概要
日機装は、産業用ポンプ、航空機部品、血液透析装置を主力とする精密機器メーカーである。石油化学プラントやLNG基地向けの無漏洩ポンプ「キャンドモータポンプ」、極低温用ポンプで世界市場に強みを持ち、民間航空機向けCFRP成形品も手掛ける。医療分野では血液透析装置とダイアライザーを国内外で販売する。2025年12月期の連結売上収益は2,156億円、営業利益153億円で、創業以来最高益を更新した。
工業部門:インダストリアルと航空宇宙の二事業構成
当社グループは工業部門と医療部門の二セグメントで構成される。工業部門はさらにインダストリアル事業と航空宇宙事業に区分される。インダストリアル事業では、キャンドモータポンプや極低温用ポンプ、発電所向け水質調整装置などを提供し、石油化学、LNG、発電プラントなど幅広い産業向けに高付加価値製品を供給する。航空宇宙事業では、民間航空機向け炭素繊維強化プラスチック(CFRP)成形品や金属接着部品を製造し、逆噴射装置部品や主翼部品を主要顧客である航空機メーカーに納入している。両事業とも国内外で製造・販売・メンテナンスを行い、グローバルなサプライチェーンを構築している。主な連結子会社として、インダストリアル分野ではCryogenic Industries, Inc.(米国)、日機装エイコー、航空宇宙分野ではNikkiso Vietnam, Inc.などがある。
インダストリアル事業の核心製品:キャンドモータポンプと極低温用ポンプ
インダストリアル事業の代表製品がキャンドモータポンプである。モータとポンプが一体化し、軸封部からの漏洩を完全に防ぐ構造を持ち、危険液や高純度液の移送に適する。化学プラントや半導体製造設備で欠かせない。もう一つの柱が極低温用ポンプで、LNG(液化天然ガス)などの極低温液体を移送・昇圧する。サブマージドポンプや遠心ポンプ、往復動ポンプの種類があり、LNGターミナルや燃料供給ステーションで使用される。2025年には宇宙産業向け大型案件も受注した。また、発電所向け水質調整装置(試料採取装置、薬液注入装置、放射線モニタリング装置)も手掛け、火力・原子力発電所の安全運転に貢献する。
航空宇宙事業:CFRP技術と主要部品
航空宇宙事業では、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を用いた航空機部品を製造する。1981年に静岡工場でCFRP開発プラントを建設し、以来30年以上にわたり技術を蓄積してきた。主な製品は逆噴射装置部品(カスケード、ブロッカードア、トルクボックス)、主翼部品(前方固定翼、ウィングレット、フラップ、スポイラー)、エンジン部品(ファンケースライナー)などである。CFRPの軽量・高強度特性を活かし、燃費向上に貢献する。需要は航空機産業の回復に伴い増加傾向にあり、2025年後半から増産体制が加速している。ベトナム工場(Nikkiso Vietnam, Inc.)でも生産を行い、効率的なグローバル生産体制を築いている。
医療部門:血液透析事業と海外展開
医療部門はメディカル事業のみで構成され、血液透析関連製品を中核とする。多用途透析装置、透析液供給装置、ダイアライザー(中空糸型透析器)、透析用血液回路セットなどを製造・販売する。国内では医療機関向けに販売する一方、中国市場では威高日機装(威海)透析機器有限公司(持分法適用会社)を通じて現地生産・販売を展開。欧州ではNIKKISO Medical Europe GmbHが販売網を持つ。2025年には米国で血液透析装置の販売許認可を取得し、2026年1月からの販売開始を予定する。海外市場の成長が国内市場の鈍化を補い、増収増益に寄与している。また、マイクロ波外科手術用エネルギーデバイス「アクロサージ」や創薬研究用ヒト腎細胞「3D-RPTEC」も手掛ける。
業界の中での役割は産業機械・航空宇宙部品・医療機器メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 工業部門 | 1,368億円 | 63.4% | 135億円 | 9.9% |
| 医療部門 | 789億円 | 36.6% | 61億円 | 7.7% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01工業部門(インダストリアル事業)主力
キャンドモータポンプ、極低温用ポンプ、発電所向け水質調整装置等を提供。石油化学、液化ガス、発電プラント等向けに高付加価値ポンプ・システムを供給。
極低温用ポンプで世界トップクラスのシェア
- キャンドモータポンプ
- モータとポンプが一体化した無漏洩ポンプ。危険液・高純度液の移送に使用。
- 極低温用ポンプ(サブマージドポンプ等)
- LNG等の極低温液体を移送・昇圧するポンプ。LNGターミナルや燃料供給ステーションで使用。
- 発電プラント向け水質調整装置
- 火力・原子力発電所で使用される試料採取装置、薬液注入装置、放射線モニタリング装置等。
02医療部門(メディカル事業)主力
血液透析関連製品(透析装置、透析液供給装置、ダイアライザー等)を中心に、マイ波手術デバイスや創薬研究用ヒト腎細胞も展開。透析領域で国内外に販売網を持つ。
血液透析装置分野で国内トップクラスのシェア
- 多用途透析装置
- 血液透析治療に用いる装置。個人用・施設用のバリエーションがある。
- ダイアライザー(中空糸型透析器)
- 血液中の老廃物を濾過する人工腎臓用の濾過器。
- 透析用血液回路セット
- 透析治療に使用する血液回路。患者血液を体外循環させるためのディスポーザブル製品。
03工業部門(航空宇宙事業)準主力
民間航空機向けCFRP成形品や金属接着部品を製造。逆噴射装置部品、主翼部品、エンジン部品等を供給。
- 逆噴射装置部品(カスケード等)
- 着陸時にエンジンの推力を逆向きにする装置の部品。CFRP製で軽量・高強度。
- 主翼部品(前方固定翼等)
- 主翼構造の一部を構成するCFRP部品。航空機の軽量化に貢献。
製品と技術
完全無漏洩を実現するキャンドモータポンプ
キャンドモータポンプは、モータとポンプを一体化し、軸封部をなくすことで液体の漏洩を完全に防止する。危険な化学薬品や高純度な薬液を取り扱う化学プラント、石油精製、半導体製造工程で不可欠な機器である。日機装はこの分野で日本初の開発以来、長年の実績を持ち、高い信頼性を誇る。また、高温・高圧対応や大容量タイプなどバリエーションが豊富で、顧客のニーズに合わせたカスタマイズも行う。キャンドモータポンプはインダストリアル事業の収益を支える基幹製品であり、環境安全性の向上に貢献する。
LNG市場を支える極低温用ポンプ技術
極低温用ポンプは、LNG(液化天然ガス、-162℃)などの極低温液体を安定して移送・昇圧するための装置である。サブマージドポンプ(ポンプ全体を極低温液に浸漬)や遠心ポンプ、往復動ポンプなど多様なラインアップを持つ。LNGターミナルでの荷揚げ・荷役、輸送船への積み込み、LNG燃料供給ステーションなど、LNGサプライチェーンの各所で使用される。日機装はCryogenic Industriesグループを通じて、北米、欧州、アジアの主要LNGプロジェクトにポンプを供給している。2025年には宇宙産業向けの大型案件も受注し、新たな需要を開拓している。
透析装置から消耗品まで一貫供給する血液透析事業
日機装の医療部門は、血液透析治療に必要な機器と消耗品を一貫して提供する。多用途透析装置は個人用から施設用までラインナップし、治療中の患者状態を監視する透析通信システム「フューチャーネット」も開発。ダイアライザー(中空糸型透析器)は血液中の老廃物を濾過する人工腎臓の核心部品であり、透析用血液回路セットと組み合わせて使用する。また、透析液の溶解装置や逆浸透精製水製造システムも手掛け、透析室のトータルソリューションを提供する。2025年には米国で販売許認可を取得し、北米市場への本格進出を準備している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
精密機器のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 工業部門(インダストリアル事業)極低温用ポンプで世界トップクラスのシェア
- 医療部門(メディカル事業)血液透析装置分野で国内トップクラスのシェア
有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
産業用ポンプで国内首位、内需依存度高め
日機装は産業用ポンプや流量計測など流体関連機器で国内トップクラスのシェアを持ち、医療機器や航空機部品にも展開する総合精密機器メーカーです。同業他社と比べ、事業ポートフォリオが多岐にわたる点が特徴で、特定業界の変動に左右されにくい構造です。ライバルであるリガク・ホールディングスが分析機器に特化するのに対し、日機装は流体技術を核に幅広い分野で収益を確保しています。直近の売上高は2,156億円(2025年12月期)と堅調に拡大し、営業利益率も3.0%から7.1%へ改善しており、収益性の向上が進んでいます。ただし、海外売上比率は低く、国内経済の影響を受けやすい点が課題です。国内市場が成熟する中、海外展開や新規事業の育成が今後の成長には欠かせません。
強み
- 産業用ポンプや流量計測で国内トップクラス、幅広い産業基盤に支えられる
- 医療・航空など多分野展開で単一業界の変動リスクを分散
- 営業利益率が3%から7%へ上昇、利益体質が強化
- 売上高は1,926億円から2,156億円へ堅調に拡大
課題
- 海外売上比率が低く、成長市場へのアクセスが限定的
- 国内需要が頭打ちで、新規需要の開拓が必要
- 7%台は同業他社と比べ低く、さらなる効率化が不可欠
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
専用機・建機・農機の時価総額近傍。太字が日機装
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6728アルバック | 3,493億円 | 20.4倍 |
| 2 | 6407CKD | 3,477億円 | 25.2倍 |
| 3 | 6622ダイヘン | 3,038億円 | 20.6倍 |
| 4 | 6436アマノ | 2,820億円 | 13.9倍 |
| 5 | 6744能美防災 | 2,555億円 | 18.1倍 |
| 6 | 6376日機装 | 2,511億円 | 14.1倍 |
| 7 | 7994オカムラ | 2,414億円 | 10.1倍 |
| 8 | 7744ノーリツ鋼機 | 2,220億円 | 10.7倍 |
| 9 | 9678カナモト | 2,150億円 | 15.1倍 |
| 10 | 7864フジシールインターナショナル | 1,967億円 | 8.4倍 |
| 11 | 7004カナデビア | 1,952億円 | 17.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(専用機・建機・農機)に従っています。
会社の歴史
沿革 36件
米国技術導入でポンプ国産化を開始
1953年12月、米国ミルトン・ロイポンプの輸入販売と火力発電所用ボイラ水質調整装置の販売を目的に「特殊ポンプ工業株式会社」として創立。1955年4月には同社の技術を導入し、国産化に移行。1956年5月に東京都渋谷区に本社・工場を完成。1959年10月、商号を「日本機械計装株式会社」に変更した。この時期、火力発電所建設ラッシュに乗り、ボイラ水質調整装置の需要を取り込み、ポンプ技術の基盤を固めた。
日本初の人工心臓開発から人工腎臓装置販売へ
1960年7月、日本初の人工心臓を開発し、東京大学木本外科に提供。医療機器分野へ参入。1967年8月には人工腎臓装置の販売を開始。1968年11月、商号を「日機装株式会社」に変更。1969年8月、国産初の人工腎臓装置を完成させた。この一連の流れで、透析医療のパイオニアとしての地位を築いた。同時期、1968年10月に本社を渋谷区恵比寿に移転し、現在に至る本社所在地となった。
東証一部上場とCFRP事業への挑戦
1971年2月、東京・大阪両証券取引所市場第一部に上場。1973年には日機装エイコー株式会社を設立し、またドイツにNikkiso Deutschland GmbH(現Nikkiso Pumps Europe GmbH)を設立、欧州進出を果たす。1974年9月、静岡工場(現静岡事業所)が完成。1981年8月、同工場に炭素繊維複合材料(CFRP)開発プラントを建設し、CFRPの製造販売を開始した。このように、ポンプ・医療に加え、航空宇宙分野への布石を打つ多角化を進めた。
海外子会社設立と買収による事業拡大
1995年4月、金沢製作所完成。1996年、米国にNikkiso LNG Testing, Inc.(現Nikkiso Cryo, Inc.)を設立。1997年、ドイツにNikkiso Medical GmbHを設立(2025年に譲渡)。2001年、ベトナムにNikkiso Vietnam MFG Co.,Ltd.を設立。2006年、ドイツのMeSys GmbHを買収し医療機器事業を強化。2008年、ベトナムにNikkiso Vietnam, Inc.を設立(航空宇宙部品生産)。2010年、中国に威高日機装(威海)透析機器有限公司を設立。これにより、インダストリアル、航空宇宙、医療の各事業でグローバルな生産・販売網を構築した。
事業ポートフォリオの再構築と品質問題への対応
2016年、米国AquiSense Technologies LLCを取得するが、後に深紫外線LED事業から撤退。2019年にはMicrotrac, Inc.と日本ベル株式会社の株式を譲渡。2022年にはLEWA Management GmbHとGeveke B.V.の全株式を譲渡。2025年にはCRRT事業とヘルスケア事業からの撤退を完了。一方、中核事業は成長しており、2025年12月期の営業利益は過去最高を更新。また、2025年には一部ポンプ製品の耐圧検査未実施が判明し、特別調査委員会を設置。再発防止策として製造部門と検査部門の分離などの組織改革を進めている。
年表36件を開く
1950年代
- 1953年12月創業米国ミルトン・ロイポンプの輸入販売および火力発電所用ボイラ水質調整装置の計画と主要部機器の納入販売を主要業務として「特殊ポンプ工業株式会社」を創立
- 1955年4月米国ミルトン・ロイポンプの技術を導入し、国産化に移行
- 1956年5月東京都渋谷区豊沢町に本社および工場完成
- 1959年10月商号変更商号を「日本機械計装株式会社」に変更
1960年代
- 1960年7月日本初の人工心臓を開発し、東京大学木本外科に提供
- 1960年11月東村山工場(現東村山事業所/日機装技術研究所)完成
- 1961年10月上場東京証券取引所市場第二部上場
- 1967年8月人工腎臓装置の販売開始
- 1968年10月東京都渋谷区恵比寿に本社屋完成、本店移転
- 1968年11月商号変更商号を「日機装株式会社」に変更
- 1969年8月国産初の人工腎臓装置完成
1970年代
- 1971年2月上場東京および大阪証券取引所市場第一部上場
- 1973年2月日機装エイコー株式会社を設立(連結子会社)
- 1973年10月Nikkiso Deutschland GmbHをドイツに設立(現Nikkiso Pumps Europe GmbH・連結子会社)
- 1974年9月静岡工場および研究所(現静岡事業所)完成
1980年代
- 1981年8月静岡工場(現静岡事業所)に炭素繊維複合材料開発プラント建設、CFRPなどの製造販売開始
- 1987年1月静岡製作所(現静岡事業所)に複合材製品工場完成
1990年代
- 1995年4月金沢製作所完成
- 1996年6月Nikkiso LNG Testing, Inc.をアメリカに設立(現Nikkiso Cryo, Inc.・連結子会社)
- 1997年1月創業Nikkiso Medical GmbHをドイツに設立(2025年2月に全株式を譲渡)
- 1998年12月東村山製作所内R&Dセンター総合館完成
2000年代
- 2000年1月創業Microtrac, Inc.をアメリカに設立(2019年7月に全株式を譲渡)
- 2001年2月Nikkiso Vietnam MFG Co.,Ltd.をベトナムに設立(連結子会社)
- 2003年10月上場大阪証券取引所市場第一部上場廃止
- 2006年12月MeSys GmbH Medizinische Systemeの全出資持分取得(現NIKKISO Medical Europe GmbH・連結会社)
- 2008年12月Nikkiso Vietnam, Inc.をベトナムに設立(連結子会社)
- 2009年8月LEWA Management GmbHの全出資持分を取得(2022年8月に全株式を譲渡)
2010年代
- 2010年5月創業威高日機装(威海)透析機器有限公司を中国に設立(持分法適用会社)
- 2011年7月恵比寿ガーデンプレイスタワー(東京都渋谷区恵比寿)に本店移転
- 2011年11月日本ベル株式会社の全株式を取得(2019年7月に全株式を譲渡)
- 2013年7月Geveke B.V.(オランダ)の全株式を取得(2022年8月に全株式を譲渡)
- 2014年1月米国バクスターの急性血液浄化療法(CRRT)に関する事業を取得(2025年2月に全株式を事業譲渡)
- 2014年4月生産拠点再編に伴なう金沢製作所航空宇宙工場およびメディカル工場完成(静岡製作所の航空宇宙工場(旧複合材工場)およびメディカル工場の生産機能の一部を移管)
- 2014年7月白山工場(石川県)完成
- 2015年2月Nikkiso Cryo, Inc.(アメリカ)がAtlas Copco社グループのクライオジェニックポンプ事業を譲受
- 2016年8月AquiSense Technologies LLC(アメリカ)の全株式を取得(連結子会社)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上収益2028年12月期まで2,700億円
- 営業利益2028年12月期まで220億円
- 営業利益率2028年12月期まで8.1%
- ROE2028年12月期まで9.0%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
品質を原点に確かな価値創出
品質を最優先し、信頼性の高い製品・サービスを提供することで、顧客価値を最大化する。
- 02
技術革新と社会実装の加速
独創的な技術を磨き、低炭素・医療など社会課題の解決につながる製品・サービスを迅速に市場投入する。
- 03
事業ポートフォリオの拡大・再構築
LNG関連や海外血液透析など成長事業への集中投資と、成長鈍化事業の構造転換を進め、バランスの取れた事業構成を目指す。
- 04
資本効率の最大化と収益力強化
ROE等の資本効率指標を重視し、事業の採算性を高めるとともに、キャッシュ・フロー経営を徹底する。
- 05
グローバル事業インフラ・ガバナンス強化
国際的な事業展開を支える体制と内部統制を整備し、持続的な成長を可能にする経営基盤を構築する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で8,120人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は679万円で、9期前と比べて+6.8%。平均年齢は43.2歳、平均勤続年数は12.7年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 6,870 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 7,872 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 8,169 | — |
| 2019年12月 | 636 | 41.8 | 12.1 | 8,491 | — |
| 2020年12月 | 598 | 41.8 | 11.1 | 8,789 | — |
| 2021年12月 | 603 | 42.3 | 12.2 | 8,638 | — |
| 2022年12月 | 632 | 42.6 | 12.5 | 7,629 | — |
| 2023年12月 | 616 | 42.9 | 12.9 | 8,131 | — |
| 2024年12月 | 655 | 43.3 | 12.9 | 8,337 | 77 |
| 2025年12月 | 679 | 43.2 | 12.7 | 8,120 | 188 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社13社(国内 5 / 海外 8、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。
- 国内日機装エイコー株式会社埼玉県入間郡 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外上海日機装ノンシールポンプ有限公司中国 上海市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内Cryogenic Industries, Inc. (注)3アメリカ カリフォルニア州 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内宮崎日機装株式会社(注)3宮崎県宮崎市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Nikkiso Vietnam,Inc. (注)3ベトナム フンイエン · 連結子会社議決権100.0%
- 海外上海日機装貿易有限公司中国 上海市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外M. E. Nikkiso Co.,Ltd. (注)4タイ チャチュンサオ · 連結子会社議決権50.0%
- 海外M.E.Nikkiso Vietnam Co.,Ltd. (注)4ベトナム クアンガイ · 連結子会社議決権50.0%
- 海外Nikkiso Vietnam MFG Co.,Ltd.ベトナム ホーチミン · 連結子会社議決権100.0%
- 国内Nikkiso Medical America, Inc.アメリカ テネシー州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外NIKKISO Medical Europe GmbHドイツ ハンブルク · 連結子会社議決権100.0%
- 国内Nikkiso America,Inc. (注)3アメリカ カリフォルニア州 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社1社を開く
- 威高日機装(威海)透析機器有限公司中国 山東省威海市49%
- DENikkiso Europe GmbH
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
- 調達5,180万円令和2年度人工透析装置一式調達契約法務省 · 2020-12-01
- 調達1,049万円人工透析装置一式更新契約法務省 · 2017-09-11
- 調達99万円プレス機定期自主検査防衛省 · 2020-07-16
- 調達96万円プレス機修理防衛省 · 2021-08-26
- 調達82万円プレス機修理防衛省 · 2016-07-21
- 調達68万円プレス機定期自主検査防衛省 · 2021-06-28
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は2,156億円、営業利益は153億円。前期と比べると増収増益で、売上が+1.0%、利益が+139.1%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 2,477億円 | 2,156億円 |
| 営業利益 | 197億円 | 153億円 |
| 純利益 | 158億円 | 137億円 |
| 1株あたり配当 | ¥60 | ¥60 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は1,184億円、営業利益は90億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+18.0%、営業利益は+52.5%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 409 | −9 | −2.2 | 2 |
| 2023年2Q | 463 | 9 | 1.9 | 37 |
| 2023年3Q | 463 | 17 | 3.7 | 24 |
| 2023年4Q | 591 | — | — | 28 |
| 2024年1Q | 483 | 13 | 2.7 | 28 |
| 2024年2Q | 544 | 14 | 2.6 | 32 |
| 2024年4Q | 1,107 | 37 | 3.3 | 20 |
| 2025年2Q | 1,003 | 59 | 5.9 | 49 |
| 2025年4Q | 1,153 | 94 | 8.2 | 88 |
| 2026年2Q | 1,184 | 90 | 7.6 | 83 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 15期分
2012年3月期からの15期で、売上は901億円から2,156億円へ2.4倍に増えた。直近期の営業利益率は7.1%。売上は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年3月 | 901 | — | 64 | — | 33 |
| この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません | |||||
| 2013年3月 | 1,037 | — | 89 | — | 69 |
| 生産拠点再編に伴なう金沢製作所航空宇宙工場およびメディカル工場完成(静岡製作所の航空宇宙工場(旧複合材工場)およびメディカル工場の生産機能の一部を移管) | |||||
| 2014年3月 | 1,215 | — | 113 | — | 59 |
| 2015年3月 | 1,293 | — | 90 | — | 51 |
| 2015年12月 | 1,102 | — | 40 | — | 20 |
| 2016年12月 | 1,300 | — | 68 | — | 49 |
| 2017年12月 | 1,409 | — | 83 | — | 52 |
| 2018年12月 | 1,653 | — | 97 | — | 74 |
| 2019年12月 | 1,658 | — | 114 | — | 68 |
| 2020年12月 | 1,585 | — | 90 | — | 66 |
| 2021年12月 | 1,678 | — | 40 | — | 2 |
| 2022年12月 | 1,771 | — | 327 | — | 136 |
| 2023年12月 | 1,926 | — | 116 | — | 91 |
| 2024年12月 | 2,134 | 64 | 100 | 3.0 | 80 |
| 2025年12月 | 2,156 | 153 | 173 | 7.1 | 137 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高2,156億円のうち、営業利益として残るのは153億円で7.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は137億円、売上の6.4%にあたる。営業利益率は業種中央値9.0%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金69.9%1,506億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金23.2%501億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.1%153億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 15期分
2025年12月期は営業CFが176億円、投資CFが1億円で、差し引きのフリーCFは177億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は446億円で、売上の2.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年3月 | 40 | −33 | −102 | 7 | 131 |
| 2013年3月 | 84 | −3 | 37 | 81 | 256 |
| 2014年3月 | 56 | −160 | 20 | −104 | 192 |
| 2015年3月 | 82 | −90 | 116 | −8 | 313 |
| 2015年12月 | 33 | −46 | −12 | −13 | 274 |
| 2016年12月 | 134 | −80 | −63 | 54 | 259 |
| 2017年12月 | 49 | −481 | 510 | −432 | 341 |
| 2018年12月 | 141 | −122 | −58 | 19 | 293 |
| 2019年12月 | 120 | −51 | −155 | 69 | 203 |
| 2020年12月 | 125 | −125 | 85 | 0 | 286 |
| 2021年12月 | 36 | −146 | 94 | −110 | 290 |
| 2022年12月 | 84 | 768 | −687 | 852 | 485 |
| 2023年12月 | 142 | −92 | −146 | 50 | 323 |
| 2024年12月 | −66 | −50 | 134 | −116 | 347 |
| 2025年12月 | 176 | 1 | −98 | 177 | 446 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 15期分
2025年12月期の総資産は3,581億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,582億円で、自己資本比率は44.2%(業種中央値66.2%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年3月 | 1,182 | 504 | 678 | 41.8 |
| 2013年3月 | 1,383 | 586 | 797 | 41.4 |
| 2014年3月 | 1,613 | 674 | 939 | 40.8 |
| 2015年3月 | 1,812 | 745 | 1,067 | 40.2 |
| 2015年12月 | 1,781 | 697 | 1,084 | 39.2 |
| 2016年12月 | 1,777 | 664 | 1,113 | 37.4 |
| 2017年12月 | 2,447 | 751 | 1,696 | 30.7 |
| 2018年12月 | 2,498 | 766 | 1,732 | 30.7 |
| 2019年12月 | 2,530 | 815 | 1,715 | 32.2 |
| 2020年12月 | 2,729 | 863 | 1,866 | 31.6 |
| 2021年12月 | 2,990 | 922 | 2,068 | 30.8 |
| 2022年12月 | 2,866 | 1,142 | 1,724 | 39.9 |
| 2023年12月 | 2,962 | 1,244 | 1,718 | 42.0 |
| 2024年12月 | 3,256 | 1,401 | 1,836 | 43.0 |
| 2025年12月 | 3,581 | 1,582 | 1,979 | 44.2 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
精密機器 52社との比較
同じ精密機器の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで52社中27位あたり、逆に低いのは自己資本比率で52社中45位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥3,630で、1年前と比べて+145.5%。過去52週の値幅のなかでは71%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 14.1倍 |
| PER (会社予想) | 15.0倍 |
| PBR | 1.38倍 |
| 配当利回り | 1.65% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で10.09%下落も、年初来では157.66%上昇と高騰中。25日線(3856円)を約7.5%下回り、75日線(3574円)は辛うじて維持。8月14日に4385円まで急伸後、17日に3720円へ急落し、高値圏での乱高下が続く。RSIは50.73と中立で、方向感は定まらない。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 51/100)。
PER17.01倍は業界平均33.89倍を下回り、PBR1.75倍も平均2.81倍を下回る。ROE9.16%は平均より低めだが、配当利回り1.37%は平均1.94%を下回る。配当性向796.97%と異常に高く、利益に対する配当負担が大きい。業績は改善傾向にあるが、バリュエーションは妥当圏内。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 14.1倍 | 30.1倍 |
| PER (予想) | 15.0倍 | — |
| PBR | 1.38倍 | 2.49倍 |
| ROE | 9.2% | 7.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
株価は1年で約2.2倍に上昇し、市場は成長期待を織り込みつつある。強気派は、産業用ポンプの省エネ需要や水処理投資の拡大、医療機器の安定収益、航空需要の回復を成長ドライバーと見る。一方、弱気派は、競争激化による価格圧力や、医療・航空の規制リスク、売上高成長鈍化(2025年は前年比約1%増)を懸念し、現在のバリュエーションは割高と指摘する。特に、営業利益率が改善する一方で純利益が変動する要因や、為替感応度の高さが論点となる。
- ポンプの省エネ需要
高効率ポンプは規制強化やコスト削減で需要増が見込まれる。
- 医療機器の安定性
血液透析装置は慢性疾患向けで需要が安定し、収益を下支えする。
- 航空需要の回復
航空旅客回復で燃料系統部品の受注増が期待される。
- 営業利益が前期比2.4倍の153億円に急拡大決算発表後影響強
営業利益153億円は前期64億円から+89億円の増益で、営業利益率も3.0%→7.1%に改善
- 営業利益率7.1%への改善がさらに進む継続影響中
営業利益率7.1%は前期の3.0%から4.1pt上昇、売上高は3期連続で増加し効率改善が続く
- フォワードPER18.1倍と割安感が台頭決算発表後影響弱
予想PER18.1倍は実績PER21.27倍より3.2pt低く、相対的な割安感から買いが入りやすい
- 外国人持ち株比率20.68%と高い選好が継続継続影響弱
外国人所有比率20.68%で、海外投資家の資金流入が続けば浮動株需給が締まる
- 成長鈍化懸念
2025年売上高は前年比約1%増で、市場の高成長期待に届かない。
- 競争と価格圧力
ポンプ業界は競争が激しく、価格競争で利益率が圧迫されやすい。
- バリュエーション割高
PER約21倍は業界平均より高く、成長減速なら修正リスクがある。
- 株価は1年で219%上昇し過熱感継続影響強
1年間の上昇率219.49%と業績成長を上回るペースで、利益確定売りが膨らみやすい
- 売上高の増収率が約1%に鈍化通年影響中
2025年売上高2156億円は前期2134億円から+22億円(+1.0%)にとどまり、増収効果が小さい
- 配当利回り1.37%と株主還元が薄い通年影響弱
配当利回り1.37%は市場平均を下回り、株価調整時に買い支え材料が乏しい
- ROE9.16%と資本効率が伸び悩む継続影響弱
ROE9.16%はPBR1.75倍の水準で、営業利益率改善ほど資本効率は向上しておらず修正余地
- 営業利益率
- 収益性改善のトレンドが続くか確認するため。
- 医療機器売上比率
- 安定事業の構成比が高まれば収益変動が緩和されるため。
- 受注残高
- 将来の売上高の先行指標となり、需要動向を測れるため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり60円で、前期から+33.3%。いまの株価に対する利回りは1.65%。増配か配当維持が4年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 16 | — | 39.5 |
| 2017年12月 | 16 | 0.0 | 26.3 |
| 2018年12月 | 18 | 12.5 | 21.2 |
| 2019年12月 | 20 | 11.1 | 110.3 |
| 2020年12月 | 20 | 0.0 | 33.4 |
| 2021年12月 | 20 | 0.0 | — |
| 2022年12月 | 25 | 25.0 | — |
| 2023年12月 | 28 | 10.0 | 3.6 |
| 2024年12月 | 30 | 9.1 | 72.6 |
| 2025年12月 | 40 | 33.3 | 797.0 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥60
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ11,433人。区分でいちばん多いのは金融機関で31.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.2%を占め、残る53.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 金融機関 | 39.6 | 39.8 | 33.1 | 33.9 | 34.8 | 31.3 |
| 個人・その他 | 30.7 | 31.8 | 38.3 | 31.7 | 30.4 | 28.9 |
| 外国法人 | 12.1 | 11.8 | 13.3 | 17.8 | 17.7 | 20.7 |
| 事業法人 | 15.5 | 14.9 | 14.2 | 15.2 | 15.0 | 14.8 |
| 自己株式 | 4.1 | 4.1 | 10.9 | 4.3 | 4.2 | 5.7 |
| 証券会社 | 2.0 | 1.6 | 1.1 | 1.5 | 2.1 | 4.2 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
| 政府・自治体 | — | — | — | — | — | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 10.88 |
| 02 | 日機装持株会 | 4.88 |
| 03 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 3.68 |
| 04 | 株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 3.61 |
| 05 | 日機装従業員持株会 | 3.15 |
| 06 | 富国生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 2.46 |
| 07 | 日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) | 2.39 |
| 08 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 2.34 |
| 09 | モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 | 2.15 |
| 10 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.85 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-15株式会社三菱UFJ銀行新規の大量保有報告2.35%
- 2026-04-07株式会社みずほ銀行新規の大量保有報告3.61%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 15期分
1株利益は15期で+386%、1株純資産は15期で+279%。直近期のROEは9.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年3月 | 42 | 640 | 6.8 | 20.4 | 31.6 |
| 2013年3月 | 89 | 742 | 12.9 | 12.8 | 19.6 |
| 2014年3月 | 76 | 853 | 9.6 | 15.0 | 25.9 |
| 2015年3月 | 66 | 945 | 7.3 | 16.3 | 25.2 |
| 2015年12月 | 26 | 904 | 2.9 | 36.4 | 37.2 |
| 2016年12月 | 66 | 933 | 7.2 | 16.8 | 39.5 |
| 2017年12月 | 73 | 1,053 | 7.3 | 16.9 | 26.3 |
| 2018年12月 | 105 | 1,075 | 9.8 | 8.8 | 21.2 |
| 2019年12月 | 96 | 1,143 | 8.6 | 15.1 | 110.3 |
| 2020年12月 | 92 | 1,210 | 7.8 | 10.9 | 33.4 |
| 2021年12月 | 3 | 1,293 | 0.3 | 258.9 | — |
| 2022年12月 | 195 | 1,725 | 13.2 | 4.9 | — |
| 2023年12月 | 137 | 1,879 | 7.6 | 7.5 | 3.6 |
| 2024年12月 | 120 | 2,113 | 6.0 | 8.1 | 72.6 |
| 2025年12月 | 206 | 2,422 | 9.2 | 7.7 | 797.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
22名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は22名。2025/12期の役員報酬は総額215百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 甲斐敏彦 | 取締役 会長 | 80 | 104,000 |
| 加藤孝一 | 代表取締役 社長執行役員 | 55 | 39,000 |
| 山村優 | 取締役 常務執行役員 医療部門長 メディカル事業本部長 静岡事業所長 | 61 | 36,000 |
| 齋藤賢治 | 取締役 常務執行役員 工業部門長 インダストリアル事業本部長 | 62 | 23,000 |
| 木下良彦 | 取締役 執行役員 日機装技術研究所長 品質保証担当 | 59 | 41,000 |
| ピーター・ワグナー | 取締役 | 60 | 1,000 |
| 中久保満昭 | 社外取締役 | 59 | 12,000 |
| 菊地敦子 | 社外取締役 | 74 | — |
| 山口純子 | 社外取締役 | 70 | — |
| 網野久直 | 常勤監査役 | 64 | 2,000 |
| 竹内基裕 | 常勤監査役 | 67 | — |
| 小笠原直 | 社外監査役 | 61 | 4,000 |
残りの役員10名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 仲谷栄一郎 | 社外監査役 | 67 | — |
| 鈴木真 | — | 64 | — |
| 岩岡潤 | 執行役員 | — | — |
| 中津留和男 | 執行役員 | — | — |
| 村上雅治 | 取締役 執行役員 コーポレート部門長 コーポレート本部長 | 57 | 1,000 |
| 渡辺恭介 | 執行役員 | — | — |
| 戸村健二 | 執行役員 | — | — |
| 横田直己 | 執行役員 | — | — |
| 杉本一彦 | 執行役員 | — | — |
| 浅倉博明 | 常勤監査役 | 64 | 12,000 |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 株式報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 67 | 50 | 26 | 26 | 143 | 24 |
| 社外取締役 | 7 | 42 | — | — | — | 42 | 6 |
| 監査役 | 2 | 30 | — | — | — | 30 | 15 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,462字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,522字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,261字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,612字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 半期報告書半期報告書-第86期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第85期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-26
- 半期報告書半期報告書-第85期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第84期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-31
- 半期報告書半期報告書-第84期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第84期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第83期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-29
- 四半期報告書四半期報告書-第83期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第83期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第83期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第82期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-31
- 四半期報告書四半期報告書-第82期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
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