概要
日本光電工業は、医用電子機器の総合メーカーであり、心電計、除細動器、生体情報モニタで国内トップシェアを占める。1916年に創業、1951年に株式会社として設立。集中治療室(ICU)や救急現場向け製品に強みを持ち、グループ38社で構成される。2026年3月期の連結売上高は2,350億円超で、北米・欧州・アジアなど世界30カ国以上に事業を展開する。
心電計から人工呼吸器まで網羅する製品群
同社の製品は、「生体計測機器」「生体情報モニタ」「治療機器」「その他(医療情報システム、免疫化学製品など)」の4グループに大別される。2026年3月期の売上構成比は、生体情報モニタが36%、治療機器が24%、生体計測機器が23%、その他が17%である。国内売上は約1,444億円(全体の61%)、海外売上は約907億円(39%)で、北米地域の成長が著しい。生体情報モニタはICUや一般病棟で患者のバイタルを24時間監視する装置であり、同社は日本で圧倒的なシェアを有する。除細動器やAEDは院内外で心停止患者の救命に用いられ、人工呼吸器は呼吸不全患者の生命維持に貢献する。
国内外に広がる生産・開発拠点
生産拠点は国内に富岡生産センタ(群馬県)、川本事業所(埼玉県)、鶴ヶ島生産センタ(埼玉県)などがあり、海外では中国の上海光電、マレーシアの日本光電マレーシアが製造を担う。開発拠点は総合技術開発センタ(埼玉県)のほか、米国(日本光電イノベーションセンタ)、インド(日本光電アドバンスドテクノロジーセンタ)などに設置。2025年には鶴ヶ島生産センタが完成し、生産能力を拡大した。また、米国では2012年にデフィブテック、2021年にアンプスリーディ、2024年にアドテックを買収し、脳神経系や人工呼吸器の製品群を強化。欧州ではイタリアのソフトウェアチームを子会社化し、ソフトウェア開発力を高めている。
38社のグループ体制と機能分担
グループは2026年3月末現在、日本光電工業と子会社37社の計38社で構成される。国内では、日本光電富岡が製造、日本バイオテスト研究所が免疫化学製品、ベネフィックスとドゥウェルが医療情報システム、イー・スタッフが総務・派遣業務を担当。北米では日本光電ノースアメリカが統括し、デフィブテック(救命救急機器)、オレンジメッド(人工呼吸器)、アドテック(頭蓋内電極)などが事業を展開。その他地域では、上海光電(中国)、日本光電マレーシア(製造販売)、日本光電インディア(販売試薬)などが活動している。このように地域ごとに子会社が専門性を発揮し、研究開発から製造、販売、保守まで一貫した体制を構築している。
中期経営計画と収益性目標
同社は2020年に長期ビジョン「BEACON 2030」を策定し、2024年度から3ヵ年中期経営計画「BEACON 2030 Phase II」を推進中。経営指標として連結ROE12%(資本コスト8%程度)を目標に掲げ、製品競争力の強化、北米事業の成長、全社収益改革などを重点施策とする。2026年3月期の売上高は2,350億円、営業利益187億円、親会社株主帰属当期純利益145億円。売上高は2013年度の1,325億円から着実に成長し、海外比率は約39%に達した。国内ではアボット製品の取り扱い終了決定や賃上げ・研究開発費増加が利益を圧迫しており、収益性改善が課題である。
業界の中での役割は医用電子機器メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 日本 | 1,451億円 | 61.7% | 141億円 | 9.7% |
| 北米 | 536億円 | 22.8% | 29億円 | 5.4% |
| その他の 地域 | 363億円 | 15.4% | 23億円 | 6.3% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01医療(病院・臨床)主力
病院向けに生体情報モニタ、除細動器、人工呼吸器、医療情報システムなど医用電子機器を幅広く供給。集中治療室(ICU)や救急現場での使用を想定した製品群に強みを持ち、国内トップシェアの製品を多数有する。
- 生体情報モニタ国内シェア首位
- 患者の心電図、血圧、酸素飽和度などをリアルタイムに監視する装置。集中治療室や一般病棟で使用。
- 除細動器国内シェア首位
- 心臓に電気ショックを与え、不整脈を正常なリズムに戻す救命医療機器。病院内外で使用。
- 人工呼吸器
- 自力呼吸が困難な患者に代わり呼吸を補助・代行する医療機器。ICUや救急現場で使用。
- 医療情報システム
- 患者データの管理・分析や医療機器の連携を支援するソフトウェアシステム。電子カルテとの連携機能を持つ。
- 免疫化学製品
- 血液中の特定物質を測定する試薬・キット。アレルギー検査や感染症診断に使用。
製品と技術
生体情報モニタ:患者のバイタルを24時間監視
生体情報モニタは、心電図、血圧、酸素飽和度などをリアルタイムに測定・表示する装置。集中治療室(ICU)や一般病棟で広く使用され、同社は国内でトップシェアを有する。2026年3月期の売上高は842億円と全体の36%を占める主力製品群。医用テレメータやベッドサイドモニタに加え、臨床情報システムとの連携により、患者データの一元管理を実現する。海外では北米やアジアで販売されるが、競争激化により売上は微減傾向にある。
除細動器とAED:心停止からの救命
除細動器は、心室細動などの致死性不整脈に対し電気ショックを与え正常リズムに戻す医療機器。同社は病院用除細動器と一般市民向けAEDの両方を手掛ける。AEDは「オートショックAED」として普及モデルを上市し、PAD市場(公共施設、学校、企業)向け販売が主力。治療機器としての売上は561億円(2026年3月期)で、除細動器・AEDが大きな比率を占める。海外では北米、欧州で好調に推移し、二桁成長を達成した。
人工呼吸器:呼吸不全患者の生命維持
人工呼吸器は、自力呼吸が困難な患者に代わり呼吸を補助・代行する装置。ICUや救急現場で使用される。同社は2024年に米国子会社オレンジメッドに同事業を承継し、北米市場での販売を強化。2025年には中位機種モデルを発売した。2026年3月期の治療機器売上は前期比5.8%増と好調で、特に北米、欧州、中南米で大幅増収となった。日本でも好調に推移し、人工呼吸器は成長製品群の一つである。
医療情報システムとデジタルヘルス
医療情報システムは、患者データの管理・分析や医療機器連携を支援するソフトウェア。子会社のベネフィックスやドゥウェルが開発・販売を担当。2025年にはオンサイトアラーム分析ソフトウェアや入退院業務支援ソフトウェアを上市。米国ではアラームソリューションの提供を開始した。デジタルヘルス分野では、アンプスリーディを通じてデータ活用サービスを展開し、医療DXの推進に貢献している。
脳神経系製品:SEEG電極と頭蓋内電極
2024年に米国アドテックを子会社化したことで、脳神経外科領域に本格参入。アドテックはてんかん診断用の頭蓋内電極を開発・製造。同社はSEEG(定位的頭蓋内脳波)電極を発売し、てんかん焦点特定に貢献。脳神経系群は2026年3月期に大幅増収となり、生体計測機器の売上536億円を牽引した。ニューロトロニクス(脳神経監視装置)も含め、成長領域として投資を続けている。
免疫化学製品:アレルギー・感染症診断
子会社日本バイオテスト研究所が手掛ける免疫化学製品は、血液中の特定物質を測定する試薬・キット。アレルギー検査や感染症診断に使用される。売上はその他商品群に含まれ、409億円(2026年3月期)の一部。国内では堅調に推移する一方、海外では欧州・アジアで減収傾向にある。免疫化学製品は生体情報モニタや治療機器とは異なる領域だが、病院の検査部門向けに提供され、顧客との接点を広げている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
電気機器のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 国内シェア首位生体情報モニタ国内シェアトップ医療(病院・臨床)
- 国内シェア首位除細動器国内シェアトップ医療(病院・臨床)
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
医療機器で国内トップクラス、安定収益基盤
当社は医療用電子機器・システムで国内有数のシェアを持つ。同業の日清紡HDやイビデンとは異なるセグメントだが、電気機器セクターで比較される。売上高約2,200億円規模で、営業利益率9%前後と安定。高齢化社会を背景に需要は堅調だが、競合のキオクシアHD等とは異なり、医療機器特化で安定。海外展開も進める。
強み
- 生体モニタなど主力製品で国内高いシェアを確保
- 医療需要は景気に左右されにくく、安定的な収益が見込める
- 長年の医療機器開発で培われた高い技術力と信頼性
- 全国にサービス拠点を持ち、保守・サポートで差別化
課題
- GEやフィリップスなど外資系との競争が激化
- 医療機器は長期使用だが、新製品投入サイクルが長い
- 各国の規制対応にコストがかかり、利益率を圧迫
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
医療機器・介護の時価総額近傍。太字が日本光電工業
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6951日本電子 | 3,492億円 | 15.7倍 |
| 2 | 4902コニカミノルタ | 3,352億円 | 10.3倍 |
| 3 | 6925ウシオ電機 | 3,061億円 | 38.6倍 |
| 4 | 8129東邦ホールディングス | 2,921億円 | 15.3倍 |
| 5 | 8086ニプロ | 2,610億円 | 20.8倍 |
| 6 | 6849日本光電工業 | 2,587億円 | 17.0倍 |
| 7 | 7956ピジョン | 2,551億円 | 27.3倍 |
| 8 | 6376日機装 | 2,511億円 | 14.1倍 |
| 9 | 7649スギホールディングス | 2,466億円 | 10.4倍 |
| 10 | 3360シップヘルスケアホールディングス | 2,242億円 | 16.5倍 |
| 11 | 4544H.U.グループホールディングス | 1,967億円 | 28.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(医療機器・介護)に従っています。
会社の歴史
沿革 47件
東京都文京区で創業した1951年
1951年8月、東京都文京区駒込坂下町において、医理学機器、電気・光に関する機器の研究製造を目的に日本光電工業株式会社を設立。翌1952年7月には東京都新宿区西落合に本社および工場を移転した。1961年11月に東京証券取引所市場第二部に株式を上場し、資金調達基盤を確立。創業から間もないこの時期に、後の主力製品となる心電計などの開発が進められ、 医用電子機器専門メーカとしての基盤を固めた。1962年5月には群馬県富岡市に富岡工場を設立し、生産能力を強化した。
国内トップシェアを固めた1970~80年代
1979年11月、米国ロサンゼルス近郊に日本光電アメリカを設立し、初の海外拠点を開設。1981年6月に埼玉県鶴ヶ島市に鶴ヶ島工場(現鶴ヶ島事業所)を設立し、生産体制を拡充。1982年1月には東京証券取引所市場第一部銘柄に指定され、企業規模が拡大した。この間、心電計や生体情報モニタで国内トップシェアを獲得し、医療現場での信頼を築いた。1985年2月にはドイツ・フランクフルト近郊に日本光電ヨーロッパを設立し、欧州販売網の構築を開始した。
アジア展開と中国子会社の完全子会社化
1990年2月、中国上海市に合弁会社上海光電医用電子儀器を設立(2008年12月に完全子会社化)。1992年5月、呼称を「日本光電」に統一。1994年5月に埼玉県深谷市に川本工場(現川本事業所)を設立。1996年2月にはシンガポールに日本光電シンガポールを設立し、東南アジア市場に本格参入した。2004年4月に韓国、同年11月にフランスにも子会社を設立し、アジア・欧州での事業基盤を拡大した。これらの拠点は販売や製造の中核として機能している。
M&Aによる事業領域の拡大(2006~2012年)
2006年4月、医療情報システムのベネフィックスを子会社化。2008年4月、免疫化学製品の日本バイオテスト研究所を子会社化。同年12月、米国のニューロトロニクス(脳神経監視装置)を子会社化。2012年11月、米国のデフィブテック(救命救急機器)を子会社化。こうしたM&Aにより、従来の生体情報モニタ・除細動器に加え、医療情報システムや脳神経分野へ事業を拡大した。これらの買収は製品ラインアップを充実させ、グローバルでの競争力強化に寄与した。
新興国市場への浸透と販売網の再編
2010年代に入り、インド(2011年)、ブラジル(2012年)、UAE(2012年)、タイ(2013年)、コロンビア(2013年)、マレーシア(2014年)など新興国に相次いで販売子会社を設立。2016年10月には埼玉県所沢市に総合技術開発センタを完成させ、研究開発機能を集約した。2017年4月には国内販売子会社11社を吸収合併し、国内販売体制を一本化。これにより、グローバルと国内の両面で効率的な販売網を構築した。
デジタルヘルスと脳神経領域への本格進出(2021年以降)
2021年8月、米国のアンプスリーディ(デジタルヘルス)を子会社化。2022年11月、イタリアのソフトウェアチームを子会社化。2024年11月、米国のアドテック(頭蓋内電極)を子会社化し、てんかん診断分野に参入。2025年9月、インドに開発子会社・日本光電アドバンスドテクノロジーセンタを設立。2026年2月、ドゥウェル(医療情報システム)を子会社化。これらの投資により、デジタルヘルスソリューションと脳神経領域の製品群を強化している。また、2023年4月には米国子会社を持株会社体制に再編し、経営効率を向上させた。
年表47件を開く
1950年代
- 1951年8月創業東京都文京区駒込坂下町において医理学機器、電気および光に関する機器の研究製造を目的として、日本光電工業株式会社を設立
- 1952年7月東京都新宿区西落合に本社および工場を移転
1960年代
- 1961年11月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
- 1962年5月群馬県富岡市に富岡工場(旧 ㈱光電工業富岡製作所、現 日本光電富岡㈱)を設立
1970年代
- 1979年11月米国(ロスアンゼルス近郊)に日本光電アメリカ㈱(現在はLLC)を設立
1980年代
- 1981年6月創業埼玉県鶴ヶ島市に鶴ヶ島工場(現 鶴ヶ島事業所)を設立
- 1982年1月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
- 1985年2月創業ドイツ(フランクフルト近郊)に日本光電ヨーロッパ㈲を設立
1990年代
- 1990年2月M&A中国(上海)に合弁会社上海光電医用電子儀器㈲を設立(2008年12月に完全子会社化)
- 1992年5月呼称を「日本光電」と決定
- 1994年5月創業埼玉県深谷市に川本工場(現 川本事業所)を設立
- 1996年2月シンガポール(ラッフルズ・プレイス)に日本光電シンガポール㈱を設立(現在はハーバーフロントに移転)
- 1999年9月米国(ロスアンゼルス近郊)にNKUSラボ㈱(現 日本光電デジタルヘルスソリューションズ LLC)を設立
2000年代
- 2001年2月創業イタリア(ベルガモ)に日本光電イタリア㈲を設立
- 2002年12月創業スペイン(マドリッド)に日本光電イベリア㈲を設立
- 2004年4月韓国(ソウル)に日本光電コリア㈱を設立
- 2004年11月創業フランス(パリ近郊)に日本光電フランス㈲を設立
- 2006年4月創業イタリア(フィレンツェ)に日本光電フィレンツェ㈲を設立
- 2006年5月M&A㈱ベネフィックスの第三者割当増資を引き受けて子会社化
- 2008年4月M&A㈱日本バイオテスト研究所の株式を取得して子会社化
- 2008年12月M&A米国(ゲインズビル)のニューロトロニクス㈱(現在はLLC)の株式を取得して子会社化
2010年代
- 2010年9月創業イギリス(サリー)に日本光電UK㈲を設立
- 2011年3月インド(グルガオン)に日本光電インディア㈱を設立
- 2012年1月創業ブラジル(サンパウロ)に日本光電ブラジル㈲を設立
- 2012年9月アラブ首長国連邦(ドバイ)に日本光電ミドルイースト㈱を設立
- 2012年11月M&A米国(ギルフォード)のデフィブテック LLCの出資持分を取得して子会社化
- 2013年10月タイ(バンコク)にNKSバンコク㈱(現 日本光電タイランド㈱)を設立
- 2013年11月コロンビア(ボゴタ)に日本光電ラテンアメリカ㈱を設立
- 2014年3月マレーシア(クアラルンプール)に日本光電マレーシア㈱を設立
- 2014年9月米国(ケンブリッジ)に日本光電イノベーションセンタ㈱(現在はLLC)を設立
- 2015年4月富岡生産センタ(日本光電富岡㈱)完成
- 2015年4月米国(ロスアンゼルス近郊)にオレンジメッド㈱(現 日本光電ノースアメリカ㈱)を設立
- 2015年10月創業ドイツ(フランクフルト近郊)に日本光電ドイツ㈲を設立
- 2016年1月メキシコ(メキシコシティ)に日本光電メキシコ㈱を設立
- 2016年10月埼玉県所沢市に総合技術開発センタ完成
- 2017年4月M&A国内販売子会社11社を吸収合併
2020年代
- 2021年8月M&A米国(シャーロッツビル)のアンプスリーディ㈱の株式を取得して子会社化(2023年4月にLLCに変更、2025年4月に日本光電デジタルヘルスソリューションズ LLCに吸収合併)
- 2022年4月東京証券取引所プライム市場へ移行
- 2022年11月M&Aイタリア(ミラノ)のソフトウェアチーム㈲の株式を取得して子会社化
- 2023年4月米国において子会社を再編、持株会社体制に移行
- 2024年1月商号変更持株会社である日本光電オレンジメッド㈱を日本光電ノースアメリカ㈱に商号変更し、新設会社である日本光電オレンジメッド LLCに人工呼吸器事業を承継
- 2024年5月創業ベトナム(ハノイ)に日本光電ベトナム㈲を設立
- 2024年11月M&A米国(オーククリーク)のアドテック㈱の親会社であるニューロアドバンスド㈱の株式を取得して子会社化(2025年7月に完全子会社化)
- 2025年2月創業サウジアラビア(ジェッダ)に日本光電アラビアRHQ LLCを設立(現在はリヤドに移転)
- 2025年9月インド(ベンガルール)に日本光電アドバンスドテクノロジーセンタ㈱を設立
- 2025年10月埼玉県鶴ヶ島市に鶴ヶ島生産センタ完成
- 2026年2月M&Aドゥウェル㈱の株式を取得して子会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結ROE2027年3月期まで12%
- 売上高CAGR2024/3期~2027/3期まで5%
- 営業利益率2027年3月期まで15%
- 売上高2027年3月期まで2,560億円
- ROIC2027年3月期まで12%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
グローバル変革と長期ビジョンの推進
長期ビジョン「BEACON 2030」のもと、グローバル高付加価値企業、顧客価値を追求するソリューション型事業、オペレーショナルエクセレンスを軸とするグローバル組織への3つの変革に取り組む。
- 02
北米事業への集中投資と成長
成長ポテンシャルの高い北米事業に優先的に資源を配分し、大手IDN/GPO市場、DoD/VA市場深耕によるブランド認知度向上と収益改革を推進する。日本では顧客基盤強化、海外では法規制対応と現地体制強化を進める。
- 03
全社収益改革とサプライチェーン進化
商品ミックス、生産性、サプライチェーンの改善施策を実行。PSI管理の高度化、グローバルQMS強化、マルチプラント生産を推進し、営業利益率向上を図る。
- 04
資本効率性の向上と投資管理
日本光電版ROICの導入とキャッシュ・コンバージョン・サイクルの短縮に取り組み、在庫圧縮や債権回収早期化、投資判断基準(NPV・IRR)の適用により資本効率を高める。
- 05
サステナビリティ経営の実践
医療課題、環境課題、社会課題の解決に取り組み、ダイバーシティ&インクルージョンの推進、グローバル人財・DX人財の育成、グループガバナンス強化と役員報酬制度の見直しを進める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で6,116人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は943万円で、9期前と比べて+11.1%。平均年齢は42.6歳、平均勤続年数は15.8年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 4,934 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 5,031 | — |
| 2019年3月 | 848 | 40.8 | 14.4 | 5,169 | — |
| 2020年3月 | 856 | 41.1 | 14.7 | 5,357 | — |
| 2021年3月 | 847 | 41.5 | 14.6 | 5,531 | — |
| 2022年3月 | 892 | 41.9 | 15.3 | 5,639 | — |
| 2023年3月 | 900 | 42.0 | 15.3 | 5,751 | — |
| 2024年3月 | 903 | 42.1 | 15.3 | 5,891 | — |
| 2025年3月 | 926 | 42.5 | 15.8 | 6,114 | 339 |
| 2026年3月 | 943 | 42.6 | 15.8 | 6,116 | 306 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社32社(国内 5 / 海外 27、うち連結子会社 17) を有報から抽出しています。
- 国内日本光電富岡㈱ ※1東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱ベネフィックス東京都品川区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱日本バイオテスト研究所埼玉県朝霞市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱イー・スタッフ東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ドゥウェル㈱北海道札幌市 · 連結子会社議決権90.3%
- 海外日本光電ノースアメリカ㈱ ※1※4Irvine, CA.,U.S.A. · 連結子会社議決権100.0%
- 海外日本光電アメリカ LLC ※2※3※4Irvine, CA.,U.S.A. · 連結子会社議決権100.0%
- 海外デフィブテック LLC ※3Guilford, CT.,U.S.A. · 連結子会社議決権100.0%
- 海外日本光電オレンジメッド LLC ※1※3Santa Ana, CA.,U.S.A. · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ニューロトロニクス LLC ※3Alachua, FL.,U.S.A. · 連結子会社議決権100.0%
- 海外日本光電デジタルヘルスソリューションズ LLC ※1※3Irvine, CA.,U.S.A. · 連結子会社議決権100.0%
- 海外日本光電イノベーションセンタ LLC ※3Cambridge, MA.,U.S.A. · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社20社を開く
- ニューロアドバンスド㈱ ※1Wilmington, DE.,U.S.A.100%
- アドテック㈱ ※1※3Oak Creek, WI.,U.S.A.100%
- 日本光電ヨーロッパ㈲Rosbach,Germany100%
- 日本光電ドイツ㈲ ※3Rosbach,Germany100%
- 日本光電フランス㈲ ※3LE Plessis Robinson,France100%
- 日本光電フィレンツェ㈲ ※3Firenze,Italy100%
- ソフトウェアチーム㈲Milano,Italy100%
- 上海光電医用電子儀器㈲ ※1中国上海市100%
- 日本光電シンガポール㈱Maritime Square, Singapore100%
- 日本光電タイランド㈱ ※3Bangkok province, Thailand100%
- 日本光電マレーシア㈱ ※3Kuala Lumpur, Malaysia100%
- 日本光電ベトナム㈲ ※3Hanoi,Vietnam100%
- 日本光電インディア㈱Gurgaon,Haryana, India100%
- 日本光電アドバンスドテクノロジーセンタ㈱Bangalore,Karnataka, India100%
- 日本光電ミドルイースト㈱Dubai,U.A.E100%
- 日本光電アラビア RHQ LLCJeddah,Saudi Arabia100%
- 日本光電コリア㈱韓国ソウル市100%
- 日本光電メキシコ㈱Benito Juarez, Mexico100%
- 日本光電ラテンアメリカ㈱ ※3Bogota D.C., Colombia100%
- 日本光電ブラジル㈲Sao Paulo., Brasil100%
- 調達288万円在外公館医務官室用医療機器「自動血球計数装置」の購入外務省 · 2024-12-06
- 調達222万円在外公館医務官室用備品(AED)の購入外務省 · 2024-10-23
- 調達164万円在外公館医務官室用医療機器「自動血球計数装置」の購入外務省 · 2023-11-17
- 調達159万円AED(自動体外式除細動器)の購入(交換)厚生労働省 · 2024-06-20
- 調達119万円在外公館医務官室用医療機器「心電図解析装置」の購入外務省 · 2023-11-17
- 調達105万円解析付心電計一式の購入国税庁 · 2018-03-26
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は2,351億円、営業利益は187億円。前期と比べると増収減益で、売上が+4.3%、利益が-9.7%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 2,325億円 | 2,351億円 |
| 営業利益 | 235億円 | 187億円 |
| 純利益 | 150億円 | 145億円 |
| 1株あたり配当 | ¥33 | ¥33 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は474億円、営業利益は−10億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−2.7%、営業利益は−145.5%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 620 | — | — | 82 |
| 2024年1Q | 487 | 22 | 4.5 | 38 |
| 2024年2Q | 548 | 53 | 9.7 | 42 |
| 2024年3Q | 527 | 30 | 5.7 | −1 |
| 2024年4Q | 658 | — | — | 91 |
| 2025年2Q | 1,028 | 51 | 5.0 | 5 |
| 2025年4Q | 1,226 | 156 | 12.7 | 136 |
| 2026年2Q | 1,081 | 67 | 6.2 | 45 |
| 2026年4Q | 1,270 | 120 | 9.4 | 100 |
| 2027年1Q | 474 | −10 | −2.1 | −8 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は1,325億円から2,351億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は8.0%。売上は13期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| タイ(バンコク)にNKSバンコク㈱(現 日本光電タイランド㈱)を設立 | |||||
| 2013年3月 | 1,325 | — | 147 | — | 92 |
| マレーシア(クアラルンプール)に日本光電マレーシア㈱を設立 | |||||
| 2014年3月 | 1,532 | — | 190 | — | 123 |
| ドイツ(フランクフルト近郊)に日本光電ドイツ㈲を設立 | |||||
| 2015年3月 | 1,608 | — | 172 | — | 111 |
| メキシコ(メキシコシティ)に日本光電メキシコ㈱を設立 | |||||
| 2016年3月 | 1,655 | — | 161 | — | 105 |
| 国内販売子会社11社を吸収合併 | |||||
| 2017年3月 | 1,663 | — | 141 | — | 91 |
| 2018年3月 | 1,742 | — | 145 | — | 92 |
| 2019年3月 | 1,788 | — | 159 | — | 112 |
| 2020年3月 | 1,850 | — | 148 | — | 99 |
| 米国(シャーロッツビル)のアンプスリーディ㈱の株式を取得して子会社化(2023年4月にLLCに変更、2025年4月に日本光電デジタルヘルスソリューションズ LLCに吸収合併) | |||||
| 2021年3月 | 1,997 | — | 284 | — | 182 |
| イタリア(ミラノ)のソフトウェアチーム㈲の株式を取得して子会社化 | |||||
| 2022年3月 | 2,051 | — | 346 | — | 234 |
| 2023年3月 | 2,066 | — | 241 | — | 171 |
| ベトナム(ハノイ)に日本光電ベトナム㈲を設立 | |||||
| 2024年3月 | 2,220 | — | 256 | — | 170 |
| サウジアラビア(ジェッダ)に日本光電アラビアRHQ LLCを設立(現在はリヤドに移転) | |||||
| 2025年3月 | 2,254 | 207 | 204 | 9.2 | 141 |
| ドゥウェル㈱の株式を取得して子会社化 | |||||
| 2026年3月 | 2,351 | 187 | 225 | 8.0 | 145 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高2,351億円のうち、営業利益として残るのは187億円で8.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は145億円、売上の6.2%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金48.2%1,134億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金43.8%1,030億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.0%187億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが211億円、投資CFが−83億円で、差し引きのフリーCFは128億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は456億円で、売上の2.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 132 | −70 | −12 | 62 | 267 |
| 2014年3月 | 94 | −44 | −34 | 50 | 288 |
| 2015年3月 | 125 | −47 | −33 | 78 | 341 |
| 2016年3月 | 108 | −78 | −95 | 30 | 273 |
| 2017年3月 | 114 | −63 | −35 | 51 | 286 |
| 2018年3月 | 108 | −33 | −46 | 75 | 313 |
| 2019年3月 | 98 | −33 | −31 | 65 | 347 |
| 2020年3月 | 92 | −46 | −31 | 46 | 359 |
| 2021年3月 | 139 | −29 | −30 | 110 | 444 |
| 2022年3月 | 257 | −43 | −73 | 214 | 601 |
| 2023年3月 | −25 | −76 | −75 | −101 | 440 |
| 2024年3月 | 156 | −52 | −70 | 104 | 499 |
| 2025年3月 | 153 | −251 | 26 | −98 | 431 |
| 2026年3月 | 211 | −83 | −116 | 128 | 456 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は2,565億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,798億円で、自己資本比率は70.1%(業種中央値61.0%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1,168 | 763 | 405 | 65.2 |
| 2014年3月 | 1,309 | 885 | 424 | 67.6 |
| 2015年3月 | 1,468 | 993 | 475 | 67.6 |
| 2016年3月 | 1,443 | 977 | 466 | 67.7 |
| 2017年3月 | 1,528 | 1,039 | 489 | 68.0 |
| 2018年3月 | 1,579 | 1,094 | 485 | 69.3 |
| 2019年3月 | 1,697 | 1,161 | 536 | 68.4 |
| 2020年3月 | 1,678 | 1,218 | 460 | 72.6 |
| 2021年3月 | 1,930 | 1,390 | 540 | 72.0 |
| 2022年3月 | 2,102 | 1,564 | 538 | 74.4 |
| 2023年3月 | 2,167 | 1,676 | 491 | 77.3 |
| 2024年3月 | 2,332 | 1,811 | 521 | 77.6 |
| 2025年3月 | 2,583 | 1,813 | 770 | 69.5 |
| 2026年3月 | 2,565 | 1,798 | 767 | 70.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
電気機器 224社との比較
同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で224社中79位あたり、逆に低いのは配当利回りで224社中124位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,513で、1年前と比べて-7.3%。過去52週の値幅のなかでは34%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 17.0倍 |
| PER (会社予想) | 16.1倍 |
| PBR | 1.37倍 |
| 配当利回り | 2.18% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月10日に前日比+5.61%の1515円と反発したが、前日8月7日には-7.83%の急落があった。1カ月で+1.03%とほぼ横ばい、年初来では-10.46%と弱含む。25日移動平均線(1545.28円)を約2%下回り、RSIは46.27と中立圏。7月29日に1659円まで上昇したが、その後下落し、8月7日には1434.5円まで売られた。200日線(1571.17円)も下回っており、短期的な戻りは限定的か。出来高は8月7日に2,452,900株と急増しており、売りが優勢だった。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
日本光電工業の投資論点は、医療機器需要の安定的な成長(高齢化・新興国需要)と、短期的な収益力の低下(2026年3月期の営業利益率は7.95%と予想)のバランスにある。強気派は、国内トップシェアと海外展開による長期的な成長を評価する一方、弱気派は、中国市場の減速や製品ミックス悪化による利益率低下、為替変動リスクを懸念。PER17倍台は業界平均並みで割高感はないが、成長鈍化局面でのバリュエーションが焦点。
- 安定した国内需要
高齢化進展で生体情報モニタや除細動器の需要は底堅い。
- 海外成長余地
新興国での医療機器需要拡大が追い風。海外売上比率向上に期待。
- 高いシェアとブランド
国内大手病院での採用が多く、リピート受注が見込める。
- 利益率低下懸念
2026年3月期の営業利益率7.95%は前期比1.2pt低下。
- 中国リスク
中国市場の減速や競争激化が海外収益を圧迫する可能性。
- 為替変動リスク
海外売上比率が高いため、円高が業績にマイナス。
- 海外売上高成長率
- グローバル展開の進捗を測る重要指標。
- 営業利益率
- 収益性の改善・悪化を確認。
- 生体情報モニタ売上
- 主力製品の需要動向を示す。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり33円で、前期から+3.2%。いまの株価に対する利回りは2.18%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 18 | — | 32.3 |
| 2018年3月 | 18 | 0.0 | 17.2 |
| 2019年3月 | 18 | 0.0 | 28.0 |
| 2020年3月 | 18 | 0.0 | 29.0 |
| 2021年3月 | 28 | 57.1 | 40.9 |
| 2022年3月 | 34 | 21.8 | 26.7 |
| 2023年3月 | 31 | −9.0 | 25.8 |
| 2024年3月 | 31 | 0.0 | 27.3 |
| 2025年3月 | 31 | 1.6 | 30.4 |
| 2026年3月 | 32 | 3.2 | 53.0 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥33
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ7,604人。区分でいちばん多いのは外国法人で44.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が36.0%を占め、残る64.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国法人 | 42.8 | 44.4 | 45.4 | 46.6 | 43.0 | 44.5 |
| 金融機関 | 35.9 | 34.5 | 34.8 | 32.6 | 36.5 | 32.3 |
| 個人・その他 | 16.7 | 16.5 | 15.9 | 15.7 | 15.6 | 17.4 |
| 自己株式 | 4.0 | 4.8 | 4.7 | 4.9 | 4.6 | 5.9 |
| 事業法人 | 3.1 | 3.1 | 3.1 | 3.1 | 3.2 | 3.8 |
| 証券会社 | 1.4 | 1.4 | 0.8 | 2.0 | 1.6 | 2.1 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
| 政府・自治体 | — | — | — | — | — | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 13.88 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 4.73 |
| 03 | 株式会社埼玉りそな銀行 | 4.65 |
| 04 | ジェーピー モルガン チェース バンク 380055(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 4.59 |
| 05 | ジック プライベ-ト リミテッド シ-(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 3.65 |
| 06 | ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 3.59 |
| 07 | GOVERNMENT OF NORWAY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 3.47 |
| 08 | ジェーピー モルガン チェース バンク 385166(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.80 |
| 09 | 全国共済農業協同組合連合会(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) | 1.59 |
| 10 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 1.55 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-12スプラウスグローブ・インベストメント・マネジメント・リミテッド(Sprucegrove Investment Management Ltd.)新規の大量保有報告5.01%-1.08pt
- 2026-06-18ファースト・イーグル・インベストメント・マネジメント・エルエルシー(First Eagle Investment Management, LLC)新規の大量保有報告5.88%+0.57pt
- 2026-06-15株式会社三菱UFJ銀行新規の大量保有報告1.55%
- 2026-05-13スプラウスグローブ・インベストメント・マネジメント・リミテッド(Sprucegrove Investment Management Ltd.)新規の大量保有報告6.09%-1.04pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−57%、1株純資産は14期で−35%。直近期のROEは8.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 208 | 1,735 | 12.7 | 15.7 | 28.2 |
| 2014年3月 | 141 | 1,007 | 15.0 | 14.6 | 29.6 |
| 2015年3月 | 127 | 1,130 | 11.9 | 25.8 | 34.3 |
| 2016年3月 | 120 | 1,140 | 10.7 | 23.3 | 26.1 |
| 2017年3月 | 107 | 1,213 | 9.1 | 23.3 | 32.3 |
| 2018年3月 | 107 | 1,284 | 8.6 | 27.7 | 17.2 |
| 2019年3月 | 131 | 1,363 | 9.9 | 25.0 | 28.0 |
| 2020年3月 | 116 | 1,430 | 8.3 | 35.1 | 29.0 |
| 2021年3月 | 107 | 816 | 14.0 | 15.1 | 40.9 |
| 2022年3月 | 138 | 926 | 15.9 | 10.7 | 26.7 |
| 2023年3月 | 102 | 996 | 10.6 | 17.7 | 25.8 |
| 2024年3月 | 101 | 1,079 | 9.8 | 19.8 | 27.3 |
| 2025年3月 | 85 | 1,101 | 7.8 | 23.6 | 30.4 |
| 2026年3月 | 89 | 1,123 | 8.1 | 16.3 | 53.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
30名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は30名。2026/3期の役員報酬は総額297百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 荻野博一 | 代表取締役 社長執行役員 Chief Executive Officer | 56 |
| 田中栄一 | 取締役 副社長執行役員 Chief Operating Officer 国内事業統括本部長 | 64 |
| 吉竹康博 | 取締役 専務執行役員 Chief Strategy Officer 海外事業基盤、グローバル事業戦略担当 | 60 |
| 加藤一弘 | 取締役 常務執行役員 Chief Administrative Officer 経営管理本部長 コンプライアンス担当役員 | 60 |
| 川津原茂 | 社外取締役 | 74 |
| 森田純恵 | 社外取締役 | 66 |
| Danny Risberg | 社外取締役 | 63 |
| 森田守 | 社外取締役 | 67 |
| 平田茂 | 取締役(常勤監査等委員) | 65 |
| 清水一男 | 社外取締役(監査等委員) | 67 |
| 佐藤郁美 | 社外取締役(監査等委員) | 62 |
| 森脇純夫 | — | 69 |
残りの役員18名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 藤田吉之 | 常務執行役員 | — |
| 今城郁 | 上席執行役員 | — |
| 池谷浩彦 | 上席執行役員 | — |
| 平岡俊彦 | 上席執行役員 | — |
| 渡邉英里 | 上席執行役員 | — |
| 泉田文男 | 取締役(常勤監査等委員) | 62 |
| 小原吉徳 | 執行役員 | — |
| 萩原弘子 | 執行役員 | — |
| 若林勤 | 執行役員 | — |
| 宮﨑誠治 | 執行役員 | — |
| 麻浩則 | 執行役員 | — |
| 堀内文人 | 執行役員 | — |
| 西井直人 | 執行役員 | — |
| 吉澤慶一郎 | 執行役員 | — |
| 前田朋成 | 執行役員 | — |
| 田川圭 | 執行役員 | — |
| 八下田健太郎 | 執行役員 | — |
| 三村孝仁 | 社外取締役 | 73 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 143 | 37 | 21 | 203 | 34 |
| 社外取締役 | 7 | 69 | — | — | 69 | 10 |
| 取締役(社内) | 1 | 25 | — | — | 25 | 25 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,044字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,096字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,436字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)8,928字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第75期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第75期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第74期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第74期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第73期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第73期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第73期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第73期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第72期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第72期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
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