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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

駒井ハルテック

KOMAIHALTEC Inc.5915 · Standard · 金属製品

橋梁と鉄骨の設計・製作・架設を一貫手掛ける鋼構造物専業メーカー。官公庁やゼネコン向けが中心。

概要

大阪市西区に本社を置く橋梁・鉄骨構造物の設計・製作・施工を主力とする総合エンジニアリング企業。1943年に駒井鐵工所として設立され、1961年に大阪証券取引所第二部に上場。2026年3月期の連結売上高は344億円、従業員618名。鋼橋と建築鉄骨の二本柱に加え、陸上風力発電設備や洋上風車タワー事業へも展開している。

橋梁と鉄骨が収益の約100%を占める二本柱

当社グループの売上高は橋梁事業と鉄骨事業でほぼ構成される。2026年3月期のセグメント別売上高は、橋梁事業が131億7千万円(構成比38.3%)、鉄骨事業が205億8百万円(同59.8%)であり、両事業で連結売上高の98%超を占める。インフラ環境事業(風力発電など)は1億9千万円、不動産事業は4億1千万円、その他印刷事業等が1億3千万円と小規模である。橋梁事業は国土交通省や地方自治体の発注する鋼橋・複合橋梁の新設・補修工事を、鉄骨事業は超高層ビルや大型建造物向けの鉄骨製作・建方を主とする。

関東と関西にSグレード認定工場を擁する生産体制

主要な生産拠点として、大阪事業所(大阪市西淀川区)と富津工場(千葉県富津市)の2箇所を有する。両工場とも国土交通省の鉄骨製作工場認定制度で最高位のSグレード認定を取得しており、制限なく超高層ビルや大型建造物の鉄骨を製造できる。このほか、宮城県仙台市に東北鉄骨橋梁株式会社の工場、千葉県松戸市にテクニカルセンターを設置。営業拠点は札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄(2026年5月開設)と全国に広がり、地域密着型の受注活動を行う。

連結子会社3社を含むグループで事業を補完

当社グループは当社のほか、連結子会社3社(東北鉄骨橋梁株式会社、株式会社シップス、KHファシリテック株式会社)で構成される。東北鉄骨橋梁は橋梁・鉄骨の現場施工・維持補修を担当し、シップスは印刷事業・鉄骨事業の一部を担う。KHファシリテックは建設機械・運搬機械の設計・製造・据付を行う。これらの子会社は当社から工事の一部を受注するとともに、独自に受注活動も実施する。なお、過去には九州駒井鉄工所(2001年吸収合併)、駒井エンジニアリング(2008年吸収合併)などのグループ再編を経て現在の体制となった。

売上高は拡大と縮小を繰り返し、収益性に課題

過去13年間の連結売上高は300億円台から550億円台の間で変動している。2015年3月期に413億円を記録した後、2022年3月期には296億円まで減少。2024年3月期には554億円と急増したが、2026年3月期は344億円と再び減少した。営業利益は2025年3月期の3億円から2026年3月期は5億円に改善したが、売上高営業利益率は約1.4%と低水準。当期純利益は2026年3月期に3億円と、前期の13億円から大きく減少している。有価証券報告書では、橋梁の発注量低迷や鉄骨需要の減少、資機材価格高騰が収益性圧迫要因と分析されている。

業界の中での役割は社会インフラ向け鋼構造物の設計・製作・施工を担う専門メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
344億円
営業利益
5億円
営業利益率
1.5%
純利益
3億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01橋梁(道路・鉄道・高速道路等の社会インフラ)主力

約40%の売上高を占める主力事業。高度経済成長期に建設された橋梁の老朽化対策や国土強靭化策に伴う新設・補修需要に対応し、鋼橋の積算から設計・製作・現場施工、予防保全・維持補修工事まで一貫して提供。近年は鋼・コンクリート複合橋梁や長寿命化のための商品開発にも取り組んでいる。

主要顧客国、高速道路会社、鉄道会社

主な製品・サービス2
鋼橋
高速道路や鉄道などの橋梁で、鋼製の上部工を設計・製作し、現場で架設する。耐震補強や老朽化対策も手掛ける。
複合橋梁
鋼とコンクリートを組み合わせた橋梁で、コスト削減や耐久性向上を図る。

02鉄骨(官公庁庁舎・超高層オフィスビル等の建築物)主力

売上高の約60%を占める最大事業。超高層ビルや大型建造物向けに鉄骨の設計・製作・施工までを一貫提供。国土交通省の厳格な審査を経た最高位のSグレード認定を取得した工場を2箇所保有し、大型案件に参画している。

Sグレード認定工場を2箇所保有(業界最高位)

主要顧客ゼネコン、デベロッパー

主な製品・サービス2
鉄骨
超高層ビルや大型建造物の骨格となる鉄骨部材を製作し、現場で組み立てる。高度な溶接技術と施工データの蓄積が強み。
鉄塔
送電線や通信などに用いられる鉄塔を設計・製作・設置する。

03インフラ環境(風力発電)準主力

陸上風力発電設備の製作・現場施工、および洋上風車タワーの製造に取り組む。事前調査からメンテナンスまでのトータルサービスを提供し、厳しい気象・立地条件に対応。現時点では陸上風車が主力で、洋上タワーは開発・実証段階。

主な製品・サービス2
陸上風力発電設備
定格出力300kWの風車を製作し、設置工事も手掛ける。リプレース需要にも対応。
洋上風車タワー
洋上風力発電向けの大型タワーを製造。現在は開発・実証段階で売上は未発生。

04不動産(賃貸)副次

大阪事業所の未利用地等を賃貸する不動産事業。

05その他(印刷等)その他

報告セグメントに含まれない印刷事業等。

製品と技術

鋼橋の設計から架設・補修まで一貫対応

橋梁事業では、鋼橋の積算・設計・製作・現場施工の全工程を自社グループ内で完結する。対象は高速道路や鉄道の鋼橋、鋼・コンクリート複合橋梁など多岐にわたる。近年は新設橋梁の発注減少に対応し、既設橋梁の予防保全・維持補修工事にも注力。耐震補強や老朽化対策の需要増加を受けて、異業種と協同した長寿命化技術の開発も行っている。2026年3月期の橋梁事業受注高は172億8千万円で、国土交通省や地方自治体発注の大型案件を獲得している。

Sグレード工場が支える超高層ビル向け鉄骨

鉄骨事業の核心は、国土交通省のSグレード認定を受けた大阪事業所と富津工場での高品質な鉄骨製造にある。Sグレードは最高位の認定であり、超高層ビルや大型建造物に用いられる鉄骨の製作が制限なく可能となる。これまでに官公庁庁舎や超高層オフィスビルなど数多くの著名建築物に鉄骨を納入。設計から製作・施工までの一貫体制と、溶接加工データの蓄積による高度な技術力が強みである。2026年3月期の鉄骨事業売上高は205億8百万円で、グループ全体の約60%を占める。

陸上風力から洋上風車タワーへ事業領域を拡大

インフラ環境事業では、主に定格出力300kWの陸上風力発電設備の製作・現場施工を手がける。厳しい気象条件下でも対応可能な事前調査からメンテナンスまでのトータルサービスを提供。さらに定格出力1MW機の開発を進め、リプレース需要を取り込む計画である。2021年からはNEDOの支援で洋上風車タワーの高効率生産技術開発に着手し、2026年3月に富津工場内にタワー製造工場を竣工。現在は高張力鋼を適用した軽量化技術の開発を材料メーカーと連携して進めており、サプライチェーン全体のコスト削減を目指す。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

金属製品のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 鉄骨(官公庁庁舎・超高層オフィスビル等の建築物)Sグレード認定工場を2箇所保有(業界最高位)

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

橋梁・鉄骨で中堅、減収続く

橋梁・鉄骨工事を手掛ける中堅金属製品企業。売上高は3期連続で減少(554→406→344億円)し、営業利益率も0.74%と低水準。同業の稲葉製作所や日本調理機と競合するが、公共工事依存が強く、受注競争が激しい。2026/3期は微増益見込みも、構造的な収益力の改善が急務。大型工事の採算管理や事業ポートフォリオの見直しが課題。

強み

  • 橋梁など公共インフラで長年の実績、受注基盤はある
  • 鉄骨・橋梁の製造・施工技術で一定の評価
  • 金属製品業界で知名度があり、安定した受注源
  • 2026/3期は営業利益率1.45%と小幅改善見込み

課題

  • 3期連続の減収、事業縮小のリスク
  • 営業利益率が1%前後と極めて低く、収益力不足
  • 公共事業の予算削減や入札競争激化で受注環境厳しい

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

金属製品の時価総額近傍。太字が駒井ハルテック

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
13441山王135億円9.8倍
25921川岸工業131億円10.6倍
33435サンコーテクノ131億円7.4倍
43434アルファCo127億円8.6倍
55915駒井ハルテック123億円34.3倍
63444菊池製作所123億円116.5倍
75906エムケー精工119億円4.6倍
85955ワイズホールディングス117億円29.6倍
93420ケー・エフ・シー117億円11.2倍
105971共和工業所116億円12.9倍
115984兼房111億円10.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 40件

1943年設立、戦後の全国展開で工場網を構築

1943年4月、資本金60万円で株式会社駒井鐵工所として設立。戦後間もない1952年に東京事務所、1954年に東京羽田工場を設置。1956年には福岡工場の建設と福岡営業所開設を同時に行い、九州進出を果たした。1957年に札幌出張所、1958年に広島営業所と東京営業所を開設し、全国的な営業網を整備。1959年には福岡工場を分離して株式会社九州駒井鉄工所を設立し、子会社による地域生産体制を構築した。この時期の工場・営業所の拡充が、後の全国展開の基盤となった。

1961年上場、大阪・東京の生産拠点を拡充

1961年8月、大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。上場後も設備投資を継続し、1962年に千葉県松戸市に東京松戸工場、1969年に大阪市西淀川区に大阪外島工場(現大阪事業所)を建設した。1972年には東京支社を台東区上野へ移転。1973年には仙台営業所を開設し、東北地方への販路を拡大。1975年から1976年にかけては子会社の駒井建設工事(後の駒井エンジニアリング)と駒井建機製作所(後の駒井テクノス)を相次いで設立し、工事施工と機械製作の機能をグループ内に取り込んだ。

1980年代の東京本社昇格と第一部指定替え

1980年11月、東京支社を東京本社に昇格させ、本社機能を事実上2本立てとする組織改革を実施。1984年8月には東京証券取引所市場第二部に上場し、同年11月には本社を本店、東京本社を本社に改称した。1988年6月には東京・大阪両証券取引所の市場第一部銘柄に指定替えとなり、大手上場企業の仲間入りを果たす。1989年4月には社名を「駒井鉄工株式会社」に変更し、鉄工専門性を明確に打ち出した。この時期の資本市場での地位向上が、大型橋梁・鉄骨案件の受注につながった。

2000年代のグループ再編とハルテックとの合併

2001年10月、子会社の九州駒井鉄工所を吸収合併し、九州地域の生産体制を一元化。2003年には大阪工場を大阪事業所と改め、事業所内に株式会社駒井鉄工大阪工場を設立した。2004年10月には駒井テクノスを、2008年4月には駒井エンジニアリングを吸収合併し、グループ内の重複機能を整理。2010年10月、株式会社ハルテックと合併し、社名を「株式会社駒井ハルテック」に変更。この合併により和歌山工場、大阪支店(現本店)を継承し、橋梁・鉄骨事業の基盤を強化した。

2020年代の市場区分変更と洋上風力への本格参入

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場へ移行。しかし2025年6月にはスタンダード市場へ区分を変更した。2020年にはKHファシリテックへ出資し、建設機械事業を拡大。2021年にはNEDOのグリーンイノベーション基金事業に採択され、富津工場に洋上風車タワー製造工場の建設を開始。2026年3月に工場が竣工したが、国内洋上風力市場は発展途上であり、タワー製造による売上はまだ発生していない。引き続き2026年2月にはNEDOの新事業に採択され、高張力鋼適用の技術開発を進めている。

年表40件を開く

1940年代

  • 1943年4月創業株式会社駒井鐵工所(資本金60万円)を設立

1950年代

  • 1952年3月東京都港区芝田村町に東京事務所を開設
  • 1954年3月東京都大田区糀谷町に東京羽田工場を設置(1967年12月廃止)
  • 1956年5月福岡市東浜町に福岡工場を建設
  • 1956年5月福岡営業所を開設(現九州営業所)
  • 1957年6月札幌出張所を開設(現札幌営業所)
  • 1958年3月広島営業所を開設(現中国営業所)
  • 1958年5月東京都中央区八重洲に東京営業所を開設(東京事務所を廃止)
  • 1958年11月大阪店頭市場に株式を公開
  • 1959年3月創業福岡工場を分離、株式会社九州駒井鉄工所を設立(2001年10月当社に吸収合併、2005年12月廃止)

1960年代

  • 1960年3月大阪市港区福崎に大阪港工場を建設(1979年7月廃止)
  • 1961年8月上場大阪証券取引所市場第二部に上場
  • 1962年5月千葉県松戸市松飛台に東京松戸工場を建設(2001年10月廃止)
  • 1966年4月大阪市港区福崎へ本社を移転
  • 1969年3月大阪市西淀川区中島に大阪外島工場を建設(現大阪事業所)
  • 1969年4月東京営業所を東京支社に改称
  • 1969年11月名古屋営業所を開設

1970年代

  • 1972年12月東京都台東区上野へ東京支社を移転
  • 1973年4月仙台営業所を開設(現東北営業所)
  • 1975年8月創業大阪港工場内に駒井建設工事株式会社を設立(駒井エンジニアリング株式会社に社名変更後2008年4月当社に吸収合併)
  • 1976年12月創業大阪港工場内に株式会社駒井建機製作所を設立(株式会社駒井テクノスに社名変更後2004年10月当社に吸収合併)
  • 1978年5月商号変更東京松戸工場内に駒井殖産株式会社を設立(株式会社シップスに社名変更、現連結子会社)
  • 1978年11月大阪市西区西本町へ本社を移転
  • 1979年7月宮城県仙台市に東北鉄骨橋梁株式会社(現連結子会社)を設立

1980年代

  • 1980年11月東京支社を東京本社に昇格
  • 1984年8月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1984年11月本社を本店に、東京本社を本社に改称
  • 1987年4月大阪市港区磯路へ本店を移転
  • 1988年6月東京証券取引所、大阪証券取引所市場第一部銘柄に指定替え
  • 1989年4月商号変更社名を駒井鉄工株式会社に変更

1990年代

  • 1994年2月千葉県富津市新富に富津作業所を開設(現富津工場)

2000年代

  • 2001年9月千葉県松戸市松飛台にテクニカルセンターを開設
  • 2003年10月創業大阪工場を大阪事業所と改め、事業所内に株式会社駒井鉄工大阪工場を設立(株式会社駒井ハルテック大阪工場に社名変更後2013年3月解散)
  • 2003年11月創業テクニカルセンター内に株式会社プロバンスを設立(2023年3月解散)

2010年代

  • 2010年10月M&A株式会社ハルテックと合併し、社名を株式会社駒井ハルテックに変更 和歌山工場、大阪支店(大阪市西区立売堀、現本店)、和歌山営業所を継承
  • 2012年10月M&A大阪支店に本店を統合し、本店に改称

2020年代

  • 2020年4月KHファシリテック株式会社(現連結子会社)に出資
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2025年6月東京証券取引所スタンダード市場へ市場区分を変更
  • 2026年5月沖縄営業所を開設

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    収益力強化と持続的成長の実現

    2026年度からの新経営体制の下、中期経営計画2026の達成に向けて収益力の強化と持続的成長を目指し、人材の確保・育成や生産性向上に取り組む。

  2. 02

    社会インフラの補修・更新需要への対応

    老朽化した社会インフラの補修・更新需要や自然災害対策として、防災・国土強靭化の観点から中長期的な需要を見込み、橋梁事業等で対応する。

  3. 03

    風力発電関連事業の動向注視

    エネルギー政策上、洋上風力など風力発電が重要な電源と位置付けられており、陸上風力を含めた関連事業環境の動向を注視する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で618人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は599万円で、9期前と比べて2.4%平均年齢は44.2歳、平均勤続年数は15.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月544
2018年3月552
2019年3月61444.116.2560
2020年3月63743.316.0579
2021年3月59244.016.3650
2022年3月59143.916.6644
2023年3月60443.616.4633
2024年3月60142.615.1632
2025年3月59743.815.862048
2026年3月59944.215.261881

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率9.1%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)76.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
富津工場 — 千葉県富津市9,614百万円
橋梁事業 鉄骨事業
和歌山工場 — 日高郡由良町1,282百万円
橋梁事業 鉄骨事業
KHファシリテック㈱ 若松工場 — 北九州市若松区1,014百万円
鉄骨事業
東北鉄骨橋梁㈱ 岩沼工場 — 宮城県岩沼市505百万円
橋梁事業 鉄骨事業
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱シップス
    千葉県松戸市
    議決権100.0%
  • 国内
    KHファシリテック㈱
    北九州市若松区
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    エネルギー消費の効率化等に資する我が国技術の国際実証事業実証/風力発電システムを含むエネルギーインフラ実証事業(ロシア連邦サハ共和国)
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2018-03-29
    5.2億円
  • 調達
    エネルギー消費の効率化等に資する我が国技術の国際実証事業実証前調査/風力発電システムを含むエネルギーインフラ実証事業(ロシア連邦サハ共和国)
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2017-10-23
    755万円
  • 調達
    緊急仮設橋架設用資材購入
    国土交通省 · 2020-11-12
    730万円
  • 調達
    緊急仮設橋架設用資機材購入
    国土交通省 · 2022-06-21
    453万円
  • 調達
    緊急仮設橋架設用資機材購入
    国土交通省 · 2023-09-13
    392万円
  • 調達
    紀南河川国道事務所緊急仮設橋架設用資機材購入
    国土交通省 · 2024-07-24
    330万円
  • 調達
    緊急仮設橋架設用資機材購入
    国土交通省 · 2025-06-24
    282万円
  • 調達
    緊急仮設橋点検等業務
    国土交通省 · 2021-12-01
    255万円
  • 補助金
    令和3年度質の高いエネルギーインフラの海外展開に向けた事業実施可能性調査事業費補助金(バングラデシュ国・上空式太陽光発電システム普及事業実施可能性調査)
    資源エネルギー庁 · 2021-10-25
    769万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は344億円営業利益5億円前期と比べると減収増益で、売上が-15.3%、利益が+66.7%。

売上高
-15.3%
344億円
営業利益
+66.7%
5億円
純利益
-76.9%
3億円
営業利益率
1.5%
前期比 +0.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高360億円344億円
営業利益2億円5億円
純利益2億円3億円
1株あたり配当¥70¥70

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は90億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−33.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1294
2024年1Q136−4−2.9−3
2024年2Q13932.24
2024年3Q13621.54
2024年4Q1431
2025年2Q21600.0−1
2025年4Q19031.614
2026年2Q15810.62
2026年4Q18642.21
2027年1Q9000.02

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は308億円から344億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は1.5%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月308−22−45
2014年3月30044
2015年3月41389
2016年3月3671922
2017年3月3651110
2018年3月3631614
2019年3月44021−8
2020年3月3553−3
2021年3月30388
2022年3月2961813
2023年3月39753
2024年3月554136
2025年3月406360.713
沖縄営業所を開設
2026年3月344581.53

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高344億円のうち、営業利益として残るのは5億円1.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の0.9%にあたる。営業利益率は業種中央値5.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金86.3%297億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.2%42億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.5%5億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比3.8pt
1.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.3pt
0.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.9pt
1.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが47億円、投資CFが−19億円で、差し引きのフリーCFは28億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は61億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−2−34−576
2014年3月−21−23−2356
2015年3月−33−118−3439
2016年3月16−2121466
2017年3月29−472598
2018年3月30−5−925114
2019年3月34−8−2226119
2020年3月−23−4−5−2786
2021年3月35−25−71089
2022年3月480−1448123
2023年3月−65−627−7179
2024年3月−86−174−8766
2025年3月82−9−3673103
2026年3月47−19−702861

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は665億円。このうち返さなくてよい自己資本が350億円で、自己資本比率は52.6%(業種中央値59.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月46824122751.4
2014年3月49624425249.2
2015年3月54125428746.9
2016年3月53826827049.8
2017年3月56128128050.0
2018年3月58229129150.0
2019年3月54027726351.2
2020年3月50726624152.4
2021年3月49928021955.5
2022年3月52529523055.5
2023年3月61129931248.1
2024年3月76833143742.3
2025年3月69331837545.9
2026年3月66535031652.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
61億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
139億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
316億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
58
/ 100
安定性自己資本比率35 / 40
収益力営業利益率3 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

金属製品 87社との比較

同じ金属製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り87社中50位あたり、逆に低いのは売上成長率87社中84位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
1.0%/中央値 5.9%
P25 2.5%P75 8.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.4%/中央値 5.3%
P25 2.5%P75 8.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
52.6%/中央値 59.8%
P25 47.8%P75 70.0%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-15.3%/中央値 1.9%
P25 -1.7%P75 3.9%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.8%/中央値 3.0%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,474で、1年前と比べて+61.3%過去52週の値幅のなかでは68%の位置にある。

¥2,474-0.3%1ヶ月+10.3%1年+61.3%時価総額123億円
過去52週の値幅
安値¥1,570高値¥2,894

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)34.3倍
PER (会社予想)75.6倍
PBR0.33倍
配当利回り2.83%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1日で+1.07%の2259円。週足は25日線(2269.04円)をわずかに下回るが、200日線(2072.72円)は上回る。52週高値2894円からは-22%。出来高は平均的で方向感は乏しい。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 85/100)

PER 31.29倍は業界平均18.54倍を大幅に上回り割高。一方PBR 0.30倍は平均1.12倍を下回り割安感。ROE 1%は低く、配当利回り3.1%は平均3.69%を下回る。PERからは割高だがPBRからは割安で、総合的にやや割高。

指標この会社業種平均
PER (実績)34.3倍49.7倍
PER (予想)75.6倍
PBR0.33倍1.13倍
ROE1.0%6.3%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、売上高変動が大きい中で利益の安定性が確保できるか。2024/3期に554億円まで跳ねた売上高が2025/3期406億円、2026/3期344億円と減少続く見通し。一方で営業利益率は改善傾向。強気派は高利益率の省力化施工や維持管理需要の取り込みで収益力が向上すると主張。弱気派は売上減少により固定費負担が重く、利益率改善だけではカバーしきれないと懸念。

プラスに働く材料7
  • 受注の質向上

    高付加価値案件を選別し、営業利益率は0.74%→1.45%へ改善。

  • PBRの低さ

    PBR0.3倍で純資産価値を大幅に下回る買い場。

  • 配当利回り3.1%

    株主還元が安定しており、下支え要因。

  • 営業利益5億円へ増益基調2026年3月期影響

    営業利益3→5億円、コスト削減効果

  • PBR0.30倍の割安感不定影響

    PBR0.30倍と純資産比大幅割安、株主還元期待

  • 配当利回り3.1%で下支え継続影響

    安定配当継続、株価下支え効果

  • インフラ投資需要で受注回復可能性2025年〜2026年影響

    売上高減少トレンド反転、公共投資増で受注回復

マイナスに働く材料7
  • 減収基調

    2026/3期まで売上高減少が続く見通し。固定費負担が重い。

  • 利益水準の低さ

    2026/3期営業利益率1.45%でも利益額は4.9億円と薄利。

  • 政策投資の薄まり

    公共投資の先行き不透明で、大型案件の受注が減少する可能性。

  • 売上高344億円へ減少傾向2026年3月期影響

    売上高554→406→344億円、大幅減収継続

  • PER31倍と割高評価不定影響

    利益水準低く、PER31倍は同業比割高

  • 純利益3億円へ急減2026年3月期影響

    純利益13→3億円、大幅減益見通し

  • 大口工事終了後の受注減少リスク2025年下期影響

    大型工事完了で受注残減少、収益低下懸念

次の決算で確かめる点
受注高
将来の売上高を占う先行指標。
完工利益率
個別案件の採算性を測る。
営業利益率
収益性の向上度合いを確認する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり70で、前期から12.5%いまの株価に対する利回りは2.83%。

年間配当
¥70
1株あたり
配当利回り
2.83%
いまの株価に対して
配当性向
102.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月5026.1
2018年3月6020.023.3
2019年3月7016.7
2020年3月700.0
2021年3月700.034.8
2022年3月700.022.6
2023年3月700.074.8
2024年3月700.032.2
2025年3月8014.324.0
2026年3月70−12.5102.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥70

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ4,137人。区分でいちばん多いのは個人・その他51.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.2%を占め、残る62.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他36.436.944.645.652.251.1
事業法人29.930.127.727.829.526.9
金融機関29.526.722.818.111.810.3
自己株式6.56.46.36.16.07.8
外国人個人0.10.10.10.10.25.0
外国法人1.94.03.33.93.04.8
証券会社2.22.21.54.53.31.9

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01SUN YOU NING4.69
02エムエム建材株式会社3.91
03日本生命保険相互会社3.47
04伊藤忠丸紅住商テクノスチール株式会社3.31
05株式会社三井住友銀行3.06
06JFE商事鉄鋼建材株式会社2.82
07内藤征吾2.62
08日本製鉄株式会社2.18
09合同会社センス2.02
10株式会社北都鉄工2.01

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近6
  • 2026-07-06
    ソン ユウ ニン(Sun You Ning)
    新規の大量保有報告
    10.26%
    +0.83pt
  • 2026-05-25
    ソン ユウ ニン(Sun You Ning)
    新規の大量保有報告
    9.43%
    +1.02pt
  • 2026-05-01
    ソン ユウ ニン(Sun You Ning)
    新規の大量保有報告
    8.41%
    +1.05pt
  • 2026-04-24
    ソン ユウ ニン(Sun You Ning)
    新規の大量保有報告
    7.36%
    +1.09pt
  • 2026-04-17
    ソン ユウ ニン(Sun You Ning)
    新規の大量保有報告
    6.27%
    +1.25pt
  • 2026-04-08
    ソン ユウ ニン(Sun You Ning)
    新規の大量保有報告
    5.02%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+180%、1株純資産は14期で+1471%。直近期のROEは1.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−90486
2014年3月84951.738.255.0
2015年3月195173.713.624.0
2016年3月4405,4798.35.513.0
2017年3月2075,7433.710.826.1
2018年3月2846,1694.78.823.3
2019年3月−1625,864
2020年3月−675,619
2021年3月1655,9572.913.334.8
2022年3月2896,2574.77.522.6
2023年3月716,3021.123.874.8
2024年3月1346,9702.015.932.2
2025年3月2736,8114.05.824.0
2026年3月727,6361.026.9102.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

22名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は22名。2026/3期の役員報酬は総額131百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
中村貴任取締役会長6610,436
駒井恵美代表取締役社長6281,914
駒井寛取締役兼執行役員 鉄構事業統括 管理本部長 調達室担当 関係会社担当619,311
森川友記取締役兼執行役員 橋梁事業統括 工事本部長511,831
本井敏雄取締役75
国崎肇取締役66
田畑順二朗取締役62
松岡成行常任監査役(常勤)641,590
岡田和秀監査役(常勤)61
林康司監査役61
山本操司監査役66
上野進一郎副社長執行役員
残りの役員10名を開く
氏名役職年齢保有株数
飯塚勉常務執行役員
落合教道常務執行役員
奥田岳史常務執行役員
花里貴明執行役員592,515
直江康司執行役員
板橋健一執行役員
橘肇執行役員
橋岡康浩執行役員
細田直久執行役員
赤永泰宏執行役員

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)56667214
社外取締役530306
監査役2292915

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,410字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社5社(うち連結子会社3社)により構成され、橋梁・鉄骨・鉄塔・その他鋼構造物の設計・製作及び現場組立・架設・補修が主な事業であり、これら以外に建設機械・運搬機械等各種機械の設計・製造・据付・販売、建築工事の企画・設計・施工・監理及びコンサルティング業務、陸上風力発電設備の製作及び現場施工等を行う環境事業、印刷業務、不動産賃貸業等を行っております。 セグメント区分毎の当社グループ各社の位置付け等は、次のとおりであります。 ―橋梁事業― 橋梁事業は当社グループの約40%の売上高を占める主要な事業の1つであり、鉄骨事業で培った鉄骨製造技術と豊富な経験を活用し、橋梁分野に進出したという経緯があります。鋼橋の積算から設計・製作・現場施工までの橋梁建設に係るすべての過程を当社グループ内で担うことが可能であり、橋梁の予防保全・維持補修工事にも取り組んでおります。国土強靭化策に伴う高速道路・鉄道などの橋梁工事の増加や高度経済成長期に建設された橋梁のメンテナンス需要の増加など、橋の新設及びメンテナンス工事の需要が高まっており、耐震補強・老朽化等の補修・補強工事を通じて、安心・安全な社会づくりに貢献しております。 なお、近年は鋼橋分野だけでなく、鋼・コンクリート複合橋梁や老朽化した橋梁の長寿命化のため、異業種と協同して商品開発などにも積極的に取り組んでおります。 ―鉄骨事業― 鉄骨事業は当社グループの約60%の売上高を有するため、橋梁事業とともに重要な事業の1つであります。超高層ビルをはじめとした数多くの著名建築物に鉄骨を納入することで、官公庁庁舎や超高層オフィスビル等の建設に大きく貢献してまいりました。当社グループは、設計・製作・施工までの工程をすべて担うことが可能であることに加え、溶接加工などの施工データの蓄積をベースに、顧客から評価される高度な技術を保有しております。また、国土交通省の厳格な審査を経て、Sグレード認定(注)を取得した工場を2箇所所有していることで、大型案件に参画してまいりました。 (注)鉄骨製作工場認定制度におけるグレードは、工場の製作能力、設備、技能者や技術者の人数などに応じて定められ、グレードによって製作範囲が制限されます。最高位であるSグレードには厳しい認定条件が定められており、Sグレード認定を取得した工場は制限を受けることなく、超高層ビルや大型建造物に用いられる鉄骨を製造することができます。 ―インフラ環境事業― インフラ環境事業では、これまで主に定格出力300kWの陸上風力発電設備について、国内外向けに製作および現場施工等を行ってまいりました。各地の厳しい気象・立地条件にも対応するため、事前調査からメンテナンスまでのトータルサービスを提供しております。 さらに、開発中の定格出力1MWのラインナップを拡充することで、リプレース需要にも対応してまいります。 また、海外での営業活動を通じて、風車製作に加え、鋼製橋梁等の引合いも得ており、現地のニーズに応じた提案を継続的に行っております。 ―不動産事業― 当社グループは、大阪市西淀川区にある大阪事業所の未利用地部分等について賃貸による不動産事業を行っております。 ―その他― その他は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、印刷事業等であります。 上記に加え、これまで橋梁事業および鉄骨事業で培ってきた製造技術を活かし、新たな取り組みとして洋上風車タワーの製造体制の構築を進めております。 2021年、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金事業「洋上風力発電の低コスト化/次世代風車技術開発事業/洋上風車用タワーの高効率生産技術開発・実証事業」に採択されました。これを受け、千葉県富津市の当社富津工場において大型風車向けタワー製造工場の建設に取り組み、2026年3月に竣工いたしました。 引き続き、経済産業省のGXサプライチェーン構築支援事業の支援を受け、塗装・艤装設備の建設を進めております。 国内の洋上風力プロジェクトについては、第1ラウンドの再入札や第2・第3ラウンドにおける受注要件の見直しなど、事業環境の変化により、事業者側の工程に変更が生じております。 このような状況の中、2026年2月には、NEDOの2025年度「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業(未来型新エネ実証制度)」において、「洋上風車タワーへの高張力鋼の適用に向けた技術開発・実証」が採択されました。現在、材料メーカーと連携し、軽量化によるサプライチェーン全体のコスト削減を目指し、開発を推進しております。 なお、国内の洋上風車市場は未だ発展途上にあり、当社において、現時点ではタワー製造による売上高は発生しておらず、開発費用が先行して発生しております。 事業部門   事 業 内 容   会 社 名 橋梁事業   橋梁の設計・製作及び現場架設   当 社 東北鉄骨橋梁㈱ 鋼橋の現場工事の施工、維持補修   当 社 鉄骨事業   鉄骨・鉄塔の設計・製作及び現場建方   当 社 東北鉄骨橋梁㈱㈱シップスKHファシリテック㈱ 他1社 建設機械、運搬機械等の設計・製造及び据付   当 社 建築工事の企画・設計・施工・監理及びコンサルティング業務   当 社 インフラ環境事業   陸上風力発電設備の製作及び現場施工   当 社 他1社 海外事業   当 社 不動産事業   不動産賃貸業   当 社 他2社 その他   印刷事業等   ㈱シップス (事業系統図) 各子会社及び関連会社は、それぞれ受注活動を行うとともに、当社より工事の一部を受注しており、事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,235字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針 当社グループは長年にわたり橋梁、鉄骨、風車といった国民の生活基盤となる構造物の建設に従事し、『高い技術力で夢のある社会づくりに貢献する』を経営理念とし、関東と関西に保有する主力工場をはじめとする経営資源を最大限に活用し、技術力を結集した効率的な事業運営を目指し、橋梁事業、鉄骨事業、インフラ環境事業を通じ社会基盤整備の一翼を担う企業として自覚と責任を持った経営を行ってまいります。 (2)経営環境及び対処すべき課題等 今後の国内景気につきましては、地政学的リスクの継続や顕在化にともなう海外経済の不確実性、為替動向や物価上昇の影響などにより、先行きには引き続き不透明感が残るものと考えられます。一方で、雇用・所得環境の改善を背景とした内需の持ち直しやインバウンド需要の回復が景気を下支えすることが期待される中、省人化・DX・AI関連投資、脱炭素・エネルギー転換(GX)関連投資、国土強靭化に向けた投資については、一定の投資需要が継続する可能性があるものと考えられます。 橋梁業界におきましては、新設橋梁の発注量が低水準で推移していることに加え、工事の大型化・長期化や施工人材の不足などにより、事業環境は引き続き厳しい状況が続くものと考えられますが、自然災害への対応や老朽化した社会インフラの補修・更新需要については、防災・国土強靭化の観点から、中長期的に一定の需要が見込まれております。 鉄骨業界におきましては、鉄骨需要が3年連続で400万トンを下回り、また、鋼材をはじめとする資機材価格の高止まりや人件費の上昇、慢性的な人材不足を背景として、大型案件における工期の見直しが、工場操業や収益性に影響を及ぼす可能性があります。 風力発電業界につきましては、「第7次エネルギー基本計画」において洋上風力が再生可能エネルギー主力化に向けた重要な電源の一つと位置付けられており、「洋上風力産業ビジョン(第2次)」においては、2040年に向けた市場形成や国内サプライチェーンの構築に関する方向性が示されております。陸上風力を含め、エネルギー政策上の中長期的な方向性として風力発電の活用が示されていることから、関連する事業環境については動向を注視して参ります。 このような事業環境の下、2026年度より新たにスタートした経営体制の下で、中期経営計画2026の達成に向け、収益力の強化と持続的成長の実現を目指し、人材の確保・育成および生産性向上に向けた取り組みを通じて、安定的な収益基盤の構築と企業価値の向上に努めてまいります。 これまで多くの製品を納めてきた実績と培ってきた技術力を最大限に活かし、橋梁事業・鉄骨事業・インフラ環境事業を通じて社会基盤整備の一翼を担う企業として、自覚と責任を持った経営を行ってまいります。 株主の皆様におかれましては、今後ともなお一層のご支援・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
事業等のリスク4,721字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 公共事業への依存及び橋梁市場縮小によるリスク(発生可能性:中、影響度:大、発生時期:中期) 当社グループの主力事業の一つである橋梁事業は、その相当分が国、地方公共団体、高速道路会社からの発注によるものでありますが、政策や財政事情により近年の発注量は抑制基調となっております。今後さらに発注量が減少となる場合は、当社グループの受注量減少を招き、業績に大きな影響が及ぶ可能性があります。このリスクへの対応策として、民間需要への対応、橋梁以外の鋼構造物への取組みを進めてまいります。 (2) 鋼材価格等の変動に関するリスク(発生可能性:中、影響度:大、発生時期:中期) 鋼材等材料価格が高騰した際、価格上昇分が速やかに製品価格に反映されない場合は、業績に大きな影響が及ぶ可能性があります。このリスクへの対応策として、発注者への価格転嫁を図るべくきめ細かく交渉しております。 (3) 原価先行に伴うリスク(発生可能性:大、影響度:大、発生時期:短期) 当社グループの主力事業の橋梁事業及び鉄骨事業においては、取引先の追加変更要望に対応して、原価が先行発生する場合があります。最近の工事大型化に伴い、先行する原価が多額になっておりますが、タイムリーに売上追加計上ができない場合は、業績に大きな影響が及ぶ可能性があります。このリスクへの対応策として、発注者との関係性を強化し、追加変更精算をきめ細かく行う取り組みを進めてまいります。 (4) 安全上のリスク(発生可能性:小、影響度:大、発生時期:特定期間なし) 当社グループが取り扱う鉄構製品は大きな重量物で、工場製作や現場設置において危険な作業を伴います。当社グループにおいては安全対策を何よりも優先しておりますが、万が一重大災害や重大事故を起こした場合は、直接的な損害だけではなく、社会的信用の失墜、指名停止措置等の行政処分により受注量が減少し、業績に大きな影響が及ぶ可能性があります。このリスクへの対応策として、専門部署による安全パトロール強化、作業手順書の整備及び徹底、各種安全啓蒙活動等に取り組んでおります。 (5) 品質保証に関するリスク(発生可能性:小、影響度:大、発生時期:特定期間なし) 当社グループにおいては品質管理に万全を期しておりますが、万が一瑕疵が見つかった場合は、是正回復費用や損害賠償費用が発生するだけでなく、顧客からの信用失墜により受注量が減少し、業績に大きな影響が及ぶ可能性があります。このリスクへの対応策として、ISO9001に基づく品質マネジメントシステムを遵守することにより品質保証体制構築を行っております。 (6) 資金調達及び金利変動に関するリスク(発生可能性:中、影響度:中、発生時期:中期) 当社グループには相当額の有利子負債が存在しております。資金調達に支障が生じた場合や金利水準が高騰した場合は、業績に大きな影響が及ぶ可能性があります。このリスクへの対応策として、計画的な資金調達活動を行うと共に、取引金融機関との関係性強化を通じて資金調達の円滑化に努めております。 (7) 労務費の変動に関するリスク(発生可能性:中、影響度:大、発生時期:中期) 人材不足等による労務費が高騰した際、労務費上昇分が速やかに製品価格に反映されない場合は、業績に大きな影響が及ぶ可能性があります。このリスクへの対応策として、人員数の最適化、協力業者との関係性強化による安定したサプライチェーン構築、省人化設備導入を進めてまいります。 (8) 調査研究費の先行発生に伴うリスク(発生可能性:中、影響度:大、発生時期:中期) 当社グループでは、陸上風車の製品ラインアップを拡充する目的から試験研究活動を加速しております。この結果、製品開発に伴う費用が先行し、インフラ環境事業はセグメント損失の状況が続いております。再生可能エネルギー導入に対する機運の高まりから成長が見込める市場であると考え取り組んでおりますが、想定どおりの市場成長と需要拡大が実現しない場合は、先行する費用を回収できず、業績に大きな影響が及ぶ可能性があります。このリスクへの対応策として、陸上風車の営業体制強化等に取り組んでおります。 (9) 新規事業展開に関するリスク(発生可能性:中、影響度:大、発生時期:中期) 当社グループでは、新たな事業として洋上風車タワー製造への進出を計画し、補助金を活用した大規模設備投資を実施中であります。また、現在は試験体製作にも取り組んでおります。2026年にサプライヤー認証を取得、2027年以降順次プロジェクト毎に製作契約を締結するスケジュールにて事業化を進めております。国内の洋上風車市場は、第7次エネルギー計画における国産再生可能エネルギーの普及拡大政策の下、官民協議会による洋上風力産業ビジョン等でも国内生産の拡大が掲げられている状況にあることから、本事業は今後成長が見込まれるものであります。また、当社技術力を活用できる分野でもあると考えております。洋上風力プロジェクトは第1ラウンドから第3ラウンドまで入札が進んでおりますが、プロジェクトの開始までに長期間を要することから、計画時から事業実施時までに生じた資材高騰等による大幅な事業環境の変化が生じております。こうした状況に対し経済産業省による補助金制度の変更が行われておりますものの、事業環境の変化により工程が遅れる場合や、想定どおりの需要が実現しない場合は、投資回収ができず、業績に大きな影響が及ぶ可能性があります。このリスクへの対応策として、洋上風車タワー製造用設備を利用してその他の大型鋼構造物の製缶や当社陸上風車部品の製造などに取り組むことも検討してまいります。 (10) 固定資産の減損に関するリスク(発生可能性:中、影響度:大、発生時期:中期) 各事業セグメントにおいて継続的な採算悪化が認められる場合は、関係する固定資産について減損損失を計上する必要性が生じ、業績に大きな影響が及ぶ可能性があります。また、新規に取り組む洋上風車タワー製造事業において、予定の収益計上ができない場合にも、関係する固定資産について減損損失を計上する必要性が生じ、業績に大きな影響が及ぶ可能性があります。このリスクへの対応策として、各事業において採算性の維持向上に取り組むと共に、設備投資については将来の市場環境及び投資効果の検証を踏まえ厳格な執行を行ってまいります。 (11) 法的規制に関するリスク(発生可能性:小、影響度:大、発生時期:特定時期なし) 当社グループは、建設業法、独占禁止法及び労働安全衛生法等の各種法的規制を受けております。万が一法令違反が発生した場合には、行政処分等により、業績に大きな影響が及ぶ可能性があります。このリスクへの対応策として、コンプライアンス部署による研修及び社内監査等を通じ法令遵守の浸透に取り組んでおります。 (12) 情報管理及び情報システムに関するリスク(発生可能性:小、影響度:大、発生時期:特定時期なし) 当社グループは、取引先から受領した各種情報、財務情報、知的財産を含む技術情報及び社内外の個人情報等を保有しております。これらの情報資産の取扱いについては、規程等を定め厳格な対応を期しておりますが、万が一情報漏洩やシステム障害が生じた場合は、損害賠償費用の発生及び業務停滞等により、業績に大きな影響が及ぶ可能性があります。このリスクへの対応策として、情報漏洩やシステム障害の防止を目的とした適切な技術対策、社内管理体制の整備及び社員教育等に取り組んでおります。また、外部からの不正アクセスを常時監視するとともに、有事の際に適切な対応を実現する体制を構築しております。 (13) 自然災害等の発生に関するリスク(発生可能性:小、影響度:中、発生時期:特定時期なし) 地震、台風等の大規模な自然災害等により、工事の中断や大幅な遅延、当社グループの事業所等が被害を受け事業活動が停滞した場合は、業績に大きな影響が及ぶ可能性があります。このリスクへの対応策として、BCP(事業継続計画)を策定し、継続的に教育と訓練を実施しております。 (14) 主要な事業活動の前提となる事項について(発生可能性:小、影響度:大、発生時期:中期) 当社グループは、建設業を主たる業としており、当該事業は「建設業法」により、国土交通省または都道府県知事の許可を取得する必要があります。「建設業法」上、建設業許可の有効期限は5年間とされており、当該有効期間を超えて事業を継続する場合は許可を更新する必要があります。万が一「建設業法」に抵触し、当該営業の全部又は一部の停止命令又は許可取り消し等の処分を受けた場合は、業績に大きな影響が及ぶ可能性があります。当社グループの許認可、免許及び登録等の状況は後述のとおりでありますが、本書提出日現在において、許認可等の継続に支障を来す要因は発生しておりません。 当社グループの許認可、免許及び登録等の状況 取得・登録者名   当社   当社 取得年月   1972年9月   1989年5月 許認可等の名称   特定建設業(許可)   建設コンサルタント(登録) 所管官庁等   国土交通省   国土交通省 許認可等の内容   国土交通大臣許可第000142号土木、建築、とび・土工、電気、鋼構造物、塗装、水道施設、解体   登録番号:建04第4336号登録部門:鋼構造及びコンクリート部門 有効期限   2026年9月18日   2027年5月28日 法令違反の要件及び主な許認可取消事由   不正な手段による許可の取得や役員等の欠格条項違反等に該当した場合は許可の取消(建設業法第29条)不正入札等不誠実な行為があった場合は業務停止等の処分(同法第28条)   不正手段による登録が判明した場合(登録規程第13条第1項第4号)現況報告書中で虚偽の記載が判明した場合(第10号)登録の停止に違反した場合(第11号) 取得・登録者名   東北鉄骨橋梁株式会社   KHファシリテック株式会社 取得年月   1978年12月   2020年3月 許認可等の名称   特定建設業(許可)   特定建設業(許可) 所管官庁等   宮城県知事   福岡県知事 許認可等の内容   宮城県知事許可第17362号土木、とび・土工、鋼構造物、水道施設   福岡県知事許可第113044号土木、建築、とび・土工、屋根、鋼構造物、舗装、塗装 有効期限   2030年1月6日   2030年3月11日 法令違反の要件及び主な許認可取消事由   不正な手段による許可の取得や役員等の欠格条項違反等に該当した場合は許可の取消(建設業法第29条)不正入札等不誠実な行為があった場合は業務停止等の処分(同法第28条)   不正な手段による許可の取得や役員等の欠格条項違反等に該当した場合は許可の取消(建設業法第29条)不正入札等不誠実な行為があった場合は業務停止等の処分(同法第28条)
経営成績の分析 (MD&A)5,592字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、トランプ関税の影響がみられたものの個人消費や設備投資が増加し、景気は内需を中心に緩やかに回復しました。一方、中東情勢をはじめとする海外経済の不確実性や物価の上昇が引き続き懸念材料となっております。 橋梁・鉄骨業界におきましては、橋梁の発注量は前連結会計年度を下回り、発注単価の上昇はあるものの発注件数が減少したことなどによりし烈な受注競争が続いております。また、原材料価格の高騰や労務費の上昇に加え、技術者不足の影響もあり収益性の確保が課題となっております。 鉄骨は、需要量が3年連続で400万トンを下回り、建設投資の抑制や再開発案件の停滞等を背景に低調に推移いたしました。今後も大型案件を中心とした計画の延期や見直しが相次ぎ、受注環境の厳しさが増すと考えられることから、受注価格の低下や採算性の悪化が懸念されます。 このような事業環境のなか、当連結会計年度の受注高は327億9千9百万円(前連結会計年度比25.7%減)となりました。売上高は344億1千4百万円(同15.1%減)となりました。 損益につきましては、売上高は減少したものの橋梁事業の一部大型工事において追加変更契約を獲得できたことや収益管理を徹底したことなどにより、営業利益4億7千万円(同63.3%増)、経常利益8億1千7百万円(同28.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は3億3千5百万円(同73.7%減)となりました。 セグメント別の概要は次のとおりであります。 ― 橋梁事業 ― 当連結会計年度の受注高は、群馬県補助公共道路改築事業(国道・連携)その53泉沢大橋上部工製作架設工事(分割2号)、国土交通省中国地方整備局令和7年度西広島バイパス住吉橋高架橋外鋼下部工事他の工事で172億8千1百万円(前連結会計年度比6.3%減)となりました。 売上高は、国土交通省九州地方整備局鹿児島3号西前田川橋上部工工事、仙台市(都)南小泉茂庭線(宮沢橋工区)橋梁上部工工事他の工事で131億7千万円(同16.9%減)となり、これにより受注残高は284億9千8百万円(同16.9%増)となっております。 ― 鉄骨事業 ― 当連結会計年度の受注高は、(仮称)渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト他の工事で153億2千8百万円(前連結会計年度比40.2%減)となりました。 売上高は、大型工事の進行基準完成工事などで205億8百万円(同12.6%減)となり、これにより受注残高は242億6千2百万円(同17.6%減)となっております。 ― インフラ環境事業 ― 風力発電等による環境事業、インフラを中心とした海外事業における当連結会計年度の受注高は、1億8千9百万円(前連結会計年度比91.8%増)、売上高は、1億9千万円(同73.3%減)となり、これにより受注残高は5千9百万円(同1.3%減)となっております。 ― 不動産事業 ― 当社グループは、大阪市西淀川区にある大阪事業所の未利用地部分等について賃貸による不動産事業を行っており、当連結会計年度における不動産事業の売上高は4億1千万円(前連結会計年度比0.6%増)となっております。 ― その他 ― 当社グループは、その他の事業として印刷事業等を行っており、当連結会計年度におけるその他の売上高は、1億3千4百万円(前連結会計年度比8.5%増)となっております。 当連結会計年度末における総資産は665億3千9百万円(前連結会計年度末比27億8千5百万円減少)となりました。 資産の部では、受取手形・完成工事未収入金及び契約資産が50億5千4百万円減少したことなどにより流動資産は357億7千1百万円(同80億9千1百万円減少)となりました。また、投資有価証券が45億4千6百万円増加したことなどにより固定資産は307億6千7百万円(同53億6百万円増加)となりました。 負債の部では、工事未払金が12億1千3百万円増加したものの、未払消費税等が18億5千3百万円減少したことなどにより流動負債は189億8百万円(同10億4百万円減少)となりました。また、長期借入金が48億6百万円減少したことなどにより固定負債は126億4千3百万円(同49億4千万円減少)となり、負債合計は315億5千2百万円(同59億4千5百万円減少)となりました。 純資産の部では、その他有価証券評価差額金が31億1千2百万円増加したことなどにより、純資産は349億8千7百万円(同31億6千万円増加)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前連結会計年度末に比べ42億2千万円減少し60億9千7百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動の結果得られた資金は47億2千1百万円(前連結会計年度81億8千4百万円の収入)となりました。これは売上債権の減少による収入54億3千6百万円があったことなどによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動の結果支出した資金は19億4千2百万円(前連結会計年度8億6千9百万円の支出)となりました。これは補助金の受取5億1千万円があったものの、固定資産取得による支出24億5千万円があったことなどによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動の結果支出した資金は70億2百万円(前連結会計年度35億9千1百万円の支出)となりました。これは長期借入による収入2億円があったものの、長期借入金の返済による支出15億7千8百万円、社債の償還による支出17億5千万円、短期借入金の返済による支出29億4千万円があったことなどによるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額(百万円)   前期比(%) 橋 梁 事 業   13,140   82.7 鉄 骨 事 業   20,272   87.1 インフラ環境事業   181   26.5 合 計   33,594   84.3 (注) 上記生産高は請負契約高に生産進捗率を乗じて算出しております。 b. 受注高及び受注残高 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額(百万円)   前期比(%) 受注高   橋 梁 事 業   17,281   93.8 鉄 骨 事 業   15,328   59.8 インフラ環境事業   189   191.8 合 計   32,799   74.3 セグメントの名称   当連結会計年度(2026年3月31日現在) 金額(百万円)   前期比(%) 受注残高   橋 梁 事 業   28,498   116.9 鉄 骨 事 業   24,262   82.4 インフラ環境事業   59   98.7 合 計   52,820   98.0 c. 販売実績 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額(百万円)   前期比(%) 橋 梁 事 業   13,170   83.1 鉄 骨 事 業   20,508   87.5 インフラ環境事業   190   26.7 不 動 産 事 業   410   100.6 そ の 他   134   108.5 合 計   34,414   84.9 (注) 1.売上高に対する割合が100分の10以上の相手先別の売上高及びその割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 清水建設株式会社   9,363   23.1   8,921   25.9 株式会社大林組   6,189   15.3   3,231   9.4 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として橋梁の発注量は前連結会計年度を下回り、発注単価の上昇はあるものの発注件数が減少したことなどによりし烈な受注競争が続いております。また、原材料価格の高騰や労務費の上昇に加え、技術者不足の影響もあり収益性の確保が課題となっております。 また、鉄骨の需要量が3年連続で400万トンを下回り、建設投資の抑制や再開発案件の停滞等を背景に低調に推移いたしました。今後も大型案件を中心とした計画の延期や見直しが相次ぎ、受注環境の厳しさが増すと考えられることから、受注価格の低下や採算性の悪化が懸念されます。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 橋梁事業の経営成績は(1)経営成績等の状況の概要に記載したとおり受注高172億8千1百万円、売上高131億7千万円、受注残高284億9千8百万円となっており、セグメント利益は21億5千1百万円、セグメント資産は169億3千6百万円であります。今後も安定した受注と収益率の向上を図ってまいります。 鉄骨事業の経営成績は(1)経営成績等の状況の概要に記載したとおり受注高153億2千8百万円、売上高205億8百万円、受注残高242億6千2百万円となっており、セグメント利益は8億7千3百万円、セグメント資産は183億5千5百万円であります。今後も安定した受注と設備投資等による生産性の向上による収益率の向上を図ってまいります。 インフラ環境事業の経営成績は(1)経営成績等の状況の概要に記載したとおり受注高1億8千9百万円、売上高1億9千万円、受注残高5千9百万円となっており、セグメント損失は5億9千9百万円、セグメント資産は27億6百万円であります。今後は受注の拡大と設備投資等による生産性の向上による収益率の向上を図ってまいります。 不動産事業の経営成績は(1)経営成績等の状況の概要に記載したとおり売上高4億1千万円となっており、セグメント利益は3億2千8百万円、セグメント資産は10億5千5百万円であります。今後も安定した収益が見込めますが、一部該当資産の老朽化対策が必要となります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの資本の財源及び資金の流動性について、当社グループの資金状況は、営業活動の結果得られた資金は47億2千1百万円(前連結会計年度81億8千4百万円の収入)となりました。これは売上債権の減少による収入54億3千6百万円があったことなどによるものであります。 投資活動の結果支出した資金は19億4千2百万円(前連結会計年度8億6千9百万円の支出)となりました。これは補助金の受取5億1千万円があったものの、固定資産取得による支出24億5千万円があったことなどによるものであります。 財務活動の結果支出した資金は70億2百万円(前連結会計年度35億9千1百万円の支出)となりました。これは長期借入による収入2億円があったものの、長期借入金の返済による支出15億7千8百万円、社債の償還による支出17億5千万円、短期借入金の返済による支出29億4千万円があったことなどによるものであります。 以上の結果、当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前連結会計年度末に比べ42億2千万円減少し60億9千7百万円となりました。 なお、当社は、運転資金の効率的な調達を行うため、取引銀行5行と総額50億円の貸出コミットメントライン契約及び取引銀行5行と総額70億円の貸出コミットメントライン契約を締結しております。また、設備投資を目的として、取引銀行5行と総額57億円のコミット型タームローン契約を締結しております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、種々の見積りが必要になります。これらの見積りは当社グループが現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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