概要
トーソー株式会社は、カーテンレールやブラインドなどの室内装飾関連製品を主力とする金属製品メーカーである。1949年に東京装備工業として創業し、1953年にC型カーテンレールを発売して以来、住宅・非住宅向けの窓装飾分野で国内シェアを築いてきた。2026年3月期の連結売上高は228億円、営業利益7億円。東京都中央区に本社を置き、東証スタンダード市場に上場。日本、インドネシア、中国に生産拠点を持ち、子会社5社でグループを構成する。
室内装飾関連事業に特化した収益構造
当社グループの売上高の大半は室内装飾関連事業が占める。同事業ではカーテンレール、ブラインド(ベネシャン、バーチカル、ロールスクリーン、ローマンシェードなど)、間仕切(アコーデオンドア)を開発・製造・販売する。2026年3月期の室内装飾関連事業の売上高は227億7000万円で、全体の97.9%を占めた。セグメント利益は9億3800万円で、前期比31.2%増加した。残りは福祉用品(ステッキ等)のその他事業で、売上高は4億8200万円と小規模である。
日本国内とアジア3拠点を結ぶ生産体制
生産は日本国内2工場と海外2子会社で行う。国内ではつくば工場(茨城県)と水海道工場(茨城県)でカーテンレールやブラインドを製造する。海外ではインドネシアのP.T. TOSO INDUSTRY INDONESIA(1988年設立)と中国の東装窓飾(上海)有限公司(2002年設立)が部品や製品を生産し、日本へ供給する。この国際分業により、コスト競争力と安定供給を両立している。
販売・施工を担うグループ会社のネットワーク
グループ内で役割を分担している。当社は開発・製造を担い、連結子会社のサイレントグリス株式会社がスイス・サイレントグリス社との提携でカーテンレールやブラインドの販売を、トーソーサービス株式会社が室内外装飾品の販売・取付施工を行う。またフジホーム株式会社は福祉用品の販売を担当する。この垂直統合により、製品開発から施工まで一貫したサービスを提供する。
安定した売上高と中計で掲げる成長目標
過去10年の連結売上高は209億円から239億円の範囲で推移し、大きな変動はない。2026年3月期は228億円で、営業利益7億円、純利益5億円と安定した収益を計上した。経営ビジョン「Vision2025」では2026年度に売上高240億円、ROE6%を目標とする。2024年度から第3フェーズに入り、住宅分野の深耕と非住宅・海外分野への成長戦略を推進中である。
業界の中での役割は住宅向け室内装飾製品メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01住宅市場主力
カーテンレール、ブラインド、ロールスクリーン、ローマンシェード、間仕切等を開発・製造し、代理店等を通じて住宅市場を中心に販売している。インドネシアと中国の子会社で製造し、国内外からの仕入れ品も含めて販売する。
- カーテンレール
- カーテンを取り付けるためのレールで、様々なデザインや機能に対応する。
- インテリアブラインド
- 日差しを調整し、室内のプライバシーを保つ横型の窓装飾製品。
- ロールスクリーン
- 布を巻き上げて開閉する縦型の窓装飾製品。シンプルで機能的なデザインが特徴。
- ローマンシェード
- 布を畳むように開閉するシェードで、優雅な見た目が特徴。
- アコーデオン式間仕切
- アコーディオン状に折りたためる間仕切で、空間を柔軟に分割できる。
02福祉用品市場副次
連結子会社のフジホーム株式会社が、国内外からステッキ等の福祉用品を仕入れ、代理店を通じてホームセンターや介護用品専門店等に販売している。
- ステッキ
- 歩行を補助するための杖で、高齢者や足の不自由な人に使われる。
製品と技術
カーテンレール:C型から電動式までラインアップ
カーテンレールはトーソーの創業以来の主力製品である。1953年に発売したC型形状の金属製カーテンレールを原点に、1964年にはC型ステンレス製に全面切り替え。現在では住宅向けから施設向けまで幅広い種類を揃える。2024年10月には住宅向け電動カーテンレール「レガートコモ」を発売し、スマートホーム化に対応した。また間仕切り専用カーテンレール「フロウ」も販売し、非住宅分野の需要を開拓している。
ブラインド:多様な素材と操作方式を揃える
ブラインド類は1977年のロールスクリーン、1978年のベネシャンブラインド、1982年のバーチカルブラインドと順次投入された。1992年にはプリーツスクリーンを発売。木材を使用したウッドブラインドもラインアップに加え、2024年には新製品を発売して好調な販売を示した。電動化・省スペース設計など住宅トレンドに合わせた製品開発を続けている。
間仕切製品:アコーデオンドアで市場参入
1975年に発売したアコーデオンドアで間仕切市場へ参入。以来、オフィスや店舗、住宅の間仕切需要に対応する製品を展開する。アコーデオン式の折りたたみドアは省スペースで設置でき、カーテンレールの技術を応用した金属加工が強みである。非住宅分野では宿泊施設や医療施設への提案を強化しており、間仕切専用カーテンレール「フロウ」もその一環である。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
同業の企業
金属製品の時価総額近傍。太字がトーソー
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 5923高田機工 | 78億円 | — |
| 2 | 3422J-MAX | 72億円 | 7.8倍 |
| 3 | 5966京都機械工具 | 65億円 | 12.7倍 |
| 4 | 5936東洋シヤッター | 59億円 | 7.0倍 |
| 5 | 3440日創グループ | 59億円 | 13.8倍 |
| 6 | 5956トーソー | 58億円 | 7.6倍 |
| 7 | 5986モリテック スチール | 58億円 | 5.5倍 |
| 8 | 5997協立エアテック | 55億円 | 9.8倍 |
| 9 | 3426アトムリビンテック | 53億円 | 13.3倍 |
| 10 | 5900ダイケン | 52億円 | 16.1倍 |
| 11 | 5990スーパーツール | 46億円 | 23.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 38件
カーテンレールの専業メーカーとして創業した1949年
1949年9月、東京都中央区に東京装備工業株式会社として設立された。当時はまだカーテンレールも未発売で、創業から4年後の1953年6月にC型形状の金属製カーテンレールを発売し、これが同社の主力製品の原点となる。1961年8月には東装株式会社へ商号変更し、1964年にはC型ステンレス製カーテンレールを発売。従来の帯鋼鍍金から一斉切り替えを行い、品質向上を図った。
支店網の拡充と生産拠点の建設が進んだ1960年代
1959年に大阪出張所、1963年に福岡出張所、1964年に札幌出張所と全国に営業拠点を開設し、販路を拡大した。1965年4月には茨城県谷和原村(現つくばみらい市)にカーテンレールの生産拠点として東装化工株式会社茨城工場(現つくば工場)を新設。1968年には東装化工株式会社を100%子会社化し、同年名古屋出張所も開設した。1969年には仙台営業所と東京支店を設置し、首都圏の販売体制を固めた。
ブラインドと間仕切に進出した1970年代
1972年1月、商号をトーソー株式会社に変更。同年4月には室内装飾関連事業と介護用品事業を行うフジホーム株式会社を設立した。1975年10月にはアコーデオンドアを発売し、間仕切市場に参入。1977年10月にはロールスクリーン、1978年5月にはベネシャンブラインドを発売し、布製・金属製ブラインド市場へ相次いで進出した。1978年7月には兵庫県に兵庫工場を新設し、生産能力を高めた。
製品多様化と海外生産の始動した1980年代
1981年12月、スイスのサイレントグリス社との合弁でベストインテリア株式会社(現サイレントグリス株式会社)を設立。1982年2月にはバーチカルブラインド、1986年10月にはローマンシェードを発売し、製品ラインアップを拡充した。1985年4月には茨城県水海道市に茨城第二工場(現水海道工場)を新設しブラインド生産を増強。1988年11月にはインドネシアにP.T. TOSO INDUSTRY INDONESIAを設立し、海外生産を開始した。
株式上場とサービス会社統合の1990年代〜2000年代
1996年1月、東京証券取引所市場第二部に株式上場。1999年から2001年にかけて各地に施工販売会社を設立し、2002年4月にトーソーサービス南関東株式会社を存続会社として3社を合併しトーソーサービス株式会社とした。2002年9月には中国に上海東装家居材料製造有限公司(現東装窓飾(上海)有限公司)を設立し、中国市場へ参入。2011年4月にはトーソー産業資材株式会社を吸収合併した。
新市場区分移行と中期経営計画策定の2020年代
2021年4月にトーソー流通サービス株式会社を吸収合併し、グループ内の再編を進めた。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場へ移行。2024年4月には中期経営計画「Vision2025」第3フェーズを開始し、2026年度に売上高240億円、ROE6%を目標に掲げた。住宅市場の縮小に対応し、非住宅分野や海外販売の強化、新規ビジネス領域の開拓を推進している。
年表38件を開く
1940年代
- 1949年9月創業東京都中央区に「東京装備工業株式会社」を設立。
1950年代
- 1953年6月C型形状の金属製カーテンレールを発売。
- 1959年1月大阪出張所(現大阪支店)を開設。
1960年代
- 1961年8月商号変更「東装株式会社」に商号変更。
- 1963年4月福岡出張所(現福岡支店)を開設。
- 1964年4月札幌出張所(現札幌支店)を開設。
- 1964年9月C型ステンレス発売(従来の帯鋼鍍金から一斉切り替え)。
- 1964年10月商号変更「東装化工株式会社」(業務提携先の栄化成工業株式会社が同年5月商号変更)に資本参加(50%)。
- 1965年4月商号変更茨城県筑波郡谷和原村(現つくばみらい市)にカーテンレールの生産拠点として「東装化工株式会社茨城工場」(1972年1月に「トーソー化工株式会社」に商号変更。現つくば工場)を新設。
- 1968年3月M&A「東装化工株式会社」を100%子会社化。
- 1968年4月名古屋出張所(現名古屋支店)を開設。
- 1968年10月創業静岡県浜松市に繊維資材の生産拠点として「東装繊維株式会社」(1972年1月に「トーソー繊維株式会社」へ商号変更)を設立。
- 1969年3月仙台営業所(現仙台支店)を開設。
- 1969年4月東京支店を設置。
1970年代
- 1972年1月商号変更「トーソー株式会社」に商号変更。
- 1972年4月創業室内装飾関連事業および介護用品事業を行う「フジホーム株式会社」を設立。
- 1975年10月アコーデオンドアを発売し、間仕切市場へ参入。
- 1976年9月横浜営業所(現横浜支店)を開設。
- 1977年10月ロールスクリーンを発売し、布製ブラインド市場へ参入。
- 1978年5月ベネシャンブラインドを発売し、金属製ブラインド市場へ参入。
- 1978年7月兵庫県多紀郡丹南町(現篠山市)に兵庫工場を新設。
- 1979年10月M&A「トーソー化工株式会社」および「トーソー繊維株式会社」を吸収合併。
1980年代
- 1981年12月スイス、サイレントグリス社との合弁により同社製品を販売する「ベストインテリア株式会社」(現「サイレントグリス株式会社」(現連結子会社))を設立。
- 1982年2月バーチカルブラインドを発売。
- 1985年4月ベネシャンブラインドの生産拡大のため、茨城県水海道市(現常総市)に茨城第二工場(現水海道工場)を新設。
- 1986年4月大宮営業所(現さいたま支店)を開設。
- 1986年10月ローマンシェードを発売。
- 1988年11月インドネシア共和国にカーテンレール部品等を製造する「P.T. TOSO INDUSTRY INDONESIA」(現連結子会社)を設立。
1990年代
- 1992年2月プリーツスクリーンを発売。
- 1996年1月上場東京証券取引所 市場第二部へ株式上場。
- 1999年6月創業施工販売会社の「トーソーサービス南関東株式会社」、「トーソーサービス九州株式会社」を設立。
2000年代
- 2000年5月創業施工販売会社の「トーソーサービス東京株式会社」を設立。
- 2001年4月創業施工販売会社の「トーソーサービス近畿株式会社」を設立。
- 2002年4月M&A「トーソーサービス南関東株式会社」を存続会社としてトーソーサービス3社を合併し、「トーソーサービス株式会社」(現連結子会社)を設立。
- 2002年9月中華人民共和国に「上海東装家居材料製造有限公司」(現「東装窓飾(上海)有限公司」(現連結子会社))を設立。
2010年代
- 2011年4月創業「トーソー産業資材株式会社」(1985年3月設立)を吸収合併。
2020年代
- 2021年4月創業「トーソー流通サービス株式会社」(2001年3月設立)を吸収合併。
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2026年度まで240億円
- ROE2026年度まで6%
- GHG排出量削減(Scope1・2、単体、2022年度比)2030年度まで30%削減
- 廃プラスチック廃棄量削減(単体、2022年度比)2030年度まで15%削減
- 女性管理職比率(単体)2026年度まで10%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
コアビジネスでの価値創造
カーテンレールNo.1メーカーとしての優位性を極限化し、顧客視点のサービス・プロモーションを徹底する。
- 02
成長戦略への重点投資
営業体制強化による宿泊・医療施設等の獲得推進、保有技術を活用した販売領域拡大、海外ビジネス拡大、新たな成長市場への戦略的投資を行う。
- 03
強固な経営基盤の再整備
利益体質強化に向けた生産体制・コスト構造の再構築、エンゲージメント向上のための職場環境づくりを行う。
- 04
資本コストを意識した経営
ROE向上を目指し、業績連動型配当方針の策定や自己株式取得による株主還元強化、営業キャッシュフロー拡大による成長投資と株主還元を実施する。
- 05
サステナビリティへの取り組み
GHG排出量・廃プラスチック廃棄量削減、ダイバーシティ推進・人材育成に取り組む。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で990人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は592万円で、9期前と比べて+2.9%。平均年齢は43.6歳、平均勤続年数は12.2年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 927 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 924 | — |
| 2019年3月 | 576 | 41.7 | 16.1 | 942 | — |
| 2020年3月 | 545 | 43.2 | 13.4 | 915 | — |
| 2021年3月 | 573 | 43.8 | 13.2 | 932 | — |
| 2022年3月 | 573 | 43.4 | 12.7 | 904 | — |
| 2023年3月 | 545 | 43.7 | 12.2 | 928 | — |
| 2024年3月 | 525 | 43.7 | 12.3 | 928 | — |
| 2025年3月 | 539 | 43.5 | 12.5 | 984 | 71 |
| 2026年3月 | 592 | 43.6 | 12.2 | 990 | 101 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社5社(国内 4 / 海外 1、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。
- 国内サイレントグリス株式会社東京都新宿区 · 連結子会社議決権90.0%
- 国内トーソーサービス株式会社東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外P.T.トーソー・インダストリー・インドネシア(注)3インドネシア共和国 西ジャワ州 · 連結子会社議決権97.1%
- 国内東装窓飾(上海)有限公司(注)3中華人民共和国 上海市閔行区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内フジホーム株式会社東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は233億円、営業利益は10億円。前期と比べると増収増益で、売上が+2.2%、利益が+42.9%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 235億円 | 233億円 |
| 営業利益 | 9億円 | 10億円 |
| 純利益 | 6億円 | 7億円 |
| 1株あたり配当 | ¥13 | ¥13 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は53億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+8.2%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 58 | — | — | 2 |
| 2024年1Q | 49 | −1 | −2.0 | −1 |
| 2024年2Q | 54 | 1 | 1.9 | 1 |
| 2024年3Q | 55 | 2 | 3.6 | 2 |
| 2024年4Q | 58 | — | — | 1 |
| 2025年2Q | 105 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年4Q | 123 | 7 | 5.7 | 5 |
| 2026年2Q | 111 | 3 | 2.7 | 2 |
| 2026年4Q | 122 | 7 | 5.7 | 5 |
| 2027年1Q | 53 | 1 | 1.9 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は224億円から233億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は4.3%。売上は4期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 224 | — | 9 | — | 4 |
| 2014年3月 | 239 | — | 10 | — | 2 |
| 2015年3月 | 225 | — | 8 | — | 3 |
| 2016年3月 | 221 | — | 6 | — | 3 |
| 2017年3月 | 225 | — | 10 | — | 7 |
| 2018年3月 | 225 | — | 8 | — | 5 |
| 2019年3月 | 227 | — | 7 | — | 4 |
| 2020年3月 | 227 | — | 9 | — | 6 |
| 「トーソー流通サービス株式会社」(2001年3月設立)を吸収合併。 | |||||
| 2021年3月 | 214 | — | 11 | — | 8 |
| 2022年3月 | 209 | — | 8 | — | 5 |
| 2023年3月 | 213 | — | 8 | — | 4 |
| 2024年3月 | 216 | — | 5 | — | 3 |
| 2025年3月 | 228 | 7 | 8 | 3.1 | 5 |
| 2026年3月 | 233 | 10 | 10 | 4.3 | 7 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高233億円のうち、営業利益として残るのは10億円で4.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は7億円、売上の3.0%にあたる。営業利益率は業種中央値5.3%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金58.8%137億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金36.9%86億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.3%10億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが7億円、投資CFが−9億円で、差し引きのフリーCFは−2億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は41億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 8 | −4 | −3 | 4 | 31 |
| 2014年3月 | 13 | −7 | −4 | 6 | 33 |
| 2015年3月 | 19 | −5 | −6 | 14 | 41 |
| 2016年3月 | 7 | −8 | −6 | −1 | 34 |
| 2017年3月 | 15 | −5 | −7 | 10 | 37 |
| 2018年3月 | 4 | −6 | −7 | −2 | 28 |
| 2019年3月 | 10 | −6 | −4 | 4 | 27 |
| 2020年3月 | 20 | −5 | −6 | 15 | 36 |
| 2021年3月 | 13 | −5 | −6 | 8 | 38 |
| 2022年3月 | 13 | −6 | −8 | 7 | 38 |
| 2023年3月 | 6 | −6 | −7 | 0 | 33 |
| 2024年3月 | 7 | −6 | −2 | 1 | 32 |
| 2025年3月 | 5 | −5 | 4 | 0 | 36 |
| 2026年3月 | 7 | −9 | 7 | −2 | 41 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は231億円。このうち返さなくてよい自己資本が159億円で、自己資本比率は68.3%(業種中央値59.8%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 201 | 97 | 104 | 48.2 |
| 2014年3月 | 206 | 103 | 103 | 49.7 |
| 2015年3月 | 215 | 113 | 102 | 52.5 |
| 2016年3月 | 209 | 109 | 100 | 52.1 |
| 2017年3月 | 211 | 114 | 97 | 54.1 |
| 2018年3月 | 206 | 117 | 89 | 56.5 |
| 2019年3月 | 204 | 118 | 86 | 57.4 |
| 2020年3月 | 208 | 118 | 90 | 56.4 |
| 2021年3月 | 207 | 127 | 80 | 60.9 |
| 2022年3月 | 205 | 133 | 72 | 64.5 |
| 2023年3月 | 205 | 136 | 69 | 66.2 |
| 2024年3月 | 217 | 144 | 73 | 66.2 |
| 2025年3月 | 222 | 148 | 74 | 66.2 |
| 2026年3月 | 231 | 159 | 72 | 68.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
金属製品 87社との比較
同じ金属製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で87社中29位あたり、逆に低いのは配当利回りで87社中65位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥578で、1年前と比べて+6.8%。過去52週の値幅のなかでは15%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 7.6倍 |
| PER (会社予想) | 9.1倍 |
| PBR | 0.32倍 |
| 配当利回り | 2.25% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で7.0%上昇し、25日線(580.96円)を+2.4%上回る。6/12の548円から上昇基調で、7/3には606円と高値を付けた後、595~605円で推移。75日線(584.9円)を上回っているが、52週高値(842円)からは-29.3%と戻り途上。出来高は平均3,000株と低調。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PER 7.85倍は業界平均18.15倍を大きく下回り、PBR 0.33倍は同平均1.21倍を大幅に下回る。ROE 4.4%と低いが、配当利回り2.60%は業界平均2.38%を上回る。配当性向22.3%と低く増配余地はあるが、収益力の改善が課題。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 7.6倍 | 49.7倍 |
| PER (予想) | 9.1倍 | — |
| PBR | 0.32倍 | 1.13倍 |
| ROE | 4.4% | 6.3% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
非住宅建築需要の堅調さと2026/3期の増収増益計画が強気材料。PBR0.33倍と低PBRで、資本効率改善や株主還元の可能性が注目される。一方、建設業界の人件費高騰や材料高による収益圧迫、競争激化が弱気材料。売上高は増加も利益率は低い。
- 非住宅建築需要の堅調
都市部の再開発や物流施設需要が継続。
- 低PBRでの改善余地
PBR0.33倍、資本コスト経営の浸透で是正期待。
- 増収増益基調
2025/3期から2026/3期にかけて増収・営業利益率改善見込み。
- 低い収益性と営業利益率
営業利益率4.29%と製造業平均(5-7%)を下回る。
- 人件費・原材料高騰
建設現場の人件費上昇と鋼材価格の変動が収益を圧迫。
- 競争激化による受注単価低下
中小同業との価格競争で採算が悪化しやすい。
- 受注高
- 将来の売上を反映する先行指標。
- カーテンウォール売上高
- 主力製品の動向を把握するため。
- 営業利益率
- 収益性改善の進捗を測る。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり13円で、前期から+34.8%。いまの株価に対する利回りは2.25%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 12 | — | 22.4 |
| 2018年3月 | 10 | −16.7 | 27.3 |
| 2019年3月 | 10 | 0.0 | 30.8 |
| 2020年3月 | 10 | 0.0 | 18.7 |
| 2021年3月 | 10 | 0.0 | 13.7 |
| 2022年3月 | 10 | 0.0 | 11.2 |
| 2023年3月 | 10 | 0.0 | 24.3 |
| 2024年3月 | 10 | 0.0 | 34.7 |
| 2025年3月 | 12 | 15.0 | 22.0 |
| 2026年3月 | 16 | 34.8 | 22.3 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥13
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ10,727人。区分でいちばん多いのは個人・その他で53.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が40.2%を占め、残る59.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 54.3 | 54.1 | 54.0 | 53.7 | 53.7 | 53.2 |
| 事業法人 | 26.5 | 25.3 | 25.3 | 24.8 | 25.2 | 24.6 |
| 金融機関 | 16.5 | 16.1 | 16.0 | 16.0 | 16.0 | 15.5 |
| 自己株式 | 10.7 | 10.5 | 10.2 | 10.0 | 11.3 | 11.6 |
| 外国法人 | 2.0 | 3.7 | 3.9 | 4.7 | 4.4 | 5.8 |
| 証券会社 | 0.7 | 0.7 | 0.7 | 0.7 | 0.7 | 0.7 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社みずほ銀行 | 6.08 |
| 02 | 十和運送株式会社 | 4.50 |
| 03 | トーソー取引先持株会 | 4.14 |
| 04 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 3.38 |
| 05 | INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社) | 2.88 |
| 06 | トーソー社員持株会 | 2.75 |
| 07 | 株式会社きらぼし銀行(常任代理人株式会社日本カストディ銀行) | 2.16 |
| 08 | 株式会社常陽銀行(常任代理人日本マスタートラスト信託銀行株式会社) | 2.15 |
| 09 | 東大運輸株式会社 | 2.06 |
| 10 | 日金スチール株式会社 | 1.95 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+92%、1株純資産は14期で+91%。直近期のROEは4.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 39 | 933 | 4.2 | 10.0 | 23.3 |
| 2014年3月 | 19 | 976 | 2.0 | 24.9 | 90.3 |
| 2015年3月 | 33 | 1,073 | 3.2 | 15.6 | 61.4 |
| 2016年3月 | 30 | 1,036 | 2.8 | 16.1 | 37.3 |
| 2017年3月 | 67 | 1,109 | 6.3 | 7.6 | 22.4 |
| 2018年3月 | 49 | 1,133 | 4.4 | 12.4 | 27.3 |
| 2019年3月 | 45 | 1,223 | 3.8 | 11.5 | 30.8 |
| 2020年3月 | 63 | 1,317 | 5.0 | 6.7 | 18.7 |
| 2021年3月 | 84 | 1,411 | 6.2 | 6.6 | 13.7 |
| 2022年3月 | 59 | 1,476 | 4.1 | 8.5 | 11.2 |
| 2023年3月 | 41 | 1,509 | 2.7 | 12.7 | 24.3 |
| 2024年3月 | 33 | 1,594 | 2.1 | 16.5 | 34.7 |
| 2025年3月 | 56 | 1,657 | 3.4 | 9.4 | 22.0 |
| 2026年3月 | 76 | 1,784 | 4.4 | 8.0 | 22.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額87百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 八重島真人 | 代表取締役社長 | 59 | 72,000 |
| 滝澤靖久 | 取締役 営業本部長 | 55 | 11,000 |
| 森木圭子 | 取締役 管理本部長 | 56 | 29,000 |
| 齋藤博一 | 取締役(監査等委員) | 57 | 11,000 |
| 江角英樹 | 取締役(監査等委員) | 56 | — |
| 尾﨑毅 | 取締役(監査等委員) | 64 | — |
| 山田奈美香 | — | 37 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 51 | 7 | 8 | 66 | 22 |
| 取締役(社内) | 1 | 12 | — | — | 12 | 12 |
| 社外取締役 | 2 | 9 | — | — | 9 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容918字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,125字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,255字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,041字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第86期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第86期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第85期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-27
- 半期報告書半期報告書-第85期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第84期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第84期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第84期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-09
- 四半期報告書四半期報告書-第84期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第83期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第83期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第83期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-09
- 四半期報告書四半期報告書-第83期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-08
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