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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

日創グループ

NISSO GROUP CO.,LTD.3440 · Standard · 金属製品

金属加工と化成品を軸とする持株会社。建設・エネルギー向けの金属製品から、住宅・インフラ向けのゴム・樹脂製品まで、幅広い製造業を傘下に持つ。

概要

日創グループ株式会社は、金属加工、化成品、建設、タイルの4事業を中核とする持株会社。1983年に金属加工業者として創業し、2025年6月に持株会社体制へ移行した。2025年8月期の連結売上高は230億円、営業利益14億円、従業員695名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

金属加工・化成品・建設・タイルの4セグメント体制

当社グループは2025年8月期より、金属加工、化成品、建設、タイルの4つを報告セグメントとしている。金属加工事業は太陽電池アレイ支持架台や空調関連機器などを手掛け、売上高80億円。化成品事業は下水道マンホール耐震性継手や止水テープなどで27億円。建設事業は内外装パネル工事が中心で67億円。タイル事業は湿式・乾式タイルで47億円。その他を含む連結売上高は230億円。金属加工が最大セグメントだが、建設事業が前年比108.5%増と急成長している。

M&Aによる事業領域の拡大

当社グループは2016年以降、積極的なM&Aにより事業領域を広げてきた。2016年に吾嬬ゴム工業を子会社化しゴム加工事業に参入。2017年綾目精機、2018年ダイリツ、2023年にはワタナベテクノスや天神製作所などを子会社化。2024年には大鳳やフォームテックスを取得し化成品事業を拡大。2025年には泉製作所を子会社化し車両向け樹脂製品を追加。この間、グループ会社数は連結子会社13社、非連結子会社3社に増加した。

福岡・福島を両軸とする生産拠点

生産拠点は福岡県と福島県に集中する。1983年に福岡県山田市(現嘉麻市)に山田工場を開設。その後、福岡市南区の福岡工場、志免工場、篠栗工場などを経て、現在は山田工場が主力。2013年に福島県石川町に工場用地を取得し、2014年に福島工場を開設。2022年には福島工場に第2棟を増設。福島工場は東日本エリアの需要に対応する。過去には鹿児島、仙台などにも出張所や営業所を設けたが閉鎖されている。

持株会社体制への移行とグループガバナンス

2025年6月1日、当社は吸収分割により金属加工事業を新設子会社(日創プロニティ)に承継し、持株会社「日創グループ株式会社」に商号変更した。この移行により、グループ全体の経営戦略立案と子会社支援に特化する体制を構築。第4次中期経営計画では売上高300億円、EBITDA27億円、ROE8%を目標に掲げる。グループ横断的な営業戦略や製造原価低減、海外拠点化プロジェクトなどに取り組む。

業界の中での役割は建設・エネルギー・機械・住宅・インフラ等向けの金属・化成品・建設資材メーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
230億円
営業利益
14億円
営業利益率
6.1%
純利益
9億円
2025/8 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2024/8
事業売上構成比利益利益率
金属加工事業80億円45.2%
タイル事業52億円29.4%
建設事業33億円18.6%
ゴム加工事業10億円5.6%
その他2億円1.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01建設・エネルギー・機械設備主力

建設、エネルギー、機械設備分野向けに金属製品を提供。太陽光発電設備、建築用パネル、空調機器、防音・消音設備などを企画・設計・加工・製造・販売。再生可能エネルギー需要や大型施設ニーズに対応。

主な製品・サービス5
太陽電池アレイ支持架台
太陽光発電設備でパネルを設置するための金属製架台。安定性と耐久性を備え、多様な設置条件に対応。
金属サンドイッチパネル
耐火・不燃コアを鋼板で挟んだ建材。商業施設や物流倉庫の内壁、間仕切りに使用。
空調関連機器
空調設備用の風量調整装置や防火防煙装置。ビルの空調効率と安全性を確保。
防音・消音設備
非常用発電機などを覆う防音ボックス。騒音を抑え、機器を保護する。
畜産排泄物処理設備
畜産農家向けに糞尿を攪拌し堆肥化する設備。環境負荷を低減し、資源循環に貢献。

02住宅・インフラ・輸送機械準主力

住宅、インフラ分野、輸送機械向けにゴム・ウレタン製品や樹脂成形品を提供。下水道設備の耐震継手、建築用止水テープ、自動車向け樹脂部品など、社会インフラの安全と快適な生活を支える。

主な製品・サービス3
下水道マンホール耐震性継手
マンホールと配管を接続するジョイント部材。地震時のズレや水漏れを防ぎ、ライフラインを守る。
止水テープ
建物の隙間に貼って気密性・止水性を高めるシール材。省エネと雨漏り防止に寄与。
車両向け樹脂製品
自動車の内外装部品や機能部品。軽量で耐久性に優れ、燃費向上に貢献。

03建設(工事)準主力

内外装パネル工事や太陽光発電設備工事など、建設工事を中心に手掛ける。金属加工事業の製品を活かした一体施工が強み。

04住宅・ビル外装副次

住宅やビルの外装・内装向けにタイルを製造・販売。湿式と乾式の2種類の製法で、意匠性と機能性を両立。

主な製品・サービス2
湿式タイル
粘土を押し出して焼成したタイル。重厚感のある自然な風合いが特徴。
乾式タイル
粉体を高圧プレスして焼成したタイル。寸法精度が高く、薄型で軽量なのが特徴。

05その他(木材・EC・システム)その他

木材加工・販売、住宅設備機器のEC販売、ものづくり支援WEBサービス、システム受託開発など、周辺事業を展開。各事業のシナジーを創出。

製品と技術

太陽電池アレイ支持架台と金属サンドイッチパネル

金属加工事業の主力製品は太陽電池アレイ支持架台と金属サンドイッチパネル。太陽電池アレイ支持架台は太陽光発電設備でパネルを設置するための金属製架台。金属サンドイッチパネルは耐火芯材を鋼板で挟んだ建築用パネルで、大型商業施設や物流倉庫の内壁・間仕切りに使用される。いずれも日創プロニティが製造。再生可能エネルギー需要や建築防火基準の強化を背景に需要が伸びている。

空調用風量調整装置と防音ボックス

子会社ダイリツは空調関連機器、特に風量調整装置や防火防煙装置を手掛ける。ワタナベテクノスは非常用発電機などを覆う防音・消音設備を製造。これらの製品はビルや工場の設備に不可欠。また、天神製作所は畜産排泄物処理設備を手掛け、堆肥化・ペレット化装置を提供。畜産業の環境対策需要に対応する。

下水道マンホール耐震性継手と止水テープ

化成品事業では吾嬬ゴム工業が下水道マンホール耐震性継手を製造。これはマンホールと配管を接続し地震時の水漏れを防ぐ部材。また、止水テープは建築物の気密性・止水性を高めるシール材で、吾嬬ゴムとフォームテックスが製造。2024年に子会社化した泉製作所は自動車内外装用の樹脂成形品を手掛け、軽量性と耐久性を両立する部品を供給。

湿式・乾式の両方式を揃えるタイル製品

タイル事業は子会社ニッタイ工業が担う。湿式タイルは粘土を押し出し成形・乾燥・焼成したもので、重厚感と自然な風合いが特徴。乾式タイルはパウダー原料を高圧プレス成形後に焼成する。住宅・ビルの外装・内装タイルとして販売。2025年8月期のタイル事業売上高は47.8億円、セグメント利益は1.1億円。住宅着工減の影響で前年比7.4%減となった。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

金属製品のなかでの位置

金属製調理機器で国内シェア拡大中

日創グループは金属製品セクターの中で、調理機器・厨房機器に特化したメーカーである。競合の日本調理機やテクニスコと比較して、近年の売上高成長率が高い(FY2023→2025で年平均36%)。2025年8月期の売上高は230億円と、同業他社の中で中規模に位置するが、営業利益率は6.09%と安定している。業界内では、業務用厨房機器の需要を取り込み、国内市場におけるプレゼンスを高めている。内需依存度が高いが、食品サービス業界の回復を背景に成長を続けている。

強み

  • 売上高が年平均36%増加しており、同業他社を上回る成長力を有する。
  • 調理機器・厨房機器に集中し、専門性と顧客基盤を強化している。
  • 営業利益率が過去2期で7.34%→6.09%とやや低下も、黒字を維持している。
  • 国内の業務用厨房需要に支えられ、景気変動の影響を受けにくい。

課題

  • 海外売上高の開示がなく、グローバル市場への展開が必要。
  • 営業利益率が低下傾向にあり、コスト管理や価格転嫁が課題。
  • 日本調理機やテクニスコとの競合が激しく、差別化が不可欠。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

金属製品の時価総額近傍。太字が日創グループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
13423エスイー86億円
25923高田機工78億円
33422J-MAX72億円7.8倍
45966京都機械工具65億円12.7倍
53440日創グループ59億円13.8倍
65936東洋シヤッター59億円7.0倍
75956トーソー58億円7.6倍
85986モリテック スチール58億円5.5倍
95997協立エアテック55億円9.8倍
103426アトムリビンテック53億円13.3倍
115900ダイケン52億円16.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 46件

1983年創業、金属加工の専門工場として出発

1983年9月、日創工業有限会社を設立し、福岡県山田市(現嘉麻市)に山田工場を開設。翌年以降、福岡市南区や糟屋郡に工場を開設するが、1990年代に閉鎖。1997年に株式会社へ組織変更し、山田工場を移転。同年、ISO9001を取得(2000年認証)。山田工場には2000年から2007年にかけて第2棟から第5棟まで増設を繰り返し、生産能力を拡大した。

2007年上場と商号変更、営業網の整備

2007年4月、日創プロニティ株式会社に商号変更。同年8月、福岡証券取引所Q-Board市場に上場。上場前後の2000年代後半には、東京・大阪に営業所を開設し全国展開を図る。しかし大阪営業所は2018年に閉鎖。2011年の東日本大震災後に福島県に進出。2013年に工場用地を取得し、2014年に福島工場を開設。2016年には福島営業所を開設し、東北エリアでの事業基盤を固めた。

2016年以降のM&Aによる多角化

2016年に吾嬬ゴム工業の株式を取得し、ゴム加工事業に進出。同年、日創エンジニアリングを設立し建設事業に参入。2017年綾目精機、2018年ダイリツを子会社化。2022年にはいちえホールディングスを通じて壹会を曾孫会社化。2023年にはワタナベテクノス、ニッタイ工業、天神製作所など複数の企業を買収。タイル事業や防音設備など新たな分野を追加した。

2019年東証二部上場、市場変更

2019年7月、東京証券取引所市場第二部に上場。同時に福岡証券取引所Q-Boardから本則市場に市場変更。2022年4月の市場区分見直しによりスタンダード市場へ移行。上場により資金調達力を高め、M&Aを加速。売上高は上場時の135億円(2019年8月期)から2025年8月期には230億円へ成長。時価総額の拡大にもつながった。

2025年持株会社体制への移行

2025年6月1日、金属加工事業を分割し、日創プロニティ分割準備株式会社に承継。自らは日創グループ株式会社に商号変更し、純粋持株会社へ移行。同時に、大鳳、フォームテックス、泉製作所などを子会社化。2025年8月期の連結売上高は230億円、営業利益13.8億円。第4次中期経営計画では最終年度2027年8月期に売上高300億円を目指す。

年表46件を開く

1980年代

  • 1983年9月創業日創工業有限会社を設立 福岡県山田市(現福岡県嘉麻市)に山田工場を開設
  • 1986年12月福岡市南区に福岡工場を開設(1992年6月閉鎖)

1990年代

  • 1991年12月福岡県糟屋郡志免町に志免工場を開設(1999年12月閉鎖)
  • 1996年7月福岡県糟屋郡篠栗町に篠栗工場を開設(1999年12月閉鎖)
  • 1997年9月日創工業株式会社に組織変更 福岡県山田市(現福岡県嘉麻市)上山田へ山田工場を移転
  • 1999年9月鹿児島出張所を開設(2013年10月閉鎖)
  • 1999年12月山田工場に第2棟を増設

2000年代

  • 2000年9月山田工場の隣接地に工場用地を取得
  • 2000年12月ISO9001認証取得
  • 2001年1月山田工場に第3棟を増設
  • 2005年4月山田工場に第4棟を増設
  • 2007年3月山田工場に第5棟を増設
  • 2007年4月商号変更日創プロニティ株式会社に商号変更
  • 2007年8月上場福岡証券取引所Q-Board市場に上場

2010年代

  • 2011年2月東京営業所を開設
  • 2011年12月大阪営業所を開設(2018年11月閉鎖)
  • 2013年8月福島県石川郡石川町に工場用地を取得
  • 仙台営業所を開設(2016年2月閉鎖)
  • 2014年3月福島工場を開設
  • 2014年6月福島営業所を開設
  • 2016年3月吾嬬ゴム工業株式会社(現・連結子会社)の株式を取得
  • 2016年4月日創エンジニアリング株式会社(現・連結子会社)を設立
  • 2017年4月綾目精機株式会社(現・連結子会社)の株式を取得
  • 2018年3月株式会社ダイリツ(現・連結子会社)の株式を取得
  • 2019年7月上場東京証券取引所市場第二部に上場、福岡証券取引所Q-Board市場から本則市場に市場変更

2020年代

  • 2020年1月福岡市南区より同区内に本店所在地を移転
  • 2022年1月福島工場に第2棟を増設
  • 2022年2月日創エンジニアリング株式会社(現・連結子会社)を通じていちえホールディングス株式会社の株式を取得し、同社子会社の株式会社壹会を曾孫会社化
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行
  • 2022年7月M&A株式会社壹会を存続会社として、いちえホールディングス株式会社を吸収合併し、株式会社壹会を孫会社化
  • 2023年1月株式会社ワタナベテクノス(現・連結子会社)及び、株式会社エヌ・テクノスの株式を取得
  • 2023年2月ニッタイ工業株式会社(現・連結子会社)及び、エヌ・トレーディング株式会社の株式を取得
  • 2023年3月株式会社天神製作所(現・連結子会社)の株式を取得
  • 2023年6月M&A株式会社ワタナベテクノス(現・連結子会社)を存続会社として、株式会社エヌ・テクノスを吸収合併
  • M&Aニッタイ工業株式会社(現・連結子会社)を存続会社として、エヌ・トレーディング株式会社を吸収合併
  • 2023年10月カナエテ株式会社(現・連結子会社)を設立
  • 2023年12月カナエテ株式会社(現・連結子会社)が株式会社Japonlineの事業を譲受
  • 2024年1月株式会社マルトク(現・連結子会社)の株式を取得
  • 2024年3月シキファニチア株式会社(現・非連結子会社)の株式を取得
  • 2024年6月M&A日創エンジニアリング株式会社(現・連結子会社)を存続会社として、株式会社壹会を吸収合併
  • 2024年10月日創プロニティ分割準備株式会社(現・連結子会社)を設立
  • 大鳳株式会社(現・連結子会社)の株式を取得、同社子会社のフォームテックス株式会社(現・連結子会社)を孫会社化
  • 2025年4月商号変更株式会社たなかハウジング(現・非連結子会社)の株式を取得し、同社は日創不動産株式会社に商号変更
  • 2025年6月商号変更金属加工事業を日創プロニティ分割準備株式会社(現・連結子会社)に承継し、同社は日創プロニティ株式会社に商号変更 会社分割により持株会社体制へ移行し、日創グループ株式会社に商号変更
  • 株式会社泉製作所(現・連結子会社)の株式を取得
  • 株式会社穴井工務店(現・非連結子会社)の株式を取得

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で695人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は691万円で、9期前と比べて+44.3%平均年齢は41.7歳、平均勤続年数は4.2年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年8月152
2017年8月200
2018年8月278
2019年8月47944.58.1271
2020年8月47743.58.4264
2021年8月45743.38.7257
2022年8月44342.68.6282
2023年8月44442.08.6507
2024年8月47342.69.1564230
2025年8月69141.74.2695201

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社13(国内 13 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社・工場・営業所 — 福岡市南区他2,804百万円
金属加工事業
本社・工場・営業所 — 愛知県知多郡武豊町他2,119百万円
タイル事業
本社 — 福岡市南区547百万円
全社(共通)
本社・工場 — 愛知県春日井市477百万円
化成品事業
本社・工場・営業所 — 名古屋市緑区他457百万円
金属加工事業
本社・工場・営業所 — 福岡県飯塚市他358百万円
金属加工事業
本社・工場 — 宮崎県都城市他174百万円
金属加工事業
本社・工場 — 群馬県藤岡市163百万円
化成品事業
本社・工場 — 香川県高松市140百万円
その他
本社・工場 — 広島県府中市112百万円
金属加工事業
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    日創プロニティ株式会社(注)2
    福岡市南区
    議決権100.0%
  • 国内
    綾目精機株式会社
    広島県府中市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ダイリツ
    名古屋市緑区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ワタナベテクノス
    福岡県飯塚市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社天神製作所
    宮崎県都城市
    議決権100.0%
  • 国内
    吾嬬ゴム工業株式会社
    群馬県藤岡市
    議決権100.0%
  • 国内
    大鳳株式会社
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    フォームテックス株式会社(注)3
    滋賀県東近江市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社泉製作所
    愛知県春日井市
    議決権100.0%
  • 国内
    日創エンジニアリング株式会社(注)4
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ニッタイ工業株式会社(注)2、5
    愛知県知多郡 武豊町
    議決権100.0%
  • 国内
    カナエテ株式会社
    福岡市南区
    議決権100.0%
残りのグループ会社1社を開く
  • 株式会社マルトク香川県高松市100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年8月期の売上高は230億円営業利益14億円前期と比べると増収増益で、売上が+29.9%、利益が+7.7%。

売上高
+29.9%
230億円
営業利益
+7.7%
14億円
純利益
-18.2%
9億円
営業利益率
6.1%
前期比 -1.3%pt

会社が出している今期の予想2026年8月期

項目会社予想前期実績
売上高205億円230億円
営業利益3億円14億円
純利益5億円9億円
1株あたり配当¥42¥42

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は49億円、営業利益は−1億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+2.1%、営業利益は−125.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q3925.12
2023年4Q34−4
2024年1Q3738.13
2024年2Q47510.63
2024年3Q4848.33
2024年4Q4512.22
2025年2Q12297.48
2025年4Q10854.61
2026年2Q10665.72
2026年3Q49−1−2.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年8月期からの14期で、売上は17億円から230億円へ13.5倍に増えた。直近期の営業利益率は6.1%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年8月1700
2013年8月642816
福島工場を開設
2014年8月782822
2015年8月762314
日創エンジニアリング株式会社(現・連結子会社)を設立
2016年8月4364
2017年8月6496
2018年8月85118
東京証券取引所市場第二部に上場、福岡証券取引所Q-Board市場から本則市場に市場変更
2019年8月1352013
2020年8月8485
2021年8月7554
株式会社壹会を存続会社として、いちえホールディングス株式会社を吸収合併し、株式会社壹会を孫会社化
2022年8月7442
株式会社ワタナベテクノス(現・連結子会社)を存続会社として、株式会社エヌ・テクノスを吸収合併
2023年8月125415
日創エンジニアリング株式会社(現・連結子会社)を存続会社として、株式会社壹会を吸収合併
2024年8月17713147.311
株式会社たなかハウジング(現・非連結子会社)の株式を取得し、同社は日創不動産株式会社に商号変更
2025年8月23014146.19

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年8月期

売上高230億円のうち、営業利益として残るのは14億円6.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は9億円、売上の3.9%にあたる。営業利益率は業種中央値5.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.7%174億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.3%42億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.1%14億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
24.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.8pt
6.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.3pt
3.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.5pt
7.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年8月期は営業CFが29億円、投資CFが−39億円で、差し引きのフリーCFは−10億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は71億円で、売上の3.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年8月5−1−149
2013年8月22−6141639
2014年8月7−18−4−1124
2015年8月26−3−52341
2016年8月9−6−2343
2017年8月2−8−8−628
2018年8月−932−624
2019年8月16−141542
2020年8月35−3−193255
2021年8月15−8−4757
2022年8月−5−76−1251
2023年8月7−1522−864
2024年8月−2−5−2−755
2025年8月29−3925−1071

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年8月期の総資産は269億円。このうち返さなくてよい自己資本が126億円で、自己資本比率は46.9%(業種中央値59.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年8月2891931.4
2013年8月73423157.6
2014年8月85632274.0
2015年8月94742078.3
2016年8月95742178.4
2017年8月97732474.7
2018年8月124794563.7
2019年8月145915462.5
2020年8月123942976.3
2021年8月122972578.9
2022年8月145974866.8
2023年8月21911210751.0
2024年8月22412110353.8
2025年8月26912614346.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年8月期の内訳
現金及び預金
78億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
107億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
14億円
在庫として抱えている分
負債合計
143億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
63
/ 100
安定性自己資本比率31 / 40
収益力営業利益率12 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

金属製品 87社との比較

同じ金属製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率87社中2位あたり、逆に低いのは自己資本比率87社中66位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.4%/中央値 5.9%
P25 2.5%P75 8.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.1%/中央値 5.3%
P25 2.5%P75 8.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
46.9%/中央値 59.8%
P25 47.8%P75 70.0%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
29.9%/中央値 1.9%
P25 -1.7%P75 3.9%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.8%/中央値 3.0%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥870で、1年前と比べて-16.0%過去52週の値幅のなかでは6%の位置にある。

¥870-1.2%1ヶ月+2.8%1年-16.0%時価総額59億円
過去52週の値幅
安値¥850高値¥1,173

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.8倍
PER (会社予想)10.3倍
PBR0.44倍
配当利回り4.83%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で-5.4%と下落。25日線(915.08円)を3.8%下回り、75日線・200日線も割り込んでいる。52週安値850円に接近し、RSIは20.7と売られすぎ圏。7/16に7.9万株の大量売りが出て以降、戻りは鈍い。ただし、7/31に0.5%上昇し、下げ止まりの兆しも見られる。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER 14.0倍は同業平均18.1倍を下回り、PBR 0.45倍は平均1.07倍に対して大幅な割安です。配当利回り4.79%は平均3.75%を上回り、株主還元は厚い。ROE7.4%は平均並みで、収益性には課題があります。業績は増収基調ですが、利益率はやや低下傾向にあり、両面性があります。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.8倍49.7倍
PER (予想)10.3倍
PBR0.44倍1.13倍
ROE7.4%6.3%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は成長しているが、営業利益率は低下傾向(7.34%→6.09%)。強気派は販路拡大と規模の経済による利益率回復を期待、弱気派は原材料高と競争激化で収益圧迫が続くと見る。PBR0.45倍と解散価値割れの水準。

プラスに働く材料7
  • 成長性

    売上高が3年で倍増し、需要拡大が続く。

  • PBR0.45倍の割安

    純資産に対して株価が大幅に割安。

  • 配当利回り4.8%

    高配当でインカムゲインが魅力的。

  • 3期連続増収・売上高230億円2025/8期影響

    売上高125→177→230億円と拡大。売上成長が続く限り、利益改善余地あり。

  • PBR0.45倍・解散価値の55%で取引継続影響

    PBR0.45倍は純資産の55%割安。資本効率改善でPBR1倍回復なら株価倍以上の余地。

  • 配当利回り4.79%が下支え継続影響

    配当利回り4.79%は金属セクター平均3%を上回り、下値支援材料。

  • 予想PER10.4倍・利益回復期待次期決算影響

    フォワードPER10.4倍は過去平均15倍に比べ割安。コスト改善で利益回復なら修正。

マイナスに働く材料7
  • 利益率低下

    営業利益率が7.34%から6.09%に低下傾向。

  • 業績の不安定性

    金属加工業界は市況変動の影響を受けやすい。

  • 成長鈍化リスク

    売上高は2025/8期に230億円と減速予想。

  • 営業利益率低下・収益性悪化継続影響

    営業利益率7.34%→6.09%と低下。コスト高が続けば営業利益10億円割れも。

  • 純利益減少トレンド・15→11→9億円通年影響

    純利益15億→11億→9億と減少。時価総額60億円に対し、利益減少でPER上昇。

  • 原材料価格高騰で利益圧迫不定影響

    金属材料価格高騰で粗利悪化。売上230億円でも営業利益10億円以下に低下可能性。

  • 外国人保有率2.9%・流動性低い継続影響

    外人保有率低く、出来高少ないため外部ショックで株価急落リスク。

次の決算で確かめる点
営業利益率
利益率の動向が収益力の持続性を示す。
受注高
今後の売上高を占う先行指標。
原材料価格
鋼材など原材料高がコスト増に直結。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり42で、前期から+14.3%いまの株価に対する利回りは4.83%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥42
1株あたり
配当利回り
4.83%
いまの株価に対して
配当性向
26.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2020年8月2538.2
2021年8月250.034.4
2022年8月15−40.0162.3
2023年8月30100.0156.8
2024年8月3516.768.0
2025年8月4014.326.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥42

株主

有価証券報告書より

2025年8月期末の株主数は延べ3,042人。区分でいちばん多いのは個人・その他69.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が24.2%を占め、残る75.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年8月%2021年8月%2022年8月%2023年8月%2024年8月%2025年8月%
個人・その他88.789.088.473.868.769.9
事業法人0.60.61.217.219.218.5
自己株式12.712.712.111.13.86.0
金融機関4.54.54.54.45.25.7
証券会社1.41.60.81.54.53.0
外国法人4.54.04.72.72.02.4
外国人個人0.30.30.40.40.40.5

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01NTi company株式会社17.44
02石田 洋子12.64
03石田 徹7.52
04井上 亜希5.44
05山崎 勝明3.68
06株式会社福岡銀行2.81
07株式会社商工組合中央金庫1.87
08大里 和生1.37
09INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)1.16
10野村證券株式会社1.14

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1401%、1株純資産は14期で+274%。直近期のROEは7.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年8月95271.843.179.3
2013年8月23357261.612.96.2
2014年8月29785441.76.310.1
2015年8月1941,01620.63.518.1
2016年8月551,0405.39.848.0
2017年8月881,1318.58.831.2
2018年8月1281,23410.97.527.3
2019年8月2041,40715.44.718.0
2020年8月831,4595.88.238.2
2021年8月661,5024.511.034.4
2022年8月241,4951.623.3162.3
2023年8月2341,70614.63.9156.8
2024年8月1671,8439.46.768.0
2025年8月1421,9707.47.926.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/8期の役員報酬は総額143百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
石田徹代表取締役社長55513,600
大里和生専務取締役 グループ経営戦略本部長5993,600
猪ノ立山住夫取締役 グループ経営戦略本部 経営管理担当5912,500
諸岡安名取締役 グループ経営戦略本部 IR・SR担当 IR・SR部長6713,000
髙山大地取締役44
新郷匡常勤監査役66250
広瀬隆明監査役75
有吉修監査役816,000
大松健監査役80
堺昌義監査役67

役員報酬の内訳2025/8

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)512412425
社外取締役413133
監査役1666

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/8期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,134字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当連結会計年度末において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(日創グループ株式会社)、連結子会社13社及び非連結子会社3社並び関連会社2社により構成されております。 当社グループにおけるセグメントごとの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりであり、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 また、2024年11月28日開催の第41回定時株主総会において承認された吸収分割契約に基づき、2025年6月1日付で持株会社体制へ移行し、金属加工事業に関する権利義務を当社100%子会社「日創プロニティ分割準備株式会社」に承継しました。また同日付で、当社は「日創グループ株式会社」に、日創プロニティ分割準備株式会社は「日創プロニティ株式会社」に商号をそれぞれ変更しました。 なお、大鳳株式会社、フォームテックス株式会社及び株式会社泉製作所が連結子会社となったことに伴い、報告セグメントの「ゴム加工事業」の名称を「化成品事業」に変更しております。 セグメントの名称   主な事業内容   関係する会社 金属加工事業   建設、エネルギー、機械設備分野等における各種金属製品の企画・設計・加工・製造・販売 <主要製品> 太陽電池アレイ支持架台(*1)、金属サンドイッチパネル(*2)、空調関連機器(*3)、防音・消音設備(*4)、畜産排泄物処理設備(*5)   日創プロニティ株式会社 綾目精機株式会社 株式会社ダイリツ 株式会社ワタナベテクノス 株式会社天神製作所 化成品事業   住宅、機械、インフラ分野、輸送機械等における各種ゴム・ウレタン製品・樹脂成型製品の企画・設計・加工・製造・販売 <主要製品> 下水道マンホール耐震性継手(*6)、止水テープ(*7)、車両向け樹脂製品(*8)   吾嬬ゴム工業株式会社 大鳳株式会社 フォームテックス株式会社 株式会社泉製作所 建設事業   内外装パネル工事、太陽光発電設備工事等を中心とした建設工事   日創エンジニアリング株式会社 タイル事業   住宅・ビル外装タイル、内装タイル等の企画・設計・加工・製造・販売 <主要製品> 湿式タイル(*9)、乾式タイル(*10)   ニッタイ工業株式会社 その他   木材加工・販売、住宅設備機器の企画・EC販売、ものづくりWEBサービス、システム受託開発   カナエテ株式会社 株式会社マルトク (*1)太陽電池アレイ支持架台 太陽電池アレイ支持架台とは、太陽光発電設備において、光エネルギーを電力に変換する太陽電池パネルを並べて載せるための金属製の台であり、日創プロニティ株式会社の製品であります。 (*2)金属サンドイッチパネル 金属サンドイッチパネルとは、耐火性能や不燃性能を持つ芯材を鋼板で挟み込んだ製品であります。主に、建築基準法上の準耐火建築物、耐火建築物の防火区画において、大型商業施設や物流倉庫、クリーンルーム等の内壁材、間仕切り材として使用されており、日創プロニティ株式会社の製品であります。 (*3)空調関連機器 空調関連機器とは、空調設備の風量調整装置、防火防煙装置として用いられているものであり、株式会社ダイリツの製品であります。 (*4)防音・消音設備 防音・消音設備とは、非常用発電設備として用いられるディーゼル発電機等の動力機器を覆うボックスで、防音・消音機能を持たせたものであり、株式会社ワタナベテクノスの製品であります。 (*5)畜産排泄物処理設備 畜産排泄物処理設備とは、主に畜産業において、畜舎内にて発生した糞尿を攪拌し、堆肥化又はペレット化する処理設備であり、株式会社天神製作所の製品であります。 (*6)下水道マンホール耐震性継手 下水道マンホール耐震性継手とは、下水道立坑として用いられるコンクリート製マンホールと、リブ管や塩ビ管等の配管部材を接続することで地震発生時の水漏れを防ぐためのジョイント部材であり、吾嬬ゴム工業株式会社の製品であります。 (*7)止水テープ 止水テープとは、主に建築物や住宅設備において、気密性や止水性を向上させるために、構造物の隙間に貼り付けるシール材であり、吾嬬ゴム工業株式会社及びフォームテックス株式会社の製品であります。 (*8)車両向け樹脂製品 車両向け樹脂製品とは、自動車の内外装部品や機能部品等に使用されるプラスチック成形品であり、軽量性と高い耐久性を両立したものであり、株式会社泉製作所の製品であります。 (*9)湿式タイル 湿式タイルとは、水分を含んだ粘土を押し出して成形したのちに乾燥、焼成したもので、焼き物特有の重厚感や自然な風合いを有するタイルであり、ニッタイ工業株式会社の製品であります。 (*10)乾式タイル 乾式タイルとは、坏土と呼ばれるパウダー状の原料を高圧プレス機で圧縮成形したのちに焼成したタイルであり、ニッタイ工業株式会社の商品であります。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,660字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、下記グループ経営理念とグループビジョンのもと、「ステークホルダーの方々からの信頼と期待に応え、企業集団の持続的な成長と企業価値の向上を図っていくことを目的として、中期経営計画及び年度経営計画の遂行を通して結果を出す」ことを経営の基本方針としております。 グループ経営理念:日々創造 グループビジョン:「創る」力で未来に挑む企業グループ (注)1.2024年10月15日制定の第4次中期経営計画において、グループビジョンを見直しております。 (注)2.「創る」力とは、「付加価値を創造する力」と定義しております。 当社グループは、これらの理念とビジョンのもと、「創る」力を事業の源泉、コアとしてとらえ、企業価値向上に取り組んでおります。これらの考え方を持続的成長につなげる仕組みとして、当社グループでは、独自の価値創造ストーリー及び価値創造プロセスを策定しております。 当社グループが目指す未来は、「創る」力で未来に挑み、日本のものづくり企業が輝く未来であります。その未来に向かって、回していくビジネスサイクルが、価値創造プロセス「日創BOOOOST!」です。以下に、その全体像を示します。 (2) 経営戦略等 当社グループは、グループビジョン「『創る』力で未来に挑む企業グループ」を形成していくため、第4次中期経営計画において、最終年度(2027年8月期)の定量目標を売上高300億円、EBITDA27億円、ROE8%と置き、下記4項目を中期経営戦略として定めております。 ①M&A投資の推進(投資枠50億円) ②先行投資の推進(投資枠10億円) ③持株会社化によるグループ支援体制の拡充 ④資本コストや株価を意識した経営の推進(ROE8%) (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、中長期的な成長力・収益力強化の観点から、売上高、営業利益、EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)及びROEを重視しております。 (4) 経営環境及び対処すべき課題 当社グループを取り巻く経営環境は、サステナビリティを巡る経営意識の高まり、デジタルトランスフォーメーションの進展、人の働き方の変化や多様性の尊重、更には地政学的リスクの増大など、近年、急速な変化を見せております。 こうした環境変化の激しい中にあって、当社グループは、第1次中期経営計画の実行段階からM&Aを積極的に推進し、グループを構成する企業数を増やし事業領域の拡大に努めてまいりました。 このような経営環境や事業内容の変化を背景に、当社グループでは、2024年10月15日制定の第4次中期経営計画に基づき、「『創る』力で未来に挑む企業グループ」の形成を目指し、更にお客様のニーズに応えていくため、優先的に対処すべき課題を次のとおり定めております。 ①M&A投資の推進 M&Aを成長ドライバーとして位置づけ、社会的価値と経済的価値の両立に取り組んでまいります。また、蓄積してきたノウハウに基づき、M&A実行後のPMIを着実に遂行してまいります。 ②先行投資の推進 人財・新規事業・新製品開発に向けた先行投資に取り組むほか、設計工程や調達を一部海外へ移転する海外拠点化プロジェクトに取り組んでまいります。 ③持株会社化によるグループ支援体制の拡充 プロフェッショナル人財の採用と育成を進め、より強固なグループ経営基盤・組織体制を構築するとともに、グループ横断的な営業戦略・製造原価低減・新規事業・新製品開発等に取り組んでまいります。 ④資本コストや株価を意識した経営の推進 資本コストや資本収益性の把握・分析により目標指標を設定するとともに、第4次中期経営計画の達成とグループシナジーの発揮を通して、企業価値の向上に取り組んでまいります。
事業等のリスク4,862字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 リスク項目   内容   対応策   発生 可能性   その時期   影響度 (1)M&A   (投資判断に関するリスク)   当社グループは純粋持株会社体制をとっており、M&Aの活用による事業領域の拡大や事業構造の見直しを推進しておりますが、M&Aはその実施時期や実現可能性を合理的に見積もることが難しく、条件交渉の不調やデュー・ディリジェンスの結果によっては実行が困難となる可能性があります。 また、投資実行後において、各子会社の事業運営が計画どおりに進まない場合や予期せぬ事象による業績変動が生じた場合には、のれんや固定資産の減損損失の計上を含め当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。     当社グループは、M&Aに際して取締役会での事前審議を重視し、対象企業に関する十分な情報共有と意見交換を行ったうえで、対象企業の経営陣との面談や事業拠点の実地確認を通じて事業実態の把握に努め、事業シナジー、投資回収可能性、リスク要因、将来の成長性を多面的に検証しております。加えて、外部専門家によるデュー・ディリジェンスを徹底し、その結果を踏まえ取締役会において慎重に審議し投資判断を行っております。 投資後においては、内部統制システム構築の基本方針に基づき子会社の経営情報を迅速かつ正確に把握できる体制を整備し、定期的なモニタリングと経営会議を通じて課題を早期に抽出し、改善しております。また、プロパー人財の育成支援や双方向のコミュニケーションを強化することで、組織活性化と持続的な成長を推進しております。 さらに、子会社化した企業の業績貢献度や投資資金の回収状況を毎期検証し、その結果を取締役会に報告する体制としております。   中   特定時期なし   大 (2)ファイナンス   (資金調達に関するリスク)   当社グループは、設備投資やM&Aの実施原資として、自己資金又は金融機関からの借入により調達をしております。今後、急激な景気の後退等市況の悪化、事業見通しの悪化等の要因により、希望する条件で適時に資金調達できない場合には、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループでは、取引先金融機関と良好な関係を構築・維持しながら分散化を図り、個別プロジェクト毎に金融機関と協議を行い、適時適切な資金調達ができるよう努めております。また、借入の伴う投資判断については、取締役会において、当該投資判断の事業性のみならず、投資後の財務状況等についても、十分な審議のうえ決定しております。   低   特定時期なし   大 (3)人財の確保、育成   (人財確保、育成に関するリスク)   当社グループが必要とする人財の確保や育成が十分にできなかった場合には、事業の拡大に制限が生じ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、人が企業価値を生む源泉と考え、年齢、性別、国籍を問わず多様な人財を確保・育成していくことが中長期的な企業価値の向上につながると認識しております。この認識のもと、人財への幅広い投資を行っていくことを人財育成の基本方針とし、プロフェッショナル人財の採用や中途・新卒採用の強化、次世代経営人財の育成、職場環境の改善等、人的資本への投資に積極的に取り組んでおります。 特に、経営戦略上最重要であると位置づけておりますM&Aについては、必要に応じて社外人財を招聘するものの、基本的には子会社のプロパー人財を社長、役員に登用するほか、当社グループの従業員を役員、管理職として派遣し、経営経験、マネジメント経験を積ませることにより次世代経営人財の育成に努めております。   中   特定時期なし   大 (4)建築関連の投資動向   (経済動向に関するリスク)   当社グループが取り扱う製品・サービスは、建築業界向けのものが多くを占め、国内における建築関連の投資動向の影響を受けております。日本国内の住宅・非住宅分野の建築関連市場が急激に冷え込んだ場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、グループビジョンである「『創る』力で未来に挑む企業グループ」を目指しております。M&Aを通じて「創る」力の強化を図り、更なる付加価値提案力の向上に努めると共に、当社グループの構成企業の数の増加、事業シナジーの強化により差別化を進め、お客様から選ばれる競争力の高い製品・サービスの提供に努めております。   中   特定時期なし   中 (5)原材料の確保と価格の変動   (材料調達に関するリスク)   当社グループの金属加工事業における主な使用材料は鋼材であります。そのため、国内及びアジア地域において短期間に大幅な需要増が発生した場合等鋼材需要が逼迫した場合には、一時的に材料鋼材の確保が困難となり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、鋼材価格が大幅に上昇した場合には、製品価格への転嫁に伴う販売の停滞や原価率の上昇による利益の低下を通じて、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループのタイル事業においては、タイル焼成に用いる都市ガス価格動向や一部輸入タイルにおける為替変動による仕入価格への影響を受け、これらが想定を超えるスピードで変動した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。    当社グループは、取引商社の多様化及びこれらの商社との関係強化を通じて主要原材料の確保を図っております。 また、原材料価格が変動した場合の価格転嫁をタイムリーに行えるよう原価管理を行い、適宜顧客へ交渉をしております。更に、グループ横断的に製品の設計見直しや生産性向上に努め、原価低減を強化し、顧客ニーズに応えるものづくりを行うことを通じて、価格競争力の強化に努めております。     中   特定時期なし   中 (6)生産拠点の自然災害等   (災害・事故に関するリスク)   当社グループの生産拠点おいて、想定を超えた大規模な自然災害や不測の事態が発生し事業活動への支障が長期にわたった場合には、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループの生産拠点は全国各地に分散しており、特定の拠点が被災した場合においても、日本全国を同時に襲うような大規模自然災害や不測の事態が発生しない限り、影響が一極集中する可能性は低い体制となっております。 また、大規模な自然災害や不測の事態が発生した場合を想定し「災害対応要領」を策定しており、従業員やその家族の人命を最優先とし、可能な限り速やかな事業活動の再開が出来るように努めております。   低   特定時期なし   大 (7)設備投資   (投資判断に関するリスク)   当社グループは、大ロットや短納期の顧客ニーズ等に応えていくため、設備投資計画に則り、最新鋭かつ大型の設備を計画的に導入しておりますが、当該設備による生産品目が当社グループの予想に反して十分な需要を確保できなかった場合や販売価格の低下により採算が悪化した場合には、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、顧客ニーズや市場動向を踏まえ、実行後の投資貢献や資金回収について、取締役会において十分に検討したうえで設備投資を決定しております。 重要な設備投資実行後においては、当該設備により製造される製品の受注見通しや設備稼働状況について、取締役会への定期的な報告を通して、投資判断が適切であったかについて検証をしております。   低   特定時期なし   中 (8)品質管理   (製品・サービスの品質に関するリスク)   当社グループの製品に不良が発生し、当該不良を原因として顧客に重大な事故が発生する等の損害が生じた場合には、社会的信用の低下や顧客に対する損害賠償等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、事業上の必要性がある部門において、品質マネジメントシステム規格のISO9001の認証を取得しており、万全な品質管理体制を構築することによって、日々の製品検査や定期的なモニタリングを通して、製品の品質管理に細心の注意を払っております。   低   特定時期なし   中 (9)競合   (競合他社との競合に関するリスク)   競合企業の大胆な価格政策や大幅な需要の低下等により競合企業との価格競争が激化した場合には、価格競争力の維持が困難となり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、顧客訪問活動等による他社動向の調査に加え、グループ横断的に製品の設計見直しや生産性向上に努め原価低減を強化しながら、顧客ニーズに応えたものづくりを行うことを通じて、価格競争力の強化に努めております。 また、顧客ニーズに応じたオーダー加工製品を軸としつつ、製品加工の提供だけでなく、施工を含めた、材工一括の受注スタイルをとるなど、事業全体の付加価値を高め、競合と差別化できるよう努めております。   中   特定時期なし   中 (10)信用リスク   (営業債権に関するリスク)   取引先の信用状態の悪化や経営破たん等により、債権回収が不能となった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、取引先に対し営業債権の形で信用供与を行っており、取引先との間では商品売買基本契約等の契約を締結するとともに、信用状況に応じた与信限度額の設定や貸倒引当金の計上、その他必要な対応策を講じております。   低   特定時期なし   中 (11)未知の感染症の流行   (感染症に関するリスク)   当社グループは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行のように、未知の感染症が世界的に流行した場合には、従業員への感染や国内外景気の更なる下振れ等により、工場稼働率の大幅な低下や事業活動への支障が長期にわたった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループでは、未知の感染症が発生した場合には流行リスクに対応できるよう、対策会議等を通じて、当社グループ従業員の感染防止対策を講じるとともに、緊急時の事業体制を想定し準備しておくことによって、これらのリスク発生防止に努めております。   低   特定時期なし   中 (12)新規事業   (新規事業への投資に関するリスク)   当社グループは、中長期的な成長のため、新規事業への投資を行っておりますが、安定的な収益を生み出すには一定の期間を要することが想定されるため、想定を超えた市場環境や顧客動向の変化、市場ニーズの読み違い、予期せぬ技術革新等によって計画通りに推移しない場合には、投資の回収の遅延又は回収が困難となり、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、顧客動向や市場環境を踏まえ、実行後の投資貢献や資金回収について、取締役会において十分に検討したうえで投資を決定しております。 また、定期的なモニタリングを実施し、今後の見通しや当該投資の進捗状況について、取締役会への定期的な報告を通じて、投資判断が適切であったかについて検証しております。   中   特定時期なし   中
経営成績の分析 (MD&A)6,460字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果を背景に、緩やかな回復基調である一方で、物価上昇や米国の政策動向、中東情勢、金融資本市場の変動などにより、依然として先行き不透明な状況が続きました。 このような状況の中、当社グループは2025年6月1日付で持株会社体制へ移行し、グループ横断的な営業戦略や製造原価の低減を推進しました。更に、各事業会社においては新規取引先の開拓や既存取引先のリピート獲得に積極的に取り組みました。その結果、建設事業においては内外装パネル関連工事が伸長し、また、化成品事業においてはM&Aにより子会社化した大鳳株式会社及びフォームテックス株式会社の業績寄与により、売上高は23,037百万円(前年同期比30.2%増)、営業利益は1,383百万円(同8.4%増)、経常利益は1,401百万円(同2.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は917百万円(同16.2%減)となりました。 また、当社グループの経営指標として重視しているEBITDA※は2,144百万円(同12.8%増)、ROEは7.4%(同2.0ポイント減)となりました。 ※EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却額 当連結会計年度より、大鳳株式会社、フォームテックス株式会社及び株式会社泉製作所が連結子会社となったことに伴い、報告セグメントの「ゴム加工事業」の名称を「化成品事業」に変更しております。この変更がセグメント情報に与える影響はありません。 なお、セグメント別の業績は次のとおりであります。 (金属加工事業) 既存取引先との関係強化やグループ間の連携を積極的に行い、一定の受注を確保しましたが、生産体制強化に向けた設備投資に伴う減価償却費の増加に加え、売上確保に向けた柔軟な対応として外注を活用した結果、一時的に外注費が増加したことなどから、売上高は8,002百万円(前年同期比0.4%減)、セグメント利益は1,097百万円(同17.5%減)、当連結会計年度末における受注残高は3,160百万円(同14.2%増)となりました。 (化成品事業) M&Aにより子会社化した大鳳株式会社及びフォームテックス株式会社の業績寄与により、売上高は2,734百万円(前年同期比174.9%増)、セグメント利益は235百万円(同103.7%増)、当連結会計年度末における受注残高は277百万円(同235.8%増)となりました。 (建設事業) グループ間の連携を図り営業活動に取り組み、内外装パネル関連の工事が伸長したことで、売上高は6,796百万円(前年同期比108.5%増)、セグメント利益は753百万円(同177.2%増)、当連結会計年度末における受注残高は1,284百万円(同73.3%減)となりました。 (タイル事業) 新商品及び自社湿式タイルのPR活動に積極的に取り組みましたが、住宅需要が全国的に減少している影響を受け、売上高は4,782百万円(前年同期比7.4%減)、セグメント利益は11百万円(同91.0%減)、当連結会計年度末における受注残高は845百万円(同20.8%減)となりました。 (その他) 売上高は709百万円(前年同期比195.4%増)、セグメント損失は161百万円(前年同期は53百万円のセグメント損失)、当連結会計年度末における受注残高21百万円(前年同期比59.0%減)となりました。 (注)セグメント利益の合計額と営業利益との差異△552百万円は、主として各報告セグメントに配分していない全社費用であります。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,536百万円増加し7,060百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は2,920百万円(前年同期は186百万円の使用)となりました。主な収入要因は、税金等調整前当期純利益1,497百万円、減価償却費640百万円、売上債権及び契約資産の減少644百万円、棚卸資産の減少343百万円であります。主な支出要因は、仕入債務の減少285百万円、法人税等の支払額340百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は3,931百万円(前年同期は455百万円の使用)となりました。主な収入要因は、定期預金の純減額343百万円であります。主な支出要因は、有形固定資産の取得による支出595百万円、投資有価証券の取得による支出713百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出2,793百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果獲得した資金は2,547百万円(前年同期は202百万円の使用)となりました。主な収入要因は、短期借入金の純増額1,580百万円、長期借入れによる収入2,543百万円であります。主な支出要因は、長期借入金の返済による支出1,181百万円であります。 ③生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日) 金額(百万円)   前年同期比(%) 金属加工事業   6,779   112.9 化成品事業   632   114.0 タイル事業   851   88.3 合計   8,263   109.8 (注)1.金額は製造原価によっており、セグメント間の内部振替前の数値であります。 2.建設事業については、生産実績を定義することが困難であるため、生産実績を記載しておりません。 3. 当社は、株式会社泉製作所を連結子会社化いたしましたが、みなし取得日を当連結会計年度末(2025年8月31日)としているため、化成品事業において、同社の生産実績は含まれておりません。 b. 受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日) 受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高 (百万円)   前年同期比(%) 金属加工事業   8,395   108.3   3,160   114.2 化成品事業   2,699   271.7   277   335.8 建設事業   3,268   56.6   1,284   26.7 タイル事業   4,560   93.6   845   79.2 その他   677   278.7   21   41.0 合計   19,602   99.8   5,589   63.7 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2. 当社は、株式会社泉製作所を連結子会社化いたしましたが、みなし取得日を当連結会計年度末(2025年8月31日)としているため、化成品事業において、同社の受注高は含まれておりません。 c. 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日) 金額(百万円)   前年同期比(%) 金属加工事業   8,002   99.6 化成品事業   2,734   274.9 建設事業   6,796   208.5 タイル事業   4,782   92.6 その他   709   295.4 全社・消去   12   - 合計   23,037   130.2 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2. 当社は、株式会社泉製作所を連結子会社化いたしましたが、みなし取得日を当連結会計年度末(2025年8月31 日)としているため、化成品事業において、同社の販売実績は含まれておりません。 3.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであ ります。 相手先   前連結会計年度 (自  2023年9月1日 至  2024年8月31日)   当連結会計年度 (自  2024年9月1日 至  2025年8月31日) 金額 (百万円)   割合(%)   金額 (百万円)   割合(%) 株式会社大林組   -   -   3,168   13.8 前連結会計年度の株式会社大林組については、当該割合が100分の10未満のため、記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 財政状態 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は15,832百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,528百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が1,598百万円、契約資産が701百万円それぞれ増加し、電子記録債権が271百万円、仕掛品が287百万円それぞれ減少したことによるものであります。 また、固定資産は11,116百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,013百万円増加いたしました。これは主に、有形固定資産が543百万円、のれんが1,523百万円、投資有価証券が795百万円増加したことによるものであります。 この結果、当連結会計年度末の資産合計は26,948百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,542百万円増加いたしました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は8,615百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,325百万円増加いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金が401百万円、短期借入金が1,580百万円、未払法人税等が312百万円それぞれ増加したことによるものであります。 固定負債は5,683百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,627百万円増加いたしました。これは主に長期借入金が1,407百万円増加したことによるものであります。 この結果、当連結会計年度末の負債合計は14,299百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,953百万円増加いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は12,648百万円となり、前連結会計年度末に比べ589百万円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益917百万円、剰余金の配当229百万円及び自己株式の取得141百万円によるものであります。 この結果、自己資本比率は46.9%(前連結会計年度末は53.8%)となりました。 b. 経営成績 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べ5,343百万円増加し、23,037百万円(前年同期比30.2%増)となりました。これは主に、建設事業においては内外装パネル関連工事が伸長し、また、化成品事業においてはM&Aにより子会社化した大鳳株式会社及びフォームテックス株式会社の業績寄与によるものであります。 (売上原価、売上総利益) 当連結会計年度における売上原価は、前連結会計年度に比べ4,532百万円増加し、17,414百万円(前年同期比35.2%増)となりました。 この結果、当連結会計年度における売上総利益は、前連結会計年度に比べ810百万円増加し、5,622百万円(同16.8%増)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ702百万円増加し、4,238百万円(前年同期比19.9%増)となりました。 この結果、当連結会計年度における営業利益は、前連結会計年度に比べ107百万円増加し、1,383百万円(同8.4%増)となりました。 (営業外収益、営業外費用、経常利益) 当連結会計年度における営業外収益は、前連結会計年度に比べ40百万円減少し、103百万円(前年同期比28.1%減)となりました。また、当連結会計年度における営業外費用は、前連結会計年度に比べ27百万円増加し、85百万円(同48.1%増)となりました。 この結果、当連結会計年度における経常利益は、前連結会計年度に比べ39百万円増加し、1,401百万円(同2.9%増)となりました。 (特別利益、特別損失、税金等調整前当期純利益) 当連結会計年度における特別利益は、前連結会計年度に比べ174百万円増加し193百万円(前年同期比933.7%増)となりました。これは主に、補助金収入184百万円を計上したことによるものであります。また、当連結会計年度における特別損失は、前連結会計年度に比べ86百万円増加し、97百万円(同759.6%増)となりました。これは主に、減損損失91百万円を計上したことによるものであります。 この結果、当連結会計年度における税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度に比べ127百万円増加し、1,497百万円(同9.3%増)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における法人税等合計は、前連結会計年度に比べ304百万円増加し、579百万円(前年同期比110.6%増)となりました。 以上の結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ177百万円減少し、917百万円(同16.2%減)となりました。 ②経営成績に重要な影響を与える要因 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しているとおりであります。 ③キャッシュ・フローの状況 「(1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しているとおりであります。 ④資本の財源及び資金の流動性 当社グループは、受注増などに伴い一時的に資金が不足する場合や長期の設備投資資金を必要とする場合には、必要に応じて借入金による資金調達を行うこととしております。また、M&Aに充当する資金については、自己資金及び借入金を財源とすることを基本方針としております。 資金の流動性につきましては、現在必要とされる水準を満たす流動性を確保していると考えております。 ⑤重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表及び財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表及び財務諸表の作成において、資産及び負債又は損益の状況に影響を与える会計上の見積りは、過去の実績やその時点で入手可能な情報に基づいた合理的と考えられる様々な要因を考慮した上で行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表及び財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」及び「第5 経理の状況 2 財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

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  • 決算説明資料2026年8月期 第3四半期決算説明会資料2026-07-15

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