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日経平均64,167.87-158NYダウ53,061.95+295ドル円158.81+0NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+51毎時更新

サンコーテクノ

SANKO TECHNO CO,.LTD.3435 · Standard · 金属製品

コンクリートへのあと施工アンカーを主力とする締結資材メーカー。高層ビルから土木構造物まで、建築・土木のあらゆる固定ニーズに応える。

概要

サンコーテクノは、あと施工アンカーを中核とする建設資材メーカーである。1964年に創業、1996年に現社名に変更。2024年3月期の連結売上高は211億円、従業員850人。千葉県流山市に本社を置き、ファスニング事業と機能材事業の2セグメントで事業を展開する。

二つの事業セグメント:ファスニングと機能材

サンコーテクノは、ファスニング事業と機能材事業の2セグメントで構成される。ファスニング事業は売上高の約8割を占め、あと施工アンカーを中心にドリル、ファスナー、耐震補強、太陽光関連、電動油圧工具、微細ねじ・シャフトを扱う。機能材事業はFRPシート、アルコール検知器、電子プリント基板、包装・物流機器などを展開する。2024年3月期のセグメント売上高はファスニング事業172億円、機能材事業45億円である。

連結売上高の推移と収益性

2013年3月期の売上高は151億円だったが、2024年3月期には211億円へと約4割増加した。同期間の当期純利益は4億円から17億円に拡大している。2023年3月期には売上高206億円、純利益14億円と過去最高を更新。2025年3月期の計画は売上高213億円、営業利益13億円、純利益11億円。売上高経常利益率を重視し、中期計画では売上高240億円、利益率8%を目標とする。

国内外の拠点とグループ会社

本社を千葉県流山市に置き、国内には札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡など主要都市に支店・営業所を持つ。海外子会社として、1988年設立のタイのSANKO FASTEM (THAILAND)と、1991年設立の台湾の三幸商事顧問がある。かつて米国にも現地法人を設けたが2001年に撤退。グループには株式会社スイコー、株式会社IKK、甲府精鋲など15の連結子会社と1社の関連会社が属する。

技術開発と品質管理への取り組み

創業翌年の1965年にオールアンカーの実用新案を出願し、生産体制に入った。1972年には東京都足立区に技術研究所を開設。2001年に流山工場にテクノL&Iセンター(研修・展示施設)、2002年にカスタマーテクノセンター(開発・相談窓口)を開設。品質面では1998年に表面処理部でISO14001、2001年にISO9001を取得。タイの子会社でもISO認証を取得している。

業界の中での役割は建設資材サプライヤー、締結技術プロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
218億円
営業利益
18億円
営業利益率
8.3%
純利益
16億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
ファスニング 事業172億円79.3%26億円15.1%
機能材事業45億円20.7%1億円2.2%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01建築・土木主力

あと施工アンカーを中心とする建設資材を企画開発から製造・販売・施工ツールまで一貫して提供。高層ビルや工場などの建築物から、ダム・橋梁・高速道路といった土木構造物、内外装や照明器具の取付けまで幅広い用途に対応する。耐震補強事業では締結技術を応用した工法提案と施工管理も行う。

主な製品・サービス4
あと施工アンカー
コンクリートが固まった後にドリルで孔をあけてモノを固定するための締結部材。金属系・接着系・プラスチック系などがあり、建築・土木の幅広い用途で使用される。
ドリル
アンカーの締結機能を最大限に引き出すための各種ドリル。配管等を通すための大口径ドリルも取り扱う。
ファスナー
壁や屋根を取り付ける際のドリルねじを「軽量物ファスナー」として総称。建物の美観を保つ品質と作業効率を追求した製品。
耐震補強工法
あと施工アンカーをはじめとする締結技術を応用し、各種構造物の耐震補強工法を提供。材料や施工工具の選定・施工方法のアドバイスから施工管理まで一貫して行う。

02太陽光発電準主力

ソーラーパネル設置時にあと施工アンカーを応用し、架台をコンクリート陸屋根や地盤に安全に留め付ける工法を開発。施工指導と施工管理を提供する。

主な製品・サービス1
太陽光パネル架台固定工法
あと施工アンカー技術を応用し、ソーラーパネルの架台をコンクリート陸屋根や地盤に固定する工法。安全な設置を支援する。

03電子機器・自動車部品準主力

子会社の甲府精鋲にて、電子機器のファンモーターやハードディスク向け、自動車のドア周辺向けの微細なねじ・シャフト等を製造・販売。精密部品サプライヤーとしての機能も担う。

主な製品・サービス1
微細ねじ・シャフト
電子機器のファンモーターやハードディスク、自動車のドア周辺部品に使用される精密なねじやシャフト。

04各種工業用途(機能材)準主力

FRPシート関連(紫外線硬化型)の製造・販売、アルコール検知器等の測定器、電動油圧工具の製造・販売、電子プリント基板の設計からマウントまでの一貫製造、包装・物流関連機器の製造・輸入・販売を展開。各子会社が専門分野を担当する。

主な製品・サービス4
FRPシート
紫外線を照射して硬化する繊維強化プラスチック製のシート。補強用途などに使用される。
アルコール検知器
呼気中のアルコール濃度を測定する機器。
電子プリント基板
車両の表示板や観測機、コンピューター周辺機器・通信機器向けのプリント基板を設計からマウントまで一貫製造。
包装・物流関連機器
プラスチック成形機や包装機を輸入・販売。

05建設・土木向け電動油圧工具副次

子会社の株式会社IKKにて、鉄筋カッターやベンダー等の電動油圧工具を製造・販売。建設・土木現場での鉄筋加工に使用される。

主な製品・サービス2
鉄筋カッター
鉄筋を切断するための電動油圧工具。
ベンダー
鉄筋を曲げるための電動油圧工具。

製品と技術

あと施工アンカー:コンクリート用のねじ

あと施工アンカーは、コンクリートが固まった後にドリルで孔を開け、そこに挿入して固定する部材である。ねじや釘のように使われ、高層ビル、工場、ダム、橋梁、高速道路から照明器具の取り付けまで幅広く用いられる。当社は金属系、接着系、プラスチック系のアンカーを製造・販売する。1965年に出願したオールアンカーが最初の製品であり、その後も改良を重ねている。

ドリルとファスナー:取り付けを支える周辺製品

アンカーの性能を最大限引き出すには適切なドリルが不可欠である。当社はアンカー用途に合わせた各種ドリルを製造するほか、配管を通す大口径ドリルも取り扱う。また、ファスナー(ドリルねじ)は壁や屋根の取り付けに使用され、美観を保つ品質が求められる。これらはいずれもファスニング事業の中核製品であり、顧客の作業効率向上に貢献する。

耐震補強と太陽光関連:締結技術の応用

あと施工アンカーの締結技術を応用し、耐震補強工法と太陽光パネル設置工法を提供する。耐震補強では材料選定から施工管理まで有資格者が対応。太陽光関連では、コンクリート陸屋根や地盤に架台をアンカーで固定する工法を開発し、施工指導と管理を行う。これらはファスニング事業の一部であり、社会の安全と再生可能エネルギー導入に寄与する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

金属製品のなかでの位置

金属製品加工で中位、収益改善中

金属製品業界に属し、売上高210億円前後と同業他社(稲葉製作所など)と比較して中規模。直近2期の営業利益率は6.1%→8.3%と上昇傾向で、収益性が改善している。競合の日本調理機やテクニスコも同規模だが、同社は2026年3月期に売上高218億円、営業利益率8.26%と増収増益を見込む。業界内では安定した需要を持つが、国内市場中心であるため海外展開は限定的。

強み

  • 営業利益率が6.1%から8.3%へ上昇、収益力が強化されている。
  • 210億円台の売上を維持、業界内で一定の地位を確保。
  • 利益率向上からコスト管理が奏功していると推察される。
  • 金属製品は国内需要が安定しており、リスク分散に寄与。

課題

  • 国内依存が高く、成長市場である海外への進出が進んでいない。
  • 同業他社と比較して明確な競争優位性が見えづらい。
  • 売上高の伸びが緩やかで、大幅な成長は期待しにくい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

金属製品の時価総額近傍。太字がサンコーテクノ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
15942日本フイルコン142億円
22962テクニスコ135億円2408.2倍
35958三洋工業135億円9.5倍
43441山王135億円9.8倍
53435サンコーテクノ131億円7.4倍
65921川岸工業131億円10.6倍
73434アルファCo127億円8.6倍
83444菊池製作所123億円116.5倍
95915駒井ハルテック123億円34.3倍
105906エムケー精工119億円4.6倍
115955ワイズホールディングス117億円29.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 43件

オールアンカーの開発と創業期(1964-1967)

1964年5月、東京都台東区上根岸に建設用鋲打ち銃・ピン・アンカーなどの販売を目的として三幸商事株式会社を設立。1965年12月、オールアンカーの実用新案を出願し、生産体制に入る。1966年6月には千葉県流山市に製造子会社・三幸工業を設立し、1967年2月にオールアンカーの全国販売を開始した。

全国販売網の整備と代理店制度(1968-1978)

1968年3月に名古屋営業所、5月に大阪営業所を設置し、同年8月にはオールアンカーの代理店制度を確立して全国販売体制を整えた。その後、仙台(1975年)、札幌(1975年)、福岡(1976年)、岡山(1978年)と各地に営業所を開設。1980年代に入っても横浜、広島、静岡、金沢などへの拡大を続け、営業網を拡充した。

海外進出と現地法人の設立(1988-1991)

1988年3月、米国ロサンゼルスにSANKO FASTEM USA INC.を設立。同年7月にはタイ・バンコクにSANKO FASTEM (THAILAND) LTD.を設立し、アジアでの生産拠点を確保。1991年10月には台湾に三幸商事顧問股份有限公司を設立した。しかし米国法人は業績が振るわず、2001年3月に撤退。タイと台湾の子会社は連結対象として継続している。

三幸商事と三幸工業の合併(1996)

1996年4月、販売会社の三幸商事と製造会社の三幸工業が合併し、サンコーテクノ株式会社が発足。存続会社は三幸商事で、商号を変更した。これにより販売と製造の一体化が図られた。1998年5月には千葉県流山工業団地に中央物流センターを開設し、物流体制を強化。同年10月には表面処理部でISO14001認証を取得するなど品質管理にも注力した。

M&Aによる事業多角化(2001-2004)

2001年6月に加藤金属株式会社を吸収合併し事業用資産の有効活用を図る。2002年4月には株式会社エヌ・ティ・シーを吸収合併しFRP樹脂営業を拡大。2003年7月には株式会社スイコーを子会社化し電子基板事業に進出。2004年9月には石原機械工業株式会社を子会社化しドリル製品群を強化。これらのM&Aによりグループの事業領域が拡大した。

株式上場と中期経営計画(2005-現在)

2005年6月、ジャスダック証券取引所に株式を上場。資本市場からの資金調達が可能となった。上場後もグループ再編や新製品開発を進め、2016年3月期よりセグメントをファスニング事業と機能材事業の2区分に再編。2025年3月期からは新中期経営計画「S.T.G Vision2026」をスタートし、売上高240億円、経常利益率8%を目標に掲げている。

年表43件を開く

1960年代

  • 1964年5月創業東京都台東区上根岸にて建設用鋲打ち銃・ピン・アンカー・工具などの販売を目的に三幸商事株式会社を設立
  • 1965年12月オールアンカー実用新案出願 生産体制に入る
  • 1966年6月本社を東京都台東区下谷3丁目16番地15号に移転
  • 1966年6月創業千葉県流山市にオールアンカー製造のため三幸工業株式会社を設立
  • 1967年2月オールアンカー全国販売開始
  • 1968年3月愛知県名古屋市に名古屋営業所(現・名古屋支店)を設置
  • 1968年5月大阪府東大阪市に大阪営業所(現・大阪支社)を設置
  • 1968年8月オールアンカー代理店制度確立(全国販売)

1970年代

  • 1972年7月東京都足立区に技術研究所を開設(新商品の開発に重点)
  • 1974年4月本社を東京都荒川区東日暮里6丁目に移転
  • 1975年7月宮城県仙台市に仙台営業所(現・仙台支店)を設置
  • 1975年8月北海道札幌市に札幌営業所(現・札幌支店)を設置
  • 1976年10月福岡県福岡市に福岡営業所(現・福岡支店)を設置
  • 1978年10月岡山県岡山市に岡山営業所を設置

1980年代

  • 1982年4月東京都台東区に根岸分室(本社機能)を設置
  • 1983年4月神奈川県横浜市に横浜営業所を設置
  • 1985年10月東京都荒川区東日暮里1丁目に本社を移転
  • 1986年2月広島県広島市に広島営業所(現・広島支店)を設置
  • 1986年4月鹿児島県鹿児島市に鹿児島営業所を設置
  • 1987年6月静岡県静岡市に静岡営業所を設置
  • 1987年7月千葉県流山市に配送センターを開設
  • 1987年10月石川県金沢市に金沢営業所を設置
  • 1988年3月創業USAロサンゼルスにSANKO FASTEM USA INC.を設立(2001年3月撤退)
  • 1988年7月タイ王国バンコクにSANKO FASTEM(THAILAND)LTD.を設立(連結子会社)
  • 1989年10月新潟県三条市に新潟営業所を設置

1990年代

  • 1990年10月香川県高松市に高松営業所を設置
  • 1991年10月中華民国(台湾)に三幸商事顧問股 份 有限公司を設立(連結子会社)
  • 1993年3月岡山県岡山市に西部物流センター開設
  • 1996年4月M&A三幸商事株式会社と三幸工業株式会社が合併 新会社名 サンコーテクノ株式会社(三幸商事株式会社が存続会社)
  • 1998年5月千葉県流山工業団地流山工場に中央物流センターを開設
  • 1998年10月ISO14001認証取得(表面処理部)

2000年代

  • 2001年3月ISO9001認証取得
  • 2001年5月千葉県流山市の流山工場にテクノL&Iセンターを開設(研修センター・展示場)
  • 2001年6月M&A加藤金属株式会社を吸収合併(事業用資産の有効活用)
  • 2001年7月SANKO FASTEM(THAILAND)LTD.でISO14001認証取得
  • 2001年12月三幸産業株式会社から営業権を譲受(福岡支店担当)
  • 2002年3月株式会社サンオーを持分法適用関連会社にする サンテック株式会社を持分法適用関連会社にする
  • 2002年4月M&A株式会社エヌ・ティ・シーを吸収合併(FRP樹脂営業拡大)
  • 2002年6月千葉県流山市工業団地にカスタマーテクノセンター開設(開発部隊集結・お客様相談窓口)
  • 2003年4月SANKO FASTEM(THAILAND)LTD.でISO9001認証取得
  • 2003年7月M&A事業の多角化を図るため株式会社スイコーを子会社化する(連結子会社)
  • 2004年9月M&Aドリル製品群の強化と拡大を図るため、石原機械工業株式会社(現・株式会社IKK)を子会社化する(連結子会社)
  • 2005年6月上場ジャスダック証券取引所に株式を上場

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で850人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は539万円で、9期前と比べて+2.4%平均年齢は40.6歳、平均勤続年数は12.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月556
2018年3月559
2019年3月52641.414.8571
2020年3月50841.214.2583
2021年3月50040.713.6572
2022年3月53040.913.7599
2023年3月52340.813.3627
2024年3月51440.412.6682
2025年3月52740.612.6713182
2026年3月53940.612.5850212

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率83.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)74.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社14(国内 11 / 海外 3、うち連結子会社 14) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
流山事業所 — 千葉県流山市1,842百万円
ファスニング 事業 機能材事業 その他
大阪支社 — 大阪府東大阪市884百万円
ファスニング 事業
ファスニング事業 — 株式会社IKK (静岡県沼津市)746百万円
野田工場 — 千葉県野田市409百万円
ファスニング 事業
機能材事業 — 成光産業株式会社(東京都杉並区)401百万円
広島支店 — 広島市佐伯区369百万円
ファスニング 事業
ファスニング 事業 — 日本メカニック株式会社(茨城県稲敷郡)291百万円
本社事業 所 — タイ 王国250百万円
ファスニング 事業
機能材事業 — アキヤ電気株式会社(埼玉県鴻巣市)227百万円
ファスニング 事業 — 新光ナイロン株式会社(大阪府東大阪市)225百万円
ほか11件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    SANKO FASTEM(THAILAND)LTD. (注)2
    タイ王国(バンコク) · 連結子会社
    議決権84.5%
  • 国内
    三幸商事顧問股 份 有限公司
    中華民国(台北) · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SANKO FASTEM(VIETNAM)LTD. (注)2
    ベトナム社会主義共和国(ハノイ) · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日本メカニック株式会社
    茨城県稲敷郡阿見町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    新光ナイロン株式会社(注)2
    大阪府東大阪市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社IKK (注)2
    静岡県沼津市 · 連結子会社
    議決権99.9%
  • 国内
    甲府精鋲株式会社
    山梨県中巨摩郡昭和町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    KOHBYO(THAILAND)CO.,LTD. (注)2
    タイ王国(チョンブリ) · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社スイコー
    千葉県流山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    浦和電研株式会社
    埼玉県さいたま市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    成光産業株式会社(注)2
    東京都杉並区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社WDS
    東京都荒川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社2社を開く
  • 株式会社光洋東京都台東区100%
  • アキヤ電気株式会社埼玉県鴻巣市100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は218億円営業利益18億円前期と比べると増収増益で、売上が+2.3%、利益が+38.5%。

売上高
+2.3%
218億円
営業利益
+38.5%
18億円
純利益
+45.5%
16億円
営業利益率
8.3%
前期比 +2.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高240億円218億円
営業利益18億円18億円
純利益13億円16億円
1株あたり配当¥46¥46

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は56億円、営業利益は5億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+16.7%、営業利益は+25.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q564
2024年1Q4848.35
2024年2Q54611.14
2024年3Q56610.75
2024年4Q533
2025年2Q10176.96
2025年4Q11265.45
2026年2Q10376.86
2026年4Q115119.610
2027年1Q5658.94

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は151億円から218億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は8.3%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月15184
2014年3月172159
2015年3月1781511
2016年3月166138
2017年3月155118
2018年3月163128
2019年3月170139
2020年3月1851510
2021年3月1791510
2022年3月1871711
2023年3月2061914
2024年3月2112017
2025年3月21313136.111
2026年3月21818198.316

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高218億円のうち、営業利益として残るのは18億円8.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は16億円、売上の7.3%にあたる。営業利益率は業種中央値5.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金68.3%149億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金23.4%51億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.3%18億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
31.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.0pt
8.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.1pt
7.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.4pt
8.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが14億円、投資CFが−8億円で、差し引きのフリーCFは6億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は47億円で、売上の2.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月6−4−4212
2014年3月14−2−71216
2015年3月11−3−8816
2016年3月12−3−10916
2017年3月9−6−3315
2018年3月7−2−6514
2019年3月9−3−8613
2020年3月14−5−1922
2021年3月9−2−6724
2022年3月13−8−5523
2023年3月3−51−223
2024年3月14−1611−232
2025年3月15−146139
2026年3月14−80647

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は288億円。このうち返さなくてよい自己資本が203億円で、自己資本比率は69.4%(業種中央値59.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月141736850.8
2014年3月148836554.9
2015年3月152965661.4
2016年3月1471024567.2
2017年3月1531084569.3
2018年3月1581164271.9
2019年3月1611233875.2
2020年3月1771314672.5
2021年3月1771364175.2
2022年3月1931454873.8
2023年3月2091595074.4
2024年3月2461767070.0
2025年3月2661877869.2
2026年3月2882038469.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
48億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
180億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
42億円
在庫として抱えている分
負債合計
84億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
87
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率17 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

金属製品 87社との比較

同じ金属製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率87社中22位あたり、逆に低いのは売上成長率87社中38位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.3%/中央値 5.9%
P25 2.5%P75 8.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
8.3%/中央値 5.3%
P25 2.5%P75 8.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
69.4%/中央値 59.8%
P25 47.8%P75 70.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.4%/中央値 1.9%
P25 -1.7%P75 3.9%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.1%/中央値 3.0%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,494で、1年前と比べて+21.6%過去52週の値幅のなかでは99%の位置にある。

¥1,494-0.1%1ヶ月+5.9%1年+21.6%時価総額131億円
過去52週の値幅
安値¥1,210高値¥1,498

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.4倍
PER (会社予想)9.5倍
PBR0.59倍
配当利回り3.08%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で-2.1%とやや軟調。25日移動平均線(1418.88円)とほぼ同水準。52週高値(1498円)から5.3%下回る。出来高は平均2000株未満と低調。週足は緩やかな下降トレンド。75日線(1372.28円)は上回っており、中期的には底堅い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PER 7.1倍、PBR 0.56倍と同業平均(PER 18.2倍、PBR 1.09倍)を大幅に下回り極めて割安。ROE 8.31%は業界平均並みで安定。配当利回り2.96%は平均より低いが、配当性向27.8%で増配余力あり。2026年は増収増益見込みで成長期待。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.4倍49.7倍
PER (予想)9.5倍
PBR0.59倍1.13倍
ROE8.3%6.3%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

金属加工の安定企業。2026年3月期に営業利益率が6.1%→8.26%へ改善見込み。強気派は、収益性改善とPER7倍の割安感を評価。弱気派は、売上成長が鈍く、金属需要の変動リスクを懸念。PBR0.56倍と解散価値割れだが、成長期待は薄い。

プラスに働く材料7
  • 収益性改善計画

    営業利益率が6.1%→8.26%へ上昇予想。コスト改善効果。

  • 割安バリュエーション

    PER7.1倍、PBR0.56倍。配当利回り2.96%。

  • 安定したキャッシュフロー

    過去数年は黒字維持。特別損失のリスク低い。

  • 収益性改善で営業利益増加2026年3月期影響

    営業利益18億円(前年比+38%)、営業利益率8.26%に改善

  • PBR0.56倍の割安感継続影響

    PBR0.56倍と解散価値割れ、株主還元強化で是正期待

  • 主要顧客需要回復の追い風2026年下期影響

    自動車・建設向け生産増で受注増加、売上高218億円見通し

  • 高配当利回り2.96%の魅力継続影響

    配当利回り2.96%は安定、増配余地あり(利益成長率38%)

マイナスに働く材料7
  • 低成長事業

    売上伸び率は前期比+2%程度。市場の成熟感。

  • 金属価格変動リスク

    原材料価格高騰が利益を圧迫。営業利益率は過去に変動。

  • 競争の激しさ

    金属加工は参入障壁低く、価格競争に晒されやすい。

  • 原材料価格高騰による利益圧迫継続影響

    鋼材・非鉄金属価格上昇で原価率上昇、営業利益下振れリスク

  • 円高進行で輸出競争力低下為替次第影響

    対ドル1円安で営業利益約0.1億円影響(推定)

  • 競合激化による受注単価低下不定影響

    金属加工業界の需給緩和で受注単価低下、利益率圧迫

  • 業績予想未達リスク決算発表後影響

    FY2026営業利益18億円予想、達成度次第で株価調整

次の決算で確かめる点
営業利益率
利益率改善が計画通り進むかが焦点。
売上高成長率
低成長が続くか、新規需要開拓が進むか。
受注高
金属需要の先行指標。設備投資動向を反映。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり46で、前期から+10.5%いまの株価に対する利回りは3.08%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥46
1株あたり
配当利回り
3.08%
いまの株価に対して
配当性向
27.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2026.8
2018年3月2210.025.5
2019年3月249.125.8
2020年3月268.328.5
2021年3月260.027.2
2022年3月287.726.5
2023年3月307.118.9
2024年3月3413.320.8
2025年3月3811.833.6
2026年3月4210.527.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥46

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,834人。区分でいちばん多いのは個人・その他69.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が23.8%を占め、残る76.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他71.171.671.370.168.769.7
事業法人18.918.918.818.819.319.3
自己株式10.19.99.99.79.69.5
外国法人4.33.43.85.45.25.6
金融機関5.35.35.34.75.84.5
証券会社0.30.70.80.90.80.8
外国人個人0.10.20.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01洞下 英人13.61
02東京中小企業投資育成株式会社8.23
03有限会社サンワールド7.78
04サンコーテクノ社員持株会3.68
05新井 栄2.38
06佐藤 静男2.18
07洞下 正人2.15
08株式会社みずほ銀行2.04
09佐久間 菊子1.78
10SINOPACSEC (常任代理人 日産証券株式会社)1.46

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+85%、1株純資産は14期で+43%。直近期のROEは8.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1091,7576.412.122.9
2014年3月1121,00011.910.615.2
2015年3月1371,14712.89.313.1
2016年3月1001,2188.47.923.2
2017年3月971,3027.79.126.8
2018年3月981,3937.314.425.5
2019年3月1151,4788.19.525.8
2020年3月1241,5838.17.428.5
2021年3月1281,6957.97.327.2
2022年3月1361,8067.87.126.5
2023年3月1771,9739.45.518.9
2024年3月2202,18210.66.920.8
2025年3月1412,3256.28.433.6
2026年3月2012,5218.36.527.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額135百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
洞下英人代表取締役社長611,190,284
洞下正人常務取締役64188,180
畠中竜二取締役614,200
角谷義隆取締役596,900
甲斐一起取締役596,300
岩城龍夫取締役(監査等委員)722,600
佐藤靖取締役(監査等委員)6621,300
田村茂雄取締役(監査等委員)59
渡邊光太郎6214,500

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5938910922
監査等委員313134
監査等委員313134

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,719字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社15社、関連会社1社により構成され、アンカー、ドリル、ファスナー、微細なねじ・シャフト等の製造・販売及び耐震補強事業、各種維持・保全事業、太陽光関連事業等を担う「ファスニング事業」、FRPシート関連及び各種測定器、電動油圧工具等の製造・販売、電子プリント基板の製造・販売、並びに包装・物流関連機器の製造・輸入・販売を担う「機能材事業」を主な事業として取り組んでおります。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、以下に示す区分はセグメントの区分と同一であります。 (1) ファスニング事業 あと施工アンカーを中心とするドリル、ファスナー等の建設資材の企画開発・原材料調達から製造・販売・施工ツールに至る一貫した価値を創造し、顧客に提供しております。また、耐震補強事業、各種維持・保全事業、太陽光関連事業の工事関連の施工管理のほか、電動油圧工具関連や電子機器用・自動車用の微細なねじ・シャフト部品の事業を行っております。 ① あと施工アンカー あと施工アンカーとは、コンクリートに何かを取り付ける(又は固定する)ときに使用される、言わばコンクリート用のねじや釘のようなものであります。コンクリートが固まった後にドリルで孔をあけ、あとからモノを固定するので「あと施工アンカー」と呼ばれます。あと施工アンカーは、その性質により金属系アンカーと接着系アンカー、その他(プラスチック系等)のアンカーに分類されます。その用途は、高層ビルや工場等の建築物から、ダム・橋梁・高速道路といった土木構造物、さらには内外装の取付けから照明器具の取付けに至るまで幅広く多岐にわたります。 ② ドリル アンカーの用途に応じて締結機能を最大限に引き出すための各種ドリルを製造するとともに、配管等を通すために大きな孔を開ける大口径ドリルを取り扱っております。 ③ ファスナー 壁や屋根を取り付ける際のドリルねじ(留め具)を、当社では「軽量物ファスナー」と総称しております。建物の美観を保つ上で欠かせないファスナー自体の品質と、作業効率を追求した製品を取り扱っております。 ④ 耐震補強事業 あと施工アンカーをはじめとする締結技術を応用して、各種構造物の耐震補強工法等に活用しております。当社では、材料や施工工具の選定・施工方法等のアドバイスと、製商品の供給から施工管理まで、幅広いサービスを有資格者が提供しております。 ⑤ 太陽光関連事業 ソーラーパネルを設置する際に、あと施工アンカーをはじめとする締結技術を応用し、架台をコンクリート陸屋根や地盤に安全に留め付ける工法を開発しました。当社では、施工指導とともに施工管理をしております。 ⑥ 電動油圧工具関連事業 株式会社IKK(連結子会社)において、鉄筋カッターやベンダー等の製造・販売を行っております。 ⑦ 微細ねじ・シャフト類の製造販売事業 甲府精鋲株式会社(同)において、電子機器のファンモーターやハードディスク向け、自動車のドア周辺向けに使用するねじ・シャフト等の製造・販売を行っております。 (2) 機能材事業 紫外線を照射して硬化する繊維強化プラスチック(FRP :Fiber-Reinforced Plastics) 製のシート関連の製造・販売、アルコール検知器等の製造・販売及び車両の表示板や観測機、コンピューター周辺機器・通信機器向けの電子プリント基板関連の製造・販売、並びに包装・物流関連機器の製造・輸入・販売を行っております。電子プリント基板関連は、株式会社スイコー(同)、浦和電研株式会社(同)、株式会社光洋(同)及びアキヤ電気株式会社(同)において、設計からマウントまでの一貫した製造・販売を行っております。包装・物流関連機器は、成光産業株式会社(同)において、主にプラスチック成形機及び包装機の輸入・販売を行っております。 ※報告セグメント対象外 株式会社イーオプティマイズ(非連結子会社) 販売促進ツールの制作や、IT関連のシステム販売を行っております。
経営方針・対処すべき課題2,395字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、“奉仕は真価の追求なり、啓発は未来の追求なり、協調は繁栄の追求なり”を経営理念とし、主に建設資材分野において、時代の要請に適合した価値ある製品・工法等を創り・活かしながら、人々がより安心して暮らせる社会の実現を目指しております。“人のお役に立つために、創造提案型企業をめざす”を基本方針として掲げ、経営を推進しております。 (2)中長期的な経営戦略 当社グループは、2016年3月期第1四半期よりセグメント区分を「ファスニング事業」、「機能材事業」の2つの事業に再編し、営業体制の強化や事務作業の効率化のほか、顧客の要望に即応できる「一気通貫体制」、環境の変化に即応できる「フレキシブル体制」へと組織の再編を進めてまいりました。2025年3月期よりスタートした新中期経営計画「S.T.G Vision2026」“私たちは、安全・安心・環境・健康をキーワードに事業拡大とニッチトップを実現します”(最終年度2027年3月期)のもと、「人財育成」、「全体最適化」、「新事業創出」をはじめとした経営課題への取組みを通じて、企業価値の向上に努めております。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、主な経営指標として売上高、売上高経常利益率を重視するほか、経営資源の有効活用や、さらなるコスト意識をもち、総資産利益率(ROA)・自己資本利益率(ROE)を重視しております。経営上の目標値については、上述(2)の「S.T.G Vision2026」のもと、売上高240億円、売上高経常利益率8%を目安として、企業価値の向上に努めております。 (4)経営環境 今後の見通しにつきましては、社会経済活動の正常化が進み、景気持ち直しの兆しが見られた一方で、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化に米国・イスラエルによるイラン攻撃の影響が加わり、エネルギー価格や各種原材料価格の高騰、円安基調の継続などにより、国内消費や設備投資の抑制など景気を下振れさせる懸念に加え、米国や中国を含む一部地域での通商政策による混乱は解消されないまま、先行きは不透明な状況が続くものと想定しております。 建設業界におきましては、インフラ整備を中心とした一定水準の需要に支えられ、公共投資は堅調に推移することが予想されますが、「2024年問題」と呼ばれる時間外労働規制の本格化により、これまでの建設技能労働者の不足に拍車がかかり工期遅延などへ波及しており、工事材料費・労務費の高止まりなど、厳しい経営環境が続くものと予想されます。 このような業界動向を踏まえ、当社グループにおきましては、“人のお役に立つために、創造提案型企業をめざす”という基本方針のもと、引き続き、顧客価値の最大化を目指してまいります。 (5)対処すべき課題 当社グループは、企業価値の向上を継続的に推進していくため、以下の課題に取り組んでまいります。 ① 開発体制の強化 当社グループでは、ユーザーニーズの動向を適切に把握し、そのニーズに即応することを、事業継続・発展において重要な取組みとして認識しております。日々の営業活動やお客様相談に寄せられるユーザー情報をもとに、販売部門と開発部門・製造部門の連携を密にして、独自の製品・サービスを今まで以上にスピーディに実現することに注力してまいります。 ② 生産性の向上 当社グループでは、競争力を維持し収益力を拡大していくために、最適な生産体制を追求し、コストダウンを積極的に進めてまいります。また、工事部門においては採算性の高い独自工法に特化した受注を推進してまいります。 ③ 品質の向上 当社グループは、ユーザーに安全かつ安心な製品を継続して使用いただくため、品質管理部門の強化に努めてまいります。製造工程の品質の向上を図るとともに、各種試験等により品質の確認を徹底することで、使用現場で安定した性能が維持されるよう努めてまいります。 ④ グループ戦略の推進 当社グループは、異なる事業分野において複数の事業を展開しております。各事業のミッションを明確化し、これに基づいた戦略を実践してまいります。安定的な収益を確保できる事業と中期の視点から成長を追求する事業が、それぞれの目的を果たせるよう、「全体最適化」をキーワードに、経営資源を適切に配分してまいります。 ⑤ 人材の確保と育成 当社グループは、将来の持続的な成長を図る上で、優秀な人材の確保と育成は重要な経営課題であると認識しております。中途採用活動と新卒採用活動を並行して、バランスの良い人材構成を構築してまいります。また、社内外研修等を積極的に活用し人材育成を推進してまいります。 ⑥ M&A等による事業拡大 当社グループは、グループ内の技術・ノウハウ等を結集し様々な顧客の課題解決に貢献し、「人(社会)のお役に立つこと」を基本方針としております。よって、当社グループの経営理念と合致するような企業とのM&A等の案件があった際には、中長期的に当社グループの企業価値向上に資するかどうかを慎重に見極めつつ、積極的に推進してまいります。 ⑦ 法令及び社会ルールの遵守 当社グループが事業活動を継続する上で、法令・社会ルールを守り、不正や反社会的勢力を排除することは必要不可欠な取組みであると捉えております。今後とも、グループで定めているS.T.Gモラル憲章の浸透を強化し、コンプライアンスの徹底を推進してまいります。
事業等のリスク2,059字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、財政状態及び株価等、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、事業等のリスクはこれらに限られるものではありません。 (1) 市場環境の動向等について 当社グループの売上高の大半が、「あと施工アンカー」をはじめとする建設関連製品の卸販売事業であることから、建設業界の動向や設備投資の動向等が急変し、主な販売先である卸問屋及び販売店の業績悪化等があった場合は、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 原材料価格等の変動について 当社グループは、原材料として主に鋼材(スチール鋼、ステンレス鋼)を使用しており、これらの原材料を構成する鉄鉱石やニッケル価格の高騰などにより当社グループの仕入調達価格が上昇する場合があります。これに対処するため、状況に応じて販売価格へ転嫁させていく方針でありますが、十分に転嫁できなかった場合には、業績等に影響を及ぼす可能性があります。また、建設技能労働者の不足や、工事材料費・労務費の上昇への対処が十分にできなかった場合にも、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 製品の品質管理について 当社グループは、製品の品質を重視しており、主力事業所においてはISO9001又はISO14001の認証を取得する等、品質管理体制には万全を期しております。なお、予測を超えた事象により製品に欠陥が生じた場合を想定し、PL保険へ加入しておりますが、リコール等に伴う費用が多額に発生した場合には、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 建設現場における労働災害時のリスクについて 当社グループは、工事管理者の教育を通じて、品質方針・安全衛生方針を浸透させるとともに、安全パトロールを実施することにより、建設現場における安全管理に万全を期しておりますが、重大な労災事故が発生し、発注者から指名停止等の処分を受ける等した場合、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (5) カントリーリスクについて 当社グループのあと施工アンカーの一部はタイ子会社のSANKO FASTEM (THAILAND) LTD.で生産し、また電子機器用・自動車用の微細なねじ・シャフト部品についてはタイ孫会社のKOHBYO(THAILAND) CO., LTD.で生産しております。このため、現地における法規制等の変更、政治又は経済要因さらには自然災害等が、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 貸倒れリスクについて 当社グループの売上先の大半は、卸問屋及び販売店が占めており、そのほとんどは中小企業となっております。 販売先への現金回収率は高く顧客に偏りも生じておりませんが、倒産により取引先から支払われるべき金銭の不払いにかかわるリスクが存在します。景気動向にかかわらず、今後も企業が倒産する懸念があり、信用状況が悪化する顧客が増大した場合には、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 知的財産等について 当社グループは、新製品・工法等について特許権等の知的財産の登録を行い、権利保護に努めておりますが、国内外において当社グループの権利が侵害される可能性があります。また、当社グループは、第三者の知的財産を侵害しないように注意を払っておりますが、当社グループが認識していない範囲で第三者の知的財産を侵害する可能性があります。当社グループが仮に侵害し、第三者と知的財産権をめぐって損害賠償や対価の支払い等を請求された場合、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 法的規制について 当社グループの主力事業は建設業界に属しており、建設業法、建築基準法、国土利用計画法、都市計画法等により法的規制を受けております。最近における自然災害の多発やコンクリート構造物の老朽化等への対応策にかかる上記法律の改廃や新たな法規制の発生、適用基準の変更等によっては当社グループの事業が制約される場合があり、結果として業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 自然災害について 当社グループにおける千葉県、静岡県、奈良県所在の主要工場をはじめとする国内外の事業所所在地において、大規模な地震等の自然災害が発生した場合、当社グループの生産体制並びに営業活動に著しい支障が生じ、業績等に影響を及ぼす可能性があります。また、未知の感染症の流行は、原材料の継続的な調達・生産体制の維持、市場への製品の安定供給やサプライチェーンに著しい支障をきたす場合があり、経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、お客様、取引先及び従業員の安全を第一に考えるとともに、コロナ禍において感染拡大予防策に取り組んだ経験を生かし、感染症の流行に対するリスクの軽減に努めてまいります。
経営成績の分析 (MD&A)5,771字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 なお、前連結会計年度において企業結合に係る暫定的な会計処理を行っておりましたが、当連結会計年度に確定したため、前連結会計年度との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。 ① 財政状態及び経営成績の状況 a. 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、社会経済活動の正常化が進み、景気持ち直しの動きが見られた一方で、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化に中東情勢の緊迫化の影響が加わり、エネルギー価格・各種原材料価格の高騰や、円安基調の継続による物価高騰が国内消費や設備投資の抑制など景気の下振れ懸念が続きました。また、米国や中国を含む一部地域での通商政策による混乱も解消されておらず、先行きは不透明な状況が続いております。 当社グループが関連する建設市場におきましては、「2024年問題」と呼ばれる時間外労働規制の本格化から他の産業と同様に労働力不足が顕在化し、建設技能労働者の不足による工期遅延などへ波及しております。また、鋼材価格が高止まりするなど厳しい状況で推移する一方、インフラ整備を中心とした一定水準の需要に支えられ、底堅く推移いたしました。 このような状況のなか、当社グループにおきましては、昨年度よりスタートした新中期経営計画「S.T.G Vision2026」“私たちは、安全・安心・環境・健康をキーワードに事業拡大とニッチトップを実現します”(最終年度2027年3月期)のもと、「人財育成」、「全体最適化」、「新事業創出」をはじめとした経営課題への取組みを通じて、企業価値の向上に努めてまいりました。 この結果、当連結会計年度の売上高は21,760百万円(前連結会計年度比2.4%増)、営業利益1,793百万円(同39.9%増)、経常利益1,856百万円(同42.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,592百万円(同43.2%増)となりました。 各セグメントの経営成績は、以下のとおりであります。 ・ ファスニング事業 当社の主力製品であるあと施工アンカーの販売は、前年をやや下回る水準で推移いたしましたが、電動油圧工具関連の販売は堅調に推移いたしました。また、完成工事高は前年を下回ったものの採算性を重視した受注に注力したことにより利益面では前年を上回りました。 この結果、当セグメントの売上高は17,244百万円(前連結会計年度比1.6%減)、セグメント利益は2,628百万円(同11.0%増)となりました。 ・ 機能材事業 FRPシート関連及びアルコール検知器関連、並びに電子基板関連の販売は堅調に推移しました。また、包装・物流機器関連の販売は好調に推移し、前年を大きく上回りました。 この結果、当セグメントの売上高は4,516百万円(同21.2%増)、セグメント利益は127百万円(前期はセグメント損失162百万円)となりました。 b. 財政状態 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比較して2,199百万円(8.3%)増加し、28,752百万円となりました。 当連結会計年度末の負債の合計は、前連結会計年度末と比較して606百万円(7.8%)増加の8,415百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産は、20,337百万円となり、前連結会計年度末と比較して1,593百万円(8.5%)の増加となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度と比較して761百万円(19.3%)増加(合併に伴う増加117百万円、その他の増加644百万円)し、当連結会計年度末には4,702百万円となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、1,386百万円の増加(前連結会計年度は1,474百万円の増加)となりました。これは主として税金等調整前当期純利益が2,199百万円に加え、減価償却費が391百万円、売上債権の減少額が159百万円となった一方、負ののれん発生益が284百万円、退職給付に係る負債の減少額が101百万円、棚卸資産の増加額が149百万円、仕入債務の減少額が127百万円、法人税等の支払額が469百万円となったことによるものであります。 投資活動によるキャッシュ・フローは、758百万円の減少(前連結会計年度は1,440百万円の減少)となりました。これは主として有形固定資産の取得による支出が824百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が392百万円となった一方、投資有価証券の売却による収入が369百万円となったことによるものであります。 財務活動によるキャッシュ・フローは、9百万円の減少(前連結会計年度は642百万円の増加)となりました。これは長期借入金の返済による支出が974百万円、配当金の支払額が300百万円のほか、24百万円の支出があった一方、短期借入金の増加額が690百万円、長期借入れによる収入が600百万円となったことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日) 生産金額 (千円)   前期比 (%) ファスニング事業   5,746,982   98.3 機能材事業   2,073,283   121.5 合計   7,820,266   103.5 (注) 金額は製造原価によっております。 b. 受注状況 当社グループは、主に需要予測に基づく見込生産を行っているため、該当事項はありません。 c. 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日) 販売金額 (千円)   前期比 (%) ファスニング事業   17,244,463   98.4 機能材事業   4,516,301   121.2 合計   21,760,764   102.4 (注) セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されております。当社グループの連結財務諸表作成に当たっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を使用することが必要となります。当社グループは、過去の実績値・状況等を踏まえ、合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。しかしながら、これらの見積り、予測は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は次のとおりであります。 a.経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度と比較して510百万円(2.4%)増加し21,760百万円となりました。これは主として、包装・物流機器関連の販売が好調に推移したことによるものであります。 (売上総利益) 当連結会計年度における売上総利益は、前連結会計年度と比較して761百万円(12.5%)増加し6,877百万円となりました。これは主として、あと施工アンカーの価格改定や完成工事高の採算性が向上したことによるものであります。 (営業利益) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、給料及び手当、その他に含まれる研究開発費等の増加により、前連結会計年度と比較して250百万円(5.2%)増加の5,084百万円となりました。 以上の結果、当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度と比較して511百万円(39.9%)増加し1,793百万円となりました。 (経常利益) 当連結会計年度における営業外収益は、前連結会計年度と比較して52百万円(33.1%)増加し209百万円となりました。当連結会計年度の営業外費用は、前連結会計年度と比較して12百万円(9.4%)増加し146百万円となりました。 以上の結果、当連結会計年度の経常利益は、前連結会計年度と比較して550百万円(42.2%)増加し1,856百万円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における特別利益は、投資有価証券の売却益は減少しましたが負ののれん発生益が増加したため、前連結会計年度と比較して83百万円(29.1%)増加し371百万円となりました。当連結会計年度の特別損失は、固定資産除却損等により、前連結会計年度と比較して1百万円減少の28百万円となりました。(前連結会計年度は30百万円) 以上の結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度と比較して480百万円(43.2%)増加し1,592百万円となりました。 b.財政状態の分析 当連結会計年度(以下、「当期」という)末の総資産は、前連結会計年度(以下、「前期」という)末比2,199百万円(8.3%)増加し、28,752百万円となりました。 流動資産は同1,809百万円(11.5%)増加の17,584百万円、固定資産は同390百万円(3.6%)増加の11,168百万円となりました。増加の主な要因は、現金及び預金の増加が796百万円、売掛金の増加が425百万円、商品及び製品の増加が224百万円、仕掛品の増加が257百万円、原材料及び貯蔵品の増加が212百万円、建物及び構築物(純額)の増加が698百万円、土地の増加が414百万円となった一方、受取手形の減少が269百万円、建設仮勘定の減少が194百万円、投資有価証券の減少が299百万円となったことによるものであります。 当期末の負債の合計は、前期末比606百万円(7.8%)増加の8,415百万円となりました。流動負債は同1,127百万円(34.2%)増加の4,424百万円、固定負債は同521百万円(11.6%)減少の3,990百万円となりました。増加の主な要因は、短期借入金の増加が730百万円、1年内返済予定の長期借入金の増加が161百万円、未払法人税の増加が152百万円となった一方、長期借入金の減少が442百万円となったことによるものであります。 当期末の純資産は20,337百万円となり、前期末に比較して1,593百万円(8.5%)の増加となりました。増加の主な要因は、利益剰余金の増加が1,335百万円、為替換算調整勘定の増加が126百万円となったことによるものであります。 c.キャッシュ・フローの分析 「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 d.当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3事業等のリスク」に記載のとおりであります。 e.当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入のほか、製造費、販売費及び一般管理費の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資、出資等によるものであります。 短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資、出資等の長期的な資金の調達につきましても、自己資金及び金融機関からの長期借入を基本としております。 なお、当連結会計年度末における借入金、社債及びリース債務を含む有利子負債の残高は、3,972百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、4,702百万円となっております。 f.経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、次のとおりであります。 中期経営計画2年目となる当期の達成・進捗状況は、以下のとおりであります。売上高は計画比239百万円(1.1%)減少の21,760百万円となりました。あと施工アンカーの販売や完成工事高は計画を下回ったものの、FRPシート関連及びアルコール検知器関連、並びに電子基板関連の販売は堅調に推移し、包装・物流機器関連の販売は計画を上回りました。 また、経常利益は、完成工事高の採算性向上などにより、計画比196百万円(11.8%)増加の1,856百万円となりました。 なお、2026年5月11日に通期連結業績予想の修正を公表しておりますが、期首公表の業績予想に対する達成状況は次のとおりであります。 (単位:百万円) 指標   当期計画    当期実績   計画比 売上高   22,000   21,760   239 減( 1.1%減) 経常利益   1,660   1,856   196 増(11.8%増) 経常利益率   7.5%   8.5%   1.0ポイント増

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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