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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

大丸エナウィン

DAIMARU.ENAWIN CO.,LTD.9818 · Standard · 卸売業

LPガス販売を核に、住宅設備、アクア、医療ガスなど生活インフラを手掛ける企業グループ。

概要

大丸エナウィンは、1951年に大阪で溶接機・ガス販売会社として創業した。現在はLPガス販売を中核とするリビング事業、ミネラルウォーター宅配のアクア事業、在宅医療機器レンタルと医療・産業ガス販売の医療・産業ガス事業の3セグメントを展開する。2026年3月期の連結売上高は327億円、従業員数は676人。1991年に大阪証券取引所市場第二部に上場し、現在は東京証券取引所市場第二部に上場している。

三つの事業セグメントの構成

当社グループは「リビング事業」「アクア事業」「医療・産業ガス事業」の3報告セグメントからなる。リビング事業は家庭用・業務用・工業用LPガスの小売(ぽっぽガス)、ブタンガス、石油製品、住宅設備機器の販売を手掛ける。アクア事業は自社工場で製造したミネラルウォーター「知床らうす海洋深層水純水ブレンド(エフィールウォーター)」と「スーパーバナジウム富士」を宅配する。医療・産業ガス事業は在宅酸素療法・CPAP療法の機器レンタル・保守管理、医療用・産業用高圧ガスと関連機材の販売を行う。2026年3月期のセグメント別売上高はリビング事業225億円、アクア事業13億円、医療・産業ガス事業90億円で、全体の69%をリビング事業が占める。

グループ構成と子会社の役割

当社は連結子会社9社、非連結子会社1社、関連会社2社の計13社でグループを構成する。リビング事業では丸信ガス、湖東ガス、フモト商会、角丸エナジー、太陽プロパン、クサネンなどがLPガスや機器の販売を担う。医療・産業ガス事業では近畿酸素とキンキ酸器が高圧ガス供給・在宅医療機器レンタルを担当し、岩崎フローテックは設備工事を行う。アクア事業は当社が直接行う。これら子会社はM&Aにより取得したものが多く、エネルギーの自由化に対応するためグループ全体の営業権拡大と効率化を進めている。

財務状況と経営目標

2026年3月期の連結売上高は327億円、営業利益13億円、親会社株主に帰属する当期純利益10億円である。売上高は前期比2.2%減だが、売上総利益は2.8%増の105億円となった。自己資本比率は68.9%、純資産は160億円。経営指標として営業利益と自己資本利益率(ROE)を重視し、ROE8%以上を目標に掲げる。中期戦略として事業ポートフォリオ構築を掲げ、リビング事業の維持発展とともにアクア事業・医療・産業ガス事業を第2、第3の収益柱に育てるため、M&Aや営業権譲受けを積極的に行っている。

業界の中での役割はエネルギー・ライフライン分野における供給事業者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
327億円
営業利益
13億円
営業利益率
4.0%
純利益
10億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
リビング 事業225億円68.6%8億円3.6%
医療・産業 ガス事業90億円27.4%5億円5.6%
アクア 事業13億円4.0%1億円7.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01リビング事業主力

家庭用・業務用LPガスの小売販売、住宅設備機器の販売、設備工事を行う。

主な製品・サービス3
ぽっぽガス
プロパンガスを家庭用、業務用、工業用ユーザーに小売販売する。
エネルギー
プロパンガス(小売除く)、ブタンガス、石油製品を販売。
住宅設備機器
住宅機器製造会社から仕入れた給湯器などの機器を販売し、設置工事も行う。

02アクア事業準主力

自社工場で製造したミネラルウォーターを販売。

主な製品・サービス2
エフィールウォーター
知床らうす海洋深層水純水ブレンドのミネラルウォーター。
スーパーバナジウム富士
バナジウム含有のミネラルウォーター。

03医療・産業ガス事業準主力

在宅酸素療法などの医療機器レンタル、医療用・産業用高圧ガスの販売を行う。

主な製品・サービス2
在宅医療機器
在宅酸素療法、CPAP療法などの機器レンタルと保守管理。
医療・産業ガス・機材
高圧ガス(医療・産業用)と関連機材の販売。

製品と技術

LPガスと住宅設備(リビング事業の中核)

リビング事業の主力は「ぽっぽガス」のブランドで提供する家庭用・業務用LPガスである。石油精製会社から仕入れたプロパンガスを一般家庭や工場に販売し、仕入価格に連動した販売単価を設定する。また、ガス機器や住宅設備機器も取り扱い、給湯器・厨房機器の販売・工事も行う。同部門はグループ売上高の約69%を占め、販売数量は世帯数増減や気温に影響される。省エネ・再エネ推進のため、家庭用給湯燃転や重油からの転換を促進している。

ミネラルウォーター宅配(アクア事業)

アクア事業は自社工場で製造したミネラルウォーターを宅配する。主力製品は「知床らうす海洋深層水純水ブレンド(エフィールウォーター)」と「スーパーバナジウム富士」である。滋賀県鈴鹿工場と山梨県山中湖工場の2拠点で生産し、主に関西・関東エリアに供給する。2026年3月期の売上高は13億円と小規模だが、リビング事業とのセット販売や販売チャネル多様化により成長を目指す。また、廃棄物削減や省エネ運用にも取り組んでいる。

在宅医療機器と産業ガス(医療・産業ガス事業)

医療・産業ガス事業は在宅医療機器のレンタル・保守管理と医療・産業用高圧ガスの販売からなる。在宅医療では、医師の処方に基づく在宅酸素療法やCPAP療法(睡眠時無呼吸症候群治療)の機器をレンタルし、保守管理を行う。連結子会社のキンキ酸器と連携して近畿圏でのシェア拡大を図る。産業用ガスでは、農業・食品・製薬分野向けに高圧ガスを供給する。同事業の2026年3月期売上高は90億円で、グループ全体の約27%を占め、成長部門と位置づけられている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

アウトレット品卸で差別化、内需依存度高め

同社は家電・宝飾品・ブランド品などのアウトレット商品を中心に卸売する独立系商社である。上場卸売業5社内では高千穂交易(産業機器)やリョーサン菱洋(電子デバイス)など専門商社と比較して扱い商品が多岐にわたるが、売上高は300億円台と中小規模。イメージワン(婦人靴)やタビオ(靴下)といった専門商社に比べ、幅広いカテゴリーでアウトレット品に特化したニッチポジションを築いている。卸先は百貨店や量販店向けが主体で、内需への依存度が高い。

強み

  • 家電・宝飾・ブランド品など多様なカテゴリーのアウトレット品を安定的に調達する独自ネットワーク。
  • 商品の廃盤や在庫処分を扱うため、景気変動へのレジリエンスが比較的高い。
  • 大規模商社に比べ意思決定が早く、小ロット・短期納入にも柔軟に対応可能。
  • 2025年3月期の営業利益率3.89%と安定して黒字を確保し、無借金経営を継続。

課題

  • 売上高約300億円と小規模で、大量仕入れによるスケールメリットを享受しにくい。
  • 国内百貨店・量販店向けが中心で、人口減少・消費低迷の影響を受けやすい。
  • アウトレット品市場への新規参入や競合の台頭により、独自性の維持が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字が大丸エナウィン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17565萬世電機136億円12.1倍
23392デリカフーズホールディングス135億円8.8倍
33321ミタチ産業133億円6.2倍
47670オーウエル130億円6.9倍
53131シンデン・ハイテックス129億円32.8倍
69818大丸エナウィン125億円12.4倍
78104クワザワホールディングス119億円9.9倍
82689オルバヘルスケアホールディングス118億円10.1倍
97435ナ・デックス112億円15.6倍
103562No.1110億円15.1倍
112750石光商事108億円8.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

溶接機・ガス販売からLPガス事業へ(1951-1960年代)

1951年2月、大丸工業株式会社として資本金300千円で設立。大阪市西成区に本社を置き、溶接機、溶接材料、一般高圧ガスの販売、特殊鋼・一般鋼材の販売加工請負を開始した。1954年7月にはLPガスとガス器具の販売を開始し、以降ガス事業が中心となる。1960年代には滋賀、和歌山、岸和田、京都、東京などへ営業所を次々と設置し、販売網を拡大した。1966年10月には本社を現在の大阪市住之江区に移転している。

営業網拡大と医療用ガスへの参入(1970-1989年)

1970年代から1980年代にかけて、奈良、福井、香川などに営業所を設置し、近畿圏を中心に事業領域を広げた。1985年10月には子会社有田産業を吸収合併し和歌山支店とした。1989年8月、医療用ガスの製造および販売を開始。これが後の医療・産業ガス事業の基盤となる。また、1991年2月には大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄に株式を上場し、資金調達力を強化した。

商号変更とM&Aによる拡大(2002-2010年)

2002年4月、商号を大丸エナウィン株式会社に変更。同時期よりM&Aによる事業拡大を加速する。2003年5月にイバサンホームガスを子会社化、2008年4月に丸信ガス、2010年5月に湖東ガスをそれぞれ連結子会社化した。2004年4月にはアクア事業を開始し、ミネラルウォーターの宅配販売に参入。2007年6月に滋賀県にアクアボトリング工場を設置し、自社製造を始めた。これによりリビング事業に依存しない収益基盤の構築を進めた。

さらなる多角化とグループ総合力(2011-2016年)

2011年4月、山梨県に第二のアクアボトリング工場(山中湖工場)を設置。同年12月には彦根出張所を開設。2013年9月には神戸事業所を設置し、関西圏のカバレッジを高めた。2014年には近畿酸素、フモト商会を相次いで子会社化し、医療・産業ガス事業を強化。2016年4月には本社に新エネルギー部を設置し、電力の取扱いを開始。エネルギー自由化に対応するため、LPガスに加え電力・アクア・医療機器と事業ポートフォリオを拡充した。

年表39件を開く

1950年代

  • 1951年2月創業大丸工業株式会社を設立。資本金300千円。大阪市西成区に本社を設置。溶接機、溶接材料、一般高圧ガス等の販売及び特殊鋼、一般鋼材の販売・加工請負を開始。
  • 1954年7月LPガス及びガス器具の販売を開始。
  • 1959年4月滋賀県愛知郡に滋賀営業所(現滋賀支店)を設置。

1960年代

  • 1960年1月M&A和歌山市に和歌山営業所(有田産業㈱(現和歌山支店)へ統合廃止)を設置。
  • 1962年5月大阪府岸和田市に岸和田営業所(現大阪支店)を設置。
  • 1963年2月滋賀県草津市に草津営業所(現湖南支店、1992年10月滋賀県野洲市へ移転)を設置。
  • 1964年2月M&A本社営業部門を分離し、大阪営業所(現大阪支店へ統合)を設置。
  • 1966年7月京都府久世郡に京都営業所(現京都支店、2017年10月京都市南区へ移転)を設置。
  • 1966年10月本社を大阪市住吉区(1974年7月住之江区に住居表示変更)へ移転。
  • 1969年6月東京都江東区に東京営業所(現関東支店、2003年12月茨城県かすみがうら市へ移転)を設置。

1970年代

  • 1973年12月奈良県大和高田市に奈良営業所(現奈良支店)を設置。
  • 1976年9月福井市に滋賀営業所福井出張所(現北陸営業所)を設置。

1980年代

  • 1980年8月香川県高松市に高松営業所を設置。
  • 1985年10月M&A和歌山市に和歌山支店を設置し、子会社の有田産業㈱を吸収合併するとともに業務の総てを継承。
  • 1989年8月医療用ガスの製造及び販売を開始。

1990年代

  • 1991年2月上場大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄(新二部)に株式を上場。
  • 1991年6月大阪府阪南市に大阪支店泉南出張所(現ぽっぽガス泉南事業所)を設置。
  • 1992年5月滋賀県長浜市に滋賀支店長浜出張所(現ぽっぽガス長浜事業所)を設置。
  • 1992年10月滋賀県草津市に湖南支店草津出張所(現ぽっぽガス草津事業所)を設置。
  • 1993年9月上場大阪証券取引所市場第二部(現東京証券取引所市場第二部に統合)に株式を上場(市場第二部特別指定銘柄の指定の解除)。
  • 1996年4月茨城県水戸市に東京支店(現関東支店)水戸出張所(現ぽっぽガス水戸事業所)を設置。

2000年代

  • 2000年10月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
  • 2001年8月和歌山県日高郡に和歌山支店中紀出張所(現ぽっぽガス中紀事業所)を設置。
  • 2002年4月商号変更商号を大丸エナウィン株式会社に変更。
  • 2002年10月和歌山県伊都郡に和歌山支店紀北出張所(現ぽっぽガス紀北事業所)を設置。
  • 2003年5月M&AM&Aにより、イバサンホームガス㈱を子会社化。
  • 2004年4月本社にアクア推進部を設置し、ミネラルウォーターの販売開始。
  • 2007年6月滋賀県東近江市にアクアボトリング工場(現アクアボトリング鈴鹿工場)を設置。
  • 2008年4月M&AM&Aにより、丸信ガス㈱を連結子会社化。
  • 2009年5月大阪市西淀川区に阪神事業所(現阪神支店、2016年8月大阪府豊中市へ移転)を設置。
  • 2009年7月滋賀県近江八幡市にぽっぽガス近江八幡事業所を設置。

2010年代

  • 2010年5月M&A湖東ガス㈱の全株式を取得し連結子会社化。
  • 2011年4月山梨県南都留郡にアクアボトリング山中湖工場を設置。
  • 2011年12月滋賀県彦根市に彦根出張所(現ぽっぽガス彦根事業所)を設置。
  • 2013年9月神戸市西区に神戸事業所(現神戸営業所)を設置。
  • 2013年10月M&A彦根ホームガス㈱の全株式を取得し子会社化。
  • 2014年2月M&A近畿酸素㈱の全株式を取得し連結子会社化。
  • 2014年4月M&A㈱フモト商会の全株式を取得し連結子会社化。
  • 2016年4月本社に新エネルギー部(現CN推進部)を設置し、電力の取扱いを開始。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 自己資本利益率(ROE)8%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    保安と安定供給の徹底

    「保安なくして繁栄なし」をモットーに、LPガスを中心としたリビング事業で保安の確保と安定供給を追求し、快適で安全な暮らしを支えるサポーターを目指す。

  2. 02

    事業ポートフォリオの再構築

    リビング事業を基盤に、アクア事業と医療・産業ガス事業を第二・第三の収益柱として育成。各事業を独立させ、規模のメリットと経営効率化を図り、エネルギー自由化に対応する企業体質を構築する。

  3. 03

    M&Aと営業力の強化

    営業権の譲受けやM&Aによる新規顧客・販売先の獲得を積極展開。営業拠点ごとの営業利益管理を徹底し、販売チャネルの多様化とグループ連携で拡販を推進する。

  4. 04

    脱炭素・省エネへの対応

    省エネ・再エネ商材の普及やJクレジット創出、住宅省エネ補助金活用のリフォーム事業拡充により、脱炭素社会の実現に貢献しながら需要創出を図る。

  5. 05

    グループ協働と企業理念の浸透

    来期テーマ「グループ協働でNextステージへ」のもと、企業理念・行動指針を策定し、各部門が役割を再定義してグループ総合力を発揮し、持続的な成長を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で676人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は530万円で、9期前と比べて+0.7%平均年齢は47.0歳、平均勤続年数は12.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月396
2018年3月396
2019年3月52644.012.3408
2020年3月51844.911.9497
2021年3月53044.511.6510
2022年3月54245.712.1545
2023年3月54845.711.9614
2024年3月53246.112.7642
2025年3月52846.611.1668195
2026年3月53047.012.6676192

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率84.6%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)63.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 9 / 海外 0、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
滋賀支店 — 滋賀県愛知郡愛荘町1,472百万円
リビング事業 アクア事業 医療・産業ガス 事業
南大阪営業所 — 大阪府堺市1,289百万円
リビング事業 医療・産業ガス 事業
本社 — 大阪府大阪市1,001百万円
リビング事業 アクア事業 医療・産業ガス事業
京都支店 — 京都府京都市798百万円
リビング事業 アクア事業 医療・産業ガス 事業
阪神支店、アクア阪神営業所 — 大阪府豊中市727百万円
アクア事業 医療・産業ガス 事業
大阪府吹田市580百万円
医療・産業 ガス事業
湖南支店 — 滋賀県野洲市442百万円
リビング事業 アクア事業
奈良支店 — 奈良県大和高田市400百万円
リビング事業 アクア事業 医療・産業ガス 事業
関東支店 — 茨城県かすみがうら市376百万円
リビング事業 アクア事業 医療・産業ガス事業
神戸営業所 — 兵庫県神戸市361百万円
医療・産業ガス 事業
ほか16件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    丸信ガス㈱
    愛媛県松山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    湖東ガス㈱
    滋賀県東近江市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    近畿酸素㈱
    兵庫県西宮市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱フモト商会
    愛媛県松山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱キンキ酸器
    大阪府吹田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    角丸エナジー㈱
    大阪府泉南市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱太陽プロパン
    福井県福井市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱クサネン
    滋賀県草津市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱岩崎フローテック
    滋賀県長浜市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は327億円営業利益13億円前期と比べると減収増益で、売上が-2.1%、利益が+0.0%。

売上高
-2.1%
327億円
営業利益
+0.0%
13億円
純利益
+11.1%
10億円
営業利益率
4.0%
前期比 +0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高335億円327億円
営業利益14億円13億円
純利益9億円10億円
1株あたり配当¥29¥29

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は91億円、営業利益は5億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+33.8%、営業利益は+150.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q873
2024年1Q6822.91
2024年2Q6200.00
2024年3Q8133.72
2024年4Q884
2025年2Q14832.03
2025年4Q186105.46
2026年2Q15042.72
2026年4Q17795.18
2027年1Q9155.54

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は161億円から327億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は4.0%。純利益は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
彦根ホームガス㈱の全株式を取得し子会社化。
2013年3月161105
近畿酸素㈱の全株式を取得し連結子会社化。
2014年3月17795
2015年3月17695
2016年3月163106
2017年3月15296
2018年3月16695
2019年3月17296
2020年3月18598
2021年3月214117
2022年3月265118
2023年3月306117
2024年3月299127
2025年3月33413143.99
2026年3月32713144.010

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高327億円のうち、営業利益として残るのは13億円4.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は10億円、売上の3.1%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金67.9%222億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金28.1%92億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.0%13億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
32.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.7pt
4.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.6pt
3.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.9pt
6.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが27億円、投資CFが−23億円で、差し引きのフリーCFは4億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は32億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月9−4−2532
2014年3月11−9−2233
2015年3月20−7−61340
2016年3月13−7−3643
2017年3月10−8−2242
2018年3月16−13−3343
2019年3月15−13−2243
2020年3月11−1310−251
2021年3月17−16−4148
2022年3月11−22−5−1131
2023年3月23−15−3835
2024年3月23−15−10836
2025年3月20−17−9331
2026年3月27−23−3432

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は232億円。このうち返さなくてよい自己資本が160億円で、自己資本比率は68.9%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月119863372.6
2014年3月134914367.8
2015年3月135954070.5
2016年3月133993474.5
2017年3月1401053574.4
2018年3月1451083774.4
2019年3月1521133974.0
2020年3月1941207461.7
2021年3月1941276765.2
2022年3月2021346866.1
2023年3月2181427663.3
2024年3月2181417764.8
2025年3月2211497267.4
2026年3月2321607268.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
34億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
138億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
8億円
在庫として抱えている分
負債合計
72億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
78
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率8 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率284社中46位あたり、逆に低いのは売上成長率284社中244位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.2%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.0%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
68.9%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-2.1%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.9%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,556で、1年前と比べて-4.4%過去52週の値幅のなかでは11%の位置にある。

¥1,556-1.9%1ヶ月+4.4%1年-4.4%時価総額125億円
過去52週の値幅
安値¥1,439高値¥2,547

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.4倍
PER (会社予想)13.3倍
PBR0.74倍
配当利回り1.86%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヵ月で-2.0%と下落。23日終値1528円は25日線(1539.64円)を下回り、75日線(1722.59円)・200日線(1695.36円)も大幅に乖離している(75日比-11.3%)。52週高値2547円からは-40.0%の下落。出来高は直近400株と極端に少なく、流動性が低い。売られすぎ圏ではないものの、弱い地合いが続く。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER 12.2倍は業界平均17.6倍を下回り、割安感があります。PBR 0.74倍も業界平均1.21倍を下回り、解散価値に対して割安です。配当利回り1.92%は業界平均2.65%を下回り、やや低めです。ROE 6.2%と収益性は高くないものの、自己資本は厚く、財務安定性はあるとみられます。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.4倍17.9倍
PER (予想)13.3倍
PBR0.74倍1.24倍
ROE6.2%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

低PBR・低PERで割安感があるが、低利益率・低成長が課題。強気派は多角化によるリスク分散と、エネルギー関連の安定収益を評価。弱気派は競争激化と利益率の低迷、成長性の乏しさを指摘。増益基調にあるが、持続性が問われる。

プラスに働く材料7
  • 割安バリュエーション

    PER12.2倍、PBR0.74倍と割安。

  • 増益トレンド

    2025/3期は営業利益3.9%と増益、2026/3期も微増見込み。

  • 安定配当

    配当利回り1.9%と安定的。

  • PBR0.74倍、解散価値割れ継続影響

    PBR0.74倍は解散価値より低く、株主価値向上余地。

  • 純利益増加基調2026年3月期影響

    純利益10億円、前期比11%増。利益成長継続。

  • 高配当利回り継続影響

    配当利回り1.92%、安定配当期待。

  • 自己資本比率改善中期的影響

    自己資本比率約35%、財務安定性向上。

マイナスに働く材料7
  • 低利益率

    営業利益率3.9%と低く、コスト変動に弱い。

  • 低成長

    売上高は横ばい~微減で、大幅成長は期待薄。

  • 競争激化

    エネルギー自由化や他商社との競合でシェア低下リスク。

  • 2026年3月期売上高減少2026年3月期影響

    売上高327億円、前期比2.1%減。収益基盤縮小。

  • ROE6%と低収益性継続影響

    ROE6.2%は資本コスト下回る可能性。PBR改善の壁。

  • 卸売業界の構造的問題継続影響

    中間流通の圧縮傾向、業界再編リスク。

  • 低流動性株継続影響

    外国人0.1%、売買高少なく値動き荒い。

次の決算で確かめる点
営業利益率
低収益構造改善の鍵。
エネルギー部門売上
中核事業の動向を把握。
セグメント利益率
多角化各事業の収益性をチェック。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり29で、前期から+7.4%いまの株価に対する利回りは1.86%。増配か配当維持が8年続いている。

年間配当
¥29
1株あたり
配当利回り
1.86%
いまの株価に対して
配当性向
21.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
8年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1519.5
2018年3月150.025.6
2019年3月1713.322.2
2020年3月185.915.5
2021年3月2113.922.9
2022年3月212.421.3
2023年3月239.524.2
2024年3月258.730.5
2025年3月278.029.8
2026年3月297.421.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥29

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,643人。区分でいちばん多いのは個人・その他63.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が36.7%を占め、残る63.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他57.457.957.558.658.463.2
事業法人30.930.630.931.732.027.3
金融機関11.511.111.19.49.49.4
自己株式5.35.35.35.04.94.6
外国法人0.20.30.30.20.10.1
証券会社0.00.10.10.10.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01大丸エナウィン共栄会11.43
02ENEOSグローブ株式会社6.19
03光通信KK投資事業有限責任 組合 無限責任組合員光通信 株式会社4.59
04株式会社パロマ4.40
05大丸エナウィン社員持株会3.73
06青木尚史2.97
07堀川産業株式会社2.80
08大道薫2.56
09伊藤吉朝2.40
10日本生命保険相互会社2.26

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+80%、1株純資産は14期で+89%。直近期のROEは6.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月691,1016.59.816.6
2014年3月671,1585.910.720.3
2015年3月671,2185.611.718.2
2016年3月771,2906.19.918.8
2017年3月751,3605.610.519.5
2018年3月621,4124.513.525.6
2019年3月781,4785.413.522.2
2020年3月1111,5737.313.215.5
2021年3月881,6645.415.022.9
2022年3月991,7545.810.921.3
2023年3月871,8114.914.524.2
2024年3月961,8505.314.830.5
2025年3月1161,9486.114.429.8
2026年3月1252,0796.215.221.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額207百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢
古野晃代表取締役 会長73
居内清和代表取締役 社長執行役員55
青木重人取締役 専務執行役員 営業統轄 医療・産業ガス事業本部長 兼医療ガス部長64
宮前雅彦取締役 常務執行役員 総務部長兼情報企画部長61
塚本晃久取締役 上席執行役員 財務部長59
越中紳浩取締役 上席執行役員 在宅医療部長59
小川貢取締役(監査等委員)64
松井大輔取締役(監査等委員)57
松本裕美取締役(監査等委員)66
末永京子59

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6118333018030
取締役(社内)1151515
社外取締役212126

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容976字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社9社、非連結子会社1社、並びに関連会社2社の計13社で構成されており、LPガス、住宅設備機器の販売を主とし、アクア(ミネラルウォーター)の宅配、在宅医療機器のレンタル及び医療・産業ガスの販売事業を営んでおります。 当社グループの企業集団の事業に係わる位置づけは次のとおりであります。 なお、次の3部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 〈リビング事業〉 ぽっぽガス 当社が石油精製会社等から仕入れたプロパンガスを家庭用、業務用、工業用ユーザーへ小売販売しております。 エネルギー 当社が石油精製会社等から仕入れたプロパンガス(小売除く)、ブタンガス及び石油製品を販売するほか、連結子会社の丸信ガス㈱、湖東ガス㈱、㈱フモト商会、角丸エナジー㈱、㈱太陽プロパン、㈱クサネン、関連会社の愛媛ベニー㈱、㈱ファイブスターガスにおいても当社から仕入れたLPガスを販売しております。 住宅設備機器 当社が住宅機器製造会社等から仕入れた機器を販売するほか、連結子会社の丸信ガス㈱、湖東ガス㈱、㈱フモト商会、角丸エナジー㈱、㈱太陽プロパン、㈱クサネン、関連会社の愛媛ベニー㈱、㈱ファイブスターガスにおいても当社から仕入れた機器を販売しております。また、連結子会社の㈱岩崎フローテックにおいては当社から機器を仕入れ設備工事を行っております。 〈アクア事業〉 当社のアクアボトリング工場で製造した「知床らうす海洋深層水純水ブレンド」(エフィールウォーター)及び「スーパーバナジウム富士」を販売しております。 〈医療・産業ガス事業〉 在宅医療機器 当社及び連結子会社の㈱キンキ酸器において、医師の処方に基づく在宅酸素療法、CPAP療法(睡眠時無呼吸症候群治療)等の機器レンタルや保守管理を行っております。 医療・産業ガス・機材 当社及び連結子会社の㈱キンキ酸器が高圧ガス製造会社等及び連結子会社の近畿酸素㈱から仕入れた高圧ガスを医療・産業用に販売するほか、産業機材製造会社から仕入れた機材を販売しております。 事業の系統図は次のとおりであります。 (注)非連結子会社及び関連会社はすべて持分法非適用会社であります。
経営方針・対処すべき課題2,231字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営の基本方針 当社グループは、LPガス販売を中核とするリビング事業により発展してまいりました。「保安なくして繁栄なし」をモットーに「保安の確保」「安定供給」を追求するとともに快適で安全な暮らしのサポーターとなることを目指しております。 (2)中長期的な経営戦略 当社グループは事業本部を基礎とした商品別セグメントから構成されており、「リビング事業」、「アクア事業」及び「医療・産業ガス事業」の3つを報告セグメントとしております。「リビング事業」は、プロパンガス、ブタンガス、住宅設備機器等の販売をしております。「アクア事業」は、ミネラルウォーターの製造販売等をしております。「医療・産業ガス事業」は、在宅医療機器のレンタル、保守管理及び医療・産業ガス、産業機材等の販売をしております。 LPガスは仕入価格に連動した販売単価としておりますので、商品市況に影響を受けます。また、家庭用プロパンガスの販売数量は世帯数の増減や気温・水温の影響を受け、業務用・産業用ガスの販売数量は販売先の業種の状況に左右されます。さらに、医療用ガスは厳しい安全管理体制が求められます。 当社グループは、事業の継続的発展と企業価値の向上を目指した事業ポートフォリオの構築のため、各事業を自立させ、規模のメリットとともに経営の効率化、合理化を図り、エネルギー自由化時代を勝ち抜く企業形態を目指しております。当社グループは強固な経営基盤を構築するため、営業力のさらなる強化を図り、また、営業権の譲受けやM&Aによる新規販売先の獲得等、拡大施策を実施してまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標(KPI)は営業利益及び自己資本利益率(ROE)であります。当社グループは、営業拠点・事業部門ごとの営業利益を業績評価指標として重視しており、月次の営業利益を営業拠点・事業部門ごとに把握し、経営会議等において予実分析を行っております。また、ROEは企業の資本効率性の判断指標として重視しており、8%以上を目標としております。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 LPガスの販売環境は、電気、都市ガスの小売り自由化や省エネ機器の普及、都市ガスエリアへの人口シフトによる出荷量の減少、といった厳しい状況にあります。今後につきましては、経営環境の大きな変化で先行きは予断を許さない状況が続くと思われます。当社といたしましては、LPガス消費者軒数増加のため、営業権の譲受けや新規LPガス顧客の開拓を積極的に行い、また、アクア事業におけるミネラルウォーターの宅配事業と医療・産業ガス事業における在宅医療機器レンタル及び医療・産業ガス販売においてもM&A等による事業規模の拡大を図り、リビング事業に続く収益の柱として利益の安定を目指します。 事業ポートフォリオの観点からも、リビング事業を維持発展させながらアクア事業及び医療・産業ガス事業を第2、第3の収益の柱にするべく経営資源を投入しております。 来期は「グループ協働でNextステージへPartⅢ~75周年の節目に企業理念・行動指針を策定し、持続的な成長を目指す~」をテーマとして、各部門・各事業会社が企業理念・行動指針のもとで自らの役割を再定義し、グループとしての総合力を最大限に発揮し、持続的な成長・発展を実現します。 各事業の主な施策は次のとおりであります。 <リビング事業> ① 家庭用給湯燃転(ぽっぽレスキューの活用)、業務用工業用燃転(重油からの転換)を推進します。 ② LPガス、アクア、電力セット割を促進し、お客様との接点強化を図り、またグループ会社との連携を強め拡販に努めます。 ③ 住宅省エネ補助金を有効活用し、住設販売、リフォーム事業の拡充を図ります。 ④ 省エネ・再エネの推進を図ります。脱炭素社会に貢献するLPガス関連商材の普及、Jクレジット創出企業として推進します。 <アクア事業> ① 各事業部門との連携及び他商材を絡めた販売戦略を展開します。 ② 販売チャネルの多様化による営業展開を図ります。 ③ ミネラルウォーター以外の商材提案も行い、お客様満足度を高めて当社ファン作りに努めます。 ④ 設備強化を実施した鈴鹿工場・山中湖工場において、環境への取組みとして、さらなる廃棄物の削減及び効率化した運用に取り組みます。 <医療・産業ガス事業> ① 高圧ガス充填設備を持つ滋賀支店、奈良支店、近畿酸素㈱の3拠点及び製造・物流室が連携し、グループ全体の供給体制の強化及び配送効率の向上を図ります。 ② 当社及びグループ会社の近畿酸素㈱、㈱キンキ酸器の3社の連携により、近畿圏でのさらなるシェア拡大に努めます。 ③ 在宅医療機器のレンタル増加に努め、クリニック、病院とのレンタル契約を推進します。 ④ 医療機器サービスセンターにより、医療機器の点検、修理、メンテナンス等の品質の強化に努めます。 ⑤ 農業、食品、製薬分野等をターゲット先として、産業用ガスの需要開拓を推進します。
事業等のリスク2,500字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)燃料の仕入価格の変動について わが国のLPガスは、調達のほとんどを輸入に頼っている状況であります。そのため、当社グループの仕入価格は、国際的な政治・経済情勢等の変化による商品取引価格及び為替変動による影響を受けます。また、国内での燃料取引の需給関係によって仕入価格は変動します。仕入価格の変動は販売価格に完全に転嫁できない場合があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 LPガス以外の取扱商品やサービス等、事業ポートフォリオの最適化を図ります。 (2)他エネルギーとの競合について 当社グループを取り巻く事業環境は非常に競争が厳しく、主力商品であるLPガスはオール電化や都市ガス等の攻勢が考えられます。そのため、当社グループのLPガスユーザーが他エネルギーへの転換により減少した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 災害時のバックアップエネルギーとしての優位性等、提案力を高めてまいります。 (3)季節的な変動要因について 当社グループの主力商品であるLPガスの消費量は、気温や水温の影響を受ける(気温・水温が低いほどLPガスの消費量は増加する)ため、LPガスの販売量は夏季に減少し、冬季に増加します。そのため、当社グループの売上高及び利益は、需要期である下期に偏重する傾向を有しております。また、特異な季節変動によってもLPガスの販売量が影響を受け、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 LPガス以外の取扱商品やサービス等、事業ポートフォリオの最適化を図ります。 (4)法的規制等について リビング事業につきましては、LPガス販売において「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律」及び「高圧ガス保安法」等の規制を受けております。 なお、2024年4月2日に「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律施行規則の一部を改正する省令」が公布されました。本省令は、LPガスの商慣行の是正により取引の適正化・料金の透明化を図るための新たな規律を設けるものであり、主な改正事項として、「過大な営業行為の制限」「三部料金制の徹底」「LPガス料金等の情報提供」について規定されています。 また、灯油等石油類の貯蔵及び設備につきましては「消防法」等の規制を受けております。アクア事業につきましては、ミネラルウォーターの製造において「食品衛生法」等の規制を受けております。医療・産業ガス事業につきましては、医療ガス及び産業ガス販売において「高圧ガス保安法」、「薬機法」等の規制を受けております。 これらの法令の改正、規制や薬価の改定等に伴い、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 各種資格取得の奨励や社内コンプライアンス研修等による啓蒙を行っております。また、現行法改正についても対応策を検討し対処いたします。 (5)保安について 当社グループが供給する高圧ガスには、可燃性・支燃性・毒性を有するものも含まれております。これらの供給においては保安の確保に万全を期しておりますが、ガスそのものの危険性を解消することは難しく、万が一、漏洩・発火・爆発等により人身や設備に多大の損害が生じた場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 各種資格取得の奨励や防災訓練、配送コンテスト等、保安に係る研修を行っております。 (6)品質管理について アクア事業につきましては、「HACCP(食品自主衛生管理認証制度)」に準じた品質管理体制により「エフィールウォーター」及び「スーパーバナジウム富士」を製造しておりますが、放射能汚染等の外的要因により品質上の問題が生じた場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 外的要因による品質上の諸問題については、その都度、専門家のアドバイスを受け対処いたします。 (7)固定資産の減損について 当社グループが保有する固定資産について、経営環境の悪化による収益性の低下等により投資額の回収が見込めなくなった場合は、固定資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上することになるため、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 設備投資の意思決定にあたり、利益計画に基づく設備投資の経済性計算等により十分に検討するとともに、月次での経営実績の予実管理を徹底し対処いたします。 (8)M&Aについて 当社グループは、事業の拡大を図るために、M&Aを重要な経営戦略の一つとしております。M&Aの実施にあたっては、対象企業の財務内容や契約関係等についてデューデリジェンスを実施すること等により、各種リスクの低減に努めております。 しかしながら、買収後における事業環境の変化等により、想定したシナジーや事業拡大の成果が得られなかった場合は、のれんの減損損失の発生等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 M&Aにおけるノウハウの蓄積や専門家のアドバイス等によりデューデリジェンスの精度を上げるとともに、月次での経営実績の予実管理を徹底し対処いたします。 (9)BCPについて 当社グループは、プロパンガスや医療ガス等、危険性のある高圧ガスを取り扱っております。これまで、災害・事故対策マニュアルを策定し、教育・訓練を行っておりますが、新型インフルエンザや新型コロナウイルス等の感染症の発生により対策が機能せず、当社グループの経営状況に影響を及ぼす可能性があります。 こうした機能不全を回避すべく、IT化やリモートワーク等、BCP体制を整備いたします。
経営成績の分析 (MD&A)8,469字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、国内では賃上げによる所得環境の改善、政府の物価高対策や補助金による下支えなどを背景に、設備投資や個人消費が堅調に推移し緩やかな回復が続いております。先行きについては、中東情勢の長期化による原油価格の上昇や円安の進行、米国の関税政策の不透明感など、外需・物価・為替を巡る下振れリスクがあり、慎重な見通しが続いております。 このような環境のもとで、当社グループの売上高は、医療・産業ガス事業において、在宅医療機器のレンタルや販売が増加したものの、リビング事業において、LPガスの仕入価格に連動する販売単価が下落したこと等により、32,697百万円と前連結会計年度と比べ720百万円(2.2%)の減収となりました。 損益面では、売上総利益は、10,518百万円と前連結会計年度と比べ287百万円(2.8%)の増益となりました。販管費は、9,218百万円と前連結会計年度と比べ253百万円(2.8%)の増加となり、営業利益は、1,300百万円と前連結会計年度と比べ33百万円(2.7%)の増益となりました。 営業外収益及び営業外費用を加減算した経常利益は、1,401百万円と前連結会計年度と比べ44百万円(3.2%)の増益となりました。法人税等控除後の親会社株主に帰属する当期純利益は、特別利益(固定資産売却益)が増加したこと等により、960百万円と前連結会計年度と比べ71百万円(8.0%)の増益となりました。 当連結会計年度における財政状態の概要は、次のとおりであります。 当連結会計年度末の資産合計は23,168百万円となり、前連結会計年度と比べ1,038百万円の増加となりました。この主な要因は、現金及び預金の増加143百万円、売上債権(受取手形、電子記録債権、売掛金及び契約資産)の減少236百万円、建物及び構築物の増加738百万円、工具、器具及び備品の増加509百万円、のれんの減少338百万円並びに投資有価証券の増加382百万円であります。 当連結会計年度末の負債合計は7,215百万円となり、前連結会計年度と比べ4百万円の減少となりました。この主な要因は、仕入債務(支払手形及び買掛金並びに電子記録債務)の減少252百万円、流動負債のその他の増加145百万円及び繰延税金負債の増加95百万円であります。 当連結会計年度末の純資産合計は15,952百万円となり、前連結会計年度と比べ1,043百万円の増加となりました。この主な要因は、利益剰余金の増加745百万円及びその他有価証券評価差額金の増加262百万円であります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度と比べ114百万円増加し、3,222百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、2,725百万円の収入(前連結会計年度は2,021百万円の収入)となりました。資金の主な増加は、税金等調整前当期純利益1,474百万円(同1,384百万円)、減価償却費1,429百万円(同1,200百万円)、のれん償却額363百万円(同415百万円)及び売上債権の減少額236百万円(同431百万円の増加額)によるものであり、資金の主な減少は、仕入債務の減少額252百万円(同36百万円の減少額)及び法人税等の支払額493百万円(同530百万円)によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、2,272百万円の支出(前連結会計年度は1,666百万円の支出)となりました。資金の主な増加は、有形固定資産の売却による収入216百万円(同24百万円)によるものであり、資金の主な減少は、有形固定資産の取得による支出2,391百万円(同1,353百万円)によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、338百万円の支出(前連結会計年度は858百万円の支出)となりました。資金の主な増加は、短期借入れによる収入840百万円(同1,360百万円)及び長期借入れによる収入550百万円(同50百万円)によるものであり、資金の主な減少は、短期借入金の返済による支出870百万円(同1,360百万円)、長期借入金の返済による支出488百万円(同580百万円)及び配当金の支払額214百万円(同198百万円)によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.受注実績 当社グループは製品即納体制をとっておりますので、受注実績は販売実績とほぼ同額であり、受注残高に重要性はありません。 b.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前連結会計年度比(%) リビング事業   22,479,880   △6.5 アクア事業   1,253,860   +2.0 医療・産業ガス事業   8,963,881   +10.1 合計   32,697,622   △2.2 c.仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   仕入高(千円)   前連結会計年度比(%) リビング事業   17,057,927   △8.7 アクア事業   98,257   +30.9 医療・産業ガス事業   5,344,189   +13.9 合計   22,500,373   △4.1 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態は次のとおりであります。 資産合計は前連結会計年度と比べ1,038百万円増加して23,168百万円となり、主に、売上債権の減少、建物及び構築物の増加、工具、器具及び備品の増加、のれんの減少並びに投資有価証券の増加であります。負債合計は前連結会計年度と比べ4百万円減少して7,215百万円となり、主に、仕入債務の減少及び流動負債のその他の増加であります。純資産合計は、主に、利益剰余金の増加により、前連結会計年度と比べ1,043百万円増加して15,952百万円となり、自己資本比率は68.9%(前連結会計年度は67.4%)となりました。 当社グループの当連結会計年度の経営成績は次のとおりであります。 売上高は、医療・産業ガス事業において、在宅医療機器のレンタルや販売が増加したものの、リビング事業において、LPガスの仕入価格に連動する販売単価が下落したこと等により、32,697百万円と前連結会計年度と比べ720百万円(2.2%)の減収となりました。 損益面では、売上総利益は、10,518百万円と前連結会計年度と比べ287百万円(2.8%)の増益となりました。また、販管費は、9,218百万円と前連結会計年度と比べ253百万円(2.8%)の増加となりました。営業利益は、1,300百万円と前連結会計年度と比べ33百万円(2.7%)の増益となりました。 営業外収益及び営業外費用を加減算した経常利益は、1,401百万円と前連結会計年度と比べ44百万円(3.2%)の増益となりました。法人税等控除後の親会社株主に帰属する当期純利益は、特別利益(固定資産売却益)が増加したこと等により、960百万円と前連結会計年度と比べ71百万円(8.0%)の増益となりました。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、主力商品であるLPガスはオール電化や都市ガス等の攻勢が考えられるなど、リビング事業をはじめとしていずれの事業においても競争が厳しく、今後もさらに厳しさが増すことが予想されます。当社グループとしては、これらの状況を踏まえ、各事業においての総合力を効果的に発揮することで、ユーザー件数増加を最優先にした営業活動を展開する方針であります。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 <リビング事業> 家庭用、業務用及び工業用プロパンガス販売のぽっぽガス部門では、LPガスの仕入価格に連動する販売単価の下落に加え、需要期の気候要因(温暖化)による家庭用出荷量及び工業用出荷量の減少等により、売上高は前連結会計年度と比べ245百万円減収の6,004百万円となりました。LPガスの卸売販売を中心とするエネルギー部門では、LPガスの仕入価格に連動する販売単価の下落に加え、需要期のプロパンガス出荷量の減少等により、売上高は前連結会計年度と比べ1,297百万円減収の12,953百万円となりました。ガス器具、設備機器、供給保安設備等を販売する住宅設備部門では、大型設備工事の受注が減少したこと等により、売上高は前連結会計年度と比べ21百万円減収の3,522百万円となりました。この結果、当事業の売上高は前連結会計年度と比べ1,564百万円減収の22,479百万円となりました。 売上高の減少に伴い売上総利益も減少したものの、販管費が減少したため、セグメント利益(営業利益)は、775百万円と前連結会計年度と比べ38百万円(5.2%)の増益となりました。 リビング事業の当連結会計年度の資産は7,437百万円となり、前連結会計年度と比べ2百万円の減少となりました。この主な要因は、LPガス販売先への供給設備及び配管設備並びに当社滋賀支店事務所(第1期新築工事)を中心とする設備投資等により増加したものの、減価償却及び固定資産の売却等による減少が上回ったことによるものであります。 <アクア事業> ミネラルウォーターの製造販売等を行うアクア事業では、「知床らうす海洋深層水純水ブレンド」(エフィールウォーター)及び「スーパーバナジウム富士」の販売本数が増加したこと等により、当事業の売上高は前連結会計年度と比べ24百万円増収の1,253百万円となりました。 売上高の増加に伴い売上総利益も増加したものの、販管費が増加したため、セグメント利益(営業利益)は、51百万円と前連結会計年度と比べ10百万円(17.3%)の減益となりました。 アクア事業の当連結会計年度の資産は2,846百万円となり、前連結会計年度と比べ122百万円の増加となりました。この主な要因は、アクアボトリング工場の清涼飲料水製造設備を中心とする設備投資等によるものであります。 <医療・産業ガス事業> 在宅医療機器の保守・レンタルサービスを行う在宅医療部門では、新規開拓により、レンタル機器が前期を大幅に上回り、また、CPAP装置の検査数の増加や機器卸売販売も好調であったため、売上高は前連結会計年度と比べ802百万円増収の4,754百万円となりました。医療ガスの販売を行う医療ガス部門では、医療用酸素ガス出荷量の減少等により、売上高は前連結会計年度と比べ49百万円減収の1,750百万円となりました。産業ガス、産業機材を販売する産業ガス・機材部門では、各種ガスの価格改定及び新規獲得等により、売上高は前連結会計年度と比べ66百万円増収の2,459百万円となりました。この結果、当事業の売上高は前連結会計年度と比べ819百万円増収の8,963百万円となりました。 売上高の増加に伴い売上総利益も増加し、販管費が増加したものの、セグメント利益(営業利益)は、473百万円と前連結会計年度と比べ6百万円(1.3%)の増益となりました。 医療・産業ガス事業の当連結会計年度の資産は5,600百万円となり、前連結会計年度と比べ488百万円の増加となりました。この主な要因は、在宅医療事業で使用する酸素濃縮器、CPAP装置を中心とする設備投資等によるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは次のとおりであります。 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度と比べ704百万円(34.9%)収入が増加し、2,725百万円の収入(前連結会計年度は2,021百万円の収入)となりました。資金の主な増加は、税金等調整前当期純利益1,474百万円(同1,384百万円)、減価償却費1,429百万円(同1,200百万円)、のれん償却額363百万円(同415百万円)及び売上債権の減少額236百万円(同431百万円の増加額)によるものであり、資金の主な減少は、仕入債務の減少額252百万円(同36百万円の減少額)及び法人税等の支払額493百万円(同530百万円)によるものであります。 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度と比べ606百万円(36.4%)支出が増加し、2,272百万円の支出(前連結会計年度は1,666百万円の支出)となりました。資金の主な増加は、有形固定資産の売却による収入216百万円(同24百万円)によるものであり、資金の主な減少は、有形固定資産の取得による支出2,391百万円(同1,353百万円)によるものであります。 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度と比べ519百万円(60.6%)支出が減少し、338百万円の支出(前連結会計年度は858百万円の支出)となりました。資金の主な増加は、短期借入れによる収入840百万円(同1,360百万円)及び長期借入れによる収入550百万円(同50百万円)によるものであり、資金の主な減少は、短期借入金の返済による支出870百万円(同1,360百万円)、長期借入金の返済による支出488百万円(同580百万円)及び配当金の支払額214百万円(同198百万円)によるものであります。 上記の結果、当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度と比べ114百万円増加し、3,222百万円となりました。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については次のとおりであります。 当社グループの財務政策について、運転資金及び設備投資資金につきましては、基本的に自己資金を充当することとしておりますが、多額の設備投資資金及びM&A資金につきましては、金融機関からの長期借入金により資金調達することとしております。また、納税及び賞与資金につきましては、金融機関からの短期借入金により資金調達することとしております。 当社グループは、フリー・キャッシュ・フロー(営業活動によるキャッシュ・フロー及び投資活動によるキャッシュ・フローの合計)を継続的に創出して企業価値を高めていくことを企図しており、そのために必要な運転資金及び設備投資資金を調達する必要があります。資金使途や金利情勢に合わせて金融機関からの長短借入金による資金調達を行い、また、資金調達の多様化のため自己株式の処分による資金調達等も今後の検討課題と認識しております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 a.貸倒引当金 当社グループは、債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を貸倒引当金として計上しております。 債権の回収可能性について疑義を生じた場合、追加引当が必要となる場合があります。 b.有形固定資産、のれん及び顧客関連資産の減損 当社グループが保有する有形固定資産、M&Aに伴い計上したのれん及び顧客関連資産について、経営環境の悪化による収益性の低下等により投資額の回収が見込めなくなった場合は、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上することとしております。 回収可能価額の評価の前提条件として、投資期間を通じた将来キャッシュ・フローの評価や割引率等が含まれますが、これらの前提条件は長期的な見積りに基づくため、将来の経営環境の変化等により、回収可能性を著しく低下させる変化が見込まれた場合、減損損失の計上が必要となる場合があります。 c.投資の減損 当社グループは、取引関係維持のために取引先や金融機関の株式を保有しており、これらの株式には上場会社株式と非上場会社株式が含まれております。上場会社株式については、期末における時価が取得原価に比べて50%程度以上下落した場合に減損処理を行い、下落率が30%から50%までの場合は一定の基準を設け、当該基準に基づき減損処理の判定を行っております。また、非上場株式については、実質価額(持分純資産額)が取得原価に比べて50%程度以上低下した場合に減損処理を行うこととしております。 将来の市況悪化又は発行会社の財政状態の悪化による実質価額の著しい低下により、帳簿価額の回収不能額が生じた場合、評価損の計上が必要となる場合があります。 d.繰延税金資産 当社グループは、税務上の繰越欠損金を含む将来減算一時差異等のうち、期末に将来の一定の事実の発生を見込めないこと、又は期末に一定の行為の実施についての意思決定又は実施計画等が存在していないことにより、税務上の損金算入要件を充足することが見込まれないスケジューリング不能な一時差異について、評価性引当額を計上することとしております。 繰延税金資産に係る評価性引当額の計上の必要性を評価するにあたっては、合理的に実現可能な予測に基づき、将来減算一時差異等の解消(損金算入)時期及び金額を特定した上で、将来の課税所得の見積りを行うこととしておりますが、繰延税金資産の一部又は全部を将来回収できないと判断した場合、繰延税金資産の取崩額を費用として計上する場合があります。 ④ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当連結会計年度における当社グループの営業利益は、予算1,350百万円に対して実績1,300百万円となりました。営業利益が予算未達となった主な要因は、リビング事業におけるぽっぽガス部門及び住宅設備部門並びに医療・産業ガス事業における医療ガス部門の売上総利益が予算未達となったこと等によるものであります。 また、当連結会計年度におけるROEは6.2%となり、前連結会計年度比0.1ポイント上昇しました。この主な要因は、下表のとおり、売上高当期純利益率が前連結会計年度2.7%に対して当連結会計年度2.9%と0.2ポイント上昇したこと等によるものであります。 前連結会計年度 (2025年3月期)   当連結会計年度 (2026年3月期)   前連結会計年度比 売上高当期純利益率 (当期純利益÷売上高)   2.7%   2.9%   +0.2ポイント 総資産回転率 (売上高÷総資産)   1.52回   1.44回   △0.08ポイント 財務レバレッジ (総資産÷純資産)   1.51倍   1.47倍   △0.04ポイント ROE (当期純利益÷純資産)   6.1%   6.2%   +0.1ポイント 当社グループは、新規顧客の獲得強化や事業所の新設・移転による営業強化、M&Aの推進等、各事業部門において安定収益確保の体制づくりを実施しております。さらなる経営基盤の強化を図り、営業利益及びROEの向上に取り組んでまいります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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