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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

ピジョン

PIGEON CORPORATION7956 · Prime · その他製品

育児用品・介護用品のグローバル企業。哺乳瓶や母乳パッドなど、赤ちゃんと母親向け製品で高いブランド力を持つ。

概要

ピジョン株式会社は、1957年に哺乳瓶メーカーとして創業し、現在は育児・女性向け用品、介護用品、子育て支援を手がけるグローバル企業である。主力の哺乳瓶・乳首は中国を中心に海外売上高が過半を占め、2024年12月期の連結売上高は1,042億円、営業利益は121億円。東京都中央区に本社を置き、従業員は3,042名。

4つの報告セグメントで構成される事業構造

当社グループは、日本事業、中国事業、シンガポール事業、ランシノ事業の4セグメントで報告される。日本事業は育児・女性向け用品、子育て支援(保育・託児)、ヘルスケア・介護用品を包含する。中国事業はPIGEON (SHANGHAI)等が販売を担い、同国でのブランド力が強い。シンガポール事業はASEAN全域を管轄し、ランシノ事業は北米・欧州でLansinohブランドを展開する。連結売上高は2024年12月期に1,042億円、営業利益率は11.6%である。

中国事業が売上の4割を占める地域構成

売上高の地域別内訳では、中国事業が429億円(構成比41%)、日本事業が378億円(36%)、シンガポール事業が149億円(14%)、ランシノ事業が136億円(13%)となる(2024年12月期)。中国は最大市場であり、哺乳瓶・乳首の販売が牽引する。日本では基幹商品に加え、育児家電「ポチット」シリーズ等も寄与。海外売上高比率は約64%に達し、グローバル展開が進む。

グループの製造体制と研究開発

グループは26社の子会社で構成され、製造はタイ、中国、日本の子会社が担う。PIGEON INDUSTRIES (THAILAND)、PIGEON MANUFACTURING (SHANGHAI)などが主要生産拠点。販売は各地域の子会社が行い、日本ではピジョンホームプロダクツ等が製造を担当。研究開発は茨城県の中央研究所で行われ、1991年に設立された。

子育て支援とヘルスケア事業の展開

子育て支援は子会社ピジョンハーツが保育・託児事業を展開し、事業所内保育施設等53箇所でサービスを提供する。ヘルスケア・介護では、「ハビナース」ブランドで介護用おむつや入浴補助具を販売。2024年には食事補助具「自分で食べる ミールキャッチ」等を投入し、ブランド活性化を図る。これらは日本事業に含まれる。

業界の中での役割はベビーケア・マタニティ用品のグローバルメーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,092億円
営業利益
132億円
営業利益率
12.1%
純利益
86億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
育児関連用品1,016億円93.0%
介護関連40億円3.7%
子育て支援33億円3.0%
その他3億円0.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01育児・女性向け用品(日本)主力

日本市場向けに、哺乳瓶・乳首・母乳パッド・ベビーフード等の育児用品およびマタニティ用品を製造・販売。国内製造子会社で生産し、当社が仕入商品とともに販売。

主な製品・サービス3
哺乳瓶・乳首
母乳に近い飲み心地を追求した哺乳瓶と乳首。乳首の形状や素材に独自技術を持ち、赤ちゃんの mouth に優しい設計。
母乳パッド
産後の母乳漏れを防ぐ使い捨てパッド。吸収力と肌触りに優れ、母乳育児中の母親に広く使われる。
ベビーフード
離乳食を中心としたベビーフード。素材・栄養バランス・安全性に配慮し、日本の乳児向けに開発。

02育児・女性向け用品(中国)主力

中国市場向けに育児・女性向け用品を製造・販売。現地販売子会社(PIGEON (SHANGHAI)等)が、中国国内製造拠点の製品を販売。同国のベビーケア市場で強いブランド力。

主な製品・サービス2
哺乳瓶・乳首
中国市場向け哺乳瓶・乳首。日本ブランドとして信頼され、品質・安全性が評価されている。
母乳関連用品
搾乳器、母乳保存バッグ、母乳パッド等。授乳をサポートする製品群。

03子育て支援(保育・託児・幼児教育)準主力

子会社ピジョンハーツが保育、託児、幼児教育事業を展開。子育て中の家庭向けに、保育所や幼児教育プログラムを提供。

04ヘルスケア・介護用品(日本)準主力

日本市場向けに介護用品(おむつ、入浴補助具等)を製造・販売。子会社の製造拠点で生産し、当社及び子会社ピジョンタヒラが販売。

主な製品・サービス2
介護用おむつ
高齢者向けの紙おむつ。吸収力・防漏設計・肌触りに配慮し、在宅・施設介護のニーズに対応。
入浴・排泄補助具
シャワーチェア、手すり、差し込み便器等の介護用具。介護者の負担軽減と利用者の安全性を重視。

05育児・女性向け用品(シンガポール)準主力

シンガポール子会社が、アジア各国の製造拠点から仕入れた育児・女性向け用品を主に東南アジア市場で販売。

主な製品・サービス1
哺乳瓶・乳首
東南アジア市場向け哺乳瓶・乳首。各国の基準・嗜好に対応。

06育児・女性向け用品(ランシノ事業)準主力

子会社LANSINOH LABORATORIESを中心に、北米・欧州等で育児・女性向け用品(主に母乳関連)を販売。Lansinohブランドで知られる。

主な製品・サービス2
搾乳器
電動・手動の搾乳器。医療機器としての品質を持ち、母乳育児をサポート。
母乳パッド・ニップルクリーム
母乳漏れ防止パッドや、乳頭ケアクリーム。ランシノブランドで世界的に販売。

製品と技術

哺乳瓶・乳首:母乳実感の基幹技術

当社の主力製品は哺乳瓶と乳首で、特に「母乳実感」ブランドが広く知られる。乳首の形状は赤ちゃんの口蓋にフィットする設計で、母乳に近い飲み心地を追求。素材にはシリコーンを使用し、安全性を重視。2024年6月には価格改定を実施し、高付加価値路線を強化。中国市場では広口タイプ「SofTouch」シリーズが好調。

ランシノブランドの搾乳器と母乳ケア用品

子会社LANSINOH LABORATORIESは、北米・欧州で哺乳関連用品を展開。電動搾乳器は医療機器基準の品質を持ち、母乳育児をサポート。使い捨て母乳パッドやニップルクリームも人気。2024年、ランシノ事業の売上高は136億円。米国市場ではピジョンブランドの哺乳瓶も販売され、シナジーを創出している。

ベビーケアと育児家電の拡充

ベビースキンケア製品やベビーフード・飲料も重要なカテゴリ。ベビーフードは離乳食を中心に、安全性と栄養バランスを重視。育児家電では、2024年8月に「哺乳びんスチーム除菌・乾燥器 ポチット」の新モデルを発売。新ブランド「TABOTENZU」「ピジョンキッズ」も発表し、多様化する育児ニーズに対応している。

介護用品:ハビナースブランド

ヘルスケア・介護分野では「ハビナース」ブランドで介護用おむつ、入浴補助具、排泄補助具を展開。2024年には食事補助具「自分で食べる ミールキャッチ」を投入。介護施設や小売店への営業を強化し、在宅介護市場にも対応。売上高は日本事業の一部として計上され、着実な成長を目指す。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他製品のなかでの位置

育児用品で国内トップ、海外も成長

ピジョンは哺乳瓶・乳首などベビー用品で国内首位。同業他社には三井松島HD(資源)やドリームベッド(寝具)など異業種が多く、ベビー用品特化は同社のみ。2024/12期の営業利益率11.61%と安定的。売上高は945億→1042億→1092億と増加。中国などアジア市場でのブランド浸透が成長を牽引。ライバルは海外メーカーが主だが、同社の品質と安全イメージは強み。

強み

  • 哺乳瓶・乳首で高い認知度とシェア、安全イメージが強固。
  • 中国・アジアで販売拡大、売上高は増加傾向。
  • 育児関連は需要が安定しており、景気変動の影響を受けにくい。
  • 哺乳瓶以外にもベビーケア用品を展開し、クロスセルが可能。

課題

  • 日本の少子化で国内市場は縮小傾向、海外依存度が増す。
  • 海外では現地メーカーや安価品との競争が激しく、価格圧力。
  • プラスチック等の原材料価格上昇が原価を押し上げる。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がピジョン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14927ポーラ・オルビスホールディングス3,162億円26.9倍
28111ゴールドウイン2,977億円11.9倍
39616共立メンテナンス2,941億円15.7倍
42730エディオン2,790億円17.1倍
52726パルグループホールディングス2,695億円14.3倍
67956ピジョン2,551億円27.3倍
79003相鉄ホールディングス2,545億円10.0倍
89031西日本鉄道2,482億円7.4倍
98194ライフコーポレーション2,482億円12.6倍
107649スギホールディングス2,466億円10.4倍
117994オカムラ2,414億円10.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

全国に営業網を広げた創業から1960年代

1957年8月、神奈川県茅ヶ崎市に株式会社ピジョン哺乳器本舗として創業。翌1958年には本社を東京都千代田区に移し、東京出張所を開設。1963年から1968年にかけて大阪、福岡、名古屋、札幌、広島、仙台に営業所を順次開設し、全国販売網を整備。1966年6月、商号をピジョン株式会社に変更し、ブランド統一を図った。

海外進出の第一歩:シンガポールとタイ

1978年2月、PIGEON SINGAPORE PTE.LTD.を設立し、東南アジア市場に進出。1985年にはピジョンホームプロダクツを設立し、国内製造子会社を強化。1988年9月、店頭登録を経て、1990年にはタイにTHAI PIGEON CO.,LTD.を設立。1991年、茨城県に中央研究所を開設し、研究開発体制を整えた。

1995年、東証上場と1部指定

1995年7月、東京証券取引所市場第二部に上場。1996年にはPHP茨城(現・連結子会社)の株式取得とPIGEON INDUSTRIES (THAILAND)の設立を実施。1997年7月には市場第一部に指定され、株式の流動性が向上。同時期に茨城県に物流センターを新設するなど、事業基盤を強化した。1999年にはピジョンハーツを設立し、子育て支援事業に参入。

中国市場への本格参入とランシノ買収

2002年4月、PIGEON (SHANGHAI) CO.,LTD.を設立し、中国市場に本格参入。2004年2月、介護用品事業のピジョンタヒラ株式会社を子会社化。同年4月、米国LANSINOH LABORATORIES,INC.を買収し、北米・欧州での母乳関連事業を獲得。2006年には上海に製造子会社を設立し、中国での現地生産を開始した。

国際展開の加速とグループ再編

2009年、中国常州にPIGEON INDUSTRIES (CHANGZHOU)を、インドにPIGEON INDIA PVT.LTD.を設立。2010年、ランシノ子会社の下にトルコ法人を設立。2011年にはマレーシア販社の株式取得、HealthQuest社の買収を実施。2012年、韓国子会社DOUBLEHEART CO.LTD.を設立。2014年にはピジョンウィルと合併し、グループ再編を完了した。

年表39件を開く

1950年代

  • 1957年8月創業神奈川県茅ヶ崎市に株式会社ピジョン哺乳器本舗を設立
  • 1958年3月本社を東京都千代田区に移転、販売拠点として東京出張所(現・東日本支店)を併設

1960年代

  • 1963年1月大阪出張所(現・西日本支店)を開設
  • 1964年9月福岡出張所(現・福岡支店)を開設
  • 1965年7月名古屋出張所(現・中部支店)を開設
  • 1965年8月札幌出張所(後の札幌営業所)を開設
  • 1966年6月商号変更商号をピジョン株式会社に変更
  • 1967年4月広島出張所(後の広島営業所)を開設
  • 1968年6月仙台出張所(後の仙台営業所)を開設

1970年代

  • 1978年2月PIGEON SINGAPORE PTE.LTD.(現・連結子会社)を設立

1980年代

  • 1985年11月ピジョンホームプロダクツ株式会社(現・連結子会社)を設立
  • 1988年9月当社株式を社団法人日本証券業協会東京地区協会に店頭登録
  • 1989年9月茨城県稲敷郡に筑波事業所を新設

1990年代

  • 1990年9月THAI PIGEON CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立
  • 1991年4月茨城県筑波郡(現・茨城県つくばみらい市)に常総研究所(現・中央研究所)を新設
  • 1993年4月常総研究所(現・中央研究所)内に託児所「ピジョンランド」を開設
  • 1995年7月上場当社株式を東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1996年1月PHP茨城株式会社(旧社名:株式会社フクヨー茨城、現・連結子会社)の株式を取得
  • 1996年4月茨城県常陸太田市に常陸太田物流センターを新設
  • 1996年4月PIGEON INDUSTRIES(THAILAND)CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立
  • 1997年7月東京証券取引所市場第一部に指定
  • 1998年9月兵庫県神崎郡に神崎物流センター(現・西日本物流センター)を新設
  • 1999年2月ピジョンハーツ株式会社(旧社名:ピジョンキッズワールド株式会社、現・連結子会社)を設立

2000年代

  • 2000年8月M&A有限会社ナカタコーポレーションと合併
  • 2000年10月創業ピジョン真中株式会社を設立
  • 2002年4月PIGEON(SHANGHAI)CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立
  • 2002年8月PHP兵庫株式会社(旧社名:ピー・エイチ・ピー兵庫株式会社、現・連結子会社)株式を簡易株式交換にて取得
  • 2004年2月M&Aピジョンタヒラ株式会社(旧社名:多比良株式会社、現・連結子会社)を子会社化
  • 2004年4月M&ALANSINOH LABORATORIES,INC.(現・連結子会社)を子会社化
  • 2006年4月PIGEON MANUFACTURING(SHANGHAI)CO.,LTD.(旧社名:PIGEON MANUFACTURING CO.,LTD.、現・連結子会社)を設立
  • 2006年6月本社を東京都中央区に移転
  • 2009年8月PIGEON INDUSTRIES(CHANGZHOU)CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立
  • 2009年11月PIGEON INDIA PVT.LTD.(現・連結子会社)を連結子会社PIGEON SINGAPORE PTE.LTD.の95%の出資及び当社の5%の出資により設立

2010年代

  • 2010年11月LANSINOH LABORATORIES MEDICAL DEVICES DESIGN INDUSTRY AND COMMERCE LTD.CO.(現・連結子会社)を連結子会社LANSINOH LABORATORIES,INC.の99%の出資及び当社の1%の出資により設立
  • 2011年1月PIGEON MALAYSIA(TRADING)SDN.BHD.(現・連結子会社)の株式を連結子会社PIGEON SINGAPORE PTE.LTD.にて取得
  • 2011年7月連結子会社LANSINOH LABORATORIES,INC.にてHealthQuest Ltd.の全株式を取得
  • 2011年8月M&A連結子会社LANSINOH LABORATORIES,INC.がHealthQuest Ltd.を吸収合併
  • 2012年8月DOUBLEHEART CO.LTD.(現・連結子会社)を設立
  • 2014年2月M&A連結子会社ピジョンウィル株式会社と合併

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年12月期まで125,000百万円
  • 営業利益2028年12月期まで20,000百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2028年12月期まで13,160百万円
  • PVA2028年12月期まで9,443百万円
  • EPS2028年12月期まで110.02円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    基幹商品群への集中投資

    哺乳器・乳首を最優先投資領域と位置付け、既存市場でのシェア拡大と未開拓領域への攻勢を強化。10年後に哺乳器グローバルシェア20%を目指す。

  2. 02

    エイジアップ商品による顧客生涯価値拡大

    哺乳期以降の成長段階に合わせた商品(エイジアップ商品)を展開し、顧客一人当たりの生涯価値(LTV)を高めることで持続的な収益成長を図る。

  3. 03

    地域ごとの選択と集中による成長加速

    米州・欧州とシンガポールを最重点地域とし積極投資する一方、日本・中国ではブランド再定義と効率化で安定収益を確保。ASEAN・インド市場も開拓する。

  4. 04

    経営基盤強化とESGの着実な推進

    地域軸と機能軸を組み合わせた新役員体制を構築し、迅速な意思決定とガバナンス向上を実現。5つのマテリアリティに基づきESG活動を強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,042人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は827万円で、9期前と比べて+3.2%平均年齢は42.8歳、平均勤続年数は15.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年1月3,739
2018年1月4,306
2019年1月3,875
2019年12月80243.115.53,954
2020年12月80842.615.03,886
2021年12月80242.714.83,935
2022年12月77543.015.23,803
2023年12月80743.215.53,184
2024年12月82042.915.03,066395
2025年12月82742.815.03,042434

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率26.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)67.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社25(国内 5 / 海外 20) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 静岡県富士市5,939百万円
日本事業
SHANGHAI CHINA5,172百万円
中国事業
本社 — 兵庫県神崎 郡神河町1,762百万円
日本事業
中央研究所 — 茨城県つくばみらい市1,757百万円
日本事業 全社
CHANGZHOU JIANGSU CHINA1,684百万円
中国事業
本社 — 茨城県常陸 太田市1,615百万円
日本事業
西日本物流センター — 兵庫県神崎郡神河町1,221百万円
日本事業
CHOMBURI THAILAND1,107百万円
シンガポール事業
筑波事業所 — 茨城県稲敷郡阿見町978百万円
日本事業 全社
常陸太田物流センター — 茨城県常陸太田市532百万円
日本事業
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ピジョンホーム プロダクツ㈱(注)3.
    静岡県富士市
    議決権100.0%
  • 国内
    ピジョンハーツ㈱
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ピジョンマニュファクチャリング兵庫㈱(注)3.
    兵庫県神崎郡 神河町
    議決権100.0%
  • 国内
    ピジョンマニュファクチャリング茨城㈱
    茨城県 常陸太田市
    議決権100.0%
  • 国内
    ピジョンタヒラ㈱
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 海外
    PIGEON SINGAPORE PTE.LTD. (注)3.
    SINGAPORE
    議決権100.0%
  • 海外
    PIGEON INDIA PVT.LTD. (注)2.3.
    UTTAR PRADESH INDIA
    議決権100.0%
  • 海外
    PIGEON MALAYSIA (TRADING)SDN.BHD. (注)2.
    SELANGOR MALAYSIA
    議決権100.0%
  • 海外
    PT PIGEON BABY LAB INDONESIA (注)2.
    JAKARTA INDONESIA
    議決権100.0%
  • 海外
    PIGEON BABY LAB KENYA LTD. (注)4.
    NAIROBI KENYA
    議決権100.0%
  • 海外
    PIGEON INDUSTRIES (THAILAND)CO.,LTD. (注)3.
    CHONBURI THAILAND
    議決権97.5%
  • 海外
    PT PIGEON INDONESIA (注)2.3.
    BANTEN INDONESIA
    議決権65.0%
残りのグループ会社13社を開く
  • THAI PIGEON CO.,LTD. (注)3.SAMUTPRAKARN THAILAND53%
  • PIGEON(SHANGHAI)CO.,LTD. (注)3.5.SHANGHAI CHINA100%
  • PIGEON AMERICA INC. (注)2.ALEXANDRIA VIRGINIA U.S.A100%
  • PIGEON MANUFACTURING (SHANGHAI)CO.,LTD. (注)3.SHANGHAI CHINA100%
  • PIGEON INDUSTRIES (CHANGZHOU)CO.,LTD. (注)3.CHANGZHOU JIANGSU CHINA100%
  • DOUBLEHEART CO. LTD.SEOUL SOUTH KOREA100%
  • PIGEON HONG KONG LIMITED (注)2.HONG KONG CHINA100%
  • LANSINOH LABORATORIES,INC. (注)3.5.ALEXANDRIA VIRGINIA U.S.A.100%
  • LANSINOH LABORATORIES BENELUX (注)2.ANTWERPEN BELGIUM100%
  • LANSINOH LABORATORIES SHANGHAI (注)2.SHANGHAI CHINA100%
  • LANSINOH LABORATORIES (HONGKONG)CO.,LIMITED (注)2.HONG KONG CHINA100%
  • LANSINOH LABORATORIES UK LIMITED (注)2.3.LEEDS ENGLAND100%
  • LANSINOH LABORATORIES FRANCE SAS (注)2.LA TALAUDIERE FRANCE100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は1,092億円営業利益132億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.8%、利益が+9.1%。

売上高
+4.8%
1,092億円
営業利益
+9.1%
132億円
純利益
+2.4%
86億円
営業利益率
12.1%
前期比 +0.5%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高1,135億円1,092億円
営業利益139億円132億円
純利益91億円86億円
1株あたり配当¥76¥76

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は590億円、営業利益は79億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+9.9%、営業利益は+17.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q2363414.424
2023年2Q2443112.722
2023年3Q2493714.927
2023年4Q2161
2024年1Q2372711.419
2024年2Q2763111.217
2024年4Q5296311.948
2025年2Q5376712.546
2025年4Q5556511.740
2026年2Q5907913.452

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年1月期からの14期で、売上は651億円から1,092億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は12.1%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年1月6517446
連結子会社ピジョンウィル株式会社と合併
2014年1月77511070
2015年1月84113385
2016年1月922151102
2017年1月946165111
2018年1月1,026201145
2019年1月1,047204142
2019年12月1,000173115
2020年12月994161106
2021年12月93114688
2022年12月94913586
2023年12月94511574
2024年12月1,04212113311.684
2025年12月1,09213213712.186

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高1,092億円のうち、営業利益として残るのは132億円12.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は86億円、売上の7.9%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金49.8%544億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金38.2%417億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.1%132億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
50.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+6.6pt
12.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.6pt
7.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+3.0pt
10.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
13.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが131億円、投資CFが−31億円で、差し引きのフリーCFは100億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は396億円で、売上の4.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年1月77−18−3159106
2014年1月79−38−3241131
2015年1月101−31−170216
2016年1月135−33−66102243
2017年1月148−19−62129301
2018年1月171−36−128135313
2019年1月136−47−8389309
2019年12月141−40−87101324
2020年12月184−38−92146371
2021年12月109−56−8753352
2022年12月132−57−9775343
2023年12月145−54−10391344
2024年12月143−11−106132392
2025年12月131−31−108100396

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は1,101億円。このうち返さなくてよい自己資本が859億円で、自己資本比率は75.3%(業種中央値59.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年1月48532416165.3
2014年1月58040018067.5
2015年1月71947324664.2
2016年1月73650822867.4
2017年1月78553724866.7
2018年1月84062821272.2
2019年1月85666619075.0
2019年12月90570520074.8
2020年12月93572620974.8
2021年12月98076821275.4
2022年12月1,01780021775.4
2023年12月1,00481119377.2
2024年12月1,08384623774.9
2025年12月1,10185924275.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
396億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
577億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
126億円
在庫として抱えている分
負債合計
242億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
94
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率24 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他製品 104社との比較

同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率104社中17位あたり、逆に低いのは売上成長率104社中39位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.4%/中央値 7.4%
P25 4.0%P75 10.8%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
12.1%/中央値 5.5%
P25 2.1%P75 9.0%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
75.3%/中央値 59.3%
P25 46.8%P75 72.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.8%/中央値 2.6%
P25 -1.2%P75 8.3%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.6%/中央値 3.0%
P25 2.0%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,097で、1年前と比べて+18.2%過去52週の値幅のなかでは84%の位置にある。

¥2,097-1.1%1ヶ月+6.2%1年+18.2%時価総額2,551億円
過去52週の値幅
安値¥1,567高値¥2,197.5

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)27.3倍
PER (会社予想)27.4倍
PBR2.93倍
配当利回り3.62%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

7/6終値2106円(前日比+1.23%)。6/10以降上昇基調を強め、25日線(1980円)を+6.4%上回る。1ヶ月で+9.2%上昇。52週高値2130.5円に接近。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PERが29.43倍と業界平均18.26倍を大きく上回り割高。PBRも3.09倍と業界平均1.38倍を大幅に上回る。配当利回りは3.65%と業界平均2.22%を上回るが、株価が収益に対して割高な水準にある。収益は増加傾向にあるものの、バリュエーションは割高感が強い。

指標この会社業種平均
PER (実績)27.3倍18.4倍
PER (予想)27.4倍
PBR2.93倍1.38倍
ROE10.4%6.6%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

同社は育児用品のグローバルブランドとして中国市場に強みを持つ。強気派は、中国の出生数減少懸念を織り込みつつも、人口一人当たりの消費単価上昇や新興国での市場拡大、ブランド力を評価し、中長期的な成長を期待する。一方、弱気派は、中国の少子化加速と競合激化によるシェア低下リスク、巣ごもり反動の影響が長期化する可能性を指摘する。争点は中国依存度の高い事業ポートフォリオのリスクと成長性のバランス。

プラスに働く材料7
  • 中国市場でのブランド力

    高い知名度と品質で同地域で安定した需要を確保

  • 回復基調の業績

    2024年12月期は増収増益、巣ごもり後の正常化が進む

  • 新興国市場の拡大

    東南アジアなど新興国での育児用品需要は成長余地大

  • 海外市場拡大による売上成長2026年通年影響

    2025年12月期売上1092億円、海外比率70%、新規国開拓で+5%成長

  • 営業利益率改善の継続2026年12月期影響

    2025年12月期営業利益率12.09%、前期比0.48pt向上、更なる改善見込み

  • 株主還元の強化期待次回決算発表影響

    配当利回り3.65%、自社株買い含む還元策に注目

  • ベビー用品需要の底堅さ通年影響

    安定需要で2025年12月期営業利益132億円を維持

マイナスに働く材料7
  • 中国の少子化加速

    出生数減少が続けば市場そのものが縮小するリスク

  • 競合の台頭

    地元企業や他グローバルブランドとの競争が激化

  • 巣ごもり反動の長期化

    特別需要の反動減が想定より長引く可能性

  • 国内少子化による需要減少継続影響

    国内売上比率30%、出生率低下で毎年2%減の構造的リスク

  • 円高による海外利益の目減り2026年下期影響

    海外売上比率70%、対ドル10%円高で営業利益約10億円減

  • 競合激化によるシェア低下2026年Q3影響

    新興国競合参入で売上50億円減の可能性

  • 原材料コスト上昇2026年上半期影響

    原油高で樹脂価格上昇、原価率0.3pt押し上げ

次の決算で確かめる点
海外売上高比率(特に中国)
依存度の高い地域の動向が業績を大きく左右
中国市場の売上高成長率
成長の鍵を握る市場のトレンドを把握
営業利益率
収益性の改善や競合影響を測る指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり76で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.62%。

年間配当
¥76
1株あたり
配当利回り
3.62%
いまの株価に対して
配当性向
107.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年1月5363.9
2018年1月6624.574.8
2019年1月683.072.4
2019年12月702.989.1
2020年12月722.9109.2
2021年12月742.894.0
2022年12月762.797.7
2023年12月760.0115.2
2024年12月760.0125.4
2025年12月760.0107.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥76

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ70,192人。区分でいちばん多いのは個人・その他31.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が35.0%を占め、残る65.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他10.514.615.425.434.031.4
金融機関31.430.831.435.434.430.1
外国法人51.642.042.429.920.828.5
事業法人4.75.04.95.45.65.0
証券会社1.77.65.93.95.24.9
自己株式1.61.61.61.61.61.6
外国人個人0.00.00.00.00.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)14.39
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)7.45
03JAPAN ACTIVATION CAPITAL I L.P.(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)3.50
04NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE IEDU UCITS CLIENTS NON LENDING 15 PCT TREATY ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店)3.25
05STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.52
06野村信託銀行株式会社(信託口)2.19
07株式会社日本カストディ銀行(信託口4)1.71
08JPモルガン証券株式会社1.68
09仲田 洋一1.60
10ワイ.エヌ株式会社1.38

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近5
  • 2026-08-20
    三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    5.01%
  • 2026-07-07
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.18%
    -0.10pt
  • 2026-07-06
    大和アセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    5.12%
  • 2026-06-22
    ノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC)
    新規の大量保有報告
    0.28%
    -0.26pt
  • 2026-04-22
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.02%
    -0.55pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−37%、1株純資産は14期で−12%。直近期のROEは10.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年1月11479115.521.876.8
2014年1月17597719.727.0111.7
2015年1月7138519.834.984.6
2016年1月8541421.329.968.9
2017年1月9343721.833.063.9
2018年1月12150725.735.174.8
2019年1月11953622.835.772.4
2019年12月9656617.541.789.1
2020年12月8958415.547.8109.2
2021年12月7361812.229.994.0
2022年12月7264111.430.297.7
2023年12月626499.626.2115.2
2024年12月7067910.520.8125.4
2025年12月7269310.422.5107.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/12期の役員報酬は総額564百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約13倍にあたる。

氏名役職年齢
矢野亮代表取締役社長53
板倉正取締役専務執行役員 製品&サプライチェーン戦略統括責任者(CPO/CSCO)62
KevinVyse-Peacock取締役上席執行役員 ランシノ事業本部長59
鳩山玲人取締役 取締役会議長52
林千晶取締役55
山口絵理子取締役45
三和裕美子取締役60
永岡英則取締役54
石上光志常勤監査役64
田島和幸常勤監査役59
大津広一監査役60
太子堂厚子監査役51

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円退職慰労百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)42371413837417104
社外取締役5686814
監査役3555518
社外監査役2242412

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,453字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、ピジョン株式会社(当社)、子会社26社で構成されており、事業内容は、育児用品や介護用品の製造、仕入、販売を主に行っております。 事業内容及び当社と主要な関係会社の当該事業に係る位置付け並びにセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、次の4事業は「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (日本事業) 育児及び女性向け用品関連では、子会社であるピジョンホームプロダクツ株式会社、ピジョンマニュファクチャリング兵庫株式会社、ピジョンマニュファクチャリング茨城株式会社、PIGEON INDUSTRIES (THAILAND) CO.,LTD.、THAI PIGEON CO.,LTD.、PIGEON MANUFACTURING (SHANGHAI) CO.,LTD.等で製造した商品を当社が他の仕入商品とともに販売しております。なお、上記のうち国内製造会社において、一部独自の販売を行っております。 子育て支援関連では、子会社であるピジョンハーツ株式会社が保育、託児、幼児教育事業を行っております。 ヘルスケア・介護関連では、ピジョンホームプロダクツ株式会社、ピジョンマニュファクチャリング兵庫株式会社、ピジョンマニュファクチャリング茨城株式会社で製造した介護用品を当社及び子会社であるピジョンタヒラ株式会社が他の仕入商品とともに販売を行っております。 (中国事業) 子会社であるPIGEON MANUFACTURING (SHANGHAI) CO.,LTD.、PIGEON INDUSTRIES (CHANGZHOU) CO.,LTD.、PIGEON INDUSTRIES (THAILAND) CO.,LTD.、THAI PIGEON CO.,LTD.等で製造した育児及び女性向け用品を子会社であるPIGEON (SHANGHAI) CO.LTD.、DOUBLEHEART CO.LTD.等が他の仕入商品とともに販売しております。 (シンガポール事業) 子会社であるPIGEON INDUSTRIES (THAILAND) CO.,LTD.、THAI PIGEON CO.,LTD.、PIGEON MANUFACTURING (SHANGHAI) CO.,LTD.、PIGEON INDUSTRIES (CHANGZHOU) CO.,LTD.、PIGEON INDIA PVT.LTD.、PT PIGEON INDONESIA等で製造した育児及び女性向け用品を子会社であるPIGEON SINGAPORE PTE.LTD.、PIGEON INDIA PVT.LTD.等が他の仕入商品とともに販売しております。 (ランシノ事業) 子会社であるLANSINOH LABORATORIES MEDICAL DEVICES DESIGN INDUSTRY AND COMMERCE LTD.CO.、PIGEON INDUSTRIES (THAILAND) CO.,LTD.、PIGEON MANUFACTURING (SHANGHAI) CO.,LTD.で製造した育児及び女性向け用品を子会社であるLANSINOH LABORATORIES,INC.等が他の仕入商品とともに販売しております。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりです。
経営方針・対処すべき課題3,704字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営の基本方針 当社グループでは、社員一人ひとりが大切にする企業理念として「Pigeon Group DNA・Pigeon Way」を設定しております。「Pigeon Group DNA」は経営理念と社是で構成され、ピジョングループの核であり、この先も貫いていくものです。「Pigeon Way」は、存在意義とSpiritで構成されており、当社グループが社会において存在する意味と全ての活動における“心”と“行動”の拠り所として定義しております。 当社グループはこの考えに基づき、Pigeon Wayの軸である存在意義(赤ちゃんをいつも真に見つめ続け、この世界をもっと赤ちゃんにやさしい場所にします)の実現に向けて事業を展開しており、その達成に向けた5つの重要課題(マテリアリティ)を設定しております。また、事業活動を行う全ての国・地域において、環境負荷を減らし、赤ちゃんとご家族を取り巻く社会課題の解決をすること、さらに新しいビジネスにも挑戦することで、社会になくてはならない存在として持続的な成長と企業価値の向上を目指しております。 (2)経営環境及び対処すべき課題 当社グループを取り巻く事業環境は、過去3年間で劇的な変化を遂げ、世界的な出生数の減少が続く中、原材料・エネルギー価格の高騰や地政学リスクの常態化に加え、デジタル技術の進化による消費行動の多様化、地場ブランドとの競争激化など、極めて難易度の高い事業運営を要求されております。その一方、中国では少子化が進行しているものの、経済力や出生数からも依然として巨大市場であることに加え、中国政府による少子化対策の拡充及び強化、またアジア各国やその他新興国においても、中長期的には経済成長に伴う消費の拡大やEコマースの浸透・発達が見込まれる中、当社グループの未進出領域も多く残されていることなどにより、成長の機会が十分期待できるものと考えております。 また、当社グループは、経営理念を「愛」とし、存在意義(Purpose)を「赤ちゃんをいつも真に見つめ続け、この世界をもっと赤ちゃんにやさしい場所にします」として事業を展開しております。そして、この存在意義を実現し、当社グループが社会になくてはならない存在として中長期的に成長するために取り組むべき重要課題(マテリアリティ)として、以下5つの要素を設定しております。 1. 事業競争力向上とビジネス強靭化 2. 環境負荷軽減 3. 社会課題への貢献 4. 存在意義実現のための人材・組織風土 5. 強固な経営基盤の構築 このような環境の下、当社グループは2025年12月期までの「第8次中期経営計画」において、ブランドの再構築や各事業での自己完結体制を強化する構造改革、サプライチェーンの効率化等を推進するとともに、2024年に発覚したグループ会社元従業員による不適切取引事案を厳粛に受け止め、信頼回復に向けたガバナンス・コンプライアンス体制の抜本的な立て直しに全力を注いでまいりました。 これらの一連の取組を経て、当社グループは次なる成長ステージとして、2026年12月期を初年度とする「第9次中期経営計画(2026年12月期~2028年12月期)」をスタートいたしました。本計画においては、これまでの「事業構造改革」から得た学びを活かした上で、「収益性を伴う持続的な成長」という新たな目標に向けた施策を遂行してまいります。存在意義を常に起点とし、中長期的な企業価値向上を実現するため、以下の戦略を重点的に推進します。 1. 商品戦略: ・哺乳器を中心とした基幹商品群(基幹商品、サブ基幹商品)の成長加速 ・エイジアップ商品によるLTV※の拡大 ※LTV:Life Time Value(顧客生涯価値) 2. 地域戦略: ・最重点地域である米州・欧州※、成長余地の大きいシンガポール事業での成長を加速 ・日本、中国事業の安定的な成長によるグループ収益性の確保 ※2026年3月27日付で、「ランシノ事業」は「米州・欧州事業」へ名称を変更いたします。 3. 経営基盤の強化・ESGの着実な取組: ・地域軸 x 機能軸での経営体制を推進 ・成長戦略を支える着実なESGの取組を強化 当社グループの最大の強みである哺乳器・乳首を含む主力商品カテゴリを「最優先投資領域(基幹商品)」、さらに過去の学びから特定した当社の知見やブランド力を活かして今後の売上・利益成長が期待できる商品カテゴリを「次なる成長領域(サブ基幹商品)」と位置付け、経営資源を集中投下します。 哺乳器・乳首については、既存展開市場での圧倒的シェアを盤石なものにするだけでなく、これまで十分にアプローチできていなかった未開拓領域(ホワイトスペース)への攻勢を強め、10年後の圧倒的な哺乳器グローバル市場シェア(20%)達成を目指します。あわせて、哺乳器・乳首で培った強力なブランド力を活かし、収益性の高い基幹商品群への優先的な資源配分を推進することで顧客生涯価値を高めると同時に企業価値向上のドライバーへと育成し、経済価値と社会価値の最大化を図ります。 地域戦略では、ピジョンブランド・ランシノブランドのシナジーを創出しつつ、各市場の特性に応じた「選択と集中」を徹底いたします。出生数減少に直面する日本、中国事業においては、ブランド価値の再定義とオペレーションの効率化により安定した収益基盤を構築します。一方で、哺乳器・乳首カテゴリの本格展開を開始する米州・欧州市場、及び成長余力の大きいASEAN・インド市場においては、機動的な投資によるブランド認知拡大や高単価・高付加価値化等を推進し、グローバルでの持続的な成長加速を目指します。 そして、これら戦略の着実な遂行とともに、グローバルでの事業拡大と経営基盤の強化のため、新たな役員体制を構築いたします。各事業本部の責任者となる事業役員と、代表取締役社長直下に設置した5つの専門領域を管掌する経営役員(CxO)の各役割・責任を明確にした上で相互連携を強化していくことで、事業本部横断での機能の高度化や各々の専門性を活かした迅速な意思決定、そしてガバナンスの向上につなげてまいります。当社グループにおける事業継続計画につきましては、既に構築されておりますグローバルリスクマネジメント体制をより一層充実させてまいります。 また、重要課題(マテリアリティ)への取組を着実に行い、環境(E)、社会(S)及びガバナンス(G)の観点から持続可能なオペレーションを追求してまいります。「社会的価値が経済価値をリードする」という二項共創の考え方に基づき、当社グループが事業活動を行う全ての国・地域において、環境負荷等の低減に対しては“あたりまえ”の活動として取り組み、加えて赤ちゃんとご家族を取り巻く社会課題を解決することや未開拓の市場・商品領域へのビジネス拡大に挑戦することで、当社グループは社会になくてはならない存在として持続的な成長を通じた「存在意義」の実現と一層の企業価値向上を目指してまいります。 (3)経営戦略等 「第9次中期経営計画(2026年12月期~2028年12月期)」においては、哺乳器・乳首を中心とした基幹商品群を成長ドライバーとしつつ、エイジアップ商品によるLTVの拡大も図ることで収益性を伴う持続的な成長の達成を目指してまいります。 なお、本中期経営計画期間における各事業戦略の概要は、下記のとおりであります。 「米州・欧州事業」※ ・哺乳器の売上倍増に向けた施策遂行 ・妊娠から授乳までを支援する商品サイクル構築 ・専門家からの強力な「ランシノ哺乳器推奨」の獲得 ※2026年3月27日付で、「ランシノ事業」は「米州・欧州事業」へ名称を変更いたします。 「シンガポール事業」 ・成長市場と広口タイプ哺乳器の拡大・単価アップへ集中 ・ブランドイメージ向上と「高付加価値化」を加速 ・(インド市場)流通構造の高度化・広口哺乳器や基幹商品の拡大に注力 「中国事業」 ・「高付加価値化」とLTVの拡大 ・メリハリのあるEC販売チャネル施策 ・「徹底したROI評価」によるEC活動の効率改善 「日本事業」 ・圧倒的ブランド力を活かした「エイジアップ・新規領域」 ・自社の最新技術を活用した新商品投入 ・各種ポートフォリオ最適化による収益改善 (4)目標とする経営指標 2026年2月13日に発表いたしました2026年12月期を初年度とし、2028年12月期を最終年度とする第9次中期経営計画における主な経営指標は、売上高125,000百万円、営業利益20,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益13,160百万円、PVA9,443百万円、EPS110.02円、ROE14.9%、ROIC15.4%を掲げております。
事業等のリスク2,546字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)出生数の減少 当社グループの主力事業である育児用品の製造及び販売事業は、国内及び海外での出生数の減少により総需要量(数)が変動し、売上高の減少を生じる可能性が考えられます。 (2)経済動向・社会・制度等の変化に関するリスク 現在、当社グループは日本をはじめ、タイ、中国、トルコ、インドネシア、インドで商品を製造し、さらに日本、アジア、オセアニア、中近東、北米、ヨーロッパを中心に国内外で事業を展開しております。日本事業・中国事業・シンガポール事業・ランシノ事業が持つリスクとしては以下のものが考えられます。当社グループも各事業におけるリスクに対しては可能な限りのリスクヘッジを講じてはおりますが、予期できない様々な要因によって当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ・当社グループにとって影響を及ぼす法律の改正、規制の強化 ・テロ・戦争の勃発、既知及び未知の感染症・伝染病の流行による社会的・経済的混乱 ・地震等の自然災害の発生 ・予測を超える為替の変動 ・国際貿易政策の予期せぬ変更(関税等) (3)天候・自然災害 当社グループの主力商品である育児及び女性向け用品、介護用品は天候からの影響は比較的軽微と考えられますが、突発的に発生する災害や天災、不慮の事故の影響で、製造、物流設備等が損害を被り、資産の喪失、商品の滞留等による損失計上により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 とりわけ、気候変動は世界共通の取り組むべき課題と認識し、2021年12月に気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言への賛同を表明し、「ピジョングループTCFD Report 2025」及び当社のコーポレートサイトにおいてTCFD提言の枠組みに則った情報開示をしております。 TCFDレポート:https://www.pigeon.co.jp/sustainability/environment_top/warming/ (4)原材料価格の変動 当社グループの使用する主要な原材料には、原油価格やパルプ価格等の市場状況により変動するものがあります。それら主要原材料の価格が高騰することにより、製造コストが高騰し、また、市場の状況によって販売価格に転嫁することができない場合があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)製造委託先での事故 当社グループの主力商品である育児及び女性向け用品、介護用品の一部は外部に製造委託を行っております。品質には万全を期しておりますが、事前の予想を超えた品質事故が起った場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)子育て支援に関するリスク 当社グループは、働きながら子育てをするご家族のため、保育、託児、幼児教育事業を展開し、多くの乳児、幼児をお預かりしております。そのため、安全には万全の配慮をしておりますが、乳児、幼児は予期しないケガをする可能性を秘めております。これまで当社グループの事業運営に影響を与えるような事故や補償問題は発生しておりませんが、将来にわたってそのような事態が発生しないとは言い切れず、そのような事態に陥った場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)製造物責任に関するリスク 生活者向け商品のメーカーとして、商品の品質や安全性、商品の原料に関する評価は非常に重要であります。当社グループは商品の設計段階から量産に至るまで、品質、安全性の確保に万全を期しておりますが、商品に欠陥が発生した場合、もしくは予期せぬ事故が発生した場合には、商品回収等に伴う損失の計上や、顧客の流出による売上の減少など、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (8)訴訟に関するリスク 当社グループは、会社設立以来、多額の補償金問題など大きなクレーム又は訴訟等を提起されたことはございません。しかし、国内海外を問わず事業を遂行していく上では、訴訟提起されるリスクは常に内包しております。 万一当社グループが提訴された場合、また、その結果によっては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)情報システムのリスク 当社グループは、販売促進キャンペーンや赤ちゃん誕生記念育樹キャンペーン等多数のお客様の個人情報をはじめ、研究活動の成果や商品開発上の機密事項など、様々な重要情報を保有しております。当社グループは、これらの重要な情報の紛失、誤用、改ざん等を防止するため、システムを含めて情報管理に対して適切なセキュリティ対策を実施しております。しかしながら、停電、災害、ソフトウエアや機器の欠陥、コンピュータウイルスの感染、不正アクセス等予測の範囲を超えた出来事により、情報システムの崩壊、停止又は一時的な混乱、顧客情報を含めた内部情報の消失、漏洩、改ざん等のリスクがあります。このような事態が発生した場合、営業活動に支障をきたし、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (10)個人情報漏洩のリスク 当社グループは、生活者向け商品とサービスの提供を行っており、多くの個人情報を保有しております。日頃より全社員には個人情報保護の重要性の認識を徹底させ、社内教育受講の義務付け、顧客情報の管理の強化に努めておりますが、何らかの原因にて個人情報が外部に漏洩する可能性があります。個人情報が外部に漏洩するような事態に陥った場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11)信用リスク 当社グループは、国内外の取引先と商取引を展開しており、取引先の経営破綻又は信用状況の悪化により当社グループが保有する債権が回収不能になるリスクがあります。このような事態が生じた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)10,739字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における我が国の経済は、雇用・所得環境の改善等を背景に個人消費の持ち直しが見られるなど、景気は緩やかな回復基調で推移しました。世界経済においても、緩やかな持ち直しが続くことが期待される一方、中国では不動産市場の停滞や個人消費の弱含みによる影響もあり景気が緩やかに減速していることに加え、米国の政策動向による影響や欧米における高い金利水準の継続など、依然として不透明な状況は継続しております。 このような状況の中、当社グループは、その存在意義を実現させるため、2023年12月期より「第8次中期経営計画(2023年12月期~2025年12月期)」を推進してまいりました。当連結会計年度はその最終年度として、グローバルで急速に変化し続ける事業環境に柔軟に対応し、サステナブルな成長を確かなものとするため、以下の3つの基本戦略の着実な実行による既存事業領域での持続的な成長に加え、自社の知見が活用できる新たな成長領域の探索・育成にも注力することで、事業構造の再構築を積極的に行ってまいりました。 ①財政状態及び経営成績の状況 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ17億80百万円増加し、1,100億88百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ5億円増加し、242億1百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ12億79百万円増加し、858億87百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度においては、売上高は中国事業を中心に販売が堅調に推移したことにより、1,091億70百万円(前期比4.8%増)となりました。利益面においては、増収による売上総利益の増加に加え、売上総利益率が前期比で0.9ポイント改善したことで販売費及び一般管理費の増加を吸収し、営業利益は131億58百万円(同8.4%増)、経常利益は136億81百万円(同3.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は85億70百万円(同2.4%増)となりました。 なお、当連結会計年度の海外連結子会社等の財務諸表項目(収益及び費用)の主な為替換算レートは次のとおりです。 ・米ドル:149.66円(151.48円) ・中国元: 20.82円( 21.04円) 注:( )内は前年同期の為替換算レート 当社グループの報告セグメントは「日本事業」、「中国事業」、「シンガポール事業」及び「ランシノ事業」の計4セグメントとなっております。各セグメントにおける概況は以下のとおりです。 <日本事業> 当事業は、「ベビーケア」、「子育て支援」、「ヘルスケア・介護」等で構成されております。当事業全体の売上高は378億6百万円(前期比3.6%増)、セグメント利益は25億96百万円(同29.9%増)となり増収増益で終了しました。 ベビーケア(育児及び女性向け用品)の売上高は、基幹商品である哺乳器・乳首やベビースキンケア、販売構成比の高いベビーフード・飲料等が堅調に推移し、前期を上回りました。6月に実施した哺乳器・乳首を含むベビー関連用品の一部価格改定による効果に加え、ベビーケアの新規領域である育児家電についても、8月より販売を開始したスペースパフォーマンスに優れる新モデルを加えた「哺乳びんスチーム除菌・乾燥器 ポチット」シリーズをはじめ、引き続き好調に推移しました。また、9月に「TABOTENZU(タボテンズ)」及び11月に「ピジョンキッズ」の新ブランドをそれぞれ発表するなど、育児を取り巻く環境の多様化や、共働き世帯の増加など社会構造の変化に伴う親のニーズに応じた新たな製品づくり、発信等に継続的に取り組んでおります。 また、コミュニケーション施策の一環として、「インスタライブ」などの自社SNSを活用した商品紹介や販売促進に加え、小売店との共同開催によるプレママ・パパ向けセミナーや、医療従事者向けのオンラインセミナーを複数回開催するなど、継続的なブランド強化に取り組んでおります。 子育て支援においては、事業所内保育施設等53箇所にてサービスを展開しており、今後もサービス内容の質的向上を図りながら、事業を展開してまいります。 ヘルスケア・介護については、介護用品ブランド「ハビナース」で販売している、アタッチメント型の食事補助具「自分で食べる ミールキャッチ」などの新商品を中心にブランドの活性化を図りました。引き続き、排泄サポート、清潔サポート、食事サポート関連商品等の販売を推進し、今後も更なる小売店及び介護施設等への営業活動強化などの施策実行を徹底してまいります。 当事業の利益については、増収や価格改定効果に伴う売上総利益の増加や工場稼働率の改善等により前期を上回りました。 <中国事業> 当事業の売上高は429億2百万円(前期比9.9%増)、セグメント利益は104億96百万円(同4.3%増)となり増収増益で終了しました。 主要市場である中国本土においては、前年奏功したブランド露出及び販売促進活動の強化を継続実施したことで、現地通貨ベースでも売上高は前期を上回りました。商品群では、基幹商品である哺乳器・乳首及びベビースキンケアの販売が堅調に推移しました。また、新商品を投入し、ラインアップを拡充しているドリンキングカップの販売も引き続き好調となるなど、出生数減少に向けた対応策の一環である高月齢及びキッズ向け商品(エイジアップ)についても売上への貢献度が着実に高まっております。さらに、消費者コミュニケーションでは、動画プラットフォームTikTokの中国本土版「Douyin(抖音)」や「RED(小紅書)」等のSNS上でのブランド露出強化に加え、ライブコマース等のデジタルマーケティングの強化により、中国最大のECイベントである11月のダブルイレブン商戦における販売も堅調に推移しました。 また、当事業が管轄する韓国及び北米市場(ピジョンブランド)においては、現地販売子会社を起点としたブランド強化及び販売・マーケティング活動に取り組んだほか、特に北米市場においては、哺乳器・乳首を中心としたピジョンブランドの育児用品の販売が好調に推移しました。 当事業の利益については、増収に伴う売上総利益の伸長によって販売費及び一般管理費の増加を吸収し、前期を上回りました。 <シンガポール事業> 当事業の売上高は149億20百万円(前期比4.5%増)、セグメント利益は21億24百万円(同27.4%増)となり増収増益で終了しました。 当事業が管轄するASEAN周辺地域及びインドでは、特にオーストラリア、マレーシアなどでの販売が堅調に推移し、現地通貨ベースでも売上高は前期を上回りました。当事業が注力している基幹商品カテゴリにおいては、高価格帯の広口タイプ哺乳器「SofTouch™」シリーズ(日本における商品名:母乳実感®)のブランドリニューアル効果が主要市場で継続したこともあり、哺乳器・乳首の販売が好調に推移しました。スキンケアでは、当事業が注力する「ナチュラル・ボタニカル・ベビー」シリーズの「おむつかぶれクリーム」が好調を維持するなど、順調に販売が伸長しております。また、新商品として7月に販売を開始したドリンキングカップ「StarTouch™」の各国での露出増加と販売促進に注力しました。引き続き、上位中間層以上のお客様をターゲットとし、基幹商品である哺乳器・乳首及びスキンケアを中心に積極的な販売・マーケティング活動を展開してまいります。 当事業の利益については、哺乳器・乳首の販売伸長及び広口哺乳器の販売比率拡大による総利益率の改善等もあり、前期を上回りました。 <ランシノ事業> 当事業の売上高は219億4百万円(前期比2.2%増)、セグメント利益は15億17百万円(同12.3%減)となり増収減益で終了しました。 主力市場である北米においては、主力商品である乳首ケアクリームや母乳パッドの販売が堅調に推移したことに加え、当期より注力している哺乳器・乳首の販売も大きく伸長した一方、さく乳器カテゴリにおいては昨年の新商品効果の一巡や競争激化などの影響が継続した結果、現地通貨ベースの売上高は前期を下回りました。欧州市場においては、各国での乳首ケアクリーム等の好調に加えてドイツ、ベネルクスなどでさく乳器や産前・産後ケア商品等の販売も好調に推移し、現地通貨ベースの売上高も前期を上回りました。 北米においては、注力中である哺乳器カテゴリのラインアップ拡充に加え、8月には他ブランドとのコラボレーションによるドリンキングカップ等の販売も開始し、哺乳器カテゴリ周辺商品の強化にも着手しております。今後は一層の事業拡大に向け、各地域の消費者行動に合わせたランシノブランドの製品ラインアップを強化し、妊娠中及び産後の女性をより包括的にサポートすることを目指してまいります。 当事業の利益については、増収に伴う売上総利益の増加が見られた一方で、米国関税による原価への影響等もあり前期を下回りました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ4億8百万円増加し、396億9百万円となりました。 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は、130億58百万円(前年同期は142億81百万円の獲得)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益133億18百万円、減価償却費45億81百万円等の増加要因に対し、棚卸資産の増加額19億4百万円、法人税等の支払額39億83百万円等の減少要因によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果支出した資金は、31億44百万円(前年同期は11億37百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の売却による収入54百万円等の増加要因に対し、有形固定資産の取得による支出27億97百万円、無形固定資産の取得による支出3億45百万円等の減少要因によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果支出した資金は、108億18百万円(前年同期は106億39百万円の支出)となりました。これは主に配当金の支払額91億5百万円によるものです。 ③生産、受注及び販売の実績 (生産実績) 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称    当連結会計年度 (自 2025年1月1日  至 2025年12月31日)    前年同期比(%) 日本事業(百万円)   9,602   103.4 中国事業(百万円)   14,041   111.6 シンガポール事業(百万円)   7,312   99.7 ランシノ事業(百万円)   2,178   88.7 合計(百万円)   33,135   104.7 (注)金額は製造原価によっております。 (受注実績) 当社グループは、主として見込みにより生産及び商品仕入を行っており、一部受注による商品仕入れを行っておりますが、受注残高は僅少であります。 (販売実績) 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称    当連結会計年度 (自 2025年1月1日  至 2025年12月31日)    前年同期比(%) 日本事業(百万円)   37,806   103.6 中国事業(百万円)   42,902   109.9 シンガポール事業(百万円)   14,920   104.5 ランシノ事業(百万円)   21,904   102.2 内部売上高消去(百万円)   △8,363   118.4 合計(百万円)   109,170   104.8 (注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先    前連結会計年度 (自 2024年1月1日  至 2024年12月31日)    当連結会計年度 (自 2025年1月1日  至 2025年12月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) ピップ株式会社   16,803   16.1   17,629   16.1 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容等 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は下記のとおりであり、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 1)財政状態 (資産) 当連結会計年度末における資産の残高は、前連結会計年度末と比べ17億80百万円増加し、1,100億88百万円となりました。流動資産は30億99百万円増加し765億61百万円、固定資産は13億19百万円減少し335億27百万円となりました。 流動資産の増加の主な要因は、現金及び預金が4億8百万円、商品及び製品が22億43百万円それぞれ増加したことによるものです。 固定資産の減少の主な要因は、建物及び構築物が13億81百万円減少したことによるものです。 (負債) 当連結会計年度末における負債の残高は、前連結会計年度末と比べ5億円増加し、242億1百万円となりました。流動負債は7億44百万円増加し181億27百万円、固定負債は2億44百万円減少し60億73百万円となりました。 流動負債の増加の主な要因は、未払費用が5億92百万円、製品自主回収関連費用引当金が1億23百万円それぞれ増加したことによるものです。 固定負債の減少の主な要因は、繰延税金負債が2億27百万円増加したものの、リース債務が4億10百万円減少したことによるものです。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末と比べ12億79百万円増加し、858億87百万円となりました。 純資産の増加の主な要因は、利益剰余金が5億85百万円減少したものの、為替換算調整勘定が22億24百万円増加したことによるものです。 2)経営成績 (売上高及び売上原価) 当連結会計年度における売上高は、1,091億70百万円となりました。 セグメントごとに分析しますと、日本事業は、哺乳器・乳首以外の商品群も伸長したこと等により378億6百万円、中国事業は、哺乳器・乳首やスキンケアの伸長等により429億2百万円、シンガポール事業は哺乳器の広口シフト化の進行により149億20百万円、ランシノ事業は欧州が好調かつ北米も哺乳器・乳首の大幅伸長等により219億4百万円となりました。 当連結会計年度における売上原価は、543億31百万円となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、416億80百万円となりました。 主に中国事業においてマーケティング活動の強化に伴う費用の積極的な使用等により、売上高比率は0.5ポイント増加し、営業利益は131億58百万円となりました。 (営業外損益、特別損益、経常利益及び税金等調整前当期純利益) 当連結会計年度の営業外損益は、助成金収入を6億52百万円計上したことにより、5億23百万円の利益となりました。 特別損益は、製品自主回収関連費用を4億95百万円計上したことにより、3億63百万円の損失となりました。 これらの結果、経常利益は136億81百万円、税金等調整前当期純利益は133億18百万円となりました。 (法人税等、非支配株主に帰属する当期純利益、親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の法人税等は44億81百万円、非支配株主に帰属する当期純利益は2億66百万円となり、これらの結果、親会社株主に帰属する当期純利益は85億70百万円となりました。 各セグメントの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 1)財政状態 (日本事業) セグメント資産は、機械装置及び運搬具が405百万円、建物及び構築物が370百万円それぞれ減少したものの、商品及び製品の増加937百万円、建設仮勘定の増加335百万円等により、前連結会計年度末に比べ445百万円増加の261億37百万円となりました。 (中国事業) セグメント資産は、建物及び構築物が609百万円、原材料及び貯蔵品が294百万円それぞれ減少したものの、受取手形及び売掛金の増加725百万円、商品及び製品の増加672百万円、機械装置及び運搬具の増加138百万円、建設仮勘定の増加109百万円等により、前連結会計年度末に比べ802百万円増加の203億99百万円となりました。 (シンガポール事業) セグメント資産は、建物及び構築物が228百万円減少したものの、商品及び製品の増加170百万円、未収入金の増加96百万円等により、前連結会計年度末に比べ14百万円増加の100億16百万円となりました。 (ランシノ事業) セグメント資産は、建物及び構築物が173百万円、受取手形及び売掛金が143百万円それぞれ減少したものの、商品及び製品の増加586百万円、建設仮勘定の増加134百万円等により、前連結会計年度末に比べ420百万円増加の132億89百万円となりました。 2)経営成績 当連結会計年度におけるセグメントごとの経営成績につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 b. 経営成績」に記載のとおりであります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては「(1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 1)資金需要 当社グループの資金需要は、主に運転資金需要と設備資金需要の2つがあります。 運転資金需要のうち主なものは、当社グループ製品製造のための原材料の仕入のほか、製造費用、販売費及び一般管理費の営業費用に係るものであります。また、設備資金需要としましては、主に生産設備の取得に伴う建物や機械装置等固定資産購入に係るものであります。 2)財務政策 当社グループは、堅固なバランスシートの維持、事業活動のための適切な流動性資産の維持を財務方針とし、主たる資金需要である運転資金及び設備資金につきましては、主として営業活動から得られるキャッシュ・フローを源泉とする内部資金によっておりますが、日本におけるグループ会社の資金不足は当社からの貸付けで、海外グループ会社の資金需要につきましても主に当社からの外貨建て貸付けにて対応しております。また、当社における手元資金は事業投資の待機資金であることを前提に流動性・安全性の確保を最優先に運用しております。 当社グループは、健全な財務体質、営業活動によるキャッシュ・フロー創出能力により、今後も海外事業を中心とする成長性を確保するために現在の手元流動性を超える投資資金需要が発生した場合でも、必要資金を調達することが可能であると考えております。 なお、2026年12月期の設備投資資金等の長期資金需要につきましては、内部資金をもって充当する予定であります。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。なお、連結財務諸表作成に際しては経営者の判断に基づく会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告に影響を与える見積りが必要ですが、この判断及び見積りは、過去の実績を勘案するなど、可能な限り合理的な根拠を有した仮定や基準を設定した上で実施しております。しかしながら、事前に予測不能な事象の発生等により実際の結果が現時点の見積りと異なる場合も考えられます。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しておりますが、特に重要なものは以下のとおりであります。 ・固定資産の減損 当社グループは、固定資産の減損に係る会計基準(「固定資産の減損に係る会計基準の設定に関する意見書」(企業会計審議会 平成14年8月9日))及び「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第6号 平成15年10月31日)を適用しております。減損損失の認識に当たり使用する回収可能価額の算定にあたっては、将来キャッシュ・フローを適正な割引率で割り引いた使用価値等様々な仮定を用いております。なお、当連結会計年度においては減損損失を71百万円計上しております。 なお、当社グループの経営に影響を与える大きな要因として、当社グループの主力事業の1つである国内育児用品の販売事業は、出生数の減少により総需要量(数)が変動し、売上高の減少を生じる可能性が考えられます。このような市場環境の下、これまで約70年にわたる育児研究から生まれた競争優位性を発揮できる新商品の開発及び発売、カテゴリ拡大による事業の安定的な成長に努めてまいります。 また海外市場におきましては、海外各国における経済、社会情勢の変化、為替変動、新興国の経済成長に伴う原材料需給状況の変化等により売上高、利益額の減少が生じる可能性が考えられます。当社グループの事業成長継続のため、各市場に合わせた商品の開発と供給体制の整備・充実、及び、ブランド力強化と販売活動の一層の拡大が重要と考えております。 また、当社グループは、保育、託児、幼児教育事業などを展開し、多くの乳幼児等をお預かりしておりますが、このような事業は予期せぬ事故が発生する可能性があります。これまでには、震災などの自然災害によるものを含め、業績に影響を与えるような事故等は発生しておりませんが、将来にわたってそのような事態が発生しないとは言い切れず、そのような事態に陥った場合、当社グループの経営成績に与える可能性があります。 (経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等) 当連結会計年度(2025年12月期)は引き続き、本中期経営計画のテーマである既存領域の強化、新規領域の拡大にグローバルに取り組んだほか、中国事業の売上高の回復を最重要テーマに成長投資を徹底的に投下したことにより、売上高は109,170百万円、営業利益は13,158百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は8,570百万円、PVAは4,948百万円、EPSは71.65円、ROE10.4%、ROICは10.8%となりました。 2025年12月期 計画   2025年12月期 実績   2025年12月期 計画比 売上高(百万円)   109,700   109,170   0.5%減 営業利益(百万円)   12,900   13,158   2.0%増 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)   8,400   8,570   2.0%増 PVA(百万円) (Pigeon Value Added)   4,918   4,948   0.6%増 EPS(円)   70.24   71.65   1.41円増 ROE(%)   10.7   10.4   0.3ポイント減 ROIC(%)   11.0   10.8   0.2ポイント減 (注) ROICの算定に使用する法人税率は30%としております。 なお、2023年12月期を初年度とし、2025年12月期を最終年度とする第8次中期経営計画にて掲げた主な経営指標は次のとおりですが、2023年に発生したALPS処理水放出に起因する中国での風評被害影響など、想定外の課題にも直面し、最終年度である2025年度の当初目標未達となりました。 当初目標   2024年12月期   2025年12月期   中期経営計画目標 2025年12月期 売上高(百万円)   104,171   109,170   113,800 営業利益(百万円)   12,139   13,158   16,000 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)   8,371   8,570   10,400 PVA(百万円) (Pigeon Value Added)   4,353   4,948   7,437 EPS(円)   70.00   71.65   86.92 ROE(%)   10.5   10.4   14.5 ROIC(%)   10.3   10.8   15.1 (注) ROICの算定に使用する法人税率は30%としております。 また、2026年12月期を初年度とし、2028年12月期を最終年度とする第9次中期経営計画にて掲げた主な経営指標は次のとおりです。 2026年12月期   2028年12月期 売上高(百万円)   113,500   125,000 営業利益(百万円)   13,900   20,000 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)   9,140   13,160 PVA(百万円) (Pigeon Value Added)   5,427   9,443 EPS(円)   76.41   110.02 ROE(%)   11.0   14.9 ROIC(%)   11.3   15.4 (注) ROICの算定に使用する法人税率は30%としております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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