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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

トーソー

TOSO CO., LTD.5956 · Standard · 金属製品

カーテンレール国内最大手。住宅市場を中心に、ブラインドや間仕切まで室内装飾関連品を一貫製造する。

概要

トーソー株式会社は、カーテンレールやブラインドなどの室内装飾関連製品を主力とする金属製品メーカーである。1949年に東京装備工業として創業し、1953年にC型カーテンレールを発売して以来、住宅・非住宅向けの窓装飾分野で国内シェアを築いてきた。2026年3月期の連結売上高は228億円、営業利益7億円。東京都中央区に本社を置き、東証スタンダード市場に上場。日本、インドネシア、中国に生産拠点を持ち、子会社5社でグループを構成する。

室内装飾関連事業に特化した収益構造

当社グループの売上高の大半は室内装飾関連事業が占める。同事業ではカーテンレール、ブラインド(ベネシャン、バーチカル、ロールスクリーン、ローマンシェードなど)、間仕切(アコーデオンドア)を開発・製造・販売する。2026年3月期の室内装飾関連事業の売上高は227億7000万円で、全体の97.9%を占めた。セグメント利益は9億3800万円で、前期比31.2%増加した。残りは福祉用品(ステッキ等)のその他事業で、売上高は4億8200万円と小規模である。

日本国内とアジア3拠点を結ぶ生産体制

生産は日本国内2工場と海外2子会社で行う。国内ではつくば工場(茨城県)と水海道工場(茨城県)でカーテンレールやブラインドを製造する。海外ではインドネシアのP.T. TOSO INDUSTRY INDONESIA(1988年設立)と中国の東装窓飾(上海)有限公司(2002年設立)が部品や製品を生産し、日本へ供給する。この国際分業により、コスト競争力と安定供給を両立している。

販売・施工を担うグループ会社のネットワーク

グループ内で役割を分担している。当社は開発・製造を担い、連結子会社のサイレントグリス株式会社がスイス・サイレントグリス社との提携でカーテンレールやブラインドの販売を、トーソーサービス株式会社が室内外装飾品の販売・取付施工を行う。またフジホーム株式会社は福祉用品の販売を担当する。この垂直統合により、製品開発から施工まで一貫したサービスを提供する。

安定した売上高と中計で掲げる成長目標

過去10年の連結売上高は209億円から239億円の範囲で推移し、大きな変動はない。2026年3月期は228億円で、営業利益7億円、純利益5億円と安定した収益を計上した。経営ビジョン「Vision2025」では2026年度に売上高240億円、ROE6%を目標とする。2024年度から第3フェーズに入り、住宅分野の深耕と非住宅・海外分野への成長戦略を推進中である。

業界の中での役割は住宅向け室内装飾製品メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
233億円
営業利益
10億円
営業利益率
4.3%
純利益
7億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01住宅市場主力

カーテンレール、ブラインド、ロールスクリーン、ローマンシェード、間仕切等を開発・製造し、代理店等を通じて住宅市場を中心に販売している。インドネシアと中国の子会社で製造し、国内外からの仕入れ品も含めて販売する。

主な製品・サービス5
カーテンレール
カーテンを取り付けるためのレールで、様々なデザインや機能に対応する。
インテリアブラインド
日差しを調整し、室内のプライバシーを保つ横型の窓装飾製品。
ロールスクリーン
布を巻き上げて開閉する縦型の窓装飾製品。シンプルで機能的なデザインが特徴。
ローマンシェード
布を畳むように開閉するシェードで、優雅な見た目が特徴。
アコーデオン式間仕切
アコーディオン状に折りたためる間仕切で、空間を柔軟に分割できる。

02福祉用品市場副次

連結子会社のフジホーム株式会社が、国内外からステッキ等の福祉用品を仕入れ、代理店を通じてホームセンターや介護用品専門店等に販売している。

主な製品・サービス1
ステッキ
歩行を補助するための杖で、高齢者や足の不自由な人に使われる。

製品と技術

カーテンレール:C型から電動式までラインアップ

カーテンレールはトーソーの創業以来の主力製品である。1953年に発売したC型形状の金属製カーテンレールを原点に、1964年にはC型ステンレス製に全面切り替え。現在では住宅向けから施設向けまで幅広い種類を揃える。2024年10月には住宅向け電動カーテンレール「レガートコモ」を発売し、スマートホーム化に対応した。また間仕切り専用カーテンレール「フロウ」も販売し、非住宅分野の需要を開拓している。

ブラインド:多様な素材と操作方式を揃える

ブラインド類は1977年のロールスクリーン、1978年のベネシャンブラインド、1982年のバーチカルブラインドと順次投入された。1992年にはプリーツスクリーンを発売。木材を使用したウッドブラインドもラインアップに加え、2024年には新製品を発売して好調な販売を示した。電動化・省スペース設計など住宅トレンドに合わせた製品開発を続けている。

間仕切製品:アコーデオンドアで市場参入

1975年に発売したアコーデオンドアで間仕切市場へ参入。以来、オフィスや店舗、住宅の間仕切需要に対応する製品を展開する。アコーデオン式の折りたたみドアは省スペースで設置でき、カーテンレールの技術を応用した金属加工が強みである。非住宅分野では宿泊施設や医療施設への提案を強化しており、間仕切専用カーテンレール「フロウ」もその一環である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

金属製品の時価総額近傍。太字がトーソー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15923高田機工78億円
23422J-MAX72億円7.8倍
35966京都機械工具65億円12.7倍
45936東洋シヤッター59億円7.0倍
53440日創グループ59億円13.8倍
65956トーソー58億円7.6倍
75986モリテック スチール58億円5.5倍
85997協立エアテック55億円9.8倍
93426アトムリビンテック53億円13.3倍
105900ダイケン52億円16.1倍
115990スーパーツール46億円23.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 38件

カーテンレールの専業メーカーとして創業した1949年

1949年9月、東京都中央区に東京装備工業株式会社として設立された。当時はまだカーテンレールも未発売で、創業から4年後の1953年6月にC型形状の金属製カーテンレールを発売し、これが同社の主力製品の原点となる。1961年8月には東装株式会社へ商号変更し、1964年にはC型ステンレス製カーテンレールを発売。従来の帯鋼鍍金から一斉切り替えを行い、品質向上を図った。

支店網の拡充と生産拠点の建設が進んだ1960年代

1959年に大阪出張所、1963年に福岡出張所、1964年に札幌出張所と全国に営業拠点を開設し、販路を拡大した。1965年4月には茨城県谷和原村(現つくばみらい市)にカーテンレールの生産拠点として東装化工株式会社茨城工場(現つくば工場)を新設。1968年には東装化工株式会社を100%子会社化し、同年名古屋出張所も開設した。1969年には仙台営業所と東京支店を設置し、首都圏の販売体制を固めた。

ブラインドと間仕切に進出した1970年代

1972年1月、商号をトーソー株式会社に変更。同年4月には室内装飾関連事業と介護用品事業を行うフジホーム株式会社を設立した。1975年10月にはアコーデオンドアを発売し、間仕切市場に参入。1977年10月にはロールスクリーン、1978年5月にはベネシャンブラインドを発売し、布製・金属製ブラインド市場へ相次いで進出した。1978年7月には兵庫県に兵庫工場を新設し、生産能力を高めた。

製品多様化と海外生産の始動した1980年代

1981年12月、スイスのサイレントグリス社との合弁でベストインテリア株式会社(現サイレントグリス株式会社)を設立。1982年2月にはバーチカルブラインド、1986年10月にはローマンシェードを発売し、製品ラインアップを拡充した。1985年4月には茨城県水海道市に茨城第二工場(現水海道工場)を新設しブラインド生産を増強。1988年11月にはインドネシアにP.T. TOSO INDUSTRY INDONESIAを設立し、海外生産を開始した。

株式上場とサービス会社統合の1990年代〜2000年代

1996年1月、東京証券取引所市場第二部に株式上場。1999年から2001年にかけて各地に施工販売会社を設立し、2002年4月にトーソーサービス南関東株式会社を存続会社として3社を合併しトーソーサービス株式会社とした。2002年9月には中国に上海東装家居材料製造有限公司(現東装窓飾(上海)有限公司)を設立し、中国市場へ参入。2011年4月にはトーソー産業資材株式会社を吸収合併した。

新市場区分移行と中期経営計画策定の2020年代

2021年4月にトーソー流通サービス株式会社を吸収合併し、グループ内の再編を進めた。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場へ移行。2024年4月には中期経営計画「Vision2025」第3フェーズを開始し、2026年度に売上高240億円、ROE6%を目標に掲げた。住宅市場の縮小に対応し、非住宅分野や海外販売の強化、新規ビジネス領域の開拓を推進している。

年表38件を開く

1940年代

  • 1949年9月創業東京都中央区に「東京装備工業株式会社」を設立。

1950年代

  • 1953年6月C型形状の金属製カーテンレールを発売。
  • 1959年1月大阪出張所(現大阪支店)を開設。

1960年代

  • 1961年8月商号変更「東装株式会社」に商号変更。
  • 1963年4月福岡出張所(現福岡支店)を開設。
  • 1964年4月札幌出張所(現札幌支店)を開設。
  • 1964年9月C型ステンレス発売(従来の帯鋼鍍金から一斉切り替え)。
  • 1964年10月商号変更「東装化工株式会社」(業務提携先の栄化成工業株式会社が同年5月商号変更)に資本参加(50%)。
  • 1965年4月商号変更茨城県筑波郡谷和原村(現つくばみらい市)にカーテンレールの生産拠点として「東装化工株式会社茨城工場」(1972年1月に「トーソー化工株式会社」に商号変更。現つくば工場)を新設。
  • 1968年3月M&A「東装化工株式会社」を100%子会社化。
  • 1968年4月名古屋出張所(現名古屋支店)を開設。
  • 1968年10月創業静岡県浜松市に繊維資材の生産拠点として「東装繊維株式会社」(1972年1月に「トーソー繊維株式会社」へ商号変更)を設立。
  • 1969年3月仙台営業所(現仙台支店)を開設。
  • 1969年4月東京支店を設置。

1970年代

  • 1972年1月商号変更「トーソー株式会社」に商号変更。
  • 1972年4月創業室内装飾関連事業および介護用品事業を行う「フジホーム株式会社」を設立。
  • 1975年10月アコーデオンドアを発売し、間仕切市場へ参入。
  • 1976年9月横浜営業所(現横浜支店)を開設。
  • 1977年10月ロールスクリーンを発売し、布製ブラインド市場へ参入。
  • 1978年5月ベネシャンブラインドを発売し、金属製ブラインド市場へ参入。
  • 1978年7月兵庫県多紀郡丹南町(現篠山市)に兵庫工場を新設。
  • 1979年10月M&A「トーソー化工株式会社」および「トーソー繊維株式会社」を吸収合併。

1980年代

  • 1981年12月スイス、サイレントグリス社との合弁により同社製品を販売する「ベストインテリア株式会社」(現「サイレントグリス株式会社」(現連結子会社))を設立。
  • 1982年2月バーチカルブラインドを発売。
  • 1985年4月ベネシャンブラインドの生産拡大のため、茨城県水海道市(現常総市)に茨城第二工場(現水海道工場)を新設。
  • 1986年4月大宮営業所(現さいたま支店)を開設。
  • 1986年10月ローマンシェードを発売。
  • 1988年11月インドネシア共和国にカーテンレール部品等を製造する「P.T. TOSO INDUSTRY INDONESIA」(現連結子会社)を設立。

1990年代

  • 1992年2月プリーツスクリーンを発売。
  • 1996年1月上場東京証券取引所 市場第二部へ株式上場。
  • 1999年6月創業施工販売会社の「トーソーサービス南関東株式会社」、「トーソーサービス九州株式会社」を設立。

2000年代

  • 2000年5月創業施工販売会社の「トーソーサービス東京株式会社」を設立。
  • 2001年4月創業施工販売会社の「トーソーサービス近畿株式会社」を設立。
  • 2002年4月M&A「トーソーサービス南関東株式会社」を存続会社としてトーソーサービス3社を合併し、「トーソーサービス株式会社」(現連結子会社)を設立。
  • 2002年9月中華人民共和国に「上海東装家居材料製造有限公司」(現「東装窓飾(上海)有限公司」(現連結子会社))を設立。

2010年代

  • 2011年4月創業「トーソー産業資材株式会社」(1985年3月設立)を吸収合併。

2020年代

  • 2021年4月創業「トーソー流通サービス株式会社」(2001年3月設立)を吸収合併。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年度まで240億円
  • ROE2026年度まで6%
  • GHG排出量削減(Scope1・2、単体、2022年度比)2030年度まで30%削減
  • 廃プラスチック廃棄量削減(単体、2022年度比)2030年度まで15%削減
  • 女性管理職比率(単体)2026年度まで10%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    コアビジネスでの価値創造

    カーテンレールNo.1メーカーとしての優位性を極限化し、顧客視点のサービス・プロモーションを徹底する。

  2. 02

    成長戦略への重点投資

    営業体制強化による宿泊・医療施設等の獲得推進、保有技術を活用した販売領域拡大、海外ビジネス拡大、新たな成長市場への戦略的投資を行う。

  3. 03

    強固な経営基盤の再整備

    利益体質強化に向けた生産体制・コスト構造の再構築、エンゲージメント向上のための職場環境づくりを行う。

  4. 04

    資本コストを意識した経営

    ROE向上を目指し、業績連動型配当方針の策定や自己株式取得による株主還元強化、営業キャッシュフロー拡大による成長投資と株主還元を実施する。

  5. 05

    サステナビリティへの取り組み

    GHG排出量・廃プラスチック廃棄量削減、ダイバーシティ推進・人材育成に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で990人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は592万円で、9期前と比べて+2.9%平均年齢は43.6歳、平均勤続年数は12.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月927
2018年3月924
2019年3月57641.716.1942
2020年3月54543.213.4915
2021年3月57343.813.2932
2022年3月57343.412.7904
2023年3月54543.712.2928
2024年3月52543.712.3928
2025年3月53943.512.598471
2026年3月59243.612.2990101

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率88.9%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)53.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 4 / 海外 1、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
水海道工場 — 茨城県常総市1,246百万円
室内装飾 関連事業
つくば工場 — 茨城県 つくばみらい市805百万円
室内装飾 関連事業
本社工場 — インドネシア共和国西ジャワ州434百万円
室内装飾 関連事業
本社 — 東京都中央区305百万円
室内装飾 関連事業
兵庫工場 — 兵庫県篠山市274百万円
室内装飾 関連事業
本社工場 — 中華人民共和国上海市83百万円
室内装飾 関連事業
福岡支店 — 福岡県糟屋郡 篠栗町43百万円
室内装飾 関連事業
本社 — 東京都 中央区8百万円
室内装飾 関連事業
本社 — 東京都 新宿区0百万円
室内装飾 関連事業
主な関係会社
  • 国内
    サイレントグリス株式会社
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権90.0%
  • 国内
    トーソーサービス株式会社
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    P.T.トーソー・インダストリー・インドネシア(注)3
    インドネシア共和国 西ジャワ州 · 連結子会社
    議決権97.1%
  • 国内
    東装窓飾(上海)有限公司(注)3
    中華人民共和国 上海市閔行区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    フジホーム株式会社
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は233億円営業利益10億円前期と比べると増収増益で、売上が+2.2%、利益が+42.9%。

売上高
+2.2%
233億円
営業利益
+42.9%
10億円
純利益
+40.0%
7億円
営業利益率
4.3%
前期比 +1.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高235億円233億円
営業利益9億円10億円
純利益6億円7億円
1株あたり配当¥13¥13

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は53億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+8.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q582
2024年1Q49−1−2.0−1
2024年2Q5411.91
2024年3Q5523.62
2024年4Q581
2025年2Q10500.00
2025年4Q12375.75
2026年2Q11132.72
2026年4Q12275.75
2027年1Q5311.90

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は224億円から233億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は4.3%。売上は4期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月22494
2014年3月239102
2015年3月22583
2016年3月22163
2017年3月225107
2018年3月22585
2019年3月22774
2020年3月22796
「トーソー流通サービス株式会社」(2001年3月設立)を吸収合併。
2021年3月214118
2022年3月20985
2023年3月21384
2024年3月21653
2025年3月228783.15
2026年3月23310104.37

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高233億円のうち、営業利益として残るのは10億円4.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は7億円、売上の3.0%にあたる。営業利益率は業種中央値5.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金58.8%137億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金36.9%86億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.3%10億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
41.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.0pt
4.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.2pt
3.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.5pt
4.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが7億円、投資CFが−9億円で、差し引きのフリーCFは−2億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は41億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月8−4−3431
2014年3月13−7−4633
2015年3月19−5−61441
2016年3月7−8−6−134
2017年3月15−5−71037
2018年3月4−6−7−228
2019年3月10−6−4427
2020年3月20−5−61536
2021年3月13−5−6838
2022年3月13−6−8738
2023年3月6−6−7033
2024年3月7−6−2132
2025年3月5−54036
2026年3月7−97−241

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は231億円。このうち返さなくてよい自己資本が159億円で、自己資本比率は68.3%(業種中央値59.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2019710448.2
2014年3月20610310349.7
2015年3月21511310252.5
2016年3月20910910052.1
2017年3月2111149754.1
2018年3月2061178956.5
2019年3月2041188657.4
2020年3月2081189056.4
2021年3月2071278060.9
2022年3月2051337264.5
2023年3月2051366966.2
2024年3月2171447366.2
2025年3月2221487466.2
2026年3月2311597268.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
44億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
120億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
16億円
在庫として抱えている分
負債合計
72億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
79
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率9 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

金属製品 87社との比較

同じ金属製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率87社中29位あたり、逆に低いのは配当利回り87社中65位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.4%/中央値 5.9%
P25 2.5%P75 8.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.3%/中央値 5.3%
P25 2.5%P75 8.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
68.3%/中央値 59.8%
P25 47.8%P75 70.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.2%/中央値 1.9%
P25 -1.7%P75 3.9%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.3%/中央値 3.0%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥578で、1年前と比べて+6.8%過去52週の値幅のなかでは15%の位置にある。

¥578+0.0%1ヶ月-1.2%1年+6.8%時価総額58億円
過去52週の値幅
安値¥530高値¥842

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.6倍
PER (会社予想)9.1倍
PBR0.32倍
配当利回り2.25%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で7.0%上昇し、25日線(580.96円)を+2.4%上回る。6/12の548円から上昇基調で、7/3には606円と高値を付けた後、595~605円で推移。75日線(584.9円)を上回っているが、52週高値(842円)からは-29.3%と戻り途上。出来高は平均3,000株と低調。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 7.85倍は業界平均18.15倍を大きく下回り、PBR 0.33倍は同平均1.21倍を大幅に下回る。ROE 4.4%と低いが、配当利回り2.60%は業界平均2.38%を上回る。配当性向22.3%と低く増配余地はあるが、収益力の改善が課題。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.6倍49.7倍
PER (予想)9.1倍
PBR0.32倍1.13倍
ROE4.4%6.3%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

非住宅建築需要の堅調さと2026/3期の増収増益計画が強気材料。PBR0.33倍と低PBRで、資本効率改善や株主還元の可能性が注目される。一方、建設業界の人件費高騰や材料高による収益圧迫、競争激化が弱気材料。売上高は増加も利益率は低い。

プラスに働く材料3
  • 非住宅建築需要の堅調

    都市部の再開発や物流施設需要が継続。

  • 低PBRでの改善余地

    PBR0.33倍、資本コスト経営の浸透で是正期待。

  • 増収増益基調

    2025/3期から2026/3期にかけて増収・営業利益率改善見込み。

マイナスに働く材料3
  • 低い収益性と営業利益率

    営業利益率4.29%と製造業平均(5-7%)を下回る。

  • 人件費・原材料高騰

    建設現場の人件費上昇と鋼材価格の変動が収益を圧迫。

  • 競争激化による受注単価低下

    中小同業との価格競争で採算が悪化しやすい。

次の決算で確かめる点
受注高
将来の売上を反映する先行指標。
カーテンウォール売上高
主力製品の動向を把握するため。
営業利益率
収益性改善の進捗を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり13で、前期から+34.8%いまの株価に対する利回りは2.25%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥13
1株あたり
配当利回り
2.25%
いまの株価に対して
配当性向
22.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1222.4
2018年3月10−16.727.3
2019年3月100.030.8
2020年3月100.018.7
2021年3月100.013.7
2022年3月100.011.2
2023年3月100.024.3
2024年3月100.034.7
2025年3月1215.022.0
2026年3月1634.822.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥13

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ10,727人。区分でいちばん多いのは個人・その他53.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が40.2%を占め、残る59.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他54.354.154.053.753.753.2
事業法人26.525.325.324.825.224.6
金融機関16.516.116.016.016.015.5
自己株式10.710.510.210.011.311.6
外国法人2.03.73.94.74.45.8
証券会社0.70.70.70.70.70.7
外国人個人0.00.00.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社みずほ銀行6.08
02十和運送株式会社4.50
03トーソー取引先持株会4.14
04株式会社三菱UFJ銀行3.38
05INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)2.88
06トーソー社員持株会2.75
07株式会社きらぼし銀行(常任代理人株式会社日本カストディ銀行)2.16
08株式会社常陽銀行(常任代理人日本マスタートラスト信託銀行株式会社)2.15
09東大運輸株式会社2.06
10日金スチール株式会社1.95

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+92%、1株純資産は14期で+91%。直近期のROEは4.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月399334.210.023.3
2014年3月199762.024.990.3
2015年3月331,0733.215.661.4
2016年3月301,0362.816.137.3
2017年3月671,1096.37.622.4
2018年3月491,1334.412.427.3
2019年3月451,2233.811.530.8
2020年3月631,3175.06.718.7
2021年3月841,4116.26.613.7
2022年3月591,4764.18.511.2
2023年3月411,5092.712.724.3
2024年3月331,5942.116.534.7
2025年3月561,6573.49.422.0
2026年3月761,7844.48.022.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額87百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
八重島真人代表取締役社長5972,000
滝澤靖久取締役 営業本部長5511,000
森木圭子取締役 管理本部長5629,000
齋藤博一取締役(監査等委員)5711,000
江角英樹取締役(監査等委員)56
尾﨑毅取締役(監査等委員)64
山田奈美香37

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)351786622
取締役(社内)1121212
社外取締役2995

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容918字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは当社および子会社5社で構成され、室内装飾関連製品の開発・製造・販売を主な内容とし、事業活動を展開しております。 当社グループの事業内容と当社および子会社の該当事業における位置付けは次のとおりであります。 〈室内装飾関連事業〉 カーテンレール、インテリアブラインド、ロールスクリーン、ローマンシェード、アコーデオン式間仕切等の室内装飾関連品の開発・製造・販売を行っております。 当社、P.T.トーソー・インダストリー・インドネシアおよび東装窓飾(上海)有限公司で製造を行い、国内外からの仕入品とともに、主に住宅市場を中心に代理店等を通じて販売しております。 (1) 当社は、室内装飾関連製品であるカーテンレール類、ブラインド類および間仕切類の開発・製造・販売を行っております。 (2) 連結子会社であるサイレントグリス株式会社は、スイス・サイレントグリス社との提携によりカーテンレール類ならびに各種ブラインド類の販売を行っており、当社は主として同社製品の生産を受託しております。 (3) 連結子会社であるトーソーサービス株式会社は、室内外装飾品および建築金物商品の販売・取付施工を行っており、当社は同社へ当社製品を販売するとともに室内装飾関連製品の取付施工を委託しております。 (4) 連結子会社であるP.T.トーソー・インダストリー・インドネシアは、カーテンレール類およびブラインド類の製造を行っており、当社は一部部品の有償支給を行うとともに、その主要部分を部品および製品として購入しております。 (5) 連結子会社である東装窓飾(上海)有限公司は、中華人民共和国でのカーテンレール類およびブラインド類の製造販売を行っており、当社は同社へ一部部品および製品の販売を行っております。また、当社は同社を通じて一部部品および製品を購入しております。 <その他> ステッキ等の福祉用品の開発・販売を行っております。連結子会社であるフジホーム株式会社において、国内外からステッキ等の仕入を行い、主に代理店を通じてホームセンターおよび介護用品専門店等へ販売しております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,125字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、以下の経営理念のもと、経営の中長期的な重要課題を、「室内装飾関連事業を中心に安定した収益基盤を構築する」、「顧客に利益をもたらす製品およびサービスの開発、提案を行う」、「管理機能の標準化、効率化を図り、生産性向上に努める」としております。 1. TOSOは住生活を快適にする会社です 私達は高い技術力に裏付けられた高品質の商品の提供を通じて、世界の人々の住生活環境向上に寄与します。 2. TOSOは新しい価値提案をする会社です 私達は「市場の変化を先取りした製品とサービスの提供」と「提案活動」を通じて、お客様との共存共栄を図りながら、社会の発展に貢献します。 3. TOSOは環境を大切にする会社です 私達は地球環境保全の視点に立った事業活動を行います。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、2016 年4月に経営ビジョン「Vision2025」(2016~2025年度)を発表し、2016 年度から2019 年度までを第1フェーズ、2020 年度から2022年度までを第2フェーズ、2023年度から2025年度を第3フェーズとして推進しておりました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症等が当社の経営環境に大きく影響を与えたことから、第2フェーズの期間を1年延長し、「Vision2025」も2026年度までといたしました。また、2024年4月に当社を取り巻く環境をふまえ「Vision2025」を見直すとともに、以下の通り長期的な成長に向けた新中期経営計画「Vision2025」第3フェーズを策定いたしました。 (新中期経営計画「Vision2025」第3フェーズ) ①基本戦略 イ コアビジネスにおける「TOSO」特有の新しい企業価値創造 ・カーテンレールNo.1メーカーとしての優位性の極限化 ・顧客視点のサービス、プロモーションの徹底 ロ 成長戦略への重点投資による事業領域拡大 ・営業体制強化による宿泊・医療施設等の獲得推進 ・当社保有技術や機能・機構等を活用した既存製品の販売領域拡大 ・海外ビジネス拡大に向けた取り組み強化 ・新たな成長市場の模索・戦略的投資 ハ 持続的な企業成長を実現するための強固な経営基盤の再整備 ・利益体質強化に向けた生産体制・コスト構造の再構築 ・エンゲージメント向上のための職場環境づくり ②資本コストや株価を意識した経営の実現 イ ROEの向上 ・中期経営計画の着実な実践により収益基盤を強化し資本コストを上回るROEを志向する ロ 資本政策の見直し ・業績連動型配当方針の策定 ・市場の状況により自己株式の取得を実施し株主還元を強化 ハ キャッシュアロケーション ・営業キャッシュフロー拡大を志向し、増加分を成長投資および株主還元に振り向ける ③サステナビリティへの取り組み ・定量目標項目の設定および開示 ・GHG排出量・廃プラスチック廃棄量削減 ・ダイバーシティの推進、人材育成 ④定量目標 イ 連結経営指標(2026年度) 売上高   240億円 ROE   6% ロ サステナビリティ関連(2030年度(2022年度比)) GHG排出量(Scope1・2)(単体)   30%削減 廃プラスチック廃棄量(単体)   15%削減 ハ 人的資本関連(2026年度) 女性管理職比率(単体)   10% 男性育休取得率(単体)   50% 「Vision2025」第3フェーズ中期経営計画の詳細については、以下をご覧ください。 https://www.toso.co.jp/ir/news/news20240521.pdf (3)中長期的な会社の経営戦略および対処すべき課題 今後の見通しにつきましては、国内経済は雇用・所得環境の改善や各種政策等により景気は引き続き緩やかな回復基調にて推移すると見込まれるものの、原材料・エネルギー価格の上昇や為替動向に加え、米国の通商政策による影響など、先行きは不透明な状況が続くと想定されます。当社グループ事業に関連の深い建設市場においては、新設住宅着工戸数の減少が続くとともに、非住宅市場でも特需による一時的な増加が見込まれるものの、人手不足や資材価格上昇等の影響により引き続き厳しい状況が続くことが予想されます。 このような環境の中、当社グループは「Vision2025」の実現に向け、引き続き新製品開発力や市場への対応力の強化に取り組んでまいります。中長期の展望では、住宅分野の深耕とあわせて需要の拡大が見込まれる宿泊施設をはじめとした非住宅分野の取り込みを進め、アジアを中心とした海外販売の強化や当社グループの保有技術を活用した用途開発、ステッキ等福祉用品等の新規分野でのビジネス領域拡大に取り組み、持続的な企業成長を図ってまいります。また、原価低減、総費用低減の徹底を図り、高収益体質への転換と競争力強化に取り組んでまいります。
事業等のリスク1,255字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 事業内容について 当社グループの主たる事業領域である室内装飾関連事業では、主に窓周りを主体とした室内装飾関連品の開発・製造・販売を行っております。これらの製品の販売は建設業界の景気動向と同様に民間住宅投資額や公共事業投資額の変動に左右されることがあります。また、その他の事業に該当するステッキ等の福祉用品の開発・販売につきましても、消費志向の変化に左右されることがあります。当社グループといたしましては、高付加価値の製品の提供および取扱い領域の拡大等により、当該影響の軽減を図るべく努力してまいりますが、変動の大きさによっては当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 材料調達価格の変動による影響について 当社グループの一部の製品および材料等には、鋼板やアルミ材、天然木のように市場の相場の影響や資源環境保護政策の強化等により購入価格が変動するアイテムが含まれております。これらの要因による材料調達価格の変動は、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 為替相場の変動による影響について 当社グループの製品および材料等につきましては、海外からの輸入商品が含まれているため、当社グループは為替相場の変動リスクをヘッジする目的で為替予約を行っております。しかしながら為替予約により当該影響をすべて排除することは不可能であり、為替相場の変動は、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 諸外国における政治・経済情勢等の変化について 当社グループでは、インドネシア共和国、中華人民共和国での事業展開を図っており、当該進出国の政治・経済情勢、法制度等に著しい変化が生じた場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 自然災害・事故等のリスクについて 当社グループは、国内外に生産拠点を配置しておりますが、大規模地震や気候変動に伴う自然災害や火災等の突発的な事故の発生により、当社グループの建物・生産設備等が多大な被害を受けた場合は、操業の一時的な中断や、復旧費用等が発生する恐れがあり、経営成績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 感染症発生に関するリスクについて 感染症の発生および拡大により、当社グループが事業を展開している地域における安定的な販売活動や生産・物流体制に支障をきたした場合、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。また、日本国内における感染拡大の長期化等による国内全体の景気悪化や個人消費の低迷に伴い、当社の財政状態および経営成績に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,041字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績の状況の概要 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の増加などを背景に、緩やかな回復基調にて推移いたしました。しかしながら、米国の通商政策や中東情勢の緊迫化等の地政学リスク、原材料価格の高騰をはじめとする物価上昇や為替変動など、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。 当社グループ事業に関連の深い建設市場におきましても、新設住宅着工戸数は建築基準法・建築物省エネ法改正に伴う駆け込み需要の反動により、大幅に減少しました。非住宅向けの建築着工床面積全体は減少傾向にて推移したものの、当社への影響が大きい宿泊施設や飲食サービス業は前年を上回りました。 このような環境の下で、当社グループは「Vision2025」第3フェーズ(2024~2026年度)の2年目として、引き続き主力の住宅分野の深耕とあわせて、非住宅分野や海外販売、新規分野への営業活動を展開し、成長戦略を推進しました。 これらの結果、当連結会計年度における売上高は23,253百万円(前期比2.0%増加)、営業利益は955百万円(前期比28.0%増加)、経常利益は983百万円(前期比27.1%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益は671百万円(前期比34.2%増加)となりました。 〈経営者の視点による当期経営成績の認識および分析〉 売上高は、成長戦略である非住宅分野および海外販売が伸び悩んだものの、積極的な新製品投入や価格改定等によりコアビジネスである国内住宅市場での販売が好調に推移したことで、前期比2.0%増加となりました。 売上総利益率は、41.3%と前期を上回りました(前期は40.6%)。原材料価格の高騰や為替変動等の影響もありましたが、原価低減活動や価格改定等が寄与しました。原価低減については、引き続き「Vision2025」の重点施策として継続的な取り組みを推進していきます。 販売費及び一般管理費は、ベースアップ等による人件費の増加やシステム関連費用の発生等により、前期比1.6%増加となりました。 営業外損益全体では、受取配当金の増加等により27百万円の利益(前期比2.8%の増加)、また、特別損益は製品補償損失の発生等により118百万円の損失(前期は0百万円の利益)となりました。 当社では、2016年4月より経営ビジョン「Vision2025」をスタートさせておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響等に鑑み、一年延期して2026年度までの目標とすることにいたしました。2024年4月より始動した第3フェーズでは、引き続き3つの重点施策(新しい企業価値創造、成長戦略の推進、強固な経営基盤の再整備)を推進しております。 第3フェーズ2年目なる当期は住宅分野への販売が好調に推移しましたが、中長期的には住宅市場の縮小が続くとみられており、一層の成長戦略(非住宅分野、用途開発、海外販売、新規ビジネス領域)の推進が必要と認識しております。また、原価低減活動など高収益体質への転換に向けた取り組みも併せて進めてまいります。 目標とする経営指標として掲げている自己資本当期純利益率(ROE)につきましては、売上増や原価低減活動、価格改定の寄与による売上総利益率の上昇等により、親会社株主に帰属する当期純利益が増加したことで、4.4%(前期は3.4%)となりました。 なお、当連結会計年度におきましては、2025年7月14日開催の取締役会決議に基づき、7月30日付で譲渡制限付株式報酬として自己株式17,908株を処分しております。また、株主還元の強化を目的として、同年8月21日開催の取締役会決議に基づき、8月22日から11月12日の期間において自己株式50,000株の取得を実施しております。 セグメントの業績は次のとおりであります。 (室内装飾関連事業) 室内装飾関連事業においては、6・7月にウッドブラインドやカーテンレールの新製品、10月には住宅向け電動カーテンレール「レガートコモ」を発売し、住宅市場でのシェア拡大に努めました。また、非住宅分野の売上拡大に向けた間仕切り専用カーテンレール「フロウ」や、窓以外への領域拡大として着脱式の室内物干し「ランドリーバーLB-1」のラインナップにより、コアビジネス・成長戦略双方に寄与する新製品を発売しました。 また、新製品展示会「トーソーLab.」を全国19都市で開催したほか、日本最大級の国際インテリア見本市「JAPANTEX2025」、国内有数の建築総合展「建築・建材展2026」等の展示会へ出展し、製品の拡販を行いました。 結果、新製品を発売したウッドブラインドやバーチカルブラインド、電動カーテンレール等の販売が好調に推移したこと等により、売上高は22,770百万円(前期比2.1%増加)となりました。セグメント利益については、売上高の増加および昨年度より段階的に実施した価格改定の寄与により、938百万円(前期比31.2%増加)となりました。 (その他) その他の事業では、ステッキ等の福祉用品の販売活動を推進しました。既存取引先への販売が伸び悩んだものの、新規取引先の獲得等により、売上高は482百万円(前期比0.3%増加)となりました。セグメント利益については、為替影響および要員増による人件費の増加等により、17百万円(前期比45.9%減少)となりました。 (注) セグメント別の記載において、売上高については「外部顧客への売上高」について記載しております。 (2) 生産、受注及び販売の状況 ① 生産及び仕入実績 イ 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 室内装飾関連事業(千円)   18,302,223   103.9 報告セグメント計(千円)   18,302,223   103.9 その他(千円)   -   - 合計(千円)   18,302,223   103.9 (注) 金額は、販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 なお、当社グループの主たる生産を行っている提出会社の最近2事業年度の品目別生産実績は、次のとおり であります。 品 目   前事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) カーテンレール類(千円)   7,335,094   7,498,677 ブラインド類(千円)   10,031,971   10,618,766 間仕切類(千円)   108,293   116,326 合計(千円)   17,475,358   18,233,769 (注) 金額は、販売価格によっております。 ロ 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 室内装飾関連事業(千円)   5,046,182   100.3 その他(千円)   279,905   104.2 合計(千円)   5,326,087   100.5 (注) 金額は、仕入価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 なお、当社グループの主たる仕入を行っている提出会社の最近2事業年度の品目別仕入実績は、次のとおり であります。 品 目   前事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) カーテンレール類(千円)   2,351,697   2,331,827 ブラインド類(千円)   635,432   641,126 間仕切類(千円)   32,355   32,739 その他(千円)   2,119,114   1,879,196 合計(千円)   5,138,599   4,884,890 (注) 金額は、仕入価格によっております。 ② 受注状況 当社グループの販売品目は広範囲かつ多種多様であり、見込生産を行っている品目が多いため、セグメント ごとの受注状況の記載を省略しております。なお、販売品目の一部を受注生産している提出会社の当事業年度 の品目別受注状況は、次のとおりであります。 品 目   受注高   前年同期比(%)   受注残高   前年同期比(%) ブラインド類(千円)   9,262,577   105.8   183,586   110.5 間仕切類(千円)   140,132   100.6   1,754   130.2 合計(千円)   9,402,709   105.7   185,341   110.7 ③ 販売実績 当社グループの販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 室内装飾関連事業(千円)   22,770,628   102.1 報告セグメント計(千円)   22,770,628   102.1 その他(千円)   482,987   100.3 合計(千円)   23,253,616   102.0 (注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.主要顧客(総販売実績に対する割合が10%以上)に該当するものはありません。 なお、当社グループの主たる販売を行っている提出会社の品目別販売実績は、次のとおりであります。 品 目   前事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) カーテンレール類(千円)   9,501,044   9,584,561 ブラインド類(千円)   8,732,338   9,245,109 間仕切類(千円)   139,169   139,725 その他(千円)   2,840,017   2,728,143 合計(千円)   21,220,570   21,697,539 (3) 財政状態 ①資産、負債および純資産の状況 当連結会計年度末の総資産については、現金及び預金、投資有価証券、退職給付に係る資産等の増加により、前連結会計年度末と比較して864百万円増加し、23,070百万円となりました。 負債については、短期借入金等の増加があったものの、電子記録債務、支払手形及び買掛金等の減少により、前連結会計年度末と比較して204百万円減少し、7,219百万円となりました。 純資産については、利益剰余金、その他有価証券評価差額金等が増加したことにより、前連結会計年度末と比較して1,069百万円増加し、15,850百万円となりました。 当連結会計年度末における当社グループの財政状態は、電子記録債務等の減少により流動比率は291.3%(前期末266.1%)となっております。また自己資本比率は、68.3%(前期末66.2%)となっております。 目標とする経営指標としている自己資本当期純利益率(ROE)は、4.4%(前期3.4%)となっております。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ480百万円増加し、4,099百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、679百万円の収入(前連結会計年度は457百万円の収入)となりました。これは主に、債務支払い期間短縮に伴う仕入債務減少による支出1,070百万円があったものの、税金等調整前当期純利益864百万円と減価償却費672百万円があったことによります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、897百万円の支出(前連結会計年度は539百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出842百万円があったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、708百万円の収入(前連結会計年度は377百万円の収入)となりました。これは主に、短期借入金の増加による収入868百万円と配当金支払いによる支出101百万円があったことによるものです。 (4) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの運転資金、設備投資等資金の調達は、営業活動によるキャッシュ・フローから創出される自己資金のほか、必要に応じて金融機関からの借入により行っております。 なお、当社グループの資金効率化を図るため、国内連結子会社は金融機関からの資金調達を行わず、当社と金銭貸借を行っております。 資金需要のうち、生産に関する原材料購入費、製造費および販売に関する販売費及び一般管理費の運転資金は、自己資金および金融機関からの短期借入を基本としております。設備投資等資金に関しましては、必要に応じて金融機関からの長期借入にて行います。 (5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、資産、負債及び収益、費用の報告金額に影響を与える仮定、見積り及び判断をしておりますが、これらの仮定、見積り及び判断については不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があります。 連結財務諸表作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要となるものは「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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