本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ジーテクト

G-TEKT CORPORATION5970 · Prime · 金属製品

自動車用プレス部品の専業メーカー。国内・北米・欧州・アジア・中国・南米で生産、グループ内で金型も内製。

概要

ジーテクトは、自動車の車体骨格や外板を中心としたプレス部品の製造販売を手掛ける大手メーカーである。埼玉県さいたま市に本社を置き、北米、欧州、アジア、中国、南米の6地域に生産拠点を展開する。主力取引先は本田技研工業であり、プレス金型と溶接技術を核に、部品から完成車体の組み立てまで一貫して担う。2026年3月期の連結売上高は3,334億円、従業員数は8,061人に達する。

プレス部品と金型のグループ内一貫供給

当社グループの事業は、自動車用プレス部品の製造販売を中核とする。製品は自動車の車体骨格や外板、シャシー部品など多岐にわたり、プレス成形と溶接技術が競争力の源泉である。生産設備となる金型・治工具は、当社およびタイのG-TEKT (Thailand) Co., Ltd.、中国のAuto Parts Alliance (China) Ltd.がグループ内で供給しており、外部依存を抑えた垂直統合型の体制を構築している。日本国内では当社が直接製造販売を行う一方、海外は現地子会社・関連会社が生産を担い、グループ全体で19社の連結子会社と1社の持分法適用関連会社を有する。2026年3月期のセグメント別売上高は、北米が1,270億円と最大で、全体の38%を占め、日本(760億円)、中国(532億円)、アジア(402億円)、欧州(366億円)、南米(183億円)と続く。

北米依存の収益構造と地域別の明暗

地域別の収益貢献には濃淡がある。最大市場の北米は2026年3月期に売上高1,270億円、営業利益54億円を計上し、グループ全体の営業利益156億円の約35%を稼ぎ出す。一方、中国セグメントは同53億円の売上高に対し9.5億円の営業損失を計上しており、日系自動車メーカーの販売苦戦が影響している。欧州も営業利益が前年比24%減の22億円にとどまる。日本セグメントは売上高760億円、営業利益74億円と前年比30%増の伸びを示し、国内での生産効率化が奏功している。アジアは売上高402億円、営業利益16億円と横ばいだが、南米は売上高183億円に対し営業利益7億円と前年比46%減と利益率が低下している。全社の売上高営業利益率は4.7%で、目標とする7.0%には隔たりがある。

2030年度に向けた経営目標と資本効率の改善

当社グループは、2030年度(2031年3月期)に売上高4,000億円、営業利益280億円、営業利益率7.0%を目指す中期目標を掲げる。同時に、自己資本比率50%以上、ROE10%以上を財務指標として設定し、資本効率の向上を重視する。2026年3月期のROEは約5.9%(当期純利益135億円÷自己資本2,394億円)であり、目標達成には収益力の大幅な改善が必要となる。設備投資は2026年度に約374億円の投資活動によるキャッシュフロー減少を記録し、積極的な成長投資を継続している。株主還元では、配当性向30%以上、2031年3月期にDOE3.0%を目標とし、安定配当と成長投資のバランスを取る方針である。

業界の中での役割は自動車部品(プレス部品)の製造販売会社(ティア1)。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
3,334億円
営業利益
156億円
営業利益率
4.7%
純利益
135億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
北米1,267億円38.0%54億円4.3%
日本593億円17.8%74億円12.5%
中国529億円15.9%-9億円-1.7%
アジア400億円12.0%16億円4.0%
欧州363億円10.9%22億円6.1%
南米183億円5.5%7億円3.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01自動車OEM主力

自動車用部品(プレス部品)を日本、北米、欧州、アジア、中国、南米で製造販売。国内は当社が直接、海外は現地子会社・関連会社が生産。金型等生産設備はグループ内で供給。

主な製品・サービス2
自動車用プレス部品
自動車の車体骨格や外板などに使用されるプレス成形部品。
金型・治工具
プレス部品を製造するための金型や治具。グループ内で供給。

製品と技術

プレス成形技術を核とする自動車車体部品

当社の主力製品は、自動車の車体骨格(フレーム、サイドメンバー、クロスメンバー)や外板パネル(ドア、フェンダー、ルーフ)などのプレス部品である。プレス成形は、鋼板やアルミ板を金型で加圧して所定の形状に加工する技術で、当社は高強度鋼板の冷間プレスやホットスタンプ成形などの高度な加工技術を持つ。特に、衝突安全性と軽量化を両立する高張力鋼板の加工に強みがあり、電気自動車(EV)向けのバッテリーホルダーやモーターハウジングなど新たな製品群も手掛ける。生産工程では、プレス後の溶接接合もグループ内で一貫して行い、完成車体のサブアッセンブリまで供給可能な点が特徴である。

金型・治工具の自社開発とグループ内供給体制

プレス部品の品質と生産効率を左右する金型・治工具について、当社グループは主要なものを自社で設計・製造する体制を持つ。日本の本社と、タイのG-TEKT (Thailand) Co., Ltd.、中国のAuto Parts Alliance (China) Ltd.の3拠点が金型供給の中核を担い、グループ内外のプレスラインに合わせた金型を開発する。治工具(溶接ジグ、検査治具など)も含め、生産設備の内製化率を高めることで、新車種立ち上げ時のリードタイム短縮やコスト削減を実現している。また、金型の試作から量産までのフィードバックを迅速に行えるため、高強度材料の成形難易度が増す近年のトレンドにも柔軟に対応している。

モジュール化提案とTier0.5への進化戦略

当社は、単なる部品供給から、車体のモジュールユニットを一括設計・生産する「システムサプライヤー(Tier0.5)」への進化を目指している。具体的には、フロントエンドモジュール、リヤフロアモジュール、バッテリーパックケースなど、複数の部品を溶接や接合で一体化したアッセンブリ製品をOEMに提案する。これにより、顧客である完成車メーカーの組み立て工数を削減し、車体の軽量化・高剛性化に貢献する。また、自動運転や電動化に伴う車体構造の変化に対応し、センサー取り付けブラケットや冷却配管一体型部品など、機能統合型の製品開発も進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

金属製品のなかでの位置

金属製品大手級、利益率低く収益性課題

ジーテクトは金属製品セクターで、売上高約3400億円と同業他社(日本調理機、テクニスコ、技術承継機構、ケー・エフ・シー、稲葉製作所)の中で最大規模。同業他社はいずれも小規模であり、当社は業界のリーディングカンパニーと考えられる。しかし、営業利益率は5%未満と低く、売上高も減少傾向。規模を活かしたコスト優位性はあるが、収益性改善が急務。

強み

  • 売上高3400億円で、同業他社を大きく上回る規模。
  • 大量生産によるコスト競争力と安定供給力を持つ。
  • 多くの産業向けに製品を供給している可能性。
  • 業界内での知名度と信頼性が高い。

課題

  • 営業利益率5%未満、規模に比べ利益率が低い。
  • 3446億→3334億円と減少、市況悪化の影響か。
  • 新興国など低価格競争にさらされるリスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

自動車完成車・大手部品の時価総額近傍。太字がジーテクト

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17242カヤバ2,405億円7.5倍
26472NTN2,231億円16.0倍
33569セーレン2,201億円12.9倍
45975東プレ1,845億円9.1倍
55192三ツ星ベルト1,373億円16.8倍
65970ジーテクト1,013億円7.3倍
77241フタバ産業999億円6.2倍
87246プレス工業978億円11.6倍
95949ユニプレス608億円
107280ミツバ604億円5.4倍
117245大同メタル工業554億円12.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(自動車完成車・大手部品)に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

菊池ボデー工業と高尾金属工業の創業(1952年〜1963年)

当社グループの源流は2つの企業にある。1952年6月、和歌山県田辺市で高尾金属工業株式会社が設立された。翌1953年11月、東京都三鷹市に菊池ボデー工業有限会社(後の菊池プレス工業)が設立され、自動車用部品の製造販売を開始した。1963年3月、菊池ボデー工業は株式会社に組織変更し、菊池プレス工業株式会社に商号変更、本店を三鷹市に置いた。両社はその後、本田技研工業との取引を通じて成長する。1964年5月に菊池プレス工業が本田技研と取引を開始し、1967年9月には高尾金属工業も本田技研との取引を開始した。1969年1月、菊池プレス工業は東京都羽村市に羽村工場を新設し、生産能力を拡大した。

国内展開と資本提携の深化(1970年代〜1980年代)

1971年11月、高尾金属工業は本社を和歌山から滋賀県甲賀郡に移転し、滋賀工場を中核拠点とした。1984年5月、菊池プレス工業、高尾金属工業、American Honda Motor Co., Inc.など5社の合弁で、アメリカ・オハイオ州にK.T.H Parts Industries, Inc.を設立、初の海外生産拠点を確保した。1987年9月、本田技研工業が菊池プレス工業株式の9.52%を取得し、資本関係を強化した。1988年5月には同3社の合弁でJefferson Industries Corporationを設立し、北米での生産体制を拡充した。1990年4月、菊池プレス工業は栃木県喜連川町にテクニカルセンターと栃木工場を新設、研究開発と生産の一体拠点を整備した。

アジア・欧州・南米への生産拠点拡大(1990年代)

1991年9月、Jefferson Industries Corporationの本格稼働に伴い、菊池プレス工業と高尾金属工業はK.T.H Parts Industriesから離脱し、独自の北米戦略を強化した。1994年10月、高尾金属工業はタイ・アユタヤ県にTakao (Thailand) Co., Ltd.(現G-TEKT (Thailand))を設立、東南アジア進出の第一歩を記した。1996年5月にはタイ・ラヨン県にTakao Eastern Co., Ltd.を追加設立。同年10月、カナダ・オンタリオ州にJefferson Elora Corporationを設立し、北米でのプレゼンスをさらに拡大した。1996年12月、菊池プレス工業はブラジル・サンパウロ州にKP do Brasil Ltda.(現G-KT do Brasil)を設立、南米市場に参入。1997年1月、高尾金属工業はイギリス・グロスター州にStadoco Takao Europe(現G-TEKT Europe Manufacturing)を設立、欧州拠点を確保した。

株式上場と中国市場への本格参入(2000年代)

2000年7月、両社の合弁によりアメリカ・ジョージア州にJefferson Southern Corporationを設立。2001年10月、中国広東省広州市にAuto Parts Alliance (China) Ltd.を設立し、中国市場への本格参入を果たした。2002年6月、菊池プレス工業は群馬県太田市に群馬工場を新設。2004年5月、高尾金属工業はタイ・ラヨン県にThai G&B Manufacturing Ltd.(現G-TEKT Eastern)を設立。2004年12月、菊池プレス工業はジャスダック証券取引所に株式上場。2005年3月、両社の合弁で中国湖北省武漢市にWuhan Auto Parts Alliance Co., Ltd.を設立、中国内陸部へ展開した。2005年5月、本田技研工業が菊池プレス工業株式を追加取得し、出資比率20.7%の筆頭株主となった。2007年2月、インド・ラジャスタン州にGlobal Auto-Parts Alliance India Private Ltd.を設立、新興国市場を開拓した。

品質認証取得と国内生産拠点の集約(2008年〜2009年)

2008年2月、菊池プレス工業は自動車産業向け品質マネジメントシステム規格ISO/TS16949の認証を取得し、国際水準の品質管理体制を確立した。2009年9月、埼玉県深谷市に埼玉工場を新設し操業を開始。これにより、既存の羽村工場、栃木工場、群馬工場と合わせて国内に4つの生産拠点を持つ体制となった。なお、沿革上はこの時点まで両社は独立した企業として活動しており、後の経営統合については本資料に記載がない。ただし、現在のジーテクトはこれらの事業を継承している。

グローバルネットワークの完成と電動化対応

2010年代以降、両社は世界各地の拠点を拡充・再編し、現在のグローバルネットワークを形成した。2026年3月期の連結決算では、売上高3,334億円に対し営業利益156億円を計上。中国では競争激化による損失が発生したものの、北米と日本が収益を牽引する。今後の経営課題として、電動化・知能化に対応した車体構造のモジュール化や、高強度・軽量化技術の開発を掲げる。また、2030年度までに売上高4,000億円、営業利益率7.0%を目標とし、体質変革を進める方針である。

年表34件を開く

1950年代

  • 1952年6月高尾金属工業㈱:和歌山県田辺市に高尾金属工業株式会社を設立。
  • 1953年11月菊池プレス工業㈱:自動車用部品の製造及び販売を目的として、東京都三鷹市下連雀592番地に菊池ボデー工業有限会社を設立。

1960年代

  • 1963年3月商号変更菊池プレス工業㈱:菊池プレス工業有限会社を資本金10,000千円の株式会社に改組、商号を菊池プレス工業株式会社に変更、本店を東京都三鷹市に置く。
  • 1964年5月菊池プレス工業㈱:本田技研工業株式会社と取引を開始。
  • 1966年11月高尾金属工業㈱:滋賀県甲賀郡土山町(現滋賀県甲賀市土山町)に滋賀工場建設。
  • 1967年9月高尾金属工業㈱:本田技研工業株式会社と取引を開始。
  • 1969年1月菊池プレス工業㈱:東京都西多摩郡羽村町(現東京都羽村市)に羽村工場を新設し、操業を開始。

1970年代

  • 1971年11月高尾金属工業㈱:本社所在地を和歌山県田辺市より滋賀県甲賀郡土山町(現滋賀県甲賀市土山町)に移転。

1980年代

  • 1984年5月アメリカ・オハイオ州に、菊池プレス工業株式会社、高尾金属工業株式会社、株式会社ヒラタ、株式会社本郷、American Honda Motor Co.,Inc.の5社合弁でK・T・H Parts Industries,Inc.を設立。
  • 1987年9月菊池プレス工業㈱:本田技研工業株式会社の資本参加(出資比率9.52%)。
  • 1988年5月アメリカ・オハイオ州に、菊池プレス工業株式会社、高尾金属工業株式会社、American Honda Motor Co., Inc.の3社合弁でJefferson Industries Corporationを設立。

1990年代

  • 1990年4月菊池プレス工業㈱:栃木県塩谷郡喜連川町(現栃木県さくら市)にテクニカルセンター及び栃木工場を新設し、操業を開始。
  • 1991年4月高尾金属工業㈱:栃木県塩谷郡高根沢町にタカオ C&C(現C&C栃木)を新設。
  • 1991年9月両社合弁:Jefferson Industries Corporationの本格的稼働により、K・T・H Parts Industries,Inc.から離脱。
  • 1994年10月高尾金属工業㈱:タイ・アユタヤ県にTakao (Thailand) Co., Ltd.(現G-TEKT (Thailand) Co., Ltd.)を設立。
  • 1996年4月菊池プレス工業㈱:日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 1996年5月高尾金属工業㈱:タイ・ラヨン県にTakao Eastern Co., Ltd.(現G-TEKT Eastern Co., Ltd.)を設立。
  • 1996年10月両社合弁:カナダ・オンタリオ州にJefferson Elora Corporationを設立。
  • 1996年12月菊池プレス工業㈱:ブラジル・サンパウロ州に、Honda Motor do Brasil Ltda.との2社合弁でKP do Brasil Ltda.(現G-KT do Brasil Ltda.)を設立。
  • 1997年1月高尾金属工業㈱:イギリス・グロスター州にStadoco Takao Europe(現G-TEKT Europe Manufacturing Ltd.)を設立。
  • 1998年7月菊池プレス工業㈱:アメリカ・インディアナ州にAustin Tri-Hawk Automotive, Inc.を設立。
  • 1999年3月高尾金属工業㈱:アメリカ・ミシガン州にTakao America Corporation(現G-TEKT America Corporation)を設立。

2000年代

  • 2000年7月両社合弁:アメリカ・ジョージア州にJefferson Southern Corporationを設立。
  • 2001年10月両社合弁:中国広東省広州市にAuto Parts Alliance (China) Ltd.を設立。
  • 2002年6月菊池プレス工業㈱:群馬県太田市に群馬工場を新設し、操業を開始。
  • 2002年7月菊池プレス工業㈱:東京都羽村市に本店を移転。
  • 2004年5月高尾金属工業㈱:タイ・ラヨン県にThai G&B Manufacturing Ltd.(現G-TEKT Eastern Co., Ltd.)を設立。
  • 2004年12月上場菊池プレス工業㈱:ジャスダック証券取引所(現東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に株式を上場。
  • 2005年3月両社合弁:中国湖北省武漢市にWuhan Auto Parts Alliance Co., Ltd.を設立。
  • 2005年5月菊池プレス工業㈱:本田技研工業株式会社が当社発行済株式のうち900千株を追加取得し、筆頭株主である主要株主となる(出資比率20.7%)。
  • 2005年9月菊池プレス工業㈱:中国広東省広州从化市(現広州市従化区)に、Conghua K&S Auto Parts Co.,Ltd.(現Conghua Auto Parts Alliance (China) Ltd.)を設立。
  • 2007年2月両社合弁:インド・ラジャスタン州にGlobal Auto-Parts Alliance India Private Ltd.を設立。
  • 2008年2月菊池プレス工業㈱:ISO/TS16949の認証を取得。
  • 2009年9月菊池プレス工業㈱:埼玉県深谷市に埼玉工場を新設し、操業を開始。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 自己資本比率50%以上
  • 自己資本利益率(ROE)10%以上
  • 売上高2030年度まで4,000億円
  • 営業利益2030年度まで280億円
  • 営業利益率2030年度まで7.0%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    収益力強化と事業体質変革

    2026~2028年度を「体質変革を着実に成し遂げる期間」と位置付け、国内外拠点で省人化・無人化を含むスマートファクトリー化を推進し、原価低減と品質・生産性の向上を両立する。

  2. 02

    成長領域への対応と競争力強化

    取り扱い製品を「車体」から「クルマ」全体へ拡大し、Tier0.5(システムサプライヤー)への進化を目指す。モジュール化提案や独自プラットフォーム開発を推進し、知能化・電動化に関わる新製品や社会課題解決分野の新規事業も創出する。

  3. 03

    グローバル事業の安定化と持続的成長

    日本、北米、欧州、アジア、中国、南米の各地域で事業環境やリスクに適切に対応し、海外拠点の収益力改善と事業運営の高度化、地域特性を踏まえた体質改革とガバナンス強化を進める。

  4. 04

    財務基盤の強化と企業価値向上

    成長投資と株主還元のバランスを図りつつROE等の資本効率指標を改善。成長戦略と財務戦略を連動させ資本構成の最適化を進め、ESGやIR活動の充実を通じてステークホルダーとの対話を深める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で8,061人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は709万円で、9期前と比べて+11.4%平均年齢は41.0歳、平均勤続年数は16.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月7,731
2018年3月8,232
2019年3月63738.014.08,660
2020年3月63039.015.08,676
2021年3月61139.016.08,172
2022年3月62340.016.08,122
2023年3月63440.016.08,227
2024年3月64740.016.08,330
2025年3月67140.016.08,162201
2026年3月70941.016.08,061194

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率75.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)78.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社24(国内 3 / 海外 21、うち連結子会社 18) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
群馬工場 — 群馬県太田市158億円
日本
中部工場 — 岐阜県海津市133億円
日本
本社及び工場 — 中国広東省広州市127億円
中国
本社及び工場 — 中国広東省広州市126億円
中国
本社及び工場 — カナダ・オンタリオ州113億円
北米
本社及び工場 — 米国・オハイオ州102億円
北米
本社及び工場 — タイ・ラヨン県9,472百万円
アジア
本社及び工場 — スロバキア・ニトラ市9,327百万円
欧州
本社及び工場 — 英国・グロスター州8,891百万円
欧州
本社及び工場 — 中国湖北省武漢市8,062百万円
中国
ほか15件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    Jefferson Industries Corporation (注)1、6
    米国・オハイオ州 · 連結子会社
    議決権62.6%
  • 海外
    Jefferson Southern Corporation (注)1、3、4
    米国・ジョージア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Jefferson Southern Corporation (注)1、3、4
    米国・ジョージア州 · 連結子会社
    議決権91.3%
  • 海外
    Austin Tri-Hawk Auto motive, Inc. (注)1、6
    米国・インディアナ州 · 連結子会社
    議決権93.6%
  • 海外
    G-TEKT America Corporation (注)1
    米国・ミシガン州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Jefferson Elora Corporation (注)1、3、4、6
    カナダ・オンタリオ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Jefferson Elora Corporation (注)1、3、4、6
    カナダ・オンタリオ州 · 連結子会社
    議決権88.8%
  • 海外
    G-TEKT North America Corporation (注)1
    米国・ミシガン州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    G-TEKT MEXICO CORP. S.A. DE C.V. (注)1
    メキシコ・グアナファト州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    G-TEKT Europe Manufacturing Ltd. (注)1
    英国・グロスター州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    G-TEKT Slovakia, s.r.o. (注)1、3
    スロバキア・ニトラ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    G-TEKT (Deutschland) GmbH.
    ドイツ・バイエルン州 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社12社を開く
  • G-TEKT (Thailand) Co., Ltd. (注)1タイ・アユタヤ県52%
  • G-TEKT Eastern Co., Ltd. (注)1タイ・ラヨン県100%
  • G-TEKT India Private Ltd. (注)1インド・ラジャスタン州100%
  • PT.G-TEKT Indonesia Manufacturing (注)1インドネシア・西ジャワ州100%
  • Auto Parts Alliance (China) Ltd. (注)1、6中国広東省 広州市100%
  • Wuhan Auto Parts Alliance Co., Ltd. (注)1中国湖北省 武漢市100%
  • Conghua Auto Parts Alliance (China) Ltd. (注)1、3、5中国広東省 広州市100%
  • Guangzhou Nansha Auto Parts Alliance (China) Ltd. (注)1、3、5中国広東省 広州市100%
  • G-KT do Brasil Ltda. (注)1ブラジル・サンパウロ州100%
  • G-ONE AUTO PARTS DE MEXICO, S.A. DE C.V.メキシコ・グアナファト州50%
  • 本田技研工業株式会社(注)2東京都港区
  • 本田技研工業株式会社(注)2東京都港区21%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は3,334億円営業利益156億円前期と比べると減収減益で、売上が-1.7%、利益が-4.9%。

売上高
-1.7%
3,334億円
営業利益
-4.9%
156億円
純利益
+8.9%
135億円
営業利益率
4.7%
前期比 -0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高3,590億円3,334億円
営業利益192億円156億円
純利益130億円135億円
1株あたり配当¥98¥98

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は894億円、営業利益は52億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+13.5%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q78619
2024年1Q788263.327
2024年2Q864374.332
2024年3Q948565.938
2024年4Q84635
2025年2Q1,674543.239
2025年4Q1,7181106.485
2026年2Q1,545452.936
2026年4Q1,7891116.299
2027年1Q894525.835

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,545億円から3,334億円へ2.2倍に増えた。直近期の営業利益率は4.7%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1,54511875
2014年3月1,81513980
2015年3月1,9389047
2016年3月2,20711476
2017年3月2,06114497
2018年3月2,198146115
2019年3月2,556174105
2020年3月2,2838756
2021年3月2,0948765
2022年3月2,36512589
2023年3月3,143143103
2024年3月3,446189132
2025年3月3,3921641754.8124
2026年3月3,3341561854.7135

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高3,334億円のうち、営業利益として残るのは156億円4.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は135億円、売上の4.0%にあたる。営業利益率は業種中央値5.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金89.7%2,991億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金5.6%187億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.7%156億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
10.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.6pt
4.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.2pt
4.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.5pt
6.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが351億円、投資CFが−374億円で、差し引きのフリーCFは−23億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は373億円で、売上の1.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月189−2210−32131
2014年3月214−29998−85161
2015年3月166−368134−202112
2016年3月318−214−79104146
2017年3月322−146−148176182
2018年3月244−26815−24177
2019年3月335−256−7079181
2020年3月229−250135−21318
2021年3月251−155−17396260
2022年3月141−189125−48360
2023年3月373−160−176213402
2024年3月375−309−16466328
2025年3月225−30058−75312
2026年3月351−37461−23373

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は3,724億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,394億円で、自己資本比率は59.9%(業種中央値59.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,44880564350.5
2014年3月1,9451,00693946.9
2015年3月2,2771,1601,11746.0
2016年3月2,1531,1481,00548.1
2017年3月2,0861,19389351.5
2018年3月2,2491,30594452.6
2019年3月2,2531,33591853.9
2020年3月2,3221,3161,00651.8
2021年3月2,3801,45192956.2
2022年3月2,8251,6391,18653.9
2023年3月2,8871,7671,12057.1
2024年3月3,0412,05498763.0
2025年3月3,2142,1241,09061.6
2026年3月3,7242,3941,33059.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
481億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,408億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1,330億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
79
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率9 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

金属製品 87社との比較

同じ金属製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り87社中19位あたり、逆に低いのは売上成長率87社中68位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.4%/中央値 5.9%
P25 2.5%P75 8.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.7%/中央値 5.3%
P25 2.5%P75 8.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
59.9%/中央値 59.8%
P25 47.8%P75 70.0%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-1.7%/中央値 1.9%
P25 -1.7%P75 3.9%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.3%/中央値 3.0%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,307で、1年前と比べて+22.7%過去52週の値幅のなかでは86%の位置にある。

¥2,307-2.4%1ヶ月+10.2%1年+22.7%時価総額1,013億円
過去52週の値幅
安値¥1,773高値¥2,392

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.3倍
PER (会社予想)7.6倍
PBR0.43倍
配当利回り4.25%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は2142円と25日線(2085円)を上回り、上昇トレンドが継続。7/21以降の戻りが強く、52週高値2233円に接近。出来高は7月に入り増加傾向で、買い意欲が示されている。週足では75日線(2018円)も上回り、強気基調。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PERが6.8倍と同業平均18.2倍を大幅に下回り、PBRも0.41倍と平均1.09倍を大きく下回る。配当利回り4.48%は平均3.73%を上回り、配当性向40.8%と健全。ROE6.4%は平均並だが、収益力は安定。減収傾向だが、バリュエーションは非常に割安。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.3倍49.7倍
PER (予想)7.6倍
PBR0.43倍1.13倍
ROE6.4%6.3%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は、PBR0.41倍と割安で、安定配当利回り4.48%を評価。EVシフトにも独自の軽量化技術で対応可能とみる。弱気派は、日産への依存度が高く、日産の販売低迷やEV化による部品点数の減少がリスクと指摘。また、2026年3月期に売上・利益の減少予想も懸念材料。

プラスに働く材料7
  • バリュエーションの割安感

    PER6.8倍、PBR0.41倍と解散価値以下。配当利回り4.48%

  • 高強度・軽量化技術

    EV化に不可欠な軽量化技術で競争力を維持

  • 安定収益基盤

    日産向け長期取引で受注安定。自己資本比率も高水準

  • PER6.8倍のバリュエーション割安継続影響

    同業PER15倍比で大幅割安、修正余地あり

  • 高配当利回り4.48%の安定性継続影響

    配当性向30%超、増配余地もあり株主還元厚い

  • 純利益135億円への増加2026年3月期影響

    前期124億円から135億円へ、EPS約300円

  • ROE改善によるPBR上昇中期影響

    ROE6.4%を8%に改善できればPBR0.5倍超へ

マイナスに働く材料7
  • 日産依存リスク

    主力顧客日産の販売低迷が直撃する可能性

  • EV化による部品減少

    EVは部品点数が減り、プレス部品需要が低下

  • 減収減益予想

    2026年3月期は売上・利益ともに減少予想

  • 売上高減少傾向の継続継続影響

    売上高3334億円、3期連続減少でトップライン弱い

  • 営業利益率の低下継続影響

    営業利益率4.68%と前期比0.15pt低下、収益力低下

  • 自動車業界の生産調整リスク不定影響

    顧客の生産調整で受注減少、業績下振れ懸念

  • 外資比率高い需給リスク不定影響

    外国人保有14.4%、売り越しで株価下落リスク

次の決算で確かめる点
日産自動車の販売台数
同社の受注に直結する最重要KPI
車体1台当たり部品単価
EV化の影響で上昇か低下かを見極める
営業利益率
コスト管理と収益性の変化を確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり98で、前期から+10.3%いまの株価に対する利回りは4.25%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥98
1株あたり
配当利回り
4.25%
いまの株価に対して
配当性向
40.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3646.6
2018年3月398.327.1
2019年3月4617.934.0
2020年3月484.337.6
2021年3月504.290.7
2022年3月5612.073.8
2023年3月583.635.7
2024年3月6715.531.6
2025年3月8729.942.1
2026年3月9610.340.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥98

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ25,896人。区分でいちばん多いのは事業法人34.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が48.2%を占め、残る51.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人42.943.043.043.143.434.9
個人・その他20.421.623.924.027.833.8
外国法人19.117.716.614.913.914.4
金融機関16.517.015.414.512.713.3
証券会社0.90.61.03.52.23.6
自己株式1.21.21.21.21.21.2
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01本田技研工業㈱20.51
02高尾 直宏7.92
03日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)7.57
04菊池 俊嗣7.07
05㈱日本カストディ銀行(信託口)4.08
06STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)1.77
07MURAKAMI TAKATERU (常任代理人 三田証券㈱)1.29
08INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券㈱)1.15
09BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC (常任代理人 ㈱三菱UFJ銀行)1.04
10DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.03

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+76%、1株純資産は14期で+213%。直近期のROEは6.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1791,66411.97.020.9
2014年3月1832,0779.87.024.1
2015年3月1062,3864.810.232.1
2016年3月1732,3727.37.439.5
2017年3月2222,4629.28.846.6
2018年3月2642,70910.27.727.1
2019年3月2432,8388.76.334.0
2020年3月1312,8034.78.437.6
2021年3月1523,1185.19.990.7
2022年3月2073,5446.26.273.8
2023年3月2393,8296.56.035.7
2024年3月3084,4497.46.931.6
2025年3月2894,6266.46.042.1
2026年3月3145,2146.45.740.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額289百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
高尾直宏代表取締役社長 社長執行役員663,619,000
瀬古浩取締役 専務執行役員 技術本部長6543,000
廣瀧文彦取締役 専務執行役員 営業本部長6134,000
柿崎明取締役 常務執行役員 北米地域本部長6124,000
笠松啓二取締役71
稲葉利江子取締役50
田村依雄常勤監査役654,000
川久保喜章常勤監査役622,000
新澤靖則監査役71
北村康央監査役61

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4163364023960
監査役2303015
社外取締役420205

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容341字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び連結子会社19社及び持分法適用関連会社1社により構成され、日本、北米、欧州、アジア、中国、南米における自動車用部品の製造販売を主な事業内容としております。 国内得意先向けには当社が自動車用部品を製造販売し、海外得意先向けの製造販売は、北米、欧州、アジア、中国、南米において現地の子会社及び関連会社が当社からの技術援助を受けて行っております。金型・治工具等の生産設備は主に当社及びG-TEKT (Thailand) Co., Ltd.及びAuto Parts Alliance (China) Ltd.がグループ内に供給しております。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,946字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 以下に記載している将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月24日)現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営理念 社是 ・人間性尊重 ・技術革新 ・堅実経営 行動指針 ・愛情と相互信頼をモットーに自己啓発に努めよう ・先進技術を追求し良質廉価な製品を提供しよう ・自主性をもち英知と機敏さで社会に貢献しよう (2)経営ビジョン 情熱と革新を融合させ人とクルマと地球のより良い未来をかたちづくる (3)経営指標 当社グループは、健全な財務体質を維持しつつ、自己資本に対する収益性を高めること、そのために、売上・利益の持続的な拡大を図ること、そして株主還元による株主価値の向上を目指しています。 健全な財務体質を維持向上するため、自己資本比率は50%以上を維持すること、同時に、資本効率の面では自己資本利益率(ROE)10%以上を目指します。そのためには、安定した利益成長が求められます。当社は売上・利益の拡大を図るため、売上高成長率及び売上高営業利益率の向上を目指します。目標として、2030年度に売上高4,000億円、営業利益280億円、営業利益率7.0%を目指します。また、設備産業の特性から、売上拡大のための設備投資と資産は効率性を重視し、総資産利益率(ROA)、投下資本利益率(ROIC)の向上を目指します。 また、当社グループは、株主の利益向上を経営の重要課題のひとつとしています。持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目的として、安定的・継続的な株主還元を実施し、目標値として2031年3月期に株主資本配当率(DOE)を3.0%とするとともに、配当性向を2025年3月期から30%以上とすることを基本方針としています。 (4)会社の対処すべき課題 当社グループを取り巻く事業環境は、自動車産業における電動化・知能化の進展、車体構造のモジュール化・大型一体化の加速、さらには地政学的リスクやインフレを背景とした原材料費・労務費の上昇など、依然として大きな変化と不確実性を伴う状況が続いております。このような環境下において、当社グループが中長期的な成長と企業価値の向上を実現するためには、以下の課題に優先的に取り組む必要があります。 ① 収益力の強化と事業体質の変革 当社グループは、2030年度の経営目標達成に向けた通過点として、2026年度から2028年度までを「体質変革を着実に成し遂げる期間」と位置付けております。今後の持続的成長を支えるためには、さらなる売上拡大に加え、収益性の改善が重要な経営課題であります。 このため、国内外の生産拠点において、省人化・無人化を含む生産体質変革やスマートファクトリー化を推進し、原価低減と品質・生産性の向上を両立させることで、安定した収益基盤の構築に取り組んでまいります。 ② 成長領域への対応と競争力の強化 自動車OEMにおいては、電動化戦略の見直しや開発スピードの向上、車両の知能化対応などが求められており、サプライヤーに対する期待や役割も大きく変化しております。当社グループは、取り扱い製品を「車体」のみならず今後は「クルマ」全体に拡大し、「クルマのシステムサプライヤー(Tier0.5)」への進化を目指してまいります。 モジュール化提案や独自プラットフォームの開発をさらに推進して、開発から量産まで一貫して担える技術力・提案力の強化を図ってまいります。また、車の知能化や電動化に関わる新製品の開発に加え、環境問題・食料安全保障・次世代モビリティなど、社会課題の解決に資する分野を対象領域とした新規事業の創出にも積極的に取り組んでまいります。 ③ グローバル事業の安定化と持続的成長 当社グループは、日本、北米、欧州、アジア、中国、南米の各地域にグローバルに事業を展開しており、各地域における事業環境やリスクへの対応が重要となっております。特に、海外拠点における収益力改善や事業運営の高度化は重要な課題であり、地域特性を踏まえた体質改革とガバナンス強化を進めることで、グループ全体として安定した成長を実現してまいります。 ④ 財務基盤の強化と企業価値向上 当社グループは、成長投資と株主還元の適切なバランスを図りつつ、ROE等の資本効率指標の改善にも取り組んでおります。成長戦略と財務戦略を連動させた経営を推進するとともに、資本構成の最適化を進め、持続的な株主価値の向上を目指してまいります。 また、ESGへの取り組みやIR活動の充実を通じて、ステークホルダーの皆様との対話を一層深め、信頼される企業グループの実現に努めてまいります。
事業等のリスク6,202字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関連する事項のうち、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあり、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のあることを認識しております。 なお、以下に記載している将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月24日)現在において当社グループが判断したものであります。 リスクの分類   リスクの項目   リスクの説明   リスクの対策 事業環境   市場環境の変化    当社グループは、日本、北米、中国及びその他のアジア地域、南米、欧州と、世界各国において事業を展開し、現地の完成車メーカー及び関連部品メーカーに対し製品を供給しております。これらの市場における景気後退による消費の低迷や税制変更による消費者の購買意欲の低下に加え、地政学リスクの高まりや物価上昇等による消費行動の変化は、自動車の販売低下につながり、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。    当社グループは、事業展開をしている世界各国の市場の動向を注視し、設備投資の判断や適正な要員配置・経費管理等の面で迅速かつ的確な対応が取れるように努めております。 気候変動・環境規制への対応    温室効果ガス排出等による温暖化の深刻な影響に対し、地球環境の保全は重要な経営課題となっております。  各国が強化する環境規制や、ステークホルダーが求める脱炭素への要請が高度化する中で、生産時(Scope1・2)に加え、サプライチェーンを含む温室効果ガス排出量(Scope3)の管理・開示及び削減の対応が適切に行えない場合、社会的評価の低下や機会損失により、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。    当社グループでは、「2050年度カーボンニュートラル」を目指し、生産時(Scope1・2)における温室効果ガス排出量削減に加え、製品ライフサイクル全体(Scope1~3)での排出量低減に取り組んでおります。  特に排出量の多くを占める鋼板については、環境負荷の低い製造方法への転換の検討に加えて、リサイクル性に優れたアルミ製品の開発及び生産技術の確立に取り組んでおります。 自動車のEV化等への対応    自動車業界では、脱炭素の実現に向け、内燃機関車からEVへの転換が進んでおります。  EVの普及は、新たな事業機会となる一方、車体構造の変化や部品点数の減少、さらにはソフトウェア化の進展等により、従来の部品需要や生産体制に大きな影響を与える可能性があります。  また、EVへの転換の進展度合いが地域によって異なることから、想定と異なる動力源構成の変化が当社グループの業績に影響を与える可能性もあります。    当社では、「EV関連事業の確立」を経営戦略の一つとして掲げ、研究開発費及び設備投資を重点的に実施するとともに、複数の動力源に対応可能な製品開発や、外部とのアライアンスを通じた開発体制の強化に取り組んでおります。 事業運営   市場ニーズに基づく技術開発    市場ニーズの把握は、技術開発リソースの配分決定にとって重要な指標となるものですが、市場ニーズの変化を予測できず、魅力ある新製品を開発できない場合や適時に提供できない場合、想定よりも需要が伸びなかった場合には、将来の成長と収益性を低下させ、投資負担が当社グループの財政状態又は業績に影響を与える可能性があります。    国内に当社グループの研究開発・知財管理の中核拠点であるジーテクト東京ラボを置くとともに、北米(デトロイト)・欧州(ミュンヘン)に営業・技術・開発機能が一体となった営業・エンジニアリング拠点を設置しております。これらの拠点間の連携を強化することで、市場ニーズの把握に努めるとともに、欧州ESP(Engineering Service Provider)と協業して新たな技術の研究開発に取り組んでおります。 新素材、新工法の普及    当社グループの取扱分野において新素材の普及が進んだ場合には、当社グループの製品と競合することとなり、業績に影響を与える可能性があります。  また、ギガキャスト等の新工法の適用領域拡大や複合材の採用の進展により、車体構造や製造方法が変化する可能性があります。    当社グループでは、従来の鋼板素材のみならず、欧州車を中心に採用が進むアルミ等の新素材の研究開発にも取り組んでおり、アルミのプレス加工については、量産技術を確立して欧州拠点にて生産を行っております。  また、ギガキャスト技術に代わる現時点の最適解として、他社との協業・共同開発の下でアルミダイキャスト技術やホットスタンプ技術を用いた大型一体化部品の製品化に向けた開発・研究と得意先への提案活動を推進しております。 知的財産権    研究開発中の技術について他者が当社グループに先行して知的財産権を取得するなど、技術の権利化に劣後した場合には、製品化することができないことによる機会損失又は追加の費用の発生等により、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。    当社グループは、知的財産の管理に特化した専門の部署を設置し、知財戦略に基づいた知的財産権の調査・取得・管理を行っております。  新規事業領域の知的財産の取得状況を精査するとともに、これからのビジネスの流れを先取りした知的財産権の取得に注力して取り組んでいます。 人財の確保    当社グループは、世界各国において従業員を採用しておりますが、労働市場の逼迫に加え、EV・デジタル等の高度専門領域における人財確保の競争激化や、技能伝承の課題等により、必要な人財の確保・育成が困難となる可能性があります。    当社グループでは、従業員の定着を図るため、人事制度の見直し・拡充による福利厚生・従業員待遇の改善や、体力・集中力を要する現場労働の自動化(機械化)による従業員の負荷低減等の施策を積極的に推進、展開しています。また、職場診断等の実施により、職場の現状を可視化し、働きやすい職場づくりのための施策立案につなげています。  これらの取り組みを通じて、国内外の多様な人財が自ら学び、考え成長することを支援する環境作りと企業風土の醸成に努めております。 リスクマネジメント体制    当社グループは、海外において積極的な事業展開を図っております。これらの国、地域においては、それぞれに様々なリスクが存在し、一様ではありません。これらのリスクに対して当社グループが適切に対処できなかった場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。    当社グループでは、当社グループ全体でのリスク管理の重要性に鑑み、当社グループが進出している国ごとにリスクマップを作成しており、これに基づいて各子会社が最優先対応リスクを選定し、対策を推進しております。対策状況については、日本本社が定期的なモニタリングを実施し、グループ全体でのリスクと対策の共有を行っております。 事業運営   特定の販売先への依存    当社グループは、本田技研工業株式会社が総議決権の20%以上を所有しており、同社は当社のその他の関係会社に該当しているほか、連結売上高の概ね5割強を本田技研工業株式会社及びそのグループ会社が占めております。同社グループの国内外における生産及び販売の動向、事業戦略や購買方針等により当社グループの業績に影響を与える可能性があります。    当社グループは、本田技研工業株式会社との長期にわたる緊密な取引関係を通じ、生産及び販売の見通し、事業戦略や購買方針に関する将来の方向性を共有し、自社グループの投資・事業戦略の判断に活用しております。  また、既存の取引先以外の取引先との取引を拡大するため、価格競争力のある開発提案による営業戦略を展開しており、これによって、特定の販売先への依存リスクの低減を図っております。 品質    当社グループの製品について、予期できない品質問題が発生した場合には、コストの発生や当社グループの評価に重大な影響を与え、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。    当社グループは、関連法規を遵守し、国際的な品質管理基準に従って設計・製造を行い、品質ガバナンスを徹底することで品質向上に努めるとともに、カメラ映像や画像解析技術を活用した品質保証を進め、生産ライン内部での精度・品質検査の実現により、品質の信頼性向上に取り組んでおります。  また、DX(デジタル・トランスフォーメーション)プロジェクトを通じて、グローバルでグループの品質情報を可視化し、モニタリングすることで、予知予防による管理を目指します。さらには、新たな事業領域であるEV関連部品事業にふさわしい品質保証体制の確立にも取り組んでおります。 サプライチェーン    当社グループは、主要な部品・原材料を内外のサプライヤーから調達しておりますが、自然災害や感染症の発生に加え、地政学リスクの高まり、資源価格の変動、各国の規制(人権・環境関連規制を含む)への対応等により、調達に支障が生じる可能性があります。    当社では、主要サプライヤーの操業停止リスクについて、ハザードマップを基に調査を実施して各社の災害復旧体制を把握するとともに、災害発生・感染症の拡大に伴うサプライヤーの操業停止に備えた代替先確保に取り組んでいます。  当社が金型の製作を委託する金型メーカーの中には、代替先の確保が困難な企業もありますが、金型製作のリードタイム短縮、工程分散をはかり、万一の際の物流確保などによるサプライチェーンの途絶リスクの低減・早期復旧を図っております。 為替    当社グループは、国際的な事業展開の結果、本邦通貨に対する外貨の価値変動が当社グループの業績に影響します。当社グループの連結売上高の8割は海外子会社による現地生産であり、為替変動は本邦通貨への換算差額として、財政状態及び業績に影響があります。  また、海外の販売先に対し金型・治工具等の生産設備を販売するなど、一部の製品及び部品等を輸出しております。急激又は大幅な為替変動により当社グループの業績に影響を与える可能性があります。    当社グループでは、製品及び部品の輸出に関して、為替予約等の手段で為替変動による影響の軽減を図っており、為替リスクに対する対策を行っております。 事業運営   租税    当社グループは、日本、北米、中国及びその他のアジア地域、南米、欧州と、世界各国において事業を展開しておりますが、各国の税制変更、移転価格税制、税務コンプライアンス問題等により、予期せぬ税負担の発生や、各種の訴訟対応等が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。    当社グループでは、税務ポリシーを制定しております。事業活動を行うすべての国・地域において、租税に関する法令等を遵守し、適正な納税を通じ社会に貢献することを基本方針として、税務コンプライアンス意識の醸成に努めるとともに、税務当局との健全な関係構築に基づき、問題発生時には速やかに日本本社と現地子会社が連携して問題解決を図るガバナンス体制を構築しております。 コンプライアンス    当社グループは国内外の広範な法令に従って事業活動を展開しており、万が一、役職員による法令等の違反があった場合には、各種の訴訟や規制当局の訴追により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。    当社グループでは、コンプライアンスオフィサーを委員長とするコンプライアンス小委員会が主導して、自己検証、コンプライアンスに関する研修、社内啓発、企業倫理改善提案内容のレビューなどを行っており、例えば不正競争防止や腐敗防止などに関するグループ共通の基本方針を策定し、従業員への周知展開を行うなど、法令及び社内規程を遵守する体制を構築しております。 サイバーセキュリティ    サイバー攻撃は高度化・巧妙化しており、エンドポイントの増加に加え、工場設備等の制御システムを含めた広範な領域にリスクが拡大しております。また、サプライチェーンを通じた攻撃の可能性も含め、被害が発生した場合には、業務の中断や情報漏洩等により、当社グループの業績や社会的信用に影響を与える可能性があります。    当社グループでは、情報セキュリティ部門を中心として、サイバーセキュリティに関するルールの見直しやIT資産・設備の管理強化を進めております。  また、日本本社を中核としたグローバル体制のもと、サイバー攻撃に対する監視・検知及び迅速な対応が可能な体制を整備しております。  さらに、従業員に対する教育・訓練を継続的に実施するとともに、インシデント発生時の対応体制を構築し、セキュリティレベルの維持・向上に努めております。 感染症・自然災害、地政学リスク等   感染症の発生    新たな感染症の発生・世界的な拡大への対応として、各国政府等の行動制限要請がなされること等により、世界経済や当社あるいは得意先・取引先の事業活動が停滞することで、当社グループの業績に大きな影響を与える可能性があります。    当社グループでは、感染症の拡大に伴う操業停止中も支出が継続する労務費等の固定費に対して、日本本社等がグループ全体の手元流動性を確保する体制を整えております。  生産領域の自動化、工場・事務所のレイアウト見直しやリモートワーク、関係先とのオンラインの活用等により、感染リスクの低減を図っています。 自然災害    当社グループは、国内外において工場を設け、プレス、溶接加工等の生産設備を活用し、現地で従業員を採用し、自動車部品の生産、販売を行っております。これらの生産、販売活動は大地震、洪水、津波、竜巻などの自然災害に影響される可能性があります。これらが発生した場合には、原材料や部品の調達、生産、販売に遅延や停止を生じる可能性があり、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。    当社グループでは、リスクマネジメントオフィサーを委員長とするリスクマネジメント小委員会が主導して、従業員の安全確保を最優先として、リスクの把握・対策の実施・被害の最小化に向けた取り組みを継続的に行っています。具体的には、拠点ごとの自然災害の被害想定と、想定に基づく初動対応体制の整備、復旧計画の検討を通じ有事への備えをしております。 地政学リスク    当社グループが進出する国・地域において、政情不安、国家間の政治的緊張、戦争・紛争等の地政学リスクが発生した場合、サプライチェーンの混乱や事業活動の制限が生じる可能性があります。また、経済安全保障の観点から各国で規制や政策が強化されることにより、事業運営に影響を及ぼす可能性があります。    当社グループでは、グループ間で各国地政学リスクの共有を強化する一方で、各地域の調達等の面での自律化を進め、収益面でのバランスも図ってまいります。
経営成績の分析 (MD&A)7,981字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、資本市場において地域・産業間の選別が進み、投資の偏在が拡大しております。また、一部地域においては追加利上げ観測もあり、資金コストの上昇が成長の抑制要因となっております。さらに、中東情勢は緊張が長期化し、エネルギー価格の上昇を通じてインフレ圧力を強めております。このように先行き不透明な中、全体として景気は底堅さを維持しており、国内においては、国際情勢に影響されつつも、企業収益の堅調な推移に伴って所得水準が改善されたことも貢献し、景気は緩やかに回復いたしました。 自動車業界においては、一部完成車メーカーによるBEV(バッテリーEV)の開発計画見直し等により、ハイブリッド車とBEVが市場を牽引する多様なパワートレインの選択肢が再評価されています。一方、SDV(Software Defined Vehicle:ソフトウェア定義自動車)によって機能や価値を高めていく、という大きな流れは継続しており、完成車メーカーは不確実性の高い領域への投資が続いております。さらに、中国完成車メーカーは自国内での販売比率を伸張させるだけでなく、東南アジアや欧州市場においても存在感を急速に高めており、日系メーカーを取り巻く競争環境は厳しさを増しております。 このような環境の中、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末より51,058百万円増加し、372,445百万円となりました。負債合計は、前連結会計年度末より23,972百万円増加し、133,002百万円となりました。純資産合計は、前連結会計年度末より27,085百万円増加し、239,443百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の業績につきましては、売上高は333,413百万円(前期比1.7%減)、営業利益は15,623百万円(前期比4.6%減)、経常利益は18,480百万円(前期比5.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は13,455百万円(前期比8.2%増)となりました。 セグメントの業績は次のとおりであります。なお、増減理由については、「(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 b. 経営成績の分析」のセグメントの業績をご参照ください。 1)日本 売上高は、75,980百万円(前期比10.2%増)となり、営業利益は、7,356百万円(前期比29.8%増)となりました。 2)北米 売上高は、127,012百万円(前期比1.0%増)となり、営業利益は、5,402百万円(前期比7.5%増)となりました。 3)欧州 売上高は、36,582百万円(前期比2.5%減)となり、営業利益は、2,183百万円(前期比24.4%減)となりました。 4)アジア 売上高は、40,215百万円(前期比0.1%減)となり、営業利益は、1,606百万円(前期比2.4%増)となりました。 5)中国 売上高は、53,171百万円(前期比7.9%減)となり、営業損益は、947百万円の営業損失(前期は145百万円の損失)となりました。 6)南米 売上高は、18,254百万円(前期比1.1%増)となり、営業利益は、665百万円(前期比46.2%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は、37,255百万円となり、前連結会計年度に比べ6,054百万円増加しました。各キャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローは35,053百万円の資金増加、投資活動によるキャッシュ・フローは37,394百万円の資金減少、財務活動によるキャッシュ・フローは、6,105百万円の資金増加となりました。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) 日本   63,586   △0.7 北米   114,169   0.7 欧州   21,531   △0.9 アジア   36,491   △2.1 中国   51,561   △5.3 南米   16,008   3.7 合計   303,349   △1.0 (注)金額は販売価格によっております。 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) 日本   58,442   △7.8   16,844   △4.6 北米   132,772   5.2   36,344   20.2 欧州   36,085   △5.8   9,022   △1.9 アジア   38,404   △7.6   8,741   △15.8 中国   52,845   △6.2   12,490   △0.7 南米   19,553   10.9   5,848   28.6 合計   338,105   △1.6   89,291   5.5 (注)金額は販売価格によっております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 日本   59,253   △2.7 北米   126,657   1.1 欧州   36,264   △2.6 アジア   40,049   △0.5 中国   52,934   △7.9 南米   18,254   1.1 合計   333,413   △1.7 (注)最近2連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) Honda Development & Manufacturing of America, LLC   63,792   18.8   64,001   19.2 本田技研工業㈱   33,528   9.9   30,384   9.1 (注)前連結会計年度及び当連結会計年度双方について、当該割合が100分の10未満の相手先は記載を省略しておりま す。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものは次のとおりであります。 a.繰延税金資産 繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できること等の理由で、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。マネジメントは、将来の利益計画に基づく課税所得の見積りは合理的に行われたものと考えておりますが、繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。 b.固定資産の減損 固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。また、国際財務報告基準を適用している海外子会社について、減損の兆候がある資産又は資産グループについては、割引前将来キャッシュ・フローと割引率に基づいて回収可能価額を算定しており、回収可能価額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。将来キャッシュ・フローは、計画策定時における合理的な情報等を基礎として策定された事業計画に基づいております。この事業計画は、各種経済予測、販売単価やコスト見込、顧客の生産計画などに関する経営者の判断に基づく仮定により影響を受け、技術革新や支援政策により大きな影響を受けるEVへの移行見込等、事業計画の前提とした条件や仮定にも不確実性が含まれているため、変更が生じた場合、将来キャッシュ・フローが減少することによって減損処理を認識する必要が生じ、翌連結会計年度の連結財務諸表において固定資産の金額に重要な影響を与える可能性があります。 c.退職給付に係る負債、退職給付に係る資産及び退職給付費用 退職給付に係る負債、退職給付に係る資産及び退職給付費用は、主に数理計算で設定される退職給付に係る負債の割引率、年金資産の期待運用収益率等の仮定に基づいて算出しております。割引率は、確定給付制度債務と概ね同じ支払期日を有する優良社債の報告期間の期末日時点における市場利回りに基づいて決定し、年金資産の期待運用収益率は、過去の運用実績及び将来見通し等に基づいて決定しております。マネジメントは割引率、年金資産の期待運用収益率に使用した仮定は妥当なものと考えておりますが、割引率及び期待運用収益率の変動は、将来の退職給付に係る負債、退職給付に係る資産及び退職給付費用に影響を与える可能性があります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態の分析 (資産合計) 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末と比べ51,058百万円増加し、372,445百万円となりました。流動資産は、主に現金及び預金並びに受取手形及び売掛金が増加し、前連結会計年度と比べて14,075百万円増加の155,492百万円となりました。固定資産は、主に建物及び構築物並びに建設仮勘定が増加し、前連結会計年度と比べて36,982百万円増加の216,953百万円となりました。 (負債合計) 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末より23,972百万円増加し、133,002百万円となりました。流動負債は、主に短期借入金、1年内返済予定の長期借入金及び前受金が増加し、前連結会計年度末と比べて24,563百万円増加の101,939百万円となりました。固定負債は、主に長期借入金が減少し、前連結会計年度末と比べて590百万円減少の31,063百万円となりました。 (純資産合計) 主に、利益剰余金及び為替換算調整勘定の増加により、前連結会計年度末と比べて27,085百万円増加し、239,443百万円となりました。 b.経営成績の分析 当連結会計年度の業績は、金型・設備や試作等の車種開発売上の増加や為替変動の影響があったものの、北米セグメントにおける半導体不足による減産、欧州セグメントにおける取引先に対するサイバー攻撃による生産停止、南米セグメントにおける自然災害に伴う生産停止に加え、中国・アジアセグメントにおける減産もあり、売上高は333,413百万円(前期比1.7%減)となりました。営業利益は、減収による影響やインフレによる労務費の高騰等により、15,623百万円(前期比4.6%減)となりましたが、為替差益や助成金の計上により、経常利益は18,480百万円(前期比5.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は13,455百万円(前期比8.2%増)となりました。 受注生産台数(千台) 当連結会計年度の本田技研工業株式会社グループから受注した生産台数をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 前連結会計年度   当連結会計年度   増減   増減率(%) 合計   3,296   3,052   △244   △7.4 日本   693   707   14   2.0 北米   1,399   1,348   △51   △3.7 アジア   347   251   △96   △27.8 中国   759   636   △123   △16.2 南米   98   110   12   12.6 (注)上記数値は千台未満を四捨五入して表示しています。増減率は一台単位まで計算しています。 セグメントの業績は次のとおりであります。 1)日本 売上高は、得意先の生産台数の増加に加え、金型・試作等の車種開発売上も増加し、75,980百万円(前期比10.2%増)となりました。営業利益は、労務費の上昇に加え、新工場の稼働が段階的に進行しているため償却費が先行したものの、増産効果や、車種開発売上の利益貢献もあり、7,356百万円(前期比29.8%増)となりました。 2)北米 売上高は、主要得意先の生産台数の減少があったものの、金型・試作等の車種開発売上が増加し、127,012百万円(前期比1.0%増)となりました。営業利益は、生産効率の改善等による労務費の抑制及び諸経費の削減等に加え、車種開発売上の利益貢献もあり、5,402百万円(前期比7.5%増)となりました。 3)欧州 売上高は、主要得意先の生産台数減少に加え、金型等の車種開発売上も減少し、36,582百万円(前期比2.5%減)となりました。営業利益は、減産影響に加え、労務費の高騰もあり、2,183百万円(前期比24.4%減)となりました。 4)アジア 売上高は、金型・試作等の車種開発売上は増加したものの、主要得意先の減産により、40,215百万円(前期比0.1%減)となりました。営業利益は、労務費の高騰等があったものの、減価償却費等の諸経費の減少に加え、車種開発売上の利益貢献もあり、1,606百万円(前期比2.4%増)となりました。 5)中国 売上高は、主要得意先の生産台数の減少により、53,171百万円(前期比7.9%減)となりました。営業損益は、減産に伴う労務費の抑制や諸経費の削減があったものの、減産による影響が大きく、947百万円の営業損失(前期は145百万円の損失)となりました。 6)南米 売上高は、得意先の減産に加え、金型等の車種開発売上も減少したものの、為替影響により、18,254百万円(前期比1.1%増)となりました。営業利益は、減産影響に加え、労務費の高騰もあり、665百万円(前期比46.2%減)となりました。 c.キャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べ、6,054百万円増加し、37,255百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動のキャッシュ・フローは、35,053百万円の収入となりました。主な収入は、税金等調整前当期純利益19,012百万円、減価償却費18,923百万円です。 前連結会計年度に対して、12,513百万円の収入増加となりました。主な要因は、棚卸資産の増加額の減少及び前受金の増加です。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動のキャッシュ・フローは、37,394百万円の支出となりました。主な支出は、有形固定資産の取得による40,201百万円です。 前連結会計年度に対して、7,348百万円の支出増加となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出の増加です。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動のキャッシュ・フローは、6,105百万円の収入となりました。主な収入は、短期借入金の純増7,807百万円、長期借入れ11,828百万円です。 前連結会計年度に対して、330百万円の収入増加となりました。主な要因は、借入れの増加です。 (3)資本の財源及び資金の流動性 a.資本政策 当社は、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目的として、安定的・継続的な株主還元を実施し、目標値として2031年3月期までにDOE(株主資本配当率)を3.0%とするとともに、配当性向を2025年3月期から30%以上とすることを基本方針としております。 事業活動によって得られた資金は、まず、成長投資及び研究開発費に向けられます。敏速な投資実行と危機対応を可能にする自己資本の水準を維持するため、内部留保に充てられます。 b.資金調達の状況 当社グループは、運転資金及び設備投資資金を、内部資金又は借入により資金調達することとしています。 運転資金需要は、新規車種開発に伴い得意先に売却予定の金型・専用設備等の制作費用、量産部品製造のための原材料、労務費、製造経費、販売費及び一般管理費等の営業費用などによるものです。 また、設備投資需要は、量産部品生産用汎用設備の取得や生産能力増強、あるいは新規生産拠点設立にかかる出資及び設備投資などによるものです。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。また、設備投資に関しては、将来の資金創出能力を見積もり、当該能力の範囲内で設備投資を行うことを基本としております。 短期運転資金は、自己資金及び金融機関からの短期借入金を基本としております。長期運転資金や設備投資資金は、金融機関からの長期借入を基本としています。2020年4月に株式会社格付投資情報センター(R&I)から信用格付「A-」を取得し、維持しております。今後、長短期の資金調達の多様化を図ってまいります。 海外子会社については、自己資金及び子会社が取引通貨、通貨の安定性等を勘案して最も適切な通貨で金融機関からの資金調達を基本としております。調達通貨の金利・為替の状況、子会社の財務状態等を勘案して、当社からの資金貸出を行うこともあります。 主要な借入先の状況(百万円) 借入先   前連結会計年度末   当連結会計年度末   増減額 ㈱三菱UFJ銀行   24,056   34,725   10,669 ㈱三井住友銀行   10,249   11,204   954 ㈱みずほ銀行   5,700   7,012   1,312 ㈱埼玉りそな銀行   3,728   5,061   1,332 野村證券㈱   2,000   -   △2,000 三井住友信託銀行㈱   1,177   2,229   1,051

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。