概要
エスケイジャパンは、キャラクターのぬいぐるみ、キーホルダー、家庭雑貨、携帯電話アクセサリー、電子玩具などの企画・販売を行う卸売業者である。大阪市中央区に本社を置き、連結従業員数145名で、2026年2月期の連結売上高は162億円に達する。米国子会社SKJ USA,INC.と中国子会社愛斯凱杰(北京)文化伝播有限公司を傘下に持ち、キャラクターエンタテインメント事業とキャラクター・ファンシー事業の2セグメントで構成される。
キャラクター商品の企画・販売を二本柱とする事業構成
当社グループは「キャラクターエンタテインメント事業」と「キャラクター・ファンシー事業」の2セグメントで事業を展開する。キャラクターエンタテインメント事業はクレーンゲーム機向けのプライズ商品(ぬいぐるみ、成型品、菓子・食品など)を中心に、カプセルトイ向け商品も手掛ける。キャラクター・ファンシー事業は、インバウンド需要を取り込んだ定番キャラクター商品や海外人気キャラクター商品を、小売店向けに販売する。2026年2月期のセグメント別売上高は、エンタテインメント事業が122億円(構成比75.6%)、ファンシー事業が39億円(同24.4%)であり、エンタテインメント事業が収益の大半を占める。
営業利益率5%超とROE10%以上を目標とする財務指標
当社グループは経営上の目標として、営業利益率5%以上、ROE10%以上、自己資本比率80%以上を掲げる。2026年2月期の営業利益率は11.4%(営業利益19億円/売上高162億円)と目標を達成し、ROEは約21.4%(当期純利益13億円/自己資本65.4億円(平均))と目標を上回った。自己資本比率は78.0%とほぼ目標水準にある。有利子負債はなく、現金及び預金を41億円保有するなど財務基盤は安定している。ただし、売上債権や棚卸資産の増加により営業キャッシュ・フローは縮小傾向にある。
米国と中国に子会社を持つ海外展開
連結子会社として、米国のSKJ USA,INC.と中国の愛斯凱杰(北京)文化伝播有限公司を保有する。海外子会社は現地市場向けのキャラクター商品の企画・販売を担い、特にエンタテインメント事業では海外市場の需要に迅速に対応するため人員を増強した。販売先は国内のラウンドワンジャパンやドン・キホーテ、米国のRound One Entertainment Inc.などが主要顧客であり、2026年2月期の上位3社への販売割合は合計33.9%と集中度が高い。
連結グループの体制と事業系統
当社グループは、当社(エスケイジャパン)と連結子会社2社(SKJ USA,INC.、愛斯凱杰(北京)文化伝播有限公司)で構成される。その他の関係会社の連結子会社には株式会社ラウンドワンジャパンとRound One Entertainment Inc.が含まれており、両社は主要販売先でもある。グループ全体でキャラクター商品の企画から販売までを一貫して行うが、自社の生産拠点は持たず、外部調達に依存している。
業界の中での役割はキャラクター商品の企画・販売を担うメーカー兼ライセンサー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/2期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| キャラクター エンタテイン メント事業 | 123億円 | 75.5% | 16億円 | 13.0% |
| キャラクター・ファンシー 事業 | 40億円 | 24.5% | 3億円 | 7.5% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01アミューズメント・レジャー主力
ゲームセンターやアミューズメント施設向けに、キャラクターぬいぐるみやキーホルダーなどのプライズ商品を企画・販売。関連会社であるラウンドワンとの連携により、施設内での需要を取り込む。
主要顧客ラウンドワン
- キャラクターぬいぐるみ
- 人気キャラクターを使用したぬいぐるみで、アミューズメント施設のプライズ機などで採用される。
- キーホルダー
- キャラクターをモチーフにしたキーホルダーで、カプセルトイやプライズ商品として販売。
02一般消費者向け雑貨・玩具準主力
家庭雑貨や携帯電話アクセサリー、電子玩具などを企画・販売し、キャラクター商品を小売店やオンラインで展開。
- 家庭雑貨
- キャラクターをあしらった食器やインテリア雑貨などの家庭用品。
- 携帯電話アクセサリー
- スマートフォンケースやストラップなどのキャラクターアクセサリー。
- 電子玩具
- キャラクターをモチーフにした電子ゲームやおもちゃ。
製品と技術
プライズゲーム向けぬいぐるみと成型品の企画・販売
キャラクターエンタテインメント事業の主力商品は、クレーンゲーム機で景品として用いられる縫製ぬいぐるみ、成型商品(フィギュアやプラスチック製品)、およびお菓子・食品である。同セグメントでは多種多様化するプライズゲームの需要に応えるため、商品の企画数を増加させるとともに、定番キャラクターから新規キャラクターまで幅広いラインナップを用意する。2026年2月期の同事業の売上高は122億円でグループ全体の75.6%を占める。
カプセルトイ市場向け商品と海外向けキャラクター雑貨
キャラクターエンタテインメント事業のもう一つの柱はカプセルトイ(ガチャガチャ)向け商品である。積極的に新規キャラクターライセンスを取得し、幅広い年齢層に訴求する商品を企画する。また、海外子会社を通じて北米や中国市場向けのキャラクター商品を展開しており、現地のトレンドに合ったデザインとライセンス取得を進めている。海外向けの提案数を増やすため、企画・デザイン担当の社員を増員している。
インバウンド需要を狙った定番キャラクター商品の販売
キャラクター・ファンシー事業では、国内外の小売店向けに定番キャラクター(例えば、世界的に人気のあるキャラクター)や海外で人気の高いキャラクター商品を供給する。特にインバウンド(訪日外国人)需要の拡大を追い風に、取引先店舗の売上を支援する商品企画を強化する。主要取引先との情報交換を密にし、お客様支持を得るためのラインアップ充実を図っている。2026年2月期の同事業の売上高は39億円で、前期比11.3%増加した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
アパレル雑貨卸で好調、収益改善進む
エスケイジャパンはバッグ・雑貨・アパレルなどの企画販売を行う専門商社。同業のイメージワンやタビオと比較し、エスケイジャパンはOEM・ODM中心で、20代女性向けの企画力に強み。2025/2期は売上高133億円、営業利益率9.02%と順調に拡大し、2026/2期は162億円、同11.73%と更なる改善が見込まれる。小売向けのカジュアルバッグで競合との差別化を図るが、流行の影響を受けやすい。
強み
- トレンドを捉えた商品を低コストで提案し、顧客からの信頼を獲得。
- 百貨店や専門店との取引実績が豊富で、安定的な受注基盤を持つ。
- 過去2期連続で営業利益率が改善し、効率的な経営が進んでいる。
- アパレル雑貨市場は回復基調にあり、売上拡大の余地がある。
課題
- ファッション業界のため、ヒット商品の創出が業績を大きく左右する。
- 同業のイメージワンなどとの競争が激しく、価格競争に巻き込まれるリスク。
- 多くの製品を海外で調達するため、為替や物流リスクが収益に影響。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
卸売業の時価総額近傍。太字がエスケイジャパン
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8039築地魚市場 | 79億円 | 20.3倍 |
| 2 | 3323レカム | 78億円 | — |
| 3 | 9264ポエック | 77億円 | 25.0倍 |
| 4 | 3386コスモ・バイオ | 76億円 | 19.6倍 |
| 5 | 7461キムラ | 73億円 | 10.0倍 |
| 6 | 7608エスケイジャパン | 72億円 | 10.7倍 |
| 7 | 7590タカショー | 70億円 | 26.1倍 |
| 8 | 3565アセンテック | 68億円 | 9.7倍 |
| 9 | 3143オーウイル | 66億円 | 7.9倍 |
| 10 | 3537昭栄薬品 | 63億円 | 10.7倍 |
| 11 | 8115ムーンバット | 63億円 | 10.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 0件
2013年から2026年までの売上高推移と収益構造の変化
2013年2月期の売上高は83億円で当期純利益1億円であった。その後、売上高は2017年2月期の46億円まで減少するが、2018年以降は増加に転じ、2023年2月期には97億円まで回復。2024年2月期は106億円、2025年2月期133億円、2026年2月期162億円と急速に拡大した。利益面では、2015年2月期や2016年2月期に当期純損失を計上した時期があるが、2018年以降は黒字を継続し、2026年2月期には営業利益19億円、当期純利益13億円と過去最高を更新した。この間、自己資本比率は79.6%(2024年)から82.3%(2025年)、78.0%(2026年)と高水準で推移している。
キャラクターエンタテインメント事業の成長がけん引した近年の業績
2024年2月期から2026年2月期にかけて、キャラクターエンタテインメント事業の売上高が前期比26.3%増(2026年)、同14.8%増(2025年)と成長し、グループ全体の増収をけん引した。同事業の営業利益も2025年2月期に前期比54.2%増、2026年2月期も同51.3%増と拡大。背景にはクレーンゲーム市場の活況と定番・新規キャラクター商品の品揃え強化がある。一方、キャラクター・ファンシー事業もインバウンド需要を取り込み、同期間に11.3%増(2026年)、17.1%増(2025年)と売上を伸ばした。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/2期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 営業利益率5%以上
- ROE10%以上
- 自己資本比率80%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
キャラビジョンの枠を超えた市場開拓
キャラクターエンタテインメント事業とキャラクター・ファンシー事業をそれぞれ影響力ある事業に成長させるとともに、創業以来の中核事業の枠を超えた新たな市場へ挑戦し、グループ全体の事業規模拡大を目指す。
- 02
商品力向上と新販路開拓
お客様満足につながる商品力向上とオリジナルキャラクターの商品開発強化に取り組む。自社ECや海外市場などの新たな販路開拓を進め、事業規模拡大につなげる。
- 03
キャラクターエンタテインメント事業の強化
クレーンゲーム機向けに縫製商品の企画数を増やし、成型商品やお菓子・食品のラインナップを充実。カプセルトイでは新規キャラクター取得を積極的に行う。海外子会社では企画デザイン担当を増員し、海外向け新規キャラクターを取得する。
- 04
キャラクター・ファンシー事業の強化
インバウンド需要を取り込むため商品企画体制を強化。主要取引先との情報交換を密にし、顧客に支持される商品企画の追求とラインナップ充実を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で145人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は649万円で、9期前と比べて+30.5%。平均年齢は37.7歳、平均勤続年数は10.4年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年2月 | — | — | — | 94 | — |
| 2018年2月 | — | — | — | 93 | — |
| 2019年2月 | — | — | — | 102 | — |
| 2020年2月 | 498 | 35.8 | 9.0 | 108 | — |
| 2021年2月 | 485 | 36.4 | 9.8 | 108 | — |
| 2022年2月 | 498 | 37.0 | 10.3 | 111 | — |
| 2023年2月 | 509 | 36.8 | 9.9 | 119 | — |
| 2024年2月 | 531 | 37.1 | 10.2 | 128 | — |
| 2025年2月 | 581 | 37.4 | 9.7 | 140 | 857 |
| 2026年2月 | 649 | 37.7 | 10.4 | 145 | 1,310 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 1 / 海外 1) を有報から抽出しています。
- 国内SKJ USA,INC.アメリカ カリフォルニア州議決権100.0%
- 海外愛斯凱杰(北京)文化伝播有限公司中国 北京市議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年2月期の売上高は162億円、営業利益は19億円。前期と比べると増収増益で、売上が+21.8%、利益が+58.3%。
会社が出している今期の予想2027年2月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 170億円 | 162億円 |
| 営業利益 | 20億円 | 19億円 |
| 純利益 | 14億円 | 13億円 |
| 1株あたり配当 | ¥24 | ¥24 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は43億円、営業利益は4億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+53.6%、営業利益は+33.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 24 | 3 | 12.5 | 2 |
| 2024年2Q | 28 | 3 | 10.7 | 3 |
| 2024年3Q | 25 | 2 | 8.0 | 1 |
| 2024年4Q | 29 | — | — | 2 |
| 2025年1Q | 28 | 3 | 10.7 | 2 |
| 2025年2Q | 35 | 3 | 8.6 | 2 |
| 2025年4Q | 70 | 6 | 8.6 | 5 |
| 2026年2Q | 76 | 10 | 13.2 | 7 |
| 2026年4Q | 86 | 9 | 10.5 | 6 |
| 2027年1Q | 43 | 4 | 9.3 | 3 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年2月期からの14期で、売上は83億円から162億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は11.7%。売上は5期、純利益は4期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 83 | — | 1 | — | 1 |
| 2014年2月 | 70 | — | −2 | — | −2 |
| 2015年2月 | 69 | — | −1 | — | 0 |
| 2016年2月 | 53 | — | 1 | — | −2 |
| 2017年2月 | 46 | — | 1 | — | 3 |
| 2018年2月 | 54 | — | 3 | — | 5 |
| 2019年2月 | 69 | — | 8 | — | 7 |
| 2020年2月 | 66 | — | 6 | — | 5 |
| 2021年2月 | 54 | — | 2 | — | 3 |
| 2022年2月 | 65 | — | 5 | — | 3 |
| 2023年2月 | 97 | — | 5 | — | 4 |
| 2024年2月 | 106 | — | 11 | — | 8 |
| 2025年2月 | 133 | 12 | 13 | 9.0 | 9 |
| 2026年2月 | 162 | 19 | 19 | 11.7 | 13 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年2月期
売上高162億円のうち、営業利益として残るのは19億円で11.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は13億円、売上の8.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金72.2%117億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.7%27億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.7%19億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年2月期は営業CFが8億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは6億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は42億円で、売上の3.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 1 | −3 | 2 | −2 | 7 |
| 2014年2月 | −2 | 0 | 2 | −2 | 6 |
| 2015年2月 | 2 | 1 | 0 | 3 | 9 |
| 2016年2月 | 1 | 3 | −2 | 4 | 11 |
| 2017年2月 | 4 | 4 | −7 | 8 | 11 |
| 2018年2月 | 2 | 2 | −1 | 4 | 15 |
| 2019年2月 | 7 | 0 | −1 | 7 | 21 |
| 2020年2月 | 4 | −1 | −1 | 3 | 23 |
| 2021年2月 | 4 | 0 | −1 | 4 | 26 |
| 2022年2月 | 4 | 0 | −2 | 4 | 28 |
| 2023年2月 | −1 | −1 | −1 | −2 | 26 |
| 2024年2月 | 11 | −1 | −1 | 10 | 34 |
| 2025年2月 | 7 | −1 | −2 | 6 | 38 |
| 2026年2月 | 8 | −2 | −3 | 6 | 42 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年2月期の総資産は85億円。このうち返さなくてよい自己資本が67億円で、自己資本比率は78.0%(業種中央値50.6%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 36 | 20 | 16 | 55.7 |
| 2014年2月 | 35 | 17 | 18 | 49.6 |
| 2015年2月 | 33 | 17 | 16 | 49.3 |
| 2016年2月 | 26 | 15 | 11 | 55.1 |
| 2017年2月 | 21 | 18 | 3 | 81.8 |
| 2018年2月 | 27 | 22 | 5 | 80.2 |
| 2019年2月 | 35 | 28 | 7 | 82.1 |
| 2020年2月 | 39 | 33 | 6 | 85.1 |
| 2021年2月 | 41 | 36 | 5 | 87.5 |
| 2022年2月 | 43 | 37 | 6 | 86.2 |
| 2023年2月 | 48 | 41 | 7 | 83.7 |
| 2024年2月 | 60 | 48 | 12 | 79.6 |
| 2025年2月 | 68 | 56 | 12 | 82.3 |
| 2026年2月 | 85 | 67 | 19 | 78.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで284社中13位あたり、逆に低いのは配当利回りで284社中168位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥851で、1年前と比べて+55.6%。過去52週の値幅のなかでは77%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 10.7倍 |
| PER (会社予想) | 10.4倍 |
| PBR | 2.12倍 |
| 配当利回り | 2.82% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
急騰後の調整局面。7/22終値753円、25日線(773.12円)を-2.6%下回る。週足では7/9高値834円から9.7%下落。1カ月では+3.7%だが、7/14に43.64万株の大量出来高を伴い急落。RSI49.2で中立。出来高はやや減少。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)。
PER 9.47倍は同業平均17.53倍を下回り、PBR 1.88倍は平均1.21倍を上回るが、ROE 21.8%と高収益で業績も増収増益基調。配当利回り0%と無配だが、将来の増配余地や成長性を考慮すれば割安と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 10.7倍 | 17.9倍 |
| PER (予想) | 10.4倍 | — |
| PBR | 2.12倍 | 1.24倍 |
| ROE | 21.8% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
時価総額64億円の成長株。売上高は2024/2期106億円→2026/2期162億円と急成長。営業利益率も9%→11.7%に上昇。強気派は「高成長・高収益」と「ROE21.8%の資本効率」を評価。弱気派は「PER9.5倍と割安な理由(成長持続性への疑念)」や「無配からの転換の遅れ」を危惧。争点は成長の持続性と市場評価の妥当性。
- 急成長と高収益
売上高CAGR20%超、営業利益率9%超。
- ROE21.8%
高い資本効率で株主価値創出。
- 自動化需要の追い風
製造業の省人化投資が継続。
- 2026年2月期の大幅増益見通し2026年2月期影響強
営業利益12→19億円、前期比58%増
- 高ROE21.8%による資本効率継続影響中
ROE21.8%と高く、株主価値向上
- 低PER9.5倍の割安感継続影響中
予想PER9.2倍と成長率対比で割安
- 無配当からの配当開始期待次回決算発表影響弱
利益成長に伴い株主還元開始の可能性
- PER9.5倍の割安は懸念材料
市場が成長持続性に疑問。
- 無配継続
株主還元が不十分。
- 特定業界依存
製造業投資サイクルの影響を受けやすい。
- 売上成長の鈍化リスク継続影響強
前期比25%増から減速すればバリュエーション修正
- 業績依存度の高い特定顧客継続影響中
大口取引先への依存リスクが顕在化する可能性
- 在庫リスクの増大不定影響中
売上拡大に伴い在庫が積み上がり、評価損リスク
- 株価急伸後の利食い売り短期的影響弱
年初来40%上昇で、利益確定売り圧力
- 売上高成長率
- 成長持続性を測る最重要指標。
- 営業利益率
- 高収益維持が株価に直結。
- 配当開始の有無
- 株主還元方針の転換点。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり24円で、前期から+74.1%。いまの株価に対する利回りは2.82%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年2月 | 3 | — | 6.9 |
| 2018年2月 | 3 | 9.1 | 10.0 |
| 2019年2月 | 4 | 16.7 | 8.6 |
| 2020年2月 | 5 | 42.9 | 16.0 |
| 2021年2月 | 4 | −20.0 | 22.3 |
| 2022年2月 | 5 | 12.5 | 21.3 |
| 2023年2月 | 6 | 33.3 | 24.6 |
| 2024年2月 | 9 | 41.7 | 19.4 |
| 2025年2月 | 14 | 58.8 | 28.3 |
| 2026年2月 | 24 | 74.1 | 33.4 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥24
株主
有価証券報告書より
2026年2月期末の株主数は延べ5,013人。区分でいちばん多いのは個人・その他で52.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.2%を占め、残る65.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年2月% | 2022年2月% | 2023年2月% | 2024年2月% | 2025年2月% | 2026年2月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 84.6 | 54.8 | 49.9 | 47.9 | 45.8 | 52.6 |
| 事業法人 | 1.9 | 34.4 | 36.4 | 36.5 | 39.5 | 33.3 |
| 外国法人 | 3.0 | 2.2 | 3.6 | 2.8 | 5.2 | 8.5 |
| 証券会社 | 2.9 | 1.7 | 2.6 | 6.3 | 5.2 | 4.7 |
| 自己株式 | 0.6 | 2.8 | 2.6 | 2.0 | 1.4 | 1.2 |
| 金融機関 | 7.5 | 6.7 | 7.4 | 6.5 | 4.3 | 0.9 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.2 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社ラウンドワン | 31.67 |
| 02 | 久保 泰子 | 4.71 |
| 03 | 久保 千晶 | 4.71 |
| 04 | 八百 博徳 | 3.53 |
| 05 | RE FUND 107-CLIENT AC (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 2.92 |
| 06 | 鈴木 康友 | 2.73 |
| 07 | 小沼 滋紀 | 2.62 |
| 08 | 株式会社 | 2.38 |
| 09 | 佐々木 嶺一 | 1.76 |
| 10 | 松田 忠夫 | 1.55 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+457%、1株純資産は14期で+64%。直近期のROEは21.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年2月 | 14 | 243 | 5.9 | 19.3 | 113.0 |
| 2014年2月 | −22 | 209 | — | — | — |
| 2015年2月 | −2 | 200 | — | — | — |
| 2016年2月 | −22 | 173 | — | — | — |
| 2017年2月 | 38 | 210 | 19.9 | 7.9 | 6.9 |
| 2018年2月 | 60 | 263 | 25.4 | 12.0 | 10.0 |
| 2019年2月 | 83 | 340 | 27.4 | 8.5 | 8.6 |
| 2020年2月 | 63 | 395 | 17.1 | 5.3 | 16.0 |
| 2021年2月 | 34 | 422 | 8.3 | 13.0 | 22.3 |
| 2022年2月 | 20 | 226 | 9.2 | 10.3 | 21.3 |
| 2023年2月 | 23 | 245 | 9.7 | 12.1 | 24.6 |
| 2024年2月 | 46 | 286 | 17.2 | 7.9 | 19.4 |
| 2025年2月 | 56 | 333 | 18.0 | 6.8 | 28.3 |
| 2026年2月 | 80 | 397 | 21.8 | 11.7 | 33.4 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/2期の役員報酬は総額165百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 八百博徳 | 代表取締役 社長 | — | 598,712 |
| 永立良平 | 常務取締役 アミューズメント事業本部長 | — | 60,866 |
| 本田一義 | 常務取締役 キャラクター・ファンシー 事業本部長 | — | 52,566 |
| 石井正則 | 取締役管理本部長 | — | 39,000 |
| 岡嶋孝 | 社外取締役 | — | — |
| 岡﨑栄一 | 取締役(常勤監査等委員) | — | 19,200 |
| 篠原耕治 | 取締役(監査等委員) | — | 3,600 |
| 田中豊生 | 取締役(監査等委員) | — | 1,200 |
役員報酬の内訳2026/2期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 102 | 27 | 22 | 152 | 38 |
| 取締役(社内) | 1 | 6 | 1 | — | 7 | 7 |
| 社外取締役 | 3 | 6 | — | — | 6 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/2期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容269字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,565字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,342字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,452字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第37期(2025/03/01-2026/02/28)2026-05-27
- 半期報告書半期報告書-第37期(2025/03/01-2026/02/28)2025-10-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第36期(2024/03/01-2025/02/28)2025-05-30
- 半期報告書半期報告書-第36期(2024/03/01-2025/02/28)2024-10-11
- 四半期報告書四半期報告書-第36期第1四半期(2024/03/01-2024/05/31)2024-07-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第35期(2023/03/01-2024/02/29)2024-05-31
- 四半期報告書四半期報告書-第35期第3四半期(2023/09/01-2023/11/30)2024-01-12
- 四半期報告書四半期報告書-第35期第2四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-13
- 四半期報告書四半期報告書-第35期第1四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第34期(2022/03/01-2023/02/28)2023-05-31
- 四半期報告書四半期報告書-第34期第3四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-12
- 四半期報告書四半期報告書-第34期第2四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)2022-10-14
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