概要
日本フイルコンは、1916年に東京金網株式会社として創業した産業用機能フィルター・コンベアメーカーである。1972年に現在の商号に変更。紙・パルプ抄造用網を中核とし、工業用特殊網、電子部材・フォトマスク、環境・水処理装置、不動産賃貸を手がける。東京都稲城市に本社を置き、従業員数は1,273名。東京証券取引所スタンダード市場に上場(コード5942)。2025年11月期の連結売上高は278億円、営業利益7億円。
四事業で構成される収益構造
当社グループは、産業用機能フィルター・コンベア事業、電子部材・フォトマスク事業、環境・水処理関連事業、不動産賃貸事業の四つを報告セグメントとする。2025年11月期のセグメント別売上高は、産業用機能フィルター・コンベア事業が200億30百万円(全体の72%)、電子部材・フォトマスク事業が45億56百万円(16%)、環境・水処理関連事業が22億23百万円(8%)、不動産賃貸事業が10億31百万円(4%)である。営業利益は、産業用機能フィルター・コンベア事業が7億86百万円、電子部材・フォトマスク事業が3億68百万円、環境・水処理関連事業が0億64百万円(前期は損失)、不動産賃貸事業が7億79百万円。全社費用を控除した連結営業利益は6億68百万円であった。不動産賃貸事業は安定した収益源となっている。
子会社19社によるグローバル生産・販売網
グループは当社と子会社19社、関連会社2社で構成される。産業用機能フィルター・コンベア事業では、タイのFILCON FABRICS & TECHNOLOGY CO., LTD.が低コスト生産拠点として機能し、北米はFilcon America, Inc.、欧州は新設のFILCON Germany GmbHが販売を担当。工業用特殊網では、関西金網㈱、ダイアエンタプライズ㈱、NK工業㈱、タイのSiam Wire Netting Co., Ltd.、中国の関西金属網科技(昆山)有限公司が製造し、シンガポールのInternational Mesh Products Pte.Ltd.やオーストラリアのTMA CORPORATION PTY LTDが販売を担う。電子部材・フォトマスク事業では台湾の徳輝科技股份有限公司が製造、エスデイアイ・エレクトロニクス・ジャパン㈱が輸入販売を行う。環境・水処理関連事業は㈱アクアプロダクトが担当。2025年11月には欧州市場再編のためFILCON EUROPE SARLを解散し、ドイツに新会社を設立した。
国内生産拠点の変遷と集約
創業以来、国内では複数の工場を建設・統合してきた。1916年の創業後、淀橋、世田谷、大阪に工場を設置。1960年にこれらを移設統合し東京工場を竣工。1964年には大阪工場と京都工場を移設し、長岡京市に京都工場を建設。1966年に北海道工場を竣工。1975年には生産部門を東京、狭山、静岡、京都の四工場に集約。1983年に東京、狭山、静岡の三工場に集約。1997年には狭山工場を静岡工場および東京工場に移転統合した。現在の主要生産拠点は東京工場(稲城市)、静岡工場、京都工場(長岡京市)である。また、低コスト化のため静岡工場からタイ子会社への生産移管を進めている。
長期的な収益変動と資本政策
売上高は2012年11月期の216億円から2017年11月期の284億円まで増加したが、2019年11月期に247億円に減少。その後回復し2024年11月期に286億円を記録したが、2025年11月期は278億円と減少。営業利益は2017年11月期に23億円のピークを迎えた後、2019年11月期に損失4億円を計上。2024年11月期に9億円まで回復したが、2025年11月期は7億円に減少。当期純利益も2025年11月期に減損損失1,579百万円や特別退職金により7億26百万円の損失となった。純資産は225億円、負債合計204億円。中期経営計画では2028年度にROE6.0%、配当性向30%以上を目標としている。
業界の中での役割は紙・パルプ・工業用の機能フィルター製造の専業メーカー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2025/11期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 産業用機能 フィルター・コンベア事業 | 200億円 | 71.9% | 8億円 | 4.0% |
| 電子部材・フォト マスク事業 | 46億円 | 16.5% | 4億円 | 8.7% |
| 環境・水処理関連事業 | 22億円 | 7.9% | 1億円 | 4.5% |
| 不動産賃貸事業 | 10億円 | 3.6% | 8億円 | 80.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01紙・パルプ主力
紙・パルプ抄造用の網(ワイヤーメッシュ)を製造・販売。抄紙機の湿紙を形成する工程で使用され、紙の品質や生産効率を左右する。当社はこの分野で世界をリードする存在。
- 紙・パルプ抄造用網世界シェア上位
- 抄紙機のワイヤーパートに装着され、パルプ繊維を網の上で濾して紙のシートを形成する消耗品。長網、ツインワイヤー、円網など抄紙機の種類に応じた多様な織り方や材質の網を供給。
02工業用特殊網準主力
各種工業用の特殊網(金網)を製造・販売。鉱業、化学、食品、環境など幅広い産業で、濾過や選別、運搬などの用途に使用される。
- 各種工業用特殊網
- 金属や合成繊維で織られた網で、濾過、選別、コンベア用、防虫網など多様な産業用途に合わせて製造される。耐久性や精密さが求められる。
03電子部材・フォトマスク準主力
フォトエッチング等で使用する電子部材とフォトマスクを製造・販売。フォトマスクは半導体・電子部品製造のリソグラフィ工程で使用され、微細なパターンを転写するための原版。
- フォトマスク
- 半導体や液晶パネルなどの回路パターンを基板に焼き付けるために使用される原版。石英ガラス上にクロムなどの遮光膜でパターンを形成する。
- フォトエッチング用電子部材
- 金属板を薬液で腐食させて精密な部品を成形する際に使用される材料や部品。
04環境・水処理その他
プール本体と水処理装置、およびその他環境関連製品の設計・販売。子会社アクアプロダクトが担う。
- プール本体
- 家庭用・業務用のプール躯体。FRP製などで耐久性・メンテナンス性を重視。
- 水処理装置
- プール水のろ過・循環・殺菌などを行う装置。
05不動産賃貸その他
当社が保有する不動産の賃貸を行う。
06その他その他
子会社フイルコンサービスがワイン輸入販売等を行う。
製品と技術
紙・パルプ抄造用網(ペーパーメーキングワイヤー)
当社の創業以来の主力製品が、紙を抄く工程で使用される抄造用網である。これは、パルプ繊維を均一に漉き上げ、紙の品質や生産効率を左右する重要な部品。当社は得意先ごとの抄造条件に合わせた豊富な製品群と、長年のノウハウを持つ。製紙製品分野の売上高は2025年11月期で約200億円(産業用機能フィルター・コンベア事業全体の売上)。国内ではペーパーレス化により市場縮小が続くが、板紙や衛生紙など需要の堅調な海外市場向けに拡販を進めている。また、駆動負荷低減や断紙減少など顧客ニーズに対応した戦略品種を揃える。
産業用コンベヤーベルト・フィルター用特殊金網
「ふるい分け」「ろ過」「搬送」の三機能を担う工業用金網は、食品、化学、鉱業、電子部材など幅広い産業で使用される。当社グループは、関西金網、ダイアエンタプライズ、NK工業、タイのSiam Wire Netting、中国の関西金属網科技など複数の子会社で製造し、世界各地の販売ネットワークを通じて供給する。需要は堅調であり、食品用コンベヤーベルトは設備更新を含め安定している。一方、不織布製造向けフィルター需要は伸び悩むが、電子部材市場等でのシェア拡大を目指す。多様な顧客要求に応える製品・サービスが強みである。
半導体・ディスプレイ向けフォトマスクとエッチング加工品
電子部材・フォトマスク事業では、フォトマスクとエッチング加工製品を手がける。フォトマスクは半導体、ディスプレイ、プリント基板、MEMSなどの製造に使われるパターニングの原版である。当社は台湾の徳輝科技股份有限公司で製造し、通信デバイス向けなどが好調。エッチング加工製品は金属材料や複合フィルム材料を精密に加工した部品で、新規量産案件の獲得を進める。2025年11月期の同事業売上高は45億56百万円、営業利益3億68百万円。AI関連需要は旺盛だが、車載・産業機械向けは軟調である。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
金属製品のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 世界シェア上位紙・パルプ抄造用網世界有数のシェア紙・パルプ
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
抄紙ワイヤー専業、内需依存で安定
日本フイルコンは抄紙ワイヤー専業メーカーで、国内市場では高いシェアを持つ。同業の日本調理機や稲葉製作所は金属加工全般に事業を広げるが、当社は抄紙ワイヤーに特化することでニッチ市場で強みを発揮する。売上高は約280億円で安定的だが、営業利益率は3%前後と低く、競争激化や需要変動の影響を受けやすい。海外比率は低く、内需依存度が高いことがリスクとなる。
強み
- 抄紙ワイヤーに特化し、国内トップシェアを確保。専門性で他社との差別化を図る。
- 売上高は約280億円で横ばい傾向。需要が安定しており、大きな変動リスクが少ない。
- 長年の実績により、顧客からの信頼が厚く、リピート受注が見込める。
- 国内の製紙業界と強固な関係を築き、安定的な受注基盤を持つ。
課題
- 営業利益率が3%前後と低く、コスト上昇時に利益が圧迫されやすい。
- 海外売上高比率が低く、グローバルな成長機会を捉えきれていない。
- 製紙業界全体の需要が減少傾向にあり、市場の縮小リスクがある。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
金属製品の時価総額近傍。太字が日本フイルコン
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
会社の歴史
沿革 38件
三家の金網メーカーが統合した1916~1936年
1916年4月に東京金網株式会社が創業。続いて1917年7月に日本金網株式会社、1918年9月に東洋金網製造株式会社が設立された。1929年7月に日本金網と東洋金網製造が合併。1936年3月、日本金網と東京金網がそれぞれ解散し、新たに日東金網株式会社(後に日本金網株式会社に商号変更)が設立された。このとき工場を淀橋、世田谷、大阪に置いた。これにより、東京・日本・東洋の三社が一つの企業に統合され、金網製造の基盤が形成された。これが現在の企業グループの源流である。
戦後復興と上場への道(1948~1961年)
1948年1月、日本製釘株式会社(後の日本特殊金属工業株式会社)が設立。1953年6月に静岡工場が竣工。1956年11月には東京店頭売買承認銘柄として株式を公開した。1957年12月には京都金網興業株式会社を合併。1960年7月、淀橋・世田谷工場を移設統合し東京工場を竣工。1961年7月に株式会社狭山製作所設立。同年10月、東京証券取引所市場第二部に株式上場を果たすと同時に、日本特殊金属工業株式会社武蔵工場を竣工。この時期、生産能力を拡大し、公的市場からの資金調達が可能になった。
合併による事業統合と商号変更(1964~1972年)
1964年6月、大阪工場および京都工場(京都市)を移設し、京都工場(長岡京市)を竣工。1966年10月には北海道工場を竣工。1972年12月、日本特殊金属工業株式会社と株式会社狭山製作所を吸収合併し、商号を日本フイルコン株式会社に変更。この合併により、金網製造に加え金属加工の技術が統合され、事業の多角化が進んだ。また、同時にミクロ製品事業部門を新設し、電子精密部品分野へ進出する準備を整えた。
電子精密部品分野への本格参入(1973~1983年)
1973年10月、ミクロ製品事業部門を新設し、電子精密部品分野の生産販売に着手。これにより、従来の金網製造から電子部材へ事業領域を拡大した。1975年5月、生産部門を東京、狭山、静岡、京都の四工場に集約。1983年6月にはさらに東京、狭山、静岡の三工場に集約し、効率化を図った。1980年代にはフォトエッチング技術を応用した製品が登場し、後の電子部材・フォトマスク事業の基盤が固まった。
海外販売網の構築と現地法人化(1989~2005年)
1989年6月、アメリカ駐在事務所を新設。1991年6月にこれを現地法人化し、Filcon America, Inc.を設立。1994年11月、本社を東京事業所に移転。1996年11月にはフイルコンサービス株式会社を設立。1997年6月、台湾の順徳工業股份有限公司との合弁で徳輝科技股份有限公司を設立し、電子部材分野の海外生産を開始。1997年9月、狭山工場を統合。1999年7月、エスデイアイ・エレクトロニクス・ジャパン株式会社設立。2001年5月、東京証券取引所市場第一部に指定替え。2003年3月、関西金網株式会社を完全子会社化。2004年5月、中国に関西金属網科技(昆山)有限公司設立。2005年3月、上海事務所新設。同年10月、タイにFILCON FABRICS & TECHNOLOGY CO., LTD.設立。
M&Aによるグループ拡大と市場再編(2011~2025年)
2011年10月、株式会社OTTOプロダクト(現アクアプロダクト)を完全子会社化し、環境・水処理関連事業を拡大。2021年3月、フジカ濾水機株式会社を完全子会社化。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場に移行。同年6月、斉藤特殊金網株式会社を完全子会社化。2024年2月、監査等委員会設置会社に移行し、ガバナンス体制を強化。2025年9月、欧州販売会社としてFILCON Germany GmbHを設立。同年11月、FILCON EUROPE SARLを解散し、欧州事業をドイツに集約。この期間、M&Aにより事業ポートフォリオを拡充するとともに、不採算事業の整理も進めた。
年表38件を開く
1910年代
- 1916年4月創業東京金網株式会社設立(創業)
- 1917年7月創業日本金網株式会社設立
- 1918年9月創業東洋金網製造株式会社設立
1920年代
- 1929年7月M&A日本金網株式会社と東洋金網製造株式会社が合併
1930年代
- 1936年3月創業日本金網株式会社と東京金網株式会社がそれぞれ解散し、日東金網株式会社(後に日本金網株式会社に商号変更)として設立、工場を淀橋、世田谷、大阪におく
1940年代
- 1948年1月創業日本製釘株式会社設立(後の日本特殊金属工業株式会社)
1950年代
- 1953年6月静岡工場竣工
- 1956年11月東京店頭売買承認銘柄として株式を公開
- 1957年12月M&A京都金網興業株式会社を合併
1960年代
- 1960年7月M&A淀橋、世田谷工場を移設統合し東京工場を竣工
- 1961年7月創業株式会社狭山製作所設立
- 1961年10月上場東京証券取引所市場第二部に株式上場、日本特殊金属工業株式会社武蔵工場を竣工
- 1964年6月大阪工場および京都工場(京都市)を移設、京都工場(長岡京市)を竣工
- 1966年10月北海道工場を竣工
1970年代
- 1972年12月M&A日本特殊金属工業株式会社、株式会社狭山製作所を吸収合併し、商号を日本フイルコン株式会社に変更
- 1973年10月ミクロ製品事業部門を新設し、電子精密部品分野の生産販売に着手
- 1975年5月生産部門を東京、狭山、静岡、京都の四工場に集約
1980年代
- 1983年6月生産部門を東京、狭山、静岡の三工場に集約
- 1989年6月アメリカ駐在事務所新設
1990年代
- 1991年6月アメリカ駐在事務所を現地法人化(商号 Filcon America, Inc.)
- 1994年11月本社を東京事業所に移転
- 1996年11月創業フイルコンサービス株式会社設立
- 1997年6月順徳工業股份有限公司との合弁による徳輝科技股份有限公司を設立
- 1997年9月M&A狭山工場を静岡工場および東京工場に移転統合
- 1999年7月創業エスデイアイ・エレクトロニクス・ジャパン株式会社設立
2000年代
- 2001年5月東京証券取引所市場第一部に指定替え
- 2003年3月M&A関西金網株式会社を全株式取得により完全子会社化
- 2004年5月創業関西金属網科技(昆山)有限公司設立
- 2005年3月上海事務所新設
- 2005年10月創業FILCON FABRICS & TECHNOLOGY CO., LTD.設立
- 2008年7月創業FILCON EUROPE SARL設立
2010年代
- 2011年10月M&A株式会社OTTOプロダクト(現 株式会社アクアプロダクト)を全株式取得により完全子会社化
2020年代
- 2021年3月M&Aフジカ濾水機株式会社を全株式取得により完全子会社化
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しにより、スタンダード市場に移行
- 2022年6月M&A斉藤特殊金網株式会社を全株式取得により完全子会社化
- 2024年2月監査等委員会設置会社に移行
- 2025年9月創業FILCON Germany GmbH設立
- 2025年11月FILCON EUROPE SARLを解散
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/11期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。
- グループ売上高2028年度まで28,869百万円
- グループ営業利益2028年度まで1,500百万円
- ROE2028年度まで6.0%
- 配当性向2028年度まで30%以上かつDOE2.4%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
収益力の回復
売上高の規模拡大ではなく、稼ぐ力の向上に注力する。現在の事業運営状況を抜本から見直し、失敗を恐れずに策を実行する。生産性向上(原価低減・工数削減・在庫削減・納期短縮)のため、仕様数削減、省人化設備導入、歩留まり改善に取り組む。
- 02
人的資本の開発
人を活かす経営に向け、与えられた仕事をこなすだけでなく、自ら考えて動ける人材を育成し、チャレンジできる機会を提供する。
- 03
グループガバナンスの強化
会議体の運営見直しや任意の指名・報酬委員会の設置によりガバナンスを強化。子会社管理についても収益力向上と内部統制の両面から最適な体制を再検討する。
- 04
製紙・コンベヤ分野の戦略転換
製紙製品分野では海外販売で利益を稼ぐ体制に転換し、高収益エリアに注力。欧州では需要の大きいドイツに販売子会社を新設。国内では駆動負荷低減等のニーズに対応した戦略品種でシェア拡大。生産をタイ子会社に移管しコスト低減を進める。産業用コンベヤーベルトでは国内の販売網を活かし、海外子会社製品を活用してアジア地域で拡販する。
- 05
電子部材・フォトマスク事業の強化
エッチング加工分野では試作から量産までの一貫体制を活かし、需要獲得に邁進。フォトマスク分野では高周波デバイス・センサー向け需要を捉え、光学設計体制を構築して拡販する。設備老朽化に対応しフォトマスク主要設備を順次更新する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,273人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は560万円で、9期前と比べて−8.4%。平均年齢は44.6歳、平均勤続年数は20.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年11月 | — | — | — | 1,192 | — |
| 2017年11月 | — | — | — | 1,246 | — |
| 2018年11月 | — | — | — | 1,251 | — |
| 2019年11月 | 611 | 43.5 | 20.2 | 1,260 | — |
| 2020年11月 | 583 | 43.7 | 20.3 | 1,282 | — |
| 2021年11月 | 598 | 44.1 | 20.6 | 1,280 | — |
| 2022年11月 | 590 | 44.2 | 20.8 | 1,299 | — |
| 2023年11月 | 603 | 44.4 | 20.9 | 1,281 | — |
| 2024年11月 | 568 | 44.0 | 20.1 | 1,312 | 69 |
| 2025年11月 | 560 | 44.6 | 20.3 | 1,273 | 55 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社13社(国内 8 / 海外 5、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。
- 国内関西金網株式会社(注)2、(注)5大阪府大阪市浪速区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Siam Wire Netting Co.,Ltd. (注)2タイ王国 ランプーン県 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外TMA CORPORATION PTY LTD (注)2オーストラリア連邦 西オーストラリア州 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ターミメッシュジャパン株式会社(注)3大阪府大阪市浪速区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内その他5社(注)4― · 連結子会社
- 国内関西金属網科技(昆山)有限公司中華人民共和国 江蘇省 · 連結子会社議決権68.0%
- 海外FILCON FABRICS & TECHNOLOGY CO.,LTD.(注)2タイ王国 プラチンブリ県 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内Filcon America,Inc.アメリカ合衆国 オレゴン州 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内斉藤特殊金網株式会社東京都稲城市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外FILCON Germany GmbHドイツ連邦共和国 デュッセルドルフ市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内エスデイアイ・エレクトロニクス・ジャパン株式会社東京都稲城市 · 連結子会社議決権85.0%
- 国内株式会社アクアプロダクト東京都稲城市 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社1社を開く
- 徳輝科技股份有限公司台湾省南投市45%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年11月期の売上高は278億円、営業利益は7億円。前期と比べると減収減益で、売上が-2.8%、利益が-22.2%。
会社が出している今期の予想2026年11月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 285億円 | 278億円 |
| 営業利益 | 14億円 | 7億円 |
| 純利益 | 8億円 | -7億円 |
| 1株あたり配当 | ¥28 | ¥28 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は144億円、営業利益は8億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+7.5%、営業利益は+166.7%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 61 | 1 | 1.6 | 2 |
| 2023年2Q | 73 | 2 | 2.7 | 8 |
| 2023年3Q | 74 | 2 | 2.7 | 3 |
| 2023年4Q | 72 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 69 | 1 | 1.4 | 1 |
| 2024年2Q | 72 | 2 | 2.8 | 4 |
| 2024年4Q | 145 | 6 | 4.1 | 1 |
| 2025年2Q | 134 | 3 | 2.2 | 3 |
| 2025年4Q | 144 | 4 | 2.8 | −10 |
| 2026年2Q | 144 | 8 | 5.6 | 5 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年11月期からの14期で、売上は216億円から278億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は2.5%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年11月 | 216 | — | 1 | — | −14 |
| 2013年11月 | 230 | — | 13 | — | 11 |
| 2014年11月 | 242 | — | 15 | — | 12 |
| 2015年11月 | 254 | — | 16 | — | 15 |
| 2016年11月 | 273 | — | 19 | — | 17 |
| 2017年11月 | 284 | — | 20 | — | 23 |
| 2018年11月 | 271 | — | 17 | — | 9 |
| 2019年11月 | 247 | — | 7 | — | −4 |
| 2020年11月 | 217 | — | 6 | — | −1 |
| フジカ濾水機株式会社を全株式取得により完全子会社化 | |||||
| 2021年11月 | 248 | — | 16 | — | 11 |
| 斉藤特殊金網株式会社を全株式取得により完全子会社化 | |||||
| 2022年11月 | 260 | — | 17 | — | 11 |
| 2023年11月 | 280 | — | 10 | — | 13 |
| 2024年11月 | 286 | 9 | 11 | 3.1 | 6 |
| FILCON Germany GmbH設立 | |||||
| 2025年11月 | 278 | 7 | 9 | 2.5 | −7 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年11月期
売上高278億円のうち、営業利益として残るのは7億円で2.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-7億円、売上の-2.5%にあたる。営業利益率は業種中央値5.3%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金65.8%183億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金32.0%89億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.5%7億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年11月期は営業CFが30億円、投資CFが−24億円で、差し引きのフリーCFは6億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は51億円で、売上の2.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年11月 | 14 | −15 | −3 | −1 | 26 |
| 2013年11月 | 10 | −12 | 5 | −2 | 30 |
| 2014年11月 | 21 | −11 | −20 | 10 | 21 |
| 2015年11月 | 18 | −19 | 7 | −1 | 29 |
| 2016年11月 | 35 | −15 | −5 | 20 | 41 |
| 2017年11月 | 26 | −26 | −4 | 0 | 40 |
| 2018年11月 | 24 | −22 | −3 | 2 | 39 |
| 2019年11月 | 13 | −24 | 7 | −11 | 35 |
| 2020年11月 | 30 | −13 | −13 | 17 | 39 |
| 2021年11月 | 21 | −17 | 0 | 4 | 44 |
| 2022年11月 | 8 | −11 | 4 | −3 | 47 |
| 2023年11月 | 18 | −5 | −16 | 13 | 44 |
| 2024年11月 | 20 | −10 | −6 | 10 | 48 |
| 2025年11月 | 30 | −24 | −3 | 6 | 51 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年11月期の総資産は430億円。このうち返さなくてよい自己資本が226億円で、自己資本比率は51.6%(業種中央値59.8%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年11月 | 291 | 110 | 181 | 37.3 |
| 2013年11月 | 321 | 136 | 185 | 41.8 |
| 2014年11月 | 319 | 151 | 168 | 46.6 |
| 2015年11月 | 352 | 170 | 182 | 47.5 |
| 2016年11月 | 361 | 172 | 189 | 46.9 |
| 2017年11月 | 400 | 213 | 187 | 52.6 |
| 2018年11月 | 392 | 216 | 176 | 54.4 |
| 2019年11月 | 378 | 203 | 175 | 53.0 |
| 2020年11月 | 370 | 197 | 173 | 52.4 |
| 2021年11月 | 411 | 219 | 192 | 52.5 |
| 2022年11月 | 435 | 227 | 208 | 51.3 |
| 2023年11月 | 428 | 232 | 196 | 53.1 |
| 2024年11月 | 432 | 233 | 200 | 52.8 |
| 2025年11月 | 430 | 226 | 204 | 51.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
金属製品 87社との比較
同じ金属製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで87社中17位あたり、逆に低いのは売上成長率で87社中73位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥642で、1年前と比べて+27.1%。過去52週の値幅のなかでは64%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 15.5倍 |
| PBR | 0.54倍 |
| 配当利回り | 4.36% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は6月末の599円から上昇し、7月1日には715円まで急騰(前日比+16%)。その後は調整し、8月7日には649円。25日移動平均線(651円)をほぼ横ばいで、75日線(611円)を上回る。52週高値715円からは約9%低いが、52週安値508円からは約28%高い。出来高は7月1日~3日に急増したが、その後は減少傾向。RSIは55.88と中立。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)。
PBRが0.5453倍と業界平均の1.14倍を大きく下回り、配当利回りは4.31%と平均の3.71%を上回る。ただし、PERが実績ベースで算出できず、予想PERが15.7倍と業界平均の18.09倍を下回るが、ROEは2.7%と低く、最終損益も2025/11期に赤字転落。配当性向は117.3%と利益を超える配当で、持続性に懸念。割安指標はあるが、収益悪化と配当の持続性リスクを考慮し、割安度は中程度と評価。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (予想) | 15.5倍 | — |
| PBR | 0.54倍 | 1.13倍 |
| ROE | 2.7% | 6.3% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高は横ばい圏で推移する一方、2025/11期は純損失に転落し、収益性の悪化が焦点。従来の主力市場である紙パルプ需要は構造的に減少しており、減収と価格競争が続く。強気派は、環境関連や半導体向けなど新規分野の成長と、リストラ効果による利益回復を期待する。弱気派は、需要減が構造的なものであり、コスト削減だけではカバーしきれないとみる。ROEは2.7%と低く、資本効率の改善も課題。配当利回りは4%を超え、株主還元は手厚いが、業績連動で減配リスクも。
- 新規分野の成長性
環境・半導体向け製品が拡大し、売上構成が多様化しつつある。
- リストラ効果
コスト削減により、収益性の改善が見込まれる。
- 高配当利回り
配当利回り4.31%と利回りが高く、下支えになる。
- 来期予想PER15.7倍、黒字転換期待決算発表後影響中
今期は純損失7億円だが、来期は黒字化の見通しで予想PER15.7倍と収益回復が織り込まれている。
- PBR0.55倍と純資産から4割以上安い継続影響中
PBR0.5453倍と、資産価値に対して株価が半分程度であり、下値が限定的。
- 営業利益7億円の黒字は維持されている通年影響中
売上高278億円、営業利益7億円と本業は黒字を確保し、財務の信用力が保たれる。
- 株価が1年で33%上昇し上昇トレンド継続影響弱
過去1年で33.01%上昇、業績悪化を織り込みつつ相対的に強い。
- 市場縮小への懸念
紙パルプ需要の減退で市場が構造的に縮小している。
- 収益悪化の継続
2025/11期は純損失となり、回復のめどが立たない。
- 減配リスク
業績悪化で配当の持続性が不安視される。
- 純損益が6億円黒字から7億円赤字に転落決算発表後影響強
当期純利益は前年6億円から当期純損失7億円へ13億円悪化し、赤字転落が嫌気される。
- 売上高と営業利益の減少が鮮明通年影響中
売上高は286→278億円、営業利益は9→7億円に減少し、本業も縮小傾向。
- 純損失で配当4.31%の原資が不足次回株主総会影響中
配当利回り4.31%に対し当期純損失7億円、配当の持続性に疑問符が付く。
- 外国法人所有比率1.33%と需給が細い継続影響弱
外国人持ち分1.33%と低く、大口売りが出た際の受け皿が乏しい。
- 売上高の構成比
- 環境・半導体など新規分野の比率が上がっているか確認する。
- 営業利益率
- コスト削減の効果と採算性の改善度合いを測る。
- 配当性向
- 減配リスクを評価するため、利益に対する配当の割合を見る。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり28円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは4.36%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年11月 | 16 | — | 32.4 |
| 2017年11月 | 19 | 18.8 | 21.2 |
| 2018年11月 | 12 | −36.8 | 42.2 |
| 2019年11月 | 12 | 0.0 | — |
| 2020年11月 | 12 | 0.0 | — |
| 2021年11月 | 16 | 33.3 | 50.2 |
| 2022年11月 | 16 | 0.0 | 37.3 |
| 2023年11月 | 27 | 68.8 | 59.7 |
| 2024年11月 | 28 | 3.7 | 117.3 |
| 2025年11月 | 28 | 0.0 | — |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥28
株主
有価証券報告書より
2025年11月期末の株主数は延べ21,167人。区分でいちばん多いのは個人・その他で67.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が30.8%を占め、残る69.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年11月% | 2021年11月% | 2022年11月% | 2023年11月% | 2024年11月% | 2025年11月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 43.7 | 45.3 | 52.5 | 57.8 | 62.4 | 67.2 |
| 事業法人 | 33.1 | 32.6 | 31.9 | 30.6 | 29.6 | 28.9 |
| 自己株式 | 2.4 | 2.1 | 5.0 | 7.9 | 9.9 | 12.0 |
| 金融機関 | 20.9 | 18.1 | 13.9 | 10.0 | 5.8 | 1.8 |
| 外国法人 | 1.4 | 1.3 | 0.8 | 1.0 | 1.4 | 1.3 |
| 証券会社 | 0.9 | 2.6 | 0.8 | 0.5 | 0.8 | 0.7 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 王子ホールディングス株式会社 | 12.18 |
| 02 | 大王製紙株式会社 | 8.19 |
| 03 | 日本フイルコングループ従業員持株会 | 6.67 |
| 04 | 日本製紙株式会社 | 4.99 |
| 05 | 日本フエルト株式会社 | 1.35 |
| 06 | 竹田昌弘 | 1.14 |
| 07 | 明治安田生命保険相互会社 | 0.90 |
| 08 | 名倉宏之 | 0.62 |
| 09 | 齋藤芳治 | 0.48 |
| 10 | 東京海上日動火災保険株式会社 | 0.48 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-08王子ホールディングス株式会社新規の大量保有報告10.96%-1.22pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+41%、1株純資産は14期で+133%。直近期のROEは2.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年11月 | −63 | 491 | — | — | — |
| 2013年11月 | 51 | 606 | 9.4 | 8.8 | 18.4 |
| 2014年11月 | 54 | 683 | 8.4 | 9.4 | 22.2 |
| 2015年11月 | 70 | 763 | 9.7 | 7.5 | 21.4 |
| 2016年11月 | 76 | 767 | 9.9 | 7.6 | 32.4 |
| 2017年11月 | 102 | 963 | 11.9 | 7.3 | 21.2 |
| 2018年11月 | 42 | 970 | 4.3 | 14.1 | 42.2 |
| 2019年11月 | −21 | 929 | — | — | — |
| 2020年11月 | −4 | 912 | — | — | — |
| 2021年11月 | 51 | 1,004 | 5.3 | 10.2 | 50.2 |
| 2022年11月 | 51 | 1,062 | 4.9 | 9.1 | 37.3 |
| 2023年11月 | 63 | 1,140 | 5.6 | 7.5 | 59.7 |
| 2024年11月 | 32 | 1,158 | 2.7 | 16.0 | 117.3 |
| 2025年11月 | −37 | 1,143 | — | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/11期の役員報酬は総額264百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 名倉宏之 | 代表取締役社長 社長執行役員 | 67 | 1,371 |
| 齋藤芳治 | 専務取締役 専務執行役員管理・経営企画管掌 | 64 | 1,072 |
| 佐野明宣 | 常務取締役 常務執行役員製紙・機能ファブリック事業管掌 | 60 | 614 |
| 野村国大 | 常務取締役 常務執行役員総合研究開発室・ファインエレクトロニクス事業管掌兼イノベーション成長戦略担当 | 60 | 556 |
| 久慈健仁 | 取締役 上席執行役員ファインエレクトロニクス事業担当兼ファインエレクトロニクスカンパニー長 | 61 | 356 |
| 阿部稔 | 取締役 | 67 | — |
| 伊能優子 | 取締役 | 58 | — |
| 青木豊 | 取締役 監査等委員(常勤) | 63 | 268 |
| 佐々木章浩 | 取締役 監査等委員 | 62 | — |
| 木村尚子 | 取締役 監査等委員 | 65 | — |
役員報酬の内訳2025/11期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 173 | 16 | 25 | 214 | 43 |
| 社外取締役 | 4 | 29 | — | — | 29 | 7 |
| 取締役(社内) | 1 | 21 | — | — | 21 | 21 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/11期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容965字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,596字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,260字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,061字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第127期(2025/12/01-2026/11/30)2026-07-03
- 有価証券報告書有価証券報告書-第126期(2024/12/01-2025/11/30)2026-02-25
- 半期報告書半期報告書-第126期(2024/12/01-2025/11/30)2025-07-04
- 有価証券報告書有価証券報告書-第125期(2023/12/01-2024/11/30)2025-02-26
- 四半期報告書四半期報告書-第125期第2四半期(2024/03/01-2024/05/31)2024-07-05
- 四半期報告書四半期報告書-第125期第1四半期(2023/12/01-2024/02/29)2024-04-05
- 有価証券報告書有価証券報告書-第124期(2022/12/01-2023/11/30)2024-02-27
- 四半期報告書四半期報告書-第124期第3四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-06
- 四半期報告書四半期報告書-第124期第2四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-07
- 四半期報告書四半期報告書-第124期第1四半期(2022/12/01-2023/02/28)2023-04-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第123期(2021/12/01-2022/11/30)2023-02-24
- 四半期報告書四半期報告書-第123期第3四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)2022-10-07
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業