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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

ノーリツ

NORITZ CORPORATION5943 · Prime · 金属製品

ガス給湯器・厨房機器の国内トップメーカー。住宅設備機器を中心に、新築・リフォーム向けに販売。

概要

ノーリツは1951年に神戸で創業した住宅設備機器メーカーである。ガス給湯器、浴室暖房乾燥機、システムキッチンを主力とし、国内販売を軸に中国・北米・豪州などへ事業を拡大している。2025年12月期の連結売上高は2,020億円、従業員数は5,934人。神戸市中央区に本社を置く。

国内事業が売上の約7割を占める収益構造

国内事業は2025年12月期に売上高1,367億円(全体の67.7%)、セグメント利益21億円を計上した。新築住宅向けとリフォーム向けに全国の代理店を通じて製品を供給する。主力のガス給湯器は「エコジョーズ」など高効率機種の販売を伸ばし、浴室暖房乾燥機やシステムキッチンも手掛ける。非住宅分野への拡大も中期計画に盛り込まれている。

海外事業の3極体制と中国依存からの脱却

海外事業は2025年12月期に売上高653億円(全体の32.3%)、セグメント利益21億円。中国では子会社「上海能率有限公司」などが現地生産・販売を担うが、不動産市況停滞の影響を受ける。北米ではNORITZ AMERICA CORPORATIONを通じて業務用給湯器を拡大中。豪州ではDUX MANUFACTURING LIMITEDがタンク型給湯器を強みとする。中期計画では中国依存リスク軽減と東南アジア開拓を掲げる。

38社で構成されるグループ体制

連結グループは2025年12月現在、当社を含む38社で構成される。国内製造は大成工業、信和工業、ハーマン、多田スミス、アールビーなどが担う。販売・アフターサービスはノーリツリビングクリエイトが行う。海外では能率香港集団が統括し、櫻花衛厨(中国)など中国子会社、NORITZ USA CORPORATION、DUX MANUFACTURING LIMITEDが現地事業を展開する。

2025年12月期の業績と中期計画の進捗

2025年12月期の連結売上高は2,020億円(前期比0.1%減)、営業利益43億円(同79.5%増)。営業利益率は2.1%で、過去10年間では2015年を除き30~60億円の間を推移する。2024年度からの3カ年計画「Vプラン26」では、2026年度に売上高2,100億円、ROE6%超を目標とする。海外事業の営業利益目標を23億円に修正し、原価改善や戦略投資を進める。

業界の中での役割は住宅設備機器メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,020億円
営業利益
43億円
営業利益率
2.1%
純利益
34億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
国内事業1,367億円67.7%21億円1.5%
海外事業653億円32.3%22億円3.4%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01住宅設備(新築・リフォーム)主力

ガス給湯器、浴室暖房乾燥機、システムキッチン等を、全国の代理店を通じて新築住宅やリフォーム市場に供給。国内販売が主力。

主な製品・サービス3
ガス瞬間湯沸器
ガスを燃料とし、必要な時に必要な量の湯を供給する給湯機器。省エネ・高効率が特徴。
浴室暖房乾燥機
浴室を暖房・換気・乾燥する機能を持つ機器。カビ防止や入浴前の暖房に利用。
システムキッチン
ガスコンロ、レンジフード、食器洗い機などを組み合わせたキッチン設備。デザイン性と機能性を両立。

02海外住宅設備準主力

中国、北米、オーストラリアなどで給湯器・厨房機器を製造・販売。中国では子会社が現地生産・販売を展開。

主な製品・サービス1
ガス給湯器(海外向け)
海外市場向けに現地仕様に合わせたガス給湯器。中国や北米で需要が大きい。

製品と技術

コア製品のガス瞬間湯沸器と高効率機種

創業以来の主力製品がガス瞬間湯沸器である。必要な時に必要な量の湯を供給し、省エネ性能を追求している。高効率モデル「エコジョーズ」は排熱を回収して熱効率95%以上を達成。2025年12月期にはプレミアム給湯器の販売を伸ばし、環境配慮型商品としてハイブリッド給湯機(ヒートポンプ併用)も拡販中である。

浴室暖房乾燥機とシステムキッチン

浴室暖房乾燥機は、暖房・換気・乾燥機能を一体化した製品で、カビ防止や入浴前の暖房に利用される。システムキッチンはガスコンロ、レンジフード、食器洗い機を組み合わせ、デザイン性と機能性を両立する。厨房分野ではビルトインコンロの中高級比率向上を図り、レンジフードの販売チャネル拡大に注力している。

海外市場向け給湯器と現地適合戦略

海外では中国、北米、豪州向けに現地仕様のガス給湯器を生産する。中国では上海能率が現地生産し、櫻花衛厨が中国国内ブランドで販売。北米ではNORITZ AMERICAが業務用大容量機種を強化し、豪州ではDUX MANUFACTURINGがタンク型給湯器とヒートポンプ商材を展開する。2025年12月期には北米エリアで黒字継続を目指した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

金属製品のなかでの位置

給湯器国内大手、収益改善途上

売上高は約2,020億円と横ばいで、営業利益率は1.19%から2.13%へと改善しているが、依然として低水準にある。同業他社の日本調理機やテクニスコと比較すると、規模では大きく上回るものの、収益性では見劣りする。金属製品業界は価格競争が激しく、原材料費の高騰も収益を圧迫している。同社は国内トップクラスのシェアを持つが、海外展開や高付加価値製品の開発が今後の課題となる。

強み

  • 給湯器分野で国内トップクラスのシェアを有する
  • 長年の実績により、高いブランド認知度を誇る
  • 全国規模の販売・サービスネットワークを構築
  • 高効率給湯器など、先進的な技術開発を行っている

課題

  • 営業利益率2%台と低く、収益構造の改善が急務
  • 同業他社との価格競争が激しく、採算が悪化しやすい
  • 国内市場の成熟化に対し、海外戦略の強化が課題

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

住宅・不動産の時価総額近傍。太字がノーリツ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17972イトーキ1,356億円12.3倍
23002グンゼ1,303億円257.8倍
38934サンフロンティア不動産1,285億円8.5倍
49304澁澤倉庫1,258億円18.5倍
59347日本管財ホールディングス1,183億円14.7倍
65943ノーリツ1,157億円15.2倍
78237松屋1,097億円49.1倍
88892エスコン1,080億円8.6倍
97943ニチハ1,060億円41.5倍
109997ベルーナ1,029億円8.8倍
119008京王電鉄941億円10.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(住宅・不動産)に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

風呂釜メーカーとして神戸で創業した1951年

1951年3月、資本金530千円で能率風呂工業株式会社を設立し、本店を神戸市生田区(現中央区)に開設。創業の原点は「お風呂は人を幸せにする」という理念で、ガス風呂釜の製造から始まった。1956年には技術研究所を開設し、製品開発の基礎を築いた。

商号変更と相次ぐ子会社設立の1960~70年代

1961年に子会社大成工業を設立し、1962年に明石工場を新設。1968年3月、商号を株式会社ノーリツに変更した。1970年代には信和工業(1975年)、阪神ノーリツ販売(1976年、後のノーリツリビングクリエイト)を設立し、製造と販売の分業体制を整えた。1983年にはアフターサービス会社を各地に設立し、体制を強化した。

2部上場から東証1部へ昇格した1980年代

1984年8月に大阪証券取引所市場第2部、1985年8月に東京証券取引所市場第2部に上場。1987年6月には両取引所の市場第1部に指定された。同年、東京にショールーム「NOVANO」を開設し、1990年には明石本社工場を新設して生産能力を向上させた。上場後の成長期に国内シェアを拡大した。

中国進出と海外多角化の1990~2000年代

1993年10月、上海水仙能率有限公司(後の上海能率有限公司)を設立し、中国でのガス給湯器生産・販売に進出。2002年にはNORITZ AMERICA CORPORATIONを米国カリフォルニア州に設立し、北米市場へ参入。2004~2005年にかけて香港に複数の統括会社を設立し、中国事業の管理体制を構築した。

ハーマン子会社化と住設システム事業からの撤退

2001年10月、ハーマンとの業務提携により同社と多田スミス、周防金属工業を子会社化。2002年にはアールビーにも出資し、厨房機器分野を強化した。2019年11月、国内事業の構造改革に伴い住設システム事業(ユニットバスなど)から撤退し、システムバス生産のつくば工場の稼働も停止した。

豪州・北米での大型買収と組織再編の2010~2020年

2013年7月、Sakura(Cayman)を通じて櫻花衛厨(中国)などを子会社化。2014年には豪州のDUX MANUFACTURING LIMITEDを買収し、タンク型給湯器の基盤を獲得。2018~2019年には北米でPB Heat, LLCやFacilities Resource Group LLCを買収し、業務用市場を開拓。2021年1月には国内販売子会社を統合し、ノーリツリビングクリエイトに商号変更した。

年表35件を開く

1950年代

  • 1951年3月資本金530千円をもって能率風呂工業㈱を設立し、本店を神戸市生田区に開設(1980年12月住所表示変更により神戸市中央区になる)
  • 1955年5月東京出張所を東京都千代田区に開設(1994年3月支社に昇格。1987年11月東京ショールームNOVANO開設(2020年3月閉鎖)、現在地は東京都新宿区)
  • 1956年4月技術研究所を神戸市須磨区に開設(1986年2月兵庫県明石市に新設)

1960年代

  • 1961年4月子会社大成工業㈱(兵庫県明石市)を設立
  • 1962年12月明石工場を兵庫県明石市に新設
  • 1968年3月商号変更商号を㈱ノーリツに変更

1970年代

  • 1975年2月子会社信和工業㈱(兵庫県明石市)を設立
  • 1976年1月商号変更子会社阪神ノーリツ販売㈱(大阪府吹田市)を設立(商号を1990年10月にノーリツ住設㈱、さらに2021年1月にノーリツリビングクリエイト㈱に変更)

1980年代

  • 1983年4月M&Aアフターサービス体制強化のため、㈱近畿ノーリツサービスを大阪府吹田市に、㈱東京ノーリツサービスを東京都杉並区に設立(翌年4月に設立した㈱名古屋ノーリツサービスともども、1989年6月㈱東京ノーリツサービスが吸収合併し、社名を㈱ノーリツサービス(㈱エヌティーエス)に商号変更)
  • 1984年8月上場大阪証券取引所市場第2部に上場
  • 1985年8月上場東京証券取引所市場第2部に上場
  • 1987年6月大阪証券取引所並びに東京証券取引所市場第1部に指定
  • 1987年7月基礎研究所を東京都八王子市に新設

1990年代

  • 1990年2月明石本社工場を兵庫県明石市に新設し、主力工場として生産開始
  • 1991年1月M&A関東産業㈱(群馬県前橋市)に出資し子会社化(2020年6月清算)
  • 1993年10月創業上海水仙能率有限公司を中国上海市に設立し、現地でのガス給湯器生産・販売に進出(2000年8月商号を上海能率有限公司に変更)
  • 1997年3月つくば工場を茨城県土浦市に新設し、システムバスの生産開始

2000年代

  • 2001年10月M&A㈱ハーマンとの業務提携により㈱ハーマンプロ、㈱多田スミス、周防金属工業㈱を子会社化し同時に㈱ハーマンに出資し関連会社化(2003年4月追加出資し子会社化)
  • 2002年1月子会社NORITZ AMERICA CORPORATION(米国カリフォルニア州レイク・フォレスト市、現在地は米国カリフォルニア州ファンテン・バレー市)を設立
  • 2002年4月M&A㈱アールビー(茨城県土浦市)に出資し子会社化
  • 2002年11月子会社能率電子科技(香港)有限公司(中国・香港)を設立
  • 2004年5月子会社能率香港集団有限公司(中国・香港)を設立
  • 2004年6月子会社能率(上海)住宅設備有限公司(中国上海市)を設立
  • 2004年6月子会社能率香港有限公司(中国・香港)を設立
  • 2005年10月子会社能率(中国)投資有限公司(中国上海市)を設立

2010年代

  • 2010年11月子会社能率電子科技(香港)有限公司が子会社東莞大新能率電子有限公司(中国広東省)を設立
  • 2013年7月M&ASakura(Cayman)Co.,Ltd.(英国領ケイマン諸島)に出資し、同社とその子会社である櫻花衛厨(中国)股份有限公司(中国江蘇省)等5社を子会社化
  • 2014年11月子会社NORITZ AUSTRALIA PTY LTD(オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州)を設立
  • 2014年12月M&A子会社NORITZ AUSTRALIA PTY LTDを通じて、DUX MANUFACTURING LIMITED(オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州)及びWARAPAVE PTY LTD(オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州)の株式を取得し子会社化
  • 2015年1月M&A㈱エス・ビー・シー(埼玉県川口市)に出資し子会社化(2017年4月商号をノーリツリビングテクノ㈱(東京都杉並区)に変更)
  • 2018年12月子会社NORITZ USA CORPORATION(米国カリフォルニア州)を設立
  • 2019年1月M&A子会社NORITZ USA CORPORATIONを通じて、PB Heat, LLC(米国ペンシルベニア州)の持分を取得し子会社化
  • 2019年2月M&A子会社NORITZ AMERICA CORPORATIONを通じて、Facilities Resource Group LLC(米国ミシガン州)の株式を取得し子会社化
  • 2019年11月国内事業の構造改革の実施に伴い、住設システム事業から撤退

2020年代

  • 2021年1月M&A子会社ノーリツ住設㈱が子会社ノーリツリビングテクノ㈱及び子会社ノーリツ九州販売㈱を吸収合併し、社名をノーリツリビングクリエイト㈱に商号変更

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年12月期まで2,100億円
  • 国内事業売上高2026年12月期まで1,400億円
  • 海外事業売上高2026年12月期まで700億円
  • 営業利益2026年12月期まで45億円
  • ROE2026年12月期まで6%超

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業ポートフォリオの変革

    国内事業は非住宅や厨房分野を拡大し、住宅向け温水分野への偏重を是正。海外事業は北米拡大と東南アジア展開を加速し、中国依存からの脱却とリスク軽減を図る。原価低減では生産スマート化と内製化で30億円のコストダウンを目指す。

  2. 02

    戦略投資の拡大と資本政策

    3年総額325億円の投資を計画し、うち235億円を海外事業や生産革新などの成長分野に投入。株主還元では連結配当性向50%またはDOE2.5%の高い方を目安とし、政策保有株式は2026年12月までに連結純資産比率20%未満に縮減する。自己株式取得は機動的に実施。

  3. 03

    サステナビリティ経営の推進

    重点課題として、お客様との長期的なつながりによる安全・安心の提供、サプライチェーン全体のCO2排出削減(スコープ1~3)、人的資本や知的資本への積極投資、コーポレートガバナンスの強化に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で5,934人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は650万円で、9期前と比べて+3.0%平均年齢は43.8歳、平均勤続年数は18.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月9,118
2017年12月8,815
2018年12月8,776
2019年12月63143.919.58,489
2020年12月62242.416.86,995
2021年12月65043.017.56,720
2022年12月62643.518.06,569
2023年12月65643.818.26,280
2024年12月65043.918.36,12839
2025年12月65043.818.15,93472

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率7.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率52.4%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)64.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社26(国内 18 / 海外 8、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
明石本社工場 — 兵庫県明石市110億円
国内事業
本社・工場 — 中国上海市2,919百万円
海外事業
東京支店他 国内販売事業所(注)22,048百万円
国内事業
本社・工場 — 兵庫県明石市他1,954百万円
国内事業
本社・工場 — 中国昆山市1,652百万円
海外事業
本社 — オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州1,315百万円
海外事業
本社・工場 — オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州1,238百万円
海外事業
加古川工場(兵庫県加古川市)(注)41,207百万円
国内事業
本社・工場 — 中国東莞市1,138百万円
国内事業
明石工場 — 兵庫県明石市915百万円
国内事業
ほか10件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ノーリツリビングクリエイト㈱
    大阪府吹田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大成工業㈱(注)1
    兵庫県明石市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    信和工業㈱
    兵庫県明石市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ハーマン(注)1
    大阪市此花区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱多田スミス
    兵庫県朝来市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エスコアハーツ
    兵庫県加古郡稲美町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アールビー(注)1
    茨城県土浦市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エヌ・エス・シー
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    能率(中国)投資有限公司(注)1
    中華人民共和国 上海市
    議決権100.0%
  • 国内
    能率(上海)住宅設備有限公司(注)1
    中華人民共和国 上海市
    議決権100.0%
  • 国内
    NORITZ AMERICA CORPORATION (注)1
    アメリカ合衆国 カリフォルニア州
    議決権100.0%
  • 海外
    能率香港有限公司
    中華人民共和国 香港特別行政区
    議決権100.0%
残りのグループ会社14社を開く
  • 能率電子科技(香港)有限公司中華人民共和国 香港特別行政区100%
  • 東莞大新能率電子有限公司中華人民共和国 広東省東莞市100%
  • Sakura (Cayman) Co.,Ltd.英国領 ケイマン諸島55%
  • Sakura China Holdings (Hong Kong) Company Limited中華人民共和国 香港特別行政区100%
  • 櫻花衛厨(中国)股份有限公司(注)1中華人民共和国 江蘇省昆山市96%
  • 佛山市櫻順衛厨用品有限公司中華人民共和国 広東省佛山市100%
  • NORITZ AUSTRALIA PTY LTD (注)1オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州100%
  • DUX MANUFACTURING LIMITEDオーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州100%
  • WARAPAVE PTY LTDオーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州100%
  • NORITZ USA CORPORATION (注)1アメリカ合衆国 カリフォルニア州100%
  • PB Heat, LLCアメリカ合衆国 ペンシルバニア州100%
  • Parts To Your Door, LLCアメリカ合衆国 デラウェア州100%
  • Facilities Resource Group LLCアメリカ合衆国 ミシガン州100%
  • Kangaroo International Joint Venture Companyベトナム社会主義共和国フンイエン省ヴァンラム県44%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    NEDO先導研究プログラムエネルギー・環境新技術先導研究プログラム革新ローレンツサイクル熱マネジメント技術
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2023-05-08
    1,100万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は2,020億円営業利益43億円前期と比べると減収増益で、売上が-0.1%、利益が+79.2%。

売上高
-0.1%
2,020億円
営業利益
+79.2%
43億円
純利益
-22.7%
34億円
営業利益率
2.1%
前期比 +0.9%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高2,140億円2,020億円
営業利益45億円43億円
純利益86億円34億円
1株あたり配当¥94¥94

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は996億円、営業利益は18億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+1.1%、営業利益は+5.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q543183.313
2023年2Q455−5−1.1−2
2023年3Q450−5−1.1−5
2023年4Q5713
2024年1Q50681.63
2024年2Q454−9−2.0−7
2024年4Q1,062252.448
2025年2Q985171.712
2025年4Q1,035262.522
2026年2Q996181.850

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は1,871億円から2,020億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は2.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月1,8719860
Sakura(Cayman)Co.,Ltd.(英国領ケイマン諸島)に出資し、同社とその子会社である櫻花衛厨(中国)股份有限公司(中国江蘇省)等5社を子会社化
2013年12月2,00311164
子会社NORITZ AUSTRALIA PTY LTDを通じて、DUX MANUFACTURING LIMITED(オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州)及びWARAPAVE PTY LTD(オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州)の株式を取得し子会社化
2014年12月2,1899435
㈱エス・ビー・シー(埼玉県川口市)に出資し子会社化(2017年4月商号をノーリツリビングテクノ㈱(東京都杉並区)に変更)
2015年12月2,18960−40
2016年12月2,1199347
2017年12月2,1468154
子会社NORITZ USA CORPORATION(米国カリフォルニア州)を設立
2018年12月2,0996358
子会社NORITZ USA CORPORATIONを通じて、PB Heat, LLC(米国ペンシルベニア州)の持分を取得し子会社化
2019年12月2,0843415
2020年12月1,83959−30
子会社ノーリツ住設㈱が子会社ノーリツリビングテクノ㈱及び子会社ノーリツ九州販売㈱を吸収合併し、社名をノーリツリビングクリエイト㈱に商号変更
2021年12月1,7814055
2022年12月2,1107948
2023年12月2,019129
2024年12月2,02224361.244
2025年12月2,02043552.134

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高2,020億円のうち、営業利益として残るのは43億円2.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は34億円、売上の1.7%にあたる。営業利益率は業種中央値5.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金68.5%1,383億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金29.4%594億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.1%43億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
31.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.1pt
2.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.5pt
1.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.4pt
2.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが100億円、投資CFが−111億円で、差し引きのフリーCFは−11億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は229億円で、売上の1.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月112−73−1739268
2013年12月97−104−6−7269
2014年12月135−147−28−12243
2015年12月131−63−2868276
2016年12月172−64−16108359
2017年12月84−86−17−2343
2018年12月90−14−1976390
2019年12月61−113−28−52308
2020年12月94−54−4340307
2021年12月154−25−31129432
2022年12月24−78−48−54351
2023年12月−19−57−32−76252
2024年12月86−60−2526273
2025年12月100−111−37−11229

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は2,371億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,450億円で、自己資本比率は59.0%(業種中央値59.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月1,59992767258.0
2013年12月1,9131,09781655.8
2014年12月2,0611,18287955.0
2015年12月1,9631,13782655.8
2016年12月2,0101,11589553.4
2017年12月2,1161,21590155.4
2018年12月1,9871,14184655.4
2019年12月1,9931,14884555.7
2020年12月1,8971,11078756.5
2021年12月1,9451,16278357.6
2022年12月2,1701,19797353.1
2023年12月2,0781,26781158.7
2024年12月2,2381,36986859.0
2025年12月2,3711,45092159.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
256億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
609億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
318億円
在庫として抱えている分
負債合計
921億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
63
/ 100
安定性自己資本比率39 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

金属製品 87社との比較

同じ金属製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り87社中23位あたり、逆に低いのは営業利益率87社中72位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
2.5%/中央値 5.9%
P25 2.5%P75 8.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.1%/中央値 5.3%
P25 2.5%P75 8.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
59.0%/中央値 59.8%
P25 47.8%P75 70.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
-0.1%/中央値 1.9%
P25 -1.7%P75 3.9%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.9%/中央値 3.0%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,383で、1年前と比べて+24.4%過去52週の値幅のなかでは72%の位置にある。

¥2,383-1.7%1ヶ月+1.5%1年+24.4%時価総額1,157億円
過去52週の値幅
安値¥1,821高値¥2,600

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.2倍
PER (会社予想)12.7倍
PBR0.76倍
配当利回り3.94%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+2.47%と堅調。25日線2352円を上回って推移しており、8月10日時点で2362円と25日線を+0.4%上回る。52週高値2600円には-9.2%と迫る水準。出来高は直近10日で平均約8万株と、6月末の10万株超からやや減少傾向。RSIは51.1と中立圏。週足では200日線2164円を+9.1%上回り、中期トレンドは上向き。高値圏での上値抵抗を意識しつつも、25日線と75日線がともに上向きで下値支持は固い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER15.11倍は業界平均18.13倍を下回り、予想PER12.6倍とさらに割安。PBR0.7563倍は平均1.14倍を大きく下回る。配当利回り3.98%は平均2.97%より高く魅力的。ただしROE2.47%と低く、配当性向201%超で無理な還元の懸念。業績は回復傾向で、割安と見るが収益性の低さに注意。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.2倍49.7倍
PER (予想)12.7倍
PBR0.76倍1.13倍
ROE2.5%6.3%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、国内の住宅着工数の低迷による需要減と、原材料高による採算悪化に対する懸念。一方で、省エネ規制の強化を追い風に高付加価値製品の需要が伸びる可能性があり、海外市場での成長も期待される。強気派は、営業利益率が低い水準から改善傾向にあることや、配当利回りの高さを指摘する。弱気派は、売上高が横ばいの中で利益率の改善が続くか疑わしく、競争激化で価格転嫁が進まないとみる。

プラスに働く材料7
  • 利益率の改善傾向

    2024年12月期の営業利益率1.19%から、2025年12月期は2.13%へ改善

  • 安定した配当

    配当利回り3.98%と高く、株主還元が手厚い

  • 海外市場の成長

    アジアを中心に海外展開を強化し、需要取り込みを図る

  • 営業利益が79%増加、収益力が大幅改善決算発表後影響

    営業利益は24億→43億円と+79%。営業利益率も1.19%→2.13%へ

  • 予想PER12.6倍とバリュエーションが割安2026年Q4影響

    フォワードPER12.6倍は実績15.1倍を下回り、増益期待

  • 配当利回り3.98%と高水準、下支え継続影響

    配当利回り3.98%。相対的に高い利回りで株主を吸引

  • PBR0.76倍と解散価値割れ、割安感不定影響

    PBR0.76倍、時価総額1147億円。純資産に対して割安

マイナスに働く材料7
  • 需要の減少リスク

    国内住宅着工数の減少で、給湯器需要が縮小する可能性

  • 原材料高の影響

    鋼材など原材料費の上昇が収益を圧迫する恐れ

  • 競争の激化

    新興企業や海外勢の参入でシェアが侵食される懸念

  • 純利益が44→34億円と2割超減益決算発表後影響

    純利益は44億→34億円と▲23%。営業外損益の悪化が響く

  • 売上高が3期連続で頭打ち、成長鈍化通年影響

    売上高は2019→2022→2020億円と横ばい。成長ストーリーが描けない

  • 営業利益率2.13%と低水準、競争力に懸念金融政策次第影響

    営業利益率2.13%は低く、原材料高や円安でさらに低下リスク

  • ROE2.47%と低迷、資本効率が低い継続影響

    ROE2.47%、PBR0.76倍。収益性改善がなければ評価は据え置き

次の決算で確かめる点
営業利益率
低水準からの改善が続くか、収益性の鍵を握る
住宅着工戸数
需要動向を左右する主要なマクロ指標
海外売上比率
成長戦略の進捗を示す重要な指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり94で、前期から+7.2%いまの株価に対する利回りは3.94%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥94
1株あたり
配当利回り
3.94%
いまの株価に対して
配当性向
201.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月3285.9
2017年12月320.039.2
2018年12月320.023.9
2019年12月320.0458.4
2020年12月359.4
2021年12月83137.169.5
2022年12月53−36.137.5
2023年12月530.0
2024年12月6930.257.3
2025年12月747.2201.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥94

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ9,954人。区分でいちばん多いのは個人・その他29.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が50.8%を占め、残る49.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他28.530.833.034.627.629.7
金融機関28.627.923.625.624.625.5
事業法人28.428.929.328.228.925.3
外国法人13.111.112.410.317.618.4
自己株式9.59.49.59.24.05.4
証券会社1.41.41.71.21.31.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)11.13
02ノーリツ取引先持株会4.94
03㈱三井住友銀行3.58
04第一生命保険㈱3.32
05㈱長府製作所3.13
06NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC(常任代理人 香港上海銀行東京支店)3.09
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)2.96
08ノーリツ従業員持株会2.71
09ノーリツ得意先持株会2.32
10日本電気硝子㈱2.30

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近5
  • 2026-08-24
    ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンド(NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC)
    新規の大量保有報告
    11.64%
    +0.99pt
  • 2026-07-31
    ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンド(NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC)
    変更報告
    10.65%
    +1.05pt
  • 2026-07-07
    ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンド(NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC)
    新規の大量保有報告
    4.75%
    +0.77pt
  • 2026-05-27
    ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンド(NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC)
    新規の大量保有報告
    3.98%
    +0.63pt
  • 2026-04-08
    ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンド(NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC)
    新規の大量保有報告
    3.35%
    +0.26pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−41%、1株純資産は14期で+58%。直近期のROEは2.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月1251,9396.711.531.8
2013年12月1342,2316.416.927.4
2014年12月732,3723.227.170.1
2015年12月−832,291
2016年12月972,2454.320.385.9
2017年12月1132,4514.819.639.2
2018年12月1212,3015.113.023.9
2019年12月322,3601.446.0458.4
2020年12月−652,330−2.8
2021年12月1192,4345.014.169.5
2022年12月1052,5084.213.837.5
2023年12月192,6440.780.2
2024年12月952,8533.517.657.3
2025年12月743,0582.527.1201.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

20名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は20名。2025/12期の役員報酬は総額287百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢
腹巻知代表取締役 会長67
竹中昌之代表取締役 社長62
吉本厚志取締役兼 専務執行役員 プロダクツ統括本部長60
池田英礼取締役兼 専務執行役員 国内事業統括本部長55
野田いづみ社外取締役61
平野直樹取締役 常勤監査等委員61
谷保廣筆頭社外取締役 監査等委員69
伊藤三奈社外取締役 監査等委員59
井上隆史常務執行役員
吉田猛常務執行役員
岸栄一常務執行役員
山田耕平常務執行役員
残りの役員8名を開く
氏名役職年齢
白波瀬幸雄常務執行役員
蒔田潤也上席執行役員
楠克博上席執行役員
森下敦弘上席執行役員
森脇琢上席執行役員
宮原貞執行役員
森栄介執行役員
永安弘喜執行役員

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)618224363624240
取締役(社内)1232323
社外取締役522224

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容684字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社(㈱ノーリツ)、子会社32社及び関連会社5社の計38社(2025年12月31日現在)で構成されており、温水空調機器、厨房機器等の製造・販売事業及びこれに付帯する事業を行っており、各製品・部品は、当社及び国内外の関係会社によって製造されております。 国内事業は、当社を中心に子会社大成工業㈱、信和工業㈱、㈱ハーマン、㈱多田スミス、㈱アールビーほか4社が製品及び部品類の製造を行っております。 また、当社で使用する部品の調達及び製造を子会社能率電子科技(香港)有限公司及び東莞大新能率電子有限公司が行っております。 当社製品の販売は主として当社の全国各地の支店営業所から代理店を通じて販売しております。また子会社㈱ハーマン、ノーリツリビングクリエイト㈱ほか2社が販売・アフターサービス等を行っております。 その他として、子会社㈱エスコアハーツほか2社が、主としてシェアードサービス・温水機器の部品類の製造等を行っております。 海外事業は、当社が販売するほか、中国で子会社能率(上海)住宅設備有限公司が製造し、子会社能率(中国)投資有限公司が販売しており、櫻花衛厨(中国)股份有限公司及び佛山市櫻順衛厨用品有限公司が製造・販売しております。北米で子会社NORITZ AMERICA CORPORATIONほか3社、香港等で子会社能率香港有限公司が販売し、オーストラリアで子会社DUX MANUFACTURING LIMITEDが製造・販売しております。 [事業系統図] 以上に述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,373字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、創業の原点「お風呂は人を幸せにする」を大切にしつつ、今後の事業展開を見据えてグループミッション「新しい幸せを、わかすこと。」を策定しております。 現在はグループミッションのもと、暮しに寄り添い、より豊かな未来を創造するための挑戦を続けています。 これからもノーリツは、「幸せ」をわかす企業として、皆さまの毎日に温もりと笑顔を届けてまいります。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、2024年度から2026年度までの3カ年を対象とする中期経営計画「Vプラン26」を策定し、持続的な成長と企業価値の向上を目指した取り組みを行っています。 中期経営計画「Vプラン26」 世界の人々や社会に提供する価値 コンセプト   ノーリツの思い   提供価値 サステナビリティ Sustainability   人と地球の適切な関係をつくる   CO2排出量削減 省資源 ウェルビーイング Well-Being   お湯と食のプラスの価値をつくる   ・お湯の価値 睡眠、健康、衛生 ・食の価値 健康、時短、調理の楽しさ ケア Care   多様性に配慮し、人に寄り添う   安全・安心 多様化 中期経営計画「Vプラン26」目標 中期経営計画「Vプラン26」最終年度となる2026年12月期の業績目標は、2025年2月13日に売上高2,100億円(国内事業1,400億円、海外事業700億円)、営業利益45億円(国内事業25億円、海外事業20億円)、ROE6%超へ、売上高および営業利益を修正いたしました。また、昨今の外部環境の変化に鑑み、2026年度の国内・海外事業の営業利益計画の見直しを行いました。 なお、重点戦略である①事業ポートフォリオの変革、②戦略投資の拡大と資本政策、③サステナビリティ経営の推進に変更はありません。 第75期 (2024年度実績)   第76期 (2025年度実績)   第77期 (2026年度修正後目標)   第77期 (2026年度再修正後目標) 売上高   2,022億円   2,020億円   2,100億円   2,100億円 国内事業   1,334億円   1,367億円   1,400億円   1,400億円 海外事業   687億円   653億円   700億円   700億円 営業利益   23億円   43億円   45億円   45億円 国内事業   13億円   21億円   25億円   22億円 海外事業   10億円   21億円   20億円   23億円 経常利益   35億円   55億円   -   55億円 親会社株主に帰属する当期純利益   43億円   33億円   -   86億円 ROE   3.5%   2.5%   6%超   6%超 (3)2026年度 経営環境および当社グループの経営戦略 世界経済は、中国を中心とした海外の景気減速の可能性、燃料や原材料価格の高騰等による物価高、ウクライナ情勢や中東情勢等の地政学的リスクの高まりや、日中対立の長期化による影響等により、依然として先行きの不透明な状況が続くと予想されます。 国内事業においては、温水空調分野の住宅向けでは、環境配慮型商品としてハイブリッド給湯機などのヒートポンプ商材や高効率ガス給湯器「エコジョーズ」の販売拡大、顧客体験価値の訴求を強化しプレミアム給湯器の販売を伸長させます。非住宅向けでは、ストックを活かした確実な取り替えや、組立配送利用による業務用給湯器の販売拡大と熱ソリューション事業で非対人領域を拡大します。厨房分野では実体験を通じた機能訴求によるビルトインコンロの中高級比率の向上と成長チャネルでのレンジフードの販売拡大を図ります。また、お客さまとのつながり基盤の構築、原価改善による競争力あるコストの実現など事業基盤構築をこれまで以上に進めます。 海外事業においては、中国エリアでは、不透明な市場環境を踏まえ、専売店拡大による上海以外の地域での温水機器の販売拡大と厨房分野の強化、固定費削減の継続により収益の安定化を図ります。北米エリアにおいては、チャネルミックスと業務用機器の販売拡大、エネルギーシフトに対応したヒートポンプ商材の取組み強化で黒字継続を目指します。豪州エリアにおいては、タンク生産の強みを活かしたヒートポンプ商材の販売台数拡大と原価改善の継続で安定成長を維持してまいります。また、新たに開設したタイ・バンコク駐在員事務所を起点に、東南アジアでのノーリツブランドの展開を図ります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 中期経営計画『Vプラン26』実現に向けた重点施策 ①事業ポートフォリオの変革 国内事業は、非住宅分野や厨房分野の拡大に注力し、住宅向け温水分野に偏重した事業構造を変革します。また、環境配慮型商品を拡販することで、カーボンニュートラル実現に向けた持続可能な事業基盤を構築します。 海外事業は、北米エリアの事業拡大と東南アジアでの事業展開を加速させ、中国エリアに依存した構造から脱却し、事業全体としてリスクを軽減することで、更なる拡大と収益の安定化を図ります。 原価低減につきましては、生産システム基盤構築によるスマート化の実現と内製化率の向上により、30億円のコストダウン(素材価格変動等によるコストアップは含みません。)を目指します。 ②戦略投資の拡大と資本政策 事業戦略の実行に当たり、3年総額325億円の投資を計画し、その内235億円を海外事業や生産革新など成長事業や戦略課題に投入することで、持続的な成長を目指します。また、「株主還元策の強化」「政策保有株式の縮減」等、資本コストや株価を意識した経営への対応を推進します。 政策保有株式の縮減については、2026年12月までに連結純資産比率で20%未満とし、売却資金を成長投資に振り向けます。 株主の皆様への利益還元を経営の重要課題の一つとして位置づけ、更なる株主還元の充実を図るために、連結配当性向50%または連結純資産配当率(DOE)2.5%のいずれか高い額を目途として配当を行うことで、業績連動に安定性を加味した配当を実現します。自己株式 の取得については、機動的に実施を検討いたします。2025年度は約20億円の自己株式を取得しており、2026年度は10億円を上限とする自己株式を取得します。 ③サステナビリティ経営の推進 当社グループは、70年を超える歴史の中で、時代の進化に合わせ、安全・安心、豊かで快適な暮しを提供し続けてまいりました。これからも「なくてはならない」を届けつづける企業として、環境・社会・経済の持続可能性に配慮することで、事業の持続的向上を図ってまいります。また、この「サステナビリティ経営」推進のために、次の4つを重点課題として取り組みます。 つながりによる長期的な安全・安心の提供としては、機器の点検・取替に加え、IoTリモコン等を通じたお客さまとのつながりにより、長期的な安心を提供いたします。 カーボンニュートラルに向けた取り組みとしては、サプライチェーンを通じた排出をとらえるスコープ1からスコープ3までの各スコープにおいて、それぞれで設定するCO2排出量削減目標の達成を目指します。 社会課題解決に向けた無形資産の開発については、当社の価値創造において重要な要素である人的資本や知的資本(先行技術)などの無形資産に対し、積極的な投資と活用を推進いたします。 コーポレートガバナンスの強化については、取締役会の実効性評価を継続して実施するとともに、評価結果に基づき設定した課題に対する改善等を進めることにより、取締役会において将来の企業価値向上を見据えた中長期視点の議論をさらに充実させるよう努めてまいります。
事業等のリスク8,184字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している全社重要リスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)リスクマネジメント活動の目的 当社グループは、次期中期経営計画『Vプラン26』策定に伴い、ERM(統合的リスクマネジメント)体制を再構築しております。事業活動の継続・発展及び事業目標達成のために、ERM活動のコンセプトを取締役会にて決定し、経営戦略である『Vプラン26:Vision』と一体となったリスクマネジメント活動を進めております。事業活動の継続に関わるサステナビリティ経営の推進や、マテリアリティ(重点課題)に関わる新たな事業取り組みのリスクについて、ガバナンス体制(取締役会・サステナブル委員会)とERMが一体となり、リスク対応状況のモニタリングを実施します。ERMが正しく機能するために、「3つのラインモデルによる内部統制システム」を合わせて適切に運用し、経営体制として『ガバナンス-ERM-内部統制』を一体的に運用してまいります。 (2)リスクマネジメント体制について 当社グループは、サステナブル委員会にてリスクマネジメントを含むESGに関わる内容を議論しており、委員長である経営企画本部長を全社リスク統括責任者として、リスクマネジメント統轄部門である総務法務部の指示のもと、各本部の内部統制責任部門がリスクマネジメント活動を実施しております。当社の重要度の高いリスク項目はサステナブル委員会での審議を経たのち、主要なリスク項目の内容は「全社重要リスク」として、取締役会で報告しております。「全社重要リスク」は取締役会にてモニタリングを実施し、経営者が重要と認識しているリスク項目について、管轄部門の対応状況を確認することができる体制を構築しております。 (3)事業リスクマネジメントのプロセス ERM(統合的リスクマネジメント)体制における、事業リスクマネジメント活動のプロセスは、各本部の内部統制責任部門が事業活動に影響を与えるリスク項目を特定し、特定したリスク項目を発生頻度と影響度の2つの判断基準で評価します。次に、実施した評価をもとに、「リスクマップ」を作成し、重要度の高いリスク項目についてリスク対応計画を策定します。リスクマップは発生頻度と影響度に合わせて4つのエリアに分け、リスク回避・リスク低減・リスク移転・リスク保有をガイドラインとして指示し、各部門にてリスク対応計画の策定を進めております。策定された計画内容は、サステナブル委員会で報告し実施状況をモニタリングし、委員会からの意見を通して、次年度のリスクマネジメント活動のリスク項目の特定へ、サイクルを回していくことが事業リスクマネジメント活動のプロセスになります。 (4)戦略リスクマネジメントのプロセス ERM(統合的リスクマネジメント)体制における、戦略リスクマネジメント活動のプロセスは、『戦略』を「①中期経営計画にて政策的に進めていること」と「②リスクでもあるが、プラスにも働く事業機会」と定義し、全社方針における重点課題(マテリアリティ)が戦略の定義にあたると捉え、重点課題達成に向けて各事業本部が取り組む方針課題に対して、影響を与えるリスクの有無について検討をすることを、戦略リスクマネジメントのプロセスとしております。事業リスクマネジメントと合わせて、『戦略』にフォーカスした戦略リスクマネジメントのサイクルを実施することで、ERM(統合的リスクマネジメント)の体制を構築しております。 (5)全社リスクマネジメントのプロセス 今年度のERM(統合的リスクマネジメント)体制において、各事業部門でのリスクマネジメント活動を通して、全社の重要リスクを抽出しておりましたが、経営目線に近い事業活動領域でのリスク項目の検討が、各事業部門における組織階層の活動領域では、十分に取り上げられにくいことから、『全社重要リスク』の決定プロセスにおいて経営陣に近い視点から、企業経営に影響を与えるリスク項目についても抜け漏れなく取締役会にて審議されるべきと考え、「全社リスク」を新たなリスク区分として分類しました。全社リスクは、リスクマネジメント統括部門である総務法務部が、経営企画部門等と連携し、外部環境変化の分析をもとに、当社の企業経営に対する影響リスクを特定し、リスク評価を実施しております。特定したリスクの中から、全社横断的に影響するリスクであり、各事業部門では対応することができないリスクや、各事業部門にて現在十分に対応ができていないリスクを取り上げ、影響度の高い重要なリスクについては、全社重要リスクとして総務法務部が主管となってリスクマネジメントサイクルを実施することを、今年度新たに取り入れた全社リスクマネジメント活動のプロセスとしております。 (6)全社重要リスクの決定 全社重要リスクの決定プロセスは、サステナブル委員会で報告しているリスクマネジメント活動における全社リスクマップをもとに、リスク回避エリアを中心に、緊急で対応が必要となる重要リスクを抽出し、サステナブル委員会での報告及び議論を経て、取締役会にて全社重要リスクを決定しております。取締役会にて全社重要リスクの対応状況のモニタリングを年2回実施し、当年度のリスクマネジメント活動にて抽出されたリスクの状況報告と合わせて行っております。全社重要リスクの対応状況と、当年度のリスクマネジメント活動から抽出された新たなリスク項目の内容を総合的に判断し、取締役会にて翌年度の全社重要リスクの決定決議を行います。モニタリング状況により、継続対応が必要なリスク項目は、引き続き全社重要リスクとしてモニタリング対象とし、対応の目途や、対応方針が固まったリスク項目については対象からは引き下げ、主管部門における通常の業務課題として対応を進めてまいります。 (7)全社重要リスク対応 経営者が連結会社の財政状態、経営成績の状況に重要な影響を与える可能性があると認識している「全社重要リスク」は以下のとおりであります。 全社重要リスク   リスク概要   前年比較 ① カーボンニュートラルへ の対応遅れ   カーボンニュートラル貢献実現に向けた目標未達リスク 情報開示及びESG戦略推進投資費用   継続 ② 事業活動復旧の長期化   自然災害やサイバー攻撃(ランサムウェア)等による 事業停止への対応不備による長期化       新規 ③ サプライチェーンの分断   生産部品の供給停止による製造・販売活動停止   継続 ④ IT・情報セキュリティ   機密情報の漏洩、ランサムウェアによる損害費用の発生 サイバー攻撃によるシステム障害の発生、製造・販売活動停止   継続 ⑤ 品質不正発生   製品品質・検査不正が発生する事による製造・販売活動停止   継続 ⑥ 人材確保難   人材不足による事業活動の停滞 商品開発・販売競争力低下影響   継続 ⑦ 国内外基準・法規制未対応   国内トップランナー基準・海外法規制基準の変化 製品性能基準への未対応による製造・販売活動停止   継続 ⑧ 製品含有化学物質未対応   製品含有化学物質 調達部品の禁止物質使用発覚による 製造・販売活動停止   継続 ① カーボンニュートラルへの対応遅れ 当社グループは、ERM(統合的リスクマネジメント)における戦略リスクマネジメントの結果より、当社グループがガス・石油機器の製造及び販売を主力事業としていることから、各事業本部の重点課題(マテリアリティ)に対する事業活動課題の多くが『カーボンニュートラルへの対応』に関連する内容であることを認識しております。対応の遅れは当社グループの事業活動や持続的な成長に重大な影響を及ぼし、環境目標の未達やESG評価の低下など、財務・未財務両面でステークホルダーからの評価にも影響することから、全社横断的な全社重要リスクとして特定をいたしました。 世界的なカーボンニュートラル推進の状況も踏まえ、環境目標の適切な情報開示を行うとともに、CO2排出量削減目標の達成に向けた環境戦略を推進する必要があります。また、カーボンニュートラル対応は、特定部門に留まらず、開発・調達・生産・販売といったサプライチェーン全体での取り組みが、必要である課題と認識しております。中期経営計画『Vプラン26』における、環境配慮型商品の販売や、次世代型給湯器開発による社会課題に向けた活動を推進し、進捗状況の遅れがグループの事業活動におけるリスクとならないよう、モニタリングを進めてまいります。 ② 事業活動復旧の長期化 当社グループは、事業継続に関わる不測の事態に対応するため、事業継続計画(BCP)に関する規程を策定し運用しております。近年は、自然災害や事故、パンデミック等の不測の事態に加えて、ランサムウェアをはじめとするサイバー攻撃に起因するシステム障害により、事業停止の影響が長期化している事例が増加していることを認識しております。これらの事業停止に至る事象発生のリスクを防止・軽減するための、ERMの取り組みを継続するとともに、事業停止発生時の早期復旧を目指した事業継続計画(BCP)対応マニュアルについて、最新の事業環境に合わせた更新を進めることが必要であると認識しております。 また、本リスクは従来のERM活動では、各事業部門から事業停止リスクとして取り上げられるものの、具体的な対応については各事業部門単独では解決することが難しいため、今回新たに経営目線の領域において、全社横断的な重要リスクとして特定をいたしました。総務法務部が主管して対応し、取締役会にて対応状況をモニタリングしてまいります。 当社グループの生産拠点は一部関西周辺地域にも所在し、南海トラフ地震等の大規模自然災害の影響も想定されます。自然災害等に伴う事業継続計画(BCP)対応マニュアルの再整備を進めるとともに、IT障害やサイバー攻撃などの従来の自然災害中心のBCP対応にとどまらない、多様化した事業停止リスクへ対応するBCP体制を整備し、事業復旧遅延のリスクを最小化してまいります。 ③ サプライチェーンの分断 新型コロナウイルスの感染拡大による諸外国でのロックダウンや世界的な電子部品の供給不足により部品調達が困難となったことで、国内の生産活動や製品の出荷への多大な影響を経験し、サプライチェーンの再構築を優先課題として推し進めてまいりました。今後も、新型コロナウイルス感染症の様な重大な感染症が流行した場合に限らず、部品調達先での大規模な行動制限等のロックダウンの発生や世界各地での紛争の発生による地政学的リスクの影響により、サプライチェーンが分断される可能性があります。また、国内外問わず、大規模な台風、地震等の自然災害が発生し、生産活動に関わる仕入先等の操業停止・被災・倒産、物流に支障が生じることによって、生産部品の調達が困難となり、製品の出荷ができなくなる可能性があり、サプライチェーンの分断は、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす重要なリスク項目として、継続し取り組んでまいります。 製品の安定供給を最優先に取り組み、部品調達体制を強化するため、主要部品ごとに「複社購買」「拠点分散」「単一国供給」「生産安定性」の項目を整理し、リスクが高い部品から優先的に、新規調達先の検討と性能品質の検査を行い、複社購買化を推進しました。調達リスクの低減は順調に進められておりますが、依然として対応の必要な部品が残っており、全社重要リスクとして対応を継続し、生産部品の安定的な安定供給体制の構築に取り組んでまいります。 ④ 情報セキュリティ・基幹システム障害 当社グループでは、事業活動の多くを情報システムに依存しており、通信ネットワークの障害やハードウェア・ソフトウェアの不具合、データセンターの機能停止、並びにランサムウェア等によるサイバー攻撃が発生した場合、生産・出荷の停止やサービス提供の中断など、事業活動に重大な影響を及ぼす可能性があります。 また、情報セキュリティ上の不備により、個人情報や製品開発情報、経営戦略情報等の重要情報が漏洩した場合には、賠償責任の発生やブランド価値の低下を通じて、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対応するため、当社グループでは、IT環境の健全性確保とサイバーレジリエンスの向上を目的として、ネットワーク・端末・クラウド環境におけるセキュリティ監視体制の強化、バックアップ体制の整備を進めております。加えて、インシデント発生時の迅速な初動対応及び復旧を可能とする対応能力の強化、情報の機密レベルに応じたアクセス権限管理、情報セキュリティ関連規定の整備、役職員への教育・訓練を通じて、情報資産の適切な管理を徹底しております。 今後も、情報セキュリティ・基幹システム障害を全社重要リスクとして継続的にモニタリングし、事業への影響最小化に向けた対策を推進してまいります。 また、個人情報の取得・取り扱い・管理・開示・訂正・利用停止などの方法については、プライバシーポリシーを定めるとともに、社内規定の整備、個人情報の取り扱いを記した冊子の配布を実施し、個人情報の適正な管理を実施しています。また、情報セキュリティに関連する規定(「ノーリツグループ情報セキュリティ基本規程」「情報セキュリティ詳細要領」等)の整備に加えて、情報セキュリティに関するEラーニングや標的型メール訓練を役職員に実施するなど教育・研修の徹底を図っております。 ⑤ 品質不正発生 近年、企業における品質不正事例が多発し、社会からの品質への要求が高まっております。品質データの不正書き換えや品質検査データの改ざん、性能偽装による環境基準の認証取得の不正問題等が、発生している品質不正事例と確認しております。メーカーとして品質における不正が発生してしまった場合、当社グループのブランドイメージが低下し、ステークホルダーに与える影響が大きく、賠償費用やリコール対応費用の他、製品販売台数減少によって、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす重要なリスクと認識しております。 当社は、品質コンプライアンスに関わる内部統制の構築を推進しています。品質を高めるためには、企画・開発・調達・製造・販売・施工・アフターサービスまで関わる全ての部門が品質に対する意識を持つことが必要となるため、ノーリツグループ「品質方針」を改定し、「品質=製品品質」という従来の考え方から脱却した、新たな「品質ガイドライン」を各部門へ展開しております。品質コンプライアンスに関わる内部統制を構築し、製品品質とサービス品質の両方を高め、各本部で品質不正が起こらない管理体制づくりを進めるため、グループ全体で実施しているコンプライアンス意識調査の品質不正に関する項目をもとに、品質不正リスクに関する情報をあらかじめ収集しております。内部監査と情報連携することで、品質不正の発生を防ぐ体制が構築されております。 品質不正リスクは、全社重要リスクとして継続して対応を進め、コンプライアンス意識調査と合わせて、より品質不正に関する内容に特化した「品質不正アンケート」を実施し、品質コンプライアンス体制の強化に取り組んでまいります。 ⑥ 人材確保難 当社グループは、お客さまに最大の価値を提供し、サステナブルな社会の実現に貢献するためには「人的資本」、すなわち従業員が持つ知識、スキル、経験、意欲などが企業の価値創造の源泉であり、大切な資本であると捉えております。国内は、労働人口減少や求人倍率の増加を背景とした人材不足が顕在化しており、劇的に変化する社会のニーズに対応し、多様な価値観・才能・ライフスタイルを持った人材が能力を最大限発揮できる会社・職場にしなければ、有能な社員や将来を担う若手社員などの離職により、製品・サービスの品質が落ちることで、事業活動における競争力が低下することは、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす重要なリスクと認識しております。 経営戦略と連動した人材確保に向け、新卒採用だけではなく、経験者採用や専門職の採用の比率を増やし、あるべき人材ポートフォリオの形成を進めています。また、成果創出支援だけでなく、多様化する価値観をもった従業員のやりがい創出やキャリア自立支援を目的としたマネジメントへの変革や、従業員がありたいキャリアを考える機会の提供と、それを実現できる制度の充実に取り組むことで、従業員のエンゲージメントを向上させてまいります。 計画水準に合わせた人員数を確保しておりますが、経営戦略に合わせた経験者採用及び専門職採用の獲得については、採用市場動向においても厳しい状況が続いているため、全社重要リスクとして対応を継続し、人的資本開発課題に取り組んでまいります。 ⑦ 国内外基準・法規制未対応 当社グループは、世界的にカーボンニュートラルへの対応要請が高まる中、製品に関する各種認証や、燃焼機器における熱効率基準の他、製品や事業活動におけるCO2排出量等の基準への対応状況により、販売活動が制限される可能性があります。今年度は新たに、国内においても給湯器等にトップランナー基準が設けられていることから、従来は海外特有のリスクと認識していた基準未達による販売制限が、国内市場においても同様に生じ得る状況となっております。そのため、国内外問わず、製品販売事業に重大な影響を与えるリスクとなるため、「国内外基準」と改めて、引き続き重要なリスクとして対応してまいります。 国内基準については、トップランナー対応基準の情報収集とともに、製品開発と連動した対応スケジュールを策定し、進捗状況のモニタリングを進めてまいります。海外基準においては、各国の製品・販売基準の情報収集を現地法人との連携や、調査機関等を活用し、各種基準への対応体制構築を進めておりますが、主要国の政治体制が変更される等の影響によって、予期せず対応基準が大きく変わる可能性があります。今後も、情報収集の精度を高め、各国の法令や規定、認証、販売の基準等の変更が予想される時期をロードマップとして整理し、リスクが高い項目を優先対象として進めてまいります。 ⑧ 製品含有化学物質未対応 当社グループは、ガス・石油機器の製造及び販売を主力事業としており、サステナブル調達への要請が高まる中、サプライヤーからの調達部品が、材質や製品含有化学物質に関する規制の基準に違反していた場合や、人権侵害等による不法行為による生産部品の他、紛争地域の資金源となる鉱物などが使用されていた場合、それらを使用して製造された製品は、今後の規制強化に伴い販売ができなくなる可能性があります。国内外の各種基準への対応とともに、サプライヤーからの調達部品の管理を進め、法令を遵守した調達活動を適切に対応しなければ、市場から排除され、将来的な事業活動に影響を及ぼす重要なリスクと認識しております。 製品含有化学物質対応については引き続き、全社重要リスクとして取り組んでまいります。規制基準の情報収集を進めるとともに、調達部品において使用されている物質について、サプライヤーと共同で情報を管理し、基準に沿った適切な体制を構築するため、統一基準に基づいた製品含有化学物質管理方針を新たに策定しました。また、同管理指針の継続的な更新とサプライヤーへの浸透を図るとともに、関連法令の基準変更の時期をロードマップとして整理し、リスクが高い項目を優先対象として進めてまいります。
経営成績の分析 (MD&A)5,576字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び関連会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が緩やかな景気回復を支えることが期待されるものの、原材料・エネルギー価格の高止まりや物価上昇の継続による個人消費に及ぼす影響がリスクとなっております。海外においても、米国政府による通商政策の動向、中国の不動産市況停滞の長期化など、依然として先行き不透明な状況が継続しました。 このような状況のもと、当社グループは経営環境の変化に対応し、持続的な成長と企業価値向上を目指すべく、中期経営計画「Vプラン26」の2年目を迎えました。当中期経営計画の3年間を「変革への実行着手」のフェーズと位置付け、国内事業は住宅向け温水分野偏重構造の変革、海外事業は中国エリア依存リスクの軽減と新市場開拓を目指しております。2年目の当期は国内事業では高付加価値商品と環境配慮型商品による稼ぐ力の強化、海外事業では中国エリア・北米エリアの既存事業の立て直しを進めてまいりました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ133億51百万円増加し、2,371億19百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ52億61百万円増加し、920億90百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ80億90百万円増加し、1,450億29百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の売上高は2,020億49百万円(前年同期比0.1%減)、営業利益は43億円(同79.5%増)、経常利益は55億44百万円(同54.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては33億58百万円(同23.4%減)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 国内事業は、売上高が1,367億48百万円(前年同期比2.4%増)、セグメント利益が21億21百万円(同55.5%増)となりました。 海外事業は、売上高が653億1百万円(前年同期比5.0%減)、セグメント利益が21億79百万円(同111.3%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、228億50百万円と前連結会計年度末と比べ44億96百万円の減少となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により得られた資金は99億62百万円(前年同期比13億44百万円増)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益55億43百万円、減価償却費77億77百万円、売上債権の増加額15億71百万円、棚卸資産の減少額7億36百万円、退職給付に係る資産の増加額12億13百万円、法人税等の支払額13億43百万円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により支出した資金は111億25百万円(前年同期比51億28百万円増)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出62億8百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により支出した資金は36億73百万円(前年同期比11億96百万円増)となりました。これは主に自己株式の取得による支出20億1百万円、配当金の支払額32億79百万円等によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) 国内事業(百万円)   119,685   102.3 海外事業(百万円)   50,733   95.5 合計(百万円)   170,418   100.2 (注)1.金額は、販売価格によっております。 2.金額は、セグメント間の取引について相殺消去しております(以下の各表についても同様であります。)。 b.仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) 国内事業(百万円)   20,345   105.8 海外事業(百万円)   1,998   75.0 合計(百万円)   22,343   102.0 c.受注実績 見込生産体制をとっておりますので、受注生産は行っておりません。 d.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) 国内事業(百万円)   136,748   102.4 海外事業(百万円)   65,301   95.0 合計(百万円)   202,049   99.9 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度の経営成績は、売上高2,020億49百万円(前年同期比0.1%減)、営業利益43億円(同79.5%増)、経常利益55億44百万円(同54.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益33億58百万円(同23.4%減)となりました。 当社グループは経営環境の変化に対応し、持続的な成長と企業価値向上を目指すべく、中期経営計画「Vプラン26」の2年目を迎えました。当中期経営計画の3年間を「変革への実行着手」のフェーズと位置付け、国内事業は住宅向け温水分野偏重構造の変革、海外事業は中国エリア依存リスクの軽減と新市場開拓を目指しております。2年目の当期は国内事業では高付加価値商品と環境配慮型商品による稼ぐ力の強化、海外事業では中国エリア・北米エリアの既存事業の立て直しを進めてまいりました。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 (国内事業) 当連結会計年度の国内事業セグメントは、売上高が1,367億48百万円(前年同期比2.4%増)、セグメント利益が21億21百万円(同55.5%増)となりました。原価高騰や為替の影響もありましたが、年初の価格改定と環境配慮型商品および高付加価値商品の販売拡大、原価率改善が効を奏し増収増益となりました。 温水空調分野のうち住宅用では、新たに発売した自然冷媒ハイブリッド給湯機「HPHB R290」が環境性、省エネ性、施工性で評価され、需要以上に成長しました。また、経済産業省が定めるトップランナー基準を目標に高効率給湯器の販売台数も増加しました。 非住宅用においても、業務用給湯器の価格改定効果と保守契約増加、組立配送拡大など機器、サービス両面で増収に寄与しました。 厨房分野では、新たに発売した高級タイプの新製品「PROGRE」の販売が好調に推移し、レンジフードも販売チャネルの拡大により販売台数を伸長させました。 以上により、国内事業全体で増収増益となりました。 (海外事業) 当連結会計年度の海外事業セグメントは、売上高が653億1百万円(前年同期比5.0%減)、セグメント利益が21億79百万円(同111.3%増)となりました。 中国エリアにおいては、市況低迷が継続する中、売上が減少したものの、売上の減少に合わせた費用のコントロールにより利益が増加しました。 北米エリアにおいては、高効率給湯器をはじめとする家庭用タンクレス給湯器、業務用機器、暖房機器のいずれも好調で黒字化を達成しました。 豪州エリアにおいては、タンクレス給湯器、ヒートポンプ給湯機の販売が好調に推移し成長が継続しました。 東南アジアエリアでは、ノーリツブランドで浄水器の新製品を開発し、タイで発売を開始するなど、新規エリア開拓を進めました。 以上により、海外事業全体では減収増益となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローは、営業活動におきましては、主に棚卸資産の減少等により、営業活動により得られた資金は99億62百万円(前年同期比13億44百万円増)となりました。一方、投資活動におきましては、主に有形固定資産の取得による支出等により、投資活動により支出した資金は111億25百万円(前年同期比51億28百万円増)となりました。また、財務活動におきましては、主に配当金の支払いによる支出等により、財務活動により支出した資金は36億73百万円(前年同期比11億96百万円増)となりました。 この結果、当連結会計年度末における連結ベースの資金は、228億50百万円と前連結会計年度末と比べ44億96百万円の減少となりました。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料や部品の購入費用のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は主に設備投資等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、短期運転資金、設備投資及び長期運転資金については自己資金を基本としております。なお、当連結会計年度末における有利子負債の残高は110億64百万円となっております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たり、経営者は見積りが必要な事項につきましては、過去の実績や現状等を考慮して合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。但し、将来に関する事項には不確実性があるため、実際の結果は、これらの見積りと異なる可能性があります。 当社グループの重要な会計方針は「第5経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりでありますが、財政状態又は経営成績に対して特に重大な影響を与える会計上の見積り及び判断が必要となる項目は以下のとおりです。 a.関係会社株式の評価 当社グループは、取得した関係会社株式に含まれるのれん、商標権及び顧客関連資産について、被取得会社の事業計画・ロイヤリティ料率・既存顧客の減衰率等を基礎とした将来期待されるキャッシュ・フローを現在価値に割引いて算出しております。事業計画等は、経営者の判断及び見積りの不確実性を伴うものであり、見積りの前提や仮定に変更が生じた場合、関係会社株式の評価の判断に影響を及ぼす可能性があります。 関係会社株式の評価につきましては、「第5経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 b.繰延税金資産の回収可能性 当社グループは、繰延税金資産を将来の回収可能性に基づき計上しております。回収可能性を判断するに際し、将来の課税所得を慎重に見積もり、実現可能性の高い継続的な税務計画を作成検討し、回収可能性が低いと考えられるものについては評価性引当額を計上しております。繰延税金資産は、市場の動向や為替変動などの経済環境、会社の事業計画の悪化等により課税所得の見積りを減額した場合等には繰延税金資産を取り崩す必要が生じるため、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 c.製品保証引当金 当社及び一部の連結子会社は、製品販売後のアフターサービス費用に備えるため、製品保証引当金を計上しております。製品保証引当金は、売上高を基準として過去の実績負担率により算定した額又は個別に見積もり可能なアフターサービス費用についてはその見積額を計上しておりますが、実際の発生実績率又は製品保証費用が見積りと異なる場合、引当金の変更が必要となる可能性があります。 d.固定資産の減損 当社グループは、事業用資産については、製品及び市場の類似性を考慮し、主として管理会計上の収支管理単位で区分しております。遊休資産については、個々の資産ごとにグルーピングしております。固定資産の回収可能価額については、各グループの単位で将来キャッシュ・フロー、割引率、正味売却価額等を見積もっておりますが、市場の動向や為替変動などの経済環境、会社の事業計画の悪化等により将来キャッシュ・フロー等の前提条件に変更があった場合、減損損失が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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