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日経平均64,167.87-158NYダウ53,061.95+295ドル円158.81+0NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+51毎時更新

シップヘルスケアホールディングス

SHIP HEALTHCARE HOLDINGS, INC.3360 · Prime · 卸売業

医療機関向けトータルサポート企業。病院新設から医療機器販売・メンテ、介護施設運営、調剤薬局まで展開。

概要

シップヘルスケアホールディングスは、医療・保健・福祉・介護分野を事業ドメインとする持株会社である。病院の新築・増改築を一貫して手がけるトータルパックプロデュース事業を中核に、診療材料・医療機器販売のメディカルサプライ事業、老人ホーム運営などのライフケア事業、調剤薬局事業を展開する。大阪府吹田市に本社を置き、連結従業員7819名。2026年3月期の売上高は7182億円、営業利益248億円。M&Aを積極的に活用し、事業規模を拡大し続けている。

4つの事業セグメントで構成されるポートフォリオ

当社グループは、トータルパックプロデュース、メディカルサプライ、ライフケア、調剤薬局の4事業で構成される。トータルパックプロデュースは医療機関向けの企画・設計から医療機器販売、設備工事、メンテナンスまでを一括受注する事業である。メディカルサプライは診療材料や医療機器の販売に加え、院内物流代行システム(SPD)を提供する。ライフケアは老人ホームやグループホームの運営、食事提供、デイサービスなどを手がける。調剤薬局事業では全国に薬局チェーンを展開する。2026年3月期のセグメント売上高は、トータルパックプロデュース1366億円、メディカルサプライ5095億円、ライフケア373億円、調剤薬局346億円であり、メディカルサプライが全体の約7割を占める。

売上の7割超を占めるメディカルサプライ事業

メディカルサプライ事業は、病院や診療所向けに手術用材料、カテーテル、インプラントなどの診療材料や医療機器を販売する。通常のルート営業に加え、院外SPDシステムによる販売も行う。SPDセンター関連業務として、診療材料や医薬品の在庫管理、洗浄・滅菌業務、保守点検などの受託も手がける。2026年3月期の同事業の売上高は5095億円で、前年比7.3%増。セグメント利益は74億円で、同7.4%増。新規SPD受託施設の稼働や複数病院との一括契約案件が寄与した。一方、病院経営の厳しさから備品購入の先送りも一部見られた。

トータルパックプロデュースが生む差別化

トータルパックプロデュース事業は、医療機関の新設や増改築に対して、企画・コンサルティングから医療機器・設備の販売、施工、メンテナンスまでを一括で提供する。医療ガス配管設備、手術用無影灯、リハビリ機器、医療情報システムなどの自社製造・販売も行う。同事業はグループの基幹事業であり、他セグメントとの連携によるシナジー創出を目指す。2026年3月期の売上高は1366億円、セグメント利益は108億円。前期に大型のシニア向け分譲マンション竣工・販売があったが当期はなく、省エネ工事の部材納期遅延やM&A手数料等の一過性費用が利益を圧迫した。

介護・調剤での安定収益基盤

ライフケア事業は、老人ホームやグループホーム、小規模多機能施設の運営、食事提供サービス、デイサービス・リハビリ施設の運営を行う。2026年3月期の売上高は373億円、セグメント利益22億円。契約施設数の伸長や不採算施設の撤退により増収増益だが、水道光熱費や労務費の上昇が影響した。調剤薬局事業は、処方箋に基づく調剤・販売を実施。小規模M&Aや再編統合による経営効率化が進み、売上高346億円、セグメント利益40億円で前年比16.9%増と堅調に推移した。両事業は安定的なキャッシュ・フローを生み出している。

業界の中での役割は医療・介護施設向け一括受注プロデュース及びサプライチェーン提供企業。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
7,182億円
営業利益
245億円
営業利益率
3.4%
純利益
134億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01医療機関(病院・診療所等)主力

トータルパックプロデュース事業として、医療機関の新設・増改築に対し、企画・コンサルティングから医療機器・設備の販売、メンテナンス、設備工事まで一括受注。医療ガス配管、手術室設備、医療情報システム等も提供。

主な製品・サービス4
医療機器・医療設備等の一括受注販売
病院新設や増改築時に必要な医療機器や設備を一括で提案・販売し、施工・メンテナンスまでトータルで提供。
医療ガス配管設備
病院内の酸素、吸引などの医療ガス配管システム。設計・施工・保守を実施。
手術用無影灯
手術室で使用される影の出にくい照明器具。高輝度LED等を採用。
医療情報システム
電子カルテ、オーダリングシステム等の医療ITシステムの開発・販売・保守。

02医療機関(診療材料・機器販売)主力

メディカルサプライ事業として、医療施設向けに診療材料や医療機器を販売。院外SPD(院内物流代行)システムによる在庫管理や、整形・循環器専門領域の機器販売も行う。

主な製品・サービス2
診療材料・医療機器販売
病院や診療所向けに手術用材料、カテーテル、インプラント等を販売。通常ルート営業に加えSPDシステムも活用。
SPDセンター関連業務
病院内の診療材料・医薬品等の物品管理、洗浄・滅菌業務、保守点検等を受託。院内物流の効率化を支援。

03介護・福祉施設準主力

ライフケア事業として、老人ホームやグループホーム、小規模多機能施設等の運営、食事提供サービス、デイサービス・リハビリ施設の運営・支援を行う。

主な製品・サービス4
老人ホーム運営
有料老人ホーム等の入居施設を運営。入居者への生活支援・介護サービスを提供。
グループホーム運営
認知症対応型共同生活介護施設の運営。少人数で家庭的な環境でのケア。
食事提供サービス
介護施設等への栄養管理された食事の提供。給食業務の受託。
デイサービス・パワーリハビリ
通所介護施設でのリハビリテーションサービス。マシンを用いたパワーリハビリを提供。

04調剤薬局準主力

調剤薬局事業として、処方箋に基づく医薬品の調剤・販売を行う薬局を運営。地域医療に貢献。

製品と技術

病院建設を一貫受注するトータルパックプロデュース

トータルパックプロデュース事業の中核は、医療機関の新築・移転・増改築を一括で受注するビジネスモデルである。企画・コンサルティングから医療機器・設備の販売、施工、メンテナンスまでを提供。具体的な製品として、医療ガス配管設備(酸素・吸引配管システム)、手術用無影灯(高輝度LED採用)、リハビリ機器、特殊浴槽がある。また医療情報システムの開発・販売・保守も手がける。2026年3月期の同事業売上高は1366億円。グループ内の他セグメントと連携し、総合的なソリューションを提供する。

院内物流効率化を支えるSPDシステム

メディカルサプライ事業では、SPD(サプライプロセシングディストリビューション)システムを核としたサービスを展開する。これは院外に設置した物流センターで病院の診療材料・医薬品の在庫を管理し、必要なタイミングで補充する院内物流代行システムである。1997年に導入を開始し、現在では複数病院との一括契約案件も獲得している。2024年には首都圏に新たな医療材料物流拠点を開設。SPDセンター関連業務として、物品管理、洗浄・滅菌、保守点検も受託する。売上高5095億円の同事業の成長を牽引する。

介護施設運営と食事提供のライフケアサービス

ライフケア事業では、高齢者向けの住まいとサービスを提供する。運営施設には有料老人ホーム、認知症対応型グループホーム、小規模多機能施設がある。また、デイサービスやパワーリハビリ(機械を用いた筋力訓練)施設も運営。これらに加え、介護施設向けの食事提供サービス(栄養管理された給食の受託)も行う。2003年のユナイト子会社化以降、M&Aで事業を拡大してきた。2026年3月期の売上高は373億円。物価上昇や人材確保が課題だが、不採算施設の撤退により収益性改善を図っている。

地域医療に密着する調剤薬局チェーン

調剤薬局事業は、処方箋に基づく医薬品の調剤・販売を行う薬局を全国に展開する。門前薬局(医療機関の近隣に出店)を含む店舗開発と、小規模M&Aによるエリア拡大を進めている。2026年3月期の売上高は346億円、セグメント利益40億円で、前年比16.9%増。再編統合による経営効率化が寄与した。グループ全体として、調剤薬局事業は安定的な収益源であり、ライフケア事業やメディカルサプライ事業との連携により、地域包括ケアへの貢献を目指している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

医療機器卸大手、低収益体質

シップヘルスケアホールディングスは医療機器・医薬品の卸売事業を展開。同業のオルバヘルスケアHDや高千穂交易と競合するが、売上高6000億円超と業界でもトップクラス。2025/3期営業利益率3.66%と低収益で、2026/3期も3.41%と横ばい。規模の経済はあるが、薄利多売の卸ビジネス構造。病院向け販売が主力。

強み

  • 売上高7000億円近く、仕入れ交渉力や物流効率で優位。
  • 医療需要は景気に左右されにくく、安定的な売上が期待。
  • 医療機器・医薬品を幅広く扱い、ワンストップ供給が可能。
  • 全国の病院へ迅速な物流網を構築し、サービス力を強化。

課題

  • 営業利益率3%台と低く、改善に向けた付加価値販売が必要。
  • 薬価改定や医療費抑制策が収益圧迫要因。
  • 同業他社との価格競争で利益率低下のリスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

医療機器・介護の時価総額近傍。太字がシップヘルスケアホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18086ニプロ2,610億円20.8倍
26849日本光電工業2,587億円17.0倍
37956ピジョン2,551億円27.3倍
46376日機装2,511億円14.1倍
57649スギホールディングス2,466億円10.4倍
63360シップヘルスケアホールディングス2,242億円16.5倍
74544H.U.グループホールディングス1,967億円28.1倍
86523PHCホールディングス1,897億円391.9倍
94521科研製薬1,748億円70.0倍
107730マニー1,614億円26.5倍
117780メニコン1,499億円24.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(医療機器・介護)に従っています。

会社の歴史

沿革 24件

1992年の創業とコンサルティング業務開始

1992年8月、大阪府吹田市に株式会社シップコーポレーション(現当社)を設立し、医療・保健・福祉施設のコンサルティング業務を開始した。同年11月にはグリーンホスピタルサプライ株式会社(元グリーンホスピタルサプライ)を設立し、富士写真フイルム製品のレントゲンフィルム・自動現像機等の販売を開始。医療機器販売の基盤を築いた。1994年には株式会社保健医療総合研究所(現シップヘルスケアリサーチ&コンサルティング)を設立し、コンサルティング機能を強化した。

グリーンホスピタルサプライのSPD事業参入と拡大

1995年に医療機関向けリース事業を開始し、1997年には元グリーンホスピタルサプライがSPD(院内物流代行システム)事業を開始。これにより病院内の診療材料管理業務に進出した。1999年にはメディカルイメージング部門を富士フイルムメディカル西日本へ営業譲渡し、事業を絞り込んだ。2000年には東京営業所を開設し、関東エリアへ進出。同年、誠光メディカル(現セイコーメディカル)を子会社化し、和歌山県に拠点を取得した。

2002年の吸収合併による事業基盤の拡大

2002年3月、株式会社シップコーポレーションが元グリーンホスピタルサプライを吸収合併し、商号を「グリーンホスピタルサプライ株式会社」に変更。これにより、コンサルティング事業と医療機器販売事業が一体化した。2003年には兵庫県尼崎市の株式会社ユナイト(現グリーンライフ)を子会社化し、介護分野へ参入。2005年にはグリーンエンジニアリング(東京都中央区)を設立し、設備工事機能を強化した。

2005年の東証二部上場とM&A加速

2005年2月、東京証券取引所市場第二部に上場。これを機にM&Aを加速し、同年6月には動物医療分野のアニマルメディカルセンター(現グリーンアニマル)を設立。2006年には給食サービスのホスピタルフードサプライサービス、不動産の三世会、介護のサンライフ、医療機器販売のセントラルユニとその子会社5社を相次いで子会社化。2007年3月には東証第一部に指定変更され、同月には介護事業のハートライフを買収。事業領域を急速に拡大した。

2009年の持株会社体制への移行

2009年5月、シップヘルスケアホールディングス株式会社(現グリーンホスピタルサプライ)を設立。同年10月、分社型吸収分割により事業を同社へ承継し、自らは持株会社「シップヘルスケアホールディングス株式会社」に商号変更。これによりグループ経営体制へ移行した。持株会社化後のM&Aも継続し、2008年には山田医療照明やライトテックを子会社化。医療機器・設備の内製化を進めた。

年表24件を開く

1990年代

  • 1992年8月創業大阪府吹田市に株式会社シップコーポレーション(現 当社)を設立し、医療・保健・福祉施設のコンサルティング業務を開始。
  • 1992年11月創業グリーンホスピタルサプライ株式会社(現 当社に吸収合併、大阪府吹田市、以下「元グリーンホスピタルサプライ株式会社」)を設立し、レントゲンフィルム・自動現像機等の富士写真フイルム製品及び医療用機器等の販売を開始。
  • 1994年1月創業株式会社保健医療総合研究所(現 シップヘルスケアリサーチ&コンサルティング株式会社、大阪府吹田市)を設立。
  • 1995年6月医療機関等に対するリース事業を開始。
  • 1997年2月元グリーンホスピタルサプライ株式会社がSPD(サプライプロセシングディストリビューション(院内物流代行システム))事業を開始。
  • 1999年10月元グリーンホスピタルサプライ株式会社がメディカルイメージング部門を富士フイルムメディカル西日本株式会社へ営業譲渡。

2000年代

  • 2000年6月元グリーンホスピタルサプライ株式会社が東京営業所(現 グリーンホスピタルサプライ株式会社東京支社、東京都中央区)を開設。
  • 2000年10月M&A元グリーンホスピタルサプライ株式会社が誠光メディカル株式会社(現 セイコーメディカル株式会社、和歌山県和歌山市)を子会社化。
  • 2001年10月M&A元グリーンホスピタルサプライ株式会社が株式会社多治川経営企画(現 シップヘルスケアエステート株式会社、大阪府吹田市)を子会社化。
  • 2002年3月M&A元グリーンホスピタルサプライ株式会社を吸収合併し、「グリーンホスピタルサプライ株式会社」へ商号変更。
  • 2003年1月M&A株式会社ユナイト(現 グリーンライフ株式会社、兵庫県尼崎市)を子会社化。
  • 2005年2月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2005年3月創業グリーンエンジニアリング株式会社(東京都中央区)を設立。
  • 2005年6月創業株式会社アニマルメディカルセンター(現 グリーンアニマル株式会社、大阪府吹田市)を設立。
  • 2006年1月M&A株式会社ホスピタルフードサプライサービス(現 シップヘルスケアフード株式会社、大阪府吹田市)を子会社化。
  • 2006年3月M&A株式会社三世会(現 株式会社北大阪地所、大阪市東淀川区)を子会社化。
  • 2006年8月M&A株式会社サンライフ(神奈川県相模原市)を子会社化。
  • 2006年11月M&A株式会社セントラルユニ(東京都千代田区)とその子会社5社を子会社化。
  • 2007年3月東京証券取引所市場第一部に指定変更。
  • 2007年6月M&A株式会社ハートライフ(東京都世田谷区)とその子会社1社を子会社化。
  • 2008年4月M&A山田医療照明株式会社(東京都文京区)を子会社化。
  • 2008年7月M&A株式会社ライトテック(大阪市西区)を子会社化。
  • 2009年5月創業シップヘルスケアホールディングス株式会社(現 グリーンホスピタルサプライ株式会社、大阪府吹田市)を設立。
  • 2009年10月商号変更分社型吸収分割を行い、事業をシップヘルスケアホールディングス株式会社(現 グリーンホスピタルサプライ株式会社)へ承継し、「シップヘルスケアホールディングス株式会社」へ商号変更。持株会社体制へ移行。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高1兆円
  • 売上高年平均成長率(CAGR)2030年3月期まで5%
  • 営業利益率2030年3月期まで4%
  • ROE2030年3月期まで12%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    トータルパックプロデュース事業の強化

    医療機関の新設・移転・増改築・リニューアル需要に対して、コンサルテーションから設備・機器導入、運営支援までを一貫提供する独自ビジネスモデルを強化。医療情報系ソリューション等の成長領域への対応やグループ内連携によるシナジー創出を推進する。

  2. 02

    メディカルサプライ事業の拡大と高度化

    医療機関との日常的な接点を基盤に営業力・提案力を強化し、SPD事業拡大や一括契約獲得を推進。医療DXや物流高度化を通じて付加価値向上を図るとともに、グループ全体の競争力強化につながるシナジー効果を発揮する。

  3. 03

    ライフケア事業の安定基盤構築

    介護サービス事業では運営品質の維持・向上と効率的な運営を両立。物価上昇や人材確保等の環境変化に対応し、安定的な事業基盤を構築。食事提供サービスでは安全・安心で質の高い提供体制を維持しつつ、運営効率改善と収益性向上に取り組む。

  4. 04

    調剤薬局事業の経営効率化と成長

    再編統合を含む経営効率化、店舗運営の生産性向上、新規出店及び門前型を含む店舗開発の強化に取り組む。事業環境変化に対応しつつ、地域医療に資するサービス提供体制の充実を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で7,819人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は854万円で、9期前と比べて+11.9%平均年齢は46.4歳、平均勤続年数は10.3年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月5,674
2018年3月5,802
2019年3月76342.29.35,779
2020年3月88744.68.96,368
2021年3月81143.28.96,769
2022年3月77042.08.26,943
2023年3月72342.17.68,046
2024年3月77543.57.37,793
2025年3月81142.99.37,805318
2026年3月85446.410.37,819313

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社56(国内 55 / 海外 1、うち連結子会社 23) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
ウエルハウス 千里中央他 69施設 — 大阪府 豊中市他106億円
ライフケア 事業
大阪ソリューションセンター他 — 大阪府 門真市他7,174百万円
メディカル サプライ 事業
本社他 — 東京都 千代田区他5,529百万円
トータル パック プロデュース 事業
施設建物他 — 大阪市 中央区5,382百万円
トータル パック プロデュース 事業
病院2件 — 大阪府 茨木市他4,802百万円
トータル パック プロデュース 事業
病院 — バングラ デシュ国 ダッカ市4,076百万円
トータル パック プロデュース 事業
賃貸ビル 4件他 — 東京都 世田谷区他3,716百万円
トータル パック プロデュース 事業
本社他 — 東京都 千代田区他2,265百万円
トータル パック プロデュース 事業
泉中央 調剤薬局他 141店舗 — 仙台市 泉区他2,247百万円
調剤薬局 事業
本社他 — 東京都 港区他2,210百万円
メディカル サプライ 事業
ほか3件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    グリーンホスピタルサプライ 株式会社(注)3、4
    大阪府吹田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    シップヘルスケアリサーチ& コンサルティング株式会社
    大阪府吹田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    セイコーメディカル株式会社
    和歌山県和歌山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    シップヘルスケアエステート 株式会社
    大阪府吹田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    グリーンライフ株式会社
    大阪府吹田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社大阪先端画像センター
    大阪府吹田市 · 連結子会社
    議決権80.0%
  • 国内
    グリーンエンジニアリング 株式会社
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権83.3%
  • 国内
    グリーンアニマル株式会社
    大阪府吹田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    シップヘルスケアフード株式会社
    大阪府吹田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社北大阪地所
    大阪府吹田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社サンライフ
    相模原市南区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社セントラルユニ(注)3
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社44社を開く
  • 株式会社エフエスユニ東京都千代田区100%
  • 株式会社エフエスユニ マネジメント(注)5東京都港区100%
  • シップヘルスケアファーマシー 株式会社(注)3仙台市泉区100%
  • アイネット・システムズ株式会社大阪市中央区100%
  • 株式会社ハートライフ東京都世田谷区100%
  • クオンシステム株式会社東京都港区100%
  • 山田医療照明株式会社東京都千代田区100%
  • 株式会社ライトテック大阪市西区100%
  • 酒井医療株式会社東京都新宿区100%
  • 株式会社SMC札幌市白石区100%
  • GREEN HOSPITAL MYANMAR,LTD.ミャンマー国 ヤンゴン市100%
  • 大阪重粒子線施設管理株式会社大阪市中央区87%
  • 株式会社西野医科器械東京都江戸川区100%
  • 小西医療器株式会社(注)3、6大阪市中央区100%
  • メディカルロジスティクス 株式会社大阪市淀川区51%
  • SHIP AICHI MEDICAL SERVICE, LTD.(注)3バングラデシュ国 ダッカ市56%
  • 日本パナユーズ株式会社大阪市西区100%
  • 昭島国際法務PFI株式会社東京都中央区70%
  • ユーロメディテック株式会社東京都品川区100%
  • 株式会社I&C大阪市西区85%
  • 株式会社日本システム家具和歌山県和歌山市100%
  • 株式会社ジョイアップ福岡市博多区70%
  • 株式会社日本ネットワーク サービス神戸市中央区100%
  • 株式会社エス・ティー・ケー大阪府吹田市100%
  • マスターズホスピタリティ 株式会社大阪市中央区50%
  • 株式会社中央香川県高松市100%
  • キングラン株式会社東京都千代田区98%
  • クリーンペア九州株式会社熊本市東区100%
  • キングラン・ハウネスト株式会社東京都千代田区100%
  • キングランリニューアル株式会社東京都千代田区100%
  • 株式会社イーエムエス新潟市東区100%
  • 株式会社グランディック東京都千代田区100%
  • 株式会社エム・アイ・シー横浜市金沢区100%
  • マスターズシーズン株式会社大阪市中央区50%
  • 株式会社テックインター ナショナル東京都千代田区100%
  • マスターズフォレスト株式会社大阪市中央区50%
  • デルフィア株式会社東京都中央区100%
  • 株式会社橋本薬局東京都中央区100%
  • 昭島国際法務マネジメント 株式会社東京都中央区70%
  • 株式会社エフエスナゴヤ名古屋市天白区48%
  • ヘルスケアアセットマネジメント 株式会社東京都千代田区33%
  • 株式会社チャーム・ケア・コーポレーション大阪市北区29%
  • PT SAMATOR CNU TEHNOLOGI MEDIKAインドネシア国 東ジャワ州グレシック県49%
  • マネジメントビットバレー 株式会社大阪府吹田市31%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は7,182億円営業利益245億円前期と比べると増収減益で、売上が+5.9%、利益が-1.2%。

売上高
+5.9%
7,182億円
営業利益
-1.2%
245億円
純利益
-11.3%
134億円
営業利益率
3.4%
前期比 -0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高7,400億円7,182億円
営業利益260億円245億円
純利益160億円134億円
1株あたり配当¥65¥65

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1,764億円、営業利益は28億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+20.4%、営業利益は−26.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1,65246
2024年1Q1,465382.630
2024年2Q1,503543.67
2024年3Q1,563593.835
2024年4Q1,77966
2025年2Q3,100772.555
2025年4Q3,6821714.696
2026年2Q3,334822.554
2026年4Q3,8481634.280
2027年1Q1,764281.621

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は2,244億円から7,182億円へ3.2倍に増えた。直近期の営業利益率は3.4%。売上は13期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月2,24413686
2014年3月2,59214885
2015年3月2,73313975
2016年3月3,06914788
2017年3月4,08516594
2018年3月4,256189104
2019年3月4,440185112
2020年3月4,844199118
2021年3月4,972218123
2022年3月5,144213122
2023年3月5,723206121
2024年3月6,310252138
2025年3月6,7822482603.7151
2026年3月7,1822452633.4134

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高7,182億円のうち、営業利益として残るのは245億円3.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は134億円、売上の1.9%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金90.7%6,515億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金5.9%422億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.4%245億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
9.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.2pt
3.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.6pt
1.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.8pt
8.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが221億円、投資CFが−21億円で、差し引きのフリーCFは200億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は786億円で、売上の1.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月111−85726178
2014年3月138−83−2255212
2015年3月17−70218−53378
2016年3月167−149−4018355
2017年3月153−573596487
2018年3月202−66−33136588
2019年3月105−779828715
2020年3月240−43−84197828
2021年3月198−193−1055730
2022年3月124−39−8885728
2023年3月141−68−1073790
2024年3月316−72−205244831
2025年3月204−40−246164749
2026年3月221−21−163200786

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は3,851億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,524億円で、自己資本比率は39.2%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,4444251,01929.2
2014年3月1,7344761,25827.2
2015年3月2,0237591,26437.2
2016年3月2,1848151,36937.1
2017年3月2,6359361,69934.7
2018年3月2,8521,0241,82835.0
2019年3月2,9929772,01531.9
2020年3月3,0891,0472,04233.0
2021年3月3,3451,1512,19433.3
2022年3月3,3511,2232,12835.3
2023年3月3,8201,3112,50933.5
2024年3月3,8761,4222,45436.0
2025年3月3,8171,5032,31439.1
2026年3月3,8511,5242,32739.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
806億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,168億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
245億円
在庫として抱えている分
負債合計
2,327億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
63
/ 100
安定性自己資本比率26 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率284社中115位あたり、逆に低いのは自己資本比率284社中212位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.9%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.4%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
39.2%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.9%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.7%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,376で、1年前と比べて+9.9%過去52週の値幅のなかでは49%の位置にある。

¥2,376-1.7%1ヶ月-1.4%1年+9.9%時価総額2,242億円
過去52週の値幅
安値¥1,938高値¥2,839

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.5倍
PER (会社予想)13.6倍
PBR1.48倍
配当利回り2.74%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月末に2584円まで上昇後、8月に入って調整し、21日には2369.5円と25日移動平均線(2414.18円)を下回りました。52週高値2839円からは約17%下落し、高値圏での反落が続いています。出来高は7月27日の409600株をピークに減少傾向で、8月21日は270200株と売買が落ち着きつつあります。RSIは31.78と売られすぎ圏に近く、短期的な反発が期待される一方、75日線(2238.8円)が下値支持線として意識されます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 52/100)

PERは16.44倍で業界平均の17.93倍をやや下回るが、予想PERは13.5倍と改善見込み。PBRは1.48倍で平均1.23倍を上回り、過大評価気味。配当利回り2.74%は平均2.93%に近いが、配当性向が102.4%と高く、配当持続性に懸念。ROEは8.9%と平均水準。業績は増収だが利益は横ばいで、バリュエーションは概ね妥当だが、配当の持続性に注意が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.5倍17.9倍
PER (予想)13.6倍
PBR1.48倍1.24倍
ROE8.9%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

調剤薬局業界は、調剤報酬改定による報酬単価の低下が懸念される一方、高齢化で処方箋枚数は増加傾向。強気派は、M&Aによる規模拡大と効率化で利益を維持できるとみる。弱気派は、報酬改定や薬価改定で利益率が圧迫されると警戒する。

プラスに働く材料7
  • 堅調な業績

    売上高は増加傾向で、営業利益率も安定

  • 高齢化追い風

    医療需要の増加で処方箋枚数は増える見込み

  • M&A戦略

    積極的な買収で市場シェアを拡大

  • 売上高7182億円と3期連続増収通年影響

    売上高6310→6782→7182億円。増収基調が収益改善につながる

  • フォワードPER13.5倍と増益期待決算発表後影響

    実績PER16.44倍に対し予想PER13.5倍。市場は増益予想を織り込んでいる

  • 配当利回り2.74%で下値支援継続影響

    予想配当利回り2.74%。時価総額2236億円に対して配当総額約61億円

  • 外国人保有比率45.5%と需給が厚い継続影響

    外国法人持株比率45.5%。機関投資家の安定保有が売買を支える

マイナスに働く材料7
  • 報酬改定リスク

    調剤報酬の引き下げで単価が下落する可能性

  • 薬価改定の影響

    薬価の引き下げが売上と利益を圧迫

  • 競争激化

    同業他社との競合で店舗あたりの収益性が低下

  • 2026/3期は営業利益245億円と減益通年影響

    営業利益248→245億円、純利益151→134億円。増収でも利益が減少

  • 営業利益率3.41%と薄利体質継続影響

    売上高7182億円に対し営業利益245億円、率は3.41%。コスト増に脆弱

  • ROE8.9%と資本効率の低さ継続影響

    ROE8.9%、PBR1.48倍。収益性改善がないとバリュエーションが上がらない

  • 予想PER13.5倍の達成が不確実決算発表後影響

    予想PER13.5倍は増益が前提。直近の純利益が134億円と減益傾向なら下方修正も

次の決算で確かめる点
処方箋受付回数
調剤薬局の売上に直結し、需要動向を示す
M&A効果
業績への貢献度を測るため、買収後の売上と利益の推移

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり65で、前期から+3.4%いまの株価に対する利回りは2.74%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥65
1株あたり
配当利回り
2.74%
いまの株価に対して
配当性向
102.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3061.4
2018年3月326.762.4
2019年3月359.460.1
2020年3月387.163.3
2021年3月406.761.6
2022年3月412.562.7
2023年3月422.463.1
2024年3月5019.069.2
2025年3月5816.095.5
2026年3月603.4102.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥65

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,328人。区分でいちばん多いのは外国法人45.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.7%を占め、残る65.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
外国法人30.633.832.034.636.745.5
金融機関32.629.030.928.624.921.3
個人・その他23.723.923.622.722.418.3
事業法人12.212.212.112.612.713.4
自己株式7.27.27.27.27.22.5
証券会社0.91.21.31.43.41.6

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社11.02
02STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)10.44
03株式会社コッコー8.46
04株式会社日本カストディ銀行7.13
05STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)3.40
06JP MORGAN CHASE BANK(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)3.07
07春日興産合同会社2.97
08JP MORGAN CHASE BANK(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.95
09古川 幸一郎2.61
10NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE FIDELITY FUNDS(常任代理人 香港上海銀行東京支店)2.55

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近13
  • 2026-06-23
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.28%
    +1.11pt
  • 2026-06-23
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    7.52%
    +1.24pt
  • 2026-06-23
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    8.86%
    +1.34pt
  • 2026-06-23
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    9.96%
    +1.10pt
  • 2026-06-23
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    3.93%
    +0.93pt
  • 2026-06-23
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    4.74%
    +0.81pt
  • 2026-06-23
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.80%
    +1.06pt
  • 2026-06-23
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    6.73%
    +0.93pt
  • 2026-06-23
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.70%
    -1.03pt
  • 2026-06-09
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    5.17%
  • 2026-06-09
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    3.00%
  • 2026-06-04
    三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    2.25%
    -0.63pt
  • 2026-05-12
    古川 國久
    新規の大量保有報告
    2.09%
    +0.15pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−31%、1株純資産は14期で+61%。直近期のROEは8.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月2081,02222.315.799.3
2014年3月2111,17319.118.840.9
2015年3月1681,52412.216.360.7
2016年3月1791,63911.315.863.0
2017年3月9390310.915.961.4
2018年3月10298710.818.362.4
2019年3月1141,00211.520.060.1
2020年3月1241,07312.017.863.3
2021年3月1301,18111.523.961.6
2022年3月1291,25410.615.462.7
2023年3月1281,3579.819.163.1
2024年3月1461,47910.314.469.2
2025年3月1601,58010.512.595.5
2026年3月1441,6428.916.6102.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

15名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/3期の役員報酬は総額324百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
古川國久代表取締役会長811,973,600
大橋太代表取締役社長 MSP事業部門長621,200
小川宏隆代表取締役副会長 TPP事業部門長68663,000
横山裕司取締役副社長 秘書室長68201,000
海野眞史常務取締役 営業企画本部長61
安田芳郎取締役 管理本部長65
佐野精一郎取締役 指名・報酬諮問委員会 委員長73
今別府敏雄取締役70
伊藤文代取締役69
西尾信也取締役69
内山由紀取締役66
水島藤一郎監査役791,000
残りの役員3名を開く
氏名役職年齢
戸田成重常勤監査役69
南浩一監査役71
佐野信行監査役54

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)823823830
社外取締役7717110
監査役1151515

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,158字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社51社及び関連会社(持分法適用会社)5社(2026年3月31日現在)により構成されており、医療・保健・福祉・介護・サービスの分野を事業ドメインとして設定し、現在、これらの領域において、トータルパックプロデュース事業(医療機器及び医療設備等の一括受注販売及びメンテナンス、医療・保健・福祉・介護施設等に関するコンサルティング、医療機関等に対する不動産賃貸等)、メディカルサプライ事業(診療材料及び医療機器等の販売)、ライフケア事業(老人ホーム・グループホーム等の運営、食事提供サービス業務、リハビリ支援業務)、調剤薬局事業(調剤薬局の運営)を主要事業として展開しております。 なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 (1) トータルパックプロデュース事業 トータルパックプロデュース事業におきましては、医療機関等の新設、移転新築及び増改築、医療機器の購入等のニーズに対して、企画運営・医療設備コンサルティング、医療機器・医療設備等の販売及びメンテナンス、設備工事、その他の業務を一括受注することにより、総合的なサービスを提供する事業展開を行っております。また、医療ガス配管設備や手術室内装、手術用無影灯、リハビリ機器、特殊浴槽等の製造・工事及びメンテナンス、医療情報システムの開発販売及び保守、医療機関等の要望に応じた不動産賃貸業務、理化学・環境機器等の販売、動物病院の運営、警備・セキュリティサポート事業、建物総合管理事業、医療・介護施設向けカーテンリース・販売事業、リフォーム事業等を行っております。 (2) メディカルサプライ事業 メディカルサプライ事業におきましては、医療施設に対する診療材料・医療機器等の販売を行っております。通常のルート営業による販売の他、院外SPDシステム(院内物流代行システム)による販売、整形及び循環器関連等専門領域の医療機器材料の販売を行っております。また、診療材料・医薬品等の物品管理業務、洗浄・滅菌業務、保守点検業務等のSPDセンター関連業務受託も行っております。 (3) ライフケア事業 ライフケア事業におきましては、老人ホーム及びグループホーム、小規模多機能施設等の運営、食事提供サービス業務、デイサービス・パワーリハビリ施設の運営及び支援業務を行っております。 (4) 調剤薬局事業 調剤薬局事業におきましては、調剤薬局の運営を行っております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,070字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 経営の基本方針 当社グループは、「SHⅠP」(Sincere(誠実な心)、Humanity(「情」の心)、Innovation(革新者の気概)、PartnerSHIP(パートナーシップ精神))の経営理念のもと“生命を守る人の環境づくり”をグループミッションとして、医療・保健・福祉・介護・サービスを事業ドメインと定め、医療機関のインフラを一括してエンジニアリングする「トータルパックプロデュース」による病院づくりを中心に、医療消耗品の販売、老人ホーム等の介護施設・調剤薬局の運営等、グループ全体でヘルスケア事業領域におけるあらゆるニーズを一括してソリューションいたします。また、過去に培った経験や知識を活かすことで自然環境等を含めた「人々がより良く生きる環境づくり」の領域へ事業ドメインを拡大してまいります。 (2) 経営環境 賃上げ率が2年連続で5%を超える水準を記録し、賃金上昇が定着しつつある一方、少子高齢化・生産年齢人口の減少による人手不足は構造的な経営課題となっております。加えて、日本銀行による段階的な利上げへの移行や為替変動も、企業経営に影響を及ぼしております。 当社グループの属する医療業界においては、いわゆる「2025年問題」を背景とした高齢化の進展により医療に対する需要が拡大する一方、深刻な人材不足に加え、人件費の上昇や水道光熱費をはじめとする運営コストの増加の影響を受け、医療機関の経営環境は一層厳しさを増しております。効率的で質の高い医療提供体制の構築に向け、AIやICTの活用によるDX推進及び医療従事者の働き方改革への対応等が重要な課題となっております。 また、海外においても、米国の関税強化、ロシア・ウクライナ情勢の長期化、中東情勢の緊張を背景とし、エネルギー価格、原材料価格、物流コストの上昇等の物価の高騰、電装部品調達難による受注の縮小等の懸念が継続しております。 (3) 目標とする経営指標 当社グループは創業以来、一貫して事業拡大を行っており、連結売上高1兆円の企業集団を目指して取り組んでまいります。今後とも海外への展開を含めた成長路線をベースとして、資産の効率的活用、有利子負債と資産のバランス・財務基盤の強化を図り、今後さらにキャッシュ・フロー重視の経営に取り組んでまいります。 また、当社グループは、2026年3月期~2030年3月期の5年間を計画期間とする中期経営計画「SHIP VISION 2030」を策定しております。「グループ経営資源の最適化によるポートフォリオ経営」を基本方針とし、売上高年平均成長率(CAGR)は5年間で5%、営業利益率は2030年3月期に4%、ROEは2030年3月期に12%をそれぞれ目指してまいります。 (4) 中長期的な会社の経営戦略 ① トータルパックプロデュース事業 当社グループといたしましては、医療機関全体を総合的にコーディネートするヘルスケアエンジニアリング機能を一層進化させるとともに、医療機関の新設・移転・増改築・リニューアル需要に対し、コンサルテーションから設備・機器導入、運営支援までを一貫して提供する独自のビジネスモデルを更に強化してまいります。加えて、医療情報系ソリューション等の成長領域への対応を進めるとともに、グループ内の経営資源を最適に活用しながら、他セグメントとの連携によるシナジー創出を推進してまいります。 ② メディカルサプライ事業 当社グループといたしましては、医療機関との日常的な接点を基盤とする営業力・提案力を更に高め、SPD事業の拡大や一括契約案件の獲得を推進してまいります。また、医療現場におけるデジタル化・効率化ニーズに対応し、医療DXや物流高度化の取組みを通じて付加価値の向上を図るとともに、グループ全体の競争力強化につながるシナジー効果を発揮して成長領域の拡大を進めてまいります。 ③ ライフケア事業 当社グループといたしましては、介護サービス事業において、運営品質の維持・向上と効率的な施設運営の両立を図るとともに、物価上昇や人材確保等の事業環境変化に適切に対応し、安定的な事業基盤の構築を進めてまいります。加えて、食事提供サービス事業においては、安全・安心で質の高い食事提供体制の維持・強化を図りつつ、運営効率の改善と収益性向上に取り組んでまいります。また、他セグメントとの連携を強化し、介護・食事提供サービス領域における契約獲得の拡大を図ってまいります。 ④ 調剤薬局事業 当社グループといたしましては、再編統合を含む経営効率化を進めるとともに、店舗運営の生産性向上、新規出店及び門前型を含む店舗開発の強化に取り組んでまいります。また、事業環境の変化に適切に対応しつつ、地域医療に資するサービス提供体制の充実を図り、安定的な成長を目指してまいります。 (5) 優先的に対処すべき課題 ① トータルパックプロデュース事業 中期経営計画「SHIP VISION 2030」の基本方針である「グループ経営資源の最適化によるポートフォリオ経営」のもと、当社グループの基幹事業として、病院の新築・移転・増改築、再開発及び機器更新需要に的確に対応できる体制の強化が重要な課題であります。そのため、医療機関全体を俯瞰したコンサルティング力・プロデュース力の強化に加え、DX化の進展を踏まえたIT・デジタル対応力の向上、人材の確保・育成、長期大型案件に対応する適正なチーム配置を進めてまいります。また、新規事業創出やWell-Being領域を含むソリューションの拡張、グループ内外の連携強化を通じて、収益力の向上と持続的成長を図ってまいります。 ② メディカルサプライ事業 病院経営を取り巻く環境が一段と厳しさを増す中、償還価格改定や価格競争に対応しつつ、安定的な収益を確保することが重要な課題であります。このため、SPD機能の拡充、物流・在庫管理の高度化、販売価格と仕入価格の継続的な適正化に加え、IT・RFID等を活用した医療材料管理の高度化、データ活用による医療現場の効率化支援を進めてまいります。あわせて、再編統合を通じた事業基盤の強化と、メディカルサプライ事業で得られる情報を起点としたグループ内の循環モデルの強化に取り組んでまいります。 ③ ライフケア事業 介護サービス及び関連サービスにおきましては、安全・安心を最優先としつつ、サービス品質の向上と収益性の改善を両立させることが重要な課題であります。そのため、各施設の入居率向上、差別化されたサービス提供、現場重視の運営徹底に加え、介護記録システムや見守りシステム等の導入・活用を進め、業務効率化とサービス品質向上を図ってまいります。また、物価上昇や労務費上昇への対応を含む経費適正化を進めるとともに、新規投資・新規開設については採算性と地域ニーズを見極めながら効率的に実施してまいります。 ④ 調剤薬局事業 調剤薬局事業におきましては、薬剤師の継続的かつ計画的な確保・育成、並びに調剤報酬・薬価改定への機動的な対応が重要な課題であります。あわせて、既存店舗の運営効率化、店舗網の最適化、新規出店・M&A・統合の推進、医薬品調達力の強化を通じて収益基盤の拡充を図ってまいります。また、在宅・訪問対応や患者利便性向上に資する取り組みを進め、地域に根差した薬局機能の強化に努めてまいります。
事業等のリスク6,621字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 以下において、当社グループの事業の状況及び経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 事業環境等について 当社グループは、人口動態及び人口構造の変化、疾病構造の変化、医療技術革新、行政による各種規制の動向等により事業戦略及び経営成績等が影響を受ける可能性があります。 当社グループでは、各業界団体、地域組織等への加盟、各種統計の活用、取引先とのコミュニケーション等により必要な情報を的確に把握し、変化に対応した経営に努めております。 (2) トータルパックプロデュース事業に関するリスクについて ① 医療施設等の施設需要の動向について 医療機関等の移転新築・増改築動向で業績が変動する可能性があります。また、これにより他の事業の拡大にも影響を及ぼす可能性があります。 ② コンサルティング等に関する人員の確保及び育成について 当社の想定どおりの人材の確保及び育成に支障が生じた場合は事業拡大の制約要因となる可能性があります。また、現在在籍する人材の社外流出が生じた場合も同様のリスクがあります。 ③ 外部の協力企業等との連携について 外部の金融機関、設計事務所等との十分な連携が確保できなかった場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 大型案件への取組について 大型プロジェクト案件のスケジュールの遅延や変更又は中止等が生じた場合には業績に悪影響が生じる可能性があります。なお、医療施設等の予算執行の関係上1月から3月に売上計上が集中する傾向があり、業績の上半期又は下半期及び四半期ごとの偏重等が生じる可能性があります。 また、大型プロジェクト案件に必要となる専任人員の配置には限界があり、これが事業拡大の制約要因となる可能性があります。 ⑤ 法的規制について トータルパックプロデュース事業は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」の規制を受けており、何らかの理由により当該法上の許可・届出等の取消事由が生じた場合には、主要な事業活動や業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 医療設備工事等の施工について 医療設備工事等の施工に伴い事故が生じた場合、顧客に対する安全性への信用が低下し、業績に影響を与える可能性があります。また、医療機関等から損害賠償請求を受け、多大な損害賠償金及び訴訟費用を必要とする可能性があります。 ⑦ 自社製品について 自社製品に対して、医療関連製品であることからも、より高度な安全性が求められます。当社グループのメーカー系子会社は、リスクの最小化を図るべく品質管理等の最善を尽くしておりますが、自社製品に予期しがたい欠陥や不具合が発生した場合、医療機関等から損害賠償請求を受け、多大な損害賠償金及び訴訟費用を必要とする可能性があります。 ⑧ 商品及び原材料等の仕入れについて 商品、原材料及び自社利用の設備、備品等について、国際的な原材料受給の変動、社会情勢や為替相場の変化、天災地変等に起因して、必要量の確保が困難な状況となった場合には、売上や生産規模の縮小により主要な事業活動に影響を及ぼす可能性があります。また、供給量不足に伴う価格高騰により価格転嫁が十分に進まない場合には、収益力の低下、入札案件の不成立、工事規模の見直し等により業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 知的財産権について 当社グループにおいて、電子カルテ等の医療情報システムに関わるプログラム開発を行っておりますが、知的財産権の出願・取得を行っておりません。ソフトウエアにかかわる技術革新は日進月歩しており、場合によっては第三者の知的財産権を侵害する可能性があり、当該第三者より損害賠償及び使用差し止め等の訴えを起こされる可能性があります。 ⑩ コンピュータウイルス等について ソフトウエアは常にコンピュータウイルス等の脅威に晒されているといえ、顧客医療機関から当社グループの医療情報システム開発会社への感染及び当社グループが感染源にならないようにシステムの構築をしておりますが、現時点で万全と考えられる対策を講じていても新種のコンピュータウイルスにより当社グループ企業が感染源となり顧客先病院が感染したことにより損害賠償請求を受ける可能性があります。 当社グループでは、医療機関や協力企業等との関係を保ちつつ、移転新築、増改築、統廃合等の情報を適切に把握するとともに、大型案件に必要となる専任人材の確保及び育成に取り組んでおります。 (3) メディカルサプライ事業に関するリスクについて ① 診療材料及び医療用消耗品における償還価格引下げの影響等について 特定保険医療材料価格の引き下げ等が生じた場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 院外SPD形態への注力について 院外SPDシステム業務を他社が受注した場合には、医療機関等との取引の大きな制約要因となります。また、今後他社がより優れたシステムの提供により、医療機関等の受注を獲得していった場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 法的規制等について メディカルサプライ事業は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」の規制を受けており、何らかの理由により当該法上の許可・届出等の取消事由が生じた場合には、主要な事業活動や業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、価格引下げ、診療材料等の適切な管理を実施するため、物流センターの新設をはじめグループ内での機能集約等による管理体制の効率化に取り組んでおります。 (4) ライフケア事業に関するリスクについて ① 介護サービス事業について a 法的規制について ライフケア事業における介護サービス事業においては、「介護保険法」及び「老人福祉法」の規制を受けており、今後計画する各施設について許認可・指定等を受けることが困難となった場合、又は、何らかの要因により指定取消や行政処分を受ける事象が生じた場合、業績等に影響を及ぼす可能性があります。また、各市町村・都道府県の高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の見直しや各種要件の改定により、当該事業の展開に重要な影響を及ぼす可能性があります。 b 介護にかかる人員確保について 老人ホーム・グループホーム等の人材獲得等が困難となった場合、事業拡大に支障が生じることや当社グループが提供する介護サービスの量的、質的な低下を招くおそれがあり、業績等に影響を与える可能性があります。 c 施設利用者の安全及び健康管理等について 老人ホーム・グループホーム等の入居者は高齢者・要介護者であることから、徘徊や転倒等によって入居者の生命に関わる重大な事故に発展する可能性があります。また、給食や入浴等を共有する集団生活が行われていることから、入居者の食中毒・集団感染等の可能性や管理体制の不備による入居者とのトラブル等が発生する可能性があります。万一、事故等が発生し当社グループの管理責任が問われた場合には、事業の存続等に重大な影響を及ぼす可能性があります。 d 今後における事業展開及び多額の設備投資について 新規施設の開設には、多額の設備投資が必要となるため、今後において資金調達が困難となった場合、当該事業展開に重大な支障が生じる可能性があります。また、新規開設までに長期間を要するものであり、外部環境の変化等により計画どおりに推移する保証はなく、また、当該事業の多額の投資に対して、何らかの要因により当社グループの想定どおりの収益が得られない場合には、経営成績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。 ② 病院・福祉施設向け食事提供サービス事業について a 法的規制について 当該事業においては、「医療法」、「介護保険法」、「食品衛生法」及びその他関連法令等の規制を受けており、何らかの理由により当該法上の許可・届出の取り消し事由が生じた場合には主要な事業活動や業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 b 食事提供サービスにかかる人員確保について 事業展開に必要な管理栄養士・調理師等の人員数が確保されない場合には、事業展開に支障を及ぼす可能性があります。 c 食事提供業務について 原材料となる食材について必要量の確保が困難な状況となった場合及び供給量不足に伴う価格高騰により価格転嫁が十分進まない場合等には、収益力の低下等により業績に影響を及ぼす可能性があります。また、食中毒が発生し、多額の賠償金の支払いや、それに伴う既存顧客の信用及び社会的信用の低下があった場合には業績等に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、施設利用者の安全管理、健康管理を徹底するとともに、介護サービス及び食事提供サービスを適切に提供できる人材の確保、及び他施設との差別化を図るうえでの人材の育成に取り組んでおります。 (5) 調剤薬局事業に関するリスクについて ① 法的規制について 調剤薬局の開設及び運営にあたり法的規制を受けた場合、診療報酬改定等により薬価及び報酬額が改定された場合及び事業展開に必要な法定薬剤師の人員数が確保されない場合には、当社の出店計画及び業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ② 出店方針について 出店条件に合致する物件が確保できない場合、既存店舗における医療機関等の移転又は廃業等、又は他社店舗の出店等による競合等が生じた場合、業績等に影響を受ける可能性があります。 ③ 調剤業務について 調剤過誤が発生し、多額の賠償金の支払いや、それに伴う既存顧客の信用及び社会的信用の低下等があった場合には業績等に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、政策的に薬剤師を確保するとともに、調剤を安心・安全に実施していくための教育に取り組んでおります。また、医療機関等の移転等に備えた情報収集も行っております。 (6) 医療機関等との取引等について ① 医療機関等に対する与信・債権管理について 医療機関等の中には、近年の医療制度改革や外部環境の変化等の影響により、潜在的な貸倒れリスクが存在するものと考えられます。 また、医療機関等の性格上、人命に関わる問題もあり、人道的な観点から取引停止・縮小等の対応が困難な場合も想定され、今後における取引先医療機関等の経営状況の悪化等が業績等に影響を与える可能性があります。 ② 取引先に対する経済的支援について 当社グループは、取引先からの要請等により取引先に対する資金の貸付、販売取引に係る決済条件の優遇(工事代金等の延払割賦)等の経済的支援を行う場合があり、当社グループにおける資金負担等が増加する可能性があります。また、各相手先の資金返済に支障が生じた場合には、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 信頼性の低下によるリスクについて 当社グループにおいて、何らかの要因による重大な事故、トラブル、クレーム等が生じた場合やコンプライアンス上の問題が発生した場合、又は社会的な批判等が生じた場合には、取引停止等の対応が取られる可能性があり、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 個人情報の管理について 当社グループにおいては、事業の遂行にあたり、医療機関が保持する患者情報や当社グループ企業の顧客情報等、プライバシー性の高いものを含む個人情報を取り扱っており、万一個人情報の漏洩等が生じた場合には、多額の賠償金の支払いや行政処分、それらに伴う既存顧客の信用及び社会的信用の低下等により業績等が影響を受ける可能性があります。 (8) M&Aについて 当社グループは、M&Aを事業拡大手段のひとつと考えており、今後も多額の資金が必要となる可能性があります。また、今後においてM&Aにより子会社化等を実施した場合においても当社グループが想定する事業展開又は業績への寄与が図れるか否か不透明であり、場合によっては業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、M&A前に実施するデューデリジェンスに基づき潜在的なリスクの把握、譲渡価格の交渉を行うとともに、取締役会で十分な審議を行っております。また、子会社化後はグループとの連携を強化するとともに業績管理を徹底し、想定していた計画の実現に向けて努めております。 (9) 財政状態等について 有利子負債及び今後の資金需要について 当社グループの今後の事業計画においては、M&Aを含む投資に関わる資金需要等に基づき、今後も有利子負債を増加させる可能性があり、資金調達が当社グループにとって好ましい条件となる保証がなく、これが当社グループの事業の制約要因となる可能性があります。 なお、当連結会計年度末時点での有利子負債の残高は、31,896百万円であります。 (10) 固定資産の減損について 当社グループは「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しており、当社グループが保有する貸与資産、賃貸不動産、建物、土地、リース資産及びのれん等について、今後市場価格下落等により資産価値が著しく低下した場合、及び外部環境の変化等により将来キャッシュ・フローの見積りが下落する等、その収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなった場合は、必要な減損処理を行う結果として当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、保有する資産については、継続的に時価や回収状況等について確認することで管理を行っております。また、固定資産取得の際には投資計画を十分に検証し、将来キャッシュ・フローの確保に努めております。 (11) カントリーリスクについて 当社グループは、バングラデシュ国、ミャンマー国等の海外において事業活動等を実施しており、これらの国・地域の政治、経済及び社会的情勢等に起因して生じる予期せぬ事態、各種法令等の変更等によるカントリーリスクを有しております。このようなリスクが顕在化した場合には、事業活動の制限、債権回収等の遅延または不能等が起こる可能性があり、当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 為替レートの変動について 当社グループは、海外事業に係る外貨建ての資産・負債を有するとともに、国内外において海外の取引先との間で外貨建ての取引を行う場合があります。また、在外連結子会社の個別財務諸表については現地通貨ベースで作成し、連結財務諸表作成時に円換算しております。 その結果、現地通貨ベースで経営成績に変動がない場合も含め、為替レートの変動が当社グループの経営成績、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (13) 自然災害について 大規模な地震等の自然災害、火災等の事故災害、新型コロナウイルス等の感染症の流行等が発生した場合は、当社グループの提供するサービスに重大な影響を与える可能性があります。 ① 物的・人的損害について 当社グループの所有及び賃借している本社・営業所、倉庫、工場、店舗施設等が被災し、事業拠点や保管する商品、また周辺地域のライフライン等に影響がある場合、及び当社グループの従業員や居住する家屋等が被災し勤務が困難な状況となった場合には、経常的な事業運営に支障を及ぼす可能性があります。 ② 得意先への影響について 医療機関等の得意先、仕入先やその他関連する会社に影響がある場合には、販売活動及び仕入活動に支障を及ぼすとともに、在庫の滞留、回収の遅延等の影響を及ぼす可能性があります。 ③ 行政指導について 自然災害が発生した場合の災害対策として行政からの要請・指導があり、事業活動が制限される場合には、当社グループの提供するサービスを含め経済活動に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,414字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善や内需を中心とした緩やかな回復がみられた一方で、物価上昇やエネルギー価格の高止まり、各国の通商政策等の影響もあり、先行きは依然として不透明な状況にあります。 当社グループの属する医療業界では、物価・人件費の上昇や人手不足を背景に医療機関の経営環境は引き続き厳しく、医療DXの推進や業務効率化、持続可能な医療提供体制の構築が求められております。 このような状況の下、当社グループは、中期経営計画「SHIP VISION 2030」の初年度として、「グループ経営資源の最適化によるポートフォリオ経営」を基本方針に掲げ、新規事業創出、再編統合、成長領域の拡大に取り組んでまいりました。具体的には、シニア向け分譲マンション事業の第2号・第3号案件の準備、海外ODA事業への参入、医療情報系ソリューションビジネスの拡大を進めるとともに、キングラングループならびに調剤薬局事業及び給食事業を中心としたグループ内再編・統合を推進しました。また、首都圏医療材料物流拠点の開設、複数病院との一括契約によるSPD案件の開始等により、成長領域の拡大を図りました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は718,163百万円(前連結会計年度比5.9%増)、営業利益は24,482百万円(前連結会計年度比1.2%減)、経常利益は26,331百万円(前連結会計年度比1.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は13,394百万円(前連結会計年度比11.5%減)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 a トータルパックプロデュース事業 トータルパックプロデュース事業におきましては、2025年5月にグループ入りしたODA専門商社の業績が寄与したことに加え、医療情報系ソリューションビジネスが堅調に推移しました。一方で、前期には大型案件であるシニア向け分譲マンションの竣工・販売がありましたが当期は竣工案件がなかったこと、リニューアル案件において特に省エネ関連工事の部材の納期遅延等により利益率確保が低調に推移したこと、メーカー系では部品の価格高騰と一部生産遅延が生じたこと等に加え、M&A手数料等の一過性費用を計上したこと等から、利益面では前年を下回りました。 以上の結果、売上高は136,604百万円(前連結会計年度比2.6%増)、セグメント利益(営業利益)は10,812百万円(前連結会計年度比10.0%減)となりました。 b メディカルサプライ事業 メディカルサプライ事業におきましては、新規SPD受託施設が上期より稼働を開始したことに加え、経営母体の異なる複数病院との一括契約SPD案件がスタートし、売上の拡大に寄与しました。加えて、2024年10月1日付の5社統合による経営効率化の進展や、新たな首都圏の医療材料物流拠点の稼働も事業基盤の強化につながりました。一方で、一部では病院経営の厳しさを背景に備品購入の先送りの影響も見られました。 以上の結果、売上高は509,569百万円(前連結会計年度比7.3%増)、セグメント利益(営業利益)は7,484百万円(前連結会計年度比7.4%増)となりました。 c ライフケア事業 ライフケア事業におきましては、食事提供サービスでは契約施設数の伸長や、不採算施設の厨房業務撤退・運営転換を進めました。一方で、介護サービスでは水道光熱費・労務費上昇の影響を受けました。 以上の結果、売上高は37,322百万円(前連結会計年度比1.8%増)、セグメント利益(営業利益)は2,216百万円(前連結会計年度比1.2%増)となりました。 d 調剤薬局事業 調剤薬局事業におきましては、小規模なM&Aや再編統合による経営効率化等により、業績は堅調に推移いたしました。 以上の結果、売上高は34,666百万円(前連結会計年度比3.6%増)、セグメント利益(営業利益)は4,004百万円(前連結会計年度比16.9%増)となりました。 当社グループにおける財政状態は、次のとおりであります。 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ3,406百万円増加し、385,109百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,259百万円増加し、232,681百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,147百万円増加し、152,428百万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末残高の74,857百万円から3,746百万円増加し、78,604百万円となっております。 a 営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動によるキャッシュ・フローは 22,078百万円の収入(前連結会計年度比1,693百万円収入増)となりました。これは主に、「法人税等の支払額」を9,468百万円計上し、「売上債権」が6,031百万円増加した一方、「税金等調整前当期純利益」を23,106百万円計上、「仕入債務」が7,132百万円増加したこと等によるものであります。 b 投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フローは 2,075百万円の支出(前連結会計年度比1,950百万円支出減)となりました。これは主に、「定期預金の払戻による収入」が1,419百万円、「長期貸付金の回収による収入」が1,130百万円あった一方、「有形固定資産の取得による支出」が4,281百万円あったこと等によるものであります。 c 財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フローは 16,334百万円の支出(前連結会計年度比8,288百万円支出減)となりました。これは主に、「長期借入れによる収入」が776百万円あった一方、「長期借入金の返済による支出」が6,136百万円、「配当金の支払額」が5,472百万円、「自己株式の取得による支出」が4,999百万円あったこと等によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) トータルパックプロデュース事業   16,026   △5.7 メディカルサプライ事業   -   - ライフケア事業   -   - 調剤薬局事業   -   - 合計   16,026   △5.7 (注) 金額は製造原価によっております。 b 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前期比(%)   受注残高(百万円)   前期比(%) トータルパックプロデュース事業   134,242   +1.7   17,820   △11.7 メディカルサプライ事業   509,569   +7.3   -   - ライフケア事業   37,322   +1.8   -   - 調剤薬局事業   34,666   +3.6   -   - 合計   715,800   +5.7   17,820   △11.7 (注) セグメント間の取引については、相殺消去しております。 c 仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示しますと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) トータルパックプロデュース事業   100,971   +4.1 メディカルサプライ事業   489,750   +8.2 ライフケア事業   6,799   +1.5 調剤薬局事業   22,599   +3.3 合計   620,120   +7.3 (注) セグメント間の取引については、相殺消去しております。 d 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) トータルパックプロデュース事業   136,604   +2.6 メディカルサプライ事業   509,569   +7.3 ライフケア事業   37,322   +1.8 調剤薬局事業   34,666   +3.6 合計   718,163   +5.9 (注) 1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.総販売実績に対する販売割合が10%以上の相手先はありません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a 経営成績の分析 当連結会計年度における売上高は718,163百万円、売上総利益は66,703百万円、営業利益は24,482百万円、経常利益は26,331百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は13,394百万円となりました。 売上高の構成は、トータルパックプロデュース事業が136,604百万円で全体の19.0%、メディカルサプライ事業が509,569百万円で全体の71.0%、ライフケア事業が37,322百万円で全体の5.2%、調剤薬局事業が34,666百万円で全体の4.8%となりました。また、営業利益につきましては、消去または全社費用控除前でトータルパックプロデュース事業が10,812百万円、メディカルサプライ事業が7,484百万円、ライフケア事業が2,216百万円、調剤薬局事業が4,004百万円となりました。(セグメント別の内容につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」の項目をご参照下さい。) 営業外損益につきましては、金融収支(受取利息配当金と支払利息の純額)が182百万円の収入、「持分法による投資利益」を613百万円計上しております。 特別損益につきましては、「貸倒引当金繰入額」を2,415百万円、「投資有価証券評価損」を738百万円計上しております。 b 財政状態の分析 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は、270,599百万円(前連結会計年度末残高は259,457百万円)となり、前連結会計年度末に比べ11,141百万円増加いたしました。 その主な要因は、「売掛金」が4,605百万円、「現金及び預金」が3,063百万円、「電子記録債権」が2,284百万円増加したこと等によるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高は、114,510百万円(前連結会計年度末残高は122,245百万円)となり、前連結会計年度末に比べ7,734百万円減少いたしました。 その主な要因は、「機械装置及び運搬具」が1,039百万円増加した一方、「貸倒引当金」が2,572百万円増加し、「投資有価証券」が1,691百万円、「賃貸不動産」が1,571百万円減少したこと等によるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は、195,914百万円(前連結会計年度末残高は188,013百万円)となり、前連結会計年度末に比べ7,900百万円増加いたしました。 その主な要因は、「1年内返済予定の長期借入金」が2,593百万円減少した一方、「支払手形及び買掛金」が6,272百万円、「電子記録債務」が1,230百万円増加したこと等によるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は、36,767百万円(前連結会計年度末残高は43,408百万円)となり、前連結会計年度末に比べ6,640百万円減少いたしました。 その主な要因は、「長期借入金」が5,013百万円、「繰延税金負債」が1,026百万円減少したこと等によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、152,428百万円(前連結会計年度末残高は150,280百万円)となり、前連結会計年度末に比べ2,147百万円増加いたしました。 その主な要因は、配当金の支払により「利益剰余金」が5,472百万円、「その他有価証券評価差額金」が714百万円減少した一方、親会社株主に帰属する当期純利益により「利益剰余金」が13,394百万円増加したこと等によるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a キャッシュ・フローの分析 キャッシュ・フローの分析は、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」の項目をご参照下さい。 b 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの資金運営は、事業活動にかかる運転資金については、営業キャッシュ・フローで獲得した資金を主な財源としておりますが、債権回収までに必要な資金については、銀行借入の他、連結会社間での資金融通を行う事で資金効率を高め、流動性を保持しております。 一方、設備資金、投資資金等の長期的な資金については、国内外で資金調達について、市場金利動向や為替動向、既存借入金の償還時期、あるいは株式市場動向、機関投資家動向、株主還元等を総合的に勘案し、長期借入金による安定的な資金確保を主としつつ、社債の発行、株式市場からの調達も含め、低コストで調達しつつ安定的な財務基盤を維持できる方法を柔軟に検討・選択してまいります。 c 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 当社グループは、売上高及び営業利益を重要な経営指標として位置付けており、経営目標として、2027年3月期において売上高740,000百万円、営業利益26,000百万円を見込んでおります。 2026年3月期(当連結会計年度)   2027年3月期 (予想)   (実績)   (予想比)(%)   (予想) 売上高(百万円)   700,000   718,163   102.6   740,000 営業利益(百万円)   26,000   24,482   94.2   26,000 また、当社グループは、2026年3月期~2030年3月期の5年間を計画期間とする中期経営計画「SHIP VISION 2030」を策定しております。「グループ経営資源の最適化によるポートフォリオ経営」を基本方針とし、売上高年平均成長率(CAGR)は5年間で5%、営業利益率は2030年3月期に4%、ROEは2030年3月期に12%をそれぞれ目指してまいります。 d 今後の事業戦略と財政状態及び経営成績への影響について トータルパックプロデュース事業につきましては、大学病院を始めとした地域中核病院における新築・移転・増改築、再開発及び機器更新需要に的確に対応していくとともに、当社グループの基幹事業として、収益力の維持・向上に努めてまいります。医療機関を取り巻く環境変化やDX化の進展を踏まえ、コンサルティング機能の強化、人材の確保及び育成、メーカー系子会社による新製品開発や新システムの構築を進め、経営資源の有効活用を図ってまいります。 メディカルサプライ事業につきましては、SPD機能の拡充や専門領域の特定診療材料の取り扱い拡大に伴う棚卸資産の増加に対応しつつ、適正在庫の管理及び物流・供給体制の効率化を進めてまいります。また、償還価格改定等の影響を踏まえ、販売価格と仕入価格の継続的な適正化に取り組むとともに、再編統合の推進等を通じて、安定した収益の確保に努めてまいります。 ライフケア事業につきましては、安全・安心を重視した運営のもと、社員教育の徹底及びサービス品質の向上を図り、入居率・利用率向上に注力してまいります。また、介護記録システムや見守りシステム等の活用を進めるとともに、物価上昇や労務費上昇等を踏まえた費用管理を徹底し、施設運営の効率化を進めてまいります。新規開設及び投資につきましては、採算性等を見極めながら慎重に進めてまいります。 調剤薬局事業につきましては、薬剤師の確保及び育成を進めるとともに、訪問調剤等を含む既存店舗の運営効率化を図ってまいります。また、薬価改定及び調剤報酬改定への対応を進めるとともに、新規出店、M&A、店舗統合等を通じて取り扱い数量の確保を図り、あわせて医薬品調達の効率化を進めてまいります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、当連結会計年度末における資産、負債の報告金額及び収益、費用の報告金額に影響を与える見積り、判断及び仮定を使用することが必要となります。当社グループの経営陣は連結財務諸表作成の基礎となる見積り、判断及び仮定を過去の経験や状況に応じ合理的と判断される入手可能な情報により継続的に検証し、意思決定を行っております。しかしながら、これらの見積り、判断及び仮定は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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出典

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