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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

E・Jホールディングス

EJ Holdings Inc.2153 · Prime · サービス業

官公庁の公共事業向け総合建設コンサルタント。企画・設計・測量・地質調査・施工監理を一貫提供。

概要

E・Jホールディングスは、2007年に株式会社エイトコンサルタントと日本技術開発株式会社の株式移転により設立された純粋持株会社である。傘下に14の連結子会社を持ち、官公庁発注の公共事業を中心に、建設コンサルタント業務、測量・地質調査業務、補償コンサルタント業務を総合的に提供する。本社は岡山県岡山市北区に置き、2025年5月期の連結売上高は427億円、従業員数は2,052人。東京証券取引所プライム市場に上場し、「わが国第一級のインフラ・ソリューション・コンサルタントグループ」を目指す。

純粋持株会社としてのグループ統括体制

E・Jホールディングスは、子会社の経営管理を専業とする純粋持株会社である。2025年5月期末時点で連結子会社14社、非連結子会社7社、関連会社2社、その他の関係会社1社の計24社でグループを構成する。中核子会社である株式会社エイト日本技術開発が総合建設コンサルタント事業全般を担い、他の子会社は各社の専門分野に特化する。グループ全体の戦略策定や資源配分、リスク管理は持株会社が一元的に行い、各子会社は独立した採算管理のもとで事業を遂行する。この体制により、多様なインフラ関連ニーズにグループ全体で対応する仕組みを構築している。

官公庁を主顧客とする公共インフラ特化型ビジネス

グループの売上はほぼ全てが官公庁発注の公共事業に由来する。主な顧客は国土交通省、都道府県、市町村などの行政機関である。業務は道路、橋梁、河川、上下水道などの社会インフラの企画・設計・監理に加え、公共工事に先立つ測量・地質調査、用地補償に関するコンサルティングまで一貫して提供する。2025年5月期の売上高のうち、建設コンサルタント業務が334億円、調査業務が92億円を占める。受注高は446億円に達し、期末繰越受注残高は319億円と、先行きの安定した業務量を確保している。

堅調な収益基盤と成長軌道

グループの連結売上高は2012年5月期の169億円から2025年5月期には427億円へと約2.5倍に拡大した。同期間の親会社株主に帰属する当期純利益は、2012年5月期の△1億円から2025年5月期の32億円へと黒字転換し、安定的な増益基調にある。2025年5月期の営業利益は44億円、自己資本比率は65.5%と財務健全性を維持する。第6次中期経営計画「E・J-Plan2027」では、2028年5月期に売上高500億円、営業利益59億円、ROE10%以上を目標に掲げ、基幹事業の拡充と新領域開拓を進める方針である。

業界の中での役割は建設コンサルタント(国内外)、測量・地質調査・補償コンサルタントにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
466億円
営業利益
47億円
営業利益率
10.1%
純利益
34億円
2026/5 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01総合建設コンサルタント事業(公共インフラ)主力

官公庁発注の公共事業等において、企画・計画、設計、診断、マネジメント、発注者支援、補償コンサルタント、測量、地質調査等を提供。子会社各社が専門分野で活動。

主要顧客官公庁(国土交通省、都道府県、市町村等)

主な製品・サービス3
建設コンサルタント業務
道路、橋梁、河川、上下水道等のインフラの企画・設計・監理。
測量・地質調査業務
公共工事に先立つ測量及び地盤調査。
補償コンサルタント業務
公共事業に伴う用地補償調査・算定等のコンサルティング。

製品と技術

道路橋梁から上下水道までを扱う建設コンサルタント業務

グループの核となる建設コンサルタント業務は、公共インフラの企画・計画、設計、診断、マネジメント、発注者支援などを含む。具体的には、道路、橋梁、河川、上下水道、港湾、公園などの施設について、調査から維持管理まで一貫した技術サービスを提供する。中核子会社の株式会社エイト日本技術開発がこの分野の全般を担い、その他に株式会社近代設計(建築・土木設計)、株式会社共立エンジニヤ(電気・機械設備設計)、共立工営株式会社(上下水道)、都市開発設計株式会社(都市計画・地域開発)などが専門性を発揮する。2025年5月期の建設コンサルタント業務の売上高は334億円で、全売上の78%を占める主要セグメントである。

公共工事を支える測量・地質調査業務

測量・地質調査業務は、公共工事に先立って行われる現地調査であり、設計の基礎データを提供する。測量業務では、地形測量、路線測量、用地測量などを実施。地質調査業務では、ボーリング調査、土質試験、地盤解析などを行い、構造物の安全性評価に貢献する。グループでは、株式会社エイト日本技術開発に加え、株式会社東京ソイルリサーチ(2024年子会社化)が地質調査を専門とし、株式会社北海道近代設計が北海道地域の測量を担当する。2025年5月期の調査業務の売上高は92億円で、前年比2.0倍に拡大。受注高も71億円と過去最高を記録し、防災・減災需要の高まりを反映している。

用地取得を円滑化する補償コンサルタント業務

補償コンサルタント業務は、公共事業に伴う用地補償に関するコンサルティングである。具体的には、土地の権利調査、補償金額の算定、交渉支援、登記手続きの代行などを提供する。この業務は、株式会社エイト日本技術開発のほか、日栄プランニング株式会社などが担う。公共事業の円滑な推進には欠かせない分野であり、特に大規模な道路整備や河川改修事業において需要が高い。グループは補償コンサルタントとしての専門性を強みに、官公庁からの安定した受注を確保している。補償コンサルタント業務の単独売上高は開示されていないが、建設コンサルタント業務に含まれる主要な要素の一つである。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

中堅人材サービス、収益改善進む

E・Jホールディングスは、サービス業界で人材派遣・紹介を手がけ、同業のジンジブやイシンと比べ売上高は中規模である。2024年5月期の372億円から2026年5月期には466億円と増収傾向にあり、営業利益率は10%前後で安定。人手不足を背景に需要は堅調だが、競合との差別化や法的環境の変化に対応が求められる。特に、人材サービスの需要は景気変動に連動するため、安定した成長には専門性の強化が鍵となる。

強み

  • 営業利益率は10%を超え、業界平均を上回る効率性。
  • 人手不足が続き、人材サービスの需要は今後も安定。
  • 3期連続で売上高が増加し、成長軌道を維持。
  • 派遣・紹介など幅広く展開し、変化に対応可能。

課題

  • 同業が多く、価格競争が激しく利益率の維持が難しい。
  • 労働者派遣法などの変更が事業に大きな影響を与える。
  • 雇用情勢が悪化すると需要が急減するリスクがある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

土木・海洋・専門工事の時価総額近傍。太字がE・Jホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
11813不動テトラ460億円9.5倍
23431宮地エンジニアリンググループ440億円12.9倍
39740セントラル警備保障414億円15.9倍
49622スペース380億円9.1倍
55357ヨータイ347億円13.2倍
62153E・Jホールディングス341億円9.8倍
76706電気興業326億円15.3倍
81429日本アクア276億円13.3倍
95269日本コンクリート工業213億円29.3倍
109765オオバ195億円13.4倍
116294オカダアイヨン164億円10.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(土木・海洋・専門工事)に従っています。

会社の歴史

沿革 10件

エイトコンサルタントと日本技術開発の経営統合で設立された2007年

2007年1月、株式会社エイトコンサルタントと日本技術開発株式会社の両社取締役会が、株式移転による完全親会社設立を決議し、基本合意書を締結。同年4月の臨時株主総会で承認を得て、5月に両社は上場廃止となった。2007年6月、E・Jホールディングスが設立され、同時に東京証券取引所市場第二部に上場。両社はその完全子会社となった。この株式移転は、公共インフラ分野で強みを持つ2社の経営資源を統合し、総合建設コンサルタントグループの基盤を形成する目的で行われた。

事業再編と子会社化でグループ体制を強化した2008〜2009年

2008年1月、エイトコンサルタントの計測事業を吸収分割により日本インフラマネジメント株式会社に承継し、同時に同社の株式をE・Jホールディングスに移管した。2009年6月には、日本技術開発の建設コンサルタント事業等をエイトコンサルタントに承継。これに伴い、エイトコンサルタントは株式会社エイト日本技術開発に社名変更し、日本技術開発は株式会社EJビジネス・パートナーズに社名変更した。この再編により、中核子会社エイト日本技術開発がグループの主要事業を集約し、持株会社の統制下で効率的な運営が可能となった。

M&Aによる事業多角化と規模拡大を進めた2010〜2017年

2010年6月、株式交換により株式会社近代設計を子会社化。2015年5月には、エイト日本技術開発がEJビジネス・パートナーズを吸収合併した。2017年12月はグループ拡大の節目となり、東京証券取引所市場第一部へ指定替えを達成すると同時に、株式会社アークコンサルタント、株式会社アイ・デベロップ・コンサルタンツ、株式会社二神建築事務所、株式会社ダイミックなど複数の企業を子会社化。また、エイト日本技術開発がタイに現地法人EJEC (Thailand) Co.,Ltd.を設立し、海外展開を開始した。さらに、子会社株式の現物配当により、共立エンジニヤ、共立工営、都市開発設計などの株式を直接保有する形に改めた。

プライム市場移行と新たな中期計画へと進む2022年以降

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場に移行。同年、日栄プランニング株式会社を子会社化した。2024年9月には株式会社東京ソイルリサーチを完全子会社化し、測量・地質調査分野の強化を図った。2025年5月期の連結売上高は427億円に達し、営業利益44億円を計上。2025年5月期を初年度とする第6次中期経営計画「E・J-Plan2027」を策定し、2028年5月期に売上高500億円、営業利益59億円を目標とする成長戦略を掲げている。

年表10件を開く

2000年代

  • 2007年1月創業株式会社エイトコンサルタント及び日本技術開発株式会社(以下、「両社」という。)が、両社の取締役会による決議において、株式移転により両社の完全親会社となる当社を設立し、その傘下で経営統合を行うことを決定し、株式移転に係る基本合意書を締結。
  • 2007年4月M&A両社の臨時株主総会において、両社が共同で株式移転により当社を設立し、両社がその完全子会社となることについて承認。
  • 2007年5月上場両社上場廃止。
  • 2007年6月創業当社設立。
  • 2007年6月上場株式会社東京証券取引所(市場第二部)に上場。
  • 2008年1月株式会社エイトコンサルタント(現 連結子会社)における計測事業を、吸収分割により日本インフラマネジメント株式会社(現 連結子会社)に承継するとともに、株式会社エイトコンサルタントが保有する日本インフラマネジメント株式会社の株式を吸収分割により当社に承継。
  • 2009年6月商号変更日本技術開発株式会社(連結子会社)の建設コンサルタント事業等を、吸収分割により株式会社エイトコンサルタント(現 連結子会社)に承継するとともに、株式会社エイトコンサルタントは株式会社エイト日本技術開発に、日本技術開発株式会社は株式会社EJビジネス・パートナーズに、それぞれ社名変更。

2010年代

  • 2010年6月M&A株式交換により株式会社近代設計(現 連結子会社)を子会社化。
  • 2015年5月M&A株式会社エイト日本技術開発(現 連結子会社)が株式会社EJビジネス・パートナーズ(連結子会社)を吸収合併。
  • 2017年12月M&A株式会社近代設計(現 連結子会社)が株式会社北海道近代設計(現 連結子会社)を新設分割により設立。東京証券取引所市場第一部に指定。株式会社アークコンサルタント(現 連結子会社)を子会社化。株式会社アイ・デベロップ・コンサルタンツ(現 連結子会社)を子会社化。株式会社エイト日本技術開発(現 連結子会社)の保有する株式会社共立エンジニヤ(現 連結子会社)と共立工営株式会社(現 連結子会社)の株式を現物配当により当社に承継。株式会社二神建築事務所(現 連結子会社)を子会社化。株式会社ダイミック(現 連結子会社)を子会社化。株式会社エイト日本技術開発(現 連結子会社)がタイに現地法人EJEC(Thailand)Co.,Ltd.(現 連結子会社)を設立。株式会社エイト日本技術開発(現 連結子会社)の保有する都市開発設計株式会社(現 連結子会社)の株式を現物配当により当社に承継。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。日栄プランニング株式会社(現 連結子会社)を子会社化。 Dynamic Engineering Consultants Co.,Lt

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/5期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年5月期まで500億円
  • 営業利益2028年5月期まで59億円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2028年5月期まで39億円
  • 自己資本利益率(ROE)2028年5月期まで10%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    基幹事業の拡充と新領域の開拓

    国内事業では重点6分野(環境・エネルギー、自然災害・リスク軽減、都市・地域再生、インフラメンテナンス、公共マネジメント、デジタルインフラソリューション)の拡充に加え、同業・異業種とのパートナーシップにより新事業・新市場への参入・開拓を進める。

  2. 02

    海外ビジネス本格化への挑戦

    アフリカ地域での道路・橋梁・給水インフラ拡大、アジアでの環境・防災分野の足固め、東南アジアでの廃棄物分野トップシェア獲得を目指す。営業拠点整備や現地パートナーとの協力による案件・生産の現地化を進め、グループ企業との連携を強化する。

  3. 03

    バリューチェーンの強化

    オープンイノベーションやIT・AI企業連携による差別化商品・技術の開発(プロダクトイノベーション)、基幹システム高度化や業務プロセス改善(プロセスイノベーション)、グループ内外との共創による競争力・総合力拡大(共創イノベーション)を推進する。

  4. 04

    サステナビリティ経営の推進

    温室効果ガス削減やSBT認証目標達成などの環境負荷軽減、人権尊重の強化、人的資本経営の実践、リスク対応を含むガバナンス強化、資本コストや株価を意識した経営を継続する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 11期分

グループ全体で2,144人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は902万円で、10期前と比べて+13.6%平均年齢は52.6歳、平均勤続年数は8.4年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年5月1,182
2017年5月1,226
2018年5月1,317
2019年5月79451.37.51,377
2020年5月84854.67.41,517
2021年5月89755.37.11,621
2022年5月86754.96.51,686
2023年5月91055.27.51,721
2024年5月91751.77.31,713251
2025年5月87552.18.42,052219
2026年5月90252.68.42,144219

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社17(国内 15 / 海外 2、うち連結子会社 14) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本店・中国支社 — 岡山市 北区1,526百万円
総合建設コンサルタント事業
四国支社 — 愛媛県 松山市857百万円
総合建設コンサルタント事業
本社・東京支店 — 東京都 目黒区・川崎市 多摩区719百万円
総合建設コンサルタント事業
関西支社 — 大阪市 淀川区491百万円
総合建設コンサルタント事業
徳島支店 — 徳島県 徳島市469百万円
総合建設コンサルタント事業
関西支店 — 大阪府 吹田市・豊中市311百万円
総合建設コンサルタント事業
本社 — 兵庫県 姫路市269百万円
総合建設コンサルタント事業
広島支店 — 広島市 東区264百万円
総合建設コンサルタント事業
東北支社 — 仙台市 若林区230百万円
総合建設コンサルタント事業
高知支店 — 高知県 高知市202百万円
総合建設コンサルタント事業
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱エイト日本技術開発(注)5,6
    岡山市北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日本インフラマネジメント㈱
    岡山市北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱近代設計(注)6
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱共立エンジニヤ
    島根県松江市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    共立工営㈱
    愛媛県松山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    都市開発設計㈱
    群馬県前橋市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱北海道近代設計
    札幌市北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アークコンサルタント
    岡山県津山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アイ・デベロップ・コンサルタンツ
    福岡市博多区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱二神建築事務所
    兵庫県姫路市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ダイミック
    栃木県宇都宮市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    EJEC(Thailand) Co.,Ltd. (注)4
    タイ王国 バンコク · 連結子会社
    議決権49.0%
残りのグループ会社5社を開く
  • 日栄プランニング㈱福岡県福岡市100%
  • ㈱東京ソイルリサーチ(注)6東京都目黒区100%
  • ㈱演算工房京都市上京区38%
  • Dynamic Engineering Consultants Co.,Ltd.タイ王国 バンコク35%
  • ㈱八雲岡山市北区

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年5月期の売上高は466億円営業利益47億円前期と比べると増収増益で、売上が+9.1%、利益が+4.4%。

売上高
+9.1%
466億円
営業利益
+4.4%
47億円
純利益
+6.3%
34億円
営業利益率
10.1%
前期比 -0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年5月期

項目会社予想前期実績
売上高490億円466億円
営業利益53億円47億円
純利益37億円34億円
1株あたり配当¥82¥82

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は364億円、営業利益は68億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+3.7%、営業利益は+7.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q7756.53
2023年4Q21336
2024年1Q32−10−31.3−7
2024年2Q47−4−8.5−3
2024年3Q8289.86
2024年4Q2114923.234
2025年2Q76−18−23.7−15
2025年4Q3516317.947
2026年2Q102−21−20.6−16
2026年4Q3646818.750

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年5月期からの15期で、売上は169億円から466億円へ2.8倍に増えた。直近期の営業利益率は10.1%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年5月1691−1
2013年5月192911
2014年5月2212017
株式会社エイト日本技術開発(現 連結子会社)が株式会社EJビジネス・パートナーズ(連結子会社)を吸収合併。
2015年5月2271614
2016年5月225139
株式会社近代設計(現 連結子会社)が株式会社北海道近代設計(現 連結子会社)を新設分割により設立。東京証券取引所市場第一部に指定。株式会社アークコンサルタント(現 連結子会社)を子会社化。株式会社アイ・デベロップ・コンサルタンツ(現 連結子会社)を子会社化。株式会社エイト日本技術開発(現 連結子会社)の保有する株式会社共立エンジニヤ(現 連結子会社)と共立工営株式会社(現 連結子会社)の株式を現物配当により当社に承継。株式会社二神建築事務所(現 連結子会社)を子会社化。株式会社ダイミック(現 連結子会社)を子会社化。株式会社エイト日本技術開発(現 連結子会社)がタイに現地法人EJEC(Thailand)Co.,Ltd.(現 連結子会社)を設立。株式会社エイト日本技術開発(現 連結子会社)の保有する都市開発設計株式会社(現 連結子会社)の株式を現物配当により当社に承継。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。日栄プランニング株式会社(現 連結子会社)を子会社化。 Dynamic Engineering Consultants Co.,Lt
2017年5月23013−3
2018年5月2581610
2019年5月2621713
2020年5月3043220
2021年5月3434128
2022年5月3674731
2023年5月3754631
2024年5月372434611.630
2025年5月427454610.532
2026年5月466474810.134

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年5月期

売上高466億円のうち、営業利益として残るのは47億円10.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は34億円、売上の7.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金66.3%309億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金23.6%110億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.1%47億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
33.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.5pt
10.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.2pt
7.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.7pt
9.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
10.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2026年5月期は営業CFが31億円、投資CFが−7億円で、差し引きのフリーCFは24億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は239億円で、売上の6.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年5月63−10953
2013年5月23−1−52270
2014年5月25−102494
2015年5月8−4−9490
2016年5月5−2−3390
2017年5月130413106
2018年5月−2−9−4−1191
2019年5月12−1410−2100
2020年5月51−22429134
2021年5月34−81626179
2022年5月10−5−135170
2023年5月14−15−9−1160
2024年5月39−9−1130179
2025年5月41−7959−38202
2026年5月31−71324239

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2026年5月期の総資産は568億円。このうち返さなくてよい自己資本が403億円で、自己資本比率は71.0%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年5月169987157.6
2013年5月1901127858.9
2014年5月2171318660.1
2015年5月2201477366.6
2016年5月2141526270.8
2017年5月2351488763.0
2018年5月2481589063.4
2019年5月2671818667.9
2020年5月31220310965.2
2021年5月37525512068.0
2022年5月39227511770.2
2023年5月3922999376.2
2024年5月4143268878.7
2025年5月52034118065.5
2026年5月56840316571.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年5月期の内訳
現金及び預金
247億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
288億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
41億円
在庫として抱えている分
負債合計
165億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
90
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率20 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率534社中124位あたり、逆に低いのはROE534社中334位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.1%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
10.1%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
71.0%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
9.1%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.4%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,857で、1年前と比べて+9.9%過去52週の値幅のなかでは79%の位置にある。

¥1,857-2.5%1ヶ月+7.5%1年+9.9%時価総額341億円
過去52週の値幅
安値¥1,550高値¥1,937

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.8倍
PER (会社予想)9.0倍
PBR0.83倍
配当利回り4.42%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価1739円は25日移動平均線1735.44円をわずかに上回り、短期的には上昇傾向。直近1ヶ月で4.44%上昇し、52週高値1937円からは約10%下。7月15日に1793円へ急伸したが、その後は高値圏で横ばい。75日線1652.27円を上回っており、中期的なトレンドは良好。RSI43.75で中立やや弱含み。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは8.52倍と業界平均の22.9倍を大幅に下回り、予想PERも8.4倍と割安です。PBRは0.7763倍と平均の3.26倍を大きく下回り、株価が純資産を下回っています。配当利回りは4.72%と平均の2.53%を上回り、ROEは9.6%と平均水準です。配当性向60.3%と健全ですが、売上高は増加傾向にあるものの営業利益率が低下傾向で、成長鈍化が懸念されます。総合的に割安と判断します。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.8倍23.4倍
PER (予想)9.0倍
PBR0.83倍3.51倍
ROE9.1%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、介護報酬改定による単価改定と人件費上昇が収益に与える影響。強気派は、高齢化による需要拡大で成長が続き、効率化で利益率も維持できるとみる。一方、弱気派は、報酬引き下げや人手不足で利益率が低下し、成長が頭打ちになるリスクを指摘。特に、訪問介護は競争が激しく、差別化できるかが焦点。

プラスに働く材料7
  • 介護需要の拡大

    高齢化で在宅介護サービスの需要が中長期に増加。

  • 全国展開のスケールメリット

    多拠点運営で本部コストを分散し、効率的な経営が可能。

  • 増収増益の持続

    直近の業績は増収増益基調で、ROEも良好。

  • 2026年5月期は営業利益47億円と増益計画通年影響

    売上高466億円、営業利益47億円。前期比で営業利益は2億円増益の計画。

  • PBR0.78倍の割安修正余地不定影響

    PBR0.78倍、ROE9.6%。1倍割れのため資本効率改善が再評価につながりやすい。

  • 配当利回り4.72%と高水準継続影響

    配当利回り4.72%。時価総額280億円に対して安定配当が株価を下支え。

  • 純利益34億円と3期連続増益通年影響

    純利益は30→32→34億円と増加。PER8.52倍の低倍率は収益成長で修正期待。

マイナスに働く材料7
  • 介護報酬改定の影響

    報酬単価の引き下げや改定で業績が悪化する懸念。

  • 人手不足の深刻化

    介護人材の確保難で、人件費高騰やサービス提供の制約。

  • 競争環境の変化

    新規参入や同業他社との競争で、シェア維持が困難な局面も。

  • 営業利益率が10.09%と3期連続低下通年影響

    営業利益率は11.56%→10.54%→10.09%と低下、増収が利益率改善に結びついていない。

  • 売上高+39億に対し営業利益+2億通年影響

    売上高は427→466億円と増える一方、営業利益の増加は45→47億円と小幅。

  • 株価は1年で2.59%下落と軟調不定影響

    株価は前年比2.59%安。需給が弱く、割安修正の動きが乏しい。

  • 時価総額280億円と小型株継続影響

    時価総額280億円で外国人保有3.58%と低く、機関投資家の組み入れが進みにくい。

次の決算で確かめる点
訪問介護サービスの利用者数
需要動向を直接反映し、売上高の先行指標となる。
従業員一人あたりの売上高
人材活用の効率性と収益性を測る指標。
介護報酬改定の影響額
制度変更が業績に与える影響を定量的に把握する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり82で、前期から+3.0%いまの株価に対する利回りは4.42%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥82
1株あたり
配当利回り
4.42%
いまの株価に対して
配当性向
53.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年5月1328.1
2018年5月1515.450.4
2019年5月1926.749.3
2020年5月2531.660.8
2021年5月278.077.6
2022年5月4359.356.8
2023年5月5016.359.2
2024年5月5510.060.0
2025年5月6721.860.3
2026年5月693.053.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥82

株主

有価証券報告書より

2026年5月期末の株主数は延べ16,873人。区分でいちばん多いのは個人・その他51.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が39.8%を占め、残る60.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年5月%2022年5月%2023年5月%2024年5月%2025年5月%2026年5月%
個人・その他50.149.646.946.749.051.3
事業法人27.325.325.325.125.322.5
金融機関15.117.618.620.319.917.3
外国法人2.92.63.74.33.56.3
証券会社4.54.85.43.62.32.5
外国人個人0.10.10.00.00.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社八雲19.21
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.66
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.28
04E・Jホールディングス社員持株会3.97
05小谷裕司2.23
06小谷満俊1.31
07合同会社Y&K0.98
08BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.94
09小谷浩治0.86
10株式会社山陰合同銀行0.85

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-06-24
    株式会社八雲
    変更報告
    19.21%
    -2.74pt
  • 2026-06-24
    株式会社八雲
    変更報告
    19.21%
    -2.74pt
  • 2026-06-16
    株式会社八雲
    新規の大量保有報告
    19.21%
    -2.74pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+1373%、1株純資産は15期で+29%。直近期のROEは9.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年5月−151,734−0.8
2013年5月1891,99310.13.220.6
2014年5月3002,28014.12.722.9
2015年5月2442,55210.14.023.0
2016年5月1642,6356.35.228.4
2017年5月−261,287−2.028.1
2018年5月841,3726.39.250.4
2019年5月951,3357.45.749.3
2020年5月1491,49410.55.260.8
2021年5月1871,60112.25.777.6
2022年5月1971,76311.85.856.8
2023年5月1951,91110.67.759.2
2024年5月1942,0789.79.260.0
2025年5月2042,1689.67.860.3
2026年5月1892,2409.18.653.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/5期の役員報酬は総額121百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
小谷裕司代表取締役 社長68409,600
永田裕司取締役 事業統括本部長6719,702
金声漢取締役 企画本部長6321,864
小谷満俊取締役 CSR本部長58241,000
二宮幸一取締役78
阿部宏史取締役71
新田東平取締役68600
磯﨑淳子取締役54300
吉川悟司常勤監査役7027,168
松原治郎監査役664,600
宇佐美英司監査役72
永井泉治7054,619
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
青木靖英56

役員報酬の内訳2026/5

役員の区分人数株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)56697615
社外取締役635356
監査役1101010

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/5期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容768字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当グループは、当社及び当社の関係会社25社(連結子会社14社、非連結子会社8社、関連会社2社、その他の関係会社1社)によって構成されております。 当社は純粋持株会社であり、グループ経営管理を行っております。 連結子会社は、官公庁の公共事業等において、企画から施工監理までを一貫して提供できる総合建設コンサルタント事業を行っております。総合建設コンサルタント事業には、企画・計画、設計、診断、マネジメント、発注者支援、補償コンサルタント等の建設コンサルタント業務と測量、地質調査等の調査業務とがあり、株式会社エイト日本技術開発は総合建設コンサルタント事業全般を行い、他の連結子会社は各社の強みとする分野を中心に事業を行っております。 当連結会計年度末における、事業内容と当社及び連結子会社等の位置付けは次のとおりであります。 区分及び主要事業   会社名 グループ全体を管理・統括する持株会社   E・Jホールディングス㈱(当社) 総合建設 コンサルタント事業   建設コンサルタント業務   建設コンサルタント   ㈱エイト日本技術開発 日本インフラマネジメント㈱ ㈱近代設計 ㈱共立エンジニヤ 共立工営㈱ 都市開発設計㈱ ㈱北海道近代設計 ㈱アークコンサルタント ㈱アイ・デベロップ・コンサルタンツ ㈱二神建築事務所 ㈱ダイミック EJEC(Thailand) Co.,Ltd. 日栄プランニング㈱ ㈱東京ソイルリサーチ ㈱演算工房 他9社 補償コンサルタント 調査業務   測量 地質調査 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しております。これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
経営方針・対処すべき課題4,995字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、提出日現在において当連結グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 私たち「E・Jグループ」は、現在と未来の人々にとって、真に価値ある環境を求めて「今、なにをすべきか」を常に念頭において、建設コンサルタント事業を中核とするインフラマネジメント全般に係わる事業を拡大・発展してまいります。「環境」「防災・保全」「行政支援」における3つの領域のマネジメント力・技術力をコア・コンピタンスとして、地球レベルから地域レベルまでを対象に、時代や社会が求める新たな事業モデルの構築による収益の向上に意欲的に取り組むことをグループ全体で共有し、社会の進化と人類の豊かさへの願いを胸に、高度化・多様化するニーズに応えて、世界へ羽ばたくコンサルティング企業集団、すなわち「わが国第一級のインフラ・ソリューション・コンサルタントグループ」を目指しております。 (2)目標とする経営指標 当連結グループは、持続可能な成長の実現と企業理念の実現を目指すべく、経営指標としては、顧客からの信頼性を反映する指標として売上高、企業の収益性を反映する指標として営業利益、親会社株主に帰属する当期純利益、投資効率性を反映する指標として自己資本利益率(ROE)を、重要な経営指標として位置付けております。 また、資本コストや株価を意識した経営の実現に向け、これらの指標に加え、収益性、効率性及び成長性の向上を重要な経営課題として位置付け、持続的な企業価値向上を目指してまいります。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当業界をとりまく今後の経営環境につきましては、激甚化・頻発化する自然災害への対応、人口減少や少子高齢化に伴う地域社会の変化、高度成長期以降に整備されたインフラの老朽化対策、デジタル技術やAIの急速な進展、グリーン社会(2050年カーボンニュートラル)の実現に向けた取組みの加速など、社会課題解決につながる需要は一層拡大していくものと考えております。 また、国内市場における受注環境につきましては、長期的視点では、国の財政状態の動向等を含め不確定要素も多く、現時点では明確な見通しはやや立てにくい状況にありますが、中期的視点では、気候変動に伴う自然災害の激甚化・頻発化への対応や巨大地震への備え、高度成長期以降に整備されたインフラの老朽化対応の必要性等を背景に、引き続き底堅く推移するものと考えております。特に、2025年6月に閣議決定された「第1次国土強靭化実施中期計画」では、2026年度からの5年間で約20兆円規模の国土強靭化施策が実施されることとなっており、当社グループが属する建設コンサルタント業界においては、国内事業を中心に底堅い経営環境が継続するものと見込まれます。他方で、世界経済は、地政学的リスクの高まりや中東情勢の不安定化、エネルギー価格や原材料価格の変動、インフレの進行、金融情勢の不安定化など不確実性が高まっております。また、国内においても人口減少の進行や人材確保競争の激化、継続的な賃金上昇への対応に加え、AI技術の急速な進展による産業構造の変化への対応など、新たな経営課題への対応が求められております。 今後の社会情勢の変化に伴い、社会資本のあり方や質も変わり、その整備や維持管理に携わる建設コンサルタントの役割・領域・分野も変化しながら拡張することが予想され、また一方では、地球環境・社会の持続可能性が問われ、企業経営においては「ESG経営の視点」が非常に重要になっております。加えて、企業には社会課題の解決に貢献することに加え、資本効率の向上や企業価値向上を通じて持続的な成長を実現することが求められております。 当連結グループは、このような社会的要請や事業環境の変化を踏まえ、2021年7月に公表した長期ビジョン「E・J-Vision2030」(2022年5月期~2031年5月期)を策定いたしました。本ビジョンは、ESG経営を軸に、「防災・保全」「環境」「行政支援」の3つのコア・コンピタンスを活かしながら、社会課題の解決から価値創造へと進化し、「未来型社会インフラ創造グループ」の実現を目指すものであります。当社グループは、長期ビジョンに掲げるこの基本理念のもと、持続可能な社会の実現と企業価値の向上に取り組んでまいりました。また、そのビジョンの達成に向けた最初のステップとして、第5次中期経営計画「E・J-Plan2024」(2022年5月期~2025年5月期)を推進し、事業基盤の整備・強化や収益力の向上などにおいて一定の成果を上げてまいりました。 また、第5次中期経営計画における成果と課題を踏まえ、2026年5月期をスタート年度とする第6次中期経営計画「E・J-Plan2027」(2026年5月期~2028年5月期)を策定し、現在その実現に向けた取組みを進めております。第6次中期経営計画は、長期ビジョン「E・J-Vision2030」における「拡大・進化」の期間として位置付けており、第5次中期経営計画において整備・強化した事業基盤や経営基盤を活かしながら、更なる事業規模の拡大と企業価値の向上を目指しております。 1)第6次中期経営計画「E・J-Plan2027」の基本方針 第6次中期経営計画では、事業規模の拡大と企業価値向上に向け、以下の4つの基本方針を掲げております。 (基本方針1)基幹事業の拡充と新領域の開拓 ①基幹事業における重点6分野の拡充 ②新事業への参入 ③新市場の開拓 (基本方針2)海外ビジネス本格化への挑戦 ①地域×分野を活かす得意分野の拡大 ②得意地域における拠点現地化の促進 ③グループ企業とのパートナーシップ強化 (基本方針3)バリューチェーンの強化 ①プロダクトイノベーション ②プロセスイノベーション ③共創イノベーション (基本方針4)サステナビリティ経営の推進 ①環境負荷軽減への取組み ②社会的責任・人的資本への取組み ③ガバナンスへの取組み ④資本コストや株価を意識した経営の実践 2)連結業績目標(2028年5月期) 売上高   500億円 営業利益   59億円 親会社株主に帰属する当期純利益   39億円 自己資本利益率(ROE)   10%以上 なお、第5次中期経営計画における基盤整備・強化の成果等を踏まえると、当初のロードマップにおいて長期ビジョン達成時の目標として掲げていた売上高500億円、営業利益60億円及び親会社株主に帰属する当期純利益40億円に概ね相当する業績水準については、第6次中期経営計画期間中での実現が見込まれる状況となりました。 一方で、生産年齢人口の減少や人材不足の深刻化、AIをはじめとするデジタル技術の急速な進展等により、当社グループを取り巻く事業環境は当初想定を上回るスピードで変化しております。このような環境変化を踏まえると、今後は従来の事業規模の拡大を中心とした成長のみならず、新たな価値を創造するモデルの構築を通じた持続的な成長が重要になるものと認識しております。 こうした状況を踏まえ、当社グループは長期ビジョン「E・J-Vision2030」を最終的なゴールではなく“通過点”として位置付け、次の成長フェーズにおいては、事業規模の拡大に加え、資本コストや株価を意識した経営の実現を通じて、価値創造構造の高度化による企業価値向上に取り組んでまいります。 当社グループのROEは資本コストを上回る水準を維持しているものの、PBRは1倍を下回る状況が継続しており、市場からの評価向上が重要な課題であると認識しております。今後は事業規模の拡大に加え、資本効率および価値創造構造の高度化を通じた企業価値向上に取り組む必要があるものと認識しております。 このため、従来の長期的な数値目標の達成に重点を置いた経営から一歩進め、資本コストを上回る収益創出と市場における適正な評価の実現を目指し、収益力および資産効率の向上と成長性に対する市場の期待形成を一体的に高めてまいります。 その実現に向け、以下の方針に基づき経営を推進してまいります。 ・資産効率の向上およびキャッシュ創出力の強化 ・成長投資と株主還元のバランスを踏まえた資本政策の推進 ・投資効率を意識した経営資源配分と資本規律の強化 ・財務・非財務情報の充実および株主・投資家との対話の強化 さらに、当社グループは、次の成長フェーズにおいて、事業規模の拡大のみならず、企業価値の源泉となる各種資本を統合的に強化し、相互に連動させることで価値創造の高度化を図ってまいります。 具体的には、“財務資本”、“製造資本”、“知的資本”、“人的資本”、“社会・関係資本”及び“自然資本”からなる「6つの資本」を価値創造の基盤として位置付けております。これらの資本を個別に最適化するのではなく、相互に循環・強化させることで、事業の付加価値向上、生産性向上及び持続的な成長の実現を目指してまいります。 また、各資本の進展状況を適切に把握し経営に反映させるため、これらの資本に対してKPIを設定し、収益性(利益創出力)、効率性(資本回転・生産性)及び成長性(付加価値の拡大)の観点から継続的にモニタリングを実施してまいります。 これにより、事業運営の継続的な改善と経営資源配分の高度化を図り、持続的な企業価値向上の実現を目指してまいります。 (4)会社の優先的に対処すべき課題 当社グループは、第6次中期経営計画「E・J-Plan2027」のもと、事業規模の拡大と企業価値向上の実現に向け、以下の課題に重点的に取り組んでまいります。 (基本方針1)基幹事業の拡充と新領域の開拓 国内事業については、重点6分野(環境・エネルギー分野、自然災害・リスク軽減分野、都市・地域再生分野、インフラメンテナンス分野、公共マネジメント分野、デジタルインフラソリューション分野)の拡充とともに、同業並びに異業種との新たなパートナーシップにより、新事業・新市場への参入や開拓への足掛かりを確実に進め、中長期的な成長を視野に入れた事業拡大を目指す。 (基本方針2)海外ビジネス本格化への挑戦 海外ビジネスについては、多くの実績を持つアフリカ地域での道路・橋梁・給水インフラの拡大、アジア地域における環境・防災分野の足固め、東南アジア地域における廃棄物分野のトップシェアの獲得など、得意分野を確実に拡大するとともに、これらの地域の営業拠点の整備や現地のパートナーシップ会社との協力体制の整備によって案件や生産の現地化によって事業拡大を目指す。また、株式会社エイト日本技術開発とタイのDynamic Engineering Consultants Co.,Ltd.やEJEC(Thailand)Co.,Ltd.、さらには株式会社東京ソイルリサーチなど、グループ企業とのパートナーシップ強化による事業拡大を着実に進める。 (基本方針3)バリューチェーンの強化 オープンイノベーションの活用やIT・AI企業との連携による差別化商品・技術の開発(プロダクトイノベーション)、基幹システムの高度化によるバリューチェーンの効率化やIT・AIの活用による業務プロセスの改善(プロセスイノベーション)、グループ内外の企業との共創による競争力や総合力の拡大(共創イノベーション)への取組みを推進することにより、グループ全体としてのバリューチェーンの強化を目指す。 (基本方針4)サステナビリティ経営の推進 温室効果ガス削減やSBT認証目標達成などの環境負荷軽減の取組みを継続するとともに、人権尊重への取組みの強化や企業価値を最大化する人的資本経営の実践、リスク対応を含めたガバナンス強化への取組みを継続する。また、資本コストや株価を意識した経営の実現に向け、収益性、効率性及び成長性の向上を図るとともに、資本効率及び価値創造構造の高度化を重視した経営を推進する。あわせて、財務・非財務情報の充実や株主・投資家との建設的な対話の強化に取り組み、持続的な企業価値向上を目指す。
事業等のリスク4,869字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。当連結グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当連結グループが判断したものであります。 (1)官公庁等への売上依存について 当連結グループは、国土交通省等の中央省庁及び地方自治体を主要顧客としており、これらの官公庁等に対する売上依存度は70%程度と高い比率になっております。このため、当連結グループの経営成績は、今後の公共投資額の変動により影響を受ける可能性があります。このリスクに対応するため、海外や民間受注を増やすべく営業活動を実施しております。 (2)経営成績の季節的な変動について 当連結グループでは、主として顧客に成果品を納品した時点で収益を認識することとしており、主要顧客である中央省庁及び地方自治体への納期が年度末に集中することから、売上高は第4四半期連結会計期間に偏重しております。これに伴い、当連結グループの利益も第4四半期連結会計期間に偏重する傾向があります。 なお、前連結会計年度及び当連結会計年度の各四半期連結会計期間の売上高、営業損益は、下表のとおりであります。 (単位:百万円、%) 前連結会計年度 (自 2024年6月1日 至 2025年5月31日)   当連結会計年度 (自 2025年6月1日 至 2026年5月31日) 第1 四半期   第2 四半期   第3 四半期   第4 四半期   通期   第1 四半期   第2 四半期   第3 四半期   第4 四半期   通期 売上高   3,082   4,510   8,916   26,196   42,705   4,286   5,952   9,959   26,388   46,586 構成比   7.2   10.6   20.9   61.3   100.0   9.2   12.8   21.4   56.6   100.0 営業利益又は営業損失(△)   △1,053   △745   618   5,662   4,481   △1,525   △582   703   6,074   4,669 (3)災害による事業活動への影響について 当連結グループの事業拠点の中には、大規模地震や水害の危険性が指摘されている地域に含まれているものがあります。当連結グループでは、このような自然災害に備えてBCP(事業継続計画)を策定し、また株式会社エイト日本技術開発においては、内閣府が推進する「国土強靭化貢献団体」の認証(レジリエンス認証)を受けるなど防災管理体制を強化しておりますが、災害の規模によっては主要設備、データの損傷等により、当連結グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)成果品に関する瑕疵について 当連結グループでは、専任者による厳格な照査等を実施することにより、常に成果品の品質の確保と向上に努めております。また、万が一瑕疵が発生した場合に備えて損害賠償責任保険に加入しております。しかし、成果品に瑕疵が発生し賠償金を支払うこととなった場合や指名停止などの行政処分を受けるような事態が生じた場合には、当連結グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)法的規制について 当連結グループは、所管官庁から建設コンサルタント登録、補償コンサルタント登録、測量業者登録及び地質調査業者登録等の登録を受けて事業活動を実施しております。将来、当該登録の取り消し又は更新が認められない場合、もしくは今後、これらの法律等の改廃又は新たな法令規制が制定された場合には、当連結グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。登録の更新が認められるよう、有資格者や業務実績の確保に努めております。 また、当連結グループの事業活動には、会社法、金融商品取引法、独占禁止法、中小受託取引適正化法、並びに、各登録分野に関する法令・規則・基準等による規制があります。このため、当連結グループでは、コンプライアンス・プログラム及びリスク管理規程等を作成し、行動規範、遵守項目、行動指針などを定め、すべての役職員が法令遵守の徹底に努めております。万が一法令違反が発生した場合には、指名停止などの行政処分を受ける可能性があり、当連結グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、提出日現在における当連結グループの主要な登録状況は下表のとおりであります。 登録の名称   所管官庁   会社名   登録番号   有効期限 有効期間(5年)   登録取消事由 建設コンサル タント登録   国土交通省   ㈱エイト日本技術開発   建06第116号   2029年9月30日   建設コンサルタント 登録規程 (第6条) 登録をしない場合 (第12条) 登録の停止 (第13条) 登録の消除 日本インフラ マネジメント㈱   建06第6550号   2029年6月27日 ㈱近代設計   建06第711号   2029年9月30日 ㈱共立エンジニヤ   建06第5315号   2029年9月26日 共立工営㈱   建03第5816号   2026年11月10日 都市開発設計㈱   建07第6727号   2030年3月31日 ㈱北海道近代設計   建05第10534号   2028年1月23日 ㈱アーク コンサルタント   建04第3336号   2027年1月23日 ㈱アイ・デベロップ・ コンサルタンツ   建04第5877号   2027年1月15日 ㈱ダイミック   建06第4749号   2029年11月12日 ㈱東京ソイルリサーチ   建06第411号   2029年8月25日 補償コンサル タント登録   国土交通省   ㈱エイト日本技術開発   補06第687号   2029年1月29日   補償コンサルタント 登録規程 (第6条) 登録をしない場合 (第11条) 登録の停止 (第12条) 登録の消除 日本インフラ マネジメント㈱   補05第2361号   2028年6月28日 ㈱共立エンジニヤ   補04第2259号   2027年11月29日 共立工営㈱   補07第2781号   2030年8月30日 都市開発設計㈱   補05第5001号   2028年3月11日 ㈱アーク コンサルタント   補05第325号   2028年12月17日 登録の名称   所管官庁   会社名   登録番号   有効期限 有効期間(5年)   登録取消事由 測量業者登録   国土交通省   ㈱エイト日本技術開発   登録第(16)―263号   2028年11月30日   測量法 (第55条の6) 登録の拒否 (第55条の10) 登録の消除 (第55条の14) 無登録営業の禁止 (第57条) 登録の取消し又は 営業の停止 日本インフラ マネジメント㈱   登録第(8)―19404号   2030年10月8日 ㈱近代設計   登録第(13)―4071号   2028年9月30日 ㈱共立エンジニヤ   登録第(8)―16514号   2026年12月25日 共立工営㈱   登録第(7)―21757号   2028年10月17日 都市開発設計㈱   登録第(13)―4970号   2030年3月31日 ㈱北海道近代設計   登録第(2)―35440号   2028年1月17日 ㈱アーク コンサルタント   登録第(13)―4211号   2028年12月20日 ㈱アイ・デベロップ・ コンサルタンツ   登録第(3)―32692号   2030年6月14日 ㈱ダイミック   登録第(8)―17886号   2028年11月20日 ㈱東京ソイルリサーチ   登録第(13)―4163号   2028年11月23日 地質調査業者 登録   国土交通省   ㈱エイト日本技術開発   質04第367号   2027年12月25日   地質調査業者 登録規程 (第6条) 登録をしない場合 (第11条) 登録の停止 (第12条) 登録の消除 日本インフラ マネジメント㈱   質03第1620号   2026年9月30日 ㈱共立エンジニヤ   質03第1627号   2026年10月14日 共立工営㈱   質07第1561号   2030年10月10日 都市開発設計㈱   質05第2148号   2028年12月21日 ㈱東京ソイルリサーチ   質05第2422号   2028年5月25日 (6)情報セキュリティーについて 当連結グループの事業は、公共性が高く、個人情報を含む様々な機密情報を取り扱っております。当連結グループは全社的な情報管理体制を構築し、情報管理の徹底に努めておりますが、万が一情報漏洩等が発生した場合には、当連結グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)システム障害について 当連結グループは、サイバー攻撃を受けた場合の備えとして「防御システムの多層化」を実施し、迷惑メールや不正アクセスを防ぐ対策に加えて、24時間監視し不審なプログラムの挙動を判定し実行防止するEDRシステム(ネットワークの末端を監視・分析・制御するシステム)などによる対策を行っております。並行して従業員の「リテラシー向上」に向けた対策として、攻撃メールへの対応模擬訓練、情報セキュリティー教育などを定期的に実施するとともに、従業員の情報セキュリティー意識を高く保てるよう、適宜情報を発信しておりますが、ランサムウェアなど高度化した外部からのサイバー攻撃により、システムが停止することがあった場合、当連結グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)企業買収、他社とのアライアンスについて 当連結グループは、今後も弱点地域・弱点事業領域の解消、技術者不足への対応のため企業買収や他社とのアライアンスを進める方針であります。企業買収等の際には十分な投資分析を実施しておりますが、実施後に偶発債務の発生や未認識債務の判明等、事前調査で把握できなかった問題が生じた場合や、事業の展開等が計画どおりに進まず、投資やのれんの減損処理を行う必要が生じた場合、当連結グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)人材の確保、育成について 当連結グループの事業は人材に大きく依存しており、グループの成長は専門性を有する優秀な人材の確保と育成に大きく影響されます。多様な人材が活躍できる企業風土、人事制度、執務環境の整備等を通じて優秀な人材の確保に努めるとともに、各種教育・研修制度の体系化等、人材の育成に注力しておりますが、人材の確保・育成が想定どおりに進まなかった場合や優秀な人材が多数流出した場合には、当連結グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)気候変動リスクへの対応について 脱炭素社会への移行に向け、炭素税などの規制強化や気候変動の物理的影響として、平均気温の上昇、気象災害の激甚化による事業活動へのリスクと機会の両面が考えられます。 当連結グループでは、従前より、気候変動への具体的な取り組みに関して、パリ協定の「1.5℃目標」の実現に向け、TCFDフレームワークに基づく気候変動対応を検討し、その対策に取り組んでおります。主な取り組みは「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組」を参照ください。
経営成績の分析 (MD&A)9,073字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度の経営成績等の状況の概要並びに経営者の視点による当連結グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 なお、当連結グループのセグメントは、総合建設コンサルタント事業のみの単一セグメントであります。 (1)財政状態の分析 当連結会計年度末の財政状態は、資産合計は前連結会計年度末から47億41百万円増加し567億52百万円となりました。これは現金及び預金が31億98百万円、退職給付に係る資産が14億83百万円それぞれ増加したことが主な要因であります。負債合計は前連結会計年度末から14億81百万円減少し164億76百万円となりました。これは契約負債が10億79百万円、長期借入金が5億58百万円それぞれ減少したことが主な要因であります。純資産合計は前連結会計年度末から62億23百万円増加し402億76百万円となりました。これは公募増資等による新株式発行により資本金及び資本剰余金がそれぞれ15億69百万円増加したこと、ならびに、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により利益剰余金が22億36百万円増加したことが主な要因であります。 財政状態の主な安全性分析結果としては、当連結会計年度末の自己資本比率は前連結会計年度末に比べ5.5ポイント上昇の71.0%となり、流動比率は87.2ポイント上昇の423.5%となりました。当連結グループは引き続き健全な財政状態であると認識しております。 (2)経営成績の分析 ①当連結会計年度の概況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や企業収益が総じて堅調に推移したことを背景に、緩やかな回復基調で推移いたしました。また、人手不足の深刻化を背景に、賃上げの動きも継続いたしました。一方で、物価上昇の継続が個人消費に影響を及ぼし、持ち直しの動きには一部に弱さもみられました。さらに、為替市場における円安基調の継続に伴う輸入物価の上昇に加え、資源・エネルギー価格の変動や、中東情勢をはじめとする地政学的リスクの高まり、さらには海外経済の不確実性などもあり、先行きについては引き続き不透明な状況が続いております。 当連結グループが属する建設コンサルタント業界の経営環境は、2025年度の国土交通省予算における公共事業関係費が前年度と同水準で安定的に確保されているほか、補正予算と一体となった機動的な予算執行により実質的な事業費も維持されるなど、引き続き堅調に推移しております。また、「防災・減災、国土強靱化の推進」を背景としたインフラ老朽化対策等、当連結グループの事業に関連する分野については重点的な予算配分が継続されており、国内事業においては底堅い経営環境が続いております。 当連結グループは、このような状況の中、第6次中期経営計画の初年度となる当期におきまして、最終年度となる2028年5月期において、長期ビジョンにおける目標数値と同等の「売上高500億円、営業利益59億円、親会社株主に帰属する当期純利益39億円、自己資本利益率(ROE)10%以上」という各目標数値の達成に向け、1)基幹事業の拡充と新領域の開拓、2)海外ビジネス本格化への挑戦、3)バリューチェーンの強化、4)サステナビリティ経営の推進という4つの基本方針のもと、事業規模の拡大と企業価値向上に向けた各種施策に取り組んでまいりました。 これらの結果、当連結会計年度の経営成績は、受注高は458億1百万円(前連結会計年度比103.7%)、生産高は、手持ち業務の着実な消化に努めたことにより466億72百万円(同 108.2%)、売上高につきましては、大型案件を含む一部業務の工期延伸等などの影響もあり、465億86百万円(同 109.1%)となり、前連結会計年度実績を上回ったものの、期初の通期業績予想からやや下振れる結果となりました。 損益面においては、各種効率化施策により生産性向上に努めたものの、グループ会社における処遇改善に伴う人件費の上昇や、パートナー会社への発注単価見直しによる原価率の上昇を十分には吸収しきれなかったことに加え、プロダクトイノベーションの推進に伴う研究開発費の増加や「のれん」の償却費用等の発生により販売費及び一般管理費が増加したことも影響し、営業利益は46億69百万円(同 104.2%)、経常利益は48億25百万円(同 104.1%)となり、期初計画に対しては下回る結果となりましたが、親会社株主に帰属する当期純利益については、資本効率向上に向けた政策保有株式の縮減などの取組も寄与したこともあり、33億71百万円(同 105.3%)となり、期初計画と同水準を確保いたしました。 なお、売上高、売上総利益及び発注機関別の売上総利益の定量分析は以下の通りです。 売上高の定量分析 (単位:百万円、%) 業務別   前連結会計年度 (自 2024年6月1日 至 2025年5月31日)   当連結会計年度 (自 2025年6月1日 至 2026年5月31日)   変動 期首繰越受注残高 A   建設コンサルタント業務   25,748   27,373   1,625 調査業務   4,248   4,089   △159 合計   29,997   31,462   1,465 受注高 B   建設コンサルタント業務   37,067   35,559   △1,508 調査業務   7,103   10,242   3,138 合計   44,171   45,801   1,630 売上高 C   建設コンサルタント業務   33,472   36,468   2,995 調査業務   9,232   10,117   885 合計   42,705   46,586   3,880 期末繰越受注残高 D=A+B-C   建設コンサルタント業務   29,343   26,464   △2,878 調査業務   2,119   4,213   2,093 合計   31,462   30,677   △784 総業務量 E=A+B   建設コンサルタント業務   62,816   62,933   117 調査業務   11,352   14,331   2,978 合計   74,168   77,264   3,096 総業務量完成率 F=C÷E×100   建設コンサルタント業務   53.3   57.9   4.7 調査業務   81.3   70.6   △10.7 合計   57.6   60.3   2.7 売上高変動分析   総業務量変動 による要因   総業務量完成率変動による要因   合計 建設コンサルタント業務   62   2,933   2,995 調査業務   2,422   △1,537   885 合計   2,485   1,395   3,880 総業務量変動による要因=総業務量変動×前連結会計年度総業務量完成率 総業務量完成率変動による要因=当連結会計年度総業務量×総業務量完成率変動 (注) システム変更に伴い受注高の集計方法を変更しております。これに伴い、前連結会計年度の受注高についても当連結会計年度の集計方法にもとづき組替表示しております。これにより、前連結会計年度の受注高、期末繰越受注残高、総業務量はそれぞれ480百万円減少しております。 売上総利益の定量分析 (単位:百万円、%) 業務別   前連結会計年度 (自 2024年6月1日 至 2025年5月31日)   当連結会計年度 (自 2025年6月1日 至 2026年5月31日)   変動 売上高 A   建設コンサルタント業務   33,472   36,468   2,995 調査業務   9,232   10,117   885 合計   42,705   46,586   3,880 売上原価 B   建設コンサルタント業務   22,390   23,893   1,502 調査業務   6,062   6,987   925 合計   28,453   30,881   2,428 売上総利益 C=A-B   建設コンサルタント業務   11,082   12,574   1,492 調査業務   3,170   3,130   △39 合計   14,252   15,705   1,452 売上原価率 D=B÷A×100   建設コンサルタント業務   66.9   65.5   △1.4 調査業務   65.7   69.1   3.4 合計   66.6   66.3   △0.3 売上総利益率 E=C÷A×100   建設コンサルタント業務   33.1   34.5   1.4 調査業務   34.3   30.9   △3.4 合計   33.4   33.7   0.3 売上総利益変動分析   売上高変動 による要因   売上原価率変動 による要因   合計 建設コンサルタント業務   991   500   1,492 調査業務   304   △343   △39 合計   1,295   156   1,452 売上高変動による要因=売上高変動×前連結会計年度売上総利益率 売上原価率変動による要因=当連結会計年度売上高×売上総利益率変動 発注機関別の売上高、売上原価、売上総利益増減分析 (単位:百万円、%) 発注機関   前連結会計年度 (自 2024年6月1日 至 2025年5月31日)   当連結会計年度 (自 2025年6月1日 至 2026年5月31日)   変動 売上高 A   国土交通省   10,347   10,209   △137 都道府県   13,049   14,278   1,228 市区町村   7,002   8,013   1,010 その他   12,305   14,084   1,778 合計   42,705   46,586   3,880 売上原価 B   国土交通省   7,330   6,246   △1,083 都道府県   8,244   10,306   2,061 市区町村   4,817   5,062   244 その他   8,060   9,266   1,205 合計   28,453   30,881   2,428 売上総利益 C=A-B   国土交通省   3,016   3,963   946 都道府県   4,805   3,972   △832 市区町村   2,185   2,951   765 その他   4,244   4,818   573 合計   14,252   15,705   1,452 売上原価率 D=B÷A×100   国土交通省   70.8   61.2   △9.7 都道府県   63.2   72.2   9.0 市区町村   68.8   63.2   △5.6 その他   65.5   65.8   0.3 合計   66.6   66.3   △0.3 売上総利益率 E=C÷A×100   国土交通省   29.2   38.8   9.7 都道府県   36.8   27.8   △9.0 市区町村   31.2   36.8   5.6 その他   34.5   34.2   △0.3 合計   33.4   33.7   0.3 売上総利益変動分析   売上高変動 による要因   売上原価率変動 による要因   合計 国土交通省   △40   986   946 都道府県   452   △1,285   △832 市区町村   315   450   765 その他   613   △40   573 合計   1,341   111   1,452 売上高変動による要因=売上高変動×前連結会計年度売上総利益率 売上原価率変動による要因=当連結会計年度売上高×売上総利益率変動 (3)生産、受注及び販売の実績 当連結グループは「総合建設コンサルタント事業」の単一セグメントでありますが、生産、受注及び販売の実績については、建設コンサルタント業務、調査業務の2業務に区分して記載しております。 ①生産実績 業務別   当連結会計年度 (自 2025年6月1日 至 2026年5月31日) 金額(百万円)   前年同期比(%) 建設コンサルタント業務   36,382   103.9 調査業務   10,290   126.5 合計   46,672   108.2 (注) 上記の金額は販売価格に生産進捗率を乗じて算出しております。 ②受注実績 業務別   当連結会計年度 (自 2025年6月1日 至 2026年5月31日) 受注高   受注残高 金額(百万円)   前年同期比(%)   金額(百万円)   前年同期比(%) 建設コンサルタント業務   35,559   95.9   26,464   90.2 調査業務   10,242   144.2   4,213   198.8 合計   45,801   103.7   30,677   97.5 ③販売実績 業務別   当連結会計年度 (自 2025年6月1日 至 2026年5月31日) 金額(百万円)   前年同期比(%) 建設コンサルタント業務   36,468   108.9 調査業務   10,117   109.6 合計   46,586   109.1 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は以下のとおりであります。 前連結会計年度 (自 2024年6月1日 至 2025年5月31日)   当連結会計年度 (自 2025年6月1日 至 2026年5月31日) 相手先   販売高(百万円)   割合(%)   相手先   販売高(百万円)   割合(%) 国土交通省   10,347   24.2   国土交通省   10,209   21.9 (4)経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当連結グループは、2030年度を見据えた長期ビジョン「E・J—Vision2030」を作成し、併せて、直面している課題への対応とビジョン達成に向けた最初のステップとして、2021年度をスタート年とする第5次中期経営計画(2021年度~2024年度)を、2021年7月に策定いたしました。その後の状況を踏まえ、長期的な成長に向けた新中期計画である第6次中期経営計画「E・J-Plan2027」(2025年度~2027年度)を、2025年7月に新たに策定いたしました。 目標とする経営指標は、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)目標とする経営指標及び(3)中長期的な会社の経営戦略」に記載のとおりであります。 第6次中期経営計画の初年度である当連結会計年度においては、以下のとおりであります。 指標(連結)   2028年5月期 (目標)   2026年5月期 (実績)   達成状況 目標比(%) 売上高   (百万円)   50,000   46,586   93.2% 営業利益   (百万円)   5,900   4,669   79.1% 親会社株主に帰属する当期純利益   (百万円)   3,900   3,371   86.4% 自己資本利益率(ROE)   (%)   10%以上   9.1%   - (5)キャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ36億74百万円増加し、239億11百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは30億54百万円の資金増(前連結会計年度は41億35百万円の増加)となり、前連結会計年度と比べ10億81百万円減少となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益50億15百万円、減価償却費9億25百万円、売上債権及び契約資産の減少4億69百万円、契約負債の減少10億79百万円、法人税等の支払20億27百万円によるものであります。 また、前連結会計年度と比べての増減要因は、主に売上債権及び契約資産の増減額が14億99百万円、契約負債の増減額が15億17百万円、法人税等の支払額が7億25百万円それぞれ変動したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは7億5百万円の資金減(前連結会計年度は79億9百万円の減少)となり、前連結会計年度と比べ72億4百万円増加となりました。 これは主に、定期預金の払戻により9億7百万円増加した一方で、定期預金の預入により4億31百万円、有形固定資産の取得により8億21百万円、無形固定資産の取得により3億80百万円それぞれ減少したことによるものであります。 また、前連結会計年度と比べての増減要因は、主に定期預金の払戻による収入が5億97百万円変動したことによるもののほか、前連結会計年度に生じた連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出66億23百万円が無くなったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは13億24百万円の資金増(前連結会計年度は59億44百万円の増加)となり、前連結会計年度と比べ46億19百万円減少となりました。 これは主に、長期借入金の返済により5億47百万円、配当金の支払いにより11億33百万円それぞれ減少した一方で、株式の発行により31億17百万円増加したことによるものであります。 また、前連結会計年度と比べての増減要因は、主に長期借入れによる収入が76億14百万円変動したことによるもののほか、当連結会計年度に株式の発行による収入31億17百万円が生じたことによるものであります。 なお、当連結会計年度において、営業活動によるキャッシュ・フローから投資活動によるキャッシュ・フローを差し引いたフリー・キャッシュ・フローは、23億49百万円の資金増となり、良好な状況であったと認識しております。 (6)資本の財源及び資金の流動性 当連結グループの運転資金需要のうち主なものは、製造原価、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的等とした資金需要は、主に設備投資等によるものであります。 当連結グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資等に関しては自己資金及び金融機関からの長期借入を基本としております。 なお、当連結会計年度末における有利子負債の残高は69億67百万円となっております。 (7)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当連結グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成にあたっては、経営者による会計方針の選択と適用、決算日における資産、負債及び会計期間における収益、費用のそれぞれの金額並びに開示に影響を与える事項についての見積りを必要とします。当該見積りについては、過去の実績や現在の状況に応じて継続して評価を行っておりますが、見積り特有の不確実性が存在するため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。 当連結グループの連結財務諸表において採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しておりますが、特に以下の会計方針は当連結グループの連結財務諸表作成においては重要であると考えております。 ①繰延税金資産 繰延税金資産は将来の課税所得を合理的に見積もって、回収可能性を慎重に検討し計上しております。将来の課税所得の見積額に変更が生じた場合、繰延税金資産が増額又は減額する可能性があり、当連結グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ②固定資産の減損 資産を用途により事業用資産、賃貸用資産及び遊休資産に分類しております。事業用資産については管理会計上の区分に基づき、賃貸用資産及び遊休資産については個別物件単位でグルーピングを行っております。収益性が著しく低下した資産グループが生じた場合、固定資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額する可能性があり、当連結グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ③受注損失引当金 受注業務に係る将来の損失に備えるため、当連結会計年度末の未成業務の内、損失の発生が見込まれ、かつ、その金額を合理的に見積もることができる業務については損失見込額を計上することとしております。損失見込額が多額となる場合には、当連結グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ④のれんの減損 当連結グループは、のれんについて、その効果の発現する期間を見積り、その期間で均等償却しております。また、その資産性について子会社の業績や事業計画等を基に検討しており、将来において当初想定していた収益が見込めなくなった場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上する可能性があり、当連結グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

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出典

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