概要
協立エアテックは、ビル空調・防災機器と住宅用空調換気システムの製造販売を手がける企業である。1971年に福岡市で創業、現在の本社は福岡県篠栗町。2025年12月期の連結売上高は119億円、従業員333名。東京証券取引所スタンダード市場に上場する。主力製品にダンパー、吹出口、空調ユニットシステム「FASU」、全館空調システム「Kankimaru」などがある。
ビル空調機器と住宅システムの二本柱
売上高の約7割をビル設備向けが占める。2025年12月期の製品別売上高は、ダンパー32億28百万円、吹出口23億95百万円、空調ユニット「FASU」98百万円。住宅設備部門は全館空調システム・24時間換気システムなどで39億64百万円。グループ全体の売上高119億23百万円のうち、ビル用ダンパーと吹出口で約47%を占める。製品は受注生産と見込み生産を併用し、中国子会社の常熟快風空調も吹出口やVAVユニットを生産する。
全国9拠点と中国工場の販売網
国内では福岡(本社)、東京(2022年に東京本社開設)、大阪、名古屋、広島、仙台、鹿児島、四国の各拠点で営業。1978年の東京営業所開設を皮切りに、全国展開を進めた。1976年に福岡県篠栗町の現在地に本社工場を移転し、その後第2〜第4工場を順次建設。2005年には中国江蘇省常熟市に生産子会社を設立し、吹出口やVAVユニットを現地生産している。関東工場は群馬県伊勢崎市に所在し、首都圏の需要に対応する。
グループの連結体制と関連会社
連結子会社は2社。常熟快風空調有限公司(中国)は吹出口やVAVユニットを製造。株式会社マスクは空調資材の販売を担当。2000年に株式会社トーキンを子会社化したが、後に吸収合併。丸光産業も一時子会社だった。非連結子会社3社を含め、グループ全体で空調機器の製造から販売までを一貫して手がける。単一セグメントで事業を開示しており、製品区分はビル用と住宅用に分けて管理している。
経営目標:営業利益率10%とROE10%
同社は持続的な企業価値向上のため、連結営業利益率10%、連結ROE10%を数値目標に掲げる。2025年12月期の営業利益率は5.0%(営業利益5億97百万円÷売上高119億23百万円)、ROEは公表されていないが、自己資本98億62百万円に対して当期純利益4億60百万円であり、約4.7%と算定される。原価率は75.6%と前年から上昇、原材料高騰が影響した。今後は高付加価値製品の販売やコスト削減で収益性改善を目指す。
業界の中での役割はビル空調・防災関連機器の製造販売会社。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01ビル空調・防災主力
オフィスビルや商業施設などの空調設備向けに、ダンパー、吹出口、ファスユニットなどを製造・販売。ビル内の空気の流れを制御し、空調効率や防災性能を高める役割を担う。
- ダンパー
- 空調ダクト内の風量を調整する機器。火災時の煙拡散を防ぐ防災用ダンパーなども含む。
- 吹出口
- 空調された空気を室内に供給するための開口部。デザイン性や機能性に優れた製品を提供。
- ファスユニット
- ファンとダンパーを組み合わせた空調ユニット。ビル内の空気循環や換気を効率的に行う。
- VAV
- 可変風量制御装置。室内の負荷に応じて風量を自動調整し、省エネを実現する。
02住宅準主力
一般住宅向けに、全館空調システムや24時間換気システムを製造・販売。室内の温度・湿度・空気質を一括管理し、快適で健康的な住環境を提供する。
- 全館空調システム
- 住宅全体の温度を均一に保つ空調システム。各部屋の個別エアコンに代わり、快適性と省エネ性を両立する。
- 24時間換気システム
- 住宅のシックハウス対策として、常時換気を行うシステム。室内の空気を清浄に保ち、結露やカビを防ぐ。
製品と技術
ビル空調用ダンパーと防災用吹出口
ダンパーはビル空調の風量調整や防火・防煙区画に使用される。2025年12月期の生産額は32億57百万円。吹出口は室内に空調空気を送り出す端末機器で、同社の主要製品の一つ。生産額22億62百万円。中国子会社の常熟快風でもこれらの製造を行い、価格競争に対応している。耐震性や省エネ性能を重視した製品開発が特徴で、大型再開発案件にも採用されている。
空調ユニットシステム「FASU」とファンコイルユニット
FASUは1993年に開発した空調ユニットシステムで、ビル空調の省スペース化と施工性向上に貢献する。ファンコイルユニットと外気処理ユニットを一体化した製品。2025年12月期の生産額は53百万円と小規模だが、高付加価値品として位置付けられている。技術研究所では試験設備を充実させ、ユニットの性能向上や新たなシステム開発に取り組んでいる。
住宅用全館空調システム「Kankimaru」と「クール暖」
住宅設備部門の主力製品。全館空調システム「Kankimaru」は家じゅうを一定温度に保つ。ふく射冷暖房システム「クール暖」は天井や床からの放射熱で冷暖房を行う。24時間換気システム「DESIX」や壁かけ式全熱交換型空気清浄機「えあくるん」もラインアップ。2025年12月期の住宅用製品売上高は39億64百万円と全体の3分の1以上を占める。
低炭素エコ素材「ル・エコ」と業務用厨房フード「ハイ・フード」
「ル・エコ」は低炭素型のエコ素材で、建材としての断熱性や環境負荷低減に貢献する。業務用厨房フード「ハイ・フード」はレストランなど厨房の排気システム。これらの製品は空調機器と組み合わせて提案される。同社は単一セグメントで多様な製品群を展開し、ビル・住宅の空調と防災、環境分野に広く対応している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
金属製品のなかでの位置
空調用ダクトで国内シェア上位
協立エアテックは空調用ダクト・換気設備を主力とする金属製品メーカー。売上高約117億円、営業利益率5.98%と安定した収益を上げている。同業の稲葉製作所は鋼製家具で多角化、ケー・エフ・シーは建材で高収益だが、同社は空調ダクトに特化しシェアを確保。建設需要に依存するため、景気変動の影響を受けやすい。
強み
- 国内空調ダクト市場でトップクラスのシェアを有する。
- 営業利益率約6%を維持し、収益基盤は堅調。
- 空調ダクトに集中し、品質・コストで優位性。
- 売上高は約117億円で横ばいだが、急変動は少ない。
課題
- 売上高が伸び悩み、今後大幅な増収は見込みにくい。
- 新築・改修需要に左右され、景気後退時は影響大。
- 空調ダクトに特化するため、多角化の余地が限定的。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
金属製品の時価総額近傍。太字が協立エアテック
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 5966京都機械工具 | 65億円 | 12.7倍 |
| 2 | 5936東洋シヤッター | 59億円 | 7.0倍 |
| 3 | 3440日創グループ | 59億円 | 13.8倍 |
| 4 | 5956トーソー | 58億円 | 7.6倍 |
| 5 | 5986モリテック スチール | 58億円 | 5.5倍 |
| 6 | 5997協立エアテック | 55億円 | 9.8倍 |
| 7 | 3426アトムリビンテック | 53億円 | 13.3倍 |
| 8 | 5900ダイケン | 52億円 | 16.1倍 |
| 9 | 5990スーパーツール | 46億円 | 23.3倍 |
| 10 | 5994ファインシンター | 44億円 | — |
| 11 | 3437特殊電極 | 43億円 | 9.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 30件
個人経営から株式会社組織へ改組した1971年
1971年2月、福岡市八田町に資本金300万円で株式会社協立工業所を設立。それまで個人経営だった空調設備関連機材の設計・製作を法人化した。同時に鉄鋼2次製品の製造も開始。1973年には協立産業を設立、1975年に商号を株式会社協立に変更。1976年11月、福岡県糟屋郡篠栗町の現在地に本社・工場を全面移転し、生産能力を拡大した。この移転により、後の工場増設の用地を確保した。
営業所網の拡充と工場増設の1970年代後半〜1980年代
1978年に東京営業所、1979年に福岡営業所、1980年に大阪営業所を開設し、三大都市圏での販売網を整えた。1984年には本社隣接地に第2工場と試験研究棟を建設。1985年に第3工場を取得し、吹出口の製造を開始。1987年1月から吹出口の量産に着手し、空調機器メーカーとしての品ぞろえを強化した。1989年には本社事務棟を建設し、研究開発拠点も整備した。
商号変更とFASU開発、株式公開の1990年代
1990年1月、商号を協立エアテック株式会社に変更し、現在の社名となる。同時に東京・大阪の営業所を支店に昇格。同年3月、ファンコイルユニット製造のため第4工場を建設。1992年には協立産業と合併し、額面変更を実施。1993年1月、空調ユニットシステム「FASU」を開発・販売開始。同年6月、日本証券業協会に株式を店頭登録し、資金調達基盤を確立した。
中国進出と品質認証取得、グループ再編の2000年代
2000年1月、株式会社トーキンを連結子会社化し、空調機器の販売網を拡大。2001年には福岡営業所を九州支店に昇格、広島事務所開設と営業拠点を追加。2003年7月、24時間住宅用換気システムを開発・販売開始。2004年12月、ジャスダック証券取引所に上場。2005年8月、中国江蘇省常熟市に常熟快風空調有限公司を設立し、現地生産を開始。2006年8月にISO9001認証を取得し品質管理体制を強化した。
関東工場新設と子会社統合、市場移行の2010年代
2008年には自己株式消却により発行済株式数が600万株に。群馬県伊勢崎市に関東工場を新設、関東エリアの生産能力を高めた。同年、連結子会社だったトーキンを吸収合併し、名古屋支店を昇格。証券市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ、その後東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。2022年11月には東京都江戸川区に東京本社を開設し、首都圏での事業基盤を強化した。
住宅省エネ法改正への対応と新製品投入の2020年代
2022年には販売子会社の株式会社マスクを設立し、空調資材販売をグループ内で統合。新名古屋工場を弥冨市に建設し営業開始。四国営業所も開設。2025年の建築基準法・建築物省エネ法改正に対応するため、住宅用製品の拡販に注力。壁かけ式全熱交換型空気清浄機「えあくるん」、24時間マルチ換気システム「DESIX」、全館空調システム「Kankimaru」など省エネ性の高い製品を投入している。2025年12月期の売上高は119億円と過去最高を記録した。
年表30件を開く
1970年代
- 1971年2月創業企業体制の整備と事業の発展のため、個人経営から株式会社組織に改め、福岡市八田町8番地に株式会社協立工業所(資本金3,000千円)を設立し、空調設備関連機材及び鉄鋼2次製品の設計・製作を開始。
- 1973年6月創業協立産業株式会社を設立。
- 1975年12月商号変更商号を株式会社協立に変更。
- 1976年11月福岡県糟屋郡篠栗町大字和田1034番地の4(現在地)に本社・工場を全面的に移転。
- 1978年4月東京営業所を開設。
- 1979年7月福岡営業所を開設。
1980年代
- 1980年5月大阪営業所を開設。
- 1984年11月本社の隣接地に第2工場及び試験研究棟を建設。
- 1985年10月吹出口の製造販売を目的として、本社に隣接する工場を第3工場として取得。
- 1987年1月吹出口の製造を開始。
- 1989年4月本社事務棟を建設。
1990年代
- 1990年1月商号変更商号を協立エアテック株式会社に変更し、同時に会社マークも変更。
- 1990年1月東京営業所、大阪営業所をそれぞれ支店に昇格。
- 1990年3月ファンコイルユニットの製造を目的とした第4工場を本社隣接地に建設。
- 1992年1月M&A株式の額面金額10,000円を50円に変更するため、協立産業株式会社(形式上の存続会社)と合併。
- 1992年4月研究・開発体制の強化と試験設備の充実を図るため、技術研究所を第4工場敷地内に建設。
- 1993年1月空調ユニットシステムを開発し商品名「FASU」として製造販売を開始。
- 1993年6月日本証券業協会に株式を店頭登録。
- 1997年9月名古屋事務所を開設。
- 1998年11月鹿児島事務所を開設。
- 1999年5月仙台事務所を開設。
2000年代
- 2000年1月株式会社トーキンが連結子会社となる。
- 2001年4月福岡営業所を九州支店として昇格。
- 2001年6月広島事務所を開設。
- 2003年7月24時間住宅用換気システムを開発し、製造販売を開始。
- 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
- 2005年8月創業常熟快風空調有限公司(中華人民共和国江蘇省常熟市)を設立。
- 2006年8月ISO9001の認証取得。
- 2008年6月上場丸光産業株式会社が連結子会社となる。証券市場の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に上場。証券市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。自己株式の消却により発行済株式総数が6,000,000株となる。群馬県伊勢崎市に関東工場を新設。連結子会社の株式会社トーキンを吸収合併し、名古屋事務所を名古屋支店として昇格。市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。販売子会社の株式会社マスクを設立。新名古屋工場及び新名古屋支店の用地を弥冨市鮫ケ地に取得・建設し営業を開始。香川県高松市に四国営業所を開設。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。
2020年代
- 2022年11月東京都江戸川区に東京本社を開設。株式会社マスクが連結子会社となる。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結営業利益率10%
- 連結株主資本利益率(ROE)10%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
住宅用空調換気システムの販売強化
壁かけ式全熱交換型空気清浄機「えあくるん」や24時間マルチ換気システム「DESIX」などの販売促進を進め、全館空調システムや住宅用空調換気システム「Kankimaru」「クール暖」の販売体制を充実させる。
- 02
主力製品の拡販と業績向上
ダンパー・吹出口と空調ユニットシステム、低炭素エコ素材「ル・エコ」、業務用厨房フード「ハイ・フード」の拡販に取り組み、業績向上を目指す。
- 03
生産効率化によるコスト削減
人間とロボットの協業化を進め、全工場で作業工数削減94,540秒を目標に生産体制を改善し、経費低減活動を行う。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で333人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は577万円で、9期前と比べて+5.4%。平均年齢は46.6歳、平均勤続年数は20.6年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 346 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 338 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 345 | — |
| 2019年12月 | 547 | 42.3 | 16.6 | 342 | — |
| 2020年12月 | 497 | 43.1 | 17.3 | 339 | — |
| 2021年12月 | 517 | 43.9 | 18.2 | 330 | — |
| 2022年12月 | 519 | 45.1 | 18.8 | 333 | — |
| 2023年12月 | 537 | 45.3 | 19.3 | 339 | — |
| 2024年12月 | 563 | 45.6 | 19.8 | 341 | 205 |
| 2025年12月 | 577 | 46.6 | 20.6 | 333 | 180 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 1 / 海外 1) を有報から抽出しています。
- 海外常熟快風空調有限公司中国江蘇省議決権100.0%
- 国内株式会社マスク福岡市博多区議決権90.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は119億円、営業利益は6億円。前期と比べると増収減益で、売上が+1.7%、利益が-14.3%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 118億円 | 119億円 |
| 営業利益 | 6億円 | 6億円 |
| 純利益 | 5億円 | 5億円 |
| 1株あたり配当 | ¥20 | ¥20 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は54億円、営業利益は3億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−6.9%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 28 | 3 | 10.7 | 2 |
| 2023年2Q | 28 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年3Q | 29 | 2 | 6.9 | 2 |
| 2023年4Q | 34 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 28 | 2 | 7.1 | 2 |
| 2024年2Q | 26 | 1 | 3.8 | 0 |
| 2024年4Q | 63 | 4 | 6.3 | 3 |
| 2025年2Q | 58 | 3 | 5.2 | 2 |
| 2025年4Q | 61 | 3 | 4.9 | 3 |
| 2026年2Q | 54 | 3 | 5.6 | 2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年12月期からの14期で、売上は79億円から119億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は5.0%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 79 | — | 5 | — | 3 |
| 2013年12月 | 74 | — | 3 | — | 2 |
| 2014年12月 | 81 | — | 5 | — | 3 |
| 2015年12月 | 89 | — | 7 | — | 6 |
| 2016年12月 | 83 | — | 6 | — | 4 |
| 2017年12月 | 88 | — | 7 | — | 5 |
| 2018年12月 | 103 | — | 9 | — | 6 |
| 2019年12月 | 112 | — | 10 | — | 7 |
| 2020年12月 | 99 | — | 6 | — | 4 |
| 2021年12月 | 99 | — | 7 | — | 6 |
| 東京都江戸川区に東京本社を開設。株式会社マスクが連結子会社となる。 | |||||
| 2022年12月 | 106 | — | 6 | — | 4 |
| 2023年12月 | 119 | — | 7 | — | 5 |
| 2024年12月 | 117 | 7 | 7 | 6.0 | 5 |
| 2025年12月 | 119 | 6 | 6 | 5.0 | 5 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高119億円のうち、営業利益として残るのは6億円で5.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の4.2%にあたる。営業利益率は業種中央値5.3%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.6%90億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.3%23億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.0%6億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが3億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは−1億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は39億円で、売上の3.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 7 | −3 | −2 | 4 | 19 |
| 2013年12月 | 5 | −2 | −6 | 3 | 16 |
| 2014年12月 | 5 | −2 | 0 | 3 | 19 |
| 2015年12月 | 6 | 0 | −1 | 6 | 24 |
| 2016年12月 | 11 | −9 | 0 | 2 | 25 |
| 2017年12月 | 4 | −5 | −1 | −1 | 23 |
| 2018年12月 | 8 | −1 | −2 | 7 | 28 |
| 2019年12月 | 8 | −3 | −2 | 5 | 32 |
| 2020年12月 | 11 | −5 | −2 | 6 | 35 |
| 2021年12月 | 9 | −11 | 1 | −2 | 34 |
| 2022年12月 | 4 | −5 | 0 | −1 | 34 |
| 2023年12月 | 8 | −3 | −1 | 5 | 39 |
| 2024年12月 | 10 | −6 | −2 | 4 | 42 |
| 2025年12月 | 3 | −4 | −1 | −1 | 39 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は157億円。このうち返さなくてよい自己資本が99億円で、自己資本比率は62.6%(業種中央値59.8%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 89 | 41 | 48 | 44.6 |
| 2013年12月 | 81 | 42 | 39 | 50.8 |
| 2014年12月 | 93 | 43 | 50 | 46.3 |
| 2015年12月 | 97 | 47 | 50 | 48.8 |
| 2016年12月 | 100 | 50 | 50 | 49.8 |
| 2017年12月 | 107 | 55 | 52 | 50.9 |
| 2018年12月 | 119 | 60 | 59 | 50.2 |
| 2019年12月 | 124 | 65 | 59 | 52.5 |
| 2020年12月 | 122 | 69 | 53 | 56.5 |
| 2021年12月 | 130 | 74 | 56 | 56.8 |
| 2022年12月 | 138 | 77 | 61 | 55.5 |
| 2023年12月 | 150 | 84 | 66 | 56.0 |
| 2024年12月 | 155 | 91 | 64 | 58.4 |
| 2025年12月 | 157 | 99 | 58 | 62.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
金属製品 87社との比較
同じ金属製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で87社中40位あたり、逆に低いのは配当利回りで87社中67位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥910で、1年前と比べて+37.7%。過去52週の値幅のなかでは83%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 9.8倍 |
| PER (会社予想) | 9.5倍 |
| PBR | 0.43倍 |
| 配当利回り | 2.20% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月13日に5.38%上昇し、52週高値となる960円に到達。1か月で4.35%高、1年では51.97%の上昇。25日移動平均線916.92円、75日線857.31円、200日線783.82円をすべて上回り、上昇トレンドが継続。出来高は8月12日の1.36万株から13日には2.88万株と急増し、高値更新に伴い出来高も増加。RSIは67.86と買われ過ぎ圏に近いが、まだ強気。7月6日の下落後は持ち直し、直近では連続して高値圏で推移。週足でも明確な上昇傾向を示し、52週安値644円からは約49%上昇。需給は良好で、買いが優勢。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり20円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは2.20%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 20 | — | 23.2 |
| 2017年12月 | 20 | 0.0 | 21.0 |
| 2018年12月 | 30 | 50.0 | 22.1 |
| 2019年12月 | 20 | −33.3 | 15.1 |
| 2020年12月 | 10 | −50.0 | 23.1 |
| 2021年12月 | 20 | 100.0 | 17.3 |
| 2022年12月 | 15 | −25.0 | 19.0 |
| 2023年12月 | 20 | 33.3 | 20.3 |
| 2024年12月 | 20 | 0.0 | 20.1 |
| 2025年12月 | 20 | 0.0 | 22.9 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥20
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ1,823人。区分でいちばん多いのは個人・その他で71.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が20.6%を占め、残る79.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 71.8 | 73.1 | 73.5 | 73.6 | 72.5 | 71.2 |
| 自己株式 | 20.3 | 20.1 | 20.0 | 19.8 | 19.7 | 19.6 |
| 金融機関 | 18.6 | 18.4 | 16.9 | 15.9 | 15.4 | 14.9 |
| 外国法人 | 0.8 | 0.9 | 0.9 | 1.1 | 2.7 | 6.8 |
| 事業法人 | 6.8 | 6.9 | 7.6 | 7.7 | 7.9 | 5.7 |
| 証券会社 | 1.9 | 0.8 | 1.0 | 1.8 | 1.5 | 1.3 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 久野幸男 | 8.82 |
| 02 | 協立エアテック社員持株会 | 8.13 |
| 03 | 住友生命保険相互会社 | 6.17 |
| 04 | 協立エアテック協栄会 | 4.52 |
| 05 | ㈱西日本シティ銀行 | 3.95 |
| 06 | ㈱福岡銀行 | 3.90 |
| 07 | BNPパリバ(フランクフルト)2Sジャスデック・ジャーマン・レジデンツ(常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 3.12 |
| 08 | 水元公仁 | 2.63 |
| 09 | ㈱南陽 | 2.40 |
| 10 | アリウエル㈱ | 1.97 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-20ARNE WOLF KLAUS DEUSSEN新規の大量保有報告5.30%+5.30pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+93%、1株純資産は14期で+170%。直近期のROEは4.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 49 | 754 | 6.7 | 7.3 | 35.1 |
| 2013年12月 | 31 | 780 | 4.0 | 12.8 | 35.3 |
| 2014年12月 | 54 | 813 | 6.8 | 9.5 | 35.0 |
| 2015年12月 | 130 | 996 | 13.9 | 6.4 | 15.9 |
| 2016年12月 | 92 | 1,051 | 9.0 | 6.5 | 23.2 |
| 2017年12月 | 99 | 1,150 | 9.0 | 7.6 | 21.0 |
| 2018年12月 | 134 | 1,253 | 11.2 | 4.9 | 22.1 |
| 2019年12月 | 139 | 1,363 | 10.6 | 5.5 | 15.1 |
| 2020年12月 | 90 | 1,439 | 6.5 | 6.6 | 23.1 |
| 2021年12月 | 115 | 1,546 | 7.7 | 4.8 | 17.3 |
| 2022年12月 | 76 | 1,600 | 4.8 | 6.0 | 19.0 |
| 2023年12月 | 102 | 1,744 | 6.1 | 6.0 | 20.3 |
| 2024年12月 | 104 | 1,883 | 5.7 | 5.7 | 20.1 |
| 2025年12月 | 96 | 2,039 | 4.9 | 7.5 | 22.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/12期の役員報酬は総額95百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 久野幸男 | 取締役社長(代表取締役) | 75 | 529,000 |
| 宮田正昭 | 取締役 営業統括本部本部長 | 73 | 31,000 |
| 柿原秀規 | 取締役 技術本部本部長 | 70 | 25,000 |
| 衣目修三 | 取締役 | 76 | 1,000 |
| 松本孝明 | 常勤監査役 | 67 | 25,000 |
| 加藤久 | 監査役 | 72 | — |
| 長伸幸 | 監査役 | 72 | 4,000 |
| 馬場範夫 | — | 64 | — |
| 中村司郎 | — | 56 | 5,000 |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 66 | 6 | 4 | 4 | 76 | 25 |
| 監査役 | 1 | 11 | 2 | 1 | 1 | 14 | 14 |
| 社外取締役 | 3 | 5 | — | — | — | 5 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容418字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,326字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク937字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,264字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第56期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第55期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-27
- 半期報告書半期報告書-第55期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第54期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-28
- 半期報告書半期報告書-第54期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第54期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第53期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-28
- 四半期報告書四半期報告書-第53期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第53期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第53期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第52期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-30
- 四半期報告書四半期報告書-第52期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-09
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