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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

モリテック スチール

MOLITEC STEEL CO.,LTD.5986 · Standard · 金属製品

特殊帯鋼を基盤に、焼入鋼帯・鈑金加工品まで手がける鉄鋼商社兼製造会社。世界各地に販売網を持ち、耐久消費財向けに鋼材を供給。

概要

モリテックスチール株式会社は、1943年に大阪で創業した特殊帯鋼を中心とする鋼材商社であり、焼入鋼帯や鈑金加工品を手掛けるメーカーでもある。2026年3月期の連結売上高は482億円、従業員は727名。東京証券取引所スタンダード市場に上場する。鋼材販売の商事部門が売上の約7割を占め、残りを自社製造の焼入鋼帯・鈑金加工品と海外事業が構成する。主要顧客は自動車産業であり、内燃機関向け部品への依存が高いことが経営上の大きな課題となっている。

鋼材販売と製造加工の二本柱

モリテックスチールグループは、特殊帯鋼や普通鋼を仕入れて販売する「商事部門」と、自ら焼入鋼帯や鈑金加工品を製造する「焼入鋼帯部門」「鈑金加工品部門」、さらに海外現地法人から成る「海外事業」で構成される。2026年3月期のセグメント別売上高は、商事部門が334億円(全体の69.4%)、鈑金加工品部門が73億円(15.3%)、海外事業が57億円(12.0%)、焼入鋼帯部門が16億円(3.3%)である。商事部門は鋼材の専門商社としての顔を持ち、他の製造部門は同社が開発・生産する機能部品により差別化を図っている。ただし、商事部門は原料価格変動の影響を受けやすく、セグメント利益は4億円と低水準である。

売上の約7割が依存するICE関連リスク

同社単体の売上は自動車産業向けが約7割を占め、そのほとんどが内燃機関(ICE)関連部品である。有価証券報告書では、電動化の進展により中長期的にICE部品需要が減少するリスクを明示しており、単体売上が3割程度減少する可能性があると認識している。このリスクに対応するため、同社は重点6分野(グローブ加工、精密加工、非鉄加工、絞り加工、板鍛造加工、接合加工)への展開やEV関連事業の強化を打ち出している。2026年3月期の連結営業利益は4億円(売上高営業利益率0.9%)と極めて低く、収益力の改善は喫緊の課題である。

8カ国に広がる海外生産・販売拠点

同社は1997年のタイ進出を皮切りに、中国(上海摩立特克鋼鉄商貿有限公司、2010年設立)、ベトナム(2011年)、インドネシア(2012年)、メキシコ(2013年)に現地法人を設立し、鋼材の販売代理と加工販売を行っている。メキシコ法人は自動車部品の製造も手掛ける。さらに2015年には国内で日輪鋼業株式会社を子会社化、2022年には中川産業株式会社や株式会社サンドなどを追加で子会社化し、日本国内でも加工能力を拡大した。海外事業の売上高は57億円(2026年3月期)で、前年比4.6%増と成長しているが、グループ全体の12%にとどまる。

2022年に子会社化した中川産業・サンド・テクノン

2022年10月、モリテックスチールは中川産業株式会社、株式会社サンド、株式会社テクノン、大阪オーエヌ金属工業協同組合の4社を同時に子会社化した。中川産業は普通鋼・ステンレス鋼・非鉄金属などの加工販売を行い、サンドは金属の二次加工を手掛ける。この買収により、同社グループは従来の特殊帯鋼・焼入鋼帯に加え、非鉄や精密加工の領域を取り込み、事業ポートフォリオの転換を加速している。2023年8月には子会社のモリテックプロダクトサポート株式会社を吸収合併し、グループ管理を効率化した。連結子会社は9社(非連結子会社1社を除く)となっている。

業界の中での役割は耐久消費財向け鋼材サプライヤー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
482億円
営業利益
4億円
営業利益率
0.8%
純利益
10億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
商事部門335億円69.4%4億円1.2%
鈑金加工品部門74億円15.3%5億円6.8%
海外事業58億円12.0%3億円5.2%
焼入鋼帯部門16億円3.3%1億円6.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01耐久消費財(家電・農業機械・自動車等)主力

特殊帯鋼、普通鋼等の鋼材を販売する商事部門と、特殊帯鋼を主原料とした焼入鋼帯や鈑金加工品を製造販売。需要分野は耐久消費財で広汎にわたる。グループ会社を通じてタイ、中国、ベトナム、インドネシア、メキシコなどで鋼材加工販売や部品製造を展開。

主な製品・サービス4
特殊帯鋼(みがき特殊帯鋼、熱間圧延鋼帯、ステンレス鋼帯)
精密機器や自動車部品などに使われる薄い鋼帯。
普通鋼
一般構造用の鋼材。
焼入鋼帯(ベーナイト鋼帯を含む)
特殊帯鋼を熱処理して強度を高めた鋼帯で、のこぎりや刃物などに使用。
鈑金加工品(コードリール、ゼンマイを含む)
金属板を加工した製品。コードリールは電源コードの巻き取り装置、ゼンマイは動力源などに使われる。

製品と技術

ベーナイト鋼帯:独自組織制御が生んだ高強度ばね材

ベーナイト鋼帯は、同社が1966年に量産化に成功した独自の焼入鋼帯である。通常の焼入れで得られるマルテンサイト組織とは異なり、ベーナイト組織は適度な硬さと高いじん性を兼ね備える。この鋼帯は、自動車のトランスミッション部品やシートリクライニング機構、ドアロック部品など、繰り返し荷重がかかるばね部材に使用される。同社はこの製品を高付加価値品目に位置づけ、拡販に注力している。

焼入鋼帯とゼンマイ:創業以来の基盤技術

焼入鋼帯は、薄い鋼帯に熱処理を施してばね特性を持たせた製品であり、同社の創業時のコア事業である。主な用途はぜんまいばね、シートベルト用リトラクター部品、小型モーターのブラシホルダーなど多岐にわたる。製造工程では、鋼帯の成分調整と熱処理プロファイルの精密制御が品質を左右する。同社の焼入鋼帯部門の売上高は約16億円(2026年3月期)で、全体に占める割合は小さいが、長年の技術蓄積による差別化が利いている。

鈑金加工品とコードリール:農業機械・家電向けの収穫機

鈑金加工品部門は、コードリールやゼンマイを含む板金製品を製造する。主力製品の一つであるコードリールは、農業機械や家電製品に内蔵され、電源コードの巻き取り機構として機能する。同社の鈑金加工品売上高は73億円(2026年3月期)で、農業機械向け需要が堅調に推移している。生産拠点は三重県の大山田工場に集約されており、高井田工場や大東工場からの移転を経て効率的な生産体制を構築している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

金属製品のなかでの位置

売上減少で収益率低水準、専門分野で健闘

金属製品業界に属し、売上高は508億円から482億円へ減少し、営業利益率は0.79%から0.83%と低水準で推移している。同業他社には日本調理機や稲葉製作所などがあり、当社はスチール関連の専門分野で事業を展開している。収益性は低いが、安定した需要が見込まれる分野でビジネスを維持。今後は、コスト削減や高付加価値化による収益改善が急務である。

強み

  • スチール関連で専門性を有し、特定顧客に強み。
  • 金属製品の需要は底堅く、市場が安定している。
  • 長年の経験による技術力と信頼を構築。
  • 低収益ながらも黒字を維持し、コスト管理に努める。

課題

  • 売上高が前年比4.5%減と減少傾向にあり、回復が課題。
  • 営業利益率が1%未満と低く、改善が必須。
  • 同業他社との価格競争に晒されている。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

金属製品の時価総額近傍。太字がモリテック スチール

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
13422J-MAX72億円7.8倍
25966京都機械工具65億円12.7倍
35936東洋シヤッター59億円7.0倍
43440日創グループ59億円13.8倍
55986モリテック スチール58億円5.5倍
65956トーソー58億円7.6倍
75997協立エアテック55億円9.8倍
83426アトムリビンテック53億円13.3倍
95900ダイケン52億円16.1倍
105990スーパーツール46億円23.3倍
115994ファインシンター44億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

森商店創業から法人化、ゼンマイ鋼業への専門化

1943年5月、森堅次氏が大阪市で焼入鋼帯・ぜんまいの販売を目的とした森商店を創業した。1950年11月には資本金100万円で法人組織に改め、商号を森ゼンマイ鋼業株式会社に変更。社名に「ゼンマイ」を掲げた通り、ばね用鋼帯の焼入れ加工を中核事業として確立していく。1955年には東京営業所、1956年には名古屋営業所と小阪工場を相次いで新設し、関西から全国へ販路を拡大した。

ベーナイト鋼帯の量産化に成功した1966年

1966年12月、同社はベーナイト組織を持つ焼入鋼帯(ベーナイト鋼帯)の量産工業化に成功した。ベーナイトは焼入れの際に生じる微細組織の一種で、高い強度とじん性を両立する。この技術開発により、自動車部品や産業機械向けの高機能ばね材の供給が可能となり、同社の製造部門の競争力が大きく高まった。1967年4月には鈑金部高井田工場を新設し、加工品部門も本格化させる。

協同鋼業の合併で鈑金・宇都宮工場を獲得した1972年

1972年10月、同社は協同鋼業株式会社を合併し、鈑金部大東工場および宇都宮工場を新設した。この合併により、鈑金加工品の生産能力が飛躍的に拡大するとともに、関東地方に生産拠点を得て東日本の顧客への供給力が強化された。その後、1978年には広島営業所、1981年には大阪証券取引所市場第二部への上場を果たし、資本基盤を固めていく。

三重大山田工場への集約と商号変更の1990年代

1987年4月に三重大山田工場を新設し、小阪工場の機能を移転。1993年12月には高井田工場の鈑金製造部、1996年3月には大東工場も同工場に統合し、鈑金加工の生産拠点を三重県に集約した。また1990年9月には商号をモリテックスチール株式会社に変更。同時期に海外展開にも着手し、1997年3月にタイ現地法人(ジュタワン・モリテック)を設立、初の海外生産拠点を確保した。

東証一部昇格と中国・東南アジアへの展開

2000年9月、株式は大阪証券取引所市場第一部に指定替えとなり、知名度と信用力を高めた。2002年にはモリテックプロダクトサポート株式会社を設立し、メンテナンス・サポート事業を強化。2005年に上海駐在員事務所を開設後、2010年に現地法人化(上海摩立特克鋼鉄商貿有限公司)。その後も2011年ベトナム、2012年インドネシア、2013年メキシコと、東南アジアおよび北米へ相次いで現地法人を設立し、グローバルな販売網を構築した。

日輪鋼業の子会社化とけいはんなR&Dセンター

2015年7月、同社は日輪鋼業株式会社の株式を追加取得し、子会社化した。日輪鋼業は日本国内外向けの鋼材加工販売を行っており、買収によりグループの加工能力と販路が拡大した。2017年1月にはけいはんなR&Dセンターを新設し、大東物流センターを移転。研究開発と物流の拠点を一体化し、技術開発力の向上を図っている。同年4月には東北営業所も開設し、国内営業網をさらに拡充した。

市場区分変更と大型M&Aによるグループ再編

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からスタンダード市場へ移行した。同年10月には中川産業、サンド、テクノン、大阪オーエヌ金属工業協同組合の4社を同時に子会社化し、非鉄加工や精密加工の分野をグループに加えた。2023年8月にはモリテックプロダクトサポートを吸収合併し、シンプルなグループ体制へと再編。これらの動きは、内燃機関依存からの脱却を急ぐ経営方針の表れである。

年表36件を開く

1940年代

  • 1943年5月創業大阪市において、森 堅次氏が焼入鋼帯・ぜんまいの販売を業務とした森商店を 創業。

1950年代

  • 1950年11月商号変更資本金100万円を以って法人組織とし、商号を森ゼンマイ鋼業株式会社に変更。
  • 1955年4月東京営業所を新設。
  • 1956年6月名古屋営業所、小阪工場を新設。

1960年代

  • 1963年7月通商産業省より企業合理化促進法に基づく応用研究補助金の決定を受ける。
  • 1963年10月株式を大阪店頭市場に公開。
  • 1966年12月ベーナイト組織焼入鋼帯(ベーナイト鋼帯)の量産工業化に成功。
  • 1967年4月鈑金部高井田工場を新設。
  • 1968年8月空機部及び福岡営業所を新設。

1970年代

  • 1972年10月M&A協同鋼業株式会社を合併し、鈑金部大東工場及び宇都宮工場を新設。
  • 1978年9月広島営業所を新設。

1980年代

  • 1981年11月上場株式を大阪証券取引所市場第二部に上場。
  • 1987年4月三重大山田工場新設。小阪工場を三重大山田工場に移転し操業開始。

1990年代

  • 1990年9月商号変更商号をモリテックスチール株式会社に変更。
  • 1992年6月北海道営業所を新設。
  • 1993年12月三重大山田工場鈑金製造部へ高井田工場を移転。
  • 1996年3月三重大山田工場鈑金製造部へ大東工場を移転。
  • 1997年3月タイ現地法人〔ジュタワン・モリテック(タイランド)株式会社〕(現連結子会社)を設立。

2000年代

  • 2000年9月上場株式を大阪証券取引所市場第一部に上場。
  • 2002年11月創業モリテックプロダクトサポート株式会社を設立。
  • 2005年2月上海駐在員事務所を新設。
  • 2007年10月広島営業所 九州出張所を新設。
  • 2009年1月インドネシア駐在員事務所を開設。
  • 2009年2月インド駐在員事務所を開設。

2010年代

  • 2010年7月上海駐在員事務所を廃止し、中国現地法人〔上海摩立特克鋼鉄商貿有限公司〕(現連結子会社)を設立。
  • 2011年10月創業ベトナム現地法人〔モリテックスチール(ベトナム)会社〕を設立。
  • 2012年9月インドネシア駐在員事務所を廃止し、インドネシア現地法人〔モリテックスチールインドネシア株式会社〕(現連結子会社)を設立。
  • 2013年3月メキシコ現地法人〔モリテックスチールメキシコ株式会社〕(現連結子会社)を設立。
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、株式を東京証券取引所市場第一部に上場。
  • 2013年12月創業上海摩立特克鋼鉄商貿有限公司広州分公司設立。
  • 2015年7月M&A日輪鋼業株式会社(現連結子会社)の株式を追加取得し子会社化。
  • 2017年1月けいはんなR&Dセンターを新設。大東物流センターをけいはんなR&Dセンターに移転し操業開始。
  • 2017年4月東北営業所を開設。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行。
  • 2022年10月M&A中川産業株式会社(現連結子会社)、株式会社サンド(現連結子会社)、株式会社テクノン、大阪オーエヌ金属工業協同組合を子会社化。
  • 2023年8月M&Aモリテックプロダクトサポート株式会社を吸収合併。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で727人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は578万円で、9期前と比べて+9.7%平均年齢は43.0歳、平均勤続年数は16.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月494
2018年3月520
2019年3月52737.013.0565
2020年3月46438.013.0603
2021年3月46539.014.0613
2022年3月48539.014.0605
2023年3月47341.015.0685
2024年3月49642.015.0734
2025年3月50642.015.072755
2026年3月57843.016.072755

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率80.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)65.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 4 / 海外 4、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社工場 — 大阪府東大阪市2,145百万円
商事部門
本社工場 — メキシコ合衆国アグアスカリエンテス州1,425百万円
海外事業
三重大山田工場 — 三重県伊賀市1,314百万円
焼入鋼帯部門・鈑金加工品部門
けいはんなR&D センター — 京都府相楽郡精華町639百万円
商事部門・鈑金加工品部門
本社工場 — タイ国チョンブリ県530百万円
海外事業
本社・本社営業部・海外事業部 — 大阪市中央区283百万円
全社管理・商事部門・鈑金加工品部門
宇都宮工場 — 栃木県宇都宮市264百万円
鈑金加工品部門
厚生施設 — 三重県伊賀市27百万円
全社資産
名古屋支店 — 名古屋市中川区8百万円
商事部門・鈑金加工品部門
東北営業所 — 仙台市青葉区7百万円
商事部門
ほか3件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    ジュタワン・モリテック(タイランド)株式会社(注)2
    タイ国 チョンブリ県 · 連結子会社
    議決権99.5%
  • 海外
    モリテックスチールインドネシア株式会社
    インドネシア共和国 ジャカルタ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    モリテックスチールメキシコ株式会社(注)2
    メキシコ合衆国 アグアスカリエンテス市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    上海摩立特克鋼鉄商貿有限公司
    中華人民共和国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日輪鋼業株式会社
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権85.5%
  • 海外
    モリテックスチール(ベトナム)会社
    ベトナム社会主義 共和国 フンイエン省 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    中川産業株式会社(注)3
    大阪府東大阪市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社サンド
    大阪府東大阪市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は482億円営業利益4億円前期と比べると減収増益で、売上が-4.6%、利益が+0.0%。

売上高
-4.6%
482億円
営業利益
+0.0%
4億円
純利益
+233.3%
10億円
営業利益率
0.8%
前期比 +0.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高490億円482億円
営業利益6億円4億円
純利益5億円10億円
1株あたり配当¥6¥6

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は118億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−7.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q131−10
2024年1Q12800.00
2024年2Q12610.81
2024年3Q124−1−0.8−1
2024年4Q1303
2025年2Q25110.41
2025年4Q25431.22
2026年2Q24100.01
2026年4Q24141.79
2027年1Q11821.73

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は226億円から482億円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は0.8%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
上海摩立特克鋼鉄商貿有限公司広州分公司設立。
2013年3月22683
2014年3月24494
日輪鋼業株式会社(現連結子会社)の株式を追加取得し子会社化。
2015年3月25262
2016年3月26122
東北営業所を開設。
2017年3月26765
2018年3月294119
2019年3月29496
2020年3月26711
2021年3月223−4−3
中川産業株式会社(現連結子会社)、株式会社サンド(現連結子会社)、株式会社テクノン、大阪オーエヌ金属工業協同組合を子会社化。
2022年3月27633
モリテックプロダクトサポート株式会社を吸収合併。
2023年3月3630−7
2024年3月50843
2025年3月505430.83
2026年3月482460.810

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高482億円のうち、営業利益として残るのは4億円0.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は10億円、売上の2.1%にあたる。営業利益率は業種中央値5.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金89.8%433億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金9.3%45億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.8%4億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
10.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.4pt
0.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.1pt
2.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.9pt
6.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが9億円、投資CFが4億円で、差し引きのフリーCFは13億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は49億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月2−169−1448
2014年3月6−13−4−738
2015年3月5−105−540
2016年3月12−1−101140
2017年3月90−9939
2018年3月26−5−82153
2019年3月12−101256
2020年3月−8−11−5−1932
2021年3月8−4−1435
2022年3月−5−1−2−627
2023年3月−3−630−948
2024年3月18−6−41256
2025年3月−1807−1848
2026年3月94−131349

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は352億円。このうち返さなくてよい自己資本が162億円で、自己資本比率は45.9%(業種中央値59.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2081198957.1
2014年3月22512310254.7
2015年3月23612810854.2
2016年3月23312311052.5
2017年3月23112710454.8
2018年3月25513512052.9
2019年3月26513612951.3
2020年3月2301339757.7
2021年3月2261299756.8
2022年3月23813210655.3
2023年3月36512923635.2
2024年3月37214223037.9
2025年3月36514621939.8
2026年3月35216218945.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
50億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
98億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
43億円
在庫として抱えている分
負債合計
189億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
53
/ 100
安定性自己資本比率31 / 40
収益力営業利益率2 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

金属製品 87社との比較

同じ金属製品の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE87社中37位あたり、逆に低いのは営業利益率87社中79位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.8%/中央値 5.9%
P25 2.5%P75 8.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.8%/中央値 5.3%
P25 2.5%P75 8.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
45.9%/中央値 59.8%
P25 47.8%P75 70.0%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-4.5%/中央値 1.9%
P25 -1.7%P75 3.9%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.3%/中央値 3.0%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥257で、1年前と比べて+30.3%過去52週の値幅のなかでは76%の位置にある。

¥257+0.4%1ヶ月+3.2%1年+30.3%時価総額58億円
過去52週の値幅
安値¥187高値¥279

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)5.5倍
PER (会社予想)11.5倍
PBR0.35倍
配当利回り2.33%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6月末227円から上昇し、8月7日時点で250円と1ヶ月で6.38%上昇しました。25日線(241円)を上回り、8月に入って250円台で推移しています。52週高値279円に接近し、8月7日には出来高が7万株と活発でした。RSIは75と過熱感が強く、短期的な調整リスクがあります。年初来では29.2%上昇し、金属製品セクターの上昇に乗った形です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERは5.37倍で業界平均18.09倍を大幅に下回り、予想PER11.2倍も低い。PBRは0.347倍と0.5倍を割り込み、業界平均1.14倍に対して極めて割安。配当利回りは2.4%と業界平均3.71%を下回るが、配当性向は37.3%と健全。ROEは6.8%と低めだが、2026年3月期に純利益が10億円に増加する見込みで、収益改善の兆しがある。割安だが配当利回りは低く、収益性の改善が今後の焦点。

指標この会社業種平均
PER (実績)5.5倍49.7倍
PER (予想)11.5倍
PBR0.35倍1.13倍
ROE6.8%6.3%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は安定しているが、利益率が極めて低く、市況変動に業績が左右される。PBR0.35倍と純資産に対して株価が大きく割安で、PERも5.4倍と低い。強気派は資産価値の割安さと業績改善の可能性を指摘し、弱気派は利益率の低さと競争の激しさから投資妙味に乏しいと見る。

プラスに働く材料7
  • 資産バリュエーション

    PBR0.35倍と解散価値に近く、下値リスクが限定的。

  • 業績改善の兆し

    直近の純利益は増益傾向で、市況回復で利益率改善の余地。

  • 配当利回り

    配当利回り2.4%とまずまずで、株主還元が継続。

  • 純利益が3億円から10億円へ急増決算発表後影響

    売上高482億円、純利益10億円、PER5.37倍と一株利益が大幅に拡大。

  • PBR0.347倍は解散価値を下回る水準不定影響

    株価250円、PBR0.347倍で純資産に対し66%のディスカウント、資本政策の余地。

  • 株価が1年で29.2%上昇と強さ継続影響

    株価250円、過去1年+29.2%と上昇基調にあり、需給改善の兆し。

  • 配当利回り2.4%を維持継続影響

    時価総額56億円、配当利回り2.4%は減配が無ければ下値支えとして機能。

マイナスに働く材料7
  • 収益性の低迷

    営業利益率1%未満で、資本効率が悪くROEも6.8%と低い。

  • 市況依存度

    鉄鋼需要や価格変動に業績が直結し、不確実性が高い。

  • 競争優位の欠如

    差別化要因が乏しく、同業との価格競争に巻き込まれる。

  • 予想PER11.2倍は来期純利益半減を示唆決算発表後影響

    現在のPER5.37倍に対し予想PER11.2倍と約2倍になり、翌期の利益減少が織り込まれる。

  • 売上高が3期連続で減少通年影響

    売上高482億円は前期比4.6%減、2024/3期508億円から3期続落。

  • 営業利益率0.83%と収益力が脆弱通年影響

    営業利益4億円、営業利益率0.83%で、売上高規模の大きさに対し採算性が低い。

  • 外国人持株比率0.68%で需給が細い継続影響

    外国法人持株比率0.68%と極めて低く、機関投資家の資金流入が見込めない。

次の決算で確かめる点
営業利益率
低収益体質からの脱却が投資判断の鍵。
鋼材市況
業績が市況に大きく影響されるため。
在庫回転率
需要動向と資金効率を確認するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり6で、前期から+200.0%いまの株価に対する利回りは2.33%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥6
1株あたり
配当利回り
2.33%
いまの株価に対して
配当性向
37.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月10
2018年3月1110.054.7
2019年3月110.073.2
2020年3月8−27.3955.1
2021年3月3−62.5
2022年3月433.332.9
2023年3月3−25.0
2024年3月433.326.5
2025年3月40.024.1
2026年3月12200.037.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥6

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ8,836人。区分でいちばん多いのは個人・その他62.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.7%を占め、残る65.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他46.847.355.456.462.062.9
金融機関27.929.224.223.519.118.9
事業法人19.019.513.814.515.115.8
証券会社4.52.84.23.32.31.8
自己株式0.70.70.70.70.70.7
外国法人1.61.12.32.11.40.5
外国人個人0.20.10.10.10.20.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本製鉄株式会社9.95
02日本生命保険相互会社5.63
03株式会社三菱UFJ銀行4.30
04株式会社関西みらい銀行4.26
05水元公仁2.79
06大同生命保険株式会社2.66
07森浩之2.27
08榎本里司2.23
09森泰之1.88
10モリテックスチール従業員持株会1.68

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+214%、1株純資産は14期で+36%。直近期のROEは6.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月155302.818.660.8
2014年3月185493.317.237.5
2015年3月115711.930.256.7
2016年3月95461.726.750.8
2017年3月245654.312.6
2018年3月386016.620.554.7
2019年3月296064.714.473.2
2020年3月45920.672.6955.1
2021年3月−15573−2.5
2022年3月115882.029.332.9
2023年3月−31574−5.4
2024年3月146302.318.426.5
2025年3月156492.311.924.1
2026年3月477206.84.837.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額176百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
門高司代表取締役 取締役社長6557,000
岩崎泰治常務取締役 執行役員 開発本部長595,000
大川良太取締役 上席執行役員 生産本部長5712,000
田中正三取締役 上席執行役員 管理本部長5811,000
坂手恵志取締役 上席執行役員 営業本部長5932,000
内山良成取締役(監査等委員)6329,000
阪口誠取締役(監査等委員)68
藤谷和憲取締役(監査等委員)70
谷野砂矢香取締役(監査等委員)51

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)61292014925
取締役(社内)1181818
社外取締役3993

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容747字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社9社で構成され、事業部門として、特殊帯鋼(みがき特殊帯鋼、熱間圧延鋼帯、ステンレス鋼帯)、普通鋼等を主とした鋼材の販売をする商事部門と、特殊帯鋼を主原料とした焼入鋼帯(ベーナイト鋼帯を含む。)を製造販売する焼入鋼帯部門及び鈑金加工品(コードリール、ゼンマイを含む。)を製造販売する鈑金加工品部門とがあり、需要分野はいずれも耐久消費財で広汎にわたっております。 連結子会社としては、ジュタワン・モリテック(タイランド)株式会社(当社の貿易業務のうち、タイ国内向けの鋼材輸出の販売代理業務、タイ国内向けの鋼材加工販売、及び家電、農業機械、自動車用の各部品の製造販売)、上海摩立特克鋼鉄商貿有限公司(当社の貿易業務のうち、中国国内向けの鋼材輸出の販売代理業務、中国国内向けの鋼材加工販売)、モリテックスチール(ベトナム)会社(当社の貿易業務のうち、ベトナム国内向けの鋼材輸出の販売代理業務、ベトナム国内向けの鋼材加工販売)、モリテックスチールインドネシア株式会社(当社の貿易業務のうち、インドネシア国内向けの鋼材輸出の販売代理業務、インドネシア国内向けの鋼材加工販売)、モリテックスチールメキシコ株式会社(当社の貿易業務のうち、メキシコ国内向けの鋼材輸出の販売代理業務、メキシコ国内向けの鋼材加工販売、及び自動車用の各部品の製造販売)、日輪鋼業株式会社(日本国内外向けの鋼材加工販売)、中川産業株式会社(普通鋼、ステンレス鋼、非鉄、その他一般鋼材、鉄鋼二次製品などの加工販売)、株式会社サンド(金属の二次加工)の8社があります。 事業の系統図は、次のとおりであります。 (注)非連結子会社1社については、重要性が乏しいため記載を省略しております。
経営方針・対処すべき課題2,738字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、「人を大切にして、共に成長する会社つくり」という経営方針のもと、透明で公正な企業活動を通じて販売力の強化、システム(仕組み)の再構築を推進しております。 当社は、特殊帯鋼の専門商社や各種産業機械向けの機能部品メーカーとして、価値提案型企業を目指しております。多様化するニーズに的確に対応し、環境にも配慮した独自性の高い商品、製品を提供することにより、信頼される企業として社会・経済の発展に寄与してまいります。 (2) 経営環境及び対処すべき課題 わが国経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に緩やかな回復が期待される一方、海外景気の減速、原材料・エネルギー価格の高騰、為替変動、地政学リスクなど、不透明な状況が継続しております。加えて、特に当社の主要顧客である自動車産業は100年に一度の大変革期を迎えており、電動化・電子化の進展により、内燃機関(ICE)関連部品の需要は中長期的に減少する見通しであり、当社の売上構成に直接的な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループにおいても、自動車向け売上の割合が高く、特に当社単体では売上の約7割がICE関連部品であることから、将来的にICE関連部品の需要減少が進んだ場合、当社単体の売上が3割程度減少するリスクを認識しております。また、熟練技能者の高齢化や在庫管理の属人化など、内部的な生産性向上に向けた構造的課題も存在しております。 このような環境のもと、当社は以下の課題に重点的に取り組んでまいります。 ① 収益力の改善 鋼材価格・電力費等の上昇分の価格転嫁が途上であり、収益性の改善が喫緊の課題となっております。高付加価値製品の拡販、原価低減活動、在庫回転期間の短縮等により、売上高利益率の改善を図ります。 ② 事業ポートフォリオの転換 ICE依存からの脱却に向け、EV関連部品、非鉄加工、精密加工など重点6分野への事業展開を加速し、売上構成の転換を進めます。 ③ 市場での競争力強化 焼入鋼帯・ベーナイト・ゼンマイの拡販、既存顧客深耕、新規顧客開拓を進め、売上の拡大を図ります。 ④ 人的資本の強化 経営戦略の実行に不可欠な人材として、豊富な商品知識を有し市場で活躍できる人材、電気工学のリテラシーを有し新製品開発に貢献できる人材の育成・採用を進めます。 ⑤ サステナビリティ経営の推進 気候変動対応、人権尊重、コンプライアンス強化等のESG課題に取り組み、企業価値向上を図ります。 なお、自動車産業におけるBEV(バッテリー式電気自動車)化の進展については一部で鈍化が見られるものの、中長期的には電動化の方向性に変化はなく、当社の主要顧客領域においても構造転換が継続すると見込まれます。当社は、重点6分野及びEV関連事業への経営資源配分を強化し、ICE関連売上の減少リスクに対応してまいります。 当社の経営戦略は以下のとおりであります。 当社は、ICE関連部品への依存度を段階的に低減しつつ、①高付加価値製品の拡販、②重点6分野(グローブ加工、精密加工、非鉄加工、絞り加工、板鍛造加工、接合加工)への展開、③EV関連事業の強化、④DXによる在庫削減を成長ドライバーとする事業ポートフォリオへの転換を進め、ROE8%の達成を目指しております。 ① 高付加価値製品の拡販 焼入鋼帯、ベーナイト、ゼンマイ等の高付加価値品目の販売強化により、収益性の向上を図ります。これらの高付加価値製品については、既存顧客の深耕および新規顧客開拓を通じ、4年間で売上規模を6倍程度に拡大することを目標としています。 ② 重点6分野への展開 グローブ加工、精密加工、非鉄加工、絞り加工、板鍛造加工、接合加工の6分野において、2027年3月から順次市場投入を進め、事業構造の転換を図ります。重点6分野は、当社の既存技術(焼入鋼帯・精密加工・非鉄加工)との親和性が高く、かつEV化・自動化の進展により市場拡大が見込まれる領域であり、当社の競争優位性を発揮しやすい分野として選定しております。 ③ EV関連事業の強化 EV充電器の普通充電器、DC充電器、機械式駐車設備向け製品等の開発を進め、2030年に向けた市場拡大に対応します。 ④ DXによる在庫削減 生産基幹システムフル活用による生産計画・進捗管理の精緻化により、2030年3月までに在庫回転期間を20%短縮することを目標とします。 なお、当社は中期経営計画(2027年3月期~2030年3月期)において、2030年3月期に営業利益18億円、ROE8%の達成を経営目標としております。この目標は、高付加価値製品の拡販、重点6分野の事業化、EV関連事業の強化、DXによる在庫回転期間20%短縮を成長ドライバーとし、事業ポートフォリオの転換と収益性向上を図ることで実現を目指すものです。また、2030年3月期の営業利益18億円の内訳として、当社単体10億円、国内グループ会社4億円、海外グループ会社4億円を計画しております。 (3) 目標とする経営指標 当社グループは、経営指標として資本に対する収益性である自己資本利益率(ROE)8%を目標に収益力の向上に取り組んでまいります。 (4) 経営戦略と人的資本の関係 当社は、経営戦略の実現において人的資本が最も重要な経営資源であると認識しております。特に以下の領域において、人的資本戦略と経営戦略は密接に連動しております。これらの人的資本戦略により、ICE関連売上の減少影響を重点6分野・EV関連事業の拡大で吸収し、中期的にROE8%の達成と事業ポートフォリオの転換を図ります。 ① 高付加価値製品・新製品開発 電気工学のリテラシーを有する技術者、商品知識に優れた営業人材の育成が不可欠であり、リスキリングを積極的に進めます。これにより、重点6分野の売上構成比引き上げと新製品開発リードタイム短縮を図ります。 ② 市場展開 豊富な商品知識と市場で活躍できる交渉力・提案力を持った営業人材の育成により、市場での競争力を強化します。 ③ 重点6分野の事業化 EV及び電動化領域の知識と非鉄加工の専門技術を持つ人材の育成、技能伝承により、技術基盤を強化します。 ④ DX推進 生産管理・データ分析等の生産管理・デジタルスキルを持つ人材の育成により、在庫削減・生産性向上を実現します。 ⑤ サステナビリティ推進 人権方針・DEI方針・キャリアマネジメント方針に基づき、多様性の確保、働きやすい職場環境の整備を進め、持続的成長を支える組織基盤を構築します。
事業等のリスク1,138字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性のある事項には以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 自動車関連業界への売上依存について 当社グループの売上は自動車関連向けが高い比率を占めており、特に当社単体では内燃機関(ICE)関連部品が約7割を占めるため、電動化の進展により将来的に3割以上の売上減少リスクがあります。当社は、ICE関連売上の減少リスクに対して、重点6分野及びEV関連事業への投資・人材シフトを通じて売上構成の転換を進めています。なお、BEV(バッテリー式電気自動車)化の進展は一部で鈍化が見られるものの、中長期的には電動化の方向性に変化はなく、当社の主要顧客領域における構造転換は継続すると見込まれます。当社は、重点6分野及びEV関連事業への投資・人材シフトを通じて、ICE関連売上の減少リスクに対応してまいります。 (2) 鋼材の仕入先について 当社グループは、主として、日本製鉄株式会社の販売代理店である日鉄物産株式会社より多くの鋼材を仕入れており、仕入高に占める割合が高くなっております。今後の供給体制に変化が生じた場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 固定資産の減損に関するリスク 当社グループは、多額の固定資産を所有しており、固定資産の減損に係る会計基準の対象となる資産グループについて、経営環境の変化などにより資産グループから得られる将来キャッシュ・フローの見込額が減少、あるいは、資産グループの時価の著しい下落等の要因により、固定資産の減損処理が必要となった場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 為替相場の変動について 当社グループは、海外における事業展開や輸出入取引等で外貨建て決済を行っております。また、効率的な資金運用の観点から、海外子会社間で貸付も行っております。為替予約等により為替相場の変動リスクを軽減するよう努めておりますが、急激な為替変動があった場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 有利子負債への依存度について 当社グループは、運転資金に必要な資金を主に金融機関からの借入で調達しており、2026年3月期末の総資産額に占める有利子負債比率は15.1%となっております。現状は借り換えを含め順調に資金調達がなされておりますが、財務体質の悪化や、借入金利の上昇により支払利息が増加した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,833字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善等もあり、景気は緩やかに回復の動きが見られたものの、本年2月に発生した中東における地政学的リスクの高まりや金融資本市場の変動、米国の通商政策をめぐる動向等、景気の見通しは依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。 このような状況の下、自動車関連分野および家電分野を中心とした需要を取り込みつつ、高付加価値製品の拡販、生産性向上およびコスト削減に取り組んでまいりました。また、原材料価格やエネルギーコストの上昇に対しては販売価格への転嫁を進めるとともに、歩留まり改善等により収益性の確保に努めました。 この結果、当連結会計年度の売上高は481億9千2百万円と前連結会計年度比4.6%減少しましたが、営業利益につきましては4億4千4百万円と前連結会計年度比12.1%増加しました。経常利益は6億3千万円と前連結会計年度比95.4%増加し、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては10億4千2百万円と前連結会計年度比216.5%の増加となりました。 当連結会計年度における各セグメントの概況は、次のとおりです。 (a) 商事部門 特殊帯鋼、普通鋼等を販売しております商事部門は、主力顧客の自動車向けや家電需要の調整が続き、半導体需要も弱含みで推移したこと等により、売上高は334億6千2百万円と前連結会計年度比7.8%減少し、セグメント利益(営業利益)は、一部商品でスプレッドが好調な局面もあったものの、減収による影響を補うには至らず、4億3百万円と前連結会計年度比1.1%の減少となりました。 (b) 焼入鋼帯部門、鈑金加工品部門 焼入鋼帯を製造販売しております焼入鋼帯部門につきましては、売上高は15億9千9百万円と前連結会計年度比5.5%増加し、セグメント利益(営業利益)は1億3千5百万円と前連結会計年度比3.9%の増加となりました。鈑金加工品を製造販売しております鈑金加工品部門につきましては、農業機械向けの需要が堅調に推移したことから、売上高は73億6千万円と前連結会計年度比2.6%増加しましたが、一部製品在庫の収益性見直しを実施したことから、セグメント利益(営業利益)は4億9千9百万円と前連結会計年度比22.5%の減少となりました。 (c) 海外事業 海外事業につきましては、新規部品の受注拡大等により、売上高は57億7千万円と前連結会計年度比4.6%増加し、生産効率の向上や品質の改善が進んだこと等により、セグメント利益(営業利益)は3億円と前連結会計年度比277.3%の増加となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より1億1千6百万円増加し、49億1千6百万円となりました。 当連結会計年度中における各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益を13億9千7百万円、非資金項目である減価償却費7億6千万円を計上したほか、売上債権の減少12億1千3百万円、仕入債務の減少24億1千8百万円、法人税等の支払い1億6千9百万円、棚卸資産の減少10億4千6百万円等により、9億3千7百万円の資金増加となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得による支出4億5百万円、投資有価証券の売却による収入8億3千8百万円等により、4億4千2百万円の資金増加となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の返済による支出10億8千万円、長期借入れによる収入6億円、長期借入金の返済による支出6億9千3百万円、配当金の支払い8千9百万円等により、13億4千4百万円の資金減少となりました。 ③生産、受注及び販売の実績 (a) 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前年同期比(%) 焼入鋼帯部門   1,670,482   2.5 鈑金加工品部門   8,884,455   1.2 海外事業   4,409,756   8.0 合計   14,964,694   3.3 (注) 金額の算定基準は販売価格によっております。 (b) 商品仕入実績 当連結会計年度における商品仕入実績を示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称及び品目   仕入高(千円)   前年同期比(%) 商事部門   特殊帯鋼   11,410,149   △21.9 普通鋼   17,918,121   △9.4 その他   1,106,689   △13.5 合計   30,434,961   △14.6 (注) 金額は実際仕入額で算出したものであります。 (c) 受注実績 当連結会計年度における受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 焼入鋼帯部門   1,486,830   △11.1   329,513   △24.3 鈑金加工品部門   6,931,366   17.2   1,222,478   △21.3 海外事業   4,329,284   3.4   344,417   △16.1 合計   12,747,481   8.3   1,896,408   △21.0 (d) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称及び品目   販売高(千円)   前年同期比(%) 商事部門   特殊帯鋼   19,312,204   △9.1 普通鋼   12,778,697   △5.5 その他   1,371,118   △10.6 小計   33,462,020   △7.8 焼入鋼帯部門   1,599,821   5.5 鈑金加工品部門   7,360,928   2.6 海外事業   5,770,041   4.6 合計   48,192,811   △4.6 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 売上高(千円)   割合(%)   売上高(千円)   割合(%) 第一金属株式会社   3,322,214   6.6   2,713,680   5.6 株式会社エクセディ   2,297,631   4.5   2,289,412   4.8 ジヤトコ株式会社   1,851,287   3.7   2,106,842   4.4 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a) 財政状態の分析 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は246億9千6百万円となりました。主な内訳は、現金及び預金49億8千7百万円、受取手形、売掛金及び契約資産60億8千5百万円、商品及び製品42億9千6百万円であります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高は104億6千万円となりました。主な内訳は、土地24億1千2百万円、建設仮勘定1億2百万円を含む有形固定資産65億5千6百万円、投資有価証券30億3百万円であります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は157億8千3百万円となりました。主な内訳は、支払手形及び買掛金63億2百万円であります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は31億5千8百万円となりました。主な内訳は、長期借入金11億4千8百万円、退職給付に係る負債8億7千8百万円であります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は162億1千5百万円となりました。 (b) 経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度における売上高は前連結会計年度に比べ23億5百万円減少し、481億9千2百万円(前年同期比4.6%減)となりました。セグメント別の売上高については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 (営業利益) 当連結会計年度における営業利益は4千7百万円増加し、4億4千4百万円(前年同期比12.1%増)となりました。売上高営業利益率は、製造原価の削減などの要因により、前連結会計年度比0.1ポイント増加し、0.9%となりました。 (経常利益) 当連結会計年度における経常利益は3億7百万円増加し、6億3千万円(前年同期比95.4%増)となりました。売上高経常利益率は、為替差益計上などの要因により、前連結会計年度比0.7ポイント増加となりました。また、為替差益計上などの要因により、売上高営業利益率から0.4%増加し、1.3%となりました。 (自己資本利益率) 当連結会計年度における自己資本利益率(ROE)は、目標の8%に対し、6.8%となりました。これは、主に投資有価証券売却益の計上により、親会社株主に帰属する当期純利益が増加したことによるもので、一過性の要因による影響を含んでおります。 今後、企業価値向上に向けて、高付加価値製品の拡販等による収益力の改善に取組んでまいります。詳細は、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 経営環境及び対処すべき課題」に記載のとおりであります。 (c) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、製品製造に使用する原材料費、労務費、商品仕入、販売費及び一般管理費等であり、設備投資資金需要は、機械設備新設及び改修に係る投資資金であります。 資金調達については、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金のほか、金融機関からの借入による資金調達にて対応しております。 キャッシュ・フローの分析については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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