概要
川岸工業は1906年に大阪で創業した金属製品メーカーで、建築・土木用の鋼製型枠や足場材、鉄骨構造物の設計・製作・施工を主力とする。国内の鉄鋼ビルや橋梁向けコンクリート打設用型枠で高いシェアを持ち、2025年9月期の売上高は276億円、従業員数273人、東京証券取引所スタンダード市場に上場する。
鋼製型枠と鉄骨加工が二本柱の事業構成
川岸工業の主要事業は鉄骨構造物の設計・製作・現場施工である。連結子会社の川岸プランニングが設計・積算を担い、グループ全体で一貫生産体制をとる。鉄骨部門は首都圏の大型再開発や橋梁向けが中心で、2025年9月期の受注高は280億円を超えた。プレキャストコンクリート部門は建築用製品を扱い、同期売上高は15億円である。両部門とも建設需要に依存するが、型枠分野でのシェアが収益の安定化に寄与している。
全国に分散する生産拠点と本社機能
本社は東京都港区に置き、千葉県柏市に千葉第一工場・第三工場、岡山県笠岡市に岡山工場、山口県下松市に山口工場を保有する。過去には徳山工場や市原工場もあったが、1990年代以降の再編で閉鎖・統合された。支店は西日本支店が山口県下松市にあり、かつての大阪支店や広島営業所は廃止された。工場は全国に配置され、物流費の低減と納期短縮を実現している。
安定収益を生む財務体質と株主還元
売上高は2012年9月期の112億円から2025年9月期の276億円へ増加基調にあるが、受注の時期ズレにより変動する。2021年9月期は189億円に落ち込んだが、その後回復した。営業利益は2025年9月期に17億円と過去最高水準で、自己資本比率は約83%と高い。配当性向は30%以上を目標とし、2025年9月期は1株当たり160円の配当を実施した。自己株式取得も行い、株主還元を強化している。
業界の中での役割は建築・土木向け鉄骨構造物およびPC製品の製造・施工プロバイダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01鉄骨等鋼構造物主力
鉄骨等の鋼構造物の設計、製作、現場施工を行う。子会社の川岸プランニングが設計・積算業務を担う。
- 鉄骨構造物
- ビルや工場などの建築物の骨格となる鉄骨を設計・製作・施工する。
02プレキャストコンクリート準主力
建築用プレキャストコンクリート製品の製造、販売、および取付工事を行う。
- プレキャストコンクリート製品
- 工場で製造したコンクリート部材。現場施工の省力化や品質向上に貢献する。
製品と技術
鉄骨構造物の設計から施工までの一貫体制
川岸工業の主力製品は建築物や橋梁に用いる鉄骨部材である。顧客の設計図をもとに、自社工場で部材を加工・製作し、現場で組み立てる。2025年9月期の鉄骨売上高は227億円で、全社売上の約94%を占める。受注実績には「品川駅西口地区」「八重洲一丁目北地区」「みなとみらい21中央地区」などの大型再開発案件が並び、高い施工能力が評価されている。
プレキャストコンクリート製品の製造と取付
プレキャストコンクリート事業では、建築用の床版や壁パネルを工場で事前に製造し、現場で取り付ける。同期の売上高は15億円と小規模だが、鉄骨工事との組み合わせで一体提案を行う。受注案件は「北仲通北地区」「コマツ新本社新築工事」など。子会社の川岸プランニングが設計・積算を担当し、品質と納期の管理を徹底している。
鋼製型枠で培った現場施工の技術力
創業以来の鋼製型枠技術は、鉄骨工事における現場施工のノウハウに活かされている。型枠はコンクリート打設時の形状保持に不可欠で、同社は国内トップクラスのシェアを持つ。型枠製品単体の販売に加え、鉄骨工事の一部として提供されることが多く、この施工力が大型プロジェクトの受注につながっている。工場と現場の連携が強みである。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
金属製品のなかでの位置
金属加工の地域中堅、収益は回復傾向
当社は金属製品製造業で売上高約240億円規模。同業の稲葉製作所や日本調理機と競合。営業利益率は6%から8%へ改善傾向。建設関連需要などに依存。地域密着型の事業展開で、受注変動の影響を受けやすい体質だが、直近は収益改善。
強み
- 地場の需要を的確に捉え、リピート受注を獲得
- 金属加工の技術を活かし、多様な製品に柔軟に対応
- 高い品質管理水準を維持し、顧客満足度を確保
- 効率的な生産体制で競争力のある価格を実現
課題
- 建設投資など景気動向に左右されやすく、受注が不安定
- 製造業全体の人材不足が生産能力に影響を与える可能性
- 鋼材など原材料価格の上昇が利益を圧迫
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
金属製品の時価総額近傍。太字が川岸工業
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3447信和 | 143億円 | 8.0倍 |
| 2 | 5942日本フイルコン | 142億円 | — |
| 3 | 2962テクニスコ | 135億円 | 2408.2倍 |
| 4 | 5958三洋工業 | 135億円 | 9.5倍 |
| 5 | 3441山王 | 135億円 | 9.8倍 |
| 6 | 5921川岸工業 | 131億円 | 10.6倍 |
| 7 | 3435サンコーテクノ | 131億円 | 7.4倍 |
| 8 | 3434アルファCo | 127億円 | 8.6倍 |
| 9 | 3444菊池製作所 | 123億円 | 116.5倍 |
| 10 | 5915駒井ハルテック | 123億円 | 34.3倍 |
| 11 | 5906エムケー精工 | 119億円 | 4.6倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 34件
川岸太一郎による1906年の創業と九州進出
1906年3月、川岸太一郎が大阪市で川岸工業所を創業。当初は鋼製型枠の製造を手掛けた。1936年には福岡県戸畑市(現北九州市)に出張所を設置し、九州市場に進出。1947年3月に川岸工業株式会社として法人化し、1958年に本社を福岡市に移転した。1961年8月に川岸鉄工株式会社を合併し、同年9月に東京支店を設置。1962年1月に東京証券取引所市場第二部と福岡証券取引所に上場し、同時に本社を東京都中央区へ移した。
高度成長期の工場増設と全国展開
上場後、生産能力拡大が急務となり、1962年12月に徳山工場、1963年5月に千葉第一工場、1966年7月に大阪工場、1968年4月に千葉第二工場、1969年7月に本社を港区へ移転し、1970年12月に千葉第三工場を新設。1971年5月には千葉工作を合併し、1971年9月に市原工場、1975年5月に岡山工場を新設。この時期に生産拠点を全国各地に広げ、鉄骨型枠業界での地位を固めた。
工場再編と不採算部門の閉鎖
1990年代以降、需要の変化や効率化のため工場の統廃合を進めた。1993年11月に市原工場を閉鎖、1999年6月に徳山工場を閉鎖し山口工場を新設。2000年12月に千葉第二工場を操業中止、2011年9月に千葉第五工場を閉鎖した。同時に営業拠点も整理し、2013年4月に広島営業所を廃止、同年9月に大阪支店を中国支店に統合。これらの再編により、生産の効率化とコスト削減を図った。
サクラダとの提携と福岡証券取引所上場廃止
2002年10月、株式会社サクラダと資本・業務提携を締結。しかし2012年1月に提携を解除した。その間、2003年10月に福岡証券取引所の上場を廃止し、東京市場に一本化。また、2014年4月に中国支店を西日本支店に名称変更するなど、営業体制を再構築した。この時期は業績の変動が大きく、2012年9月期には純損失11億円を計上した。
子会社吸収と市場区分移行による再スタート
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場に移行。同年10月には連結子会社の川岸工事株式会社を吸収合併し、グループ経営の効率化を進めた。第1次中期経営計画(2024年9月期~2026年9月期)では「100年先も建築鉄骨で日本を支えるトップ企業」を掲げ、売上高3年累計737.8億円、営業利益率4.5%以上を目標とする。
年表34件を開く
1900年代
- 1906年3月創業川岸太一郎が川岸工業所を大阪市に創立
1930年代
- 1936年5月九州に進出、福岡県戸畑市(現北九州市)に出張所を設置
1940年代
- 1947年3月創業大阪府大阪市に川岸工業株式会社を設立
1950年代
- 1958年2月本社を福岡県福岡市に移転
1960年代
- 1961年8月M&A川岸鉄工株式会社を合併
- 1961年9月東京支店を設置
- 1962年1月上場東京証券取引所市場第二部及び福岡証券取引所市場に上場、東京都中央区に本社を移転
- 1962年12月山口県徳山市(現周南市)に徳山工場を新設
- 1963年5月千葉県柏市に千葉第一工場を新設
- 1966年7月大阪府羽曳野市に大阪工場を新設
- 1967年12月大阪支店及び広島支店を開設
- 1968年4月千葉県柏市に千葉第二工場を新設
- 1969年7月本社を東京都港区に移転
1970年代
- 1970年12月千葉県東葛飾郡沼南町(現柏市)に千葉第三工場を新設
- 1971年5月M&A千葉工作株式会社を合併
- 1971年9月千葉県市原市に市原工場を新設
- 1975年5月岡山県笠岡市に岡山工場を新設
1980年代
- 1985年3月千葉県山武郡松尾町(現山武市)に千葉第五工場を新設
- 1985年6月川岸工事㈱設立に際し出資
1990年代
- 1991年9月茨城県結城郡千代川村(現下妻市)に筑波工場を新設
- 1993年11月市原工場を閉鎖
- 1999年6月山口県下松市に山口工場を新設、徳山工場を閉鎖
2000年代
- 2000年12月千葉第二工場を操業中止
- 2001年10月創業千葉県柏市に川岸プランニング株式会社を設立
- 2002年11月株式会社サクラダと資本・業務提携
- 2003年10月山口県下松市に中国支店を開設、広島支店を広島営業所と改称
- 2003年10月上場福岡証券取引所上場廃止
2010年代
- 2011年9月千葉第五工場を閉鎖
- 2012年1月株式会社サクラダとの資本・業務提携契約を解除
- 2013年4月広島営業所を廃止
- 2013年9月M&A大阪支店を中国支店に統合
- 2014年4月中国支店を西日本支店に名称変更
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所スタンダード市場に移行
- 2022年10月M&A川岸工事㈱を吸収合併
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/9期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高(3年累計)2026年9月期まで737.8億円
- 営業利益(3年累計)2026年9月期まで45.4億円
- 営業利益率(最終年度)2026年9月期まで4.5%以上
- 当期純利益(3年累計)2026年9月期まで37.1億円
- ROE(最終年度)2026年9月期まで2.7%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
成長とコア事業の収益力強化
営業起点の案件管理、生産拠点の見直しと再編、ICT・DX化の推進により、競争力を高める。
- 02
財務戦略・資本戦略の強化
将来への積極的な投資と適正な株主還元(配当性向30%以上、自己株式取得など)を実施する。
- 03
ステークホルダーとの共創・共生
積極的な情報発信とIR活動、サステナビリティ経営の推進により、信頼関係を構築する。
- 04
経営基盤の強化
コーポレートガバナンスの充実、人的資本経営への取り組み、事業継続計画(BCP)の整備を進める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で273人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は673万円で、9期前と比べて+9.8%。平均年齢は38.7歳、平均勤続年数は13.5年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年9月 | — | — | — | 249 | — |
| 2017年9月 | — | — | — | 265 | — |
| 2018年9月 | — | — | — | 303 | — |
| 2019年9月 | 613 | 40.2 | 13.1 | 325 | — |
| 2020年9月 | 551 | 40.5 | 13.3 | 313 | — |
| 2021年9月 | 609 | 40.1 | 13.3 | 313 | — |
| 2022年9月 | 603 | 40.7 | 13.5 | 327 | — |
| 2023年9月 | 626 | 40.9 | 13.9 | 357 | — |
| 2024年9月 | 666 | 41.0 | 14.2 | 292 | 582 |
| 2025年9月 | 673 | 38.7 | 13.5 | 273 | 696 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年9月期の売上高は242億円、営業利益は19億円。前期と比べると減収増益で、売上が-12.3%、利益が+11.8%。
会社が出している今期の予想2026年9月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 260億円 | 242億円 |
| 営業利益 | 13億円 | 19億円 |
| 純利益 | 11億円 | 14億円 |
| 1株あたり配当 | ¥170 | ¥170 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は72億円、営業利益は7億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+10.8%、営業利益は+133.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年2Q | 74 | 8 | 10.8 | 7 |
| 2023年3Q | 65 | 3 | 4.6 | 2 |
| 2023年4Q | 63 | — | — | 2 |
| 2024年1Q | 71 | 6 | 8.5 | 5 |
| 2024年2Q | 68 | 2 | 2.9 | 3 |
| 2024年4Q | 137 | 9 | 6.6 | 7 |
| 2025年2Q | 118 | 10 | 8.5 | 7 |
| 2025年4Q | 124 | 9 | 7.3 | 7 |
| 2026年2Q | 128 | 5 | 3.9 | 4 |
| 2026年3Q | 72 | 7 | 9.7 | 6 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年9月期からの14期で、売上は112億円から242億円へ2.2倍に増えた。直近期の営業利益率は7.9%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年9月 | 112 | — | −12 | — | −11 |
| 大阪支店を中国支店に統合 | |||||
| 2013年9月 | 126 | — | −9 | — | −10 |
| 2014年9月 | 177 | — | 2 | — | 2 |
| 2015年9月 | 181 | — | 7 | — | 7 |
| 2016年9月 | 184 | — | 23 | — | 21 |
| 2017年9月 | 196 | — | 30 | — | 22 |
| 2018年9月 | 257 | — | 31 | — | 21 |
| 2019年9月 | 231 | — | 16 | — | 11 |
| 2020年9月 | 199 | — | 15 | — | 8 |
| 2021年9月 | 189 | — | 20 | — | 13 |
| 川岸工事㈱を吸収合併 | |||||
| 2022年9月 | 220 | — | 15 | — | 10 |
| 2023年9月 | 260 | — | 17 | — | 12 |
| 2024年9月 | 276 | 17 | 20 | 6.2 | 15 |
| 2025年9月 | 242 | 19 | 21 | 7.9 | 14 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年9月期
売上高242億円のうち、営業利益として残るのは19億円で7.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は14億円、売上の5.8%にあたる。営業利益率は業種中央値5.3%を上回る水準。
- 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金88.0%213億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金4.1%10億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.9%19億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年9月期は営業CFが32億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは30億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は32億円で、売上の1.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年9月 | 9 | −3 | −2 | 6 | 47 |
| 2013年9月 | −24 | 3 | −2 | −21 | 23 |
| 2014年9月 | −42 | 5 | 18 | −37 | 4 |
| 2015年9月 | 23 | 0 | −19 | 23 | 9 |
| 2016年9月 | 23 | 2 | −6 | 25 | 28 |
| 2017年9月 | 24 | −8 | −2 | 16 | 41 |
| 2018年9月 | 1 | −7 | −3 | −6 | 31 |
| 2019年9月 | 21 | −4 | −4 | 17 | 44 |
| 2020年9月 | 28 | −17 | −3 | 11 | 53 |
| 2021年9月 | 18 | −5 | −2 | 13 | 63 |
| 2022年9月 | 15 | −7 | −2 | 8 | 68 |
| 2023年9月 | −26 | −6 | 0 | −32 | 36 |
| 2024年9月 | −14 | −2 | −7 | −16 | 13 |
| 2025年9月 | 32 | −2 | −11 | 30 | 32 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年9月期の総資産は350億円。このうち返さなくてよい自己資本が290億円で、自己資本比率は82.8%(業種中央値59.8%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年9月 | 205 | 167 | 38 | 81.9 |
| 2013年9月 | 196 | 160 | 36 | 81.6 |
| 2014年9月 | 231 | 161 | 70 | 70.0 |
| 2015年9月 | 213 | 169 | 44 | 79.0 |
| 2016年9月 | 232 | 188 | 44 | 81.0 |
| 2017年9月 | 257 | 209 | 48 | 81.3 |
| 2018年9月 | 290 | 227 | 63 | 78.4 |
| 2019年9月 | 272 | 233 | 39 | 85.6 |
| 2020年9月 | 286 | 237 | 49 | 83.0 |
| 2021年9月 | 292 | 250 | 42 | 85.4 |
| 2022年9月 | 308 | 257 | 51 | 83.6 |
| 2023年9月 | 324 | 273 | 51 | 84.0 |
| 2024年9月 | 342 | 282 | 60 | 82.5 |
| 2025年9月 | 350 | 290 | 60 | 82.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
金属製品 87社との比較
同じ金属製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で87社中6位あたり、逆に低いのは売上成長率で87社中82位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥4,370で、1年前と比べて+2.4%。過去52週の値幅のなかでは64%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 10.6倍 |
| PER (会社予想) | 10.9倍 |
| PBR | 0.40倍 |
| 配当利回り | 3.89% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
AI分析は準備中です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
建設需要の底堅さと業界トップのシェアが強みだが、2025年9月期は売上高減少予想。PBR0.38倍と低水準で割安感が投資魅力。強気派はシェアと低PBRによるバリューを評価。弱気派は減収と業界の需給緩和を懸念。
- PBR0.38倍と割安
解散価値の大幅割れ、バリュー株として魅力。
- 業界トップシェア
鋼製型枠で国内首位、価格交渉力を持つ。
- 2025年は増益予想
営業利益率6.16%→7.85%に改善見込み。
- 2025年は減収予想
売上高276億→242億と減少見通し。
- 建設市場の減速懸念
ゼネコン向け需要が減少基調。
- 収益変動リスク
建設業界の人手不足や資材高騰が打撃に。
- 売上高
- 減収トレンドが継続するか確認。
- 営業利益率
- 利益率改善が続くか、価格転嫁の進捗。
- 型枠出荷数量
- 建設需要の実勢を把握。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり170円で、前期から+6.7%。いまの株価に対する利回りは3.89%。増配か配当維持が3年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年9月 | 80 | — | 11.4 |
| 2017年9月 | 100 | 25.0 | 13.5 |
| 2018年9月 | 125 | 25.0 | 17.1 |
| 2019年9月 | 80 | −36.0 | 21.2 |
| 2020年9月 | 80 | 0.0 | 28.9 |
| 2021年9月 | 80 | 0.0 | 17.1 |
| 2022年9月 | 80 | 0.0 | 24.3 |
| 2023年9月 | 100 | 25.0 | 23.5 |
| 2024年9月 | 150 | 50.0 | 30.1 |
| 2025年9月 | 160 | 6.7 | 30.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥170
株主
有価証券報告書より
2025年9月期末の株主数は延べ1,175人。区分でいちばん多いのは事業法人で47.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が53.0%を占め、残る47.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年9月% | 2021年9月% | 2022年9月% | 2023年9月% | 2024年9月% | 2025年9月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 45.9 | 45.6 | 48.4 | 48.0 | 49.6 | 47.5 |
| 個人・その他 | 40.4 | 37.0 | 35.2 | 33.4 | 33.3 | 39.2 |
| 自己株式 | 3.9 | 3.6 | 3.4 | 0.7 | 3.3 | 8.5 |
| 金融機関 | 5.0 | 4.5 | 4.5 | 4.6 | 5.2 | 5.5 |
| 外国法人 | 6.0 | 9.7 | 9.9 | 9.9 | 10.0 | 4.0 |
| 証券会社 | 2.2 | 3.3 | 2.0 | 4.0 | 1.9 | 3.8 |
| 外国人個人 | 0.5 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | — | — |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 伊藤忠丸紅住商テクノスチール株式会社 | 16.67 |
| 02 | エムエム建材株式会社 | 16.67 |
| 03 | 川岸興産株式会社 | 5.17 |
| 04 | 神鋼商事株式会社 | 4.70 |
| 05 | 内藤 征吾 | 2.97 |
| 06 | 川岸 隆一 | 2.73 |
| 07 | INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社) | 2.53 |
| 08 | 株式会社飯田運送 | 2.33 |
| 09 | 株式会社りそな銀行 | 2.07 |
| 10 | 株式会社SBI証券 | 2.00 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+820%、1株純資産は14期で+819%。直近期のROEは5.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年9月 | −72 | 1,148 | −6.1 | — | — |
| 2013年9月 | −71 | 1,098 | −6.4 | — | — |
| 2014年9月 | 14 | 1,108 | 1.3 | 40.3 | 57.8 |
| 2015年9月 | 49 | 1,156 | 4.3 | 8.1 | 16.3 |
| 2016年9月 | 141 | 1,288 | 11.5 | 3.8 | 11.4 |
| 2017年9月 | 738 | 7,158 | 10.9 | 7.6 | 13.5 |
| 2018年9月 | 730 | 7,804 | 9.8 | 5.5 | 17.1 |
| 2019年9月 | 378 | 7,994 | 4.8 | 6.2 | 21.2 |
| 2020年9月 | 277 | 8,221 | 3.4 | 9.1 | 28.9 |
| 2021年9月 | 467 | 8,632 | 5.5 | 6.4 | 17.1 |
| 2022年9月 | 329 | 8,873 | 3.8 | 8.4 | 24.3 |
| 2023年9月 | 426 | 9,152 | 4.7 | 7.6 | 23.5 |
| 2024年9月 | 498 | 9,724 | 5.3 | 7.4 | 30.1 |
| 2025年9月 | 521 | 10,554 | 5.1 | 8.8 | 30.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
16名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は16名。2025/9期の役員報酬は総額183百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 金本秀雄 | 代表取締役 会長執行役員 | — |
| 清時康夫 | 代表取締役 社長執行役員 | — |
| 松本正憲 | 取締役 専務執行役員 | — |
| 松本龍丈 | 取締役 執行役員 | — |
| 深潟志向 | 取締役 執行役員 | — |
| 薮田浩志 | 取締役 執行役員 | — |
| 松原弘幸 | 取締役 | — |
| 菅原二康 | 取締役 | — |
| 神尾諭 | 取締役 | — |
| 宮田桂子 | 取締役 | — |
| 石松克也 | 常勤監査役 | — |
| 工藤健二 | 監査役 | — |
残りの役員4名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 高田雅章 | 監査役 | — |
| 竹永光貴 | 取締役 執行役員 | — |
| 西口正純 | 取締役 | — |
| 小島信子 | 監査役 | — |
役員報酬の内訳2025/9期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 7 | 94 | 32 | 36 | 163 | 23 |
| 監査役 | 1 | 10 | 1 | — | 11 | 11 |
| 社外取締役 | 6 | 9 | — | — | 9 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/9期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容183字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,571字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,875字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,087字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第80期(2025/10/01-2026/09/30)2026-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第79期(2024/10/01-2025/09/30)2025-12-22
- 半期報告書半期報告書-第79期(2024/10/01-2025/09/30)2025-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第78期(2023/10/01-2024/09/30)2024-12-23
- 四半期報告書四半期報告書-第78期第2四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 四半期報告書四半期報告書-第78期第1四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第77期(2022/10/01-2023/09/30)2023-12-22
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第3四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第2四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第1四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第76期(令和3年10月1日-令和4年9月30日)2022-12-22
- 四半期報告書四半期報告書-第76期第3四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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