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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

No.1

3562 · Standard · 卸売業

情報セキュリティ機器の開発・製造からOA機器販売、通信端末、システム開発まで手がける企業。中小企業向けに多層防御とビジネス支援を提供。

概要

株式会社No.1は、1989年に法人向けソフトウェア販売会社として創業し、現在は情報セキュリティ機器の企画開発・製造・販売、OA関連商品販売、情報通信端末販売、システム開発など9つの事業を展開する企業グループである。2026年2月期の連結売上高は175億円、営業利益13億円、従業員数957名。東京証券取引所スタンダード市場に2017年3月に上場。本社は東京都千代田区。グループ全体で連結子会社11社、非連結子会社2社、持分法非適用関連会社1社の計14社で構成される。

情報セキュリティからOA販売まで9つの事業

当社グループは単一セグメントだが、事業内容は多岐にわたる。中核は情報セキュリティ機器の企画開発・製造・販売で、連結子会社の株式会社アレクソンがUTMやセキュリティスイッチ、サーバーを一貫生産する。OA関連商品販売事業ではMFPやビジネスフォンをNTT東西やシャープ、キヤノンなどから仕入れ、リース形式で販売する。情報通信端末販売事業ではモバイルWi-Fiルーターやタブレット、スマートフォンをWEBマーケティングで販売する。このほかWEBソリューション事業(ホームページ制作)、ビジネスサポート事業(No.1ビジネスサポート)、システムサポート事業(機器設置・保守)、官公庁・教育機関入札事業、販売代理店事業、システム開発事業(OZ MODE、コード等)がある。各事業はグループ会社が分担し、販売と保守の連携を強めている。

ストック収益を軸にした収益構造の安定化

当社の収益の特徴は、ストック型収益の拡大にある。OA機器販売ではMFPの使用量に応じたカウンターサービス料が継続的に発生し、顧客の台数増に比例して収入が増加する。加えて、2020年開始の「No.1ビジネスサポート」は月額のコンサルティング料を柱とし、2026年2月期には保有契約件数が5,000件を超えた。クラウド業務管理サービス「lagoona」や採用アシスタントなどのオプションもストック収益に寄与する。2026年2月期連結売上高175億円のうち、こうしたストック収益の比率は上昇傾向にある。一方、2022年にオフィス用品通販事業を譲渡するなど、低収益事業の整理も進め、利益率の改善を図っている。

M&Aで全国展開とシステム開発力を強化

当社は2014年の株式会社キューブエス(現オフィスアルファ)の子会社化を皮切りに、M&Aによる事業拡大を加速してきた。特に2024年以降は年間5~6社のペースで子会社化を実行。東北地方でOA販売実績のある株式会社S.I.T、滋賀県の進々堂商光株式会社をグループに加え、関東以外の地域顧客基盤を獲得した。システム開発分野ではOZ MODE株式会社(半導体・医療領域)、株式会社コード(ソフトウェア受託開発)、株式会社アイ・ティ・エンジニアリングを相次いで子会社化し、ITエンジニアの確保と開発体制を拡充。さらに自治体向けITインフラに強い株式会社LGIC、法人向け携帯販売の株式会社アイ・ステーションも傘下に収め、事業領域を広げている。

業界の中での役割は中小企業のIT・セキュリティインフラを支える、製造卸と販売・サポートを一貫提供する企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
175億円
営業利益
13億円
営業利益率
7.4%
純利益
7億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2019/2
事業売上構成比利益利益率
オフィス コンサルタント 事業56億円69.1%2億円3.6%
システム サポート事業25億円30.9%1億円4.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01情報セキュリティ機器の企画開発・製造・販売事業主力

アレクソン社を中核に、UTMやセキュリティスイッチなど自社ブランドのセキュリティ機器を開発・製造し、多層防御のソリューションを提供。中小企業のサイバー攻撃対策を支援する。

主な製品・サービス3
UTM
複数のセキュリティ機能を統合した統合脅威管理装置。外部からの不正侵入を未然に防ぐ。
セキュリティスイッチ
ネットワークの通信を監視し、攻撃を検知すると迅速に遮断する機器。
Telework Station
リモートワーク向けのセキュリティ対策商品。

02OA関連商品販売事業主力

MFPやビジネスフォンなどのOA機器を仕入れ、顧客に販売。リース会社を通じた販売形式で与信リスクを低減。カウンターサービス料などストック収益も獲得。

主な製品・サービス2
MFP
多機能プリンタ。販売に加え、保守サービスや消耗品販売も行う。
ビジネスフォン
内線電話装置。オフィスの通信インフラとして販売。

03情報通信端末販売事業準主力

WEBマーケティングを活用し、モバイルWi-Fiルーターやタブレット等を法人向けに販売。子会社化により法人向け通信インフラサービスも提供。

主な製品・サービス3
モバイルWi-Fiルーター
ビジネス向けのモバイルWi-Fi。法人向けに販売。
タブレットPC
ビジネス用途のタブレット端末。
ハザードトーク
緊急災害用通信機器。

04販売代理店事業準主力

販売代理店を通じて製品・サービスを販売。卸販売代理店、FC加盟店、委託販売代理店の3形態で販路を拡大。

05WEBソリューション事業副次

企業向けにホームページ制作やSEOコンサルティングを提供。営業戦略の一環として販売促進を支援。

06ビジネスサポート事業副次

顧客の経営課題をITを中心に解決するビジネスコンサルティングサービス。定期的な面談で伴走支援。採用アシスタントやクラウド業務管理サービスなども提供。

主な製品・サービス2
No.1ビジネスサポート
経営・ITの課題解決を支援するサービス。
lagoona
kintoneベースのクラウド業務管理サービス。

07システムサポート事業副次

販売したMFPやセキュリティ機器の設置・保守・メンテナンスを実施。テクニカルコンシェルジュが対応し、PCレンタルやクラウドバックアップなどのストックサービスも提供。

08官公庁・教育機関入札事業副次

官公庁や教育機関向けにMFPや防犯カメラなどの入札に参加し、受注を目指す。LGICのグループ参画でネットワーク構築案件にも対応。

09システム開発事業副次

半導体製造装置、旅行、医療などIT開発需要の高い領域向けに、エンジニア派遣や受託開発を提供。子会社化で開発体制を強化。

製品と技術

自社開発UTM「WALLIOR」と多層防御ソリューション

当社の情報セキュリティ機器は、連結子会社アレクソンが開発・製造する。主力製品はUTM(統合脅威管理)機器「WALLIOR」と「NRシリーズ」で、ファイアウォール、アンチウイルス、侵入防止などを一つのハードウェアに統合。入口防御としてインターネットからのサイバー攻撃を未然に防ぐ。さらにセキュリティスイッチを組み合わせ、社内ネットワークの通信パケットを常時監視し、異常を検知したら迅速に遮断する出口防御も提供。この2段階の多層防御で中小企業のセキュリティ対策を支援する。リモートワーク向け製品「Telework Station」もラインアップに含まれる。

AI個人情報管理「A-Checker」とクラウド業務サービス

2025年10月にリリースした「A-Checker」は、AI技術を活用した個人情報管理ソフトウェア。中小企業のコンプライアンス遵守とデータ保護を目的に、社内の個人情報を自動検出・管理する。クラウド領域では、Kintoneベースの業務管理サービス「lagoona(ラグーナ)」を小規模事業者向けに提供。サポート付き運用特化型WEBサイト「ビジサイト」や、求人業務を代行する「採用アシスタント」など、ビジネスサポート事業のメニューを拡充している。これらのサービスは月額課金のストック収益モデルで、顧客の定着率向上に寄与する。

法人向け通信端末と自治体ネットワークインフラ

情報通信端末販売事業では、ビジネス用モバイルWi-Fiルーター、タブレットPC、スマートフォン、SIMカードなどをWEBマーケティングで販売。緊急災害用通信機器「ハザードトーク」も手掛ける。2025年7月に子会社化した株式会社アイ・ステーションは法人向け携帯電話や新電力の販売に強みを持ち、両社の顧客基盤を活用したクロスセルが進む。同年10月子会社化した株式会社LGICは自治体や公共機関向けのITインフラ構築、公共Wi-Fi整備を専門とし、当社の官公庁入札事業と連携して全国のデジタル化需要に対応している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

エレクトロニクス商社で中堅、内需特化型

同社はエレクトロニクス関連の専門商社であり、売上高は約142億円(2025年2月期)と中堅規模。業界内では、リョーサン菱洋ホールディングス(売上高約5,000億円超)のような大手と比較して規模は小さいが、特定分野に特化した強みを持つ。一方、高千穂交易やタビオなど同業他社と比べ、販売チャネルや顧客基盤の差別化が見られる。海外比率は低く、内需依存度が高いため、国内景気の影響を受けやすい。近年は売上高が増加傾向にあり、2026年2月期には175億円を見込む。収益性は改善傾向で、営業利益率は7%台と安定的。

強み

  • エレクトロニクス部品に特化し、ニッチ市場で高いシェアを確保。
  • 売上高が3期連続増加し、2026年2月期は175億円を見込む。
  • 営業利益率が7%台まで向上し、利益体質が強化されている。
  • 長期取引先との関係を維持し、リピート受注が収益を支える。

課題

  • 海外比率が低く、国内景気減速時に業績が影響を受けやすい。
  • 大手商社に比べ規模が小さく、価格競争やサービス面で劣る可能性。
  • 専門人材の確保と育成が急務で、業容拡大に対応できるか。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字がNo.1

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13131シンデン・ハイテックス129億円32.8倍
29818大丸エナウィン125億円12.4倍
38104クワザワホールディングス119億円9.9倍
42689オルバヘルスケアホールディングス118億円10.1倍
57435ナ・デックス112億円15.6倍
63562No.1110億円15.1倍
72750石光商事108億円8.3倍
87444ハリマ共和物産107億円7.0倍
97698アイスコ106億円29.2倍
103173Cominix104億円14.7倍
113320クロスプラス101億円5.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

ソフト販売会社として横浜に設立された1989年

1989年9月、法人向けソフトウェアの販売会社として株式会社ジェー・ビー・エム(現当社)が神奈川県横浜市に設立された。創業当初はソフトウェア販売が主軸だったが、1993年6月にOA機器販売を開始し、1994年2月には自社販売したOA機器の保守・メンテナンス業務に進出。この時点で販売と保守を一貫して行うビジネスモデルの基礎が形成された。同年3月には株式会社ジャパン・ビジネス・マシンも横浜市に設立され、グループの原型ができる。

東京進出とビッグ・ウィン設立で販売網を拡大

1998年10月、東京を中心としたOA機器販売会社として、東京都豊島区に株式会社ビッグ・ウィンを設立。2000年2月には株式会社ジャパン・ビジネス・マシンの事業をビッグ・ウィンに吸収し、リソースを集中した。この再編により、首都圏での販売力を強化し、後の全国展開の足掛かりとする。2004年3月には販売エリアの統合と販売・保守の連携による経営効率向上を目的に、ビッグ・ウィンを吸収合併し、社名を株式会社No.1に変更。2008年3月には株式会社No.1システムサポートも吸収合併し、グループ内の統合を進めた。

自社企画UTM機器の開発で製造卸への転換

2012年8月、自社企画商品としてUTM機器「NRシリーズ」の販売を開始。2013年6月には自社企画サーバー、同年12月にはUTM機器「WALLIOR」の販売を開始した。これにより、単なる販売代理店から、企画・開発から製造・販売まで行う「製造卸」へと事業モデルを転換。2013年5月には問合せ窓口業務を目的に株式会社Club One Systemsを設立し、サポート体制を整備した。同年8月にはWebサイト制作サービスも開始し、周辺事業を拡充していく。

上場とM&Aによる成長加速(2017~2019年)

2017年3月、東京証券取引所JASDAQ市場(スタンダード)に株式を上場。上場後、M&Aを積極化し、2019年4月には株式会社リライ(現株式会社No.1デジタルソリューション)と株式会社アレクソンを子会社化。アレクソンはセキュリティ機器の製造中核となり、グループのシナジーを牽引する。また、ビジネスコンサルタントによるコンサルティングサービス「No.1ビジネスサポート」を開始。同年、一般社団法人日本経済団体連合会に入会し、経営基盤の強化を図った。

スタンダード市場移行と事業ポートフォリオ再編

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりJASDAQからスタンダード市場に移行。同年8月にはオフィス用品通販事業(アスクル代理店事業)を譲渡し、収益性の低い事業を整理した。2024年4月には中期経営計画「Evolution2027」を発表し、経営基盤の再強化と事業領域拡大を打ち出す。同年以降、システム開発会社や地域OA販売会社の子会社化を一気に加速。2025年には株式会社オフィスアルファを吸収合併し、グループ再編を継続している。

積極M&Aでシステム開発と自治体向け事業を拡充

2024年から2025年にかけて、システム開発分野で株式会社アイ・ティ・エンジニアリング、OZ MODE株式会社、株式会社コードを子会社化。自治体向けITインフラの株式会社LGIC、法人携帯販売の株式会社アイ・ステーション、滋賀の進々堂商光株式会社なども加え、グループの事業領域は9つに広がった。2025年10月にはAIを活用した個人情報管理ソフト「A-Checker」をリリース。2026年2月期の連結売上高は175億円に達し、積極投資による成長フェーズにある。

年表39件を開く

1980年代

  • 1989年9月創業法人向けのソフトウェアの販売会社として神奈川県横浜市に株式会社ジェー・ビー・エム(現当社)を設立

1990年代

  • 1993年6月OA機器販売を開始
  • 1994年2月自社販売のOA機器の保守・メンテナンス業務を開始
  • 1998年10月創業東京を中心としたOA機器の販売会社として、東京都豊島区に株式会社ビッグ・ウィンを設立
  • 1999年3月創業横浜市に株式会社ジャパン・ビジネス・マシンを設立

2000年代

  • 2000年2月株式会社ジャパン・ビジネス・マシンの事業を株式会社ビッグ・ウィンに吸収
  • 2004年3月M&A販売エリアの統合並びに販売と保守・メンテナンスの連携による経営効率向上を目的として株式会社ビッグ・ウィンを吸収合併し、社名を株式会社No.1に変更
  • 2008年3月M&A株式会社No.1システムサポートを吸収合併
  • 2008年8月オフィス通販を開始

2010年代

  • 2010年3月創業西日本電信電話株式会社の代理店のフランチャイズになることを目的として、東京都豊島区に株式会社ウィル・ウエストを設立
  • 2010年6月創業携帯電話販売会社の管理事業を目的として東京都豊島区に株式会社No.1ウィズを設立
  • 2010年11月本社を東京都千代田区に移転
  • 2011年8月西日本電信電話株式会社と取引を開始、NTT西日本情報機器特約店となる
  • 2011年12月東日本電信電話株式会社と取引を開始、NTT東日本情報機器特約店となる
  • 2012年8月自社企画商品のUTM機器、NRシリーズの販売を開始
  • 2013年3月Webサイト制作サービス開始
  • 2013年5月創業自社企画商品のUTM機器の問合せ窓口業務を目的として株式会社Club One Systemsを設立
  • 2013年6月自社企画商品のサーバーの販売を開始
  • 2013年12月自社企画商品のUTM機器、WALLIORの販売を開始
  • 2014年4月M&A株式会社ウィル・ウエスト、株式会社No.1ウィズを吸収合併
  • 2014年9月M&A株式会社キューブエスを子会社化
  • 2017年3月上場東京証券取引所JASDAQ市場(スタンダード)に株式を上場
  • 2018年1月ISMS一部認証取得
  • 2019年1月ISMS全拠点認証取得
  • 2019年4月創業Webマーケティングを活用した携帯端末等の販売を目的とし、株式会社No.1パートナーを設立
  • 2019年4月M&A連結子会社である株式会社キューブエスは、商号を株式会社オフィスアルファに変更 株式会社リライ(現株式会社No.1デジタルソリューション)を子会社化 株式会社アレクソンを子会社化 ビジネスコンサルタントによるコンサルティングサービス「No.1ビジネスサポート」を提供開始 新中期経営計画を発表 一般社団法人日本経済団体連合会に入会

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所JASDAQ市場からスタンダード市場に移行
  • 2022年8月オフィス用品通販事業(アスクル代理店事業)の事業譲渡
  • 2022年9月創業鹿児島県事業者の課題解決に向けたソリューション提供を目的とし、株式会社セゾンビジネスサポートを設立
  • 2024年1月当社のISMS再認証取得とともに株式会社アレクソンがISMS認証取得
  • 2024年4月中期経営計画Evolution2027を発表
  • 2024年4月M&A株式会社アイ・ティ・エンジニアリングを子会社化
  • 2024年6月M&AOZ MODE株式会社を子会社化
  • 2024年10月M&A株式会社S.I.Tを子会社化
  • 2025年3月M&A株式会社オフィスアルファを吸収合併
  • 2025年3月M&A株式会社コードを子会社化
  • 2025年7月M&A株式会社アイ・ステーション及び株式会社Gloriaを子会社化
  • 2025年9月M&A進々堂商光株式会社を子会社化
  • 2025年10月M&A株式会社LGICを子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 配当性向50%
  • DOE(株主資本配当率)6%(下限)

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    経営基盤・事業基盤の再強化と構造改革

    経営基盤と事業基盤を盤石にし、個と組織の強化による進化を続ける。100年企業に向けて持続的な成長と企業価値向上を図る。

  2. 02

    事業領域拡大に向けた積極投資

    M&Aやアライアンスにより、既存事業とのシナジー創出と新規成長分野への進出を推進。ソフトウェア開発、法人向け携帯電話、OA機器販売、自治体DX支援企業などをグループ化。

  3. 03

    収益構造の安定化

    ストックビジネス「No.1ビジネスサポート」の拡大やクロスセルを通じ、顧客との信頼関係を強化し、ストック型収益を増加させ収益構造の安定化を目指す。

  4. 04

    サステナビリティ・人的資本経営の推進

    環境負荷低減、地域貢献、人的資本経営の拡充、ガバナンス強化を三本柱に推進。社員の感動満足度向上、次世代経営人財育成、ダイバーシティ推進に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で957人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は552万円で、9期前と比べて+21.6%平均年齢は35.1歳、平均勤続年数は7.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月393
2018年2月435
2019年2月432
2020年2月45433.76.1486
2021年2月50133.86.3562
2022年2月50733.86.9652
2023年2月50734.17.5644
2024年2月52934.68.0649
2025年2月53735.28.1680147
2026年2月55235.17.9957136

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率10.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)69.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社11(国内 11 / 海外 0、うち連結子会社 11) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社、営業所他 — 東京都千代田区398百万円
伊丹工場 — 兵庫県 神戸市337百万円
東京物流サービスセンター — 東京都江戸川区37百万円
名古屋支店 — 愛知県名古屋市中村区7百万円
名古屋サービスセンター — 愛知県名古屋市中村区5百万円
埼玉支店及びさいたまサービスセンター — 埼玉県さいたま市大宮区4百万円
城北サービスセンター — 東京都文京区4百万円
横浜支店及び横浜サービスセンター — 神奈川県横浜市神奈川区1百万円
千葉支店及び千葉サービスセンター — 千葉県船橋市1百万円
金沢支店及び北陸サービスセンター — 石川県金沢市1百万円
ほか9件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社アイ・ステーション(連結子会社)(注4)
    東京都 豊島区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アイ・ティ・エンジニアリング(連結子会社)
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アレクソン(連結子会社)(注1)(注2)
    大阪府 大阪市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社S.I.T (連結子会社)
    岩手県 北上市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社LGIC (連結子会社)(注6)
    熊本県 宇土市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    OZ MODE株式会社(連結子会社)
    東京都 渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社Club One Systems(連結子会社)
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社コード(連結子会社)(注3)
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    進々堂商光株式会社(連結子会社)(注5)
    滋賀県 彦根市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社No.1デジタルソリューション(連結子会社)(注7)
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社No.1パートナー(連結子会社)(注8)
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権65.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    複写機交換契約
    法務省 · 2020-03-02
    2,390万円
  • 調達
    福岡法務局訟務部におけるデジタルカラー複合機(4台)の賃貸借,保守及び消耗品等の供給契約
    法務省 · 2019-06-27
    1,313万円
  • 調達
    シュレッダーの購入
    最高裁判所 · 2025-08-04
    999万円
  • 調達
    シュレッダーの購入
    会計検査院 · 2025-02-14
    745万円
  • 調達
    福岡中央労働基準監督署外6官署における自動窓口受付システム一式の更新
    厚生労働省 · 2023-11-15
    731万円
  • 調達
    福岡中央公共職業安定所外3官署における自動窓口受付システム一式の更新
    厚生労働省 · 2024-08-21
    730万円
  • 調達
    デジタル複合機6台の納入及び保守
    検察庁 · 2016-12-15
    605万円
  • 調達
    デジタル複写機の交換及び保守一式
    検察庁 · 2017-02-01
    520万円
  • 調達
    神戸公共職業安定所外3所における窓口案内機の交換購入契約
    厚生労働省 · 2022-10-24
    520万円
  • 調達
    松江公共職業安定所窓口案内システムの調達契約
    厚生労働省 · 2024-12-04
    499万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は175億円営業利益13億円前期と比べると増収増益で、売上が+23.2%、利益が+30.0%。

売上高
+23.2%
175億円
営業利益
+30.0%
13億円
純利益
+16.7%
7億円
営業利益率
7.4%
前期比 +0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高212億円175億円
営業利益17億円13億円
純利益10億円7億円
1株あたり配当¥79¥79

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は47億円、営業利益は2億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+46.9%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q3213.11
2024年2Q34411.83
2024年3Q3213.10
2024年4Q375
2025年1Q3213.11
2025年2Q36411.11
2025年4Q7456.84
2026年2Q7767.83
2026年4Q9877.14
2027年1Q4724.30

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は51億円から175億円へ3.4倍に増えた。直近期の営業利益率は7.4%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
自社企画商品のUTM機器の問合せ窓口業務を目的として株式会社Club One Systemsを設立
2013年2月511−1
株式会社ウィル・ウエスト、株式会社No.1ウィズを吸収合併
2014年2月5820
2015年2月6321
2016年2月6821
東京証券取引所JASDAQ市場(スタンダード)に株式を上場
2017年2月7132
2018年2月7732
Webマーケティングを活用した携帯端末等の販売を目的とし、株式会社No.1パートナーを設立
2019年2月8232
2020年2月8843
2021年2月11874
鹿児島県事業者の課題解決に向けたソリューション提供を目的とし、株式会社セゾンビジネスサポートを設立
2022年2月13995
2023年2月133119
株式会社アイ・ティ・エンジニアリングを子会社化
2024年2月135129
株式会社オフィスアルファを吸収合併
2025年2月14210107.06
2026年2月17513147.47

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高175億円のうち、営業利益として残るのは13億円7.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は7億円、売上の4.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金49.7%87億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金42.9%75億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.4%13億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
50.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+4.2pt
7.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.6pt
4.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+8.0pt
16.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 12期分

2026年2月期は営業CFが8億円、投資CFが−26億円で、差し引きのフリーCFは−18億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は29億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2015年2月31149
2016年2月1−1−108
2017年2月302312
2018年2月203217
2019年2月1−1−2016
2020年2月2−1−3113
2021年2月8−1814−1018
2022年2月5−4−4115
2023年2月110−41123
2024年2月6−2−4423
2025年2月14−6−4829
2026年2月8−2617−1829

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は140億円。このうち返さなくてよい自己資本が44億円で、自己資本比率は31.2%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月181177.5
2014年2月212199.9
2015年2月2652118.7
2016年2月2561923.3
2017年2月30102034.9
2018年2月37172044.3
2019年2月39192047.4
2020年2月38201851.7
2021年2月71254634.8
2022年2月72274537.6
2023年2月79364344.0
2024年2月81384346.3
2025年2月87454251.2
2026年2月140449631.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
31億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
38億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
4億円
在庫として抱えている分
負債合計
96億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
66
/ 100
安定性自己資本比率21 / 40
収益力営業利益率15 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り284社中16位あたり、逆に低いのは自己資本比率284社中259位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
16.1%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
7.4%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
31.2%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
23.2%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.0%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,570で、1年前と比べて-20.0%過去52週の値幅のなかでは13%の位置にある。

¥1,570-1.3%1ヶ月+3.6%1年-20.0%時価総額110億円
過去52週の値幅
安値¥1,421高値¥2,548

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.1倍
PER (会社予想)10.3倍
PBR2.53倍
配当利回り5.03%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+5.8%上昇。25日移動平均線(1562.44円)を+2.3%上回る。52週高値(2548円)から37.2%下落、52週安値(1421円)から12.5%上昇。出来高は平均2万株前後。週足は緩やかな戻り基調。RSI50と中立。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERが15.3倍と業界平均17.2倍を下回り、予想PER10.5倍も低水準。配当利回り4.94%は業界平均2.97%を大きく上回り高水準。PBR2.58倍と業界平均1.20倍を上回るが、ROE16.1%が高く収益性は良好。割安だが配当性向50.4%と高く、今後の増配余地には限界もある。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.1倍17.9倍
PER (予想)10.3倍
PBR2.53倍1.24倍
ROE16.1%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

半導体市況の回復期待と、同社の収益改善のタイミングが投資論点。強気派は、2025年2月期の営業利益率7%台への改善や、2026年2月期の増収予想を評価。一方、弱気派は、過去の収益変動の大きさや、同業他社と比較した成長性の低さを懸念。また、配当利回り4.94%は魅力的だが、業績連動性が高いため持続性に疑問もある。

プラスに働く材料7
  • 収益回復トレンド

    2025年2月期は営業利益率7%と改善、売上高も増加傾向。

  • 旺盛な半導体需要

    AIやEV向け半導体需要が中期的に拡大見通し。

  • 高配当利回り

    予想配当利回り4.94%とインカムゲイン狙いの投資家に評価。

  • 売上高成長継続2026年2月期影響

    売上高175億円(前年比+23%)、新規取引拡大寄与

  • フォワードPER10.5倍の割安感継続影響

    予想PER10.5倍は過去5年低位、収益改善で評価上昇余地

  • 高配当利回り4.94%の安定性継続影響

    配当利回り4.94%は安定株主獲得に寄与

  • 営業利益率小幅改善2026年2月期影響

    営業利益率7.43%(前年7.04%)小幅改善、効率化進む

マイナスに働く材料7
  • 業績変動リスク

    半導体市況に依存し、過去に大きな減益を経験。

  • 成長鈍化懸念

    売上高成長率は緩やかで、同業他社比で見劣り。

  • 配当の持続性

    業績悪化時には減配リスクがあり、安定性に疑問。

  • 純利益減少トレンド通年影響

    FY2024純利益9→FY2025純利益6億円、FY2026予想7億円と低調

  • 卸売業界の競争激化継続影響

    取引先からの価格低減要求強く、粗利圧迫

  • 業績予想達成リスク決算発表後影響

    売上高175億円予想に対し、需要減で下振れ可能性

  • 株価下落トレンド悪化不定影響

    年初来26%下落、センチメント悪化で戻り売り圧力

次の決算で確かめる点
売上高成長率
半導体需要の動向を測る主要指標。
営業利益率
収益性改善の進捗を確認。
配当性向
配当の持続可能性を評価。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり79で、前期から+122.9%いまの株価に対する利回りは5.03%。増配か配当維持が7年続いている。

年間配当
¥79
1株あたり
配当利回り
5.03%
いまの株価に対して
配当性向
50.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
7年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2019年2月822.7
2020年2月15100.034.9
2021年2月2350.070.6
2022年2月2615.628.8
2023年2月3223.136.1
2024年2月333.131.3
2025年2月356.162.4
2026年2月78122.950.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥79

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ9,393人。区分でいちばん多いのは個人・その他87.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が9.1%を占め、残る90.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他80.579.776.480.281.187.0
事業法人8.58.69.010.818.18.9
自己株式1.42.92.87.73.06.7
証券会社5.82.12.81.30.33.3
外国法人1.02.45.54.70.30.4
外国人個人0.00.00.10.00.20.2
金融機関4.37.26.32.90.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01辰巳 崇之15.07
02株式会社クレディセゾン5.12
03No.1従業員持株会3.28
04久松 千尋2.44
05竹澤 薫1.80
06桑島 恭規1.72
07NTT・TCリース株式会社1.71
08楽天証券株式会社共有口1.26
09光通信KK投資事業有限責任組合1.07
10岩崎 泰次1.05

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近7
  • 2026-08-12
    グロースパートナーズ株式会社
    変更報告
    3.66%
    -1.06pt
  • 2026-07-02
    グロースパートナーズ株式会社
    新規の大量保有報告
    1.85%
    -0.51pt
  • 2026-06-03
    グロースパートナーズ株式会社
    変更報告
    2.74%
    -0.14pt
  • 2026-06-03
    グロースパートナーズ株式会社
    新規の大量保有報告
    2.36%
    -0.38pt
  • 2026-06-02
    グロースパートナーズ株式会社
    変更報告
    2.85%
    -0.03pt
  • 2026-05-22
    グロースパートナーズ株式会社
    新規の大量保有報告
    2.74%
    -0.11pt
  • 2026-05-14
    グロースパートナーズ株式会社
    新規の大量保有報告
    2.85%
    -0.03pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+158%、1株純資産は14期で+45%。直近期のROEは16.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月−185462
2014年2月13553128.4
2015年2月15846035.2
2016年2月9554219.4
2017年2月6220923.5
2018年2月3026413.515.4
2019年2月3529912.411.122.7
2020年2月4332313.810.834.9
2021年2月6437318.122.570.6
2022年2月8141520.59.928.8
2023年2月13952329.38.836.1
2024年2月13658424.57.131.3
2025年2月8665514.020.162.4
2026年2月10766816.116.350.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/2期の役員報酬は総額201百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
辰巳崇之代表取締役 社長執行役員621,060,176
桑島恭規取締役 副社長執行役員 事業推進本部管掌51121,060
久松千尋取締役 常務執行役員 グループ成長戦略推進本部長58171,740
平瀬和宏取締役 上級執行役員 経営管理本部長616,780
竹澤薫取締役 上級執行役員 オフィスソリューション本部 パートナー事業・ビジネスサポート事業・システムサポート事業管掌54126,740
吉崎浩一郎取締役59384
新村和大取締役46
須田美玲常勤監査役45
竹内朗監査役59
紙野愛健監査役58

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5157616333
社外取締役538388

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容5,233字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社11社(株式会社アイ・ステーション、株式会社アイ・ティ・エンジニアリング、株式会社アレクソン、株式会社S.I.T、株式会社LGIC、OZ MODE株式会社、株式会社Club One Systems、株式会社コード、進々堂商光株式会社、株式会社No.1デジタルソリューション、株式会社No.1パートナー)、非連結子会社2社(株式会社Gloria、株式会社エキサイター)及び持分法非適用関連会社1社(株式会社セゾンビジネスサポート)の計14社で構成されており、情報セキュリティ機器の企画開発・製造・販売及び保守事業、情報通信機器・OA関連商品の販売及び保守事業を主な事業としております。 なお、2026年3月1日付で、当社の連結子会社である株式会社No.1デジタルソリューションを吸収合併しております。 また、当社グループは、単一セグメントであるため、主要な事業の内容別に記載しております。 ① 情報セキュリティ機器の企画開発・製造・販売事業 当社は、株式会社アレクソンを中核として、商品の企画・開発から、設計・製造・販売までグループ内で一貫して行う「製造卸」としての体制を構築しております。 中小企業にもIT化が進みつつある近年、企業を取り囲む環境は大きく変化し、高度化するサイバー攻撃への対応は重要な経営課題となっております。株式会社アレクソンが製造する情報セキュリティ機器により、当社はグループとして多層防御の仕組みを提供できる体制となりました。これは入口、出口の2つのポイントで企業へのセキュリティ対策を実施するものです。入口での防御はインターネットを介した外部からの社内ネットワークへの不正侵入による情報の窃取や破壊、改ざんなどへの対策であり、出口での防御は機密データを外部に流出させないための仕組みとなります。これらの企業を守る情報セキュリティ機器として株式会社アレクソンではUTM(※1)、セキュリティスイッチ(※2)、サーバーなどのラインアップを豊富に揃えており、多層防御を用いた情報セキュリティ対策が行えるネットワークソリューションを提供可能な体制となっております。2025年10月にはAI技術を活用した個人情報管理ソフト『A-Checker』をリリースし、中小企業のコンプライアンス遵守とデータ保護を支援しております。 ※1 UTMとは、機能が異なる複数のセキュリティ機能を一つのハードウェアに統合し、統合脅威管理(Unified Threat Management)を行う商品となります。インターネットから社内ネットワークへの侵入を試みる様々なサイバー攻撃(不正アクセス、DoS攻撃・DDoS攻撃、ランサムウェア・マルウェア攻撃、etc)を社内ネットワークの入口で未然に防ぐ機能を持っています。 ※2 セキュリティスイッチとは、社内ネットワークにおける通信パケットを常に監視し、悪意のあるプログラムの侵入を確認した場合、攻撃を受けたデバイスの早期特定と社内ネットワークからの迅速な遮断を行い、社内ネットワークへの拡散を阻止する機能を有した情報セキュリティ機器となります。 ② OA関連商品販売事業 企業において事業を行う上で、MFP(※1)やビジネスフォン(※2)などのOA機器等はペーパーレス化が進む昨今においても変わらず必要不可欠な存在となっております。当社におきましては、NTT東日本株式会社、NTT西日本株式会社、シャープマーケティングジャパン株式会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社を始めとした各仕入先からMFPやビジネスフォンなどのOA機器等を仕入れ、顧客の要望に適した商品の提供を行うとともに、同様に事業活動に必須となるパソコン・パソコン周辺機器及び什器等の関連商品の提供も行っております。 MFPについては、各種メンテナンスサービスや消耗品であるコピー用紙及びトナーなどの費用として、MFPの使用量に応じたカウンターサービス料が発生するビジネスモデルとなっております。また、一顧客あたりのMFP使用量や販売台数の増加に比例してカウンターサービス料も増加いたします。 OA関連商品の販売ルートとしては、顧客とリース会社間にて当社OA関連商品のリース契約を締結し、当社はリース会社にOA関連商品を販売するという形式をとっております。この形式を採用することにより、顧客におけるOA関連商品導入がより敷居の低いものとなることに加え、販売契約手続きの段階でリース会社への与信審査依頼を並行して行えるため、不良債権等の事故発生を未然に食い止めることが可能となっております。 なお、OA機器のリユース商品の販売及びレンタルも行っております。 MFPやビジネスフォン等のOA機器の販売においては、子会社化した株式会社S.I.T、進々堂商光株式会社等のグループ会社を通じ、地域に密着した販売・保守体制をさらに強化しております。 ※1 MFPとは、Multi Function Printerの略。特に多機能プリンタ(1台でプリンタとスキャナ、コピー機、FAXなどの機能を兼ねる機器)の略称として用いられます。 ※2 ビジネスフォンとは、内線・外線の最大収容数などの機能が制限された内線電話装置です。ボタン電話装置・キーテレホンとも呼ばれます。 ③ 情報通信端末販売事業 WEBマーケティングを活用し、ビジネス用モバイルWi-Fiルーター・タブレットPC・スマートフォン・SIMカード等、各種情報通信端末の販売を行っております。また、緊急災害用通信機器「ハザードトーク」の販売も行っております。 2025年7月に、法人向け携帯電話や新電力の販売を主力とする株式会社アイ・ステーションを子会社化したことにより、モバイルWi-Fiルーター、タブレットPC、スマートフォン等の情報通信端末に加え、法人向け通信インフラサービス全般の提案力が向上いたしました。 また、2025年11月にはネットワークインフラ構築に強みを持つ株式会社LGICをグループに迎え、自治体や公共機関のDX推進、公共Wi-Fi環境の整備等、より広範な通信需要に対応できる体制を構築しております。 ④ WEBソリューション事業 当社は、企業の経営者及び営業担当者が営業活動に専念できる環境を総合的にサポートする営業戦略サービスとして、それぞれの業種の特徴をとらえ、複数の制作プランを取り揃えるホームページの制作事業の他、企業ごとの強みを踏まえたホームページ運用をサポートするSEOコンサルタント事業などの販売促進事業を展開しております。 ⑤ ビジネスサポート事業 2020年9月より開始した、「No.1ビジネスサポート」は、様々な経営課題を抱える顧客に対して経営やITを中心に解決・支援するサービスを提供し、「売上拡大」「業務効率改善」「リスク低減」等の実質的利益への貢献を目指しています。 お客様専任のビジネスコンサルタント(※1)を配置し、お客様があらゆるステークホルダーから「選ばれ続ける会社」を実現するために、定期的な面談を行い、様々なお悩みやお困りごとを把握・発見・解決まで、しっかり寄り添い、伴走支援を行っております。オプションとして、小規模事業者向けに求人業務を運用代行する「採用アシスタント」や、Kintoneをベースにしたクラウド業務管理サービス「lagoona(ラグーナ)」、サポート付き運用特化型WEBサイト「ビジサイト」の提供も行い、サービスメニューの充実化を図っております。 ※1 ビジネスコンサルタントとは、既存顧客を定期的に訪問(オンライン訪問含む)し、顧客のニーズや課題を把握。企業の状況や環境に合わせて最適なサービスを提供する役割を担う人材を指します。 ⑥ システムサポート事業 当社及び各販売代理店等で販売したMFPや情報セキュリティ機器、防犯カメラ等の設置及び保守・メンテナンスを行っております。当事業におきましては、当社が「テクニカルコンシェルジュ」と呼ぶサービス担当が、機器の各種設定及び障害対応にあたっております。また、顧客の需要に応じてパソコンのレンタルやクラウドバックアップ等のストック売上に寄与するサービスを提供しております。 ⑦ 官公庁・教育機関入札事業 当社グループでは、官公庁や教育機関向けにMFPや発券機、防犯セキュリティカメラ及びビジネス用モバイルWi-Fi等の入札に参加し、受注につなげる事業を行っております。 株式会社LGICのグループ参画により、公共機関向けネットワークインフラ構築等の入札案件への対応力を強化しております。 ⑧ 販売代理店事業 当社とのパートナーシップ契約を締結した販売店を総称して販売代理店等といい、当社グループの各商品及びサービスについて、販売代理店等を通じた販売を行っております。また、これらの販売代理店等に対して、販売を拡大するための支援活動や経営戦略に対する助言活動を行っております。 パートナーシップ契約の種類は、以下の3つであります。 イ.卸販売代理店 当社グループの商品を仕入れ、販売している販売店のことを指します。また、当社グループの商品が大手通信会社のセレクト商品に選定されていることから、その通信会社の特約店である販売代理店も含みます。 ロ.フランチャイズ加盟店(FC店) 当社と販売店との間で締結した契約により定めたロイヤリティを支払うことで、当社の社名等を使用した販売活動を行うことができる販売店のことを指します。 ハ.委託販売代理店 販売先の申込を当社に代わって受け付けることで、当社より委託手数料をお支払いする契約を締結している販売店のことを指します。 ⑨ システム開発事業 OZ MODE株式会社では、半導体製造装置業、旅行業、医療といったIT開発需要の高い領域を主要顧客に持ち、各企業のシステムやソフトウエアの開発、保守、運用などの業務に対してエンジニアを派遣し、その技術力を提供しております。OZ MODE株式会社に加え、2025年3月にソフトウェア受託開発を手掛ける株式会社コードを子会社化したことにより、ITエンジニアの確保と開発体制の拡充を図っております。半導体、旅行、医療等の既存領域に加え、グループ内のDX推進や高度なシステム開発ニーズに応える技術力を提供しております。 事業内容と各社の当該事業にかかる位置付けは、次のとおりであります。 主な事業内容   主要商品・サービス   主要な会社 情報セキュリティ機器の企画開 発・製造・販売事業   ・UTM、セキュリティスイッチ、サーバー等の企画開発・製造・販売 ・リモートワーク向け商品「Telework Station  ™」等の販売   当社 株式会社アレクソン 株式会社Club One Systems OA関連商品販売事業   ・MFP・ビジネスフォン等の販売 ・情報セキュリティ機器等の販売 ・各種通信サービスの加入・取次 ・中古MFP・中古ビジネスフォンの販売、レンタ  ル等   当社 株式会社S.I.T 進々堂商光株式会社 情報通信端末販売事業   ・タブレットPC、スマートフォン、SIMカード、  ビジネスWi-Fi等、法人向け携帯電話等の販売    当社  株式会社アイ・ステーション  株式会社No.1パートナー WEBソリューション事業   ・ホームページの制作・運用サポート等 ・採用アシスタント事業   当社 株式会社No.1デジタルソ リューション ビジネスサポート事業   ・No.1ビジネスサポートによる各種サービス ・ビジネスコンサルタントによるサポート ・小規模事業者向けクラウド業務管理サービス 「lagoona(ラグーナ)」の提供 ・採用アシスタント   当社 システムサポート事業   ・MFPの設置・保守・メンテナンス ・情報セキュリティ機器の設置・保守・メンテナンス ・中古MFP等の設置・保守・メンテナンス   当社 株式会社アレクソン 株式会社Club One Systems 官公庁・教育機関入札事業   ・MFPや発券機、防犯セキュリティカメラ、ビジ  ネスWi-Fi等の入札事業   当社 株式会社No.1パートナー 株式会社LGIC 販売代理店事業    ・情報セキュリティ機器の販売  ・MFP・ビジネスフォンの販売   当社 システム開発事業   ・ITコンサルティング ・システム開発 ・ソフトウェア受託開発・運用メンテナンス   OZ MODE株式会社 株式会社コード 株式会社アイ・ティ・エンジニアリング 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題5,739字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループでは、日本経済の原動力であり続けたいという想いから、「日本の会社を元気にする一番の力へ。私たちNo.1はトータルビジネスパートナーとしてお客様を支え、日本経済の原動力になります。」を経営理念に掲げ、「皆様のNo.1ビジネスパートナー セキュリティ&ソリューション。 最先端の情報活用で企業成長を支援。」を経営ビジョンとして企業価値の向上を図り、当社グループのステークホルダーの皆様のご期待にお応えできるよう事業活動を展開しております。 (2)経営環境 本年度は、企業収益の拡大やインバウンド需要の定着に加え、継続的な賃上げによる雇用・所得環境の改善を背景に、個人消費が持ち直しの動きを見せるなど、緩やかな回復基調が続きました。一方で、米国新政権による保護主義的な通商政策の具体化や、地政学リスクの長期化によるサプライチェーンへの影響、さらには国内の金利上昇に伴う金融市場の変動など、依然として先行きは予断を許さない状況で推移いたしました。 これに加えて、ここ数年頻繁に発生している気候変動による大規模な自然災害などの環境変化、深刻化する人手不足を背景とした人件費や物流コストの上昇に加え、生成AIをはじめとする技術革新への対応、脱炭素社会の実現に向けた取り組みなど、経営環境は激しく変化しております。これら外部環境の変化に柔軟に適応しつつ、付加価値の高い製品・サービスの提供やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を通じ、持続的な成長に向けた経営基盤を強化する必要性が一段と高まっております。 このような状況の中、当社の祖業であるOA機器市場は、入替サイクルの長期化、ペーパーレス化の浸透やハイブリッドワークの定着等により、市場の成長は鈍化してきております。一方で、十数年前より参入している情報セキュリティ機器市場は、全産業におけるIT化やIoT、AI及びビッグデータを用いたデジタル化が進む中、ランサムウェアをはじめとしたサイバー攻撃の高度化、ならびにサプライチェーンを標的とした攻撃の増加により、情報セキュリティリスクが深刻な経営課題となっております。中小企業においても、テレワークの定着やクラウドサービスの導入が進んでおり、取引先からの信頼性確保や事業継続の観点から、情報セキュリティ対策の必要性は益々高まっております。 (3)目標とする経営指標 当社は2024年4月に中期経営計画を策定し、公表しました。本中期経営計画では、最終年度である2027年2月期に売上高16,800百万円、営業利益1,830百万円、営業利益率10.9%、EBITDA2,160百万円という経営指標の達成を目標としておりましたが、本中期経営計画の公表後、当社グループは当初中核を担う予定であった子会社の事業縮小や再編を断行する一方で、積極的なM&Aにより、事業ポートフォリオの転換を推進してまいりました。当期の業績予想につきましては、Vision2030における更なる成長を見据え、人的資本やAI活用への先行投資とM&A後のPMI(統合プロセス)を最優先することといたしました。この結果、営業利益は当初計画を下回る見通しです。引き続き、重点戦略の項目である「経営基盤、事業基盤の再強化、構造改革」、「事業領域拡大に向けた積極投資」、「収益構造の安定化」、「サステナビリティ経営 人的資本経営の推進」を着実に実行することによって、経営指標の達成を目指してまいります。 (4)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、OA関連商品の販売、メンテナンスを礎として事業を成長させてきました。2018年には、上場後初めての第1次中期経営計画を発表、その後2020年に第2次中期経営計画を発表し、M&Aによる大きなシナジーの発現により、ビジネスの領域を広げ、成長スピードを加速させてきました。 また2024年4月には、更なる成長を目指し「中期経営計画(Evolution2027)」を発表いたしました。 中期経営計画(Evolution2027)では、「For Further Evolution!(さらなる進化に向けて)」をテーマに掲げ、経営基盤と事業基盤を盤石とし、個と組織の強化による進化を続け、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。その実現に向けて、「経営基盤、事業基盤の再強化、構造改革」、「事業領域拡大に向けた積極投資」、「収益構造の安定化」、「サステナビリティ経営 人的資本経営の推進」の4項目を重点戦略として位置付けました。この各項目を着実に推進していくことで、100年企業に向けて持続的な成長と更なる企業価値向上のために取り組んでいます。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社が対処すべき課題とする重点施策は以下のとおりです。 ① 経営人財の育成 当社では、これまで社員教育の一環として、経営に必要な能力を身に付ける教育システムを継続的に制度化してまいりました。新たな事業やグループ会社の増加に伴い、将来の経営人財や新事業を創出する人財の育成は依然として重要な課題です。今後はより一層充実した教育カリキュラムと育成メニューを展開し、次世代の経営者候補の育成や幹部人財の中途採用・登用を促進します。 また、リスキリングを通じて既存人財の能力強化を図り、中長期的な業績向上への意欲を高める体制を整え、100年企業にふさわしい強固な経営基盤を構築してまいります。 ② 生産性向上のためのシステム投資 当社では、グループの拡大や顧客データの増加に伴い、社内基幹システムの見直しを進めております。具体的には、今後予想される業務量の増加に対応できるよう、業務プロセスの自動化やより高度な分析が可能なシステム開発に取り組んでおります。 システム開発においては、社内リソースだけでなく、SFA(営業支援システム)、CRM(顧客関係管理)などのデータマーケティングに豊富な実績を持つ外部のコンサルティングベンダーと連携し、一貫したシステム構築を行っております。 当連結会計年度においては、前年度に実施した「情報システム見える化プロジェクト」の成果に基づき、計画的な開発を推進いたしました。 最新のAI技術の活用についても検討を深めており、業務プロセス全般にわたる効率化と、高度なデータ活用による戦略的な意思決定支援を目指してまいります。 ③ M&Aやアライアンスによる事業領域の拡大 当社では、既存事業とのシナジー創出および新規成長分野への進出を目的としたM&Aを重点戦略としております。 当連結会計年度においては、2025年3月にソフトウェア受託開発の㈱コードを子会社化したことを皮切りに、2025年7月には法人向け携帯電話やエネルギー関連商品に強みを持つ㈱アイ・ステーションを子会社化いたしました。 また、2025年9月にはOA機器販売の進々堂商光㈱、2025年10月には自治体のDX推進を支援するネットワークインフラ構築の㈱LGICを相次いでグループに迎えました。今後も引き続き、事業領域の拡大とビジネスモデルの変革を加速させていく方針です。 ④ 情報セキュリティ領域の拡大 IoT機器及びシステムの発展により、その利便性が高まる一方で、インターネットを介したサイバー攻撃による事故が年々増加し、深刻さを増しています。特に、適切な情報セキュリティやネットワーク環境の構築、専門性を有した人材の確保に関しては、多くの中小零細企業が手をこまねいているのが現状です。 当社では、このような現状を受け、お客様のネットワーク環境のリモート診断を行い、それぞれの課題に合わせたセキュリティ商品の提供を行っております。 当連結会計年度においては、㈱アレクソンの開発により、セキュリティ機器において複数の新製品をリリースいたしました。また、前年度に業務提携及び資本提携を締結した、通信システムやセキュリティシステムを手掛けるベンチャー企業である㈱closipとともに、同社が特許を持つ「LTE over IP®」システムを活用し、ログイン管理の煩雑さを解消しつつ、よりセキュアな認証システムを有するNASサーバー「NA-2T100CLS」、「NA-4T100CLS」をリリースし、好調な販売を続けております。 当社グループは、これらの取り組みにより、情報セキュリティ製品のバリエーションを広げ、さらに多くのお客様に安全で効率的なネットワーク環境構築を支援してまいります。併せて、分野ごとの専門人材の採用や育成にも力を入れ、持続可能な情報セキュリティ対策の強化を目指して、引き続き積極的に取り組んでまいります。 ⑤ 収益構造の安定化 当社は、ストックビジネスとして、2020年9月に課題解決型のトータルソリューションサービス「No.1ビジネスサポート」の提供を開始しました。このサービスは、主にビジネスコンサルタントによるIT/DXのサポートや経営相談などの専任支援まで、多岐にわたるサービスを顧客に提供しており、顧客各社との信頼関係を強化しながらストック型収益の増加に努めています。 当連結会計年度においては、「No.1ビジネスサポート」の保有契約数の増加(前期比5,070件⇒5,188件)、平均顧客単価の増加(前期比12,400円⇒14,400円)と各指標も増加しており、保有契約数が5,000件を突破した以降も引き続き伸長しております。加えて、子会社化したアイ・ステーションとの連携により、新電力や法人携帯等のクロスセルも加速させており、ストック売上の増加にも注力しております。引き続き、伴走型支援を通じた顧客との信頼関係強化により、収益構造のさらなる安定化と向上を目指してまいります。 ⑥ サステナビリティ経営、人的資本経営の推進 当社グループでは、「日本の会社を元気にする一番の力へ。」という経営理念を礎に、社会と会社の持続的成長を実現させるために、提供する商品・サービス、社内外の様々な企業活動において、引き続きサステナビリティの取り組みを積極的に取り入れてまいります。主要テーマとして、「環境負荷を減らす取り組み」「地域経済や地域社会への貢献と人的資本経営の拡充」「ガバナンス・リスク管理体制の強化とダイバーシティ推進」の三本柱で取り組んでおります。 環境面ではCO₂排出量の削減、省エネルギー化、省資源化を推進し、地域社会への貢献としては中小零細企業の支援を通じた地域経済の活性化を目指します。 また、人的資本経営の拡充を図るために、人財育成方針と環境整備方針を定めております。主要テーマとして、「社員の感動満足度の向上」(処遇全般の水準向上をはじめ、働き方を含めた社員の感動満足度の向上につながる施策導入)、「次世代経営人財の育成」(教育体系全般を再構築し、次世代経営人財の育成及び裾野の拡大を見据えた全社教育)、「ダイバーシティの推進」(多様な人財が個々の自律性と共に、働き続けることができて活躍しやすい環境や制度づくり)を掲げております。 当連結会計年度においては、前年度に導入した奨学金返還支援制度の拡充や、従業員の一部給与の引き上げ、福利厚生制度の充実など、若手人財の育成と定着を促進するための施策を積極的に展開しています。また、女性活躍推進イベント「No.1L’s Café」の定期開催など、具体的な施策を通じてダイバーシティの推進にも注力しております。 ⑦ 財務戦略(資本戦略)、キャピタルアロケーション 当社では、成長投資、株主還元及び財務体質の安全性のバランスを確保しながら、経営資源を最適に配分することを基本方針とし、当社グループの持続的な企業価値向上に努めてまいります。具体的には営業キャッシュ・フローを原資に、M&A等戦略的投資、人的資本投資、IT投資等の成長投資への分配と並行して、株主の皆様への還元も積極的に実施してまいります。また、優良な投資案件に関しては外部借入の活用も検討し、柔軟に対応いたします。 株主還元については、2026年1月にその方針をより明確化し、利益還元をさらに充実させるための変更を行いました。剰余金の配当については、従来の「配当性向30%目安」から「配当性向50%」へと目標を引き上げるとともに、新たに「DOE(株主資本配当率)6%(下限)」を指標として導入いたしました。これらに加え、原則として減配せず配当の維持もしくは増配を行う「累進配当の方針」を前提とし、年2回(中間・期末)の配当を実施してまいります。自己株式の取得については、財務規律の下、株価水準や資本効率を考慮し、機動的かつ戦略的に実施してまいります。 当連結会計年度においては、株主の皆様へのより公平な利益還元を検討した結果、直接的な還元方法である「配当金」と「自己株式の取得」に主眼を置くこととし、2025年8月末日を基準日とする分をもって株主優待制度を廃止いたしました。これに伴い、株主の皆様にとって魅力的な還元水準を維持するため、2026年2月期の期末配当予想を大幅に増配し、年間配当金を1株当たり78円(前期実績35円)とする予定です。 さらに、資本コストを的確に把握し、エクイティスプレッドの向上を図ることで資本収益性の高い企業を目指し、情報開示の拡充及びIR活動の強化を通じて、投資家との信頼関係を強化してまいります。 以上により、当社グループは積極的に新たな分野への挑戦を行い、他社との差別化を明確にすることで、継続的かつ安定的に企業価値の向上を図ってまいります。さらに、グループ全体としてのシナジー効果を追求し、最適なキャピタルアロケーションを実行することにより、長期的な成長と持続可能な社会の実現を目指して活動してまいります。
事業等のリスク8,425字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、財政状態並びに現在及び将来の事業等に関して、リスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を次に掲載しており、これらのリスクが発生する可能性を十分認識した上で、発生の回避や、万が一発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に対する投資判断は、本項及び本項以外の掲載事項を慎重に検討された上で行われる必要があります。 当社グループでは、リスク管理及びコンプライアンスの遵守体制確保のため、代表取締役の諮問機関として「リスクコンプライアンス委員会」を設置しております。また、代表取締役より任命されたリスクコンプライアンス総括責任者を中心に、期初にリスクマップ等を活用したリスク評価に基づき、当期のリスク低減策を設定・実施し、リスクコンプライアンス委員会で進捗管理をしております。各拠点においては、リスクコンプライアンス担当者を設置し、業務執行上のレポートラインとは別にリスクコンプライアンス委員会への直接のレポートラインも設け、予防統制・発見統制の強化を図っております。 その他、全従業員に対してリスク研修を定期的に実施しております。また、リスクコンプライアンス担当者を対象とした研修についても定期的に実施しております。 本項の掲載内容は、当社グループの事業もしくは当社株式への投資に関するリスクのすべてを網羅するものではありません。 また、本項における掲載事項は、提出日現在における当社の認識を基に掲載したものであります。文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであり、将来に関する事項には、不確実性が内在しており、将来生じる実際の結果と異なる可能性を含んでおります。 事業内容に関するリスクについて (1)事業環境に関するリスク ① 中期経営計画に掲げる4つの重点戦略の達成について 当社グループは、2024年4月に中期経営計画「Evolution2027」を発表し、その中で4つの重点戦略を掲げております(「経営基盤、事業基盤の再強化、構造改革」「事業領域拡大に向けた積極投資」「収益構造の安定化」「サステナビリティ経営・人的資本経営の推進」)。 しかしながら、これらの重点戦略の達成を阻むリスク事象を把握することができず、経営基盤、事業基盤の再強化、構造改革等の進捗が大幅に遅れることで、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、親会社から各子会社に取締役及び監査役を派遣し、四半期に一度4つの重点戦略の達成に関連するリスクの状況について報告を受けることで、各子会社取締役会の経営監督機能及びガバナンス機能の強化を図っております。また、子会社との新商品開発会議の開催、親会社の執行責任者会議やグループ戦略会議等において事業別及び子会社別の業績進捗やKPI進捗を定期的・継続的なモニタリングを行うことで、4つの重点戦略達成の確度を高めております。 ② 優秀な人財の確保や育成について 当社グループの事業におきましては、今後の継続した事業拡大にあたり、日々進化する急速な技術革新への対応や、当社グループ内にて企画・開発する新商品に対応する優秀な社内の人財の確保や、育成及び定着は最重要課題と認識しております。また、国内において労働人口の減少が進行している事に伴い人財獲得競争の激化や市場ニーズの変化等により優秀な人財の獲得が困難となる場合、又は現在在職する人財の社外流出、エンゲージメントの低下、労務トラブルの発生といったリスクが生じた場合には、当社グループの事業、経営成績、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、人財の獲得を事業戦略上の最重要課題と位置づけ、積極的な採用活動を実施しております。 また、社内環境整備に関わる重点方針として、社員の感動満足度の向上、次世代経営人財の育成、ダイバーシティの推進を掲げ、人的資本経営の拡充を図ることを目的とした、処遇全般の水準向上(若手人財の初任給引き上げ、単身赴任手当の支給、奨学金返還支援制度の導入等)、経営戦略に応じた人財育成の推進、女性管理職育成・輩出を進めると共に、従業員向けの職場環境に対するアンケートを実施し、職場環境における課題を早期に把握・特定し課題解決のためのアクションを起こす取り組みを実施しております。加えて、社内公募制度である「No.1 キャリアチャレンジ制度(NCC制度)」を導入するなど、人財の流動性とエンゲージメントを高め、同時に若手人財を中心に教育・育成する専門部署を設け、優秀な人財の確保、定着と人財の育成、底上げに取組んでおります。 ③ 企業買収及び業務提携・戦略的投資について 当社グループは、今後の事業拡大のためにシステム投資、アライアンスを目的とした事業投資、M&A等を実施する場合があります。しかしながら、システム投資においては、要件定義の不備や開発ベンダー、ユーザー部門とのコミュニケーション不足により開発の大幅な遅延や開発自体がとん挫すること、M&A等の実施においては投資先の将来の事業の状況を正確に予測することは困難な場合があり、今後投資先の収益性が悪化し、その企業価値が著しく毀損、減少した場合、M&Aにより計上したのれんの減損処理等により、当社グループの事業、経営成績、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社では、当社グループの持続的な企業価値向上と成長実現のための計画的な投資の実行とそれに伴うリスクの低減を図るために、システム投資においては、情報システム部主導のシステム改善プロジェクトを立ち上げ、定期的に開発ベンダー、ユーザー部門との協議を行っており、システム改善プロジェクトの進捗に関しては、当社取締役会でのモニタリングを実施しております。M&A等の実施においては、2024年9月に代表取締役の諮問機関として投資委員会を設置しました。本委員会では、2026年3月に新設した事業推進本部と連携しながら、経営資源を優先的に配分する事業を決定するとともに、業績や資本効率の悪化に対する適時適切な対応策を検討するなど、継続的に事業ポートフォリオを見直しております。また、投資案件については、投下資本の回収リスク及び資産査定を事前に十分に評価するとともに、グループとしてのシナジー効果を検証しております。特に子会社の増加に伴い、親会社によるモニタリング体制を強化し、不測の事態や不正の早期発見に努めることで、当社グループの企業価値向上を推進しております。 (2)事業内容に関するリスク ① リース事業環境の変化について 当社グループは、顧客に対し主に提携リース会社のリース契約を介し販売しております。リース販売は、当社グループの顧客とリース会社がリース契約を行い、当社グループはリース会社に商品を販売し、リース会社から代金を回収するという販売方法です。当社グループは、販売に伴う回収リスク等を回避できる一方、リース会社の経営方針変更や判断基準の変更等があった場合は、当社グループの事業、経営成績、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、Webマーケティングによる営業手法の多様化、商品ラインナップの充実、No.1ビジネスサポートによる収益構造の多様化により、リース事業環境の変化によるリスクの低減を図っております。 ② 他社との競合について 当社グループの属するOA関連商品の販売を主とする業界は、比較的容易にメーカーの代理店になることができ、個別商材ごとの参入障壁が低いといわれており、競争力のある新規参入企業により当社グループの優位性が薄れた場合には、当社グループの事業、経営成績、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、営業社員が複数の商材を販売できるよう教育を実施しております。また、OA関連商品の販売に加え、当社グループにて企画・開発・製造しているUTM機器、セキュリティサーバー、テレワーク関連商品、ビジネスWi-Fi(アクセスポイント)、サーバラック、蓄電池の拡販等、商品ラインナップの継続的な強化、拡充を図っております。更にNo.1ビジネスサポートのサービスメニューの拡充による事業の拡大、クラウドサービス事業、モバイルWi-Fi、レンタルパソコン、緊急災害用通信機器、新電力等のサービスラインナップの拡充にも努めることにより、毎月、その利用料を請求するストック型のサービスの強化にも注力し、企業における必要性の高い商品をワンストップで提供することで差別化を図っております。 ③ MFPの市場規模縮小について 当社にて販売する主力商品のうち販売シェアの27.9%占めるMFPにおいては、テレワークの増加によるオフィスの統廃合や、入替サイクルの長期化、ペーパーレス化等により、市場規模が縮小しMFPの販売が計画通りに進まない事で、当社グループの事業、経営成績、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、中期経営計画「Evolution2027」において、新商品・サービスの拡充や顧客レイヤーの拡大を掲げており、これらを実現することで、MFPの市場規模縮小によるリスク低減を図ってまいります。 ④ サプライチェーンについて 当社グループは、サプライチェーンを通じて、仕入先から部品等の調達をおこなっています。仕入先の経営状態等の悪化や災害などにより商品等の供給が停止、仕入れ部品が大幅に高騰すると、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。特に、昨今のAI需要拡大を背景とした部材供給の逼迫や価格上昇については、製品原価や供給安定性に影響を与える可能性があります。また、環境への配慮や人権問題への配慮など、サプライチェーンを通して、社会からESG上の観点で、より高度な対応が求められています。部品等の仕入先に対応不備があれば、部品等の調達や商品の販売にも影響を与え、当社グループの事業、経営成績、財政状態に影響を及ぼす可能性があると共に、当社グループの社会的評価に悪影響を及ぼす可能性もあります。 当社グループでは、部品の調達に関し、仕入先との密な連携を取り安定的な部品供給を進めるとともに、設計段階での部材の生産状況を継続的に確認し、設計変更による対応方針などリスクレベルに応じた対策を実行しています。また、並行して地政学リスクを含めた有事に備え部品の在庫量を増加させるとともに、将来の販売計画に基づき主要部材の先行発注を行うなど、市場流通品からの入手検討など代替品の確保などにも努めております。 ⑤ システム障害について 当社グループは、コンピューターシステムに依存しており、インターネット回線を通じての受発注業務を行っております。加えて当社グループは顧客ホームページやメールサービスの提供・保守を行っております。しかしながら、想定を超えた自然災害、システム障害、サイバー攻撃等によりコンピューターシステムの停止、又はインターネット回線の接続不可となった場合、当社グループ及び顧客の業務の遂行に支障を来す可能性があり、当該リスクが顕在化すると、機会損失の発生、代金の返還、損害賠償の支払、社会的信用の低下等により、当社グループの事業、経営成績、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、システム保守・保全の対策を踏まえ、ほぼすべてのサーバーをデータセンターに設置しております。また、外部専門機関によるセキュリティレベルの検証も行っており、情報セキュリティリスク事象、システムリスク事象が生じた場合には、経営管理本部長を管理責任者とする情報セキュリティ委員会にて、原因の特定、発生事象への早期対応及び再発防止策を講じ、一元管理を図っております。さらに、新規クラウドサービスの導入に際しては「クラウドサービス利用審議会」においてリスク検証を事前に行うとともに、顧客にご提供しているクラウドサーバーの24時間365日監視体制を構築しております 。 ⑥ 製品の品質管理について 利用者の品質に対する関心が高まっているなか、より利用者に配慮した対応が必要になってきております。当社グループである株式会社アレクソンは、メーカー機能を有しており、製品設計のデータ改ざんや、安全性や性能の不具合など品質問題により大規模なリコールの発生や、初動対応などの危機対応の失敗により当社の信頼性やブランド力低下、売上減少といった事態が発生した場合は、当社グループの事業、経営成績、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、製造会社としての責任と、販売者・商品企画者としての責任の二つの責任があり、製品リリース前に外部専門機関による品質・性能確認や、製品出荷前の検品体制の強化、顧客の問い合わせ情報を一元管理し、個別対応と原因追及、再発防止に努めております。特に、お客様環境を考慮した実機検証の徹底や、2026年3月に新設した「商品・サービス取扱規程」に基づく審査体制の強化を図っております。また、当社リスクコンプライアンス委員会において、定期的なモニタリングを実施し、継続的に製品の品質維持を図っております。 ⑦ 情報セキュリティについて 当社グループでは、業務に関連して多数の企業情報を保有しております。人的及び技術的な過失や違法又は不正なアクセス、サイバー攻撃等により情報が漏洩した場合には、損害賠償請求や社会的信用の低下等によって、当社グループの事業、経営成績、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、自社Webサイト等における外部ソフトウェアの脆弱性を狙った攻撃のリスクも認識しております 。 当社グループでは、基幹システムとしては自社開発したシステムを使用しており、当該システムの可用性を堅牢に担保するべく、万が一のバックアップ体制を整えております。これらの情報の管理については、ISO27001(ISMS認証)を取得し、社内規程として「情報セキュリティ規程」、「機密管理規程」、「個人情報取扱規程」等を制定し、その遵守に努めております。加えて、標的型メール攻撃訓練の定期的な実施や、「ランサムウェア感染時の対応方針」の策定により、万が一の事態における初動対応力の向上に努めております 。 また、情報セキュリティ委員会を設置し、情報セキュリティに関する管理体制やルールを整備のうえ、情報セキュリティリテラシーを高めるための社員教育、委託先管理を含め、情報の取扱いに関するモニタリング、リスク事案の分析、個人情報保護をはじめとする法規制強化への都度対応、技術対策の強化など対策を講じております。 (3)グループ組織体制に関するリスク ① グループ内部統制体制の強化について 当社グループは、子会社の増加に伴い、事業が急速に拡大しており、グループ内部統制の適切な体制整備、構築、運用が経営課題であると認識しております。しかしながら、十分な内部統制の構築が追いつかないという状況が生じた場合には、適切な業務運営が困難となり、当社グループの事業、経営成績、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、企業価値の継続的な向上を図るためにはコーポレート・ガバナンスが有効に機能することが不可欠であり、そのためにはグループ経営管理とグループ内部統制の適切な体制整備が必要であると認識しております。前者については、親会社から各子会社に取締役及び監査役を派遣することに加え、不足する人財の供給、並びにグループ戦略会議を通じたグループ経営に関する諸課題の審議を行い、後者については、リスクコンプライアンス委員会によるグループ全体を対象とした業務の適正性及び財務報告の信頼性を確保するための体制の整備運用状況の定期的なモニタリングにより、グループ内部統制システムの適切な体制整備、運用に努めております。また、子会社取締役会にて、四半期毎にリスク評価と対応状況のモニタリングを実施しております。 (4)コンプライアンスに関するリスク ① 訴訟等の可能性について 当社グループが事業展開を図るうえで、取引先、販売代理店等及び顧客その他の利用者による違法行為やトラブルに巻き込まれた場合、利用者による違法又は有害な情報の発信等により第三者の権利侵害があった場合、もしくはシステム障害等によって取引先、販売代理店等及び顧客その他の利用者に損害を与えた場合等、当社グループに対して訴訟その他の請求を提起される可能性があり、その訴訟等の内容又は請求額によっては、当社グループの事業、経営成績、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、「不当景品類及び不当表示防止法」、「中小受託取引適正化法」、「電気通信事業法」等の法的規制の遵守をはじめ、法務部門の体制の整備を更に進め、弁護士事務所など外部との提携を強化しながら、訴訟、トラブル等のリスクに備えております。また、インサイダー取引の防止、ハラスメントの撲滅、および適切な労務時間管理に向けて、e-learningを用いた全従業員への四半期ごとのリスク研修や役職者向けの中途入社研修を継続的に実施し、コンプライアンス意識の醸成を図っております。さらに、リスク事象に対しては、リスクコンプライアンス委員会へ報告し、同委員会による一元管理にてリスクへの早期対応による訴訟リスクの低減体制を構築しております。 ② 知的財産について 当社グループは、第三者の知的財産権を侵害することのないよう、製品開発、Webサイトの制作、販促物の企画等の業務を行っておりますが、当該開発物・制作物が第三者の知的財産権を侵害し、使用の差止請求、損害賠償請求等の請求を受けた場合には、当社グループの事業、経営成績、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、新製品開発においては弁理士による事前調査を経ております。また、Webサイトの制作に用いる画像・動画データ等においては、予め契約した素材データ提供サービスを利用することで著作権や肖像権を侵害しないよう知的財産権の背景を事前に調査・確認の上対応しております。また、当社グループが有する商標権、著作権及び肖像権等の知的財産権が第三者によって侵害されることの無いよう、各種取引契約において、当該権利の利用目的を明示し、利用目的を越える場合においては当社グループの許諾を得ることとしております。 (5)その他のリスク ① 大地震等の自然災害について 当社グループは、日本国内に本社及び支店があるため、国内にて大規模地震などが発生した場合、壊滅的な損害を被る可能性があります。本社及び支店が壊滅的な損害を被った場合、営業を一時停止する可能性があります。このような事態が起こった場合、売上は減少し、破損した設備の修理に多額の費用がかかる恐れがあり、当社グループの事業、経営成績、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、防災マニュアルを作成し、本社及び各拠点に共有し、地震時の初動対応に関するポスターの掲示などを実施しております。防災マニュアルの中に「自衛防災隊」という項目を設け、有事に組織的に迅速に行動できる体制を敷いております。また、本社及び各拠点に食品や防災用品等を常備し、有事の際の準備をしております。当社グループのレジリエンスを高めるためにリスクコンプライアンス委員会を中心に事業継続計画(BCP)を策定し、大規模災害の発生時の対策本部も含めた体制の検討、安否確認システムの導入、仕入先等との連携強化などを行い、随時見直しと向上を図っております。 ② 環境保全対策について 当社グループは、廃棄物、商品リサイクル及び土壌・地下水の汚染などに関する種々の環境関連法令及び規制等を遵守しておりますが、将来の環境改善取り組みの追加的な義務、環境規制への適応が極めて困難な場合、及び不測の事態などによる環境に関連する費用の増加、環境規制違反による事業停止、環境規制への未対応による顧客喪失などの可能性があり、それらが発生した場合は、当社グループの事業、経営成績、財務状況に影響、さらには当社グループの社会的評価に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、メーカー機能を有する株式会社アレクソンにおいて、ISO14001(EMS認証)を基に環境マネジメントシステムを構築し、環境負荷の低減、法規制に対応すべく取り組んでおります。
経営成績の分析 (MD&A)6,302字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益の拡大やインバウンド需要の定着に加え、継続的な賃上げによる雇用・所得環境の改善を背景に、個人消費が持ち直しの動きを見せるなど、緩やかな回復基調が続きました。一方で、米国新政権による保護主義的な通商政策の具体化や、地政学リスクの長期化によるサプライチェーンへの影響、さらには国内の金利上昇に伴う金融市場の変動など、依然として先行きは予断を許さない状況で推移いたしました。 これに加えて、ここ数年頻繁に発生している気候変動による大規模な自然災害などの環境変化、深刻化する人手不足を背景とした人件費や物流コストの上昇に加え、生成AIをはじめとする技術革新への対応、脱炭素社会の実現に向けた取り組みなど、経営環境は激しく変化しております。これら外部環境の変化に柔軟に適応しつつ、付加価値の高い製品・サービスの提供やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を通じ、持続的な成長に向けた経営基盤を強化する必要性が一段と高まっております。 このような状況の中、当社の祖業であるOA機器市場は、入替サイクルの長期化、ペーパーレス化の浸透やハイブリッドワークの定着等により、市場の成長は鈍化してきております。一方で、十数年前より参入している情報セキュリティ機器市場は、全産業におけるIT化やIoT、AI及びビッグデータを用いたデジタル化が進む中、ランサムウェアをはじめとしたサイバー攻撃の高度化、ならびにサプライチェーンを標的とした攻撃の増加により、情報セキュリティリスクが深刻な経営課題となっております。中小企業においても、テレワークの定着やクラウドサービスの導入が進んでおり、取引先からの信頼性確保や事業継続の観点から、情報セキュリティ対策の必要性は益々高まっております。 以上のような環境において、当社グループでは、2024年4月に「中期経営計画Evolution2027」を発表し、その中で「For Further Evolution!(さらなる進化に向けて)」をテーマに掲げ、経営基盤と事業基盤を盤石とし、個と組織の強化による進化を続け、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しております。その実現に向けて、「経営基盤、事業基盤の再強化、構造改革」、「事業領域拡大に向けた積極投資」、「収益構造の安定化」、「サステナビリティ経営、人的資本経営の推進」を重点戦略として位置付け、その推進によって、更なる企業価値の向上に努めております。 当連結会計年度におきましては、主力商品である情報セキュリティ機器などの販売が引き続き順調に推移いたしました。連結子会社である㈱アレクソンにおいても情報セキュリティ機器を中心に好調な販売を維持し、両社共同で開発した商品を当社の販売ルートで拡販するなど、引き続きシナジー効果を発揮することが出来ております。 また、「中期経営計画Evolution2027」で掲げた以下の4つの重点戦略を着実に進捗させております。 〔経営基盤、事業基盤の再強化、構造改革〕 経営人財の育成と社員の生産性向上に向けて、人財育成計画を策定し、取り組みを進めています。また、グループ一体経営の推進や事業ポートフォリオマネジメントの強化の一環として設置したグループ成長戦略推進本部により、事業基盤の再強化に向けた各種プロジェクトの推進を行っております。加えて、継続的に新製品の創出や商品ラインナップを拡充することで事業基盤の更なる強化を図ってまいります。 〔事業領域拡大に向けた積極投資〕 ・2024年に子会社化した㈱S.I.Tにより、未開拓エリアであった東北地域での販売活動が順調に推移しておりま す。また、2025年9月に滋賀県有数のOA機器の販売会社である進々堂商光㈱を子会社化し、同社の保有する顧 客に対して、情報セキュリティ機器の拡販を進めております。 ・2024年に子会社化した㈱アイ・ティ・エンジニアリング、OZ MODE㈱、また、2025年3月に子会社化した㈱コー ドにより、システム開発関連の事業拡大の強化を進めております。 ・2025年1月に業務提携及び資本提携を締結した㈱closipについて、同社の特許技術である「LTE over IP®」を 搭載し、㈱アレクソンが開発・製造したNASサーバーを2025年2月より販売開始し、販売台数が堅調に推移して おります。 ・2025年7月に㈱アイ・ステーションを子会社化しました。同社が得意とするソリューション支援・マーケティン グ支援事業と当社の商品・サービスを掛け合わせ、両社の顧客基盤を活用したシナジー創出に取り組んでおり ます。具体的には、当社の顧客に対する法人携帯の新規開拓や、同社の顧客への情報セキュリティ機器の販売拡大などに取り組んでおります。 ・2025年10月に自治体向けのITインフラ関連ソリューション全般を提供している㈱LGICを子会社化しました。同 社がこれまで培ってきた独自のビジネスモデルを発展させ、当社の全国の拠点及びグループ会社を通じて、全 国の自治体、学校教育施設のデジタル化へ貢献してまいります。 〔収益構造の安定化〕 ストック型収益の柱である「No.1ビジネスサポート」は、保有契約数が5,000件を突破した後も順調に伸長しております。基本料金の価格改定による平均顧客単価の上昇とともに、メニュー拡充による支援の幅をこれまで以上に広げることで、保有契約件数の増加に注力してまいります。また、㈱アイ・ステーションとの連携により、法人向け携帯電話やエネルギー関連商品のクロスセルを加速させております。 新たにグループインした子会社においても、ストック収益に寄与する事業の創出に努め、更なる収益構造の安定化を図っております。 〔サステナビリティ経営 人的資本経営の推進〕 若手社員の給与水準向上のための一部給与の引き上げ、奨学金返還支援制度の拡充など、若手人財の定着に向けた施策を積極的に展開いたしました。引き続き「人的資本経営」の方針に則り、新たな施策を検討してまいります。 また、サステナビリティ活動の一環として、第1回目の「No.1ファミリーデー」を開催しました。このイベントは、ご家族の職場への理解促進、社員のエンゲージメント向上、次世代への学習機会の創出などを目的としております。 さらに、女性活躍推進をテーマとした社内イベント「No.1 L’s Café」も継続開催し、女性経営者の成功実例の講演を行うなど、女性活躍推進における課題解決を目指す取り組みを進めております。引き続き、ダイバーシティの推進とエンゲージメント向上に努めてまいります。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は17,529,922千円(前期比23.4%増)、営業利益1,330,464千円(前期比28.1%増)、経常利益1,393,557千円(前期比34.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益713,986千円(前期比24.3%増)となりました。 ② 財政状態の状況 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末から1,718,395千円増加し、7,924,777千円となりました。これは主に、受取手形、売掛金及び契約資産の増加805,773千円、商品及び製品の増加223,614千円、原材料及び貯蔵品の増加348,135千円によるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産は、前連結会計年度末から3,616,683千円増加し、6,116,928千円となりました。これは主に、有形固定資産の増加440,061千円、無形固定資産の増加2,644,059千円、投資その他の資産の増加532,563千円によるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末から3,246,914千円増加し、6,473,289千円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金の増加473,826千円、短期借入金の増加1,200,000千円、1年内返済予定の長期借入金の増加479,352千円、未払金の増加743,772千円、未払法人税等の増加155,577千円によるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債は、前連結会計年度末から2,157,066千円増加し、3,161,012千円となりました。これは主に、長期借入金の増加2,170,085千円によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末から68,901千円減少し、4,407,403千円となりました。これは主に、資本剰余金の増加18,592千円、利益剰余金の増加478,153千円、自己株式の取得による減少589,964千円によるものであります。 この結果、当連結会計年度末における自己資本比率は、前連結会計年度末から20.0ポイント減少し、31.2%となりました。 ③ 当期のキャッシュ・フローの概況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、2,860,294千円となり前連結会計年度末から29,993千円の減少となりました。当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、827,009千円の収入となりました。これは主に税金等調整前当期純利益1,318,262千円、減価償却費338,193千円、のれん償却額306,150千円、仕入債務の増加351,686千円に対し、売上債権及び契約資産の増加178,487千円、棚卸資産の増加496,037千円、法人税等の支払額558,525千円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、2,605,273千円の支出となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出316,748千円、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出2,010,648千円によるものであります。 上記の結果、当連結会計年度におけるフリー・キャッシュ・フローは、1,778,263千円のマイナスとなりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、1,670,140千円の収入となりました。これは主に長期借入れによる収入2,943,324千円、短期借入金の純増額850,000千円に対し、長期借入金の返済による支出1,199,666千円、自己株式の取得による支出630,823千円、配当金の支払額236,006千円によるものであります。 ④ 仕入、受注及び販売の実績 当社グループは単一セグメントであるため、仕入、受注及び販売の実績については、セグメント情報に代えて事業ごとに記載しております。 (仕入実績) 当連結会計年度における仕入実績を事業ごとに示すと、次のとおりであります。 事業の名称   金額(千円)   前年同期比(%) 自社企画商品及びOA関連商品   6,157,366   113.3 情報通信端末   98,145   4,352.1 ホームページ制作   50,439   37.1 システムサポート   1,813,948   105.1 ビジネスサポート   167,054   94.2 システム開発   426,091   174.9 その他   7,547   76.0 合計   8,720,593   112.8 (受注実績) 販売実績と重要な相違はないため記載は省略しております。 (販売実績) 当連結会計年度における販売実績を事業ごとに示すと、次のとおりであります。 事業の名称   金額(千円)   前年同期比(%) 自社企画商品及びOA関連商品   12,489,901   121.1 情報通信端末   575,032   588.3 ホームページ制作   172,680   61.7 システムサポート   1,811,395   113.1 ビジネスサポート   961,536   116.7 システム開発   763,323   307.4 その他   756,052   4,609.2 合計   17,529,922   123.4 (注)1.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) 株式会社クレディセゾン   3,232,590   22.7   3,778,948   21.6 2.販売代理店の実績につきましては、OA関連商品販売の実績に含んでおります。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討結果につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 また、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については「3 事業等のリスク」に記載しております。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループのキャッシュ・フローの状況については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品・原材料の仕入のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資資金、株式取得資金によるものであります。 借入につきましては、運転資金は短期借入金で、設備資金や株式取得資金などの長期資金は長期借入金で調達することを基本としております。 なお、資金調達の効率化及び安定化を図るため、コミットメントライン契約(総額12億円)を締結しております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当とみとめられている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者の判断に会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りが必要となります。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。

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開示資料

出典

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