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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ナ・デックス

NADEX CO., LTD.7435 · Standard · 卸売業

国内自動車業界でトップシェアの抵抗溶接制御装置を軸に、レーザ加工やFAシステムまで手がける。自動車生産現場の自動化・省人化をトータルに支える。

概要

ナ・デックスは、抵抗溶接制御装置で国内自動車業界トップシェアを持つ技術商社である。1950年に株式会社名古屋電元社として創業し、現在はプロセスソリューション、ファクトリーオートメーション、システムインテグレーション、制御部品、スマートエナジーの5事業を展開する。2026年4月期の連結売上高は368億円、従業員数は731名。本社は名古屋市中区に置き、東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

5つの事業セグメントで構成されるグループ

当社グループは、抵抗溶接制御装置を主軸とするプロセスソリューション事業、ロボット・FAシステムの代理店販売を行うファクトリーオートメーション事業、生産システムを受注生産するシステムインテグレーション事業、電子・電気制御部品の販売と基板設計・制御盤製作を行う制御部品事業、そしてEV充電ステーション建設とモニタリングシステムを手掛けるスマートエナジー事業の5セグメントで構成される。2026年4月期のセグメント別売上高は、日本が270億円、北米が68億円、中国が13億円、東南アジアが26億円であり、日本が全体の約73%を占める一方、北米が前年比78.8%増と大きく伸びている。グループ全体で13の連結子会社と2の持分法適用関連会社を有し、技術商社としてメーカー機能とエンジニアリング機能を組み合わせた「トータル・ソリューション」を標榜する。

国内自動車業界に強みを持つ販売網

主要得意先は自動車関連企業であり、抵抗溶接制御装置では国内トップシェアを誇る。国内では名古屋本社のほか、東京、大阪、浜松、広島、北九州、さいたま、太田などに営業所を配置し、全国的なカバレッジを実現している。2024年11月には米国のIncome Power, Inc.へ出資するなど、新たな販路開拓も進める。グループの販売網は、単なる機器販売に留まらず、顧客の生産ライン全体を構想段階から支援するシステムインテグレーションまでワンストップで提供できる点が特徴である。2026年4月期の営業利益は11億円で、前年比46.7%増加した。これは前年度に計上した受注損失引当金がなくなったことや、北米のM&A効果によるものである。

北米・中国・東南アジアに広がる生産拠点

海外展開は1989年に米国デラウェア州にWELTRONIC/TECHNITRON, CORP.を合弁設立したことに始まる。その後、1999年に米国ミシガン州にMEDAR CORP.(現 WELDING TECHNOLOGY CORP.)を設立、2003年に中国上海市に那電久寿機器(上海)有限公司を設立、2008年にタイにNADEX (THAILAND) CO.,LTD.を設立、2012年にインドネシアにPT. NADESCO INDONESIAを設立、2013年にメキシコにNADEX MEXICANA, S.A. de C.V.を設立と、自動車産業のグローバル展開に合わせて成長してきた。2025年10月にはインドにNADEX INDIA Pvt. Ltd.を設立し、新興市場への進出も継続している。地域ごとに連結子会社が現地生産・販売を行い、各市場の顧客ニーズに応じたサービスを提供している。

業界の中での役割は自動車製造工程向け溶接・加工・FAシステムの総合サプライヤー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
368億円
営業利益
11億円
営業利益率
3.0%
純利益
7億円
2026/4 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/4
事業売上構成比利益利益率
日本261億円70.9%8億円3.1%
北米68億円18.5%1億円1.5%
東南アジア26億円7.1%2億円7.7%
中国13億円3.5%-1億円-7.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01自動車(溶接・加工)主力

国内自動車業界でトップシェアの抵抗溶接制御装置を主軸に、レーザ加工技術、異材接合、ITを用いた次世代工法・加工ソリューションを提供。車体組み立てや部品加工の品質・効率向上に貢献する。

主な製品・サービス3
抵抗溶接制御装置国内シェア首位
スポット溶接の電流・時間を精密制御する装置。自動車ボディ組み立てで高い溶接品質と生産性を実現する。
レーザ加工ソリューション
レーザによる切断・溶接・マーキングなどの加工システム。異材接合など次世代工法に対応する。
異材接合技術
異なる金属材料を接合する技術。車体軽量化などに貢献する。

02自動車(FA・省人化)準主力

ロボット・FAシステムを中心とした省人化・自動化設備の代理店販売を、単体機から製造ラインまでワンストップで提供。自動車生産現場の自動化を支援する。

主な製品・サービス1
ロボット・FAシステム
産業用ロボットや周辺機器を含む自動化設備。製造ラインの省人化・生産性向上に寄与する。

03製造業(システムインテグレーション)準主力

メーカー機能・エンジニアリング機能を活用し、顧客が求める生産システムをオーダーメイドで構想からカタチにするシステムインテグレーションを提供。

主な製品・サービス1
生産システム(SI)
顧客の要求に応じた生産ラインや設備を設計・構築する。

04EV充電インフラ準主力

電気自動車(EV)の普及に不可欠な社会インフラ拡充のため、充電ステーションの建設、EVモニタリングシステムの開発・販売・サービスサポートを行う。

主な製品・サービス2
充電ステーション(EV)
EV用の充電設備を建設・販売。公共施設や商業施設などへの設置を支援する。
EVモニタリングシステム
充電設備の稼働状況を遠隔監視するシステム。運用管理を効率化する。

05製造業(制御部品)副次

電子・電気制御部品の代理店販売を主軸としつつ、基板設計実装や制御盤製作などの提供を行う。機械・設備メーカーの制御系ニーズに応える。

主な製品・サービス3
電子・電気制御部品(販売代理)
各種センサーや制御機器などの販売代理。豊富な品揃えと技術サポートで顧客を支援する。
基板設計実装
プリント基板の設計から実装までを一貫して提供。試作から量産まで対応する。
制御盤製作
工場設備の制御盤を製作。顧客仕様に合わせた設計・組み立てを行う。

製品と技術

抵抗溶接制御装置:国内自動車業界でトップシェア

当社グループの基盤製品は、自動車ボディのスポット溶接などに用いられる抵抗溶接制御装置である。1957年に製作を開始し、以来60年以上にわたり技術を蓄積。国内自動車業界ではトップシェアを獲得している。この装置は、溶接電流や加圧力を精密に制御し、高品質な溶接を実現する。近年では、異材接合技術やレーザ加工と組み合わせたソリューションも提供しており、軽量化やマルチマテリアル化が進む車体製造に対応している。また、溶接の品質をモニタリングするITシステムも開発し、スマートファクトリー化を支援する。

FAシステムとレーザ加工による自動化ソリューション

ファクトリーオートメーション事業では、ロボットや搬送装置などのFAシステムの代理店販売を行い、単体機から製造ライン全体までワンストップで提供する。また、プロセスソリューション事業では、レーザ加工機や異材接合用の特殊溶接機を自社開発・製造している。レーザ加工は、切断、溶接、マーキングなど多用途に対応し、自動車部品の精密加工に用いられる。システムインテグレーション事業では、これらの機器を組み合わせた生産システムを顧客ごとにオーダーメイドで構築。2024年には子会社の株式会社タマリ工業や株式会社テクノシステムが持つ溶接・加工技術をグループ内で統合し、提案力を強化している。

スマートエナジー事業:EV充電インフラの拡充

2024年に開始したスマートエナジー事業は、電気自動車(EV)の普及に不可欠な充電インフラを手掛ける。米国子会社のUptime EV Charger, Inc.を通じて、充電ステーションの建設、EVモニタリングシステムの開発・販売、サービスサポートを提供する。2024年11月にはIncome Power, Inc.に出資し、エネルギー管理関連技術への投資も行っている。同事業は、従来の自動車関連ビジネスから派生した新領域であり、グループの収益源として育成が進められている。2026年4月期のセグメント売上高は個別開示されていないが、北米セグメントの売上増加(前年比78.8%増)に寄与している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 国内シェア首位抵抗溶接制御装置国内自動車業界でトップシェア自動車(溶接・加工)

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

電子部品専門商社、収益率低く再建途上

ナ・デックスは半導体・電子部品の専門商社で、2024年4月期の売上高344億円に対し営業利益率2.9%と低収益。電子部品商社はリョーサン菱洋や高千穂交易など大手がひしめく寡占市場で、当社は規模面で劣る。2025年4月期には営業利益率2.2%に悪化したが、2026年4月期は3.0%へ回復予想。自動車・産業機器向け需要を取り込むが、在庫リスクと薄利多売体質から脱却できていない。独自技術やサービス開発による差別化が急務。

強み

  • 自動車、家電、産業機器など幅広い業種に販路を有する
  • 大手半導体メーカーとの取引実績が豊富で、安定調達が可能
  • 多品種在庫を効率的に管理するシステムを保有
  • EV、IoT関連の電子部品需要増で売上拡大の機会あり

課題

  • 営業利益率3%未満と業界平均(4〜5%)を下回る
  • 大手商社と比べ調達力・販売網で劣り、価格競争力が弱い
  • 半導体市況の変動が大きく、在庫リスクと売上変動が経営を揺るがす

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字がナ・デックス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17670オーウエル130億円6.9倍
23131シンデン・ハイテックス129億円32.8倍
39818大丸エナウィン125億円12.4倍
48104クワザワホールディングス119億円9.9倍
52689オルバヘルスケアホールディングス118億円10.1倍
67435ナ・デックス112億円15.6倍
73562No.1110億円15.1倍
82750石光商事108億円8.3倍
97444ハリマ共和物産107億円7.0倍
107698アイスコ106億円29.2倍
113173Cominix104億円14.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

セレン整流器メーカーとして創業した1950年

1950年10月、名古屋市中村区小鳥町に資本金500千円で株式会社名古屋電元社を設立した。当初はセレン整流器と溶接機器の製造・販売を目的としていた。1956年には名古屋市北区に水切工場を新設し、1957年から本格的に抵抗溶接制御装置の製作・販売を開始。これが後の主力製品となる。1965年には愛知県西春日井郡西春町(現北名古屋市)に西春工場を新設し、水切工場を廃止。生産体制を集約し、抵抗溶接制御装置への特化を進めた。創業から15年で事業の軸を固めた時期である。

本社移転と販売網の整備が進んだ1969~1974年

1969年8月、販売拡大と機構充実のため、名古屋市中区古渡町に本社社屋を新築し、小鳥町より移転した。同年10月には株式会社名電工作所(後の株式会社メイデックス、現株式会社ナ・デックスプロダクツ)を設立し、製造機能を分離。1974年には大阪支店(現営業2部、西日本)と東京営業所(現営業1部、東日本)を開設し、国内主要市場への販売拠点を構築した。また同年、名電産業株式会社を設立し、グループ体制を強化。この時期に、製造と販売を分離する分業体制と全国販売網の基礎が形成された。

株式公開と海外進出の開始(1989~2004年)

1989年2月、米国デラウェア州にWELTRONIC/TECHNITRON, CORP.(現NADEX OF AMERICA CORP.)を合弁企業として設立し、北米市場への本格進出を果たした。1992年5月には社名を株式会社ナ・デックスに変更。1995年3月に日本証券業協会に店頭登録銘柄として株式公開し、資本市場からの資金調達が可能となった。2003年7月には中国上海市に那電久寿機器(上海)有限公司を設立、2004年12月にはジャスダック証券取引所に株式を上場し、市場を移行。さらに2005年には北九州営業所、2009年には大宮営業所を開設し、国内販売網を拡充した。

M&Aによるグループ拡大と新事業創出(2008~2019年)

2008年5月、タイのS.A.TECH CO.,LTD.の株式90%を取得し、東南アジアでのエンジニアリング機能を強化した。2009年5月には株式会社メイデックスが名電産業を吸収合併し、株式会社ナ・デックスプロダクツに商号変更。2012年にはインドネシアにPT. NADESCO INDONESIAを設立、2013年にはメキシコにNADEX MEXICANAを設立し、新興国拠点を拡大した。2013年11月にはWELTRONIC/TECHNITRON, INC.を完全子会社化し、北米事業を統合。2019年11月には株式会社タマリ工業の全株式を取得し、その子会社である株式会社シンテックと株式会社テクノシステムもグループ化。M&Aを通じてシステムインテグレーション領域を拡充した。

EV充電事業への参入と新たな成長戦略(2023~2025年)

2023年5月、山形県鶴岡市に株式会社NDYエンジニアリング(現株式会社N.Y.TEC)を設立し、エンジニアリング能力を強化。2024年6月には米国のUptime EV Charger, Inc.の株式50.1%を取得し、スマートエナジー事業を正式に開始。これに伴い、従来のプロセスソリューション事業から独立したセグメントとして区分した。2024年11月には米国のIncome Power, Inc.に29.4%出資し、エネルギー関連事業への投資を拡大。2025年10月にはインドにNADEX INDIA Pvt. Ltd.を設立し、成長市場への足掛かりを築いた。東京証券取引所の市場区分見直しにより、2022年4月にはスタンダード市場に移行し、現在に至る。

年表39件を開く

1950年代

  • 1950年10月創業名古屋市中村区小鳥町50番地に、セレン整流器、溶接機器の製造・販売を目的に資本金500千円で株式会社名古屋電元社(現 株式会社ナ・デックス)を設立。
  • 1956年4月名古屋市北区水切町に水切工場を新設。
  • 1957年4月水切工場において本格的に抵抗溶接制御装置の製作、販売を開始。

1960年代

  • 1965年4月愛知県西春日井郡西春町(現 愛知県北名古屋市)に西春工場(現 技術センター)を新設し、同時に水切工場を廃止。
  • 1969年8月販売拡大と機構充実のため名古屋市中区古渡町に本社社屋を新築し、小鳥町より移転。
  • 1969年10月創業株式会社名電工作所(2001年6月に株式会社メイデックスに商号変更)を設立。

1970年代

  • 1974年5月大阪市淀川区に大阪支店(現 営業2部(西日本))を開設。
  • 1974年7月創業名電産業株式会社(株式会社メイデックスに吸収合併)を設立。
  • 1974年11月東京都杉並区に東京営業所(現 営業1部(東日本)横浜市港北区)を開設。

1980年代

  • 1989年2月WELTRONIC/TECHNITRON, CORP.(現 NADEX OF AMERICA CORP.、現 連結子会社)を米国(デラウェア州)に合弁企業として設立。

1990年代

  • 1992年5月商号変更株式会社名古屋電元社から株式会社ナ・デックスに商号変更。
  • 1995年3月上場日本証券業協会に店頭登録銘柄として株式公開。
  • 1999年7月WELTRONIC/TECHNITRON, CORP.が、MEDAR CORP.(現 WELDING TECHNOLOGY CORP.、現 連結子会社)を米国(ミシガン州)に設立。

2000年代

  • 2001年8月株式会社フジックス(現 持分法適用関連会社)の株式を30.0%取得。
  • 2003年7月那電久寿機器(上海)有限公司(現 連結子会社)を中国(上海市)に設立。
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2005年11月北九州市小倉北区に北九州営業所を開設。
  • 2008年4月NADEX (THAILAND) CO.,LTD.(現 連結子会社)をタイ(バンコク)に設立。
  • 2008年5月タイのS.A.TECH CO.,LTD.(現 NADEX ENGINEERING CO.,LTD.、現 連結子会社)の株式を90.0%取得。
  • 2009年3月さいたま市大宮区に大宮営業所を開設。
  • 2009年5月M&A株式会社メイデックスが名電産業株式会社を吸収合併し、株式会社ナ・デックスプロダクツ(現 連結子会社)に商号変更。

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に株式を上場。
  • 2012年1月PT. NADESCO INDONESIA(現 連結子会社)をインドネシア(チカラン)に設立。
  • 2013年2月NADEX MEXICANA, S.A. de C.V.(現 連結子会社)をメキシコ(ケレタロ)に設立。
  • 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
  • 2013年11月M&AWELTRONIC/TECHNITRON, INC.の株式を追加取得し完全子会社化。
  • 2014年3月商号変更WELTRONIC/TECHNITRON, INC.からNADEX OF AMERICA CORP.に商号変更。
  • 2015年3月広島市安佐南区に広島営業所(現 広島市東区)を開設。
  • 2015年8月京都市下京区に京都ソフト開発センター(現 京都開発センター)を開設。
  • 2015年11月浜松市中区(現 浜松市中央区)に浜松営業所を開設。
  • 2016年7月PT. NADESCO ENGINEERING INDONESIA(現 連結子会社)をインドネシア(チカラン)に設立。
  • 2019年11月株式会社タマリ工業(現 連結子会社)の全株式を取得。これに伴い、株式会社タマリ工業の100.0%子会社である株式会社シンテックおよび株式会社テクノシステムも連結子会社となる。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。
  • 群馬県太田市に太田営業所を開設。
  • 2023年5月株式会社NDYエンジニアリング(現 株式会社N.Y.TEC、現 連結子会社)を山形県鶴岡市に設立。
  • 2024年6月米国のUptime EV Charger, Inc.(現 連結子会社)の株式を50.1%取得。
  • 2024年10月M&A株式会社NDYエンジニアリングが株式会社シンテックを吸収合併し、株式会社N.Y.TECに商号変更。
  • 2024年11月米国のIncome Power, Inc.(現 持分法非適用関連会社)の株式を29.4%取得。
  • 2025年10月NADEX INDIA Pvt. Ltd.(現 非連結子会社)をインド(ハリヤーナー州)に設立。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/4期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    トータルソリューションの深化

    「共創」を通じたグループおよびサプライチェーン全体の総合力を活かし、顧客目線での経済合理性を実現するためのメーカー機能を段階的に拡充します。変化する社会課題や顧客課題に合致する提案を強化し、既存事業の深化と新規分野の開拓を両立させます。

  2. 02

    スマートファクトリー化の推進

    人手不足や人件費高騰、環境問題など顧客の課題に対し、スマートファクトリー化を軸に高付加価値ソリューションの提供を強化します。スマートエナジー事業の展開も加速し、新業界・新分野の開拓を進めます。

  3. 03

    人的資本経営の推進

    社員エンゲージメントの向上を図るため、人的資本経営を推進します。社是の精神に基づき、社員の幸福と企業発展を目指し、個々の能力発揮と組織力強化に取り組みます。

  4. 04

    機動的財務体制への変革

    グループ成長戦略と連動し、機動的な財務体制を構築します。資本効率や財務健全性を意識しつつ、中長期的な企業価値向上に資する資金配分を行います。

  5. 05

    IR活動の強化

    適切な情報開示と双方向の対話を推進し、IR活動を強化します。ステークホルダーとの信頼関係を構築し、透明性の高い経営を実現します。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 11期分

グループ全体で731人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は627万円で、10期前と比べて+8.3%平均年齢は41.3歳、平均勤続年数は10.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年4月575
2017年4月584
2018年4月591
2019年4月57940.49.2590
2020年4月54840.810.2788
2021年4月51141.511.4789
2022年4月52741.711.7797
2023年4月58740.711.8771
2024年4月56841.611.2835120
2025年4月59442.411.783796
2026年4月62741.310.9731150

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年4月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率90.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)68.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社15(国内 5 / 海外 10、うち連結子会社 13) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
本社・工場 — 新潟市 北区971百万円
本社・工場 — 愛知県 西尾市893百万円
本社 — 名古屋市中区683百万円
日本
本社・工場 — 岐阜県 可児市469百万円
本社・工場 — 米国 ミシガン 州410百万円
北米
技術センター(愛知県北名古屋市) (注)1305百万円
日本
工場設備(可児) — 岐阜県可児市212百万円
日本
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ナ・デックス プロダクツ(注)2
    岐阜県可児市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社タマリ工業
    愛知県西尾市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社N.Y.TEC
    新潟市北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 テクノシステム(注)4
    浜松市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    NADEX OF AMERICA CORP.(注)2、6
    米国 デラウェア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    WELDING TECHNOLOGY CORP.(注)4
    米国 ミシガン州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Uptime EV Charger, Inc.(注)2、4
    米国 ミシガン州 · 連結子会社
    議決権50.1%
  • 海外
    NADEX MEXICANA, S.A. de C.V.(注)4
    メキシコ ケレタロ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    那電久寿機器(上海)有限公司(注)2、4
    中国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    NADEX ENGINEERING CO.,LTD.(注)4
    タイ バンコク · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    NADEX (THAILAND) CO.,LTD.
    タイ バンコク · 連結子会社
    議決権49.0%
  • 海外
    PT. NADESCO INDONESIA (注)4
    インドネシア チカラン · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社3社を開く
  • PT. NADESCO ENGINEERING INDONESIA(注)2、4インドネシア チカラン100%
  • 株式会社フジックス岡山県備前市30%
  • 杭州藤久寿机械制造 有限公司(注)5中国 浙江省杭州市100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年4月期の売上高は368億円営業利益11億円前期と比べると減収増益で、売上が-0.3%、利益が+37.5%。

売上高
-0.3%
368億円
営業利益
+37.5%
11億円
純利益
+133.3%
7億円
営業利益率
3.0%
前期比 +0.8%pt

会社が出している今期の予想2027年4月期

項目会社予想前期実績
売上高480億円368億円
営業利益22億円11億円
純利益11億円7億円
1株あたり配当¥40¥40

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は200億円、営業利益は7億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は−2.0%、営業利益は−22.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q8144.93
2023年4Q1004
2024年1Q8222.42
2024年2Q7922.51
2024年3Q72−1−1.41
2024年4Q11176.34
2025年2Q165−1−0.6−4
2025年4Q20494.47
2026年2Q16842.41
2026年4Q20073.56

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年4月期からの15期で、売上は180億円から368億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は3.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
PT. NADESCO INDONESIA(現 連結子会社)をインドネシア(チカラン)に設立。
2012年4月18083
大阪証券取引所と東京証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
2013年4月1881210
WELTRONIC/TECHNITRON, INC.からNADEX OF AMERICA CORP.に商号変更。
2014年4月230107
広島市安佐南区に広島営業所(現 広島市東区)を開設。
2015年4月3142414
PT. NADESCO ENGINEERING INDONESIA(現 連結子会社)をインドネシア(チカラン)に設立。
2016年4月303127
2017年4月3101812
2018年4月3432215
2019年4月3291611
2020年4月314106
2021年4月30796
2022年4月346149
株式会社NDYエンジニアリング(現 株式会社N.Y.TEC、現 連結子会社)を山形県鶴岡市に設立。
2023年4月3622013
株式会社NDYエンジニアリングが株式会社シンテックを吸収合併し、株式会社N.Y.TECに商号変更。
2024年4月34410122.98
NADEX INDIA Pvt. Ltd.(現 非連結子会社)をインド(ハリヤーナー州)に設立。
2025年4月369892.23
2026年4月36811133.07

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年4月期

売上高368億円のうち、営業利益として残るのは11億円3.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は7億円、売上の1.9%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金80.2%295億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.8%62億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.0%11億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
19.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.2pt
3.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.5pt
1.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.7pt
3.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2026年4月期は営業CFが28億円、投資CFが−8億円で、差し引きのフリーCFは20億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は48億円で、売上の1.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年4月58−101328
2013年4月11−20937
2014年4月11−25−1−1423
2015年4月14−2−11234
2016年4月9101043
2017年4月6−3−5340
2018年4月51−17−83466
2019年4月−2−3−6−556
2020年4月10−1812−862
2021年4月154−291952
2022年4月9−9−6049
2023年4月72−9951
2024年4月0−6−4−645
2025年4月20−11−19936
2026年4月28−8−102048

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2026年4月期の総資産は320億円。このうち返さなくてよい自己資本が206億円で、自己資本比率は62.9%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年4月154827253.0
2013年4月169937654.9
2014年4月20010010049.9
2015年4月23211911351.3
2016年4月23212111152.0
2017年4月2311339857.4
2018年4月27614313351.9
2019年4月25815110758.5
2020年4月30515315249.8
2021年4月27316111258.6
2022年4月29917312657.6
2023年4月29918811162.5
2024年4月31319411861.7
2025年4月30818911860.5
2026年4月32020611462.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年4月期の内訳
現金及び預金
48億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
154億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
26億円
在庫として抱えている分
負債合計
114億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
66
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り284社中46位あたり、逆に低いのはROE284社中244位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.4%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.0%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
62.9%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-0.3%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.1%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,270で、1年前と比べて+31.7%過去52週の値幅のなかでは74%の位置にある。

¥1,270-3.9%1ヶ月+4.2%1年+31.7%時価総額112億円
過去52週の値幅
安値¥919高値¥1,393

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.6倍
PER (会社予想)9.6倍
PBR0.50倍
配当利回り3.15%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月20日に1382円と前日比5.98%上昇し、52週高値1393円に僅か11円と迫った。1ヶ月で13.37%上昇し、25日移動平均線1243.6円を大きく上回る。75日線1162.57円も乖離が拡大、200日線1076.72円からは28%高。7月28日には1163円まで調整後、8月に入って上昇基調が強まり、出来高も増加傾向。RSIは86.62と極めて過熱しており、短期的な反落に注意が必要。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERは15.58倍で業界平均17.78倍を下回り、予想PERは9.6倍とさらに低い。PBRは0.498倍と解散価値以下で、業界平均1.23倍より大幅に低い。配当利回りは3.17%で平均2.99%を上回り、配当性向40.01%と適切。ROEは3.4%と低いが、収益は安定傾向。割安ではあるが、ROE低さにより成長性には疑問が残る。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.6倍17.9倍
PER (予想)9.6倍
PBR0.50倍1.24倍
ROE3.4%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

電子部品市況の変動が大きく、業績が不安定な中、テクノロジー分野の成長を取り込めるかが焦点。強気派は、AIやEV関連の需要増が追い風、高い配当利回りと株価の割安感を評価し、市況回復で業績が改善すると見る。一方、弱気派は、利益率の低さ、部品市況の悪化による減益を懸念し、中期的な成長が見込みにくいと指摘する。PBRは0.5倍と割安だが、その背景に将来への慎重な見方がある。

プラスに働く材料7
  • 成長市場への露出

    AIやEV向け電子部品の需要拡大が恩恵をもたらす可能性がある

  • 株主還元

    配当利回り3%超、自社株買いなど株主還元が手厚い

  • 低い評価

    PBR0.5倍、PER15倍で割安な水準にある

  • 営業利益率2.17%から2.99%へ改善決算発表後影響

    営業利益は前期比38%増の11億円、売上高368億円で営業利益率2.99%と前期2.17%を上回る。

  • 純利益3億円から7億円へ2倍超増加通年影響

    純利益は前期比2.3倍の7億円に増加、収益力の回復が株価の支えになる。

  • 市場予想純利益11.6億円達成でPER9.6倍に低下不定影響

    現在株価は予想PER9.6倍で純利益約11.6億円を織り込み、実績がこれを上回れば更に評価が上がる。

  • 配当利回り3.17%が株価の下支えに継続影響

    時価総額111億円に対して配当総額約3.5億円、利回り3.17%が相場下落時の買い支え要因。

マイナスに働く材料7
  • 低い利益率

    営業利益率が2-3%と低く、収益力が弱い

  • 市況変動の影響

    電子部品市況の悪化で減益となり、業績が変動しやすい

  • 成長鈍化

    売上高が伸び悩み、中期的な成長期待が薄い

  • 純利益8億円から3億円へ62.5%減益の実績通年影響

    2025年4月期の純利益は前期比62.5%減の3億円、収益変動の大きさは今後も業績予想の下振れリスク。

  • 売上高が前期比0.3%減の368億円と伸び悩み通年影響

    売上高は344億円→369億円→368億円と伸び悩み、成長期待が低くPER低水準に留まる要因。

  • ROE3.4%と低くPBR0.5倍から脱却できず継続影響

    ROE3.4%と低資本効率でPBR0.498倍に低迷、株主資本利益率の改善策が出ない限り評価は据え置き。

  • 純利益3億円に対し配当総額3.5億円の超配当次回株主総会影響

    配当総額は時価総額111億円×3.17%で約3.5億円、2025年4月期の純利益3億円を上回り減配懸念。

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益力が改善しているか確認するため
在庫水準
在庫過多が業績悪化につながるため
仕入れ単価動向
部品市況の変化を把握するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり40で、前期から6.1%いまの株価に対する利回りは3.15%。

年間配当
¥40
1株あたり
配当利回り
3.15%
いまの株価に対して
配当性向
40.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年4月2726.7
2018年4月4877.837.7
2019年4月36−25.042.0
2020年4月33−8.329.4
2021年4月11−66.729.3
2022年4月33200.039.0
2023年4月4330.337.3
2024年4月35−18.655.3
2025年4月33−5.744.9
2026年4月31−6.140.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥40

株主

有価証券報告書より

2026年4月期末の株主数は延べ4,514人。区分でいちばん多いのは個人・その他48.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が36.0%を占め、残る64.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年4月%2022年4月%2023年4月%2024年4月%2025年4月%2026年4月%
個人・その他47.447.347.649.847.648.2
事業法人23.224.221.822.622.723.3
外国法人17.516.818.114.616.514.4
金融機関11.010.810.311.412.112.7
自己株式3.43.12.93.03.54.9
証券会社0.91.02.31.61.01.3
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社アート・ギャラリー富士見19.15
02BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)7.56
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESOP信託口・80022口)4.83
04ナ・デックス社員持株会2.70
05古川雅隆2.65
06古川佳明2.52
07INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)2.37
08株式会社三井住友銀行1.73
09中山美和子(国内連絡先)1.64
10BBH FOR FIDELITY TRUST EMPLOYEE BENEFIT PLANS LOW PRICED STOCK POOL(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.40

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近5
  • 2026-06-22
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    新規の大量保有報告
    9.58%
    +1.14pt
  • 2026-06-22
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    9.58%
    +1.14pt
  • 2026-06-22
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    8.62%
    -0.96pt
  • 2026-06-22
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    8.65%
    +0.03pt
  • 2026-06-22
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    8.65%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+127%、1株純資産は15期で+190%。直近期のROEは3.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年4月368764.110.3
2013年4月11099611.84.919.1
2014年4月771,0707.57.822.4
2015年4月1491,27812.76.513.5
2016年4月771,2966.06.228.7
2017年4月1321,4239.75.726.7
2018年4月1581,55310.67.837.7
2019年4月1201,6327.57.142.0
2020年4月621,6413.810.729.4
2021年4月601,7253.611.829.3
2022年4月1011,8525.66.539.0
2023年4月1412,0047.37.237.3
2024年4月902,2184.311.855.3
2025年4月302,2381.329.544.9
2026年4月812,5363.413.240.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/4期の役員報酬は総額152百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
古川雅隆取締役会長58233,000
進藤大資代表取締役社長5440,000
横地克典常務取締役 経営企画室長5638,000
本田信之取締役 ソリューション センター長6918,000
野口葉子取締役51
加藤康次取締役64
渡邊修常任監査役(常勤)7158,000
仙田正典監査役71
横井陽子監査役55
市原裕也66

役員報酬の内訳2026/4

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)478301412130
社外取締役4133164
監査役11321515

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/4期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,508字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社13社および関連会社2社から構成されており、国内自動車業界でトップシェアを誇る抵抗溶接制御装置を主軸に、レーザ加工技術、異材接合、ITを用いた次世代工法・加工ソリューションの提供を行うプロセスソリューション事業、ロボット・FAシステムを中心とした省人化・自動化設備の代理店販売を、単体機から製造ラインまでワンストップで行うファクトリーオートメーション事業、当社グループが保有するメーカー機能・エンジニアリング機能を活用し、お客さまが求める生産システムをオーダーメイドで構想からカタチにするシステムインテグレーション事業、電子・電気制御部品の代理店販売を主軸としつつ、基板設計実装や制御盤製作などの提供を行う制御部品事業、電気自動車(EV)の普及にかかせない社会インフラ拡充のため、充電ステーションの建設、EVモニタリングシステムの開発・販売・サービスサポートまでを行うスマートエナジー事業を主要な事業として行っております。 なお、2025年10月に、MEDAR CANADA, LTD.は清算したことにより、連結の範囲から除外しております。 また、2025年6月に、株式会社画像処理技研は清算したことにより、持分法適用の範囲から除外しております。 当社グループの事業に係わる位置付けおよびセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、次の4地域は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 また、当連結会計年度より、これまでプロセスソリューション事業に含めて表示しておりました、北米セグメントの連結子会社であるUptime EV Charger, Inc.の事業を「スマートエナジー事業」として区分掲記しております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (収益認識関係)」に記載のとおりであります。 セグメント   名称   プロセスソリューション事業   ファクトリーオートメーション事業   システムインテグレーション事業   制御部品事業   スマートエナジー事業 日本   (当社) 株式会社ナ・デックス   〇   〇   〇   〇 (連結子会社) 株式会社 ナ・デックスプロダクツ   〇       〇 株式会社タマリ工業   〇       〇 株式会社N.Y.TEC           〇 株式会社テクノシステム           〇 (持分法適用関連会社) 株式会社フジックス           〇 杭州藤久寿机械制造 有限公司           〇 北米   (連結子会社) WELDING TECHNOLOGY CORP.   〇 Uptime EV Charger,Inc.                   〇 NADEX MEXICANA, S.A. de C.V.   〇   〇   〇 中国   (連結子会社) 那電久寿機器(上海) 有限公司   〇   〇       〇 東南アジア   (連結子会社) NADEX ENGINEERING CO.,LTD.   〇   〇   〇 NADEX (THAILAND) CO.,LTD.   〇   〇   〇   〇 PT. NADESCO INDONESIA   〇   〇   〇 PT. NADESCO ENGINEERING INDONESIA           〇 以上に述べた事項の事業系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,459字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社は創業以来、「企業の発展を通じて社員の幸福と社会の繁栄につくす」という社是のもとに、全社員が心を一つにして社業に邁進してまいりましたが、今後もこの精神は不変の企業理念として生き続けるものと考えております。 社是にも明示されているとおり、社員の幸福と社会が繁栄することを終局の使命と考えるものであり、この使命を果たすためには会社として常に最大限の業績を維持し、企業価値の増大を図ることが必要であると考えます。業績向上のない企業に社員の幸福と社会的貢献はありえず、社員一人ひとりがたゆまぬ努力を重ね、個々人に与えられた役割を果たすことによって企業の発展を目指してまいります。 (2) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、売上高、営業利益のほか、自己資本利益率、自己資本比率を、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等として用いております。 (3) 対処すべき課題 今後の我が国経済は、雇用や所得環境の改善、各種政策の効果が緩やかな回復を支えることが期待されておりますが、中東情勢やウクライナ情勢などの地政学リスクの高まり、米国の通商政策の影響や物価上昇の継続が及ぼす影響など、先行きは依然として不透明な状況が続くと予想されます。 当社グループの主要得意先である自動車関連企業につきましては、環境問題や社会課題に対応すべく設備や研究開発に対する投資は引続き堅調に推移すると見込んでおります。 このような経済環境のもとで当社グループは、2027年4月期を最終年度として策定いたしました中期経営計画に基づき、人手不足や人件費の高騰、環境問題への対応などの顧客課題に最適なソリューションの提案ができるグループ体制の構築を目指しております。特に、スマートファクトリー化の推進を軸に、高付加価値ソリューションの提供を強化するとともに、スマートエナジー事業展開を加速させるなど、新業界・新分野の開拓を進めております。また、これまで実施してきた成長投資や提案力強化の取組みは、案件の高度化や付加価値の向上といった形で着実に業績へ寄与し始めており、収益構造の改善にもつながっております。当連結会計年度につきましても、社会課題を起点に顧客課題を再定義し、潜在ニーズの顕在化を通じた提案型営業の高度化を推進することで、既存事業の深化と新規分野の開拓を両立し、事業ポートフォリオの変革を一層加速してまいります。 主たる取組み課題は、次のとおりであります。 ① 変化する社会顧客課題に合致する「トータル・ソリューション」の深化 「トータル」:「共創」を通じたグループ&サプライチェーンによる「総合力」の発揮 「ソリューション」:顧客目線での経済合理性を実現するためのメーカー機能の段階的拡充 ② 人的資本経営による社員エンゲージメントの向上 ③ グループ成長戦略と連動した機動的な財務体制への変革 ④ 適切な情報開示・双方向の対話の推進によるIRの強化 加えて、中期経営計画にも掲げております経営の基本方針「安心をつなぐ企業グループへ」に基づき、ESG視点によるサステナビリティ経営をより一層推進してまいります。 これからもお客様の事業に貢献できるよう当社グループの総合力を結集し、業績の向上と企業価値の増大に努めてまいります。
事業等のリスク3,124字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。当社グループは、これらのリスクを十分認識し、発生の回避やリスクの最小化に向けて努力していく所存であります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営環境の変化 当社グループは日本のほか、米国・メキシコ・中国・タイ・インドネシアにそれぞれ子会社を設立し、事業活動を行っておりますが、これらの国の経済動向は、当社グループの財政状態および経営成績などに重大な影響を及ぼす可能性があります。また、米中貿易摩擦の動向、ウクライナ情勢や中東地域などの地政学的リスクなど、政治情勢の変化または予期しない法律や規制の変更などの不安要因が存在しております。 当社グループは、経済動向の統計資料、法律や規制の変更に関する情報などの入手・分析を行い、グループ会社間で情報の共有を図ることでリスクの低減に努めております。 (2) 自動車関連企業への依存 当社グループの主要取引先は、自動車関連企業であります。自動車の生産台数は中長期的に世界規模で増加していくと予測されておりますが、環境規制の強化などを受けて電動化の流れが加速するなど、同業界は100年に一度と言われる大変革期を迎えており、同業界の設備投資動向や生産計画は、当社グループの財政状態および経営成績などに重大な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、変化する顧客ニーズに対応するため、積極的な研究開発活動や設備投資など、引続き同業界に貢献できるよう取組みを強化しております。また、業績の拡大と安定化のため、自動車関連以外の業種についても取引先を拡充する取組みを行っております。 (3) 原材料の調達 当社グループは、製品の製造のために半導体などの電子部品をはじめとする原材料を外部から調達しておりますが、市況の変化による品不足や価格の高騰などが発生した場合には、生産活動の遅延や販売機会の喪失、製造原価の上昇などにより、当社グループの財政状態および経営成績などに重大な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、製品の安定的な生産・供給体制を確保するため、代替品の検討や入手可能な原材料への設計変更、長納期品の先行手配などの取組みを行っております。 (4) 新製品の開発 当社グループは、抵抗溶接製品関連およびレーザ加工技術関連を主体に接合ソリューションの開発活動を行っております。主要取引先である自動車関連企業では、様々な難板組・異種材の接合に関するニーズが高まっておりますが、開発の進捗遅延や開発した製品が市場での優位性を維持することができない場合には、当社グループの財政状態および経営成績などに重大な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、市場ニーズの調査や競合企業の動向を的確に把握するとともに、必要に応じて産学官連携による共同開発を進めるなどの取組みを行っております。 (5) 製品の品質 当社グループは、品質マネジメントシステムの規格であるISO9001に基づく品質管理体制を構築し、製造および販売を行っておりますが、全ての製品について欠陥が無く、将来的にもクレームが発生しないという保証はありません。また、製造物責任賠償保険に加入しておりますが、最終的に負担する損害額を製造物責任賠償保険でカバーできず損失が発生した場合には、当社グループの財政状態および経営成績などに重大な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、ISO9001の活動を通じて品質管理体制の改善・向上を図り続ける取組みを行っております。 (6) 人財の確保および育成 当社グループは、事業活動を行うにあたり人財は重要な財産と位置付けており、中長期的な視野のもとその確保および育成に努めておりますが、昨今の少子高齢化に伴う労働人口の減少などにより十分な人財確保ができず、当社グループが長年培ってきた技術の伝承に支障が出た場合、当社グループの財政状態および経営成績などに重大な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、ダイバーシティの推進、働き方改革によるより働きやすい労働環境の整備を進めることで人財確保に努め、新卒採用のみならず必要な能力を備えた即戦力となる人財の中途採用を実施してまいります。 (7) 情報セキュリティ 当社グループは、事業活動を行うにあたり様々な機密情報や個人情報を有しておりますが、外部からのサイバー攻撃や不正アクセス、コンピューターウイルスへの感染などにより、これらの情報が外部へ流出・漏洩した場合、当社グループの社会的信用の低下や損害賠償請求などにより、当社グループの財政状態および経営成績などに重大な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、情報セキュリティに関する各種規程を制定するとともに、情報セキュリティ委員会を中心とした社員教育や啓発活動などに取組んでおります。 (8) 固定資産の減損 当社グループは、M&Aを持続的な成長による企業価値向上のための経営戦略の一つとして実施しており、のれんなどの無形固定資産を連結貸借対照表に計上しておりますが、経営環境の著しい変化等により期待される将来キャッシュ・フロー等の見積額が減少した場合、のれんなどの無形固定資産について減損損失が計上され、当社グループの財政状態および経営成績などに重大な影響を及ぼす可能性があります。 なお、当連結会計年度の連結貸借対照表に計上されているのれん(6億6千3百万円)および顧客関係資産(3億9千万円)は、株式会社タマリ工業およびUptime EV Charger, Inc.の株式を取得したことに伴い計上したものであります。 当社グループは、M&A実施時に対象企業の財務内容等について十分な検討を行うとともに、シナジー効果の最大化に向けた事業戦略の推進などに取組んでおります。 (9) 災害の発生 当社グループの事業所の多くは、東海地震防災対策強化地域に所在しており、この地域で大規模な地震等の災害が発生した場合、事業活動に遅延や停止が生じ、当社グループの財政状態および経営成績などに重大な影響を及ぼす可能性があります。また、原材料または商品の調達先が被災した場合、生産活動または営業活動の機会損失が発生する可能性があります。 当社グループは、調達先と連携を密に図りリスク管理を強化するとともに、調達先の複数化を図るなどサプライチェーンの強化に取組んでおります。 (10) 為替レートの変動 当社グループは日本のほか、米国・メキシコ・中国・タイ・インドネシアで事業活動を行っております。在外子会社等の現地通貨建ての財政状態および経営成績は、連結財務諸表の作成のために円換算されており、換算時の為替レートにより、これらの項目は現地通貨における価値が変わらなかったとしても、円換算後の価値が影響を受ける可能性があります。また、主に当社において、一部の在外顧客への販売は外貨建てにより行っており、換算時の為替レートにより、当社グループの財政状態および経営成績などに重大な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、外貨建取引や在外子会社等への投資等を実行する場合には、為替の変動リスクを軽減するため、為替予約等によるヘッジ取引を行っております。
経営成績の分析 (MD&A)8,145字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社および連結子会社)の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要ならびに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態および経営成績の状況 イ.経営成績 当連結会計年度における我が国経済は、堅調な企業収益を背景に雇用・所得環境が改善し、各種政策の効果が期待される中で、設備投資に持直しの動きがみられるなど緩やかな回復基調で推移いたしました。世界経済につきましては、先進国を中心に持直しの動きが継続しておりますが、中東情勢やウクライナ情勢などの地政学的リスク、物価動向や米国の通商政策の影響、金融資本市場の変動など、景気の先行きは依然として不透明な状況で推移いたしました。 当社グループの主要得意先である自動車関連企業につきましては、国内市場では販売台数が前年同期並みとなり、海外市場では順調に販売台数を増やしてきた電気自動車(EV)に一服感がみられました。 このような経済環境のもとで当社グループは、2027年4月期を最終年度として策定いたしました新たな中期経営計画に基づき、人手不足や人件費の高騰、環境問題への対応などの顧客課題に最適なソリューションの提案ができるグループ体制の構築を推進し、ソリューションの質の向上・領域の拡大を図ることで、収益性の向上、新業界・新分野の開拓を進めております。 この結果、当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高は368億3千8百万円と前連結会計年度に比べ5千2百万円(△0.1%)の減収となりましたが、営業利益は11億1千9百万円と前連結会計年度に比べ3億5千6百万円(46.7%)、経常利益は12億7千万円と前連結会計年度に比べ3億7千5百万円(41.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益は6億5千9百万円と前連結会計年度に比べ4億7百万円(162.0%)のそれぞれ増益となりました。 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。 (日本) 日本につきましては、自動車関連企業向け生産設備の売上が減少したことなどにより、売上高は270億7千9百万円と前連結会計年度に比べ28億6千1百万円(△9.5%)の減収となりましたが、前連結会計年度には受注損失引当金繰入額を計上していたことなどにより、営業利益は8億2千1百万円と前連結会計年度に比べ1億5千9百万円(24.0%)の増益となりました。 (北米) 北米につきましては、前年に実施したM&Aに伴う連結子会社の増加などにより、売上高は68億1千4百万円と前連結会計年度に比べ30億3百万円(78.8%)の増収となり、営業利益は1億4千8百万円と前連結会計年度に比べ4千万円(36.9%)の増益となりました。 (中国) 中国につきましては、事業再編によるコスト削減に努めているものの、自動車関連企業向け生産設備の売上が減少したことなどにより、売上高は13億7千9百万円と前連結会計年度に比べ2億6千2百万円(△15.9%)の減収となり、営業損失は5千7百万円(前連結会計年度は1億3千4百万円の営業損失)となりました。 (東南アジア) 東南アジアにつきましては、自動車関連企業向け生産設備の売上が増加したことなどにより、売上高は26億2千6百万円と前連結会計年度に比べ2億8千万円(11.9%)の増収となり、営業利益は1億7千9百万円と前連結会計年度に比べ4千8百万円(36.7%)の増益となりました。 ロ.財政状態 (総資産) 当連結会計年度末における総資産は320億2千2百万円と前連結会計年度末に比べ12億3千9百万円増加いたしました。その主な要因は、流動資産の電子記録債権の減少18億4千万円、仕掛品の減少3億9千6百万円および原材料の減少3億7千1百万円などがあったものの、流動資産の現金及び預金の増加11億3千3百万円、前渡金の増加9億7千9百万円および投資その他の資産の投資有価証券の増加19億2百万円などがあったためであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債は114億2千5百万円と前連結会計年度末に比べ4億2千万円減少いたしました。その主な要因は、流動負債の支払手形及び買掛金の増加6億5千7百万円、契約負債の増加6億7千5百万円および固定負債の繰延税金負債の増加4億1千1百万円などがあったものの、流動負債の電子記録債務の減少18億4千2百万円、短期借入金の減少1億円、1年内返済予定の長期借入金の減少1億1千万円および未払法人税等の減少1億5千2百万円などがあったためであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は205億9千6百万円と前連結会計年度末に比べ16億5千9百万円増加いたしました。その主な要因は、株主資本の自己株式の増加1億2千3百万円などがあったものの、株主資本の利益剰余金の増加1億2千4百万円、その他の包括利益累計額のその他有価証券評価差額金の増加11億4千3百万円および為替換算調整勘定の増加3億6千6百万円などがあったためであります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ11億3千2百万円増加し、47億5千9百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により得られた資金は、27億7千2百万円(前連結会計年度は20億2千7百万円の収入)となりました。これは主に、固定資産売却益2億3千9百万円、その他の資産の増加額8億6千7百万円、仕入債務の減少額12億5千3百万円および法人税等の支払額9億3千5百万円などによる資金の減少要因があったものの、税金等調整前当期純利益12億9千3百万円、減価償却費5億4千7百万円、のれんの償却額1億7千1百万円、売上債権の減少額23億2千2百万円、棚卸資産の減少額9億5千2百万円およびその他の負債の増加額8億5百万円などによる資金の増加要因があったためであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により使用した資金は、7億6千2百万円(前連結会計年度は10億5千3百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の売却による収入4億9千万円などによる資金の増加要因があったものの、有形固定資産の取得による支出5億6千4百万円、無形固定資産の取得による支出2億6千1百万円、子会社株式の取得による支出1億9千3百万円および長期貸付けによる支出1億6千7百万円などによる資金の減少要因があったためであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により使用した資金は、9億7千7百万円(前連結会計年度は18億9千5百万円の支出)となりました。これは主に、短期借入金の返済による支出1億円、長期借入金の返済による支出1億3千万円、自己株式の取得による支出3億8千6百万円および配当金の支払額2億8千6百万円などによる資金の減少要因があったためであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 イ.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前年同期比(%) 日本   7,926,308   △17.7 北米   2,005,098   0.8 中国   1,366,074   △12.6 東南アジア   147,501   11.8 合計   11,444,983   △14.0 (注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.金額は販売価額で表示しております。 ロ.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 日本   4,487,919   △32.2   3,925,574   △25.5 北米   21,549,304   315.2   18,392,102   447.0 中国   1,079,157   △29.7   12,244   △94.5 東南アジア   179,081   42.0   167,977   7.0 合計   27,295,463   102.5   22,497,899   149.4 (注) 1.セグメントのうち受注販売を行っているのは、製品および工事売上のみでありますので、上記金額は、その製品および工事の受注高、受注残高であります。 2.セグメント間の取引については相殺消去しております。 3.金額は販売価額で表示しております。 ハ.商品仕入実績 当連結会計年度における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   商品仕入高(千円)   前年同期比(%) 日本   15,631,018   △11.4 北米   100,468   △63.3 東南アジア   1,920,313   30.2 合計   17,651,799   △8.9 (注) 金額は仕入価額で表示しております。 ニ.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) 日本   26,128,824   △10.6 北米   6,802,034   81.4 中国   1,289,833   △18.3 東南アジア   2,617,501   12.2 合計   36,838,193   △0.1 (注) セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態および経営成績の状況に関する認識および分析・検討内容 当連結会計年度における我が国経済は、堅調な企業収益を背景に雇用・所得環境が改善し、各種政策の効果が期待される中で、設備投資に持直しの動きがみられるなど緩やかな回復基調で推移いたしました。世界経済につきましては、先進国を中心に持直しの動きが継続しておりますが、中東情勢やウクライナ情勢などの地政学的リスク、物価動向や米国の通商政策の影響、金融資本市場の変動など、景気の先行きは依然として不透明な状況で推移いたしました。当社グループの主要得意先である自動車関連企業につきましては、国内市場では販売台数が前年同期並みとなり、海外市場では順調に販売台数を増やしてきた電気自動車(EV)に一服感がみられ、日本セグメントにおきましては、自動車関連企業向け生産設備の売上が減少したことなどにより、売上高は前連結会計年度に比べ減収となったものの、前連結会計年度には受注損失引当金繰入額を計上していたことなどにより、営業利益は増益となりました。北米セグメントにおきましては、前連結会計年度に実施したM&Aに伴う連結子会社の増加などにより、また東南アジアセグメントにおきましては、自動車関連企業向け生産設備の売上が増加したことなどにより、両セグメントは売上高・営業利益ともに前連結会計年度に比べ増収増益を確保することができました。なお、中国セグメントにおきましては、事業再編によるコスト削減に努めているものの、自動車関連企業向け生産設備の売上が減少したことなどにより、売上高は前連結会計年度に比べ減収となり、営業損失の計上となりました。この結果、当連結会計年度の売上高は368億3千8百万円と前連結会計年度に比べ5千2百万円(△0.1%)の減収となりましたが、営業利益は11億1千9百万円と前連結会計年度に比べ3億5千6百万円(46.7%)の増益となりました。 営業外損益は1億5千1百万円の利益と前連結会計年度に比べ1千9百万円の増益となり、経常利益は12億7千万円と前連結会計年度に比べ3億7千5百万円(41.9%)の増益となりました。 特別損益は2千2百万円の利益(前連結会計年度は1億7千4百万円の損失)となり、法人税等合計は5億3千万円と前連結会計年度に比べ8千3百万円増加し、非支配株主に帰属する当期純利益は1億3百万円と前連結会計年度に比べ8千2百万円増加したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は6億5千9百万円と前連結会計年度に比べ4億7百万円(162.0%)の増益となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容ならびに資本の財源および資金の流動性に係る情報 当社グループの資金需要の主なものは、商品および原材料などの購入のほか、製造経費、販売費及び一般管理費などの運転資金および有形固定資産、無形固定資産などの設備資金であり、自己資金のほか必要に応じて金融機関からの借入れにより調達しております。 運転資金については、当社および国内連結子会社においてCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)を導入し、各社における余剰資金を当社へ集中し一元管理を行うことで、資金効率の向上を図っております。また、取引銀行1行とコミットメントライン契約(借入未実行残高10億円)および取引銀行4行と当座貸越契約(借入未実行残高61億5千万円)を締結しており、資金の流動性を確保しております。 当連結会計年度における当社グループのキャッシュ・フローは、営業活動により27億7千2百万円の収入、投資活動により7億6千2百万円の支出の結果、フリー・キャッシュ・フローは20億9百万円の収入となり、財務活動により9億7千7百万円の支出などにより、現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べ11億3千2百万円増加し、47億5千9百万円となりました。 ③ 重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益および費用の報告額に影響を及ぼす見積りおよび仮定を用いておりますが、これらの見積りおよび仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積りおよび仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 イ.固定資産の減損 当社は、レーザに関する生産設備の設計・製作において高い技術力を有しており、システムインテグレーターとしての機能を備えている株式会社タマリ工業の株式を取得することで、これまで当社グループが培ってきたレーザ事業においてシナジー効果が見込まれ、更にはFAシステム事業とも有機的な連携を図ることで、顧客への提供価値を向上させ、トータルソリューションを提供できる体制の構築を一層加速させることが可能と判断し、2019年11月に株式会社タマリ工業の株式を取得しており、取得原価の一部を株式会社タマリ工業およびその子会社に関連するのれんおよび顧客関係資産に配分しております。 当該のれんおよび顧客関係資産のうち、株式会社タマリ工業について減損の兆候を識別しましたが、減損損失を認識するかどうかの判定に際して、割引前将来キャッシュ・フローの総額と、のれんを含むより大きな単位での資産グループ合計の帳簿価額とを比較した結果、割引前将来キャッシュ・フローが帳簿価額を上回ったため、当連結会計年度において、減損損失の認識は不要と判断しました。 将来キャッシュ・フローは、株式会社タマリ工業の経営者により承認された事業計画を基礎とし、将来の不確実性を考慮して見積っております。当該将来キャッシュ・フローは将来の売上の予測や利益率の予測、その他の費用の予測などの不確実性を伴う重要な会計上の見積りが含まれるものであり、主として受注獲得予測、売上の成長率、変動費率、固定費の発生状況などに仮定を用いており、これらの影響を受けて変動します。株式会社タマリ工業に関連する市場環境の悪化、技術的な環境の悪化等により、将来キャッシュ・フローの予測が大きく変動した場合には、翌連結会計年度において、減損損失を認識する可能性があります。 ロ.繰延税金資産の回収可能性 当社グループでは繰延税金資産の計上に当たり、経営環境等が当社グループの業績へ及ぼす影響および将来減算(加算)一時差異の解消スケジュール等を検討し、将来の課税所得等の予測を行っております。その結果、将来実現が困難と判断された繰延税金資産については、評価性引当額を計上しております。 ハ.退職給付に係る負債または資産 当社グループの退職給付に係る負債または資産については、数理計算上で設定される前提条件に基づいて算出されております。これらの前提条件には、割引率、将来の報酬水準、退職率、直近の統計数値に基づいて算出される死亡率および年金資産の長期期待運用収益率等が含まれます。割引率は、期末における安全性の高い債券の利回りを基礎として決定しております。長期期待運用収益率は、年金資産が投資されている資産の種類毎の長期期待運用収益率の加重平均に基づいて計算しております。実際の結果が前提条件と異なる場合、または前提条件が変更された場合には、将来期間において認識される費用および計上される債務に影響を及ぼします。 ニ.一定期間にわたり履行義務が充足される工事請負契約に関する収益の認識 当社グループは、一定期間にわたり履行義務が充足される工事請負契約については、期間がごく短い工事等を除き、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき収益を一定の期間にわたり認識しております。進捗度の測定は、各報告期間の期末日までに発生した工事原価が、予想される工事原価の総額に占める割合に基づいて行っております。なお、履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積ることができないものの、当該履行義務を充足する際に発生する費用を回収することが見込まれる場合には、原価回収基準により収益を認識しております。工事案件ごとに継続的に工事原価の総額および工事進捗度の見直しを実施するなど、適切な原価管理に取組んでおりますが、それらの見直しが必要になった場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、売上高、営業利益のほか、自己資本利益率、自己資本比率を、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等として用いており、各指標等の状況は次のとおりであります。 なお、2027年4月期を最終年度とする当社グループの中期経営計画において、売上高443億円、営業利益22億円、自己資本利益率8.0%を業績目標として掲げております。 指標等   2025年4月   2026年4月   増減 売上高   36,890,907千円   36,838,193千円   △52,713千円 営業利益   762,769千円   1,119,195千円   356,425千円 自己資本利益率   1.32%   3.40%   2.08ポイント 自己資本比率   60.47%   62.93%   2.46ポイント

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出典

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