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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

オータケ

OTAKE CORPORATION7434 · Standard · 卸売業

概要

株式会社オータケは、管工機材の卸売を主力事業とする企業である。1952年に名古屋市で創業し、バルブや継手、冷暖房機器など建設設備に必要な資材を全国の顧客に供給する。2025年5月期の売上高は330億円、従業員数は300人。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

管工機材に特化した単一セグメントの事業構成

当社グループは、報告セグメントが管工機材卸売業のみであり、その他の事業(不動産賃貸業など)は重要性が乏しいため開示を省略している。取扱品目はバルブ・コック類、継手類、冷暖房機器類、衛生・給排水類、パイプ類など多岐にわたり、建築現場からプラントまで幅広い需要に対応する。子会社として2024年に子会社化した株式会社田中産業(大阪府堺市)及び非連結子会社の中国器材株式会社を擁する。

全国に広がる販売・物流ネットワーク

本社を名古屋市中区に置き、国内に複数の支店・営業所・物流センターを展開する。主な拠点として札幌支店、新潟支店、北陸支店、北関東支店、東京支店、神奈川営業所、静岡支店、名古屋営業所、関西支店、九州支店などがある。物流面では名古屋物流センター(2002年開設)、浦安物流センター(2017年)、三河配送センター(2022年)、長野配送センター(2023年)を整備し、きめ細かいデリバリーを実現している。

収益の基盤と経営指標

2025年5月期の連結売上高は329億93百万円、営業利益9億77百万円、経常利益12億12百万円、親会社株主に帰属する当期純利益8億55百万円であった。売上高経常利益率は約3.7%で、目標とする3%以上を達成している。自己資本利益率(ROE)は8%以上を掲げ、第2次中期経営計画(2025年5月期~2027年5月期)では最終年度に売上高340億円、営業利益11億20百万円を目標とする。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
330億円
営業利益
10億円
営業利益率
3.0%
純利益
9億円
2025/5 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

製品と技術

主力のバルブ・コック類と継手類

2025年5月期の商品仕入高のうち、バルブ・コック類が96億円で全体の約34%を占め最大カテゴリーである。継手類は53億円で約19%を占める。販売面でもバルブ・コック類が109億円、継手類が64億円と同様の構成比である。これらの製品は水道・ガス・空調設備などに不可欠であり、建設現場やプラント向けに安定した需要がある。

冷暖房機器類と衛生・給排水類

冷暖房機器類の仕入高は34億円、衛生・給排水類は29億円である。販売高はそれぞれ38億円、32億円。これらはビルや住宅の空調・衛生設備に使用され、省エネや環境対応のニーズに応える商品群である。電気式・ガス式の機器や節水型衛生器具など、多様なラインアップを揃える。

パイプ類とその他関連品

パイプ類の仕入高は40億円、販売高は39億円。鋼管、塩ビ管、銅管など用途に応じた種別を取り扱う。「その他」の仕入高は32億円、販売高は32億円で、施工工具や周辺資材などが含まれる。これらの品目は顧客の要望に応じてワンストップで供給できる体制を強みとしている。

物流センター網が支える供給力

製品の安定供給を支えるため、名古屋物流センター(2002年開設)、浦安物流センター(2017年)、三河配送センター(2022年)、長野配送センター(2023年)を運営する。これらの拠点は在庫の集中管理と迅速な配送を可能にし、全国各地の支店・営業所と連携して顧客の工期に合わせた納入を実現している。2025年には三重県四日市市に四日市事務所を開設し、さらなるサービス向上を図る。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

木材卸で地域密着、収益改善に課題

オータケは、木材・建材を中心とした卸売業を営む企業で、同業他社のリョーサン菱洋ホールディングスや高千穂交易と比較すると、事業規模は中堅であり、扱う商材も建築資材に特化している。売上高は2023年5月期の293億円から2025年5月期には330億円へ順調に拡大しているが、営業利益率は3.03%と低く、収益性の改善が課題である。木材需要は住宅着工動向に依存しており、国内建設市場の影響を強く受ける。地域密着型の営業網を活かしているが、競合との価格競争に直面している。

強み

  • 売上高が年々増加しており、2025年5月期には330億円に達し、順調に拡大している。
  • 地域の顧客に密着した営業体制で、安定した受注基盤を確保している。
  • 木材・建材に特化した専門知識と仕入れ網で、ニッチ市場で優位性を持つ。
  • 建設会社や工務店との長年の取引関係があり、安定した収益源となっている。

課題

  • 営業利益率が3%台と低く、価格競争やコスト上昇で利益を圧迫されている。
  • 住宅着工数の変動に売上が連動し、建設市場の低迷期には影響を強く受ける。
  • 同業の卸売企業との競争が激しく、シェア維持のための差別化が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字がオータケ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18144デンキョーグループホールディングス85億円24.4倍
27619田中商事85億円8.4倍
37624NaITO84億円29.7倍
48119三栄コーポレーション81億円13.2倍
59827リリカラ81億円13.6倍
67434オータケ79億円7.7倍
77677ヤシマキザイ79億円15.7倍
88039築地魚市場79億円20.3倍
93323レカム78億円
109264ポエック77億円25.0倍
113386コスモ・バイオ76億円19.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 38件

名古屋で創業し中村区に本社を移した1950年代

1952年5月、名古屋市西区に資本金180万円で株式会社大嶽商店を設立した。翌1953年4月には本社を名古屋市中村区へ移転。1969年5月には中村区に本社ビルが完成し、営業基盤を固めた。

全国展開に向けて営業所を開設した1970~80年代

1974年9月に静岡県富士市に富士営業所(現静岡支店)を開設。1976年11月に大阪市の株式会社木谷バルブを子会社化し、関西・九州への足がかりを得た。その後、1980年7月北陸営業所、1984年2月新潟営業所、1986年8月札幌営業所、1988年3月厚木営業所(現神奈川営業所)を次々に開設し、全国ネットワークを形成した。

商号変更と子会社統合で体制を再編した1988~91年

1988年8月、商号を株式会社オータケに変更。1989年5月にはOA機器全面採用と販売システムのオンライン化を実施した。1991年3月に株式会社木谷バルブを100%子会社化し、同年6月には1988年8月設立の株式会社大嶽商店(別法人)を吸収合併。1991年9月には北関東営業所を開設した。

店頭登録から株式上場へ進んだ1993~2004年

1993年5月、東京都の株式会社石井商店を子会社化し東京支店の基盤とした。1994年9月には同社を100%子会社化し、1995年1月に株式会社イシイに社名変更。1995年3月に日本証券業協会の店頭売買銘柄に登録。2002年5月には名古屋物流センターを開設し、物流体制を強化。2004年12月、ジャスダック証券取引所に株式を上場した。

子会社吸収合併と株式市場統合に対応した2005~13年

2005年6月、連結子会社の株式会社木谷バルブと株式会社イシイを吸収合併し、関西支店、九州支店、東京支店を開設。同年10月には中国器材株式会社を100%子会社化した。2010年4月の取引所統合に伴い大阪証券取引所JASDAQに上場、同年10月にはヘラクレス・JASDAQ・NEOの統合により同取引所JASDAQ(スタンダード)へ移行。2013年7月の東京・大阪市場統合により東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)へ移行した。

物流拠点拡充と新たな経営計画を推進した2020年代

2020年1月、本社を名古屋市中区(現在地)へ移転。2021年3月に株主優待制度を新設、同年6月に執行役員制度を導入。2022年1月には障がい者雇用を目的とした農園「わくわくファーム」を愛知県長久手市に開園。同年4月の市場区分見直しにより東京証券取引所スタンダード市場に移行。2022年8月に東京支店を墨田区へ移転し、2023年12月には長野配送センターを開設。2024年9月には大阪府堺市の株式会社田中産業を子会社化した。

年表38件を開く

1950年代

  • 1952年5月名古屋市西区に㈱大嶽商店(資本金180万円)を設立
  • 1953年4月本社を名古屋市中村区へ移転

1960年代

  • 1969年5月本社ビル(旧・中村区)完成

1970年代

  • 1974年9月静岡県富士市に富士営業所(現・静岡支店)を開設
  • 1976年11月M&A大阪市の㈱木谷バルブを子会社化(現・関西支店及び九州支店)

1980年代

  • 1980年7月富山県射水郡小杉町(現射水市)に北陸営業所(現・北陸支店)を開設
  • 1984年2月新潟市に新潟営業所(現・新潟支店)を開設
  • 1986年8月札幌市に札幌営業所(現・札幌支店)を開設
  • 1988年3月神奈川県平塚市に厚木営業所(現・神奈川営業所)を開設
  • 1988年8月商号変更商号を株式会社オータケに変更
  • 1989年5月事務合理化のためOA機器を全面採用、販売システムのオンライン化

1990年代

  • 1991年3月M&A㈱木谷バルブを100%子会社化
  • 1991年6月M&A㈱大嶽商店(1988年8月設立)を吸収合併
  • 1991年9月埼玉県大宮市(現さいたま市)に北関東営業所(現・北関東支店)を開設
  • 1993年5月M&A東京都の㈱石井商店を子会社化(現・東京支店)
  • 1993年6月名古屋市に名古屋営業所開設
  • 1994年9月M&A㈱石井商店を100%子会社化(1995年1月1日に社名を㈱イシイに変更)
  • 1995年3月日本証券業協会の店頭売買銘柄に登録

2000年代

  • 2002年5月名古屋市に名古屋物流センターを開設
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取り消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2005年6月M&A連結子会社㈱木谷バルブ及び㈱イシイを吸収合併し、関西支店、九州支店及び東京支店を開設
  • 2005年10月M&A中国器材㈱を100%子会社化

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に株式を上場
  • 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
  • 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所の市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
  • 2017年12月千葉県浦安市に浦安物流センターを開設
  • 2018年3月静岡県浜松市に浜松事務所開設
  • 2018年11月神奈川県横浜市に横浜事務所開設

2020年代

  • 2020年1月本社を名古屋市中区(現在地)へ移転
  • 2021年3月株主優待制度新設
  • 2021年6月執行役員制度導入
  • 2022年1月SDGsへの取り組みとして、障がい者雇用創出を目的に農園「わくわくファーム」を愛知県長久手市に開園
  • 2022年3月愛知県岡崎市に三河配送センター開設
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行
  • 2022年8月東京支店を東京都墨田区に移転
  • 2023年12月長野県松本市に長野配送センター開設
  • 2024年9月M&A大阪府堺市の㈱田中産業を子会社化
  • 2025年1月三重県四日市市に四日市事務所開設

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で300人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は565万円で、9期前と比べて+10.5%平均年齢は38.6歳、平均勤続年数は12.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2016年5月220
2017年5月224
2018年5月230
2019年5月51238.813.6242
2020年5月52040.413.3249
2021年5月48438.713.3253
2022年5月51140.313.5255
2023年5月56038.913.0266
2024年5月55538.612.6269
2025年5月56538.612.2300

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年5月期・提出会社(単体)
男性育休取得率60.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)70.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社・名古屋支店 — 名古屋市中区1,419百万円
名古屋物流センター — 名古屋市中川区1,180百万円
賃貸物件 6件 — 東京都江東区他967百万円
北陸支店 — 富山県射水市328百万円
関西支店 — 堺市美原区228百万円
北関東支店 — さいたま市見沼区155百万円
静岡支店 — 静岡県富士市154百万円
札幌支店 — 札幌市東区145百万円
神奈川営業所 — 神奈川県平塚市141百万円
九州支店 — 福岡市博多区86百万円
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社田中産業
    堺市堺区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年5月期の売上高は330億円営業利益10億円前期と比べると増収減益で、売上が+5.4%、利益が-9.1%。

売上高
+5.4%
330億円
営業利益
-9.1%
10億円
純利益
+12.5%
9億円
営業利益率
3.0%
前期比 -0.5%pt

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は174億円、営業利益は6億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+8.1%、営業利益は+20.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q7445.43
2023年3Q7322.71
2023年4Q793
2024年1Q7922.52
2024年2Q7833.82
2024年3Q7722.62
2024年4Q792
2025年2Q16153.14
2025年4Q16953.05
2026年2Q17463.45

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年5月期からの14期で、売上は226億円から330億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は3.0%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年5月22653
大阪証券取引所と東京証券取引所の市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
2013年5月22353
2014年5月23053
2015年5月24464
2016年5月24964
千葉県浦安市に浦安物流センターを開設
2017年5月24153
静岡県浜松市に浜松事務所開設
2018年5月25554
2019年5月26564
2020年5月25336
2021年5月23935
愛知県岡崎市に三河配送センター開設
2022年5月26685
長野県松本市に長野配送センター開設
2023年5月293118
大阪府堺市の㈱田中産業を子会社化
2024年5月313118
三重県四日市市に四日市事務所開設
2025年5月33010123.09

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年5月期

売上高330億円のうち、営業利益として残るのは10億円3.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は9億円、売上の2.7%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金85.5%282億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.5%38億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.0%10億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
14.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.2pt
3.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.3pt
2.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.5pt
5.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年5月期は営業CFが10億円、投資CFが−5億円で、差し引きのフリーCFは5億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は27億円で、売上の1.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年5月01−1110
2013年5月60−1614
2014年5月2−1−3111
2015年5月0−1−1−19
2016年5月6−1−1513
2017年5月7−1−1618
2018年5月2−2−1017
2019年5月11−13−1−214
2020年5月33−2618
2021年5月−63−1−314
2022年5月9−1−1821
2023年5月3−5−1−219
2024年5月15−80726
2025年5月10−5−4527

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年5月期の総資産は261億円。このうち返さなくてよい自己資本が154億円で、自己資本比率は59.0%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年5月144954965.6
2013年5月148994967.1
2014年5月1541005464.7
2015年5月1651056063.2
2016年5月1641065864.4
2017年5月1701125865.8
2018年5月1781176165.5
2019年5月1861167062.5
2020年5月1931217262.7
2021年5月1981257363.3
2022年5月2101298161.4
2023年5月2321409260.2
2024年5月2451499660.8
2025年5月26115410759.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年5月期の内訳
現金及び預金
27億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
125億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
107億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
75
/ 100
安定性自己資本比率39 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率284社中95位あたり、逆に低いのは配当利回り284社中219位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.6%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.0%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
59.0%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.4%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.0%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,848で、1年前と比べて+4.5%過去52週の値幅のなかでは36%の位置にある。

¥1,848+1.0%1ヶ月+3.4%1年+4.5%時価総額79億円
過去52週の値幅
安値¥1,707高値¥2,099

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.7倍
PBR0.42倍
配当利回り2.00%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1780円で、25日移動平均線(1803.28円)を下回って推移。直近1か月では-2.9%と軟調で、上値が重い。52週高値2099円からは約15%下落し、52週安値1707円からは約4%高のレンジ内。出来高は全体的に低水準で、8月7日は1100株。RSIは42.2とやや弱気圏。200日線(1832円)も下回っており、中期的には下降トレンドの可能性。ただし、安値圏での底固めの様相も見られる。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER7.39倍は業界平均17.78倍の半分以下、PBR0.41倍も平均1.24倍を大きく下回り、割安度は高いです。ROE5.6%は平均より低いものの、配当利回り2.08%は平均2.99%を下回ります。売上高は増加基調で、利益も安定しています。割安だが収益性と配当は控えめで、成長余地が限られます。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.7倍17.9倍
PBR0.42倍1.24倍
ROE5.6%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は、住宅着工の回復やリフォーム需要の高まりで売上高が増加すると見ており、PBRの低さから割安感を指摘する。一方弱気派は、住宅市場の低迷や競争激化で収益性が伸び悩むと懸念する。

プラスに働く材料7
  • 低PBR

    PBR0.41倍と解散価値に対して割安な水準。

  • 売上高成長

    売上高が毎期増加し、安定した事業成長を見せる。

  • リフォーム需要

    既築住宅の老朽化でリフォーム市場は拡大傾向。

  • PBR0.41倍と純資産約186億円で資本政策変更の思惑不定影響

    時価総額76億円に対し純資産は約186億円、PBR0.41倍は解散価値比で大幅な割安

  • 売上高293億円から330億円へ2期連続増収次回決算発表影響

    売上高は293→313→330億円と2期連続増加、増収効果で営業黒字を確保

  • 25/5期に営業利益10億円、営業利益率3%台に改善通年影響

    25/5期に営業利益10億円、営業利益率3.03%を記録

  • PER7.4倍・配当利回り2.1%の割安感次回株主総会影響

    PER7.39倍、配当利回り2.08%で、今後の増配余地に期待

マイナスに働く材料7
  • 住宅市場の低迷

    新築着工の減少が商材の需要に影響を与える。

  • 低利益率

    卸売業のため営業利益率3%と低水準。

  • 競争激化

    同業他社やネット販売との競争で価格が低下。

  • 営業利益率3.03%の薄利でコスト上昇に脆弱継続影響

    売上高330億円の仕入れコストが1%上昇すると営業利益は3.3億円減、10億円の約3割を失う

  • 純利益は8億→9億円とほぼ横ばい通年影響

    売上高は293→330億円に増えたが純利益は8億→9億円どまり、増収効果は限定的

  • 外国人保有0.04%と流動性極小、下げは過大に継続影響

    外国人保有比率0.04%、時価総額76億円と小型。売りが重なると需給で株価が過小に動く

  • ROE5.6%の低収益性がPBR0.41倍の原因継続影響

    ROE5.6%は低く、改善が見えなければPBR0.41倍の低評価が続く

次の決算で確かめる点
住宅着工戸数
主要な需要指標であり、売上高に直結するため。
リフォーム売上高
成長分野としての寄与度を測るため。
在庫回転率
過剰在庫や商品鮮度を把握するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり37で、前期から+5.7%いまの株価に対する利回りは2.00%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥37
1株あたり
配当利回り
2.00%
いまの株価に対して
配当性向
16.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年5月2532.0
2018年5月23−8.025.6
2019年5月230.022.0
2020年5月230.015.0
2021年5月230.017.6
2022年5月2717.420.2
2023年5月3322.216.0
2024年5月356.118.1
2025年5月375.716.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥37

株主

有価証券報告書より

2025年5月期末の株主数は延べ1,131人。区分でいちばん多いのは個人・その他51.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が48.6%を占め、残る51.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年5月%2021年5月%2022年5月%2023年5月%2024年5月%2025年5月%
個人・その他47.447.447.647.847.851.2
事業法人33.734.634.534.534.432.3
自己株式7.47.47.36.66.58.6
政府・自治体8.58.58.58.58.58.5
金融機関10.19.49.39.29.27.8
証券会社0.30.00.10.10.10.1
外国法人0.00.00.00.10.0
外国人個人0.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01オータケ持株会11.23
02西尾市8.47
03株式会社キッツ7.89
04オータケ従業員持株会7.12
05岡谷鋼機株式会社3.80
06株式会社三菱UFJ銀行3.03
07尾崎美津子2.64
08株式会社名古屋銀行2.50
09株式会社ベン2.50
10株式会社ヨシタケ1.80

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+202%、1株純資産は14期で+72%。直近期のROEは5.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年5月722,2833.223.734.9
2013年5月762,3923.225.030.3
2014年5月762,4713.122.229.8
2015年5月912,5973.519.727.4
2016年5月932,6213.519.424.7
2017年5月782,7762.822.532.0
2018年5月902,8953.121.525.6
2019年5月1042,8903.616.422.0
2020年5月1533,0565.110.215.0
2021年5月1303,1524.212.217.6
2022年5月1343,2504.211.820.2
2023年5月2063,4956.18.016.0
2024年5月1943,7255.49.018.1
2025年5月2163,9305.68.116.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/5期の役員報酬は総額112百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
金戸俊哉代表取締役 社長6211,500
村井善幸取締役 会長6936,100
岡沢等取締役 営業本部長6011,200
山田勝猛取締役 営業本部副本部長522,400
小川真紀取締役59
宮廣慎一郎取締役53
愛敬晃取締役(監査等委員)63200
赤星知明取締役(監査等委員)551,000
石原宏一取締役(監査等委員)40
竹尾祥子71

役員報酬の内訳2025/5

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)44829128922
取締役(社内)1121212
社外取締役411113

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/5期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容209字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社(株式会社田中産業)、非連結子会社(中国器材株式会社)の計3社で構成され、管工機材の販売及び不動産賃貸業を主な事業としております。 なお、報告セグメントは管工機材卸売業のみであり、その他の事業は重要性が乏しいためセグメント別の記載を省略しております。 事業の系統図は次のとおりであります。 (注)中国器材㈱は重要性が乏しいと判断し、非連結子会社としております。
経営方針・対処すべき課題1,608字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営の基本方針 当社グループは、お取引先の皆様方の直面する課題解決に向けた最適ソリューションをご提案し続けることはもとより、企業をつなぎ・必要とされ続ける「ベスト・パートナー」、働きやすさを追求する「ベスト・カンパニー」を目指しております。 建設設備関連に不可欠な基礎資材である「管工機材」を通じて、マイホームからプラントまであらゆる分野で付加価値の高い商品と高品質なサービスを提供し、未来を創造するサステナブルな社会に貢献してまいります。 (2) 取巻く経営環境 当管工機材業界におきましては、建設設備関連事業や民間設備投資の動向による影響、また、同業他社との競争激化などの要因もあり、経営環境は引き続き厳しい状況で推移するものと予想されます。 (3) 目標とする経営指標および対処すべき課題 このような状況下において、当面の経営目標として掲げた売上高経常利益率3%以上及び第2次中期経営計画で目指すことといたしました自己資本利益率8%以上を達成するため、引き続き、以下の重点施策を実施いたします。 ① 営業基盤・商品開拓の強化 新規顧客の開拓、既存顧客でのシェアの拡大による営業基盤の強化及び市場ニーズに合った商品の開拓が急務の課題であります。このため、顧客第一主義を徹底し、地域戦略や商品戦略の見直しによる顧客ニーズに合った高付加価値商品やサービスの提供をするとともに、物流体制の見直しによる一層きめ細かいデリバリーを展開し、営業基盤の強化を図ってまいります。 ② 商品構成の変革 管工機材商品だけでなく、従来の市場にとらわれない商品の開拓や販売ルートの開拓による抜本的な商品構成の変革を進めてまいります。このため、電材、建材、土木関連商品など販売ルートの開拓により取扱商品の拡充を図り、商品構成の変革により収益力の強化を図ってまいります。 ③ 人材育成の強化・活用 従業員一人ひとりの能力・考える力・創造力を最も重要な経営資源ととらえ、「会社を信頼して働ける職場づくり」「恒常的・自発的な知恵/改善を促進する仕組みづくり」「個々人の役割遂行とチームワークの促進」に加え、「徹底的な人材育成」に努めてまいります。 また、チャレンジを促進する企業風土を醸成するため、人材育成の目指す方向性の明示とプランを確立させ、積極的な人材登用と適材適所による人材の有効活用を図り、将来にわたり活力に満ちた人材集団を形成してまいります。 (4) 対処すべき課題への取組状況 具体的な取組方法といたしましては、まず第一にお客様との接点を多くもち、お客様をよりよく知り、お客様により多くの提案を行っていくことです。そのため、お客様への訪問頻度を高めるため、社内営業体制等の見直しを行い、より多くの訪問ができる体制を作ります。また、担当者から社長まで、お客様の情報を共有し、グループ全社一丸となって、お客様のお役に立てるようにいたします。また人材育成の面から、商品勉強会を積極的に行い、商品特性を把握し、お客様のニーズに最適な商品提案ができるようにしてまいります。 次に、従前から鋭意取り組んで参りましたローコスト経営につきましても引き続き、固定費削減等に努力するとともに、リスク管理の徹底により不良債権の発生を抑え、経営コストの縮減に努めてまいります。 昨今の厳しい経済環境のもと、従来より掲げてまいりました①営業基盤の強化、②収益力の強化、③人材育成強化の重点施策を、上記具体策により一層早く実施・定着させ、お客様から更なる信頼を得、良きビジネスパートナーになるようにしてまいります。
事業等のリスク1,651字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、以下の事項には将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 設備投資動向等の影響について 当社グループが属する管工機材業界は、公共投資、民間設備投資の動向に業績が左右される傾向にあります。経済活動は緩やかに回復することが期待されていますが、一方で地政学リスクの高まり等、景気の先行きへの不透明感もあります。こうした環境下、今後の公共投資や民間設備投資が減少した場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループは「1[経営方針、経営環境及び対処すべき課題等](4)対処すべき課題への取組状況」に記載のとおり対処してまいります。 (2) 取引先の信用リスクについて 当社グループは、売上の大部分を信用販売によって行っています。このため得意先財務情報を入手し、取引のリスクを軽減すべく与信管理を行っていますが、取引先の収益及び財政状態の急激な悪化によっては、保有する売上債権の一部について回収不能となるリスクがあり、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループは信用リスク管理の一環として取引先に対する与信限度額の設定や債権回収に懸念がある場合への備えとして支払保証契約(ファクタリング会社との保証取引契約)などにより不良債権発生等の抑制に対処してまいります。 (3) 仕入価格の変動について 当社グループの取扱商品の仕入価格は、素材の供給状況や市場価格の動向により変動する可能性があります。当社グループは仕入価格の変動に対しては在庫水準の調整や販売価格への転嫁を柔軟かつ迅速に対応するように努力していますが、急激な価格変化に対しては十分な対応ができない場合があり、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループは商品部及び営業本部を中心として、販売動向や価格動向などを注視しながら、機動的な商品戦略により価格変動リスクの抑制に対処してまいります。 (4) 物流コスト上昇の影響について 当社グループの取扱商品は提携する運送会社各社等の協力により最適な配送網を構築しております。しかしながら、足元における配送ドライバーの人手不足問題等により更なる物流コストの上昇によっては当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループは各拠点における在庫水準の適正化を図りながら拠点間における物流網の見直しを実施し、コスト抑制に対処してまいります。 (5) 減損損失について 営業用資産について、各拠点の収益力の低下により将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回ることとなった場合は、減損処理を行うため、当社グループの財政状態、経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループは拠点別の収益とコストの月次推移を注視しながら、顧客の地域性を踏まえた商品販売戦略の展開により、収益向上に努めて、損失計上リスク抑制に対処してまいります。 (6) 自然災害発生時のリスクについて 当社グループは保有する土地・建物等の不動産及び什器備品等の動産を本社及び全国の各拠点で使用しております。しかし、地震や水害等の自然災害の不測の事故が発生した場合には、財産的な損害ばかりではなく、正常な業務処理や活発な営業活動ができなくなり、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは営業設備の整備・強化し、防災管理体制についても各種災害対策を講じて対処してまいります。
経営成績の分析 (MD&A)5,974字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 文中の将来に関する事項は当連結会計年度末現在において判断したものであります。なお、当社グループは当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度との比較分析は行っておりません。また、当社グループは、報告セグメントが管工機材卸売業のみであり、その他の事業は重要性が乏しいためセグメント情報の記載を省略しております。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、米国の関税政策に起因する外需の減少により一時的な景気減速がありましたが、実質GDP成長率は前年度を超えるものとなりました。企業収益が高い水準を維持していることや人手不足などが企業の積極的な賃上げを促しており、実質賃金の改善が個人消費を下支えすることで引き続き景気の回復が続きました。一方で、生活必需品中心の物価上昇は消費意欲の低下に繋がっており、働き方改革の影響による労働時間の減少は慢性的な人手不足とともに労働供給不足の要因となっております。今後は米国の関税政策に起因する外需の減少が徐々に拡大、企業収益が下押しされることで景気は減速するものの、緩やかな回復の傾向は続くと考えられます。 当管材業界におきましても、デジタルトランスフォーメーションに伴う情報化対応や脱炭素など環境対策のための設備投資による民間需要が拡大する中、投資財価格の落ち着きもあり受注の回復が続きましたが、エネルギー価格の高止まりや働き方改革による労働時間の減少に起因する物流費の増加、有給休暇取得促進などワークライフバランス改善による人手不足に伴う人件費の増加は企業収益の押し下げ要因となっており、当社グループを取り巻く事業環境は今後も予断を許さない状況にあります。 このような状況の下、当社グループは当連結会計年度を始期とする「第2次中期経営計画(2025年5月期~2027年5月期)」を策定、その基本方針・戦略ビジョン・数値ビジョンを下記のとおりといたしました。 基本方針(目指す方向) 本中期経営計画の最終年度(2027年5月期)に創業80周年を迎えるにあたり、創業来培ってきた管工機材業界における商品調達力、供給力、提案力、販売力に一層の磨きをかけて、社会環境整備と未来環境創造に貢献していく。 戦略ビジョン 「既存事業の収益力強化」「事業領域拡大による成長促進」 「サステナビリティ/人的資本経営の実践」「資本コストや株価を意識した経営の実現」 営業体制の強化により主力商品の売上を拡大し安定的な利益を確保するとともに、管工事部門の立ち上げによる受注体制の整備、ECサイト再構築等により事業領域を拡大することで、収益の確保と一層の売上拡大を図ってまいります。また、人的資本経営への取組として、デジタルトランスフォーメーション推進、働きやすい職場環境の整備、多様な人材の採用、女性活躍の推進等を進めてまいります。 数値ビジョン (単位:百万円)   第73期 2025年5月期   達成率   第74期 2026年5月期   第75期 2027年5月期 売上高   目標   32,000   101.4%   33,000   34,000 実績   32,447   -   - 営業利益   目標   950   105.6%   1,000   1,120 実績   1,003   -   - 経常利益   目標   1,150   107.5%   1,200   1,320 実績   1,235   -   - 当期純利益   目標   780   113.1%   840   920 実績   882   -   - (注)目標及び実績は株式会社オータケ単体の数値 今後も「第2次中期経営計画」ビジョン実現を目指していくとともに、更なる企業価値の向上に取り組んでまいります。 この結果、当連結会計年度における財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 イ.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、260億64百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、106億76百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、153億88百万円となりました。 ロ.経営成績 売上高は329億93百万円となりました。 利益面につきましては、営業利益は9億77百万円、経常利益は12億12百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は8億55百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動により資金を9億83百万円獲得し、投資活動により5億34百万円資金を使用し、財務活動により3億99百万円資金を使用したことにより、26億99百万円となりました。 なお、当連結会計年度におけるフリー・キャッシュ・フローは、4億49百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は9億83百万円となりました。これは主に法人税等の支払いが3億44百万円あったことや棚卸資産の増加が3億3百万円ありましたが、税金等調整前当期純利益を12億39百万円計上し、仕入債務の増加により4億4百万円増加したこと等によります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は5億34百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が2億38百万円あったことや連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が2億17百万円あったこと等によります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は3億99百万円となりました。これは自己株式の取得による支出が1億90百万円あったことや配当金の支払額が1億40百万円あったこと等によります。 (注)フリー・キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合算したものであります。 ③仕入及び販売の実績 不動産賃貸業については、重要性が乏しいため記載を省略しております。 イ.仕入実績 当連結会計年度における仕入実績を品目別に示すと次のとおりであります。 区分   商品仕入高(千円) バルブ・コック類   9,600,060 継手類   5,312,579 冷暖房機器類   3,407,486 衛生・給排水類   2,933,656 パイプ類   4,023,256 その他   3,247,607 計   28,524,647 (注) 1 金額は、仕入価格によっております。 2 当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前期比については記載しておりません。 ロ.販売実績 当連結会計年度における販売実績を品目別に示すと次のとおりであります。 区分   商品売上高(千円) バルブ・コック類   10,980,076 継手類   6,497,342 冷暖房機器類   3,826,706 衛生・給排水類   3,218,348 パイプ類   4,472,118 その他   3,998,987 計   32,993,580 (注) 当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前期比については記載しておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 文中の将来に関する事項は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、予測しえない様々な要因があるため、その結果について保証するものではありません。なお、当社グループは当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度との比較分析は行っておりません。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 イ.財政状態の状況に関する認識及び分析・検討内容 (資産) 当連結会計年度末の資産につきましては、流動資産合計が172億28百万円となりました。この主な内訳は売掛金が51億76百万円、電子記録債権が49億90百万円、商品が32億46百万円であります。 固定資産合計は、88億36百万円となりました。この主な内訳は土地が37億4百万円、投資有価証券が32億69百万円であります。 以上の結果、当連結会計年度末の資産合計は260億64百万円となりました。 (負債) 負債につきましては、流動負債合計が92億93百万円となりました。この主な内訳は電子記録債務が57億1百万円、支払手形及び買掛金が26億56百万円であります。 固定負債合計は、13億82百万円となりました。この主な内訳は退職給付に係る負債が7億11百万円、繰延税金負債が4億5百万円であります。 以上の結果、当連結会計年度末の負債合計は、106億76百万円となりました。 (純資産) 純資産につきましては、当連結会計年度末の純資産合計は153億88百万円となりました。この主な内訳は利益剰余金が125億9百万円であります。 ロ.経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上高) 当連結会計年度の売上高は329億93百万円となりました。 (営業利益) 当連結会計年度の営業利益は9億77百万円となりました。 (経常利益) 当連結会計年度の経常利益は12億12百万円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は8億55百万円となりました。 ハ.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの報告セグメントは管工機材卸売業のみであり、その他の事業は重要性が乏しいためセグメント別の記載を省略しております。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況  4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載したとおりであります。 なお、当社グループのキャッシュ・フロー指標等の推移は、下記のとおりであります。 (参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移 第69期 2021年5月期   第70期 2022年5月期   第71期 2023年5月期   第72期 2024年5月期   第73期 2025年5月期 自己資本比率   (%)   63.3   61.4   60.2   60.8   59.0 時価ベースの自己資本比率   (%)   32.0   29.7   28.5   28.3   26.4 キャッシュ・フロー 対有利子負債比率   (%)   -   -   -   5.9   7.3 インタレスト・カバレッジ・レシオ   (倍)   △586.4   636.8   595.1   739.1   267.2 自己資本比率  : 自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率  : 株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率  : 有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ     : キャッシュ・フロー/利払い (注)1 株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。 2 キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。 3 第73期は、有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。 4 第73期より連結財務諸表を作成しているため、第72期までは株式会社オータケ単体の数値を記載しております。 資本の財源及び資金の流動性に係る情報につきましては、下記のとおりであります。 当社グループの事業活動における資金需要につきましては、運転資金及び設備資金などがあります。資金需要への対応としては内部資金または借入により資金調達することとしております。運転資金については主に短期借入金、設備資金等については長期借入金にて調達することとしております。 2025年5月31日現在において複数の金融機関との間で合計57億円の当座貸越契約及び合計20億円のコミットメントライン契約を締結しております。 ③経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループが掲げる経営指標は「売上高経常利益率3%以上及び自己資本利益率8%以上の達成」であります。 当社グループの過去3期分の経営指標推移は以下のとおりであります。 指標   2023年5月期 (実績)   2024年5月期 (実績)   2025年5月期 (実績) 売上高経常利益率    3.8%    3.6%    3.7% 自己資本利益率(ROE)    6.1%    5.4%    5.6% (注)2025年5月期より連結財務諸表を作成しているため、2024年5月期までは株式会社オータケ単体の数値を記載しております。また、2025年5月期の自己資本利益率(ROE)は期末自己資本に基づいて計算しております。 原材料価格の高騰もありメーカー各社からの値上げ要請を踏まえ、価格転嫁を図れた事等により経営指標である売上高経常利益率は達成できました。引き続き売上総利益の改善やコスト縮減などにより、経営指標の安定的な達成に向けて取り組んでまいります。 ④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に際し、決算日における資産・負債の数値、報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を行っております。この見積り及び仮定設定に関しては、過去の実績や状況に応じた合理的かつ妥当な判断を行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、当初の見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 〔注記事項〕 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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