概要
サンコール株式会社は、1943年に航空機用弁ばね用高級鋼材の製造を目的として創業し、現在は自動車分野と電子情報通信分野を主軸とする精密金属部品メーカーである。京都市に本社を置き、12の連結子会社と5つの関連会社で構成される。2026年3月期の連結売上高は522億円、営業利益71億円、従業員数は約1,900人(連結)。東証スタンダード市場に上場する。
自動車分野と電子情報通信分野の二本柱
サンコールの事業は「自動車分野」と「電子情報通信分野」に大別される。自動車分野はさらに材料関連製品(オイルテンパー線、硬鋼線、ピストンリング材など)と自動車関連製品(エンジン用弁ばね、AT部品、ABS用センサーリング、バスバー、シャントバスバーなど)に分かれ、2026年3月期の売上高は372億円と全体の71.4%を占める。電子情報通信分野はHDD用サスペンション(2025年度中に生産終了)、プリンター関連(精密紙送りローラー)、通信関連(光ファイバー用精密部品、光通信用コネクタ・アダプタ)からなり、同144億円(構成比27.6%)を計上した。その他製品として電子回路検査機器用プローブや歩行アシストロボットも手掛ける。
グローバルな生産・販売ネットワーク
同社は日本国内に本社工場(京都)、豊田工場、広瀬工場、京都南工場を擁するほか、海外では北米(米国、メキシコ)、アジア(中国、タイ、ベトナム、インドネシア、韓国、香港)に生産・販売拠点を配置する。地域別セグメントとして日本、北米、アジア、欧州の4区分で管理し、2026年3月期のセグメント売上高は日本292億円、北米92億円、アジア165億円、欧州0.6億円。主要子会社にSUNCALL AMERICA(米国)、SUNCALL TECHNOLOGIES MEXICO(メキシコ)、Suncall Technologies (SZ)(中国)、SUNCALL HIGH PRECISION (THAILAND)などがある。電動車向け需要や光通信需要の拡大に対応し、グローバルでの現地生産を進めている。
2024年3月期の大幅損失とその後のV字回復
2024年3月期の連結決算は売上高515億円に対し、当期純損失118億円と過去最大の赤字を計上した。主因はHDD用サスペンション事業の整理損失である。2025年3月期も売上高は639億円に拡大したが、純損失8億円と赤字が続いた。しかし、同事業からの撤退完了と通信関連事業の好調により、2026年3月期は売上高522億円(前期比18.3%減)ながら営業利益71億円(同2.1倍)、当期純利益62億円と急回復した。営業利益率は13.6%に達し、同社は中期経営計画2027で最終年度(2027年度)に売上高525億円、営業利益66億円、ROE12.1%を目標に掲げる。
業界の中での役割は自動車部品サプライヤー、電子機器部品サプライヤー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 日本 | 276億円 | 52.9% | 28億円 | 10.1% |
| アジア | 153億円 | 29.3% | 44億円 | 28.8% |
| 北米 | 92億円 | 17.6% | 7億円 | 7.6% |
| 欧州 | 1億円 | 0.2% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01自動車分野主力
自動車エンジン用弁ばね、AT部品、安全装置機能部品、ABS用センサーリング等を製造販売。材料関連製品としてオイルテンパー線や硬鋼線なども供給。日本、北米、アジアで展開。
- 自動車エンジン用弁ばね
- エンジンの吸排気バルブを閉じるためのばねで、高耐久性が求められる。
- AT部品
- 自動変速機に使用される部品。
- 自動車用安全装置機能部品
- エアバッグやシートベルトなど安全装置に使われる部品。
- ABS用センサーリング
- アンチロック・ブレーキ・システムの車輪速度センサーに使われるリング。
- ABS用アクチュエーター
- ABSのブレーキ圧を制御するアクチュエーター。
- バルブコッター
- エンジンバルブを保持する小さな部品。
- ブーツクランプ
- 等速ジョイントのブーツを固定するクランプ。
- 各種異形ばね、異形リング、細工ばね、薄板ばね
- 特殊な形状・用途のばね類。
- リアクトルコイル、LED関連、バスバー、シャントバスバー、電流センサー
- 電装品・電子制御関連部品。バスバーは大電流を流す導体。
02電子情報通信分野準主力
プリンター用精密紙送りローラーや光ファイバー用精密部品を製造販売。日本とアジアで展開。
- プリンター用精密紙送りローラー
- プリンター内部で紙を正確に送るための高精度ローラー。
- 光ファイバー用精密部品
- 光ファイバーの接続やコネクタに使われる精密部品。
03その他製品副次
電子回路検査機器用プローブ、歩行アシストロボット等を製造販売。日本で展開。
- 電子回路検査機器用プローブ
- 電子回路基板の導通テストなどに使う接触子。
- 歩行アシストロボット
- 高齢者などの歩行を支援するロボット。
製品と技術
自動車エンジン用弁ばねと材料関連製品
サンコールの祖業は自動車エンジン用弁ばね(バルブスプリング)であり、1952年のトヨタ納入以来、主力製品であり続ける。弁ばねはエンジンの吸排気バルブを閉じる役割を担う高負荷部品で、同社はオイルテンパー線などの材料から一貫製造する。2026年3月期の自動車関連製品売上は290億円に達し、材料関連製品(オイルテンパー線、硬鋼線、ピストンリング材、精密異形線など)の83億円と合わせ、自動車分野全体で373億円を計上。ABS用センサーリングやアクチュエーター、バルブコッター、ブーツクランプなど多様な機能部品も供給する。
EV向けシャントバスバーと電流センサー
2017年4月に量産を開始したシャントバスバーは、EVやHVのバッテリー電流を高精度に検出する部品である。同社は抵抗値のばらつきを抑える精密加工技術を活かし、シャントバスバー、バスバー、電流センサーの3品目を電動車向け成長事業と位置づける。2022年2月には京都南工場でIATF16949(自動車品質マネジメントシステム)を取得し、量産体制を強化。2030年以降の電動車普及を見据え、グローバルでの売上拡大を目指す。2026年3月期の自動車関連製品増収(前年比2.4%増)の一因となった。
光通信用コネクタ・アダプタとデータセンター向け需要
通信関連事業の主力は光ファイバー用精密部品、特に光通信用コネクタ・アダプタである。同社は自社独自設計により、高密度対応製品を含む豊富なラインナップを展開する。2026年3月期の通信関連売上は69.6億円と前期比40%増加し、HDD用サスペンション撤退後の収益を補完した。成長の背景には生成AIの普及に伴うデータセンター向け投資の加速があり、北米およびアジア拠点での生産増強が進む。同社は早期の量産化と生産能力増強を重点課題に掲げる。
HDD用サスペンションからの撤退とプリンター関連事業
1985年に生産を開始したHDD用サスペンションは、長年にわたり電子情報通信分野の柱であったが、需要減少と競争激化により2024年度に事業整理を決断。2025年6月に生産委託先での生産を終了し、同年7月に出荷を完了した。同事業の撤退損失が2024年3月期の大幅赤字(純損失118億円)の主因となった。一方、プリンター関連事業はデジタル化・ペーパーレス化に伴い縮小傾向にあり、2026年3月期の売上は35.8億円(前期比15%減)。同社は新製品開発による差別化で収益維持を図る。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
金属製品のなかでの位置
金属加工の中堅企業、収益改善傾向も競合ひしめく
当社は金属製品の加工・販売を手掛ける中堅企業で、2025年3月期売上高は639億円。営業利益率は2025年3月期の5.3%から2026年3月期には13.6%へ改善見込み。同業の稲葉製作所などと競合するが、収益性は中程度。金属製品業界は成熟しており、差別化が難しい。当社はコスト管理や製品多様化で収益改善を図っている。
強み
- 営業利益率が5.3%から13.6%へ大幅改善見込みで、経営効率が向上。
- 売上高500億円超と業界で一定の地位を確保している。
- 金属製品全般を手掛け、需要変動リスクを分散。
- 生産効率改善により利益率を高めている。
課題
- 金属製品業界は成熟しており、成長が期待しにくい。
- 金属価格の変動が利益を圧迫するリスクがある。
- 同業他社と類似した製品を扱い、独自性を打ち出しにくい。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
金属製品の時価総額近傍。太字がサンコール
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 5970ジーテクト | 1,007億円 | 7.3倍 |
| 2 | 5992中央発條 | 943億円 | 7.5倍 |
| 3 | 5982マルゼン | 822億円 | 12.6倍 |
| 4 | 3449テクノフレックス | 796億円 | 16.4倍 |
| 5 | 5946長府製作所 | 731億円 | 23.9倍 |
| 6 | 5985サンコール | 680億円 | 9.7倍 |
| 7 | 5988パイオラックス | 624億円 | — |
| 8 | 7989立川ブラインド工業 | 551億円 | 16.3倍 |
| 9 | 5976高周波熱錬 | 490億円 | 37.6倍 |
| 10 | 5959岡部 | 450億円 | 12.4倍 |
| 11 | 3431宮地エンジニアリンググループ | 439億円 | 12.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 48件
航空機用鋼材メーカーとしての創業(1943年)
1943年6月、現在地である京都市右京区に資本金170万円で「三興線材工業株式会社」を設立。目的は航空機用エンジンの弁ばね用高級鋼材の製造であった。第二次世界大戦末期の1945年7月には日染興業株式会社(資本金75万円)を吸収合併。戦後は航空機需要が消滅したが、1952年6月にトヨタ自動車株式会社などへの自動車エンジン用弁ばねの納入を開始し、自動車部品メーカーとして再出発を図った。
自動車部品への特化と上場(1952〜1967年)
1953年6月には自動車用ビードワイヤーの量産に成功し、自動車向け製品の品揃えを拡充した。1964年10月、大阪証券取引所市場第二部および京都証券取引所に株式を上場。1967年10月には愛知県豊田市に豊田工場を建設し、ばね部門の生産を強化した。トヨタ自動車をはじめとする顧客の近くに生産拠点を置くことで、取引関係を深めるとともに、自動車部品サプライヤーとしての地位を固めた。
電子情報通信分野への進出(1984〜1985年)
1984年3月、電子回路検査機器用プローブの生産を開始。続いて1985年12月にはハードディスク装置用サスペンションの生産に着手し、電子情報通信分野に本格参入した。これらの製品は同社の精密加工技術を応用したものであり、後に同分野が売上の約4割を占めるまでに成長する。1991年4月には社名を「サンコール株式会社」に変更し、事業の多角化を象徴した。
海外拠点の拡大とグローバル化(1989〜2006年)
1989年5月、米国に100%出資の現地法人 SUNCALL SANKO CORP. を設立。同年には合弁会社 SANKO PETERSON CORP. も設立し、北米市場への足がかりを得た。1990年1月にはスイス系の SWISSTRONICS,INC. を買収(1999年売却)。1992年には香港に子会社を設立し、1994年には中国深圳市に工場を開設。その後もインドネシア(1997年)、タイ(2000年)、ベトナム(2004年)、中国広州(2006年)とアジア各地に生産拠点を広げた。2001年12月には大阪証券取引所第一部に指定され、株式市場での評価も高めた。
事業再編と電動化・光通信への集中(2017〜2026年)
2017年4月、EV用シャントバスバーの量産を開始し、電動車向け事業を強化。2022年4月には東証プライム市場へ移行したが、2023年10月にスタンダード市場へ異動した。2024年3月期にはHDD用サスペンションの需要減退と事業整理費用により118億円の純損失を計上。生産委託先での生産を2025年6月に終了し、同事業から撤退した。一方、光通信用コネクタ・アダプタはデータセンター向け需要が急増し、2026年3月期の通信関連売上は前年比40%増の70億円に拡大。2025年5月には中期経営計画2027を策定し、自動車既存事業の収益改善と成長事業への注力を打ち出した。
年表48件を開く
1940年代
- 1943年6月創業現在地に資本金170万円を以って、航空機用エンジンの弁ばね用高級鋼材を製造する目的で、三興線材工業株式会社として設立
- 1945年7月M&A日染興業株式会社(資本金75万円)を吸収合併
1950年代
- 1952年6月トヨタ自動車株式会社他、数社に自動車エンジン用弁ばねの納入を開始
- 1953年6月自動車用ビードワイヤーの量産に成功
1960年代
- 1964年10月上場大阪証券取引所の市場第二部および京都証券取引所に株式を上場
- 1967年10月愛知県豊田市に豊田工場を建設し、ばね部門の生産強化を図る
1970年代
- 1972年12月創業宮城県仙台市にサンコール仙台株式会社を設立
- 1974年2月熊本県菊池市に菊池三興株式会社(現・サンコール菊池株式会社、連結子会社)を設立
1980年代
- 1981年3月山梨県中巨摩郡に山梨三興株式会社(現・サンコールエンジニアリング株式会社、連結子会社)を設立
- 1984年3月電子回路検査機器用プローブの設備投資を行い生産開始
- 1985年12月ハードディスク装置用サスペンションの設備投資を行い、生産開始
- 1989年5月創業米国に100%出資現地法人 SUNCALL SANKO CORP.を設立
- 1989年6月米国に合弁会社 SANKO PETERSON CORP.を設立
- 1989年11月愛知県豊田市に広瀬工場を建設
1990年代
- 1990年1月M&ASUNCALL SANKO CORP.の子会社としてSWISSTRONICS,INC.(米国、マサチューセッツ州)を買収
- 1991年4月商号変更会社名を『サンコール株式会社』に変更
- 1992年4月香港に SUNCALL CO.,(H.K.)LTD.(現連結子会社)を設立
- 1992年11月広瀬工場を子会社 広瀬テクノロジー株式会社(現・広瀬工場)として設立
- 1994年3月中国深圳市にSUNCALL CO.,(H.K.)LTD.の中国工場を開設
- 1995年1月兵庫県揖保郡に、子会社 ミクロワイヤー株式会社を設立(2002年8月清算)
- 1995年3月本社工場で「ISO 9001・9002認証」を取得・ISO 9001:HDD用サスペンション・弁ばね、クラッチばね用材料・ISO 9002:弁ばね及びクラッチ用ばね
- 1997年10月M&Aサンコール仙台株式会社を閉鎖し、その事業をサンコール菊池株式会社へ統合
- 1997年10月インドネシアに子会社 PT.SUNCALL INDONESIAを設立
- 1999年8月SUNCALL SANKO CORP.の子会社 SWISSTRONICS,INC.を売却
2000年代
- 2000年1月米国 サウスカロライナ州に SUNCALL AMERICA INC.(現連結子会社)を設立
- 2000年11月タイ チョンブリ県に SUNCALL HIGH PRECISION(THAILAND)LTD.(現連結子会社)を設立
- 2001年1月米国の100%出資法人 SUNCALL SANKO CORP.を清算
- 2001年12月大阪証券取引所第一部に指定される
- 2004年1月10ギガビット光トランシーバーの開発と量産化に成功
- 2004年1月M&A米国の出資57%の現地法人 SANKO PETERSON CORP.を100%子会社化し、米国の子会社 SUNCALL AMERICA INC.(現連結子会社)に吸収合併
- 2004年5月京都本社敷地内にナノテクセンターを建設
- 2004年12月ベトナム ハノイ市に SUNCALL TECHNOLOGY VIETNAM CO.,LTD.(現連結子会社)を設立
- 2006年3月中国 広州市に SUNCALL(Guangzhou)CO.,LTD.(現連結子会社)を設立
- 2009年4月M&A子会社 広瀬テクノロジー株式会社を吸収合併
2010年代
- 2011年5月中国深圳市に子会社 SUNCALL CO.,(H.K.)LTD.(現連結子会社)が、Suncall Technologies(SZ)Co.,Ltd.(現連結子会社)を設立
- 2012年12月創業株式会社神戸製鋼所により中国佛山市に設立されたKOBELCO SPRING WIRE (FOSHAN) CO.,LTD.(現持分法適用会社)に資本参加
- 2013年7月M&A東京証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い東京証券取引所第一部に指定される
- 2013年8月中国 広州市に販売子会社 Suncall(Guangzhou)Trading Co.,Ltd.(現連結子会社)を設立
- 2013年9月メキシコ合衆国 アグアスカリエンテス州に子会社 SUNCALL TECHNOLOGIES MEXICO,S.A.DE C.V.(現連結子会社)を設立
- 2013年11月韓国 梁山市に合弁会社 K&S WIRE CO.,LTD.を設立
- 2014年6月中国 天津市に子会社SUNCALL (Tianjin) Co.,Ltd.(現連結子会社)を設立(2025年5月清算決議)
- 2014年10月メキシコ合衆国 アグアスカリエンテス州に合弁会社HS POWERSPRING MEXICO,S.A.de C.V.を設立
- 2017年1月創業米国 テキサス州ダラス市に、営業拠点SUNCALL AMERICA INC. Dallas Officeを設立
- 2017年4月EV製品シャントバスバー量産開始
2020年代
- 2020年4月京都市南区に京都南工場を開設(2025年9月京都本社へ移転)
- 2022年2月京都南工場で生産のシャントバスバーにてIATF16949取得(2025年10月京都南工場移転に伴い取り下げ)
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
- 2023年10月東京証券取引所スタンダード市場へ移行 京都本社 自動車関連部品にてIATF16949取得
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結売上高2027年度まで525億円
- 営業利益2027年度まで66億円
- 営業利益率2027年度まで12.6%
- 当期純利益2027年度まで50億円
- ROE2027年度まで12.1%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
既存自動車分野の収益性改善
エンジンやトランスミッション系精密機能部品について、将来の需要減少を見据え、収益性重視の事業運営、価格転嫁、拠点戦略再整理、不採算製品の見直しを進める。
- 02
電動化関連成長事業の拡大
EV・HV向けにバスバー、シャントバスバー、電流センサーの開発と量産体制を拡大し、グローバルな売上拡大を図り次世代主力事業に育てる。
- 03
電子情報通信関連事業の成長追求
光通信ではAI・IoT・5G需要に対応した光コネクタ・アダプタの量産化と生産能力増強を進め、プリンター事業では新製品開発と生産性向上で競争力を強化する。
- 04
ポートフォリオ改革と財務戦略
不採算事業からの撤退も含めた事業ポートフォリオ見直しを行い、資本コストを意識した投資判断と資金調達を実施し、安定経営を実現する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,897人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は645万円で、9期前と比べて+8.3%。平均年齢は42.5歳、平均勤続年数は18.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 2,385 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 2,394 | — |
| 2019年3月 | 595 | 37.3 | 14.6 | 2,336 | — |
| 2020年3月 | 587 | 37.9 | 14.0 | 2,453 | — |
| 2021年3月 | 558 | 38.1 | 15.4 | 2,292 | — |
| 2022年3月 | 574 | 38.9 | 15.4 | 2,280 | — |
| 2023年3月 | 585 | 39.4 | 16.4 | 2,262 | — |
| 2024年3月 | 591 | 40.4 | 15.8 | 2,172 | — |
| 2025年3月 | 593 | 40.9 | 16.8 | 2,133 | 159 |
| 2026年3月 | 645 | 42.5 | 18.3 | 1,897 | 374 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社15社(国内 3 / 海外 12、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。
- 国内サンコールエンジニアリング 株式会社山梨県 南アルプス市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内サンコール菊池株式会社熊本県菊池市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外SUNCALL AMERICA INC. (注)2、4米国 インディアナ州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外SUNCALL CO.,(H.K.)LTD.中国 香港特別行政区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外SUNCALL HIGH PRECISION (THAILAND)LTD.タイ国 チョンブリ県 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外SUNCALL TECHNOLOGY VIETNAM CO.,LTD. (注)2ベトナム国 ハノイ市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外SUNCALL(Guangzhou)CO.,LTD. (注)2中国広州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Suncall Technologies(SZ)Co.,Ltd. (注)2、3中国深圳 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Suncall(Guangzhou)Trading Co.,Ltd.中国広州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外SUNCALL TECHNOLOGIES MEXICO,S.A.DE C.V. (注)2メキシコ国 アグアスカリエンテス州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外SUNCALL(Tianjin)Co.,Ltd.中国天津 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外SUNCALL Europe Technology & Trading GmbHドイツ国 ミュンヘン市 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社3社を開く
- KOBELCO SPRING WIRE(FOSHAN) CO.,LTD.中国佛山25%
- HS POWER SPRING MEXICO,S.A.de C.V.メキシコ国 アグアスカリエンテス州50%
- 株式会社アイメス神奈川県 藤沢市42%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は522億円、営業利益は71億円。前期と比べると減収増益で、売上が-18.3%、利益が+108.8%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 560億円 | 522億円 |
| 営業利益 | 85億円 | 71億円 |
| 純利益 | 63億円 | 62億円 |
| 1株あたり配当 | ¥35 | ¥35 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は133億円、営業利益は19億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+13.7%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 126 | — | — | −3 |
| 2024年1Q | 117 | −9 | −7.7 | −5 |
| 2024年2Q | 135 | −5 | −3.7 | −2 |
| 2024年3Q | 133 | −10 | −7.5 | −32 |
| 2024年4Q | 130 | — | — | −79 |
| 2025年2Q | 303 | 0 | 0.0 | −11 |
| 2025年4Q | 336 | 34 | 10.1 | 3 |
| 2026年2Q | 273 | 41 | 15.0 | 34 |
| 2026年4Q | 249 | 30 | 12.0 | 28 |
| 2027年1Q | 133 | 19 | 14.3 | 15 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は314億円から522億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は13.6%。純利益は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い東京証券取引所第一部に指定される | |||||
| 2013年3月 | 314 | — | 27 | — | 19 |
| 中国 天津市に子会社SUNCALL (Tianjin) Co.,Ltd.(現連結子会社)を設立(2025年5月清算決議) | |||||
| 2014年3月 | 343 | — | 38 | — | 25 |
| 2015年3月 | 358 | — | 34 | — | 21 |
| 2016年3月 | 367 | — | 15 | — | 10 |
| 米国 テキサス州ダラス市に、営業拠点SUNCALL AMERICA INC. Dallas Officeを設立 | |||||
| 2017年3月 | 380 | — | 17 | — | 11 |
| 2018年3月 | 422 | — | 25 | — | 21 |
| 2019年3月 | 458 | — | 36 | — | 23 |
| 京都市南区に京都南工場を開設(2025年9月京都本社へ移転) | |||||
| 2020年3月 | 424 | — | 13 | — | 11 |
| 2021年3月 | 401 | — | −10 | — | 1 |
| 2022年3月 | 474 | — | 10 | — | 9 |
| 2023年3月 | 534 | — | 8 | — | 6 |
| 2024年3月 | 515 | — | −27 | — | −118 |
| 2025年3月 | 639 | 34 | 32 | 5.3 | −8 |
| 2026年3月 | 522 | 71 | 75 | 13.6 | 62 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高522億円のうち、営業利益として残るのは71億円で13.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は62億円、売上の11.9%にあたる。営業利益率は業種中央値5.3%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.9%396億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.5%55億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益13.6%71億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが100億円、投資CFが−22億円で、差し引きのフリーCFは78億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は120億円で、売上の2.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 36 | −27 | −6 | 9 | 85 |
| 2014年3月 | 45 | −21 | −9 | 24 | 104 |
| 2015年3月 | 34 | −49 | −1 | −15 | 93 |
| 2016年3月 | 30 | −43 | −2 | −13 | 75 |
| 2017年3月 | 39 | −37 | 2 | 2 | 77 |
| 2018年3月 | 46 | −22 | 3 | 24 | 105 |
| 2019年3月 | 54 | −33 | −8 | 21 | 117 |
| 2020年3月 | 28 | −46 | −11 | −18 | 87 |
| 2021年3月 | 30 | −44 | 3 | −14 | 76 |
| 2022年3月 | 32 | −48 | 12 | −16 | 75 |
| 2023年3月 | 17 | −49 | 28 | −32 | 77 |
| 2024年3月 | 7 | −43 | 29 | −36 | 74 |
| 2025年3月 | 7 | 10 | −3 | 17 | 92 |
| 2026年3月 | 100 | −22 | −53 | 78 | 120 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は574億円。このうち返さなくてよい自己資本が342億円で、自己資本比率は59.6%(業種中央値59.8%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 355 | 275 | 80 | 77.1 |
| 2014年3月 | 397 | 305 | 92 | 76.6 |
| 2015年3月 | 449 | 339 | 110 | 75.2 |
| 2016年3月 | 430 | 331 | 99 | 76.5 |
| 2017年3月 | 453 | 329 | 124 | 72.3 |
| 2018年3月 | 493 | 352 | 141 | 71.2 |
| 2019年3月 | 505 | 363 | 142 | 71.7 |
| 2020年3月 | 509 | 359 | 150 | 70.4 |
| 2021年3月 | 534 | 363 | 171 | 67.9 |
| 2022年3月 | 579 | 372 | 207 | 64.1 |
| 2023年3月 | 637 | 380 | 257 | 59.7 |
| 2024年3月 | 604 | 294 | 310 | 48.6 |
| 2025年3月 | 602 | 266 | 336 | 44.2 |
| 2026年3月 | 574 | 342 | 232 | 59.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
金属製品 87社との比較
同じ金属製品の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで87社中3位あたり、逆に低いのは売上成長率で87社中85位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月3日の終値
直近の終値は¥1,998で、1年前と比べて+151.7%。過去52週の値幅のなかでは69%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 9.7倍 |
| PER (会社予想) | 9.6倍 |
| PBR | 1.71倍 |
| 配当利回り | 1.75% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1カ月で90.9%の急上昇、1年では195.4%と驚異的なパフォーマンス。8月12日に出来高4,615,600株と急増し、株価は1,994円から2,482円まで上昇。25日線(1,583円)を56.8%上回り、短期の過熱感が強い。RSIは91.23と極端な買われ過ぎで、注意が必要。52週高値2,541円に接近しており、高値更新が続くかが焦点。週足では強い上昇トレンドが続くが、利益確定売りに遭う可能性も高い。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 74/100)。
PER 7.07倍は同業界平均18.52倍を大幅に下回り、PBR 1.28倍は同業界平均1.14倍をやや上回るものの、ROE 20.4%の高収益性を考慮すれば割安感がある。配当利回り2.41%は同業界平均3.71%を下回るが、配当性向18%と低く、今後の増配余地がある。2025年3月期は赤字だったが、2026年3月期は黒字転換が見込まれ、業績回復によるバリュエーション改善が期待できる。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 9.7倍 | 51.7倍 |
| PER (予想) | 9.6倍 | — |
| PBR | 1.71倍 | 1.14倍 |
| ROE | 20.4% | 6.3% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
2026年3月期に営業利益率13.6%へ大きく改善したことが投資家の注目を集め、株価は1年で3倍以上に上昇した。強気派は、コスト削減や製品ミックスの改善が本格的に寄与し始めたと評価し、ROE20%超と高水準の資本効率を支持する。しかし、弱気派は、売上高自体は前年から減少しており、利益改善が一時的なコスト削減に依存するものではないかと疑う。また、直近2024年3月期には多額の特別損失を計上しており、収益の安定性には疑問が残る。株価が急騰した後であるだけに、成長の持続性が最大の争点だ。
- 収益性の大幅改善
営業利益率が5%台から13.6%へ急上昇し、ROEも20%を超えた
- 高付加価値品への集中
不採算事業を整理し、精密部品など収益性の高い分野へ軸足を移している
- 割安なバリュエーション
PER7倍台と急騰後もなお低く、収益力に対して株価は割安感がある
- 営業利益が34億円→71億円と倍増通年影響強
営業利益は34億円から71億円へ109%増加、利益率も5.32%→13.6%
- 純利益が黒字転換し62億円通年影響強
純利益は前期-8億円から62億円へ大幅改善
- ROE20.4%と資本効率の高さ継続影響中
ROE20.4%はPER7.07倍と組み合わされ、PBR1.28倍を正当化
- 株価急騰後も予想PER7倍継続影響弱
1年で278%上昇したが予想PERは7倍と、収益に対して割高感は薄い
- 減収局面での改善
売上高が減少する中での利益改善で、持続性に乏しい可能性
- 依存度の高い顧客
特定の大口顧客の業績変動に業績が左右されやすい
- 過去の特別損失
2024年3月期に多額の損失を計上しており、財務の健全性に不安が残る
- 売上高639億円→522億円へ18%減通年影響中
売上高は前期比117億円減の522億円、減収幅は18%
- 直近まで純損失が続いた実績継続影響中
2024年3月期は-118億円、2025年3月期は-8億円と赤字が続いた
- 1年278%上昇による過熱感継続影響弱
1年間の株価上昇率278%は急ピッチで、短期的な調整リスクがある
- 増益は売上減下の利益率改善依存継続影響弱
売上高が減少する中で営業増益はコスト改善依存、持続性に不透明さ
- 売上高成長率
- 収益改善が売上拡大を伴うか否かを見るため
- 営業利益率
- 13%台の水準が維持できるか、収益力の持続性を確認するため
- 顧客別売上構成比
- 特定顧客依存のリスクを把握するため
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり35円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは1.75%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 18 | — | 40.2 |
| 2018年3月 | 18 | 0.0 | 35.4 |
| 2019年3月 | 19 | 5.6 | 37.8 |
| 2020年3月 | 20 | 5.3 | 80.3 |
| 2021年3月 | 20 | 0.0 | 596.7 |
| 2022年3月 | 20 | 0.0 | 49.4 |
| 2023年3月 | 20 | 0.0 | 61.3 |
| 2024年3月 | 20 | 0.0 | — |
| 2026年3月 | 20 | 0.0 | 18.0 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥35
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ6,827人。区分でいちばん多いのは個人・その他で34.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が47.6%を占め、残る52.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 33.3 | 40.4 | 46.1 | 49.5 | 45.9 | 34.7 |
| 金融機関 | 29.7 | 29.7 | 27.6 | 27.3 | 29.1 | 30.6 |
| 事業法人 | 28.3 | 23.2 | 21.5 | 19.2 | 19.4 | 17.0 |
| 外国法人 | 7.6 | 4.1 | 3.4 | 2.7 | 2.6 | 12.3 |
| 自己株式 | 6.0 | 10.8 | 10.7 | 10.6 | 10.6 | 10.6 |
| 証券会社 | 1.0 | 2.5 | 1.3 | 1.2 | 2.9 | 5.3 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(退職給付信託口・株式会社神戸製鋼所口) | 14.88 |
| 02 | 伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社 | 13.77 |
| 03 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 6.70 |
| 04 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 5.41 |
| 05 | 株式会社京都銀行 | 2.26 |
| 06 | サンコール従業員持株会 | 1.64 |
| 07 | JP JPMSE LUX RE UBS AG LONDON BRANCH EQ CO (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.59 |
| 08 | 野村證券株式会社 | 1.56 |
| 09 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.36 |
| 10 | JPモルガン証券株式会社 | 0.88 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-19野村證券株式会社新規の大量保有報告0.96%-0.59pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+248%、1株純資産は14期で+31%。直近期のROEは20.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 59 | 864 | 6.8 | 7.9 | 33.3 |
| 2014年3月 | 79 | 958 | 8.6 | 8.0 | 30.1 |
| 2015年3月 | 68 | 1,065 | 6.7 | 9.7 | 30.7 |
| 2016年3月 | 33 | 1,038 | 3.1 | 15.4 | 40.9 |
| 2017年3月 | 34 | 1,031 | 3.3 | 16.3 | 40.2 |
| 2018年3月 | 67 | 1,100 | 6.3 | 11.0 | 35.4 |
| 2019年3月 | 73 | 1,134 | 6.5 | 8.6 | 37.8 |
| 2020年3月 | 35 | 1,134 | 3.1 | 11.9 | 80.3 |
| 2021年3月 | 2 | 1,144 | 0.2 | 247.9 | 596.7 |
| 2022年3月 | 29 | 1,237 | 2.5 | 16.9 | 49.4 |
| 2023年3月 | 19 | 1,265 | 1.5 | 31.9 | 61.3 |
| 2024年3月 | −393 | 974 | −35.1 | — | — |
| 2025年3月 | −26 | 881 | −2.8 | — | — |
| 2026年3月 | 205 | 1,130 | 20.4 | 6.7 | 18.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額168百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 奈良正 | 代表取締役 社長執行役員 | 66 |
| 金田雅年 | 代表取締役 副社長執行役員 管理本部長 | 65 |
| 礒野裕司 | 取締役 副社長執行役員 第一生産事業本部長 兼 製品戦略室長 | 64 |
| 小椋大輔 | 取締役 非常勤 | 57 |
| 鍵谷文子 | 取締役 非常勤 | 43 |
| 小澤浩子 | 取締役 非常勤 | 64 |
| 山﨑敏行 | 取締役 監査等委員 常勤 | 62 |
| 田中敦 | 取締役 監査等委員 非常勤 | 66 |
| 山田泉 | 取締役 監査等委員 非常勤 | 64 |
| 山下遼太郎 | — | 40 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 65 | 36 | 22 | 124 | 41 |
| 社外取締役 | 6 | 44 | — | — | 44 | 7 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容629字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,826字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,388字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,452字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第109期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-26
- 半期報告書半期報告書-第109期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第108期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第108期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第107期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第107期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第107期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第107期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-04
- 有価証券報告書有価証券報告書-第106期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-23
- 四半期報告書四半期報告書-第106期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第106期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第106期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-05
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