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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

長府製作所

CHOFU SEISAKUSHO CO.,LTD.5946 · Prime · 金属製品

住宅関連機器メーカー。給湯・空調・システムバス等、住まいの設備を一貫生産。

概要

長府製作所は、1954年に山口県下関市で創業した住宅設備機器メーカーである。給湯機器(石油・ガス・電気)、空調機器(ストーブ、温水暖房)、システムバス・キッチン、太陽熱利用システムなどを製造・販売する。2024年12月期の売上高は461億円、従業員数は1,166名。東京証券取引所プライム市場に上場している。

給湯・空調・システムと広がる製品構成

長府製作所の製品は給湯機器、空調機器、システム機器、ソーラー機器、エンジニアリング部門の5区分に分かれる。2025年12月期の売上高465億1百万円のうち、給湯機器が215億39百万円(全体の46%)と最大の柱をなし、空調機器が186億85百万円(40%)で続く。システム機器は10億47百万円と規模は小さいが、人工大理石浴槽など差別化製品を抱える。ソーラー機器・その他は25億98百万円、エンジニアリング部門は26億32百万円である。グループは単一セグメントとして開示され、連結子会社3社(大阪テクノクラート、インサイトエナジー、サンポットエンジニアリング)および非連結子会社2社から構成される。

全国的拠点網と子会社による販売・サービス体制

本社を山口県下関市に置き、栃木、滋賀、香川、宇都宮などに工場を有する。営業拠点は東京、大阪、名古屋、仙台、福岡など全国主要都市に広がり、東京と大阪は支店として機能する。子会社のサンポットエンジニアリングは施工・保守を担当し、インサイトエナジーはエネルギー関連事業を手掛ける。これにより、住宅メーカーや工務店向けの販売からアフターサービスまで一貫した体制を構築している。

高収益体質と厚い自己資本

2025年12月期の営業利益は17億12百万円、経常利益は45億86百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は21億74百万円である。総資産1,480億76百万円に対し純資産は1,377億32百万円と自己資本比率は93%に達し、財務基盤は極めて強固である。経営指標として営業利益・経常利益に加え自己資本比率を重視しており、安定配当の継続を目標に掲げている。

研究開発の方向性:高効率・環境対応

研究開発では、カーボンニュートラル実現に向け高効率で環境負荷の低い製品の拡充に注力する。具体的には、業界初のウルトラファインバブル搭載石油給湯器、壁掛け寝室用パネルエアコン、天気予報連動アプリ対応エコキュートなどを開発。生産面では欧州向けヒートポンプ式熱源機の生産体制拡充など、グループ全体で原価低減と生産性向上に取り組む。

業界の中での役割は住宅設備機器メーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
465億円
営業利益
17億円
営業利益率
3.7%
純利益
22億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01住宅・建築業界主力

戸建・集合住宅向けに、給湯機器(石油・ガス・電気)、空調機器(ストーブ・温水暖房)、システムバス・キッチン、太陽熱利用システム等を製造・販売。

主な製品・サービス4
給湯機器
石油給湯器、ガス給湯器、電気温水器、エコキュート、風呂釜等。
空調機器
石油・ガスストーブ、温水暖房システム、地中熱ヒートポンプ、融雪システム。
システム機器
システムバス、人工大理石浴槽、システムキッチン。
ソーラー機器
太陽熱温水器、太陽熱利用給湯システム、ソーラー床下換気扇。

製品と技術

給湯機器:石油・ガス・電気・ヒートポンプの全方位展開

給湯機器は売上高の約46%を占める主力事業である。石油給湯器、ガス給湯器、電気温水器に加え、ヒートポープ式のエコキュート(CO2冷媒)、潜熱回収型のエコフィール(石油)やエコジョーズ(ガス)、家庭用燃料電池エネファーム、太陽熱利用給湯システムエネワイターをラインアップする。業界初のウルトラファインバブル搭載石油給湯器も開発し、高付加価値化を図る。

空調機器:ストーブからヒートポンプ暖房まで

空調機器は売上高の約40%を占め、石油・ガスストーブ、温水暖房システム、地中熱ヒートポンプ、融雪システム、床下エアコンなどを扱う。特にヒートポープ式熱源機は戸建て住宅向け全館空調システムとしてハウスメーカーに採用され、欧州向け輸出も行っている。寝室用壁掛けパネルエアコンやアプリ連動機能を備えた製品も開発中である。

システム機器とソーラー機器:浴室・キッチン・太陽熱

システム機器はシステムバス、人工大理石浴槽、システムキッチンからなり、売上高は10億円程度と小規模だが、高級感のある人工大理石浴槽で差別化する。ソーラー機器は太陽熱温水器、太陽熱利用給湯システム、ソーラー床下換気扇を生産。落水式太陽熱温水器やエネワイターなどの環境配慮型製品が需要を牽引する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

金属製品のなかでの位置

金属製品の中堅、収益安定志向

同社は金属製品業界に属し、売上高は約460~485億円と中規模。営業利益率は3.7%前後と低めだが、安定した数値を維持している。競合の稲葉製作所やケー・エフ・シーと比較すると、収益性は同程度かやや低い可能性がある。業界内では、金属加工製品を中心に堅実な事業を展開しているが、成長性は限定的。コスト競争力の強化と高付加価値化が課題。

強み

  • 460億円超の売上を維持、安定した事業基盤。
  • 金属製品業界での実績、リピート需要が期待できる。
  • 長年の経験に基づく加工技術で高品質を提供。
  • 営業利益が安定、大きな赤字リスクは低い。

課題

  • 営業利益率3.7%と低く、利益率向上が課題。
  • 売上高が横ばい傾向、新規需要開拓が必要。
  • 同業他社との価格競争で利益が圧迫される可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

住宅・不動産の時価総額近傍。太字が長府製作所

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(住宅・不動産)に従っています。

会社の歴史

沿革 46件

農機具メーカーとして歩み始めた1954年

1954年7月、資本金500万円で株式会社長府製作所を設立。山口県経済農業協同組合連合会の長府工場を譲り受け、農機具の製造を開始した。当時は農業用機器が主力であり、現在の住宅設備とは全く異なる領域からのスタートであった。

全自動温水ボイラで暖房分野に進出した1963年

1963年5月に栃木工場を建設し、同年11月には全自動温水ボイラを開発してセントラルヒーティング部門に進出。これが後の給湯・空調事業の原点となる。さらに1971年に本社を港町工場へ移転し、生産能力を拡大した。

ステンレス浴槽から住宅機器総合メーカーへ転換した1974年

1974年3月、ステンレス浴槽の製造を開始し、住宅機器総合メーカーをめざす方針を明確化。1976年には家庭用ルームエアコン製造に着手し、製品ラインアップを拡充した。これにより農業機器から住宅設備への軸足の移動が加速した。

広島証券取引所上場と多拠点展開の1979年〜1997年

1979年9月に広島証券取引所に上場し、同時に太陽熱温水器の製造を開始。1980年代以降、香川工場、清原工場(宇都宮)、滋賀工場を建設するとともに、東京、大阪、名古屋など全国に営業所を開設。1997年11月には東京証券取引所市場第二部に上場し、1998年6月には第一部に指定された。

環境対応製品を相次ぎ投入した2000年代

2002年10月にCO2ヒートポンプ給湯機(エコキュート)の製造を開始。2003年2月には家庭用ガスコージェネレーションシステム(エコウィル)、2007年1月には潜熱回収型石油給湯器(エコフィール)を発売。2009年には家庭用燃料電池(エネファーム)やヒートポンプ式冷温水熱源機(エネフロー)を相次ぎ投入し、環境性能を高めた製品群を揃えた。

サンポット子会社化とグループ経営の強化

2007年7月、サンポット株式会社の全株式を取得し連結子会社化。これにより給湯機器の保守・エンジニアリング能力を取り込んだ。2010年4月には高効率ガスふろ給湯器(エコジョーズ)の製造を開始。グループ体制のもと、生産・販売・サービスの垂直統合を進めている。

年表46件を開く

1950年代

  • 1954年7月創業資本金 500万円をもって株式会社長府製作所を設立 山口県経済農業協同組合連合会の長府工場を譲り受け農機具の製造開始

1960年代

  • 1963年5月栃木県塩谷郡高根沢町に栃木工場を建設
  • 1963年11月全自動温水ボイラを開発し、セントラルヒーティング部門に進出
  • 1967年2月港町工場(下関市長府港町)建設

1970年代

  • 1971年11月本社事務所を港町工場内に新築移転
  • 1973年6月才川工場(下関市長府扇町)建設
  • 1974年3月ステンレス浴槽の製造を開始し、住宅機器総合メーカーをめざす
  • 1976年2月家庭用ルームエアコン製造開始
  • 1976年9月滋賀工場建設
  • 1977年9月盛岡営業所開設
  • 1979年1月創業株式額面変更のため、1950年4月16日設立された株式会社長府製作所
  • 1979年9月上場太陽熱温水器の製造開始 広島証券取引所に上場

1980年代

  • 1980年12月香川工場建設
  • 1981年3月清原工場(宇都宮市)建設
  • 1981年7月本社事務所を才川工場内に移転
  • 1983年4月東京営業所開設
  • 1983年9月大阪営業所開設
  • 1984年6月ガス給湯器の製造開始
  • 1985年3月名古屋営業所開設
  • 1985年7月千葉営業所開設
  • 1985年9月M&A栃木工場を清原工場へ統合し、宇都宮工場に改称
  • 1986年10月横浜営業所開設
  • 1989年6月人工大理石浴槽の製造開始

1990年代

  • 1991年7月システムバスの製造開始
  • 1992年10月仙台営業所開設
  • 1994年12月本社事務所新築
  • 1995年11月沖縄・金沢営業所開設
  • 1996年4月福岡・岡山営業所開設
  • 1997年3月大宮営業所開設
  • 1997年9月広島営業所開設
  • 1997年11月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1998年3月本社に研究棟(技術センター)建設
  • 1998年6月東京証券取引所市場第一部に指定

2000年代

  • 2000年3月落水式太陽熱温水器の製造開始
  • 2002年3月M&A香川工場を本社工場へ統合
  • 2002年10月CO2ヒートポンプ給湯機(エコキュート)製造開始
  • 2003年2月家庭用ガスコージェネレーションシステム(エコウィル)製造開始
  • 2004年8月大阪営業所を大阪支店に改称
  • 2006年1月東京支店開設
  • 2007年1月潜熱回収型石油給湯器(エコフィール)製造開始
  • 2007年7月M&Aサンポット株式会社の全株式取得
  • 2008年8月太陽熱利用給湯システム(エネワイター)の製造開始
  • 2009年4月ヒートポンプ式冷温水熱源機(エネフロー)の製造開始
  • 2009年5月家庭用燃料電池(エネファーム)の製造開始
  • 2009年12月ヒートポンプ式空調システム(床下エアコン)の製造開始

2010年代

  • 2010年4月高効率ガスふろ給湯器(エコジョーズ)製造開始

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    高効率・環境配慮製品の強化

    カーボンニュートラル実現に向け、環境に優しく高効率な製品ラインアップを強化し、シェア拡大を図る。ヒートポンプ製品や高効率製品の販売拡大に注力。

  2. 02

    積極営業と新規顧客開拓

    物価高が続く中でも積極的な営業活動を展開し、高効率製品のシェアアップを追求。海外市場では新規顧客の開拓に積極的に取り組む。

  3. 03

    高付加価値商品の開発

    快適・健康を追求した高付加価値商品や、省エネ・高効率を実現した商品の開発を推進し、カーボンニュートラルに貢献。

  4. 04

    生産合理化と設備投資

    原材料費高騰に対応するため、品質向上と設備投資に注力し、グループ全体で経営の合理化と業績向上に努める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,166人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は616万円で、9期前と比べて+6.9%平均年齢は40.9歳、平均勤続年数は16.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月1,236
2017年12月1,226
2018年12月1,244
2019年12月57640.318.81,230
2020年12月57340.218.91,229
2021年12月58240.518.91,210
2022年12月59040.915.81,193
2023年12月58340.715.81,214
2024年12月59340.916.11,179144
2025年12月61640.916.31,166146

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率47.6%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)64.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
営業所他9,007百万円
本社工場 山口県 下関市5,846百万円
その他3,205百万円
宇都宮工場 栃木県 宇都宮市2,733百万円
滋賀工場 滋賀県 野洲市1,133百万円
花巻工場 岩手県 花巻市854百万円

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は465億円営業利益17億円前期と比べると増収増益で、売上が+0.9%、利益が+0.0%。

売上高
+0.9%
465億円
営業利益
+0.0%
17億円
純利益
-29.0%
22億円
営業利益率
3.7%
前期比 -0.0%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高480億円465億円
営業利益24億円17億円
純利益32億円22億円
1株あたり配当¥46¥46

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は211億円、営業利益は6億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+0.0%、営業利益は+500.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q125108.010
2023年2Q10954.68
2023年3Q11265.49
2023年4Q13913
2024年1Q10643.86
2024年2Q96−2−2.14
2024年4Q259155.821
2025年2Q21110.51
2025年4Q254166.321
2026年2Q21162.810

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は478億円から465億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は3.7%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月4786335
2013年12月4826842
2014年12月4776847
2015年12月4284428
2016年12月4234130
2017年12月4213626
2018年12月4573727
2019年12月4523918
2020年12月4353826
2021年12月4494129
2022年12月4985439
2023年12月4855740
2024年12月46117453.731
2025年12月46517463.722

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高465億円のうち、営業利益として残るのは17億円3.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は22億円、売上の4.7%にあたる。営業利益率は業種中央値5.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.6%361億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.5%86億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.7%17億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
22.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.6pt
3.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.5pt
4.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.3pt
1.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが48億円、投資CFが−35億円で、差し引きのフリーCFは13億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は34億円で、売上の0.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月46−36−91034
2013年12月53−42−101135
2014年12月53−42−151131
2015年12月30−5−112545
2016年12月56−45−151141
2017年12月31−39−5−826
2018年12月41−27−201431
2019年12月42−32−121030
2020年12月37−17−112039
2021年12月45−41−13429
2022年12月296−203545
2023年12月49−38−241132
2024年12月26−6−162036
2025年12月48−35−161334

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は1,481億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,377億円で、自己資本比率は93.0%(業種中央値59.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月1,1951,08810791.0
2013年12月1,2591,14511490.9
2014年12月1,3081,18612290.6
2015年12月1,3021,19810492.1
2016年12月1,3161,21010691.9
2017年12月1,3601,24211891.3
2018年12月1,3471,24210592.2
2019年12月1,3541,24910592.3
2020年12月1,3581,2629693.0
2021年12月1,3751,2839293.3
2022年12月1,3811,2869593.1
2023年12月1,4201,3299193.6
2024年12月1,4331,3538094.4
2025年12月1,4811,37710393.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
37億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,215億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
50億円
在庫として抱えている分
負債合計
103億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
77
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

金属製品 87社との比較

同じ金属製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率87社中1位あたり、逆に低いのはROE87社中76位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
1.6%/中央値 5.9%
P25 2.5%P75 8.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.7%/中央値 5.3%
P25 2.5%P75 8.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
93.0%/中央値 59.8%
P25 47.8%P75 70.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
0.9%/中央値 1.9%
P25 -1.7%P75 3.9%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.2%/中央値 3.0%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,123で、1年前と比べて+16.5%過去52週の値幅のなかでは73%の位置にある。

¥2,123-1.3%1ヶ月+3.7%1年+16.5%時価総額727億円
過去52週の値幅
安値¥1,858高値¥2,222

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)23.8倍
PER (会社予想)22.6倍
PBR0.52倍
配当利回り2.17%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月10日に2,016円と急落したが、その後は反発し8月14日には2,056円で取引を終えた。25日線(2,047円)をわずかに上回り、75日線(2,000円)や200日線(1,990円)も上回っている。RSIは49.72と中立帯。1か月上昇率は3.26%、1年では10.24%と堅調。8月10日の下落は一時的で、その後は底堅く推移している。52週高値2,222円に対しては7.5%下と、頭打ち感もある。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 45/100)

PER 23.07倍、PBR 0.50倍、配当利回り 2.24%を確認。同業界平均PER 18.44倍、平均PBR 1.17倍と比較して、PERはやや高め、PBRは大幅に低い。ROE1.59%と非常に低く、収益性が低いためPBRが低いのは妥当。配当性向75.3%と高く、今後減配リスクがある。売上高は横ばいで、営業利益率も3%前後と低水準。割安指標と割高指標が混在しており、ほぼ妥当と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)23.8倍49.7倍
PER (予想)22.6倍
PBR0.52倍1.13倍
ROE1.6%6.3%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

住宅設備業界は新設住宅着工の減少やリフォーム需要の変動に左右される。強気派は、既存住宅のリフォーム需要の堅調さや環境規制強化による高効率機器への入れ替え需要を挙げ、省エネ性能の高い製品を持つ同社に恩恵があると見る。一方、弱気派は、競争激化による価格競争と部材コスト上昇で利益率が圧迫され、直近の減益傾向が続くと懸念する。また、人口減少に伴う住宅市場の縮小が長期的な需要を制限するという見方もある。株価は低PBRで割安感があるが、収益性の改善がなければ株主還元の持続性も問われる。

プラスに働く材料7
  • リフォーム需要が底堅い

    新設着工が減っても既存住宅の設備更新需要は安定

  • 省エネ規制で追い風

    高効率給湯器への交換需要が政策的に促進される

  • 低PBRで割安感

    PBR0.5倍前後と解散価値に近い水準

  • PBR0.49倍の割安修正期待不定影響

    PBR0.49倍と自己資本比で株価が半値、資本効率改善策が材料視されれば乖離是正

  • 営業利益が2期連続17億円で安定通年影響

    2024/12期と2025/12期はともに営業利益17億円、利益底割れリスクが低い

  • 配当利回り2.28%の下支え継続影響

    配当利回り2.28%、株価は1年で8.02%上昇と底堅く推移

  • 2025/12期に売上高が増収転換通年影響

    売上高は461億円から465億円へ+0.9%増収、需要減少が一服

マイナスに働く材料7
  • 競争激化で値崩れ

    大手と新興の参入で価格競争が激しくなっている

  • 利益率が低下傾向

    売上は横ばいでも営業利益率が縮小している

  • 市場の長期縮小

    人口減少で住宅設備の総需要が減る見通し

  • 純利益が2期連続で減少通年影響

    純利益は2023/12期の40億円から2025/12期に22億円へ約45%減少

  • 営業利益率3.66%と低収益構造継続影響

    営業利益率は3.66%と低く、売上高成長が利益拡大につながりにくい

  • ROE1.59%で資本効率が低位継続影響

    ROE1.59%は株主資本コストを下回る水準で、PBR0.49倍の要因

  • 売上高485億円から465億円へ低調通年影響

    直近3期の売上高は485→461→465億円と500億円に届かず、成長鈍化

次の決算で確かめる点
営業利益率
価格競争とコスト転嫁の影響を測る主要指標
売上高の推移
住宅市場の変動が業績に直結する
設備投資額
将来の製品競争力と成長投資の規模を確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり46で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.17%。

年間配当
¥46
1株あたり
配当利回り
2.17%
いまの株価に対して
配当性向
75.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月3238.9
2017年12月320.042.7
2018年12月320.045.3
2019年12月320.061.3
2020年12月320.043.9
2021年12月3612.543.7
2022年12月385.622.5
2023年12月4313.237.9
2024年12月467.051.9
2025年12月460.075.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥46

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ10,106人。区分でいちばん多いのは事業法人43.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が67.9%を占め、残る32.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
事業法人42.342.343.043.142.743.0
金融機関22.423.123.522.723.324.9
個人・その他13.013.411.812.612.815.3
外国法人20.520.721.520.920.614.5
証券会社1.70.50.20.80.72.4
自己株式3.53.51.00.90.70.7

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01長府物産株式会社12.60
02株式会社長府精機11.97
03株式会社長府共済会9.27
04JP MORGAN CHASE BANK 380055 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)7.61
05日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.08
06株式会社西日本シティ銀行4.92
07株式会社山口銀行(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)4.84
08株式会社ノーリツ3.15
09明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)2.11
10長府製作所従業員持株会2.07

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-07-17
    Be Brave株式会社 代表取締役 泉田和人
    新規の大量保有報告
    5.58%
  • 2026-04-21
    ファースト・イーグル・インベストメント・マネジメント・エルエルシー(First Eagle Investment Management, LLC)
    新規の大量保有報告
    4.48%
    -1.03pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−37%、1株純資産は14期で+29%。直近期のROEは1.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月1023,1313.318.832.8
2013年12月1223,2963.820.328.3
2014年12月1353,4134.022.926.1
2015年12月803,4492.336.041.6
2016年12月883,4832.530.038.9
2017年12月753,5742.134.942.7
2018年12月773,5742.127.245.3
2019年12月533,5961.546.661.3
2020年12月753,6342.127.743.9
2021年12月843,6932.324.343.7
2022年12月1123,7373.017.222.5
2023年12月1173,9163.117.437.9
2024年12月923,9772.320.951.9
2025年12月644,0511.631.575.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/12期の役員報酬は総額83百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
川上康男取締役会長(代表取締役)792,778
山下学取締役社長(代表取締役)5251
川上康弘常務取締役6484
和田健取締役 花巻工場 工場長6953
林徹郎取締役 海外営業部長6654
三久保忠俊取締役 宇都宮工場長 兼 東京支店長6047
西島一幸取締役5623
斎藤哲哉取締役 製造部長5320
伊牟田茂取締役(監査等委員)658
山元浩取締役(監査等委員)68
椋梨敬介取締役(監査等委員)56

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)94226688
取締役(社内)1999
社外取締役2663

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容412字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社3社(㈱大阪テクノクラート、㈱インサイトエナジー及びサンポットエンジニアリング㈱)、非連結子会社2社により構成されており、給湯機器(石油給湯機器・石油風呂釜・ガス給湯器・ガス風呂釜・電気温水器・エコキュート)・空調機器(石油ストーブ・ガスストーブ・温水暖房システム・地中熱ヒートポンプ・融雪システム)・システム機器(システムバス・人工大理石浴槽・システムキッチン)・ソーラー機器(太陽熱温水器・太陽熱利用給湯システム・ソーラー床下換気扇)及びその他の製造・販売を主たる業務としております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、当社グループは住宅関連機器の製造、販売の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,106字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、創業以来「会社は絶えずより良い製品を作り、これを広く普及することに努力し、以って社会文化の向上に寄与する」を経営理念とし、事業活動を進めてまいりました。 今後も、「顧客満足第一」をモットーに社員全員が一丸となってより良い製品を提供してまいります。 (2)経営戦略等 当社グループは、顧客満足度の向上と安定配当の継続を経営目標とし、中長期的に「営業利益」「経常利益」の増大に注力し、企業体質の強化に取組んでまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、グループ全体としての企業価値の上昇と財務基盤の強化を目指しております。 経営指標としては「営業利益」「経常利益」などの損益項目に加え、「自己資本比率」を重視しております。 (4)経営環境並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 今後のわが国経済は、雇用・所得環境の改善により個人消費の持ち直しの動きが引続き拡大していくと見込まれ、景気は緩やかな回復が期待されますが、米国の通商政策の動向や日中関係の悪化に加え、政府の積極財政や金融政策が個人消費に及ぼす影響等に十分に留意する必要があります。 また、当社グループの商品需要とも関係の深い建築業界におきましては、資材価格や人件費の高騰などにより住宅価格の上昇が続くなか、日銀の利上げによる住宅ローン金利も上昇が見込まれ、新設住宅着工戸数については今後も弱含みで推移していくと予想されますが、政府による各種補助制度の優遇により、住宅リフォーム市場は堅調に推移していくと見込んでおります。 このような経営環境のなか当社グループでは、カーボンニュートラルの実現に向けて、環境にやさしく高効率な製品のラインアップ強化およびシェアアップに取り組んでまいります。営業部門におきましては、今後も物価高が続いていく状況が見込まれますが、積極的な営業活動に取り組み、ヒートポンプ製品や高効率製品のさらなるシェアアップを追求してまいります。この他、海外での販売につきましては、新規顧客の開拓に積極的に取り組んでまいります。開発部門におきましては、カーボンニュートラルの実現に向けて高効率・省エネを実現した商品や、快適・健康を追求した高付加価値商品の開発を進めてまいります。生産・購買部門におきましては、原材料費高騰に対応した品質向上と設備投資に注力し、グループをあげて経営全般の合理化と業績の向上に努力する所存であります。
事業等のリスク1,830字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)天候の状況について 当社グループの製品には、冷暖房機器のように天候の状況によって売上高に影響を受ける製品が含まれており、冷夏・暖冬等により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクへの対応については、給湯機器、空調機器、システム機器、ソーラー機器・その他、エンジニアリング部門といった、多彩な製品ラインアップによりリスクの分散化を図っております。 (2)原材料価格の変動について 当社グループ製品の製造原価は全般的に原材料費が過半を占めており、一部の製品にはステンレス、銅、アルミニウム、樹脂等が主要材料として使用されております。これら主要材料の価格動向が当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクへの対応については、作業工程等の見直しを行い、部材調達の効率化を図ってコストダウンの徹底に努めることや、販売価格に反映する努力を行っております。 (3)新設住宅着工戸数について 当社グループの製品は一般家庭用住宅機器が主要な部分を占めており、新設住宅着工戸数の動向によって当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクへの対応については、集合住宅市場、寒冷地市場、海外市場といった新しい市場の開拓による販路拡大に注力してまいります。 (4)為替の変動について 当社グループは製品の輸出及び部材の輸入等を行っており為替の変動による影響を受けますが、商社経由あるいは円建て取引が中心であり、直接的な影響よりも、円高による輸出の価格競争力の低下等によって需要が減少するリスク等間接的な影響を受ける可能性があります。 当該リスクへの対応については、為替変動の影響を最小限に抑えるように各種手段を講じ、リスクの軽減に努めております。 (5)法的規制について 当社グループは製品リサイクル(資源有効利用促進法、家電リサイクル法等)、環境(特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律等)、省エネルギー(エネルギーの使用の合理化に関する法律等)等種々の法的規制に従って細心の注意を払って、製品の開発、製造、販売を行っておりこれらの製品に関し環境責任を負うリスクを抱えております。また将来さらに厳しい規制が課された場合に、製品の開発、製造に関する著しいコストアップ等が当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクへの対応については、適時に情報を収集することで、当社グループの業績に与える影響を早期に把握するよう努めております。 (6)競合について 当社グループが事業を展開する給湯機器市場は、すでに成熟した市場であり、電気、ガス、石油の各エネルギーを熱源とする機器の市場共それぞれに数社が厳しく競合しています。競合による販売価格の低下が当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。また当社グループが今後、製品開発から販売、サービスに至るまで今まで以上の努力を傾注しても、他社がより優れた新技術を開発し、サービス向上に努めれば、当社グループが将来にわたって現在の地位を維持できる保証は無く、結果として収益の低下等当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクへの対応については、高付加価値で他社にはない独自の商品開発を目指し、様々な社会課題や環境に対応した製品の市場投入に努めてまいります。 (7)製品の品質について 当社グループ製品は、所定の品質基準に基づき、安全面をはじめ品質保持に細心の注意を払って製造を行っておりますが、すべての製品に欠陥が発生しないという保証は有りません。もし欠陥が発生した場合製造物賠償責任保険でカバーしきれない賠償責任を負う可能性があり、多額のコスト負担のみでなく当社グループの社会的信用の低下を引き起こす可能性があります。 当該リスクへの対応については、不測の事態が発生した場合には、社長を本部長とする対策本部を設置し、迅速な対応を行い、損害の拡大を防止し、これを最小限に止める体制を整備しております。
経営成績の分析 (MD&A)4,241字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、インバウンド需要の堅調な推移に加え、雇用・所得環境の改善による個人消費の持ち直し等、景気は緩やかな回復基調で推移しておりますが、米国の通商政策の動向や政策金利の引き上げが及ぼす下振れリスク等により、景気の先行きは不透明な状況が続いております。 当社グループの商品需要とも関係の深い建築業界におきましては、建築資材・労務費の上昇による建築費の高騰や住宅ローン金利の先高観など、厳しい市場環境が続いております。 このような状況の中、当社グループにおきましては、快適さ・健康を追求した新製品や、カーボンニュートラルの実現に向けて高効率で環境負荷の低い新製品などの拡充に積極的に取り組んでまいりました。 研究開発部門では、業界初の石油給湯器を始めとした他熱源を含むウルトラファインバブル搭載給湯器の開発、心地良さを追求した壁掛けタイプの寝室用パネルエアコンの開発、アプリによる天気予報連動機能を搭載し太陽光発電の余剰電力を効率的に活用したエコキュートの開発など、快適で健やかな生活を追求した商品開発をおこなってまいりました。 一方、生産・購買部門におきましては、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、欧州を中心とした海外市場の拡大が期待されるヒートポンプ式熱源機の生産体制を拡充するなど、原材料価格が高止まる厳しい状況下で、グループをあげて生産性の向上と原価低減に取り組みました。 この結果、当連結会計年度の売上高は465億1百万円(同0.8%増)となりました。利益面につきましては、製品価格の改定に加え、グループを挙げてのコスト低減活動に注力しましたが、原材料価格の高止りの影響もあり、営業利益は17億12百万円(同1.9%減)、経常利益は45億86百万円(同2.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、当連結会計年度に製品補償損失引当金を計上したことにより21億74百万円(同30.7%減)となりました。 (給湯機器) 給湯機器につきましては、売上高が全体で215億39百万円(前年同期比2.3%増)となりました。 (空調機器) 空調機器につきましては、売上高が全体で186億85百万円(同0.5%減)となりました。 (システム機器) システム機器につきましては、売上高が全体で10億47百万円(同6.1%減)となりました。 (ソーラー機器・その他) ソーラー機器・その他につきましては、売上高が全体で25億98百万円(同2.8%増)となりました。 (エンジニアリング部門) エンジニアリング部門につきましては、売上高が全体で26億32百万円(同1.2%減)となりました。 ② 財政状態の状況 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ48億16百万円増加し、1,480億76百万円となりました。 負債は、前連結会計年度末に比べ23億34百万円増加し、103億43百万円となりました。 純資産は、前連結会計年度末に比べ24億82百万円増加し、1,377億32百万円となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は33億79百万円(前年同期比6.7%減)となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は48億7百万円(同86.2%増)となりました。 これは主として、売上債権の減少や引当金の増加などによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は34億91百万円(前年同期は5億79百万円の使用)となりました。 これは主として有価証券の売却や、投資有価証券の取得などによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は15億64百万円(前年同期は15億61百万円の使用)となりました。 これは主に配当金の支払などによるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 当社グループの事業内容は、単一のセグメントによっているため、製品の分類別情報を記載しております。 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績を製品の分類別に示すと、次のとおりであります。 製品分類別   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) 給湯機器(百万円)   22,062   6.5 空調機器(百万円)   15,635   △2.8 システム機器(百万円)   454   △2.5 ソーラー機器・その他(百万円)   2,626   1.2 エンジニアリング部門(百万円)   -   - 合計(百万円)   40,777   2.3 (注)金額は販売価格によっております。 b.受注実績 当社グループは見込生産を主体としているため受注実績の記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績を製品の分類別に示すと、次のとおりであります。 製品分類別   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) 給湯機器(百万円)   21,539   2.3 空調機器(百万円)   18,685   △0.5 システム機器(百万円)   1,047   △6.1 ソーラー機器・その他(百万円)   2,598   2.8 エンジニアリング部門(百万円)   2,632   △1.2 合計(百万円)   46,501   0.8 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の売上高を製品別に見ますと、給湯機器につきましては、3月より新発売の業界初のウルトラファインバブル石油給湯器をはじめとした高効率給湯器が売上を伸ばしたことに加え、6月より実施した製品価格改定の効果もあり、全体で215億39百万円(前期比2.3%増)となりました。空調機器につきましては、ハウスメーカー向けのヒートポンプ式熱源機や全館空調システムが好調に推移しましたが、欧州向けのヒートポンプ式熱源機の販売が振るわず、全体で186億85百万円(同0.5%減)となりました。システム機器につきましては、システムバスの販売が振るわず、全体で10億47百万円(同6.1%減)となりました。ソーラー機器・その他につきましては、エコワイターやエネワイターの販売が好調だったことから、全体で25億98百万円(同2.8%増)となりました。エンジニアリング部門につきましては、26億32百万円(同1.2%減)となりました。 この結果、当連結会計年度の売上高は465億1百万円(同0.8%増)となりました。利益面につきましては、製品価格の改定に加え、グループを挙げてのコスト低減活動に注力しましたが、原材料価格の高止りの影響もあり、営業利益は17億12百万円(同1.9%減)、経常利益は45億86百万円(同2.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、当連結会計年度に製品補償損失引当金を計上したことにより21億74百万円(同30.7%減)となりました。 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ48億16百万円増加し、1,480億76百万円となりました。主な増減としましては、投資有価証券が64億89百万円、商品及び製品が3億70百万円増加し、受取手形、売掛金及び契約資産が5億2百万円減少し、有価証券が16億75百万円減少しました。 負債は、前連結会計年度末に比べ23億34百万円増加し、103億43百万円となりました。主な増減としましては、製品補償損失引当金が13億3百万円、設備未払金が4億72百万円、繰延税金負債が3億39百万円増加しました。 純資産は、前連結会計年度末に比べ24億82百万円増加し、1,377億32百万円となりました。主な増加としましては、その他有価証券評価差額金が16億16百万円、利益剰余金が6億10百万円増加しました。その結果、自己資本比率は93.0%となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの分析については、「第2[事業の状況]4[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料の購入費用のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。 当社グループは、運転資金及び設備投資資金については、原則として自己資金で賄うこととしておりますが、必要に応じて金融機関からの借入も検討する方針であります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、必要な見積りを行っており、それらは資産・負債及び収益・費用の計上金額に影響を与えております。これらの見積りについては、過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表において採用する会計方針は、第5(経理の状況)の連結財務諸表の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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