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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

宮地エンジニアリンググループ

MIYAJI ENGINEERING GROUP, INC.3431 · Prime · 金属製品

橋梁・建築・沿岸構造物など社会インフラの建設・保全を専門とするエンジニアリンググループ。宮地エンジニアリングとエム・エム ブリッジの2社が中核。

概要

宮地エンジニアリンググループは、橋梁・建築・沿岸構造物などの社会インフラの建設、保全・更新を事業の核とする持株会社である。1908年に宮地栄治郎が個人創業した宮地鐵工所と、1949年にその土木部門が分離独立した宮地建設工業が、2003年9月に共同株式移転により設立。東京証券取引所プライム市場に上場し、2026年3月期の連結売上高は567億円、従業員数は814名。主要子会社に宮地エンジニアリング株式会社とエム・エム ブリッジ株式会社を持ち、両社で鋼橋の設計・製作・施工、建築鋼構造物、耐震・免震工事、FRP構造物の販売などを行う。

持株会社体制と二つの報告セグメント

グループは持株会社である宮地エンジニアリンググループ株式会社の下に、事業会社5社を連結子会社として抱える。報告セグメントは「宮地エンジニアリング」と「エム・エム ブリッジ」の2つに区分される。宮地エンジニアリング株式会社は新設橋梁の設計・製作・現場施工、既設橋梁の維持・補修・補強、橋梁周辺鋼構造物、複合構造物、FRP構造物の販売、プレストレストコンクリート橋梁、大空間・超高層建築物、鉄塔、煙突、工場建物、耐震・免震工事などを手掛ける。エム・エム ブリッジ株式会社は橋梁、沿岸構造物等の設計・製造、据付、販売及び修理を担う。両社は「ワンチーム」として連携し、グループ全体で社会インフラのライフサイクル全般に対応する。2026年3月期のセグメント別売上高は、宮地エンジニアリングが387億92百万円、エム・エム ブリッジが177億86百万円であり、いずれも前期より減少した。営業利益は宮地エンジニアリングが39億76百万円(前期比0.6%減)とほぼ横ばいであったのに対し、エム・エム ブリッジは6億30百万円(同87.8%減)と大幅に落ち込んだ。

橋梁事業の二つの軸:新設と大規模更新・保全

橋梁事業はグループの売上高の大部分を占める中核事業である。新設関連では、国土交通省や高速道路会社が発注する鋼橋や複合橋の設計・製作・架設を手掛ける。代表的な案件として、2025年度には熊本57号塩浸川橋上部工(下り線)工事や安芸道路黒鳥高架橋上部工事などを受注した。一方、大規模更新・保全関連は、経年劣化した既設橋梁の床版取替や補強工事が中心で、東北自動車道仙台宮城インターチェンジDランプ橋工事や中央自動車道高田川橋床版取替工事などが挙げられる。新設関連の鋼材重量ベースの発注量は2025年度に10万トンを切り9万6千トン(一般社団法人日本橋梁建設協会集計値)に減少したが、高速道路の大規模更新事業は約7兆円の規模が見込まれ、中期的な需要回復が期待されている。グループは新設と更新・保全の両分野で技術力を活かし、受注競争に対応している。

建築鋼構造物と非橋梁分野への展開

宮地エンジニアリングは橋梁以外に、建築分野でも鋼構造物の設計・製作・施工を行っている。大空間・超高層建築物、鉄塔、煙突、工場建物などが対象であり、首都圏ターミナル駅の再開発や連続立体交差事業などの大規模プロジェクトにも参画する。また、既設構造物の耐震補強や免震装置設置工事も手掛け、社会インフラの安全性向上に貢献している。さらに、FRP(繊維強化プラスチック)製構造物の販売も行い、軽量で腐食に強い特性を活かした製品を提供する。鉄道関連では、近江八幡・篠原仁保川橋りょう改築や新幹線新名神高槻Bo新設工事などを受注し、2025年度の鉄道関連受注高は145億7百万円に達した。これらの非橋梁分野の売上高は、新設橋梁の減少を補う重要な位置づけとなっている。

財務状況と収益の推移

グループの連結売上高は2013年3月期の194億円から成長を続け、2025年3月期には747億円に達したが、2026年3月期は567億円と前年比24.2%減少した。主因は大規模更新・保全関連の集中工事が一巡したことによる。営業利益も同様に2025年3月期の92億円から45億円に半減した。純資産合計は499億88百万円、自己資本比率は約61%と財務基盤は安定している。キャッシュ・フローでは、営業活動による資金増加が109億44百万円(前期は26億52百万円の減少)と改善したが、投資活動で有形固定資産取得による40億95百万円の支出があり、財務活動では短期借入金の返済などで109億80百万円の資金減少となった。2027年3月期の連結業績予想は売上高550億円、営業利益23億円であり、厳しい事業環境を見込んでいる。

業界の中での役割は社会インフラ建設・保全のエンジニアリング請負業者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
567億円
営業利益
45億円
営業利益率
7.9%
純利益
33億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
宮地エンジニアリング388億円68.6%40億円10.3%
エム・エム ブリッジ178億円31.4%6億円3.4%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01橋梁・鋼構造物(宮地エンジニアリング)主力

新設橋梁の設計・製作・現場施工、既設橋梁の維持・補修・補強、橋梁周辺鋼構造物、複合構造物の設計・製作・現場施工、その他鋼構造物の製作・現場施工、FRP構造物の販売、プレストレストコンクリート橋梁、その他土木事業、大空間・超高層建築物、鉄塔、煙突、工場建物、既設構造物の耐震・免震工事等。

主な製品・サービス4
橋梁(新設・補修)
鋼橋、複合橋などの新設設計・製作・架設、既設橋梁の補修・補強工事。
建築鋼構造物
大空間・超高層建築物、鉄塔、煙突、工場建物等の設計・製作・施工。
耐震・免震工事
既設構造物の耐震補強、免震装置設置工事。
FRP構造物
FRP(繊維強化プラスチック)製構造物の販売。

02橋梁・沿岸構造物(エム・エム ブリッジ)準主力

橋梁、沿岸構造物等の設計・製造、据付、販売及び修理。

主な製品・サービス1
橋梁・沿岸構造物
鋼橋、海洋構造物等の設計、製作、現場据付、販売、修理。

製品と技術

鋼橋の設計・製作・架設技術

グループの最も歴史ある製品は鋼橋である。新設橋梁では、鋼橋や複合橋の設計から鋼材の加工・溶接、現場での架設まで一貫して手掛ける。製作は千葉工場などで行われ、大型ブロックを工場で製作し、現場で組み立てる工法が主流である。近年では、高強度鋼材や耐候性鋼材の採用、長大橋の施工技術が強みである。代表的な完工案件として、川崎港臨港道路東扇島水江町線主橋梁部上部工事や第二京阪道路門真高架橋東建設工事などがある。また、既設橋梁の床版取替や補強工事では、交通規制を最小限に抑える工法や、新しい材料を用いた補修技術を開発している。鋼橋の設計・製作・架設はグループの売上高の約半分を占め、収益の柱である。

建築鋼構造物と大空間建築

宮地エンジニアリングは、建築分野において鉄骨造の大空間・超高層建築物、鉄塔、煙突、工場建物などを手掛ける。超高層ビルの鉄骨フレームや、スタジアム・展示場などの大スパン屋根構造が主要製品である。設計から製作、現場据付まで一貫対応し、複雑な形状の鋼部材の加工・溶接技術が求められる。また、既存建築物の耐震補強工事も行っており、鉄骨ブレースの追加や免震装置の設置により建物の耐震性能を向上させる。首都圏の再開発プロジェクトや、工場・倉庫の新築など、民間需要を中心に受注を獲得している。2025年度の建築関連の受注実績は、鉄道関連を含めると大きな割合を占め、グループの事業ポートフォリオの多様化に貢献している。

既設構造物の補修・補強技術

老朽化が進む社会インフラの維持・更新需要に対応し、グループは既設構造物の補修・補強工事を重要な事業領域と位置づけている。橋梁では、床版取替、鋼部材の補強、塗装塗替え、伸縮装置の交換などを行う。特に高速道路の大規模更新工事では、交通を止めずに施工する技術が求められ、夜間工事や仮設構造物の設計が鍵となる。建築分野では、既存建物の耐震診断に基づく補強設計・施工、免震装置の設置を手掛ける。エム・エム ブリッジは沿岸構造物の補修も担当し、防波堤や桟橋の鋼製部材の補強・防食工事を行う。これらの補修・補強事業は、新設工事に比べて安定した需要が見込まれ、グループの収益基盤を支えている。

FRP構造物と沿岸構造物

グループはFRP(繊維強化プラスチック)製構造物の販売も行っている。FRPは軽量で耐腐食性に優れ、橋梁の歩道床版や点検路、防護柵などに使用される。鋼製部材の代替として、塩害環境や重量制限のある場所での採用が増えている。エム・エム ブリッジは三菱重工グループから派生した技術を継承し、沿岸構造物の設計・製作・据付を専門とする。海洋構造物(桟橋、防波堤、ケーソンなど)の鋼製部材や、浮体式構造物の製作も手掛ける。これらの製品は港湾や発電所の施設などで使用され、高い耐久性と施工精度が要求される。沿岸構造物事業は、橋梁事業と並ぶエム・エム ブリッジの収益源であり、グループ全体の技術レンジを拡げている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

金属製品のなかでの位置

橋梁・鉄骨で国内中堅、内需依存型

宮地エンジニアリンググループは橋梁や鉄骨構造物の設計・製作・施工を手掛ける国内中堅企業。同業の稲葉製作所やケー・エフ・シーと競合するが、売上高は被リンク先未記載。直近の売上高は2025/3期747億円、営業利益率12.32%と高いが、2026/3期は減収減益見込み。公共工事や民間建設需要に依存しており、海外比率は低く内需景気の影響を受けやすい。設備稼働率の変動が収益に直結する体質。

強み

  • 2025/3期営業利益率12.32%と同業他社(稲葉製作所など)対比高く、利益確保力が強い。
  • 橋梁・鉄骨分野で長年の実績を持ち、大型案件受注につながる技術力を有する。
  • 公共投資や民間設備投資を背景に安定的な受注が見込まれ、2025/3期は増収。
  • 多品種小ロット生産が可能で、顧客の多様なニーズに柔軟に応える。

課題

  • 2026/3期は減収減益予想で、工事進捗や受注変動による業績ぶれが大きい。
  • 国内建設需要に依存し、海外展開が限定的で成長の伸びしろが小さい。
  • 建設業界全体の人手不足で工期遅延やコスト上昇のリスクがある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

土木・海洋・専門工事の時価総額近傍。太字が宮地エンジニアリンググループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
11929日特建設499億円12.0倍
21786オリエンタル白石489億円13.5倍
32325NJS473億円14.4倍
41930北陸電気工事464億円11.1倍
51813不動テトラ460億円9.5倍
63431宮地エンジニアリンググループ440億円12.9倍
79740セントラル警備保障414億円15.9倍
89622スペース380億円9.1倍
95357ヨータイ347億円13.2倍
102153E・Jホールディングス341億円9.8倍
116706電気興業326億円15.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(土木・海洋・専門工事)に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

1908年創業から橋梁架設開始まで

宮地エンジニアリンググループの源流は、1908年9月に宮地栄治郎が東京市本所区南二葉町で個人創業したことに始まる。当初はボルト、鉄扉の製作及び建築鉄骨組立工事を請け負っていた。1919年1月には東京府南葛飾郡大島町に大島工場を新設し、翌年から橋梁架設工事に進出した。これが現在の橋梁事業の原点である。1923年10月、関東大震災を機に合資会社宮地鐵工所に改組し、資本金5万円とした。震災からの復旧需要を背景に事業を拡大し、1931年1月には本社及び工場を城東区南砂町に新設した。1938年4月、資本金50万円で株式会社宮地鐵工所に改組し、組織を強化した。

戦災からの復興と土木部門の分離

1945年3月の東京大空襲により、株式会社宮地鐵工所の工場は全焼した。海軍艦政本部の要請により長野県波田村に一部工場を移転し、波田工場(松本工場)を開設した。この工場は2014年12月まで操業を続けた。戦後の1949年3月、宮地鉄工所は土木部門を分離独立させ、宮地建設工業株式会社を創設した。同年10月には建設業法制定により建設大臣登録を行い、1950年11月に本社を東京都文京区に移転した。これにより、鉄鋼構造物の製作と土木工事の二本柱が形成された。なお、宮地建設工業は1964年2月に東京証券取引所市場第二部に上場し、1974年3月には特定建設業の許可を取得した。

上場と全国営業網の拡充

株式会社宮地鐵工所は1958年10月に株式を東京証券市場に店頭公開した。その後、営業拠点の全国展開を進め、1958年8月に大阪、名古屋、札幌の各営業所を開設、1959年5月に福岡営業所、1972年8月に沖縄営業所、1978年6月に仙台営業所、1994年10月に広島営業所を開設した。1961年10月には東京証券取引所市場第二部に上場し、翌1962年8月には市場第一部に指定された(2003年9月に上場廃止)。1983年10月には本社を東京都中央区に移転し、千葉県市原市に千葉工場(臨海橋梁工場)を新設して全面操業を開始、東京工場(砂町)は閉鎖された。

グループ会社の設立と分社化

1990年6月、千葉県市原市に株式会社ひまわりを設立(1993年6月に宮地技工株式会社と改称)。1998年10月には同じく市原市に株式会社エム・アイ・シーを設立した。これらの子会社は橋梁の製作や施工を支援する役割を担った。一方、宮地建設工業は1963年4月に栗橋倉庫(現栗橋機材センター)を開設し、1963年7月には大阪出張所(現関西支社)を設置した。2003年5月、株式会社宮地鐵工所と宮地建設工業は株式移転による完全親会社の設立を合意し、同年6月の株主総会で承認、9月に宮地エンジニアリンググループ株式会社を東京都中央区に設立した。両社はその完全子会社となり、グループ株式は東京証券取引所市場第一部に上場した。

エム・エム ブリッジの買収とグループ再編

2011年2月、宮地建設株式会社(後の宮地エンジニアリング株式会社と合併し消滅)を東京都中央区に設立。同年3月、宮地技工株式会社の全株式を宮地エンジニアリンググループが譲受した(後に株式会社エム・ジー・コーポレーションと改称、現非連結子会社)。2015年4月、三菱重工業株式会社からエム・エム ブリッジ株式会社(当時は三菱重工鉄構エンジニアリング株式会社)の株式の51%を取得し、連結子会社化した。これにより橋梁・沿岸構造物分野での事業基盤が拡大した。同年7月には宮地技工株式会社と株式会社エム・アイ・シーが合併し、株式会社エム・ジー・コーポレーションとなった。2018年1月には宮地建設株式会社が宮地エンジニアリング株式会社に合併され、グループ体制が現在の形に収束した。

プライム市場移行と中期経営計画

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより、市場第一部からプライム市場に移行した。グループは2027年3月期を最終年度とする中期経営計画を遂行中である。主力の橋梁事業は新設関連の受注が減少し、2025年度の新設発注額は1,990億円(当社集計値)と前期から大幅に落ち込んだ。大規模更新・保全関連も2,100億円と伸び悩み、厳しい事業環境が続く。これに対し、次期中期経営計画(2027~2031年度)では、高速道路の大規模更新工事を含む市場回復を見込み、高難度ビッグプロジェクトへの参画や鉄道・建築分野での受注拡大を図る方針である。2027年3月期の連結業績予想は売上高550億円、営業利益23億円としている。

年表36件を開く

2000年代

  • 2003年5月創業株式会社宮地鐵工所及び宮地建設工業株式会社(2011年3月宮地エンジニアリング株式会社と改称)(以下「両社」という)は、株式移転による完全親会社設立に関する主要事項について合意し、共同株式移転契約を締結
  • 2003年6月M&A両社の定時株主総会において、株式移転により宮地エンジニアリンググループ株式会社を設立し、両社がその完全子会社となることについて承認決議
  • 2003年9月創業両社が株式移転により宮地エンジニアリンググループ株式会社を東京都中央区に設立 普通株式を株式会社東京証券取引所市場第一部に上場

2010年代

  • 2011年2月創業宮地建設株式会社を東京都中央区に設立(2018年1月宮地エンジニアリング株式会社と合併し消滅)
  • 2011年3月宮地技工株式会社(2015年7月株式会社エム・ジー・コーポレーションと改称・現 非連結子会社)の全株式を株式会社宮地鐵工所から譲受
  • 2015年4月エム・エム ブリッジ株式会社(2015年4月三菱重工鉄構エンジニアリング株式会社から改称・現 連結子会社)の株式の51%を三菱重工業株式会社から取得

2020年代

  • 2022年4月株式会社東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場に移行
  • (旧株式会社宮地鐵工所)

1900年代

  • 1908年9月創業宮地栄治郎個人経営で東京市本所区南二葉町に創業 ボルト、鉄扉等の製作及び建築鉄骨組立工事請負を開始

1910年代

  • 1919年1月東京府南葛飾郡大島町に大島工場を新設し、翌年より橋梁架設工事を開始

1920年代

  • 1923年10月関東大震災を機に合資会社宮地鐵工所に改組、資本金5万円

1930年代

  • 1931年1月本社並びに工場を城東区南砂町に新設
  • 1938年4月合資会社を株式会社宮地鐵工所に改組、資本金50万円

1940年代

  • 1945年3月東京大空襲により工場が全焼、海軍艦政本部要請により長野県波田村に一部工場を移転し波田工場(松本工場)を開設(2014年12月完全操業停止)
  • 1949年3月宮地建設工業株式会社を創設し、土木部門を分離

1950年代

  • 1958年8月大阪営業所、名古屋営業所、札幌営業所開設
  • 1958年10月株式を東京証券市場に店頭公開
  • 1959年5月福岡営業所開設

1960年代

  • 1961年10月上場株式を東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1962年8月上場株式を東京証券取引所市場第一部に上場(2003年9月上場廃止)

1970年代

  • 1972年8月沖縄営業所開設
  • 1978年6月仙台営業所開設

1980年代

  • 1983年10月本社を東京都中央区に移転、工場を臨海橋梁工場として千葉工場(市原市)に移転し全面操業開始、東京工場(砂町)を閉鎖

1990年代

  • 1990年6月創業千葉県市原市に株式会社ひまわりを設立(1993年6月宮地技工株式会社と改称)
  • 1994年10月広島営業所開設
  • 1998年10月創業千葉県市原市に株式会社エム・アイ・シーを設立(2015年7月宮地技工株式会社・現 株式会社エム・ジー・コーポレーションと合併し消滅)

2010年代

  • 2011年3月宮地技工株式会社の株式を宮地エンジニアリンググループ株式会社へすべて譲渡
  • 2011年3月M&A宮地建設工業株式会社と合併し消滅
  • (宮地エンジニアリング株式会社(旧宮地建設工業株式会社))

1940年代

  • 1949年3月創業株式会社宮地鐵工所の土木部門が分離独立して、東京都中央区に設立
  • 1949年10月建設業法制定により建設大臣登録

1950年代

  • 1950年11月本社を東京都文京区に移転

1960年代

  • 1963年4月栗橋倉庫開設(現 栗橋機材センター)
  • 1963年7月大阪出張所開設(現 関西支社)
  • 1964年2月上場株式を東京証券取引所市場第二部に上場(2003年9月上場廃止)

1970年代

  • 1974年3月建設業法による特定建設業の許可

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年3月期まで550億円
  • 営業利益2027年3月期まで23億円
  • 経常利益2027年3月期まで24億円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2027年3月期まで20億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ワンチームで持続的成長

    グループの中核である宮地エンジニアリングとエム・エム ブリッジが一体となり、経営管理体制を強化し、安定した黒字体質を確立する。

  2. 02

    最適経営による資源配分

    国内鋼橋市場の変化を踏まえ、経営資源を新設関連、大規模更新・保全関連、民間工事(鉄道・大空間・沿岸構造物)に適切に配分する。

  3. 03

    技術開発とDXによる生産性向上

    技術開発やデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、生産性を向上させる。

  4. 04

    人材確保・育成と働き方改革

    人材の確保・育成、女性活躍を推進し、働き方改革を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で814人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,124万円で、9期前と比べて+34.0%平均年齢は51.8歳、平均勤続年数は22.8年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月619
2018年3月628
2019年3月83852.922.4652
2020年3月81948.321.3680
2021年3月84049.322.3727
2022年3月90650.622.5750
2023年3月96051.924.6770
2024年3月1,37449.020.7780
2025年3月1,17049.221.28131,132
2026年3月1,12451.822.8814553

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)46.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
千葉工場 — 千葉県 市原市100億円
宮地エンジ ニアリング
本社他 — 東京都 中央区他2,643百万円
宮地エンジ ニアリング
松本発電所 — 長野県 松本市974百万円
宮地エンジ ニアリング
本社他 — 広島県 広島市他887百万円
エム・エム ブリッジ
主な関係会社
  • 国内
    宮地エンジニアリング㈱(注)1.2
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    エム・エム ブリッジ㈱(注)1.3
    広島県広島市 · 連結子会社
    議決権51.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は567億円営業利益45億円前期と比べると減収減益で、売上が-24.1%、利益が-51.1%。

売上高
-24.1%
567億円
営業利益
-51.1%
45億円
純利益
-32.7%
33億円
営業利益率
7.9%
前期比 -4.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高550億円567億円
営業利益23億円45億円
純利益20億円33億円
1株あたり配当¥75¥75

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は114億円、営業利益は3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−27.4%、営業利益は−75.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1655
2024年1Q157127.67
2024年2Q1601811.311
2024年3Q2063818.419
2024年4Q1717
2025年2Q3614512.523
2025年4Q3864712.226
2026年2Q283289.918
2026年4Q284176.015
2027年1Q11432.64

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は194億円から567億円へ2.9倍に増えた。直近期の営業利益率は7.9%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月19465
2014年3月220149
2015年3月2481210
2016年3月3991124
2017年3月3632622
2018年3月4713621
2019年3月5214536
2020年3月6385426
2021年3月5535538
2022年3月5806034
2023年3月6035431
2024年3月6947944
2025年3月747929512.349
2026年3月56745487.933

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高567億円のうち、営業利益として残るのは45億円7.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は33億円、売上の5.8%にあたる。営業利益率は業種中央値5.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金82.7%469億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金9.3%53億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.9%45億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+2.7pt
7.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.6pt
5.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.9pt
7.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが109億円、投資CFが−41億円で、差し引きのフリーCFは68億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は124億円で、売上の2.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月6−1−6548
2014年3月12−54759
2015年3月0−40−455
2016年3月−34392562
2017年3月54−5−264985
2018年3月75−10−2165129
2019年3月−25−53−30102
2020年3月47−22−1025118
2021年3月11−26−17−1585
2022年3月119−12−33107160
2023年3月5−7−21−2136
2024年3月88−15−1873191
2025年3月−27−2525−52165
2026年3月109−41−11068124

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は820億円。このうち返さなくてよい自己資本が500億円で、自己資本比率は52.2%(業種中央値59.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月29812417441.5
2014年3月31713218541.6
2015年3月35215020242.7
2016年3月46018527535.7
2017年3月47121325840.0
2018年3月54724230538.9
2019年3月55628127543.8
2020年3月59730329443.8
2021年3月60835025849.6
2022年3月61839122754.0
2023年3月63141621556.3
2024年3月74146627553.6
2025年3月90648642045.0
2026年3月82050032052.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
124億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
293億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
320億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
71
/ 100
安定性自己資本比率35 / 40
収益力営業利益率16 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

金属製品 87社との比較

同じ金属製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り87社中10位あたり、逆に低いのは自己資本比率87社中62位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.8%/中央値 5.9%
P25 2.5%P75 8.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.9%/中央値 5.3%
P25 2.5%P75 8.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
52.2%/中央値 59.8%
P25 47.8%P75 70.0%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-24.1%/中央値 1.9%
P25 -1.7%P75 3.9%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.7%/中央値 3.0%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,590で、1年前と比べて-19.9%過去52週の値幅のなかでは22%の位置にある。

¥1,590-1.5%1ヶ月+1.5%1年-19.9%時価総額440億円
過去52週の値幅
安値¥1,429高値¥2,157

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.9倍
PER (会社予想)20.9倍
PBR1.01倍
配当利回り4.72%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1639円と25日移動平均線(1585.2円)を約3.4%上回り、75日線(1549.99円)も超えています。7月から上昇基調が続き、8月21日には前日比+0.99%と堅調で、52週高値2157円からはまだ約24%下の水準です。出来高は8月7日に146000株と増加し、その後も高水準を維持しており、買い意欲が強いと見られます。RSIは69.57と過熱気味ですが、25日線が支持線として機能しており、上昇トレンドは継続中です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 38/100)

PERは13.32倍で業界平均19.34倍を下回るが、予想PERが21.5倍と急騰しており、来期の減益見込みを織り込むと割高感。PBRは1.04倍と平均1.16倍を下回るが、ROEは7.8%と低く、成長性が乏しい。配当利回りは4.58%と平均2.87%を大幅に上回るが、配当性向86.6%と高く、減配リスク。売上高・利益とも減少見込みで、割安に見えるが実質的には割高の可能性。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.9倍49.7倍
PER (予想)20.9倍
PBR1.01倍1.13倍
ROE7.8%6.3%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

公共投資の動向と受注状況が業績を左右する。強気派は、老朽化インフラの更新需要や防災投資が追い風になるとみる。弱気派は、人手不足や資材高が収益を圧迫し、業績の変動が大きいと懸念する。

プラスに働く材料7
  • インフラ需要

    老朽化対策や防災で橋梁更新需要が堅調

  • 高水準の受注

    前期までの受注残が業績を下支え

  • 株主還元

    配当利回りが高く、安定配当を継続

  • 配当利回り4.58%と高水準継続影響

    予想配当利回り4.58%。時価総額454億円に対して配当総額約20.8億円

  • PBR1.04倍と純資産水準継続影響

    PBR1.04倍と解散価値に近く、下値リスクが限定的

  • 2025/3期の営業利益率12.32%再現余地不定影響

    2025/3期の営業利益率は12.32%。現在は7.94%まで低下したが、採算改善の余地

  • 外国人保有5.7%の低さから買い増し余地不定影響

    外国法人持株比率5.7%。海外投資家の組み入れが進めば需給改善

マイナスに働く材料7
  • 受注の変動

    大型案件の落札状況で業績が大きく動く

  • コスト上昇

    鋼材価格や人件費の上昇が利益を圧迫

  • 公共投資依存

    政府予算の動向で需要が左右される

  • 2026/3期の売上高567億円と24%減通年影響

    売上高は747億円から567億円へ約24%減少。前期比約180億円の減収

  • 営業利益45億円と半減通年影響

    営業利益は92億円から45億円へ約51%減。固定費負担が重い

  • フォワードPER21.5倍と割高化通年影響

    実績PER13.32倍に対し予想PER21.5倍。減益予想でバリュエーションが拡大

  • ROE7.8%と低い資本効率継続影響

    ROE7.8%、PBR1.04倍。配当利回りは高いが資本効率の改善が見込めない

次の決算で確かめる点
受注高
将来の売上と業績の先行指標となる
受注残高
手持ち工事の量を確認し、収益の安定性を判断

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり75で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは4.72%。

年間配当
¥75
1株あたり
配当利回り
4.72%
いまの株価に対して
配当性向
86.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月10168.2
2018年3月100.088.6
2019年3月1550.0120.9
2020年3月2033.3115.4
2021年3月15−25.0100.7
2022年3月35133.3137.3
2023年3月350.065.1
2024年3月96174.369.5
2025年3月981.657.4
2026年3月980.086.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥75

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ27,225人。区分でいちばん多いのは個人・その他56.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が36.7%を占め、残る63.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他42.433.639.443.654.856.5
金融機関30.529.728.427.024.920.9
事業法人13.820.418.716.015.815.9
外国法人9.810.37.58.43.35.7
自己株式1.61.61.61.74.24.2
証券会社3.46.06.05.01.31.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.91
02株式会社三菱UFJ銀行4.11
03明治安田生命保険相互会社3.85
04日本製鉄株式会社2.28
05宮地取引先持株会2.26
06STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.78
07JFEスチール株式会社1.30
08株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.19
09三菱重工業株式会社1.16
10株式会社三井住友銀行0.85

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1663%、1株純資産は14期で+790%。直近期のROEは7.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月71824.022.5
2014年3月141947.316.879.5
2015年3月152217.113.243.9
2016年3月3524115.04.250.2
2017年3月3212,77212.46.7168.2
2018年3月3063,12610.46.688.6
2019年3月5303,58115.83.5120.9
2020年3月1921,92210.44.2115.4
2021年3月1401,10813.54.2100.7
2022年3月1251,22710.76.9137.3
2023年3月1131,3058.98.365.1
2024年3月1601,45911.613.769.5
2025年3月1811,53612.19.857.4
2026年3月1231,6167.814.086.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額143百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
池浦正裕代表取締役 社長6726
奥村恭司取締役 専務執行役員 グループ企画管理本部長6280
平島崇嗣取締役6460
平瀬真由美取締役56
太田英美取締役(監査等委員)78
樋口眞人取締役(監査等委員)69
植村淳子取締役(監査等委員)44

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5949419
社外取締役5494910

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容611字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社および子会社5社で構成され、橋梁、建築、沿岸構造物等の社会インフラの建設、保全・更新の事業に関する設計、施工・工事管理等の請負を主として行っております。当社は事業会社である宮地エンジニアリング株式会社、エム・エム ブリッジ株式会社等の支配、管理を目的とする持株会社であります。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループは、事業を基礎としたセグメントから構成されており、「宮地エンジニアリング」、「エム・エム ブリッジ」の2つを報告セグメントとしております。 「宮地エンジニアリング」とは、宮地エンジニアリング株式会社で、新設橋梁の設計・製作・現場施工、既設橋梁の維持・補修・補強、橋梁周辺鋼構造物、複合構造物の設計・製作・現場施工、その他鋼構造物の製作・現場施工、FRP構造物の販売、プレストレストコンクリート橋梁、その他土木事業、大空間・超高層建築物、鉄塔、煙突、工場建物、既設構造物の耐震・免震工事等を行っております。 「エム・エム ブリッジ」とは、エム・エム ブリッジ株式会社で、橋梁、沿岸構造物等の設計・製造、据付、販売及び修理を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,864字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営の基本方針 当社グループは、「橋梁、建築、沿岸構造物等の社会インフラの建設、保全・更新の事業を通じ、豊かな国土と明るい社会創りに貢献する」ことを経営理念としております。この経営理念に基づき、コンプライアンス・リスク管理体制を整備・適切に運用して、公正な競争、社会や顧客のニーズに応える安全で優れた製品・施工・サービスを提供し、グループの持続的な成長の実現・維持を目指すとともに、株主・投資家をはじめ取引先、従業員、地域社会などのすべてのステークホルダーに対して企業としての社会的責任を全うできるよう努めてまいります。 (2)経営環境、経営戦略及び優先的に対処すべき課題 わが国経済の見通しにつきましては、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな回復を支えるとともに、「責任ある積極財政」の考えの下、日本経済の強さを取り戻すため、生活の安全保障・物価高への対応、危機管理投資・成長投資による強い経済の実現、防衛力と外交力の強化を柱とする「「強い経済」を実現する総合経済対策~日本と日本人の底力で不安を希望に変える~」(2025年11月21日閣議決定)およびその裏付けとなる令和7年度補正予算ならびに令和8年度予算が迅速かつ着実に執行されることが期待されております。 そのような状況下、当社グループの主力である橋梁事業におきましては、厳しい事業環境が次期中期経営計画(2027~2031年度)期間の前半まで継続する見込みであり、2027年3月期の発注見通しにつきましても、新設関連で1,800億円、大規模更新・保全関連で1,950億円(いずれも当社推定値)と、いずれも前年度実績を下回ると予想しております。新設関連においては依然として熾烈な受注競争が続いておりますが、事業規模約7兆円の高速道路の大規模更新工事を含む大規模更新・保全関連においては、更新・保全が必要となる箇所が増え続けている状況を踏まえ、次期中期経営計画期間の後半には発注量が回復していくものと見込まれております。また、大阪湾岸線西伸部や名神湾岸連絡橋などの高難度ビッグプロジェクトが着実に進められているほか、第二関門橋を含む下関北九州道路(下北道路)も都市計画決定され、基本方針策定に向けた作業が進められており、さらには「強い経済」を実現する総合経済対策の推進により、新設関連を含めた市場環境の回復なども期待されていることから、中期的には当社グループが飛躍する事業環境であると考えております。また、鉄道関連や大空間・特殊建築物、沿岸構造物などの民間工事におきましても、引き続き施工難易度の高い首都圏ターミナル駅の再開発事業や連続立体交差事業、都市部の大中規模再開発事業などの大規模プロジェクトが数多く計画されており、安全・安心で高度な技術力を持つ当社グループが活躍できる余地がまだ多くあると考えております。 当社グループは、現中期経営計画の最終年度となる2026年度においても各種施策を着実に推進するとともに、グループとしての経営管理体制を一層強化し、激変している事業環境下においても安定した黒字体質を確固たるものとするように努め、グループの中核である宮地エンジニアリング株式会社、エム・エム ブリッジ株式会社がワンチームとなり、持続的な成長と事業の発展を図ってまいります。また、国内鋼橋市場の変化・動向を踏まえ、持てる経営資源を新設関連工事、大規模更新・保全関連工事、民間工事(鉄道関連、大空間・特殊建築物、沿岸構造物の工事を含む)に適切に配分した最適経営を行います。併せて、技術開発やDX(デジタルトランスフォーメーション)に基づく生産性向上に努めるとともに、人材の確保・育成、女性活躍を推進し、働き方改革を進めてまいります。 なお、2027年3月期の連結業績につきましては、2026年3月期第2四半期決算説明会において公表した利益目標値を上回る、売上高550億円、営業利益23億円、経常利益24億円、親会社株主に帰属する当期純利益20億円と予想しております。また、グループの持続的成長を担保するための次期中期経営計画(2027~2031年度)の具体的な内容につきましては、2027年3月期中に公表する予定です。
事業等のリスク1,965字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)特定の製品への依存度について 当社グループの主力事業は橋梁等鋼構造物であり、公共事業が中心となっております。特定の製品、顧客への過度の依存リスクを回避するため、国・地方自治体のほか、各高速道路会社、鉄道会社、大手建設会社などから幅広く受注すべく、積極的に営業活動を展開しておりますが、国・地方自治体の財政政策の動向等によっては、発注量・金額が抑制されて受注量が減少し、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)主要原材料の価格変動・調達リスクについて 当社グループの主力事業である橋梁等鋼構造物工事は、鋼材を主要原材料として使用しております。主要原材料については、可能な限り早期の内示・発注により、必要数量の確保や採算の確定に努めておりますが、原材料価格の動向、また供給状況によっては価格の高騰、品不足からの工程遅延や採算悪化を生じる可能性があります。 また、中東情勢の不安定化により原油の供給が影響を受け、石油製品の供給に支障が生じた場合、当社グループが橋梁製作・架設工事で使用する塗料・シンナーの調達が困難となる可能性があります。その結果、調達コストの増加や必要量の確保遅延を招き、製造工程や工期に影響を及ぼすおそれがあります。 (3)工場の操業に伴うリスクについて 当社グループは、千葉工場・市原工場を主たる生産拠点とし、大型機械設備を使用しております。このため重大な事故、また地震や台風などの自然災害などによる損壊・損傷、感染症の拡大など予期せぬ事態が生じた場合には、工場の操業に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、大規模地震や水害、伝染病の発生に備えて事業継続計画(BCP)を策定し、災害等の発生時には速やかに復旧する体制を整えておりますが、想定を超える規模の災害等が発生した場合には、工場のみならず、本社等の事務所や施工現場においても重大な影響が発生する可能性があります。 また、公共投資が金額ベースでは堅調に推移していくことが見込まれているものの、物価上昇の影響により新設関連橋梁においては重量ベースでの発注量が減少する傾向が続いております。さらに高速道路案件の大型化に伴い特定の案件を受注出来るか否かによる重量ベースでの受注実績に大きな変動が生じる上、詳細設計や同時並行で施工される下部工などの影響により製作時期が見通せないことも多いことから、工場操業度の平準化が難しい状況となっております。工場操業が不安定化することにより、損益に大きな影響を与える可能性もあります。 (4)事故などの安全上のリスクについて 当社グループの主力事業である橋梁等鋼構造物工事は、非常に大きな重量物を扱っております。また施工場所が市街地や道路、鉄道の営業線に近接することもあり、一旦事故が発生すると重大な事故に繋がるリスクがあります。 当社グループでは、外注先業者も対象とした安全衛生大会の実施、安全衛生管理方針説明会の実施、万が一事故が発生した場合の緊急連絡体制の整備など、事故防止について最善の努力を尽くしておりますが、万が一事故を起こした場合には第三者賠償責任保険などによる備えには限界があり、直接的損害のほか社会的信用の失墜、発注機関からの指名停止措置などの行政処分を受ける可能性があります。 (5)法的規制について 当社グループは、事業を営むにあたって建設業法等の法的規制を受けております。当社グループでは、コンプライアンス・リスク管理委員会の設置、定期的なコンプライアンス教育の実施など、法令等の遵守を徹底するよう努めておりますが、遵守できなかった場合には、発注機関からの指名停止措置などの行政処分、刑事処分、民事訴訟等により、損害賠償金等が発生した場合には、業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6)製品の欠陥について 当社グループでは、安全・品質を所管する部署を設置し、不具合発生時の迅速な連絡・情報共有体制を確保するなど、品質管理に万全を期しておりますが、当社グループの施工物件に重大な契約不適合責任が発生した場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)金利上昇について 当社グループは、運転資金の一部を銀行など金融機関からの借入金で調達しております。急激な金利上昇などがあった場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,133字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、景気は緩やかに回復しているものの、中東情勢の影響を注視するとともに、持ち直しの動きがみられる個人消費においても消費者マインドが弱い動きとなっていることに注意が必要な状況となっております。 そのような状況下において、当連結会計年度の公共投資は引き続き予算ベースでは堅調に推移しているものの、賃金や物価の上昇に伴う施工単価高騰などの影響により、業務量ベースでの発注数量は減少傾向が続いております。当社グループの主力である橋梁事業におきましても、新設関連の金額ベースで前連結会計年度実績(2,525億円)を大幅に下回る1,990億円(いずれも当社集計値)の発注となったうえ、ここ数年は10万t以上で推移していた鋼材重量ベースの発注量でも当連結会計年度は10万tを切り9万6千t(一般社団法人日本橋梁建設協会集計値)となりました。その代替案件として発注量の増加を期待していた大規模更新・保全関連につきましても、事業予算の影響などにより新規契約の規模を縮小する動きが依然として続いており、前連結会計年度実績(1,802億円)は上回るものの2,100億円(いずれも当社集計値)の発注量となり、新設関連の減少分を補える程の発注量はありませんでした。そのような厳しい事業環境の影響を受け、受注高につきましては714億円を受注した前年同期を大幅に下回る505億77百万円(前年同期比29.2%減)となりました。 その具体的な内容は次のとおりです。 新設関連:熊本57号 塩浸川橋上部工(下り線)工事(国土交通省九州地方整備局)、令和7-9年度 安芸道路黒鳥高架橋上部P7-A2工事(国土交通省四国地方整備局)などの受注により、139億45百万円を受注しました。 大規模更新・保全関連:東北自動車道 仙台宮城インターチェンジDランプ橋工事(東日本高速道路株式会社)、中央自動車道(特定更新等)高田川橋床版取替工事(中日本高速道路株式会社)、(修)上部工補強工事2-402(首都高速道路株式会社)などの受注により、128億43百万円を受注しました。 鉄道関連:近江八幡・篠原仁保川橋りょう改築に伴う桁製作(西日本旅客鉄道株式会社)、新幹線新名神高槻Bo新設工事(名工建設株式会社 / 日本車輛製造株式会社)などの受注により、145億7百万円を受注しました。 売上高につきましては、前期は大規模更新・保全関連において集中工事の影響等により大きな売上高が上がっていたものの、今期は同様の案件が無かったことなどの影響により、566億59百万円(同24.2%減)となりました。 その具体的な内容は次のとおりであります。 新設関連:川崎港臨港道路東扇島水江町線主橋梁部上部工事(国土交通省関東地方整備局)や第二京阪道路 門真高架橋東(鋼上部工)建設工事(西日本高速道路株式会社)などの進捗により、274億5百万円を売り上げました。 大規模更新・保全関連:令和2年度 佐世保道路 佐世保高架橋(拡幅)工事や新名神高速道路 杣川橋(鋼上部工)建設工事(いずれも西日本高速道路株式会社)などの進捗により、113億8百万円を売り上げました。 鉄道関連:品川駅構内環状4号線交差部新設他(鹿島建設株式会社)などの進捗により、131億78百万円を売り上げました。 損益につきましても、生産効率化、工事採算性向上や働き方改革による業務効率化などの取り組みを行いましたが、売上高と同様の理由により、営業利益は45億25百万円(同50.6%減)、経常利益は48億30百万円(同49.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は32億64百万円(同32.7%減)となり、いずれも前期より大幅に減少しました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。 (宮地エンジニアリング) 受注高につきましては、厳しい事業環境の影響などにより307億6百万円(同31.8%減)となりました。 売上高につきましては、新設関連の大型案件の減少などの影響により387億92百万円(同12.7%減)となりましたが、生産効率化、工事採算性向上や働き方改革による業務効率化などの取り組みにより、営業利益につきましては39億76百万円(同0.6%減)となりました。 (エム・エム ブリッジ) 受注高につきましては、厳しい事業環境の影響などにより198億59百万円(同24.8%減)となりました。 売上高につきましては、前期に大規模更新・保全関連において集中工事の影響等により大きな売上高が上がっていたものの、今期は同様の案件が無かったことなどの影響により177億86百万円(同41.3%減)となり、それに伴い営業利益につきましても6億30百万円(同87.8%減)と大幅に減少しました。 ② 財政状態の状況 資産合計は、前連結会計年度末と比較して85億76百万円減少し、820億21百万円となりました。主な要因は、建設仮勘定が20億74百万円、投資有価証券が19億24百万円、それぞれ増加したものの、現金預金が41億31百万円、受取手形・完成工事未収入金等が87億1百万円、それぞれ減少したためであります。 負債合計は、前連結会計年度末と比較して99億92百万円減少し、320億32百万円となりました。主な要因は、未成工事受入金が20億39百万円増加したものの、支払手形・工事未払金等が41億2百万円、短期借入金が75億円、それぞれ減少したためであります。 純資産合計は、前連結会計年度末と比較して14億15百万円増加し、499億88百万円となりました。主な要因は、非支配株主持分が7億2百万円減少した一方で、利益剰余金が7億17百万円、その他有価証券評価差額金が13億55百万円、それぞれ増加したためであります。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して41億31百万円減少し、123億70百万円となりました。 各キャッシュ・フローの状況と増減要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、109億44百万円の資金増加(前連結会計年度は26億52百万円の資金減少)となりました。主な要因は、仕入債務の減少38億60百万円、法人税等の支払額23億10百万円があった一方で、税金等調整前当期純利益49億66百万円の計上、減価償却費16億30百万円の計上、売上債権の減少87億1百万円、未成工事受入金の増加20億39百万円があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、40億95百万円の資金減少(前連結会計年度は24億58百万円の資金減少)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出42億67百万円があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、109億80百万円の資金減少(前連結会計年度は24億98百万円の資金増加)となりました。主な要因は、短期借入金の減少75億円、配当金の支払額25億75百万円、非支配株主への配当金の支払額8億65百万円によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 宮地エンジニアリング(百万円)   38,795   △12.7 エム・エム ブリッジ(百万円)   17,479   △42.7 その他(百万円)   12   170.6 調整額(百万円)   68   - 合計(百万円)   56,356   △24.8 (注) 金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高   受注残高 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%)   当連結会計年度末 (2026年3月31日)   前年同期比(%) 宮地エンジニアリング(百万円)   30,706   △31.8   55,116   △12.8 エム・エム ブリッジ(百万円)   19,859   △24.8   51,337   4.2 その他(百万円)   12   170.6   -   - 調整額(百万円)   -   -   △40   - 合計(百万円)   50,577   △29.2   106,413   △5.4 (注) セグメント間の取引については相殺消去しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 宮地エンジニアリング(百万円)   38,792   △12.7 エム・エム ブリッジ(百万円)   17,786   △41.3 その他(百万円)   12   170.6 調整額(百万円)   68   - 合計(百万円)   56,659   △24.2 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 国土交通省   15,676   21.0   12,934   22.8 西日本高速道路株式会社   18,098   24.2   12,120   21.4 阪神高速道路株式会社   9,225   12.3   2,586   4.6 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度(2025年度)は、2022年度を初年度とする5か年にわたる中期経営計画(2022年5月13日公表)の4年目にあたっており、計画初年度から当連結会計年度までの実績は次のとおりであります。また、計画最終年である2026年度目標値につきましては、2025年11月に見直しを行っており、その内容および現時点での業績予想は次のとおりであります。 (単位:百万円) 項目   2022年度   2023年度   2024年度   2025年度   2026年度 実績   実績   実績   実績   目標 (2025年11月公表)   業績予想 (2026年5月公表) 売上高   60,279   69,365   74,725   56,659   57,000   55,000 営業利益   5,127   7,904   9,157   4,525   1,500   2,300 経常利益   5,373   7,908   9,485   4,830   1,600   2,400 親会社株主に帰属する当期純利益   3,077   4,354   4,851   3,264   1,300   2,000 自己資本比率(注)1   56.3%   53.5%   45.0%   52.2%   55%   59.3% ROE(注)2   8.9%   11.6%   12.1%   7.8%   3.2%   4.7% ROA(注)3   8.6%   11.5%   11.5%   5.6%   2.1%   3.1% (注)1.自己資本/総資産 ※自己資本は純資産から非支配株主持分を除いております。 2.親会社株主に帰属する当期純利益/自己資本 3.経常利益/総資産 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、受注高につきましては、新設橋梁の発注量が前期実績を下回ったうえ、発注量の増加が期待された大規模更新・保全関連においても、前期実績は上回ったものの新設橋梁の減少分を補える程の発注量がなかったため、前年度実績を大きく下回りました。売上高は、前年度は大規模更新・保全関連において集中工事の影響等により大きな売上高が上がっていたものの、今期は同様の案件が無かったことなどの影響により、前年度実績から大幅な減少となりました。このため、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益についてもいずれも大幅な減少となりました。この結果、自己資本比率は売上債権の減少により前年度実績より上昇しましたが、ROEとROAはともに前年度実績を下回る結果となりました。 次年度(2026年度)につきましても、橋梁事業では新設関連、大規模更新・保全関連の発注見通しはいずれも前年度実績を下回ると予想され、厳しい事業環境が継続することが見込まれます。このような状況は次期中期経営計画(2027~2031年度)期間の前半まで継続すると思われますが、更新・保全工事が必要となる箇所が増え続けている現状を踏まえ、高速道路の大規模更新工事(事業規模7兆円)の発注量は、緩やかに回復していくことが見込まれます。また、大阪湾岸線西伸部や名神湾岸連絡橋などの高難度ビッグプロジェクトが着実に進められているほか、第二関門橋を含む下関北九州道路(下北道路)も都市計画決定され、基本方針策定に向けた作業が進められていることなどから、中期的には当社グループが飛躍する事業環境であると考えております。 次年度は、現中期経営計画(2022~2026年度)の最終年度となりますが、引き続き各種施策を着実に推進するとともに、グループとしての経営管理体制を一層強化し安定した黒字体質を確固たるものとするように努め、持続的な成長と事業の発展を図ってまいります。 なお、当社グループの経営成績等に重要な影響を与える要因として、国・地方公共団体の発注量、主要原材料である鋼材の価格動向、地震や台風などの自然災害および重大な事故の発生による生産設備や架設現場の損壊・損傷、建設業法や独占禁止法等の法的規制、施工物件に関わる契約不適合責任等が挙げられます。当社グループといたしましては、これらの要因に対し適切に対応(受注量の確保、生産性の向上、経費節減、安全対策の徹底、法令遵守、製品・施工品質の向上)し、安定的な業績の確保を図ってまいります。 ②重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 ⅰ)キャッシュ・フロー 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ⅱ)契約債務 2026年3月31日現在の契約債務の概要は以下のとおりであります。 年度別要支払額(百万円) 契約債務   合計   1年以内   1年超 3年以内   3年超 5年以内   5年超 短期借入金   -   -   -   -   - 1年内返済予定の長期借入金   300   300   -   -   - 長期借入金   -   -   -   -   - リース債務(短期)   35   35   -   -   - リース債務(長期)   212   -   62   54   96 当社グループの第三者に対する保証は、従業員の金融機関からの借入に対する債務保証であります。保証した借入の債務不履行が保証期間内に発生した場合、当社グループが代わりに弁済する義務があり、2026年3月31日現在の債務保証額は、1百万円であります。 ⅲ)財務政策 当社グループは、運転資金および設備資金につきましては、内部資金または借入により資金調達することとしております。このうち、借入による資金調達に関しましては、短期運転資金については短期借入金で、長期運転資金および設備資金については長期借入金で調達しております。 また、当連結会計年度末において、複数の金融機関との間で合計7,500百万円のシンジケーション方式のコミットメントライン契約を締結しております(借入実行残高はありません)。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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