概要
株式会社オータケは、管工機材の卸売を主力事業とする企業である。1952年に名古屋市で創業し、バルブや継手、冷暖房機器など建設設備に必要な資材を全国の顧客に供給する。2025年5月期の売上高は330億円、従業員数は300人。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。
管工機材に特化した単一セグメントの事業構成
当社グループは、報告セグメントが管工機材卸売業のみであり、その他の事業(不動産賃貸業など)は重要性が乏しいため開示を省略している。取扱品目はバルブ・コック類、継手類、冷暖房機器類、衛生・給排水類、パイプ類など多岐にわたり、建築現場からプラントまで幅広い需要に対応する。子会社として2024年に子会社化した株式会社田中産業(大阪府堺市)及び非連結子会社の中国器材株式会社を擁する。
全国に広がる販売・物流ネットワーク
本社を名古屋市中区に置き、国内に複数の支店・営業所・物流センターを展開する。主な拠点として札幌支店、新潟支店、北陸支店、北関東支店、東京支店、神奈川営業所、静岡支店、名古屋営業所、関西支店、九州支店などがある。物流面では名古屋物流センター(2002年開設)、浦安物流センター(2017年)、三河配送センター(2022年)、長野配送センター(2023年)を整備し、きめ細かいデリバリーを実現している。
収益の基盤と経営指標
2025年5月期の連結売上高は329億93百万円、営業利益9億77百万円、経常利益12億12百万円、親会社株主に帰属する当期純利益8億55百万円であった。売上高経常利益率は約3.7%で、目標とする3%以上を達成している。自己資本利益率(ROE)は8%以上を掲げ、第2次中期経営計画(2025年5月期~2027年5月期)では最終年度に売上高340億円、営業利益11億20百万円を目標とする。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
製品と技術
主力のバルブ・コック類と継手類
2025年5月期の商品仕入高のうち、バルブ・コック類が96億円で全体の約34%を占め最大カテゴリーである。継手類は53億円で約19%を占める。販売面でもバルブ・コック類が109億円、継手類が64億円と同様の構成比である。これらの製品は水道・ガス・空調設備などに不可欠であり、建設現場やプラント向けに安定した需要がある。
冷暖房機器類と衛生・給排水類
冷暖房機器類の仕入高は34億円、衛生・給排水類は29億円である。販売高はそれぞれ38億円、32億円。これらはビルや住宅の空調・衛生設備に使用され、省エネや環境対応のニーズに応える商品群である。電気式・ガス式の機器や節水型衛生器具など、多様なラインアップを揃える。
パイプ類とその他関連品
パイプ類の仕入高は40億円、販売高は39億円。鋼管、塩ビ管、銅管など用途に応じた種別を取り扱う。「その他」の仕入高は32億円、販売高は32億円で、施工工具や周辺資材などが含まれる。これらの品目は顧客の要望に応じてワンストップで供給できる体制を強みとしている。
物流センター網が支える供給力
製品の安定供給を支えるため、名古屋物流センター(2002年開設)、浦安物流センター(2017年)、三河配送センター(2022年)、長野配送センター(2023年)を運営する。これらの拠点は在庫の集中管理と迅速な配送を可能にし、全国各地の支店・営業所と連携して顧客の工期に合わせた納入を実現している。2025年には三重県四日市市に四日市事務所を開設し、さらなるサービス向上を図る。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
木材卸で地域密着、収益改善に課題
オータケは、木材・建材を中心とした卸売業を営む企業で、同業他社のリョーサン菱洋ホールディングスや高千穂交易と比較すると、事業規模は中堅であり、扱う商材も建築資材に特化している。売上高は2023年5月期の293億円から2025年5月期には330億円へ順調に拡大しているが、営業利益率は3.03%と低く、収益性の改善が課題である。木材需要は住宅着工動向に依存しており、国内建設市場の影響を強く受ける。地域密着型の営業網を活かしているが、競合との価格競争に直面している。
強み
- 売上高が年々増加しており、2025年5月期には330億円に達し、順調に拡大している。
- 地域の顧客に密着した営業体制で、安定した受注基盤を確保している。
- 木材・建材に特化した専門知識と仕入れ網で、ニッチ市場で優位性を持つ。
- 建設会社や工務店との長年の取引関係があり、安定した収益源となっている。
課題
- 営業利益率が3%台と低く、価格競争やコスト上昇で利益を圧迫されている。
- 住宅着工数の変動に売上が連動し、建設市場の低迷期には影響を強く受ける。
- 同業の卸売企業との競争が激しく、シェア維持のための差別化が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
卸売業の時価総額近傍。太字がオータケ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8144デンキョーグループホールディングス | 85億円 | 24.4倍 |
| 2 | 7619田中商事 | 85億円 | 8.4倍 |
| 3 | 7624NaITO | 84億円 | 29.7倍 |
| 4 | 8119三栄コーポレーション | 81億円 | 13.2倍 |
| 5 | 9827リリカラ | 81億円 | 13.6倍 |
| 6 | 7434オータケ | 79億円 | 7.7倍 |
| 7 | 7677ヤシマキザイ | 79億円 | 15.7倍 |
| 8 | 8039築地魚市場 | 79億円 | 20.3倍 |
| 9 | 3323レカム | 78億円 | — |
| 10 | 9264ポエック | 77億円 | 25.0倍 |
| 11 | 3386コスモ・バイオ | 76億円 | 19.6倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 38件
名古屋で創業し中村区に本社を移した1950年代
1952年5月、名古屋市西区に資本金180万円で株式会社大嶽商店を設立した。翌1953年4月には本社を名古屋市中村区へ移転。1969年5月には中村区に本社ビルが完成し、営業基盤を固めた。
全国展開に向けて営業所を開設した1970~80年代
1974年9月に静岡県富士市に富士営業所(現静岡支店)を開設。1976年11月に大阪市の株式会社木谷バルブを子会社化し、関西・九州への足がかりを得た。その後、1980年7月北陸営業所、1984年2月新潟営業所、1986年8月札幌営業所、1988年3月厚木営業所(現神奈川営業所)を次々に開設し、全国ネットワークを形成した。
商号変更と子会社統合で体制を再編した1988~91年
1988年8月、商号を株式会社オータケに変更。1989年5月にはOA機器全面採用と販売システムのオンライン化を実施した。1991年3月に株式会社木谷バルブを100%子会社化し、同年6月には1988年8月設立の株式会社大嶽商店(別法人)を吸収合併。1991年9月には北関東営業所を開設した。
店頭登録から株式上場へ進んだ1993~2004年
1993年5月、東京都の株式会社石井商店を子会社化し東京支店の基盤とした。1994年9月には同社を100%子会社化し、1995年1月に株式会社イシイに社名変更。1995年3月に日本証券業協会の店頭売買銘柄に登録。2002年5月には名古屋物流センターを開設し、物流体制を強化。2004年12月、ジャスダック証券取引所に株式を上場した。
子会社吸収合併と株式市場統合に対応した2005~13年
2005年6月、連結子会社の株式会社木谷バルブと株式会社イシイを吸収合併し、関西支店、九州支店、東京支店を開設。同年10月には中国器材株式会社を100%子会社化した。2010年4月の取引所統合に伴い大阪証券取引所JASDAQに上場、同年10月にはヘラクレス・JASDAQ・NEOの統合により同取引所JASDAQ(スタンダード)へ移行。2013年7月の東京・大阪市場統合により東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)へ移行した。
物流拠点拡充と新たな経営計画を推進した2020年代
2020年1月、本社を名古屋市中区(現在地)へ移転。2021年3月に株主優待制度を新設、同年6月に執行役員制度を導入。2022年1月には障がい者雇用を目的とした農園「わくわくファーム」を愛知県長久手市に開園。同年4月の市場区分見直しにより東京証券取引所スタンダード市場に移行。2022年8月に東京支店を墨田区へ移転し、2023年12月には長野配送センターを開設。2024年9月には大阪府堺市の株式会社田中産業を子会社化した。
年表38件を開く
1950年代
- 1952年5月名古屋市西区に㈱大嶽商店(資本金180万円)を設立
- 1953年4月本社を名古屋市中村区へ移転
1960年代
- 1969年5月本社ビル(旧・中村区)完成
1970年代
- 1974年9月静岡県富士市に富士営業所(現・静岡支店)を開設
- 1976年11月M&A大阪市の㈱木谷バルブを子会社化(現・関西支店及び九州支店)
1980年代
- 1980年7月富山県射水郡小杉町(現射水市)に北陸営業所(現・北陸支店)を開設
- 1984年2月新潟市に新潟営業所(現・新潟支店)を開設
- 1986年8月札幌市に札幌営業所(現・札幌支店)を開設
- 1988年3月神奈川県平塚市に厚木営業所(現・神奈川営業所)を開設
- 1988年8月商号変更商号を株式会社オータケに変更
- 1989年5月事務合理化のためOA機器を全面採用、販売システムのオンライン化
1990年代
- 1991年3月M&A㈱木谷バルブを100%子会社化
- 1991年6月M&A㈱大嶽商店(1988年8月設立)を吸収合併
- 1991年9月埼玉県大宮市(現さいたま市)に北関東営業所(現・北関東支店)を開設
- 1993年5月M&A東京都の㈱石井商店を子会社化(現・東京支店)
- 1993年6月名古屋市に名古屋営業所開設
- 1994年9月M&A㈱石井商店を100%子会社化(1995年1月1日に社名を㈱イシイに変更)
- 1995年3月日本証券業協会の店頭売買銘柄に登録
2000年代
- 2002年5月名古屋市に名古屋物流センターを開設
- 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取り消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
- 2005年6月M&A連結子会社㈱木谷バルブ及び㈱イシイを吸収合併し、関西支店、九州支店及び東京支店を開設
- 2005年10月M&A中国器材㈱を100%子会社化
2010年代
- 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に株式を上場
- 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
- 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所の市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
- 2017年12月千葉県浦安市に浦安物流センターを開設
- 2018年3月静岡県浜松市に浜松事務所開設
- 2018年11月神奈川県横浜市に横浜事務所開設
2020年代
- 2020年1月本社を名古屋市中区(現在地)へ移転
- 2021年3月株主優待制度新設
- 2021年6月執行役員制度導入
- 2022年1月SDGsへの取り組みとして、障がい者雇用創出を目的に農園「わくわくファーム」を愛知県長久手市に開園
- 2022年3月愛知県岡崎市に三河配送センター開設
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行
- 2022年8月東京支店を東京都墨田区に移転
- 2023年12月長野県松本市に長野配送センター開設
- 2024年9月M&A大阪府堺市の㈱田中産業を子会社化
- 2025年1月三重県四日市市に四日市事務所開設
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で300人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は565万円で、9期前と比べて+10.5%。平均年齢は38.6歳、平均勤続年数は12.2年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 |
|---|---|---|---|---|
| 2016年5月 | — | — | — | 220 |
| 2017年5月 | — | — | — | 224 |
| 2018年5月 | — | — | — | 230 |
| 2019年5月 | 512 | 38.8 | 13.6 | 242 |
| 2020年5月 | 520 | 40.4 | 13.3 | 249 |
| 2021年5月 | 484 | 38.7 | 13.3 | 253 |
| 2022年5月 | 511 | 40.3 | 13.5 | 255 |
| 2023年5月 | 560 | 38.9 | 13.0 | 266 |
| 2024年5月 | 555 | 38.6 | 12.6 | 269 |
| 2025年5月 | 565 | 38.6 | 12.2 | 300 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社田中産業堺市堺区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年5月期の売上高は330億円、営業利益は10億円。前期と比べると増収減益で、売上が+5.4%、利益が-9.1%。
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は174億円、営業利益は6億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+8.1%、営業利益は+20.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年2Q | 74 | 4 | 5.4 | 3 |
| 2023年3Q | 73 | 2 | 2.7 | 1 |
| 2023年4Q | 79 | — | — | 3 |
| 2024年1Q | 79 | 2 | 2.5 | 2 |
| 2024年2Q | 78 | 3 | 3.8 | 2 |
| 2024年3Q | 77 | 2 | 2.6 | 2 |
| 2024年4Q | 79 | — | — | 2 |
| 2025年2Q | 161 | 5 | 3.1 | 4 |
| 2025年4Q | 169 | 5 | 3.0 | 5 |
| 2026年2Q | 174 | 6 | 3.4 | 5 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年5月期からの14期で、売上は226億円から330億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は3.0%。売上は4期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年5月 | 226 | — | 5 | — | 3 |
| 大阪証券取引所と東京証券取引所の市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 | |||||
| 2013年5月 | 223 | — | 5 | — | 3 |
| 2014年5月 | 230 | — | 5 | — | 3 |
| 2015年5月 | 244 | — | 6 | — | 4 |
| 2016年5月 | 249 | — | 6 | — | 4 |
| 千葉県浦安市に浦安物流センターを開設 | |||||
| 2017年5月 | 241 | — | 5 | — | 3 |
| 静岡県浜松市に浜松事務所開設 | |||||
| 2018年5月 | 255 | — | 5 | — | 4 |
| 2019年5月 | 265 | — | 6 | — | 4 |
| 2020年5月 | 253 | — | 3 | — | 6 |
| 2021年5月 | 239 | — | 3 | — | 5 |
| 愛知県岡崎市に三河配送センター開設 | |||||
| 2022年5月 | 266 | — | 8 | — | 5 |
| 長野県松本市に長野配送センター開設 | |||||
| 2023年5月 | 293 | — | 11 | — | 8 |
| 大阪府堺市の㈱田中産業を子会社化 | |||||
| 2024年5月 | 313 | — | 11 | — | 8 |
| 三重県四日市市に四日市事務所開設 | |||||
| 2025年5月 | 330 | 10 | 12 | 3.0 | 9 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年5月期
売上高330億円のうち、営業利益として残るのは10億円で3.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は9億円、売上の2.7%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金85.5%282億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.5%38億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.0%10億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年5月期は営業CFが10億円、投資CFが−5億円で、差し引きのフリーCFは5億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は27億円で、売上の1.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年5月 | 0 | 1 | −1 | 1 | 10 |
| 2013年5月 | 6 | 0 | −1 | 6 | 14 |
| 2014年5月 | 2 | −1 | −3 | 1 | 11 |
| 2015年5月 | 0 | −1 | −1 | −1 | 9 |
| 2016年5月 | 6 | −1 | −1 | 5 | 13 |
| 2017年5月 | 7 | −1 | −1 | 6 | 18 |
| 2018年5月 | 2 | −2 | −1 | 0 | 17 |
| 2019年5月 | 11 | −13 | −1 | −2 | 14 |
| 2020年5月 | 3 | 3 | −2 | 6 | 18 |
| 2021年5月 | −6 | 3 | −1 | −3 | 14 |
| 2022年5月 | 9 | −1 | −1 | 8 | 21 |
| 2023年5月 | 3 | −5 | −1 | −2 | 19 |
| 2024年5月 | 15 | −8 | 0 | 7 | 26 |
| 2025年5月 | 10 | −5 | −4 | 5 | 27 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年5月期の総資産は261億円。このうち返さなくてよい自己資本が154億円で、自己資本比率は59.0%(業種中央値50.6%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年5月 | 144 | 95 | 49 | 65.6 |
| 2013年5月 | 148 | 99 | 49 | 67.1 |
| 2014年5月 | 154 | 100 | 54 | 64.7 |
| 2015年5月 | 165 | 105 | 60 | 63.2 |
| 2016年5月 | 164 | 106 | 58 | 64.4 |
| 2017年5月 | 170 | 112 | 58 | 65.8 |
| 2018年5月 | 178 | 117 | 61 | 65.5 |
| 2019年5月 | 186 | 116 | 70 | 62.5 |
| 2020年5月 | 193 | 121 | 72 | 62.7 |
| 2021年5月 | 198 | 125 | 73 | 63.3 |
| 2022年5月 | 210 | 129 | 81 | 61.4 |
| 2023年5月 | 232 | 140 | 92 | 60.2 |
| 2024年5月 | 245 | 149 | 96 | 60.8 |
| 2025年5月 | 261 | 154 | 107 | 59.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で284社中95位あたり、逆に低いのは配当利回りで284社中219位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,848で、1年前と比べて+4.5%。過去52週の値幅のなかでは36%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 7.7倍 |
| PBR | 0.42倍 |
| 配当利回り | 2.00% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は1780円で、25日移動平均線(1803.28円)を下回って推移。直近1か月では-2.9%と軟調で、上値が重い。52週高値2099円からは約15%下落し、52週安値1707円からは約4%高のレンジ内。出来高は全体的に低水準で、8月7日は1100株。RSIは42.2とやや弱気圏。200日線(1832円)も下回っており、中期的には下降トレンドの可能性。ただし、安値圏での底固めの様相も見られる。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PER7.39倍は業界平均17.78倍の半分以下、PBR0.41倍も平均1.24倍を大きく下回り、割安度は高いです。ROE5.6%は平均より低いものの、配当利回り2.08%は平均2.99%を下回ります。売上高は増加基調で、利益も安定しています。割安だが収益性と配当は控えめで、成長余地が限られます。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 7.7倍 | 17.9倍 |
| PBR | 0.42倍 | 1.24倍 |
| ROE | 5.6% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
強気派は、住宅着工の回復やリフォーム需要の高まりで売上高が増加すると見ており、PBRの低さから割安感を指摘する。一方弱気派は、住宅市場の低迷や競争激化で収益性が伸び悩むと懸念する。
- 低PBR
PBR0.41倍と解散価値に対して割安な水準。
- 売上高成長
売上高が毎期増加し、安定した事業成長を見せる。
- リフォーム需要
既築住宅の老朽化でリフォーム市場は拡大傾向。
- PBR0.41倍と純資産約186億円で資本政策変更の思惑不定影響強
時価総額76億円に対し純資産は約186億円、PBR0.41倍は解散価値比で大幅な割安
- 売上高293億円から330億円へ2期連続増収次回決算発表影響中
売上高は293→313→330億円と2期連続増加、増収効果で営業黒字を確保
- 25/5期に営業利益10億円、営業利益率3%台に改善通年影響中
25/5期に営業利益10億円、営業利益率3.03%を記録
- PER7.4倍・配当利回り2.1%の割安感次回株主総会影響弱
PER7.39倍、配当利回り2.08%で、今後の増配余地に期待
- 住宅市場の低迷
新築着工の減少が商材の需要に影響を与える。
- 低利益率
卸売業のため営業利益率3%と低水準。
- 競争激化
同業他社やネット販売との競争で価格が低下。
- 営業利益率3.03%の薄利でコスト上昇に脆弱継続影響中
売上高330億円の仕入れコストが1%上昇すると営業利益は3.3億円減、10億円の約3割を失う
- 純利益は8億→9億円とほぼ横ばい通年影響中
売上高は293→330億円に増えたが純利益は8億→9億円どまり、増収効果は限定的
- 外国人保有0.04%と流動性極小、下げは過大に継続影響弱
外国人保有比率0.04%、時価総額76億円と小型。売りが重なると需給で株価が過小に動く
- ROE5.6%の低収益性がPBR0.41倍の原因継続影響弱
ROE5.6%は低く、改善が見えなければPBR0.41倍の低評価が続く
- 住宅着工戸数
- 主要な需要指標であり、売上高に直結するため。
- リフォーム売上高
- 成長分野としての寄与度を測るため。
- 在庫回転率
- 過剰在庫や商品鮮度を把握するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり37円で、前期から+5.7%。いまの株価に対する利回りは2.00%。増配か配当維持が4年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年5月 | 25 | — | 32.0 |
| 2018年5月 | 23 | −8.0 | 25.6 |
| 2019年5月 | 23 | 0.0 | 22.0 |
| 2020年5月 | 23 | 0.0 | 15.0 |
| 2021年5月 | 23 | 0.0 | 17.6 |
| 2022年5月 | 27 | 17.4 | 20.2 |
| 2023年5月 | 33 | 22.2 | 16.0 |
| 2024年5月 | 35 | 6.1 | 18.1 |
| 2025年5月 | 37 | 5.7 | 16.6 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥37
株主
有価証券報告書より
2025年5月期末の株主数は延べ1,131人。区分でいちばん多いのは個人・その他で51.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が48.6%を占め、残る51.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年5月% | 2021年5月% | 2022年5月% | 2023年5月% | 2024年5月% | 2025年5月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 47.4 | 47.4 | 47.6 | 47.8 | 47.8 | 51.2 |
| 事業法人 | 33.7 | 34.6 | 34.5 | 34.5 | 34.4 | 32.3 |
| 自己株式 | 7.4 | 7.4 | 7.3 | 6.6 | 6.5 | 8.6 |
| 政府・自治体 | 8.5 | 8.5 | 8.5 | 8.5 | 8.5 | 8.5 |
| 金融機関 | 10.1 | 9.4 | 9.3 | 9.2 | 9.2 | 7.8 |
| 証券会社 | 0.3 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
| 外国法人 | — | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.0 |
| 外国人個人 | — | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | オータケ持株会 | 11.23 |
| 02 | 西尾市 | 8.47 |
| 03 | 株式会社キッツ | 7.89 |
| 04 | オータケ従業員持株会 | 7.12 |
| 05 | 岡谷鋼機株式会社 | 3.80 |
| 06 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 3.03 |
| 07 | 尾崎美津子 | 2.64 |
| 08 | 株式会社名古屋銀行 | 2.50 |
| 09 | 株式会社ベン | 2.50 |
| 10 | 株式会社ヨシタケ | 1.80 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+202%、1株純資産は14期で+72%。直近期のROEは5.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年5月 | 72 | 2,283 | 3.2 | 23.7 | 34.9 |
| 2013年5月 | 76 | 2,392 | 3.2 | 25.0 | 30.3 |
| 2014年5月 | 76 | 2,471 | 3.1 | 22.2 | 29.8 |
| 2015年5月 | 91 | 2,597 | 3.5 | 19.7 | 27.4 |
| 2016年5月 | 93 | 2,621 | 3.5 | 19.4 | 24.7 |
| 2017年5月 | 78 | 2,776 | 2.8 | 22.5 | 32.0 |
| 2018年5月 | 90 | 2,895 | 3.1 | 21.5 | 25.6 |
| 2019年5月 | 104 | 2,890 | 3.6 | 16.4 | 22.0 |
| 2020年5月 | 153 | 3,056 | 5.1 | 10.2 | 15.0 |
| 2021年5月 | 130 | 3,152 | 4.2 | 12.2 | 17.6 |
| 2022年5月 | 134 | 3,250 | 4.2 | 11.8 | 20.2 |
| 2023年5月 | 206 | 3,495 | 6.1 | 8.0 | 16.0 |
| 2024年5月 | 194 | 3,725 | 5.4 | 9.0 | 18.1 |
| 2025年5月 | 216 | 3,930 | 5.6 | 8.1 | 16.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/5期の役員報酬は総額112百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 金戸俊哉 | 代表取締役 社長 | 62 | 11,500 |
| 村井善幸 | 取締役 会長 | 69 | 36,100 |
| 岡沢等 | 取締役 営業本部長 | 60 | 11,200 |
| 山田勝猛 | 取締役 営業本部副本部長 | 52 | 2,400 |
| 小川真紀 | 取締役 | 59 | — |
| 宮廣慎一郎 | 取締役 | 53 | — |
| 愛敬晃 | 取締役(監査等委員) | 63 | 200 |
| 赤星知明 | 取締役(監査等委員) | 55 | 1,000 |
| 石原宏一 | 取締役(監査等委員) | 40 | — |
| 竹尾祥子 | — | 71 | — |
役員報酬の内訳2025/5期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 48 | 29 | 12 | 89 | 22 |
| 取締役(社内) | 1 | 12 | — | — | 12 | 12 |
| 社外取締役 | 4 | 11 | — | — | 11 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/5期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容209字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,608字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,651字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,974字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第74期(2025/06/01-2025/11/30)2026-01-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第73期(2024/06/01-2025/05/31)2025-08-28
- 半期報告書半期報告書-第73期(2024/06/01-2025/05/31)2025-01-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第72期(2023/06/01-2024/05/31)2024-08-28
- 四半期報告書四半期報告書-第72期第3四半期(2023/12/01-2024/02/29)2024-04-15
- 四半期報告書四半期報告書-第72期第2四半期(2023/09/01-2023/11/30)2024-01-15
- 四半期報告書四半期報告書-第72期第1四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第71期(2022/06/01-2023/05/31)2023-08-28
- 四半期報告書四半期報告書-第71期第3四半期(2022/12/01-2023/02/28)2023-04-14
- 四半期報告書四半期報告書-第71期第2四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-13
- 四半期報告書四半期報告書-第71期第1四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)2022-10-17
- 有価証券報告書有価証券報告書-第70期(令和3年6月1日-令和4年5月31日)2022-08-26
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