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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

東祥

TOSHO CO., LTD.8920 · Standard · サービス業

「健康」をテーマにスポーツクラブ、ホテル、不動産を展開。愛知県を中心に地域密着型のサービスを提供する。

概要

東祥は1979年に建設業として創業し、現在は「健康づくりで世のため人のために尽くす」を理念に、スポーツクラブ・ホテル・不動産の3事業を展開する。2026年3月期の売上高276億円、営業利益75億円。愛知県安城市に本社を置き、従業員376人。主力のスポーツクラブ「ホリデイスポーツクラブ」は95店舗、ホテル「ABホテル」は38店舗、賃貸マンション「A・City」は51棟2040室を運営する。

大人専用スポーツクラブ95店舗の運営手法

スポーツクラブ事業は「ホリデイスポーツクラブ」の名称で全国95店舗を運営する。16歳以上の大人に特化し、ジュニア用スイミングを併設しないことで広い施設を確保している。月会費のみでエクササイズを利用できるが、一部有料プログラムも存在する。地域特性に合わせ23時までの営業(一部店舗除く)、リラクゼーション施設の充実、グループ会員制を導入し差別化を図る。単独店舗の経常利益率35%以上を目標に新規出店を行う。既存店では会員定着のための接客力向上やスタジオプログラム充実、トレーニング機器入れ替えなど収益力回復に取り組む。2026年3月期の同事業売上高は125億円で前年並みとなり、4店舗を閉店して経営資源の選択と集中を進めた。

ABホテル38店舗とレベニューマネジメント

ホテル事業は「ABホテル」の名称で愛知県を中心に38店舗を運営する。「Amenity & Bright」(快適で明るい)をコンセプトに、ビジネスホテルより快適、シティホテルよりリーズナブルを標榜する。客室数は4,938室。レベニューマネジメントを実施し、コスト変動を販売価格に反映させる。インバウンド需要を取り込むため海外OTAへの露出を強化、一部店舗でウェルカムドリンク無料提供など顧客満足度向上を図る。2026年3月期の平均宿泊稼働率は84.7%(前年比3.0ポイント減)、売上高は122億円で前年比15.2%増。新規開業としてABホテル越前武生(2025年9月)とABホテル犬山(2026年2月)を出店した。

A・Cityシリーズに代表される不動産事業

不動産事業では「A・City」等の賃貸マンション51棟2,040室、テナントビル3棟を愛知県内に所有する。A・Cityシリーズは土地を購入または賃借し、当社が運営管理を行うモデル。高品質で重厚感ある設計を採用し、安定した収益性を実現する。土地所有者は土地を貸すだけで長期安定収入が得られる。入居率100%を目標に室内設備充実や住環境整備に努める。また、ホリデイゴルフガーデン2店舗(愛知県安城市)を運営する。2026年3月期には賃貸マンション1棟(80室)を売却、新たにテナントビルTOSHO BLDG豊田が開業。同事業売上高は27.6億円(前期比77.8%減)で、前期の収益用不動産売却の反動による大幅減収となった。

連結グループの事業構成と収益構造の推移

当社グループは東祥を親会社とし、ホテル事業を担うABホテル株式会社を連結子会社とする。かつては東祥アセットマネジメント株式会社や東祥投資事業有限責任組合を有していたが、2024年に株式・投資口を譲渡し清算した。2026年3月期の連結売上高は276億円、営業利益75億円、親会社株主に帰属する当期純利益35億円。前期は売上高356億円、営業利益59億円、純利益12億円であり、2024年3月期には純損失22億円を計上している。総資産720億円、負債合計268億円、純資産452億円。事業別売上構成比はスポーツクラブ46%、ホテル44%、不動産10%である。

業界の中での役割は地域住民の健康増進と生活インフラを提供するサービス企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
276億円
営業利益
75億円
営業利益率
27.2%
純利益
35億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
スポーツクラブ事業126億円45.5%17億円13.5%
ホテル事業123億円44.4%49億円39.8%
不動産事業28億円10.1%9億円32.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01会員制スポーツクラブ利用者主力

「ホリデイスポーツクラブ」を全国95店舗運営。16歳以上の大人に特化した会員制クラブで、プール、フィットネス、リラクゼーション施設を提供。月会費制で、地域の健康づくりを支援。

主な製品・サービス1
ホリデイスポーツクラブ
大人専用の会員制スポーツクラブ。広い施設でエクササイズやリラクゼーションを提供。

02ビジネス・観光宿泊客主力

「ABホテル」を愛知県中心に38店舗運営。ビジネスホテルより快適で、シティホテルより手頃な価格で宿泊サービスを提供。ビジネス利用や観光利用に対応。

主な製品・サービス1
ABホテル
ビジネスホテルとシティホテルの中間を狙う宿泊施設。

03不動産賃貸(居住用・テナント)準主力

愛知県内で賃貸マンション51棟とテナントビル3棟を所有・管理。土地所有者から土地を借りて運営する「A・City」シリーズを展開。駐車場管理やゴルフ練習場も運営。

主な製品・サービス1
A・City
高品質な賃貸マンションシリーズ。土地活用として提供。

製品と技術

ホリデイスポーツクラブのサービス差別化要因

ホリデイスポーツクラブは大人専用に特化し、ジュニアスイミングを排除することで広い施設を実現している。月会費制を採用し、一部有料プログラムを除き追加料金なしで全エクササイズを利用可能。23時までの営業(一部店舗除く)により、勤務後の利用に対応する。リラクゼーション施設(サウナ、岩盤浴など)を充実させ、会員の滞在時間を延ばす工夫を行う。グループ会員制を導入し、法人・団体需要も取り込む。新たな会員種別の設定や月会費の価格改定を実施し、収益性を改善。トレーニング機器の入れ替えやジムエリアのリニューアルを継続的に行う。また、女性向けマシンの導入など、ターゲットを広げる施策も展開している。

ABホテルの収益管理と運営ノウハウ

ABホテルは「Amenity & Bright」をコンセプトに、客室の快適性と明るさを重視。ビジネスホテル以上のサービスとシティホテル以下の価格帯を実現するため、独自の運営ノウハウを持つ。レベニューマネジメントシステムを活用し、需要予測に基づいた価格設定を行う。OTA(オンライン旅行代理店)への露出を強化し、特に海外OTAからインバウンド需要を獲得。自社清掃店舗を拡大し、人件費を削減。ウェルカムドリンク提供などサービスの充実でリピーターを増やす。新規出店は駅前や主要インターチェンジを重点地区とし、単独店舗の経常利益率35%以上を目標とする。2026年3月期の平均宿泊稼働率は84.7%と高水準を維持した。

A・Cityシリーズの土地活用モデルと収益構造

A・Cityシリーズは、当社が土地を購入または賃借して賃貸マンションを建設・運営するモデルである。高品質で重厚感ある設計を採用し、入居者に魅力ある住環境を提供。土地所有者にとっては長期安定収入が得られる土地活用手段となる。当社は建設請負業に発祥を持つため、費用対効果の高い建築ノウハウを活かしている。入居率100%を目標に、室内設備の充実や住環境整備に努める。名古屋地区を重点地域とし、投資利回り12%以上、年間300室の新規開発を目標とする。併せて運営するホリデイゴルフガーデン2店舗は、スポーツクラブとの会員相互送客などのシナジーを図っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

不動産サービスで業界大手、高収益体質を確立

サービス業に属し、同業他社にはジンジブやイシンなどがあるが、当社は売上高356億円で業界内の上位に位置する。営業利益率は16.57%から27.17%へ大きく改善しており、高い収益性を誇る。これは効率的な運営と強固なビジネスモデルによるもので、同業他社を上回る利益率を実現している。最近の業績は2025年3月期に増収増益だったが、2026年3月期は売上高が減少しながらも営業利益率はさらに向上した。これは収益性重視の経営戦略によるもので、競争力の高さを示している。業界内ではリーダー的存在と言える。

強み

  • 営業利益率が27%超と業界最高水準で、収益力が非常に高い。
  • 売上高約356億円で、業界内で大きなシェアを占めている。
  • コスト管理が徹底されており、利益率の安定性がある。
  • 長年の実績で信頼を築き、顧客基盤が強固である。

課題

  • 今期売上高が前年比で減少しており、成長鈍化の懸念がある。
  • 不動産市場の変動に業績が影響を受けやすい。
  • 新規参入などで競争が激しく、差別化が必須。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字が東祥

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12185シイエム・シイ289億円10.1倍
22469ヒビノ287億円9.1倍
39768いであ286億円10.9倍
49769学究社284億円15.2倍
54801セントラルスポーツ280億円21.3倍
68920東祥271億円7.4倍
76089ウィルグループ271億円11.6倍
82301学情267億円13.3倍
96196ストライクグループ264億円16.4倍
107033マネジメントソリューションズ263億円11.5倍
114691ワシントンホテル262億円8.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 27件

土木建設請負業から不動産事業へ転換した1979年~1986年

1979年3月に東和建設株式会社として創業し、土木建設請負業を開始した。1982年2月に宅地建物取引業免許を取得し、建売分譲住宅等の販売に進出。1986年12月には祥福不動産株式会社を設立し、分譲マンション販売および自社賃貸マンションの建設を始めた。この時期に建設業から不動産事業へと事業の軸足を移した。また、1989年には祥福コーポレーションを設立し、分譲マンションの管理業務にも乗り出すなど、不動産関連の事業領域を広げた。

ゴルフ練習場とスポーツクラブへの多角化(1988年~1997年)

1989年12月に祥福不動産が「ホリデイゴルフガーデン新田店」を出店し、ゴルフ練習場事業に参入。1990年4月に株式会社ホリデイを設立してゴルフ練習場運営を本格化し、同年12月に和泉店を出店した。1991年5月には建設作業請負の株式会社沓名を設立。1994年3月に不動産仲介業の株式会社住まい発見のコロンブス(後の未来都市、ジーエルホーム愛知三河)を設立。1996年1月には東和建設が沓名を吸収合併。1996年5月にはホリデイが「ホリデイスポーツクラブ三河安城」を出店し、スポーツクラブ事業を開始した。1997年5月にはジーエルホームのフランチャイズに加盟しツーバイフォー住宅販売も手がけた。

グループ再編と株式会社東祥への商号変更(1999年)

1999年4月、ショーフク株式会社、株式会社ホリデイ、株式会社ジーエルホーム愛知三河、祥福開発株式会社を吸収合併し、商号を株式会社東祥に変更。これによりグループが一本化された。同年10月には株式会社和泉芝生より造園事業を譲受し、11月には「サンルート三河安城」「サンマルク三河安城」を開業しホテルレストラン事業を開始した。2000年12月には「ホリデイスポーツクラブ刈谷知立」を出店しスポーツクラブの多店舗展開を開始。2001年3月には和泉芝生を吸収合併し事業基盤を強化した。

株式上場とブランド確立(2004年~2005年)

2004年2月に日本証券協会に株式を店頭登録。同年3月には自社所有賃貸マンション「A・City日の出」が完成し、A・Cityシリーズの展開を開始。2004年12月にはジャスダック証券取引所に上場。2005年9月にはホテル「サンルート三河安城」を「ABホテル三河安城本館」に名称変更し、新館を出店。同日、関東初進出となる「ホリデイスポーツクラブ船橋日大前」を開業。また東京証券取引所市場第二部、名古屋証券取引所市場第二部に上場。その後、市場第一部に指定されるなど、株式市場での地位を高めた。

ホテル事業の分社化と子会社上場(2010年代)

会社分割によりホテル事業を分社化し、2012年4月にABホテル株式会社(現連結子会社)を設立。ABホテル株式会社は東京証券取引所JASDAQスタンダード及び名古屋証券取引所市場第二部に上場。また、東祥アセットマネジメント株式会社を設立し、不動産ファンド事業も手がけた。2022年には東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第一部からスタンダード市場に移行。名古屋証券取引所も同様の見直しを受けた。この時期、事業規模は拡大し、2020年3月期には売上高345億円、純利益58億円と過去最高を記録した。

資産の選択と集中、現在の事業ポートフォリオへ(2024年~2026年)

2024年8月、東祥アセットマネジメント株式会社の全株式を譲渡し、連結子会社である東祥投資事業有限責任組合が保有する東祥東海リート投資法人の全投資口を譲渡。同年12月には同組合を清算し、アセットマネジメント事業から撤退した。2026年3月期末時点で、スポーツクラブ95店舗、ABホテル38店舗、賃貸マンション51棟2,040室、ゴルフ練習場2店舗を運営する。2025年9月にABホテル越前武生、2026年2月にABホテル犬山を開業。一方で不採算のスポーツクラブ4店舗を閉店し、経営資源を集中した。不動産売却も実施し、バランスシートの健全化を進めている。

年表27件を開く

1970年代

  • 1979年3月創業東和建設株式会社を設立し、土木建設請負業を始める。

1980年代

  • 1982年2月宅地建物取引業免許を取得し、建売分譲住宅等の販売を始める。
  • 1986年12月創業祥福不動産株式会社を設立し、分譲マンション販売及び自社賃貸マンションの建設を始める。
  • 1989年8月創業祥福コーポレーション株式会社を設立し、祥福不動産株式会社が販売した分譲マンション管理、賃貸 マンション管理を始める。
  • 1989年12月祥福不動産株式会社は、「ホリデイゴルフガーデン新田店」を出店。

1990年代

  • 1990年4月創業株式会社ホリデイを設立し、ゴルフ練習場の運営を始める。
  • 1990年12月株式会社ホリデイは、「ホリデイゴルフガーデン和泉店」を出店。
  • 1991年5月創業株式会社沓名を設立し、建設作業の請負業を始める。
  • 1994年3月創業株式会社住まい発見のコロンブスを設立し、不動産仲介業を始める。
  • 1995年3月商号変更株式会社住まい発見のコロンブスを株式会社未来都市に商号変更し、賃貸マンションの受注建設を 始める。
  • 1996年1月M&A東和建設株式会社が株式会社沓名を吸収合併。
  • 1996年5月株式会社ホリデイは、「ホリデイスポーツクラブ三河安城」を出店。
  • 1997年5月商号変更株式会社未来都市を株式会社ジーエルホーム愛知三河に商号変更し、ジーエルホーム株式会社のフランチャイズに加盟し、ツーバイフォーの戸建住宅販売を始める。
  • 1997年8月創業祥福開発株式会社を設立し、株式会社ホリデイから飲食部門を分離。
  • 1999年4月M&Aショーフク株式会社、株式会社ホリデイ、株式会社ジーエルホーム愛知三河、祥福開発株式会社を吸収合併し、株式会社東祥に商号変更。
  • 1999年10月株式会社和泉芝生より造園事業を譲受。
  • 1999年11月「サンルート三河安城」、「サンマルク三河安城」をオープン、ホテルレストラン事業開始。

2000年代

  • 2000年12月「ホリデイスポーツクラブ刈谷知立」を出店しスポーツクラブ事業での多店舗展開開始。
  • 2001年3月M&A株式会社和泉芝生を吸収合併。
  • 2004年2月日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 2004年3月自社所有賃貸マンション「A・City日の出」が完成。「A・City」シリーズの展開を始める。
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2005年9月上場「サンルート三河安城」を「ABホテル三河安城本館」に名称変更、「ABホテル三河安城新館」を出店しホテル事業での多店舗展開開始。ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現 大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場。ホリデイスポーツクラブにおいて、関東初進出となる「ホリデイスポーツクラブ船橋日大前」を開業。東京証券取引所市場第二部に上場。名古屋証券取引所市場第二部に上場。大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)上場廃止。東京事務所を開設。東京証券取引所市場第一部並びに名古屋証券取引所市場第一部に指定。ABホテルにおいて、愛知県外初進出となる「ABホテル深谷」を出店。会社分割によりホテル事業を分社化しABホテル株式会社(現・連結子会社)を設立。連結子会社であるABホテル株式会社が、東京証券取引所JASDAQスタンダード及び名古屋証券取引所市場第二部に上場。連結子会社である東祥アセットマネジメント株式会社を設立。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場一部からスタンダード市場に移行 名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、

2020年代

  • 2024年8月東祥アセットマネジメント株式会社の全ての株式を譲渡。
  • 2024年8月連結子会社である東祥投資事業有限責任組合が保有する東祥東海リート投資法人の全ての投資口を譲渡。
  • 2024年12月東祥投資事業有限責任組合の清算結了。
  • 2026年6月現在、「ホリデイスポーツクラブ」95店舗、「ホリデイゴルフカーデン」2店舗、「ABホテル」38店舗、「A・City」等の自社所有の賃貸マンション51棟 2,040室を運営。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • スポーツクラブ・ホテル単独店舗経常利益率35%以上
  • 不動産投資利回り12%以上
  • 不動産新規開発室数年間300室
  • 賃貸マンション入居率100%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    主力事業の収益力回復と新規開発

    スポーツクラブ事業とホテル事業は、単独店舗の経常利益率35%以上を出店基準に新規開発。既存店は収益力回復に経営資源を集中し、接客力向上やプログラム充実、広告強化、設備リニューアルを実施。

  2. 02

    AIとDXの活用推進

    AI技術とデジタルトランスフォーメーションをビジネスに活用・実装し、競争優位性の構築と生産性向上を図る。顧客視点で経営革新に対応する。

  3. 03

    不動産事業の拡大と高入居率維持

    名古屋地区を重点地域に、投資利回り12%以上、年間300室の新規開発目標。入居率100%を目標に、ニーズに合わせた設備充実と安心できる住環境を提供。

  4. 04

    レベニューマネジメントによる収益最大化

    ホテル事業では、オンライン販売サイト活用でインバウンド獲得とリピーター増加を図り、コスト変動を販売価格に反映させるレベニューマネジメントを実施。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で376人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は484万円で、9期前と比べて+9.7%平均年齢は30.0歳、平均勤続年数は6.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月340
2018年3月400
2019年3月44127.15.2436
2020年3月43827.15.1470
2021年3月40527.44.5478
2022年3月42228.56.3413
2023年3月44029.36.0377
2024年3月47829.55.9368
2025年3月47629.55.84021,468
2026年3月48430.06.53761,995

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率42.9%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)62.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
ABホテル — 愛知県他192億円
ホテル事業
A・City桜井他自社賃貸マンション 愛知県安城市他7,578百万円
不動産事業
ホリデイスポーツクラブ三河安城他23店舗 東海エリア4,799百万円
スポーツクラブ事業
ホリデイスポーツクラブ松山他12店舗 中国・四国エリア2,809百万円
スポーツクラブ事業
ホリデイスポーツクラブ奈良他12店舗 近畿エリア2,157百万円
スポーツクラブ事業
ホリデイスポーツクラブ松本他9店舗 北陸・信越エリア1,894百万円
スポーツクラブ事業
ホリデイスポーツクラブ伊勢崎他17店舗 関東エリア1,721百万円
スポーツクラブ事業
東祥ビル他 その他賃貸物件 愛知県安城市他1,720百万円
不動産事業
ホリデイスポーツクラブ佐賀他12店舗 九州エリア1,609百万円
スポーツクラブ事業
ホリデイスポーツクラブ旭川他6店舗 北海道エリア1,468百万円
スポーツクラブ事業
ほか3件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ABホテル株式会社(注)2、3、4
    愛知県安城市 · 連結子会社
    議決権52.8%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は276億円営業利益75億円前期と比べると減収増益で、売上が-22.5%、利益が+27.1%。

売上高
-22.5%
276億円
営業利益
+27.1%
75億円
純利益
+191.7%
35億円
営業利益率
27.2%
前期比 +10.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高274億円276億円
営業利益77億円75億円
純利益32億円35億円
1株あたり配当¥10¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は65億円、営業利益は17億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+4.8%、営業利益は+70.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q581
2024年1Q621016.14
2024年2Q63914.33
2024年3Q661116.73
2024年4Q118−32
2025年2Q1392920.913
2025年4Q2173013.8−1
2026年2Q1383726.817
2026年4Q1383827.518
2027年1Q651726.27

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は133億円から276億円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は27.2%。純利益は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1332816
2014年3月1523520
2015年3月1694225
2016年3月1925432
2017年3月2146037
2018年3月2416638
2019年3月2727340
2020年3月3459658
2021年3月176112
2022年3月2734524
2023年3月225319
2024年3月30941−22
2025年3月356595916.612
2026年3月276757527.235

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高276億円のうち、営業利益として残るのは75億円27.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は35億円、売上の12.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金66.7%184億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金6.2%17億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益27.2%75億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
33.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+19.6pt
27.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+7.6pt
12.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.2pt
9.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
10.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが79億円、投資CFが−13億円で、差し引きのフリーCFは66億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は200億円で、売上の8.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月33−22−71120
2014年3月37−2041741
2015年3月45−2971664
2016年3月58−46141290
2017年3月49−5122−2110
2018年3月67−7714−10113
2019年3月64−8341−19135
2020年3月140−56−1984200
2021年3月−14−3949−53195
2022年3月132−26−50106250
2023年3月−124−2549−149150
2024年3月109−34−7975146
2025年3月154−66−4488190
2026年3月79−13−5666200

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は720億円。このうち返さなくてよい自己資本が452億円で、自己資本比率は52.5%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月28910718237.0
2014年3月32313618742.3
2015年3月36317019344.8
2016年3月43120023144.1
2017年3月49623526145.0
2018年3月58228130144.7
2019年3月67732035743.5
2020年3月75537538045.9
2021年3月77137439744.9
2022年3月78040237847.3
2023年3月83341741645.1
2024年3月74240333947.4
2025年3月72242329950.2
2026年3月72045226852.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
207億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
356億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
268億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
95
/ 100
安定性自己資本比率35 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率534社中23位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中522位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.6%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
27.2%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
52.5%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-22.5%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.4%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥707で、1年前と比べて+1.5%過去52週の値幅のなかでは10%の位置にある。

¥707-3.3%1ヶ月+1.6%1年+1.5%時価総額271億円
過去52週の値幅
安値¥677高値¥980

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.4倍
PER (会社予想)7.8倍
PBR0.66倍
配当利回り1.41%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6月26日の739円から7月30日にかけて787円まで上昇しましたが、8月3日から急落し、8月5日には685円まで下落しました。8月7日は691円と、25日移動平均線(758.04円)を約8.9%下回っています。52週高値980円からは約29%下落、52週安値676円からは約2.2%上昇した水準です。出来高は8月3日から8月6日まで16万株〜25万株と急増しており、売り圧力が強かったことを示しています。RSIは30.8と売られすぎ圏にあり、反発の可能性があります。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERは7.27倍と業界平均22.52倍を大幅に下回り、予想PERも7.6倍と低い。PBRは0.66倍で業界平均3.19倍を大きく下回り、ROE9.6%と収益性は普通。配当利回り1.45%は業界平均2.68%を下回るが、配当性向18.3%と余裕がある。業績は2025年3月期に黒字転換し、2026年も増益見込み。ただし、2024年は赤字であり、収益の不安定性がある。割安ではあるが、配当利回りの低さと業績変動リスクを考慮する必要がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.4倍23.4倍
PER (予想)7.8倍
PBR0.66倍3.51倍
ROE9.6%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、業績の変動が大きい中で、2026年3月期予想の大幅な増益(純利益35億円)が達成可能かにある。強気派は、2025年3月期の営業利益率16.6%から2026年3月期は27.2%への急改善や、PBR0.66倍と割安感を評価する。また、過去の赤字から回復しており、収益構造の改善が進んでいるとみる。一方、弱気派は、2024年3月期には赤字を計上しており、業績の不安定さを指摘。事業内容や成長ドライバーの透明性が低く、将来予測が困難であることから、投資リスクが高いと判断する。

プラスに働く材料7
  • 収益性の大幅改善

    2026年3月期予想の営業利益率27.2%は前期から10ポイント以上改善。

  • 割安なバリュエーション

    PBR0.66倍と純資産に対して株価が低く、上昇余地がある可能性。

  • 増益への自信

    純利益が赤字から黒字に転換し、2026年3月期は更に拡大する見込み。

  • 営業利益率が16.6%から27.2%へ急改善決算発表後影響

    2026年3月期は売上高276億円、営業利益75億円。前期比で売上高は80億円減も利益率は大きく向上した

  • 純利益が12億円から35億円へ約3倍増決算発表後影響

    2026年3月期の当期純利益は35億円、前期12億円から23億円増加した

  • PBR0.66倍と1倍を大きく下回る継続影響

    PBR0.66倍、時価総額265億円。低PBRが下値支援材料となる

  • 株価下落率は2.85%と小幅で底堅い通年影響

    1年間の株価下落率は2.85%に留まり、売り圧力が限定的

マイナスに働く材料7
  • 業績の不安定さ

    2024年3月期に赤字を計上するなど、収益が大きく変動している。

  • 事業内容の不透明さ

    具体的なサービスモデルが十分に開示されておらず、分析が困難。

  • 成長性への疑問

    収益拡大の主因が外部要因であれば、持続可能性に懸念がある。

  • 売上高が356億円から276億円へ22%減通年影響

    2026年3月期の売上高は前期比80億円減の276億円。事業規模縮小は成長を制約

  • 予想PERは実績PERを上回り来期減益示唆通年影響

    予想PER7.6倍は実績PER7.27倍より悪化。フォワードEPSは実績値を下回る

  • ROE9.6%と1割未満の資本効率継続影響

    ROE9.6%は1割未満にとどまり、資本効率改善には更なる施策が必要

  • 配当利回り1.45%と株主還元が弱い継続影響

    配当利回り1.45%は低く、株主への利益還元が魅力に欠ける

次の決算で確かめる点
売上高
事業規模の推移と需要動向を把握する基本指標。
営業利益率
収益性の改善が継続しているか確認するため。
純利益
業績の安定性と最終的な収益力を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から+100.0%いまの株価に対する利回りは1.41%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
1.41%
いまの株価に対して
配当性向
18.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1213.2
2018年3月2182.621.0
2019年3月15−28.615.5
2020年3月150.09.9
2021年3月2−86.724.9
2022年3月6200.09.4
2023年3月3−50.0
2024年3月433.3
2025年3月525.0
2026年3月10100.018.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ6,219人。区分でいちばん多いのは個人・その他71.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が12.6%を占め、残る87.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他68.368.370.576.070.671.7
外国法人11.89.47.05.911.312.8
金融機関16.218.416.712.713.09.2
自己株式0.00.00.00.00.05.7
事業法人3.23.64.04.33.33.3
証券会社0.50.31.91.01.82.8
外国人個人0.00.00.00.10.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01沓名俊裕41.21
02沓名裕一郎(注2)10.91
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.93
04沓名一樹(注2)3.17
05ラセット合同会社2.99
06沓名眞裕美1.74
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.74
08MORGAN STANLEY& CO. LLC (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)1.12
09NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE NON TREATY CLIENTS ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.08
10NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE STATE TEACHERS RETIREMENT SYSTEM OF OHIO (常任代理人 香港上海銀行東京支店)0.75

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+5%、1株純資産は14期で+80%。直近期のROEは9.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月9058114.913.415.5
2014年3月10771214.514.816.8
2015年3月13284817.021.115.7
2016年3月16599317.927.114.3
2017年3月9758318.024.313.2
2018年3月9868015.641.821.0
2019年3月10576914.529.215.5
2020年3月15290518.16.69.9
2021年3月69040.6328.724.9
2022年3月639646.827.99.4
2023年3月229802.351.4
2024年3月−58918
2025年3月329463.418.7
2026年3月951,0469.68.718.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額187百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約12倍にあたる。

氏名役職年齢
沓名俊裕取締役会長75
沓名裕一郎代表取締役社長51
谷澤亜希取締役管理本部長51
神谷明文取締役74
菊池修取締役77
江口崇常勤監査役45
前田篤監査役67
岩本一良監査役52
成田孝則取締役69

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3144201217558
監査役171088
社外取締役53041

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,057字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社および連結子会社)は、『健康』をキーワードに事業展開を行っております。『健康』な生活を創造するために「ホリデイスポーツクラブ」という名称で大人専用のスポーツクラブ事業を展開するほか、「ABホテル」という名称でホテル事業を運営しており、「A・City」という名称で不動産事業を運営しております。 なお、セグメント別の概要は次のとおりであります。 ① スポーツクラブ事業 当事業は、「ホリデイスポーツクラブ」という名称で、全国で95店舗(2026年3月31日現在)を運営しております。 16歳以上の大人に特化した会員制スポーツクラブとして、「大人の健康」をキーワードに「遊ぶ・楽しむ・フィットネス」を基本コンセプトとして、地域の皆様の健康づくりやリラクゼーションの場所を提供しております。 当社の施設は、ジュニア用スイミングスクールを併設しないことにより、大人専用の広い施設とし、誰でも楽しめるエクササイズを月会費のみ(一部有料プログラムを除く)で利用することができます。また地域の特性、会員のニーズに合わせ23時までの営業(一部店舗を除く)、リラクゼーション施設の充実、グループ会員制の導入を図り、差別化により地域一番店を目指し、会員確保に努めております。 ② ホテル事業 当事業は、「ABホテル」の名称で愛知県を中心に38店舗(2026年3月31日現在)を運営しております。『ビジネスホテルより快適に、シティホテルよりリーズナブルに』をキーワードに忙しいビジネスシーンや、アクティブな観光を快適にサポートするくつろぎ空間を提供し、お客様のニーズに着実にお応えする細やかなサービスを行っております。 ③ 不動産事業 当事業は、「A・City」等の名称で愛知県内に賃貸マンションを51棟2,040室、テナントビルを3棟(2026年3月31日現在)所有しており、駐車場の管理も行っております。 「A・City」シリーズは、当社が土地所有者より土地を購入若しくは賃借し、運営管理を行う賃貸マンションです。高品質でハイセンスな重厚感あふれる設計を賃貸マンションで採用、当社独自のノウハウにより安定した収益性を実現し、土地所有者も土地を貸すだけで長期安定収入が得られる土地活用です。 また、「ホリデイゴルフガーデン」という名称で、愛知県安城市内において2店舗(2026年3月31日現在)のゴルフ練習場を運営しております。 事業の系統図は、次のとおりであります。(2026年3月31日現在)
経営方針・対処すべき課題2,950字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等につきまして、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項については、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針について 当社は「健康づくりで世のため人のために尽くす」を経営理念としており、当社グループは、『健康』をキーワードに事業展開を行っております。主力事業として『健康』な生活を創造するために「ホリデイスポーツクラブ」という名称で大人専用の総合型スポーツクラブを日本国内に展開しております。また、当社は建設業が発祥母体であり、当社グループが営んでいる事業において費用対効果の高い建築ノウハウがあると考えております。 スポーツクラブ事業におきましては、「ホリデイスポーツクラブ」を全国に95店舗出店しており、今後も、出店モデルとして単独店舗の経常利益率を35%以上と設定し、新規開発を行っていく方針です。現在、既存店の収益力回復に経営資源を集中し、お客様に「安全・安心・快適」な施設運営という形で提供するとともに、新プログラム等の新商品の開発、コスト低減に取り組んでまいります。 ホテル事業におきましては、「ABホテル」という名称で愛知県内を中心に38店舗出店しており、出店モデルとして単独店舗の経常利益率を35%以上と設定し、駅前や主要インターチェンジを重点地区として開発していく方針であります。 不動産事業においては、愛知県内に51棟2,040室の賃貸マンションを所有しており、入居率100%を目標に入居者のニーズに合わせた室内設備の充実、入居者のみなさまが安心して過ごせる住環境の整備に努めております。今後は、名古屋地区を重点地域として、投資利回りを12%以上と設定し、年間300室を目標に新規開発をしていく方針であります。 (2)経営環境について 当社グループを取り巻く経営環境は、経済面で、個人消費の足踏み状態は残るものの、緩やかな景気の回復基調が継続しました。一方で、海外地政学的リスクとしてウクライナ情勢緊迫化の継続と、2026年2月末からの中東情勢悪化による国内のエネルギー価格、原材料費等の高騰や、人手不足による運営コストの増加、すなわち、コストプッシュインフレの動向が、依然としてわが国の経済活動にとって向かい風となっています。また、インフレと円安を抑え込むために、日銀による政策金利の利上げが実行されましたが、米国を始めとした対外諸国も、高いインフレと高金利政策を継続しており、結局、当連結会計年度を通じて、国内の高いインフレ率と円安の傾向は継続しました。また、今後とも、大きな不確実性として地政学リスクが存在します。ウクライナや中東情勢の動向、米国トランプ政権の関税政策による国際交易市場の構造改革、そして、日中情勢の悪化などが経営環境に大きなインパクトのある影響を与える可能性があるため、よりいっそう経済の動向と変化に適宜対応し、的確に事業を運営していく方針であります。 また、人工知能(以下AI)の性能が爆発的に進化し、AIテクノロジーのイノベーションが進展するとともに、企業組織のAIの活用と、デジタルトランスフォーメーション(以下DX)の進展といった、ビジネス・イノベーション(以下、経営革新)が地球規模で急ピッチで進展しています。これら経営革新に対応するため、弊社では、常に顧客の視点に立ち、競争優位性の構築と生産性の向上を見据え、弊社ビジネスへのAIの活用と実装を推進する必要があると考えています。 さらに、超長期的には、国内の人口減少によるゆるやかな消費マーケットの縮小と、人材不足による人件費の高騰が継続することが想定され、これを見据えたビジネス展開を行う必要があると考えています。 一方で、顧客ニーズは、今後とも多様化する傾向にあります。スポーツクラブ事業では、24時間ジムや低価格の急増等、サービスの多様化や価格競争により競争が激化する傾向にあります。ホテル事業では、インバウンド需要が旺盛で、ディマンドプルインフレ傾向となっていますが、これは為替レート変動による不確実性が存在します。また、民泊やゲストハウス、グランピング施設等、宿泊サービスの多様化が進展しつつあります。賃貸用不動産も、若年層単身者顧客のニーズ多様化が進展しています。 当社グループでは、上述の経済の動向、AIとDXといった先端テクノロジーの活用動向、競合との競争状況、そして、顧客ニーズの変化の動向といった、経営環境の変化の主要因を的確に見極め、柔軟性とスピード、戦略的思考をもって対応していく所存です。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 既存施設の収益力の回復及び向上について 収益力向上のため、最優先で取り組むべき課題として、マーケットの急激な競争環境の変化に適応するために、マーケティング政策を重点的に実施しています。 主力のスポーツクラブ事業では、会員定着のための接客力向上やスタジオプログラムの充実、広告宣伝の強化、並びにトレーニング機器入れ替えやジムエリアのリニューアル等を実施し、引き続き、顧客創造並びに既存店の収益力回復に経営資源を集中し、お客様の健康生活の向上に貢献してまいります。また、これら収益向上策を組織として的確に実施するため、サービス業の根幹となる人的資本の育成と、組織能力の強化に努めています。 ホテル事業では、「Amenity&Bright」(快適で明るい)をコンセプトとしたホテル展開をしております。サービス内容を充実させ顧客満足度の向上に努めつつ、オンライン販売サイトを活用し、インバウンドや新規顧客をより効率的に確保するとともに、リピーターの増加を図り、単価及び稼働率の維持・向上に努めています。また、コスト面ではオペレーションの効率化を行うとともに、コスト変動を販売価格に反映させるレベニューマネジメントを実施することにより、収益最大化に努めています。 不動産事業では、満室経営となるよう入居者のニーズに合わせた室内設備の充実により、「入居者が安心して過ごせる住環境の提供」に努めています。 ② 経営基盤の強化について 当社グループは、今後も収益力の強化を図り、強固な経営基盤の構築に努めてまいります。事業の選択と集中を行い、効果的に本業に集中特化できる組織経営基盤を整えました。 当連結会計年度は、スポーツクラブ事業で、2025年4月に豊田店(愛知県豊田市)、2025年6月に西一之江店(東京都江戸川区)、2025年9月に福井店(福井県福井市)、2025年10月に座間林間店(神奈川県座間市)が閉店し、経営資源の選択と集中が進みました。 ホテル事業では、2025年9月に「ABホテル越前武生」、2026年2月に「ABホテル犬山」の2店舗を新規開業いたしました。 不動産事業では、所有する賃貸マンションのうち1棟(80室)を売却、また、2025年6月よりテナントビルTOSHO BLDG豊田の営業を開始しました。
事業等のリスク2,649字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)複数の事業を展開していることについて 当社グループは、スポーツクラブ事業を主力事業として位置づけており、事業リスクの分散、収益機会の拡大を目的にホテル事業及び不動産事業を展開しておりますが、今後、新規事業に進出したり、既存事業においても、国内景気の動向、競合他社との価格競争等により売上高を一時的に縮小したり、事業から撤退したりする可能性があります。そのため、事業別の売上高構成や主力事業が変更される可能性があり、事業内容の変更に伴って当社グループの属する業界や当社グループの業績に重要な影響を与える可能性のある外部要因の範囲も変化する可能性があります。 (2)出店戦略について 当社グループは、独自のマーケティングノウハウ、多様な資金調達方法を採用し、時期を見極めたうえでスポーツクラブ、ホテル及び不動産事業の開発を進めていく予定ではありますが、出店候補地が確保できない場合、出店に必要な人材が確保できない場合、その他新規出店に際し当社グループに予期せぬ事由が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)金利上昇リスクについて 当社グループは、スポーツクラブ、ホテル及び不動産事業において施設の開発を行っております。施設の建設資金につきましては、多様な資金調達方法を採用しているものの、金融機関等からの借入金による資金調達が主となっており、今後も各事業における有形固定資産の取得に伴い、金融機関から資金を調達していく可能性があります。 当社グループでは、借入金を短期(約1年)、中期(3~6年)及び長期(8~10年)と分類しており、プロジェクトの収益計画に基づき資金調達を行っております。長期資金においては、金利の固定化等を行っておりますが、短期及び中期資金の調達については、金利の上昇により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)自然災害等及び感染症によるリスクについて 当社グループは、スポーツクラブ、ホテル及び不動産事業において建物等の有形固定資産を所有しております。 当社グループは『施設』及びそれらに『サービス』を付加し収益を計上しており、大規模な震災や水害等の自然災害の発生、火災等により『施設』等が大規模に毀損した場合や、未知の感染症が拡大し緊急事態宣言が発令された場合には、可能な範囲での安心・安全な施設運営は行っているものの、スポーツクラブ事業においては、休業要請等により『サービス』の提供が困難になった場合や、ホテル事業においては、外出自粛要請により宿泊ニーズが減少し稼働率、室料単価の減少等が起こった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)固定資産の減損について 当社グループは、2005年度より固定資産の減損に係る会計基準を適用しており、スポーツクラブ、ホテル及び不動産事業において各部門単位での収益を把握し、収益が計画を下回っている店舗においては、役員会等において収益改善策の検討等を行っておりますが、マーケット環境の変化等により著しく収益及び評価額が低下し、有形固定資産の減損処理が必要となった場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。各店舗単位における経営環境の変化に対応した運営を実施することにより、減損損失のリスクに対応しております。収益性の低下がみられるスポーツクラブの一部の店舗において、固定資産の減損について検討しており、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 (6)敷金及び保証金について 当社グループは、2026年3月末現在、土地及び建物の賃貸借契約に基づき賃貸人に差し入れている敷金及び保証金が2,307百万円あります。この資産は、賃貸人の財政状態が悪化し、返還不能になったときは、賃料及び解体費用との相殺ができない範囲において貸倒損失が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。今後は土地所有物件の割合を増加させることにより、敷金及び保証金の貸倒損失発生リスクを低減いたします。 (7)情報の保護について 当社グループは、スポーツクラブ及びホテル事業等において多様な個人情報を管理しており、情報セキュリティにおいて厳重に管理し、情報の漏洩等の未然防止を行っておりますが、万一情報の漏洩、不正使用が起こった場合には、信用失墜等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。定期的なモニタリングを実施するほか、最新システムの導入並びに社員教育等により情報漏洩リスクに対応しております。 (8)法的規制 当社グループは、多角的な事業展開を行っており、複数の業界に属しておりますので、各業界において下記の通り法的規制を受けております。 当社グループは、これまで法的規制によって事業展開に制約を受けたことはありませんが、今後新たな法的規制等の導入や既存の法的規制の改廃や解釈の変更等が生じた場合並びに重大な法令違反が起こった場合には、当社グループの業績や事業の存続に影響を与える可能性があります。 関連業界   規制法   管轄省庁   当社グループとの関連 スポーツクラブ業    公衆浴場法    厚生労働省    スポーツクラブ事業 大気汚染防止法    環境省 ホテル業    旅館業法    厚生労働省    ホテル事業 食品衛生法    厚生労働省 中小受託取引適正化法    中小企業庁 不動産業    宅地建物取引業法    国土交通省    不動産事業 金融商品取引法    金融庁 建設業    建設業法    国土交通省    不動産事業 建築士法    国土交通省 全般    消防法    総務省    全事業 景品表示法    消費者庁 労働安全衛生法    厚生労働省
経営成績の分析 (MD&A)7,933字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の概要 当社グループでは、経営環境の変化を考慮し、各事業領域で、マーケットの状況、顧客行動、競合動向等の分析と洞察に基づき、組織能力と経営資源を最大限活用し、業績の回復と企業価値向上を最優先課題ととらえ事業活動を行いました。 スポーツクラブ事業においては、会員定着のための接客力向上やスタジオプログラムの充実、広告宣伝の強化、並びにトレーニング機器入れ替えやジムエリアのリニューアル等を実施し、既存店舗の収益力回復のための取り組みを行いました。また、4店舗を閉店し、経営資源の選択と集中を進めました。 ホテル事業においては、ビジネスや観光、インバウンド需要等のお客様のニーズにお応えできるサービスの提供に努め、リピーター確保の運営を実施しました。また、需給に応じた価格調整を行い、宿泊稼働率の向上を目標としています。 不動産事業においては、当連結会計年度に賃貸マンションのうち1棟(80室)を売却し、新たにテナントビルTOSHO BLDG豊田が開業となりました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は次のとおりとなりました。 (財政状態) 当連結会計年度末の総資産は71,977百万円となり、前連結会計年度末に比べ200百万円減少いたしました。 流動資産は22,468百万円となり、同37百万円の増加となりました。これは、現金及び預金が512百万円減少した一方、その他流動資産が364百万円、売掛金が188百万円増加したことが主な要因です。 固定資産は49,509百万円となり、同232百万円の減少となりました。これは、土地が215百万円減少したことが主な要因です。 流動負債は7,421百万円となり、同7,032百万円の減少となりました。これは、社債の償還に伴い1年内償還予定の社債が5,000百万円、借入金の返済に伴い1年内返済予定の長期借入金が1,541百万円、短期借入金が721百万円減少したことが主な要因です。 固定負債は19,402百万円となり、同3,943百万円の増加となりました。これは、社債の償還及び借入金の返済に伴って新たに長期借入を行い、長期借入金が3,729百万円増加したことが主な要因です。 純資産は45,153百万円となり、同2,888百万円の増加となりました。これは、自己株式の取得により純資産が1,714百万円減少した一方、当連結会計年度の事業活動と配当の支払い等の結果、利益剰余金が3,246百万円増加し、非支配株主持分が1,350百万円増加したことが主な要因です。 また、事業別の総資産は次のとおりであります。 【スポーツクラブ事業】 セグメント資産は19,160百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,045百万円の減少となりました。 【ホテル事業】 セグメント資産は29,329百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,760百万円の増加となりました。 【不動産事業】 セグメント資産は9,760百万円となり、前連結会計年度末に比べ168百万円の減少となりました。 (経営成績) 当連結会計年度における売上高は27,595百万円(前年同期比22.5%減)、営業利益は7,472百万円(同27.0%増)、経常利益は7,475百万円(同25.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は3,548百万円(同188.9%増)となりました。 また、事業別の業績は次のとおりであります。 【スポーツクラブ事業】 スポーツクラブ事業における当連結会計年度末の店舗数は、95店舗となりました。2025年4月に豊田店(愛知県豊田市)、2025年6月に西一之江店(東京都江戸川区)、2025年9月に福井店(福井県福井市)、2025年10月に座間林間店(神奈川県座間市)が閉店し、経営資源の選択と集中が進みました。 当社が運営する「ホリデイスポーツクラブ」では、新規会員の獲得を促進するため、入会から一定期間の月会費を通常価格より抑えた新たな会員種別を展開しております。また、2025年11月までに一部の店舗で月会費の見直しを行い、2023年の価格改定の際に旧価格のまま据え置いておりました既存会員の会費を現行価格に統一しました。さらに、女性をターゲットとした新たなマシンを導入し、新サービスを順次展開しております。また、コストの上昇に対応するため、月会費の価格転嫁の他にも省エネ効率の高い設備への更新、業務プロセスの見直しによる省人化体制の構築といった、収益力強化の取り組みが費用の削減に大きく寄与しております。 この結果、当連結会計年度のスポーツクラブ事業の売上高は12,562百万円(前年同期比0.0%減)となりました。 【ホテル事業】 子会社であるABホテル株式会社が運営する「ABホテル」では、インバウンド需要を取り込むため海外系OTA(OnlineTravelAgency)への露出を強化し、一部店舗でのウェルカムドリンクの無料提供などを行い、顧客満足度の向上と宿泊稼働率の適正化に努めました。また、人件費や資源価格の高騰に対応するため、自社清掃店舗を拡大するなどコストの削減を実施するとともに、レベニューマネジメントを行い、コスト増加分を反映した販売価格の設定と、収益最大化を両立する施策を展開いたしました。 こうした取り組みの結果、主要顧客であるビジネス客の底堅い需要に加え、関西圏を中心としたインバウンド需要の増加により、客室単価は上昇しました。また、稼働率の適正化を並行して進めたことにより、前々期までに開業した既存34店舗の当連結会計年度の平均宿泊稼働率は84.7%(前年同期比3.0ポイント減)となりました。2025年9月には、「ABホテル越前武生」、2026年2月には、「ABホテル犬山」を出店し、新規開業店舗を含め運営店舗は38店舗となり、客室数は4,938室となりました。 この結果、当連結会計年度のホテル事業の売上高は12,274百万円(同15.2%増)となりました。 【不動産事業】 当社の不動産事業では、所有する主力の賃貸マンション「A・City」で、入居者のニーズに合わせた設備の充実やプランの設定など、満室経営に向けた施策を実施しました。当連結会計年度において、2025年6月に所有する賃貸マンションのうち1棟(80室)を売却し、所有賃貸マンション部屋数は、51棟(2,040室)となりました。また、2025年6月よりテナントビルTOSHO BLDG豊田が営業を開始しています。 この結果、当連結会計年度の不動産事業の売上高は2,758百万円(前年同期比77.8%減)となり、前年同期に収益用不動産の売却があった反動により大幅な減収となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローにつきましては、営業活動による収入が7,899百万円あった一方、投資活動による支出が1,333百万円、財務活動による支出が5,554百万円あった結果、現金及び現金同等物は20,016百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は7,899百万円(前年同期は15,425百万円の収入)であります。これは主に税金等調整前当期純利益が7,538百万円あったこと等を反映したものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は1,333百万円(前年同期は6,566百万円の使用)であります。これは主に定期預金の払戻による収入が2,805百万円あった一方、スポーツクラブ、ビジネスホテル並びに賃貸マンションに係る有形固定資産の取得による支出が2,725百万円、定期預金の預入による支出が1,282百万円あったこと等を反映したものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は5,554百万円(前年同期は4,418百万円の使用)であります。これは主に社債の償還による支出が5,000百万円あったこと等を反映したものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(千円)   前年同期比(%) スポーツクラブ事業   3,249   271.7 ホテル事業   90   333.3 不動産事業   723,855   7.9 合計   727,195   7.9 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.不動産事業の仕入実績は販売用不動産の売却原価計上によるものであります。 b.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 販売高(千円)   前年同期比(%) スポーツクラブ事業   12,562,593   100.0 ホテル事業   12,274,128   115.2 不動産事業   2,758,819   22.2 合計   27,595,541   77.5 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.不動産事業の販売実績の減少は、前年同期に収益用不動産の売却があった反動によるものであります。 3.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日) 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) エスティ12合同会社   9,000,327   25.3   -   - (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。当社グループは、この連結財務諸表の作成に当たりまして、決算日における資産、負債及び損益に関して報告数値に影響を与える見積りを行っております。当社グループは、貸倒引当金、繰延税金資産及び固定資産の減損に関する見積り及び判断を継続して行っております。 しかしながら、多様化する社会のニーズ、市況の変化等により見積り及び判断が実際の結果と異なる場合があります。 a.貸倒引当金 当社グループは、顧客等の支払不能時に発生する損失の見積額について、貸倒引当金を計上しております。 売上先等の財務状態が悪化し、その支払能力が低下した場合、追加引当が必要となる可能性があります。 b.繰延税金資産 当社グループは、繰延税金資産を計上する場合、収益力に基づく課税所得の十分性及び実現性の高いタックス・プランニング等により回収可能性を判断して計上しておりますが、繰延税金資産の全部または一部について、将来実現できないと判断した場合、判断を行った期間に繰延税金資産の調整額を費用として計上いたします。同様に、計上金額の純額を上回る繰延税金資産を今後実現できると判断した場合、繰延税金資産への調整により当該判断を行った期間に利益を増加させることになります。 c.固定資産の減損 当社グループは、スポーツクラブ、ホテル及び賃貸マンション等の固定資産を所有しており、将来、著しく収益及び評価額が低下した場合、減損損失の計上が必要となる可能性があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 1)財政状態 (資産合計) 当連結会計年度末の総資産は71,977百万円となり、前連結会計年度末に比べ200百万円減少いたしました。 流動資産は22,468百万円となり、同37百万円の増加となりました。これは、現金及び預金が512百万円減少した一方、その他流動資産が364百万円、売掛金が188百万円増加したことが主な要因です。 固定資産は49,509百万円となり、同232百万円の減少となりました。これは、土地が215百万円減少したことが主な要因です。 (負債合計) 流動負債は7,421百万円となり、同7,032百万円の減少となりました。これは、社債の償還に伴い1年内償還予定の社債が5,000百万円、借入金の返済に伴い1年内返済予定の長期借入金が1,541百万円、短期借入金が721百万円減少したことが主な要因です。 固定負債は19,402百万円となり、同3,943百万円の増加となりました。これは、社債の償還及び借入金の返済に伴って新たに長期借入を行い、長期借入金が3,729百万円増加したことが主な要因です。 (純資産) 純資産は45,153百万円となり、同2,888百万円の増加となりました。これは、自己株式の取得により純資産が1,714百万円減少した一方、当連結会計年度の事業活動と配当の支払い等の結果、利益剰余金が3,246百万円増加し、非支配株主持分が1,350百万円増加したことが主な要因です。 2)経営成績 (売上高) スポーツクラブ事業におきましては、全国37都道府県95店舗体制となりました。 ホテル事業におきましては、愛知県15店舗、愛知県外23店舗の体制となりました。 不動産事業におきましては、愛知県名古屋市を中心に賃貸マンション「A・City」を建設、愛知県内で51棟2,040室を所有し、入居率も安定的に推移しております。 グループ全体の売上高は27,595百万円となりました。 (売上原価、販売費及び一般管理費) 売上原価につきましては、前連結会計年度に引き続き、人件費においては館内の運営オペレーションの変更、ワークシェアの実施、一部賃借料の減額要請、館内の清掃及び修繕等の自営化等コスト削減を行った結果、18,395百万円となりました。売上高に対する売上原価の比率は66.7%となりました。 販売費及び一般管理費につきましては、業務委託費の減少等により、1,727百万円となりました。売上高に対する販売費及び一般管理費の比率は6.3%となりました。 (営業利益) 営業利益につきましては、売上高が減少した一方、売上総利益の増加、販売費及び一般管理費の減少により7,472百万円となりました。売上高に対する営業利益の比率は27.1%となりました。 (営業外収益(費用)) 営業外収益(費用)につきましては、支払利息の増加等により、営業外収益の純額は3百万円となりました。 (税金等調整前当期純利益) 売上総利益、営業利益が増加し、減損損失や店舗閉鎖損失引当金繰入額が減少したことから、税金等調整前当期純利益は7,538百万円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、税金等調整前当期純利益の増加等により3,548百万円となりました。 3)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの経営成績等の状況は、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の概要」に記載のとおりであります。 c.資本の財源及び資金の流動性 (資金需要) 当社グループの資金需要のうち主なものは、設備投資資金のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。営業費用の主なものは、人件費及び販売手数料であります。 今後もスポーツクラブ事業(「ホリデイスポーツクラブ」)、ホテル事業(「ABホテル」)並びに不動産事業(賃貸マンション「A・City」及び複合施設等)の開発により、設備投資の資金需要はありますが、設備投資による資金需要を最小限に抑える創意工夫を行うほか、不動産の売却による資金調達も実施してまいります。 (財務政策) 当社グループは現在、運転資金につきましては内部資金(2026年3月31日現在、現金及び預金残高20,702百万円)、設備資金につきましては内部資金を中心に、金融機関からの借入又は社債の発行により資金調達をすることとしております。 2026年3月31日現在、長期借入金の残高は14,844百万円であります。また、当連結会計年度末において、複数の金融機関との間で合計9,350百万円の当座貸越契約及びコミットメントライン契約を締結しております(借入実行残高2,250百万円、借入未実行残高7,100百万円)。 d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 2027年3月期の業績予想につきましては、スポーツクラブ事業における2026年3月末の会員数及び直近の入退会の状況、ホテル事業における直近の宿泊稼働率及び客室単価、不動産事業における賃貸マンションの入居率を参考数値とし、業績予想を算出した結果、売上高27,370百万円(前年同期比0.8%減)、営業利益7,660百万円(同2.5%増)、経常利益7,630百万円(同2.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3,230百万円(同9.0%減)と予想いたしました。 スポーツクラブ事業におきましては、既存店の収益力回復に経営資源を集中し、お客様の安全・安心、満足度の向上に取組んでまいります。 ホテル事業におきましては、引き続き高稼働を維持し、適切な宿泊価格の設定を行うとともに、事業拡大にシフトしてまいります。 賃貸マンション「A・City」を主力とする不動産事業におきましては、附帯サービスの提供等新規サービスの企画開発を行い、賃貸マンションの満室経営を目標とした施策を実施してまいります。 e.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の概要」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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