   9,742,540   7,277,883   1.1   82,164   9,706,107 既設工事   2,496,204   8,277,788   10,773,992   7,541,742   3,232,250   3.2   104,142   7,547,091 保守工事   180,509   2,325,772   2,506,281   2,308,166   198,114   1.4   2,685   2,306,508 工事合計   11,404,218   18,896,479   30,300,698   19,592,449   10,708,248   1.8   188,993   19,559,707 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 区分   期首繰越 工事高 (千円)   当期受注 工事高 (千円)   計 (千円)   当期完成 工事高 (千円)   期末繰越工事高   当期施工高 (千円) 手持工事高 (千円)   うち施工高 (千円) (%) 新設工事   7,277,883   12,195,407   19,473,290   9,594,658   9,878,632   0.3   31,685   9,544,178 既設工事   3,232,250   8,681,749   11,913,999   8,864,569   3,049,430   4.2   128,186   8,888,612 保守工事   198,114   2,460,263   2,658,378   2,462,049   196,328   2.4   4,748   2,464,111 工事合計   10,708,248   23,337,419   34,045,668   20,921,276   13,124,391   1.3   164,620   20,896,903 (注)1.前期以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額に増減がある場合は、当期受注工事高にその増減額が含まれております。従いまして、当期完成工事高にもかかる増減額が含まれております。 2.期末繰越工事高の施工高は、未成工事支出金により手持工事高の施工高を推定したものであります。 3.当期施工高は、(当期完成工事高+期末繰越施工高-期首繰越施工高)に一致しております。 ⓑ 受注の方法 工事等の受注の方法は、特命と競争に大別されます。 期別   区分   特命(%)   競争(%)   計(%) 前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   新設工事   100.0   0.0   100.0 既設工事   99.8   0.2   100.0 保守工事   49.3   50.7   100.0 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   新設工事   100.0   0.0   100.0 既設工事   99.6   0.4   100.0 保守工事   50.2   49.8   100.0 (注)百分比は、請負金額比であります。 (b) 完成工事高 期別   区分   官公庁(千円)   民間(千円)   合計(千円) 前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   新設工事   2,348,020   7,394,520   9,742,540 既設工事   3,179,979   4,361,763   7,541,742 保守工事   1,179,872   1,128,294   2,308,166 計   6,707,871   12,884,578   19,592,449 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   新設工事   2,818,771   6,775,886   9,594,658 既設工事   3,607,338   5,257,230   8,864,569 保守工事   1,232,940   1,229,108   2,462,049 計   7,659,050   13,262,225   20,921,276 (注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.完成工事のうち、主なものは次のとおりであります。 前連結会計年度のうち、請負金額3千万円以上の主なもの ダイダン株式会社   (仮称)NISEKO H PROPERTIES PROJECT 新築計装工事 東洋熱工業株式会社   筑波大学附属病院病棟B改修計装工事 新菱冷熱工業株式会社   協和キリン㈱HB7棟建設計装工事 株式会社日立プラントサービス   ファナック㈱新中央テクニカルセンタ建設計装工事 東洋熱工業株式会社   愛知県新体育館整備・運営等事業計装工事 当連結会計年度のうち、請負金額3千万円以上の主なもの 大成温調株式会社   東京辰巳国際水泳場(5)計装工事 東洋熱工業株式会社   東京エレクトロン宮城第3開発棟新築計装工事 株式会社朝日工業社   (仮称)朝日工業社つくば新技術研究所新築計装工事 株式会社精研   協和キリン㈱C地区倉庫棟建設計装工事(高崎) ダイダン株式会社   (仮称)苫小牧市民ホール整備運営事業 建設業務計装工事 3.前連結会計年度及び当連結会計年度は、商品売上高及び完成工事高の合計に対する割合が100分の10以上の相手先はありません。 (c) 手持工事高(2026年3月31日現在) 区分   官公庁(千円)   民間(千円)   合計(千円) 新設工事   2,634,265   7,244,367   9,878,632 既設工事   1,697,049   1,352,381   3,049,430 保守工事   32,031   164,297   196,328 計   4,363,345   8,761,045   13,124,391 (注)手持工事のうち、請負金額5千万円以上の主なものは、次のとおりであります。 大成温調株式会社   帝京平成大学ちはら台キャンパス再整備事業計装工事   2026年12月完成予定 三建設備工業株式会社   横浜掖済会病院・えきさい横浜移転新築計装工事   2027年2月完成予定 三菱電機ビルソリューションズ株式会社   シーノ大宮東京海上日動ビル 2024年度「大型改修」空調自動制御装置更新計装工事   2027年4月完成予定 株式会社ヤマト   府中(6)庁舎空調設備改修機械計装工事   2027年7月完成予定 株式会社テクノ菱和   市民病院新エネルギーセンター棟改築(空調)計装工事   2027年8月完成予定 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの事業に関連する建設業界は、公共投資が国土強靭化関連予算の着実な執行を背景に底堅く推移し、民間設備投資は堅調な企業収益や省力化投資需要により緩やかな持ち直しが続きました。一方で、建設資材価格や労務単価の上昇、技能労働者不足といった課題は継続しており、経営環境は依然として厳しい状況にあります。 このような環境下にありまして、売上高につきましては、環境システム事業における既設工事の完成工事高が増加したこと等により、前連結会計年度に比べ22億98百万円増収の337億22百万円(前連結会計年度比7.3%増)となりました。 売上総利益につきましては、売上高総利益率が改善したことにより、前連結会計年度に比べ13億86百万円増益の105億64百万円(前連結会計年度比15.1%増)となりました。また、売上高総利益率は2.1ポイント上昇いたしました。 販売費及び一般管理費につきましては、ベースアップの実施を含む処遇改善に伴い人件費は増加したこと等により、前連結会計年度に比べ3億26百万円増加の54億80百万円(前連結会計年度比6.3%増)となりました。 営業利益につきましては前連結会計年度に比べ10億59百万円増益の50億84百万円(前連結会計年度比26.3%増)となりました。 営業外損益につきましては、営業外収益に受取配当金1億60百万円、持分法による投資利益88百万円等、営業外費用に支払利息39百万円等を計上した結果、2億73百万円の収益(純額)となりました。 経常利益につきましては、前連結会計年度に比べ11億36百万円増益の53億58百万円(前連結会計年度比26.9%増)となりました。 特別損益につきましては、減損損失等の計上により36百万円の損失(純額)となり、以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、前連結会計年度に比べ7億52百万円増益の36億26百万円(前連結会計年度比26.2%増)となりました。 なお、環境システム事業における受注工事高につきましては、前連結会計年度に比べ44億40百万円増加の233億37百万円(前連結会計年度比23.5%増)となりました。 当連結会計年度の財政状態につきましては、次のとおりであります。 資産の部につきましては、前連結会計年度末に比べて46億43百万円増加し、資産合計は393億14百万円となりました。この主な増減要因のうち、増加要因といたしましては、現金及び預金が22億円、有価証券が2億円、建物及び構築物が7億7百万円、投資有価証券が25億37百万円、退職給付に係る資産が2億9百万円増加したことによるものであり、減少要因といたしましては、売上債権であります受取手形・完成工事未収入金等、電子記録債権及び売掛金の合計額が7億91百万円、原材料及び貯蔵品が1億16百万円、建設仮勘定が3億39百万円、のれんが1億59百万円減少したことによるものであります。 負債の部につきましては、前連結会計年度末に比べて4億60百万円増加し、負債合計は122億29百万円となりました。この主な増減要因のうち、増加要因といたしましては、長期借入金が2億円、繰延税金負債が8億62百万円増加したことによるものであり、減少要因といたしましては、仕入債務であります支払手形・工事未払金等、電子記録債務及び買掛金の合計額が3億3百万円、短期借入金が1億77百万円減少したことによるものであります。 純資産の部につきましては、前連結会計年度末に比べて41億83百万円増加し、純資産合計は270億85百万円となりました。この主な増加要因といたしましては、利益剰余金が22億71百万円、その他有価証券評価差額金が17億36百万円、退職給付に係る調整累計額が1億20百万円増加したことによるものであります。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 環境システム事業につきましては、施工物件データの活用による提案力の強化、現場技術者を支援する体制の整 備、DX推進による業務効率化を通じて、競争力のある体制の構築に努めてまいりました。この結果、既設工事の完成工事高が増加したことから、売上高は217億8百万円(前連結会計年度比8.6%増)となり、営業利益は60億75百万円(同26.8%増)となりました。 環境システム事業における完成工事高は209億21百万円(前連結会計年度比6.8%増)となり、新設工事が95億94百万円(同1.5%減)、既設工事が88億64百万円(同17.5%増)、保守工事が24億62百万円(同6.7%増)となりました。 また、環境システム事業における受注工事高は233億37百万円(同23.5%増)となり、新設工事が121億95百万円(同47.1%増)、既設工事が86億81百万円(同4.9%増)、保守工事が24億60百万円(同5.8%増)となりました。 セグメント資産は、現金及び預金、建物及び構築物等が増加し、売上債権であります受取手形・完成工事未収入金等、電子記録債権及び売掛金の合計額並びに建設仮勘定等が減少したことにより前連結会計年度末に比べ1億49百万円減少の112億7百万円となりました。 管工機材事業につきましては、販売基幹システム及び商品販売サイト『O/tegaru(おてがる)』の機能充実を通じて、受発注管理・在庫管理・顧客対応の業務効率化を図り、より付加価値の高いサービスを提供できる体制の整備を進め、販売力の強化に努めてまいりました。この結果、売上高は120億13百万円(前連結会計年度比5.1%増)となりましたが、売上原価上昇分を価格転嫁しきれず、営業損失は80百万円(前連結会計年度は64百万円の営業利益)となりました。 セグメント資産は、現金及び預金等が増加し、売上債権であります受取手形・完成工事未収入金等、電子記録債権及び売掛金の合計額並びに原材料及び貯蔵品等が減少したことにより前連結会計年度末に比べ38百万円減少の90億78百万円となりました。 各報告セグメントに配分していない全社資産につきましては、現金及び預金、投資有価証券等が増加したことにより前連結会計年度末に比べ48億31百万円増加の190億29百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析  (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの事業に関連する建設業界では、大型再開発案件の継続と製造業の省力化に向けた設備投資需要の増加が期待されるものの、建設業就業者数の減少や建設資材価格の高騰が深刻化しており、厳しい経営環境は続くものと思われます。また、「第2事業の状況 3事業等のリスク」に記載する要因が考えられます。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性について a.キャッシュ・フロー 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析  (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.契約債務 2026年3月31日現在の契約債務の概要は以下のとおりであります。 年度別要支払額(千円) 契約債務   合計   1年以内   1年超3年以内   3年超5年以内   5年超 短期借入金   840,000   840,000   -   -   - 長期借入金   819,676   289,008   470,668   60,000   - リース債務   358,297   56,000   92,454   51,993   157,848 上記の表において、連結貸借対照表の短期借入金に含まれている1年内返済予定の長期借入金は長期借入金に含めております。 c.財務政策 当社グループは、運転資金及び設備資金につきましては、内部資金または借入により資金調達することとしております。このうち、借入による資金調達に関しましては、運転資金については短期借入金で、設備資金や長期運転資金については長期借入金及びリース債務で調達しております。 2026年3月31日現在、借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は20億17百万円であります。また、当連結会計年度末において、複数の金融機関との間で合計49億30百万円の当座貸越契約を締結しております(借入実行残高8億40百万円、借入未実行残高40億90百万円)。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ④経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、2025年3月31日に公表し、2025年11月10日に経営数値目標の修正を公表した第4次中期経営計画(2025年度~2027年度)に沿って事業を推進しており、第4次中期経営計画の1年目である2025年度の達成・進捗状況は以下のとおりであります。 売上高は、当連結会計年度に計画しました310億円に対して337億22百万円となりました。主な要因といたしましては、環境システム事業の既設工事の完成工事高が増加したためであります。営業利益は、同33億円に対して50億84百万円となりました。主な要因といたしましては、原価管理の徹底により売上総利益が増加したためであります。なお、自己資本利益率は計画比4.8ポイント増の14.8%となりました。 指標   2025年度 (計画)   2025年度 (実績)   2025年度 (計画比)   2027年度 (計画) 売上高   31,000百万円   33,722百万円   2,722百万円増 (8.8%増)   35,000百万円 営業利益   3,300百万円   5,084百万円   1,784百万円増 (54.1%増)   4,300百万円 自己資本利益率   10.0%   14.8%   4.8ポイント増   10%以上

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開示資料

出典

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