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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

セントラル警備保障

CENTRAL SECURITY PATROLS CO.,LTD.9740 · Prime · サービス業

警備業を中核に、常駐警備・機械警備・運輸警備を提供。ビル管理・不動産事業も併せ持つ。

概要

セントラル警備保障は、1966年創業の警備業界大手で、常駐警備・機械警備・運輸警備を中核とする。西武グループ系に属し、東日本旅客鉄道を主要顧客とする。2026年2月期の連結売上高は787億円、営業利益45億円(利益率5.7%)、従業員数7,150人。本社を東京都新宿区に置き、全国に営業網を展開する。グループ全体で13の連結子会社を有し、建物総合管理や不動産賃貸にも事業を広げている。

常駐・機械・運輸を網羅するセキュリティ事業とビル管理

当社グループの事業はセキュリティ事業とビル管理・不動産事業の2区分からなる。セキュリティ事業は常駐警備、機械警備、運輸警備、工事・機器販売の4部門で構成され、2026年2月期に売上高767億円を計上した。常駐警備が399億円と最大で、商業施設やオフィスビルでの出入管理・巡回を担う。機械警備は225億円で、センサーやAIカメラを用いた遠隔監視が中心。運輸警備は35億円で現金・貴重品輸送を扱う。工事・機器販売は107億円で防犯カメラや入退室管理システムの設置・販売を行う。ビル管理・不動産事業は清掃や設備保安、不動産賃貸から成り、売上高19億円。セキュリティ事業が全社売上の97%以上を占め、収益の柱である。

38都道府県に広がる営業網とグループ連携

当社は全国に営業拠点を持ち、特に東日本旅客鉄道との取引が大きい。1992年には優良警備会社で構成する「セントラルセキュリティリーグ(CSL)」を発足し、品質の標準化を図った。連結子会社には関西シーエスピー(旧テイケイ)、新安全警備保障(旧セカードシステム)、エスシーエスピー、CSP東北、東亜警備保障、日本連合警備などがあり、各地域で常駐・機械警備を展開する。2025年には山梨県の日本連合警備と茨城県の総和防災を買収し、エリアを拡充した。また、持分法適用関連会社のセーフィーセキュリティとの協業により、AIカメラ技術を活用した次世代警備サービスを構築している。グループ全体で約7,150人の従業員を抱え、人材の確保・育成にも注力する。

売上高787億円、営業利益率5.7%の収益構造

2026年2月期の連結業績は、売上高787億円、営業利益45億円(同3.9%増)、経常利益47億円、親会社株主に帰属する当期純利益25億円(同22.5%減)であった。営業利益率は5.7%。特別利益として政策保有株式の売却益11億円を計上した一方、訴訟和解損失5億円やM&Aに伴うのれん減損損失8億円を特別損失に計上した。営業活動によるキャッシュ・フローは55億円の収入。資産合計717億円、負債275億円、純資産441億円。自己資本比率は約62%。中期経営計画「想い2030」では、2030年2月期に売上高900億円、営業利益54億円、営業利益率6.0%を目標に掲げ、持続的成長を目指す。

業界の中での役割は警備サービスプロバイダー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
787億円
営業利益
45億円
営業利益率
5.7%
純利益
25億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/2
事業売上構成比利益利益率
セキュリティ 事業768億円97.5%42億円5.5%
ビル管理・不動産事業20億円2.5%3億円15.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01セキュリティ事業主力

常駐警備、機械警備、運輸警備の警備請負サービス、および防犯機器の設置工事・販売を行う。東日本旅客鉄道㈱を主要な契約先とする。

主要顧客東日本旅客鉄道㈱

主な製品・サービス4
常駐警備
施設等に警備員を常駐させ、出入管理・巡回・監視等を行う警備サービス。
機械警備
センサーやカメラを用いた遠隔監視システムによる警備サービス。異常発生時にガードマンが現場に急行する。
運輸警備
現金や貴重品の輸送中の警備、運搬業務。装甲車両や護送要員により安全を確保。
工事・機器販売
防犯カメラ、警報機器等の設置工事および機器販売。警備システムの導入をトータルで支援。

02ビル管理・不動産事業準主力

清掃業務や電気設備の保安業務等の建物総合管理サービス、および不動産賃貸業を展開。グループ会社が各業務を担う。

主な製品・サービス2
建物総合管理
清掃、設備保守、保安等のビル管理サービス。快適で安全な建物環境を維持。
不動産賃貸
オフィスビルや商業施設等の賃貸運営。安定的な収益源。

製品と技術

施設を守る常駐警備の多様なサービス

常駐警備は、当社の売上高の約51%を占める主力サービスである。商業施設やオフィスビル、工場、病院などに警備員を常駐させ、出入管理、巡回、監視、緊急時対応を実施する。特に東日本旅客鉄道の駅や関連施設での常駐警備が大口案件であり、高品質なサービスが評価されている。子会社の関西シーエスピー、新安全警備保障、エスシーエスピー、CSP東北などが各地域で業務を分担し、全国一律の品質基準で運営する。2025年には山梨県の日本連合警備を買収し、常駐警備のエリアをさらに拡大した。

AIカメラで進化する機械警備システム

機械警備はセンサーやカメラを用いた遠隔監視システムで、異常発生時に警備員が急行するサービス。2025年からセーフィーセキュリティとの協業により、クラウドカメラとAI画像解析を組み合わせた次世代機械警備を開始した。人感センサーやAIカメラが現地の状況を検知し、遠隔で即時確認・声掛けが可能となり、出動前の対応や誤報の低減を実現。顧客自身によるモニタリングも可能で、コスト競争力のある価格設定を実現した。また、TAKANAWA GATEWAY CITYでは警備ロボットや入退室管理システムと連携した統合プラットフォーム「梯(かけはし)」を提供している。

現金・貴重品を確実に守る運輸警備

運輸警備は、現金や貴重品の輸送中における防犯サービスである。装甲車両と護送要員を配し、強奪や事故から貨物を保護する。集配金業務や精査サービスも含め、2026年2月期の売上高は35億円。金融機関や商業施設、流通業者などのニーズに対応する。子会社の新安全警備保障、長野県パトロール、特別警備保障、CSP東北などが各地で運行。近年はICカード決済の普及に伴い、現金取り扱いの効率化にも取り組んでいる。

防犯機器販売とドローン事業の展開

工事・機器販売部門は、防犯カメラや警報機器、入退室管理システムの設置・販売を手掛ける。主力商品は鉄道系ICカード対応の入退室管理システム「centrics(セントリックス)」で、TAKANAWA GATEWAY CITYなど大型施設に導入された。2026年2月期の売上高は107億円と前年比25%増。新事業としてドローン事業を立ち上げ、2025年5月に「Dシリーズ」を発表。ハイセキュリティドローン、有線給電システム、照明特化型ドローン、ポータブルカウンタードローンなどをラインアップし、設備点検やイベント警備、災害支援への活用を想定する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

警備業界中堅、内需中心の安定成長

セントラル警備保障は、近年の売上高が680億円から787億円へ拡大しており、警備業界のなかで中堅規模に位置する。同社の事業はほぼ国内向けであり、内需依存度が高い。警備業界の主要プレイヤーであるセコムや綜合警備保障のような大手には及ばないものの、地域密着型のサービスを強みに安定した受注を獲得している。ライバルとして同業他社にジンジブやイシンがいるが、いずれも異なる専門分野を持つため直接の競合は限定的。成長の背景には施設警備から機械警備への需要シフトがあるが、同社の機械警備比率は明確でない。

強み

  • 2024年2月期から2026年2月期にかけて売上高が680億円から787億円へ増加、年率7%超の成長を維持。
  • 営業利益率が2025年2月期6.02%から2026年2月期5.72%と高水準で推移、警備業平均を上回る。
  • 全国に拠点を持ち、地域顧客との強固な関係を構築。施設警備や巡回サービスで高い顧客満足度。
  • 警備需要は景気変動の影響を受けにくく、商業施設やオフィスビルなど幅広い需要を取り込む。

課題

  • AIやIoTを活用した機械警備へのシフトが進む中、従来型の人的警備中心のサービスからの転換が課題。
  • 警備業界全体で人手不足が進行しており、採用・育成コストの上昇やサービス品質維持が困難に。
  • セコムや綜合警備保障などの大手は機械警備で先行、価格競争力で劣る可能性がある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

土木・海洋・専門工事の時価総額近傍。太字がセントラル警備保障

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
11786オリエンタル白石489億円13.5倍
22325NJS473億円14.4倍
31930北陸電気工事464億円11.1倍
41813不動テトラ460億円9.5倍
53431宮地エンジニアリンググループ440億円12.9倍
69740セントラル警備保障414億円15.9倍
79622スペース380億円9.1倍
85357ヨータイ347億円13.2倍
92153E・Jホールディングス341億円9.8倍
106706電気興業326億円15.3倍
111429日本アクア276億円13.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(土木・海洋・専門工事)に従っています。

会社の歴史

沿革 27件

銀座で資本金100万円から始まった常駐警備会社

1966年3月、東京都中央区銀座西六丁目に資本金100万円でセントラル警備保障株式会社が設立された。創業時の事業目的は常駐警備であり、同年11月の警備業法施行に伴い東京都公安委員会に届出を提出した。設立後まもなく常駐警備の受注を拡大し、東京都内のビルや施設を中心に警備員を派遣するビジネスを軌道に乗せた。1970年代に入ると機械警備への進出を模索し、三井物産や住友商事との合弁交渉を開始する。

三井物産・住友商事との合弁で機械警備に参入

1972年4月、三井物産と住友商事の共同出資により設立された日本セントラルシステムとの合弁で、セントラルシステム警備株式会社を設立。機械警備事業に本格参入した。同年には子会社セントラルプラニング(現CSPビルアンドサービス)も設立し、ビル管理事業の基礎を築く。1979年3月にはセントラルシステム警備が当社を吸収合併し、商号をセントラル警備保障に統一。これにより機械警備と常駐警備を一体運営する体制が整った。同年、米国ロサンゼルスに子会社を設立するなど国際展開も模索したが、1992年に清算している。

東証2部上場と新宿NSビルへの本社移転

1986年8月に株式を日本証券業協会に店頭登録し、1988年12月には東京証券取引所市場第二部に上場を果たした。上場に先立ち、1982年11月に本社を東京都新宿区の新宿NSビルに移転し、営業基盤を強化した。また1983年には警備業法改正に伴う認定証を取得し、業界内での信用を高めた。1990年代に入ると、関西地区への進出や東日本旅客鉄道との提携など、大型案件の獲得に向けた動きを加速させる。

関西進出と東日本旅客鉄道との業務提携

1991年7月、関西地区の警備会社株式会社テイケイ(現関西シーエスピー)を買収し、関西エリアでの常駐・機械警備事業を本格化した。1997年12月には東日本旅客鉄道株式会社と「業務提携基本契約」を締結。これによりJR東日本の駅や関連施設の警備受注が拡大し、グループの売上を大きく押し上げた。2001年には三井物産から株式会社セカードシステム(現新安全警備保障)を買収し、機械警備の顧客基盤を強化。2004年には水戸市の安全警備から事業を譲り受けるなど、M&Aによる事業拡大を積極的に進めた。

東証1部上場とグループ研究開発体制の構築

2004年2月、東京証券取引所市場第一部に上場し、企業規模と信用力を高めた。同年10月には、子会社ケイ・フロンティアを当社の安全技術研究所と統合し、株式会社CSPフロンティア研究所(後のCSPビルアンドサービス)を設立。セキュリティシステムの研究開発をグループ内で行う体制を整えた。2003年には情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証を取得し、情報管理の品質を対外的に示した。2005年以降も継続的にM&Aを実施し、岐阜県のトーノーセキュリティへの資本参加(2005年)、茨城県の日本連合警備や総和防災の買収(2025年)など、地域密着型の事業拡大を進めた。

AIカメラ連携と次世代警備サービスの構築

2025年11月、クラウド録画サービス大手セーフィー株式会社が設立したセーフィーセキュリティ株式会社へ資本参加し、業務提携を開始。従来の機械警備では信号受信後に現地出動していたが、AIカメラとクラウドシステムにより遠隔で状況確認・声掛けが可能となり、コスト競争力のある質の高い警備サービスを実現した。同年4月には山梨県の日本連合警備と茨城県の総和防災を買収し、関東エリアのカバレッジを拡大。また、2026年3月にはTAKANAWA GATEWAY CITYにセキュリティプラットフォーム「梯(かけはし)」を導入し、警備員・画像サービス・ロボットを統合した街全体の警備を開始した。

中期経営計画「想い2030」と新事業への挑戦

2026年2月期を初年度とする中期経営計画「想い2030~連携して実現する~」を策定。2030年2月期に売上高900億円、営業利益54億円、営業利益率6.0%を目標とする。新事業としてドローン事業に本格参入し、2025年5月に独自ブランド「Dシリーズ」を発表。ハイセキュリティドローンや有線給電システム、カウンタードローンなどをラインアップする。また、ESG経営を推進し、2025年には「FTSE JPX Blossom Japan Sector Relative Index」に2年連続で選定された。労働人口減少に対応するため、AIやICTを活用した業務効率化と、従業員の処遇改善を両立させる方針である。

年表27件を開く

1960年代

  • 1966年3月創業東京都中央区銀座西六丁目6番地に資本金100万円をもって、常駐警備を主たる事業目的とするセントラル警備保障株式会社を設立。

1970年代

  • 1972年1月子会社株式会社セントラルエージェンシー(2021年4月売却)を設立。
  • 1972年4月三井物産株式会社及び住友商事株式会社の共同出資により設立された日本セントラルシステム株式会社との合弁により、機械警備を主たる事業目的とするセントラルシステム警備株式会社を設立。
  • 1972年11月警備業法の施行に伴い、東京都公安委員会に「届出書」を提出。
  • 1973年3月商号変更子会社株式会社セントラルプラニングを設立(現、連結子会社 2007年9月 東京シーエスピー株式会社に社名変更、2011年2月 CSPビルアンドサービス株式会社に社名変更)。
  • 1979年3月M&Aセントラルシステム警備株式会社はセントラル警備保障株式会社を吸収合併し、セントラル警備保障株式会社に商号を変更。
  • 1979年11月米国ロサンゼルス市に子会社C.S.PATROL USA,INC.を設立(1992年2月清算)。

1980年代

  • 1982年11月東京都新宿区西新宿二丁目4番1号新宿NSビルに本社を移転。
  • 1983年3月警備業法の改正に伴い、東京都公安委員会より「認定証」を取得。
  • 1983年8月創業韓国ソウル市に大韓海運社、李孟基氏と共同出資にて関連会社大韓中央警備保障株式会社を設立(2004年7月清算)。
  • 1986年8月社団法人日本証券業協会(東京地区協会)に株式を店頭登録。
  • 1987年8月創業千代田化工建設株式会社と共同出資にて関連会社セントラル千代田株式会社を設立(2000年11月清算)。
  • 1988年12月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場。

1990年代

  • 1991年7月M&A関西地区を営業拠点とする警備保障会社、株式会社テイケイ(現、連結子会社 関西シーエスピー株式会社)を買収。
  • 1992年11月創業セントラル警備保障株式会社を中心に全国の優良警備会社で構成するセントラル セキュリティ リーグ(CSL)を発足。
  • 1997年4月子会社エスシーエスピー株式会社(現、連結子会社)を設立。
  • 1997年12月東日本旅客鉄道株式会社と「業務提携基本契約」を締結。

2000年代

  • 2000年12月株式会社ケンウッド他2社と共同出資にて子会社ケイ・フロンティア株式会社を設立。
  • 2001年6月M&A子会社第二エスシーエスピー株式会社を設立(2007年9月 子会社エスシーエスピー株式会社と合併。現、エスシーエスピー株式会社)。
  • 2001年10月M&A株式会社セカードシステム(現、連結子会社 新安全警備保障株式会社)を三井物産株式会社から買収。
  • 2003年5月ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)認証を取得。
  • 2004年2月上場東京証券取引所市場第一部に株式を上場。
  • 2004年8月新安全警備保障株式会社(現、連結子会社)が、水戸市の株式会社安全警備よりセキュリティ事業に関する営業の全部を譲受け、営業開始。
  • 2004年10月M&A株式会社CSPフロンティア研究所(旧、ケイ・フロンティア株式会社を当社安全技術研究所と統合の上、社名変更)にて当社グループのセキュリティシステムに関する研究開発業務開始(2019年10月 子会社CSPビルアンドサービス株式会社と合併 現、CSPビルアンドサービス株式会社)
  • 2005年11月岐阜県東濃地方を営業拠点とする警備保障会社、株式会社トーノーセキュリティ(現、関連会社)に資本参加。
  • 2006年10月創業株式会社インスパイアと共同出資にてスパイス株式会社(2020年5月売却)を設立。
  • 2007年10月M&A株式会社エム・シー・サービスと共同出資にて子会社株式会社CSPほっとサービスを設立(2023年1月 子会社CSPパーキングサポートと合併 現、株式会社CSPクリエイティブサービス)。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2030年2月期まで900億円
  • 連結営業利益2030年2月期まで54億円
  • 連結営業利益率2030年2月期まで6.0%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    中期経営計画「想い2030」の推進

    ブランドコンセプト「Creative Security Partner」のもと、お客様・協力会社・社員・株主の想いを実現するため、2026年2月期から2030年2月期までの5か年計画を推進する。

  2. 02

    次世代警備サービスへの変革

    常駐警備・機械警備の変革を進め、警備員・画像サービス・入退室管理・警備ロボット等を融合したセキュリティプラットフォーム「梯」の提供を拡大。また、AIカメラ技術を活用した遠隔監視・即時対応の警備サービスを構築し、コスト競争力と質の向上を両立する。

  3. 03

    人的資本の強化と処遇改善

    持続的成長に必要な人材確保のため、処遇改善を継続実施。キャリアアップイメージの提示、教育・資格取得支援、昇進制度・人材運用の最適化、ワークライフバランスの充実を図る。

  4. 04

    サステナビリティへの取り組み

    社会環境変化を踏まえマテリアリティを再定義。「人」と「技術」を経営資源とし、安全・安心・快適な社会インフラ提供を通じた社会的価値創出と事業成長の両立を図る。また、人的資本強化、ガバナンス向上、地域社会との関係構築、環境負荷低減に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で7,150人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は509万円で、9期前と比べて+6.9%平均年齢は45.6歳、平均勤続年数は15.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月5,628
2018年2月5,843
2019年2月6,130
2020年2月47643.414.06,505
2021年2月47443.313.96,514
2022年2月47343.414.36,653
2023年2月47443.715.26,554
2024年2月48244.515.76,539
2025年2月48945.116.26,91662
2026年2月50945.615.37,15063

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率81.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)74.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社15(国内 15 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
ビル管理・不動産事業 — CSPビルアンド サービス㈱(東京都千代田区)5,843百万円
本社(東京都新宿区)他19箇所4,972百万円
セキュリティ事業
セキュリティ 事業 — 新安全警備保障㈱(茨城県水戸市)1,171百万円
セキュリティ 事業 — 長野県パトロール㈱(長野県小諸市)1,091百万円
セキュリティ 事業 — 東亜警備保障㈱(栃木県宇都宮市)609百万円
セキュリティ 事業 — ㈱特別警備保障(神奈川県平塚市)444百万円
ビル管理・不動産事業 — 〃428百万円
セキュリティ事業 — 日本連合警備㈱(山梨県甲府市)323百万円
セキュリティ 事業 — 長野県交通警備㈱(長野県小諸市)180百万円
主な関係会社
  • 国内
    CSPビルアンドサービス㈱
    東京都 千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    関西シーエスピー㈱
    大阪府 大阪市淀川区
    議決権100.0%
  • 国内
    エスシーエスピー㈱
    東京都新宿区
    議決権100.0%
  • 国内
    新安全警備保障㈱
    茨城県水戸市
    議決権83.5%
  • 国内
    長野県パトロール㈱
    長野県小諸市
    議決権51.0%
  • 国内
    長野県交通警備㈱(注)3
    長野県小諸市
    議決権51.0%
  • 国内
    ㈱特別警備保障
    神奈川県 平塚市
    議決権83.0%
  • 国内
    ㈱CSPクリエイティブサービス
    東京都渋谷区
    議決権100.0%
  • 国内
    シーティディーネットワークス㈱
    東京都中央区
    議決権51.0%
  • 国内
    ㈱グラスフィアジャパン(注)4
    東京都中央区
    議決権51.0%
  • 国内
    CSP東北㈱
    宮城県 仙台市青葉区
    議決権74.6%
  • 国内
    東亜警備保障㈱(注)5
    栃木県 宇都宮市
    議決権74.7%
残りのグループ会社3社を開く
  • 日本連合警備㈱山梨県 甲府市100%
  • セーフィーセキュリティ㈱東京都品川区33%
  • 東日本旅客鉄道㈱(注)6東京都渋谷区
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    入退室管理装置の更新工事
    情報処理推進機構 · 2018-01-17
    1,512万円
  • 調達
    京都法務合同庁舎本館及び別館機械警備業務委託契約
    検察庁 · 2018-01-10
    1,020万円
  • 調達
    京都法務合同庁舎本館及び別館機械警備業務委託契約
    検察庁 · 2023-02-10
    990万円
  • 調達
    関東公安調査局機械警備業務等一式
    公安調査庁 · 2023-07-25
    748万円
  • 調達
    京都法務合同庁舎(本館)機械警備業務委託契約
    検察庁 · 2017-01-25
    709万円
  • 調達
    小型無人機用係留装置
    警察庁 · 2025-03-07
    632万円
  • 調達
    小型無人航空機(ドローン)の購入
    農林水産省 · 2025-06-11
    600万円
  • 調達
    入退室管理設備の点検業務 一式
    国税庁 · 2026-07-16
    410万円
  • 調達
    入退室管理設備の点検業務一式
    国税庁 · 2025-07-16
    390万円
  • 調達
    訓練用小型無人機A 外2点
    警察庁 · 2025-03-04
    289万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は787億円営業利益45億円前期と比べると増収増益で、売上が+10.2%、利益が+4.7%。

売上高
+10.2%
787億円
営業利益
+4.7%
45億円
純利益
-21.9%
25億円
営業利益率
5.7%
前期比 -0.3%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高780億円787億円
営業利益35億円45億円
純利益23億円25億円
1株あたり配当¥81¥81

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は215億円、営業利益は19億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+22.9%、営業利益は+35.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q177169.09
2024年2Q16063.836
2024年3Q164116.76
2024年4Q1793
2025年1Q175148.09
2025年2Q17384.69
2025年4Q366215.714
2026年2Q387256.517
2026年4Q400205.08
2027年1Q215198.88

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は408億円から787億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は5.7%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月408126
2014年2月414137
2015年2月428137
2016年2月4641217
2017年2月4932111
2018年2月5372013
2019年2月6243722
2020年2月6784629
2021年2月6745031
2022年2月6915637
2023年2月6484426
2024年2月6804554
2025年2月71443466.032
2026年2月78745475.725

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高787億円のうち、営業利益として残るのは45億円5.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は25億円、売上の3.2%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金78.4%617億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.9%125億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.7%45億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
21.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.8pt
5.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.9pt
3.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.6pt
6.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが56億円、投資CFが−52億円で、差し引きのフリーCFは4億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は162億円で、売上の2.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月22−15−10735
2014年2月26−14−101237
2015年2月37−12−112551
2016年2月13−17−8−438
2017年2月33−2211150
2018年2月22−20−7245
2019年2月52−25−202754
2020年2月50−3042080
2021年2月68−44−72497
2022年2月68−20−3648110
2023年2月50−8−3542119
2024年2月5363−29116207
2025年2月29−29−320175
2026年2月56−52−174162

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は717億円。このうち返さなくてよい自己資本が442億円で、自己資本比率は57.6%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月35418217251.0
2014年2月35418017450.6
2015年2月41820621247.8
2016年2月42219722545.2
2017年2月47221925343.6
2018年2月50824126744.8
2019年2月50524526045.5
2020年2月57227929345.5
2021年2月61631430247.7
2022年2月59833426452.2
2023年2月61637424256.8
2024年2月64439824657.9
2025年2月63542021562.0
2026年2月71744227557.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
166億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
332億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
275億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
79
/ 100
安定性自己資本比率38 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率534社中207位あたり、逆に低いのはROE534社中397位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.2%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.7%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
57.6%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
10.2%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,791で、1年前と比べて+14.2%過去52週の値幅のなかでは40%の位置にある。

¥2,791-0.3%1ヶ月+6.6%1年+14.2%時価総額414億円
過去52週の値幅
安値¥2,413高値¥3,350

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.9倍
PER (会社予想)17.0倍
PBR0.94倍
配当利回り2.90%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7/29に2917円と大幅反発、前日比+5.1%。1カ月でも13.5%上昇。25日線(2722円)を7.2%上回り、75日線(2716円)も突破。52週高値3350円まで13%の余地。出来高は7/8に急増後、安定。RSIは55.3と中立圏で、上昇トレンド継続中。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERは15.58倍で業界平均22.33倍を大きく下回り、PBR0.92倍は業界平均3.09倍を大幅に下回ります。配当利回り2.97%は業界平均2.77%を上回るが、ROE6.2%は低めで利益成長も鈍化傾向にあります。割安感は強いが収益力の弱さが懸念材料です。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.9倍23.4倍
PER (予想)17.0倍
PBR0.94倍3.51倍
ROE6.2%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

警備大手として安定した収益基盤を持つが、成長性は限定的。強気派は増収基調、PER15倍の適正水準、配当利回り2.97%を評価。弱気派は人件費上昇や警備員不足によるコスト増、低ROE(6.2%)を指摘。機械警備の競争激化も懸念。

プラスに働く材料7
  • 安定増収トレンド

    3期連続増収、2026期も売上高787億円見込み。

  • 業界の参入障壁

    警備業許可制・ブランド力で新規参入困難。

  • 株主還元

    配当利回り2.97%、自己株式取得も実施。

  • PBR0.92倍で割安、株主還元期待通年影響

    PBR1倍割れで自社株買い等の資本政策期待。

  • 売上高が3年で16%増加FY24→FY26影響

    売上高680→787億円と堅調増収、市場シェア拡大。

  • 配当利回り2.97%と安定的継続影響

    安定配当継続、株主還元姿勢評価。

  • 株価1年で19%上昇、モメンタム良好継続影響

    年初来上昇率19%、買い持続。

マイナスに働く材料7
  • 人件費上昇リスク

    警備員不足で賃金上昇、利益率圧迫。

  • 低収益性

    営業利益率5.7%、ROE6.2%と低め。

  • 機械警備競争

    セコムなどの競合が強く、差別化困難。

  • 純利益が54→25億円と減少傾向FY24→FY26影響

    純利益が2期連続減少、収益力低下。

  • 営業利益率が6%→5.7%に低下FY25→FY26影響

    営業利益率が低下、コスト増加の可能性。

  • ROE6.2%と低水準継続影響

    自己資本利益率6.2%は同業平均下回る、資本効率悪い。

  • 予想PER16.6倍とバリュエーション割高次期決算影響

    今期予想PER16.6倍は過去比高め、下落リスク。

次の決算で確かめる点
警備員数・充足率
人材確保状況が売上・利益に直結。
営業利益率
コスト管理と収益性の指標。
機械警備契約数
ストック収益の成長性を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり81で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.90%。

年間配当
¥81
1株あたり
配当利回り
2.90%
いまの株価に対して
配当性向
50.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月3047.7
2018年2月28−6.739.5
2019年2月3835.729.7
2020年2月405.324.3
2021年2月4512.526.6
2022年2月486.723.4
2023年2月504.233.4
2024年2月6020.017.8
2025年2月600.032.6
2026年2月600.050.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥81

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ4,205人。区分でいちばん多いのは個人・その他37.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が47.2%を占め、残る52.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他32.737.537.932.130.637.3
事業法人37.735.237.237.737.932.1
金融機関20.116.614.916.617.115.1
外国法人7.78.59.212.313.914.4
自己株式1.31.31.31.31.95.3
証券会社1.72.20.81.30.51.2
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01東日本旅客鉄道株式会社25.00
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.96
03光通信KK投資事業有限責任組合4.25
04セントラル警備保障社員持株会3.84
05セントラルセキュリティリーグ持株会3.44
06BNYMSANV RE BNYMIL RE WS ZENNOR JAPAN EQUITY INCOME FUND(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)3.05
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.00
08竹花 長雅1.55
09徳田 伸子1.51
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505025(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.49

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-04-28
    ゼナーアセットマネジメントエルエルピー(Zennor Asset Management LLP)
    新規の大量保有報告
    5.07%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+301%、1株純資産は14期で+135%。直近期のROEは6.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月441,2583.619.386.7
2014年2月471,2443.820.885.0
2015年2月481,3683.726.981.1
2016年2月1131,3078.520.734.8
2017年2月791,4095.823.947.7
2018年2月921,5586.228.839.5
2019年2月1521,5739.728.129.7
2020年2月1971,78311.722.424.3
2021年2月2142,01611.315.626.6
2022年2月2512,13812.19.323.4
2023年2月1772,3977.814.233.4
2024年2月3692,55514.96.917.8
2025年2月2222,7198.412.532.6
2026年2月1752,9526.217.550.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/2期の役員報酬は総額204百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢
澤本尚志取締役 会長69
市川東太郎代表取締役 執行役員社長61
堀場敬史取締役 専務執行役員警務本部 本部長 兼 沖縄統括担当67
楠木啓之取締役 常務執行役員営業本部 本部長 兼 西日本統括担当64
増崎昌子取締役 常務執行役員人事総務本部 本部長 兼 広報部長65
田端智明取締役 監査等委員(常勤)69
後藤啓二取締役 監査等委員67
檜山竹生取締役 監査等委員68
唐津真美取締役 監査等委員58
下田隆文取締役 常務執行役員警務本部 本部長 兼 沖縄統括担当61
立花博美取締役 監査等委員(常勤)60
樋口稔洋取締役 監査等委員66

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)71204417124
取締役(社内)1191919
社外取締役314145

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,121字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社13社、非連結子会社1社、持分法適用関連会社1社、関連会社1社(持分法非適用関連会社)で構成され、警備請負サービスを中心としたセキュリティ事業、並びに建物総合管理業務及び不動産賃貸業等を中心としたビル管理・不動産事業に取り組んでおります。 当社グループの事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 (1)   セキュリティ事業   ……   主な業務は常駐警備、機械警備、運輸警備等の警備請負サービス及び防犯機器の設置工事並びに販売等であります。 常   駐   警   備   ……   当社のほか、子会社の関西シーエスピー㈱、新安全警備保障㈱、エスシーエスピー㈱、長野県パトロール㈱、長野県交通警備㈱、㈱特別警備保障、CSP東北㈱、東亜警備保障㈱、日本連合警備㈱、関連会社の㈱トーノーセキュリティで事業を行っております。 機   械   警   備   ……   当社のほか、子会社の新安全警備保障㈱、長野県パトロール㈱、㈱特別警備保障、東亜警備保障㈱、日本連合警備㈱、持分法適用関連会社のセーフィーセキュリティ㈱、関連会社の㈱トーノーセキュリティで事業を行っております。また、コインパーキングのトラブル対応・サポート業務を子会社の㈱CSPクリエイティブサービスで行っております。 運   輸   警   備   ……   当社のほか、子会社の新安全警備保障㈱、長野県パトロール㈱、㈱特別警備保障、CSP東北㈱、東亜警備保障㈱、日本連合警備㈱、関連会社の㈱トーノーセキュリティで事業を行っております。 工 事・機 器 販 売   ……   当社のほか、子会社の新安全警備保障㈱、長野県パトロール㈱、㈱特別警備保障、シーティディーネットワークス㈱、㈱グラスフィアジャパン、日本連合警備㈱、非連結子会社の総和防災㈱、関連会社の㈱トーノーセキュリティで事業を行っております。 (2)   ビル管理・不動産事業   ……   主な業務は清掃業務や電気設備の保安業務等を中心とする建物総合管理サービス及び不動産賃貸であります。 建物総合管理には、子会社のCSPビルアンドサービス㈱、関西シーエスピー㈱、長野県パトロール㈱、非連結子会社の総和防災㈱、関連会社の㈱トーノーセキュリティが、不動産賃貸業には、子会社のCSPビルアンドサービス㈱、長野県パトロール㈱が従事しております。 なお、その他の関係会社である東日本旅客鉄道㈱は、当社のセキュリティ事業の主要な契約(販売)先であります。 事業の系統図は、次のとおりであります。 (2026年2月28日現在)
経営方針・対処すべき課題2,694字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 会社の経営の基本方針 当社は、『仕事を通じ社会に寄与する』『会社に関係するすべての人々の幸福を追求する』という「創業の理念」のもと、セキュリティ事業を中核事業として、お客さまから信頼される良質なサービスを提供することにより、社会の安全に貢献することを経営の基本方針としております。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、全ての人々の想いを、パートナーとなって実現する企業を目指し、セキュリティ事業を中心とした事業の拡大及び業務全般における効率化と合理化の推進による、収益力の向上に取り組んでおり、経営指標としては「連結売上高」と「連結営業利益率」を重視しております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 ①ブランドコンセプトと中期経営計画「想い2030 ~連携して実現する~」の推進 当社グループのブランドコンセプトを「Creative Security Partner」(CSP)とし、標語を「私たちは「Creative Security Partner」として、安全・安心・快適な社会基盤を提供します」に定め、私たちの想いの実現を目指してまいります。 当社グループに関係する人々の想いは、以下の通りであります。 お客さま   ・いつも見守り、いざという時は速やかに駆け付けて、寄り添い、対応します。・課題の解決策や業務の改善策を提供して、実現します。 一緒に仕事をする会社や人々   ・お客さまのために、連携してより良いモノやサービスを提供して お互いの貢献度に応じて利益を配分して、三方良しを実現します。 社 員   ・キャリアアップイメージを示して、教育や資格取得の充実と、昇進制度や人財運用の 最適化を図り、社員が自信を持って仕事ができることを実現します。・仕事もプライベートも充実できる賃金・勤務制度・職場環境を実現します。 株 主   ・会社を持続的に発展させて、配当を着実に増やしていきます。・PBRを意識して企業価値を上げる取り組みを行います。 ②中期経営計画「想い2030 ~連携して実現する~」の対象期間:2026年2月期から2030年2月期まで ③最終年度の経営目標 項 目   最終年度の目標数値 売 上 高   900億円 営業利益   54億円 営業利益率   6.0% (4) 経営環境及び会社の対処すべき課題 今後のわが国の経済は、雇用環境の改善が進み引き続き回復基調が継続することが予想されますが、一方で、インフレの長期化への懸念や、海外の地政学リスクの高まり、米国の関税施策、不安定な為替相場による影響が懸念されるなど、先行きは不透明な状況が続くものと予想されます。 こうした情勢のもと当社グループの見通しは、生活に重くのし掛かる物価上昇に配慮しつつ、持続的な成長を実現するために必要とされる人材を確保することを目的とした処遇改善を昨年に引き続き実施いたします。これに伴う人件費の増加により、非常に厳しい業績が予想されますが、中期経営計画「想い2030~連携して実現する~」の2年目を迎え、構想を実行し、形にする重要な年となります。引き続き基盤となる常駐警備及び機械警備の変革を進め、次世代警備サービスの提供を実現するとともに、持続的な成長と更なる企業価値の向上に努めてまいります。 2026年3月28日にグランドオープンした「TAKANAWA GATEWAY CITY / OIMACHI TRACKS」において、当社が提供するセキュリティプラットフォーム「梯(かけはし)」が導入されています。同サービスは「この街には、CSPがいる。」をコンセプトに、これまで培った技術とノウハウを結集し、警備員、画像サービス、入退室管理システム、警備ロボットなどの様々なセキュリティインフラを融合させ、街全体を守る高度な警備サービスの実現により、この街に関係するすべての皆さまに安全・安心を提供しています。今後は同サービス提供先の拡大を目指してまいります。 昨年、資本・業務提携したセーフィーセキュリティ社との協業により、従来の機械警備では、信号を入信し現地へ出動して確認していた業務から、人感センサーやAIカメラなど現地での検知をクラウドカメラにより遠隔で状況を確認できることで、出動前から即時声掛けしつつ、速やかに駆け付けができる質の高い警備を、コスト競争力のある価格で提供できるようになり、また、お客さまへの即時通告により、お客さま自身によるモニタリング、当社との連携も実現できる次世代の警備サービスを構築しました。さらに、労働人口が減少するなか、AIカメラ技術の活用領域は、画像監視技術の高度化により人による画像監視の負担を大幅に軽減することが期待できます。当社の画像監視インフラ・ノウハウとセーフィー社のAIカメラを融合することで、警備以外の分野においても、お客さまの様々な課題解決を実現します。 当社は、中期経営計画「想い2030~連携して実現する~」の策定にあたり、社会環境の変化及びステークホルダーからの期待を踏まえ、サスティナビリティに関するマテリアリティの見直しを実施しました。事業戦略と社会・環境課題への対応を一体的に推進する観点から、当社の事業活動におけるリスク及び機会を整理し、中長期的な価値創造に資する重要課題として再定義しております。本見直しでは、セキュリティ事業を中核とする当社の競争優位性である「人」と「技術」を経営資源として位置づけ、安全・安心・快適な社会インフラの提供を通じた社会的価値の創出と、事業成長との両立を図る方針としました。また、人的資本の強化、コーポレート・ガバナンスの実効性向上、地域社会との関係構築、環境負荷低減への対応など、事業運営を支える基盤的な取り組みについても、持続的な企業価値向上に重要なマテリアリティとして位置づけております。当社グループは、これらのマテリアリティを経営及び事業活動に適切に反映し、社会課題への対応と中長期的な成長の両立を継続的に図ってまいります。 中期経営計画「想い2030~連携して実現する~」により、様々なソリューションの提供を通じて、基盤事業の変革と拡大を推進し、人と技術の最適な融合によって、一人ひとりの力の増大を図り会社全体の力の増大に繋げていきます。引き続き、ブランドコンセプトである「Creative Security Partner」として、安全・安心・快適な社会基盤の提供を目指します。
事業等のリスク3,672字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業等に関するリスクについて、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を以下に掲載しています。当社はこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の早期対応に努めてまいります。 (1) 法規制に関するリスク 当社グループでは、業務管理及び社員教育を徹底し、コンプライアンス意識の維持、向上に努めておりますが、以下の関係法令に違反して罰則の適用を受け、営業停止等の行政処分を受けた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ① 警備業法等 セキュリティ事業の実施にあたっては、警備業法及び関係法令の規制を受けております。また、同法へ適確に対応すべく引き続き社員の資格取得を推進しております。 なお、当社の他、子会社である関西シーエスピー㈱、新安全警備保障㈱、エスシーエスピー㈱、長野県パトロール㈱、長野県交通警備㈱、㈱特別警備保障、CSP東北㈱、㈱CSPクリエイティブサービス、東亜警備保障㈱、日本連合警備㈱、持分法適用関連会社であるセーフィーセキュリティ㈱、関連会社である㈱トーノーセキュリティが同様に警備業法及び関係法令の規制を受けております。 ② その他の法律等 機械警備業務及び工事・機器販売の業務においては、契約先の施設に警報機器を設置しており、この設置工事に関して建設業法等の規制を受けております。 また運輸警備業務においては、契約先の要請に応じ、現金輸送車を利用して現金等を輸送しているため、貨物自動車運送事業法等の規制を受けております。 (2) 情報管理及びプライバシー保護に関するリスク 当社グループは、セキュリティ事業の各サービスの実施にあたって、業務運営上の必要から契約先の機密情報その他の情報を知り得る立場にあります。 当社グループは、従来から徹底した管理体制と社員教育により、契約先の情報が外部に漏洩しないよう情報の管理及びプライバシー保護に努めております。当社はさらに、これらの情報管理体制をより強化して契約先との信頼関係を一層強固なものとするため、2003年5月に全社を挙げてISMS(情報セキュリティ・マネジメントシステム、2007年1月よりISO/IEC27001に移行)認証を取得いたしました。 また、2005年4月から施行された個人情報保護法への対応については、当社内で「個人情報保護規則」(2022年4月1日改定)を定め、一連の個人情報保護に関する社内ルールを整備して、ISMSをベースにした情報管理を徹底させております。 それらに加え、2020年1月には「CSPグループ情報セキュリティ基本方針」を制定し、情報セキュリティ事故の未然防止に努め、情報管理体制をより強化して契約先との信頼関係を一層強固なものとするため、グループを挙げて取り組んでおります。 しかしながら、契約先の情報が外部に漏洩した場合には当社グループの信用が損なわれることとなり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 価格競争に関するリスク 市場規模に比べて警備業者は大小とりまぜて10,811社(警察庁公表「令和6年における警備業の概況」より)と多数にのぼっており、同業者間の価格競争が年々激しくなっております。当社グループは、これらの同業他社と競合状態にあり、今後の価格競争の動向によっては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 人材確保に関するリスク 良質な警備サービスを継続して提供するためには、常に優秀な人材を確保し、不断の教育、研修を通じてその知識、技能の維持、向上を図ることが欠かせません。当社グループでは年間を通じて採用業務を展開するとともに、専用の施設と専属のスタッフを配置して社員教育に取り組んでおりますが、少子化の時代を迎え、質・量の両面で必要な人員を確保できなくなった場合、事業の継続に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、引き続き人材の確保に注力するとともに、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンを推進することで、女性の活躍の場を拡大し、すべての社員が働きやすい職場環境の構築を目指してまいります。 (5) 技術の陳腐化に関するリスク 機械警備業務における最近の傾向として、IT技術の進展により、画像解析等を利用した機械警備など、新たなサービスが登場しています。 また、情報ネットワークの拡大に伴い、各種情報の漏洩、コンピュータ・ウィルスによるデータの破壊などの脅威から重要な情報資産を守るため、サイバーセキュリティの分野での需要も増大しております。 当社グループでは、当該技術分野の研究・開発により、既存の機器・装置の陳腐化や犯罪の高度化・凶悪化に対応しておりますが、急速な環境変化への対応が遅れた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 大規模災害等に関するリスク 当社グループでは災害発生時の対応について、普段より対応マニュアルの整備及び定期的な教育・訓練の実施等により、対策を講じております。また機械警備部門では、万一に備えて東京と長野に相互にバックアップ機能を持たせた全国ネットワーク(機械警備統合システムS21)を構築しております。 しかしながら、広範囲に亘って大規模な地震や火災などが発生した場合には、公共の通信インフラの機能停止、道路、鉄道などの交通インフラの遮断などにより、当社グループが提供する各種のセキュリティサービスの実行に支障をきたすおそれがあります。また、当社が契約先に設置している警報機器等(当社資産)が損傷した場合には、修理・交換等の対応を余儀なくされる可能性があります。 したがいまして、大規模な災害等が発生した場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼすおそれがあります。 (7) パンデミックによる感染拡大に関するリスク 当社はウイルスや伝染病等による集団感染(パンデミック)などが発生した場合、迅速にその対応要領を定め、予防に関する備品の整備、社員教育、各関係機関からの情報収集等の体制を整えるなど、感染予防及び危機管理体制の確立に努めております。 しかしながら、新型コロナウイルス感染症などの感染が広範囲に拡大し、警備を担当する社員の感染者が多数に至った場合には、お客さまへの感染を最大限防止するためにも、セキュリティサービスの実行を縮小及び停止せざるを得ない事態が発生する可能性があります。 したがって、危険度の高い感染症が大流行した場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼすおそれがあります。 (8) 警備及び基幹システムに関するリスク 当社グループでは、機械警備サービスの信号処理、警備サービスに係る契約の管理、代金の請求及び債権の回収・管理等の業務処理について、警備及び基幹システムを使用して統合的に管理しております。また、業務効率化、取引形態の多様化や制度改正に対応するため、随時、システムの改修を実施しております。 システムの運用・改修については、システムの開発段階から納品までの品質管理の徹底を図っておりますが、災害の発生等によるシステム障害やシステムの改修に伴いプログラムの不具合が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 従業員による不適切事案に関するリスク 当社グループの従業員による不適切な事案が発生した場合には、各サービスの解約、縮小等につながるとともに多額の損害賠償請求を受けるなど、当社グループの業績及び財務状況に大きな影響を及ぼすおそれがあります。 当社では、コンプライアンスに関する教育を定期的に実施することで、各従業員の意識の向上を図るとともに、グループ子会社においては、当社から取締役または監査役を派遣するなどして、厳正な指導、監督を行っております。 (10)関連当事者との取引等に関するリスク 当社グループと大株主(議決権所有比率26.4%)である東日本旅客鉄道㈱及びそのグループ会社との間の当連結会計年度における売上実績は、21,722百万円となり、全売上高の27.6%を占めております。 当社は、1997年12月に東日本旅客鉄道㈱と「業務提携基本契約」を締結して以来、同社が管轄する各駅及び同社の本社ビル等の常駐・機械警備、同社及び同社グループの集配金業務(現金輸送等)などのセキュリティサービスの提供、並びに、新セキュリティシステムの共同開発等を行って、その提携関係を強化して参りました。また、今後もその提携関係は強化していく方針ですので、同社及び同社グループに対する売上比率は徐々に高まっていくものと思われます。 したがいまして、同社の業績が著しく悪化した場合、あるいは当社との提携関係に変化が生じた場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼすおそれがあります。
経営成績の分析 (MD&A)7,248字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (業績等の概要) (1) 当期の業績の概況及び財政状態 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善などを背景として緩やかな回復基調で推移しました。一方で、中東地域等の地政学リスクの高まり、米国の通商政策の動向、為替相場の円安基調の継続等により、エネルギー価格や原材料価格の高騰による物価上昇が続き、家計への圧迫や個人消費が伸び悩むなど、先行き不透明感が依然として残る状況が続いております。 警備業界におきましては、内需の緩やかな回復とともに、警備需要は高い状況であるものの長期的な労働力不足により、人材確保が厳しい状況が続いております。また、他業界との採用競争の激化、処遇改善に伴う人件費の増加、警備業務の効率化や省人化を目的としたICT等への投資など、事業運営におけるコスト管理や生産性向上への対応が一層求められる状況であり、引き続き厳しい事業環境下に置かれております。 このような状況の中、当社グループは新たに策定した中期経営計画「想い2030~連携して実現する~」の初年度として、目標達成に向けて持続的な成長と更なる企業価値の向上に努め、ブランドコンセプトである「Creative Security Partner」として、安全・安心・快適な社会基盤の提供を目指し、事業を展開してまいりました。 当社は前期に引き続き、従業員が働き甲斐を感じられる待遇を実現すべく、2025年4月1日付で物価高騰に配慮した給与水準の引上げ(ベースアップ)や各種手当の見直しを実施いたしました。今後も現場で業務に取り組んでいる従業員を中心に待遇の見直しを図り、モチベーションの維持・向上及び離職防止に努めてまいります。 2025年4月に山梨県甲府市を営業拠点とする警備会社である日本連合警備株式会社の株式を取得しました。同社は機械警備を中心として総合警備事業を展開しており、当社グループの同エリア拡充に寄与すると考えております。また、同月に茨城県の県南県西地区を中心に防災事業を展開している総和防災株式会社の株式を取得しました(当社グループ会社である新安全警備保障株式会社を通じての間接保有、非連結子会社)。 2025年11月にはクラウド録画サービス大手のセーフィー株式会社が設立した、警備・防犯領域に特化した新会社セーフィーセキュリティ株式会社へ資本参加すると共に業務提携をしております(現、持分法適用関連会社)。これにより、AIを活用した次世代の機械警備による「必要な時に、速やかに寄り添い、適切に対応」するサービスの実現を目指します。 環境、社会、ガバナンス(ESG)の対応に優れた日本企業を選定する「FTSE JPX Blossom Japan Sector Relative Index」の構成銘柄に、昨年から続き2025年も選定されました。当社は、創業の理念「仕事を通じ社会に寄与する」「会社に関係するすべての人々の幸福を追求する」を基盤として事業を展開しており、本理念の「すべての人々」の中に「未来の人々」も含まれていると捉え、サスティナビリティ経営を推進しております。引き続き、現在そして未来の人々の暮らしがともに幸福であるように、取り組みを深めてまいります。 新事業分野への展開では、本格的にドローン事業を展開するため専門部署を新設し、2025年5月には当社独自ブランド「Dシリーズ」を発表しました。ハイクラスの情報セキュリティ対策が施された高性能ドローン、有線給電システムや照明特化型ドローン、ポータブル性に優れたドローン対策システム(カウンタードローン)等を取り揃えており、設備点検、大規模イベント、災害現場支援、関係官庁向けなど各種活用シーンを想定したラインナップとなっております。 厳しい事業環境に置かれておりますが、高品質な警備サービスを安定的に提供できるよう、新しい技術を積極的に取り込み基盤事業の変革を加速させ、安定した収益の確保に繋げてまいります。また、引き続きM&A等も積極的に推進し事業拡大を図ってまいります。 (セキュリティ事業) 常駐警備部門につきましては、2025年3月27日にまちびらきした大型施設「TAKANAWA GATEWAY CITY(東日本旅客鉄道株式会社)」などの新規警備の開始、大阪・関西万博の臨時警備及び前期実施したM&Aが寄与し、売上高は39,941百万円(前連結会計年度比11.7%増)となりました。 機械警備部門につきましては、TAKANAWA GATEWAY CITYにおいて新サービス「セキュリティプラットフォーム“梯”(かけはし)」を開始したこと、また、昨年実施したM&A及び画像関連サービスが堅調だったこともあり、売上高は22,575百万円(同3.2%増)となりました。 運輸警備部門につきましては、集配金・精査サービスなどの販売に注力した結果、売上高は3,536百万円(同5.2%増)となりました。 工事・機器販売部門につきましては、防犯カメラを中心とした画像関連システム及び鉄道系ICカードが利用できる入退室管理システム「centrics(セントリックス)」などがTAKANAWA GATEWAY CITYを含め好調に推移したこともあり、売上高は10,727百万円(同25.0%増)となりました。 これらの結果、当連結会計年度のセキュリティ事業セグメントの売上高は76,781百万円(同10.4%増)、セグメント利益(営業利益)は4,166百万円(同5.2%増)となりました。 (ビル管理・不動産事業) ビル管理・不動産事業につきましては、清掃業務や電気設備の保安業務等の建物総合管理サービス及び不動産賃貸を中心に事業を行っております。当連結会計年度のビル管理・不動産事業セグメントの売上高は1,964百万円(前連結会計年度比6.7%増)、セグメント利益(営業利益)は325百万円(同12.1%減)となりました。 以上の結果、当連結会計年度における当社グループの業績は、売上高は78,745百万円(同10.3%増)、利益面につきましては、営業利益は4,499百万円(同3.9%増)、経常利益は4,701百万円(同3.0%増)、政策保有株式の見直しによる売却益1,103百万円を特別利益に計上し、訴訟和解による損失542百万円及び昨年実施したM&Aののれんの減損損失819百万円を特別損失に計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は2,503百万円(同22.5%減)となりました。 また資産は、前連結会計年度末に比べ8,214百万円増加し、71,736百万円となりました。 負債は、前連結会計年度末に比べ6,056百万円増加し、27,547百万円となりました。一方、純資産は、前連結会計年度末に比べ2,157百万円増加し、44,189百万円となりました。 (2) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の変動状況は次のとおりであり、前連結会計年度末に比べ1,337百万円減少して、16,211百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは5,583百万円の増加となりました。主な増加要因は、税金等調整前当期純利益4,638百万円、減価償却費2,966百万円、主な減少要因は、投資有価証券売却益1,103百万円、売上債権の増加1,384百万円などによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは5,185百万円の減少となりました。主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出4,014百万円、無形固定資産の取得による支出1,234百万円、主な増加要因は、投資有価証券の売却による収入1,189百万円などによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは1,735百万円の減少となりました。主な減少要因は、長期借入金の返済による支出960百万円、リース債務の返済による支出740百万円、自己株式の取得による支出1,329百万円、配当金の支払額869百万円、主な増加要因は、長期借入れによる収入2,285百万円などによるものであります。 (生産、受注及び販売の状況) (1) 生産実績 当社グループは生産活動を行っておりませんが、当連結会計年度末日現在実施中のセグメントごとの契約件数は、次のとおりであります。なお、当連結会計年度末において、契約件数の著しい増減はありません。 セグメント名称及び業務別名称   契約件数(件)   前年同期比(%) (セキュリティ事業) 常駐警備   963   102.9 機械警備   137,251   104.2 運輸警備   2,913   95.6 小計   141,127   104.0 (ビル管理・不動産事業)   8,301   102.7 合計   149,428   104.0 (2) 販売実績 当連結会計年度におけるセグメントごとの業務別販売実績は、次のとおりであります。なお、当連結会計年度末において、販売実績の著しい増減はありません。 セグメント名称及び業務別名称   金額(千円)   前年同期比(%) (セキュリティ事業) 常駐警備   39,941,434   111.7 機械警備   22,575,630   103.2 運輸警備   3,536,465   105.2 工事・機器販売   10,727,570   125.0 小計   76,781,100   110.4 (ビル管理・不動産事業)   1,964,071   106.7 合計   78,745,171   110.3 (注)主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 東日本旅客鉄道㈱   9,961,121   13.9   10,546,201   13.4 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析及び今後の方針) 文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されており、連結財務諸表の作成にあたっては連結決算日における資産・負債及び当連結会計年度における収益・費用の数値に影響を与える事項について、過去の実績や現在の状況に応じ合理的と考えられる様々な要因に基づき見積りを行った上で、継続して評価を行っております。ただし、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、見積りと異なる場合があります。 (2) 当連結会計年度の経営成績の分析 当社グループの当連結会計年度の経営成績については以下のとおりです。 ① 概要 当社グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高78,745百万円(前連結会計年度比10.3%増)、営業利益は4,499百万円(同3.9%増)、経常利益は4,701百万円(同3.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,503百万円(同22.5%減)となりました。 以下、連結財務諸表に重要な影響を与えた要因について分析いたします。 ② 売上高 売上高は、前連結会計年度に比較して7,327百万円の増収となりました。セキュリティ事業の常駐警備部門において、4,190百万円の増収(同11.7%増)、機械警備部門において、694百万円の増収(同3.2%増)、運輸警備部門において、175百万円の増収(同5.2%増)、工事・機器販売部門において、2,143百万円の増収(同25.0%増)となったことが要因であります。 ③ 売上総利益、販売費及び一般管理費、営業利益 売上総利益は前連結会計年度に比較して1,234百万円の増益(同7.8%増)、売上総利益率は21.6%となり、前連結会計年度に比較して0.5ポイント減少しました。 また、販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比較して1,066百万円の増加(同9.3%増)、売上高に対する販売費及び一般管理費の構成比率は15.8%(0.1ポイント減少)となりました。 以上の結果、営業利益は前連結会計年度に比較して168百万円の増益(同3.9%増)となりました。 ④ 営業外損益、経常利益 当連結会計年度の営業外収益は前連結会計年度に比較して9百万円増加しました。また営業外費用は前連結会計年度に比較して42百万円の増加となりました。その結果、経常利益は前連結会計年度に比較して135百万円の増益(同3.0%増)となりました。 ⑤ 特別損益、税金等調整前当期純利益、親会社株主に帰属する当期純利益 特別利益は、前連結会計年度に比較して703百万円増加しました。また特別損失は、前連結会計年度に比較して1,377百万円の増加となりました。その結果、税金等調整前当期純利益は前連結会計年度に比較して539百万円の減益(同10.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比較して726百万円の減益(同22.5%減)となりました。 (3) 当連結会計年度末の財政状態の分析 当社グループの当連結会計年度末の財政状態は以下のとおりです。 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ8,214百万円増加し、71,736百万円(前連結会計年度末比12.9%増)となりました。これは主に、有形固定資産の増加1,922百万円、投資有価証券の増加2,021百万円、退職給付に係る資産の増加1,127百万円、現金及び預金の減少1,560百万円などによるものです。 当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べ6,056百万円増加し、27,547百万円(同28.2%増)となりました。これは主に、未払費用の増加780百万円、預り金の増加926百万円、長期借入金の増加1,672百万円、繰延税金負債の増加836百万円などによるものです。 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ2,157百万円増加し、44,189百万円(同5.1%増)となりました。これは主に、利益剰余金の増加1,633百万円、その他有価証券評価差額金の増加1,009百万円、自己株式の取得による減少1,305百万円などによるものです。 以上の結果、当連結会計年度末における自己資本比率は57.6%、1株当たり純資産は2,951円62銭となりました。 (4) 資本の財源及び資金の流動性についての分析 ① キャッシュ・フローの状況 営業活動によるキャッシュ・フローは、5,583百万円の増加となりました。主な増加要因は、税金等調整前当期純利益4,638百万円、減価償却費2,966百万円、主な減少要因は、投資有価証券売却益1,103百万円、売上債権の増加1,384百万円などによるものであります。 投資活動によるキャッシュ・フローは、5,185百万円の減少となりました。主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出4,014百万円、無形固定資産の取得による支出1,234百万円、主な増加要因は、投資有価証券の売却による収入1,189百万円などによるものであります。 財務活動によるキャッシュ・フローは、1,735百万円の減少となりました。主な減少要因は、長期借入金の返済による支出960百万円、リース債務の返済による支出740百万円、自己株式の取得による支出1,329百万円、配当金の支払額869百万円、主な増加要因は、長期借入れによる収入2,285百万円などによるものであります。 以上の結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ1,337百万円減少し、16,211百万円となりました。 ② 資金需要について 当連結会計年度の設備投資として、機械警備先の増加に伴う警備先に設置する警報装置及びこれに対応するセンター装置の増設などに1,402百万円、総額5,471百万円の投資を実施いたしました。 次期の当社グループの資金需要については、当連結会計年度に引き続き機械警備設備などに1,600百万円、総額3,300百万円の設備投資を予定しております。なお、この設備投資につきましては自己資金及び長期借入金によって賄う予定であります。 (5) 経営者の問題認識について 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、少子高齢化に伴う労働力不足による採用難が挙げられます。新卒及び中途採用ともに厳しい状況が続いており、また、離職防止並びに処遇改善に伴う人件費の増加は今後も続く見通しであります。 当社グループの業績への影響につきましては、警備契約を維持するだけの人員は確保できており、短期的な影響は受けづらいものと考えております。ただし、長期的な採用難及び従業員の離職増加などによっては、当社の成長が一時的に鈍化する恐れがあります。これは、人員不足により常駐警備を中心とした新規受注が困難となるためです。また、同様に協力会社についても人員不足が懸念されます。 このような影響への対策といたしまして、当社グループはさらなる警備サービスの品質維持・向上に努めるとともに、従来から取り組んでまいりました、人による警備から“機械化・効率化”にもさらに注力してまいります。

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開示資料

出典

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