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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

コスモ・バイオ

COSMO BIO COMPANY, LIMITED3386 · Standard · 卸売業

ライフサイエンス研究用試薬・機器の専門商社。世界約500社の仕入先から1000万品目を調達し、研究者のニーズに応える。

概要

コスモ・バイオは、1983年に丸善石油(現コスモ石油)の子会社として東京都港区に設立されたライフサイエンス研究用試薬・機器の専門商社である。現在は東京証券取引所スタンダード市場に上場し、従業員182名、売上高108億円(2025年12月期)を計上する。国内外約500社の仕入先から1000万品以上の先端商品を導入し、大学・公的研究機関・製薬企業などに販売する。加えて、初代培養細胞やカスタムペプチド合成、鶏卵バイオリアクター技術を用いたタンパク質受託製造など、自社開発・製造事業も展開している。

売上の8割を占める研究用試薬と、機器販売の二本柱

コスモ・バイオの事業は、研究用試薬の販売と研究用機器・消耗品の販売の二つに大別される。2025年12月期の連結売上高は108億円で、うち研究用試薬が79.5%の86億円、機器が20.5%の22億円を占める。研究用試薬には抗体、抗原、ホルモンなどの汎用試薬のほか、遺伝子解析やタンパク質発現に用いる応用試薬キットが含まれる。機器部門では遠心機、遺伝子導入装置、PCR装置など、バイオ研究に不可欠な装置を扱う。販売は全国の代理店への卸売が主体で、エンドユーザーである研究者へ迅速に届ける体制をとる。

3つの連結子会社と1つの合弁会社で構成されるグループ

連結子会社として、ビーエム機器株式会社(ライフサイエンス用機器・消耗品の輸入商社)、COSMO BIO USA, INC.(米国カリフォルニア州に拠点、日本製試薬・機器の海外販売と新規仕入先探索)、そしてProteintech Group, Inc.との合弁会社である株式会社プロテインテック・ジャパン(Proteintech製品の技術サポートと販売促進)を持つ。このうちCOSMO BIO USAは2018年に連結子会社化された。国内では、コスモ・バイオ本体、ビーエム機器、プロテインテック・ジャパンの3社を同一拠点に集約し、一体的な運営体制を構築している。

独自技術と受託サービスで差別化する開発・製造事業

商社事業に加え、コスモ・バイオは自社開発品と受託サービスを手掛ける。株式会社プライマリーセル(2006年子会社化、2013年吸収合併)が製造していた初代培養細胞を継承し、脂肪組織関連や間葉系幹細胞など多種の細胞を提供する。また、カスタムペプチド合成と抗体作製サービスを展開し、全自動ペプチド抗原デザインシステム「MODELAGON」を活用する。2019年からはゲノム編集ニワトリの卵を用いた有用タンパク質の受託製造(鶏卵バイオリアクター技術)を事業化した。これらの自社事業は、既存の輸入販売ではカバーできない研究者のニーズに応える役割を担う。

約500社の仕入先から1000万品を調達するグローバル調達網

コスモ・バイオの競争力の源泉は、世界中の約500社の仕入先とのネットワークにある。米国子会社COSMO BIO USAが加州サンディエゴに拠点を置き、新規仕入先や最先端商品の情報を収集する。また、2016年に設立したプロテインテック・ジャパンは、抗体メーカーProteintech Groupとの連携を強化する。仕入れた商品は新砂物流センター(2013年移転)から全国へ出荷される。この調達網により、1000万品を超えるラインナップを維持し、研究者の多様な要求に応えている。

業界の中での役割はライフサイエンス研究支援の商社(研究試薬・機器の流通、受託サービス提供)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
108億円
営業利益
3億円
営業利益率
2.8%
純利益
3億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01アカデミア(大学等)主力

大学等の教育・公的研究機関の基礎研究を主要顧客とし、研究用試薬・機器・消耗品を販売。専門知識を要する多種多様な商品と研究者のニーズをマッチングするビジネスモデル。

主な製品・サービス3
研究用試薬(汎用試薬)
抗体、抗原、ホルモンなどの生体内物質、生理活性物質、培地添加剤、化学品など、基礎研究に不可欠な試薬群。
研究用試薬(応用試薬)
遺伝子解析、タンパク質発現等の研究で用いられるキット、生体内物質や環境汚染物質の検出定量キットなど。
研究用機器・機材・消耗品
遠心機、遺伝子導入装置、PCR装置、超音波破砕装置などの機器、ピペットチップ、培養シャーレなどの消耗品を幅広く供給。

02創薬研究(製薬企業等)準主力

製薬企業の創薬研究を支援するため、創薬研究支援・受託サービスを提供。薬剤候補探索、ターゲット探索、バイオマーカー解析などの実験代行や、被験物質の活性測定、カスタム製品の作製などに対応。

主な製品・サービス2
創薬研究支援サービス
薬剤候補探索やターゲット探索、バイオマーカー解析など、創薬に欠かせない実験を代行する受託サービス。
その他受託サービス
研究者の要望に応じた被験物質の活性測定やカスタム製品の作製など。

03ライフサイエンス研究全般(自社製品)準主力

大学等の研究機関と提携し、自社ブランドの開発・製造を行う。市場にない試薬や細胞製品を開発し、研究者の声を反映した製品を提供。受託試験(腸内フローラ解析など)も展開。

鶏卵バイオリアクター技術の産業実用化

主な製品・サービス3
初代培養細胞ほか試薬製造・受託試験
輸入細胞では代替できない初代培養細胞の製造・販売、細胞を使った受託サービス。脂肪関連、骨・軟骨関連など多岐にわたる細胞製品を含む。
カスタムペプチド合成&抗体作製サービス
研究者の要望に応じたペプチドのカスタム合成サービス。全自動ペプチド抗原デザインシステム「MODELAGON」を用いたポリクローナル・モノクローナル抗体作製も提供。
鶏卵バイオリアクター技術を用いたタンパク質製造
ゲノム編集ニワトリの卵を利用し、有用なタンパク質を大量製造・精製して納品する受託製造事業。

04海外ライフサイエンス研究市場副次

米国子会社COSMO BIO USAを通じて、日本で製造した試薬・機器等を全世界に販売。米国の新規仕入先・商品の探索・情報収集も担う。

主な製品・サービス1
研究用試薬・機器(輸出)
日本製のライフサイエンス研究用試薬・機器を海外市場へ販売。

製品と技術

研究用試薬:抗体から遺伝子解析キットまで幅広くカバー

主力である研究用試薬は、抗体、抗原、ホルモンなどの生体内物質を扱う汎用試薬と、遺伝子解析やタンパク質発現に用いる応用試薬キットに分かれる。具体的には、PCR関連試薬、細胞培養用培地添加剤、環境汚染物質検出キットなどが含まれる。2025年12月期の試薬売上は85.6億円で、全体の約8割を占める。これらは国内外の約500社の仕入先から調達され、1000万品以上の品揃えを実現している。また、自社ブランド品として、研究者の声を反映したオリジナル試薬の開発も行っている。

初代培養細胞:輸入細胞では代替できない自社製造品

コスモ・バイオは、2006年に子会社化したプライマリーセルの技術を継承し、初代培養細胞(プライマリーセル)の製造・販売を行う。これは動物やヒト組織から直接調製した細胞で、継代細胞とは異なる生体内に近い性質を持つ。製品ラインナップは脂肪組織関連、骨・軟骨・歯関連、膵臓、肝臓、循環器、免疫、間葉系幹細胞、腫瘍細胞株など多岐にわたる。さらに、これらの細胞を用いた受託解析サービス(セルアッセイ、腸内フローラ解析など)も提供し、創薬研究を支援する。

カスタムペプチド合成と抗体作製:オーダーメイドの受託サービス

研究者の要求するアミノ酸配列のペプチドを、1本からカスタム合成するサービスを提供する。合成後は、そのペプチドを抗原としてポリクローナル抗体やモノクローナル抗体を作製する受託にも対応する。自社開発の全自動ペプチド抗原デザインシステム「MODELAGON」を用いて最適な抗原配列を設計し、抗体作製の成功率を高める。また、質量分析用のAQUAグレードペプチドのデザイン・合成も手掛け、プロテオミクス研究にも貢献している。

鶏卵バイオリアクター:ゲノム編集ニワトリで有用タンパク質を大量生産

コスモ・バイオは、ゲノム編集技術を応用したニワトリの卵白中に有用タンパク質を生産する「鶏卵バイオリアクター」技術を実用化した。2019年7月から受託製造事業を開始し、ユーザーが必要とするタンパク質を大量培養・精製して納品する。この技術は、従来の細胞培養や動物個体生産に比べて低コストで効率的とされ、希少な酵素や医薬品原料の生産手段として期待される。2025年度の中期計画では新規事業の柱として位置づけられ、さらなる事業拡大が進められている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • ライフサイエンス研究全般(自社製品)鶏卵バイオリアクター技術の産業実用化

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

研究用試薬の専門商社、低収益を継続

卸売業のコスモ・バイオは、ライフサイエンス分野の試薬や機器を扱う専門商社。同業他社には高千穂交易やオルバヘルスケアホールディングスなどがいる。提供データによると、売上高は2023/12期の93億円から2024/12期に100億円、2025/12期に108億円へ着実に増加する見通し。しかし営業利益率は2024/12期の3.0%から2025/12期には2.78%へ微減し、低水準で推移。売上拡大は続くが、利益率の改善が進まず、収益性の課題が浮き彫り。専門商社としてのニッチなポジションを活かしつつ、高付加価値化が求められる。

強み

  • 2023/12期から2025/12期まで毎期増収を見込み、市場ニーズを獲得。
  • 研究用試薬に特化し、顧客である研究機関への専門的サポートを提供。
  • ライフサイエンス分野の研究需要は底堅く、継続的な受注が見込める。
  • 主要な研究機関・大学との長期取引関係を構築。

課題

  • 営業利益率が3%前後と低く、収益性向上が最優先課題。
  • 高千穂交易などの同業他社との価格競争に晒され、利益率を圧迫。
  • 売上高100億円規模で、スケールメリットを活かしきれない可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字がコスモ・バイオ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17434オータケ79億円7.7倍
27677ヤシマキザイ79億円15.7倍
38039築地魚市場79億円20.3倍
43323レカム78億円
59264ポエック77億円25.0倍
63386コスモ・バイオ76億円19.6倍
77461キムラ73億円10.0倍
87608エスケイジャパン72億円10.7倍
97590タカショー70億円26.1倍
103565アセンテック68億円9.7倍
113143オーウイル66億円7.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 24件

丸善石油の子会社として設立された1983年

1983年8月、バイオ基礎研究試薬の販売を目的に、丸善石油株式会社(現コスモ石油)の子会社として丸善石油バイオケミカル株式会社が東京都港区に設立された。資本関係をコスモ石油に置き、石油化学の知見を活かしたバイオ事業への参入であった。1986年4月には社名をコスモ・バイオ株式会社に変更し、同時にバイオ研究用機器の販売を開始。同年12月には医薬品販売業の認可を取得し、事業の幅を広げた。

MBOでコスモ石油から独立した2000年

2000年9月、マネージメント・バイ・アウト(MBO)により、コスモ石油株式会社から独立した。同時に、100%子会社シービー開発株式会社を株式譲渡により非子会社化するが、同年12月には再び吸収合併した。この独立により、自立的な経営判断が可能となり、以降の上場や事業拡大の基盤が築かれた。2004年8月には米国カリフォルニア州サンディエゴにCOSMO BIO USA, INC.を設立し、海外での仕入先開拓と輸出強化に乗り出した。

JASDAQ上場と子会社による事業拡大(2005~2013年)

2005年9月、ジャスダック証券取引所に株式を上場した。2006年12月には初代培養細胞の開発・製造・販売を行う株式会社プライマリーセルの80%株式を取得し子会社化、2008年7月に100%子会社とした。2010年3月にはビーエム機器株式会社を追加取得して完全子会社化、ライフサイエンス機器分野の強化を図った。2013年7月にはプライマリーセルを吸収合併し、自社開発事業の一体運営を開始した。また、同年7月の東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場した。

合弁会社設立と新事業基盤の構築(2016~2022年)

2016年11月、主要仕入先であるProteintech Group, Inc.との共同出資により株式会社プロテインテック・ジャパンを設立し、日本における同社ブランドの販売促進を担わせた。2018年1月にはCOSMO BIO USA, INC.を連結子会社化し、米国事業を強化。2022年3月には監査等委員会設置会社へ移行し、ガバナンス体制を強化した。同年4月の東証市場区分見直しにより、スタンダード市場へ移行した。これらの施策により、グループの事業基盤と管理体制が整った。

鶏卵バイオリアクターの実用化と新規事業の本格展開(2019年以降)

2019年7月、ゲノム編集ニワトリの卵を利用した有用タンパク質の受託製造事業を開始した。これは独自技術である鶏卵バイオリアクターを産業化したもので、低コストで大量のタンパク質を生産できる点が特徴である。2022年以降はこの新規事業を本格化させ、2025年度の中期経営計画では「Scientist3(研究者と受託サービスマッチングプラットフォーム)」と並ぶ柱として位置づけた。2025年12月期の売上高は108億円と過去最高を更新し、営業利益3億円を計上している。

年表24件を開く

1980年代

  • 1983年8月バイオの基礎研究試薬販売事業を目的として、東京都港区に丸善石油株式会社(現 コスモ石油株式会社)の子会社として丸善石油バイオケミカル株式会社を設立
  • 1984年9月本社を東京都港区芝浦へ移転
  • 1986年4月商号変更コスモ・バイオ株式会社に社名変更、バイオ研究用機器販売を開始
  • 1986年10月本社を東京都中央区日本橋本町へ移転
  • 1986年12月医薬品販売業の認可取得

1990年代

  • 1994年12月本社を現事務所の東京都江東区東陽へ移転
  • 1998年4月当社人材活用を目的として100%子会社のシービー開発株式会社を設立

2000年代

  • 2000年9月M&AMBO(マネージメント・バイ・アウト)によりコスモ石油株式会社から独立 シービー開発株式会社を株式譲渡により非子会社化
  • 2000年12月M&Aシービー開発株式会社を吸収合併
  • 2004年8月仕入先探索と輸出促進を目的として100%子会社COSMO BIO USA,INC.を米国カリフォルニア州サンディエゴに設立
  • 2005年9月上場ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2006年12月M&A初代培養細胞(プライマリーセル)の研究開発から製造・販売及び同社細胞を用いた受託解析を行う株式会社プライマリーセルの80%の株式を取得、子会社化
  • 2007年11月バイオ研究用の消耗品、機器類の輸入販売事業を行うビーエム機器株式会社の発行済株式の30%を取得、持分法適用の関連会社化
  • 2008年7月M&A連結子会社である株式会社プライマリーセルを100%子会社化

2010年代

  • 2010年3月M&Aビーエム機器株式会社の発行済株式を追加取得し、連結子会社化
  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場
  • 2013年1月業容拡大に伴い、配送センターを移転し、新砂物流センターにて業務開始
  • 2013年7月M&A株式会社プライマリーセルを吸収合併
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2016年11月創業Proteintech Group, Inc.との共同出資により、株式会社プロテインテック・ジャパンを設立
  • 2017年10月札幌事業施設を移転集約し、札幌事業所を開設
  • 2018年1月M&ACOSMO BIO USA, INC.を連結子会社化

2020年代

  • 2022年3月監査等委員会設置会社へ移行
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)か らスタンダード市場に移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で182人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は665万円で、9期前と比べて2.0%平均年齢は42.9歳、平均勤続年数は9.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月127
2017年12月125
2018年12月125
2019年12月67841.59.0133
2020年12月75942.29.3134
2021年12月79442.09.4144
2022年12月73742.19.6146
2023年12月65241.88.8155
2024年12月67242.59.0174172
2025年12月66542.99.1182165

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率39.1%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)77.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
札幌事業所 — 北海道小樽市416百万円
本社 — 東京都江東区324百万円
本社(東京都江東区)他1事業所97百万円
主な関係会社
  • 国内
    COSMO BIO USA,INC. (注)1.3
    アメリカ合衆国カリフォルニア州
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は108億円営業利益3億円前期と比べると増収増益で、売上が+8.0%、利益が+0.0%。

売上高
+8.0%
108億円
営業利益
+0.0%
3億円
純利益
+0.0%
3億円
営業利益率
2.8%
前期比 -0.2%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高115億円108億円
営業利益3億円3億円
純利益3億円3億円
1株あたり配当¥50¥50

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は59億円、営業利益は3億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+9.3%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q28414.33
2023年2Q2015.01
2023年3Q21−1−4.80
2023年4Q240
2024年1Q29310.32
2024年2Q2200.01
2024年4Q4900.00
2025年2Q5435.63
2025年4Q5400.00
2026年2Q5935.13

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は72億円から108億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は2.8%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月7284
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年12月7143
2014年12月7232
2015年12月7442
Proteintech Group, Inc.との共同出資により、株式会社プロテインテック・ジャパンを設立
2016年12月7453
札幌事業施設を移転集約し、札幌事業所を開設
2017年12月7142
COSMO BIO USA, INC.を連結子会社化
2018年12月7343
2019年12月7652
2020年12月8187
2021年12月92117
2022年12月9685
2023年12月9374
2024年12月100343.03
2025年12月108352.83

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高108億円のうち、営業利益として残るのは3億円2.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の2.8%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金65.7%71億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金31.5%34億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.8%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
34.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.5pt
2.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.3pt
2.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.5pt
3.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが6億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは6億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は27億円で、売上の3.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月3−2−1115
2013年12月1−1−1014
2014年12月3−2−1114
2015年12月1−3−2−211
2016年12月61−1716
2017年12月1−2−1−114
2018年12月9−2−1721
2019年12月5−1−1424
2020年12月80−1832
2021年12月6−1−4533
2022年12月3−3−2030
2023年12月7−8−2−128
2024年12月2−2−5024
2025年12月60−3627

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は127億円。このうち返さなくてよい自己資本が100億円で、自己資本比率は74.0%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月70571375.2
2013年12月83681576.2
2014年12月82651774.1
2015年12月78641476.4
2016年12月79661377.3
2017年12月81681378.5
2018年12月85711477.5
2019年12月89731677.0
2020年12月96791776.3
2021年12月101831877.3
2022年12月103861778.1
2023年12月109901977.7
2024年12月117962276.5
2025年12月1271002774.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
27億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
59億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
10億円
在庫として抱えている分
負債合計
27億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
76
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率284社中25位あたり、逆に低いのはROE284社中242位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.6%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.8%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
74.0%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.0%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.0%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,255で、1年前と比べて+9.1%過去52週の値幅のなかでは43%の位置にある。

¥1,255-0.7%1ヶ月-0.9%1年+9.1%時価総額76億円
過去52週の値幅
安値¥1,083高値¥1,486

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)19.6倍
PER (会社予想)22.3倍
PBR0.73倍
配当利回り3.98%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

7/31の終値は1257円で、前日比-0.16%と小幅下落。直近1ヶ月では-1.49%と調整。25日移動平均線(1251.92円)を上回っており、短期的には底堅い。75日線(1230円)も上回るが、200日線(1249.18円)はほぼ同水準。52週高値1486円、52週安値1083円と、中間圏で推移。RSIは50.8と中立。7/27に出来高35400株と急増したが、その後は減少傾向で、7/31は4800株。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 53/100)

PERは21.23倍で同業界平均の17.41倍を上回り、やや割高感がある。PBRは0.75倍と割安だが、ROEは3.6%と低く、収益性が低い。配当利回りは3.98%と平均の3.00%を上回り、配当性向78.5%と高い。業績は微増益で成長は乏しい。PERの高さとROEの低さを考慮すると、バリュエーションはほぼ妥当と判断。配当利回りの高さが下支え。

指標この会社業種平均
PER (実績)19.6倍17.9倍
PER (予想)22.3倍
PBR0.73倍1.24倍
ROE3.6%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

成長性は限定的で、研究費の動向に左右される。強気派は今後のライフサイエンス分野の拡大と研究需要の増加を見込むが、弱気派は低利益率や受注競争の激化、研究費の伸び悩みを懸念する。

プラスに働く材料7
  • 研究投資の堅調

    医薬品開発やバイオ研究への投資は長期的に増加傾向

  • 専門性で差別化

    バイオ分野に特化した専門知識と品揃えで顧客から選ばれる

  • 株主還元

    配当利回り3.98%と高く、株主還元に積極的

  • 売上高108億円、3期連続増収通年影響

    売上高は93→100→108億円、順調に拡大

  • PBR0.75倍と1倍割れ継続影響

    PBR0.754倍、企業価値が純資産を下回る

  • 配当利回り3.98%継続影響

    株価1257円に対し配当利回り約4%、株主還元

  • 増収効果で営業利益率の改善余地2026/12期影響

    FY2025営業利益率2.78%から、増収により3%超えの可能性

マイナスに働く材料7
  • 利益率が低い

    営業利益率3%以下で、価格競争が激しい

  • 成長鈍化

    売上高は横ばい、市場規模の成熟化

  • 財務体質の弱さ

    ROE3.6%と低く、自己資本利益率の改善が課題

  • 営業利益3億円で横ばい2025/12期影響

    FY2025営業利益は前期比ほぼ横ばいの3億円

  • 営業利益率2.78%と低下2025/12期影響

    営業利益率は前期3.0%から2.78%に悪化

  • PER21.2倍と増益なき割高継続影響

    実績PER21.23倍、利益伸び悩みで割高感

  • 外国人持株比率0.5%で需給が薄い継続影響

    外国人保有が0.5%と極めて低く、売買が細りやすい

次の決算で確かめる点
売上高成長率
研究需要の変動を反映する
営業利益率
競争激化による収益性悪化を監視する
在庫回転率
商品の仕入れと販売の効率性を確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり50で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.98%。

年間配当
¥50
1株あたり
配当利回り
3.98%
いまの株価に対して
配当性向
78.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月1850.9
2017年12月14−22.239.7
2018年12月140.037.8
2019年12月140.040.1
2020年12月1828.633.1
2021年12月36100.024.0
2022年12月360.047.9
2023年12月30−16.738.3
2024年12月5066.794.4
2025年12月500.078.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥50

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ4,259人。区分でいちばん多いのは個人・その他65.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が31.6%を占め、残る68.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他60.059.857.855.251.765.8
事業法人24.027.330.032.736.822.1
金融機関11.310.29.59.69.59.5
自己株式2.04.23.93.55.36.2
証券会社1.91.81.91.81.32.1
外国法人2.80.80.70.60.60.4
外国人個人0.00.00.10.10.20.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01東京中小企業投資育成株式会社19.05
02みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 コスモ石油口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行9.52
03UH Partners 2 投資事業有限責任組合 無限責任組合員株式会社UH Partners 27.25
04光通信KK投資事業有限責任組合 無限責任組合員光通信株式会社6.21
05UH Partners 3 投資事業有限責任組合 無限責任組合員株式会社UH Partners 31.98
06櫻井 治久1.59
07鈴木 由美子1.36
08コスモ・バイオ従業員持株会1.30
09高橋 潔1.25
10舩戸 俊明1.25

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−15%、1株純資産は14期で+87%。直近期のROEは3.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月698828.116.632.5
2013年12月531,0655.445.435.7
2014年12月341,0213.343.958.8
2015年12月391,0043.827.649.2
2016年12月431,0354.229.250.9
2017年12月401,0763.827.939.7
2018年12月441,1104.020.037.8
2019年12月401,1543.526.140.1
2020年12月1141,2419.510.833.1
2021年12月1271,3449.79.224.0
2022年12月891,3856.511.347.9
2023年12月761,4475.412.938.3
2024年12月451,5653.024.094.4
2025年12月591,6523.622.078.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/12期の役員報酬は総額118百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
柴山法彦代表取締役社長5752,400
栃木淳子常務取締役 企画部長5212,800
林政徳取締役 財務部長503,000
佐藤和寿独立社外取締役(常勤監査等委員)62
佐々木治雄独立社外取締役(監査等委員)75
島村和也独立社外取締役(監査等委員)53
原口純一郎独立社外取締役(監査等委員)65

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)376528528
社外取締役433338

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,447字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社2社、非連結子会社1社で構成されており、ライフサイエンスに関する研究用試薬、機器及び受託サービスの仕入販売を主たる業務としております。 当社のラインナップは、国内外の仕入先から調達した先端的かつ研究動向を踏まえた商品と自社開発・製造品、そして創薬支援をはじめとする各種受託サービスです。当社グループの顧客は、主にライフサイエンスの研究を行っている教育機関(大学等)・公的研究機関・企業等の研究者です。既に取り扱っている商品やサービスだけでなく、日々忙しい研究者が潜在的に持つニーズを掘り起こし、それに応える新たなラインナップの拡充に取り組んでおります。当社グループは、各地の代理店への卸売販売により、日本全国の研究者へ迅速に商品とそのサポートを提供しております。 ライフサイエンスの研究におきましては、様々な実験や分析活動が行われております。そのため当社は、専門知識 を要する膨大な種類の「商品」と「商品情報」、そして多種多様なエンドユーザーの「ニーズ」とを効率的にマッチ ングさせることをビジネスの特徴としております。 当社子会社のビーエム機器株式会社は、ライフサイエンス研究用の機器類・消耗品を主とする輸入商社であります。 COSMO BIO USA,INC.は、最大のライフサイエンス研究国である米国のカリフォルニア州に拠点を置く、当社の100%子会社であります。日本で製造しているライフサイエンス研究用の試薬・機器等を日本以外の全世界に向けて販売しております。また、米国の新規仕入先・商品の探索及び情報収集を行います。 株式会社プロテインテック・ジャパンは、当社の仕入先であるProteintech Group, Inc.との合弁会社であります。日本におけるProteintech Group, Inc.ブランド価値の向上、Proteintech Group, Inc.製品の技術サポートと販売促進事業を行っております。 国内営業体制の強化として、当社、ビーエム機器、プロテインテック・ジャパンのグループ3社を同一拠点に集約し、一体的な運営体制を構築することで、業務環境の整備と意思決定の迅速化を進めております。各社の専門性を活かした共同事業を推進し、グループ全体の生産性向上に努めております。 当社グループの事業の内容を図示すると、次のとおりであります。 私たちは、世界各地にある約500社の仕入先から1,000万品を超える最先端の商品を導入し、「分かりやすさ」「安心・安全」を付加価値として研究者の皆様にお届けしています。既存の商品で充足できないニーズには、自ら製品を作る、サービスを提供することでソリューションを提供しています。 1.ライフサイエンスの商社事業 世界各地にある最先端の商品を導入し、基礎研究に携わる研究者の皆様に提供 (代表的な商品) (1)研究用試薬 汎用試薬 抗体、抗原、ホルモンなどの生体内物質、生理活性物質、培地添加剤、化学品など 応用試薬 遺伝子解析、タンパク質発現等の研究で用いられるキット、 生体内物質や環境汚染物質の検出定量キットなど (2)研究用機器・機材・消耗品 研究用機器・機材 バイオ研究に使用する遠心機、遺伝子導入装置、PCR装置、超音波破砕装置、 細胞・遺伝子操作機器など 消耗品 ピペットチップ、PCRチューブ、細胞培養シャーレ・プレート、手袋など (3)創薬研究支援・受託サービス 創薬研究支援 薬剤候補探索やターゲット探索、バイオマーカー解析など、創薬に欠かせない実験を代行 その他受託サービス 研究者の要望に応じた、被験物質の活性測定やカスタム製品の作製など (4)研究用試薬・機器の輸出事業 当社米国子会社のCOSMO BIO USAを中心とした海外販売 2.ライフサイエンス関連製品の開発・製造及び自社受託サービス事業 大学等の研究機関と提携しながら、自社品の開発・製造、自社受託サービスの提供 (1)初代培養細胞ほか試薬製造・受託試験 輸入細胞では代替できない細胞の製造・販売や、細胞を使った受託サービスの提供等 細胞製造以外にも、研究者の声を反映した、市場にない試薬の開発・製造 (主な品目) 細胞・細胞培養製品 脂肪組織関連、骨・軟骨・歯関連、膵臓関連、肝機能関連、循環器関連、免疫関連、 間葉系幹細胞、フィーダー細胞、腫瘍細胞株、マクロファージ関連、 コーティング試薬など アッセイキット関連 神経・認知症関連、マクロファージ・免疫関連、エクソソーム関連、 抗糖化・抗老化関連をはじめとする各種測定キット・染色キット・ 検出・精製キットなど バイオ研究用機材 定温輸送容器、アルミブロック・マット保温装置、結露防止ガラスプレートなど 受託サービス 腸内フローラ解析、涙液分析サービス、セルアッセイなど 研究機関とのコラボレーションによる商品開発 優れた技術・ノウハウを持った研究機関とのコラボレーションによる 自社ブランド品の開発 (2)カスタムペプチド合成&抗体作製サービス 研究者の要望にあった配列のペプチドをカスタム合成 大学等の基礎研究だけでなく、製薬企業の創薬研究にも用いられるペプチドの供給 自社合成ペプチドを材料(抗原)とした抗体作製の受託サービスも併せて展開 (主なサービス品目) カスタムペプチド合成 ペプチド合成、AQUAグレードペプチドのデザインと合成サービスなど 抗体作製サービス 全自動ペプチド抗原デザインシステム「MODELAGON」、 ポリクローナル抗体作製、モノクローナル抗体作製など (3)鶏卵バイオリアクター技術を用いたタンパク質製造とその受託 ゲノム編集ニワトリの卵の中に有用なタンパク質を大量製造する技術を産業実用化 2019年7月からは、ユーザーが必要とするタンパク質を大量製造・精製して納品する受託製造事業を開始
経営方針・対処すべき課題2,998字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 本項の記載内容に将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末現在において判断したものであります。 当社グループは、「生命科学の進歩に資する」という目的のもと、生命科学に携わるすべての人に科学を届けるための機能的な組織となり、生命科学に携わるすべての皆様から信頼されるパートナーとして、生命科学の進歩の一助になるよう、製品やサービス、情報の品質を高め、社会から認められる付加価値を誇りとし、持続的な成長を目指してまいりました。こうした中、昨今の社会環境の変化を捉え、当社グループは10年後のあるべき姿を見据え、新たに「ライフサイエンス(生命科学)の力で次代の価値を共創する」というビジョンを掲げました。社会と共に未来を創り出す企業を目指し、その実現に向け、以下の3つのグループ方針を推進してまいります。 1.研究成果の創出を加速させ、社会課題の解決に貢献する 2.信頼できる情報・知見を、世界の研究者と社会へ届ける 3.挑戦と共創を通じて、やりがいと生きがいを実現する 当連結会計年度におけるわが国経済は、エネルギー価格や原材料価格の高騰、さらには円安傾向が持続しました。海外においても、ウクライナ情勢の長期化や中東情勢の緊迫化といった地政学上のリスクに加え、米国の関税政策への懸念等から、先行きが不透明な状況で推移しました。また、当社グループ関連の、ライフサイエンスの基礎研究分野市場の動向は、大学・公的研究機関において堅調に予算執行がなされているものの、市場環境や同業他社との価格競争は依然として厳しい状況が続いております。 このような状況のもと、当社グループは、2023〜2025年度の3か年計画に基づき、新規事業の創出、既存事業の高度化、企業価値の向上に取り組んでまいりました。最終年度である2025年度は、鶏卵バイオリアクター及びScientist3事業といった新規事業の本格展開や、海外展開の強化による既存事業の一層の拡大などを目的に、戦略的な投資や体制強化、人材の確保を行いました。 2026年度からは、新たな中期経営計画に基づき、持続的な企業価値向上と社会的価値の創出を両立させるべく、以下の「5つの重点戦略」を推進してまいります。 1.ポートフォリオの転換 社内外のデータやAIによるトレンド分析等を活用し、収益性・成長性の高い商材を拡充 2.マーケティング機能の進化・強化 データに基づくマーケティング機能を強化し、顧客価値を最大化 3.新規事業の本格展開 鶏卵バイオリアクター技術を活用した有用タンパク質の生産やScientist3事業、原料供給事業など、 既存の中心事業である試薬・機器の輸入販売ではない新規事業を本格展開 4.グローバル販売の強化 COSMO BIO USA, INC.の営業・マーケティング機能を強化し、グローバルにおける認知と売上を拡大 5.事業運営の最適化と強化 非連続的な成長を支えるため、戦略人事機能の強化や新規事業に対応したシステム・データ利活用、 成長投資のための資金戦略などを実行 また、2023年度にマテリアリティを特定して以降、当社グループは段階的に具体的施策を推進してまいりました。2025年度には各施策の実行と深化を図っており、今後も引き続きこれらの活動を継続することで、サステナビリティへの貢献と企業価値の向上を目指してまいります。 重要課題(マテリアリティ)   内 容 E   環境への取り組み   製造事業における環境汚染の防止   ・研究開発及び製造施設での排水基準や廃棄物法令遵守、原価・在庫管理見直しによる環境負荷軽減の取り組み ・ChromaJean社のペプチド精製プラットフォーム導入により、有機溶媒の使用量及び消費電力ともに削減 流通改革・在庫施策・環境負荷の低減   ・エコ資材の導入(発泡スチロールやドライアイス再利  用、リサイクル素材の活用など)を推進 ・「ホワイト物流」推進や輸送手段の改善を通じ、効率的  で持続可能な物流体制の強化 ・産業廃棄物の管理及び処理の徹底 S   持続的成長を支える 事業活動   研究活動のサポート・パートナーシップ(ライフサイエンス研究への支援)     ・日本全国をカバーする販売代理店網による研究者のサポ  ート ・メーカーとのコミュニケーションを強化し、選抜された  信頼感のあるメーカーとの仕入網の構築 ・新商品情報、最新の技術情報の発信及び各商品の法令  情報提供 ・輸出向け販促資料や商品データを充実させ、グローバ  ル展開を強化 新規事業基盤・イノベーション   ・産学官連携によるオープンイノベーションの推進 ・資本提携及び業務提携への取り組み ・鶏卵バイオリアクター技術による有用タンパク質の生産 ・自社製品やペプチド・抗体生産における技術開発・研究  開発 ・研究者と受託サービスのマッチングプラットフォーム「Scientist³」の展開 次世代への支援   ・生命ロボットコンテスト(iGEM)への支援継続 ・Tools for School 公開講座応援団継続(ライフサイエ  ンス関係の市民体験講座へ教材及び費用の一部を提  供)、参加団体とのコミュニケーション ・「Science Signaling」日本語サイトの運営継続 働きがいのある 職場づくり   労働環境とワークライフバランスの実現   ・テレワーク制度、フレックス勤務制度、介護休暇制度な  どの活用支援 ・選択制確定給付企業年金制度の活用促進 ・ハラスメント防止への取り組み(研修及び内部通報  体制) 人的資本の拡充・生産性の向上   ・採用の強化(新卒、多様なキャリア及び背景をもつ  人材) ・教育研修制度の実施(選択型研修及び階層別研修) ・マニュアル整備、法令対応研修の実施など、人材育成  と業務標準化 G   ガバナンスの強化・充実     ガバナンスの向上   ・取締役会実効性評価アンケート実施による改善 ・「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対  応方針」の推進 ・事業継続計画(BCP)を策定し継続的に運用 コンプライアンスの徹底   ・法令情報の社内外への明確な発信、マニュアル整備に  よる法令遵守の徹底 ・情報セキュリティ強化(SSO基盤切替・ネットワーク  機器更新など) 当社グループでは、企業価値の向上を核となる目標とし、ROE8%以上の達成と資本コストの低減により、PBR1倍以上の株価水準を目指します。そのために、IR活動の充実や株主還元の強化、DXによる業務効率化を通した既存ビジネスの高収益化や付加価値の向上、新規ビジネスの創出による収益源の拡大などに取り組みます。 私たちは、どのような環境の中でも、生命科学の進歩発展のすべての場面において求められる責任ある事業者として、最前線で活躍される研究者を支えるパートナーであり続けたいと考えております。 今後も、社会の課題解決やSDGsに寄与し、持続的な成長の実現に向けて、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の取り組みを推進してまいります。
事業等のリスク1,912字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 以下におきましては、当社グループの事業展開上における現在及び将来の事業等に関してリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項につきましても、投資家の投資判断上、重要であると考えられる事項につきましては、投資家に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。当社グループでは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、本株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項目以外の記載内容も併せて、慎重に検討した上で行われる必要があると考えます。また、以下の記載は本株式の投資に関連するリスクすべてを網羅するものではありませんのでご留意ください。 なお、本項中の記載内容につきましては、特に断りがない限り、本有価証券報告書提出日現在の事項であり、将来に関する事項は同報告書提出日現在におきまして当社が判断したものであります。 (1) ライフサイエンス研究関連費用の支出動向にかかわるリスク(特に重要なリスク) 当社グループの既存事業のエンドユーザーは、大学・公的研究機関及び企業における研究者が大きな比重を占めております。そのため、既存事業の発展に加え、新たな事業の育成・拡大に取り組んでおりますが、公的研究費や企業の収益・研究開発支出の減少は、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 仕入先M&Aリスク(特に重要なリスク) 当社グループの仕入先の多くは海外の企業であり、海外仕入先のM&Aやこれに伴う日本における販売体制の改編等により、仕入価格や国内販売権に影響を受けます。商品の安定確保のため、仕入先との関係には、単なる販売者と購入者の関係にとどまらない良好な信頼関係の構築・維持、あるいは資本提携・業務提携等の特別な業務提携関係の構築に取り組んでおります。しかしながら、主要な仕入先のM&Aにより商権が喪失・縮小した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 為替リスク(特に重要なリスク) 当社グループの商品の多くは外貨で決済される輸入品であり、為替変動によって売上原価が変動します。そのため、為替変動の影響をヘッジするために、当社では社内方針に基づき実需の一定の範囲内で為替予約を実施しております。しかしながら、急激な為替相場の変動や会計基準の大幅な変更が生じる場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 業界における競合リスク(特に重要なリスク) ライフサイエンス研究関連商品の国内市場においては、業界内の競合激化から価格競争に陥り、結果として当社グループは、競合他社の活動状況の影響を受けます。マーケティング力の強化、タイムリーな新商品の導入、顧客に対する提案営業活動の強化に努める等の差別化を図っておりますが、他社との更なる競合の激化が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 法規制リスク 当社グループの商品の中には、薬機法、毒物及び劇物取締法や他の関連法規等に該当するものも含まれております。当社グループでは、専門部署を設け法令遵守の徹底に努めておりますが、事故等により法規制に違反する事由が生じた場合には、当社グループの事業活動が一部制限される可能性があります。また、これらの法規制が改正された場合、又は予期し得ない法令、規制等が新たに導入された場合には、その対応のための投資が必要になるなど、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6) グループ会社リスク 当社グループは、複数の関係会社から成っており、グループとしてライフサイエンス研究関連の幅広い商品・サービスの提供を進めシナジー効果を上げグループ企業価値を向上すべく、グループのコーポレート・ガバナンスの充実を図る施策を実施しております。今後、事業の急速な拡大等により、関係会社の統治ガバナンスに不足が生じた場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 会計基準・税制等の変更によるリスク 当社グループは安定的な業績を目的として、社内方針に基づき事業投資や資金運用投資等を行っておりますが、金融動向や市場動向が急変して、保有資産価格に想定外の変動が生じる場合、或いは会計基準や税制等の大幅な変更が生じる場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)3,761字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 1)財政状態 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は7,441百万円となり、前連結会計年度末に比べ211百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が354百万円増加し、受取手形及び売掛金が83百万円増加、有価証券が100百万円減少、その他に含まれる預け金が155百万円減少したことによるものです。固定資産は5,220百万円となり、前連結会計年度末に比べ727百万円増加いたしました。これは主に工具、器具及び備品が133百万円増加し、投資有価証券が521百万円増加したことによるものです。 この結果、総資産は前連結会計年度末の11,723百万円から939百万円増加して12,662百万円となりました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は1,422百万円となり、前連結会計年度末に比べ256百万円増加いたしました。これは主に未払金が97百万円増加し、未払法人税等が139百万円増加したことによるものです。固定負債は1,284百万円となり、前連結会計年度末に比べ282百万円増加いたしました。これは主に繰延税金負債が212百万円増加したことによるものです。 この結果、負債合計は2,706百万円となり、前連結会計年度末に比べ538百万円増加いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計9,955百万円となり、前連結会計年度末に比べ400百万円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益337百万円及び剰余金の配当348百万円、自己株式の取得と処分62百万円及びその他有価証券評価差額金492百万円の増減によるものであります。 この結果、自己資本比率は74.0%(前連結会計年度末は76.5%)となりました。 2)経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、エネルギー価格や原材料価格の高騰、さらには円安傾向が持続しました。海外においても、ウクライナ情勢の長期化や中東情勢の緊迫化といった地政学上のリスクに加え、米国の関税政策への懸念等から、先行きが不透明な状況で推移しました。また、当社グループ関連の、ライフサイエンスの基礎研究分野市場の動向は、大学・公的研究機関において堅調に予算執行がなされているものの、市場環境や同業他社との価格競争は依然として厳しい状況が続いております。 このような状況下、当社グループにおきましては、「生命科学の進歩に資する」という目的のもと、ライフサイエンス領域の研究開発に資する多様な自社製品・商品・サービスの提供と、在庫の適正化及び迅速出荷に取り組んでおります。当連結会計年度の連結売上高は10,766百万円(前年同期比7.3%増)となり、連結売上総利益は3,702百万円(前年同期比11.2%増)、連結売上総利益率は34.4%(前年実績33.2%)となりました。為替レートは、当連結会計年度平均149円/ドル(前連結会計年度149円/ドル)で推移しました。 連結営業利益は343百万円(前年同期比7.7%増)、連結経常利益は489百万円(前年同期比34.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は337百万円(前年同期比28.6%増)となりました。 品目別の経営成績は次のとおりであります。 研究用試薬 研究用試薬につきましては、先端的な新規の商品及び仕入先の開拓と各種の販売キャンペーン等を開催して販売促進に努めた結果、当連結会計年度の研究用試薬の販売実績は対前年同期比7.7%増の8,558百万円となりました。 機器 機器につきましては、販売実績は対前年同期比5.5%増の2,207百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ354百万円増加し、当連結会計年度末には2,747百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は595百万円(同147.1%増)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益504百万円及び減価償却費167百万円、売上債権の増減額△83百万円、棚卸資産の増減額△48百万円、仕入債務の増減額121百万円、及び法人税等の支払額△57百万円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果得られた資金は43百万円(前年同期は217百万円の使用)となりました。これは主に、有価証券の売却及び償還による収入300百万円、設備投資等のための有形固定資産の取得による支出△229百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は283百万円(同40.8%減)となりました。これは主に自己株式の取得による支出△86百万円、配当金の支払△348百万円及び自己株式取得のための預け金の増減額155百万円によるものであります。 ③仕入、受注及び販売の実績 当社グループは単一セグメントであるため、仕入、受注及び販売の実績については、セグメント別にかえて品目別に示しております。 a.商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入及び製品製造原価の実績を商品の品目別に示すと次のとおりであります。 品目別   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   対前期比増減率 (%) 金額(百万円)   構成比(%) 研究用試薬   5,590   78.7   4.3 機器   1,512   21.3   4.1 合計   7,103   100.00   4.3 (注)金額は仕入価格及び製品製造原価によっております。 b.受注実績 当社グループでは受注から納品までの期間が短いこと、かつ受注残高が僅少であることから記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績を商品の品目別に示すと、次のとおりであります。 品目別   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   対前期比増減率 (%) 金額(百万円)   構成比(%) 研究用試薬   8,558   79.5   7.7 機器   2,207   20.5   5.5 合計   10,766   100.00   7.3 (注)1.輸出につきましては、売上に占める比率が微小であるため省略しております。 2.前連結会計年度及び当連結会計年度において、売上総額の100分の10を超える販売先はありません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」及び「(1)経営成績等の状況の概要 ③仕入、受注及び販売の実績」に記載のとおりであります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 資本の財源及び資金の流動性につきましては、当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品仕入及び販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資及び投資有価証券の取得等によるものであります。 資金調達については、自己資金によって充当することを基本としております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積りが必要とされております。これらの見積りにつきましては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積り特有の不確実性が伴うため、実際の結果はこれらとは異なることがあります。 なお、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5〔経理の状況〕1〔連結財務諸表等〕(1)〔連結財務諸表〕の「重要な会計上の見積り」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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