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日経平均64,214.48-111NYダウ53,686.11+624ドル円155.76-3NASDAQ26,584.06+366S&P 5007,747.71+81SOX 指数11,352.13+139/3終値

中央発條

CHUO SPRING CO.,LTD.5992 · Standard · 金属製品

トヨタグループの一員として、シャシばね・精密ばね・ケーブルを国内外で製造し、自動車産業を支える部品メーカー。

概要

中央発條は、自動車用ばねの専業メーカーとして国内トップシェアを占める。1925年に名古屋で創業し、トヨタ自動車をはじめとする完成車メーカーにコイルスプリングやスタビライザーを供給している。2026年3月期の連結売上高は1109億円、従業員数は約3000名。日本、北米、中国、アジアに生産拠点を持ち、グローバルに事業を展開する。

4つの地域セグメントで構成される事業体制

中央発條グループは、日本・北米・中国・アジアの4地域を報告セグメントとする。日本セグメントは当社と子会社12社から成り、シャシばね、精密ばね、ケーブル、建築用資材機器の製造販売を担う。北米セグメントはCHUHATSU NORTH AMERICA,INC.(米国)がシャシばね・精密ばね・ケーブルを製造する。中国には昆山中発六和機械有限公司、天津中発華冠機械有限公司、昆山中和弾簧有限公司、天津中星汽車零部件有限公司、天津隆星弾簧有限公司、孝感中発六和汽車零部件有限公司の6社が所在する。アジアには台湾の中發工業股フン有限公司、タイのCHUHATSU (THAILAND) CO.,LTD.、インドネシアのP.T.CHUHATSU INDONESIA、インドのSSS CHUHATSU PRECISION SPRINGS PRIVATE LTD.がある。各地域とも主要取引先であるトヨタ自動車などの生産動向に連動した売上を計上する。

主力製品群とその用途

主力製品は大きく四つに分類される。第一はシャシばねで、自動車のサスペンションに用いるコイルスプリングや車体のロールを抑えるスタビライザーが該当する。第二は精密ばねで、エンジンバルブスプリングなど高精度が要求される部品である。第三はコントロールケーブルで、ドアロックやシート調整などの操作系に使われる。第四は建築用資材機器と自動車用品である。同社は1997年にISO9001、2000年にQS9000の認証を全事業部・全工場で取得し、品質管理に注力している。また、電動化対応や軽量化ニーズに応える高付加価値製品の開発を進めている。

2026年3月期の業績と収益構造

2026年3月期の連結売上高は1109億円(前期比0.6%増)で過去最高を更新した。営業利益は28億円(同35.0%減)と減少したが、投資有価証券の売却により約129億円の特別利益を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は124億円(同569.4%増)となった。セグメント別では日本が営業利益28億円(同41.3%減)と減益だった一方、中国が5億円(同96.9%増)、アジアが14億円(同41.3%増)と増益となった。北米は2億円(同16.6%減)と微減ながら3期連続の黒字を確保した。同社は中長期経営計画2030で連結売上高1300億円、営業利益率を目標に掲げている。

グループの構成と関係会社

中央発條は連結子会社19社と関連会社1社(SSS CHUHATSU PRECISION SPRINGS PRIVATE LTD.)で構成される。国内子会社には中発運輸㈱(輸送)、㈱セプラス(鍍金加工)、中発精工㈱(精密ばね製造)、中発販売㈱(自動車用品等)、㈱岐阜中発(ケーブル製造)、㈱エフ.イー.シーチェーン(自動車用品)、㈱長崎中発(シャシばね・精密ばね製造)、中発テクノ㈱(設計開発)、㈱リーレックス(リール設計開発)などがある。海外では北米、中国、台湾、タイ、インドネシア、インドに子会社を配置する。トヨタ自動車はその他の関係会社に該当し、同社との取引が収益の大きな部分を占める。

業界の中での役割は自動車部品のTierサプライヤーとして、シャシばねやケーブルを国内外の自動車メーカーに供給。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,109億円
営業利益
28億円
営業利益率
2.5%
純利益
124億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
日本806億円72.7%29億円3.6%
アジア141億円12.7%14億円9.9%
北米91億円8.2%3億円3.3%
中国71億円6.4%5億円7.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01自動車OEM主力

主要事業であり、シャシばね、精密ばね、コントロールケーブルを自動車メーカー向けに製造販売している。北米、中国、アジアに生産拠点を置き、グローバルに供給。関連会社にトヨタ自動車を持つ。

主要顧客トヨタ自動車

主な製品・サービス3
シャシばね
サスペンションなど車体下部に使用されるばね。乗り心地や走行安定性を支える。
精密ばね
自動車の各種機構に用いる小さなばね。高い精度が要求される。
コントロールケーブル
ドアロックやパーキングブレーキなどを遠隔操作するためのケーブル。

02建設・建築準主力

建築用資材機器の製造販売を手がける。中発販売やセプラスなどが加工・販売を担い、建築現場での用途に供給する。

主な製品・サービス1
建築用資材機器
建築現場で使用される金物や機器。住宅・ビルの構造材を補強する。

03自動車用品・アフターマーケット副次

自動車用品等の製造販売をグループ会社が展開する。エフ・イー・シーチェーンなどが販売を担う。

04輸送・鍍金加工その他

ばね製品の輸送(中発運輸)や鍍金加工(セプラス)など、製造を支える周辺事業を展開。

製品と技術

コイルスプリングとスタビライザー(シャシばね)

シャシばねは中央発條の最大の事業であり、国内トップシェアを誇る。コイルスプリングは自動車のサスペンションに使用され、乗り心地と操縦安定性を左右する重要部品である。スタビライザーは車体のロールを抑制し、コーナリング性能を向上させる。同社はトヨタ自動車をはじめ、国内外の完成車メーカーに供給している。2026年3月期の日本セグメント売上高845億円の大半をシャシばねが占める。軽量化と高強度を両立する素材・加工技術の開発に注力している。

エンジンバルブスプリングに代表される精密ばね

精密ばねはエンジンのバルブスプリングなど、微細で高精度が要求される部品である。同社は三好工場や藤岡工場で生産し、1997年に全事業部でISO9001、2000年にQS9000の認証を取得。品質管理の国際標準に対応している。精密ばねは自動車の電動化に伴い、新たな需要が期待される。同社はコアコンピタンスであるばね技術を応用し、医療機器や産業機器など非自動車分野への展開も進めている。

コントロールケーブルと建築用資材

コントロールケーブルは自動車のドアロック、シート調整、フードオープナーなどの操作力を伝達する部品である。同社はタイのCHUHATSU (THAILAND)や中国の昆山中発六和機械などで生産。建築用資材機器は建材用金物等を、自動車用品はアクセサリー等を扱い、中発販売株式会社や㈱エフ.イー.シーチェーンが製造販売を担当する。非自動車分野の拡大戦略の一環として、建築・産業機器向けの製品開発にも取り組んでいる。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

金属製品のなかでの位置

バネ専門で国内シェア高、利益率低く

中央発條は、自動車・産業機械向けバネ(スプリング)の専業メーカー。売上高1,100億円超と業界内有数の規模。同業のケー・エフ・シー(売上高非開示だが中小)と比べ、品揃え・顧客基盤で優位。しかし営業利益率は3~4%と低く、利益率改善が課題。自動車需要の変動や原材料価格上昇に影響されやすい。トヨタ向け依存度が高いとみられる。

強み

  • バネ専業で国内シェアが高く、ブランド力と技術力で差別化。
  • 自動車用、産業機械用など多様なバネを供給、安定した需要。
  • 長年の取引で培った品質管理と納期遵守の信頼性。
  • 海外生産拠点を複数持ち、グローバル顧客に対応。

課題

  • 営業利益率3~4%と低く、売上高増が利益に結びつきにくい。
  • 鋼材などの原材料価格変動が収益を圧迫、価格転嫁が課題。
  • 自動車向け売上比率が高く、需要変動の影響を受けやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

金属製品の時価総額近傍。太字が中央発條

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13445RS Technologies1,487億円15.4倍
25930文化シヤッター1,381億円10.7倍
35911横河ブリッジホールディングス1,288億円13.7倍
45943ノーリツ1,163億円15.3倍
55970ジーテクト1,007億円7.3倍
65992中央発條943億円7.5倍
75982マルゼン822億円12.6倍
83449テクノフレックス796億円16.4倍
95946長府製作所731億円23.9倍
105985サンコール680億円9.7倍
115988パイオラックス624億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 47件

鋼製ばね工場として創業した1925年

1925年3月、名古屋市中区月見町に鋼製ばねの製造工場として中央スプリング製作所が創設された。1930年11月には航空機用弁ばねの製造を開始し、航空機産業向けに進出。1931年1月に名古屋市南区雁道町に工場を移転し、商号を株式会社中央スプリング製作所に改めた。同年10月には航空発動機、機関銃、自動車用大型ばねの製造も開始し、事業領域を拡大した。1936年4月、商号を中央発條株式会社と改称し、現在の社名が誕生した。

戦後の企業再建と第二会社の設立

第二次世界大戦後、企業再建整備法に基づく整備計画により、1948年12月に第二会社として新中央発條株式会社が設立された。本社を愛知県愛知郡鳴海町(現在地)に置き、同月旧会社は解散。新会社は1954年3月に再び商号を中央発條株式会社と改称した。1941年に創設された鳴海工場がそのまま継承され、現在も本社・主力工場として機能している。この再編を機に、自動車用ばね専業メーカーとしての基盤が固まった。

上場と国内生産拠点の拡充

1961年10月、名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場。1964年4月に碧南工場、1968年10月に三好工場を操業開始し、生産能力を増強した。1977年には鳴海工場が熱管理通商産業大臣賞、碧南工場がPM優秀事業場賞を受賞。1982年4月には三好西工場を開設。1985年1月に東京証券取引所市場第二部に上場し、1986年9月には両取引所第一部に指定替えとなった。この間、1985年には技術センターを開設し、研究開発体制を強化した。

海外展開の開始

1987年8月、台湾に中發工業股フン有限公司を設立し、最初の海外生産拠点を確保した。1989年9月には米国にACK CONTROLS INC.を設立。1992年にはACK CONTROLS INC.を子会社化し、北米事業を本格化させた。1990年4月にはインドネシアのP.T.TRI SATRIA UTAMAに資本参加し、2000年に子会社化してP.T.CHUHATSU INDONESIAとした。1996年6月にはタイにCHUO THAI CABLE CO.,LTD.(後にCHUHATSU (THAILAND))を設立し、東南アジアでのプレゼンスを拡大した。

中国市場への本格参入

2002年9月、中国に昆山中発六和機械有限公司を設立。2003年には天津中発華冠機械有限公司、2004年には昆山中和弾簧有限公司と、中国での生産拠点を相次いで開設した。2005年には天津中星汽車零部件有限公司、2013年には孝感中発六和汽車零部件有限公司(当初は孝感中星汽車零部件有限公司)を設立し、中国でのシャシばね・精密ばね・ケーブル生産体制を完成させた。2014年には天津隆星弾簧有限公司を子会社化。中国セグメントの売上高は106億円(2026年3月期)に成長した。

北米再編と中長期経営計画

2017年2月、北米子会社のCHUO PRECISION SPRING GLASGOW,INC.がACK CONTROLS INC.を吸収合併し、社名をCHUHATSU NORTH AMERICA,INC.に変更。北米事業を統合し、効率化を図った。一方、2020年代に入り工場事故を受けて安全最優先の経営方針を掲げ、中長期経営計画2030を策定。2025年度には投資有価証券の売却益を活用し、安全投資と成長投資を加速。連結売上高1300億円、営業利益率向上を目標に掲げる。

年表47件を開く

1920年代

  • 1925年3月名古屋市中区月見町に鋼製ばねの製造工場を創設、商号中央スプリング製作所

1930年代

  • 1930年11月航空機用弁ばねの製造開始
  • 1931年1月名古屋市南区雁道町に製造工場(名古屋工場)移転、商号㈱中央スプリング製作所を設立
  • 1931年10月航空発動機、機関銃、自動車用大型ばねの製造開始
  • 1936年4月商号を中央発條㈱と改称

1940年代

  • 1941年4月愛知県愛知郡鳴海町(現在地)に鳴海工場創設
  • 1948年12月企業再建整備法に基づく整備計画により第二会社新中央発條㈱を設立し、本社を鳴海町 におき、同月旧会社解散

1950年代

  • 1954年3月商号を中央発條㈱と改称

1960年代

  • 1961年10月上場株式を名古屋証券取引所市場第二部に上場
  • 1964年4月碧南工場操業開始
  • 1966年11月中発販売㈱を設立(1995年6月に子会社となる)
  • 1968年10月三好工場操業開始

1970年代

  • 1970年10月子会社中発運輸㈱を設立
  • 1977年2月熱管理通商産業大臣賞受賞(鳴海工場)
  • 1977年6月㈱東郷ケーブルに資本参加(1982年6月に子会社となり、2024年12月に清算が結了)
  • 1978年9月PM優秀事業場賞受賞(碧南工場)

1980年代

  • 1982年4月三好西工場操業開始
  • 1985年1月上場株式を東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1985年2月㈱セプラスに資本参加、子会社となる
  • 1985年9月技術センター開設
  • 1986年3月中発精工㈱に資本参加、子会社となる
  • 1986年9月上場株式を東京証券取引所及び名古屋証券取引所市場第一部に上場
  • 1987年8月台湾に中發工業股フン有限公司を設立(1990年8月に子会社となる)
  • 1988年8月藤岡工場操業開始
  • 1989年9月アメリカに ACK CONTROLS INC.を設立(1992年1月に子会社となる)

1990年代

  • 1990年4月商号変更インドネシアの P.T.TRI SATRIA UTAMAに資本参加(2000年12月に子会社となり、社名を P.T.CHUHATSU INDONESIAに変更)
  • 1992年4月中発技能学園を開校(三好工場内)
  • 1996年6月商号変更タイに CHUO THAI CABLE CO.,LTD.を設立(1997年9月に子会社となり、2014年6月に社名をCHUHATSU (THAILAND) CO.,LTD.に変更)
  • 1996年6月子会社㈱岐阜中発を設立
  • 1997年6月「車輌用エンジンバルブスプリング及びニットメッシュ製品の設計・開発及び製造」においてISO9001の認証取得(1999年3月に全事業部・全工場の取得完了)
  • 1999年3月藤岡工場においてISO14001の認証取得(2001年4月に全工場の取得完了)

2000年代

  • 2000年3月シャシばね、精密ばね、ケーブルの3事業部においてQS9000の認証取得
  • 2000年4月藤岡実験棟開設
  • 2001年3月アメリカの子会社 ACK CONTROLS INC.の精密ばね部門を分社化し、子会社 CHUO PRECISION SPRING GLASGOW,INC.を設立
  • 2001年3月㈱エフ.イー.シーチェーンに資本参加、関連会社となる(2003年10月に子会社となる)
  • 2002年9月中国に子会社 昆山中発六和機械有限公司を設立
  • 2003年9月中国に子会社 天津中発華冠機械有限公司を設立
  • 2003年10月商号変更中国に関連会社 天津中発富奥弾簧有限公司を設立(2014年7月に子会社となり、社名を 天津隆星弾簧有限公司に変更)
  • 2004年3月中国に子会社 昆山中和弾簧有限公司を設立
  • 2005年6月中国に子会社 天津中星汽車零部件有限公司を設立
  • 2006年4月M&A㈱藤岡中発に資本参加、子会社となる(2018年2月に当社に吸収合併)
  • 2007年4月子会社㈱長崎中発を設立
  • 2007年4月子会社中発テクノ㈱を設立

2010年代

  • 2011年4月子会社㈱リーレックスを設立
  • 2012年2月インドネシアに子会社P.T.CHUHATSU TECHNO INDONESIAを設立(2019年12月に清算が結了)
  • 2013年11月商号変更中国に子会社 孝感中星汽車零部件有限公司(2016年4月に社名を孝感中発六和汽車零部件有限公司に変更)を設立
  • 2017年2月M&ACHUO PRECISION SPRING GLASGOW,INC.がACK CONTROLS INC.を吸収合併し、社名を CHUHATSU NORTH AMERICA,INC.へ変更

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2028年3月期まで1,200億円
  • 連結売上高2031年3月期まで1,300億円
  • 営業利益2028年3月期まで48億円
  • 営業利益2031年3月期まで91億円
  • 営業利益率2028年3月期まで4%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    安全最優先の経営基盤再構築

    工場事故を踏まえ、安全を全事業活動に優先。製造マネジメント・設備対策・体制強化を推進し、老朽設備更新や安全対策の前倒しにより爆発・火災・重大災害リスクの根絶を図る。専任役員配置や安全推進部新設で体制強化。

  2. 02

    コア技術起点の成長戦略

    ばね・コントロールケーブルで培ったコアコンピタンスを基盤に技術応用・融合・高度化を進め、高付加価値製品(Only One)を開発。電動化対応、北米・グローバルサウス市場拡大、非自動車分野拡大、アフターマーケット進出により事業領域を拡張。

  3. 03

    プロポーザブルカンパニーへの変革

    従来の量産受注型から、顧客に新たな価値を提案する事業モデルへ転換。市場変化や多様化ニーズに迅速・柔軟に対応する体制を構築し、グローバルな原価低減と供給体制強化で競争力を高める。

  4. 04

    財務戦略と資本効率の向上

    安全基盤強化を前提に成長投資・研究開発・人的投資・戦略投資を実行。キャッシュアロケーションに基づく資金配分で株主還元を充実させ、金融資産売却を含むバランスシートマネジメントによりROE向上と企業価値最大化を図る。

  5. 05

    デジタル活用による生産性向上

    デジタル技術活用と業務プロセス改革で生産性向上、モノづくり改革とコスト構造変革を推進し、事業環境変化に柔軟に対応できる強固な収益基盤を確立する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,017人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は742万円で、9期前と比べて+7.8%平均年齢は43.7歳、平均勤続年数は20.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月3,916
2018年3月3,668
2019年3月68842.820.03,527
2020年3月65143.320.43,424
2021年3月63543.720.93,121
2022年3月63944.221.43,006
2023年3月67945.420.43,031
2024年3月65644.121.53,017
2025年3月69144.321.73,017146
2026年3月74243.720.43,01793

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率65.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)75.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社21(国内 17 / 海外 4、うち連結子会社 11) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
藤岡工場 — 愛知県豊田市160億円
日本
三好工場 — 愛知県みよし市2,821百万円
日本
碧南工場 — 愛知県碧南市2,524百万円
日本
本社 — アメリカ合衆国ケンタッキー州2,154百万円
北米
本社 — 長崎県大村市1,837百万円
日本
本社 — 浜松市中央区1,500百万円
日本
本社 — タイ王国 ラヨーン県1,476百万円
アジア
本社工場 — 名古屋市緑区1,447百万円
日本
本社 — インドネシア共和国西ジャワ州1,179百万円
アジア
本社 — 中華人民共和国湖北省孝感市1,155百万円
中国
ほか12件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    中発運輸㈱
    名古屋市 緑区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱セプラス
    愛知県 みよし市 · 連結子会社
    議決権60.0%
  • 国内
    中発精工㈱
    愛知県 みよし市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    中発販売㈱
    名古屋市 南区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱岐阜中発
    岐阜県 揖斐郡 揖斐川町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エフ.イー.シーチェーン(注)2
    浜松市 中央区 · 連結子会社
    議決権50.0%
  • 国内
    ㈱長崎中発
    長崎県 大村市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    中発テクノ㈱
    青森県 八戸市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱リーレックス
    名古屋市 緑区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    中發工業股フン有限公司
    台湾 新竹縣 · 連結子会社
    議決権90.0%
  • 海外
    CHUHATSU (THAILAND) CO.,LTD.
    タイ王国 ラヨーン県 · 連結子会社
    議決権96.0%
  • 海外
    P.T.CHUHATSU INDONESIA
    インドネシア共和国 西ジャワ州
    議決権88.5%
残りのグループ会社9社を開く
  • CHUHATSU NORTH AMERICA, INC.アメリカ合衆国 ケンタッキー州100%
  • 昆山中発六和機械有限公司中華人民共和国 江蘇省昆山市80%
  • 天津中発華冠機械有限公司中華人民共和国 天津市77%
  • 昆山中和弾簧有限公司(注)3中華人民共和国 江蘇省昆山市75%
  • 天津中星汽車零部件有限公司(注)2中華人民共和国 天津市50%
  • 天津隆星弾簧有限公司中華人民共和国 天津市95%
  • 孝感中発六和汽車零部件有限公司(注)3中華人民共和国 湖北省孝感市80%
  • SSS CHUHATSU PRECISION SPRINGS PRIVATE LTD.インド共和国 カルナータカ州50%
  • トヨタ自動車㈱(注)4愛知県 豊田市24%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,109億円営業利益28億円前期と比べると増収減益で、売上が+0.6%、利益が-36.4%。

売上高
+0.6%
1,109億円
営業利益
-36.4%
28億円
純利益
+552.6%
124億円
営業利益率
2.5%
前期比 -1.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,100億円1,109億円
営業利益33億円28億円
純利益24億円124億円
1株あたり配当¥90¥90

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は276億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+15.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q2430
2024年1Q240−1−0.48
2024年2Q26383.06
2024年3Q27331.11
2024年4Q2345
2025年2Q533183.412
2025年4Q569264.67
2026年2Q541152.813
2026年4Q568132.3111
2027年1Q27600.04

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は821億円から1,109億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は2.5%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
中国に子会社 孝感中星汽車零部件有限公司(2016年4月に社名を孝感中発六和汽車零部件有限公司に変更)を設立
2013年3月8212513
2014年3月849258
2015年3月8552416
2016年3月835134
CHUO PRECISION SPRING GLASGOW,INC.がACK CONTROLS INC.を吸収合併し、社名を CHUHATSU NORTH AMERICA,INC.へ変更
2017年3月8152921
2018年3月8373421
2019年3月8302818
2020年3月8343016
2021年3月7472312
2022年3月8213418
2023年3月928165
2024年3月1,0103120
2025年3月1,10244514.019
2026年3月1,10928452.5124

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,109億円のうち、営業利益として残るのは28億円2.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は124億円、売上の11.2%にあたる。営業利益率は業種中央値5.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金88.3%979億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金9.1%101億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.5%28億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
11.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.7pt
2.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+7.0pt
11.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+9.2pt
15.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが69億円、投資CFが49億円で、差し引きのフリーCFは118億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は318億円で、売上の3.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月32−54−1−22102
2014年3月32−4520−13110
2015年3月43−37−36118
2016年3月45−33−912123
2017年3月72−28−844159
2018年3月33−31−162145
2019年3月39−45−38−6101
2020年3月53−43−161094
2021年3月26−23173117
2022年3月2−38−6−3678
2023年3月23−3634−13100
2024年3月57−67117−10211
2025年3月95−81−914216
2026年3月6949−21118318

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,549億円。このうち返さなくてよい自己資本が922億円で、自己資本比率は56.6%(業種中央値59.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月81849132756.3
2014年3月85650135554.9
2015年3月97259537757.5
2016年3月86153033157.6
2017年3月87555132458.8
2018年3月87958629362.3
2019年3月84258126164.7
2020年3月82257524765.6
2021年3月94064529564.4
2022年3月1,04671433264.2
2023年3月1,07168638560.0
2024年3月1,53692461257.2
2025年3月1,42981061953.7
2026年3月1,54992262756.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
323億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
409億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
37億円
在庫として抱えている分
負債合計
627億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
73
/ 100
安定性自己資本比率38 / 40
収益力営業利益率5 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

金属製品 87社との比較

同じ金属製品の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE87社中8位あたり、逆に低いのは営業利益率87社中66位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
15.1%/中央値 5.9%
P25 2.5%P75 8.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.5%/中央値 5.3%
P25 2.5%P75 8.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
56.6%/中央値 59.8%
P25 47.8%P75 70.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
0.6%/中央値 1.9%
P25 -1.7%P75 3.9%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.4%/中央値 3.0%
P25 2.3%P75 3.9%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月3日の終値

直近の終値は¥3,690で、1年前と比べて+13.4%過去52週の値幅のなかでは55%の位置にある。

¥3,690+0.3%1ヶ月-1.9%1年+13.4%時価総額943億円
過去52週の値幅
安値¥3,070高値¥4,200

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.5倍
PER (会社予想)38.8倍
PBR1.08倍
配当利回り2.44%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月14日に3735円と前日比+0.8%で反発。直近1ヶ月では+0.4%とほぼ横ばいで、25日移動平均線(3717円)をわずかに上回る。75日線(3789円)は下回っており、中期的にはもみ合いが続く。52週高値4200円からは約11%の水準に位置し、52週安値3070円からは+21.7%の水準。出来高は8月14日に4.7万株と増加したが、7月30日の21.8万株と比べると低水準。7月下旬に高値圏から調整した後、底固めの様相。年初来では+19.1%で、金属製品セクターの需給や自動車関連需要が焦点。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)

PER が 7.59 倍と同業界平均の 18.41 倍を大きく下回り、PBR も 1.09 倍と平均 1.17 倍を下回る。ROE は 15.1% と高く、収益性に対して株価が割安感がある。ただし、配当利回りは 2.41% と平均 2.87% を下回り、配当性向 13.5% と低く配当の伸びは限定的。今期予想 PER が 39.3 倍と大幅に上昇見込みで、将来の収益減速リスクを考慮する必要がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.5倍51.7倍
PER (予想)38.8倍
PBR1.08倍1.14倍
ROE15.1%6.3%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、自動車産業の構造変化(電動化・軽量化)への適応力と、収益性の改善余地。強気派は、車両軽量化に伴う高付加価値ばねの需要拡大や、海外生産によるコスト競争力向上を評価する。一方、弱気派は、原材料価格高騰による収益圧迫や、電動化による部品点数の減少懸念、直近の利益率低下を指摘する。

プラスに働く材料7
  • 電動化で軽量化需要

    電動車はバッテリー搭載で車重増、軽量化部品の需要が拡大する可能性。

  • 海外展開伸びる

    米州・アジアで生産拠点を拡充、成長市場の取り込みが期待できる。

  • 割安な株価水準

    PER約7.6倍、PBR約1.1倍と低評価、ROE15%超の収益力に対し割安。

  • 実績PER7.59倍と割安感で出遅れ修正通年影響

    純利益124億円に基づくEPSは約486円、実績PER7.59倍と低い

  • 配当利回り2.41%に加え低配当性向からの増配余地次回株主総会影響

    配当利回り2.41%に対し純利益124億円、配当性向は約19%と低位

  • 売上高が3期連続で増加し1010億→1109億通年影響

    売上高は2024/3期1010億円、2026/3期1109億円へ拡大

  • 外国人保有3.21%と低く買い増しの余地継続影響

    外国人保有比率3.21%で低水準、新規買いが入れば需給改善

マイナスに働く材料7
  • 利益率が低下

    2025/3期の経常利益率3.99%から2026/3期は2.52%へ低下予想。

  • 原材料高が圧迫

    鋼材など原材料価格上昇がコスト増要因となり、収益を圧迫する。

  • 電動化で需要減

    電動車は内燃車よりばね使用数が減る可能性、長期的な需要減が懸念。

  • 営業利益が44億円→28億円に36%減決算発表後影響

    売上高はほぼ横ばいも営業利益率が3.99%→2.52%に低下

  • 市場は予想PER39.3倍と大幅減益を織り込む決算発表後影響

    実績PER7.59倍に対し予想PER39.3倍、純利益約24億円の予想

  • 純利益124億円は営業利益28億円と乖離し特別要因通年影響

    営業利益28億円に対して純利益124億円、反動減リスクが大きい

  • 株価1年で19.13%上昇し利食い売りが出やすい継続影響

    株価3735円と1年間で19.13%上昇、目先利益確定売り

次の決算で確かめる点
受注高
自動車生産台数の先行指標となり、将来の売上高を占う。
海外売上比率
海外展開の進捗を示し、成長性とリスク分散度合いを測る。
原材料費率
収益性の鍵を握るコスト変動を監視する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり90で、前期から+50.0%いまの株価に対する利回りは2.44%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥90
1株あたり
配当利回り
2.44%
いまの株価に対して
配当性向
13.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2337.4
2018年3月2511.139.0
2019年3月250.044.0
2020年3月250.043.5
2021年3月250.029.9
2022年3月3228.050.8
2023年3月18−43.876.4
2024年3月2011.137.8
2025年3月40100.065.1
2026年3月6050.013.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥90

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,899人。区分でいちばん多いのは事業法人43.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が61.9%を占め、残る38.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人42.241.841.440.842.643.6
個人・その他24.225.829.526.724.434.3
金融機関26.925.321.922.321.618.4
外国法人5.05.95.55.04.13.2
自己株式2.42.41.11.21.21.3
証券会社1.61.21.65.27.20.6
外国人個人0.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01トヨタ自動車㈱24.11
02植島 勘九郎(常任代理人 ㈱DOE5パーセント)13.77
03愛知製鋼㈱7.50
04中発取引先持株会5.57
05中発従業員持株会4.44
06日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)4.38
07㈱レノ2.45
08㈱三菱UFJ銀行2.42
09㈱三井住友銀行2.38
10東京海上日動火災保険㈱1.78

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近5
  • 2026-08-18
    株式会社DOE5パーセント
    新規の大量保有報告
    17.33%
    +1.01pt
  • 2026-08-06
    株式会社DOE5パーセント
    新規の大量保有報告
    16.32%
    +1.14pt
  • 2026-07-23
    株式会社DOE5パーセント
    新規の大量保有報告
    2.19%
    +0.75pt
  • 2026-06-15
    株式会社DOE5パーセント
    新規の大量保有報告
    1.44%
    +1.39pt
  • 2026-06-08
    株式会社DOE5パーセント
    新規の大量保有報告
    0.05%
    +0.05pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+2296%、1株純資産は14期で+374%。直近期のROEは15.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月217342.915.955.7
2014年3月1297,4901.723.3
2015年3月2588,9183.113.150.0
2016年3月697,9090.840.8772.3
2017年3月842,0524.210.737.4
2018年3月832,1843.910.439.0
2019年3月712,1753.310.444.0
2020年3月662,1563.09.943.5
2021年3月502,4302.220.029.9
2022年3月722,6932.810.650.8
2023年3月192,5430.737.276.4
2024年3月793,4832.613.537.8
2025年3月743,0422.322.965.1
2026年3月4923,47815.17.413.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額134百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢
北浦啓一代表取締役社長 品質機能本部長61
脇坂一行取締役執行役員(代表取締役)営業機能本部長 調達機能本部長50
矢澤文希取締役執行役員 経営管理機能本部長61
安田加奈取締役57
山本光子取締役69
間瀬実常勤監査役62
山本秀樹監査役58
中村元志監査役66
稲垣昭弘65
鈴木公子取締役65
伊東新監査役54
米倉浩司62

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5733010421
監査役11451919
社外取締役692112

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,197字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び連結子会社19社、関連会社1社で構成されており、日本、北米、中国、アジアにおいて、ばね、コントロールケーブル、建築用資材機器及び自動車用品の製造販売等を主な内容とし、事業活動を展開しております。 当社グループの事業内容及び当社グループ各社の当該事業に係る位置づけは次のとおりであります。 なお、次の区分は、「第5  経理の状況  1  連結財務諸表等  (1)連結財務諸表  注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 セグメントの名称   会社名   当社グループにおける位置づけ 日本   中央発條株式会社(当社)   シャシばね・精密ばね・ケーブル・ 建築用資材機器の製造販売 中発運輸株式会社   製品等の輸送 株式会社セプラス   鍍金加工 中発精工株式会社   精密ばねの製造 中発販売株式会社   自動車用品等の製造販売、建築用資材機器の加工 株式会社岐阜中発   ケーブルの製造 株式会社エフ.イー.シーチェーン   自動車用品等の製造販売 株式会社長崎中発   シャシばね・精密ばねの製造 中発テクノ株式会社   自動車部品の設計及び開発、設備の設計及び製造 株式会社リーレックス   リールの設計及び開発 北米   CHUHATSU NORTH AMERICA,INC.   (米国)   シャシばね・精密ばね・ケーブルの製造販売 中国   昆山中発六和機械有限公司   ケーブルの製造販売 天津中発華冠機械有限公司   ケーブルの製造販売 昆山中和弾簧有限公司   精密ばね・ケーブルの製造販売 天津中星汽車零部件有限公司   シャシばねの製造販売 天津隆星弾簧有限公司   シャシばねの製造販売 孝感中発六和汽車零部件有限公司   シャシばね・精密ばねの製造販売 アジア   中發工業股フン有限公司        (台湾)   シャシばね・ケーブルの製造販売 CHUHATSU (THAILAND) CO.,LTD.  (タイ)   シャシばね・精密ばね・ケーブルの製造販売 P.T.CHUHATSU INDONESIA(インドネシア)   シャシばね・精密ばねの製造販売、ケーブルの販売 SSS CHUHATSU PRECISION SPRINGS PRIVATE LTD.                (インド)   精密ばねの製造販売 (注) 非連結子会社 CHUHATSU INDIA PRIVATE LTD.は、重要性が乏しいため記載しておりません。 事業の系統図は次のとおりであります。 (注) 1.トヨタ自動車㈱ は「その他の関係会社」であります。 2.非連結子会社 CHUHATSU INDIA PRIVATE LTD.は、重要性が乏しいため記載しておりません。
経営方針・対処すべき課題2,539字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、優れたモノづくり・価値ある商品の創造を基本に、社会への貢献を企業経営の使命と考え、「創る技術を社会に活かす」「人の英知で未来を拓く」「夢に向かって挑戦し進歩する」という企業理念を掲げ、グローバルな経営活動を続けております。 (2) 経営環境 当社グループを取り巻く事業環境は、電動化・自動運転技術の加速や脱炭素社会への対応が急務となるなか、米国の通商政策をめぐる動きや中東地域の地政学的緊張による原材料価格の高騰、物流不安などが企業経営に大きな影響を及ぼしております。 (3) 対処すべき課題 このような環境のもと、当社グループは「中長期経営計画2030」を策定し、安全を最優先とした経営基盤の再構築を図るとともに、コアコンピタンスを起点とした成長戦略と財務戦略を一体として推進し、持続的な企業価値の向上を目指しております。 ①安全最優先の取組み 工場事故災害を踏まえ、当社グループは安全をすべての事業活動に優先する最重要課題と位置付け、二度と同様の事故を発生させないための抜本的な対策を進めております。製造マネジメント対策、設備対策および基盤・体制強化を推進し、従業員が安全・安心に働くことのできる職場環境の実現に取り組むとともに、老朽設備の更新や安全対策についても計画を前倒しし、爆発、火災、重大災害のリスク根絶に向けて全社一丸となって取り組んでまいります。 また、工場専任役員の配置や安全推進部の新設などにより、安全活動の推進体制を強化するとともに、マネジメントの改善を通じて安全文化の醸成にも努めてまいります。 ②成長戦略の推進 ばねおよびコントロールケーブルで培ってきた当社独自のコアコンピタンスを基盤として、技術の応用・融合・高度化を図り、顧客の潜在ニーズに応える高付加価値製品(Only One)の開発を推進しております。 これらの強みを起点に、電動化への対応をはじめ、北米市場およびグローバルサウス市場での取引拡大、非自動車分野の拡大ならびにアフターマーケットへの進出を進め、事業領域の拡張を図っております。 さらに、従来の量産受注型の事業モデルから、お客様に新たな価値を積極的に提案する「プロポーザブルカンパニー」への変革を推進し、市場の変化や多様化するニーズに迅速かつ柔軟に対応できる事業体制の構築に取り組んでおります。 あわせて、グローバルな原価低減および供給体制の強化を通じ、競争力の向上を図り、持続的な成長と収益拡大を目指してまいります。 ③財務戦略の推進 安全基盤の強化を前提に、将来の成長に向けた設備投資、研究開発投資、人的投資および戦略投資を着実に実行し、持続的成長を支える事業基盤の構築を進めてまいります。 また、中長期的な成長と株主還元の両立を図る観点から、キャッシュアロケーションに基づく資金配分を推進し、成長投資や安全基盤投資に適切に資金を投入しつつ、株主還元を充実させ株式価値の向上を図ってまいります。 あわせて、金融資産の売却を含むバランスシートマネジメントを推進し、資本効率の向上および財務の健全性を維持するとともに、ROEの向上を通じた企業価値の最大化に取り組んでまいります。 ④生産性および収益力の向上 デジタル技術の活用および業務プロセス改革を通じて生産性の向上を図るとともに、モノづくり改革およびコスト構造の変革を推進しております。これにより、事業環境の変化に柔軟に対応できる強固な収益基盤の確立を目指してまいります。 ⑤人材の確保・育成および組織力の強化 人的資本を重要な経営資源と位置付け、従業員が能力を最大限に発揮し、持続的に成長できる環境の整備を進めております。 当社グループでは、ウェルビーイングの実現を基盤として、エンゲージメントの向上、ダイバーシティの推進およびクリエイティブ人材の育成に取り組み、多様な人材が活躍できる組織づくりを推進しております。 人材育成においては、「当事者意識・発信型人財」「マルチスキル人財」「グローバル人財」の育成を基本方針とし、教育や研修に加え、評価・フィードバックを通じて人材の成長を促進しております。また、体系的な人材育成ロードマップに基づき、キャリア段階に応じた能力開発を計画的に推進しております。 多様な人材の確保・活用や、働きがいの向上および安全・安心な職場環境の整備を通じて、組織力および価値創造力の強化を図り、人的資本の強化を通じてサステナビリティ経営の基盤強化を図ってまいります。 ⑥サステナビリティ経営の推進 当社グループは、持続可能な社会の実現と企業価値の向上の両立を経営の重要課題と位置付け、人的資本を含む経営基盤の強化を前提として、ESGの観点に基づくサステナビリティ経営を推進しております。 環境面では、カーボンニュートラルの実現および環境負荷低減型のモノづくりを推進し、社会面では、安全、品質の確保を最優先とし、人権の尊重やサプライチェーンにおける責任ある対応を推進し、地域社会との共生に努めております。 また、ガバナンスの強化を通じて透明性の高い経営を実現し、ステークホルダーとの対話を通じて信頼関係の強化に努めてまいります。 これらの取組みを一体的に推進することにより、当社グループは中長期的な成長と持続的な企業価値の向上を実現するとともに、安全を最優先とした経営のもと、社会から信頼される企業として、世界一クリーンなばねメーカーの実現を目指してまいります。 (4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 連結売上高、営業利益、営業利益率、ROEを目標の達成状況を判断する指標としております。 中間年2027年度(2028年3月期)   最終年2030年度(2031年3月期) 連結売上高   1,200億円   1,300億円 営業利益   48億円   91億円 営業利益率   4%   7% ROE   5%以上   8%以上
事業等のリスク2,230字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、株価及び財務状況等に影響を及ぼす可能性のある重要なリスクには、以下のようなものがあります。ただし、以下は当社グループに関する全てのリスクを網羅したものではなく、記載されたリスク以外も存在します。かかるリスク要因のいずれによっても、投資家の判断に影響を及ぼす可能性があります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経済状況について 当社グループの全世界における営業収入の大部分を占める自動車関連の需要は、国又は地域の経済状況の影響を受けます。従いまして、日本、北米、中国、アジアを含む当社グループの主要市場における景気後退及びそれに伴う需要の縮小は、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。また、競合他社が製造を行う地域の経済状況からも間接的に影響を受けることがあります。 (2) 特定の取引先への依存について 当社グループの主要な販売先は、その他の関係会社であるトヨタ自動車㈱であります。当連結会計年度における当社グループの売上高の34.4%はトヨタ自動車㈱向けであり、同社の販売動向及び購買政策等は当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 国際的活動及び海外進出に潜在するリスクについて 当社グループの生産及び販売活動の一部分は、アメリカ、中国、アジアの新興市場等の日本国外で行われております。これらの海外市場への事業進出には政治、経済、社会的混乱などによるリスクが内在しており、これらの事象は業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。また、事業展開する各国において様々な政府規制や、法規制の適用による影響を受けることがあります。また、連結財務諸表は日本円で表示されているため、為替変動の影響を受けます。為替相場の変動は、外国通貨で販売する製品及び部品や材料などの調達価格に影響を与える可能性があります。 (4) 資材価格の変動について 生産に必要な資材の調達につきましては、供給の安定や品質、コストの面から最適な調達先を選定しておりますが、需給の逼迫等の要因により当社グループの主要な原材料について価格上昇圧力が強まる可能性があります。この結果、生産計画に支障が生じる可能性やコストアップが発生し、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、原油価格の高騰は生産・物流に関わるコストを上昇させるだけでなく、経済及び自動車販売のマイナス要因となり、これが当社グループの営業活動に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5) 災害や停電等による影響について 当社グループは製造ラインの中断による潜在的なマイナス影響を最小化するために、定期的な設備点検を行っております。特に近い将来に発生が予想される南海トラフ大地震に対しては、数々の対策を講じております。しかし、生産設備で発生する災害、停電又はその他の中断事象による影響を完全に防止又は軽減できる保証はなく、大規模な地震やその他の事象によって操業を中断する場合、生産能力が低下する可能性があります。 (6) リコール発生などの品質問題が及ぼす影響について 当社グループは品質保証体制の一層の強化を基本方針として定め、各種の製品を製造しております。しかし、安全に関する外部環境が変化しており、将来においてリコールが発生しないという保証はありません。大規模なリコールや製造物責任賠償が発生した場合、多額のコストが発生するとともに当社グループの評価に多大な影響を与え、当社グループの業績と財務状況に重要な影響を与える可能性があります。 (7) 退職給付債務について 当社グループの従業員退職給付費用及び債務は、割引率等の数理計算上の前提条件や年金資産の長期期待運用収益率に基づいて算出されております。したがって、実際の結果が前提条件と異なった場合、又は前提条件が変更された場合は、将来の退職給付費用及び債務に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (8) 固定資産の減損損失について 当社グループが保有する土地・建物等について、時価が著しく下落した場合や事業の損失が継続するような場合には、固定資産の減損損失の計上により、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (9) 訴訟及び法的手続について 当社グループはビジネス活動において、継続的なコンプライアンス経営の充実に努めております。しかし、様々な訴訟及び規制当局による法的手続の当事者となる可能性があり、その場合には当社グループの業績及び財務状況に重要な影響が及ぶ可能性があります。 また、当社グループは知的財産権に関して、権利の保護及び侵害防止などの取組みを強化しておりますが、当社グループの製品には多くの技術が利用されているため、第三者との知的財産権に関する訴訟の当事者になる可能性があります。 (10) 大規模感染症等による影響について 当社グループの主要取引先向けの売上高は、新型コロナウイルス感染症のような世界的な大規模感染症の拡大により、自動車メーカー各社の操業停止や新車需要が低迷した場合には、翌連結会計年度以降の当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,987字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 a. 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は658億6千8百万円となり、前連結会計年度末に比べ98億8千4百万円増加(17.7%増)いたしました。これは主に現金及び預金の増加(106億1千5百万円)によるものであります。固定資産は890億4千万円となり、前連結会計年度末に比べ21億1千6百万円(2.4%増)いたしました。これは主に退職給付に係る資産の増加(62億2千4百万円)や有形固定資産の増加(27億4千5百万円)と投資有価証券の減少(68億7千1百万円)によるものであります。 この結果、総資産は1,549億8百万円となり、前連結会計年度末に比べ120億1百万円増加(8.4%増)いたしました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は284億3千8百万円となり、前連結会計年度末に比べ27億4千3百万円増加(10.7%増)いたしました。これは主に1年内返済予定の長期借入金の増加(30億円)や未払法人税等の増加(27億7千6百万円)と製品保証引当金の減少(21億8千4百万円)によるものであります。固定負債は342億3千5百万円となり、前連結会計年度末に比べ19億3千1百万円減少(5.3%減)いたしました。これは主に長期借入金の減少(30億1千9百万円)と繰延税金負債の増加(8億3千8百万円)によるものであります。 この結果、負債合計は626億7千3百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億1千1百万円増加(1.3%増)いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は922億3千5百万円となり、前連結会計年度末に比べ111億8千9百万円増加(13.8%増)いたしました。これは主に利益剰余金の増加(109億6千3百万円)や退職給付に係る調整累計額の増加(30億6千9百万円)によるものであります。 この結果、自己資本比率は56.6%(前連結会計年度末は53.7%)となりました。 b. 経営成績の状況 当連結会計年度における主要取引先に対する売上高は、北米の関税影響や中東情勢悪化などの外的要因はありましたが、概ね計画どおり推移いたしました。このような状況のなか、当社グループの当連結会計年度の業績は、売上高が前年同期に比べ7億1千1百万円増収(前年同期比0.6%増)の1,108億6千8百万円となり、同期間での売上高は過去最高となりました。 損益の状況は、営業利益が前年同期に比べ15億3千6百万円減益の28億4千7百万円(前年同期比35.0%減)、経常利益は前年同期に比べ6億5千2百万円減益の44億9千6百万円(前年同期比12.7%減)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、2025年11月に投資有価証券の売却を実施し、約129億円の売却益を計上したことから増加し、前年同期に比べ105億6千4百万円増益の124億2千万円(前年同期比569.4%増)となりました。 営業利益については、計画的な支出としての「意志ある固定費増」および北米地域における関税影響の売価反映に対する一部の回収時期ずれ影響による減益要因が大きく、労務費上昇に対する売価反映や過去最高レベルの合理化改善による最大限の収益改善努力を実施しましたが相殺には及ばず減益となりました。北米の関税影響に対するお客様との売価反映交渉は完了しており、本年度に発生する関税影響のほぼ全額を売価反映できることとなりました。回収時期ずれが一部発生しておりますが翌年度には回収可能となります。 地域別では「意志ある固定費増」の影響により日本セグメントが大きく減益となりましたが、一方、アジア、中国地域は増益となり、日本の落ち込みをグローバルでカバーできる収益構造が整ってまいりました。北米は微減ですが、3期連続黒字化を確保しております。 セグメントの業績は、次のとおりであります。なお、売上高はセグメント間の売上高を含んでおります。 〔日本〕 新製品スタビライザの売上増や労務費上昇に対する売価反映等により、売上高は845億3百万円(前期比1.5%増)となりましたが、計画的な支出としての「意志ある固定費増」により、営業利益は28億8千7百万円(同41.3%減)となりました。 〔北米〕 トランプ政権による追加関税措置の影響等により、売上高は90億6千万円(前期比0.7%減)、営業利益は2億7千2百万円(同16.6%減)となりました。 〔中国〕 主要取引先の自動車生産台数の増加、インフレ影響に対する売価反映、合理化改善等により、売上高は106億6千6百万円(前期比0.7%増)、営業利益は5億7百万円(同96.9%増)となりました。 〔アジア〕 主要取引先の自動車生産台数の増加、インフレ影響に対する売価反映、合理化改善等により、売上高は176億9千3百万円(前期比6.0%増)、営業利益は14億2千万円(同41.3%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、317億5千1百万円となり、前連結会計年度末に比べ101億9千1百万円の増加(47.3%増)となりました。 当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は68億8千6百万円(前期は95億2千1百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益177億2千9百万円、減価償却費51億5千9百万円などの資金の増加と、投資有価証券売却損益128億8千6百万円、製品保証引当金の減少21億8千4百万円などの資金の減少によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果得られた資金は49億1千1百万円(前期は80億6千7百万円の使用)となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入134億7百万円などの資金の増加と、有形固定資産の取得による支出80億1千万円などの資金の減少によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は21億4千6百万円(前期は9億1百万円の使用)となりました。これは主に、配当金の支払額14億7百万円、短期借入金の減少3億6千8百万円、非支配株主への配当金の支払額1億6千8百万円などの資金の減少によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日)   前年同期比(%) 日本(千円)   72,389,211   101.9 北米(千円)   9,452,555   109.1 中国(千円)   7,212,426   100.8 アジア(千円)   14,122,407   100.0 合計(千円)   103,176,601   102.2 (注) 1.金額は販売価格によっております。 2.セグメント間の取引については相殺消去しております。 b. 受注実績 当社グループ(当社及び連結子会社)は、トヨタ自動車株式会社をはじめとして、各納入先より四半期毎及び翌月の生産計画の提示を受け、当社グループの生産能力を勘案して生産計画をたて生産しております。このため受注状況の記載を省略しております。 c. 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日)   前年同期比(%) 日本(千円)   80,563,859   100.9 北米(千円)   9,057,026   99.5 中国(千円)   7,130,775   99.2 アジア(千円)   14,116,986   100.7 合計(千円)   110,868,647   100.6 (注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) トヨタ自動車㈱   38,053,501   34.5   38,107,095   34.4 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討結果 当連結会計年度におきましては、「競争力強化」、「グローバル展開」、「経営基盤強化」の3つを大きな柱として、活動を進めてまいりました。 競争力強化への取組みとして、売上変動に強い体質作りによる体質強化、合理化改善等による生産性向上、商品力の強化による売上拡大への取組み等、全機能が一丸となって拡販活動を行ってきました。また、KPI指標による現場競争力強化や原価低減活動等により、生産現場の強固な足元固め、変化に対応できるモノづくりを目指してまいりました。 グローバル展開につきましては、中国・北米・アジアでのグローバル供給体制を拡充し、海外生産比率を高め、主要取引先以外の拡販にも力を入れてまいります。 経営基盤強化につきましては、変化に即応できる強靭なチームとクリエイティブな人財づくりをテーマに活動しております。 このような状況のなか、当社グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高1,108億6千8百万円、営業利益は28億4千7百万円、経常利益は44億9千6百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は124億2千万円となりました。 上記の他、当連結会計年度における経営成績の前連結会計年度との比較分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a. キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 当連結会計年度末の現金及び現金同等物は317億5千1百万円となり、前連結会計年度末に比べ101億9千1百万円増加いたしました。 これは、営業活動による資金の増加68億8千6百万円と、投資活動による資金の増加49億1千1百万円及び財務活動による資金の減少21億4千6百万円などによるものであります。 上記の他、各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 b. 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの資金需要のうち主なものは、当社グループ製品の製造のための材料や部品の購入及び新製品の生産や増産対応等にかかる設備投資によるものであります。 当社グループは、運転資金及び設備投資資金については、原則内部資金又は借入及びリースにより資金調達することとしております。借入及びリースによる資金調達に関しては、運転資金として短期借入金を各連結子会社が、運転資金又は設備投資資金として当社及び各連結子会社が長期借入金とリースにより調達しております。また、その一部はグループ内資金の効率化を目的としグループ会社間で融資を行っております。 当社グループは財務の健全性を保ち、営業活動によるキャッシュ・フローを生み出すことによって、当社グループの将来必要な運転資金及び設備投資資金を調達することが可能と考えております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は、238億5千8百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は317億5千1百万円となっております。 c. 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の損益指標、単独及びグローバルベースでの売上高、将来に向けた投資(人、モノ、カネ)、試験研究費等の指標を、目標の達成状況を判断する指標としております。 2026年2月2日に開示しております連結業績予想と実績の比較につきましては、次のとおりであります。 2025年度(実績)   2025年度(予想)   予想比   増減率 売上高   110,868百万円   110,000百万円   868百万円   0.8% 営業利益   2,847百万円   2,500百万円   347百万円   13.9% 経常利益   4,496百万円   3,800百万円   696百万円   18.3% 親会社株主に帰属する 当期純利益   12,420百万円   11,500百万円   920百万円   8.0% ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、連結会計年度末における資産・負債の報告数値、各連結会計年度における収入・費用の報告数値に影響を与える見積りを行っております。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積りの不確実性があるため、これらの見積りと異なる結果となる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、「第5経理の状況  1連結財務諸表等  (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

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