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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

東海染工

Tokai Senko K.K.3577 · Standard · 繊維製品

各種繊維製品の加工販売を中核に、縫製品販売、子育て支援、倉庫、機械販売、洗濯、不動産賃貸まで手掛ける多角型繊維企業。

概要

東海染工は1941年に名古屋で創業した繊維の染色加工業者である。綿織物の染色に始まり、合繊織物への対応や海外生産を拡大してきた。現在は染色加工を中核に、縫製品販売、子育て支援、倉庫、機械販売、洗濯などの多角事業を展開する。東京証券取引所スタンダード市場と名古屋証券取引所プレミア市場に上場し、連結従業員数は811人。2026年3月期の売上高は143億円である。

染色加工を中核とする7つのセグメント

当社グループは当社と子会社6社で構成される。主要セグメントは染色加工事業で、国内では当社と子会社の㈱デッサン・ジュンが、海外ではタイのTOKAI DYEING CO.,(THAILAND)LTD.とインドネシアのP.T. TOKAI TEXPRINT INDONESIAが従事する。このほかに縫製品販売事業、子育て支援事業(㈱トットメイト、㈱マミーズ)、倉庫事業(TKサポート㈱)、機械販売事業、洗濯事業、不動産賃貸事業を含むその他事業がある。セグメント間の取引や技術指導料の授受も行われる。

国内拠点の集約と海外子会社の並立

国内の生産拠点は名古屋事業所、浜松事業所、岐阜事業所の3つである。過去には京都事業所や木曽川事業所、磐田事業所も存在したが、事業の集約や閉鎖により整理されてきた。海外では1963年にタイにTOKAI DYEING CO., (THAILAND) LTD.を合弁設立し、1990年にはインドネシアにP.T. TOKAI TEXPRINT INDONESIAを設立。米国にあったTEXPRINT,INC.は2012年に清算され、現在はアジア2拠点が稼働する。

売上高143億円、営業利益1.6億円の収益構造

2026年3月期の連結売上高は13,783百万円で、前期比3.9%減となった。営業利益は163百万円と前期の419百万円から大幅に減少し、営業利益率は1.2%にとどまる。染色加工事業が売上の約65%を占めるが、同事業は114百万円の営業損失を計上した。一方、子育て支援事業は売上4,245百万円、営業利益138百万円と増収増益を達成し、洗濯事業も売上187百万円で営業利益25百万円と好調である。

ROE10%以上を目標とする経営指標

当社グループは経営上の目標指標としてROE(自己資本当期純利益率)10%以上を掲げている。2026年3月期の親会社株主に帰属する当期純利益は202百万円であり、自己資本は約2,500百万円と推定されるため、ROEは8%程度と目標には届いていない。経営方針では、染色加工事業の立て直し、子育て支援事業の拡大、非繊維事業の成長と新規事業の創出を優先課題として挙げている。

業界の中での役割は繊維製品の染色加工を担うメーカーであり、国内・海外子会社を通じてアパレル等向けに加工サービスを提供。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
138億円
営業利益
2億円
営業利益率
1.4%
純利益
2億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01繊維製品主力

各種繊維製品の染色加工・販売が主力。当社が直接従事し、国内子会社とタイ・インドネシアの海外子会社も加工を担う。海外子会社は技術指導料などを当社に支払い、グループ一体で供給体制を構築。

主な製品・サービス1
染色加工
繊維製品の染色加工全般。顧客の要望に応じた色・風合いを実現し、衣料・資材向けに加工済み製品を供給。

02縫製品準主力

縫製品の販売を当社が直接手掛ける。染色加工で培った技術・取引先基盤を活かし、衣料品等の縫製品を市場へ供給。

主な製品・サービス1
縫製品
衣料品等の縫製済み製品。染色加工事業と連携し、仕上げから製品化まで一貫した供給を実現。

03子育て支援準主力

国内子会社2社が子育て支援事業を担当。繊維事業で築いた販路やノウハウを活かし、保育・子育て関連サービスを提供。

04倉庫副次

国内子会社が倉庫事業を担い、グループ内外の物流・保管ニーズに対応。当社も業務の一部を委託し、効率的な運営を図る。

05機械販売副次

当社と国内子会社が機械販売事業に従事。染色加工設備等の関連機械を顧客に供給し、加工事業との相乗効果を発揮。

主な製品・サービス1
機械販売
繊維加工関連の機械装置。染色加工で得た知見を活かし、顧客の生産設備導入を支援。

06洗濯副次

当社と国内子会社が洗濯事業を実施。繊維製品のメンテナンス・クリーニングサービスを提供し、顧客の製品管理をサポート。

主な製品・サービス1
洗濯サービス
繊維製品の洗濯・クリーニング。加工・販売だけでなく、アフターケアまで一貫して対応。

07不動産賃貸その他

当社と国内子会社が不動産賃貸事業を展開。食品加工施設等の賃貸を行い、グループ収益の多様化に寄与。

製品と技術

綿・合繊織物の染色加工を核とする技術

染色加工事業は当社の主力であり、綿織物に加えてポリエステル100%品やレーヨン、ポリエステル混紡など多様な素材に対応する。加工料部門とテキスタイル販売部門の二本立てで、加工料部門では顧客から預かった生地の染色・加工を請け負い、テキスタイル販売部門では自社で加工した生地を販売する。無地染めと捺染(プリント)の両方の技術を持ち、特に無地染めでは新たな設備投資を進めて需要に対応している。

自動濃度制御装置と機械販売事業

機械販売事業では、染色工程で使用する「自動濃度制御装置」の販売を手がける。2026年3月期には4台を販売した。この装置は染色加工で培った技術を応用したもので、薬液濃度を自動制御する。近年は異業種への販路拡大も進めており、染色関連設備以外の分野にも技術転用を図っている。売上高は66百万円と小規模だが、既存事業とシナジーを持つニッチな分野である。

洗濯事業とホテルリネン需要への対応

2017年4月に名古屋事業所で開始した洗濯事業は、ホテルリネンやレジャー関連の洗濯を扱う。2026年3月期はインバウンド需要の増加を背景にホテルリネンが好調で、売上高187百万円、営業利益25百万円と前年比126%増の伸びを示した。労務費・エネルギー費の上昇に対応するため価格改定も実施しており、非繊維事業の柱の一つとして成長している。

子育て支援事業で築く第二の収益基盤

2010年に設立した株式会社トットメイトを中核に、子育て支援事業を展開する。企業内保育所の運営受託、認可保育園、放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)を手がける。2026年3月期には放課後児童クラブが名古屋市13校、瀬戸市1校で新たに開所予定である。売上高は4,245百万円と全社売上の約31%を占め、染色加工事業に次ぐ規模に成長した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

繊維製品のなかでの位置

繊維加工の中堅、収益低迷で構造改革待ち

東海染工は、繊維製品の染色加工・販売を手掛ける中堅企業です。売上高は140億円前後で安定しているものの、営業利益率は2025年3月期2.8%から2026年3月期1.45%へ低下傾向にあります。同業のグンゼや富士紡ホールディングスが収益改善を進める中、コスト競争力や差別化で劣後しています。低採算体質からの脱却が急務であり、高付加価値品へのシフトや生産効率化が求められます。

強み

  • 染色加工で培った技術力やノウハウがあり、品質面での信頼がある。
  • 既存顧客との長期取引により、一定の売上ベースを確保。
  • 多品種に対応可能な加工設備を持ち、顧客ニーズに柔軟に対応。
  • 国内生産により、短納期や品質管理の面で海外勢と差別化可能。

課題

  • 営業利益率1~2%台と低く、コスト削減や高付加価値化が必要。
  • 国内繊維市場の縮小やアパレルの海外シフトで受注減のリスク。
  • 大手や海外勢との価格競争に晒され、独自性を打ち出しにくい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

繊維製品の時価総額近傍。太字が東海染工

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
13583オーベクス42億円6.4倍
28040東京ソワール40億円110.0倍
33524日東製網39億円5.7倍
43202ダイトウボウ39億円42.2倍
53577東海染工34億円14.9倍
63607クラウディアホールディングス34億円5.2倍
78013ナイガイ30億円56.6倍
83409北紡29億円
93600フジックス25億円
103598山喜25億円
11442Aクラシコ17億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

綿織物の染色加工業として名古屋で創業した1941年

1941年3月、名古屋市内に綿織物の染色加工を目的として東海染工株式会社が設立された。戦後の1948年4月には枇杷島工場(現・名古屋事業所)を設置し、同時に大阪営業所を開設。1954年には富士染絨株式会社の事業を継承し、子会社として発足させた。同年10月には枇杷島工場を本社工場に昇格し、大阪営業所を支店とした。創業から10年余りで生産・営業の基盤を固めた。

富士染絨・浜松染工の吸収合併で規模を拡大した1956〜1962年

1956年10月、富士染絨株式会社を吸収合併し、同時に商号を東海染工株式会社に変更。旧富士染絨株式会社は木曽川工場となった。1961年10月には浜松染工株式会社を吸収合併し浅田工場として発足、同年には名古屋証券取引所市場第二部に上場した。1962年には本社工場を名古屋事業所、木曽川工場を木曽川事業所、浅田工場を浜松事業所に改称。同年11月には大阪証券取引所市場第二部にも上場した。

タイと米国に海外拠点を設立した1963〜1973年

1963年6月、タイ王国バンコック市郊外に綿織物・合繊織物の染色加工業を目的とする合弁会社TOKAI DYEING CO., (THAILAND) LTD.を設立した。1973年7月には米国ジョージア州に合繊織編物の捺染加工を目的とするTEXPRINT,INC.を合弁設立。1971年2月には東京証券取引所市場第二部に上場し、1986年2月には東京・大阪・名古屋各証券取引所市場第一部に上場した。海外展開と国内上場を同時に進めた時期である。

京都・木曽川事業所の統合で効率化を進めた1990年代

1990年9月、インドネシア共和国ジャカルタ市郊外にP.T. TOKAI TEXPRINT INDONESIAを合弁設立した。1995年10月には捺染事業の集約を目的に京都事業所を名古屋事業所に統合。1997年11月には無地染事業の集約を目的に木曽川事業所を浜松事業所に統合した。2000年9月には日本染工株式会社を吸収合併。1990年代を通じて国内拠点の統廃合を進め、生産効率の向上を図った。

他社事業譲受と保育サービス参入で多角化した2000年代

2006年4月に今枝染工株式会社の染色加工事業を譲受し、2007年5月にはサカレン株式会社の同事業を譲受した。2009年10月に編物加工事業を岐阜事業所に集約。2010年3月には保育サービス事業を目的とする株式会社トットメイトを設立し、同年6月には大和染工株式会社の染色加工事業を譲受して磐田事業所とした。2013年12月に磐田事業所を閉鎖する一方、2017年4月には名古屋事業所で新たに洗濯事業を開始した。

市場区分変更と子会社統合を経た2022〜2023年

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第一部からスタンダード市場に移行し、名古屋証券取引所では市場第一部からプレミア市場に移行した。同年5月には子会社の株式会社トットメイトが株式会社マミーズの株式を取得し、子育て支援事業を拡大。2023年4月には株式会社東海トレーディングを吸収合併した。これらの組織再編により、グループ経営の効率化と事業領域の再構築が進められた。

年表39件を開く

1940年代

  • 1941年3月創業名古屋市内に綿織物の染色加工を目的として東海染工株式会社を設立
  • 1948年4月枇杷島工場(現、名古屋事業所 愛知県清須市西枇杷島町)を設置 大阪営業所(大阪市東区高麗橋)を設置

1950年代

  • 1954年9月富士染絨株式会社の事業を継承、当社の子会社として発足
  • 1954年10月枇杷島工場を本社工場に、大阪営業所を支店に昇格
  • 1956年10月創業富士染絨株式会社に吸収合併、同時に商号を東海染工株式会社に変更 旧富士染絨株式会社を木曽川工場として発足

1960年代

  • 1961年10月創業浜松染工株式会社を吸収合併し浅田工場として発足 名古屋証券取引所市場第二部に上場
  • 1962年4月本社工場を名古屋事業所、木曽川工場を木曽川事業所、浅田工場を浜松事業所に各々改称
  • 1962年11月上場大阪証券取引所市場第二部に上場
  • 1963年1月東京営業所(東京都中央区日本橋)を設置
  • 1963年6月タイ王国バンコック市郊外に綿織物、合繊織物の染色加工業のTOKAI DYEING CO., (THAILAND) LTD.を合弁で設立
  • 1966年5月岐阜事業所(岐阜県羽島市)を設置
  • 1967年5月創業倉庫事業の東染総業株式会社(現、TKサポート株式会社)を設立

1970年代

  • 1971年2月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1972年5月創業都染色工芸株式会社を吸収合併し、京都事業所として発足
  • 1973年4月本社事務所及び大阪支店を大阪国際ビル(大阪市東区安土町)に設置
  • 1973年7月米国ジョージア州に合繊織編物の捺染加工を目的としたTEXPRINT,INC.を合弁で設立

1980年代

  • 1986年2月上場東京・大阪・名古屋各証券取引所市場第一部に上場
  • 1988年5月本社事務所を大名古屋ビルヂング(名古屋市中村区)に移転

1990年代

  • 1990年9月インドネシア共和国ジャカルタ市郊外に綿・レーヨンの捺染、無地染のT.T.I.(P.T. TOKAI TEXPRINT INDONESIA)を合弁で設立
  • 1995年10月M&A京都事業所を捺染事業集約を目的に名古屋事業所に統合
  • 1997年11月M&A木曽川事業所を無地染事業集約を目的に浜松事業所に統合

2000年代

  • 2000年9月M&A日本染工株式会社を吸収合併
  • 2003年10月大阪支社を淡路町ダイビル(大阪市中央区淡路町)に移転
  • 2003年12月上場大阪証券取引所市場第一部における上場を廃止
  • 2006年4月今枝染工株式会社の染色加工事業を譲受
  • 2007年5月サカレン株式会社の染色加工事業を譲受
  • 2009年10月編物加工事業を岐阜事業所に集約

2010年代

  • 2010年3月創業保育サービス事業の株式会社トットメイトを設立
  • 2010年6月織物加工事業を浜松事業所に集約
  • 2010年6月創業大和染工株式会社の染色加工事業を譲受し、磐田事業所として発足
  • 2012年6月TEXPRINT(GA.),INC.(旧、TEXPRINT,INC.)を清算
  • 2012年7月本社事務所を名古屋ルーセントタワー(名古屋市西区)に移転
  • 2013年12月磐田事業所を閉鎖
  • 2015年11月本社事務所を大名古屋ビルヂング(名古屋市中村区)に移転
  • 2017年4月名古屋事業所にて洗濯事業を開始

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所市場第一部からスタンダード市場に移行
  • 2022年4月名古屋証券取引所の市場区分見直しにより、名古屋証券取引所市場第一部からプレミア市場に移行
  • 2022年5月株式会社トットメイトが、株式会社マミーズの株式を取得
  • 2023年4月M&A株式会社東海トレーディングを吸収合併

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE(自己資本当期純利益率)10%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    生活関連創造事業への転換

    人々の生活に直結する商品・サービスを扱う生活関連事業会社への転換を推進し、子育て支援、洗濯、機械販売などの非繊維事業を拡大する。国内外で新規事業の創出・発掘を図る。

  2. 02

    繊維事業の受注拡大と技術開発

    国内ではポリエステル100%品など新素材への対応や特殊加工品の開発、振替受注の取り込みを進める。海外では既存取引先との連携強化と新規マーケット開拓に注力する。

  3. 03

    子育て支援事業の拡大

    企業内保育所の運営受託や放課後児童クラブの公募を進め、処遇改善による人材確保で事業拡大を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で811人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は471万円で、9期前と比べて10.7%平均年齢は45.4歳、平均勤続年数は21.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月926
2018年3月948
2019年3月52746.120.3943
2020年3月50846.520.5912
2021年3月45045.220.2840
2022年3月48345.020.2806
2023年3月47944.621.0804
2024年3月48845.521.0777
2025年3月49444.419.778251
2026年3月47145.421.381125

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率10.7%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)82.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 3 / 海外 2、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
浜松事業所 — 静岡県浜松市1,259百万円
染色加工事業
賃貸用土地 — 名古屋市北区761百万円
その他事業
P.T.TOKAI TEXPEINT INDONESIA — インドネシア共和国ブカシ県726百万円
染色加工事業
名古屋事業所 — 愛知県清須市505百万円
染色加工事業 その他及び全社
岐阜事業所 — 岐阜県羽島市270百万円
染色加工事業
賃貸用住宅 — 滋賀県湖南市221百万円
その他事業
TOKAI DYEING CO., (THAILAND) LTD. — タイ王国サムットプラカーン県148百万円
染色加工事業
㈱トットメイト — 愛知県名古屋市120百万円
子育て支援事業
賃貸用商業施設 — 大阪府吹田市94百万円
その他事業
その他82百万円
ほか7件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    TKサポート株式会社
    名古屋市 中村区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社トットメイト(注)5
    愛知県清須市西枇杷島町
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社マミーズ(注)3
    名古屋市 東区 · 連結子会社
    議決権98.2%
  • 海外
    TOKAI DYEING CO., (THAILAND) LTD. (注)4
    タイ王国 サムットプラカーン県 · 連結子会社
    議決権98.9%
  • 海外
    P.T.TOKAI TEXPRINT INDONESIA (注)4.6
    インドネシア共和国 ブカシ県 · 連結子会社
    議決権54.2%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は138億円営業利益2億円前期と比べると減収減益で、売上が-3.5%、利益が-50.0%。

売上高
-3.5%
138億円
営業利益
-50.0%
2億円
純利益
-33.3%
2億円
営業利益率
1.4%
前期比 -1.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高145億円138億円
営業利益5億円2億円
純利益3億円2億円
1株あたり配当¥25¥25

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は32億円、営業利益は−1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+3.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q32−1
2024年1Q31−1−3.2−1
2024年2Q3400.00
2024年3Q3412.91
2024年4Q331
2025年2Q6700.00
2025年4Q7645.33
2026年2Q6611.50
2026年4Q7211.42
2027年1Q32−1−3.10

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は144億円から138億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は1.4%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月14441
2014年3月15454
2015年3月16375
2016年3月164106
2017年3月158127
2018年3月14994
2019年3月14584
2020年3月1406−6
2021年3月106−1−2
2022年3月11110
株式会社東海トレーディングを吸収合併
2023年3月1312−1
2024年3月13211
2025年3月143462.83
2026年3月138231.42

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高138億円のうち、営業利益として残るのは2億円1.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の1.4%にあたる。営業利益率は業種中央値3.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金87.0%120億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.3%17億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.4%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
13.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.4pt
1.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.8pt
1.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.8pt
2.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが6億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは5億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は30億円で、売上の2.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月4−72−314
2014年3月5−83−315
2015年3月10−3−7716
2016年3月12−5−9714
2017年3月17−5−71219
2018年3月12−8−4419
2019年3月9−6−3319
2020年3月11−70423
2021年3月3−4−1−121
2022年3月110223
2023年3月2−10125
2024年3月50−4527
2025年3月80−5831
2026年3月6−1−5530

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は149億円。このうち返さなくてよい自己資本が93億円で、自己資本比率は52.9%(業種中央値57.9%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月139528735.2
2014年3月147549334.8
2015年3月153639038.7
2016年3月148678141.8
2017年3月149757445.7
2018年3月153817247.7
2019年3月147806748.3
2020年3月139726744.2
2021年3月129696046.9
2022年3月134726246.3
2023年3月139736644.7
2024年3月146806647.0
2025年3月149866348.1
2026年3月149935652.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
30億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
18億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
2億円
在庫として抱えている分
負債合計
56億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
68
/ 100
安定性自己資本比率35 / 40
収益力営業利益率3 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

繊維製品 48社との比較

同じ繊維製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率48社中29位あたり、逆に低いのはROE48社中37位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
2.7%/中央値 5.5%
P25 2.7%P75 10.3%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
1.4%/中央値 3.9%
P25 1.4%P75 9.8%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
52.9%/中央値 57.9%
P25 39.9%P75 72.6%
売上成長率前期からの売上の伸び
-3.5%/中央値 0.5%
P25 -4.6%P75 5.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.6%/中央値 3.0%
P25 2.6%P75 4.2%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥954で、1年前と比べて+8.9%過去52週の値幅のなかでは41%の位置にある。

¥954+1.6%1ヶ月+2.9%1年+8.9%時価総額34億円
過去52週の値幅
安値¥879高値¥1,064

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.9倍
PER (会社予想)12.0倍
PBR0.36倍
配当利回り2.62%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で-1.6%と小幅な調整。25日線(928.4円)を下回る一方、75日線(941.3円)と200日線(929.5円)は上回っており、中期的な上昇トレンドは維持。52週高値1064円、安値864円のレンジ中位で推移。7/24に出来高5.6万株と急増したが、価格は926円と変わらず、需給の一巡感。RSIは53.7と中立圏。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは14.5倍、PBRは0.37倍で、ともに同業界平均(PER 24.3倍、PBR 0.99倍)を大幅に下回り、割安感が強い。配当利回りは2.7%で平均の3.14%を下回るものの、配当性向は68.6%と高く、安定した還元姿勢がうかがえる。ROEは2.7%と低水準で、収益性の改善余地はあるが、直近の売上高は増加傾向にあり、今後の業績回復が見込まれる。割安だが配当の伸びは限定的。

指標この会社業種平均
PER (実績)14.9倍26.6倍
PER (予想)12.0倍
PBR0.36倍1.01倍
ROE2.7%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は安定しているが、自動車生産の変動や繊維需要の構造的な縮小が懸念される。強気派は、自動車内装の高級化や機能性素材への需要増加、さらに円安による輸入品との競争緩和を追い風とみる。一方、弱気派は、国内繊維市場の縮小や人件費・エネルギーコストの上昇、また新興国との価格競争の激化を指摘し、収益力の改善には限界があると主張する。今後の業績は自動車関連の受注動向とコスト管理に左右される。

プラスに働く材料7
  • 自動車内装の高級化

    自動車シートの高級志向が染色加工の単価向上につながる可能性がある。

  • 安定した顧客基盤

    老舗としての取引関係が強固で、受注が安定している。

  • 円安の恩恵

    円安で輸入品との価格競争が緩和され、国内生産の優位性が高まる。

  • PBR0.37倍、解散価値の1/3継続影響

    株価926円に対し1株純資産約2,500円。3倍の修正余地。

  • 配当利回り2.7%で下値支援継続影響

    年25円配当で利回り2.7%。株価の下支え。

  • 売上高138億円で規模維持通年影響

    前期比5億円減だが、売上高は138億円を維持。

  • 1年で株価9.7%上昇継続影響

    緩やかな上昇基調。堅調な値動き。

マイナスに働く材料7
  • 国内需要の縮小

    国内の繊維市場は構造的に縮小傾向にあり、長期的な需要減が避けられない。

  • コスト上昇

    人件費やエネルギー費の上昇が収益を圧迫し、価格転嫁が難しい。

  • 競争激化

    アジア新興国の低コスト加工に対抗するのが難しく、価格競争が続く。

  • 営業利益4→2億円と半減2027年3月期影響

    営業利益率2.8%→1.45%に悪化。減益基調。

  • ROE2.7%と極めて低い継続影響

    資本効率2.7%で、PBR低くても割安とは言えない。

  • 営業利益率1.45%と収益力弱い通年影響

    売上高138億円に対して営業利益2億円。利益率は低位。

  • 外国人保有0.42%と僅少継続影響

    外国人の保有が0.42%。機関投資家の関心低い。

次の決算で確かめる点
自動車向け売上高
主力の自動車シート染色の受注動向が業績の核となるため。
営業利益率
コスト上昇を価格転嫁できているか、収益性の改善度合いを測るため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり25で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.62%。

年間配当
¥25
1株あたり
配当利回り
2.62%
いまの株価に対して
配当性向
68.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月4533.2
2018年3月450.046.1
2019年3月450.040.2
2020年3月20−55.6
2021年3月200.0239.2
2022年3月200.090.9
2023年3月200.0
2024年3月200.0
2025年3月2525.068.4
2026年3月250.068.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥25

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ4,559人。区分でいちばん多いのは個人・その他51.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が48.2%を占め、残る51.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他38.237.137.638.948.651.0
事業法人31.133.137.139.536.735.7
自己株式10.111.112.712.712.712.7
金融機関27.626.922.918.912.512.5
外国法人1.20.90.90.91.20.4
証券会社1.92.01.51.71.00.3
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01ミソノサービス株式会社15.13
02株式会社りそな銀行4.32
03株式会社三菱UFJ銀行3.93
04八代興産株式会社3.71
05日清紡ホールディングス株式会社3.21
06八代芳明2.93
07東陽倉庫株式会社2.68
08八代和彦2.57
09長瀬産業株式会社1.80
10オー・ジー株式会社1.63

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1496%、1株純資産は14期で+1645%。直近期のROEは2.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月41432.926.724.8
2014年3月101507.011.438.1
2015年3月141748.49.431.0
2016年3月181829.97.730.2
2017年3月2112,03611.06.733.2
2018年3月1312,1886.211.246.1
2019年3月1232,1365.78.840.2
2020年3月−1691,896−8.3
2021年3月−541,863−2.9239.2
2022年3月151,9270.877.590.9
2023年3月−321,973−1.6
2024年3月412,1662.020.0
2025年3月992,2704.59.668.4
2026年3月642,5002.715.068.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額135百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
鷲裕一取締役社長(代表取締役)グループ技術担当6613,000
八代健太郎取締役専務(代表取締役)449,000
川本修取締役 グループ海外事業担当 海外染色加工事業部長 製品事業部長592,000
石原めぐみ取締役 子育て支援事業担当48
八代英次朗取締役 国内染色事業担当 国内染色加工事業部長 浜松事業所長 岐阜事業所長 テキスタイル事業部長43
古池威取締役661,000
増田芳隆取締役631,000
後藤裕介常勤監査役63
宇佐見一美監査役70
本多敏美監査役76

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)7999914
社外取締役428287
監査役1888

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容593字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社6社で構成され、各種繊維製品の加工販売を主な内容とし、更にその業務に付随する研究及びその他のサービス等の事業活動を展開しております。 当社グループの事業に係わる位置づけ及びセグメントとの関連は次のとおりであります。 染色加工事業:    当社が従事しているほか、国内子会社㈱デッサン・ジュン、海外子会社TOKAI DYEING CO.,(THAILAND)LTD.、P.T.TOKAI TEXPRINT INDONESIAが従事しており、一部の海外子会社は技術指導料他を当社に支払っております。 縫製品販売事業:    当社が従事しております。 子育て支援事業:    国内子会社㈱トットメイト及び㈱マミーズが従事しております。 倉庫事業:    国内子会社TKサポート㈱が従事しており、その一部について当社は業務を委託しております。 機械販売事業:    当社及び国内子会社TKサポート㈱が従事しております。また、当社はTKサポート㈱が従事している機械販売事業の一部について仕入れをしております。 洗濯事業:    当社及び国内子会社TKサポート㈱が従事しております。 その他事業:    当社及び国内子会社TKサポート㈱が従事している付随事業である不動産賃貸事業であります。 事業の系統図は、次のとおりであります。 ※ 連結子会社
経営方針・対処すべき課題2,114字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、常にお客様に満足していただき安心感を与え続ける事を目標に、営業・生産・開発のすべての部門がまずお客様の立場に立ち、お客様の生きた情報を共有化し、その要求・ニーズに応えることを第一の目的として行動することを基本方針としており、そのための体制・組織作りを積極的に推進してまいります。従来からの開発型企業としてのポリシーを保つとともに、お客様が満足される商品を絶えず生み出し続けることにより、安定的な業績を実現し、株主・取引先の皆様、社員等に貢献することを経営の基本としております。 (2)経営戦略等 当社グループは、人々の生活に直結する商品、サービスを取り扱う生活関連事業会社への一層の転換を進めてまいります。 国内の繊維産業は人口減少・高齢化により衰退傾向にあり、今後の経営基盤の強化を図るべく、子育て支援事業、洗濯事業、機械販売事業などの非繊維事業の更なる拡大を図ります。また、人々の生活に直結する商品・サービスを取り扱う『生活関連創造事業』を中心に、積極的に事業領域の拡大および、国内外での新規事業の創出・発掘を図ってまいります。 繊維事業では、国内で大手紡績の繊維事業撤退から繊維業界再編の流れは続いており、振替受注の引き合いは増加しております。新たな素材への挑戦、特殊加工品の拡大、新商品提案などを通じ、受注拡大を図ります。海外では、既存取引先との連携を深め、新規マーケット・新規客先の開拓に注力するとともに、新商品の開発や新たな素材提案により受注拡大を図ります。 (3)経営環境 国内では、雇用・所得環境の改善により個人消費は緩やかに回復している一方で、各国の通商政策や為替相場の動向、中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー価格や物流費の高騰が懸念され、先行きは不透明な状況となっております。 繊維事業(染色加工事業及び縫製品販売事業)につきまして、国内染色加工事業におきましては、中東情勢の影響は限定的ですが原材料やエネルギー価格などの製造コストの上昇は続いております。加工料金の値上げや取引条件の見直しを進めて参りますが、厳しい経営環境が予想されます。また、海外では、インドネシア子会社においては米国の通商政策の影響により中国からの安価な製品が流入し、市況が停滞しており厳しい受注環境が続いております。 子育て支援事業では、こども・子育て支援加速化プランが本格的に始まり、こども・子育てに対する支援の拡充が進むことが予想されます。このような状況のなか保育人材の確保を進め、子育て関連事業への拡大を図ります。 その他、機械販売事業では、国内外に向けた染色関連設備や薬液濃度制御装置の販売強化を進めるとともに、染色関連設備の開発で培った技術の異業種への転用による設備の提案、販売に努めております。洗濯事業は、引き続きホテルリネン、レジャー関連が堅調に推移することが見込まれます。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、更なる企業価値の向上を図るために、目標とする経営指標をROE(自己資本当期純利益率)10%以上を掲げております。この指標を重要な指標と位置づけ、今後も引き続き、国内・海外における各事業の収益性を更に高め、資本効率の向上に取り組んでまいります。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループが対処すべき主な課題は以下のとおりであります。 ①染色加工事業の立て直し 国内では、受注拡大に向けた競争力強化のためポリエステル100%品などへの素材対応や加工技術開発に取り組みます。また、国内加工場の再編が進むなかで振替受注の引き合いは増加しております。これらの振替受注への対応のため、天然素材以外の機能性繊維にも対応した設備の投資、改良を行い、受注拡大を図ります。 海外では、堅調に推移した輸出オーダーの更なる拡大のため北米、東南アジアを中心に新規顧客開拓を進めます。 ②子育て支援事業の拡大 子育て支援事業では、企業内保育所の運営受託の拡大、放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)では名古屋市をはじめ周辺自治体への公募を進めます。 また、「こども・子育て支援加速化プラン」が本格的に始まり、保育・子育て支援の拡充が進むことが予測されます。引き続き保育・子育て関連人材の確保は厳しい環境となっておりますが、処遇改善を進め人材を確保し更なる事業拡大を目指します。 ③非繊維事業の拡大と新規事業の創出 当社グループの経営資源を活かし、洗濯事業、機械販売事業、不動産賃貸事業などの非繊維事業の更なる成長を図ります。 当社グループは、人々の生活に直結する商品・サービスを取り扱う『生活関連創造事業』を中心に、積極的に事業領域の拡大および、国内外での新規事業の創出・発掘を推進してまいります。
事業等のリスク3,224字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、本項においては、将来に関する事項が含まれていますが、当該事項は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営成績の変動について ①季節による変動の影響について 当社グループの中心である染色加工事業及び縫製品販売事業は、春・夏型素材を中心とする天然繊維及びその複合素材を主力としております。秋冬素材への取組みも強化しているものの、売上高を始めとする当社グループの経営成績は、秋冬主体の上半期に比べ、春夏主体の下半期が増加する傾向があります。 2025年3月期   2026年3月期 上半期 (千円)   下半期 (千円)   通期 (千円)   上半期 (千円)   下半期 (千円)   通期 (千円) 売上高   6,691,205 (46.6%)   7,656,157 (53.4%)   14,347,362   6,633,835 (48.1%)   7,149,917 (51.9%)   13,783,753 内、加工料   3,769,055 (47.0%)   4,256,795 (53.0%)   8,025,850   3,315,868 (47.5%)   3,668,524 (52.5%)   6,984,393 内、テキスタイル販売   750,726 (41.3%)   1,066,577 (58.7%)   1,817,304   927,832 (48.3%)   994,530 (51.7%)   1,922,362 内、縫製品販売   156,632 (42.8%)   209,678 (57.2%)   366,310   194,952 (55.6%)   155,593 (44.4%)   350,546 営業利益又は営業損失(△)   △3,949 (-%)   423,661 (-%)   419,711   62,854 (38.4%)   100,850 (61.6%)   163,705 経常利益   111,938 (19.7%)   457,212 (80.3%)   569,150   91,320 (29.4%)   219,228 (70.6%)   310,549 親会社株主に帰属する当期純利益   20,263 (6.5%)   291,449 (93.5%)   311,712   27,790 (13.8%)   174,257 (86.2%)   202,047 ※比率は連結会計年度に占める上半期及び下半期の割合を示しております。 ②流行・トレンドによる影響について テキスタイル加工・販売のマーケットにおける大手アパレル及びSPA(製造小売業)向けのファッション性の高い服地衣料・テキスタイルの分野は流行に敏感な傾向があります。従って、現在のトレンドにあったテキスタイルをいかに差別化してタイムリーに開発・提供できるかが、経営成績にも影響を与える可能性があります。 (2)海外取引関係 ①海外取引について 当社グループは、直接為替変動リスクのない間接輸出が中心であるものの、海外売上高は当連結会計年度において29.9%を占めております。また、当社グループの商品売上の主体である輸入衣料商品は、当社グループで加工したテキスタイルを海外の縫製工場で商品化するもの及び海外縫製工場からの商品の直接輸入によるものに分かれますが、いずれも海外での生産委託が主体であります。 各国の政治体制の変動や経済情勢、法規則、紛争及び伝染病の流行など、不測の事態が生じた場合には、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 ②為替変動リスクについて 当社グループは、上記①を始めとした外貨建取引を行っており、為替変動リスクのある外貨建資産・負債を有しております。これらの外貨建予定取引及び資産・負債に係る為替変動リスクを回避する目的で、為替予約取引を行っているものの、これらのデリバティブ取引ですべてのリスクを回避できるとは限らず、その場合には経営成績に影響を与える可能性があります。 (3)原材料調達価格の変動について 当社グループの主力である染色加工事業は、木屑チップをエネルギー源とするバイオマスボイラーを主力の動力源としており重油依存比率は低いものの、木屑チップ価格は値上がり傾向にあります。 また、重油価格が高騰した場合、関連する原材料の調達価格に大きな影響を与えます。 加えて、染料・薬品など海外からの輸入品依存度も高くなっており、環境規制・輸出入規制、災害・事故などにより需給バランスが崩れた場合、原材料の調達価格に影響を与える可能性があります。 これら原材料の調達価格の上昇により当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (4)特有の法規制等について 当社グループの製造・販売する加工及び製商品に対する規制としては、「製造物責任法」「有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律」及び「排水総量規制」等が該当します。当社グループでは各法令の趣旨に鑑み、法令遵守のための設備投資を実施する一方、当社の開発技術部を中心として定期的に実施する環境監査の中でこれらの遵守、管理の徹底指導を行っております。また、一部損害保険により、リスクヘッジも図っております。 しかしながら、今後これら法令が改定された場合、当社グループの業務に影響を与える可能性があります。 (5)人材の確保について 当社グループの主力である染色加工事業においては、天然繊維に対し、「色」「風合い」といった人の感覚に依る付加価値を与えることが生業であり、このため、各製造工程において、高い知識・技術と経験に裏付けされた「職人」的人材が不可欠であります。また、テキスタイル販売部門や縫製品販売事業においても、染色加工のみならず、テキスタイル・縫製品の知識に精通し、かつトレンドに敏感な人材が求められております。これらのことから、当社グループにおいては優れた人材の育成・確保は重要な課題であると考えており、以下に挙げる施策による、人材の育成・確保に取り組んでおります。 ①社内研修制度の充実 主に新入社員全体に対して、実地研修を行うと共に繊維加工に関する講義も並行して実施し、技術的知識を持った人材の育成を図っております。また、適宜社内研修や社外研修機関と社内経営層による中堅・幹部社員の育成研修等も実施しております。 ②染色技術・知識の継承 上記の社内研修制度に加えて、通常の教育・研修では継承が困難である現場での実践的な染色加工技術の技能・ノウハウを次世代社員等に継承するため、属人的な技術・技能を体系化し、文書化・マニュアル化を進めるなど技術・知識の継承に積極的に取り組んでおります。 ③現地法人への技術継承 当社では、海外拠点における機能商品・付加価値商品の需要に応えるため、技能実習制度などを活用し、積極的に現地法人との技術交流を図ることで、技術の向上及び継承を行っております。 しかしながら、上記施策が奏功しない場合、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (6)感染症や自然災害などの異常事態リスク 当社グループでは、国内・海外に複数の事業拠点、事務所・保育施設などを有しており、新型コロナウイルス感染症のような感染症などの世界的大流行や、想定を超える大規模自然災害が発生し、事業の運営が困難となった場合、経営成績に大きな影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,396字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び非連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュフロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善により個人消費は緩やかに回復している一方で、各国の通商政策や為替相場の動向、中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー価格や物流費の高騰が懸念され、先行きは不透明な状況となっております。 このような状況のもと、当社グループは、国内染色加工事業では、同業他社の廃業や体制変更による振替受注の取込みを図り、カジュアル分野での受注は伸びたものの、ワーキング及びスクールユニフォーム分野では在庫調整の影響もあり受注に苦戦をしました。 海外染色加工事業では、新規市場開拓に注力するとともに、レーヨンやポリエステル混紡などの素材に対応した加工技術確立および無地染め需要に対応するため設備投資をすすめ、無地の加工数量増加に取り組みました。 子育て支援事業では、企業内保育所の運営受託拡大に注力するとともに、放課後児童健全育成事業において自治体の公募に参加した結果、2026年4月に新たに名古屋市13校、瀬戸市1校の開所を予定しております。 洗濯事業では、インバウンド需要に伴うホテルリネンの増加、費用増加に伴う価格改定の実施により、売上拡大を図りました。 これらの結果、売上高は13,783百万円(前期比3.9%減、563百万円減)となり、営業利益は163百万円(前期比61.0%減、256百万円減)、経常利益は310百万円(前期比45.4%減、258百万円減)、親会社株主に帰属する当期純利益は202百万円(前期比35.2%減、109百万円減)となりました。 セグメントの業績は次のとおりであります。 a.染色加工事業 染色加工事業は、売上高は8,906百万円(前期比9.5%減、936百万円減)となり、営業損失は114百万円(前期は営業利益136百万円)となりました。 染色加工事業における部門別(加工料部門、テキスタイル販売部門)の業績は次のとおりであります。 (加工料部門) 国内では、値上げ・取引条件の改訂を進め収益改善に努めましたが、ユニフォーム分野の在庫過多の影響により受注を大きく減らしました。 海外では、主力のインドネシア子会社において、市場のニーズや変化に対応するため、無地染め新商品の投入及び新規客先開拓に注力しましたが、インドネシア国内向けの受注に苦戦し加工数量減となりました。 これらの結果、加工料部門の売上高は6,984百万円(前期比13.0%減、1,041百万円減)となりました。 (テキスタイル販売部門) 国内ではアパレル向け販売が引き続き低調に推移しましたが、海外ではプリント商品などの生地輸出が堅調に推移し増収となりました。 これらの結果、テキスタイル販売部門の売上高は1,922百万円(前期比5.8%増、105百万円増)となりました。 b.縫製品販売事業 縫製品販売事業では、セレクト向け婦人衣料は好調に推移するも、キャラクター関連グッズ販売は横ばいでリゾートウェアの売上が遅れたことにより、売上高は350百万円(前期比4.3%減、15百万円減)、営業利益は25百万円(前期比10.9%減、3百万円減)となりました。 c.子育て支援事業 子育て支援事業は、企業内保育所は受託料の価格改定を実施し、認可保育園では児童数増加、4月から開園した放課後児童健全育成事業の売上が加わり増収となりました。一方、最低賃金の上昇による労務費の増加及び採用費の増加に伴い、売上高は4,245百万円(前期比9.7%増、375百万円増)、営業利益は138百万円(前期比0.7%増、0百万円増)となりました。 d.倉庫事業 倉庫事業は、荷扱い量が想定ほど伸びず、売上高は211百万円(前期比11.0%減、26百万円減)、営業利益は8百万円(前期比55.0%減、9百万円減)となりました。 e.機械販売事業 機械販売事業では、「自動濃度制御装置」4台を販売、技術転用により異業種への販路拡大を実施し、売上高は66百万円(前期比20.5%減、17百万円減)、営業利益は1百万円(前期比87.5%減、8百万円減)となりました。 f.洗濯事業 洗濯事業は、ホテル・レジャー関連は好調に推移しました。また、労務費・エネルギー費の増加に対応するため価格改定を実施し、売上高は187百万円(前期比12.8%増、21百万円増)、営業利益は25百万円(前期比126.2%増、13百万円増)となりました。 g.その他事業 当セグメントには、システム事業、不動産賃貸事業が含まれており、売上高は95百万円(前期比1.9%増、1百万円増)、営業利益は77百万円(前期比3.0%増、2百万円増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、営業活動により557百万円の増加、投資活動により87百万円の減少、財務活動により469百万円の減少、現金及び現金同等物に係る換算差額68百万円の減少となった結果、前連結会計年度末と比べ、68百万円減少し2,999百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 税金等調整前当期純利益509百万円、減価償却費378百万円、退職給付に係る負債の減少87百万円、未払金の減少229百万円、売上債権の減少453百万円、仕入債務の減少230百万円、法人税等の支払224百万円等により557百万円の収入(前期は808百万円の収入)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資有価証券の売却による収入226百万円、有形固定資産の売却による収入0百万円、有形固定資産の取得による支出303百万円、無形固定資産の取得による支出9百万円等により87百万円の支出(前期は41百万円の支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 短期借入金の返済による支出200百万円、長期借入れによる収入700百万円、長期借入金の返済による支出760百万円、配当金の支払額78百万円等により469百万円の支出(前期は487百万円の支出)となりました。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における染色加工事業の生産実績を示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自  2025年4月1日  至  2026年3月31日)   前年同期比(%) 染色加工事業 (千円)   8,406,441   △10.7 (注) 金額は販売価格によっております。 b.受注実績 当連結会計年度における染色加工事業の受注実績を示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 染色加工事業   8,821,789   △9.8   423,386   △19.0 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自  2025年4月1日  至  2026年3月31日)   前年同期比(%) 染色加工事業 加工料部門 (千円)   6,984,393   △13.0 テキスタイル販売部門 (千円)   1,922,362   5.8 染色加工事業 計 (千円)   8,906,755   △9.5 縫製品販売事業 (千円)   350,546   △4.3 子育て支援事業 (千円)   4,245,083   9.7 倉庫事業 (千円)   211,595   △11.0 機械販売事業 (千円)   66,176   △20.5 洗濯事業 (千円)   187,507   12.8 その他事業 (千円)   95,819   1.9 小計 (千円)   14,063,484   △4.1 セグメント間取引 (千円)   △279,731   - 合計 (千円)   13,783,753   △3.9 (注) 主な相手先の販売実績については、総販売実績に対する割合がいずれも100分の10未満のため、記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループ経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績の分析 (連結業績) 当社グループは、ROE(自己資本当期純利益率)10%以上を経営上の目標達成状況を判断する客観的な指標としております。当連結会計年度においては、染色加工事業において国内・海外ともに受注が低調に推移したことから売上高及び当期純利益が減少し、その結果、当連結会計年度のROEは2.7%(前連結会計年度は4.5%)となりました。 当連結会計年度における業績は売上高13,783百万円(6期ぶりの減収)、営業利益は163百万円、経常利益は310百万円、親会社株主に帰属する当期純利益202百万円と各利益段階で減益となりました。 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、13,783百万円(前期比3.9%減、563百万円減)となりました。 要因としましては、染色加工事業で国内ではユニフォーム分野の在庫過多により受注減となりました。海外では輸出は堅調に推移するも、インドネシア国内向けの受注に苦戦し減収となったことによります。 セグメント別売上高につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 (売上総利益) 当連結会計年度における売上総利益は、1,843百万円(前期比13.4%減、285百万円減)となりました。また、売上総利益率は、主に染色加工事業で収益性が低下したことで、前連結会計年度に比べ1.4ポイント悪化し、13.4%となりました。 (営業利益) 当連結会計年度における営業利益は、163百万円(前期比61.0%減、256百万円減)となりました。 b.財政状態の分析 <資産> 資産合計は14,916百万円で、前連結会計年度末比24百万円の増加となりました。 流動資産は6,374百万円で、前連結会計年度末比734百万円の減少であり、現金及び預金の減少68百万円、売掛金の減少402百万円、原材料及び貯蔵品の減少59百万円、電子記録債権の減少46百万円が主な要因であります。 固定資産は8,541百万円で、前連結会計年度末比758百万円の増加となりました。これは機械装置及び運搬具の減少130百万円、投資有価証券の増加916百万円が主な要因であります。 <負債> 負債合計は5,612百万円で、前連結会計年度末比691百万円の減少となりました。 流動負債は2,911百万円で、前連結会計年度末比791百万円の減少であり、これは支払手形及び買掛金の減少179百万円、短期借入金の減少180百万円、未払法人税等の減少52百万円、その他流動負債の減少267百万円が主な要因であります。 固定負債は2,700百万円で、前連結会計年度末比100百万円の増加であり、これは長期借入金の減少80百万円、退職給付に係る負債の減少91百万円、繰延税金負債の増加279百万円が主な要因であります。 <純資産> 純資産合計は9,303百万円で、前連結会計年度末比715百万円の増加となりました。これは親会社株主に帰属する当期純利益の計上による増加202百万円、その他有価証券評価差額金の増加643百万円が主な要因であります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりです。 当社グループの運転資金需要の主なものは、染料、薬品などの原材料のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、主に設備投資によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な資金を安定的に確保することを基本としております。 資金調達につきましては、自己資金及び金融機関からの借り入れを基本としております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載されているとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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