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日経平均64,167.87-158NYダウ53,061.95+295ドル円158.81+0NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+51毎時更新

テクノフレックス

TECHNOFLEX CORPORATION3449 · Standard · 金属製品

金属加工技術を核に、フレキシブル継手で世界をリードする管継手メーカー。真空機器で半導体分野にも強み。

概要

テクノフレックスは、ステンレス鋼管を波付け加工したフレキシブル継手や伸縮管継手、半導体向け真空機器の製造・販売を中核とする金属製品メーカーである。1977年の創業以来、継手事業を祖業とし、防災・工事、自動車・ロボット、介護の4事業に多角化。2025年12月期の連結売上高は260億円、営業利益39億円。従業員数は809名。東京証券取引所スタンダード市場に上場する。

四つの事業で構成するポートフォリオ

テクノフレックスグループは、継手事業、防災・工事事業、自動車・ロボット事業、介護事業の四つのセグメントで構成される。継手事業はフレキシブル継手、伸縮管継手、真空機器の三つの製品群からなり、売上高の約58%を占める最大部門である。防災・工事事業は消防設備や半導体工場向け真空配管の設計・施工、水道管・電柱切断装置の製造販売を手がけ、売上高の約26%を占める。自動車・ロボット事業は金属塑性加工による自動車部品や産業用ロボット部品を供給し、売上高の約8%。介護事業は福祉用具のレンタル・販売と住宅改修で約7%を構成する。この事業ポートフォリオにより、景気変動やマーケットの波を相互に補完する構造をとっている。

中国・ベトナムに広がる生産拠点

グループの生産・販売網は日本国内だけでなく、中国とベトナムに広がる。1988年に天津市に設立した天津天富軟管工業有限公司はフレキシブル継手と伸縮管継手を生産し、中国国内販売も行う。1994年にはベトナム・ホーチミン市にTF(VIETNAM)CO., Ltd.を設立し、継手製品の半製品や部品を供給。2003年には上海市に天孚真空機器軟管(上海)有限公司を設立し、半導体向け真空機器の製造・販売を開始した。国内では千葉県船橋市に本社工場を持ち、2024年には千葉工場を増設。海外拠点で生産した製品は日本に輸出されるとともに、海外の現地顧客にも直接販売される。これにより為替変動への抵抗力を高めている。

堅調に拡大する収益基盤

テクノフレックスの連結売上高は2015年12月期の91億円から2025年12月期には260億円へと約2.9倍に成長した。同期間の当期純利益も5億円から31億円へ拡大。特に2025年12月期は半導体関連の真空機器需要と防災・工事事業の大型案件が寄与し、営業利益率は15.1%に達した。資産規模も拡大し、総資産は389億円、自己資本比率は65.9%。借入金の圧縮を進め、変動金利リスクを低減している。キャッシュ・フローも営業活動で52億円を稼ぎ出し、財務基盤は堅実である。

業界の中での役割は配管システムにおける継手サプライヤー(耐震・産業配管向け)。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
260億円
営業利益
39億円
営業利益率
15.0%
純利益
31億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01建築設備・インフラ主力

ビルや上水道、都市ガスなどの配管に使用されるフレキシブル継手を製造・販売。地震時の変位吸収や振動吸収、配管作業の省力化に貢献。官公庁仕様書で指定されるなど高い信頼性を有する。

主な製品・サービス1
フレキシブル継手
波づけ加工により柔軟性を持たせ、配管の変位吸収、振動吸収、作業効率化に寄与する。ステンレス鋼製で耐圧・耐熱性に優れる。

02産業プラント・エネルギー主力

発電所、石油化学プラント、LNG運搬船などで使用される伸縮管継手を製造。温度変化による配管の伸縮を吸収し、高圧ガス保安法等の規制に適合。近年は水素エネルギー施設にも採用。

主な製品・サービス1
伸縮管継手
大口径の配管に波づけ加工を施し、温度変化による伸縮を吸収する。各種法規制に適合し、水道協会認証製品も提供。

03半導体・精密機器準主力

半導体製造装置等の気密性の高い真空配管に使用される真空機器(ベローズ等)を製造・販売。パーティクルレスや特殊ガスの給排気に必須。半導体市場の成長に伴い需要が拡大。

主な製品・サービス1
真空機器
半導体製造装置や真空ポンプ間などに設置され、気密性の高い真空配管を構成する。パーティクルレス環境を支える。

04防災・工事準主力

消防設備配管や真空配管の設計・施工・管理、プレハブ加工を行う。半導体工場向け真空配管工事を成長分野と位置付ける。水道管・電柱切断装置の製造販売も手がける。

05自動車・ロボット準主力

金属塑性加工技術を活かし、金属管を加工した部品を製造・販売。大手完成車メーカーの1次部品メーカー向けに駆動系・操舵系・排気系部品を供給。産業用ロボットアームの駆動シャフトなどにも展開。

主な製品・サービス3
自動車用部品
エキゾーストマニホールド等。金属管の塑性加工により軽量化、強度向上を実現。
オートバイ用部品
エキマニジョイント等の金属部品。
産業機器等部品
大型ロボットアーム用駆動シャフトやバルブボール等を塑性加工で製造。

06介護副次

要介護者向けに福祉用具のレンタル・販売、介護用住宅改修を実施。地域密着型の店舗展開を強化し、ケアマネージャーからの信頼を獲得。オリジナル製品の開発も行う。

主な製品・サービス2
車いす
介助式車いすなど、利用者の身体状況に合わせた製品を提供。
介護用ベッド
在宅介護向けの介護用ベッド。

製品と技術

耐震・防振を支えるフレキシブル継手

フレキシブル継手は、ステンレス鋼管に波付け加工を施して柔軟性を持たせた管継手である。配管の屈曲運動や振動、地震時の変位を吸収し、流体の漏洩を防ぐ。主に小口径(10~300mm)で使用され、空調・衛生・消火設備、上水道、都市ガス配管などに納入される。ゴム製継手と比べて温度性能・耐圧性能に優れ、配管工事の省力化にも寄与する。また、耐食性が必要な食品・医薬・化学分野向けには、フッ素樹脂(テフロン)製ホースも製造・販売している。

大口径プラント向け伸縮管継手

伸縮管継手は、提灯のように伸縮する構造を持ち、主に大口径(200~1,500mm)の配管で温度変化による伸縮を吸収する。原子力・火力発電所、ガスプラント、製鉄、石油化学、LNG・LPG運搬船など広範囲の産業設備で使用される。近年は水素エネルギー施設での採用が増加。高度な溶接品質が要求され、電気事業法や高圧ガス保安法の規制対象となる製品もある。水道管向けには日本水道協会の認証を取得し、漏水防止と耐久性を確保している。

半導体製造を支える真空機器

真空機器は、気密性の高い真空配管を必要とする半導体製造装置やフラットディスプレイ製造装置向けの部材である。パーティクルレス環境を実現するため、特殊ガスの給排気に用いられる。ステンレス製フレキシブル継手をベースに、極低温液体や高温ガスにも対応。半導体市場の成長とともに需要は中長期で右肩上がりであり、2025年12月期の継手事業売上高151億円のうち約35%を真空機器が占めた。半導体工場の建設ラッシュに伴い、成長マーケットの一つに位置づけられている。

金属塑性加工が生み出す自動車・ロボット部品

子会社の株式会社チューブフォーミングが手がける金属塑性加工技術は、鉄・ステンレス・アルミ・銅・チタンなどの金属管を曲げ、広げ、絞り、薄くする加工によって部品を成形する。主な製品は大手完成車メーカーの1次部品メーカー向けで、駆動系・操舵系・排気系部品やオートバイ用エキマニジョイントが該当する。また、産業用大型ロボットアームの駆動シャフトやバルブボールの塑性加工も手がけ、自動車以外の分野へ販路を拡大している。2025年12月期のセグメント売上高は20億円で、黒字に転換した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

金属製品のなかでの位置

精密金属加工で高成長、収益性も業界上位

テクノフレックスは、金属製品業界において精密加工技術を強みに急成長している企業である。売上高は約220億円から260億円へと拡大し、営業利益率も10%から15%へと大幅に改善しており、収益性は同業他社のケー・エフ・シーや稲葉製作所と比較しても優位に立っている。同社の成長は、高付加価値製品へのシフトや生産効率の向上によるもので、業界内で存在感を高めている。今後の課題は、成長を持続するための設備投資や人材確保、また需要変動への対応である。技術力を活かした差別化で、中期的な成長が期待される。

強み

  • 売上高が伸びており、成長ステージにある企業。
  • 営業利益率が15%と高く、高収益体質を確立。
  • 精密加工で業界内でも高い技術レベルを保有。
  • 特定業界に依存せず、多様な顧客を持つ。

課題

  • 成長維持のための大型投資が必要で、資金調達に課題。
  • 技術者不足が成長の制約となる可能性がある。
  • 景気や顧客業界の影響で需要が変動しやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

金属製品の時価総額近傍。太字がテクノフレックス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15911横河ブリッジホールディングス1,284億円13.6倍
25943ノーリツ1,157億円15.2倍
35970ジーテクト1,013億円7.3倍
45992中央発條940億円7.5倍
55982マルゼン823億円12.6倍
63449テクノフレックス796億円16.4倍
75946長府製作所727億円23.8倍
85985サンコール698億円10.0倍
95988パイオラックス626億円
107989立川ブラインド工業549億円16.2倍
115976高周波熱錬492億円37.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

フレキシブル継手専業メーカーとしての創業

1977年8月、フレキシブル継手の製造販売を目的に、東京都杉並区方南で東京フレックス工業株式会社として資本金1千万円で設立された。設立直後に本社を港区南麻布へ移転。1985年には千葉県船橋市に本社と生産拠点を移し、首都圏での事業基盤を固めた。創業期は専らフレキシブル継手の製造に特化し、ステンレス鋼管の波付け加工技術を核として成長した。

海外進出と商号変更の1988~1996年

1988年、中国天津市に天津天富軟管工業有限公司を設立し、初の海外生産拠点を確保した。1991年4月には国内子会社4社(東京フレックス東日本、西日本、中部、テーエフクリーン)を吸収合併し、商号を株式会社東京フレックスに変更。製造と販売を一体化して経営効率を高めた。1994年にはベトナム・ホーチミン市にTF(VIETNAM)CO., Ltd.を設立。1996年4月には商号を株式会社テクノフレックス(旧①)に改め、現在の社名の源流が形成された。

事業分割と再編を経た2001~2003年

2001年10月にテクノ分割準備株式会社を設立し、2002年1月に資産管理部門と事業部門を分割。事業部門を新設会社に移管し、旧法人は株式会社テクノホールディングスに、新会社は株式会社テクノフレックス(旧②)に商号変更した。同時期に伸縮管継手メーカーの東洋螺旋管工業やアサバ工業を子会社化。2002年12月には株式会社東京螺旋管製作所と東洋螺旋管工業を吸収合併。2003年1月には本社を東京都中央区入船へ移転し、商号を株式会社テクノフレックス・トーラに変更した。

M&Aによる事業領域の拡大

2004年、水道管切断技術を持つ有限会社中野製作所(現株式会社中野製作所)を子会社化。2009年にはフレキシブル継手の製工一貫体制を狙い株式会社防災企画を子会社化。2013年には金属塑性加工技術取得のため株式会社チューブフォーミングを子会社化し、自動車部品分野に参入。2014年には貯水機能付給水管装置の株式会社アクアリザーブ、消防設備用配管の株式会社TFエンジニアリングを設立。2017年にはニトックス株式会社を子会社化し、防災工事事業を強化した。

上場とグループ再編の2019~2022年

2019年12月、東京証券取引所市場第二部に株式を上場。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しに伴いスタンダード市場に移行した。同時期に株式会社テクノフレックス(存続会社)が株式会社アクアリザーブを吸収合併し、組織の合理化を図った。上場後の2025年12月期には売上高260億円、営業利益39億円と過去最高の業績を達成し、成長軌道を明確にした。

年表33件を開く

1970年代

  • 1977年8月創業フレキシブル継手の製造と販売を目的として東京フレックス工業株式会社を資本金1千万円で東京都杉並区方南に設立
  • 1977年12月本社を東京都港区南麻布二丁目5番16号へ移転
  • 1979年4月本社を東京都港区南麻布二丁目10番9号へ移転

1980年代

  • 1985年3月本社を千葉県船橋市潮見町へ移転
  • 1988年3月創業フレキシブル継手の製造と販売を目的として中国天津市に天津天富軟管工業有限公司を設立

1990年代

  • 1991年4月本社を千葉県船橋市印内町へ移転
  • 1991年4月M&A製造・販売を一体化するため、子会社である東京フレックス東日本株式会社、東京フレックス西日本株式会社、東京フレックス中部株式会社及びテーエフクリーン株式会社を吸収合併し、商号を東京フレックス工業株式会社から株式会社東京フレックスに変更
  • 1993年3月本社を千葉県船橋市葛飾町へ移転
  • 1994年11月創業フレキシブル継手の製造と販売を目的としてベトナム・ホーチミン市に現地法人TF(VIETNAM)CO., Ltd.を設立
  • 1995年12月創業千葉県船橋市に株式会社ティーエフケアー(現株式会社スペースケア)を設立し、当社からシルバーケアプロジェクトを移管
  • 1996年4月商号変更商号を株式会社東京フレックスから株式会社テクノフレックス(以下、「旧株式会社テクノフレックス①」という。)に変更

2000年代

  • 2000年10月M&A伸縮管継手の製造販売を目的として株式会社東京螺旋管製作所の株式を取得し、子会社化
  • 2001年10月創業会社分割を目的としてテクノ分割準備株式会社を設立
  • 2001年12月M&A伸縮管継手の製造販売を目的として東洋螺旋管工業株式会社及びアサバ工業株式会社の株式を取得し、子会社化
  • 2002年1月商号変更グループ事業再編の一環として資産管理部門と事業部門とを分割し、事業部門を旧株式会社テクノフレックス①からテクノ分割準備株式会社に移管し、旧株式会社テクノフレックス①の商号を株式会社テクノホールディングスに変更、テクノ分割準備株式会社の商号を株式会社テクノフレックス(以下、「旧株式会社テクノフレックス②」という)に変更
  • 2002年12月M&A経営効率化のため、連結子会社である株式会社東京螺旋管製作所及び東洋螺旋管工業株式会社を吸収合併
  • 2003年1月商号変更本社を東京都中央区入船へ移転、旧株式会社テクノフレックス②の商号を株式会社テクノフレックス・トーラに変更
  • 2003年8月創業半導体向け管継手の製造と販売を目的として中国上海市に天孚真空機器軟管(上海)有限公司を設立
  • 2004年2月M&A水道管切断技術の取り込みを目的として、有限会社中野製作所(現株式会社中野製作所)の持分を取得し、子会社化
  • 2009年1月商号変更株式会社テクノフレックス・トーラの商号を株式会社テクノフレックスに変更
  • 2009年9月M&Aフレキシブル継手の製工一貫体制推進を目的として、株式会社防災企画の株式を取得し、子会社化

2010年代

  • 2011年8月本社を東京都台東区蔵前へ移転
  • 2012年1月M&A組織の合理化を目的として、株式会社テクノフレックスを存続会社、株式会社テクノホールディングスを消滅会社として吸収合併
  • 2013年3月M&A金属塑性加工技術取得を目的として、株式会社チューブフォーミングの株式を取得し、子会社化
  • 2014年3月創業貯水機能付給水管装置の製造・販売を目的として、株式会社アクアリザーブを設立
  • 2014年3月創業消防設備用配管の設計・製造・販売を目的として、株式会社TFエンジニアリングを設立
  • 2016年8月創業貯水機能付給水管装置のリテール主体の販売を目的として、株式会社アクアリザーブ販売を設立
  • 2017年2月M&Aフレキシブル継手の製工一貫体制推進を目的として、ニトックス株式会社の株式を取得し、子会社化
  • 2017年6月M&A業務効率化のため、株式会社アクアリザーブが株式会社アクアリザーブ販売を吸収合併
  • 2018年1月M&A業務効率化のため、株式会社TFエンジニアリングが株式会社防災企画を吸収合併
  • 2019年12月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場

2020年代

  • 2022年4月M&A組織の合理化を目的として、株式会社テクノフレックスを存続会社、株式会社アクアリザーブを消滅会社として吸収合併
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 株価収益率(PER)18.00倍以上
  • 株価純資産倍率(PBR)1.20倍以上
  • 自己資本利益率(ROE)8.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    成長市場への資源集中とポートフォリオ分散

    半導体、AI・ロボティクス、クリーンエネルギー(水素・原子力)、社会インフラ更新などの成長市場に経営資源を重点配分し、継手、防災・工事、自動車・ロボット、介護の4事業で相互に変動をカバーするポートフォリオを強化する。

  2. 02

    海外販売比率向上と為替リスク耐性強化

    半導体や水素関連事業の海外拡大を推進し、従来の国内販売中心の商流から海外販売比率を高めることで、為替変動への抵抗力を高める。

  3. 03

    効率経営と財務健全性の追求

    グループ各社の従業員あたり利益を指標とし、変動金利借入の圧縮など財務健全性を追求するとともに、設備投資やM&Aを積極的に行い収益性の高い事業展開を図る。

  4. 04

    技術革新と周辺分野へのM&A推進

    金属塑性加工技術を核に軽量化・高精度部品の開発を進め、防災・安全・安心をコンセプトとする周辺分野へのM&Aを積極的に行い、サステナビリティに関わる事業展開を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 7期分

グループ全体で809人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は596万円で、6期前と比べて+13.6%平均年齢は46.2歳、平均勤続年数は14.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2019年12月52543.111.7882
2020年12月51044.012.2850
2021年12月54244.312.4839
2022年12月53145.012.6838
2023年12月51645.213.2811
2024年12月52845.813.6819269
2025年12月59646.214.0809482

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率23.1%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)73.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 5 / 海外 3、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
千葉工場 — 千葉県船橋市6,587百万円
継手事業
本社 — 東京都台東区1,951百万円
継手事業及び全社
新潟工場 — 新潟県村上市1,478百万円
継手事業
熊本工場 — 熊本県菊池郡大津町941百万円
継手事業
本社及び工場 — ベトナムホーチミン市864百万円
継手事業
本社及び工場 — 神奈川県横浜市金沢区631百万円
自動車・ロボット事業
工場 — 北海道苫小牧市447百万円
防災・工事事業
工場 — 静岡県菊川市439百万円
自動車・ロボット事業
京都工場 — 京都府相楽郡精華町368百万円
継手事業
工場 — 長野県伊那市368百万円
自動車・ロボット事業
ほか3件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    天津天富軟管工業有限公司(注)2
    中国 天津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    天孚真空機器軟管(上海)有限公司(注)2
    中国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    TF(VIETNAM) CO.,Ltd. (注)2
    ベトナム ホーチミン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱TFエンジニアリング
    千葉県 船橋市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ニトックス㈱(注)4
    神奈川県川崎市 中原区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱中野製作所
    埼玉県 さいたま市西区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱チューブフォーミング(注)2
    神奈川県横浜市 金沢区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱スペースケア
    千葉県 船橋市 · 連結子会社
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    災害時拠点強靱化緊急促進事業
    国土交通省 · 2018-01-31
    411万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は260億円営業利益39億円前期と比べると増収増益で、売上が+18.2%、利益が+77.3%。

売上高
+18.2%
260億円
営業利益
+77.3%
39億円
純利益
+138.5%
31億円
営業利益率
15.0%
前期比 +5.0%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高320億円260億円
営業利益60億円39億円
純利益41億円31億円
1株あたり配当¥64¥64

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は163億円、営業利益は36億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+29.4%、営業利益は+89.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q5159.83
2023年2Q5535.52
2023年3Q5036.01
2023年4Q564
2024年1Q50510.03
2024年2Q5359.43
2024年4Q1171210.37
2025年2Q1261915.113
2025年4Q1342014.918
2026年2Q1633622.124

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 11期分

2015年12月期からの11期で、売上は91億円から260億円へ2.9倍に増えた。直近期の営業利益率は15.0%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2015年12月9185
貯水機能付給水管装置のリテール主体の販売を目的として、株式会社アクアリザーブ販売を設立
2016年12月941010
フレキシブル継手の製工一貫体制推進を目的として、ニトックス株式会社の株式を取得し、子会社化
2017年12月1872518
業務効率化のため、株式会社TFエンジニアリングが株式会社防災企画を吸収合併
2018年12月1992713
東京証券取引所市場第二部に株式を上場
2019年12月1902417
2020年12月1871912
2021年12月1962817
組織の合理化を目的として、株式会社テクノフレックスを存続会社、株式会社アクアリザーブを消滅会社として吸収合併
2022年12月2223124
2023年12月2121510
2024年12月220222110.013
2025年12月260393915.031

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高260億円のうち、営業利益として残るのは39億円15.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は31億円、売上の11.9%にあたる。営業利益率は業種中央値5.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金65.8%171億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.2%50億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益15.0%39億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
34.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+9.7pt
15.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+7.7pt
11.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+6.8pt
12.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 9期分

2025年12月期は営業CFが52億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは50億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は79億円で、売上の3.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2017年12月15−1−111443
2018年12月22−9−131341
2019年12月28−10−171842
2020年12月26−4−152249
2021年12月11−11−5046
2022年12月18−2018−262
2023年12月19−29−13−1040
2024年12月28−3414−651
2025年12月52−2−235079

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 11期分

2025年12月期の総資産は390億円。このうち返さなくてよい自己資本が257億円で、自己資本比率は65.9%(業種中央値59.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2015年12月2041168856.9
2016年12月2051218459.4
2017年12月28116711458.6
2018年12月28717311459.5
2019年12月2861879964.4
2020年12月2651907570.7
2021年12月2902058569.6
2022年12月33122610567.4
2023年12月32522410169.2
2024年12月35923412565.1
2025年12月39025713365.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
79億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
231億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
11億円
在庫として抱えている分
負債合計
133億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

金属製品 87社との比較

同じ金属製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率87社中5位あたり、逆に低いのは配当利回り87社中72位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
12.7%/中央値 5.9%
P25 2.5%P75 8.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
15.0%/中央値 5.3%
P25 2.5%P75 8.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
65.9%/中央値 59.8%
P25 47.8%P75 70.0%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
18.2%/中央値 1.9%
P25 -1.7%P75 3.9%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.7%/中央値 3.0%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,725で、1年前と比べて+153.2%過去52週の値幅のなかでは24%の位置にある。

¥3,725-4.9%1ヶ月-21.8%1年+153.2%時価総額796億円
過去52週の値幅
安値¥1,489高値¥10,740

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.4倍
PER (会社予想)16.7倍
PBR2.46倍
配当利回り1.72%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月15日の6380円をピークに8月21日には3745円まで急落し、1ヶ月で約30%下落しました。25日移動平均線(4480円)を約16%下回り、75日線(6310円)からも大幅に乖離しています。しかし年初来では約155%上昇しており、52週高値10740円からは約65%下落、52週安値1470円からは約155%上昇と乱高下しています。8月18日には出来高が207万株と急増し、売り圧力が強まっています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 60/100)

PERは実績25.03倍で業界平均18.52倍を上回るが、予想19倍ならほぼ平均圏内。PBRは2.96倍で平均1.14倍を上回るが、ROEは12.7%と高く、成長性を考慮すれば妥当な水準。配当利回りは1.51%と平均3.71%を下回り、配当性向66.4%と高いが、利益成長とともに配当も増加傾向。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.4倍49.7倍
PER (予想)16.7倍
PBR2.46倍1.13倍
ROE12.7%6.3%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

世界的な自動車生産台数の回復や、電動化に伴う新製品の需要拡大が期待される一方、原材料高や為替変動が収益に影響を与える。強気派は、グローバルニッチ市場での高いシェアと、自動車の電動化によるケーブル需要の変化に適応する技術力を評価する。弱気派は、自動車市場の減速懸念や、EVシフトによる既存製品の需要減少リスクを指摘する。株価は1年で大きく上昇しており、期待が先行している側面もある。

プラスに働く材料7
  • 高シェア

    フレックスシャフトで世界的なシェアを有し、安定した需要が見込める

  • 収益性向上

    2025年12月期は営業利益率15%と大幅改善の見込み

  • 成長市場

    自動車電動化に伴う新製品の需要拡大が期待される

  • 2025年12月期営業利益39億円と前期比77%増2025年12月期影響

    22億円→39億円。売上高260億円と増収が利益を牽引

  • 営業利益率10%から15%へ大幅改善2025年12月期影響

    営業利益率10%から15%へ5ポイント改善。製品構成の変化で収益性が向上

  • 純利益31億円と前期比2.4倍の増益2025年12月期影響

    純利益13億円→31億円。予想PER19倍まで低下し割高感が薄れる

  • 売上高は3期連続増収で成長トレンド通年影響

    212億円→220億円→260億円。増収率が加速し2025年12月期は18%増

マイナスに働く材料7
  • 自動車依存

    主要顧客が自動車関連であり、市況悪化の影響を受けやすい

  • 材料高

    原材料費の上昇が利益率を圧迫する可能性がある

  • 株価過熱

    1年間で株価が196%上昇し、バリュエーションが割高になっている

  • 株価は1年で196%上昇し過熱感継続影響

    前年比+196.2%、PBR2.96倍。高評価への修正リスク

  • 予想PER19倍と純利益31億円の達成依存通年影響

    予想PER19倍は現在の成長予想を前提にした高水準。下振れ時は調整が大きい

  • 配当利回り1.51%と株主還元が薄い継続影響

    増益の一方で利回り1.5%未満。長期保有の妙味が乏しい

  • 外国法人所有3.07%で海外投資家の参加限定的継続影響

    外国持ち分比率3.07%と低く、上昇相場に海外資金が乗り遅れ

次の決算で確かめる点
受注高
将来の売上高の先行指標となる
自動車向け売上比率
需要変動のリスクを評価する
営業利益率
収益性の改善持続性を確認する

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり64で、前期から+27.8%いまの株価に対する利回りは1.72%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥64
1株あたり
配当利回り
1.72%
いまの株価に対して
配当性向
66.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2020年12月4141.6
2021年12月410.041.6
2022年12月5431.748.6
2023年12月540.073.7
2024年12月540.0134.7
2025年12月6927.866.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥64

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ8,026人。区分でいちばん多いのは事業法人55.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が56.6%を占め、残る43.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
事業法人52.452.452.952.954.655.1
個人・その他39.640.041.143.241.939.0
自己株式14.614.614.314.214.214.2
外国法人0.40.60.81.51.03.0
金融機関6.96.04.71.51.71.6
証券会社0.71.00.50.90.71.3
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01㈱ティーエムアセット51.97
02東京中小企業投資育成㈱1.64
03前島 岳1.42
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.81
05株式会社SBI証券0.70
06木ノ下 貴美子0.51
07前島 諒三0.47
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 510371(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.43
09日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.42
10松井 武0.42

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-05-11
    株式会社ティーエムアセット
    新規の大量保有報告
    51.97%
    +0.64pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 11期分

1株利益は11期で+501%、1株純資産は11期で+124%。直近期のROEは12.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2015年12月286264.538.8
2016年12月576778.826.5
2017年12月10091611.393.3
2018年12月749528.039.3
2019年12月951,0129.613.253.3
2020年12月661,0276.515.341.6
2021年12月941,1068.811.641.6
2022年12月1321,21611.47.648.6
2023年12月531,2254.320.673.7
2024年12月721,2755.715.2134.7
2025年12月1701,40112.712.866.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/12期の役員報酬は総額108百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
前島岳代表取締役 社長兼 社長執行役員58304,000
川上展生取締役兼 専務執行役員 管理本部長6631,000
藤木英世取締役兼 執行役員 営業本部長5311,500
元田充隆取締役815,000
荻野美里取締役43
稲葉寛取締役 常勤監査等委員62200
瀬口敬三取締役 監査等委員68
岡﨑裕取締役 監査等委員54
伊藤源太郎取締役5727,500

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)358268328
社外取締役417174
取締役(社内)2884

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容5,592字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、経営理念に「従業員の幸せを追求すると共に、価値ある製品づくりに真心で挑み、世界の発展に貢献します。」と掲げており、金属加工技術を中心に新たな事業を生み出し、安全・安心を提供することで、世界をつなぐ“継手”のリーディングカンパニーを目指しております。 当社グループの事業は、金属加工技術を活用し、管継手(かんつぎて)と呼ばれる配管同士の接続部分を製造する継手事業を中心に、その管継手の活用や、その関連技術の応用分野において、防災・工事事業、自動車・ロボット事業及び介護事業の4つの事業を展開しております。 当社グループは、当社及び連結子会社8社より構成されており、当社グループの事業内容並びに当社及び連結子会社の当該事業にかかる位置付けは次のとおりであります。なお、以下に示す区分はセグメントと同一の区分であります。 (1)継手事業 継手とは金属や樹脂でできた配管等の接続部分を指します。 当社グループの継手事業は、フレキシブル継手、伸縮管継手及び真空機器の3つの製品群で構成されています。フレキシブル継手と伸縮管継手とでは、製品の構造が異なり、フレキシブル継手は、ホース状に製品自身が曲がる構造、伸縮管継手は、提灯のように製品自身が伸縮する構造となっており、用途に応じて使用されます。真空機器は、フレキシブル継手の一種を主体とした製品群ですが、販売するマーケットが他のフレキシブル継手とは異なるため、単独の製品群としております。真空機器のマーケットは、半導体等の精密機器工場や医療機器等であり、それらに必要な気密性の高い真空配管という配管に用いられます。 ①フレキシブル継手 フレキシブル継手は、継手自身が可動することから、配管等の屈曲運動や振動等を吸収することが可能であるため、インフラや産業配管に生じる様々な負荷から機器本体と配管を守るために使用される継手で、地震時等に大きく歪曲しても接続部分からの流体の漏洩等を防ぐことができます。本体素材はステンレス鋼で出来ており、ゴム製品やその他の樹脂製品と比較し、温度性能及び耐圧性能に優れていることから、様々な配管の“耐震措置”、“熱膨張変位の吸収”、“振動吸収”が可能であり、また近年では“配管作業の省力化”を目的として様々な配管にフレキシブル継手が使用され、人手不足の解消等に寄与しております。当社グループは、配管工事で用いる多様な継手を製品ラインナップとして揃えており、ワンストップで顧客の要望に応えられる体制を構築しております。納入先は建築設備・製鉄設備・プラント設備・造船設備・電力設備・ガス設備・上水道設備等、多岐に渡っております。諸官公庁が発行する配管工事共通仕様書においては、各種配管の防振・耐震措置としてフレキシブル継手の使用を指定する旨の記述があり、空調設備、衛生設備、消火設備等の各種配管に利用されております。また、当社グループでは、フレキシブル継手の製造技術を生かし、金属製品のみならず食品、医薬、化学分野に向け、耐食性や衛生上の安全を重視したフッ素樹脂製(いわゆるテフロン)のホースの製造・販売も行っています。 ②伸縮管継手 伸縮管継手は、原子力・火力等の発電所、ガス、製鉄、石油化学、LNG及びLPGのプラントや運搬船等、広範囲な産業設備で利用され、用途によっては10メートルを超える大型の配管にも使用されております。近年では、水素エネルギー等の環境に配慮したエネルギーの施設で使用されるようになりました。また、同製品は電気事業法、ガス事業法、高圧ガス保安法等の各種法規則に基づき製作されるものもあり、製造許認可の対象となる溶接部は高度な品質管理が必要になります。その他には、ライフラインである水道管の継手にも利用されていることから、熱膨張・耐震性への性能を考慮し、漏水に対する安全性、耐久性、環境性をクリアすることが必要で、公益社団法人日本水道協会の認証登録を受けた製品を提供しております。 ③真空機器 真空機器は、気密性の高い真空配管を必要とする分野がマーケットであり、主に半導体等の精密機器の製造において、パーティクルレス(微小な小片、粒子がないこと)や微細化に用いる特殊なガスを給排気する真空配管の部材として、半導体製造装置や装置と真空ポンプの間等に設置されます。また、気密性の高い特性から、極低温の気体や液体を流すのに適しており、高熱を発する機器を冷却する目的でも使用されています。真空機器のマーケットは、数年単位で大きく変動する特徴がありますが、中長期では右肩上がりで大きく成長しており、当社グループの主要マーケットの1つとなっております。 (継手製品の例) フレキシブル継手   伸縮管継手   真空機器 (継手製品の特徴と主な納入先) 製品の特徴   主な納入先 フレキシブル継手   主に小口径(10~300mm)のパイプを波づけ加工することで、柔軟性を持たせ配管の「変位吸収」「振動吸収」「作業効率化」に役立つ   高層ビル設備配管、上水道配管、各種産業配管、都市ガス配管 伸縮管継手   主に大口径(200~1,500mm)のパイプに波づけ加工することで、温度変化による配管の伸縮を吸収する役目を果たす   発電所、水素燃料施設、製鉄、石油化学プラント、LNG運搬船等、広範囲な産業設備と水道配管 真空機器   半導体分野や医療用関連装置など、微細なごみを嫌うクリーンな配管にするための真空配管などに使用   半導体製造装置、フラットディスプレーメーカー、医療メーカー、食品製造装置メーカー、高純度ガスメーカー (注)波づけ加工:真直ぐな管にストローの折れ曲がる箇所のような均一のヒダ、シワを施す加工。 (主な関係会社) フレキシブル継手   国内においては、当社が製造・販売しております。 海外においては、天津天富軟管工業有限公司及びTF(VIETNAM)CO.,Ltd.が当社より主要材料を調達し、製造した製品・半製品及び部品を当社に供給するとともに、天津天富軟管工業有限公司が、一部、中国国内の取引先に対して、直接、販売をしております。 伸縮管継手   国内においては、当社が製造・販売しております。 海外においては、天津天富軟管工業有限公司が、当社より主要材料を調達し、製造した製品・半製品及び部品を当社に供給するとともに、一部、中国国内の取引先に対して、直接、販売をしております。 真空機器   国内においては、当社が製造・販売しております。 海外においては、天孚真空機器軟管(上海)有限公司及びTF(VIETNAM)CO.,Ltd.が、製品及び商品を当社へ供給するとともに、米国や中国等の海外の取引先に対して、直接、販売をしております。 (2)防災・工事事業 防災・工事事業では、消防設備用配管及び真空配管に係る配管工事業、並びに水道管及び電柱の切断装置の製造・販売業を行っています。 配管工事業は、消防設備分野と真空配管分野で、配管の設計・施工・管理に加え、施工現場に納入する前の配管を予め加工し、施工現場での工数を削減する配管のプレハブ加工も行います。配管のプレハブ加工では、現場ごとに異なる配管の施工図面を基に、専用ソフトで解析し、配管材料、口径、ネジ管、溶接管を選定したうえで加工管を製造します。この一連の作業を自動化ラインにしたことで、小ロット多品種要求に的確に応えることができ、かつ量を捌くことでコストの低減を図れるといった効果も生じます。このように、顧客ニーズに合わせて、設計からプレハブ加工、施工現場での工事までをセットで請け負うことができるのが、当社グループの特徴です。 消防設備分野は、スプリンクラー工事を始め、泡消火・連結送水管、消火設備等の消防施設工事、冷暖房設備工事等を請け負っております。消火に対するニーズは、年々多様化・大型化・高度化・複雑化している中、長年培ってきた豊富な実績・ノウハウと高い技術力によって、オフィスビル、高層マンション、大型再開発、大型ショッピングセンター、病院等において数多くの施工実績を上げております。 真空配管分野は、(1)継手事業で製造している③真空機器と他社の真空配管部材を用いて真空配管の設置工事やプレハブ加工を請け負っており、気密性の高い真空配管を必要とする半導体等の精密機器の工場が主なマーケットです。半導体の製造においては、前工程をパーティクルレス(微小な小片、粒子がないこと)な環境で行う必要があり、パーティクルレス化のために使用する特殊なガスを給排気する真空配管が、半導体製造装置や装置と真空ポンプの間等に設置されます。現在は、半導体産業の成長と共に、半導体工場向けの真空配管工事が増加しており、当社グループでは、半導体関連の真空配管工事を成長マーケットと位置付け、ここに注力しております。 水道管及び電柱の切断装置の製造・販売につきましては、主要な販売先は、水道事業は主に土木・建築機材及び工具などを扱っている商社となり、電柱事業は同様の商社に加え特殊車両メーカーを通じて販売するケースもあります。エンドユーザーとしては、水道管の切断装置は水道及び土木工事事業者が中心であり、電柱の切断装置は通信建設及び電力工事事業者が中心となります。また装置の特徴として、自走しながら電柱を切断します。東京都は、都道での電柱新設を原則禁止し、無電柱化を推進する条例を制定し、最も無電柱化の進んでいる都道府県でありますが、それでも2021年度末時点の無電柱化率は5%強であり(高速自動車国道及び高速道路会社管理道路を除く全道路が対象。出所:国土交通省ホームページ)、今後の工事ニーズの拡大が見込まれます。 (主な関係会社) 消防設備の設計・施工・管理・加工   ㈱TFエンジニアリング及びニトックス㈱が、スプリンクラー等の消防設備の設計・施工・管理・加工を行っております。 真空配管の設計・施工・管理・加工   ㈱TFエンジニアリングが、半導体製造ライン等の真空配管の設計・施工・管理・加工を行っております。 水道管及び電柱の切断装置の製造・販売   ㈱中野製作所が、上水道に用いる鋳鉄管を敷設現場で切断・溝切、接合・解体などの加工作業時の使用機器及び部品、また自走しながら電柱を切断する装置の製造・販売をしております。 (3)自動車・ロボット事業 当社グループの自動車・ロボット事業では、金属塑性加工という技術を用いて、金属管(鉄・ステンレス・アルミ・銅・チタン等)を加工した金属部品の製造・販売を行っております。金属塑性加工とは、機械的力により金属を変形させ、力を取り除いた後も変形が残る性質(塑性)を利用して、金属を所定の形状、寸法の製品に成形する手段を言います。この金属塑性加工技術は、建設機械、工作機械、精密機械、医療器械、自動車といった様々な産業分野における部品製造で活用されております。 主な製品は大手完成車メーカーの1次部品メーカー向け部品となっており、金属管を曲げたり、広げたり、絞ったり、薄くしたり、厚くすることにより、軽量化、材料費の低減及び強度増加等を進めたことで駆動系、操舵系、排気系自動車部品及びオートバイ用エキマニジョイントに採用されるなど、金属塑性技術が評価されてきました。 また、自動車部品以外にも産業機器等部品にも販路を広げており、産業用大型ロボットアームの駆動シャフト並びにバルブボール等を塑性加工・販売しております。 (自動車・ロボット関連製品の例) 自動車用部品 エキゾーストマニホールド   オートバイ用部品 エキマニジョイント   産業機器等部品 大型ロボットアーム用駆動シャフト (主な関係会社) 金属管の各種塑性加工品の製造・販売   ㈱チューブフォーミングが本事業を営んでおります。 (4)介護事業 当社が製造する配管用の継手は金属製のパイプを加工した製品であり、介護で利用される車椅子や介護用ベッドも金属製のパイプで構成されていることから、継手事業との親和性を見込み、介護事業を展開しております。 当社グループの介護事業では、要介護者向けに、福祉用具のレンタル・販売及び介護用住宅改修(バリアフリー化・手すりの取り付け等)等を中心に事業を展開しております。エンドユーザーは個人であり、主な販売先も個人でありますが、一部介護福祉施設向けの販売も行っております。 高齢化が一層進む我が国において拡大が予測される介護業界では、政府の「施設介護から在宅介護へ」という転換姿勢に加え、介護の基本は「人と人のつながり」であるという考えのもと、地域密着型の展開が不可欠と考え、店舗展開を強化しております。利用者の自立支援を最優先して、その身体状況や目的、生活スタイルに合わせた商品の選定やアドバイスを行い、利用者の方々のみならず、介護プランを作成するケアマネージャーの方々から信頼を得るサービスを提供しております。また、商品の販売に加え、利用者の方々や実際に介護を行われているご家族などから直接要望や悩みを伺い、プロの目からの知識や経験を生かすことで、従来の汎用な介護用品・福祉用具とは異なる、一歩踏み込んだ機能的なシーツやクッション等のオリジナル製品の開発もしております。 (福祉用具の例) 車いす主要商品の例 介助式KL12-38   レボ 延長ブレーキ付   ネッティⅢ (主な関係会社) 福祉用具のレンタル・販売、介護用住宅改修   ㈱スペースケアが本事業を営んでおります。
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経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社は、3カ年の計画を策定し、毎期見直しを行っております。それに基づき事業の拡大と経営基盤の強化を目的とした施策を推進しております。会社の経営の基本方針、中長期的な経営戦略、経営環境及び対処すべき課題は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社及びその企業グループとしての経営の基本方針は次のとおりであります。 a.経営理念 『従業員の幸せを追求すると共に、価値ある製品づくりに真心で挑み、世界の発展に貢献します。』 企業活動の主体である社員の質の向上こそが、当社の基盤です。社員の真の満足は、仕事のやりがいと達成感にあると思われます。 会社は社員の期待に応えるため、皆がスキルアップできる環境をつくり、意欲を持って仕事に取り組むことができるようサポートしていきます。 また、新たな課題に対しても果敢にチャレンジする社風を築き、いつも精一杯、真心込めて製品の価値の向上に努め、お客様の満足を第一に、ひいては世界中の人々へ喜びと幸せをもたらす事業を追求してまいります。 b.行動指針 「常にスピードを重視します。」 IT技術の進歩により、あらゆるものの価値が急速に変化していく現代。新しい情報をいち早くキャッチし、迅速な意思決定力と実行力で躍動感ある対応を心がけます。 「常にスキルアップに努めます。」 社員一人ひとりが、一日の中で少しでも進歩できるように考えること。そして、会社はそのための環境づくりを心がけます。 「常に先を読んで行動します。」 公共事業費の削減等により、当社グループも既存事業にばかり頼ることはできません。企業として安定した成長を維持するためにも、短期的な視野ではなく、常に5年先、10年先を見据えて行動します。 「常にチャレンジ精神を大切にします。」 批判されることを気にしていては、結局何もできません。常に新しいことを考える意識、失敗を恐れず積極的にチャレンジする精神を大切にし、社員一人ひとりのやる気に応えます。 「常に技術革新を目指します。」 事業の持続的成長の鍵は、技術革新にあります。既存の製品に満足することなく、常にお客様のニーズをくみ、新しい技術の開発に取り組みます。 「常に地球環境を大切にします。」 地球の温暖化は、この星に生きるすべての生命にとって切実な問題です。当社グループも地球の一市民として、環境保全活動を重要課題として取り組みます。 (2)中長期的な経営戦略 a.当社は、継手事業、防災・工事事業、自動車・ロボット事業、介護事業という4つの事業があり、景気動向や国内外のマーケット変動に対し、変動幅の大小、変動のタイミング等が相互にカバーする事業ポートフォリオとして展開しております。 b.事業環境としては、AI、自動化の中の半導体、フィジカルAIマーケット、クリーンエネルギーとしての水素、原子力マーケット、老朽化インフラや気候変動災害増加対応のマーケット等拡大するマーケットでの成長を目指しております。 c.事業環境の変化の中で、特に、海外での半導体、水素関連事業の拡大が目覚ましく、従来、海外生産の大半が国内販売されていた商流から、海外販売の比率を高めることで為替変動への抵抗力も増しております。 d.事業展開における設備投資も積極的に行い、2024年4月に増設竣工した千葉工場は、一部海外から製造ラインを移設し稼働開始しており、使用していない場所については、新規のビジネスのマーケティング等を行い、収益性の高いビジネス展開を考えております。 e.経営戦略の基本としては効率経営を目指し、グループ各社の従業員あたりの利益を指標とし、財務面では、金利リスクを抑えるため変動金利型の借入圧縮を進める等、財務の健全性を追求しております。 f.祖業である継手事業は、防災を目的とした製品を扱い、加わった事業も安全・安心をコンセプトに持つ事業が多く、今後とも、周辺分野含め、積極的にM&Aを行う方針です。 g.その方向性は、近年、地球規模での課題であるサステナビリティに関わる事業展開ともなり、多面的な企業価値を追求いたします。 h.また、内部統制システムの基本方針に沿って、内部管理体制を整備し、実効性のあるガバナンス体制の実現に取り組んでまいります。 (3)経営環境及び対処すべき課題 当社グループを取り巻く経営環境は、半導体、AI・ロボティクス、クリーンエネルギー(原子力・水素)、社会インフラ更新といった複数の成長市場が並存する一方で、個別市場ごとの景気循環や地政学リスク、原材料価格・為替動向など、不確実性も併存する局面にあります。このような環境下において、当社グループは事業ポートフォリオの分散と、成長分野への経営資源の重点配分を通じて、持続的な成長と企業価値向上を目指しております。 a.継手事業 継手事業を取り巻く環境は、国内外の半導体関連設備投資、クリーンエネルギー分野(原子力・水素)、老朽化した社会インフラの更新需要など、複数の成長市場に支えられております。特に半導体分野では、短期的には投資サイクルによる変動があるものの、AI・データセンター需要の拡大を背景に、中長期的には設備投資需要の拡大が見込まれております。また、水素分野では、液化水素の輸送・貯蔵・利用といったサプライチェーン全体で設備投資が進展しており、原子力分野においても、既存原子力発電所の再稼働や長寿命化対応、新型炉開発に向けた動きが見られます。当事業の課題は、これら成長マーケット、特に海外市場における需要拡大の波を確実に捉え、販売・生産・品質管理体制を一体的に強化していくことにあります。海外売上高比率は上昇傾向にあり、今後も為替リスクを適切に管理しつつ、海外向け高付加価値製品の拡販と供給能力の最適化を進めてまいります。 b.防災・工事事業 防災・工事事業は、半導体関連工事、防災・消火設備工事、社会インフラ更新工事など、多様な市場環境に支えられております。2025年12月期においては、先端半導体工場向けの関連工事が業績を牽引しました。一方で、本事業は特定案件の進捗や投資タイミングの影響を受けやすく、特に半導体市場の投資サイクルによる業績変動が課題となります。当社グループとしては、半導体関連工事に依存し過ぎない受注構造の構築、施工体制の効率化、原材料価格や人件費上昇分の適切な価格転嫁を通じて、収益の安定化と利益率の維持・向上に取り組んでまいります。 c.自動車・ロボット事業 自動車市場は比較的安定的に推移している一方、ロボット市場は短期的な変動を伴いながらも、AI・ロボティクスの進展や世界的な人手不足を背景に、中長期的には拡大が見込まれる成長市場であります。2025年12月期には、主要顧客の在庫調整が解消し、当事業は黒字転換を果たしました。今後の課題は、AI・ロボティクスという大きな技術トレンドの中で、顧客ニーズを的確に捉えた製品開発と供給体制を構築し、成長機会を逃さないことにあります。当社グループは、金属塑性加工技術を核とした軽量化・高精度部品の開発を進め、ロボット用途を中心とした付加価値の高い分野への展開を強化してまいります。 d.介護事業 介護事業を取り巻く環境は、高齢化の進展を背景に、中長期的に安定した需要が見込まれる市場であります。一方で、労働集約型であることから、人材確保や店舗運営効率が収益性に影響を与える事業特性があります。当社グループにおける課題は、地域密着型のリテール営業力の強化、店舗運営の効率化、ならびに付加価値の高いサービス・商品の提供を通じて、安定的な収益基盤を確立することにあります。引き続き、顧客満足度向上と収益性の両立を図ってまいります。 (4)資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応 当社グループは、3ヶ年の中期経営計画を策定し、毎年見直しを行っております。その中で、企業価値向上のために、財務基盤を強化し事業投資に対する適正な評価と最適な資本構成を実現し、徹底した経営効率の改善により、資本効率を更に高め、経営の安定性及び株主還元を重視することで、ROE及び連結配当性向の向上に努めてまいります。 現状分析は、ROEと共にPER及びPBRを指標として用い、結果を取締役会で報告しております。これら指標の最近5連結会計年度の推移及び目標は、下記表の通りです。 指標   2021年12月期   2022年12月期   2023年12月期   2024年12月期   2025年12月期   目標 株価収益率 (PER)   11.56倍   7.64倍   20.64倍   15.24倍   12.79倍   18.00倍以上 株価純資産倍率 (PBR)   0.98倍   0.82倍   0.89倍   0.86倍   1.56倍   1.20倍以上 自己資本利益率 (ROE)   8.8%   11.4%   4.3%   5.7%   12.7%   8.0%以上 また、現状分析の結果及び目標達成のための取組は、下記の通りです。 現状分析の結果   目標達成のための取組 ・ 当連結会計年度は、ROEとPBRが目標を達成しました。 ・ PERが目標未達であり、成長性について理解を促す必要を確認しました。   ・ ROEとPBRは、引き続き利益の増加と資本の効率化に努め、目標達成の維持を目指します。 ・ 開示資料等で成長戦略について説明を行い、当社グループの将来に対する期待感を高める。
事業等のリスク3,704字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある主な事項には、以下のものがあり、必ずしもリスク要因に該当しない事項についても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から開示しております。これらのリスクについては、その発生可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。 なお、文中の将来に関するリスクについては、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性のあるすべての事項を網羅するわけではありません。 (1)市場の変動に係るリスク 当社グループの主要製品である管継手及び同関連製品の売上は、景気変動や国内外の設備投資の動向、特に建設投資の動向に影響を受けます。当社グループでは継手事業においては産業別の需要動向に応じて製品等の供給を行い、その関連分野としての防災・工事事業、自動車・ロボット事業、介護事業という成長マーケットを含んだ事業へと事業ポートフォリオを拡大してまいりましたが、想定以上に関連業界の設備投資が落ち込んだ場合、当社グループの業績または財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (2)海外生産に係るリスク 当社グループは、生産拠点の集中リスクを回避するため、グローバル(中国、ベトナム)な生産体制を展開しておりますが、海外生産におきましては、イ.予期しない法律または規制の変更、ロ.人件費・物価等の大幅な上昇、ハ.ストライキ等による生産活動への支障、ニ.その他の経済的、社会的及び政治的混乱等のリスクが潜在しております。当社グループは、それらの法規制、社会情勢の変化等の情報収集を行い、変化への対応、リスクの回避に努めておりますが、予期せぬ事象が発生した場合、当社グループの業績または財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (3)為替、金利の変動に係るリスク 当社グループは、海外子会社3社及び当社において、外貨(中国元、アメリカドル)建て資産及び負債があります。当社グループは取締役会によって定めた方針に基づき、為替変動等のリスクヘッジ対策を講じてまいりますが、予期せぬ事象が発生した場合、当社グループの業績または財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは、金融機関からの借入により資金調達を行っておりますが、金利が上昇した場合、支払利息が増加し、当社グループの業績または財務状況が影響を受けます。 (4)原材料価格の変動に係るリスク 当社グループは、主要原材料としてステンレス鋼を使用しております。ステンレス鋼は市況商品であることからその価格が上昇した場合、製品価格に反映させることを基本方針としておりますが、急騰により製品価格への転嫁が遅れた場合、当社グループの業績または財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (5)製品の欠陥に係るリスク 当社グループは、ISO9001に準拠して製品の品質管理を行っておりますが、全ての製品について欠陥が発生しないという保証はありません。そのため、欠陥に伴う製造物賠償責任リスクを軽減するため、PL保険に加入しておりますが、保険でカバーできない多額のコストが発生した場合、当社グループの業績または財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (6)棚卸資産の廃棄、評価損に係るリスク 当社グループは、在庫管理に充分留意しておりますが、市場動向、技術革新、製品のライフサイクル等の急激な変化により、製品の評価を見直す必要が発生し、棚卸資産の廃棄損または評価損を計上する場合、当社グループの業績または財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (7)資産の減損に係るリスク 当社グループは、固定資産の減損に関する会計基準を適用しております。将来、当社グループが保有する固定資産について、経営環境の著しい悪化等による収益性の低下や市場価格の下落等により、減損損失が発生した場合には、当社グループの業績または財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (8)知的財産権に係るリスク 当社グループは、知的財産管理規程にて知的財産保護を定めるとともに、知的財産に係るトラブルを回避するため事前調査を行なっております。また、知的財産の保護やその侵害に関するリスクについては、リスク管理項目の対象としリスク管理委員会で対応策を検討し、必要に応じて弁理士に相談した上で、早急且つ適切な対応ができるよう努めております。しかしながら万が一、訴訟等に巻き込まれた場合、当社グループの業績または財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (9)大規模災害等に係るリスク 当社グループは、生産拠点の分散化等により、一部の地域で大規模災害が生じた場合においても一定の製商品の供給を継続できる体制の構築に努めておりますが、複数の生産拠点地区において、大規模自然災害または火災等の事故が発生し生産設備及び物流機能が被害を受け、操業中止または出荷遅延等が生じた場合、当社グループの業績または財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (10)情報管理に係るリスク 当社グループは、事業活動においてITシステムやネットワークを広範に利用しており、サイバー攻撃や情報漏えいのリスクに常に晒されています。近年、攻撃手法は高度化・巧妙化しており、ランサムウェアやサプライチェーンを経由した侵入など、従来の防御策では完全に防ぐことが困難な事象が増加しています。 万が一、当社または取引先のシステムが侵害された場合、業務の一時停止、顧客情報の流出、社会的信用の失墜、法的責任の発生、ならびに多額の損害が生じる可能性があります。当社は、最新のセキュリティ技術導入、監視体制強化、従業員教育を継続的に実施しておりますが、サイバー攻撃の進化により、これらの対策をもってしてもリスクを完全に排除することはできません。 (11)保有資産の価値下落によるリスク 当社グループでは、保有資産価値の維持、保全に努めておりますが、保有する不動産や有価証券等の時価が著しく下落した場合、当社グループの業績または財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (12)製品競争力に係るリスク 当社グループは、他社製品との差別化を図るため、製品・技術等に関連する特許等の知的財産権を取得し、または海外企業との技術提携によるライセンスの供与を受けておりますが、海外の特定地域において、当社グループの模倣製品が製造・販売された場合、またはライセンス契約の更新が困難となった場合、当社グループの業績または財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (13)M&Aに係るリスク 当社グループは、当社グループの事業に関連する有力な技術等を保有する企業の買収によって、事業の拡大と成長を推進してまいりました。今後も、事業の成長を加速させるために有効と考えられる場合や、既存事業との大きな相乗効果が見込める場合などに、積極的にM&Aを検討していく方針です。 M&Aの実施に際しては、業界動向等を慎重に見定めるとともに、買収対象企業に対して十分なデューデリジェンスを行ったうえで実施する予定でありますが、市場環境の急激な変化や、買収企業の競争力の低下等、予期せぬ事態が生じた場合には、投下資本の毀損が生じ、当社グループの業績または財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (14)訴訟等に係るリスク 当社グループは、内部統制システムの整備・運用を適切に行っておりますが、取引先や第三者との間で予期せぬトラブルにより損害賠償請求等が発生し、訴訟等に至った場合、当社グループの業績または財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (15)法令及び公的規制に係るリスク 当社グループは、事業を展開する国内及び海外の全ての地域において、建設業法や介護保険法等、さまざまな法令及び公的規制の適用を受けており、これらの法令及び公的規制を遵守するため、内部統制の整備を図っておりますが、万が一、遵守していないと判断された場合、当社グループの業績または財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (16)ストック・オプションの行使等による株式価値希薄化について 当社は、当社グループの役職員に対し、長期的な企業価値向上に対するインセンティブとしてストック・オプションを付与しているほか、今後も優秀な人材確保のためストック・オプションを発行する可能性があります。現在付与されている、または今後付与するストックオプションの行使が行われた場合、発行済株式数が増加し、1株当たりの株式価値は希薄化し、株価形成に影響を与える可能性があります。2025年12月末現在、これらのストック・オプションによる潜在株式数は74,000株であり、発行済株式総数21,360,000株の0.35%に相当しております。
経営成績の分析 (MD&A)4,679字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 (1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 当連結会計年度における我が国の経済は、雇用・所得環境の改善等が緩やかな回復を支えることが期待されるものの、物価動向や米国の通商政策をめぐる動向等の景気を下押しするリスクに留意する必要があり、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような状況の中、当社グループでは、継手事業において前年度に引き続き海外市場が好調であったこと、国内市場では利益率の高い真空機器の案件があったこと、防災・工事事業において北海道の先端半導体工場案件の関連事業が好調を維持し、売上が大幅に増加したこと等により、その他以外の全ての事業セグメントにおいて増収増益となりました。さらに、当社の大阪営業所移転に伴う、旧同営業所の土地・建物の売却益(特別利益)655百万円を計上いたしました。 以上の結果、当社グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高26,025百万円(前期比18.1%増)、営業利益3,919百万円(前期比78.4%増)、経常利益3,924百万円(前期比83.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3,123百万円(前期比137.9%増)となりました。 各セグメントの経営成績については、以下のとおりであります。 (継手事業) 前年度に引き続き海外市場が好調であったことに加え、国内市場では利益率の高い真空機器の案件があったこと等により、増収増益となりました。 その結果、当事業の売上高は15,125百万円(前期比14.0%増)、セグメント利益は2,830百万円(前期比36.0%増)となりました。 (防災・工事事業) 主に北海道の先端半導体工場案件の関連事業が好調を維持し、売上が大幅に増加したこと等により、大幅な増収増益となりました。 その結果、当事業の売上高は6,799百万円(前期比34.8%増)、セグメント利益は1,512百万円(前期比137.0%増)となりました。 (自動車・ロボット事業) 前年度影響の大きかった大口顧客の在庫調整がひと段落したこと等により売上が増加、増収増益となり、当事業は黒字回復いたしました。 その結果、当事業の売上高は2,092百万円(前期比12.8%増)、セグメント利益は97百万円(前期は52百万円のセグメント損失)となりました。 (介護事業) 福祉用具販売およびレンタルの売上が増加、販管費は増加したものの福祉用具レンタル用資産の減価償却が進んだことによる原価削減等により、増収増益となりました。 その結果、当事業の売上高は1,906百万円(前期比7.2%増)、セグメント利益は126百万円(前期比19.3%増)となりました。 (その他) 不動産賃貸事業は、業績に特段の変化は見られませんでした。 その結果、当事業の売上高は101百万円(前期比0.0%減)、セグメント利益は42百万円(前期比18.6%増)となりました。 ② 財政状態の状況 当連結会計年度末の総資産については、主に現金及び預金2,763百万円の増加、電子記録債権を含む売上債権658百万円の増加、仕掛品262百万円の増加、未収消費税を含むその他流動資産450百万円の減少、有形固定資産合計196百万円の減少等により、前連結会計年度末と比較して3,103百万円増加し、38,995百万円となりました。 負債については、買掛金647百万円の増加、短期借入金1,000百万円の減少、1年内返済予定の長期借入金168百万円の増加、未払法人税等557百万円の増加、未払消費税等を含むその他流動負債814百万円の増加、長期借入金512百万円の減少等により、前連結会計年度末と比較して774百万円増加し、13,307百万円となりました。 純資産については、主に親会社株主に帰属する当期純利益3,123百万円、配当支払い989百万円による利益剰余金2,133百万円の増加、為替換算調整勘定125百万円の増加等により、前連結会計年度末と比較して2,329百万円増加し、25,688百万円となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して2,763百万円増加し、7,868百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、5,219百万円となりました。これは主に税金等調整前当期純利益4,555百万円、減価償却費1,144百万円により資金が増加したものの、法人税等の支払額708百万円により資金が減少したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、193百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出1,010百万円により資金が減少したものの有形固定資産の売却による収入897百万円により資金が増加したことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、2,332百万円となりました。これは主に長期借入れによる収入500百万円により資金が増加したものの、短期借入金の純増減額1,000百万円、長期借入金の返済による支出844百万円、配当金の支払額989百万円により資金が減少したことによるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 生産高(千円)   前年同期比(%) 継手事業   9,236,343   110.2 防災・工事事業   1,216,624   248.9 自動車・ロボット事業   1,626,534   100.2 合計   12,079,503   115.1 (注)1.金額は製造原価により表示しております。 2.セグメント間の取引については相殺消去しております。 3.介護事業は生産活動を行っておりません。 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日   至 2025年12月31日) 受注高 (千円)   前年同期比 (%)   受注残高 (千円)   前年同期比 (%) 継手事業   7,608,304   122.4   2,271,255   114.9 防災・工事事業   3,978,938   100.0   7,698,854   93.0 合計   11,587,242   113.7   9,970,110   97.2 (注)1.防災・工事事業は、消防設備の設計、施工、管理の金額となっております。 2.介護事業は、受注生産を行っておりません。 3.自動車・ロボット事業は、各納入先より生産計画の提示を受け、これに基づき生産能力を勘案して生産計画を立てており、見込生産であるため該当事項はありません。 4.セグメント間の取引については相殺消去しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 販売高(千円)   前年同期比(%) 継手事業   15,125,913   114.0 防災・工事事業   6,799,116   134.8 自動車・ロボット事業   2,092,291   112.8 介護事業   1,906,300   107.2 その他   101,380   100.0 合計   26,025,002   118.1 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.主要顧客(総販売実績に対する割合が10%以上)に該当する相手先はありません。 3.上記のうち、株式会社テクノフレックスの製品売上高及び商品売上高の合計は、11,525,612千円であります。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び重要な会計上の見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、会計基準の範囲内にて合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。 詳細につきましては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」及び「(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの経営成績等は、(1)経営成績等の状況の概要 「① 経営成績の状況」及び「② 財政状態の状況」に記載のとおりであります。 ③ 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、運転資金需要のうち主なものは原材料の仕入等の製造費用や販売費及び一般管理費等であり、投資等の資金需要は、設備投資等によるものであります。 これらの資金につきましては、営業活動によるキャッシュ・フローのほか金融機関からの借入により必要な資金を調達しております。 ④ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 「(4)資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」に記載のとおりであります。経営指標については適宜各種会議体において共有され、必要に応じて経営環境、財政状態及び業界環境等を総合的に勘案したうえで、対応策の検討を行い、必要な施策をタイムリーに実施してまいります。 なお、当社グループは目標とする経営指標等として、PER、PBR及びROEを掲げております。PERは目標を18.00倍以上にしており、2025年12月期におけるPERは12.79倍となっております。PBRは1.20倍以上を目標としており、2025年12月期におけるPBRは1.56倍となっております。ROEは目標8.0%以上に対し、2025年12月期は12.7%となっております。 今後、企業価値向上のために、財務基盤を強化し事業投資に対する適正な評価と最適な資本構成を実現し、徹底した経営効率の改善により、資本効率を更に高め、経営の安定性及び株主還元を重視してまいります。 しかしながら、これらの経営指標の目標数値においては、様々なリスクや将来の経済状況の変化等の不確実性を有しており、その達成を保証するものではありません。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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